サトシ「あ!野生のミミッキュだ!」 アセロラ「ミミッキュ!」 (53)

アセロラ「ミミッキュ~」ヒョコヒョコ

ロトム図鑑「サトシー!しかも普通のミミッキュとは少し違うロト!」

ロトム図鑑「きっと色違いロト!」ビシッ

アセロラ「ミミッキュ?」

サトシ「マジで!?」

サトシ「よしっ!いけー!ピカチュウ!10万ボルト!!」

ピカチュウ「ピィカァヂュー!!」


バリバリバリバリ


アセロラ「ミミギュアァァァァ!!」ビリビリビリ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514020754

アセロラ「」プスプス

ロトム図鑑「サトシ!ミミッキュが弱ってるロト!ゲットのチャンスロト!」

サトシ「へへへ、よし!」スッ

サトシ「いっけー!モンスターボール!」ポイッ

ヒュー

アセロラ「いだっ!」ゴツン

ポロッ

コロコロコロ

サトシ「あ、あれ?モンスターボールに入んないぞ?」

ロトム図鑑「何故ロト?あれだけ弱ってるのだから、ゲットできてもいいハズロト」

ピカチュウ「ピー?」

アセロラ「ミミッキュゥ」ヨロッ

サトシ「うーん、じゃあ麻痺させて…」

アセロラ「ミミッキュ!ミミッキュ!」チョイチョイ

サトシ「ん?」

アセロラ「ミミッキュ!ミミッキュ!」ウルウル

サトシ「ん?どうしたんだ?」

ピカチュウ「ピカピカ?」

ロトム図鑑「わかったロト!ミミッキュはサトシについていきたいんだロト!」

サトシ「え!?ゲットもしてないのにか?」

アセロラ「ミミッキュ!」ウンウン

サトシ「へへへ、わかったよ」ニッ

サトシ「ミミッキュ!ゲットだぜ!」

ピカチュウ「ピッカー!」

アセロラ「ミミッキュー!」

ククイの家

サトシ「博士ー!だだいまー!」

ピカチュウ「ピッカー!」

ロトム図鑑「ロー!」ヒューイ

ククイ「お帰り!サトシ!ピカチュウ!ロトム!」

サトシ「へへへへ」ニコニコ

博士「ん?どうしたサトシ?マジカルシャインみたいに輝く笑顔をして?」

博士「さては……なんかいい事でもあったか?」ニヤッ

サトシ「へへへ、ジャーン!」

アセロラ「ミミッキュ!」ヒョコッ

ククイ「!」

ククイ「サトシ……そいつは……」ゴクリ

サトシ「さっきそこでゲットしたんだ!」

サトシ「新しい仲間のミミッキュ!」バーン

アセロラ「ミミッキュゥ!!」

サトシ「博士!こいつ変わってるんだぜ!モンスターボールにも入んないし!」キラキラ

ピカチュウ「ピカピカ!」

アセロラ「ミミッキュ~」

ククイ「うーん…見たこと無い姿のミミッキュだな……」

ククイ「ひょっとして……」チラッ

バーネット「ミミッキュの新たなフォルムチェンジ……かもね?」スッ

