【仮面ライダーエグゼイド】安価の力で運命を変える【安価・コンマ】 (741)


このスレは仮面ライダーエグゼイドをオリキャラ視点で進める安価スレです。

どうぞよろしくお願いします。


まずは主人公の名前と性別を決めます。

↓1 名前
↓2 性別


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1512658072

よく考えたら性別名前逆のほうがいいですね。
仕切り直します。

↓1 性別
↓2 名前

ありがとうございます。
それでは次に主人公の能力を決めます。
コンマ2桁で判定し、01ほど低く、00(100)ほど高くなります。

コンマ判定
↓1 医療スキル(主に医学判定で使用します)
↓2 ゲームスキル(主に戦闘判定で使用します)
↓3 クリエイタースキル(主に開発判定で使用します)

主人公の能力は、

医療スキル:65(+0)
ゲームスキル:85(+0)
クリエイタースキル:38(+0)

となりました。
医療スキルがそこそこで、ゲームスキルは高水準ですね。
戦闘において有利になりそうです。
次に、主人公の職業は医者にしますか? それとも別の職業にしますか?

1 医者
2 その他(職業名の記入をお願いします)

↓2

主人公の職業は“スポーツドクター”になりました。
次に、主人公に設定を3つ付け加えてください。
永夢のようにどうしてこの職業に就いたのかでも構いませんし、飛彩のように大切なものを失っているなど、なんでも構いません。

↓1~3まで

ごめんなさい、2時を回った時点で気がついたら寝ていました。
設定を付け加えていただき、ありがとうございます。
飛彩にとっての小姫のように、主人公も双子の妹を亡くしているようですね。
グラファイトのような完全体バグスターがいるということでしょうか。

またチェスの世界大会に出場したことがあるということは、得意なゲームジャンルはボードゲームになりそうですね。
そして蝸牛は……食すのかな?


続いて主人公がゲーマドライバーの適合者になれた経緯を安価で決めたいと思います。

↓1~3まで

ありがとうございます。
それぞれの3案から、以下の2案に整えました。



1 黎斗の幼馴染である新は、永夢用に送るつもりだった体験版ゲームソフトからバグスターウィルスに感染した。
  新は永夢と同様バグスターウィルス感染者となったのである。
  それから時は流れ、黎斗は新をコマとして、ゲーマドライバーと新専用のガシャットを渡すのだった。


2 財前の実験によりバグスターウィルスに感染した新。
  しかし、実験の暴走により財前達は消失、唯一生き残った新はバグスターウィルスの抗体を手に入れることとなった。
  ある日、帰宅途中にバグスターと遭遇した新は、バグスターが盗んできたゲーマドライバーを使って、過酷なゲームに巻き込まれていく。



↓3までで多い方を採用します。

1案ですね、了解しました。
続いては、主人公が使用するガシャットについて決定します。
主人公はチェスの世界大会出場経験者なので、そこを参考にしていただけると嬉しいです。


↓3までガシャット案(ゲーム名とゲームジャンルの記載をお願いします)

戦略シミュレーションゲーム

>>27
ガシャット名は
ウォーゲームシミュレーター

ありがとうございます。
>>27に関しては、ご本人である>>31のガシャット名を使わさせていただきます。
また3案については適当に決めさせていただきました。
では、コンマ判定でガシャットを決定します。


1~3 マインドナイト(チェス・ボードゲーム)
4~6 ウォーゲームシミュレーター(戦略シミュレーション)
7~9 メイク・オブ・ヒストリー(歴史シミュレーション)
0 さらに直下判定

↓1

では、主人公のガシャットは『メイク・オブ・ヒストリー』に決定しました。

その他、予め決めておきたいことなどはありますか?
ご意見お願い致します。

基本主人公以外は原作キャラ?

メイク・オブ・ヒストリーもプロトガシャットあるの?

>>36
基本的には原作キャラが登場します。
しかし、妹の死によって、完全体バグスターが1体増えています。
また、主人公も永夢同様の感染経路なので、パラド的存在がいるはずですね。
こちらはまとめて安価で名前などを決めていきたいと思います。


>>37
あります。

>>38
正宗見たいに感染しててもパラドがいるかは分からなくないです?
そもそもパラドはエムが欲しがったから産まれた存在ですし

>>39
あっ、ホントですね……うろ覚えで申し訳ないです。
ではパラド的存在も安価で決めてしまいましょうか。


それでは、最初に主人公にパラド的存在がいるかを設定します。
もしもいる場合、彼(もしくは彼女)が主人公にとってどのような存在なのかも追記してください。


↓3

ではパラド的存在はいないということにします。
それでは次に、妹の死によって生まれた完全体バグスターを設定します。

バグスター名はモンテマイヤーです。(メイク・オブ・ヒストリーに登場する、指導者の一人。軍師タイプ)
バグスターの見た目、性別を記載してください。
ラブリカのように、人間態に名前がある場合はその記載もお願いします。


↓3

いつものエタ野郎だろこのスレ

このキャラメイクの安価のだし方はいつもの人っぽいな

まさかのポッピー2号ですね、分かりました。
彼女の名前は片仮名でシキでよろしいですか?


>>49 >>51
ごめんなさい、いつものがどのようなものか分かりませんが、その人では無いと思います。
安価が多すぎましたのでしょうか? 初めてなので細かく決めたほうがいいかなと思ったのですが……ごめんなさい。

どうやら長々と安価してたのが駄目だったようですね。
段取りが悪くて申し訳ありません。
それでは、大変長らくおまたせしました。
どうか飽きずに付き合っていただけると幸いです。
それでは、イントロダクションの後、本格的にスタートします。

【イントロダクション】


新道 新は、幼馴染で幻夢コーポレーションCEOの檀黎斗に招集されていた。

幼馴染とはいえ、ゲームをする仲なだけで、こうして会うのは何年ぶりだろうか。

前から人当たりのいい人間だったが、久しぶりに会った彼は、昔とあまり変わりのないとても柔らかな顔で出迎えてくれた。



黎斗「よく来てくれたな、新」


新「大手のゲーム制作会社の社長さんが、急にどうしたんだよ?」


黎斗「折り入って頼みがある」



黒いアタッシュケースを開いて、その中身を新に見せる。

ビビッドカラーをした立体的な箱のようなものと、『メイク・オブ・ヒストリー』と銘打たれた、ゲームカセットのようなものだった。



新「……これは?」


黎斗「君は、ゲーム病について、知っているだろう?」


新「……忘れられるかよ」



新は数年前に、双子の妹をゲーム病で亡くし、その経緯から医者を志した。

が、医者の道のりは到底厳しく、今ではスポーツドクターとして活動している。

苦虫を噛み潰したような顔の新を、まるで観察するように見ていた黎斗は、言葉を続けた。

黎斗「すまない。君にとっては辛い過去だったな……」


新「で、それはなんなんだよ」


黎斗「これはゲーマドライバー。そして、これがガシャット。これを使って、君に“仮面ライダー”になってもらいたい」


新「……“仮面ライダー”?」



そして新は、今現在ゲーム病が密かに流行していること。

それに対抗出来るのは、黎斗の作ったゲーマドライバーで“仮面ライダー”になること。

バグスターを根絶するには、10のゲームをクリアし、ガシャットを揃えなければならないことを聞かされた。



黎斗「……というわけだ」


新「ちょっと待てよ。なんで、俺なんかに……」


黎斗「このゲーマドライバーは、適合者でなければ起動しない。そして、君にはその資格がある」

黎斗「それだけでは不満か?」


新「……これを使えば、バグスターに……」

新「分かった。俺、やるよ」


黎斗「ありがとう! 君なら、そう言ってくれると思っていたよ」

黎斗「では、早速出発しよう」


新「ちょっと待てよ、どこに?」


黎斗「聖都大学付属病院、その地下深く……」




「電脳救命センター、通称『CR』。そこがこれからの君の拠点だ」

【???】


「……感染したか。直に、新しい仲間が増殖する」


「なあ、グラファイト。こんな広いフィールドで、ゲームが出来るって、考えただけで」


「心が踊る、かしら?」


「……セリフ取るとか、白けることすんなよな」


「わたしも、ようやく楽しめるからね」


「期待しているぞ。お前は言わば、バグスター陣営の軍師だからな」



「“モンテマイヤー・バグスター”シキ」

【電脳救命センター】


聖都大学附属病院には、隠された地下空間がある。

そこは、バグスターウィルスに対抗するための、対策本部が存在した。

――電脳救命センター。通称『CR』

そこに案内された新は、驚きの連続で少々混乱していた。



黎斗「ご紹介します。彼がゲーマドライバー適合者である、新道 新くんです」


灰馬「君のことは、資料で見させてもらったよ。ようこそCRへ!」


新「は、はあ……」


黎斗「そんな顔をするな。彼はここの院長だぞ」ヒソヒソ


新「えっ?」


灰馬「なにか?」


新「い、いえ? なんでもありません」


黎斗「それでは、私はこれで失礼いたします。彼のこと、よろしくお願いしますね」


灰馬「ええ、任されました」



黎斗はすれ違いざまに、「頑張れよ」と言って、CRから出ていった。

灰馬「さて、いきなりこんなところに連れてこられて、正直困っているだろう」


新「ええ、まあ」


灰馬「そうだな、現在のCRについて状況を報告しよう」

灰馬「とはいえ、ここも結成直後だ。今CRに所属するドクターは――」



コンマ判定
1~3 永夢のみ
4~6 永夢と飛彩
7~9 新だけ
0 さらに直下判定

↓1

灰馬「――君だけだ!」


新「えぇっ!?」


灰馬「あ、いやっ! 本当は適合者のドクターは一人いるのだが、海外へ行っていてね……」

灰馬「もうすぐ帰国するのだが、まだこちらに着いていないんだよ」

灰馬「大丈夫、そのドクターは天才だ。君も、彼からオペのいろはを教えてもらうといいだろう」


新「はぁ……」



ここで、院長は腕時計をちらり、と見て、「もうすぐ衛生省の方が来られる。君も挨拶にきたまえ」と言った。


灰馬「君のことは、幻夢コーポレーションの社長からの推薦で、衛生省に報告はしている」

灰馬「だが、ここでやっていく以上、円滑に進めるためにも、挨拶しておくといい。いや! しておくべきだ」


新は……



安価
1 灰馬と共に挨拶に行く
2 断る(理由も記載してください)


↓3

下2くらいでいいのでは?

1

>>75
ありがとうございます。下2で進めさせていただきたいと思います。




新「分かりました。コミュニケーションは、必要ですからね」


灰馬「そういうことだ。では付いてきて――」



言いかけたところで、けたたましい着信音が部屋中に響く。

どうやら備え付けの固定電話からのようだ。

院長は素早くそれを取ると、いくつか受け答えをしたあと、慌てて部屋から出ていこうとする。



新「あの、院長! どうしたんですか?」


灰馬「急患だ」


新「え?」


灰馬「ゲーム病患者だ! これからここに患者を連れてくる。君もきたまえ!」

灰馬と共に待っていると、やがてエレベーターから、ストレッチャーを押す女性と、青年が現れた。

青年は困惑しているようで、「こんなところ、ウチの病院にあったっけ……?」と呟いた。

女性が「院長」と言うと、院長はすかさず笑顔を浮かべて、ストレッチャーに近づいた。



灰馬「明日那さん! お待ちしておりましたよ! さあ、こちらへ」


明日那「ありがとう。……後は任せて」


青年「ちょっと待って下さい!」



青年は、苦しそうにしている少年を乗せたストレッチャーを止めた。



青年「僕、見たんです! 颯太くんの首から、変なうにょうにょが……」


灰馬「! 君は、バグスターを見たのかね?」


明日那「院長」


灰馬「あ、はい! ……君は、何も見ていない。この件には関わるな」


青年「そんな! 僕は、颯太くんの担当医なんですよ!」


灰馬「これは院長命令だ!」


青年「っ……」


灰馬「さあ、行きましょう。……ほら、新くんも手伝って」


新「あっ。は、はい」

灰馬に促され、三人がかりでストレッチャーを動かす。

ちらりと見た青年の顔は、悔しそうな表情をしていた。

扉をくぐり、院長がパスコードを入力し、更に開いた扉をくぐる。

やがて少し開けたスペースの、様々な数値が出た機械に取り付けるように、ストレッチャーを固定させる。

少年――青年から颯太と呼ばれていた――は、今も苦しそうに呻いている。


明日那「ひとまずは様子を見ましょう。……あなたのことも、聞かせてもらわないと」


新「俺?」


灰馬「君以外に誰が居るんだっ。それと、この方が衛生省の仮野明日那さんだ。くれぐれも、言葉には気をつけるように!」


新「は、はい」


明日那「それで、あなたが、推薦されたゲーマドライバーの適合者?」


新「そう、みたいです。いきなり黎斗に呼び出されて、ただ言われただけですけど」


明日那「……戦えるの?」


新「さあ……」



明日那は、なにか悩んでいるようだ。

まるで、「この男に任せていいものか」――とでも言っているようだった。



安価
1 明日那に質問する(内容も)
2 先程の青年のところへ向かう
3 自由安価


↓2

新「あの、さっきの方は……?」


灰馬「彼はウチの研修医だよ。宝生永夢くん……現在のゲーム病患者、須山颯太くんの担当医でもある」


新「担当医なら、颯太くんになにが起こってるかぐらい、説明してあげないと」


明日那「バグスターウィルスは知られてはいけない。極秘にしておかなくてはならないの」


新「……なんだよ、それ。そんなんで、人間納得出来るわけないだろ?」


明日那「適合者でもない人間が関わっていいことじゃないの!」


新「っ……!」スタスタ


灰馬「あっ、おい! どこへ行く気だ!?」


新「宝生先生のところですよ! あのまま放っておけるか!」ウィーン


灰馬「ああ、もう……! 勝手なことばかり、申し訳ありません! 明日那さん!」


明日那「……いえ、これで私も、決心出来ました」


灰馬「え? な、なにを?」


明日那「“天才ゲーマーM”を見つける。そうしなきゃ、患者は救えない」スタスタ ウィーン


灰馬「……」ポツーン


灰馬「……折角、コーヒー入れたのになぁ。ズズッ……あ、苦い……」

まだ彼は遠くへ行っていないはずだ。

そう思った新は、来た順路を逆走したが、見つけられない。


新(あのときの表情……すぐに諦められるような性格じゃなさそうだが……)


諦められない人間なら、どうするか。

そういえば、パスコードを入力する扉は、何故かオープンのままだった。

あの先は一本道で、先程、颯太を隔離した部屋に繋がっている。

行くとすれば、そこしかないだろう。


新(……やっぱり、ここに来てたか)



颯太「……先生。僕、悪い病気なんでしょ?」


永夢「そうじゃないよ。いま、颯太くんの体の中で、マイティが戦っているんだ」


颯太「え……?」


永夢「大丈夫。先生と一緒に、ボスキャラを倒そう?」



新(……)




安価

1 いきなり声をかける
2 扉を軽くノックする
3 自由安価


↓2

コンコン


永夢「うわぁっ! ご、ごめんなさい!! ……って、あなたは」


新「無断でここに入っちゃあ、マズイと思いますよ」


永夢「すみません。でも、僕は颯太くんの担当医だから。患者を助けるのが、医者の役目です!」



永夢はまっすぐな瞳で、新を見つめた。



永夢「院長の指示で、僕を連れ出すつもりですか? 僕は」


新「ストップ、ストップ! そういうつもりはないですよ」


永夢「え?」



拍子抜けしたように、永夢は口をぽかんと開けている。

かと思えば、いきなり近寄ってきて、一気にまくし立てた。



永夢「そ、それなら! 手伝って下さい!」


新「なんですって?」


永夢「この子、今日発売されるゲームのイベントに参加出来なくて、ストレスを抱えてるんです」

永夢「そしてこの奇妙は病気は、ストレスが原因なんじゃないかって!」

永夢「だから、この子が満足出来るように、発売イベントに参加させたいんです!」


新「……」



安価
1 永夢の提案に付き合う
2 あくまで永夢の責任として、見送るだけに留める
3 自由安価


↓2

新「……悪いけど、ここのメンバーである以上、手助けは出来ない」


永夢「そう、ですか……」


新「あー、でも。そろそろ腹も減ったから、メシでも食べに行こうかなー」

新「その間に患者を連れ出しても、止めることは出来ないなー」


永夢「! ありがとうございます!」


新「あーなにも聞こえん、聞こえませんよー。無断で侵入した研修医も見ませんでしたよー」


永夢「颯太くん、行こう!」


颯太「うん!」



永夢が颯太を抱えて、急ぎ足で駆けていく。



新(黎斗は、バグスターは仮面ライダーにしか対抗出来ないと言っていたが……)



もし永夢の言う通り、ストレスが原因だとすれば、それを取り除いてあげることで、症状を抑えられるかもしれない。

だが、いざとなれば、やはり出動するしかないのだろう。



新(……この期に及んで、ビビってるのか。俺は)



妹を死に追いやったゲーム病。その対抗手段の仮面ライダーになると、決めた。

決めたはずだった。



新「……この後、どうするかねぇ」




自由安価
新の行動を決めてください。



↓2

いざとなれば、やるしかない。

ゲーマドライバーの適合者として。

仮面ライダーとして。



新「……『メイク・オブ・ヒストリー』」



そのガシャットの名前は、小さい頃に黎斗に語った、新が考えたゲームの名前だった。










【???】


シキ「新道 新……」

シキ(まさか、わたしの宿主だった人間の兄が、仮面ライダーとはね)

