【ラブライブ!】海未「希は、サンタクロースをいつまで信じてましたか?」希「え?」 (41)

希「そうやね…… 8歳くらいまでかな?」

海未「私、いると思うんです」

希「……何が?」

海未「……サンタクロース」




※これはとある作品のパロディSSです
 元ネタは最後に記載します。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514081599

12/22
希「……まさか真姫ちゃん以外にサンタを信じてる子がμ'sにおったなんてなぁ……」

海未「いや私も1回はサンタの正体知りましたよ?」

海未「ですが、おそらく2回目のサンタ期だと思うんですよ」

希「……え? どういうこと?」

海未「今から説明しますけど……その前に」

海未「希はどうやってサンタの正体を知ったのですか?」

希「ん?ウチ?せやなぁ……」

希「ウチ、小さいころは親の都合でよく転校しとったんよ」

希「その年もクリスマス終わってすぐくらいに引っ越しすることになって……」

希「そんときのウチも荷物をまとめとったんよ」

希「それで押入れに当時お気に入りだったおもちゃを入れてたことを思い出して」

希「押入れをあけたらあったんよ」

希「きらびやかなプレゼントが」

海未「あらら……」

希「そんとき両親は」

両親『あれは……ほら、近所の人からお別れの印にってもらったんだ』

希「って言っとったけど」

希「近所の人があんな派手なラッピングされたもんくれるわけないし」

希「……でばれてしまったというわけや」

海未「なかなか甘酸っぱい話ですね……」

海未「私の1回目のサンタ期もそこそこ甘酸っぱいのですが……」

希「1回目? うーんまぁ聞くよ?」

海未「『あわてんぼうのサンタクロース』って歌ありますよね?」

希「あぁ、『クリスマス前ーにーやってきた』ってやつやろ?」

海未「うちのサンタクロースは、マイペースなサンタクロースだったんですよ」

希「マイペースねぇ」


海未「年が明けてからくるんです」

希「……せめてクリスマス終わるまでには来よーや……」

海未「じゃあのんびり屋」

希「それでもだいぶ優しい言い方やけどな……」

希「そう言えばロシアのクリスマスはそんな感じってエリチが言うとったような……?」

希「海未ちゃん家ってロシアの家系だったりするん?」

海未「いえ、そういうわけではないんですよ」

海未「クリスマスにはお祝いをしますし、イヴには欲しいものを書いて枕元におくんです」

海未「私の場合第3希望まで書きましたけど」

希「え?第3希望? 何で?」

海未「私のサンタが言うには……」

園田家サンタ『世の中1番欲しいものが必ず手に入れられる程甘くはないのだ
念のため第3希望まで書いておきなさい』

海未「……と」

希「……まぁよその教育方針には口を挟まんとこう……」

海未「それで1月の4,5日くらいにその3つのいずれかが枕元にあるのがうちのサンタだったんです」

海未「これをおかしいと思いだしたのが小学校2年生くらいですかね」

希「……もっと早くおかしいと思わなかったん……?」

海未「私のサンタが言うには……」

園田家サンタ『サンタさんみんながイヴの夜に飛び回ったら空が渋滞するだろう?
だから時期をずらすサンタさんもいるんだ』


海未「……と」

海未「あの頃の私は、そういうものなのかと納得していたんです」

希「純粋ってのは罪やね……」

海未「それで小2の頃、サンタさんにゲーム機をもらったんです」

海未「それで当時穂乃果とことりがやってたゲームソフトを買いたいと思いまして」

海未「親がお年玉を預かっていたのでそれをねだりに行ったら……」

海未「遅れてくるサンタ、親が預かるお年玉……」

希「ま、まさか……」



海未「……私のお年玉でプレゼントを買ってたんです……」

希「うわぁ……」

海未「それで親は」

海未母『でも余ったお金はちゃんと貯金してるから安心しなさい』