ククイ「バーネット…」

サトシ「フォルムチェンジ!?」

ピカチュウ「ピー!?」

ロトム図鑑「ロロロー!?ミミッキュがフォルムチェンジ!?」

ロトム図鑑「大発見ロト!早速記録ロトー!!」パシャッ パシャッ

サトシ「や、やっぱりすっげーミミッキュだったんだ!」キラキラ

アセロラ「えへへ////」テレテレ

ククイ「ふふふ、喜んでるなサトシ」

バーネット「ミミッキュも照れちゃって…可愛いわね?」クスッ

アセロラ「ミミッキュゥ!」スリスリ

サトシ「ははは、よせよミミッキュ?くすぐったいよ」

アセロラ「ミミッキュゥ」スリスリ

ピカチュウ「ピカピー」

サトシ「あ、そうだった!」

アセロラ「?」

サトシ「おーい、みんなー!」

ニャビー「ニャー」

ルガルガン「ガル」

サトシ「それと」ジィー

モクロー「」スヤスヤ

サトシ「ははは、モクローまた寝てるのか」

モクロー「」スヤスヤ

サトシ「みんな!新しい仲間のミミッキュだ!」

ニャビー「ニャー」

ルガルガン「ガル!」

モクロー「」スヤスヤ

アセロラ「ミミッキュ!」ニコッ

ピカチュウ「ピッカー!」

アセロラ「!」

アセロラ「ミミギュアー!!」ゲシゲシ

ピカチュウ「ピ!?」

サトシ「お、おいミミッキュ!ピカチュウを蹴るなよ!」

アセロラ「ミミキュァ!!」ゲシゲシ

ピカチュウ「ピッカー!」

ククイ「……そーいやーミミッキュってピカチュウの事嫌いだったな…」

バーネット「……これから仲良くやっていけるの?」

アセロラ「ミミギュア!!」ゲシゲシ

ククイ、バーネット「……………」

ククイ、バーネット(ミミッキュって足あったんだ………)



シネー ピッカー ヤメロミミッキュ

翌日

ポケモンスクール

アセロラ「ミミッキュ!」

カキ「こ、これは……」

マオ「見たことないミミッキュだ…」

サトシ「へへへ、だろ?」ドヤッ

アセロラ「ミミッキュ!」ドヤッ

ロトム図鑑「どうやらミミッキュのフォルムチェンジらしいロト!」

マーマネ「フォルムチェンジ!?」

スイレン「サトシ、すごい!」

サトシ「まーね!」ドヤッ

アセロラ「ミミッキュ!」ドヤッ

サトシ「ちなみに昨日調べたところ♀だったよ」

アセロラ「キュウ////」テレテレ

カキ「あー、なんかわかるかもな」

マーマネ「このミミッキュ、可愛いもんね」

マオ(なんでミミッキュは照れてるの?)

リーリエ「……………」ゴクリ

スイレン「? どうしたのリーリエ?」

リーリエ「なんていうかその……」チラッ

アセロラ「ミミキュー」フリフリ

リーリエ「ミミッキュの布の中…気になりませんか?」ヒソッ

スイレン「!」

アセロラ「キュウ」フリフリ

スイレン(た、確かに気になるかも…)

