善子「ねぇずら丸、あんたレポートは終わってるんでしょうね？」

花丸「............！い、急いで作るずらぁ！」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

ダイヤ「ルビィ、あなた...誤字が23ヵ所もありましたわよ？」

鞠莉「あら？ダイヤも2～3ヵ所程度、誤字があったわよ？」

ルビィ「えっ！お姉ちゃんそうなのぉ！？」

ダイヤ「んなっ...！ルビィ、まさかそんなことは...！」

梨子「ねぇ、そろそろ冬休みじゃない？またみんなでどこか行かない？」

曜「いいね、お金が無いからあまり遠出は出来ないけどね...」

千歌「大宮の鉄道博物館はどう？」

善子「あ、いいじゃない！私シュミレーターやりまくりたい！」

曜「えっと、2018年の夏の新館開業まで楽しみに待っておこうよ」

善子「新館開業！？そうなんだ...じゃあ、うーん...あっそうだ！中央線のE353系乗りに行く？」

梨子「え～っと、E353系ってどんなのだっけ？」

ルビィ「今年の12月23日からスーパーあずさに新しく導入される車両だよ～」

果南「スーパーあずさって今は351だよね。それはどうなるの？」

千歌「351が全編成撤退するのは確定だから、多分湘南ライナーの運用に入ることになるのかな？」

ルビィ「257系の0番台も置き換えるんだよ。その弾かれた257を踊り子に転属させて185系を弾くって感じになるのかな？」

梨子「車両は351と比べてどう変わったの？」

果南「351は基本8両、付属4両の6M6Tだったのが353では基本9両、付属3両の7M5Tになったよ。車体もアルミニウムで少し軽くなったよ～」

ルビィ「IGBT-VVVFインバータは351から変わってないみたいだよ！」

果南「一番大きく変わったのが振り子式だよね！351はコロ式制御付き自然振り子だったのが、353は空気ばね式車体傾斜に変わったんだよね。351は5度傾いてたのに353は1.5度で済むようになったよ。フルアクティブサスペンションで乗り心地もばっちりだよ！」

梨子「そうなんだ！じゃあもし353に乗りに行くんだったら、行きか帰りの片方を351にしようよ！」

曜「新型車両に乗りつつ今の列車の乗り納めも出来て一石二鳥だね！部長、どうでしょうか！？」

千歌「そうだね...鞠莉ちゃん、9人分行き帰り合わせて予算はいくらぐらいになるかな？」

鞠莉「ん～、今部費が5000兆円あるから...」

花丸「その5000兆円欲しいずらぁ！熱盛ぃ！」

果南「ちょっ鞠莉！マル！そんなに部費ないでしょ！」

鞠莉「冗談よ～！果南ってば本っ当頭固いんだから～！ほれっ」ｺﾞﾁﾝｯ!

果南「あ痛っ！ちょっ、鞠莉ぃ！仕返しだっ！」ｺﾞﾁﾝｯ!

鞠莉「あっ、ちょっと果南！もぉ～っ」

ダイヤ「お二人とも、ふざけてないで決めますわよ」

鞠莉「え～？ダイヤ、果南より頭固いんじゃな～い？」ｺﾞﾁﾝｯ!

