古畑「ニュージェネレーション?」 (38)

初立てだけど、書き溜めたものを晒け出してみる!

推理ものなんて書いたこと無いから雑だけど許してほしいな!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371662077

古畑「えー、昨今はアイドルブーム、とでも言うべきでしょうか。
   さまざまなアイドルがいまやお茶の間を賑わしています。
   AKB48、ももいろクローバー、みんな聞いたことがありますが、
   私の世代はなんといってもおにゃんこでした。
   そして時は流れて、今や新しい世代がやってきております。
   新しい世代。
   ニュージェネレーションとでも言えばよろしいでしょうか?」

午後・7時

事務員「凛ちゃん凛ちゃん」

凛「はい?どうかしましたか?」

事務員「あのね、社長が呼んでたわよ」

凛「社長が・・・?」

事務員「きっと、今日凛ちゃんのCDのセールスの発表のことだと思うわ。
    私も今日のランキング楽しみにしてるから!」

凛「あ、はい・・・」

事務員「それじゃあ今日は早いけど、お先に失礼しまーす」

凛「お疲れ様です」

午後・8時

コンシュウノニイハー、シブヤリン!キョクメイハー

社長「・・・結局、今回も二位か」

凛「・・・すみません」

社長「まったく。あれだけ話題を作っておきながら・・・」

凛「・・・」

社長「お前にいくら投資をしたと思っているんだ」

凛「投資・・・?」

社長「おかしいと思わなかったのか?パッと出のお前のような娘がここまでメディアに露出できるなんて」

凛「そんな・・・。じゃあ私は何のために・・・」

社長「これはビジネスだ。投資してこそ、話題を生み、そこから金が生まれる」

社長「話題が無くなれば新しい人材だ。そうやってこの業界は成り立ってきた」

社長「だから私をこれ以上失望させないでくれ。これからも、よろしく頼むよ。渋谷くん」ポン

凛「」ギリッ
バッ

凛「ッ!!!」

ガヅッ
社長「あ・・・」

ガヅッガヅッガヅッ
社長「」ビクンビクン

凛「・・・あ」バッ

ゴトン

凛「あ、あ、・・・」
フキッフキッフキッ

サーテ、コンシュウノイチイ、イッテミヨー

凛「!?」バッ

コンシュウノイチイハー・・・

凛「・・・」

-翌朝-

今泉「あ、来た来た」

西園寺「どうも、お疲れ様です」

古畑「本当にお疲れ様ですだよ。朝早くだからコンビニも人がいっぱいだよ。
   それにしてもこれ本当にてりやきバーガーなの?全然てりやきじゃないじゃないか
   もっとこう、てりやきのタレをべっとりさせなきゃダメだよ」