スイレン「で、でも……確かミミッキュの布の中って危ないんじゃ……」ヒソヒソ

リーリエ「……………」ウズウズ

スイレン「………リーリエ?」

リーリエ「わ、私……論理的結論から言いますと、もう好奇心が抑えられません!」ウズウズ

リーリエ「ミミッキュちゃーん!」ダダダ

スイレン「リーリエ!?」

リーリエ「ミミッキュちゃーん!」ニコニコ

アセロラ「キュ?」

サトシ「どうしたんだよリー

リーリエ「ていっ」ピラッ

アセロラ「!?」ペラッ

全員「!?」

カキ「ちょ、リーリエ……」

マオ「ミミッキュの布(?)を……」

スイレン「や、やば……」

サトシ「お、おいリーリエ!なにして…」

ピカチュウ「ピー!」

アセロラ「……………」プルプル

リーリエ「あっ、しましま……」

アセロラ「……………」プルプルプルプル

リーリエ「?」

アセロラ「ミミギュアァァァァ!!」ブンッ


バチン

リーリエ「キャっ!」ドサッ

スイレン「リーリエ!」ダッ

シロン「コーン!」ダッ

ロトム図鑑「大変ロトー!ミミッキュがリーリエをぶったロト!」

リーリエ「うぅ…」ヒリヒリ

マオ「リーリエ!」ダッ

スイレン「だ、大丈夫リーリエ!?」

シロン「コーン!」

リーリエ「は、はい…なんとか…」ヨロッ

アセロラ「フーフー」

サトシ「や、やめろミミッキュ!」

ピカチュウ「ピカー!」

アセロラ「ミミギュアァァァァ!!」フーフー

サトシ「お、落ち着けよミミッキュ?な?」ナデナデ

アセロラ「……………」

アセロラ「ミミッキュウ」スリスリ

サトシ「ははは、くすぐったいよミミッキュウ?」ナデナデ

マーマネ「ふ、ふぅ…なんとかおさまったね?」ホッ

カキ「まったく、ヒヤヒヤしたぞ?」

マオ「それにしても……ホントにサトシになついてるんだね?」

アセロラ「ミミキュー」ペロペロ

サトシ「ははは」

サトシ「………大丈夫か?リーリエ」

リーリエ「い、いえ…私こそ……」

リーリエ「ミミッキュ…好奇心とはいえ、いきなりミミッキュの布(?)をめくってしまってごめんなさい」ペコッ

アセロラ「……………」プイッ

サトシ「リーリエも悪気があった訳じゃないんだ、許してやれよミミッキュ?」

アセロラ「………………」

リーリエ「ミミッキュ……」

スイレン「私も……ごめんね?ミミッキュ」ペコッ

アセロラ「シネヨブス」ペッ

スイレン「!?」ビチャッ

スイレン「あああ……」プルプル

マオ「スイレン?」

スイレン「さ、サトシ!い、今そのミミッキュ喋った!」

サトシ「? なに言ってんだスイレン?いくら珍しいミミッキュだからって喋る訳ないだろ?」

アセロラ「キュー?」

スイレン「ぜ、絶対に喋った!しかも私の事ブスって言った!」

サトシ「……ミミッキュがそんな事言う訳ないだろ?」

アセロラ「ミミッキュ!」アングリー

スイレン(ばけのかわかぶってぇぇ!!!!!)イライラ

スイレン「サトシ!しかもそのミミッキュ、私に唾までかけたんだよ!」ネバー

サトシ「……いい加減にしろよスイレン!!」

全員「」ビクッ

スイレン「サトシ……」

サトシ「………ミミッキュがそんな酷い事する訳ないよ」ギュッ

アセロラ「ミミッキュゥ」ギュッ

サトシ「………スイレンはさ?優しくて真面目でお茶目で……それに一生懸命頑張ってて…」

サトシ「すっげーいいやつだと思ってたのに、そんな嘘吐くなんて……正直少し見損なったよ……」

スイレン「そ、そんな…サトシ…」ウルッ

アセロラ「ミミッキュー♪」

マオ「ほ、ほら!二人とも!少し落ち着いて!ね?」

リーリエ「そ、そうですよ!」

マーマネ「ケンカはよくないよー?」

カキ「サトシ、スイレンだって悪気があった訳じゃないだろうし許してやれよ?」ポンッ

サトシ「やだ!スイレンがミミッキュに謝るまで許さない」プイッ

カキ「サトシ………」

ピカチュウ「ピカピ……」

スイレン「……………」

マオ「ほ、ほらぁスイレン?」

リーリエ「元はと言えば私たちが悪かったんです、ミミッキュに謝りましょ?」

スイレン「……………」チラッ

アセロラ「ミミッキュー」

スイレン「ごめんねミミ……

アセロラ「アヤマルトキハドゲザダロソバカスブス」

スイレン「」ブチッ

スイレン「コロスコロスコロスコロスコロスコロス」

マオ「スイレン!?」ビクッ

アセロラ「キュウ」ギュッ

