【アズールレーン安価】QE「優雅なお茶会」ベルファスト「その2」【アズレン】 (340)

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【アズールレーン安価】クイーンエリザベス「優雅なお茶会」【アズレン】
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からの続きになります

前作は荒らされてて見辛いので、無理に見なくても大丈夫です


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1512814493

クイーンエリザベス「この前はイラストリアス、ウォースパイト、ベルファスト、ユニコーンを調査したけど、とても優雅とは思えない行動をしていたわね!」


クイーンエリザベス「王国の戦士はまだまだいるの!だから引き続き調査をしていくわ!」


クイーンエリザベス「ロイヤルネイビーの一員は優雅ではならないの!これは女王陛下である私が決めたことだから絶対なのよ!」


クイーンエリザベス「さぁ、まずは誰からかしら?」



下2 ロイヤル艦から一人

ヴァンパイア「陛下、吸血鬼の私に何か用なのかしら?」


クイーンエリザベス「ヴァンパイア!貴女が優雅ではないとの情報があるのよ!」


ヴァンパイア「吸血鬼が優雅である必要はないと思うのだけど?」


クイーンエリザベス「優雅ではないロイヤルネイビーは、お茶会に参加する資格はないわ!」


ヴァンパイア「私にはワインがあればそれでいいの。別にお茶会に参加できないからって困らないわよ?」


クイーンエリザベス「うるさーい!とにかく貴女は下2だって情報があるのよ!」



下2 ヴァンパイアが優雅ではない理由や行動を

クイーンエリザベス「たまに何人かで秘密の会合を開いてるらしいわね!」


ヴァンパイア「おーほっほっ!陛下、ヴァンパイアは夜に生きるモノなのよ?誰にも知られずヒッソリと…」


クイーンエリザベス「その行動は優雅ではないわ!」


ヴァンパイア「さっきも言ったけど、吸血鬼が優雅である必要は全くないのよ陛下?」


クイーンエリザベス「ならば今すぐロイヤルネイビーから抜けなさい!」

ヴァンパイア「それは無理ね、私には王家の血が流れているもの」


クイーンエリザベス「だったら優雅でなければいけないの!これは女王陛下の決定事項なのよ!」


ヴァンパイア「もう…面倒臭いわね~」


クイーンエリザベス「なんですって!?もう一度言ってみなさい!」


ヴァンパイア「い、や、よ~」


クイーンエリザベス「大体、秘密の会合ってなんなのよ!どんな会合なの!?」


ヴァンパイア「下2」


下2 ヴァンパイアの台詞や行動を

ヴァンパイア「お子ちゃまにはまだ早い大人の会合よ」


クイーンエリザベス「な、なんですって!!誰がお子ちゃまなのよ!!」


ヴァンパイア「あら陛下、お子ちゃまの自覚があったんですね~」


クイーンエリザベス「ぎぃ~~!」


ヴァンパイア「おーほっほっほっ!」

クイーンエリザベス「大体!私と貴女は殆ど見た目変わらないじゃない!私がお子ちゃまならヴァンパイアもお子ちゃまよ!」


ヴァンパイア「ふふん、ヴァンパイアは幾千の時を生きるの。私は陛下とは違うわ」


クイーンエリザベス「どこが違うっていうのよ!」


ヴァンパイア「なら陛下、教えてあげましょうか?」ズイッ


クイーンエリザベス「え、何よいきなり近付いてきて」


ヴァンパイア「私が陛下と違うとこ。私はお子ちゃまなんかじゃないよの?」


クイーンエリザベス「な、なに…離れなさい!」


ヴァンパイア「下2」


下2 ヴァンパイアの台詞や行動を

ヴァンパイア「陛下…」チュッ


クイーンエリザベス「!!!!」


ヴァンパイア「んふ…」


クイーンエリザベス「ん……ぐぅ~~!」ジタバタ


ヴァンパイア「ぷぁ……もう、暴れないで陛下」


クイーンエリザベス「ああああ、貴女何をしてるかわかってるの!?」

ヴァンパイア「なにって…キスよ?」


クイーンエリザベス「この私にそんな低俗な…!」


ヴァンパイア「静かにして。吸血鬼の口付けなのよ?」チュッ


クイーンエリザベス「……!!」


ヴァンパイア「……」グググ


クイーンエリザベス(駆逐艦なのになんて力…!この私が押さえ込まれてる!)

ヴァンパイア(やっと大人しくなったわ…なら、本番ね)


ヴァンパイア「ん……れる…」


クイーンエリザベス(な、何!?舌が、舌が私の口に入ってこようとしてるの!?」


クイーンエリザベス「ふっ……!」


ヴァンパイア(必死に抵抗しちゃって…でも、吸血鬼の口付けからは逃れられないのよ)


ヴァンパイア「れろぅ……」


クイーンエリザベス(あっ!!舌が…入って……きたぁ…)

ヴァンパイア「ん……んふっ……れる…」


クイーンエリザベス(ヴァンパイアの舌が…私の口で暴れて…)


ペチャペチャ…ニチャ…


クイーンエリザベス(音が直接…頭に響いてる…)


ヴァンパイア「……じゅる…」


クイーンエリザベス(あっ!吸われた…?も……ダメ…)


ヴァンパイア(……ふふっ)


クイーンエリザベス(何も考えられない……)


