フリーザ「ボクが全宇宙の帝王にならなければいけないんだ、」 (44)


遡ること昔

コルド『おぉ!ついに生まれたか私の血を引き継ぐ者よ!』

コルド『よく見ておくんだクウラ、お前のライバルになるやもしれん男だ。』

クウラ『フッ、戯言を、兄に勝る弟などこの世には存在しない』

部下『た、大変ですコルド様!』

コルド『なんだ騒がしい』

部下『フリーザ様の体内のエネルギーが膨大過ぎて今にも外に漏れ大爆発を起こしかねません!』

コルド『フッ、そんなことか』

部下『え?』

コルド『私の息子と言えど生まれたばかりの小童に我々コルド一族が傷付けれるわけなかろう』

部下『し…しかし我々は…!それに奥様も…!』

コルド『弱いものなど知らん、勝手に死ね』

部下『そ…そんな…!』

部下2『不味い!もう間に合わない!』

ドゴーーーーーーン!!!

パラパラパラパラ

コルド『埃が舞ってマントが汚れてしまったな』

クウラ『フン、生き残ったのは俺と父上だけか』

コルド『フハハハハハハハ!フリーザよ!産声にしては中々楽しめたぞ!クウラの頃は星ごと破壊したがな!』


ボクは生まれた時から破壊の申し子だった。



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それから数年後

クウラ『おいフリーザ、また勉強か』

フリーザ『はいお兄さん、勉強というものは素晴らしいです。私の知らないことを教えてくれそして…

クウラ『もういい、お前のつまらん話は聞き飽きた』

クウラ『俺たちは帝王として生きていくのだ。そんな雑学は俺たちに必要ない』

フリーザ『そ…そうですか…』

クウラ『お前も特訓くらいすればどうだ、身体が鈍るぞ』

フリーザ『は、はあ…』

クウラ『それじゃあ俺はいくぞ』

ドアバタン

フリーザ『元々ボク達は生まれ持っての力が強大すぎるというのに…そんな力鈍ってくれた方が良いですよ…』

フリーザ『ボクが普通に生まれてくれば、友達を作り一緒に遊ぶこともできるでしょうに…』

フリーザ『いえいえ!パパから譲り受けたこの命!文句を言ってはいけません!それに私には家庭教師の先生に、いつも仲良くしてくれるシェフ、召使いさん達がいるじゃないですか!』

フリーザ『これ以上は高望みしすぎです。さて私は…ん?外から声が…』

部下『おーい皆!トレーニングルーム室に集合だ!す…すごいぞ!クウラ様が『変身』したぞ!』

フリーザ『兄さんが 変身…?』








トレーニングルーム室

コルド『おお、これは…!』

クウラ『どうた親父、これが俺の変身形態だ!』

コルド『我が一族は変身が可能と聞いていたがまさか我が息子が成し遂げてくれるとは…!』

クウラ『ククク、これは親父を追い越したかな?』

コルド『ハーハッハッハッ!大きく出たなクウラ!おい!何をボサッとしている!宴の準備だ!』

部下達『『『ハッ!』』』

クウラ『ククク、この力は素晴らしいな、早く試してみたいものだ…』

フリーザ『す…すごいですね…兄さん…』

クウラ『今の俺ならお前など雑魚にも等しいぞ、近寄るな』

フリーザ『あの兄さん…!』

クウラ『? どうした?』

フリーザ『僕にも変身の仕方を教えてほしい!』

クウラ『フッ、お前がか?やっと力を身につける気になったか』

フリーザ『(変身で力が強くなるなら、変身で力をコントロールし弱めることができるかもしれない…!)』



そして数ヶ月後

フリーザ『キィエエエエエエエエ!』

第三形態に

クウラ『ほう』

フリーザ『や、やった!兄さん!変身できましたよ!』

クウラ『俺の変身形態に似ているが失敗だな…』

フリーザ『え?』

クウラ『確かに身体はデカくなり肥大化はしているが器官が歪に変化しすぎだ。それに戦闘力もグッと落ちている』

フリーザ『グッと!?本当ですか兄さん!?』

クウラ『何故嬉しそうなのだ…』

フリーザ『(不味い…!ワタシが弱くなることが目的で変身をしていたなどバレれば何を言われるか…!)』

フリーザ『い、いえ!これはですね…!』

コルド『それは違うなクウラ』

クウラ『父上…!』

コルド『我々は生まれつき強大な力を持っている。それ故にこの力をコントロールするのは難しい。』

クウラ『確かに…俺も変身すると戦闘力は上がった気はするが今よりも上手くコントロールできないようになるからな…』

コルド『そこでフリーザは力のコントロールに重きを置いたのだ。我々の力であればその形態でも充分だ。繊細に力をコントロール出来た分変身前よりやっかいかもしれん』

クウラ『成る程…頭の良いフリーザが考えそうなことだ…』

フリーザ『(良かった…勘違いしてくれたようだ…)』


そしてさらに数ヶ月後

フリーザ『や、やった…』

フリーザ『さらに力を抑えることが…見た目も大分マシに…親父に似たな…』

フリーザ『…!なんだこの衝動は…!』

フリーザ『(この形態になった途端に破壊衝動が…!前の形態ではこんなことにならなかったのに…!)』

フリーザ『クソォ…!これでは努力した意味が…!』

家庭教師『フリーザ様、そろそろ帝王学の授業で…
ドアを開けようとする

フリーザ『入るな!』

家庭教師『?どうかしたんですか!?』

フリーザ『うるさい!俺の指示が聞けないのか!』

家庭教師『は、ハイィ!』ダッダッダッ

フリーザ『不味い…!早く変身を解かねば…!』

フリーザ 最終形態に戻る

フリーザ『ハァハァハァ…先生に対してあのような感情を抱くとは…あの形態は中々骨が折れそうですね…』

フリーザ『もう一段階、もう一段階変身できれば…』


さらにまた時が流れ…

フリーザ『やった…!ついにここまで…!力を完璧にコントロールできる!力もかなり弱まった!これで!これで!』

フリーザ『早速パパに見せにいきましょう!』

ドガァン!