シキ「それにしても、この情報を渡して、貴方一体どうしたいの?」


   「幻夢コーポレーション社長、檀黎斗」


黎斗「……」




See you Next game

本日はここまでとなります。
亀のように執筆速度が遅いですが、ここまで付き合っていただけて感謝しています。
よかったらまた次回の更新もよろしくお願いします。

平ジェネFINAL、楽しみですね。

こんばんは。
平ジェネFINAL素晴らしすぎてとても良かった…(語彙力喪失)
ビルドも怒涛の展開で休む暇がないですね。
早く一週間経って欲しいです。


さて、今から初めさせていただきます。
また安価のご協力をお願い致します。

おー!しかしムテキが本当に最後までムテキで笑った

>>101

無敵にすぎてゲーマドライバー使えないように仕組んだのも頷けますね。
あとパラドが永夢に対してすっごい笑顔になってたのが可愛かったです。




シキ「幻夢コーポレーション社長、檀黎斗。衛生省にゲーマドライバーを提供していながら、バグスターとも繋がっていたなんてね」


黎斗「奴らに見せている顔など、表向きにしか過ぎん。私には成さねばならない使命があるからな」


シキ「へぇ。それがこのゲームってわけ」


黎斗「ただ、新の持つガシャットは、本来登場させる予定ではなかったため、データが少なすぎる」

黎斗「だから彼には、『メイク・オブ・ヒストリー』で他以上に戦闘データを取ってもらわなければならない」

黎斗「そこで、君が役に立つ」


シキ「わたしはグラファイトみたいに、戦えるバグスターじゃないよ?」


黎斗「戦わなくてもいい。君には、“新の戦う理由”になってもらう」


シキ「ふぅん……」







【幻夢コーポレーション】



新「ここがゲーム発売イベントの会場か」



新作ゲーム『マイティアクションX』。幻夢コーポレーションから発売された、大人気ゲームの最新作だ。

制作発表から5年の時を経てなお、この盛況ぶり。どれだけこのゲームが愛されているかが分かる。

さて、永夢達は先にたどり着いているはずだが……



自由安価

新の行動を決めてください。


↓2

新「会場は……こっちか」



人が沢山出入りしているところへ、足を運んでみる。

行列は出来ているが、ステージ上の声がマイクを通してスピーカーから聞こえてくる。

その声は、聞き覚えのあるあの男の声だった。



黎斗『皆さん、お待たせしました』

黎斗『開発発表から5年の期間を経て、あの伝説的ゲームが完成いたしました』

黎斗『「マイティアクションX」、完成です!』



黎斗が手を画面に差し向けると、ゲームキャラクターの「マイティ」が画面を駆け巡る。

それと同時に、会場から完成が沸き起こった。

盛り上がっている時、つい先程見たことがある、白衣を身にまとった後ろ姿があった。

それは勿論、永夢だった。傍には颯太くんもいる。



新「宝生先生」


永夢「あっ、あなた! え? なんでここに」


新「ん? ああ、ちょっとね。幼馴染の顔でも……」


永夢「お知り合いの方がいらっしゃるんですか?」


新「あーっと……」



あんまり言いふらすのは、自慢しているようだからやめておこう。

そう思っていると……

黎斗「やあ、新。君も来てたんだな」



その幼馴染が、片手を上げてこちらへやってきた。



新「いや、お前! こっち来て大丈夫なのか?」


黎斗「私は社長だ。この会場を見て回っているんだ。時間は押しているが、やはり気になるのでね」

黎斗「ところで、後ろの方は、どうしたんだ?」



黎斗に言われ振り向くと、永夢が目を見開き、口をあわあわとさせている。

こうなるから嫌だったんだよ……。



永夢「えっ、幻夢コーポレーションの社長……えっ? 幼馴染って!?」


新「しっ、しーっ! ちょっと待って落ち着いてくれ」


黎斗「初めまして。新の知り合いですか? 彼と私は幼馴染なんですよ」


新「お前なああああ」


永夢「あのっ、僕っ、その! あ、え、永夢です! あの、いやホント、なんていうか!」ワタワタ


黎斗「ところで、ゲーム体験はしていかないんですか? その子……」


永夢「あー! そうだった! ごめん颯太くん行こっか!」



黎斗に促され、慌てて体験ブースの列に並ぶ。

呆れた顔で見ていると、くすっと黎斗が笑う。



黎斗「やはり面白いな。私と知り合いだって知った人の顔を見るっていうのは」


新「そういうところ底意地悪いぞホント……」

黎斗「さて……実は、君に用があって来たんだ」


新「なんだよ、改まって」


黎斗「こっちへ来てくれ」



黎斗とともに、会場の中でも人気のない場所へ連れて行かれる。

壁を背にして腕を組んだ黎斗は、顔を近づけて言った。



黎斗「君の妹さんを死に至らしめたバグスターの情報が分かった」


新「なんだって?」


黎斗「君は仮面ライダーになった。ならば、戦う理由が必要だろう?」

黎斗「“モンテマイヤー・バグスター”。それが、君の仇の名だ」


新「モンテ、マイヤー? それって」


黎斗「ああ。君に試作品で遊んでもらった、最強のCPUを持つ指導者だ」

黎斗「シミュレーションゲームが得意な君でも、敵わなかった相手。その名を冠している」

黎斗「残念だが、分かっているのはここまでだ」


新「いや……充分だ」



ありがとう、と言う前に、声が会場中に響き渡る。

ごめんなさい、すこし席を外します。
次レスは安価がありますので、よろしくお願いします。

お待たせしました。
再開させていただきます。

新「この声……颯太くん?」



声のする方向を向いた途端、地震が起こったように会場が揺れる。

体験ブースには、3、4mほどはある身の丈の化物が、暴れていた。

会場はパニックになり、悲鳴と怒号が飛び交う。

その化物を見て、黎斗はポツリと呟いた。


黎斗「ゲーム病……?」


新「何!?」


黎斗「何故患者が……いや、そんなことよりもマズイな」

黎斗「新。ドライバーとガシャットは?」


新「持ってきているが……」


黎斗「それを付けて戦え。出なければ、ゲーム病患者が、君の妹さんと同じことになるぞ」


新「……!」



俺は……



安価

1 バグスターに立ち向かう。
2 その前にまずは黎斗を避難させる。
3 自由安価


↓2

今もなお、会場で暴れているバグスターを見据える。

もう誰にも、あの気持ちを味わわせたくない。



黎斗「バグスターは今、患者と同化状態にある。まずは分離手術をするんだ」


新「手術って……」


黎斗「これは立派な医療だよ。君もドクターならば、覚悟を決めろ」


新「俺はスポーツドクターだっての!」



叫びながら、ゲーマドライバーを腰に当てる。

『メイク・オブ・ヒストリー』を頭の横で掲げ、ガシャット起動ボタンを押す。





明日那「ゲーム病が発症したら、患者は……命を落とす」


永夢「そんな……じゃあ、颯太くんは……もう……?」



ピロリッ!

【メイク・オブ・ヒストリー!】



明日那「!? これは……ゲームエリアが広がってる!」


永夢「え……?」


明日那「まさか……」

新「……で、どうするんだっけ?」


黎斗「ガシャットをゲーマドライバーに挿せっ!」


新「こ、こうか!?」



【ガシャットォ!】



新「へ、変身!」



【レッツゲーム! メッチャゲーム! ムッチャゲーム! ワッチャネーム!?】



周りにゲームのキャラセレクトのようなものが回転しながら現れる。

新の目の前に止まったそれを、腕を伸ばして軽く押す。

『SELECT!』の文字が現れ、新の体を光が包んだ。



新「う、うわぁっ!?」



【I'm a 仮面ライダー!】



力が出そうな、しっかりとした腕。

強靭な脚力を感じさせるような、太い脚。

そして、その頭身は、SDキャラを思わせるような二頭身だった。

新「……? ……!? え!? なんだよ、これ!?」ペタペタ


黎斗「それが仮面ライダーだ!」


新「いや、でもこれ……」



言い終わる前に、こちらに気づいたバグスターが、力任せに攻撃をする。



新「うわぁ!?」



ゴロゴロと転がるが、痛くない。このアーマーのおかげということだろう。

新はすぐに立ち上がり、黎斗に助言を求める。



黎斗「君の得意なゲームと同じだ。バグスターに攻撃し、体力を減らせ!」


新「分かった!」



新がバグスターに向かって走り出す。

見た目とは裏腹に、機動力はあるようだった。

近づいてくる新に、バグスターは攻撃を再度仕掛けてくる。



安価
1 飛び込むように回避する。
2 転がりながら回避する。
3 迎え撃つように拳を突き出す。


↓2

新「はぁっ!」


バグスターに近づくように、前方に転がり込む。

攻撃を躱しつつバグスターの懐に飛び込んだ新は、がむしゃらに拳を突き出した。

『HIT!』の文字とともに、エフェクトが出現する。どうやら効いているようだ。



新「黎斗! 俺は大丈夫だ、お前は逃げろ!」


黎斗「すまない、バグスターを頼んだぞ!」タッタッタッ



黎斗は避難して行った。これで心置きなく戦える。



新「来い、俺が相手だ!」



バグスターは身を震わせて叫び、腕を振り回す。

それを避けつつ、もう一度近づいて、連続で攻撃を繰り返す。

苦しそうな声を上げ、よろめく。



新「いいぞ、このまま――」



そう思った瞬間、バグスターは右腕を縮めて、左腕を強化した。

強化した左腕をぐるぐると振り回し始め、回転エネルギーで強化された腕を叩きつけようとしてくる。



新「うおおおっ!?」

吹き飛ばされた新は、壁を突き抜け、全身を打ち付けながら転がる。

幸いダメージになるほどの攻撃ではなかったようだが、新の体は平衡感覚を失っていた。

その間に、バグスターは会場から飛び出て、逃げていく。



新「くっそ、油断した……」


明日那「あ! あなた……」


永夢「な、なんですかアレ!」



声のする方を向くと、明日那と永夢が驚いた顔をしてこちらを見ていた。



新「な、なにやってんだ、君らも逃げろ!」


永夢「その声……!」


明日那「新、だったかしら? あなたがガシャットを起動させたの?」


新「バグスターが出た。仮面ライダーに選ばれたなら、やらなきゃ駄目だろ」


永夢「仮面ライダー?」


新「あの化物を止められる唯一の方法だ。これで、颯太くんを救うんだ」


永夢「そんな方法が……」


明日那「……早くバグスターを追いかけて。ここは、あなたに任せるしかないわ」


新「言われなくっても!」

バグスターを追いかける新の後ろで、永夢が明日那に質問する。



永夢「あなたも、仮面ライダーに?」


明日那「それが出来るならそうしてる。でも……」



明日那は持っていたアタッシュケースを開き、ゲーマドライバーとガシャットを永夢に見せる。



明日那「これに相応しい人間を探しているの。だから……」


永夢「そんな悠長なこと言ってる場合じゃないでしょう!」


明日那「だから新に任せるの! 部外者は黙ってて!」


永夢「部外者じゃない……! 僕も、オペをします!」



永夢は無理やり、ドライバーとガシャット奪う。

そのまま、新が向かった方向へ走り出した。



明日那「あっ! 返して! それは素人が扱えるゲームじゃないの!」



永夢が向かった時には、新はバグスターと再び対峙していた。

明日那の声を聞いた新は、永夢の姿を見てぎょっとする。



新「ダメだ、それは適合者じゃないと――!」







ピロリッ!

【マイティアクションX!】

チョコレート状のブロックが辺り一面に散らばる。

それは、ガシャットの起動に成功した証だ。

だからこそ、新と明日那は目を疑った。

ガシャットの起動とは、つまり、ドライバーの適合者ということだからだ。

永夢はニヤリ、と笑いながら、バグスターを見据える。



永夢?「ゲームなら、この“俺”に任せとけ!」


明日那「……えっ?」



明日那が困惑するのも、無理はないだろう。

先程までの弱々しい印象から一転して、永夢の口調が強くなる。

まるで、人格が入れ替わったかのように――



永夢?「颯太の運命は……俺が変える!」


新「嘘だろ……!」




永夢?「変身!」




【ガシャットォ!】

【レッツゲーム! メッチャゲーム! ムッチャゲーム! ワッチャネーム!?】
【I'm a 仮面ライダー!】

エグゼイド「この力で、颯太を救う!」


新「変身しただって!?」


エグゼイド「なーに驚いてんだ。いいから行くぞ!」


新「お、おう」



永夢の強烈なキャラ変更に、戸惑いを隠せない新は、三度バグスターと向き合う。

その隣に永夢が立つ。永夢は軽く肩を慣らしながら、新に話しかける。



エグゼイド「協力プレーで、患者を救うぜ!」


新「なんか慣れないなぁ……まあいいや、よろしく頼むぜ!」



バグスターの咆哮と共に、二人の仮面ライダーが駆ける。







See you Next game.

今日はここまでです。皆様お疲れ様でした。
それでは、ここで新の仮面ライダーとしての名前を決めたいと思います。
もう少しですが、お付き合いください。


新の仮面ライダー名を設定してください
↓3までで案を募集します。

仮面ライダーマインド

それでは>>137から3つを選択肢としましょうか。

コンマ判定
1~3 マインド
4~6 タクト
7~9 コンダクター
0 更に直下判定

↓1

ごめんなさい、コンマ一桁で判定と書くのを忘れていました。
それでは、新は仮面ライダーマインドとして活動することとなります。
ついでにレベルアップ時の掛け声も募集しようと思うのですが、よろしいでしょうか?

ありがとうございます。
では、新のレベルアップ時の掛け声を募集します。


レベルアップ時の掛け声を設定してください。
↓3までで案を募集します。

〇手
二手、三手等

それでは、掛け声を決めます。


コンマ判定。下一桁で判定します。
1~3 ○段階
4~6 ○手
7~9 ステップ○
0 更に直下判定


↓1

あっ、ちょっと気が早かったでしょうか?
でも結果的に>>147になりましたし、こちらでいいでしょうか。
それでは新のレベルアップ時の掛け声は○手に決まりました。
取り敢えず、今決めておくべきことはこのぐらいでしょうか……


次回は本格的にバグスターユニオン戦となります。
コンマ判定多用になるかと思いますが、よろしくお願いします。
それでは皆様、本当にお疲れ様でした。
また次回もよろしくお願いします。



他のドクターとも円滑な関係を築けるかは、キミタチシダァイ……(黎斗)

こんばんは。
更新を始めさせていただきたいと思います。
戦闘バランスは考えたつもりですが、もし難易度が偏っていたらその都度修正いたします。
ちなみに今回はチュートリアルなので、簡単に勝てるようにしています。
それでは暫くの間、お付き合いください。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



《戦闘について》

まず始めに、戦闘における勝利条件と敗北条件が表示されます。

勝利条件を達成し、クリアを目指しましょう。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



VSバグスターユニオン

勝利条件:バグスターユニオンのHPを0にする

敗北条件:マインドもしくはエグゼイドのHPが0になる





仮面ライダーマインドLv1        VS        バグスターユニオン
HP:20/20                           .HP:15/15
RP:10/10                           .ATK:3

ATK:3                              DEF:0
DEF:0                              SPD:1
SPD:3




仮面ライダーエグゼイドLv1
HP:20/20
RP:10/10
ATK:3
DEF:0
SPD:3


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



次にステータスが表示されます。

HP … 体力です。0になると戦闘不能になります。
RP … ライダーポイントです。ガシャコンウェポン等を使用する際に消費します。
ATK … 攻撃力です。
DEF … 防御力です。
SPD … 素早さです。

SPDが高い順から攻撃を開始出来ます。
SPDが同値の場合、主人公→味方→敵の順に行動します。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



マインドの行動を選択してください。

1  攻撃 … (ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。
2  ガシャコンウェポン … RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。
× キメワザ … Lv1のため選択不可

4  エナジーアイテム … アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓2 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



ダメージの計算は(ダメージ)-(防御力)です。
ただし、貫通攻撃の場合は計算は行いません。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



マインドの攻撃!

バグスターユニオンに8のダメージ!


バグスターユニオン
HP:7/15
ATK:3
DEF:0
SPD:1




エグゼイドの行動を選択してください。

1  攻撃 … (ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。
2  ガシャコンウェポン … RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。
× キメワザ … Lv1のため選択不可

4  エナジーアイテム … アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓2 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

エグゼイドの攻撃!

バグスターユニオンに4のダメージ!


バグスターユニオン
HP:3/15
ATK:3
DEF:0
SPD:1



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



敵の攻撃に対して、防御か回避を選択できます。
防御はダメージを受ける代わりに、RPをダメージ/2(端数切り捨て)回復できます。
回避はRPを1消費することで、防御側のゲームスキルに依存した判定を行うことができます。
判定に成功した場合、ダメージを受けませんが、失敗した場合ダメージを受け、RPも回復出来ません。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



バグスターユニオンはマインドに狙いを定めている。

マインドの行動を選択してください。


1 防御 … ダメージを受ける代わりに、RPを(ダメージ/2)回復できます。
2 回避 … RP1消費して、ゲームスキル依存の回避判定を行います。


↓2 2を選択した場合、同時にコンマ判定(85以下で回避)

回避成功!




仮面ライダーマインドLv1        VS        バグスターユニオン
HP:20/20                           .HP:3/15
RP:10/10                           .ATK:3

ATK:3                              DEF:0
DEF:0                              SPD:1
SPD:3




仮面ライダーエグゼイドLv1
HP:20/20
RP:10/10
ATK:3
DEF:0
SPD:3





2ターン目

マインドの行動を選択してください。

1  攻撃 … (ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。
2  ガシャコンウェポン … RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。
× キメワザ … Lv1のため選択不可

4  エナジーアイテム … アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓1 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

マインドの攻撃!
バグスターユニオンに11のダメージ!



バグスターユニオン
HP:0/0




勝利条件達成!





―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





マインド「はぁっ!」



マインドのパンチが、バグスターユニオンの脳天に突き刺さる。
そのまま2、3歩よろめき、ボコボコと表面が膨れ上がる。
ジャンプをしたマインドが地面に着地すると同時に、バグスターユニオンが弾けた。



エグゼイド「颯太!」



バグスターユニオンの中から現れた颯太に近寄るエグゼイド。
変わらず苦しそうな表情を浮かべ、息を荒くしている。
颯太に触れた瞬間、体からノイズが走った。



エグゼイド「え? なんだ、これ?」


明日那「待って! まだゲームは終わってない!」


「ハァーッハッハッハッハ!」

黒いシルクハットとステッキを持った、青色の怪人が現れる。

その姿を見たエグゼイドは、ポツリと呟く。



エグゼイド「ボスキャラ、ソルティのお出ましか」


マインド「なるほど。確かに、こういうのはボスキャラが付き物だよな」


明日那「永夢、あなたは下がって!」


エグゼイド「なんでだよ! 折角いいところだってのに!」カチャカチャ



明日那の言葉に反論しながら、ゲーマドライバーをいじるエグゼイド。



明日那「新はともかく、あなたには使いこなせないの!」


エグゼイド「上等だよ、俺は説明書は読まない主義だからな!」


マインド「いいじゃないですか、明日那さん。宝生先生が居てくれたら心強い」


明日那「でも……」


エグゼイド「よっしゃ、これだな。まあ見てろって! 天才ゲーマー“M”のプレイをな!」


明日那「あなたが“M”……!?」

ソルティ・バグスター「ふん! Lv1のお前らなど、取るに足らんわ!」


エグゼイド「それはどうかな? おいアンタ! ドライバーのレバーだ!」


マインド「これだな! この手、返せるものなら返して見ろ!」





マインド「二手!」


エグゼイド「大変身!」





【ガッチャーン! レベルアーップ!】


【メイクアンドメイクアンドメイキーング! メイク・オブ・ヒストリー!】

【マイティジャンプ! マイティキック! マイティマイティアクション! エーックス!】




ゲーマドライバーのレバーを引いて、彼らはレベルアップを果たした。

先程のSD体型から飛び出し、人型に進化したのだ。

ポーズを決めるマインドとエグゼイドに苛立ったソルティは、周りにバグスターウィルスを出現させる。



エグゼイド「ノーコンティニューで、クリアしてやるぜ!」


マインド「この一手で、お前らは詰みだ!」




VSソルティ・バグスター

勝利条件:ソルティ・バグスターの撃破

敗北条件:マインドもしくはエグゼイドの撃破

特殊目標:バグスターウィルスを全滅させ、ソルティ・バグスターを撃破する。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



特殊目標をクリアすることで、ボーナスが貰えます。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



仮面ライダーマインドLv2        VS        ソルティ・バグスター
HP:30/30                           .HP:30/30
RP:10/10                           .ATK:5

ATK:3                              DEF:0
DEF:0                              SPD:3
SPD:2




仮面ライダーエグゼイドLv2                バグスターウィルスA
HP:30/30                           HP:10
RP:10/10                          .ATK:3

ATK:5                             DEF:0
DEF:0                             SPD:1
SPD:4




                                 バグスターウィルスB
                                 HP:10
                                 ATK:3
                                 DEF:0
                                 SPD:1



1ターン目

エグゼイド→ソルティ→マインド→バグスターA→バグスターB


エグゼイドの行動を選択してください。


1 攻撃 … (ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。
2 ガシャコンウェポン … RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。
3 キメワザ … 戦闘中に一回だけ使用可能。(ATK×5)ダメージを与えます。
4 エナジーアイテム … アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓2 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

エグゼイドのガシャコンウェポン!

バグスターウィルスAに10のダメージ!


バグスターウィルスAは倒れた!


仮面ライダーエグゼイドLv2
HP:30/30
RP:8/10
ATK:5
DEF:0
SPD:4



ソルティ・バグスターはマインドに狙いを定めている。


マインドの行動を選択してください。


1 防御 … ダメージを受ける代わりに、RPを(ダメージ/2)回復できます。
2 回避 … RP1消費して、ゲームスキル依存の回避判定を行います。


↓2 2を選択した場合、同時にコンマ判定(85以下で回避)

マインドは攻撃を回避した!



仮面ライダーマインドLv2
HP:30/30
RP:9/10
ATK:3
DEF:0
SPD:2




1 攻撃 … (ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。
2 ガシャコンウェポン … RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。
3 キメワザ … 戦闘中に一回だけ使用可能。(ATK×5)ダメージを与えます。
4 エナジーアイテム … アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓1 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

ゾロ目クリティカル!


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


マインド「そらぁっ!」


マインドのキックはバグスターウィルスを貫き、ソルティにもダメージを与えた!
ダメージの半分(端数切り捨て)をソルティに与えます。


エグゼイド「ナイスプレイ!」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


バグスターウィルスBに11のダメージ!