サトシ「大丈夫、怖くないよミミッキュ」ナデナデ

スイレン「あああああ!!」イライライラ

マオ「お、落ち着いてよスイレン!」

リーリエ「わ、私!スイレンを保健室までつれていきます!」

マオ「ほ、ほら!スイレン!きて!」グイッ

スイレン「あああああ!」イライライラ

カキ「サトシー……」

ピカチュウ「ピカピ…」

サトシ「ふんっ」プイッ

マオ「ほらスイレン!」

リーリエ「いきますよ!」グイッ

アセロラ「デテイケッ!デテイケッ!」

スイレン「あああああ!」ズルズル


ズルズル


バタン

サトシ「よしよし、もう大丈夫だからなー?ミミッキュー」ナデナデ

アセロラ「ミミッキュ!」スリスリ

カキ「やれやれ」ハァ

マーマネ「あーっ!」

サトシ、カキ、アセロラ「!?」ビクッ

サトシ「な、なんだなんだー!」

カキ「いきなりどうしたんだマーマネ!」

アセロラ「ミミッキュー!」

マーマネ「い、今僕のパソコンで試しにそのミミッキュをジャッジしてみたんだけどさー?」

カキ「へぇ?特別なミミッキュをジャッジか……」

サトシ「マジで!?見せて見せて!」ワクワク

アセロラ「ミミッキュ!」ワクワク

マーマネ「う、うん……それが………」スッ

サトシ、アセロラ「」ワクワク


HP:ダメかも
こうげき:まあまあ
ぼうぎょ:ダメかも
とくこう:ダメかも
とくぼう:ダメかも
すばやさ:まあまあ


マーマネ「全然ダメだね」

サトシ、アセロラ「」

ロトム図鑑「このミミッキュは全然ダメロトね」

カキ「ま、まぁ…気を落とすなよサトシ?」ポンッ

カキ「ほ、ほら……バトルは数字だけじゃないさ?な?」

サトシ「そ、そうだよな?」ハハッ

ピカチュウ「ピカピカ」

アセロラ「……………」プルプル

アセロラ「ミミッキュー!」グイッ

マーマネ「わわっ!なにするのさミミッキュ!」

アセロラ「ミミッキュ!!」ピッピッ

サトシ「……ミミッキュ?」

マーマネ「ちょ、ちょっと!勝手にいじらないでよ!」アワワ

アセロラ「……………」ピッ

アセロラ「ミミッキュー!」グイッ

カキ「?」

サトシ「え?画面を見ろって?」

アセロラ「ミミッキュ!」ウンウン

サトシ、カキ、マーマネ、ピカチュウ「?」ソー

マーマネ「!」

カキ「こ、これは……」ゴクリ

ピカチュウ「ピッカー!」

サトシ「ミミッキュ……お前……」


かわいさ:さいこう
わかさ:さいこう
いろけ:ろりかも
おっ○い:ないかも
すきなタイプ:ひみつ
おくち:あんぐり


カキ「す、すごい……よくわからないけどすごい!」

アセロラ「ミミッキュ!」ドヤッ

マーマネ「あわわ…わ、わけのわからないデータが…う、ウイルス…」アワワ

サトシ「ミミッキュ…お前…」ワナワナ

アセロラ「キュ?」

サトシ「ははは!やっぱすっげーポケモンだったんだな!」ダキッ

アセロラ「キュー!」スリスリ

ピカチュウ「ピカピ………」

カキ「うーん……よかった……のか?」

ロトム図鑑「理解不能ロト」

マーマネ「故障……」ブツブツ

サトシ「………へへっ」

カキ「ん?どうした?」

サトシ「なんか……バトルしたくてウズウズしてきた!」

アセロラ「ミミッキュ!!」

サトシとミミッキュの対戦相手
カキ、マーマネ、マオ、リーリエ、スイレンの中から
安価下

サトシ「なぁカキ!バトルの相手を…」

アセロラ「……………」

アセロラ「ミミッキュ」スッ

サトシ「? ミミッキュ?」

アセロラ「…………」スタスタ



保健室

リーリエ「スイレン、落ち着きましたか?」

スイレン「…………うん…心配かけてごめんね?マオちゃん、リーリエ…」

マオ「全然いーよスイレン!」

リーリエ「私たち、友達じゃないですか」ニコッ

スイレン「マオちゃん…リーリエ…」ウルッ

マオ「それよりもスイレン、ちゃんとサトシとミミッキュに謝りなよ?」

リーリエ「このままケンカしたままなんて嫌ですよ?」

スイレン「………………」

スイレン(………確かに、このままサトシとケンカしたままなんて嫌……)

スイレン(………元はと言えば、悪いのは私とリーリエだし、ここはちゃんとサトシとミミカスに謝って………)グッ

ガラッ

スイレン、マオ、リーリエ「!」

アセロラ「ミミッキュ!」ヒョコッ

マオ「………?ミミッキュ?」

リーリエ「どうしたんですか?」

スイレン(まさかミミッキュ………私を心配して………?)

