上条「王様ゲームって、あのエロいゲームのことか?」 (131) 【現行スレ】


【男子トイレ】

青ピ「うん。そのエロいゲームこと。みんなでやろうや」

上条「やろうや、って言われても……、無理だろ」

青ピ「なんで?」

上条「吹寄や姫神をどう説得するんだ?」

青ピ「そこは……、カミやんが頑張ってや」

上条「俺任せかよ! 無理だって!」

青ピ「そこをなんとか!」

上条「吹寄にぶっ飛ばされる未来しかみえねぇよ!」


上条「普通にクリスマスパーティーすればいいだろ」

土御門「女子とクリスマスパーティーしてるって時点でそこそこ楽しいぜい」

青ピ「そこそことか! ええか、世間ではみんなこの時間エロいことやってんねんで! ボクら以外みんな! 全員や!」

上条「んな訳ねーだろ。被害妄想も大概にしろよ」

土御門「っか、パーティーの途中で3人一斉に連れションなんて悪巧みの相談してきたのバレバレだにゃー」

上条「そうそう。トイレから帰ってきて、いきなり『王様ゲームしようぜ』なんて言い出したら変な空気になるのが目に見えてるし」

青ピ「チャレンジしてみる価値はあると思うねん」

上条「ねーよ!」


青ピ「……12月1日。ボクがクリスマスイブにパーティーしようや、ってクラスのみんなに声かけたとき……、何人参加するって言ってた?」

上条「……15」

青ピ「15人やな。これは盛大なパーティーになるわと思って胸躍らせたもんや」

青ピ「……で、1週間後。レンタルルームを借りる予約するから改めて確認したとき、何人なってた?」

上条「……11」

青ピ「サッカーチーム作れるな。クリスマスイブにサッカーっていうのもオツなもんや。まあ、ええわ。何人かキャンセルでるのは仕方ないと思ってた」

青ピ「……で、そのまた1週間後。何人になってた?」

上条「……9」

青ピ「野球チーム作れるな。ボクは来てくれる8人のために犠牲バントをしようって心に決めてた」

青ピ「盛り上がるゲームも調べたし、小道具もいっぱい作った」

青ピ「今着てるサンタの衣装だって自作やで」

上条「……女物じゃん、それ」

青ピ「みんなが笑ってくれるかな、と思ってあえてや」


青ピ「この衣装作ってるとき楽しかったわ。高校生なっても彼女できひんかったな……、って考えんでもすんだしな」

上条「…………」

土御門「…………」

青ピ「……で、今日。12月24日。参加者……何人や?」

上条「俺と青ピと土御門と……」

青ピ「うん。ボクら3人と?」

上条「吹寄、姫神……だけ。5人」

青ピ「じゃあ、もう王様ゲームしかないやろ!!」

上条「や、そうはならねーよ!?」


青ピ「なんでわかってくれへんねん!」

上条「言っちゃ悪いけど、吹寄も姫神もパリピ感ゼロだぞ?」

土御門「あの2人が『王様ゲーム、いぇーい!』って言ってる姿は想像つかないぜよ」

青ピ「ボクはクリスマスにちょっとHな思い出がほしいねん!」

上条「帰ってエロ動画でも探してろよ」

青ピ「…………」

上条「いじけるなよ。お前が盛り上げようと努力してることは伝わってるぜ? その衣装で登場したとき、吹寄も姫神も笑ってたじゃん(鼻で)」

青ピ「ボクが異性を意識しだしたのは10歳の頃やった……」

土御門「なんか語り始めたぜよ」


青ピ「それが、モテないペナントレース連続最下位の始まりやった……」

青ピ「来る日も来る日もモテへんかった」

青ピ「気がつけば、今年で7年連続モテないペナントレース最下位や」

青ピ「周りを見渡せば、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる義妹がおる奴がおって、片やもう一人はロリっ娘シスターと同棲……」

上条「ロリって言うな」

青ピ「ボクには……、ボクにはなんもないねん!」

土御門「……っ」

上条「おい! 土御門。お前なに目を潤ませてんだ? どこに泣くところがあった?」


青ピ「ボクの今年一番エロかったエピソード聞いて?」

上条「うん」

青ピ「あ、尋ねてくれる?」

上条(めんどくせぇな、コイツ)

上条「えーと。青髪ピアス君の今年一番エロかったエピソードを教えてください」

青ピ「夏休みの補習を受けてたときの話や。カミやんが入院してたときな」

青ピ「イタリアのフィレンツェの話になってん。そのとき、小萌ちゃんが、あの舌足らずな口調で! 小萌ちゃんがっ!」

青ピ「『フェラガモ』って言ってん」

上条「うん、それで?」

青ピ「おしまい」

上条「え? それだけ?」

土御門「そんなこと、そんなことあっていいはずがないぜよ。一年間だ! 一年あればもっと他にあるはずだぜい」

青ピ「それがないねん。昨日ベッドの中で2時間くらい考えたけど、『フェラガモ』が一番やってん」

土御門「うわあああああぁぁぁ!!」

上条「ガチ泣き!?」


上条「まあ、人生そういうときもあるだろ。部屋に戻ろうぜ」

土御門「カミやんに人の血が流れてるとは思えないぜよ」

上条「そこまで言うか?」

青ピ「味の抜けたガムみたいな一年やった。ボクはSランクドリームランカーとして、数々のエロい『インディアンボーカー』を
作ったけど、現実のボクはこんな感じやねん」

土御門「現代のマザーテレサだにゃー」

上条「お前の周りにその発言でブチキレる奴、山ほどいるぞ?」

青ピ「やっぱり神様なんていなかったね」

上条「うるせぇよ!」

続けて?

やだ


青ピ「じゃあ、『フェラガモ』を1ムラムラとします」

上条「は?」

青ピ「カミやんが体験した今年一番エロかったエピソードは何ムラムラ?」

上条「なんでそんこと発表しなきゃいけないんだよ」

青ピ「内容は言わんでええわ。何ムラムラかだけ教えて」

上条「何ムラムラとか言われてもなぁ……」

青ピ「…………」

上条「…………178ムラムラ?」

土御門「うわぁぁぁぁぁ」

青ピ「ボクの178年分やんけ!」


青ピ「なんでこんな差がついてしまってんやろ……」

青ピ「出会った頃は、3人とも目くそ鼻くそ耳くそやったのに……」

上条「そんな自虐しなくても……」

青ピ「『ボクら三人、同年、同月、同日に生まれることを得ずとも、同年、同月、同日に童貞を捨てることを願わん』って誓い合ったのにな……」

上条(そんな誓いやってたのかよ。かなりイタイな、記憶なくす前の俺)

土御門「じゃあ、同年、同月、同日に200ムラムラ出すしかないな」

青ピ「えっ……?」

土御門「王様ゲームで思い出を作るか、3人で……な?」

上条「決め顔で訳わかんないこと言ってんじゃねーよ。あと勝手に俺を数に入れるな」


土御門「吹寄と姫神のどちらかが首を縦に振れば、もう片方は自動的に参加すると思うぜい」

上条「どちらかが首を縦に振れば……な。んなこと無理だって最初から言ってるだろ」

土御門「俺たち二人ならそうかもしれないにゃー。でもぉ? カミやんならー?」

上条「どうにもなんねぇよ!」

土御門「カミやんがゲスやんモードになれば可能だにゃー」

青ピ「そんな第2形態があったんか!」

上条「当の本人が初耳だよ!」


青ピ「でも、どうやったら『カミやん』が『ゲスやん』になるん?」

土御門「今から魔法がかけるぜい」

上条「やってみろよ」

土御門「そうそう。カミやん、話は変わるんだけど――」

上条(なんだ、その入り)