バグスターウィルスBは倒れた!


ソルティに5のダメージ!



仮面ライダーマインドLv2        VS        ソルティ・バグスター
HP:30/30                           .HP:25/30
RP:9/10                            .ATK:5

ATK:3                              DEF:0
DEF:0                              SPD:3
SPD:2




仮面ライダーエグゼイドLv2                バグスターウィルスA
HP:30/30                           HP:0

RP:8/10                            ATK:3
ATK:5                             DEF:0
DEF:0                             SPD:1
SPD:4




                                 バグスターウィルスB
                                 HP:0
                                 ATK:3
                                 DEF:0
                                 SPD:1


2ターン目

エグゼイド→ソルティ→マインド


エグゼイドの行動を選択してください。


1 攻撃 … (ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。
2 ガシャコンウェポン … RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。
3 キメワザ … 戦闘中に一回だけ使用可能。(ATK×5)ダメージを与えます。
4 エナジーアイテム … アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓1 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

>>198
それ面白そう

もしそれが無理なら1して
マインドのターンでダブルライダーキック

うーん、それではマインドのターンでキメワザを選択したら、自動でダブルライダーキックにしましょうか。
とりあえず、>>199の行動で進めてみますね。

エグゼイドの攻撃!


ソルティに13のダメージ!


ソルティ・バグスター
HP:12/30
ATK:5
DEF:0
SPD:3



ソルティはエグゼイドに狙いを定めている。


エグゼイドの行動を選択してください。


1 防御 … ダメージを受ける代わりに、RPを(ダメージ/2)回復できます。
2 回避 … RP1消費して、ゲームスキル依存の回避判定を行います。


↓1 2を選択した場合、同時にコンマ判定(90以下で回避)

エグゼイドに5のダメージ!



仮面ライダーエグゼイドLv2
HP:25/30
RP:7/10
ATK:5
DEF:0
SPD:4



マインドの行動を選択してください。


1 攻撃 … (ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。
2 ガシャコンウェポン … RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。
3 キメワザ … 戦闘中に一回だけ使用可能。(ATK×5)ダメージを与えます。
4 エナジーアイテム … アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓1 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

連取りは明らかに妨害目的でない限りは大丈夫ですよ。
あと↓1は短すぎましたか……ごめんなさい。
どうしましょう? やり直します?

キメワザ希望が多いみたいですし、3で進めましょうか。
グダグダ進行で申し訳ありません……

エグゼイド「よし! フィニッシュは必殺技で決まりだ!」


マインド「おう!」



エグゼイドがドライバーからガシャットを引き抜き、腰のホルダーにセットする。

マインドもそれに習って、ホルダーにセットし、ボタンを押した。


【キメワザ!】


待機音が流れ、ソルティに狙いを定める。

エグゼイドは右足、マインドは左足にそれぞれパワーが溜まっていく。

そして、もう一度ボタンを押した。


【マイティ!】
【メイク・オブ!】

【クリティカルストライク!】



エグゼイド「はっ!」


マインド「せい!」



ソルティ「ぐっ、ぐわぁぁぁぁぁ!!」




ソルティ・バグスター
HP:0/30
ATK:5
DEF:0
SPD:3



勝利条件達成!

・マインドノーダメージクリア +10

・ダブルライダーキック +10

・キメワザフィニッシュ! +10


戦闘評価 S  +50


合計80の経験値を手に入れた。
経験値100でボーナスポイントゲット!



特殊目標達成報酬:ソルティはくしゃくのシルクハット



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





明日那が颯太にゲームスコープをかざす。

バグスターウィルスの反応はない。颯太は、消滅の危機から救われたのだ。



永夢「よく頑張ったね、颯太くん」


颯太「先生、ありがとう!」



その微笑ましい光景に、新は笑みが溢れる。

それを見た明日那は、新に向き直った。



明日那「ありがとう。あなたと永夢のお陰で、患者は救われたわ」



新の行動を選択してください。

1 一番活躍したのは永夢だ、と謙遜する。
2 俺の活躍があってこそだな、と得意気になる。
3 自由安価


↓2

新「宝生先生……か」


明日那「どうしたの?」


新「いや、適合者かどうかも分からないのに、ドライバーが使えるのが不思議なんですよ」


明日那「それは……そうね」



颯太と楽しげに会話している永夢に背を向け、明日那に囁く。



新「本当に適合者なのかどうか、検査してみるべきじゃないですか?」


明日那「そうね……それにしても、彼が天才ゲーマー“M”だったなんてね」


新「天才ゲーマー“M”……か」



新もゲーマーの端くれなので、その都市伝説とも言える武勇伝は聞いた覚えがある。

確かに、ゲーマドライバーを初見で使いこなせるのは、天才ゲーマー“M”ぐらいなものだろう。

偶然、にしては出来すぎているような気がしなくもないが……。



明日那「さあ、帰りましょう。永夢、あなたも」


永夢「あ、はい! 分かりました!」

【電脳救命センター“CR”】



再び、CRへと訪れた。今度は、新たな適合者、宝生永夢を連れて。



永夢「ここって、結局なんなんですか?」


明日那「電脳救命センター。通称CR。ここで、バグスターウィルスについて研究するの」


永夢「へぇ……」



キョロキョロと辺りを見回す永夢。新も、来てからじっくりと見ることがなかったので、部屋を眺める。

やがて二人の視線は、部屋の隅に置かれた筐体に、たどり着く。



永夢「これって、ゲーム機?」


新「見た感じ、音ゲーの筐体っぽいけど……」



近づく二人に対し、明日那が立ちはだかる。

無言で立ち尽くす明日那に恐怖を感じ始めた矢先、今までとは違い1トーン高い声で叫ぶ。



「コスチュームチェンジ~~~~!!」



瞬間、光に包まれ、それに驚いた永夢と、永夢に驚いた新が転ぶ。

そんな二人に目もくれず、回転しながら筐体に近づく明日那。

そして次の瞬間には、明日那は姿を消し、代わりに筐体に人影が写った。

永夢「……え?」


新「ええっ」


永夢・新「えええええ~~~!?」



???「明日那は世を忍ぶ、仮の姿~♪」

???「わたしはポッピーピポパポ! よろしくね!」



画面に写ったポッピーに齧りつくように近づく永夢と新。

そして、ポッピーは言葉を続けた。



ポッピー「10個のゲームをクリアして、バグスターを倒す力を手に入れて!」




ポッピー「仮面ライダーエグゼイド! アーンド、マインド~~~!!」









See you Next game.

今回の更新はここまでです。皆様お疲れ様でした。
初めての戦闘、いかがでしたでしょうか。
もっとこうした方がいい、という意見があれば、参考にさせていただきますので、ご意見をお待ちしております。

さて、ようやく原典でいう1話が終わりました。
次回は飛彩が登場……すると思います。
こんな感じで遅い更新になりますが、お付き合いいただけると幸いです。


次回は恐らく金曜日に更新出来ると思います。
無理そうなら事前に連絡をいれようと思います。
それではこんな時間までお付き合い頂き、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。

こんばんは。
ゲームオーバーに関しては、現在調整中なので、その時をお楽しみにしてください。
そうならないことに越したことはありませんが……。

それでは更新は開始いたします。
最後までお付き合いいただけると幸いです。

永夢「なっ……なっ、ええっ?」


新「……」



永夢は困惑し、新は呆然としている。

あの明日那が、こんな姿になれば、戸惑うのも無理はないだろう。

そこへ、一人の訪問者が現れた。



灰馬「あっ! 宝生くん! 君は関わるなと言っただろ!」


永夢「す、すみません!」


ポッピー「あ、だいじょぶだよ院長。永夢もCRに協力してもらうから」


灰馬「……ようこそCRへ!」



ニカっと笑う院長。ポッピーの姿でも、頭は上がらないようだ。



ポッピー「あ、でもCRに情報登録しておきたいから、検査よろしくね~院長」


灰馬「かしこまりました! 宝生くん、こっちに来なさい!」


永夢「わ、分かりました! 失礼します!」


ポッピー「いってら~」



ポッピーは無邪気に手を振っている。



新「……えっと」




新の行動を選択してください。
自由安価です。


↓2

ふと、机の上に置いてある『マイティアクションX』のガシャットが目についた。



新(これがなければ仮面ライダーになることが出来ないというのに、随分と抜けているんだな……)



そういえば、黎斗とポッピーは言っていた。

10のゲームをクリアすれば、バグスターを根絶させる力が手に入ると。

ならば、ここで永夢のガシャットを盗んで、自分の戦力にしたほうがよいのではないか?


いや、なにを言っているんだ。折角、上手くやっていけそうな相手なのに。

確かに、ポッピーは今、こちらに注目していない。こっそりやれば盗めそうだ。

だが盗めば、確実にCRにいられなくなるだろう。


新は、『マイティアクションX』ガシャットを――



本当に盗みますか?
盗んだ場合、『マイティアクションX』ガシャットを手に入れることが出来ます。
ただし、条件を満たすまで、CRメンバーとの交流が不可能になります。


↓3まで多数決

新(――なにを馬鹿な)



頭を振って、心にかかった闇を晴らす。



新(一緒に颯太くんを救った仲間だ。そんなこと、出来るわけないじゃないか)


ポッピー「あれ? 新、どうしたの?」


新「いや! なんでもない」


ポッピー「ふーん……あ! もー永夢ったら、ガシャットこんなところに置きっぱにして!」



ガシャットに気がついたポッピーは、それを拾い上げる。



ポッピー「新も、自分のガシャットは無くさないようにね。ライダーガシャットは、世界でたったひとつしかないんだから」


新「ああ……気をつけます」




新の行動を選んでください。
自由安価です。


↓2

灰馬「ふぅ……」


永夢「あ、お二人とも」



CRへ、院長と永夢がやってきた。



新「お疲れ様です、院長、宝生先生。コーヒー入れましょうか?」


灰馬「それじゃあ、よろしく頼むよ」


ポッピー「私もー!」


永夢「僕も手伝いますよ」


新「検査したばっかで疲れてるでしょう。インスタントだからすぐ出来ますよ」



新は自分も含めて、4つ分のコーヒーを淹れることにした。

作りながら、新は二人に訪ねた。



新「あの、確かまだ適合者の人がいるんですよね?」


ポッピー「んー? そういえば、こっちに帰ってきてるんだよね、院長?」


灰馬「ええ。そろそろ着くと言っていたんですが……」

「……ここはいつから研修室になったんだ?」



声とともに、足音が聞こえてくる。

階段から姿を現したのは、永夢と同い年ぐらいであろう青年だった。

永夢とは違い、人を寄せ付けないオーラを漂わせているが。



灰馬「飛彩!」


飛彩「親父……CRにドクターは、俺一人で充分だと言ったはずだ」


永夢「“親父”? え、息子さん?」



永夢の問いに、院長は笑顔で答える。

飛彩は、自分のペースを崩さずに、言葉を続ける。



飛彩「そこの研修医はともかく……こんな素人に頼るほどのことではないだろう」



新の行動を選択してください。

1 仮面ライダーでは俺のほうが先輩だ、と煽る。
2 それもそうだな、と頷く。
3 自由安価


↓2

新「へぇ……じゃあ、素人かどうか試してみるか?」


永夢「ちょっと、新さん!?」


飛彩「面白い。ここできっちり立場を示しておかなくてはな」


ポッピー「飛彩も! 抑えて……抑えて、ねっ?」



間に永夢とポッピーが入るが、二人は睨み合うのを止めない。



ポッピー「院長! 黙ってないで、二人を止めてよぉ」


灰馬「二人共、喧嘩はやめなさい!」


新・飛彩「「院長(親父)は黙ってろ!」」


灰馬「はい」


永夢「はいじゃないですよ!!」

新「ゲーム病患者をどっちが先に救えるか、勝負といこうじゃねぇか」


飛彩「素人が手術で俺に勝てるはずもないが……いいだろう」

飛彩「俺が勝てば、ゲーマドライバーとライダーガシャットを置いて、CRから去れ」


新「なら俺が勝ったら、仮面ライダーとしての活動に今後一切口出ししないでもらおうか」


ポッピー「勝手に話進めないでよ、もおっ!」


飛彩「すぐにでも勝負といきたいが、肝心の患者がいないのではどうしようもない」

飛彩「次に会う時は、少しはオペの段取りを学んでから来るんだな」



そう言って、飛彩はCRから退室した。



新「……なんなんだよ、アイツ」


永夢「ちょっと、大丈夫なんですか? あんな約束」


新「要は勝てばいいんだろ。やってやるさ」

院長「まあ、なんだ……今は、君たちも休みなさい」

院長「ゲーム病も、少しの間は発症者は現れないだろう。休める内に休むのも、ドクターとしての義務だ」



院長の締めの言葉により、各々が好きに行動する。


新(……さて、どうするかな)





―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


《自由行動について》


これから新は、自由に色々な行動を行うことが出来ます。
初めの内は出来ることが少ないので、【Ev】マークがついている選択肢を選ぶといいでしょう。
【Ev】マークは、表示されている選択肢で、なにかしらのイベントが発生します。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




新の行動を選んでください。(5回行動すると物語が進みます)

1 【Ev】交流
2 【Ev】街へ出かける
3 その他(自由安価)

↓2

新(誰かと交流してみるのも悪くないかもな)




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


《交流について》


CRにいる人物と交流を深めることが出来ます。
交流を深めていくと、ボーナスが得ることが出来ます。
積極的に交流を行っていきましょう。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



誰と交流を深めますか?

1 永夢
2 明日那/ポッピー



↓2

ポッピー「むー」


新「な、なに? どうかしました?」


ポッピー「新って、かなり短気だよね。さっきのだって、すぐに頭に血が登ってたじゃん」


新「だって、アイツが先にバカにしてきたんですよ」


ポッピー「新の方が大人なんだから。それに、手術したことないのは事実じゃない」


新「それは……はい」


ポッピー「もー、折角CRを結成したのに、仲が悪いんじゃこの先不安だよぉ」



ポッピーは机にうなだれ、腕を伸ばしている。




新の行動を選択してください。
1 宝生先生とはやっていけそうだな、と言う。
2 飛彩とは相性が悪い、と言う。
3 ポッピーとこれからも仲良くしたい、と言う。
4 自由安価



↓2

新はポッピーの隣に座り、頭を下げる。



新「すみません……今後は、気をつけます」


ポッピー「ん。いい子だね!」



そう言って、ポッピーは頭を撫でた。



新「ちょっ、俺そんな歳じゃないですって!」


ポッピー「すぐにカーっとなるのは、まだまだ子供の証拠だよー」

ポッピー「あ、それと敬語じゃなくていいからね。明日那の時も、タメ口でいいから!」


新「はい……じゃなくて、分かったよ」



ポッピーは新を見て、ニカっと笑った。

その笑顔に、新はどこか懐かしい気持ちになったが――

今はまだ、その理由を知ることはないだろう。




交流度アップ!

明日那/ポッピー ■□□□□

新「あ、ポッピー。コーヒーいるか?」


ポッピー「いるいるー! 甘くしてね!」


永夢「あれ、いつの間に仲良くなったんですか?」






新の行動を選んでください。(行動回数4/5)

1 【Ev】交流
2 【Ev】街へ出かける
3 その他(自由安価)

↓2

新(折角だし、街に出て見るか)

新「ちょっと外に出てきまーす」


永夢「いってらっしゃい、新さん」




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


《街での行動について》


街では、新が知っている場所へ行くことが出来ます。
行き先を開拓したい場合は、行き先を記載してください。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




新の行動を選択してください。


1 図書館
2 ゲームセンター
3 幻夢コーポレーション
4 その他


↓2

<幻夢コーポレーション>



黎斗「よくやってくれた、新。君のお陰で、ゲーム病で命を落とす人間が増えずに済んだ」


新「俺だけの力じゃないよ。宝生先生が居てくれたからだ」


黎斗「あの時のドクターか。彼が天才ゲーマー“M”なんだって?」


新「ああ、すごい偶然だよな」




新の行動を選択してください。


1 仮面ライダーマインドのステータスについて
2 天才ゲーマー“M”について
3 その他


↓2

新「ところで、俺以外はどんなライダーがいるんだ?」


黎斗「まずは宝生永夢先生。彼は“エグゼイド”だ」

黎斗「次に天才外科医の鏡飛彩先生。“ブレイブ”として、CRに招集された」

黎斗「ここまでは君も知っての通りだから、説明するまでもなかったかな?」


新「で、他にいるのかよ」


黎斗「教えて欲しいか?」


新「やけに勿体ぶるなぁ」


黎斗「九条貴利矢。仮面ライダー“レーザー”として、ゲーマドライバーを所持している」

黎斗「いずれ、君も会うことがあるんじゃないかな」


新「“レーザー”……ね」


黎斗「今のところは、彼らが君以外の仮面ライダーだ」


新「今のところ?」


黎斗「すまない、こっちの話だ」

黎斗「ああ、そうだ。これを君に渡しておこう」



黎斗から手渡されたものは、資料だった。

表には極秘と書かれたハンコが押してある。



新「なんだよ、これ」


黎斗「モンテマイヤー・バグスターに関する情報だ」

黎斗「信頼のおける人物に、奴の居所を絞り込んでもらった」


新「居場所が書いてあるのか!?」



新が資料を開くと、幾つかの候補地が書かれている。

このどこかに、バグスターがいるということらしい。



新「どれも廃墟か……まあ、あんな化物が往来を歩けるわけないか」


黎斗「化物……ね」ボソッ


新「なにか言ったか?」


黎斗「気のせいだろう」

黎斗「君は本当によく働いてくれたからな。その報酬として、その資料を受け取りたまえ」


新「何から何まで……ありがとう、黎斗」


黎斗「私と新の付き合いじゃないか。礼はよせよ」



彼は親しげに、新の肩をポン、と叩いた。

黎斗「君には期待しているんだ。次も頑張ってくれよ」


新「ああ……」

新(こりゃ負けられない理由が増えたな)



交流度アップ!

檀黎斗 ■□□



『モンテマイヤー・バグスター目撃情報』を手に入れた!




<電脳救命センター“CR”>



新「モンテマイヤー……」



新の行動を選んでください。(行動回数3/5)

1 【Ev】交流
2 【Ev】街へ出かける
3 その他(自由安価)

↓2

新「うーん……」


永夢「どうしたんですか?」


新「宝生先生。丁度いい、医療関係の資料ってありませんか?」


永夢「えーっと……あ、そうだ。僕が使ってた参考書ならありますよ」


新「よかったら、貸してもらえませんか?」


永夢「鏡先生ですか?」


新「はは、分かりますか」

新「……ああやって大見得切った手前、俺も勉強しとかないとな、と思って」


永夢「新さんはスポーツドクターなんでしょ? なら、きっと大丈夫ですよ」


新「ありがとう。……あ、それともう一つ」


永夢「?」


新「天才ゲーマー“M”と、一度手合わせしたかったんですよ。お願いできますか?」


永夢「勿論です。手加減しませんよ!」



コンマ判定(下一桁参照)


↓1 医療スキル
1~5 2アップ
6~8 3アップ
9、0 4アップ




↓2ゲームスキル
1~6 1アップ
7~9 2アップ
0 3アップ

スキルアップ!

医療スキル:67

ゲームスキル:87




永夢「俺の勝ちだァ!」


新「うわーッ! また負けた……」


永夢「でもお前もなかなかやるじゃねーか!」


新「そうかなぁ」

新(それにしても、ゲームになると豹変するのは、慣れないな……)





新の行動を選んでください。(行動回数2/5)

1 【Ev】交流
2 【Ev】街へ出かける
3 その他(自由安価)

↓2

新「宝生先生は、どうして医者になろうって思ったんですか?」


永夢「僕、子供のころ交通事故に遭ったんですよ」

永夢「でも、そこでお医者さんに救われて……それで、僕も誰かを救いたいと思って」


新「なるほど……」


永夢「決して楽な道じゃなかった。挫折も何度もしそうになった」

永夢「それでも僕は、皆の笑顔を守れるドクターになりたいんです」


新「宝生先生なら、きっとなれますよ」


永夢「永夢でいいですよ。もう仲間なんですから」



新の行動を選択してください。


1 「よろしく、永夢」と言って握手を交わす。
2 「天才ゲーマーの力、頼りにしてますよ」と言う。
3 自由安価


↓2

新「よろしく、永夢」


永夢「はいっ!」



新と永夢は、固い握手を交わした。

永夢との繋がりを感じる……。



交流度アップ!

