ガヴリール「ヴィーネ達が一人の時にする行動を見る?」マルティエル「特別企画です」 (29)



※一部、選択肢安価があります

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マルティエル「ついにこの日がやってきました。この企画をお送りするのはこの私、白羽家の執事マルティエルと……」

ガヴリール「家主のガヴリールです」

マルティエル「まず初めに……ガヴリール様、この企画への参加とご協力ありがとうございます」ペコッ

ガヴリール「まあ……協力費として10万貰えますからね。そりゃ、参加しますよ」

マルティエル「そうですか。喜んでいただき何よりです」

ガヴリール「部屋には面白いものは何もないので、すぐに皆帰ってこの企画は終わるでしょう」アハハ

マルティエル「そうですね」

マルティエル「無事に終われるといいですね」ボソッ

ガヴリール「? 何か言いました?」

マルティエル「いえ、お気になさらずに……では、早速ですがこの企画の説明を致します」





マルティエル「趣旨としては、ガヴリール様のお宅に対象者を一人っきりにして、どのような行動を起こすのかを見るためです」

ガヴリール「……この企画、よくよく考えたら結構悪趣味ですよね」

マルティエル「……ガヴリール様はお嬢様達の知られざる一面を見たくはないですか?」


ガヴリール「……」

ガヴリール「まあ……それは…………見てみたいですね」

マルティエル「素直なことはいいことですよ、ガヴリール様」

マルティエル「続けさせて頂きます」



マルティエル「現在、私たちはガヴリールハウスの隣の家におります。このためだけに部屋をお借りました」

ガヴリール「ガヴリールハウスってなんだよ……すげえ、贅沢な金の使い方ですね」

マルティエル「ガヴリール様の家に一人ずつ、理由をつけて部屋に招き入れます。呼び出す理由は私が考え、相手に伝えます」

ガヴリール「……変なことでは呼び出さないでくださいね?」

マルティエル「分かっております。そして、部屋には死角を作らないように、沢山のカメラが設置してあります」

ガヴリール「あれ? いつ、その作業やったの?」

マルティエル「一時間前です」

ガヴリール「一時間前って……私とマルティエルさんずっといましたよね?」




マルティエル「はい、なので黒奈様に手伝っていただきました。今回の企画で重要なアシスタントです」

ガヴリール「あっ、そうなんだ」



マルティエル「では、説明の続きを……そのカメラを通じて全方向から対象者を観察します」

マルティエル「今回の対象者は五人」

マルティエル「サタニキア様、タプリス様、ラフィエルお嬢様、ゼルエル様、ヴィネット様の順です」

ガヴリール「えっ……姉さんにもやるの?」

マルティエル「だめですか?」

ガヴリール「駄目じゃないけど……怒られても知らないよ?」

マルティエル「その時は私が全責任を負うのでご安心を」

ガヴリール「……分かりました。その時はお願いします」

マルティエル「畏まりました。さて……そろそろ到着する頃でしょう」



ピンポーンピンポーンピンポーン


『ガヴリール! 遊びに来たわよー!』



マルティエル「丁度いい所に来ましたね。最初の方はサタニキア様です」

ガヴリール「……」

マルティエル「それでは、始めて行きましょう!」





『ガヴリール! 無視するんじゃないわよ!!!』ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン



ガヴリール「おい、何回もチャイムを連打するな。近所迷惑になるだろうが」



『……ん?』ピンポーンピンポーン

『……』ガチャ

『……鍵がかかってない』

『……』ニヤッ

『ガヴリール! 勝手に入るわよ!』



ガヴリール「あの馬鹿……なんも躊躇いもせず勝手に入りやがった」





サターニャ『邪魔するわよ! ガヴリール!』スタスタスタ ガチャッ


ピッ


胡桃沢=サタニキア=マクドヴェル  73   



ガヴリール「…………ん? マルティエルさん、この画面に表示されてる数字と名前はなんですか?」

マルティエル「ああ、それですか?」


マルティエル「サタニキア様からガヴリール様に対する好感度です」


ガヴリール「……」

ガヴリール(!?!?!?!?!?!?)