ダイヤ「ちょっと鞠莉さん！！」

鞠莉「痛っ！マリーの方が痛いじゃないの！頭固過ぎよダイヤ！それで、乗車区間は新宿から松本でいいかしら？」

善子「そうね。それでいいわ」

ダイヤ「鞠莉さん自爆してますのwwwwwwww」

花丸「えー、先ほどは熱盛と出てしまいました。失礼いたしました」

鞠莉「できるだけ安くするために、松本では観光しないで着いたら日帰りですぐ帰ってくるわよ～」

千歌「うん、それでも大丈夫だよ」

鞠莉「往復金券ショップで買うとして、みんなで9万円ぐらいかしら。余裕で足りるわね」

曜「次は時間だね。スーパーあずさの号数って、どれが351でどれが353だっけ？」

梨子「353運用は下りが1号、11号、23号、29号で、上りが4号、18号、22号、36号ね。それ以外が351よ」

曜「じゃあ最速達は両方とも351なんだね」

梨子「そうね！どうせなら351は最速達に乗りましょ！」

千歌「相当停車駅削ってるよねぇ...」

花丸「はぇ～っ...」

千歌「あ、今のはびっくりしたリアクションの『はぇ～っ』と速いの『速ぇ～っ』を掛けた...」

花丸「掛けてないずら！えー、先ほどは千歌さんのダジャレが」

善子「熱盛ぃ！...じゃなくてずら丸ぅ！釣られたじゃないのよ！実際に行くのはクリスマスイブの日でどう？」

千歌「えぇ～っ、デビュー開始日の一番列車に乗りに行こうよぉ～」

ダイヤ「恐らく、指定席が9枚分もが取れないかと...」

千歌「あ、そっか...じゃあ24日でいいかな」

善子「楽しみね！」

梨子「そうね～」

～12月24日、新宿駅～

千歌「全員いるかな？」

曜「いるよぉ～」

果南「じゃあ早速乗り込も！」

ルビィ「行きは353の始発に乗るんだね...。見た感じなんかダ○いなぁ、ダ埼○玉だよぉ」

千歌「あー！モザイク仕事して！！」

花丸「えー、ただいま埼○玉県民をバカにする発言があったことをお詫び申し上げます。ところで353って台車何だっけ？ボルスタレス？」

ルビィ「そうだよ。空気ばね式車体傾斜。351より少し傾かなくなったよ」

善子「えっと...行きはスーパーあずさ1号で、353。帰りは351のスーパーあずさ14号ね」

～スーパーあずさ1号　車内～

善子「あら？全然傾かないじゃない！」

果南「新宿から八王子までは振り子装置は切ってあるんだよ～」

善子「そうなのね！楽しみは八王子出てからね」

ルビィ「帰りの351はもっと傾くよ～」

曜「うわぁ、酔わないかなぁ」

梨子「大丈夫よ。前くろしお乗っても大丈夫だったし」

曜「梨子ちゃんは強いねぇ」


ダイヤ「...暇ですわ」

鞠莉「じゃあみんなでアレやらない？」

果南「何やるの？変なことしないでよね？」

鞠莉「大丈夫よ～。ちんちんざむらい」

果南「...はい？」

千歌「いいよぉぉーーー！！！！みんなでちんちんざむらいやろう！」

果南「千歌ぁ...私はやらないよ？名前からしてくだらないじゃん...」

梨子「果南さんもやりましょうよ！」

果南「えぇ～？やり方わからないし...。っていうか、変なゲームじゃないでしょうね？」

梨子「え？果南さんちんちんざむらい知らないの！？ちょっと前に流行ったじゃないですか！」

果南「ごめん、そういうのに疎くて...」

鞠莉「じゃあルール説明ね。言葉を言いながら次の人を指名するの。言う言葉は、ちんちん、さむらい、おちんちん、ちんちんざむらいの4つね」

梨子「言われたら、指名した人は次の人を指名していくんだけど、『ちんちん』はそのまま回して、『さむらい』と言われたら立ち上がってシャキーンッって言って回す。『おちんちん』はビローンッって言って回す。『ちんちんざむらい』って言われたら全員で立ち上がってちんちんざむらい！って言って回すのよ！」

