青葉「非日常的な出来事!?」 (6)

私の名前は涼風青葉、イーグルジャンプに勤める19歳の社員です! 入社して一年経ちますが、まだまだ新米…これから頑張って成長する……



はずだったのですが………


青葉「はぁはぁ、遅刻だぁ~!!」


~イーグルジャンプ近く~

青葉「そろそろ会社n……んっ!?」


~イーグルジャンプ前~

男「おい、入口しっかりかためておけよな?」

男たち「ヘイ!!!」



青葉「な、なにっ…あのガラの悪い人はっ!?」

スッ

青葉「んっ、むぐぐっ!?」ガバッ

ゆん「シィィィー、静かになぁー?」

青葉「ゆ、ゆんさんっ!?」

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ゆん「今は声を出したらアカン。静かにするときや」

青葉「えっ、一体、どういう事なんですか?! あの人たちは一体?」

ゆん「正直、ウチにも分からんわ…。」

青葉「えっ?」

ゆん「遅刻してさっき着いたら、ウチらの会社の前でなんやガラの悪う男がぎょーさんおるやないか…ってびっくりしてしもうてなぁ。急いで隠れて様子を窺とった所や」

青葉「そうだったんですか」

ゆん「そこに青葉ちゃんが来たから、見つかったらヤバい思うて急いで口を塞いで物陰に……いやぁ、手荒にしてすまないわ~」

青葉「いえ、それは大丈夫ですよ! それよりもあのガラの悪い人たちは一体何者なのでしょうか? さっき会話を聞きましたが、入口をしっかりかためておけ、というのは…中にいる誰かを探しているのでしょうか?」

ゆん「誰かって誰や?」

青葉「さぁー、そこまでは……」

ゆん「とりあえず、会社はおろか仕事が出来ん状況なのは確かやな」

青葉「そうですね…。ハッ、もしかして、あの人達は「ヤ」の付く人か、何かの組織の人なのでしょうか!?」

ゆん「雰囲気は確かにそんな感じはするんやけんど、まだ確証がないんや。これは様子見ww男「オイ、何をやってるんだ…そんな所で?」

青葉ゆん「「っ!?」」

男「ハッ、もしかしてお前らはあの会社の……そうかっ♪」ニヤニヤ

青葉ゆん「っ!!??」」ゾゾゾ

男「おい、まだ居たぜーー!! こっちに来てくれぇーーー!!!」

青葉「あわわっ、なんかヤバいですよっ!?」ガクガク

男たち「」ゾロゾロ

ゆん「な、なんやっ!?」

男たち「」ゾロゾロ

ゆん「ウチらに何をする気なんや!?」

男「なぁーに、ちょっと捕まえるだけで、手荒なことはしないさ♪」ニヤリ

青葉「な、なんで、そんな事を!? というか、貴方たちは一体?」

男「誰だっていいだろう? おい、お前ら、捕まえろーー!!」

男たち「おおおぉぉぉっっっーーーー!!!!!」

青葉「わぁっ、一斉にっ!?」

ゆん「アカン……絶体絶命や…」

男たち「おおおおぉぉぉぉっっっーーー!!!」

青葉ゆん(もう…ダメ……)


ブロロロロロロローーーー!

男たち「!?」

男「なんだっ!?」

キィィィィー!

男たち「うわぁっ、轢かれるーー!?」

男「危ねぇっ!! なんなんだ、あの車はっ!?」



車「」

青葉「えっ? なんで車が私たちの目の前で止まったのですか!?」

車「~♪」クラクションブー

ゆん「えっ?」

車の窓ガラス「」ガー

りん「ゆんちゃん、青葉ちゃん。早く乗ってちょうだい?」

青葉ゆん「「と、遠山さんっ!?」」

「ついでに私もいますが……」

窓ガラス「」ガー

うみこ「……」

青葉ゆん「うみこさんもっ!?」

うみこ「どうも…」

りん「それより、早く乗って? じゃないと……」



男「取り逃がすなーー!」

男達「おおおおぉぉぉっっーーー!!」



青葉「わぁっ、また来ました!?」

ゆん「ヤバいわ!?」

うみこ「仕方ないですね…。皆さん、ちょっと目を瞑ってもらえませんか?」

りん「」スッ

青葉「えっ?」

うみこ「いいから、急いでもらえますか?」

青葉「はい!」スッ

ゆん「」スッ

うみこ「これで足止めです!」ポイッ

男「なんだっ!?」

カァッ!!

男たち「!?」

ピカァァァァァッッッーーーーーーーーーーーーー!!!!!

男「ぐおっ、目がぁっ!?」

男たち「わぁぁっっーー!!」



うみこ「よしっ、今のうちです。涼風さん、飯島さん…急いでりんさんの車に!」

青葉「は、はいっ?!(目を瞑っていたから、あまり分からなかったけど、何かが落ちた音がしましたから…多分うみこさんが何か武器のような物を投げたのでしょう?)」

ゆん「えぇい、こうなったらもう成すがままや!!」

りん「乗ったわね! しっかりと掴まっててちょうだい…」

青葉(そう言うと、りんさんは車のギアをチェンジしていた……)



りん「行くわよっーー!!!」

ブロロロロロローーーーー!!

青葉ゆん「わぁっ!?」グラッ

うみこ「りんさん、やはり運転が少し荒いのでは?」

りん「仕方ないのよ…。これくらいしないと逃げられないの!」

ブロロロローー!



男「ちっ、逃げられたかっ!!」

男たち「うぅ~、目がぁ……」

男「それにしてもあの日焼けの女、閃光弾か何かを使ってたようだが、一体なんなんだ?」

男たち「それより、あいつらはどうします?」

男「逃がしたが、まぁいい。まだ別の方法だってあるんだからな♪」ニヤリ

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