宝生永夢 ■□□□□



永夢が極稀に追撃を行ってくれるようになった!



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


《追撃について》


追撃可能な味方がいる場合、マインドの行動後に、ATK分の追撃を行うようになります。
マインドが味方へ追撃することはありません。
初期の追撃確率は10%です。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

中途半端ですが、夜も遅くなりましたのでここまでにします。
お付き合いくださった皆様、どうもありがとうございました。

次回は残り一回の自由行動後、飛彩との対決になります。
飛彩はNPCとして独自に動くことになりますので、予めご了承ください。
更新は明日を予定しております。

それではここまでお付き合い下さり、ありがとうございます。
おやすみなさいませ。

申し訳ございません。
本日の更新が厳しくなってきたので、翌日に延期させてください。
また明日、参加していただけると嬉しいです。

こんばんは。更新を開始したいと思います。
今日のビルドはやっぱりか、といった感じでしたね。
美空もマスターの嘘に乗っかって、しかし最後に涙を流すシーンは複雑な気持ちになりました。

シキはポッピーと同様にゲームに登場するキャラクターに似たバグスターとなっております。
私はHoiがよく分からないもので、勝手にCiv系をイメージしています。
Civは各国から指導者を選択するのですが、モンテマイヤー(シキ)は女性型のNPC専用キャラクターとなっています。
ネーミングは、モンテズマ+シド・マイヤーをマザルアップさせました。
容姿は特に詳細は決めていませんが、必要でしたら安価で軽く設定したほうがよいでしょうか?


さて、それでは早速初めましょう。
本日もお付き合いいただけると嬉しいです。

永夢「ゲーム仲間が増えて嬉しいです」


新「俺もだよ。次は絶対に負けないからな」


永夢「ええ、またやりましょう」




新の行動を選んでください。(行動回数1/5)

1 【Ev】交流
2 【Ev】街へ出かける
3 その他(自由安価)


交流可能対象

・宝生永夢 ■□□□□
・明日那/ポッピー ■□□□□


外出先

・図書館
・ゲームセンター
・幻夢コーポレーション
・モンテマイヤー・バグスターを探索
・その他 (行き先を指定)


↓2

<幻夢コーポレーション>



新「なあ、黎斗。ゲーマドライバーについて聞きたいことがあるんだが……」


黎斗「どうした?」


新「ガシャットを装填するスロット、これ二つあるよな?」


黎斗「ああ、それについてか」


新「お前が全く意味のない機能を付けるとも思えないし……何に使うんだよ?」



コンマ判定(下一桁で判定)
1~5 今はまだ早い
6~9 仕様だけ教えて貰える
0 更に直下判定

ゾロ目でレベルアップ用ガシャットを貰えます。


↓1

黎斗「それは更なるレベルアップ用のスロットだ」


新「Lv2以上になれるってことか」


黎斗「その通り。そこにレベルアップ用のガシャットを装填してレバーを引くと、Lv3になれる」

黎斗「だが、まずは『メイク・オブ・ヒストリー』ガシャットを使いこなせ。今の君にはまだ早い」


新「こいつを使いこなせたらいいんだな」



黎斗「他に、なにかあるか?」



新の行動を選択してください。
自由安価です。


↓2

新「そういえば、そのレベルアップについてなんだが」

新「Lv2に変身したら、エグゼイドに比べてちょっと弱いっていうか……」


黎斗「それはそうだろうな。仮面ライダー“マインド”は、戦闘に特化したタイプではないからだ」


新「しかし、このままじゃあ、分離後のバグスターと戦う時がキツくなるんだけど」


黎斗「ふっ。心配するな、対策はある」



そう言いながら、黎斗はタブレットの背面にガシャットスロットの付いた機器を取り出した。



黎斗「『メイク・オブ・ヒストリー』は、歴史シミュレーションだ」


新「ん? ああ。自国を発展させ、他国を敵対、もしくは友好関係になって、勝利条件を満たすゲームだな」


黎斗「それで、自国の発展には、何が必要だ?」


新「周りに点在する資源を確保し、土地を整備し、ユニットを育てる……とか」


黎斗「そこで、こいつが役に立つ」

黎斗「これでステータスアップアイテムを開発し、『メイク・オブ・ヒストリー』にインストールする」

黎斗「ただし、開発は君自身がしなくてはならない」


新「俺、何かを作るのって苦手なんだが……」


黎斗「ならば、最初は私がサポートしよう。使用方法の確認も兼ねて、な」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


《アイテム開発ついて》


アイテム開発でマインドのステータスをアップさせることが出来ます。
開発するアイテムによって、作成難度があります。
難しいほど、作成成功率が低くなります。

また、開発したアイテムは現在、マインドにのみ適用することができます。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




黎斗「まずは、どんなアイテムが作りたいか選んでくれ」

黎斗「現在作成できるアイテムは、以下の通りだ」



作成可能アイテム

作成難度【易】(判定+30)

・戦士の剣 … ATK+2
・斥候の靴 … SPD+2
・弓兵の弓 … ATK+1 SPD+1



作りたいアイテムを1つ選択してください。


↓2

新「よし、これにしよう」


黎斗「今回は私が指導する。リラックスして挑戦してくれ」




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


判定は、(新のクリエイタースキル+作成難度)です。
また、判定に使用したコンマの下一桁を参照にして、スキルが向上することがあります。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


判定
スキル(38)+易(30)+黎斗サポート(99) = 99

下一桁でスキルアップ
1~6 3アップ
7~9 4アップ
0 5アップ



↓1 今回、開発成功は確定です。下一桁でスキルがアップします。

あ、00にしてない…ごめんなさい00が出ても確定です……

アイテムを開発しました!

所持パワーアップアイテム
・弓兵の弓 … ATK+1 SPD+1


スキルアップ!

クリエイタースキル:38→41




黎斗「アイテムは残念ながら、1つしかインストールできない」

黎斗「使いこなすことが出来れば、増やすことができる。頑張れよ」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


アイテムは現在1つしか装備できません。
ガシャットを使用していくことで、装備枠を増やすことが出来ます。

なお、アップしたステータスは、レベルLv2以降に適用されます。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




仮面ライダーマインド
ヒストリーゲーマーLv2
HP:30/30
RP:10/10
ATK:3(+1)
DEF:0
SPD:2(+1)

装備(1/1)
・弓兵の弓 … ATK+1 SPD+1




黎斗「とりあえずは、こんなものだろう」

黎斗「開発できるアイテムは、時間を見て私が増やしてあげよう」


新「ああ、助かるよ」


黎斗「これを持っていけ。これは君にしか使えない専用機器だ、大事に扱え」



アイテム開発キットを手に入れた!



新「それじゃ、そろそろ帰るよ」


黎斗「ああ。気をつけろよ」

明日那「感染者の通報よ、急ぎましょう!」


永夢「はい!」


新「ああ!」



3人が駆けつけた先に、苦しそうに呻く男性と、それを支える女性がいた。



明日那「あなたが通報者?」


麻美「は、はい! あの、彼を助けてください!」


明日那「落ち着いて、もう大丈夫だから」

明日那「永夢。これも研修よ、あなたが診察して」


永夢「分かりました」



永夢は患者の体に触れ、病状を見ている。



永夢「どこが苦しいですか?」


蓮介「む、胸……」


永夢「えっと……」


明日那「これ使って!」



明日那が、永夢の肩にかけたゲームスコープを手渡す。

その時、1台の車が現場に現れた。

車から、二人の女性看護師と、飛彩が現れる。



明日那「飛彩!」


飛彩「素人。約束は覚えているだろうな」


新「その前に、患者の状態を見ないと……」


飛彩「研修医。どけ」



飛彩は患者にゲームスコープを向ける。

モニターにバグスターの反応が表示される。

それをみた飛彩は、両腕を上げた。



飛彩「始めるぞ。ゲーマドライバー」



看護師が、飛彩の腰にゲーマドライバーを装着させる。



飛彩「ライダーガシャット」


麻美「あの、何が始まるんですか!?」


明日那「オペです」


麻美「……はぁ!?」

ピロリッ

【タドルクエスト!】



ゲームエリアが広がり、宝箱型のアイテムボックスがフィールドに散らばる。



永夢「このゲームって!」


明日那「『タドルクエスト』よ」


新「剣と魔法のRPGか……」



その時、患者が突如として起き上がる。



蓮介?「我が魔力に勝てると思ったか?」



患者の体が、バグスターユニオンに変化する。


明日那「新! あなたはバグスターユニオンを!」


永夢「この人は、こっちに任せて!」


新「ああ!」



ピロリッ

【メイク・オブ・ヒストリー!】



新「変身!」


飛彩「変身」



【ガシャットォ!】

【レッツゲーム! メッチャゲーム! ムッチャゲーム! ワッチャネーム!?】
【I'm a 仮面ライダー!】

ブレイブ「これより、バグスターウィルス切除手術を開始する」

ブレイブ「術式レベル1【患者の体からバグスターを分離】」




VSバグスターユニオン

勝利条件:バグスターユニオンの撃破

敗北条件:マインドの撃破





仮面ライダーマインド         VS         .バグスターユニオン
ヒストリーゲーマーLv1
HP:20/20                           .HP:20/20
RP:10/10                           .ATK:3

ATK:3                              DEF:0
DEF:0                              SPD:1
SPD:3




仮面ライダーブレイブ(NPC)
クエストゲーマーLv1
HP:20/20
RP:10/10
ATK:3
DEF:0
SPD:3




1ターン目

行動順 マインド→ブレイブ(NPC)→バグスターユニオン


マインドの行動を選択してください。

1  攻撃 … (ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。
2  ガシャコンウェポン … RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。
× キメワザ … Lv1のため選択不可

4  エナジーアイテム … アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓2 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

マインドの攻撃!


マインド「はああ!」


バグスターユニオンに11のダメージ!


バグスターユニオン
HP:9/20




ブレイブの剣攻撃!


ブレイブ「はっ!」


バグスターユニオンに6のダメージ!


仮面ライダーブレイブ(NPC)
クエストゲーマーLv1
HP:20/20
RP:8/10


バグスターユニオン
HP:3/20



バグスターユニオンはマインドに狙いを定めている……




マインドの行動を選択してください。

1 防御 … ダメージを受ける代わりに、RPを(ダメージ/2)回復できます。
2 回避 … RP1消費して、ゲームスキル依存の回避判定を行います。


↓1 2を選択した場合、同時にコンマ判定(87以下で回避)

マインドはバグスターユニオンの攻撃を回避した!


マインド「その手は食わねえぜ!」


仮面ライダーマインド
ヒストリーゲーマーLv1
HP:20/20
RP:9/10
ATK:3
DEF:0
SPD:3




2ターン目

行動順 マインド→ブレイブ(NPC)→バグスターユニオン


マインドの行動を選択してください。

1  攻撃 … (ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。
2  ガシャコンウェポン … RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。
× キメワザ … Lv1のため選択不可

4  エナジーアイテム … アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓1 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

マインドの攻撃!


マインド「トドメだ!!」


バグスターユニオンに10のダメージ!


バグスターユニオン
HP:0/20



勝利条件達成!




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




マインド「よっと!」



マインドは、バグスターから分離した患者を抱え、着地する。



マインド「どうだ、俺の実力!」


ブレイブ「やはり素人だな」


マインド「なんだと?」



ブレイブの視線の先に、分離したバグスターが実体化する。

『タドルクエスト』に登場する、悪の大魔法使い……アランブラだ。



ブレイブ「バグスターの切除までがオペだ。言っただろう、『段取りを勉強しておけ』と」


マインド「コノヤロ……!」


ブレイブ「術式レベル2【分離したバグスターを切除】」

ブレイブがドライバーのレバーに手をかける。

しかし、それと同時に新たなゲームエリアが展開される。


マインド「これ……『マイティアクションX』? 永夢か!?」


永夢「ち、違います! あれ!」



永夢が指を指すその先に、見たことのない仮面ライダーが立っている。

色が黒いということを除けば、エグゼイドに非常によく似ている。



マインド「なんなんだよ、お前!」


???「……」



マインドの問いかけに、黒いエグゼイドは答えない。

その代わり、といった様に、左手でレバーを弾く。




【ガッチャーン! レベルアーップ!】
【マイティジャンプ! マイティキック! マイティーアクショーン! エーックス!】




レベルアップした黒いエグゼイドは、右手に持った機器をこちらに向け、エネルギー状の弾を放つ。




マインド「うわぁっ!!」


ブレイブ「ぐああっ!」

【ギュ・イーン!】



黒いエグゼイドが、機器の向きを変え、チェーンソー状の面で攻撃を仕掛けてくる。



マインド「なんなんだよ、お前!?」


ブレイブ「俺のオペを邪魔するな!」



ブレイブは剣で応戦するが、チェーンソーで容易く折られてしまう。

再び射撃形態に戻し、辺り一面に撃ち込んでいく。

倒れるマインドとブレイブ。しかし、気がついたときには、黒いエグゼイドは姿を消していた。



マインド「……バグスターは!?」



マインドは辺りを見回すが、バグスターの姿は見当たらない。

どうやら、黒いエグゼイドはこちらの邪魔をしに来たようだった。



マインド「くそっ、まんまとやられたか……!」


永夢「新さん。一度CRへ戻るそうです」



【ガッシューン!】



新「ああ……分かった」

<電脳救命センターCR>



永夢「でも、なんで最初からLv2で戦わなかったんですか? レベルが高い方が有利じゃないですか」


明日那「Lv1には患者とバグスターを分離させる機能があるの」

明日那「ただ、分離させただけじゃ、オペは終わりじゃない。バグスターを倒さなければ――」

明日那「蓮介さんは、消滅する」


永夢「なるほど……」


飛彩「おい、ポッピーピポパポ」


明日那「はーい!」

明日那「……この姿の時は明日那って呼んで」


飛彩「そんなものはどうでもいい。それより、あのライダーはなんだ?」

飛彩「アイツが邪魔をしなければ、オペは完了していた」


明日那「私も初めてみた……こっちで調べてみるわ」


永夢「あの、新さん?」


新「ん? どうした?」


永夢「いえ、さっきから考え事をしてるので……」



新の行動を選択してください。

1 あの仮面ライダー、“レーザー”って奴じゃないのか?
2 蓮介さんは何が原因で発症したんだろう。
3 その他


↓2

ごめんなさい、1と2を組み合わせたら選択肢の意味が薄れてしまうので、どちらかにしていただけるとありがたいです……

新「あの仮面ライダー……“レーザー”って奴じゃないか、って思って」


永夢「“レーザー”?」


新「黎斗から聞いたんだ。俺たちCR以外に、仮面ライダーはいるのか、って」

新「その質問に帰ってきた答えが、“レーザー”……九条貴利矢だ、って」


明日那「いえ、それはありえないわ」



新の言葉を、明日那が否定する。



明日那「九条貴利矢……“レーザー”はこちらも把握してるの。少なくとも、“エグゼイド”に似た姿ではなかったわ」


新「そうなのか?」


明日那「ええ。後で、資料を見せるわ」


新「ありがとう」



新は再び黒いエグゼイドを思い出す。

あの時は動転して気にしなかったが、改めて考えると……



新(あの手つき……どこかで?)



謎の機器を操る手つきを、思い出していた。



コンマ判定
下一桁が0ならば正体に近づく

↓1



新(いや……気のせいか)


飛彩「もういいか? バグスターを発見したら知らせろ」



飛彩は、CRから出ていく。



永夢「えっ……患者さんの診察はしなくていいんですか?」




新の行動を選択してください。

1 永夢、飛彩を追いかけてくれ。
2 俺が飛彩の様子を見てくるよ。
3 その他(内容を記載してください)



↓2

新「永夢、鏡先生を追いかけてくれ。明日那も」


永夢「新さんは?」


新「患者を見ておくよ。発症の原因を調べておく」


永夢「分かりました。明日那さん」


明日那「ええ。新、蓮介さんは頼んだわよ」


新「ああ」



永夢と明日那が、CRから退室する。

新は階段を降り、蓮介の元へと向かう。







See you Next game.

今回はここまでです。
ここまでお付き合い下さりありがとうございました。


自由行動にて幻夢コーポレーションで黎斗にゲンムの正体を問い詰めるには、ある程度正体に勘付いておかなければなりません。
現時点では問い詰めても、笑って誤魔化されるだけです。黎斗=ゲンムである証拠を見つけましょう。

次回の更新は火曜日を予定しております。
次もまた参加していただけると嬉しいです。
それではおやすみなさい。

ごめんなさい。今週は平日の更新が厳しくなりました。
土曜日には更新できると思いますので、その時また改めてよろしくお願いします。

マインドのLv3用ガシャットは、その内安価で決めていきたいと思っています。
その際はまたご協力いただけると嬉しいです。

Dr.パックマンのあたりについては、どうしようか現在考え中です。
本編に関わりそうなところだけ抜き出すか、ガッツリやるか、すごく悩んでいます。
上手く落とし所を見つけられたらいいのですが……最悪、新だけ別の事件に関わらせる形でしょうか?