土御門「インデックスは今、どこに居るんだ?」

上条「教会だろ? ってか、お前は参加しなくていいのかよ」

土御門「?」

上条「クリスマスミサがあるんだろ? イギリス清教の」

土御門「そんなのは聞いてないぜよ(嘘だけど)」

上条「えっ……」


上条「夕方にステイルが迎えに来て、クリスマスミサがあるからって……」

土御門「知らないぜよ(嘘)」

上条「そんなはずは……」

土御門「男と女がクリスマスイブに二人きりか……」

上条「……!!」

土御門「インデックスがおしゃれしてたり、そわそわしてる様子はなかったかにゃー?」

上条「そういえば……」

上条「ちょっと、用事を思い出した」

青ピ「えっ! カミやん!?」

上条「あっ、インデックスは携帯持ってねぇ。そうだ、土御門。ステイルの携帯の番号を教えてくれ」

土御門「ステイルも携帯持ってないにゃー」


上条「くそっ。なんとか二人の居る場所を……」

土御門「ステイルは見た目はアレでも結構、紳士だぜい。インデックスを騙して……なんてことは絶対しないぜよ」

上条「うっ……」

土御門「まあ、そうなると……、合意の上でクリスマスイブに出かけたってことになるけどな」

上条「合意の上で……」

土御門(今だ、あのコピペだにゃー)


  / / /// ./ /  /j  / // 〃!|| | ||ll| | | ヽヽ ヽ   |     |       |,  -──- 、    /
  i  l l l l ll  l /!.| ,! / | /゛!゛"゛"゛"゛ll| | |  !㍉ヾ゛r、,__.l  ,. -‐''´?`ーァ'"´        ヽ、/
  l  !. | | | |l  | || li |/| l| ! |     l! ! | |  |ミミヾ,| .l7lー‐- 、                __/
    | | | | |l  l. _lki'l |! l! l+-l、_  ,j l/,!.l  |三ニ、jイ l l三ヽ |             r'´        _
    l i l l lヽ, i´ !_i!ヽl l l!   __ `メノl !l !  |=、ニ/ ! l/ヽ== 、-‐'"´??`ヽ、   /        /
       ヽヽ ヽ ヽ,r=ミ !    ,. ==ミ、 /// j l、 }彡r'、\ \ l㍉、?`丶、    \ /         |
  ,. -─-、ヽヽヽヽ!::::::::: , /    ::::::::::: `/// //'∠ !_{,l、 \ヽヽ, |  !l?`ー-、`ヽ 、 /  __         l、
/,r‐,=≧--‐'´__.',     ___      /ノ/ //´ヽj \??二>‐、-!!,_   \ r'´ /ヽ l        | l
/rチ'"´ _,ィャヶ'´rt‐\.  l'´ !    ///./  /   lヽ/'´?  | ヽ,  `ヽ、 \‐'   } |   r !  lノ l
/_,.ィ=彡/   l !   \ ー'       /  /  /  //      l、 ヽ,    \ ヽヽ  lノ   / 」/  ヽ

12月24日の午後9時から翌25日の午前3時までの6時間は
1年間で最もセ○クスをする人の多い「性の6時間」です。

貴方の知り合いや友人ももれなくセ○クスをしています。
普段はあどけない顔して世間話してるあの娘もセ○クスをしています。
貴方が片想いしているあの綺麗な女性もセ○クスをしています。
貴方にもし年頃の娘さんや姉・妹がいて、いま家にいないのでしたら間違いなくセ○クスしてます。
貴方と別れたあの娘も貴方がその娘にやってきたことを別の男にやられています。
貴方の将来の恋人や結婚する相手は、いま違う男のいちもつでヒィヒィ言っています。



上条「…………」



上条「インデックスとステイルが今頃……?」


……
…………
………………


【上条当麻の妄想】


インデックス「んっ……ちゅ、ん……っ、ふっ」

インデックス「ちゅ、んんっ……。キス、上手すぎるんだよ……」

ステイル「上条当麻よりも……かい?」

インデックス「とうまとはそういう関係じゃないんだよ」

ステイル「へぇ……。それじゃ上条当麻は不能なのかもしれないね」

インデックス「不能……? ってなに?」

ステイル「役立たずってことさ」

インデックス「むっ……。とうまはいい人だから悪く言わないで欲しいかも」

ステイル「ああ。それは悪かった。確かに上条当麻は『いい人』だな。ははは」


インデックス「やっぱり、とうまのことをバカにしてるように聞こえるんだよ」

ステイル「ずいぶんと庇うんだね。もしかして好きなのかな?」

インデックス「好きか嫌いかで言えば好きなのかも……」

ステイル「僕よりもかい?」

インデックス「すているへの好きととうまへの好きは意味が違うんだよ」

ステイル「どう違うんだい?」

インデックス「すているのことは……男の人として好き、なんだよ」


インデックス「それにとうまがすているよりキスやエッチが上手いとは思えないんだよ」

ステイル「どうして?」

インデックス「だって、とうまは……童貞、なんだよ」

ステイル「ははは、それは仕方ないね」

インデックス「きっと、盛り上がる前に果てちゃうんだよ」クスッ♪

ステイル「それは興ざめだ」ずずっ

インデックス「んん……っ。あっ……全部、きたぁ……っ」

ステイル「童貞でこの締まりを体感したらひとたまりないだろうね」ズプッ、ズプッ

インデックス「やっ……、ゆっくりぃ……ひゃぁ……っ」


………………
…………
……


上条「『とうまだったら挿れる場所すらわからないんだよ』」ブツブツ

土御門「カ、カミやん? ちょっと悪ふざけが過ぎたぜよ。すまん。帰ってこーい」

青ピ「とりあえず、三角座りやめよ? カミやんここ、トイレやし」

上条「合意の上で……、俺のことをダシに盛り上がって……」ブツブツ

青ピ「どうすんねん。カミやんめっちゃテンション下がってるやん」

土御門「まさか、ここまで落ち込むとは思ってなかったにゃー……ん?」

青ピ「カミやんが帰ったら、姫神も帰りそうで怖いねん。姫神帰ったら吹寄もセットで帰るやろうし。最悪、ボクと2人しか残らへんってことになるで」

土御門「あのカミやんの目を見ろ。ゲスやんのお目覚めだぜい」

上条「はぁ……。やるか……」

青ピ「え?」

上条「王様ゲーム。やるか……」

青ピ「ホンマに!?」

上条「同居してるロリっ娘シスターが寝取られてるのにおずおず家に帰れる訳がねーだろ!」

青ピ「自分でロリっ娘シスター言うてるやん! 否定してたのに! それになんの話やねん」


青ピ「それじゃあ、王様ゲームしに部屋戻ろうや。実はもう割り箸の用意できてんねん」

上条「待てよ。サイン決めるぞ」

青ピ「サイン? コサイン?」

上条「サイン決めとかないと事故が起きるだろ?」

青ピ(普段のカミやんやったら、どんなしょーもない小ボケでも拾ってくれるのに。寂しい!)

土御門「事故ってなんだにゃー?」

上条「事前に番号が分かってないと男と男でなんてことが起きる可能性があるだろう?」

青ピ「それって、ズルなんやないの……?」

上条「お前、王様ゲームナメてんのか? お遊び気分でやるんなら別のゲームにしろ」

青ピ「えぇ……。お遊びちゃうの、王様ゲームって?」

上条「できるだけ不自然じゃない方法がベストだ。サインは王様が決まった後の第一声でだな――」



導入部おしまい。
次回以降は安価で王様ゲーム編ということで。
クリスマスネタなのにクリスマスなんてとうの昔に過ぎちゃったよ。

まだー?

はよう


【レンタルルーム 2F-4】

ガチャ

青ピ「おまたせー、ってなに帰る準備してんの!?」

吹寄「もう帰ろうかなって。ってゆうか、あたし達何分放置されてたと思ってんの?」

青ピ「それはホント申し訳ない。こんなに長引くとは思わんかって」

吹寄「そもそも、3人でトイレへ行ってなにしてた訳?」

青ピ「それは……えーと、まあ、その話は置いといて。そうや! 王様ゲームでもしようや!」

吹寄「死んでもイヤ」

青ピ「死んでもイヤ……かぁ。そっか……」

青ピ(カミやん、どうしよ?)アイコンタクト

上条(最悪のパス出してきやがった!)


吹寄「とにかく、王様ゲームなんて絶対しないし、もう帰るわ」

青ピ「ちょっと、待って!」

上条「…………」

吹寄「……? 上条?」

上条「姫神……」

姫神「!?」

ドンっ!