スイレン「あ、あの!ミミッキュ!私………」

アセロラ「オモテデナヨブス」チョイチョイ

スイレン「」ブチッ

ポケモンスクール 外

ヒュオオ

カキ「お、おい……なんでバトルの相手がスイレンなんだ?」ヒソヒソ

マオ「よくわかんないけどミミッキュの指名らしいよ?」ヒソヒソ

カキ「は?」

マーマネ「ウイルスガ……」ブツブツ

リーリエ「サトシ……スイレン……」

スイレン「………ゼンリョクでいくから」

アシマリ「アウ!」

サトシ「えーと…あ、うん……」

アセロラ「ミミッキュ~♪」ヘラヘラ

ピカチュウ「ピカピ……」

ククイ「………それでは、サトシ対スイレン……」

ククイ「バトル開始!!」

サトシ「よ、よーし!いくぜミミッキュ!」

アセロラ「ミミッキュ!!」グッ

スイレン「アシマリ!」

アシマリ「アウ!」

サトシ「ミミッキュ………!!」

サトシ「………このミミッキュって何使えるんだ………?」

アセロラ「キュ?」

ロトム図鑑「サトシ!このミミッキュの使える技は"はたく"…と…」

サトシ「そ、そうか!」

サトシ「ミミッキュ!はたく攻撃!」

アセロラ「ミミッキュー!」バッ

スイレン「……くるよ、アシマリ!」グッ

アシマリ「アウ!」

アセロラ「」ツカツカ

アシマリ「……………」グッ

アセロラ「」ツカツカ

アシマリ「………アウ?」

マオ「え?どういう事?」

リーリエ「ミミッキュ…アシマリを通過していっちゃいましたね……?」

サトシ「お、おい……ミミッキュ?」

アセロラ「……………」ツカツカ

アセロラ「」ピタッ

スイレン「?」

カキ「ど、どういう事だ?ミミッキュの奴……スイレンの前で立ち止まったぞ?」

スイレン「あ、あの……?ミミッキュ?」

アセロラ「………………」

アセロラ「ミミッキュ♪」バチン

スイレン「ぐへっ!」ドサッ

全員「!?」

アセロラ「ミミッキュ♪ミミッキュ♪」ピョンピョン

スイレン「おぉぉ………?」ボタボタ

アシマリ「アウア……」オドオド

リーリエ「スイレン!」

カキ「大丈夫かスイレン!」

マオ「ちょっと!何やってんのよサトシ!」

ククイ「サトシ!次トレーナーに攻撃したら反則負けにするからな!」

サトシ「い、いや…そ、その……」オドオド

サトシ「な、なにやってんだよミミッキュー!」

アセロラ「ミミッキュミミッキュ♪」ピョンピョン

サトシ「す、スイレンー?大丈夫かぁ?」

スイレン「だ、大丈夫………」ヨロッ

ロトム図鑑「それに"てんしのキッス"」

サトシ「てんしのキッス?」

アセロラ「……………」クルッ

スイレン「…………?」

アセロラ「……………」ツカツカ

リーリエ「ミミッキュ…どうしちゃったんですか?」

カキ「今度はサトシの所に……」

アセロラ「…………」ピタッ

サトシ「あ、あの………ミミッキュ?相手はアシマリ………」

アセロラ「ミミッキュ♪」

チュッ

サトシ「!?」

マオ「あわわわ////ミミッキュがサトシにてんしのキッスを…」カァー

リーリエ「ふえぇぇぇ////」カァー

カキ「ふむ」

アセロラ「ミミッキュミミッキュ♪」ガバッ

チュッ チュッ チュッ チュッ

サトシ「や、やめろミミッキュー!」グイグイ

アセロラ「ミミッキュミミッキュ♪」ハァハァハァハァ

ロトム図鑑「あとは"したでなめる"」

アセロラ「ミミッキュ~////」レロー

サトシ「…………ミミッキュ?」ゾクッ

マオ「あわわわ/////」