それでは簡単な報告ではありますが、ここで失礼させていただきます。
私事が重なり皆様にはご迷惑をおかけしますが、また参加の方よろしくお願い致します。

こんばんは。お待たせいたしました。
本日はこのような時間からの更新で申し訳ございません。
短い間になると思いますが、お付き合いください。

あらかじめアナウンスしておくことがあります。
アランブラとの戦闘で、マインドとブレイブのどちらがトドメを指したかで、今後の展開が大きく変わります。
マインドのフィニッシュで通常ルートに、ブレイブのフィニッシュで、ドライバー&ガシャット剥奪ルートになります。
現時点でドライバーを剥奪された場合、ゲームオーバーに直結することはありませんので、ご安心ください。


それでは、更新を開始させていただきます。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

蓮介「……うぅ……」


新「大丈夫ですか、蓮介さん?」


蓮介「まだ、苦しいけど……さっきまでより、なんとか……」



そう言うものの、やはり蓮介は苦しそうに呻いている。

新は、現場で何が起きていたのかを訪ねた。



新「一体、何があったか、教えてもらえませんか」


蓮介「……彼女と結婚式を挙げる予定だったんです」

蓮介「式場の下見をしてたら、麻美がいきなり、『やっぱり結婚はやめましょう』って……」

蓮介「何を言われたのか理解出来ないまま、急にこんなことになっちゃって……」


新「……なるほど」



新は顎に手を当て、考える。

颯太の発症例を元に、蓮介の状況のことを考えるなら、答えはシンプルだ。



新「……ストレスが原因で、ウィルスが活性化している……?」



ストレスによる免疫力の低下でウィルスが活発になっているというなら、確かに辻褄が合うだろう。

ならば、今回のストレスの原因は、麻美の言葉が原因だ。



新の行動を選択してください。

1 永夢達を待つ。
2 一足先に麻美の元へ向かう。
3 その他(自由安価)


↓2

新は自身の考察が正しいかどうか確認するため、永夢たちを待つことにした。



永夢「新さん、お待たせしました」


新「いや、大丈夫だ。鏡先生は?」


明日那「『疲労回復のための栄養補給だ』って言って、ケーキを食べてるわ」



若干、飛彩の真似をしながら、明日那が報告する。



永夢「新さん。蓮介さんを必ず救いましょう」


新「それは勿論だけど……」


明日那「彼の態度は気にしないで。さっき飛彩と、価値観の違いで衝突があったから……」ヒソヒソ


新「なるほどな……」ヒソヒソ


永夢「? ……あ、蓮介さん、どうですか?」


新「ああ、それについて、ちょっと聞いてほしいことがあるんだ」



新は、先程考察したバグスターウィルスの活性化について話した。



明日那「確かに、新の考察が一番筋が通りそうね」


永夢「なら、蓮介さんを救うには……」


新「間違いなく、麻美さんが鍵になるだろう」

蓮介「ぐ、ぅぅ……」


永夢「蓮介さん!」


明日那「時間がないわ。新……」


新「……」



新の行動を選択してください。

1 「永夢、麻美さんに会いに行こう」
2 「俺だけで、麻美さんと話してみるよ」
3 「先に行っててくれ、永夢」
4 その他(自由安価)


↓2

新「先に行っててくれ、永夢」


永夢「新さんは?」


新「ちょっと、行っておくところがある」

新「頼む。必ず後で追いかけるから」


永夢「分かりました。先に行ってます!」



永夢は駆け足で、CRから退室した。



明日那「どこへ行くの?」


新「鏡先生のところだよ」


明日那「今じゃなくても……」


新「今だから、出来ることもあるだろう」

新「明日那は蓮介さんの看護をしてあげてくれ」


明日那「ちょっと、新!」



明日那の制止の声を振り切り、飛彩の元へ向かう。

ナイフをメスに見立て、刃を入れていく。

一口サイズにカットしたショートケーキを口に運び、ゆっくりと咀嚼する。

ショートケーキ1ホールから、すでに二切れが無くなっていた。

部屋に入ってきた新に一瞥もくれず、飛彩は口を開いた。



飛彩「……素人が、俺に何か用があるのか?」


新「患者が苦しんでいるのに、ケーキを食べる余裕があるとはな」


飛彩「あいつらから何を聞いたかは知らないが、俺は患者とは関わらない主義だ」

飛彩「患者が助かるなら、それでいいだろう。これは、救うための栄養補給だ」



飛彩は、次々にショートケーキを口に運んでいく。




新の行動を選択してください。

1 確かに、患者が助かるなら、必要以上の干渉は不要だろう。
2 最後に患者が笑顔にならなければ、意味など無い。
3 価値観はそれぞれだ。それに口は挟まない。
4 自由安価(その他)


↓2

新「患者が最後まで笑顔にならなければ、意味なんかない」


飛彩「綺麗事だな。そもそもお前に、患者が云々と言えるだけの資格はあるのか?」


新「資格なら、ある」



新は、ゲーマドライバーを掲げ、飛彩を睨みつける。



新「俺は、仮面ライダーだからだ」


飛彩「……」


新「今回の勝負、俺が必ず勝つ。患者を物のように扱うアンタには、絶対に負けない」


飛彩「患者は俺が救う。素人の出る幕ではない」



二人の視線が、衝突する。

しばらく睨み合う二人だったが、新が先に部屋を後にする形で、終幕した。

飛彩はしばらく考え込み……ショートケーキを一口、口に含んだ

永夢は、蓮介と麻美が挙式する予定だった式場にいるらしい。

新が式場にたどり着くと、永夢と麻美がヴァージンロードの上で会話をしていた。



麻美「彼とは、ここで式を挙げる予定だったんです」

麻美「でも……彼のような人に、私なんかは、もったいないんですよ」


永夢「だから、結婚を断ったんですか?」


麻美「……」


永夢「麻美さんの気持ちは……?」


麻美「……本当は、彼と結婚したい」


新「なら、それを蓮介さんに伝えないとな」


永夢「新さん!」


新「悪い、遅くなった」


麻美「……彼は、私のことを許してくれますか?」


永夢「許すも何も、蓮介さんはあなたと結婚がしたいはずです」

永夢「だから、本当の気持ちを、蓮介さんにいいましょうよ」





「あの男を幸せになどさせんぞ!」


アランブラが複数のバグスターウィルスを従え、式場へ侵入する。



新「出てきやがったか!」


アランブラ「花嫁は渡してもらうぞ! 『シバール』!」



アランブラが杖をかざすと、永夢たちの足元に魔法陣が浮かび上がる。

そこから植物のツタのようなものが生え、新と永夢を弾き飛ばす。



永夢「うわっ!」


麻美「なにこれ!? きゃああ!」


新「麻美さん!」



ツタに縛り上げられた麻美は、2階のステンドグラス下に連れ去られる。

同時に、ゲームスコープから明日那の声が響く。



明日那『患者の容態が急変! 急がないと蓮介さんが!』


アランブラ「あの花嫁を私の妃とし、男を消滅させ、完全な存在になるのだ!!」


永夢「……ゲームキャラっぽいセリフだな」スッ


新「全くだ。だが、王道って感じだな!」スッ



ピロリッ


【メイク・オブ・ヒストリー!】

【マイティアクションX!】


M「いいぜ、やってやろうじゃねぇかよ!」


新「患者の運命は――」




「「俺達が変える!」」




【ガシャットォ!】

【レッツゲーム! メッチャゲーム! ムッチャゲーム! ワッチャネーム!?】
【アイム ア カメンライダー!】



エグゼイド「雑魚は俺が引きつける!」


マインド「ああ、任せたぜ!」


エグゼイド「だいへんし――」



アランブラ「させん!」



アランブラが杖を麻美にかざす。

光る魔法陣に危機感を覚えた二人は、レバーを引くのを止めた。



アランブラ「レベルアップしてみろ。そうすれば、花嫁の命はないと思え!」


マインド「人質なんて、随分セコい手考えるじゃないか……!」


アランブラ「なんとでも言え! 『シビレール』!」



再び杖をかざし、今度は電撃を繰り出す。



エグゼイド「くそっ!」

レベルアップが出来ない状態で、バグスターウィルスに囲まれる。

決定打が出せないまま、エグゼイドが捕まってしまう。



アランブラ「何も手出し出来まい……ふんっ!!」


エグゼイド「ぐああ!」


マインド「永夢! ……くっ! やはりレベルアップするしか……」


エグゼイド「ダメだ! それじゃ麻美さんが!」


マインド「でも、このままじゃ状況を打開出来ないだろう!」


エグゼイド「蓮介さんが治っても、麻美さんがいなければ意味がない!!」


アランブラ「仲間割れとは、随分と余裕だ……なっ!」バシッ


マインド「ぐぅっ!?」




「無様な姿だな、素人」

マインド「鏡……先生……!?」


飛彩「これで身をもって知っただろう。患者に深入りした結果が、これだ」



飛彩は白衣から、『タドルクエスト』ガシャットを取り出す。



ピロリッ


【タドルクエスト!】



飛彩「変身」



【ガシャットォ!】

【レッツゲーム! メッチャゲーム! ムッチャゲーム! ワッチャネーム!?】
【アイム ア カメンライダー!】



変身後、ゲーマドライバーのレバーに手をかけるブレイブに、エグゼイドが制止の声を挙げる。



エグゼイド「よせ! 人質がいるんだぞ!」


ブレイブ「患者に情が移って執刀の決断が鈍るなど、ドクター失格だな」


エグゼイド「そんな……っ!?」




ブレイブ「術式レベル2」




【ガッチャーン! レベルアーップ!】
【タドルメグル! タドルメグル! タドルクエスト!】

ブレイブ「これより、バグスター切除手術を開始する」


アランブラ「それが貴様の答えなら、望みどおりにしてやろう!」



バグスターウィルスをあしらいながら、杖を掲げるアランブラに近づく。

狙いを定めたアランブラを見て、エグゼイドはアイテムボックスに向かった。



エグゼイド「麻美さんは俺が! マインド!」



マインドの行動を選択してください。

1 アランブラの杖を狙って攻撃する。
2 レベルアップする。


↓2

マインド「ならば、俺の次の手はこれだ!」

マインド「二手!」



【ガッチャーン! レベルアーップ!】
【メイクアンドメイクアンドメイキーング! メイク・オブ・ヒストリー!】



【ガシャコンワンド!】



レベルアップ直後に、マインドのガシャコンウェポンを呼び出す。

そしてAボタンを押して、形状を槍状に変化させる。

目標は、言うまでもなくアランブラだ。



マインド「はぁぁ!」



同時に、エナジーアイテムの力で麻美の元にエグゼイドがたどり着く。

アランブラからの攻撃に備えるエグゼイドだったが、しかし、衝撃はいつまでもやってこない。


エグゼイド(マインドがやったか!)

エグゼイド「……えっ!?」



アランブラ「く、そ……貴様ぁ……!」

ブレイブ「……」



マインドよりも早く、ブレイブが台座から引き抜いた剣で、アランブラを切りつけていた。

直後、剣が本来の姿へと変化する。



【ガシャコンソード!】



エグゼイド「あれは、伝説の剣!?」


ブレイブ「これはメスだ」


マインド「め、メス? ……何言ってんだ?」


ブレイブ「『俺に切れないものは無い』と言ったはずだ」


エグゼイド「患者も、彼女も両方救う!」


マインド「それが俺たちのオペレーションだ!」


ブレイブ「……ふん」



ブレイブは、アランブラやバグスターウィルスを、ガシャコンソードで切りつけていく。

それに続いてマインドも、ガシャコンワンドを振り回し、式場の外へと追いやる。



マインド「永夢! 麻美さんを安全なところへ!」


エグゼイド「勿論だ! すぐにそっちへ行く!」






See you Next game.

今回の更新はここまでです。お疲れ様でした。
戦闘の直前まで進めることが出来ましたので、とりあえず一安心です。


ちなみに>>378の選択肢で、>>385の展開が少し変わります。

1の場合…エグゼイドの静止を待たずにレベルアップ
3の場合…レベルアップするorしないをコンマ判定

なお、ここでレベルアップしてしまうと、永夢の心象が若干悪くなります。


次回こそは、アランブラとの戦闘です。
ブレイブはアランブラを積極的に狙っていくので、トドメを刺す場合は気をつけてください。
それでは次回も参加していただけると嬉しいです。
おやすみなさい。

ごめんなさい次回の更新日を予告していませんでした。
次回更新日は火曜日となります。

こんばんは。今回の更新を始めさせていただきます。

予定通り、今回はアランブラ攻略戦です。
負けることはまず無いと思いますので、気軽にご参加ください。

それでは短い間ですが、本日もお付き合いいただけると嬉しいです。

ブレイブ「はぁっ!」



ガシャコンソードを振るいながら、次々にバグスターウィルスを倒していく。

マインドも後に続き、バグスターウィルスをガシャコンワンドのスピアーモードで突いた。



エグゼイド「大変身!」


【ガッチャーン! レベルアーップ!】
【マイティジャンプ! マイティキック! マイティマイティアクション! エーックス!】



麻美を安全な場所へ避難させたエグゼイドが、レベルアップして参戦する。

エグゼイドも二人と同様に、ガシャコンブレイカーでバグスターウィルスに攻撃をする。



エグゼイド「雑魚は任せて、お前はボスと戦え!」


マインド「ああ!」



激昂したアランブラが、杖を掲げ魔法陣を出現させる。



アランブラ「貴様ら、もはや生きては帰さんぞ! 容赦はせん!」


ブレイブ「俺に切れないものはない!」


マインド「俺の一手、返せるものなら返してみろ!」

VSアランブラ・バグスター

勝利条件:アランブラ・バグスターの撃破

敗北条件:マインドの撃破

特殊目標:ガシャコンウェポンでアランブラにトドメを刺す

ルート分岐:ブレイブがアランブラにトドメを刺す






仮面ライダーマインド          VS          アランブラ・バグスター
ヒストリーゲーマーLv2
HP:30/30                             ..HP:50/50
RP:10/10                             ATK:6
ATK:4                                .DEF:0
DEF:0                               .SPD:3
SPD:3

装備(1/1)
・弓兵の弓 … ATK+1 SPD+1


仮面ライダーブレイブ                     バグスターウィルスA
クエストゲーマーLv2
HP:30/30                            .HP:10/10
RP:10/10                            .ATK:3
ATK:5                              .DEF:0
DEF:0                              ..SPD:1
SPD:3





行動順

マインド→ブレイブ(NPC)→アランブラ→ウィルスA



マインドの行動を選択してください。

① 【攻撃】
└ ・(ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。

② 【ガシャコンウェポン】
└ ・RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。

③ 【キメワザ】
└ ・戦闘中に一回だけ使用可能。(ATK×5)ダメージを与えます。

④ 【エナジーアイテム】
└ ・アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓2 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


《エナジーアイテムについて》


エナジーアイテムを取得することで、キャラクターの能力が一時的に上昇します。
効果ターンはアイテムによって変わります。
どのアイテムを取得したかは、コンマ一桁で判定を行います。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



マインド「ここはエナジーアイテムだ!」



コンマ一桁判定

1~4 マッスル化(ATK+5) 効果ターン:3
5~8 鋼鉄化(DFE+5) 効果ターン:1
9、0 高速化(SPD+5) 効果ターン:3


↓1

マインド「よっしゃ、攻撃力アップ!」



仮面ライダーマインド
ヒストリーゲーマーLv2
HP:30/30
RP:10/10
ATK:4(+5)
DEF:0
SPD:3




ブレイブのガシャコンソード!

アランブラに10ダメージ!




仮面ライダーブレイブ          VS          アランブラ・バグスター
クエストゲーマーLv2

HP:30/30                             ..HP:40/50
RP:8/10                              .ATK:6
ATK:5                                .DEF:0
DEF:0                               .SPD:3

SPD:3




アランブラの攻撃!

命中判定(コンマ一桁)

奇数ならマインド、偶数ならブレイブ


↓1

アランブラ「喰らえぃ! 『シビレール』!」


マインド「くっ!」




マインドの行動を選択してください。

1 防御 … ダメージを受ける代わりに、RPを(ダメージ/2)回復できます。
2 回避 … RP1消費して、ゲームスキル依存の回避判定を行います。


↓2 2を選択した場合、同時にコンマ判定(87以下で回避)

マインド「喰らわねぇよ!」


アランブラ「小癪な……」



マインドは攻撃を回避した!





バグスターウィルスの攻撃!


命中判定(コンマ一桁)

奇数ならマインド、偶数ならブレイブ


↓1

ブレイブ「くっ、纏わりつくな!」


ブレイブは防御した!

ブレイブに3ダメージ!
RP1回復!





仮面ライダーマインド          VS          アランブラ・バグスター
ヒストリーゲーマーLv2

HP:30/30                             ..HP:40/50
RP:9/10                              .ATK:6
ATK:4(+5:残り3ターン)                     ..DEF:0
DEF:0                               .SPD:3

SPD:3



仮面ライダーブレイブ                     バグスターウィルスA
クエストゲーマーLv2
HP:27/30                            .HP:10/10
RP:9/10                             ..ATK:3
ATK:5                              .DEF:0
DEF:0                              ..SPD:1
SPD:3





行動順

マインド→ブレイブ(NPC)→アランブラ→ウィルスA



マインドの行動を選択してください。

① 【攻撃】
└ ・(ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。

② 【ガシャコンウェポン】
└ ・RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。

③ 【キメワザ】
└ ・戦闘中に一回だけ使用可能。(ATK×5)ダメージを与えます。

④ 【エナジーアイテム】
└ ・アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓2 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

ごめんなさい、いつの間にか寝てしまいました……
今晩続きを再開いたします。

こんばんは。
早速ですが再開させていただきます。

マインド「これでも喰らえ!」


マインドのガシャコンワンド!

アランブラに18ダメージ!



仮面ライダーマインド          VS          アランブラ・バグスター
ヒストリーゲーマーLv2

HP:30/30                             ..HP:22/50
RP:7/10                              .ATK:6
ATK:4(+5:残り3ターン)                     ..DEF:0
DEF:0                               .SPD:3

SPD:3



<ブレイブのターン>


ブレイブ「凍結手術に切り替える」

【コ・チーン!】


ブレイブのガシャコンソード!

アランブラに10のダメージ!



仮面ライダーブレイブ          VS          アランブラ・バグスター
クエストゲーマーLv2

HP:30/30                             ..HP:12/50
RP:7/10                              .ATK:6
ATK:5                                .DEF:0
DEF:0                               .SPD:3

SPD:3



<アランブラのターン>


アランブラ「このままでは……! 『イエール』!」

マインド「回復魔法か!?」



アランブラの回復!

HPを5回復した!



アランブラ・バグスター
HP:17/50
ATK:6
DEF:0
SPD:3



<バグスターウィルスのターン>


バグスターウィルスの攻撃!


命中判定(コンマ一桁)

奇数ならマインド、偶数ならブレイブ


↓1

バグスターウィルスはブレイブに狙いを定めた!


ブレイブ「オペの邪魔をするな!」


ブレイブはバグスターウィルスの攻撃を回避した!



<3ターン目>


仮面ライダーマインド          VS          アランブラ・バグスター
ヒストリーゲーマーLv2

HP:30/30                             ..HP:17/50
RP:7/10                              .ATK:6
ATK:4(+5:残り2ターン)                     ..DEF:0
DEF:0                               .SPD:3

SPD:3



仮面ライダーブレイブ                     バグスターウィルスA
クエストゲーマーLv2
HP:27/30                            .HP:10/10
RP:6/10                             ..ATK:3
ATK:5                              .DEF:0
DEF:0                              ..SPD:1
SPD:3





行動順

マインド→ブレイブ(NPC)→アランブラ→ウィルスA



<マインドのターン>


マインドの行動を選択してください。

① 【攻撃】
└ ・(ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。

② 【ガシャコンウェポン】
└ ・RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。

③ 【キメワザ】
└ ・戦闘中に一回だけ使用可能。(ATK×5)ダメージを与えます。

④ 【エナジーアイテム】
└ ・アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓2 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

マインド「これでチェックメイトだ!」


【ガシャットォ!】

【キメワザ!】


アランブラ「おのれ……」


【メイク・オブ! クリティカルストライク!】


マインド「はぁぁぁっ!」


アランブラ「おのれぇぇぇぇ!」





アランブラに45のダメージ!

アランブラを撃破した!



仮面ライダーマインド          VS          アランブラ・バグスター
ヒストリーゲーマーLv2

HP:30/30                             ..HP:0/50
RP:7/10                              .ATK:6
ATK:4(+5:残り3ターン)                     ..DEF:0
DEF:0                               .SPD:3

SPD:3



【GAME CLEAR!】

[戦闘結果]

・マインドノーダメージクリア +10

・キメワザフィニッシュ! +10


戦闘評価 S +50


合計70の経験値を手に入れた。
ボーナスポイントを1ゲットした!


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


《ボーナスポイントについて》


経験値100毎にボーナスポイントをゲット出来ます。
ポイントは各ステータスに割り振ることが出来ます。
ただし、上限値を超えて振ることは出来ません。

ポイントの反映はLv2以降となります。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


仮面ライダーマインド
ヒストリーゲーマーLv2
HP:30/30 (0/5) 1Ptごとに+2
RP:10/10 (0/5) 1Ptごとに+2
ATK:4 (0/3) 1Ptごとに+1
DEF:0 (0/3) 1Ptごとに+1
SPD:3 (0/3) 1Ptごとに+1

装備枠(0/3) 1Ptごとに1枠


好きなステータスに1ポイント振り分けてください(持ち越すことも可能です)


↓2

ポイントを次回に持ち越します。

現在の経験点:50/100


特殊目標不達成のため、ボーナスはありません。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


<電脳救命センター“CR”>



ポッピー「『婚約解消』を解消!? やったね!」


永夢「はい! マリッジブルーも卒業ですね!」


ポッピー「それで、結局勝負は、新の勝ちだったんだよね?」


飛彩「まあ約束は約束だ……ただし、俺の邪魔はするな」


新「いちいち一言多いやつだな……」

灰馬「いや~ご苦労だった! しかし、晴れて飛彩が来てくれたことだし……宝生くんは、小児科の研修に戻って……」


永夢「いえ、僕もCRのドクターとして、戦います」

永夢「……こんな人に、患者を任せられませんから」



永夢は飛彩に視線を向けて発言する。



灰馬「私の息子にこんな人とは失礼じゃないか?」


ポッピー「まあまあ、いいじゃない院長!」


灰馬「ですよね~! あ、そうだ。お礼にアップルパイを貰ってるんだ、皆で食べちゃおう」


ポッピー「わー! 私切りたーい!」



ナイフとフォークを取り出し、アップルパイに手を付けるポッピー。

しかし、それを制するように、飛彩が声を挙げる。



飛彩「待て」


新「え……」

飛彩は立ち上がり、アップルパイの前で、両腕を上に挙げた。



飛彩「俺に切れないものはない。メス」


ポッピー「あ、はい……どうぞ」



メス、もといナイフを受け取った飛彩は、寸分の狂いもなく、アップルパイを見事に五等分にした。

そして一切れを皿に移し、再び椅子に座って、アップルパイを食べ始めた。



永夢「……とにかく、ただ甘いものが好きなんですね……」


新「……そうみたいだな」




<幻夢コーポレーション>



社長室の机に不躾に座った男が、札束を机の上に放り投げる。

すでに築かれた札束の山を見て、黎斗の唇が自然と上がる。



黎斗「花家先生も奇特な方ですね」


「おたくだって、ゲーム開発に何かと金が要るだろ?」



黎斗はその返事とばかりに、アタッシュケースから、ゲーマドライバーと一本のガシャット取り出した。



黎斗「あなたの目的は、ドクターとして患者を救うことですか? それとも……」


「……」ニヤリ



ドライバーとガシャットを受け取った男は答えず、ただ不敵な笑みを浮かべるだけだった。






See you Next game.