上条「いいから脱げよ」

青ピ(か、壁ドンや~!)

土御門(リアルでやる奴はじめて見たぜい)

姫神「ぬ。脱ぐ? え? えぇーー!?」

上条「脱げよ……。コート」

姫神「……コート? あっ。コートか」

姫神(それにしても。上条君の顔が近い顔が近い顔が近いっ)ドキドキドキ


吹寄「ちょっと! 上条! 貴様、姫神さんに近づきすぎでしょ!」

上条「吹寄も早く脱げよ」

吹寄「脱がないわよ!」

吹寄「あたし達は帰るって決めたの!」

上条「まあ、帰りたかったら帰ればいいんじゃね?」

青ピ(えっ! それは困る!)

上条「ただし……」

ぐいっ

上条「お前は残れよ」ボソッ

姫神「ふにぁ!!」

吹寄「だから、姫神さんの耳元でしゃべるな!」

青ピ(カミやん、いけ好かない少女マンガのヒーローみたいや!)


上条「お前がでかい声でしゃべるから、聞こえるように配慮して話してるんだろうが」

吹寄「だからって、姫神さんの耳元でしゃべる理由にはならないでしょ!」

上条「とにかく。姫神は残るらしいから帰るなら1人で帰れよ」

姫神「私そんなこと一言も……」

上条「残れよ」

ドンっ!

青ピ(また壁ドンキター!)

土御門(追い壁ドンだぜい。こんなの連続でやっていいものなのか!?)

姫神「う。うん……。残る」ポー///

土御門(連続でやってもよかったぁ。しかも効果バツグンだぜい)

青ピ(なんでもアリやん。王様やん。王様ゲーム始める前から、カミやんすでに王様やん)


姫神「せ。せっかくだし」

吹寄「うっ……。姫神さんが言うのなら……」

土御門(吹寄が姫神を放って帰るはずがないにゃー。2人を残すには姫神の首を縦に振らすだけでよかったのか)

上条「じゃ、そういうことで。青ピ、割り箸は?」

青ピ「うわぁん。王様ゲームを成立させてくれたのは嬉しいけど、さっきからボクのDNAが『コイツ敵』って叫んでるわ! はい、これ割り箸」

吹寄「残るけど、王様ゲームをするとは一言も言ってないんだけど!」

姫神「ところで。王様ゲームってなに?」

えっ……?

姫神「『船長さんの命令です』みたいなの?」

上条「……うーん。それな!」

青ピ「説明するのめんどくさなってるやん」

姫神「私。小学校とかほとんど通えなかったから『船長さんの命令です』に憧れてたの」

しーん……。

青ピ(いじりにくい過去ぶっ込んできたな……)

上条「姫神は王様ゲーム処女なんだな」

青ピ(カミやんがもっとぶっ込んできた!)


吹寄「上条! 貴様今日はどこかオカシイ――」

上条「じゃあ、チュートリアルとして、姫神が王様を引いたって体(てい)で始めようか。みんな番号の割り箸引いて」

青ピ(さっきのカミやんの処女発言。あれがカミやんのいう『種まき』やねんな)

土御門(こんな最初の段階から、下ネタの命令を言いやすくする空気を作り始めたのか……。恐ろしい男だぜい)

姫神「それで。どうするの?」

上条「番号を言って、命令をするんだ。『最初に言った番号がする人』、『次に言った番号がされる人』」

姫神「命令って言われても。なにを言えばいいのかわからない」

上条「なんでもいいんだよ。たとえば1番と2番が……」

土御門「オレだ」

青ピ「ボク2番!」

上条「『ほっぺにちゅーする』とか」

土御門「できるか!」


上条「男同士で面白いからいいじゃん。それにこれ、チュートリアルだし」

土御門(カミやん、いきなり男同士でちゅーは……)という目

上条(いいからやれ!)という目

土御門(いや、それでも……)という目

上条(俺たちがハードルを下げないで誰が下げるんだよ)という目

土御門(や、俺たちって、カミやん見てるだけだにゃー)という目

上条(さっさと、やれって!)という目

青ピ「目だけでどんだけ会話すんねん!!」

姫神「えっ?」 

吹寄「なに、突然大声で……」

青ピ「ボクがめちゃめちゃ引かれてるやんけ。ボクがヤバい人みたいになってるけど2人やからな、おかしいの!」



土御門「じゃ、じゃあいくぜい」

青ピ「や、優しくな……」

上条「やかましい!」

姫神「わっ。わっ。わわ。本当にやるの!? わっ」

チュッ

上条「と、まあこんな感じ。わかったか?」

姫神「う。うん」

上条「じゃあ、始めようか『王様ゲーム』を……な」ギラリ




上条「割り箸引いて~」

青ピ「ほいほい」

姫神「うん」

吹寄「……気が進まない」

土御門「王様だ~れだ?」

上条「あっ、俺だ」

青ピ(サインを出すタイミング、今や!)



【回想・男子トイレ】


上条「できるだけ不自然じゃない方法がベストだ。サインは王様が決まった後の第一声でだな……『第1音目の行で伝えるんだ。あ行なら1番。か行なら2番。さ行なら3番。た行なら4番』だ」

青ピ「ん? ドユコト?」

上条「つまり、「王様だ~れだ?」のあと、「『あ』ーマジか」とか「『お』う様引けなかったー」って言えば1番を引いたというサインになる」

土御門「なるほど。じゃあ、「『カ』ミやんが王様かぁ」って言えば2番ってことか」

上条「そういうことだ。1番は『ああっ』とか『おお!』の感嘆詞を入れれば自然でかつ、バリエーションが多い」

上条「2番のか行はが行も含めていい。ざ行、だ行も同様だから各10音になる」

青ピ「あれ? なんかガチすぎひん?」

上条「お前がやりたいって言い出したんだろうが!」

青ピ「そやけども……」


上条「この方法のメリットは、王様が決まった後のわいわい話しても違和感がない時間にサインを送れるところだ。そして、言葉は10音の中から散らしていけばまず気づかれない」

青ピ「カミやん、ボクの知らんとこで王様ゲームやってた?」

上条「王様はサインに耳を澄ましていても、命令を考えるという仕事があるから黙って不自然じゃない」

土御門「女子が王様を引いたときはどうするんだぜい?」

上条「そのときはガチだ。100%操作できる方法はむしろ欠陥だ」

土御門「なるほど。ときにはガチというランダム性が怪しさを隠すんだな」

上条「ああ。それに女子の番号もわからない。だからこそガチな感じがだせる」

青ピ「あれカイジかな。これ『賭博黙示録カイジ』やないねんで?」


上条「あとは、俺が下ネタを言っても反応するな。空気作りの『種まき』だから」

青ピ「なにそれ?」

上条「そうだ、青ピ。スマホにAV入ってるだろ?」

青ピ「決めつけんなや! 入ってるけど」

上条「借りるぞ。空気作りは二重三重にしないと効果が薄い」

青ピ「空気作りって、トラップを仕掛ると同意語やったけ?」

青ピ「ってか、大丈夫なん? うまくいくもんなん?」

上条「ふっ。王様ゲームはな、アルコールの力を借りる奴は三流、話術だけで持って行ってようやく二流、一流は……。よし部屋に戻るか」

青ピ「思いつかんかったんかい!」


【回想おわり】




土御門「王様だ~れだ?」

上条「あっ、俺だ」

青ピ「『い』きなりかい!」

土御門「『さ』いしょだから、ゆるい命令で頼むぜい」

上条「…………」

姫神「わぁー」

吹寄「むぅ……」

上条「そうだな。最初だしな。……じゃあ、」



A 「手をつなぐ。(恋人つなぎ可)」

B 「肩を揉む。(ゆらせ)」

C 「おでことおでこでごっつんこ」



【ルールおさらい】

○「王様だ~れだ?」の後の上条、土御門、青ピの最初の発言が、
あ行……1番
か行・が行……2番
さ行・ざ行……3番
た行・だ行……4番
のサイン。


○最初の番号がする人、次の番号がされる人




(番号)
・1~4の中から数字を2つ。

(命令)
・A~Cの中からアルファベットを1つ。



41B
王様にっていう選択肢はないの?