今泉「コンビニのだから仕方ないじゃないですか」

古畑「仕方ない?仕方ないために私は126円払ったわけじゃないんだよ?」

今泉「そんなにイヤならじゃあボクにくださいよー」

古畑「それはダメ」ヒョイパク

今泉「ちぇっ」

西園寺「それではこちらへ」

-現場・社長室-

西園寺「被害者はシンデレラプロの社長、那梨さん。犯行時刻は夜8時頃かと思われます」

西園寺「死因は後頭部を灰皿で殴打。こちらがその凶器になります」

古畑「あーあー血がべっとり。こりゃ殺人だねぇ」

西園寺「近隣の方からは怪しい人物は見なかったとのことです」

古畑「ふーん。お金とか貴重品は無事なの?」

西園寺「特に荒らされた形跡はありません」

古畑「じゃあ私怨による殺人だね」

西園寺「だと推測します」

西園寺「第一発見者はビルの掃除をしている60台の女性。朝なのに電気が着けっぱなしなのを
    不審に感じて部屋をあけたところ、事件が発覚しました」

古畑「なるほどねー」

凛「・・・」

古畑「ん?彼女は?」

今泉「あっ、ボク知ってますよ!あれ、渋谷凛ちゃんでしょ?」

古畑「しぶ・・・誰だいそれは?」

今泉「あ、知らないんですか?今売り出し中のアイドルなんですよ!あんなにかわいい上に
   クールな雰囲気がなんとも言えないんだ!」

西園寺「なお、彼女が被害者を最後に目撃した人物でもあります」

古畑「あ、そうなの」

西園寺「なので彼女にも現場に来ていただいています」

古畑「大丈夫なの?彼女にこう、殺人の現場なんて見せちゃってさ?しかも自分の会社の
   社長のだよ?」

西園寺「渋谷凛さんは社長が発掘した次世代のアイドルらしいですからね。社長に対しては
    並々ならぬ恩を感じているはずです」

古畑「あらら。かわいそうにねー」

今泉「あっ、古畑さんもわかってくれますか?いやー、かわいいですよね。」

古畑「私はかわいそうだって言ったの」ペシッ

今泉「あいたっ!」

古畑「すみませーん。お話お聞かせいただいてもよろしいでしょうか?」

凛「・・・誰?」

古畑「私、古畑と申します。この事件を担当することになりました。
   このたびは、あー、つらい事件で・・・。社長はあなたの・・・」

凛「恩人です。私をここまで引っ張ってくれました」

古畑「ええ。つらい心中、お察しします。
   ですが、事件解決のため、今一度ご協力をお願いいたします」

凛「はい。それで、何を答えればいいんですか?」

古畑「えー、あなたは社長と最後に会ったとのことですが、具体的にどういった会話を?」

凛「新しいCD出したんです。それで「がんばれよ」ってハッパをかけてもらったんです」

古畑「なるほど。それで、社長とのお話が終わったてからは?誰かと会いましたか?」

凛「特に誰とも会っていません。そのまま寮に帰りました」

古畑「ふーむ。それでは、渋谷凛さん、あなたが社長と最後に会った人物になりますね?」

凛「凛、でいいです」

古畑「失礼。凛さんが社長と最後に会った方ですか?」

凛「そうなるかな?社長と話し終わったら誰もいませんでしたから」

古畑「なるほど。それでは、失礼ですが、あなたのアリバイをお聞かせいただきたいのですが・・・」

凛「アリバイ・・・ですか?寮でずっとテレビを見てたので・・・」

今泉「古畑さん、もしかして、凛ちゃんを疑ってるんですか?
   凛ちゃんが人殺しなんてするわけないでしょ!?」

古畑「あー。キミは捜査を手伝うのか、邪魔をするのかどっちなんだい?」

今泉「今は凛ちゃんの味方です!」

古畑「話になんないね」

西園寺「ちなみに、テレビといえばどんな番組をご覧になっていましたか?」

凛「タイトルはよく覚えてないけど、今と昔のTOP10みたいな番組だったな。
  私もCDを出したので、自分の順位も気になってましたしね」

古畑「自分の順位ですか・・・。いやはや。アイドルというのも競争が激しそうで・・・」

凛「たしかにライバルは多いです」

あ、すっかり忘れてた注意書き・・・。


・現実の人物とか団体が出てきてごっちゃになってます。
 一応○で伏せてはいるつもりですが・・・

西園寺「失礼ですが、その歌番組の内容はどうでしたか?覚えているところでもいいので」

凛「私の歌が2位でした。1位はSo ○ong」

今泉「あー、A○Bが1位だったんだ。でも、ボクは凛ちゃんのこと応援してるから!」ギュッ

凛「ありがとうございます」ギュッ

今泉「古畑さん、見てくださいよ!ボク、凛ちゃんと握手してますよ!」

古畑「みっともないからやめなさい。どうもすいません。こんなオッサンがファンなんてイヤでしょう?」

凛「そんなことはありませんよ」

今泉「凛ちゃんは優しいなぁ」ジーン

西園寺「それではテレビの話をもう少し詳しく聞いてもよろしいですか?」

凛「昔の方は97年だったかな?あまり知ってる曲は無かったかな」

西園寺「なるほど・・・」