ーーーーーー

クイーンエリザベス「……」ボー


ヴァンパイア「陛下、どうだったかしら?吸血鬼の口付けは?」


クイーンエリザベス「……」ボー


ヴァンパイア「やっぱりお子ちゃまには刺激が強かったみたいね?」


クイーンエリザベス「……」ボー


ヴァンパイア「放心状態で私の声は届いてないかしら?よかったら感想が聞きたかったのだけど?」


クイーンエリザベス「下2」


下2 クイーンエリザベスの台詞や行動を

クイーンエリザベス「……」パタン


ヴァンパイア「あれ、陛下?」


クイーンエリザベス「……」


ヴァンパイア「どうしたの?急に眠くなっちゃったの?」ユサユサ


クイーンエリザベス「……」キゼツ


ヴァンパイア「……気を失ってるのね」


ヴァンパイア「抑えたつもりだったけど、やっぱりドレインしちゃってたみたいね~」

ヴァンパイア「どう陛下?私がお子ちゃまでない証になったかしら?」


クイーンエリザベス「……」


ヴァンパイア「おーほっほっほっ!」


ヴァンパイア「この吸血鬼をお子ちゃま扱いするから、そんなことになるのよ!」


ヴァンパイア「さぁ、勝利の美酒でも飲みましょう~」


ヴァンパイア「とっておきのワインを…人間に持ってこさせましょう」


ヴァンパイア「それでは陛下…ご、き、げ、ん、よ、う」


クイーンエリザベス「……」


下2 この後の展開を

ーーーーーー


クイーンエリザベス「マズイマズイ…これはマズイわ!」


クイーンエリザベス「ヴァンパイアとキス…してしまったということは…」


クイーンエリザベス「妊娠してしまうかもしれないじゃない!!」


クイーンエリザベス「この高貴な私が、よりによって駆逐艦なんかの子どもを妊娠するなんて!」


クイーンエリザベス「それこそまさに、優雅ではないわ!」

クイーンエリザベス「こういう時ってどうすれば良いの!?」


クイーンエリザベス「誰かに相談するにしても、相談相手を間違れば…」


クイーンエリザベス「私の威厳がなくなってしまうわ~!」


クイーンエリザベス「この女王陛下が…そんなことは許されないのよ!」


クイーンエリザベス「誰に相談しようかしら…」


下2 相談相手を

ーーーーーー


クイーンエリザベス「ベル、少しいいかしら?」


ベルファスト「陛下、どうされましたか?」


クイーンエリザベス「あの…その…」


ベルファスト「大丈夫です、私はここにいます。陛下のメイドですから」


クイーンエリザベス「少し相談があるんだけど…聞いてくれるかしら?」


ベルファスト「はい、私でよければ聞かせてもらいます」

クイーンエリザベス「その……」


ベルファスト「ゆっくりで構いません。それに言いにくい用でしたら、また後日でも…」


クイーンエリザベス「私…妊娠したかもしれないの!」


ベルファスト「」


クイーンエリザベス「もしこんなことがロイヤルネイビーの全員に知られたら…」


クイーンエリザベス「ベル、私はどうすればいいの!?」


ベルファスト「下2」


下2 ベルファストの台詞や行動を

ベルファスト「陛下、まず確認したいことがありますが、心当たりはおありですか?」


クイーンエリザベス「……あるわ」


ベルファスト「それは陛下も同意の上だったのでしょうか?」


クイーンエリザベス「違う!向こうが無理矢理…」


ベルファスト「……わかりました」

ベルファスト「陛下、お相手は誰でしょうか?」


クイーンエリザベス「……」


ベルファスト「言いにくいかもしれませんが、教えて下さいませんか?」


クイーンエリザベス「…ヴァンパイアよ」


ベルファスト「了解しました」スタスタ


クイーンエリザベス「あ…ベル、何処に行くの?」


ベルファスト「少々お待ち下さい。私は陛下の元に戻ってきますので」


クイーンエリザベス「……待ってるわ」

ーーーーーー

ヴァンパイア「~~」


ベルファスト「お楽しみの所失礼します、ヴァンパイア様」


ヴァンパイア「あらベルじゃない。貴女もワインを如何?」


ベルファスト「遠慮しておきます。それより少し時間は大丈夫でしょうか?」


ヴァンパイア「それは内容によるわね。私は今勝利の美酒を楽しんでるんだから」


ベルファスト「下2」


下2 ベルファストの台詞や行動を

ヴァンパイア「ふふ、やっぱりお子ちゃま相手でも勝つと気分が……」


ベルファスト「」ヒュッ


ヴァンパイア「ぅぐっ!…………」ドサッ


ベルファスト「……」


ベルファスト「……吸血鬼といえど、私の手刀は見えなかったようですね」


ベルファスト「あとはこの吸血鬼をロープで縛っておきましょう」


ベルファスト「そして…………」

ーーー


ヴァンパイア「……ん、あれ?」


ヴァンパイア「体が…動かない?」


ヴァンパイア「……縛られてるの?なんで?」


ベルファスト「お目覚めですか、ヴァンパイア様」


ヴァンパイア「ベル!これはどういうことなの?」


ヴァンパイア「なんで私が縛られているのかしら?」


ベルファスト「下2」


下2 ベルファストの台詞や行動を

ベルファスト「そんなことはどうでも良いのです」


ヴァンパイア「…?」


ベルファスト「いいですかヴァンパイア様、貴女は陛下の下僕なのです」


ヴァンパイア「面白いことを言うわね。私があのお子ちゃまの下僕なんて」


ベルファスト「いいえ、貴女は間違いなく下僕なんです」


ヴァンパイア「うふふ…それで洗脳のつもりなのかしら?ベルにしては、お粗末ね?」


ベルファスト「下2」


下2 ベルファストのとった、ヴァンパイアを洗脳させる方法とは?

ベルファスト「もちろん、これだけではありません」スチャ


ヴァンパイア「ヘッドホン…?」


私は女王陛下よ!私の前に跪きなさい!


ヴァンパイア「陛下の音声…?」


ベルファスト「それだけではありません」


ズラーッ


ヴァンパイア「……どこを見渡しても陛下がいるわ」


ベルファスト「ヴァンパイア様にはその状態で一週間過ごしてもらいます」

ベルファスト「もちろん部屋からは出られません」


ベルファスト「貴女が完全な陛下の下僕になったと判断すれば解放してあげます」


ヴァンパイア「うふふ…狂いそうなくらい最っ高ね。流石はベルだわ」


ベルファスト「お褒めの言葉、ありがとうございます」


ヴァンパイア「でもね……私は吸血鬼なのよ?」ヒュッ


ベルファスト「!!」


ヴァンパイア「こんなオモチャみたいな紐で、私を拘束できると思っていたの?」

ベルファスト「何をするつもりですか…!」


ヴァンパイア「ベルはあのお子ちゃまに熱心なのよね?だったら…」


ヴァンパイア「あのお子ちゃまと同じ目に合わせてあげるわ」チュッ


ベルファスト「……!!」


ヴァンパイア(うふふ…)



下2 二人の対決の結果は?

ベルファスト「……!」


ヴァンパイア(頑張ってるわねベル。でもこれは……どうかしら?)


ニチャ……


ベルファスト「…………っ!!」ブルッ


ヴァンパイア(舌が入れば…こっちのものよ。ドレイン全開で……)