リーリエ「ふえぇぇぇ////」

カキ「ふむ」

ククイ「やれやれ」

ギャアアア

スイレン「」プルプル

アシマリ「あ、アウア?」

スイレン「アシマリ!アクアジェット!」

アシマリ「あ、アウア!」

ドドドド

アセロラ「ミミッキュゥ」レロー

サトシ「やめろミミ……

アシマリ「アウ!」ゴスッ

アセロラ「ぐえっ!」ドスッ

サトシ「ミミッキュ!?」

マオ「アシマリのアクアジェットがミミッキュにクリーンヒットした!」

リーリエ「ですね」

スイレン「ふんっ」

アセロラ「アアアアセボネガァ」ゴロゴロ

サトシ「大丈夫かミミッキュ!」

アセロラ「イタイヨーサトシー」ゴロゴロ

スイレン「アシマリ!とどめだよ!」ピカー

アシマリ「アウ!」

カキ「スイレンの奴……Z技を……」

ククイ「勝負を決める気だな?」

サトシ「く、くそ………どうしたら……」

アセロラ「ミミッキュ~」ゴソゴソ

サトシ「! それは……」

アセロラ「ミミッキュ!」コクッ

サトシ「………新しい……Zクリスタル……」

ロトム図鑑「あ、あれはミミッキュZロトー!」

マオ「ミミッキュZ?」

サトシ「……一か八か……」

サトシ「いくぜミミッキュ!俺たちの超ゼンリョク!!」ピカー

アセロラ「ミミッキュ!!」ピカー

スイレン、アシマリ「!」

ククイ「あ、あれは……!」

ピカチュウ「ピカー!」

サトシ「ぽかぼかフレンドタイム!!」

アセロラ「ミミッキュゥーー!!」バッ

リーリエ「み、見てください!ミミッキュの布(?)が大きく開いて……」

アセロラ「ミミッキュー!!」ガバッ

サトシ「え?ちょ、ちょっとミミッキュ!」

アセロラ「ミミッキュ~」バクッ

マオ「…………サトシに……」

サトシ「モガ……ちょ、ちょっとミミッキュやめ……」モガモガ

アセロラ「ミミッキュ♪」グイグイ

サトシ「な、なにも見えな……!うげっ!なんか湿ってる!」ゴロゴロ

アセロラ「ミミッキュ////」ポッ


アアアアー

ククイ「ミミッキュの奴……サトシをしぼりとる気か?」

ピカチュウ「ピカピ……」

その頃


コジロウ「いやー、今日はハニードーナツが大量に売れたなぁ」ニコニコ

ムサシ「帰りにでっかいマラサダ買ってくわよ!」

ニャース「ムサシ、無駄遣いは良くないにゃ」

ムサシ「うっさいわねー」

ソーナンス「ソーナンス!!」

ミミッキュ「…………」トボトボ

ミミッキュ「…………!!」ピク

ムサシ「ん?」

ニャース「どうしたにゃ?ミミッキュ」

ミミッキュ「……………」スー

コジロウ「お、おい!ミミッキュ!」

ムサシ「何処行くのよ!」

ソーナンス「ソーナンス!」

アセロラ「ミミッキュミミッキュ!」ベタベタ

サトシ「も、もうやめてくれ~ミミッキュ!」グイグイ

ピカチュウ「ピカピ!」

ロトム図鑑「あれはミミッキュの"じゃれつく"ロト」

カキ「あのミミッキュ、まったくサトシのいう事を聞かないな」

リーリエ「サトシに凄くなついているように見えるのですが……」

カキ「やっぱり特別なフォルムのミミッキュだから手なずけるのも困難なのか?」

ククイ「なんにせよ、トレーナーとしてはまだまだせいちょうが必要だなサトシ」フッ

スイレン「うあァァァァァァ!!!」ピカー

マオ「スイレンのZリングの輝きが凄い事になってる……」

リーリエ「怒りのボルテージが振り切ってますね……」

マオ(顔がオニゴーリだよスイレン…)


