上条「長点上機学園に編入??」 (25)

もし、圧倒的身体能力を誇り、とっさの判断で天才的な戦闘センスを見せる幻想殺し持ちの我らが上条さんが、たまたま長点上機学園の学者に発掘されたらと言うお話です。



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とある夏の某日

上条「はぁはぁ、くそっ!スキルアウトに追い回されるなんて不幸だぁー!」

スキルアウトA「待ちやがれ!」 ? テカラホノオダス

上条「パイロキネシストか、くそ!」ピキーン

スキルアウトB「何??あいつ今、何をしたんだ...?」

???「・・・・・・」



翌日

上条「昨日は本当に災難だったな・・・今日のチラシはっと・・・なんだ?この高価そうな封筒」

上条「なっ!!!」



とある高校

土御門「長点上機学園に編入!!!???」

上条「あ、ああ。実は上条さんがスキルアウトに追われているところを見られていたっぽくてな。もしかしたら学園都市第7位の削板軍覇に次ぐ原石のレベル5になる可能性があるらしい」

青ピ「・・・・・・」

上条「どした青ピ?・・・まあ聞け、こんなことがありまして」

モワワワ-ン


長点上機学園

???「やあ、よく来てくれたね上条当麻君。私は長点上機学園の研究所長の臥煙だ。よろしく」

上条「はぁ。上条当麻です・・・あの、編入の件なんですが」

臥煙「この間、君、第七学区の裏路地でスキルアウトに追われていたね。その時、見せてもらったよ。演算を強制停止・・・いや、私には打ち消していた様にも見えたがね?一応確認するが、君は本当にレベル0という認識でいいかね?」

上条「はい。この右手は幻想殺しと言う、異能の力ならなんでも打ち消すことができます。そのせいで運まで打ち消してしまって・・・」トホホ

臥煙「スキルアウトに絡まれたと」

上条「・・・・・・はい。それでもここは科学の都市、俺の通ることごとくの信号が赤で、クラスメイトには不幸を理由にするなと頭突きされ、こう考えたらつくづく、不幸だ」トホホナカミジョウサンデスコトヨ-

臥煙「た、大変なんだね」

上条「でですね・・・俺はこの通りレベル0なので、奨学金も安くて、学費が払えないので、編入の件は」

臥煙「ああ、それなら大丈夫。普段の授業とは別に実験をさせてくれれば学費は全額、長点上機が負担し、今より広い学生寮にも引っ越してもらうこともできる、さらに、それが大きな研究結果をもたらせば、おそらく私の見立てではレベル5認定されるはずだ」

上条「マママママジですかぁぁ!!!」

モワワワ-ン

上条「・・・と言うわけで、転校になります」

クラスメイトA「まじか?!上条には嫉妬しかなかったけど、よくよく考え直せばお人好しでいいやつだったもんな・・・」

クラスメイトB「上条には嫉みしか無かったけど、いざいなくなると寂しくなるなぁ・・・」

土御門「よぉし!!今日は上やんの送別会兼長点上機編入祝いだぜい!!」

上条「みんな・・・・・・ありがとな!」ウルウル

土御門「上やん・・・・・・学園都市から離れるわけじゃないぜよ!しみったれた面なんか消してやるぜい!」

クラスメイト「オォー!」

青ピ「・・・・・・」



上条「いやぁ楽しかったなぁ~送別会兼編入祝い。確か編入は夏休み明けてからだったよな」

土御門「そうだにゃー。しっかし、なんか俺達デルタフォースとか呼ばれてたけど、その中で一番アホな上やんが、あの長点上機学園に編入とはにゃー」

青ピ「・・・・・・」

上条「アホは余計だっつうの・・・・・・どした青ピ?学校でもさっきも変態のお前が下ネタどころか黙ってるなんて、明日は槍でも降るのか?」

青ピ「上やん、ちょっとええかな。土御門、ちょっと席外してもらえる?」

土御門「・・・・・・ま、青ピのシリアスモードくらい、つきやってやらんでもないぜよ」

青ピ「悪いな。今度なんか奢るわ」

土御門「おう!」フリフリ

上条「・・・で?土御門を追っ払ってまで何の話だ?」

青ピ「上やん、実はな、僕レベル5なんやわ」

上条「・・・は?何だその面白くねぇ冗談はーー

青ピ「僕は、籍だけ長点上機学園に置いて、みんなと同じ高校で高校生活を送ってきた」

上条「青ピ、お前何を言って

青ピ「僕は学園都市230万人の頂点、レベル5の第6位やねん。上やん」ノウリョクハツドウ

上条「・・・・・・マジかよ」

青ピ「僕は元々、長点上機に在籍してた。毎日毎日実験漬けで、その対価は軽すぎる名誉、学園都市第6位やった。

でも、見てしまった。この学園都市の闇を。僕は心底恐ろし思った。そこで闇に飲まれることのない奴が今の第1位や第2位なんよ。

そして僕はそんなんが嫌になって、とある高校で充実した高校生活を送ってた」

上条「それを俺に言ってどうするんだ?」

青ピ「第3位のようなレベル1から上がってきたみたいなんは例外も例外、多分上やんの右手を本気で調べたら、一気にレベル5認定されると思う。

奨学金はええかもしれんけど、実験漬けにされてええとは思わん。しかも不幸の塊の上やんのことや。

学園都市の闇に巻き込まれて最悪、その右手ごと根こそぎ取られるかもしれへん」

青ピ「今まで騙してた事は謝る。でも上やんお人好しやから、多分その闇を目の当たりにして、そのまま突っ込みそうやん」

青ピ「それが僕は嫌で・・・やから頼む。長点上機には行かんといてくれ」

上条「」ソゲブ!!!