今泉「そりゃそうだよ。97年なんて、凛ちゃん生まれてないでしょ?」

凛「はい」

古畑「CDかー。私はどうも最近の曲はわからないよ」

西園寺「私も、有名なものくらいなら」

今泉「二人とも古いなぁ。ボクなんて最近の曲もたくさん知ってるんだから」

古畑「いい歳したオッサンがよく言うよ」

凛「あの・・・」

古畑「あ、どうも。お話聞かせていただき、ありがとうございました。今日はこれくらいで」

凛「・・・それでは」



今泉「いくらクールな凛ちゃんでも、恩人が死んじゃったらつらいよねぇ」

古畑「そうだねぇ。それじゃあさっさと仕事に戻るよ」

-後日・撮影現場-

スタッフ「それでは渋谷凛さん30分休憩入りまーす」

凛「お疲れ様です」


ヌッ
古畑「こんにちわー」

凛「刑事さん?」

古畑「んー、私のことは古畑とお呼びください。」

凛「わかりました。古畑さん、でいいんですね?」

古畑「結構です」

古畑「いやはや、こういう現場も懐かしいですね。私、昔こういうところでも事件の
   捜査をやっていたんですよ」

凛「へぇ?」

古畑「なんていったって、SMAPを捕まえたの、私なんですよ」

凛「SMAPを・・・」

古畑「いやー、あの事件は本当に—」

凛「・・・それで、今日はどうしたんですか?」

古畑「あ、お休み中でしたよね。失礼しました。
   んー、ちょっとわからないことがあったので、凛さんに聞きにきたんです」

凛「わからないこと?」

古畑「ええ。凛さんは社長室でどういう会話をされていたんでしたっけ?」

凛「そんなに難しい話はしてません。社長から「今後もがんばってくれ」って言われたくらいです」

古畑「本当に?」

凛「はい」

古畑「うーん。やっぱりわからないなぁ」

凛「わからない?」

古畑「だってそうでしょう?ハッパをかけるなら別に事務所のみなさんがいる前でも
   いいじゃないですか。なんでわざわざ社長室なんかに?」

凛「・・・さあ?それは私も・・・」

古畑「・・・もしかしたら、もっと大事なお話があったから、とか?」

凛「特にそんな素振りは・・・。でも、社長は滅多に社内に顔を出さなかったので、
  今回も同じようにしたのでは?」

古畑「あー、なるほど!それなら・・・。んー、やっぱりわからないや」

凛「まだわからないんですか?」

古畑「凛さん、あなたの証言では凛さんが最後の事務所退出者だったんですよね?
   それなら別に社長室に呼ばなくても良かったのでは?」

凛「・・・たしかに。でも、社長もさすがに事務員さんが帰る時間まで把握して
  なかったから呼んだんじゃないんでしょうか?」

古畑「・・・なるほど。考えてみればそうですよねぇ。一企業の社長が、事務員さん
   一人の退社時間まで管理するわけありませんもんね」

凛「今度は解決できましたか?」

古畑「それはもう」

凛「良かったです。それじゃあ私は休憩へ」

古畑「すいません。貴重なお時間を頂戴してしまって」

凛「気にしないでください。それでは」

-スタジオ・外-

西園寺「古畑さん」

古畑「どうだったー?」

西園寺「被害者についてですが、やはり私怨で殺害された可能性が高いです」

古畑「あ、やっぱり?」

西園寺「実は被害者なのですが、どうも金の力で裏のほうでいろいろとやっていたみたいです」

古畑「いろいろー?」

西園寺「たとえば、自社から出たCDの買い上げ、とか」

古畑「うーん。よくやるよ」

西園寺「おそらく、金銭の関係で殺害された可能性が高いです」

古畑「なるほどねぇ。それじゃあその線で捜査を進めといてね」

西園寺「了解です」

-翌日・式場-

凛「うん。よく似合ってるよ」

友人「あはは。ありがとー」

凛「でも、まさかウェディングドレスなんてねー」

友人「うらやましい?」

凛「・・・少しはね。でも気をつけないとダメだよ。結婚式前にウェディングドレスを着ると・・・」

友人「ねぇ、凛。あの人・・・」

凛「?」

古畑「」ヒラヒラー

凛「・・・古畑さん?」

友人「(ヒソヒソ)誰?あれ?」

凛「刑事さん。社長の殺人の担当してるんだ」

友人「こんにちわ」

古畑「どうも、ご丁寧に。あー、すみませんが、凛さんとお話したいのですが・・・」

凛「いいですよ。ごめん。また後で」

友人「OK。また後でね。行ってらっしゃい」

古畑「本日はどうしてこちらに?」

凛「私の友達がウェディングドレスのモデルをやってて。今日はその応援に」

古畑「それはそれは。凛さんは?」

凛「私は呼ばれてないから」

古畑「いやはやもったいない。あなたのような方が・・・」

凛「本番までとっておく、という風に考えます。それで、今日は一体どういうご用件で?」

古畑「ええ。お聞きしたいことがありまして。あー、恩人のことを言うのも何なのですが・・・。
   今回の殺人は私怨で殺された可能性が高いと見ています。そこで凛さんに何か心当たりが
   あるかと・・・」