ガサゴソ


マオ「!」

ミミッキュ「……………」ヒョコ

マオ「え?」

リーリエ「ミミッキュ?」

カキ「このミミッキュは確か……」

オーイミミッキュー

マオ「ん?」

ガサゴソ

ムサシ「たくっ!勝手に何処でも行くんじゃないわよ!」

ニャース「追いかけるにゃー達の身にもなるにゃ!」

コジロウ「そうだぞー!」

ソーナンス「ソーナンス!」

ミミッキュ「……………」

リーリエ「……あ!」

カキ「お前たちは!」

コジロウ「………げ……」

ニャース「めんどくさい所に来てしまったにゃ……」

ソーナンス「ソーナンス!」

マオ「ま、まさか……特別なミミッキュを狙って……」

コジロウ「特別なミミッキュ!?」ピク

ムサシ「なにそれ!」キラキラ

リーリエ「あのミミッキュはサトシの大切なポケモンです!絶対に渡しません!」

カキ「やるんなら俺たちが相手になるぜ?」スッ

ムサシ「ふん!上等よ!」


サトシ「やめろ~!ミミッキュ!」

アセロラ「ミミッキュミミッキュ!」ベタベタ


ニャース「というか、ジャリボーイの上に馬乗りになってるあの紫ジャリガールはなんにゃ?」

ミミッキュ「……………」

ヒドイデ「ドイデ~」ギュウウ

コジロウ「や、やめろ!対抗しなくていいから!」グイグイ

リーリエ「やはりミミッキュを……」

マオ「アママイコ!サトシとミミッキュを守るよ!」スッ

アママイコ「アマ!」

カキ「ガラガラ!」

ガラガラ「ガラ!」

ムサシ「……なんなのよ……」

ニャース「だから特別なミミッキュなんて何処にいるにゃ?」

ソーナンス「ソーナンス!」

ミミッキュ「…………」

ヒドイデ「ドイデ~」ギュウウ

コジロウ「ぐ……う…ぅ……」グイー


ザッ

ムサシ、ニャース、ソーナンス、ミミッキュ「!」


キテルグマ「………………」バーン


ムサシ「…………へ?」

ニャース「にゃ、にゃんでこのタイミングで……?」

ソーナンス「ソーナンス!」

キテルグマ「……………」ガシ

ロケット団「!」

ムサシ「ちょ、ちょっと!」

ニャース「放すにゃ!」

ソーナンス「ソーナンス!」

ヒドイデ「ドイデ~」

コジロウ「うぅ……」

キテルグマ「……………」ババッ

シュタッ


ザッ

アーレー


マオ「………行っちゃった…」

カキ「……なんだったんだ?」

オーイオマエラー

カキ、マオ、リーリエ「!」

マーマネ「パソコンが…データが…」ブツブツ

ククイ「"こうそくいどう"で逃げろ~!」タッタッタ

カキ、マオ、リーリエ「へ?」


スイレン「吹っ飛べミミカス!!水平線の彼方まで!!!」ピカー

アシマリ「アウーー!!!」


マオ「な!?」

カキ「スイレンのZリングが見たことないぐらいの輝きに………」

リーリエ「論理的結論から言いますと、やばいですね。やばすぎです」



サトシ「お、おいミミッキュ!やばい!やばいって!」パンパン

ピカチュウ「ピカー!」

アセロラ「キュ?」クルッ

スイレン「スーパーアクアトルネード!!!」ピカー

アシマリ「アウー!!」

ゴゴゴ

ドドドド


サトシ「な、なんだあの水の量!?」

ピカチュウ「ピ………」ポカーン

ロトム図鑑「こ、このままじゃスクールごと沈むロト!!」

アセロラ「オクチアングリ」


ドドドド


スイレン「消えろミミカス!!」

アシマリ「アウー!!」


ドドドド


サトシ、アセロラ、ピカチュウ、ロトム「!!!!!」




ザパーン!!