三笠「……貴様ら何をしている?」


ベルファスト、ヴァンパイア「!!」

ーーーーーー

ベルファスト、ヴァンパイア「……」正座


三笠「コソコソしていると思って跡をつけていたが…まさかこんな状況になっているとはな」


三笠「だが大体の状況は理解した。ロイヤルの女王が原因だとはな…」


ベルファスト「私は陛下のメイドとして、間違ったことをしたつもりはありません」


三笠「ほう、洗脳が悪ではない…と言うのだな?」


ベルファスト「……」

三笠「そして吸血鬼、貴様は…」


ヴァンパイア「私はやり返しただけよ?ベルが先に手を出したの」


三笠「それはそうかもしれんが、他にやり方はある」


ヴァンパイア「ふんっ」


三笠「……このままでは良くないな」


ベルファスト「それではどうするというのですか?」

三笠「ロイヤルの女王に判断してもらおう」


クイーンエリザベス「……」


ベルファスト「陛下!これは……」


三笠「ロイヤルには今までの会話を全て聞いてもらっていた。貴様らの企みを全て知っているぞ」


ヴァンパイア「なぁに陛下?吸血鬼に復讐でもしたいの?」


クイーンエリザベス「下2」


下2 クイーンエリザベスの台詞や行動を

クイーンエリザベス「こうなったのも、全部私が誤解したからなのよね。だから…」


クイーンエリザベス「皆んなでお茶会にするわよ!」


ベルファスト「陛下…」


ヴァンパイア「それは私も参加してもいいのね?」


クイーンエリザベス「仲直りの為だから特別よ!本当はダメなの!」


ヴァンパイア「はいはい」

三笠「なんだかんだ言って、やはりロイヤルはあの女王の元で上手くいってるじゃないか」


三笠「…さて、私は用済みだな」


クイーンエリザベス「待ちなさい三笠、貴女もお茶会に参加しなさい!」


三笠「なに?私がか?」


クイーンエリザベス「そうよ、光栄に思いなさい!」


三笠「だ、だがしかし…私は作法などはわからんぞ?」


クイーンエリザベス「ならみっちりと教えてあげるわ!我がロイヤルネイビーの作法をね!」


三笠「……こんなのもたまにはいいだろう。よし、ロイヤルの女王、案内してくれ」




下2 お茶会の様子や出来事を

ーーーーーー


三笠「……」カチャ


クイーンエリザベス「むぅ……」


三笠「どうしたんだロイヤルの。なにが気に入らない?」


クイーンエリザベス「だって貴女、マナー完璧じゃない!さっきはわからないって言ってたのに!」


三笠「聞いたことのある知識を試しただけだ。嘘を言ったつもりはない」


ベルファスト「それでも三笠様のマナーは完璧でした」


ヴァンパイア「その辺のお子ちゃまよりしっかりしてたわ~」

ヴァンパイア「陛下はお茶会のマナーを教えて優位に立ちたかったみたいだけど、残念ね~」


クイーンエリザベス「……ふんっ!」


三笠「おいおい、折角仲直りの場所を設けたんだ。また火種を飛ばしてどうする」


ヴァンパイア「はーい。ごめんなさい陛下~」


三笠「全く…ロイヤルはいつもこうなのか?」


ベルファスト「こんなのは日常茶飯事です」


三笠「ふむ…それでいて統率が取れているのは不思議だな…」



クイーンエリザベス「下2」


下2 クイーンエリザベスの台詞や行動を

クイーンエリザベス「当然でしょ、みんな優秀な下僕なんだから!三笠も下僕になりたい?」


三笠「下僕…?」


ヴァンパイア「要は王家の戦士ってことよ~」


ベルファスト「私は陛下のメイドであり下僕です」


クイーンエリザベス「三笠が私の下僕になれば、重楼の連中も付いてくるはずね!」

三笠「いや、私は…」


クイーンエリザベス「ロイヤルネイビーの一員になれば、私からの加護や支援も受けられるのよ!」


三笠「あの不思議な力か。だがそれは私も持っているぞ」


クイーンエリザベス「三笠は旧式でしょ!それに比べて私のこの高貴な体を見て!」


ヴァンパイア「どう見たってお子ちゃま体系じゃない」


クイーンエリザベス「うるさい!どう三笠、私の下僕にならない?ま、さ、か、この女王陛下の誘いを断るわけがないわよね?」


三笠「下2」


下2 三笠の台詞や行動を

三笠「私には重桜が…でもこのミルクティーがいつでも飲めるというのも…むむ…」


クイーンエリザベス「三笠もこのミルクティーがお気に入りなのね!」


三笠「あぁ、今まで飲んできた中の茶で、一二を争う美味さだ」


クイーンエリザベス「当然よ!ね、ベル!」


ベルファスト「喜んでいただけて、感謝です」


ヴァンパイア「あ~あ、三笠も気に入っちゃったー」

三笠「何かマズかったか?そういえば貴様だけはミルクティーを飲んでいないな」


ヴァンパイア「当然でしょ?人のミルクが入った紅茶は趣味じゃないの」


三笠「……なに?」


ヴァンパイア「生き血の入ったワインなら、歓迎ね~」


三笠「…ロイヤルの。説明を求む」


ベルファスト「説明も何も、言葉の通りです。このミルクは私のモノを絞ったものになります」


三笠「下2」


下2 三笠の台詞や行動を

三笠「よくわからんが……美味ければ問題ない」


ヴァンパイア「ならわかるまで説明してあげましょうか?」


三笠「いや、遠慮しておく。ロイヤルの、貴様の下僕は前向きに考えておいてやろう」ガタッ


ベルファスト「もう行かれるんですか?」


三笠「あぁ、旧式といえとも忙しい身なんだ。また誘ってくれ」スタスタ


ヴァンパイア「……行っちゃったわ~」

ヴァンパイア「三笠ったら、ミルクの意味がわかったらどうするかしら?」


ベルファスト「想像できませんね」


クイーンエリザベス「そもそもヴァンパイアはなんでベルのミルクは嫌いなの?」


ヴァンパイア「私は生き血が欲しいのよ。お子ちゃまには違いはわからないでしょうね」


クイーンエリザベス「生き血なんかよりベルのミルクの方が美味しいからいいの!」

ベルファスト「ところで陛下、私はもうすぐ長時間の委託に行ってきます」


クイーンエリザベス「え……」


ベルファスト「わかっています。だからこれを置いておきますね」カチャ


ヴァンパイア「その試験管みたいなのは何?」


クイーンエリザベス「これは……」


ベルファスト「この容器に入っているのは私のミルクです」

ベルファスト「陛下は私と長時間離れると…色々と問題が起こるんです。ですので、これで私を身近に感じてもらうんです」


ヴァンパイア「ふ~~~ん…そうなんだ~~」


クイーンエリザベス「……」


ヴァンパイア「へ~~~もう既に調教済みだったのね。流石はベルね」


クイーンエリザベス「調…教……」


ベルファスト「違います、陛下は私に依存しているだけです」

ヴァンパイア「何が違うの?陛下の心を弄んでるのは一緒じゃない」


ベルファスト「いえ、私に依存している限りは陛下は一人ぼっちになりません。そうですよね陛下?」


クイーンエリザベス「……うん」


ヴァンパイア「ベル、上手くやったわね。完璧じゃない」


ベルファスト「ありがとうございます」

ヴァンパイア「ふふ…陛下、これにイタズラしたら陛下はどうなるの?」カチャ


クイーンエリザベス「やめて!それが無くなると…ベルが…私のベル……」オロオロ


ヴァンパイア「おーほっほっほっ!これがあの女王陛下なんて!」


ベルファスト「ヴァンパイア様、その辺にしておいて下さい」


ヴァンパイア「……仕方ないわね。ほら、拾いなさい」コロン


クイーンエリザベス「ベル……!私のベル!」ギュッ


ヴァンパイア「ベル、よければ今度陛下を貸してくれないかしら?」


ベルファスト「ダメです」


ヴァンパイア「即答…まぁいいモノが見れたから、今日はこれくらいにしておくわ~」


ベルファスト「……陛下は渡しません」


クイーンエリザベス「ベル……ベル…私の…一人は嫌……」


何故こうなったんでしょうか?