サターニャ『あら、ガヴリールはどこに行ったのかしら……折角、あっちから遊びに誘われたから来たのに!』プンスコ



ガヴリール「いや、えっ……!? そんなこと聞いてないよ!?」

マルティエル「その時になって言ったほうが面白いかなと」

ガヴリール「私は面白くないよ!?」

マルティエル「そうですか? まあ、他の仕掛けもありますのでお楽しみを」

ガヴリール「他のもあるのかよ!」




サターニャ『……なんか部屋が片付いているわね。ヴィネットがやったのかしら?』キョロキョロ

サターニャ『取りえず……ガヴリールが帰って来るまで部屋を漁りましょう!』



ガヴリール「サターニャならやると思った」



サターニャ『何か面白いものはないかな~♪』

サターニャ『……ん?』チラッ

サターニャ『……』ジー

サターニャ『なにかしら、この写真は……』ヒョイッ




サターニャ『!?!?!?!?』






ガヴリール「なんだ、サターニャがすごく驚いているな」

マルティエル「どうやら、第二の仕掛けを見つけたようですね」

ガヴリール「えっ? 第二の仕掛け?」

マルティエル「では、カメラで拡大してみましょう」ポチッ



お風呂場でのガヴリールの裸写真

際どい水着を着てセクシーポーズをするガヴリールの写真



ガヴリール「……」

ガヴリール「ふぁっ!?!?!?!?!?!?」

ガヴリール「な、なななななななななんだよこの写真は///」カアア

マルティエル「ただの精巧に作られた合成写真ですよ」

ガヴリール「なんで作ったんだよ!!!」

マルティエル「面白いかなと思いまして」

ガヴリール「それはもういいよ!」

ガヴリール「いや、それよりも……なんで私の部屋においてあるんだよ!!」


マルティエル「面白そ(ry」

ガヴリール「だからそれはいいって!」






サターニャ『……っ!』アワアワアワ

サターニャ『……!』ハッ

サターニャ『……』

サターニャ『……』キョロキョロキョロ


ガヴリール「なんでこいつは周りを気にしだした」

マルティエル(おや……これはもしかすると……)




サターニャ『……』スッ


ガヴリール「おい……なんで私の写真がポケットに向かっているんだ?」




サターニャ『……///』ドキドキ

ガヴリール「お、おい! サターニャ! まだ、間に合う! 止まれ! 止まるんだ!!」

マルティエル「サタニキア様……止まるんじゃありませんよ……」

ガヴリール「あんたは黙ってろ!」


サターニャ『……』サッ

ガヴリール「ああ……やってしまった……」



サターニャ『……///』ニコニコ





ガヴリール(すごい満面の笑みだな……そんなに私の写真が欲しいのかよ///)カアア

ガヴリール(まあ……そんなに悪い気はしないな///)


マルティエル(さてと……いいもの見させてもらいましたね)

マルティエル(そろそろ第3の仕掛けに移行しましょう)


1、ドン引きする駄ガヴ登場
2、少しHな聖ガヴリール登場
3、サターニャ大好き駄ガヴ登場


↓1



マルティエル「それでは、もっと場を盛り上げていきましょう」マイクスイッチ オン

マルティエル「あーあー……そちらに音声は届いていますか?」

ガヴリール(ん? 誰に話しているんだ?)