ククイの家

ガチャッ

タダイマー

バーネット「!」

バーネット「おかえりー」

ゴンベ「ゴーン」

サトシ「…………」ベチャ

ピカチュウ「ピー……」ベチャ

アセロラ「キュー」ベチャ

ロトム図鑑「ロー……」ベチャ

ククイ「……………」ベチャ

バーネット「………なんでびしょ濡れなの?」

ククイ「………ちょっとな……」ベチャ

ククイ「あ、ちなみに明日からスクールは少し休校だから」

バーネット「なんで?」

ククイ「沈んだ」

バーネット「…………は?」

ゴンベ「ゴーン?」

サトシ「あー、お腹空いたぁ」グー

アセロラ「キュー」グー

バーネット「サトシ、ご飯の前にそのびしょ濡れの体をどうにかしなさい?お風呂沸いてるから」

サトシ「はーい」

アセロラ「キュー」スリスリ

サトシ「………ん?ミミッキュも一緒にお風呂入りたいの?」

アセロラ「キューキュー!」フンフン

ピカチュウ「ピカピ……」

サトシ「よし!じゃあ一緒に入るか!」

アセロラ「ミミッキュ♪」

タッタッタ

ククイ「ミミッキュの奴、本当にサトシにメロメロだな?」

バーネット「そうね?」クスッ


ミミッキューアンマリクッツクナヨ エヘヘー


ククイ「………あの…後で…」コホン

バーネット「………サトシ達が寝てからね?」

バーネット「は~い!お待ちかねのご飯よ~」コト

サトシ「お~!美味しそ~!」キラキラ

ロトム図鑑「これは精力がつきそうロト!」

ククイ「よし、それじゃあいただきますをしてから……」

アセロラ「ミミッキュミミッキュ!」バクバク

サトシ「……ははっ」

ククイ「やれやれ…」

バーネット「はい、ピカチュウ達にもポケモンフーズ」コト

ピカチュウ「ピカー!」

ニャビー「ニャー!」

モクロー「ロー」

ルガルガン「ガル」

ゴンベ「ゴーン」

サトシ「さーて、そろそろ寝るかー」ファー

アセロラ「ミミッキュ!」スッ

サトシ「え?本を読んで欲しいの?」

アセロラ「ミミッキュミミッキュ!」コクコク

サトシ「うーん、わかったよ。えーと……」ペラッ

サトシ「……なになに?大昔にポケモンと結婚した人間が…………」ペラッ

サトシ「難しい本読むんだな~ミミッキュ」

アセロラ「ミミッキュ!」

ピカチュウ「ピカピー!」




サトシ「ふぁぁ~!難しい本読んで疲れたし寝るか~」

アセロラ「ミミッキュゥ」スリスリ

サトシ「?」

ロトム図鑑「サトシー!ミミッキュはきっとサトシと一緒に寝たいロト」

サトシ「………え?一緒に寝たいの?」

アセロラ「////」スリスリ

サトシ「………でも狭いし……」

アセロラ「キュウ…」ウルウル

サトシ「わかったよ…」ハァ

アセロラ「ミミッキュ!」ニコニコ

ピカチュウ「ピカピ!」

サトシ「ピカチュウもこいよ」チョイチョイ

ピカチュウ「ピカ……」


サトシ「おやすみ、ピカチュウ、ミミッキュ」ギュッ

アセロラ「おやすみ、サトシ」ギュッ

ピカチュウ「ピカー」

…………………

…………

……

翌日

チュンチュン

サトシ「ん~……朝か……」ムクリ

サトシ「あ~なんか体がダルい……風でもひいたかな?」ムギュ

サトシ「…………ん?」ムギュムギュ

アセロラ「ZZZ」スヤスヤ

サトシ「あ、そうか。昨日ミミッキュとピカチュウと一緒に寝たんだっけ………」

サトシ「ミミッキュ~ピカチュウ朝……」

シーン

サトシ「…………ピカチュウ……?」

サトシ「………ピカチュウ…もう起きたのかな?」

アセロラ「ZZZ」

サトシ「博士~」

ククイ「おっ、スクールが沈んで暫く休校だってのに早起きだなサトシ!」

サトシ「うん、そんな事よりピカチュウは?」

ククイ「見てないが?」

サトシ「…………え?」

アセロラ「キュ~」ゴシゴシ

ククイ「……ピカチュウにいったい何かあったのか?」

サトシ「………昨日ピカチュウと一緒に寝たハズなのにピカチュウが見当たらないんだよ………!」

ククイ「……なに!?」

サトシ「……ミミッキュ!ピカチュウの事何か知らないか?」

アセロラ「キュー」フリフリ

ククイ「……そうだ!ロトムなら……」

ガタッ

サトシ、ククイ「!」

ロトム図鑑「」ボロッ

サトシ「ロトム!」

ククイ「………図鑑がグチャグチャに破壊されてる……」スッ

ククイ「……中身のロトムもいない……誰がこんな事を………」

サトシ「ピカチュウ……ロトム……」

アセロラ「ミミッキュ~……」スリスリ

サトシ「ミミッキュ……ミミッキュもピカチュウ達の事が心配?」ナデナデ

アセロラ「キュー!」スリスリ

サトシ「…………ん!」スッ

アセロラ「!」

ククイ「……………ピカチュウとロトムを探しに行くのかサトシ?」

アセロラ「キュー!」

ククイ「……サトシ…これはただ事じゃない予感がビンビンする。気をつけろよ?」

サトシ「なんとかなるさ」ニッ

サトシ「どんな事をしてでもピカチュウとロトムを見つけてみせる!」

ククイ「サトシ……」

アセロラ「キュ~」スリスリ

サトシ「ここで博士と一緒に待っててくれミミッキュ」ナデナデ

アセロラ「…………うん…」コクッ


タッタッタ


バタン


ククイ(サトシ…ピカチュウ…ロトム…何事もなければいいが………)

アセロラ「……………」




……一年後、サトシは相棒ミミッキュと共にアローラ地方を制覇し、また次の地方へと旅立った



END

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