今日はここまでです


また、お願いします

申し訳ありませんが、今日は更新できても夜遅くになります

なので安価だけ先に取らせて下さい


下3 ロイヤル艦から一人

下6 優雅ではない理由をお願いします

ーーーーーー


エクセター「女王陛下、私に何用なのでしょうか?」


クイーンエリザベス「エクセター、貴女はロイヤルネイビーであることに誇りを持っている?」


エクセター「当然です!このエクセターがどこにいようと、ロイヤルの栄光を感じなかったことはありません!」


クイーンエリザベス「ええ、それは王家の戦士なら当然よね?」


エクセター「勿論です女王陛下!」

クイーンエリザベス「ならロイヤルネイビーの一員は優雅ではならない。これも当然知ってるわよね?」


エクセター「はい、女王陛下程ではありませんが、私なりに優雅であろうと努力はしています」


クイーンエリザベス「…本当にそうかしら?」


エクセター「私が優雅でないと陛下はおっしゃるのですか?」


クイーンエリザベス「私が手に入れた情報によると、エクセターは優雅ではないのよ」


エクセター「それはどんな情報なんですか!?」

クイーンエリザベス「貴女…秘書艦の時に指揮官に色目を使っていたらしいわね?」


エクセター「それは…!」


クイーンエリザベス「秘書官は女性だというのに、なんでそんなことをしたの?」


エクセター「違うのです女王陛下!」


クイーンエリザベス「同性に色目を使うなんて…優雅とは程遠いわよエクセター!」


エクセター「下2」


下2 エクセターの台詞や行動を

エクセター「そういう陛下はどうなんですか!」


クイーンエリザベス「私が色目なんか使うはずないでしょ!私は女王陛下なのよ!?優雅なのよ!?」


エクセター「そうです!私が疑っているのはそこなのです!」


クイーンエリザベス「…どういうこと?」


エクセター「女王陛下、貴女は優雅であるのかと問うているのです!」


クイーンエリザベス「何を言ってるのエクセター!この高貴な体を見ればわかるでしょう!」

クイーンエリザベス「この体はまさに高貴で優雅である証。私はロイヤルネイビーの中でも一番優雅なのよ!」


エクセター「…いえ、私はそうだとは思えません」


クイーンエリザベス「貴女!女王陛下に楯突くの!?」


エクセター「私も聞いた話なんですが、陛下は…下2」



下2 エクセターの台詞を

エクセター「陛下はレズであると聞きました!」


クイーンエリザベス「な、何を言ってるの!?この私がそんな低俗な人種だと言うの!?」


エクセター「はい、その情報は確かなんです」


クイーンエリザベス「エクセター!この女王陛下を侮辱するなんて許さないわよ!」


エクセター「それでは陛下、吸血鬼の件はどう説明されますか?」


クイーンエリザベス「あれは…」


エクセター「濃厚なキスを吸血鬼と行ったと、本人から聞きました」

クイーンエリザベス「うぅ…」


エクセター「あまりの気持ち良さに気絶してしまう程だとも言ってました」


クイーンエリザベス「違うわ!あれはヴァンパイアが無理矢理してきたのよ!」


エクセター「無理矢理だったなら振り解けばよかったのではないでしょうか?駆逐艦と戦艦では随分と違うはずです」


クイーンエリザベス「違っ……抵抗したの…」


エクセター「それにこれだけではないんです」

エクセター「陛下、ベルファストと毎晩何をされているんですか?」


クイーンエリザベス「……」


エクセター「そうですか言う気はないんですね。ても大丈夫です、ベルファスト本人が語ってくれましたから」


クイーンエリザベス「えっ…」


エクセター「陛下は毎晩ベルファストと…下2」


下2 エクセターの台詞を

エクセター「毎晩ベルファストに添い寝をしてもらっているんですよね?」


クイーンエリザベス「それは……私の寝付きが最近…悪いから…」


エクセター「お見苦しいです陛下、私は全て聞いていると言ったんです。当然陛下が裸で添い寝してもらっていることも知っています」


クイーンエリザベス「……ぅあ…」


エクセター「これでもまだ陛下はレズでないと言い訳なさるんですか!?」


クイーンエリザベス「……」


エクセター「はっきりと答えて下さい、女王陛下!」


クイーンエリザベス「下2」


下2 クイーンエリザベスの台詞や行動を

クイーンエリザベス「……」カタカタカタ


エクセター「……陛下?」


クイーンエリザベス「嫌われる嫌われる嫌われる…」ブツブツ


エクセター「女王陛下、どうされましたか?」


クイーンエリザベス「一人はイヤ一人はイヤ一人はイヤ一人はイヤ…」ガタガタ


エクセター「陛下………?」


クイーンエリザベス「助けて…助けてベル~~!!」


エクセター「うっ……凄い声…」


クイーンエリザベス「わぁぁぁぁぁぁ!!!!」

エクセター「陛下、一体どうされたんですか!?」


クイーンエリザベス「ぐずっ……わぁぁぁぁぁぁ!!」


エクセター「泣き叫ぶだけで話を聞いてくれない…」


クイーンエリザベス「ベル、ベル~~!!」


エクセター「ど、どうすれば…」


下2 この後の展開を

クイーンエリザベス「ベル、ベル、ベル、ベル…」


エクセター「さっきからベルファストの名前を連呼するだけ…でも彼女は今長時間の委託中…」


クイーンエリザベス「ベル、ベル、ベル………」


エクセター「あれ…?陛下、その小瓶は?」


クイーンエリザベス「ベ……ベル…ベル……」カタカタカタカタ


エクセター「大事そうに抱えていますが…その中身を飲みたいんですか?」


クイーンエリザベス「ベッ……ル……ベル……」カチカチカチカチ


エクセター「わかりました、少々お待ち下さい」


ーーーーーー

クイーンエリザベス「ありがとうエクセター。お陰で落ち着けたわ」


エクセター「それはよかったです。しかし…」


クイーンエリザベス「……なに?」


エクセター「さっきのは…何なのですか?あんな女王陛下の姿は見たことがありません」


クイーンエリザベス「……」


エクセター「詳しく説明して頂けますか、陛下」


クイーンエリザベス「下2」


下2 クイーンエリザベスの台詞や行動を

クイーンエリザベス「ベルが居なくて…不安になったのよ」


エクセター「ということは、やはりお二人は恋仲のような、親しい中なのですね?」


クイーンエリザベス「それは…違う……」


エクセター「違わないと思います。そんなに自分がレズだとは認めたくないのですか?」


クイーンエリザベス「本当に違うの…」


エクセター「…なら女王陛下の意見を聞かせて下さい」

クイーンエリザベス「ベルが居ないと、本当に本当に不安になる時があるの」


クイーンエリザベス「息をするのも苦しくなって、周りも真っ暗になって何も見えなくなるの」


クイーンエリザベス「だから夜寝る時はずっとベルに側に居てもらっているの」


クイーンエリザベス「私が裸なのは…ベルに少しでも直接触れたいから」


クイーンエリザベス「恋人というより…もっと大切な……いや違う…」


クイーンエリザベス「……とにかく、ベルとは恋仲なんかじゃないの。これで満足かしら?」


エクセター「下2」


下2 エクセターの台詞や行動を

エクセター「わかりました、陛下とベルファストは確かに恋仲ではないようですね」


クイーンエリザベス「そう!わかってくれたのね!」


エクセター「はい、陛下はベルファストに依存しているだけです」


クイーンエリザベス「……」


エクセター「陛下は王家のメイドに依存して良い人ではありません。貴女は女王陛下なのですよ?」


クイーンエリザベス「……無理よ。私はベル無しでは生きられないわ」

エクセター「……ならば荒療治しかありません」ヒョイ


クイーンエリザベス「あっ…返して!それにはベルの…!」


エクセター「ベルファストの何かの液体ですね?それがこの小瓶には入っていると」


クイーンエリザベス「やめて!それを返して!」


エクセター「ベルファストはまだ委託からは帰ってきません。だから…」スッ


クイーンエリザベス「エクセター!!やめなさい、女王の命令よ!!」


エクセター「これで…陛下が依存するものは無くなります!」ガッシャーン


クイーンエリザベス「ぁぎっ!!」


エクセター「小瓶は惨めに中身ごと砕け散りました!さぁ陛下、ベルファストに依存なんかやめて、一人の女王として立ち直って下さい!」


クイーンエリザベス「下2」


下2 クイーンエリザベスの台詞や行動を

クイーンエリザベス「……」パタン


エクセター「陛下!?」


クイーンエリザベス「」ガタガタ


エクセター「失神して、全身が硬直しながら痙攣してる…」


クイーンエリザベス「」ガタガタガタガタ


エクセター「陛下……貴女はもう元には戻れないのですか…?」


クイーンエリザベス「」ブルッ……カタカタカタカタ


エクセター「なぜメイドなんかに依存する必要があったんですか?私達王家の戦士が、いつでも陛下の力になるというのに…」


ーーーーーー

今日はここまでです


果たしてクイーンエリザベスはどうなっていくのでしょうか?