???『聞こえていますよー』


マルティエル「そちらの準備はどうでしょうか?」


???『準備万端です!』


ガヴリール「ねえ、マルティエルさん……準備って何? 誰と会話してるの?」

マルティエル「見てもらったほうが早いと思います」ピッ 画面切り替え


駄天前のガヴリール(以下聖ガヴ)『こんにちは! 天真先輩!』


ガヴリール「!?」



ガヴリール「だ、誰だこれ!? 私が2人!?」

マルティエル「いえ、あれは黒奈様です」

ガヴリール「黒奈ちゃん!? 何やってんの! いつもの口調はどうした!」


聖ガヴ『どうですかマルティエルさん? 天界時代の天真先輩はこんな感じでしょうか?』


マルティエル「はい、変装も声も問題ありません」グッb

ガヴリール「問題ありまくりなんだけど!? 私の姿で何すんだよ!」

マルティエル「サタニキア様と鉢合わせにします」

ガヴリール「サターニャと合わせてどうすんだ……」

マルティエル「まあ、そこは今からのお楽しみです」





マルティエル「それでは黒奈様、ガヴリール様の部屋に向かってください」


聖ガヴ『分かりました! それでは天真先輩! 頑張ってきますね!』スタスタ


ガヴリール「別に頑張らなくていいよ……」




サターニャ『はあ……ガヴリールは戻ってこないし……もう帰ろうかしら?』


ガヴリール「そうだ、そのまま帰宅しろ。黒奈ちゃんと鉢合わせする前に」



――ガチャッ



サターニャ『うん? 玄関から物音がしたわね……ガヴリールかしら?』

サターニャ『……!!』ハッ

サターニャ『ま、まずい……ガヴリールの自撮り写真を、私が持っていることがばれたら……怒られる!』

サターニャ『いや、もしかしたら……嫌われるかも!』

サターニャ『写真がばれないようにしないと!』



マルティエル「突然ですが自撮りするガヴリール様は、想像すると可愛らしいですね」

ガヴリール「えっ……そ、そうかな……?」テレテレ

マルティエル「まあ、お嬢様ほどではありませんが」

ガヴリール「……ほんとラフィのことが好きですね」





聖ガヴ『ただいま、戻りました』ガチャッ


ピッ


黒奈  61  




ガヴリール(あっ、部屋に入ったら測定されるのか……しかし、意外と高いな)



サターニャ『が、ガヴリール! お、おおおおおおお帰りなさい!!』

聖ガヴ『そんなに動揺してどうしたんですか? サターニャ?』

サターニャ『な、なななんでもないわ! あ、あああんたの机に置いてある写真のことなんて、これっぽちも知らないわよ!』

聖ガヴ『写真?』チラッ

サターニャ『あっ……』シマッタ


マルティエル「すぐに自爆しましたね」

ガヴリール「うん、知ってた。それでこそサターニャだ」






聖ガヴ『……机にあるはずのものがないですね』

サターニャ『(何か話題を変えないと!)そ、それよりも! 今日のあんたどうしたのよ! いつもと雰囲気が違うわよ!』

聖ガヴ『ふふ……話を逸らしましたね。いつもの私と変わりませんよ? それよりも……』スタスタ ピタッ 



聖ガヴ『私の写真はサターニャが持っていますよね?』ボソッ



サターニャ『えっ……/// し、知らないわよ!(顔が近い///)』

聖ガヴ『隠さなくてもいいですよ? 全て分かっていますから』クスッ

サターニャ『うぅ……///』

聖ガヴ『そこで提案なんですけど……写真よりも』


聖ガヴ『実物を見たくはありませんか?』



ガヴリール「!?!?」






サターニャ『えっ/// そ、それはつまり……///』ゴクッ

聖ガヴ『私は……』ジッ



『サターニャならいいですよ///』



サターニャ『!?』

サターニャ『……///』ドキドキ

サターニャ『お………………///』

サターニャ『お邪魔しましたぁぁぁぁ!!!!』タッタッタッ  バタン!




聖ガヴ『……』

聖ガヴ『変装解除』シュン

黒奈『どうでした……マルティエルさん? 上手くできていました……?』


マルティエル「はい、見事な演技でした黒奈様。感服しました」


黒奈『ありがとうございます……』ドヤッ




ガヴリール「ねえ、マルティエルさん」

マルティエル「はい、どうされました?」

ガヴリール「さっきの私に似た人誰?」

マルティエル「天界時代のガヴリール様です」

ガヴリール「嘘つけ! あんな痴女知らないよ!」


黒奈『ち、痴女……』ガーン



マルティエル「黒奈様には少しHなガヴリール様を演技してもらいました」

ガヴリール「少し!? 結構危ない線いってたけど!?」

マルティエル「まあまあ、面白かったからいいではないですか」

ガヴリール「よくないよ! 明日からどんな顔して会えばいいんだよ!」

マルティエル「そこは……頑張ってください」

ガヴリール「無責任かよ!」


ガヴリール「くっ…………悪いけどこれ以上は続けられない。中止にしよう」

マルティエル「……いいのですか?」

ガヴリール「何がだよ」



マルティエル「終了しても構いませんが……10万円は手に入りませんよ?」


ガヴリール「……っ!」


マルティエル「お支払いできるのはサタニキア様の分だけですね。それに今月は課金のし過ぎで、生活が厳しいのではないですか?」


ガヴリール「!!」

ガヴリール「……………………」

ガヴリール「~~~~~~っっ!!」

ガヴリール「分かったよ! 続ければいいんだろ!」


マルティエル「流石ガヴリール様です。では、次はタプリス様ですね。黒奈様戻ってきてください」


黒奈『分かりました……(次は千咲だ……!)』スタスタスタ


ガヴリール(まあ……これ以上変なことは起こらないだろう)ハァ



サターニャは終わりです
なるべく早く投下します

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