カミやんがガチすぎて笑う


(結果)
①青ピ②吹寄③土御門④姫神


☆姫神④が青ピ①の肩を揉む


上条「4番が1番の肩を揉む」

青ピ「1番……? あ、ボクや」

姫神「4番……」

吹寄(まあ、肩を揉むくらいなら……)

青ピ(まずは軽めの身体的接触ってとこやな、カミやん)

土御門(最初は無難にってことだろうにゃー)

上条(仕掛けるとしたら、初回……)

上条(王様ゲームを盛り上げるのは意外と難しい。場の雰囲気の支配――これなしに本当の王様ゲームは機能しねぇ)


青ピ「ちょうどよかった。ボク、肩こりひどいねん」

姫神「そうなの?」

青ピ「強めに揉んでええで」

姫神「うんしょ。よいしょ」グイグイ

青ピ「なんやろ、この感じ。ええなぁ」

姫神「よいしょ、んっ」モミモミ

青ピ(女子に触れられるっだけで、『今年一番エロかったエピソード』更新やな)

姫神「んくっ、んっ、んっ……」

青ピ(姫神から漏れる声もあえぎ声みたいでエロいし)

ああんっ! あっあっあ~~ん!

青ピ「あえぎ声ってこういうパターンもあるけども、どっちかって言うともっと抑え気味の方がボクは……なんの声や?」

青ピ「え? なんの声!?」


ああ~~んっ。あっ、あっ、あああぁっ!!

姫神「……なんだろう? 動物の鳴き声?」

土御門「隣の部屋から聞こえるにゃー」

吹寄「これって……」

上条「隣の部屋でヤってるな」

姫神「……? なにを?」

上条「セックス」

姫神「セッ……!?」

吹寄「上条! 貴様、一体何を言って――」

上条「隣の部屋行って注意してくる」

青ピ「注意って……。カップルさんやろうし、今日クリスマスやし」

上条「ダメなものはダメだろ。行ってくる」

青ピ「えぇ……。怖い人やったらどうすんの!?」


バタン!

上条「うるせぇぞ! いい加減にしろ!」

しーん。

姫神「上条君。帰ってこないね」

土御門「カミやんの説教は長いからにゃー」

上条「ただいま」

青ピ「どうやった?」

上条「どうもこうも。がっつり繋がってる最中だった」

姫神「ほぇっ!?」

上条「同い年だったよ」

青ピ「同い年!? なんでそんなんわかるん?」

上条「だって、見たことある奴だったし。隣のクラスの奴だっような……」

青ピ「同級生がおセックスをなさってたんや……。あ、なんやろ……めっちゃ落ち込むわ」

吹寄「同級生……」

上条「気持ちはわかるけどさ、場所はわきまえて欲しいよな」

吹寄「そ、そうね……」

上条「この店はどんなに騒いでも店員が注意しないから、ラブホテル代わりにしてるんだろうな」

姫神「そう。なんだ……。同じ年の人が……隣で……」


吹寄「…………」

姫神「…………」

土御門「まあ、クリスマスなんて人間の発情期みたいなもんだし、そういう奴もいるぜい」

上条「青ピ、スマホ返す」コソコソ

青ピ「あ、うん。でもなにに使っ……あっ!」

――上条「そうだ、青ピ。スマホにAV入ってるだろ?」

――上条「借りるぞ。空気作りは二重三重にしないと効果が薄い」

青ピ「まさか、カミやん。ホンマは隣に人なんて……自演?」

上条「ようやく場の空気が整ったな……」

青ピ「……?」

上条「まずは意識させることから始める必要があったからな」

青ピ「カミやん、ヤバい組織でヤバいことやってた?」

上条(ヤバい組織でヤバいことやってる奴はお前の隣にいるサングラスだけどな)

土御門「ん? どうした、カミやん。そんなに見つめられると照れるぜい?」


上条「ま、気にせず王様ゲームの続きをやろう」ジャラジャラ

青ピ「も、盛り上がってきたなー」

吹寄「……どこが?」


上条「王様だ~れだ?」

姫神「あ。はい。王様!」

吹寄「姫神さん!?」

青ピ「さぁ、姫神いこかぁ(ガチパターンやん)」

土御門「俺を選べ」

上条「単純なものでもいいぞ。難しく考えなくても」

姫神「単純なもの……。じゃあ。命令は……」


A 「タイキック♪」

B 「キン肉バスター♪」

C 「脚上挙支持から伸腕屈身閉脚力倒立♪」



(番号)
・1~4の中から数字を2つ。

(命令)
・A~Cの中からアルファベットを1つ。




2と3がC

エロ命令が刺さった

あかさたなで番号が分かるの良いな

まだかな


(結果)
①土御門②吹寄③青ピ④上条

☆吹寄②と青ピ③が脚上挙支持から伸腕屈身閉脚力倒立♪


姫神「命令。どうしよう……?」

上条「そんなに悩まなくても、ぱっと思いついたのでいいぞ」

姫神「じゃあ。脚上挙支持から伸腕屈身閉脚力倒立」

上条「……ん?」

姫神「あっ。番号。2番と3番が脚上挙支持から伸腕屈身閉脚力倒立♪」

土御門「可愛く言い直しても情報量変わらんぜよ」

上条「倒立することはわかった」

青ピ「脚上挙ってなに? ケンシロウの技?」


吹寄「……あたし2番」

青ピ「ボク、3番や! ってかボク、倒立とかやったことないねんけど」

吹寄「えぇっ!? 本当?」

土御門「小学校の体育でやるにゃー」

青ピ「ホンマに? みんなやってるもんなん?」

上条(小学校の記憶なんてねぇからわっかんねー)

上条「姫神は?」

姫神「したことない」

土御門(だったら、なんでこの命令選んだんだ?)

上条「そうか。じゃあ、“倒立処女”なんだな」

土御門(カミやん、またぶっ込んだぜい)

姫神「さっきも気になったのだけど。処女ってどういう意味?」

上条「初めて出した本を処女作とか聞いたことないか? そういう感じ」

姫神「そういえば。テレビで聞いたことあるかも」

上条「経験がないとか、シタことがないとかそういう意味だよ」

姫神「そうなんだ。じゃあ。私処女だね」“割と大きめの声で”

吹寄「ぶっーーっ!! ごほっ、ごほっ!」


吹寄「ひ、姫神さん? なにを……」

姫神「え? えっと。私が処女だって話を……」

吹寄「そういうことをあまり言っちゃダメだから!」

姫神「そうなの?」

上条「別にいいだろ。高校生にもなって処女とか恥ずかしい、とか思っているタイプか?」

吹寄「違うわよ!」

上条「自分が経験豊富だからって、あんまり人を見下すようなこと言わない方がいいぞ?」

吹寄「はぁ? 経験なんてないわよ!」

上条「へぇ……」

吹寄「はっ! ぐっ……。上条、貴様……」


青ピ「動画を検索して観てみてんけど、こんなん無理やろ」

土御門「体操競技の床運動だにゃー」

青ピ「小さい頃から器械体操やってる奴やないとできひんのとちゃう?」

姫神「じゃあ。倒立で」

青ピ「まあ、その倒立もやったことないから、たぶんできひんねんけどな」

吹寄「あたしできるわよ」

青ピ「マジか」

吹寄「よっ……と。ほらね?」

青ピ「おぉ……、すごいな」

吹寄「小学校の時から床運動っていうか、マット運動が得意だったのよ」

上条「よっ! 床上手!」

吹寄「……上条」

土御門(さっきから、カミやん、セクハラしかしてないぜよ)