また、お願いします

ーー


クイーンエリザベス「まだまだ王家の戦士達の中には、優雅ではないのがいるみたいね!」


クイーンエリザベス「ロイヤルネイビーは優雅でなければいけないのよ!」


クイーンエリザベス「さぁ、次は誰なのかしら!?」


下2 ロイヤル艦から一人

ジャベリン「陛下、こんにちは!」


クイーンエリザベス「ジャベリンはいつも元気なようね?」


ジャベリン「はい、それが取り柄ですから!」


クイーンエリザベス「元気で優雅であれば文句はなかったのだけど、残念ながら貴女は優雅ではないみたいね?」


ジャベリン「そんな、私の何がいけないっていうんですか?」


クイーンエリザベス「下2」


下2 ジャベリンが優雅ではない理由や行動を

クイーンエリザベス「裏で私の悪口をコソコソ言ってるらしいわね!」


ジャベリン「それは…」


クイーンエリザベス「貴女は私を一体何だと思っているの!?答えなさい!」


ジャベリン「ロイヤルネイビーの…女王陛下です」


クイーンエリザベス「そうよ!下僕が陛下の悪口を言うなんてことはあってはならないの!」

クイーンエリザベス「時代が時代なら、貴女なんて極刑よ!わかってるの!?」


ジャベリン「……」


クイーンエリザベス「もう貴女はお茶会にも呼んであけないし、王家の戦士でもないわ!」


ジャベリン「……」


クイーンエリザベス「どんなに謝っても許してあげないんだからね!わかってるの!?」


ジャベリン「下2」


下2 ジャベリンの台詞や行動を

ジャベリン「ベルファストさんがいないと何も出来ない癖に…」


クイーンエリザベス「なんですって!?」


ジャベリン「はっきり言って、陛下ってベルファストさんがいないも何もできませんよね?」


クイーンエリザベス「貴女、女王陛下に向かって失礼よ!ベルが居なくても平気に決まってるじゃない!」


ジャベリン「へえ、本当なんですね?」


クイーンエリザベス「そうよ、当たり前じゃない!」

ジャベリン「なら陛下、今から軽く出撃でもしませんか?」


クイーンエリザベス「今から…?」


ジャベリン「えぇ、私と陛下で最低限の艦隊は組めます。それとも、ベルファストさんが居ないと出撃もできませんか?」


クイーンエリザベス「い、いいじゃない!やってやるわ!」


ジャベリン「そうですか、じゃあ行きましょう!あぁ…勿論、その大事そうに懐にしまってあるモノは置いていって下さいね?」


クイーンエリザベス「!!」

クイーンエリザベス「なん…で…」


ジャベリン「あれ~?陛下はベルファストさんが居なくても平気なんですよね~?」


クイーンエリザベス「……ぐぅ…」


ジャベリン「それとも、女王陛下ともあろうお方が嘘を……?」


クイーンエリザベス「わかったわよ!これは置いていけばいいんでしょ!」コトッ


ジャベリン「いいえ、置いていくだけではダメです」ヒョイ


クイーンエリザベス「なにを…?」

ジャベリン「えいっ」ガシャン


クイーンエリザベス「ぎっ……!」


ジャベリン「陛下、どうされたんですか~?」


クイーンエリザベス「最後の…ストックだったのに…」


ジャベリン「ベルファストさんが居なくても平気って言ったのは陛下じゃないですか!さぁ、敵を蹴散らしますよ~!」


クイーンエリザベス「大丈夫、大丈夫……私は女王陛下…私は…」ブツブツ



下2 この後の展開を

ーー

ジャベリン「……なんでお二人も来たんですか?」


イラストリアス「私は丁度体を動かしたかったんです」


ヴァンパイア「私は気まぐれね~」


イラストリアス「でもこれで前衛と主力で二人ずつです。バランスの良いパーティーだとは思いませんか?」


ジャベリン「……チッ。じゃあ陛下、気を取り直して出撃行きましょう!」


クイーンエリザベス「……」ブツブツブツブツ

イラストリアス「海域はどうするんですか?」


ジャベリン「少し遠いですが、ソロモン海なんてどうでしょうか?」


ヴァンパイア「そこに二人で行くつもりだったの?」


ジャベリン「陛下となら大丈夫だと思ったんです。ねぇ陛下!」


クイーンエリザベス「………えぇ」


ヴァンパイア「陛下、かなりキテるみたいね」


イラストリアス「なんとか私もフォローしますが…いざとなったらお願いできますか?」


ヴァンパイア「気が向いたらね~」


下2 出撃の結果や、出撃中に起こったことを

ーー

ヴァンパイア「……なんだか調子が悪いわね~」


イラストリアス「私も、なんだか装填速度がいつもより遅いような…」


ジャベリン「なんでこんなに被弾するの!?回避がいつもより鈍い!」


ヴァンパイア「もしかして、陛下のせい?」


イラストリアス「そういえばさっきから静かですね…陛下、大丈夫ですか?」


クイーンエリザベス「……」


イラストリアス「陛下……?」

クイーンエリザベス「ブツブツブツブツ……」


ヴァンパイア「……陛下の周りに何か嫌なものが渦巻いてるわね~」


イラストリアス「嫌なもの、ですか?」


ヴァンパイア「これは……」


ジャベリン「あぁもう!魚雷が当たらない!陛下、あの力使ってますか!?」


クイーンエリザベス「……」ブツブツ


ジャベリン「陛下、なんとか言って下さい!」

クイーンエリザベス「ひっ」ズォォォォ


ジャベリン「うぁ!?」ガクッ


ヴァンパイア「体が重く…」ガクッ


イラストリアス「これはまさか…」


ヴァンパイア「なるほど…陛下の力が反転してるみたいね~」


ジャベリン「そんなことあり得るんですか!?」


ヴァンパイア「あり得るも何も、私がこうなってるのが事実よ」

クイーンエリザベス「……」ズォォォォ


ヴァンパイア「マズイわね、これじゃまともに戦闘なんてできないわ~」


イラストリアス「それ以前にこれじゃ、帰れるかどうかも…」


ジャベリン「そんなの嫌です!なんであんなクソガキと心中しなくちゃいけないんですか!」


クイーンエリザベス「…………ひぎっ!?」

ヴァンパイア「ジャベリン…また余計なことを…」


クイーンエリザベス「あっ……ぎいっ…!」


イラストリアス「陛下!今は戦闘に集中して下さい!」


クイーンエリザベス「ひっ……!ひっ……!」


ヴァンパイア「過呼吸…これはもうダメかもしれないわね」


ジャベリン「撤退!撤退します!!早く帰りましょう!」


イラストリアス「でも旗艦は陛下です。その陛下が……」


クイーンエリザベス「こひゅっ、ひゅう、ひゅっ、ひゅ……」



下2 この後の展開を

ヴァンパイア「…よし、とりあえず敵は片付けたわよ」


イラストリアス「今なら……陛下、失礼します!」ギュッ


クイーンエリザベス「!!」


ヴァンパイア「陛下を抱き寄せてどうするつもりなの?」


イラストリアス「これしかありません…」脱ぎ脱ぎ


ジャベリン「なんで服を脱ぐんですか!」


イラストリアス「これでいいんです。陛下、こっちを向いて下さい」

クイーンエリザベス「ひっ、ひっ、ひっ、ひっ……」


イラストリアス「陛下、粗末なものですがどうぞ」


クイーンエリザベス「……ミルク!」ガバッ


イラストリアス「ん……」


ヴァンパイア「あら~イラストリアスも出るのね?」


イラストリアス「出るようになった、というのが正しい表現です…」