凛「特にそういった話は聞いていません」

古畑「あー、そうでしたか・・・」

凛「それだけですか?」

古畑「あー、そうですね。それがわかれば捜査の手がかりになったハズなんですがねぇ・・・」

凛「ごめんなさい。ただ、そういう話なら私以外の方に聞いたほうが・・・」

古畑「んー。そうします」

ラララララー、ラララララーララー

古畑「これは懐かしい。んー、未だにこの曲は使われているんですねぇ」

凛「結婚式の定番ソングですね」

古畑「いやあ。以前お会いした際には音楽は聞かないと言ったのですが、こういう
   曲ならば私も知っています。」

凛「私も、この程度なら知ってます」

古畑「私も何度も結婚式に誘われ、何度も聞きましたので」

凛「私は結婚式に参加したことはまだ無いですね」

古畑「近い将来、そういう機会がやってくると思いますよ」

凛「そうですか。・・・あ、そろそろ」

古畑「あ、そういえば友人がお待ちでしたよね。ごめんなさい、また時間をいただいてしまって」

凛「いえ、私も特に力になれなくて・・・」

古畑「いえいえ。とんでもない!それでは、私もこの辺で」

凛「失礼します」



古畑「・・・」

古畑「ラララララー、ラララララーララー」

今泉「古畑さん、急にどうしたんですか?」

古畑「ンーンーンー、ンーーンーーンーーンーー」

今泉「古畑さーん?古畑さーーーん?」

西園寺「古畑さん」

古畑「あー西園寺くんお疲れ様。それで、どうだった?」

今泉「あれ?無視してたんですか?ヒドイなぁ!」

西園寺「古畑さんのおっしゃったとおりでした」

古畑「やっぱり。ありがとう。助かったよ」

西園寺「いえ。それでは」

-スポットライト-

古畑「えー、今回の事件、ようやく解決しそうです。
   犯人はやはり凛さんで間違いありません。
   今回、推理というほど推理をしていませんが、所詮はその程度の>>1だったということで・・・。
   さて、今回のポイントは結婚式です。
   結婚式と彼女の発言には矛盾があります。
   今回はそれを突いていこうと思います。
   もし、あなたが>>1と同じぐらいの年齢なら思い出してみてください。
   97年に、何が流行っていたのかを。



   古畑任三郎でした」

-夜・社長室-

ガチャッ
凛「古畑さん、どうしたんですか?急に呼び出して」

古畑「えー、社長に恨みを持っている人物についてまたお話がしたいと思いまして・・・」

凛「・・・以前も申し上げたとおりですが?」

古畑「それなんですが、凛さんは本当に知らないのですか?」

凛「え?」

古畑「那梨社長についてはこちらで調べました。死者にムチ打つようで申し訳ないのですが、
   彼、相当あくどいことをやってらしたそうです。CDの売り上げについても金をばらまいて
   いたそうです。言い換えれば、市場も操作していた」