青ピ「うーん、倒立すんのはええねんけど、今日はサンタコスでミニスカやし……」

上条「あー……、じゃあ、しょうがねぇか」

吹寄「や、できるでしょ。あたしだけって不公平」

上条「ミニスカートの子によくそんなこと言えるな」

吹寄「ミニスカートの子!?」

青ピ「できるかなぁ?」

姫神「補助ありですればいいと思う」

吹寄「補助くらいならするけど」

青ピ「よし。なら、やってみる」

吹寄「思い切って地面を蹴らないと届かないわよ」

青ピ「そうか。思いっきり行くで! とうっ!」

吹寄「ちょっと! 勢いつけすぎっ! うきゃっ!」


姫神「大丈夫?」

吹寄「いたた……」むにゅ

吹寄「ん? むにゅ?」

青ピ「ちょっ! なんで今、ボクの股間揉んだ!?」

吹寄「えっ? わっ!!」

上条「吹寄、お前……」

吹寄「や、違うから!」

上条「ミニスカートの子に倒立させて、股間揉むって……なんか最低だぞ?」

吹寄「今のは事故よ! 事故! っていうか、上条にだけは言われたくないわよ!」

上条「俺はどさくさに紛れて青ピの股間を揉みしだいたりしねぇよ!!」

吹寄「そういうこと言っているんじゃない!」


上条「出来心だったとはいえ、青ピの股間を揉みしだいた件についてごめんなさいしないとな」

吹寄「出来心じゃないわよ! 事故だって言ってるでしょ!?」

青ピ「ええねん、カミやん。ボクのサンタコスがセクシー過ぎただけやから」

吹寄「貴様ら……」

吹寄「あぁ! もうっ! 次やるわよ、次! ほら、割り箸引いて」

上条「…………」

上条(まずまずの序盤だな。吹寄は頭に血を昇らせておけば扱いやすいし、“事故”ならなにしてもOKっていう副産物も得られたしな)

吹寄「上条! 貴様も早く引きなさいよ」

上条「へいへい」


青ピ「王様だ~れだ?」

土御門「来たぜよ。ついに土御門さんの天下が来たにゃー。日本の夜明けぜよ!」

上条「坂本龍馬かよ」

青ピ「ただ言いたかっただけやろ、それ」

土御門「……。命令はそうだにゃー……」




A 「ポッキーゲームだにゃー」 ※向かい合い、ポッキーの端を食べ進めていくゲーム。定番。

B 「プリッツゲームだにゃー」 ※おっぱいの谷間にプリッツがどれだけ挟まるか競うゲーム。カミやん考案。

C 「トッポゲームだにゃー」 ※青髪ピアス考案。



(番号)
・1~4の中から数字を選ぶ。

(命令)
・A~Cの中からアルファベットを1つ。

Bはまだ早いな
Aで

すまん。
もう一つ数字を1~3の中から。

3

ん?三番と四番がポッキーゲーム……?「「さ」かもとりょうま」と「「た」だいいたかった」ということは……

oh……


(結果)
①姫神②吹寄③上条④青ピ

☆青ピ④と上条③がポッキーゲーム

土御門「4番と……」

青ピ(4番! またボクや! ……ホンマにええ友達持ったなぁ)

土御門「3番がポッキーゲームだにゃー」

吹寄「ポッキーゲーム!?」

青ピ「……ん? 3……番? 3番!?」

姫神「私。1番」

吹寄「え? あたし2番よ。ということは……」

上条(土御門……、やってくれたな……)という目

土御門(カミやん、リアリティー、れありてぃーが大切だにゃー。男同士や女同士が一度もないなんて不自然だぜい)という目

上条(じゃあ、女同士にしろや)という目

青ピ(悪ノリやんけ! なんで今、そんなんすんねん!)


姫神「準備。準備。一人一袋づつでいい?」

上条「先回りしてツッコんでおくけど、ポッキーゲームはポッキーをたくさん食べるゲームでも、早食いゲームでもねぇからな」

姫神「そうなの?」

吹寄「まさか上条。できませんって、泣き入れるつもりじゃないでしょうね?」

青ピ(カミやんがセクハラ三昧するから、吹寄が仕返しとばかりにうきうきしてるやんけ)

上条「……吹寄。俺をナメるなよ」

吹寄「はあ?」

上条「ヌルすぎる」

吹寄「何言ってるの?」


上条「俺にポッキーなんて必要ねぇ」

青ピ「いやいやいやいや! カミやん!? ポッキーゲームにポッキーは絶対いるから!」

上条「目、瞑れ」ジリジリ

青ピ「ポッキーなしやったらただのちゅーやんけ! あ、そうや! ボク、リアクション得意やねん! 実際には唇に触れてないけど触れたー! って大騒ぎしてなんとかやり過ごそうや!」

上条「…………」ジリジリ

青ピ「以前、ショタもいけるって言うたけど、カミやんはショタに入らへんから!」

上条「…………」ジリジリ

青ピ「カミやんはボーボーやろ?」

上条「ボーボーだ!!」

青ピ「男の子のストライクゾーンはつるつるまでやねん!」

上条「安心しろ。俺は“男女平等(パンチ)の上条さん”なんて言われてるんだ。相手が誰であろうと決して手は抜かねぇ」

上条「たとえ、キスの相手が男でもな!!」


姫神「わっ。わわっ。本当にするの?」

吹寄「ゲ、ゲームだし、そんなに本気にならなくてもいいんじゃない」

上条「姫神、吹寄。王様の命令はな……絶対なんだ!」

青ピ「や、カミやん!? 王様の命令はポッキーゲ――」

ぶちゅーーーうぅぅぅぅぅ!!!

青ピ「ふぐっ……むむむむっ!」


……
…………
………………


わたしのあだ名は青髪ピアス。

友達からは青っピって呼ばれているの(* ̄ー ̄)v

今日は待ちに待ったクリスマスイブ。

姫っちと寄っちがクリパを開いてくれたの! そして、なんとそこには憧れの上条くんも!

ちょっとぉ~!! 上条くんとクリパなんて心の準備できないよぉ~(>_<)

なぜか上条くんとポッキーゲームをする流れになって……。

だんだんと上条くんの唇が近づいくるぅ(∩。∩;)

ダメっ! このままわたしキスしちゃうの!?

実はわたし、生まれてからキスなんてしたことないの∑(; ̄□ ̄A アセアセ

どうなっちゃうの!? わたし!


………………
…………
……




上条「やかましいよ!」

バキッ!!

青ピ「痛っ! ……カミやん、無理矢理ちゅーして、殴るなんて鬼畜の極みやで」


青ピ「今のはボクの中の乙女ゲージをマックスにして、現実逃避しててん」

上条「意味がわからん」

青ピ「意味わからんのは、こっちの台詞や!」

上条「ほら、王様ゲームの続きやるぞ」

青ピ「なんでカミやんノーダメやねん」


上条「王様だ~れだ?」

…………。

吹寄「……? あたしじゃないわよ?」

姫神「私でもない」

土御門「誰だ?」

青ピ「ふっ、ふっ、ふっ。ボクやぁぁーー!!」

上条「お前かよ! 早く言えよ」

土御門「誰かと思ったぜよ」

青ピ「…………。そうやなー。なにしよかなー」



A 「お姫様だっこ……いや、ガチレスリングやな」

B 「無難に、お馬さんごっこからのおしりペンペンやな」

C 「ありきたりやけど、乳首を使ったコントやな」



(番号)
・1~4の中から数字を2つ。


(命令)
・A~Cの中からアルファベットを1つ。

1と4

間違えた…
訂正できるなら
2と3
Cで

青ピェ……

ホモばっかかよ

逆襲の青ピ


(結果)
①上条②姫神③吹寄④土御門

☆上条①と土御門④が乳首を使ったコント


青ピ「1番と4番が……ありきたりやけど、乳首を使ったコントやな」

吹寄「ありきたり?」

青ピ「1番だ~れだ?」

上条「…………俺」

青ピ「カミやんのお相手、4番は~?」

土御門「俺だぜい」

上条(おい、どういうことだ……?)

青ピ(ボクの乙女ゲージはな……マックスになったら、そう簡単に減らへんねんっ!!)

青ピ(ボクが今、一番観たいのはボーイズがラブってるやつや!)

上条(乙女への偏見すごくない?)


上条「青ピ、お前が持ってきた小道具借りるぞ」

青ピ「ええで。使って」

上条「そもそも乳首を使ったコントってなんだ?」

土御門「この棒で乳首ドリルせんのかーい、とかどうかにゃー」

上条「安易すぎる。オリジナルで勝負しないとな。それにこういう時に一番最初に思い浮かんだネタって大抵ダメなんだよ」

土御門「そういうものか?」

上条「乳輪……乳首……乳首に鈴? これか……?」


青ピ「……ってゆーか、あの二人あやしない?」

姫神「うん。それは以前から私も思ってた」

吹寄(以前から思ってたの!?)