ジャベリン「ひょっとしてそれも、陛下の不思議な力の影響なんですか?」

ヴァンパイア「長い間陛下と一緒にいると、体に影響が出たらするのよね~」


イラストリアス「私はベル程ではありませんが、それなりに出撃もご一緒しましたから…」


クイーンエリザベス「……」チュパチュパ


イラストリアス「ん……」


ヴァンパイア「ちゃんとミルクは出てるみたいね~」


イラストリアス「陛下、落ち着かれましたか?」


クイーンエリザベス「下2」


下2 クイーンエリザベスの台詞や行動を

クイーンエリザベス「ベル、ありがとう…」


イラストリアス「……陛下?」


クイーンエリザベス「ベル、ベル……」


ヴァンパイア「イラストリアスをベルだと思い込んでるのかしら?」


イラストリアス「そこまで弱っているなんて…」


クイーンエリザベス「あぁ……ベル…ベルぅ…」

クイーンエリザベス「私を捨てないで…私を一人にしないで…」


イラストリアス「陛下、誰も貴女を捨てたりはしません…」


ヴァンパイア「ベルったら、そうやって依存させてたのね~」


クイーンエリザベス「ベル、ベル……私の味方は貴女だけなの…他の皆は私のこと嫌いだって…」


イラストリアス「そんなことは…」


ヴァンパイア「ないとは言い切れないわね?現にジャベリンは陛下のことをクソガキ呼ばわりしてたわよね~」


イラストリアス「……ジャベリン、陛下の何が気に入らないのですか?」


ジャベリン「下2」


下2 ジャベリンの台詞や行動を

ジャベリン「……ベルは私のものだもん」


ヴァンパイア「あら~貴女もメイドに調教されてたのね」


イラストリアス「本当なんですか?」


ジャベリン「……調教はされてません」


ヴァンパイア「陛下もそう言ってわね~でも、どう見たって調教されてると思うけど?」


ジャベリン「……」


ヴァンパイア「貴女はベルのことをどう思ってるの?それだけでも教えてくれないかしら?」


ジャベリン「下2」


下2 ジャベリンの台詞や行動を

ジャベリン「ベルは私にとって憧れです」


ヴァンパイア「あら~それならベルは貴女に何もしてなくて、勝手に貴女が想っているだけなのね~」


イラストリアス「憧れのベルを独占している陛下が許せない……そういうことですか?」


ジャベリン「……間違ってはいません」


ヴァンパイア「ベルったら、とんだトラブルメーカーね~」


イラストリアス「ベルは王家のメイドです。そのメイドがトラブルの中心だなんて…」

ヴァンパイア「そもそもベルは陛下をどうしたいのかしら?」


イラストリアス「もう既に陛下はベルに依存しているようです。でもただ依存させたいだけでは無いはずです」


ジャベリン「……」


ヴァンパイア「貴女は随分と機嫌が悪そうね~」


ジャベリン「なんでベルはこんなクソガキに構うんですか…」


イラストリアス「ジャベリン、陛下にそんな口を聞いてはいけません」


ジャベリン「でも…!」


ヴァンパイア「ジャベリンは陛下をどうしたいの?」


ジャベリン「下2」


下2 ジャベリンの台詞や行動を

ジャベリン「せめて…メイドが仕えるに相応しい陛下であって欲しいです」


ヴァンパイア「それは私も同意ね。今の陛下は人の上に立つような器ではないわ」


イラストリアス「ヴァンパイアまでそんなことを…」


ヴァンパイア「ならイラストリアスは胸を張って言える?今の陛下は素晴らしい人だって」


イラストリアス「もちろんです」


ヴァンパイア「気に入らないことがあれば怒鳴り散らして、指摘すれば逆ギレ。とても女王陛下とは…いえないわね」


イラストリアス「……」

ジャベリン「最近の陛下の行動は特に酷いです。ロイヤルネイビーは優雅でなければいけないって、難癖付けて威張ってるんです」


イラストリアス「……それは私もやられたわ」


ジャベリン「何故その時に注意しなかったんですか!?」


イラストリアス「……」


ヴァンパイア「陛下が女王陛下らしくなる為には、取り巻きの意識も変わらないといけないかもね~」


イラストリアス「……陛下は今の話を聞いてどう思いますか?」


ヴァンパイア「そもそも陛下はもう落ち着いたの?」


クイーンエリザベス「下2」


下2 クイーンエリザベスの台詞や行動を

クイーンエリザベス「……」カタカタカタカタ


イラストリアス「陛下、大丈夫ですか?」


クイーンエリザベス「ふぅ~ふぅ~……」


ヴァンパイア「まだ過呼吸が治ってないの?」


イラストリアス「またミルク飲まれますか?」


クイーンエリザベス「ううん……平気…ひゅう…ひゅう…」


ジャベリン「……チッ」

イラストリアス「ジャベリン、舌打ちはやめなさい」


ジャベリン「都合が悪くなったら体調の悪いフリをして…やってることが子どもなんですよ」


クイーンエリザベス「ひっ……ひぃ……」


ヴァンパイア「何も知らないなら、そういう風に見えるかもしれないわね~」


ジャベリン「ミルクを飲んだら治る発作なんて聞いたことありません。イラストリアスさんも無理に付き合わなくていいんですよ?」


イラストリアス「下2」


下2 イラストリアスの台詞わ行動を

イラストリアス「そもそもの話…陛下は私が優雅でないと誰か他の人から聞いたようでした。それは一体誰なのでしょうか?」


ジャベリン「そういえば私が裏で陛下の悪口を言ってるのも、他の誰かから聞いたみたいでした」


ヴァンパイア「私が秘密の会合してるのも、他の誰かから聞いたみたいね~」


イラストリアス「……やはりあの人しかいませんか?」


ヴァンパイア「私はそう思ってるわ~」


ジャベリン「あの人が……?なんの為にそんなことをするんですか?」


ヴァンパイア「そ、れ、は……本人に聞いてみましょう」


ーーーーーー

ベルファスト「陛下、只今戻りました」


クイーンエリザベス「ベルっ!!」抱き


ベルファスト「思ったよりも遅くなってしまいました。陛下は大丈夫でしたか?」


クイーンエリザベス「ベル…ベル……私のベル…」


ベルファスト「ふふふ…依存具合も問題はないようですね」


クイーンエリザベス「ベルっ…ミルク、ミルクを……」


ベルファスト「はい、少々お待ち下さい。すぐに用意致しますので」

クイーンエリザベス「ベル、ベル、ベル、ベル……」


ベルファスト「ふふふ…もう少し、もう少し待って下さい陛下」


クイーンエリザベス「……」


ベルファスト「次はもっと時間を空けて…戻れなくしてしまうのも…」



クイーンエリザベス「……ねぇベル、少しいいかしら?」


ベルファスト「陛下……どうされました?」


クイーンエリザベス「ベルは…どうして皆の優雅じゃない情報を私に教えてくれたの?何の目的があるの?」


ベルファスト「下2」


下2 ベルファストの台詞や行動を

ベルファスト「それが陛下の望みだったからです」


クイーンエリザベス「私が…?」


ベルファスト「ええ、王家の戦士には優雅でないのはいらない。陛下自身が仰られたんです」


クイーンエリザベス「言った覚えは………」


ベルファスト「いいえ、間違いなく仰られていました」


クイーンエリザベス「ぁ……う…」