駆け足で申し訳ありませんが、今回の更新はここまでです。
昨日からお付き合いいただき、ありがとうございました。

勝負に勝ち、なんとか飛彩に実力を見せることが出来た新。
しかしその裏で、BANしたあいつが動き出します。

次回は自由行動からスタートです。
更新予定日は金曜日を予定しておりますので、その時はまたよろしくお願いします。
それではおやすみなさい。

こんばんは。更新を開始したいと思います。

大我登場回ですが、まずは自由行動から始まります。
時系列的には2話終了直後となります。

それでは短い間ですが、参加の方よろしくお願いします。

ポッピー「んーっ、やっぱり疲れた後は甘いものだよねぇ♪」



アップルパイを頬張りながら、ポッピーが歓喜の声をあげる。

確かに、と心の中で頷きながら、新も一口食べた。



灰馬「さて、無事に患者も助けたことだし、君らは次に向けて、しっかりと休養を取るんだよ」


永夢「はい! 分かりました」


飛彩「……」モグモグ


新(対極的な二人だよなぁ)



これからの自由時間、何を過ごそうか……

コーヒーを啜りながら、ぼんやりと考えた。







新の行動を選んでください。(行動回数5/5)

1 【Ev】交流
2 【Ev】街へ出かける
3 アイテム作成
4 その他(自由安価)


交流可能対象

・宝生永夢 ■□□□□
・明日那/ポッピー ■□□□□
・鏡飛彩 □□□


外出先

・図書館
・ゲームセンター
・幻夢コーポレーション
・モンテマイヤー・バグスターを探索
・その他 (行き先を指定)



作成可能アイテム

作成難度【易】(判定+30)

・戦士の剣 … ATK+2
・斥候の靴 … SPD+2
・弓兵の弓 … ATK+1 SPD+1


↓2

ポッピー「え? 飛彩のことをどう思ってるか?」


新「ああ」


ポッピー「うーん。まあ、気難しいところはあるよね」

ポッピー「でも、彼の手術の腕は確かだし、頼りになるかな!」


新「そっか」


ポッピー「どうしたの、急に?」


新「ああ……」



新は、飛彩と少し口論になったことを話した。



ポッピー「そうなんだ……」

ポッピー「それで、新は飛彩のことをどう思ったの?」


新「俺は……」



新の行動を選択してください。

1 冷酷な奴だ、と思った。
2 飛彩なりの信念を感じた、と思った。
3 どうでもいい、と思った。
4 自由安価


↓2

新「鏡先生なりの、何かしらの意志があるとは思う」

新「でも、それを理由に永夢や俺の意志に口を挟ませる気は無い……かな」


ポッピー「それでいいと思う。皆がドクターを志す理由は、それぞれだからね」

ポッピー「まあ私としては、協力してくれると嬉しいんだけど……」


新「それは、鏡先生次第だろうな」


ポッピー「だよねぇ」

ポッピー「でも、新と永夢は、仲良くしてほしいな」


新「ああ」



新が答えると、ポッピーが笑顔になった。

その顔を見て、新は微笑ましい気持ちになった。



・今回、交流度は上昇しませんでした。

ポッピー「あ、飛彩に言いたいことあるんだった!」


新「何を?」


ポッピー「アップルパイ切りたかった……」


新「ああ……」

新(……今度、ケーキでも買ってこようかな)





新の行動を選んでください。(行動回数4/5)

1 【Ev】交流
2 【Ev】街へ出かける
3 アイテム作成
4 その他(自由安価)


交流可能対象

・宝生永夢 ■□□□□
・明日那/ポッピー ■□□□□
・鏡飛彩 □□□


外出先

・図書館
・ゲームセンター
・幻夢コーポレーション
・モンテマイヤー・バグスターを探索
・その他 (行き先を指定)



作成可能アイテム

作成難度【易】(判定+30)

・戦士の剣 … ATK+2
・斥候の靴 … SPD+2
・弓兵の弓 … ATK+1 SPD+1


↓2

新「……」



黎斗から受け取った、モンテマイヤーの出現情報を眺めていた。

これから、モンテマイヤーを探すつもりだった。



新「……ちょっと出てくるよ」


永夢「はい、分かりました」


ポッピー「うん、行ってらっしゃーい!」



街へ出て、改めて資料を開く。



新(このどこかにいるはずだ……)

新(どこへ行こうか?)



行き先を指定してください。

1 廃墟
2 廃ビル
3 廃病院


↓2

新「ここか……」



資料の中の一つ、廃墟に訪れた。

街外れで人の気配はない。

新は、ドアノブを回し、鍵が開いていることを確かめた。



新「お邪魔しまーす……」



入った途端に、ひんやりとした空気が流れてくる。

それはこの廃墟の雰囲気からなのか、それとも……




コンマ判定
60以下でモンテマイヤー発見


↓1

ギシギシ、と床の鳴る音が、大きく響き渡る気がする。

廊下を抜け、リビングルームに繋がるドアノブに手をかけた。



新(ホラー映画なら、開けた先のソファに人が座ってるところかな……)



ガチャリ、と開いたその先を見て、息が止まる。

まさしく思い描いたリビングルーム、そのソファに姿があった。

ドアからは後ろ姿しか見えないが、シルエットから想定すると女性だろう。



「……以外に早いね」


新「お前が……モンテマイヤーか?」


「声が怖いなぁ……」


新「答えろ!」



新は叫ぶ。

モンテマイヤーは息を一つ吐き、立ち上がりこちらを振り向いた。

その姿を見て、新はもう一度息が止まった。

震える声で呟く。



新「……志紀……」


「初めまして。いや、久しぶり? 分からないけど」

「私はシキ。貴方の探していた、モンテマイヤー・バグスターよ」






それは、数年前、ゲーム病で無くなった新の妹――新道 志紀の顔にそっくりだった。




シキ「やっぱり動揺するのね。まあ無理もないか」

シキ「貴方の思っているとおり、この顔は貴方の妹の顔よ。この体を作る時に、参考にさせてもらったの」



新が絶句している中、シキはマイペースに説明する。



シキ「人間の体の方が、やっぱり行動するには便利だからね」

シキ「身長、体重、顔に声……全部、貴方の妹と同じに作った」

シキ「それで、どうする? 貴方の仇を見て、どう思ったのかしら?」




新の行動を選択してください。

自由安価


↓2

新「ふ、ざけるな」

新「声や顔を真似ているが、お前は妹じゃない! その名前を名乗るな!」


シキ「威勢がいいのは結構だけど……なら、わたしを殺すの?」

シキ「さっきから体が強張っているけど、あなたに出来るの?」


新「……!」



シキの言う通りだった。

新はさっきから、体を動かすことが出来ていない。

見つけたら必ず殺す、と思って持ってきていたゲーマドライバーを装着することすら、出来ていない。

クスクス、とシキが笑う。

その笑い顔すらも、過去の妹と全く同じだった。



シキ「まあ落ち着いてよ。わたしは、貴方と争うつもりはないわ」

シキ「取り敢えず、座ったら?」


新「……」




新の行動を選択してください。

1 シキの言う通りにする。
2 帰る。
3 自由安価


↓2

新は、ゲームスコープでCRに連絡する。



新「俺だ。バグスターを発見した、今すぐ来てくれ!」


ポッピー『バグスターを!? 分かった、永夢とそっちに行く!』



新は、もう一度シキに向く。



シキ「もー、短気なのは相変わらずだね……『お兄ちゃん』?」


新「黙れ! お前が志紀の顔をしていようが関係ない……ここで倒す」

新「倒してみせる!」


「ふん。やはり人間、対話にすらならんか」



ゲーマドライバーを装着した直後、背後から聞き覚えのない声が聞こえた。

慌てて振り向くと、緑をベースとした禍々しい、龍のような怪人が壁を背に立っていた。

その怪人に、シキは親しげに声をかける。



シキ「グラファイト。来てたんだ」


グラファイト「一人が好きなのは分かるが、それがこうして狙われることになったんだぞ」

グラファイト「次からは俺たちと行動しろ、いいな?」


シキ「はーい」


新「お前……!」


グラファイト「ふん。お前みたいに弱いやつでも、仮面ライダーになれるものなんだな?」

グラファイト「今すぐ逃げれば、命だけは見逃してやる」


新「誰が逃げるかよ……チャンスを失ってたまるか!」スッ



ピロリッ

【メイク・オブ・ヒストリー!】

新「変身!」


【ガシャットォ!】
【ガッチャーン! レベルアーップ!】
【メイクアンドメイクアンドメイキーング! メイク・オブ・ヒストリー!】



バグスターユニオン相手ではないので、初めからLv2で挑むマインド。

自分を見ても変身し挑んでくる姿に、グラファイトは感心しながら、槍を掲げた。



グラファイト「なるほど、戦士としての素質はあるか」

グラファイト「ならば相手をしてやろう。全力を持って掛かってこい!」


シキ「わたしも、手伝うよ」



シキはそう言いながら、黒いエグゼイドが持っていた機器から、バグスターウィルスを呼び出す。


シキ「んー、便利だねこれ。バグヴァイザーだっけ」

シキ「ユニットを手軽に持ち運べるから、いくらでもスタックしておけるよ」


グラファイト「余計なことを……」


マインド「無駄話してんじゃねぇよ!」


【ガシャコンワンド!】



呼び出したガシャコンワンドを、グラファイトに勢い良く叩きつける。

しかしその直前、グラファイトは持っていた槍で受け止める。



マインド「何っ……!?」


グラファイト「油断したと思ったか? これは、余裕だ」

グラファイト「ふんッ!!」


マインド「ぐああっ!?」



グラファイトに突き飛ばされ、ドアを破壊しながら外に飛び出される。

立ち上がると既に、グラファイトは構えていた。



グラファイト「来い」


マインド「……うわああああ!!」





See you Next game.

今回はここまでです。
皆様お付き合い下さり、ありがとうございました。

とうとうシキにたどり着いた新ですが、ここでグラファイトという壁が立ちはだかります。
次回は、グラファイトとシキにより強化されたバグスターウィルスとの戦いになります。

次回の更新日は年明けの1/3になると思います。
それでは皆様お疲れ様でした。
来年もまたよろしくお願いします。

こんばんは。皆様明けましておめでとうございます。
新年明けて早々ではございますが、更新が困難になりました。
次回の更新は金曜日になります。

こんばんは。本日の更新を始めたいと思います。
本日はマインドVSグラファイト&強化バグスター戦です。
今回の戦闘は耐久戦ですので、指定ターンまで耐えると勝利になります。
それでは短い時間ではありますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

VSグラファイト・バグスター

勝利条件:4ターン目を迎える

敗北条件:マインドの撃破

特殊目標:戦士・弓兵のバグスターウィルスを撃破

ルート分岐:マインドのHPが10以下になる






仮面ライダーマインド          VS          グラファイト・バグスター
ヒストリーゲーマーLv2
HP:30/30                             ..HP:80/80
RP:10/10                             ATK:10
ATK:4                                .DEF:1
DEF:0                               .SPD:6
SPD:3



                                   .戦士のバグスターウィルス

                                   .HP:20/20
                                    .ATK:5
                                   .DEF:0
                                   .SPD:1



                                   .弓兵のバグスターウィルス

                                   .HP:15/15
                                    .ATK:3
                                   .DEF:0
                                   .SPD:3





<1ターン目>


行動順

グラファイト→マインド→弓兵→戦士



グラファイト「まずは小手調べだ」



マインドの行動を選択してください。

1 防御 … ダメージを受ける代わりに、RPを(ダメージ/2)回復できます。
2 回避 … RP1消費して、ゲームスキル依存の回避判定を行います。


↓2 2を選択した場合、同時にコンマ判定(87以下で回避)

マインド(――こいつの攻撃、受けたらマズイ!)

マインド「ふっ!!」



全力で回避に専念するマインド。

ヒットすれば大ダメージ間違い無しのそれは、マインドの元いた場所へと振り下ろされる。



マインド(肌でなんとなく、感じる……いままでのバグスターより、格上だ……!)



マインドの行動を選択してください。

① 【攻撃】
└ ・(ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。

② 【ガシャコンウェポン】
└ ・RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。

③ 【キメワザ】
└ ・戦闘中に一回だけ使用可能。(ATK×5)ダメージを与えます。

④ 【エナジーアイテム】
└ ・アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓2 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

マインド「まずは雑魚を散らす!」



マインドは弓兵のバグスターウィルスに狙いをつけ、パンチを繰り出す。

いつも通りの手応え。倒せたと確信していた。

しかし、弓兵はよろめきながらも立ち上がる。



マインド「なんだって!?」


シキ「やっぱり耐久性に難ありかな? でも、一回は耐えられた」

シキ「耐えたなら、使い道はいくらでも思いつく」



マインドの攻撃!

弓兵のバグスターウィルスに12のダメージ!



弓兵のバグスターウィルス
HP:3/15
ATK:3
DEF:0
SPD:3




弓兵のバグスターウィルスは弓を構えマインドに向ける。



マインドの行動を選択してください。

1 防御 … ダメージを受ける代わりに、RPを(ダメージ/2)回復できます。
2 回避 … RP1消費して、ゲームスキル依存の回避判定を行います。


↓2 2を選択した場合、同時にコンマ判定(87以下で回避)

放たれた矢に対し、マインドは危なげなく回避する。



シキ「うーん、命中は難しいかな」


マインド「そう簡単には当たらんぞ」


シキ「じゃあ次、戦士くんやっちゃって」



シキの号令と共に、剣を構えたバグスターウィルスが走り寄ってくる。




マインドの行動を選択してください。

1 防御 … ダメージを受ける代わりに、RPを(ダメージ/2)回復できます。
2 回避 … RP1消費して、ゲームスキル依存の回避判定を行います。


↓2 2を選択した場合、同時にコンマ判定(87以下で回避)

戦士のバグスターウィルスが繰り出した攻撃を、やはりマインドは回避する。



シキ「やっぱりプレイヤー相手だと、なかなか命中しないわね」


マインド(なんて軽く言ってるが、このバグスターウィルス、いつもの奴より強化されている)

マインド(まるでユニットの戦士と弓兵だ。だとすれば、これの上位互換だって……)



ここまで考えて、マインドは頭を振る。

今は、この戦いを乗り切らなければならない。




仮面ライダーマインド          VS          グラファイト・バグスター
ヒストリーゲーマーLv2
HP:30/30                             ..HP:80/80
RP:7/10                             ATK:10
ATK:4                                .DEF:1
DEF:0                               .SPD:6
SPD:3



                                   .戦士のバグスターウィルス

                                   .HP:20/20
                                    .ATK:5
                                   .DEF:0
                                   .SPD:1



                                   .弓兵のバグスターウィルス

                                   .HP:3/15
                                    .ATK:3
                                   .DEF:0
                                   .SPD:3





<2ターン目>


行動順

グラファイト→マインド→弓兵→戦士

グラファイト「俺一人で充分だと言ってるだろう……」


シキ「この子達がどんな性能か試してるだけよ」


グラファイト「どっちも雑魚だ。下がれ」


シキ「ひどいなー」


マインド「くそっ、舐めやがって!」


グラファイト「本気で相手をしてほしければ、少しは俺に喰らいついてみろ!」



グラファイトは再び、マインドに攻撃を行う。



マインドの行動を選択してください。

1 防御 … ダメージを受ける代わりに、RPを(ダメージ/2)回復できます。
2 回避 … RP1消費して、ゲームスキル依存の回避判定を行います。


↓2 2を選択した場合、同時にコンマ判定(87以下で回避)

マインド「はぁっ!」


グラファイト「ふん、逃げるだけか?」


マインド「何とでも言ってろ……!」





マインドの行動を選択してください。

① 【攻撃】
└ ・(ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。

② 【ガシャコンウェポン】
└ ・RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。

③ 【キメワザ】
└ ・戦闘中に一回だけ使用可能。(ATK×5)ダメージを与えます。

④ 【エナジーアイテム】
└ ・アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓2 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

マインドの攻撃!

弓兵のバグスターウィルスに9のダメージ!

弓兵のバグスターウィルスを撃破!



シキ「ここまでか。頑張ったね」



バグヴァイザーを掲げ、弓兵を回収するシキ。

無事回収できたのを見届けたシキは、戦士に命令を下す。



シキ「まあ、ほどほどに相手してね」



戦士は、剣を高く掲げる。



マインドの行動を選択してください。

1 防御 … ダメージを受ける代わりに、RPを(ダメージ/2)回復できます。
2 回避 … RP1消費して、ゲームスキル依存の回避判定を行います。


↓2 2を選択した場合、同時にコンマ判定(87以下で回避)

戦士の攻撃を躱すマインド。

仮面の下では、苛立ちを隠せないほど顔が歪んでいた。



マインド「いい加減、鬱陶しいな!」


シキ「イライラしないでよ。もっとこの子と遊んで?」


マインド「遊んでる暇なんて無いんだよ!」





仮面ライダーマインド          VS          グラファイト・バグスター
ヒストリーゲーマーLv2

HP:30/30                             ..HP:80/80
RP:4/10                              .ATK:10
ATK:4                                .DEF:1
DEF:0                               .SPD:6

SPD:3



                                   .戦士のバグスターウィルス

                                   .HP:20/20
                                    .ATK:5
                                   .DEF:0
                                   .SPD:1



                                   .弓兵のバグスターウィルス

                                   .HP:0/15
                                    .ATK:3
                                   .DEF:0
                                   .SPD:3





<3ターン目>
※ラストターンです


行動順

グラファイト→マインド→戦士

グラファイト「こんなものか? お前の実力は」

グラファイト「俺に立ち向かってきた時は、期待したのだがな……」



グラファイトはガッカリだと言わんばかりに、肩を大きく上下させる。

そして、再び武器を構える。



グラファイト「まあいい。雑魚は散らすまでだ」




マインドの行動を選択してください。

1 防御 … ダメージを受ける代わりに、RPを(ダメージ/2)回復できます。
2 回避 … RP1消費して、ゲームスキル依存の回避判定を行います。


↓2 2を選択した場合、同時にコンマ判定(87以下で回避)

グラファイト「はぁぁッ!!」


マインド「しまっ……ぐあああ!!」



グラファイトに気圧され、攻撃を受けるマインド。

しかし咄嗟に防御したことにより、ある程度ダメージを軽減することができた。




仮面ライダーマインド
ヒストリーゲーマーLv2
HP:25/30(-5)
RP:6/10(+2)
ATK:4
DEF:0
SPD:3




マインド「ぐ、あっ……!」

マインド(咄嗟に構えてこれかよ……モロに喰らったらどうなるんだ……!?)


グラファイト「日和っている場合か?」


マインド「くそっ!!」



マインドの行動を選択してください。

① 【攻撃】
└ ・(ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。

② 【ガシャコンウェポン】
└ ・RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。

③ 【キメワザ】
└ ・戦闘中に一回だけ使用可能。(ATK×5)ダメージを与えます。

④ 【エナジーアイテム】
└ ・アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓2 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

間違えました。
ちょっと訂正させてください!