青ピ「今もこそこそ二人で内緒話してるし、付き合ってんのかな?」

姫神「友達以上恋人未満な感じがする」

吹寄(ええっ!?)

青ピ「距離近すぎってゆーか、部屋も隣同士やし、絶対なんかあるやんな」

姫神「あってもおかしくない」

青ピ「姫神はカミやんがタチとネコどっちやと思う?」

吹寄(タチ? ネコ? なにそれ?)

姫神「攻めか受けかで言えば上条くんは……。誘い受け」

吹寄(攻め? 受け? タチとネコはどこへ?)

青ピ「わかるぅー。カミやん猫好きやし、絶対ネコやんなー」

上条「土御門、ちょっとタイム。おい、そこの三人。打ち合わせに集中できない」

吹寄(あたしも!?)

上条「あと、こじつけがひでぇ。なんだよ猫好きだから受けって」


青ピ「カミやん、女子トークに勝手に入ってこんといてや」

上条「お前は女子じゃないでしょーが!!」

青ピ「ボクは今、乙女ゲージマックスやから! 誰よりも女子やから!」

上条「お前の中だと、女子=BL好きなの?」

上条「百歩譲って、BL話するのはいいとしても、本人を目の前にしてするなよ!」

青ピ「それは二人が目の前でいちゃいちゃしだすからやん。なぁ?」

姫神「うん」

上条(あれれ? まとも側だと思ってたけど、姫神もヤバい奴チームの人なのかな?)


上条「例えば、俺と土御門が『姫神×吹寄』の百合妄想を目の前で語り出したら、おいおいってなるだろ?」

姫神「別に」

上条「えぇ……。価値観独自すぎぃ。じゃあ、やろ。土御門、やっぱ姫神と吹寄はあやしいよな」

吹寄「ちょっと!!」

上条「たまに、吹寄が姫神を見る目が野獣の目をしてるよな」

吹寄「してないわよ!」

上条「大覇星祭のときは付きっきりだったのも、そういうことだろうな」

吹寄「姫神さんが車いすだったからよ」

上条「姫神の学生寮にちょくちょく出入りしているらしい」

吹寄「友達なんだから普通でしょ」

土御門「たまーに、姫神のジャージと自分のジャージをこっそり入れ替えてるぜい」

吹寄「なっ……。どうして貴様が知って……。じゃなくて、その……」

吹寄「姫神さん! 違うの! た、たまたま入れ替っちゃったのよ。同じ学校指定の同じジャージだから!」

青ピ「動揺しずぎやろ」

上条「……土御門くん? 今の流れでガチ暴露は必要なかったかな」

土御門「これはこれでおもしろいにゃー」

上条「お前……。さっきの男同士のポッキーゲームといい、場が荒れれば荒れるほど楽しいタイプか」




ちなみに、上条考案の乳首に鈴をつけたコントはびっくりするくらいすべった。


上条「…………」

姫神「その……。すごく前衛的だったと思う」

青ピ「即興やったし。こんなもんちゃう? 今までわいわいやってたから気づかんかったけど、エアコンの音って結構うるさいな、っていう発見もあったし」

土御門「さあ、王様ゲームのつづきやろうぜ、カミやん」

上条「お前はもう少しダメージを受けろ」


土御門「王様だ~れだ?」

上条「あ、俺だ」

吹寄「あたしまだ、一回も王様引いてない……」

青ピ「カミやんが王様かぁ」

土御門「さ……し……す……なんでもいいかにゃー。酢だこ」

上条「真面目にやれや」

姫神「……?」

上条「そうだなぁ。じゃあ、」


A 「氷、口移し」

B 「鎖骨のくぼみに氷を乗せて、もう一人がその氷を食べる」

C 「氷を使ったなにか愉快なことをする」



(番号)
・1~4の中から数字を2つ。


(命令)
・A~Cの中からアルファベットを1つ。


1と4
A

王様と1がAみたいなことは無理なのか?

王は眺めるだけで余興そのものにに参加しないもんだ


(結果)
①吹寄②青ピ③土御門④姫神

☆吹寄①が姫神④と氷、口移し


上条「そうだなぁ。じゃあ……」

上条(……もう、土御門や青ピのためになにかしてやりたくねぇな……。さんざんめちゃくちゃにしやがって)

上条「1番と4番が氷、口移し」

姫神「私。4番」

吹寄「えっ!? あたし1番……」

上条「はい。じゃあ、吹寄と姫神が氷を口移しするってことで」

吹寄「ちょっと待って! 口移しって、口と口でするってこと!? そんなことしたら、唇が触れちゃうんじゃ……」

上条「ああ? 俺と青ピがポッキーなしポッキーゲームした時、お前なんつったよ?」

青ピ「王様はポッキーなし、とは言うてへんかったけどな」

上条「『できませんって、泣き入れるつもりじゃないでしょうね?』って言ったよな」

青ピ「ボクは泣き入れたけど、認められへんかったで」

上条「同姓同士、条件一緒だろ?」

青ピ「未だになんでディープキスしてきたんかわからへんけどな! どないすんねん、ボクの唇!」

吹寄「そうだけど……。姫神さんが嫌がるんじゃ……」

姫神「別に」

青ピ「姫神、鋼のメンタル過ぎぃ」


姫神「準備。準備」

上条「口いっぱいに氷入れなくていいから。一個でいい」

姫神「ほうなの?」

上条「ハムスターかお前は? 吐き出しなさい」

姫神「んべぇ」ガラガラ

青ピ「…………」そわそわ

青ピ「あー、ボクのウーロン茶ヌルなってるやん。あっ! こんなところに氷が」

青ピ「誰のかわからへんけど、使ったろ」

上条「白々しいわ!」

青ピ「ちゃうねん、ちゃうねん! 最近、一度口のなかに入れて、吐き出したモノに妙に執着してしまうねん。ガムとか!」

上条「お前は性に貪欲過ぎるな」

青ピ「この前も捨てられてるガムを拾おうかどうか小一時間悩んでん」

上条「俺が一生使うことない時間の使い方してるのな」


上条「でも、それあれだろ? ナントカ物横領罪になんじゃねーの?」

青ピ「でもな、冷静に考えてみて」

上条「……?」

青ピ「美人の女子高生様が道端にぺっ、ってガムを吐き捨てて下さいました」

上条「なんで敬語?」

青ピ「ボクは学園都市という街を愛しているので、そんなものが道端落ちてることが許せまん」

青ピ「ですので、捨てようと思ってそのガムを拾います。これは善行。ゴミ拾いです」

上条「はいはい」

青ピ「でも、よく考えたら、人が吐き捨てたガムを手に持ってるのって気持ち悪いやん?」

青ピ「ですので、一旦ボクの口のなかに入れます」

上条「んん?」

青ピ「で、口のなかに入れていたガムをゴミ箱に捨てます。これってセーフやんな?」

上条「アウトだよ?」


青ピ「清掃のおじさんとやってること同じやん」

上条「どこがだよ!!」

青ピ「結果だけ見れば、道端に捨てられてたガムをゴミ箱に捨てた訳やん? ただ、過程で『ちり取りのなか』か『ボクの口のなか』かの違いがあるだけで」

上条「大違いだよ!」

青ピ「でも、法律的にはセーフちゃう? 自分のものしてるわけやないから。これアウトやったらゴミ拾いできひんやん」

上条「仮に法律的にセーフでも、お前は人としてアウトだよ!」

青ピ「えぇ……。納得いかへん……わー」

上条「どうした?」

青ピ「……もう始めてるやん」

上条「え? おい、王様が見てないのに始めるな……よ……」


吹寄「はむっ……んっ……ふっ」

姫神「んっ……んくっ……ちゅ、んん」

青ピ「…………」

上条「…………」

青ピ「なんか、舌入ってへん?」

上条「入ってるな」

青ピ「カミやんは氷移しって命令したよな?」

上条「俺は氷を口移しって命令したはずだよ?」

青ピ「舌、入れる必要あるかな……?」

上条「さあ?」

青ピ「めっちゃ、吸ってるな」

上条「吸ってるな……」

青ピ「舌、入れてるな」

上条「入れてるな……」


今日はこれまで。

ガムのくだりを思いついたせいで選択肢までいかないっていうね。
拾ったガムを口のなかで一時保管することは、実際のところ、法律的にもアウトっぽい。

吹寄や姫神のエロを見たいと思う自分はおかしいの?