鞠莉「でも今回は車内は危ないから、立ち上がらなくていいわよ～」

果南「なるほどね、なんか恥ずかしいなぁ。みんなどこでそういうの知ってるの？」

梨子「私はYouTubeで見ましたよ。はじ○しゃちょーがやってました！面白そうだからみんなでやりたいなぁと思って...」

果南「なるほどねぇ、今度見てみようかな」

鞠莉「早速やりましょ！スタートは千歌っちね！」

～試合開始～

千歌「さむらい！」→善子

善子「シャキーン！ちんちん！」→梨子

梨子「ちんちん！」→鞠莉

鞠莉「おちんちん！」→果南

果南「っビローン！ちんちんざむらい！」→ダイヤ

8人「ちんちんざむらい！」

ダイヤ「ちんちんざむらい！」→曜

8人「ちんちんざむらい！」

曜「おちんちん！」→千歌

千歌「ビロォォォ～～ンッ！おちんちん！」→ルビィ

ルビィ「ビロォォォ～～ンッ！さむらい！」→花丸

花丸「シャキィィ～～ンッ！ちんちんざむらい！」→善子

8人「ちんちんざむらい！」

善子「おちんちんっ！」→鞠莉

鞠莉「シャキィィ～ンッ！...あぁぁーっ！」

千歌「今ミスったでござるな...？切腹じゃぁぁ！」

～松本駅～

曜「やっと着いたぁ～！私帰りの列車まで撮影してるね！臨時のワイドビューしなの白馬行きが来るから方向幕撮りたいな。あとHB-E300系気動車も」

ルビィ「相変わらず曜さんのカメラがガチだよぉ...ねぇ千歌さん！一緒にポポンデッタ行こうよ」

千歌「いいよ！ちょうど新しいカプラー買いたかったんだよね～」

果南「じゃあ私は聖徳太子ぐらいしか聞き取れない例の自動放送撮ってるねww」

善子「出た！まつもとぉ～とぉ～ぉ～～wwww」

ダイヤ「私たちは特に何もないので観光にでも行きましょうか」

～ポポンデッタ　松本店～

千歌「あ！169系だ！今は全部廃車になっちゃったんだよね。懐かしいなぁ～」

ルビィ「ぅゅ...この211系2000番台欲しいなぁ」

千歌「もっと時間あったらあそこのレイアウト2時間ぐらい借りてシャーシャーしたかったなぁ」

ルビィ「169系って165系とどう違うの？」

千歌「車両自体は変わらないよ。EF63と繋げられないだけ」

ルビィ「やっぱ信州のお店だから、しなの鉄道とかJR東の長野支社とか多いねぇ～」

千歌「そうだね。ねぇ！今度アキバのポポンデッタで3時間ぐらいシャーシャー会やろうよ！」

ルビィ「いいね、やりたい！」

千歌「あっ、351もあるね。振り子式も再現されてるんだよね～」

ルビィ「これに乗って帰るんだね...あっ、帰り！あと30分で電車行っちゃう！」

千歌「やばっ！そろそろ駅戻るよルビィちゃんっ！」

～松本駅～

果南「曜のカメラは本当すごいよね。いくらしたの？」

曜「8万円ぐらいかな？あ、HB-E300来た！撮ってくるね」

果南「いってらっしゃ～い」


果南「ただいま！例の自動放送撮れたよ！あとJR-SH-1の松本Ver.もね！」

曜「私も車両いっぱい撮れたよ！211ばっかりかなぁって思ってたら長野色の115も来たし、珍しい方向幕もたくさん撮れたよ！ほら、これ！」

果南「えっと...ワイドビューしなの...白馬行き！？大糸線に乗り入れるの？」

曜「そうそう、臨時列車！あとさっきのHB-E300もね」

果南「ところで、曜のおすすめの中央東線の撮影地ってどこ？」

曜「私は結構沿線撮りの方が多いかな？有名どころだと新府～穴山間とか、長坂～小淵沢間とかかな？」

果南「あー、あそこは結構有名だよね！あ、351が来たよ！」

曜「あ、撮ってくるね...あれ？」

果南「どうしたの？」

曜「これ...帰りの電車じゃんっ！」

果南「本当だ！じゃあ撮影はこれでおしまいだね！...あれ？千歌とルビィは？」

曜「ポポンデッタに模型見に行くって言ってたよ...あれ？あと10分で発車しちゃうじゃん！」

鞠莉「何ですって！？」

果南「あ、鞠莉たち！おかえり～」

梨子「えっ、千歌ちゃんたちいないの！？」

ダイヤ「あと10分で出ちゃいますのに...」


ルビィ「はぁ、はぁ、おねぇちゃぁーん！ただいま！」

善子「あっ、ギリギリ間に合った！おかえり～」

花丸「おかえりずら！じゃあ351乗って帰るずら～」

千歌「ふぇぇ疲れたぁ～、セーフ！じゃあ早速乗り込もっか！」

鞠莉「今度こそちんちんざむらいでダイヤを負かすわ！」

ダイヤ「あら、負けませんわよ～？」

ふぇぇ～終わったぁ～