ユーリ「なんだろこれ」チト「分からん」クリボー「オナニーだな」 (26)



チト「おいクリボー。いい加減なこと言うなよ」

ユーリ「この落ちてた変な機械がクリボーがいつも言ってるオナニーなの?」


クリボー「人類の発明は全てオナニーに繋がっている」

クリボー「旧人類がその機械を使ってオナニーしていたに違いない」


ユーリ「へえ、クリボーは物知りだねえ」

チト「絶対違う」


クリボー「よーし、今日はその変な機械を使ってオナニーだ!!」



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チト「ヒット、ヒット、はずれ」

ユーリ「ありゃ」


クリボー「何をやっている? オナニーか?」


チト「黙れ」


クリボー「ほう、射撃訓練か」


ユーリ「クリボーも撃つかい?」

チト「やめろユー。弾の無駄だ。的にするならいいけど」


クリボー「なんだと? ひらめいたぞ……」


クリボー「今日は女の子に射撃の的にされながらのオナニーだ!!」



チト「これは神様について書いてあるんだ」


ユーリ「神様ねえ、あんなのただの石像じゃん」


クリボー「紙か……エロ画像を印刷したティッシュ考えたんだがどうかな売れるかな」


チト「こいつなに言ってんだ」


ユーリ「クリボー、あの大きい石像はオナニーに使えないの?」


クリボー「ん……?」


クリボー「そうだな。よーし、今日は石像に見られながらオナニーだ!!」



ユーリ「クリボー、そもそもそのオナニーってなんなの?」

チト「お、おいユー……」


クリボー「なんだユーリ。貴様オナニーを知らないのか」

クリボー「オナニーとは人類が行う最も崇高で尊い行為だぞ」


ユーリ「そうなんだ?」

チト「…………」


クリボー「しかしこの世界ではあまりおススメ出来ないか」

クリボー「日本人が好んで食すライスボールなら約500個分のカロリー数を消費するからな」


ユーリ「ライスボール? よく分かんないけど疲れるならいいやー」

ユーリ「ねえ、ちーちゃん?」

チト「あ、ああ、そうだな……」



ユーリ「なにこれ?」


チト「魚かな」


クリボー「オナホだ」


チト「違う」


ユーリ「オナホ……」


チト「違う」



チト「そうだクリボー。このカメラで私たちを撮ってよ」

クリボー「ほう、まさか自らオカズ提供するとはな」

チト「うるせぇ」


クリボー「よし、撮るぞ」


チト「どう?」

ユーリ「うーん、ちーちゃんと同じでクリボーもヘタクソだね」


クリボー「すまん、右手が鉤爪で」



チト「クリボーって私たちについて来てるけどさ、本当は何者なんだ?」

クリボー「俺か?」

チト「うん」


クリボー「俺は宇宙を支配する海賊ギルドの幹部、特殊偏光ガラスの肉体を持つサイボーグさ」


ユーリ「やっぱ壊れてるのかねえ、この自律機械」

クリボー「おい」

チト「もっと私たちに分かるように教えてくれないか?」

ユーリ「どうせあれでしょ」


クリボー「そうだな……。俺は、孤高のオナニスト……」


クリボー「オナニーマンさ」


ユーリ「やっぱそれじゃん」



ユーリ「ちーちゃん好きだねこれ」

チト「別に好きじゃない」


クリボー「おい、俺の分のロープはどこだ?」


チト「ねえよ」

ユーリ「クリボー自慢の女の肌のように柔らかい肉体なら落ちても平気さー」


クリボー「そうか、縛ってくれるのではないのか……」


チト「そっちか」



ユーリ「なんだろこれ」

ポチ


チト「わっ、お、おいユー!!」


チト「止めろ~~!!」


クリボー「落ち着け!! こんなときこそオナニーだ!!」


チト「うるせえっ!!」



ユーリ「久しぶりのお風呂だ~~~~!!」

チト「こっち覗くなよ」


クリボー「さすがの俺も両手両足縛られては覗くことは出来ん」


クリボー「だが!!」


クリボー「貴様たちが風呂に入っているという事実だけで俺はオナニー出来る!!」


クリボー「おっ勃ったからぶっこく、それだけの話よ!!」



ユーリ「ちーちゃん!!」

チト「しまっ、崩れて……」


ガッシャーン


クリボー「平気か?」

チト「ク、クリボー……」

ユーリ「大丈夫?」

チト「あ、ああ、クリボーが庇ってくれて、でもどうして……」


クリボー「俺は怪我した女でオナニーすることは出来るが、女が怪我するオナニーは許せんのだ」


ユーリ「やっぱオナニーなんだ」

チト「何を言ってるかよく分からんが助かったよ」



クリボー「ユーリ、何度も言うがオナニーは回数ではない……」


ユーリ「へぇ」


クリボー「問題は、質だ」


ユーリ「ふーん」


チト「おいユー、真面目に聞かないとクリボーまた凹むぞ」


ユーリ「大丈夫でしょ」


クリボー「オナニーのとき、どれだけ自分を捨てられるか」

クリボー「俺はそれで男の価値が分かると思っている」


チト「それでも続けるのか」





チト「おいクリボー、その工具取ってくれ。……ん?」


ユーリ「クリボーってさ……あれ……」




「クリボー……どこ……?」







チト「車両も銃も失った、食料も燃料もない。もう終わりだ……」


ユーリ「ねえちーちゃん、あれ」




クリボー「どうだいお姫様たち、月夜のオナニーとしゃれてみないか?」





チト「クリボー……。お前どこ行ってたんだよ」

ユーリ「いきなり消えるなよー」


クリボー「すまん、ちょっと海賊ギルドまでこれを取りに行ってたんだ」


ユーリ「えっ、なにその後ろのとんでもなく大きい機械は」


クリボー「この惑星の自然を回復させる装置だ。海賊ギルドの総力をあげて作らせた」


チト「どういう、こと……」


クリボー「ん~あのね、女の子が不幸すぎる話じゃ抜けないのよね」



ゴゴゴゴゴゴ


チト「こ、今度はなに……!?」

ユーリ「飛行機、じゃない……」


クリボー「タートル号!?」


クリボー「コブラめぇ……!!」


クリボー「またしても俺のオナニーを邪魔するためにこの世界まで追ってきたな!!」


クリボー「すまんチト、ユーリ。説明してる時間はなくなった」

クリボー「俺は一刻も早く次のオカズの元に行かねばならん」


チト「クリボー、その一応礼とか言ったほうがいいのかな」


クリボー「礼には及ばん。俺はオナニーの対価を払っただけに過ぎん」


チト「それでも、ありがとなクリボー」

ユーリ「楽しかったよクリボー、じゃあね」




クリボー「フフフ……」


クリボー「今日はお前たちのその笑顔でオナニーだ!!!!」




おわり





口調が原作と違う?

知るかバカ!

そんなことよりオナニーだ!

HTML化依頼オナニーだ!

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