古畑「当然、あなたのCDも対象です」

凛「・・・急にどうしたんですか?」

古畑「あなたは社長が自分のCDの自社買いを知った。市場を操作されていると知った」

凛「・・・」

古畑「社長があなたをこの部屋に呼んだのは、んー、何かしらの通告をするためでしょう」

古畑「たとえば、支援を止める、とか」

古畑「危機感を覚えたあなたは、近くの灰皿で、ガツン、と」

凛「・・・話になりません。全てあなたの妄想です」

古畑「はい。このままでは私の妄想です。ですが、私はあなたが犯人だと確信を持っています」

凛「証拠は?」

古畑「あなたにはアリバイがありません。せいぜいテレビだけです」

凛「しょうがないでしょう?私一人しかいなかったんですから」

古畑「ええ。ですが、私はあなたの発言に違和感を覚えています」

凛「違和感?」

古畑「テレビですよ。あなた自分のアリバイを証明するときにテレビを見たと言った。
   でも、テレビならここでも見れるじゃないですか」

凛「それはそうですが、テレビなんてどこででも見れるじゃないですか」

古畑「そう、それはおっしゃるとおりです。でも私の感じている違和感はそこじゃないんです」

凛「?」

古畑「今週の2位は?」

凛「え?」

古畑「『歌の古今東西!今とあの頃のベスト10』。その番組で2位は何でしたか?」

凛「私のCDです」

古畑「正解です。それでは今週の1位は?」

凛「So ○ong」

古畑「正解。それじゃあ97年の1位は?」

凛「知りません。そのことは言いましたよね?そんな昔の曲は私知らないって」

古畑「本当に?本当に聞いたことが無い?」

凛「16年前ですよ?私はまだ生まれていない。そんな曲は—」

〜Can you celebrate?〜

凛「・・・これは?」

古畑「・・・んっふっふっふー・・・。これを聞いても、知らないとでも?」

凛「・・・」

古畑「ラジカセなんて久々に引っ張ってきましたー。
   「○AN YOU CELEBRATE?」です。私でも知っています」

古畑「そして、あなたも、知っているとおっしゃっていましたよね?」

古畑「忘れたとは言わせません!あの結婚式場での会話です。あなた、「私も知ってる」
   とおっしゃいましたよね?結婚式の定番ソングだということもあなた知っていた!」

古畑「でもこの曲は『歌の古今東西!今とあの頃のベスト10』で97年の1位を取ったんです!
   それでもあなたは97年の1位は知らないと言った!テレビを見たはずなのに説明ができなかった!」

古畑「曲名を忘れることは多々あります。でも、この曲の特徴なら言えるはずです!
   いや、言えていました!結婚式の定番ソングだと!」

古畑「知っているはずの97年の1位を、知らないと仰った理由。私が納得いく
   ような説明ができますか?」

凛「・・・もういいよ」

古畑「・・・」

凛「古畑さん、あなた少し間違ってる」

古畑「はい?」

凛「支援を打ち切られる、それは別にどうでもいいの」

凛「私はアイドルという仕事が好き。あいつは、それを侮辱した」

凛「笑っちゃうでしょ?頑張ったと思ったら、結局はあいつの手のひらの上で踊ってただけだったって」

凛「私がこのままだったら次がいるとも言っていた。私は何だったの?」

凛「結局は、アイドルって言うけど、ただの偶像でしかなかったんだね」

古畑「・・・偶像なんていわないでください。」

凛「・・・」

古畑「あなたはニュージェネレーションとなる人間でした。そんなあなたについてくる
   ファンは誰もが本物のハズです。社長のお金で買われた人ではありません」

古畑「少なくとも、私の部下の気持ちは本物でした。決して社長の金の力でファンに
   なったんじゃありません」

古畑「それはあなたにも伝わっていたはずです」

古畑「もう少し自分を信じていれば、こんな事件は起こらなかったハズです。
   ・・・とても、残念でなりません」

凛「あはは。そうだね。古畑さんの言うとおり。もうちょっと、自分、ううん。
  ファンを信じれば良かったかな」

古畑「・・・行きましょうか?」

凛「」コクリ

ジャンジャン
ジャジャン
ジャンジャン
ジャジャン
ジャンジャン
ジャジャン
ジャンジャン
ジャジャン
デレーレデレーレデレーレレー

スタッフ「・・・はい。カットでーす!」

スタッフ「渋谷凛さん、本日で撮影終了でーす!!」

スタッフ一同「お疲れ様でしたー!!!」

凛「ありがとうございます。皆さんのおかげで頑張れました」


モバP「お疲れ様」

凛「ありがとう」

モバP「見事な犯人役だったよ。これは、新しい仕事が増えるかもな」

凛「うん。・・・期待してるよ?」

モバP「ははは、これは手厳しいなぁ」

モバP(他の子にも犯人役の依頼きてるからなぁ・・・)



古畑「ニュージェネレーション?」完

おしまいです。

無理やりもいいとこの話でごめんなさいです。
ただ古畑で話を書きたかっただけなんだ!

とりあえずレスありがとうございました!

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