ベルファスト「陛下がそう言われたので、私はそれに従ったのです。私は陛下のメイドなのです」

ベルファスト「その結果ロイヤルネイビーの全員から嫌われても、それは仕方がないことなんです」


クイーンエリザベス「うぇ……ぁ…」


ベルファスト「いいですか陛下?全ては貴女が原因なんです」


クイーンエリザベス「こひゅっ……ひぃ……」


ベルファスト「貴女が招いたことなんですから、責任は貴女にあるんです」


クイーンエリザベス「ひっ、ひっ、ひっ、ひっ、ひっ、」

ベルファスト「……でも安心して下さい」抱き


クイーンエリザベス「……っ…ベル…」


ベルファスト「陛下が一人ぼっちになっても、私だけは貴女の味方です。それだけは約束します」


クイーンエリザベス「ベル…ずっと側に……?」


ベルファスト「はい、ですからどうかご安心を…」




ヴァンパイア「成る程ね~こうやって依存させていくのね」


ベルファスト「!!」

ベルファスト「な、何……え…?」


イラストリアス「今の陛下との会話は全て聞かせてもらっていました」


ジャベリン「ベルさん、なんで……」


ヴァンパイア「言い逃れはできないわね~?」


ベルファスト「言い逃れも何も、私は…」


イラストリアス「ベル、貴女は陛下をどうしようとしていたんですか?」


ベルファスト「下2」


下2 ベルファストの台詞や行動を

ベルファスト「私が陛下だけのメイドであるなら、陛下も私だけの陛下であるべきでしょう?」


ヴァンパイア「そういう魂胆だったのね~」


イラストリアス「その為だけに陛下の心を壊そうとしたんですか?」


ベルファスト「壊すだなんて人聞きが悪いです。陛下には私しか見えないようにすり込みを行なっていただけです」


ジャベリン「そんな…ベルさんは私の憧れだったのに…」

ベルファスト「貴女が勝手に憧れただけでしょう。私には陛下がいればそれで良いんです」


ジャベリン「あぁ……」ガクッ


ヴァンパイア「よかったじゃない、ベルがあんな人物だってわかったんだから~」


イラストリアス「とにかく二人を離す必要がありますね。ベルファスト、陛下を離しなさい」


ベルファスト「私が離しても、もう陛下の心は十分壊してあります。私無しでは生きていけませんよね、陛下?」


クイーンエリザベス「下2」


下2 クイーンエリザベスの台詞や行動を

クイーンエリザベス「あれ、ベルが二人…?」


ベルファスト「陛下!?何を言っているのですか!」


ヴァンパイア「ミルクが出るのは貴女だけではないのよ~」


ベルファスト「まさか…!」


イラストリアス「陛下、こちらへ来て下さい」


クイーンエリザベス「ベル、ベル……」フラフラ


ベルファスト「やめて下さい!陛下は私のモノなんです!」グイッ


クイーンエリザベス「ぅあ……」

ヴァンパイア「陛下~こっちのベルは優しいわよ?そんな乱暴なんかしないわよ~」


クイーンエリザベス「ほんとぉ…?」


ベルファスト「私がいつ陛下に暴力を振るったというのですか!」


ヴァンパイア「今貴女は陛下をどうしてるの?歌を掴んで引っ張ってるわね?」


ベルファスト「これは…陛下が私から離れるから!」


ヴァンパイア「ほーら陛下、こっちのベルの方がいいわよ~?」


クイーンエリザベス「下2」


下2 クイーンエリザベスの行動や台詞を

クイーンエリザベス「うぁ?…へ……んぃ…」


ベルファスト「陛下、こちらへ!」


イラストリアス「陛下、ご安心下さい」


ヴァンパイア「陛下~?」


クイーンエリザベス「……わあぁぁぁぁ!!」ダダダ


ベルファスト「陛下!」


イラストリアス「待って下さい!」


ヴァンパイア「走り去ってしまったわ…これからどうなるのか楽しみだわ~」


ジャベリン「ベルさん……」

今日はここまでです


また、お願いします

少し再開します


ーーーーーー

クイーンエリザベス「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ、ふっ、ふっ」


クイーンエリザベス「ふひっ、ひっ、ひっ…」


クイーンエリザベス「ひゅぅ…ひゅぅ…」


クイーンエリザベス「きひ…」


クイーンエリザベス「ひぃ~ひぃ~…ひっ、ひっ、ひっ、ひっ、ひっ」カタカタカタカタ



下2「あれは…?」


下2 人物名を

ロングアイランド「女王さん?どうしたの~?」


クイーンエリザベス「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ」カタカタ


ロングアイランド「ん~なんだろ?寒いの~?」


クイーンエリザベス「……ひぃ…」



ロングアイランド「もしかして~風邪とか~?」


クイーンエリザベス「ぎっ……ひひひひ、ひっ…」カタカタカタカタ


ロングアイランド「喋ってくれない……なら~こういう時は~指揮官に任せようかな~」


ーーーーーー


ロングアイランド「しーきーかーん!今大丈夫~?」


指揮官「うん大丈夫。どうしたの…?」


ロングアイランド「なんだかね~女王さんの様子がおかしいの~」


指揮官「エリザベスちゃんの…?」


ロングアイランド「さっきから~カタカタ震えるだけで~まともに話もできないの~」


指揮官「エリザベスちゃん…どうしたのかな…?」


クイーンエリザベス「下2」


下2 クイーンエリザベスの台詞や行動を

陛下のお世話って大変…みんなそう言ってる…


クイーンエリザベス「ぎぃっ!」


エリザベスお姉ちゃんがいない方が…みんなのびのびしてる…


クイーンエリザベス「ぁ……かはっ!」ペタン


指揮官「どうしたの…!?」


ロングアイランド「急にうずくまっちゃった~」

エリザベスお姉ちゃんが来ると…面倒臭い…


クイーンエリザベス「ひぃー、ひぃーっ」


いつも威張り倒してるだけで…一人じゃなにもできないんじゃないですか…?


クイーンエリザベス「ひひひひひひひひひひひひひ」カタカタ


あんなのは…女王様じゃないです…


クイーンエリザベス「はひっ、はひっ、はひっ……」


ロングアイランド「指揮官~これって絶対良くないよね~?」


指揮官「どうしたのエリザベスちゃん…!とにかく落ち着いて…ね?」


クイーンエリザベス「下2」


下2 クイーンエリザベスの台詞や行動を

ベル…ヴァンパイア…ユニコーン… あああ!

クイーンエリザベス「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」


指揮官「エリザベスちゃん…!」ギュッ


クイーンエリザベス「んぁ……」


指揮官「大丈夫…エリザベスちゃんは何も悪くないよ…」


クイーンエリザベス「……ごめんなさい…ごめんなさい…」


指揮官「エリザベスちゃん……!」ギューーッ


クイーンエリザベス「……」

指揮官「何があったか知らないけど…もう大丈夫だからね…」ナデナデ


クイーンエリザベス「……」


指揮官「まだ足りないなら…いっぱいギュッて…してあげるから…」


クイーンエリザベス「……」


指揮官「エリザベスちゃん……」ギュッ


クイーンエリザベス「……指揮官…」


ロングアイランド「おお~女王さんの顔色がよくなった~」

コレは指揮官が密かにQE寝取りを狙ってた可能性が?