ごめんなさい本当にごめんなさい。
安価有りで投下しますのでもう一度選択の方お願いします……

グラファイト「はぁぁッ!!」


マインド「しまっ……ぐあああ!!」



グラファイトに気圧され、攻撃を受けるマインド。

しかし咄嗟に防御したことにより、ある程度ダメージを軽減することができた。




仮面ライダーマインド
ヒストリーゲーマーLv2
HP:20/30(-10)
RP:9/10(+5)
ATK:4
DEF:0
SPD:3




マインド「ぐ、あっ……!」

マインド(咄嗟に構えてこれかよ……モロに喰らったらどうなるんだ……!?)


グラファイト「日和っている場合か?」


マインド「くそっ!!」



マインドの行動を選択してください。

① 【攻撃】
└ ・(ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。

② 【ガシャコンウェポン】
└ ・RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。

③ 【キメワザ】
└ ・戦闘中に一回だけ使用可能。(ATK×5)ダメージを与えます。

④ 【エナジーアイテム】
└ ・アイテムボックスからエナジーアイテムを取得します。


↓2 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

マインドは距離を取り、アイテムボックスに近づく。

森や川が表示されたヘックスタイルを踏むと、中からエナジーアイテムが飛び出してくる。

飛び出たエナジーアイテムは……



コンマ一桁判定

1~3 マッスル化(ATK+5) 効果ターン:3
4~6 鋼鉄化(DFE+5) 効果ターン:1
7~9 高速化(SPD+5) 効果ターン:3
0 更に直下判定


↓1

マインド(高速化! 今は嬉しくない!!)




仮面ライダーマインド
ヒストリーゲーマーLv2
HP:20/30
RP:9/10
ATK:4
DEF:0
SPD:8(+5)



マインド「この状態で出来ることって、翻弄するぐらいしかないか!」


シキ「速い……さっきよりも命中しにくそうね」

シキ「まあやっちゃって、戦士くん」




マインドの行動を選択してください。

1 防御 … ダメージを受ける代わりに、RPを(ダメージ/2)回復できます。
2 回避 … RP1消費して、ゲームスキル依存の回避判定を行います。


↓2 2を選択した場合、同時にコンマ判定(87以下で回避)

戦士の攻撃が当たる瞬間、マインドは高速化の性能を活かし、素早く躱した。

攻撃が外れた戦士は、バランスを大きく崩し倒れてしまう。


マインド「チャンス!」




ゾロ目ボーナス!


戦士のバグスターウィルスに対し、以下の行動から選択してください。



① 【攻撃】
└ ・(ATK+コンマ一桁)ダメージを与えます。

② 【ガシャコンウェポン】
└ ・RP2消費して、(ATK×2)ダメージを与えます。



↓2 1を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

倒れている戦士に対し、マインドはキックを繰り出す。

予期せぬ攻撃に戦士は怯んでしまう。




マインドの追加攻撃!

戦士のバグスターウィルスに7のダメージ!



シキ「隙を突かれちゃったか……」



仮面ライダーマインド          VS          グラファイト・バグスター
ヒストリーゲーマーLv2

HP:20/30                             ..HP:80/80
RP:9/10                              .ATK:10
ATK:4                                .DEF:1
DEF:0                               .SPD:6

SPD:3



                                   .戦士のバグスターウィルス

                                   .HP:13/20
                                    .ATK:5
                                   .DEF:0
                                   .SPD:1



                                   .弓兵のバグスターウィルス

                                   .HP:0/15
                                    .ATK:3
                                   .DEF:0
                                   .SPD:3

勝利条件を達成したため、戦闘を終了します。


[戦闘結果]

・弓兵のバグスターウィルスを撃破 +5


戦闘評価 B +10


合計15の経験値を手に入れた。
現在の経験値:65



特殊目標を達成出来なかったため、ボーナスはありません。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




マインド「ハァ……ハァ……!」


グラファイト「まだ続けるか。その気力は褒めてやろう」

グラファイト「だが、お前にも分かるはずだ。お前では俺には、勝てない」


マインド「ふざ、け……ぐっ……!」


シキ「強がっちゃって、可愛いわね」

シキ「でもグラファイトの言う通りよ。これ以上やっても無駄」

シキ「わたしのことは諦めたら?」


マインド「諦めるかよ……諦めて、たまるか……!!」


「新さーん!」


「新ー!? どこー!!」



遠くから、永夢と明日那の声が聞こえてくる。

時間だ、とばかりに、グラファイトが背を向ける。



グラファイト「シキ、そろそろここを離れるぞ」


シキ「先に行って、グラファイト」


グラファイト「おい……」


シキ「大丈夫だって。あとで必ず合流するから」


グラファイト「……ふん」



鼻を鳴らして、グラファイトが立ち去る。

残ったシキは、倒れたマインドの目の前で座り込む。


                 アノコ
シキ「……変わらないわ。志紀の中にあった記憶と、何もかも」


マインド「なんだと……?」


シキ「宿主の記憶があるからかな? 分からないけど」

シキ「……おかしいとは思ってるけど、わたしは貴方と会えて嬉しかったよ」


マインド「え……」


シキ「じゃあね。また会いましょう? アラタ」



それだけ言うと、シキは立ち上がり、駆け足で去っていく。

それから永夢たちが新に駆け寄っていく。

永夢たちの質問に答えることが出来ないまま、新はただ、シキが駆けていった方をぼんやりと眺めていた。








See you Next game.

今回の更新はここまでです。お疲れ様でした。

取り敢えず選択肢としてある以上は無視するわけにもいきませんので、採用させていただきました。
>>345の時のように選択肢を組み合わせるのはやめてもらいたいですが、それ以外は禁止することはないかと思っています。
ただ、自由安価にて大幅なデメリットが生じる場合には、予めアナウンスした上で採用するか安価で決めさせていただくことがあります。
その際、予めご理解いただけると嬉しいです。

とりあえず今はまだ序盤なので、進めていく上で不都合があればまたその時に考えます。
あまり安価取得に対してガチガチにルールを設けると、気軽に参加出来ませんので……

さて、今日は遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。
次回の更新は月曜日を予定しています。
それでは皆様、おやすみなさい。

乙です
まぁ、そうなるな。あと一つ聞いておきたいんですが選択肢安価の複数選択は禁止ですけど一つの選択に矛盾しないようなフレーバーを加えるのはやめた方が良いですか
ぶっちゃけ前自分が書いた>>445みたいな奴なんすけど

こんばんは。本日の更新を始めたいと思います。
時間がかかってしまいましたので、今日はかなり短い時間になると思いますが、よろしくお願いします。
どうか、お付き合いいただけると嬉しいです。

>>605
簡単なものならフレーバーを加えるのは大丈夫です。

永夢「妹さんの姿をしたバグスター、ですか?」


ポッピー「それと、グラファイト……」


新「ああ」



ポッピーの手当てを受けながら、新はあの場で起きたことを簡単に説明していた。



永夢「その……妹さん、亡くなられてたんですね」


新「わざわざ言うこともないと思ってたからな。ああ、気にしてくれなくていい。もう昔のことだ」


永夢「でも、なんであんなところに……」


新「いくつか潜伏先を、黎斗が教えてくれたんだ。その内一つを行ってみたら、ビンゴってわけ」


ポッピー「何はともあれ、無事でよかったよ。怪我はしたけど、幸い重症じゃないし……ね!」バチン!


新「いって! 叩くなよ!」


ポッピー「でも、心配するから、今度からはちゃんと言って欲しいな!」


永夢「そうですよ! 僕たち、かなり焦ったんですから!」


新「悪かったって……ありがとうな」






新の行動を選んでください。(行動回数3/5)

① 【交流】
└・交流可能対象
 ├ 宝生永夢 ■□□□□
 ├ 明日那/ポッピー ■□□□□
 └ 鏡飛彩 □□□

② 【街へ出かける】
└・外出先
 ├ 図書館
 ├ ゲームセンター
 ├ 幻夢コーポレーション
 └ その他 (行き先を指定)

③ 【アイテム開発】
└・作成可能アイテム
 └・作成難度【易】(判定+30)
  ├ 戦士の剣 … ATK+2
  ├ 斥候の靴 … SPD+2
  └ 弓兵の弓 … ATK+1 SPD+1

④ 【その他(自由安価)】

下2でした……すみません。
ちなみにゲンムが薬指で何かを持っているところを新はまだ目撃はしていませんが、よろしいですか?

では薬指で引っ掛ける癖を記憶しておくということで処理しますね。

<幻夢コーポレーション>



黎斗「ふむ、モンテマイヤーを発見したのか」


新「ああ。でも、逃してしまった……」


黎斗「流石にバグスターも警戒するだろう。あの資料に乗っている候補地は、もう使えないと見ていいだろうな」


新「そうだな……すまない、折角用意してくれたのに」


黎斗「気にするな。また、潜伏先を割り出せばいいだけの話さ」



そう言いながら机上にあるガシャットを取り出す黎斗。



新「それは?」


黎斗「君のためのガシャットさ。見たところ、『メイク・オブ・ヒストリー』の使い方を理解し始めたようだからな」


新「前に言ってた、Lv3用のガシャットって奴か」


黎斗「その通り」



黎斗はガシャットを、薬指を軸に回転させる。



黎斗「ただ、これを渡すにはまだまだ使い込んでもらう必要がある」

黎斗「レベルが上がるほどリスクは高まる。今の君は、その技量に達していない。理解してもらえるな?」


新「分かってるよ。心配症な奴だな」

新「そうだ。折角だし、アイテム作成のコツとか教えてくれよ」


黎斗「君にもクリエイターの楽しみが分かるようになってきたか?」


新「まあな」


黎斗「なら、私が直々に教えよう。アイテム作成が疑似体験出来るアプリを使おう」


新「ツールなら持ってるぞ?」


黎斗「それは大量生産には向かないんだ。それに、練習程度ならこっちのほうがいい」


新「なるほどな」



黎斗からアイテム作成のコツを教えてもらった……



1~5 5UP
6~8 6UP
9   .7UP
0 さらに直下判定


↓1 ゾロ目で上昇量2倍

クリエイタースキルアップ!

クリエイタースキル:41 → 46



新「なんとなく掴めた気がするよ」


黎斗「なら、教えた甲斐があったというものだ」


新「今日はサンキューな、黎斗。また来るよ」


黎斗「ああ」



[>黎斗と分かれ、CRへ帰還した……




① 【交流】
└・交流可能対象
 ├ 宝生永夢 ■□□□□
 ├ 明日那/ポッピー ■□□□□
 └ 鏡飛彩 □□□

② 【街へ出かける】
└・外出先
 ├ 図書館
 ├ ゲームセンター
 ├ 幻夢コーポレーション
 ├ 廃墟
 └ その他 (行き先を指定)

③ 【アイテム開発】
└・作成可能アイテム
 └・作成難度【易】(判定+30)
  ├ 戦士の剣 … ATK+2
  ├ 斥候の靴 … SPD+2
  └ 弓兵の弓 … ATK+1 SPD+1

④ 【その他(自由安価)】


↓2

新「永夢ー、一緒にゲームしないか?」


永夢「いいですよ! やりましょう」


新「サンキュー。今日こそは負けないからな!」


永夢「僕だって、手加減しませんから!」



[>永夢と対戦して、ゲームの腕前を磨いた……



コンマ一桁判定

1~5 1UP
6~8 2UP
9   .3UP
0 更に直下判定


↓1 ゾロ目で上昇量2倍

ゲームスキルアップ!

ゲームスキル:87 → 88



新「うあー、また負けた……」


永夢「まだまだだな! でも、いい勝負だったぜ!」



気がつけば、かなりの時間ゲームをしていたようだ。

休憩の提案をして、コーヒーを淹れる新。

そんな新に、永夢が話しかける。



永夢「新さん」


新「ん?」


永夢「モンテマイヤー・バグスター、でしたよね。そのバグスターって、新さんの妹さん……志紀さんに、似ていたんですよね」


新「……そうだな」


永夢「その、気を悪くしないで聞いてほしいんですけど……」

永夢「モンテマイヤーを、倒すことが出来ますか……?」



新の行動を選択してください。

① 次に会ったら、絶対に倒す。
② ……やっぱり無理だ。
③ 分からない。
④ 自由安価

↓2

新「倒すよ。あれは妹じゃ……志紀じゃない」


永夢「新さん……」


新「心配するな、これは強がりじゃない」

新「アレは妹と似たような顔で、俺と似たような境遇の人間を産み出そうとするバグスターだ」

新「そして俺は、バグスターを倒す仮面ライダーだ。なら、答えは一つだろ?」



永夢の瞳から視線を逸らさずに言う新。

その覚悟に押され、永夢もまた、視線を逸らさずに言葉を続ける。



永夢「分かりました。僕、応援しますから!」


新「ああ。ありがとう」



交流度アップ!

宝生永夢 ■■□□□







See you Next game.

今回の更新はここまでです。
皆様お疲れ様でした。

次回は残りの自由行動後、3話開始となります。
更新日は水曜日となりますので、お楽しみください。
それでは遅い時間までお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆様おやすみなさい。

こんばんは。本日の更新を始めたいと思います。
短い時間ですがお付き合いいただけると嬉しいです。

新(永夢がいると心強いな、やっぱ)


永夢「どうしました?」


新「いや、なんでもないよ」

新(さて、このあとはどうするか……)




新の行動を選んでください。(行動回数1/5)

① 【交流】
└・交流可能対象
 ├ 宝生永夢 ■□□□□
 ├ 明日那/ポッピー ■□□□□
 └ 鏡飛彩 □□□

② 【街へ出かける】
└・外出先
 ├ 図書館
 ├ ゲームセンター
 ├ 幻夢コーポレーション
 ├ 廃墟(モンテマイヤー発見地)
 └ その他 (行き先を指定)

③ 【アイテム開発】
└・作成可能アイテム
 └・作成難度【易】(判定+30)
  ├ 戦士の剣 … ATK+2
  ├ 斥候の靴 … SPD+2
  └ 弓兵の弓 … ATK+1 SPD+1

④ 【その他(自由安価)】


↓2

新(黎斗からコツも教わったしな……)

新(実践できるように、ちょっと練習しとくか)



コンマ一桁判定

1~5 3UP
6~8 4UP
9   .5UP


↓1 ゾロ目で上昇量2倍

クリエイタースキルアップ!

クリエイタースキル:46 → 50



新「うん、いい感じだ」

新(もっと作成に慣れたら、黎斗に相談してもいいかもしれないな)



[>自由行動が終了しました。

第3話 「BANしたあいつがやってくる!」



いつも通りにCRへ顔を出す新。

慣れた手つきで扉を開き、先客に挨拶をする。


新「おはようございまーす」


ポッピー「あっ、おっはよー!」


飛彩「……」



ポッピーはいつも通りの明るさで新を出迎える。

対して飛彩は、こちらを向くこと無く飲み物を飲んでいるようだった。

相変わらずな人だな、と思いながら、ここにはいない人物の名前を出す。



新「永夢はどうしたんだ?」


ポッピー「小児科の方に顔を出してるよ」


新「そうか」



新は短く返事をして、椅子に座る。

ここCRも、ゲーム病の通報が無ければ動きがない。

飛彩の方も一段落ついたので、こちらにいるだけなのだろう。



新の行動を選択してください。

① ポッピーに話しかける。
② 飛彩に話しかける。
③ 外で散歩する。
④ 自由安価


↓2

アイテム作成の練習アプリを起動させながら、ポッピーに話しかける。



新「今永夢が受け持ってる患者、なかなか手強いんだって?」


ポッピー「そうみたいだね。お医者さんが嫌いみたい」


新「俺も、昔は嫌だったなぁ。注射痛いしさ」


ポッピー「ちくってするのが嫌だよねー」


新「そうそう。でも妹が見てる手前、泣くわけにはいかなかったんだよなぁ」


ポッピー「お兄ちゃん、だもんね」


新「っていうよりは、俺が勝手に強がってただけだけどな」



ポッピーと会話をしながら、アイテム作成の練習を行った。



コンマ下一桁判定

↓1 3以下でスキル1アップ

ポッピーと談笑を楽しんでいると、ポッピーのスマホが音を立てて震える。



ポッピー「あれ、永夢からだ……もしもし?」



笑顔で電話を取ったポッピーだったが、徐々に真剣な顔付きになる。

電話と切ったポッピーは、新と飛彩に聞こえるように言う。



ポッピー「永夢の担当している患者、北見勇樹くんがゲーム病を発症したって!」


新「マジか……急がないと!」



新はちらり、と飛彩を見る。

飛彩が立ち上がる気配は無い。



新「何をしてるんだ、早く行くぞ!」


飛彩「研修医が、そのゲーム病患者の担当医なら、研修医に任せればいい」


新「何を言ってるんだ!?」


飛彩「アイツ自身の実力を見せてもらっていない」

飛彩「『俺に任せておけない』と言えるほどの実力が本当にあるのか、ここで見極めさせてもらう」


新「……いくぞ、ポッピー!」


明日那「今は明日那!」



新と明日那は、永夢の通報現場へと向かうことにした……

現場に着くと、新の知らない仮面ライダーが、バグスターユニオンと戦っていた。



???「はぁぁぁぁ……」

???「おりゃああッ!!」



仮面ライダーは自身に弾丸状のエネルギーを纏い、バグスターユニオンに突撃する。

バグスターユニオンはあっさりと倒され、勇樹とバグスターに分離される。



新「なんだ、あの仮面ライダー……?」


明日那「いた! ひとまず永夢のもとに向かいましょう!」



明日那に導かれ、永夢と勇樹の元へ行く。

その近くで、仮面ライダーが悪態をつく。



???「チッ! 威力は充分だが、諸刃の剣だな……!」


明日那「永夢、なんでアイツがここにいるの?」


永夢「知っているんですか?」


明日那「彼は、仮面ライダー“スナイプ”」


新「“スナイプ”……?」



あの時、黎斗に質問した時は、そのような名前は出てこなかったはずだ。

疑問に思っていると、ゲームエリアに気がついた永夢が声を上げる。

永夢「これって! 開発中止になった“バンバンシューティング”のゲームエリアですよね?」


明日那「流石天才ゲーマー、詳しいわね」


新「確か、隊長リボルを仕留めるのが目的の、ガンシューティングゲームだったか?」



新の言葉に明日那が頷く。

その時、その隊長格であるリボルを模したバグスター、リボル・バグスターが怒号をあげる。



リボル「おのれぇぇっ! 総員、戦闘開始!」



リボルの号令と共に、バグスターウィルスが出現する。

自動小銃で攻撃するバグスターウィルスに対し、スナイプもまた、手にしたガシャコンウェポン――ガシャコンマグナムで応戦する。

患者のことを考えずに戦闘を始めたスナイプに驚いた永夢が、勇樹を安全な場所へと誘導した。



永夢「勇樹くん、こっちに来て!」



ガシャコンマグナムで次々にバグスターウィルスを殲滅するスナイプ。

しかし、勇樹が怯えた様子でその光景を見ている。

その姿を見た新は、永夢に尋ねる。



新「永夢、この子の発症原因はなんだ!?」


永夢「医者です。医者が怖くて、ストレスを抱えているんです!」

永夢「待てよ、っていうことは……」



永夢が考えるよりも早く、バグスターウィルスが出現する。

スナイプが戦う姿を見て、ウィルスの増殖速度が増している証拠だった。

永夢「明日那さん、新さん。勇樹くんをお願いします」


新「どうするんだよ?!」



答えとばかりに、ゲーマドライバーを装着する永夢。



ピロリッ

【マイティアクションX!】



永夢「俺が止める! 変身!」


【ガシャットォ!】

【アイム ア カメンライダー!】



エグゼイドは、スナイプの攻撃を遮る。



エグゼイド「止めろ! そんなことをしても、ウィルスが増殖するだけだ!」


スナイプ「邪魔だ、引っ込んでろ!」


エグゼイド「っ……! 俺の言うことを聞け!!」


スナイプ「生意気言うじゃないか!」



エグゼイドを押しのけ、ガシャコンマグナムで攻撃するスナイプ。

同じ仮面ライダーに攻撃をしたスナイプの行動に、エグゼイドは驚きを隠せないようだった。



エグゼイド「何をするんだ……!?」


スナイプ「プレイヤー同士が競い合うのがゲームだろうが」


リボル「オラァ! もたもたするなァ!!」


スナイプ「ふっ!」



やはり、エグゼイドの言葉には耳を貸さず、バグスターウィルスを攻撃するスナイプ。

そんな姿を見て、エグゼイドは変身を解除した。



【ガッシューン!】



永夢「ここから離れましょう。勇樹くんを遠ざけないと……」




新の行動を選択してください。

① 永夢の言葉に従う。
② スナイプに加勢する。
③ 自由安価


↓2

新「ああ、分かった」


永夢「行こう、勇樹くん!」



永夢と勇樹を先に行かせ、後ろを振り向く新。

スナイプは、倒しても増殖するバグスターウィルスをまだ倒している。

その姿は、まるでゲームを楽しんでいるようだった。



明日那「新、早く来て!」


新「悪い、今行く!」



後ろで銃声が鳴り響く中、新たちは現場を離れた。





See you Next game.