青ピ「」ブヘラッ!?

上条「突っ走るに決まってんだろ??」

上条「学園都市の闇?何だそりゃ、光あるところに闇はある。よく言ったものだ」

上条「でもなあ、それは表現の上でしかねぇ、そもそも闇なんてあっちゃいけねぇんだよ!!!」

上条「光は光で埋めて、闇を照らし、真っ白な状態で人は生きていくのが一番良いんだ!!!」

上条「もしレベル5になるだけで闇に飲まれるってんなら、俺が光へ引きずり出してやる!」

上条「光があるところに闇はあるなんてあっちゃいけないんだ!!!」

上条「その幻想ぶち[ピーーー]!!!」

上条「だから、お前は光で待ってろ。青髪ピアス・・・」キリッ

青ピ「」ブフォッ

上条「な、何笑ってんだよ!!!」ゲキオコプンプンカミジョウサンダヨ ツキニカワッテソゲブヨ!

青ピ「いやいや、いや~。このシリアスな場面で青髪ピアス・・・キリッは誰でも笑うて」ウヒャヒャヒャヒャヒャ

上条「だってお前本名不明じゃん!」

青ピ「ああ、それはまあ、長点上機を上やんが卒業するときにアルバムで確認でもしたら?」ウヒャハゲラゲラケセラセラ

上条「こいつ・・・」イラッ

青ピ「まぁ、それでこそ上やんって気もする。でも上やん、今のはあくまで仮説や。ある程度、よりちょい上くらいの覚悟はしとかなあかんでっちゅう事や」

上条「青ピ、わかった。お前の熱意、伝わったぜ!!!」

それから、俺は夏休みの間、毎日実験を行い、夏休みの終わり頃、長点上機学園に編入する前の上条さんの幻想殺し専用能力テストでレベル5認定された。

学園都市にはレベル5がこれで八人目となり、削板軍覇の能力より特殊性はあるものの、能力、使用用途が判明している点、それに、実験内容の簡単さから貢献度が上がり、学園都市都市の第6位として名を連ねた。

上条「ま、まさかレベル5になって奨学金がこんなに・・・これだけあれば一年は暮らせるのではないでせうか・・・」ヒョエ-

上条「かと言って浮かれて使い過ぎてはいけません事よー。不幸な上条さんの事です。ここはカードにお金を入れて、上条さんの懐に大事に大事に大事に大事に大事に大事に大事に大事に大事に大事に大事に大事に大事に大事に大事に大事に大事に大事にしまっておくのです」

御坂「ちょっと!!!あんた!!!」

上条「げっ!ビリビリ!」

御坂「あんた、レベル5に認定されたって聞いたけど、本当なの??」

上条「そうなんですよ。そしてレベル5になって最初の奨学金を家に持って帰る最中、ビリビリ様にビリビリされる訳にはいきませんのでお願いします!!!今日のところは勘弁して!!!」

御坂「あんた・・・今日はあんたに勝負仕掛けに来た訳じゃないのに・・・」ビリッビリッ

上条「み、御坂さん?まさか待ち伏せていたのでせうか?」オソルオソル

御坂「そそそそそそそんな訳無いでしょ!!!」ビリビリビリビリバキュ-ン

上条「ぎゃーもう不幸だぁー!!!」ピキ-ン

御坂「ごめんなさい・・・・・・」シュン

上条「いや良いんですよ?ただ周りのものをぶっ壊して弁償代を上条さんに請求されても。レベル5ですから奨学金も桁違いなので。奨学金の三分のニが無くなってもまだまだ余裕あるんで」

御坂「か、返すから」シュンシュンシュン

上条「だぁーもう良いよ!んで!不幸な上条さんに何の要件でせうか?」

御坂「いや、レベル5おめでとうって言おうと・・・レベル5の私がレベル0に負けてるのに奨学金の額が違うから可哀想だなって、だから・・・」

上条「御坂・・・」

御坂「今日はなんか奢るわ。確か長点上機に編入するんでしょ?」

上条「ああ、実験も別に苦じゃ無い内容だし、あいつが言ってた闇も分からずじまいだな」ボソボソ

御坂「あいつ?」

上条「いや、何でも無い。明日からだ。ただ長点上機のカリキュラムが思った以上にややこしくてな」

御坂「ふーん」キョウミナサゲ 

上条「ま、いっか」

それから数ヶ月が過ぎた。
今でもとある高校の奴らと実験の合間を縫っては会っている。

長点上機学園の超特殊カリキュラムにもようやく慣れつつある頃、俺はビリビリこと御坂美琴の彼氏役としてホットドッグを食べている。

上条「海原ねぇ、大能力者でおじいちゃまが常盤台の理事長。最高の肩書きにイケメンだし良いと思うんだけどな」

御坂「冗談じゃないわよ。あんな爽やかイケメン、性に合わないわ」

上条「そんなもんですかねぇ。ま、そんな上条さんは超能力者なんて呼ばれていますが、実際戦力的にはレベル5で最下位ですからねぇ」

御坂「なに?嫌み?私があんたに勝てない嫌みなわけ?」

上条「違うよ。俺はただ能力が効かないだけ。逆に言えば、スキルアウトなんかには勝てない訳ですよ」

御坂「そうねぇ。でも特殊性はぶっちぎりでしょ?」

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