エロ見たいなぁ

あと2、3回で脱げとか出るでしょ

だんだん女性陣が発情してきたな


吹寄「ゆ、ゆっくりやるから」

知らない人の声みたい。緊張のせいだ。

こくり、と姫神さんが無言で頷いた。

口のなかに溜まった緊張のつばをごくりと飲みこんだ後、氷を一つ咥えた。

ゆっくりと、姫神さんの唇へと近づけていく。

心臓は喉もともまで這い上ってやかましい不規則な音を立てていた。


氷を姫神さんの口内に押し込もうとしたとき、唇同士が軽く触れた。

裸の電線に触ってしまったときみたいな衝撃が体を貫く。

あたしは、体を硬直させた。電流に似た衝撃が、お腹の奥底――未開の地まで到達したから。

顔が熱を持っていくのがわかる。

息づかいも乱れていた。


次は、どうしたらいいのだろうか……?

あ、そうだ。氷を返してもらわないと。

この時のあたしはきっと自分の熱で頭がやられてしまっていたのだと思う。

吸うようにして姫神さんと唇を合わせた。

――唾液の味がした。

あたしの中でなにかが弾けた。


舌先を堅くして、姫神さんの口の中にある氷を舌で追いかける。

ぴちゃ、と水が跳ねる湿った音がした

吹寄「………んっ、ちゅっ」

姫神「ちゅ……ん……ぅんん」

舌同士が触れ合う。

氷のせいか、姫神さんの舌は少し冷たかった。

だけど、口のなかは熱くて……。

じんじんと頭が痺れる。舌が氷と一緒に溶けていくような感覚。

ふわふわとして、熱いのか冷たいのか、どっちが上でどっちが下なのか――感覚が曖昧にとろけていく。


姫神さんの喉からこくん、と小さく喉が鳴った。溶けた氷水を飲み込む音。

その中にきっと、あたしの唾液も入っている。

吹寄「んっ……ちゅぱ、ちゅ」

姫神さんの体温がそこにあって。心臓の鼓動すらも聞こえてきそうだ。

体が落ちてしまうのを防ぐために、背中に両手を回して、きゅっと力を込めた。

体勢を安定させ、また深く舌を入れる。

姫神「んはぁ……んうぅ」

合間に漏れる吐息がますますあたしの欲望に拍車をかける。

溶けた氷水か涎かわからない液体がこぼれ、顎の下まで滴り落ちた。


吹寄「ぁあっ……、ぅんっ――」

みっともない声が漏れた。

あたしの脳は呼吸すらも忘れるくらいポンコツになっているみたいだ。

吹寄「あぅ……はぁ……、はあ……」

きっと、今ひどい顔をしてるに違いない。それに変な声もでちゃった。

姫神さんに聞かれてないといいな。

聞かれてたら、ちょっと恥ずかしい……。

上条「…………」

聞かれてたら……。

青ピ「…………」

聞かれ……。

土御門「…………」

吹寄「………………………………………………」

ちょっと恥ずかしいとかそれどころの話ではなかった。


上条「おかえり」

吹寄「あっ、これは、その……」

青ピ「このまま放っといたら、服ぬぎだして最後までやるんちゃうかな、って思って黙ってたけど、さすがにそれはなかったな」

土御門「残念だぜい」

上条「まあ……その、なにしてんの、お前?」

吹寄「…………(かあっ///)」

上条「姫神を見てみろよ」

姫神「ぜーっ、ぜーっ」

土御門「そりゃ、口で氷を移すだけ、って聞かされてて、ディープキスされたらあんな顔にもなるにゃー。涎すら拭えない状態だぜい」

青ピ「事後みたいになってる……ってか、もはや事後やん」

上条「俺みたいに笑えるタイプのディープキスならまだしも……」

青ピ「はっはっはっ。カミやん、もしかしてボクとしたディープキスを笑えるタイプに分類してる? しばくぞ?」


土御門「吹寄はテクニシャンってことはわかったぜい」

吹寄「うぅぅ……」

上条「通販で買った怪しい器具でキスのトレーニングした甲斐があったな」

吹寄「あれは顔全体を引き締める器具よ!」

姫神「はぁ……はぁ……。氷口移し、しゅごい……」

青ピ「『しゅごい』ってホンマに言うんや……。だったら、『らめえぇぇ』も現実にあるんか!?」


吹寄「もう、お開きにしない? あ、あたしのせいだけど、姫神さんもこんなになっちゃったし」

上条「お前、このまま解散したら、姫神を自分の部屋に連れ込んで手籠めにするつもりだろ?」

吹寄「しないわよ!」

上条「って言ってるけど信用できる?」

青ピ「あんなん見せられたら、できひんね」

土御門「姫神の身の安全のために王様ゲーム継続だにゃー」

上条「吹寄、これが今のお前の評価だ。もっと真面目に生きろ、な?」

吹寄「ぐぬぬ……」

上条(吹寄相手にマウント取るの、すげぇ楽しい)


吹寄「ひ、姫神さん。その……ごめんなさい(目を合わせられない……)」

姫神「大丈夫。平気」

青ピ「姫神ー。寝ながらでええから割り箸引いて」

姫神「うん……。あ。4番」

吹寄「言っちゃダメでしょ!」

青ピ「ん? 何か言った?」

吹寄「いや、その……、なんでもない」

青ピ「……?? ま、ええか」


土御門「王様だ~れだ?」

吹寄「……あたし」

土御門「さっきのつづきとなると……アレか」

吹寄「しないわよ」

青ピ「キスのつづきって言ったらもう……アレしかないないな」

吹寄「だから、しないわよ」

上条「エロ魔神」

吹寄「貴様ら……」



A 「○番があたしをひたすら褒める……とか」

B 「○番があたしにマッサージする」

C 「○番があたしが気に入る愉快なことをする」


(番号)
・1~4の中から数字を1つ。

(命令)
・A~Cの中からアルファベットを1つ。

4でCとか?
初めてだからこれでいいか悩むから安価下で

103でok

1がB

番号聞いて知ってる上で姫神指名するとかこれもう吹寄さん完璧に狙ってるじゃないですかやったー!

レズ寄さんにエッチしたいのは俺だけ?

エロ魔神……

前にインさんの[田島「チ○コ破裂するっ!」]目撃SS書いてた人?