指揮官「嫌なこと…いっぱいあったんだよね…誰にも相談できなかったんだよね…」


クイーンエリザベス「……それは私が…」


指揮官「ううん…エリザベスちゃんは悪くないよ…」


クイーンエリザベス「でも……」


指揮官「エリザベスちゃんは…悪くないの…ね?」ナデナデ


クイーンエリザベス「……」


ロングアイランド「女王さん~少しは落ち着けた~?」


クイーンエリザベス「下2」


下2 クイーンエリザベスの台詞や行動を

ありがとう… ユニコーン!(濁りきった目

クイーンエリザベス「ん……」


指揮官「まだ…落ち着かない…?」


クイーンエリザベス「違うの!指揮官のおかげで意識がハッキリしたというか、気分は良くなったの」


ロングアイランド「じゃあ~なんでそんなリアクションなの~?」


クイーンエリザベス「なんだか…胸がドキドキするの」


指揮官「動悸が出てきたのかな…なら温かい飲み物でも…」


クイーンエリザベス「ううん、そんなんじゃないの…」


ロングアイランド「もしかして~ラブ的な感じのドキドキ~?」


クイーンエリザベス「……そうなのかしら」

ロングアイランド「うそ~!」


クイーンエリザベス「指揮官に抱き締められて、撫でられたら…胸がドキドキしてきて…」


指揮官「エリザベスちゃん…?」


クイーンエリザベス「なんで指揮官はそんなに私に優しいの?そんなことされたら…誤解するじゃない」


ロングアイランド「女王さんが~女王さんがぁ~!」


クイーンエリザベス「私…この気持ちどうしたらいいの?」


指揮官「下2」


下2 指揮官の台詞や行動を

指揮官「私でよかったら…受け止めてあげるよ…?」


クイーンエリザベス「えっ…」


ロングアイランド「リアル百合~!生で初めて見たかもしれない…!」


クイーンエリザベス「あ、貴女、適当言ってるんじゃないでしょうね!?」


指揮官「ううん…エリザベスちゃんなら…いいよ…」ギュッ


クイーンエリザベス「ん……温かい…」

指揮官「私が温かいんじゃなくて…エリザベスちゃんが冷たかったんだよ…」


ロングアイランド「確かに~さっき女王さんの手、凄く冷たかった~」


指揮官「何があったのか知らないけど…もう大丈夫だからね…」


クイーンエリザベス「…本当に?」


指揮官「私が…守ってあげるよ…」


ロングアイランド「ひゅ~!指揮官カッコいい~」


クイーンエリザベス「下2」


下2 クイーンエリザベスの台詞や行動を

クイーンエリザベス「指揮官…」ギュッ


指揮官「……うん」


クイーンエリザベス「……ふぐっ…」


指揮官「……泣いてもいいよ。私…何も見てないから…」


ロングアイランド「私も~後ろ向いてるね~」


クイーンエリザベス「女王陛下は…人前で泣かないのよ…」


指揮官「じゃあ…これで…」ギュッ


クイーンエリザベス「ふぁ…」


指揮官「こうやって抱き締めたら…顔は誰にも見られないし…声も出ないよ…?」

クイーンエリザベス「わだじは…女王陛下で…」


指揮官「うん…」


クイーンエリザベス「王家の…だめに…」


指揮官「うん…うん……」


クイーンエリザベス「ぐずっ……あぁ……」


ロングアイランド「あ~、あ~、ロングアイランドは何も聞いてないよ~」


クイーンエリザベス「わぁぁぁぁぁぁぁん……」


指揮官「よしよし…」ナデナデ


下2 この後の展開を

ーーーーーー

クイーンエリザベス「よく来てくれたわね、王家の戦士達!今日は特別なお茶会よ!」


イラストリアス「特別…というのはどういうことでしょうか?」


ウォースパイト「それより、何人かは嫌々参加しているようにも見えるが?」


エクセター「陛下の前で失礼な…」


ジャベリン「……ふんっ」


ヴァンパイア「はぁ……残念ね…」

ウォースパイト「ジャベリン、その態度を直す気はないのか?」


ジャベリン「私はまだ陛下を認めていません」


ヴァンパイア「でもお茶会に呼ばれたら、ちゃんと出席はするのね~」


ジャベリン「……前よりはマシになってます。そこは認めてあげます」


ヴァンパイア「なんだかんだ、ジャベリンも子どもなのね~」


ジャベリン「……ふんだ」

ウォースパイト「そういえばあの二人の様子はどうだ?」


エクセター「あの二人とは?」


イラストリアス「ユニコーンとベルファストですね」


エクセター「大人しい軽空母とメイドじゃないか?」


ウォースパイト「あの二人が陛下がおかしくなった原因なんだ」


イラストリアス「ユニコーンはただ純粋なだけみたいでしたけど…」

エクセター「それは知らなかったな…」


ウォースパイト「ベルファストの企みがわかってからは色々と酷かったらしい」


イラストリアス「ユニコーンもユニコーンで、嫌いなものは嫌いと言う性格ですし…」


エクセター「あの性格で…か」


ウォースパイト「あの二人はちゃんとお茶会には出てるようだが…?」


下2 ユニコーンの
下4 ベルファストの見た目や様子を

常にエガオでクイーンエリザベスの隣で指揮官を見ている

エクセター「ユニコーンはいつもと変わらない様子だが?」


イラストリアス「でもよく見て下さい。彼女の足を…」


ユニコーン「……」ガタガタガタガタ


エクセター「なんだあの貧乏ゆすりは…」


ウォースパイト「余程イライラしているのか…」


エクセター「どちらにせよロイヤルネイビーには相応しくありませんね」


イラストリアス「それでもまだユニコーンはマシな方なんです」

ウォースパイト「ベルファストを見てみろ」


エクセター「ベルを…?」


ベルファスト「うふふ…陛下ったら…」


「……」


ベルファスト「ほら、お口を拭いて下さい…」


「……」


エクセター「何をしているんだベルは?」


エクセター「何故ベルは…人形に話してかけている?」

イラストリアス「ベルはあの人形を陛下だと思い込んでいるんです」


エクセター「なっ……」ゾワワワ


ウォースパイト「…触れない方がいいだろう」


エクセター「どうしてそんなことになっているんだ…」


イラストリアス「彼女の場合は自業自得…なのかもしれません」

エクセター「……ならユニコーンはまだ余地があるということだな」ガタッ


イラストリアス「ちょっと…」


エクセター「これは陛下の為でもあるんだ」


ユニコーン「……」カタカタカタカタ


エクセター「ユニコーンよ、少しいいか?」


ユニコーン「……何ですか…」


エクセター「ハッキリと問おう、陛下の何が気に入らない?ロイヤルネイビーの一員である以上、陛下の為に戦うのは当然ではないのか?」


ユニコーン「下2」


下2 ユニコーンの台詞や行動を

義務「は」 か

ユニコーン「義務は…きちんと果たすよ…」


エクセター「ほう…義務は、か」


ユニコーン「うん…ユニコーンはロイヤルネイビー…それはどうやっても変えられないから…」


エクセター「成る程、出撃以外では陛下は何とも思っていないというわけだな?」


ユニコーン「……」


エクセター「沈黙は肯定とみなすぞ?」


ユニコーン「あんなクソガキ…さっさと…」ボソッ


エクセター「何か言ったか?」


ユニコーン「ううん…何も…」

エクセター「はぁ……ロイヤルネイビーのこれからが心配だ」


ウォースパイト「陛下がもう少ししっかりしてくれれば、そんな心配はないんだがな」


イラストリアス「でも今回の事件で、陛下は成長されたと思います」


エクセター「成長も何も、陛下は陛下だ。その存在が重要なんだ」


ウォースパイト「だかその人物が偉大であれば、その威厳さは増す。これは間違いないだろう?」


エクセター「それはそうだが…」


イラストリアス「大丈夫です、陛下は強くなりましたし、支えてくれる人を見つけたんですから」

クイーンエリザベス「今日のお茶会は皆に迷惑をかけてしまったことを謝りたかったの。変なことを言ったりしてごめんなさい」


ジャベリン「陛下が…」


ユニコーン「ちゃんと謝ってる…」


クイーンエリザベス「これまでの私は気に入らないことがあると、逆ギレしたりしてまともに謝ったことがなかったの。本当に今までごめんなさい」


エクセター「あれは本当に陛下なのか…?」


イラストリアス「エクセターも失礼なこと言いますね…」


エクセター「いやだって…えぇ…」

クイーンエリザベス「だから!これから私が悪い時は素直に言って欲しいの!私…きっと女王陛下に相応しい人物になってみせるから!」


ウォースパイト「……これでロイヤルネイビーも安泰か?」


イラストリアス「三日坊主じゃなければいいんですけどね…」


エクセター「陛下!私はいつでも陛下についていきます!」


クイーンエリザベス「ありがとう!それと、戦士達にもう一つ報告があるの!」

ウォースパイト「もう一つ…?」


イラストリアス「なんでしょうか、わかりませんね」


クイーンエリザベス「指揮官!こっちに来て!」


指揮官「みんな、こんにちは…」


エクセター「相変わらずユニコーンに見た目もそっくりだな…」


ウォースパイト「私は初対面の時に、指揮官はユニコーンの姉か何かと思ったほどだからな」


イラストリアス「それで陛下、指揮官がどうかしたんですか?」

また爆弾発言投下か?

クイーンエリザベス「私ね、指揮官と付き合うことになったの!」


エクセター「ほぁ!?」


イラストリアス「本当なんですか指揮官!?」


指揮官「うん…みんな、よろしくね…」


クイーンエリザベス「これから私はロイヤルネイビーの為に、そして指揮官の為に戦うわ!」


指揮官「本当はね…黙ってようと思ったんだけど…エリザベスちゃんが、皆の前で宣言したいって…」


クイーンエリザベス「コソコソするのは女王陛下ではないわ!だからこうやって皆の前で報告したのよ!」



「下2」


下2 ここにいる誰かの台詞や行動を

哀れユニコーン

シグニット「おめでとー」パチパチ


ヴァンパイア「よくわかってないけど、取り敢えず拍手してる感が満載ね~」


三笠「ロイヤルの!よかったな!」ガシィ


クイーンエリザベス「み、三笠…!」


三笠「私は指揮官と恋仲になったのは祝福するぞ!いやーよかったよかった!」


クイーンエリザベス「ありがと…でも……苦し…」


指揮官「ダメ……!」


三笠「指揮官…?」

指揮官「エリザベスちゃんを抱いていいのは…私だけ…!」


三笠「ほう……指揮官は以外と独占欲が強いのだな?」


クイーンエリザベス「そうなのよ!そんなの付き合うまで知らなかったわ!」


指揮官「うう…」


三笠「指揮官も一皮剥ければ一人の女だということだな?」


クイーンエリザベス「そうよ!他にもね…下2」


下2 指揮官の以外な行動や言動等を

また雲行きが怪しくなって来た

クイーンエリザベス「最近ミルクが出るようになったのよ!」


三笠「ほう…!」


指揮官「やめて…恥ずかしいよ…」


三笠「ロイヤルの不思議な力を、長時間受けると乳が出ることがあると聞いたことはある。我々にしか影響がないと思っていたが、まさか指揮官にも影響が出るとは…」


クイーンエリザベス「私もびっくりしたわ!指揮官の胸ってイラストリアスよりも随分小さいけど、ちゃんと出るんだもの!」


指揮官「全部言わないでぇ…!」

三笠「……む?ロイヤルの、イラストリアスの胸を知っているのか?」


クイーンエリザベス「えぇ、指揮官と付き合う前に少し…」


三笠「ふむ、それならいいだろう。ロイヤルの、いくら女王だからといって、浮気はしてはならんぞ?」


クイーンエリザベス「大丈夫よ!指揮官のって凄く甘いの!今まで飲んだミルクの中で一番だわ!」


指揮官「口に出さないで…!」


三笠「そうか、なら安心だ」

ーー

クイーンエリザベス「……さて、お茶会もそろそろお開きかしらね」


イラストリアス「なら後片付けは私が…」


クイーンエリザベス「大丈夫よ、私と指揮官でやっておくわ!」


ウォースパイト「そう言って全部指揮官に押し付けるんじゃないだろうな?」


クイーンエリザベス「今までの私とは違うの!」


ジャベリン「やっぱり自覚あったんじゃないですか…」ボソッ


クイーンエリザベス「ジャベリン!聞こえてるわよ!


ジャベリン「……ごめんなさーい」

エクセター「陛下が変わるというのは祝福します。ですが貴女は女王陛下なので、そのような雑用は…」


指揮官「そうだよ…後片付けは私がやっておくから…エリザベスちゃんは…出撃お願いできるかな?」


クイーンエリザベス「……わかったわ!さぁ王家の戦士達!敵を蹴散らすわよ!」


ウォースパイト「やれやれ…結局いつもの陛下じゃないか」


イラストリアス「ふふ…そうかもしれませんね…」


クイーンエリザベス「ロイヤルネイビーと指揮官の為に、私は戦うのよ!」


ベルファスト「陛下……陛下は私だけの……」ブツブツブツブツ





なんとか着地できて安心しました

でもまだ続くかもしれません


感想やコメント等あればお願いします
一言だけでもあれば嬉しいです


それでは、またいつか

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