男「夏の日にまた会おう」 (5)

夏が大好きだった子供の頃に気付いた事があった。

自分がとても駄目な人間だって。

ちなみに小学校時代は。

何をやらせてもかっこいい男。

誰にでも優しい男。

頭がとても良い女。

とても優しい幼馴染。

笑顔が絶えない女。

そんな奴らと親友だった。

毎日遊んでいた。

ある日、自分には何も無いと気付いた。

それから関係が破綻をするのに時間はかからなかった。

中学になる頃には転校をした、とても好都合だった。

中学は学校をサボる事も多かったが友人にも恵まれていたし、それなりに楽しかった。

そして、高校一年生の夏に親の事情で田舎に戻る事になった。

大嫌いな奴らが居る町に……

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371661903

20XX年、夏、教室。

先生「転校生の男君です」

男「久しぶりです」

先生「小学校まで男君はこの町に住んでいたそうなので、皆の方が男君を知っていると思います。仲良くしてあげてね」

オトコ!!!ヒサシブリッ!!!

友「マジかよ……」

短髪「あいつ……」

委員長「戻ってきたんだ……」

幼馴染「むむむっ」

長身「あははっ」

男「……」

やっぱり無理かも。

だけど、それにしても……

知らない顔が増えたな……

俺と一緒で、転校して来たのだろうか。

生徒会長「……」

支援

期待

ちょっと不思議系なワクワクファンタジーな夏の青春SSをめざしていますので、お待ちください。

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