海未「って言ってましたけど」

海未「そういう問題じゃないですよね……」

希「そういう問題やないなぁ……最悪の夢の壊し方やん」

海未「……で、何で第3希望まで書かせたか改めて聞いたんです。そしたら」

海未母『3つの中から値段とか手に入りやすさとか考えて一番良さそうなものをえらんでいたんですよ』

海未「……と。これはまあいいでしょう」

海未「ですが、お酒で赤くなってる方のサンタ、何て言ったと思います?」

希「嫌な予感しかせーへんな……」

海未父『これがホントの「三択」ロースという奴だ』

海未「……と」

希「オウフ……」

希「……まあ、甘酸っぱくはないな。かなりビターやな」

海未「このせいで一時期サンタどころか親も信じられなくなりまして……」

希「なるほど。 小さいころ耐えがたいサンタショックを経験したせいでサンタの幻覚を見るようになったと」

海未「いえ、そうではありません。 まあ聞いてください」

海未「それから数年経って……小5位でしょうか? 穂乃果やことりを家に招いてクリスマスパーティーをするようになったんです」

希「へぇ!!」

海未「穂乃果は和菓子で作ったケーキや焼酎を持ってきたり、ことりはどこで買ったのかやたらきらびやかな電飾を持ってくるんですよ」

希「それめっちゃ楽しそうやん!!」

海未「ですから、その楽しさに惹かれたんじゃないですか? サンタ」

海未「ここ数年クリスマスの朝に枕元に置いてあるんです」

海未「プレゼントが」

希「……それはあれちゃう?」

希「親御さんが罪の意識からこっそり罪滅ぼししてるとか」

海未「それはないです」キッパリ

海未「二人とも焼酎を飲んで私より先に寝ているんですもの」

海未「完 璧 に」

希「うーん、じゃあ外部委託とか?」

海未「はい?」

希「実はウチ、サンタクロース経験者なんよ」

海未「……どういうことですか?」

希「ウチ、にこっちに妹たちのサンタ頼まれたことがあって」

海未「ああ外部委託ってそういう意味ですか」

希「自分で言うのもなんやけど、ウチのサンタっぷりは見事やったよ?」

1.にこっちから妹たちの欲しいものを聞く

2.プレゼントを用意する

3.にこっちが開けてくれたドアから侵入

4.物音をたてて妹たちを起こす

5.慌てる新米サンタのウチ

6.お姉ちゃんたちには内緒やで?

希「ここまでが全部演出や」

海未「思いのほかエンターテイナーですね」

海未「さぞ喜んだでしょう。何をあげたんです?」

希「去年はアレやな。指紋採取キット」

海未「ずいぶんシブイですね」

希「なんでも刑事ドラマの鑑識が好きらしくて」

海未「あとよく手に入りましたね」

希「最近はネットで調べたら色々出てくるからなー」

希「……まぁそういうわけで、親御さんが寝てても外部のサンタさんが届けてくれたんちゃう?」

海未「ウーム、その可能性もないと思いますよ?」

海未「だって毎年欲しいものが来るんですよ?」

海未「私の欲しいものが両親にわかるとは思えません」

希「いや娘の欲しいものならだいたいわかるんちゃう?」

海未「では去年何が届いたかわかりますか?」

希「ウーン…… あ」

希「穂乃果ちゃんが前に海未ちゃんはイソギンチャクが好きって言うとったな」

希「だから、イソギンチャクのぬいぐるみとか」

海未「[たぬき]秘密道具大事典です」

希「そらわからんわ! 女子高生が欲しいものランキングベスト1000でもランクインせんわ!」

海未「でしょう?」

海未「毎年『欲しいけどわざわざ買うほどのものでもない』というものが届くんですよ」

海未「この心得方は、サンタ以外ありえないでしょう?」

希「まあそのチョイスを当てるんはスピリチュアルかもしれんな……」


海未「後、私の部屋の前の床って結構軋むんです」

海未「夜中にそんな物音を建てて侵入する者がいたら、私も気付くと思うんです」

希(合宿のとき枕直撃するまで熟睡しとった人がよく言うわ……)