今回の更新はここまでです。皆様お疲れ様でした。

ついにスナイプが登場しました。
かなりクセの強い彼に、新はどう行動するのでしょうか。

次回の更新日は金曜日になります。
皆様遅い時間までお付き合いいただきありがとうございました。
おやすみなさい。

こんばんは。
申し訳ございません、本日の更新は中止にします。
日曜日には更新できると思いますので、よろしくお願いします。

こんばんは。
申し訳ございません。私の祖父が急逝したため、遠方に行っておりました。
本来は真っ先に事情を報告するべきと承知していましたが、その時間もなく、全てが終わった後で報告する形になりましたことをお詫び申します。
次回の更新日は土曜日を予定しておりますので、どうかご参加いただけると幸いです。
簡単な報告で申し訳ございませんが、ここで失礼させていただきます。

こんばんは。
皆様の暖かいお言葉、ありがとうございます。
お言葉に甘えたいところですが、精神的にも状況的にも落ち着いてきましたので、更新を始めさせていただきたいと思います。
短い時間ではありますが、最後までお付き合い頂くと嬉しいです。

バグスターウィルスから逃れた新たちは、住宅街まで離れることが出来た。

永夢は勇樹に声をかける。



永夢「ごめんね、勇樹くん。怖かったね」



永夢が勇樹の肩に手を添えるが、勇樹は顔を曇らせたままだ。

先程の光景があまりにショックだったのだろうか。

一同に気まずい空気が流れるが、それを壊すものが現れる。



「よお、また会ったな」


新「あんた、さっきの……」


明日那「どうして大我が、ゲーマドライバーを持ってるわけ?!」



語気を強め明日那が問いただす。

しかし男――大我はそれに答えず、永夢に向き直る。



大我「お前、ゲームすると性格変わるタチか?」


永夢「……それが、なにか?」


大我「また遊ぼうぜ。天才ゲーマー」



大我は言いたいことだけ言うと、永夢の横を通り過ぎる。

明日那にも、新にも関心がないようだった。




新の行動を選択してください。

① 「ゲーマドライバーを、どこから手に入れたんだ?」
② 「患者そっちのけで、随分楽しそうだったな」
③ 「お前、いい腕をしているな?」
④ 自由安価

↓2



新が一歩出て、大我の目の前に立ちはだかる。



新「お前、いい腕をしているな?」


大我「なんだテメェ」


新「どうやら永夢に興味があるみたいだが、遊ぶってんなら俺とも遊べよ」

新「俺も、こう見えて仮面ライダーだからな」



懐から取り出したガシャットを見せる新。

それを見た大我は、不敵な笑みで鼻を鳴らす。



大我「俺はテメェなんかに興味はねぇよ」



一言だけ言うと、大我は再び立ち去った。

後ろから明日那が声をかけてくる。



明日那「ちょっと新、どういうつもり?」


新「そう怒らないでくれよ……なにも本気で遊ぼうってわけじゃない」

新「ただ、永夢を知ってるならともかく、俺のことも知ってるようだったからな」

新(ということは、やつにゲーマドライバーを与えたのは……)

新(どういうつもりだ? 黎斗のやつ……)

永夢「どういうことですか?」


新「いや、これは俺の推測だから、まだ控えておくよ」

新「それより、一旦CRに戻ろう。患者を安静にさせないと」


永夢「そうですね。明日那さん」


明日那「既に院長が受け入れ体制を整えてるわ。すぐに向かいましょう」




――――――――

――――

――




<電脳救命センター“CR”>



灰馬「なんということだ……! また彼が仮面ライダーに復帰!?」

灰馬「なにか、嫌な予感がする……」



永夢「あの……あの人は一体なにものなんですか?」


灰馬「君が知る必要はない! 私はまだ君のことを認めたわけじゃないんだからな」



灰馬は目を見開いて永夢を制する。



明日那「彼にも知る権利はあるわ」


灰馬「確かに!」



……が、明日那の言葉で早速手のひらを返す灰馬。

灰馬「……五年前、“ゼロデイ”は起こった」


永夢「“ゼロデイ”?」


灰馬「公にはなっていないが……バグスターウィルスの感染で、大勢の患者が消失した事件だ」


永夢「消失……それって」


新「……ああ。俺の妹も、“ゼロデイ”の犠牲者だ」


明日那「その時、衛生省が幻夢コーポレーションと協力して、CRが発足されたの」


灰馬「そこで、当時放射線科医だった、花家大我医師に白羽の矢が立ってね……」


永夢「……そんなことが」


新「けど、明日那の口ぶりだと、彼はもうドクターじゃないみたいだったが」


灰馬「簡単に言えば、彼は失敗したんだ。CRに搬送された患者を、消失させてしまったんだよ」

灰馬「免許医師は剥奪。ゲーマドライバーとライダーガシャットも回収したはずだったのだが……」



新の行動を選択してください。
① そんなやつに、仮面ライダーは任せられないな。
② 腕が悪いわけではなさそうだったのにな……
③ 自由安価

あ、>>674から↓2ですごめんなさい……

新「ちなみに、消失させた患者って……?」


灰馬「それは答えられない。守秘義務がある」


明日那「ごめんね新。でもこれは、デリケートな話だから……」


新「分かった。俺も軽率だったよ」



その時、一本の電話が入る。



灰馬「もしもし。……ああ、分かりました」


永夢「誰からですか?」


灰馬「勇樹くんのお母さんが来られた。迎えに行ってくる」


明日那「私も行くわ」



灰馬と明日那が、部屋から出ていく。



永夢「……そういえば、飛彩さんはどこに……」


新「さあな。どこかでケーキでも食べてるんじゃないか?」


永夢「あはは……」




新の行動を選択してください。

自由安価です。


↓2

新「お。勇樹くんのお母さん、来たみたいだな」


永夢「みたいですね。僕ちょっと行ってきます。新さんは?」


新「俺は……ちょっと外に出てくるよ」


永夢「分かりました。何かあったら、また連絡します」


新「分かった」



永夢と別れ、病院の外へ出る新。

新は、アランブラが出現した時に現れた黒いエグゼイドを探そうとしていた。



新(あの時は患者を救えたが、もし邪魔されて勇樹くんが消滅してしまったら……)

新(とはいえ、どこを当たるかな)



新の行動を選択してください。
① 幻夢コーポレーションで黎斗に尋ねる。
② アテもなくブラブラと人気のない所を彷徨う。
③ どこか別のところへ向かう(行き先指定)

↓2

>>683

3 ふらふらしたら人気の無い廃病院(大我の根城)についてしまった

ルーザーというわけでもなさそうなので連投でも問題ありませんでしたけど、>>685にしますか?
その場合は永夢より一足先に大我エンカウントになります。

では>>684で進めさせていただきますね。

新「……アテもなくブラブラすっかぁ」



これと言って手がかりがないまま、新は歩きだす。

なるべく人が少ないところを選びつつ、街をブラブラと彷徨う。

気がつけば、展望台のある高台にやってきていた。



新(ここなら周りも見渡せるし、休憩がてらちょっと見てみるか)



望遠鏡を覗き込んで、街を見渡す。

これで発見できるとは思っていないが、見つかれば儲けものだろう。

そうして、望遠鏡を動かしていると。




突然、人間の目が至近距離で映る。




新「うおぉッッ!?」



思わず体を仰け反らせ、尻餅をつく新。

そんな新の情けない姿を見て、クスクスと笑い出す人物は――



新「お前、モンテマイヤー……!!」


シキ「“シキ”って呼んでよ、アラタ」


新「お前、何しに……いや、そんなことはどうでもいい」



新はゲーマドライバーを装着し、ガシャットを取り出す。



新「そっちから出てくるなら好都合だ、ここでお前を!」


シキ「相変わらず短気だなぁ……わたしはアラタと争う気はないって言ってるのに」



シキはベンチに座って、缶コーヒーを取り出した。




シキ「ねえ。仮面ライダー“スナイプ”が失敗した手術の患者、教えて欲しい?」


新「なんだと……?」




新の行動を選択してください。
① 誰なのかを教えてもらう。
② シキの提案を拒む。
③ 自由安価


↓2



新「……なんでだ?」


シキ「うん?」


新「一体、なんでそんなに、敵である俺のことを気にかける?」


シキ「うーん。『なんで』、か」



新は訝しげに、睨みつけながらシキに尋ねる。

シキは缶コーヒーを啜りながら、質問に答える。



シキ「そんなの分からないよ。ただ、貴方のことが気になるだけ」

シキ「ただ、ちょっかいかけると楽しいから、っていうのはあるかな」


新「……は。なんだそりゃ」



あまりにも拍子抜けな答えに、体の力が抜ける。

その姿に、シキはやはり笑みを浮かべる。



シキ「そうそう。そういう格好が見てみたいのよね」


新「……グラファイトは」


シキ「いないよ。今日はお忍び」

シキ「それで、どうするの?」



シキはわざとらしく、一人分開けたスペースを手で叩く。

教えてほしければ座れ、ということだろう。

新はしばらく考え、そして、恐る恐る座った。

新「お前は変なヤツだ」


シキ「わたしより変なのもいるよ」

シキ「それで、“スナイプ”が消滅させた患者のことだけど」

シキ「百瀬小姫。グラファイトが感染していた人間よ」


新「グラファイトが……なるほど、それでアイツはあんなデタラメに強かったのか」



先日の戦闘を思い出し、忌々しげに呟く新。

シキは気にかけずに言葉を続ける。



シキ「その小姫って人は……うーん、これ言ってもいいのかしら」

シキ「どうする? 訊きたい?」



新の行動を選択してください。
① 最後まで聞いていく。
② それ以上は興味ない。
③ 自由安価


↓2

新「いい。それ以上は興味ない」


シキ「そう。じゃあ教えないわ」



シキは立ち上がって、大きく伸びをした。



シキ「あー、楽しかった。わたし帰るね。これあげる」


新「いらねぇよ飲みかけのコーヒーとか……」


シキ「じゃあ捨てといて。そろそろ帰らないとグラファイトに疑われるから」



じゃあね、と言って、シキは立ち去る。

ベンチに残されたのは新と、半分まで減ったブラックコーヒーの缶だった。







See you Next game.

今回の更新はここまでです。
最後までご参加いただき、ありがとうございました。

これ以降、新が一人きりになったタイミングで、シキがちょっかいをかけにくる……かもしれません。
基本的にシキから襲われることはありません。が、こちらから戦闘を仕掛けた場合は、グラファイトが飛んでくる……かも、しれません。
どうするかは皆様におまかせします。

次回の更新は、少し先の予定が分からないので、未定とさせていただきます。
出来るだけ更新日の一日前には予告できるようにするので、ご了承ください。
それでは遅い時間までお付き合いただきありがとうございました。
皆様、おやすみなさい。

明日いけそうなので更新します。

ごめんなさい、今日はやっぱり無理でした……
明日必ず更新します。本日を楽しみにして頂いた方には申し訳ございません。

こんばんは。お待たせいたしました。
本日の更新を始めたいと思います。
最後までお付き合い頂くと嬉しいです。

新「そろそろ別のところへ行くか」



独り言を呟き立ち上がる新に、スマートフォンの着信音が鳴り響く。

相手は、ポッピーだった。



新「もしもし?」


ポッピー「大変なの、勇樹くんが――」


新「……脱走!?」



それほどまでに病院が、医者が、彼にとって苦痛だったのか。

勇樹はCRからいつの間にかいなくなっていたらしい。

更に、大我が根城にしている廃病院へ向かった永夢と、突如通話が途切れたとポッピーは報告する。



ポッピー「私もすぐに向かうから、新もそっちに向かって!」

ポッピー「後で地図を送るから!」



ポッピーと通話を終え、急いで廃病院へと向かう。

マップアプリを頼りにたどり着いた頃には、既に仮面ライダーに変身したエグゼイドとスナイプが戦っていた。

更に、飛彩も現場へと駆けつける。

スナイプが、二人の姿を見て鼻で笑う。



スナイプ「やっと来たか、アメリカ帰りのお坊ちゃん」

スナイプ「そっちのお前も。雑魚が戦ったってゲームは面白くならねぇんだよ」


新「雑魚かどうかは、見てのお楽しみだ」


飛彩「お前のゲーマドライバーとガシャットを、回収する」

ピロリッ

【メイク・オブ・ヒストリー!】

【タドルクエスト!】



新・飛彩「 「 変身 」 」



【ガシャットォ!】

【レッツゲーム! メッチャゲーム! ムッチャゲーム! ワッチャネーム!?】
【アイム ア カメンライダー!】



新「二手!」


飛彩「術式レベル2」



【ガッチャーン! レベルアーップ!】

【メイクアンドメイクアンドメイキーング! メイク・オブ・ヒストリー!】

【タドルメグル! タドルメグル! タドルクエスト!】



共にLv2へレベルアップする。

こうして、4人の仮面ライダーが顔を合わせることとなった。



ブレイブ「無免許医。お前の存在はノーサンキューだ」


スナイプ「ハッ。なら、とっておきのステージで勝負といこうか!」


【ステージセレクト!】



ホルダーのボタンを押し、ゲームエリアが展開される。

直後、ブレイブとスナイプが動く。

リボルを無視し、互いが互いを攻撃しあう。



マインド「おいおい、なにしてんだよあいつら!?」


エグゼイド「っ!! バグスターウィルスが来るぞ!」



初見のときよりも遥かに多い数のバグスターウィルスが、雪崩のように襲い掛かってくる。

その姿を見て、リボルが大きく高笑いをした。



マインドの行動を選択してください。

① エグゼイドと共にバグスターウィルスに立ち向かう。
② ブレイブとスナイプを止めに入る。
③ 自由安価


↓2

マインド「悪い永夢、そっち頼んだ!」


エグゼイド「えぇっ!?」



困惑の声を上げるエグゼイドを無視し、戦闘を始めたブレイブとスナイプを止めに入る。

ガシャコンワンドを振り回し、二人の間に割って入った。



マインド「こんなことしてる場合じゃないだろ!」


ブレイブ「口を挟むな素人! こいつは、仮面ライダーになる資格などない!」


スナイプ「これは俺とブレイブの問題だ。雑魚は引っ込んでろ」


マインド「あれを見てもそう言えるのか!?」



マインドの指差す先には、リボルとバグスターウィルスに捕まった勇樹の姿があった。

勇樹は怯えた表情をしており、その体は半透明に透けて見える。



リボル「もう遅い! あと少しでこいつは消滅し、俺は完全な存在になぁぁぁぁる!!」


勇樹「っ……!」


エグゼイド「マインドの言う通りだ……! 子供の命がかかってるんだぞ!」


スナイプ「……ふん。勝負は一旦お預けだ」


ブレイブ「……」



改めてリボルと大勢のバグスターウィルス達に向き合う、4人のライダー。



マインド「ここは協力して、バグスターウィルスを……」


スナイプ「何言ってやがる。俺が全部倒すに決まってるだろ」


ブレイブ「無免許医はノーサンキューだと言ったはずだ。俺がやる」


マインド「分かった! 分かった……とにかく、行くぞ!」

VSリボル・バグスター

勝利条件:リボルのHPを0にする

敗北条件:味方の撃破

特殊条件:勝利条件を満たす前に、バグスターウィルスを6体倒す

※撃破したバグスターウィルスは強化されて復活します。
 





仮面ライダーマインド          VS          リボル・バグスター
ヒストリーゲーマーLv2
HP:30/30                             ..HP:60/60
RP:10/10                             ATK:6
ATK:4                                .DEF:0
DEF:0                               .SPD:3
SPD:3


仮面ライダーエグゼイド                     バグスターウィルスA
アクションゲーマーLv2
HP:30/30                             ..HP:10/10
RP:10/10                             ATK:3
ATK:5                                .DEF:0
DEF:0                               .SPD:1
SPD:4


仮面ライダーブレイブ                      バグスターウィルスB
クエストゲーマーLv2
HP:30/30                             ..HP:10/10
RP:10/10                             ATK:3
ATK:5                                .DEF:0
DEF:0                               .SPD:1
SPD:3


仮面ライダースナイプ                      バグスターウィルスC
シューティングゲーマーLv2
HP:25/25                             ..HP:10/10
RP:14/14                             ATK:3
ATK:5                                .DEF:0
DEF:0                               .SPD:1
SPD:2




<1ターン目>


行動順

エグゼイド → マインド → ブレイブ → リボル → スナイプ → ウィルスA → ウィルスB → ウィルスC

エグゼイド「マインド、背中は任せろ!」


マインド「ああ、頼んだぞ!」


エグゼイド「ノーコンティニューで、クリアしてやるぜ!!」





エグゼイドの行動を選択してください。

① 【攻撃】
└ ・(ATK+コンマ一桁)ダメージ

② 【ガシャコンウェポン】
└ ・(ATK×2)ダメージ [RP2]

③ 【キメワザ】
└ ・(ATK×5)ダメージ [1/1]

④ 【エナジーアイテム】 コンマ一桁判定
└ ・1~3 マッスル化 (ATK+5:3ターン)
   .4~6 鋼鉄化 (DEF+5:1ターン)
   .7~9 高速化 (SPD+5:3ターン)
   .0   更に直下判定

↓2 ①と④を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

エグゼイド「エナジーアイテムゲット!」

エグゼイド「スピードアップだ!」


仮面ライダーエグゼイド
アクションゲーマーLv2
HP:30/30
RP:10/10
ATK:5
DEF:0
SPD:4(+5) → 9



マインドの行動を選択してください。

① 【攻撃】
└ ・(ATK+コンマ一桁)ダメージ

② 【ガシャコンウェポン】
└ ・(ATK×2)ダメージ [RP2]

③ 【キメワザ】
└ ・(ATK×5)ダメージ [1/1]

④ 【エナジーアイテム】 コンマ一桁判定
└ ・1~3 マッスル化 (ATK+5:3ターン)
   .4~6 鋼鉄化 (DEF+5:1ターン)
   .7~9 高速化 (SPD+5:3ターン)
   .0   更に直下判定

↓2 ①と④を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

マインド「おらぁ!!」


バグスターウィルスにパンチで応戦する新。

シキと戦ったバグスターウィルスよりは、遥かに戦いやすいと感じていた。



[>バグスターウィルスAに13のダメージ!
  バグスターウィルスAを倒した!



マインド「よし、このまま倒していくぞ!!」



【ブレイブのターン】

ブレイブの行動を選択してください。

① 【攻撃】
└ ・(ATK+コンマ一桁)ダメージ

② 【ガシャコンウェポン】
└ ・(ATK×2)ダメージ [RP2]

③ 【キメワザ】
└ ・(ATK×5)ダメージ [1/1]

④ 【エナジーアイテム】 コンマ一桁判定
└ ・1~3 マッスル化 (ATK+5:3ターン)
   .4~6 鋼鉄化 (DEF+5:1ターン)
   .7~9 高速化 (SPD+5:3ターン)
   .0   更に直下判定

↓2 ①と④を選択した場合、同時にコンマ一桁も参照

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