レズじゃないにしても男女ペアになったら一人ハブられるよな


(結果)
①上条②青ピ③土御門④姫神

☆姫神④が吹寄(王様)が気に入る愉快なことをする。


吹寄「4番が……あ、あたしとキ……する、とか」

青ピ「え? なんだって?」

吹寄「き、気に入ることをする! そう言ったの!」

土御門「キスって聞こえたような気がするにゃー」

吹寄「言ってない!」

青ピ「カミやんもキスって聞こえたやんな?」

上条「聞こえたね。お前の難聴系主人公ぷりよかったよ」

青ピ「ボク、最高のタイミングで『え? なんだって?』って言えたやろ。モテるかな?」

上条「あれは『え? なんだって?』って言うからモテるんじゃなくて、既にモテる人間が聞き取れなかった振りをするときに使うものだから」


吹寄「と、とにかく! 4番があたしが気に入るような愉快なことをする! それが命令」

上条「ざっくりとした命令すぎるだろ……」

土御門「愉快なことって……。そんな雑なフリで愉快なことができたら、プロだにゃー」

吹寄「あたしが喜びそうな愉快なことをなにか考えて」

上条「俺たちが考えるかよ!?」

土御門「この王様、暴君だぜい」


土御門「にゃー。愉快なことってハードル高いぜい」

青ピ「他になんか命令の候補なかったん?」

吹寄「他は……マッサージとか?」

上条「ヌルすぎる……。マッサージなんて段階はもうとっくに終わってるだろ」

吹寄「王様の命令なんて、何言ってもいいでしょ!」

青ピ「マッサージやったらボク、マッサージ用のアロマオイル持ってきてんで」

上条「なんでそんなもの持ってきてんだよ!」

青ピ「プレゼント交換用に買ってん……」

上条「プレゼント交換用……だと」

青ピ「4日前、カミやんが――」

――上条「5人しか来なくなった訳だし、プレゼント交換みたいな企画はなくてよくないか?」

青ピ「って言ってたやん? でもな、あの時点でもう買っててん、プレゼント交換用に……アロマオイル」

上条「言えよ、そういうことは」

青ピ「15人中10人がキャンセルするようなクリスマスパーティーにまだワクワクしてんの? って思われるのが恥ずかしくて、言えんかった」

上条「申し訳ない気持ちでいっぱいになるわ……」


土御門「今回使うぜよ。このアロマオイル」

上条「アロマオイルを使った愉快なことかぁ……」

吹寄「なんで、アロマオイルを使うことが確定になってるの?」

土御門「マッサージはたいして愉快なものじゃないにゃー」

上条「難しいな……、アロマオイルを使った愉快なもの……」

青ピ「……ヌルヌルプロレス」

上条・土御門「それだ」

吹寄「ちょっとぉ!!」


吹寄「ヌルヌルプロレスなんて、そんなことを姫神さんにさせていいわけないでしょ!!」

上条「えっ? 姫神って4番なのか?」

吹寄「……なによ」

上条「姫神が4番って、初めて知ったなー、思っただけ」

吹寄「ば、番号はみんなもう、言ったでしょ!?」

上条「言ってねぇよ。じゃあ、俺は何番?」

吹寄「……2」

上条「いや、1番だけど。お前、確率三分の一の賭けに出たな」

吹寄「それは……、あれよ。よ、4番って言ったときに貴様らが他人事みたいに振る舞っていたから、姫神さんが4番なのかな、って思い込んでいただけよ」

青ピ「…………」

土御門「…………」

上条「…………」

吹寄「な、なにか言いなさいよ!」

上条「自分の欲望に正直だな」

吹寄「うるさいっ!」


青ピ「4番がヌルヌルプロレスってことは……、1人でやんの? エアプロレス?」

上条「ヌルヌルプロレスってだけでかなり愉快なのに、それにエアプロレスまで加わったら完全に愉快じゃねぇか!」

土御門「これで決まりだにゃー」

吹寄「なに勝手に決めてんのよ!」

上条「お前が決めろっつーから、3人で必死に考えたんだろうが!」

吹寄「却下よ。それにヌルヌルになったら着替えがないじゃないの」

青ピ「着替えなら、ミニスカサンタ、もう1着あるで。カミやん用やけど」

上条「なんで俺用!?」

青ピ「カミやんがトイレからミニスカサンタで帰ってきたら面白いと思って作ってん」

上条「これも自作なのかよ!」


姫神「でも。この衣装はいい出来」

上条「やっと起きたか」

姫神「縫い方も綺麗」

青ピ「普通に照れるわ」

上条「じゃあ、これ着て、“ヌルレス”すればいいんじゃね?」

姫神「ヌルレスがなにかわからないけれど。これは着てみたい」

青ピ「コスプレ好きなん? そういえば、初めて会ったときも巫女さんのコスプレしてたもんな」

吹寄「いや、着ない方がいいわよ。不純な目でジロジロ見られるかもしれないし」

青ピ「混じりっけなしのエロい目でしか見ぃひんわ!」

上条「不純も100%不純なら、それは純粋だろうが!」


今日はこれまで。
おやすみ~。

おつ

汚物100%は紛れもなく汚物だから

不純は何か雑ざっているから不純なので100%不純ならそれは完全に汚染された状態でしかない

>>119の言い方は正鵠を射てる

じゅ、純粋な汚物だから(震え声

もはや参加者全員が姫神さんに自分の欲望をぶつける場になっておられる……いいぞもっとやれ

ミニスカサンタコス(ぶかぶか)着た姫神……?

何それみたい

はよ


姫神「トイレで着替えてくる」

吹寄「えっ!? 着るの?」

姫神「うん」

吹寄「なら、あたしも行くわ」

バタン

上条「よし。じゃあ、ヌルヌルプロレスの準備を整えて逃げ道を塞いでおこう」

土御門「段取りの化身だぜい」

青ピ「クラスメートのミニスカサンタって、テンション上がるな」

土御門「姫神も乗り気だったぜい」

青ピ「姫神は王様ゲーム自体に協力的やもんなぁ」

土御門「しかしカミやん。最初、姫神が王様ゲームに対して乗り気じゃなかったらどうするつもりだったんだぜい?」

上条「んー。その時は……」


上条「人狼ゲームをやろう、とか言ってたかな」

青ピ「えっ! 人狼ゲームってエロいゲームなん? たしかに、名前的に王様ゲームよりエロそうやけど」

上条「や、俺、人狼ゲームよく知らないし」

土御門「知らないのかよ」

上条「テキトーに市民と占い師がポッキーゲーム! とかやっておけばいいかなって」

青ピ「それ、王様ゲームと一緒やん」

上条「王様ゲームで警戒されたら、名前だけ変えて中身一緒のゲームをでっち上げればいいんだよ」

青ピ「えぇ……」

上条「その場でアドリブのルールを考えていくんだよ」

土御門「じゃあ、命令が遂行出来なかった場合は人狼に好きなところを触られるとかどうかにゃー」

上条「いいね、それ」

青ピ「わぁー、めっちゃゲスやん」


土御門「……ふと思ったんだが」

上条「なに?」

土御門「吹寄、姫神の着替えにわざわざ付いていく必要あるかにゃー?」

青ピ「あっ……」

上条「姫神の貞操が危ない!」

吹寄「危なくないわよっ!」バンッ

上条「なにしてたんだよ」

姫神「別に! 姫神さんにタイツを貸しただけよ」

土御門「ミニスカサンタにタイツ……だと?」

青ピ「なんてことしてくれんねん」

上条「なんだそのタイツの厚み……。ほぼ靴下じゃねーか!」

土御門「こんなのどれだけ頑張っても伝線しようがないぜよ」

青ピ「ボクは、こんなのタイツとして認めへんで!」

吹寄「うるさいわねっ!!」


青ピ「ええか、姫神。現役の女子高生は60デニール以上のタイツを履いたらアカンねん」

吹寄「変な洗脳しようとしない! 現役の女子高生のあたしが履いてたタイツよ!」

土御門「透けないタイツはタイツと呼ばないぜよ。ズボンの一種だにゃー」

吹寄「ウソを教えない! 普通に210デニールのタイツとして売られてるわよ」

上条「210デニールって!? なんのためにそんなの買うんだよ!?」

吹寄「防寒とファッションのために決まってるでしょ!」

上条「吹寄がファッションを語るのか……」

土御門「現に今、びっくりするくらい色気ない私服だにゃー」

吹寄「私服に関しては貴様らだけには言われたくないわよ」


吹寄「とういか、どうして男子がデニールがどうのって知ってるのよ」

上条「常識だろ」

青ピ「常識やな」

土御門「生足派のオレでも知ってるぜよ」

姫神(常識なんだ……。そもそも私。デニールが何を指しているのかわからない……)

上条「姫神……。脱ごうか、タイツ」

吹寄「させないわよ!」

上条「自分が履いていた肌着を女子に履かせて昂奮するってのはわかるけどさ……」

吹寄「そんな意図でタイツを渡してないわよ! それにあたしも女子だし!」

上条「や、もうお前はこっちチームだろ」

土御門「仲間だぜい」

青ピ「正直、自分の履いてたタイツを姫神に履かせるって発想は恐れ入ったわ」

土御門「完全に思考がオレ達だぜい」

上条「四人になるから“デルタフォース”じゃなくなるけど、新しい名称は吹寄が考えていいぜ」

吹寄「貴様ら……」

頼もしい仲間がまた一人生まれた……!

あと二人増やしてボスホート◯ックスとか

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