希「じゃあサンタが来るまで起きとくって言うのは?」

海未「頑張ってみましたが……どうにも眠気に勝てなくて」

希「お子様かい!!」

海未「だから去年は押し入れにビデオカメラを仕込んだんです」

希「真っ暗で撮れてへんかったってオチじゃあ……?」

海未「いえ、それが朝起きたらビデオカメラが枕元に移動してまして」

海未「それといつもはないメッセージカードが入ってまして、中を開けたら……」





サンタさんはキミをみているよ





海未「と……」

希「イヤイヤイヤちょっと待ち! 怖い話になっとるやん!?」

海未「それとビデオカメラには私の寝顔が数十秒」

希「いやちょっと待ち!? 警察に連絡し!!」

希「ということはアレなん?」

希「去年の枕元には秘密道具事典と恐怖のバリューセットなん!?」

希「混沌としすぎやろ!!」

海未「事を大きく考えすぎですよ」

海未「サンタさんはいい子にしてないと来ないっていいますし、このくらいお見通しということではないですか?」

希「女子高生を恐怖のどん底に陥れるやつをウチはサンタと認めんで!!」

希「……よし、こうしよう」

希「今年のクリスマスはウチが海未ちゃんの家に泊まる」

希「そんでそのサンタ捕まえよう」

希「なんなら、穂乃果ちゃんやことりちゃんとやっとるクリスマスパーティーに混ぜてくれてもええんやで?」

海未「え?……いいですよ別に」

海未「というか今年はにこの妹にプレゼントを届けなくてよいのですか?」

希「ええんよ。この前ウチがサンタってばれたから」

希「前にμ'sの皆でにこっちの家に行ったことあったやろ?」

希「あのときついたウチの指紋とサンタの指紋が一致したらしくて」

海未「プレゼント滅茶苦茶活用されてるじゃないですか!?」

希「というわけで今年は海未ちゃんの家でサンタ狩りな」

海未「すみません、今年は予定があるので……」





希「……え?」





希「イヴに、予定……?」

希「海未ちゃん、まさか……?」

海未「はい……」







希「はぁぁぁぁぁぁ!?!?!? ホンマに!?」



希「相手は一体誰や!?」



海未「……穂乃果……です……」

希「そういう関係になったんやったら、言うてくれたらよかったのに」

海未「は、恥ずかしいじゃないですか///」

希「一体いつから?」

海未「今年の秋からです……」

希「ほーん、じゃあ今年は友達としてじゃなくて?恋人として初のクリスマスイヴを?」

海未「まあ、そうなりますね……」

希「ごめんなぁ」

希「今μ'sの一員として祝福したい天使のウチと」

希「ウチより先に結ばれてることに嫉妬してる悪魔のウチがおんねん」

希「今悪魔のウチが平手を挙げようとしたところで、第2ラウンドのゴングが鳴る」

キーンコーンカーンコーン

海未「それでは悪魔の希が勝つ前に私は退散しますね」スタスタ



希「……今年も海未ちゃんの家にサンタ行かへんかな……?」

12/25
希「それで? 今年はサンタさん来たん?」

海未「いやぁ空気を読んでくださったみたいで、今年は来ませんでした」

希「チッ」


希「で?空気読んで来んかったって?」

希「一体ナニをしとったん? なぁ?」

海未「そ、それは…… 言えません! 破廉恥です///」

希「はぁぁぁぁぁ…… リア充サンシャイン!!」

海未「サンタさんは来ませんでしたけど、プレゼントはもらいましたよ」

穂乃果『今年は私がクリスマスプレゼントだねっ♡』

海未「ですって///」

希「おっとそれ以上ノロケるのは止めとき」

希「ウチが返り血でサンタになるのを見たくなかったら、やけど」

希「……はぁ、もうええわ」

海未「?」

希「ほら、あそこ。 穂乃果ちゃんが手を振っとるで」

海未「本当ですね。私を呼んでいるんでしょうか?」

希「早う行きや。これ以上ラブコメの波動を浴びとったら悲しくなってくる」

海未「それでは希、また後で」スタスタ





海未「今年は最高のプレゼントをもらいました!!」

海未「サンタなんていらなかったんです!!」

希「サンタがおるかもとか言うとった子が、なんでああなるんや?」

希「穂乃果ちゃん、海未ちゃんがサンタ信じとったって聞いたら幻滅せーへんかな?」

希「来年はウチもサンタさんにエリチプレゼントしてもらおうかな?」

希「……アホらし」



穂乃果『今年は私がクリスマスプレゼントだねっ♡』

希「……穂乃果ちゃんならいいそうやなぁ、そんなせりf……」

海未『穂乃果やことりを家に招いてクリスマスパーティーをするようになったんです』

海未『ここ数年クリスマスの朝に枕元に置いてあるんです』

海未『プレゼントが』

海未『穂乃果は和菓子で作ったケーキや焼酎を持ってきたり』

海未『二人とも焼酎を飲んで私より先に寝ているんですもの』

海未『頑張ってみましたが……どうにも眠気に勝てなくて』

穂乃果『今年は私がクリスマスプレゼントだねっ♡』

穂乃果『今年は私が』

穂乃果『今年「は」』



希「……」

希「イヤイヤイヤ、まさかね」

希「サンタの存在よりよっぽどアホらしいわ」

希「何年も調べ上げてプレゼント用意して、サンタのマネごとを?」

希「そんなんよっぽどの、よっぽどの……」

希「ん?」


希が靴箱を開けると、メッセージカードが入っていた。

そこにはこう書かれていた……





サンタさんはキミをみているよ

prrrrrrr
希「もしもしにこっち?ウチやけど」

希「こころちゃんがおったら変わって欲しいんやけど」



希「もしもしこころちゃん?」

希「そうそうニセサンタのお姉ちゃんやけど」

希「あの、さ……」

希「もう一遍ニセサンタ、暴いてみたくない?」

終わり

偉大なる元ネタ様→ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm25225868

HTML化以来出しておきますね

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