フリーザ『何事ですか!?』

部下『た、大変ですフリーザ様!ってフリーザ様ですよね…?随分小さくなられて…ってそんなことじゃなくて…!』

部下『この星にサイヤ人が攻めてきました…!』

フリーザ『サイヤ人…!?サイヤ人とはパパが協定を結んでいたのでは…!』

部下『あの野蛮な種族です!どうやら協定を無視して…ガァ…!』バタッ

フリーザ『!?』

サイヤ人『ヘッ、宇宙最強と言われている割には攻め落とすのは楽勝そうだな!』

フリーザ『あなた!どうやってここまで…!?』

サイヤ人『んなもんここにいる奴全員ぶっ殺してここに来たに決まってんだろ!まあ戦闘員じゃない奴も殺しちまったけどな!ギャーハッハッハッ!』

フリーザ『な!?それでは先生は!?シェフは召使いは!?皆さんは!?』

サイヤ人『んなもん知らねえよ、親玉のコルドとクウラ以外は全員死んだろうよ!』

フリーザ『そ…そんな…』

サイヤ人『さあ!チビのお前も死んでもらおうか!』

フリーザ『この…この…』

フリーザ『野蛮な猿どもがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』



事態は落ち着き…

フリーザ『あなたがベジータ王ですか』

ベジータ王『グッ…まさかコルド大王とクウラ以外にも…まさか一人でサイヤ人精鋭部隊が全滅するなんて…』

ピッ ベジータ王の身体を貫く

ベジータ王『ガッ…!』

フリーザ『黙りなさい、今質問をしているのは私です。』

ベジータ王『そ、そうだが…それがどうした…』

フリーザ『よくもパパとの協定を破ってここに攻めてきましたね』

ベジータ王『元々あれはお前らが一方的に…!』

ガンッ! ベジータ王の顔を足で地面に叩きつける

ベジータ王『グッ…!』

フリーザ『あなた達が宇宙中で暴れまわっていたからパパが管理していたのでしょう!それをあなた達が…!』

フリーザ『いいですか!これからはあなた方が部下!私が主人です!』

フリーザ『(力で支配しようとするパパも兄様にも任せておけない…!力で支配しようとするから今回のようなことが起きた…!上手くこの宇宙を支配しコントロールしなければならない…!全宇宙が平和でいれるように…!そのためには…!)』

フリーザ『聞きなさいサイヤ人!今日から私が全宇宙の帝王です!歯向かったものは容赦なく殺します!わかりましたか!』

モブサイヤ人『んなこと聞くわけ…

ピッ!

フリーザ『お黙りなさい。もう一族聞きます、貴方方は部下、私が主人、そうですよね?』

ベジータ王『グッ…その…通りです…』

フリーザ『オーホッホッホ!この宇宙はフリーザのものですよ!』





フリーザ『お黙りなさい。もう一族聞きます、貴方方は部下、私が主人、そうですよね?』

フリーザお黙りなさい。もう一度聞きます、貴方方は部下、私が主人、そうですよね?』


そして今に至る

フリーザ「……」

コルド「フリーザ、また星の侵略に成功したようだな、この頃のお前の働きは目覚しいものがある。」

フリーザ「まだまだですよパパ、海賊かぶれと言われていた私たちがやっと組織として機能してきたのです。これからですよ」

コルド「その体制を築いたのもお前だ。戦闘服と戦闘銃の支給、各基地にメディカルマシーンの配置、組織のデカさで言えば私とクウラよりも大規模だ」

フリーザ「私たちが直接手を下す必要はありません。力ある者は力で人を支配し使役すればいいのです。」

コルド「成る程、それがクウラに機甲戦隊を推奨した理由か」

フリーザ「はい、私もそろそろ特戦隊でも下に配属しようと思っています。」

コルド「フフッ、帝王らしくなったなフリーザ、私は嬉しいぞ」

フリーザ「……」

コルド「それではまたお互い時間があれば会おう」ドアウィーン

フリーザ「はい」

コルド 出て行く

フリーザ「(宇宙は広い…全てを管理するには時間が足りない…!クソォ…!永遠の時があれば…!)」

フリーザ「しかしサイヤ人…彼らは一向に従順になる気配がない…星占領率は群を抜いていいのだが…

? 「だったら破壊すればいいんじゃないのかな?」

フリーザ「誰ですか!」



ビルス「ビルス、この宇宙の破壊神だよ」






フリーザ「は…破壊神…?」

ウィス「破壊という言葉に物騒なイメージがあるかもしれませんがそれは違います。」

ビルス「創造の前に破壊あり、僕はその破壊専門ってこと」

フリーザ「ま…まさか私を破壊しにきたというのですか…!?」

ビルス「とんでもない、その逆だよ逆」

フリーザ「逆?」

ビルス「僕が破壊しようと思っている星を代わりに破壊してほしい。例えば惑星サザンとか」

フリーザ「惑星サザン!?あそこはやっと陸が出来始め新たな文明が発展しようとしているのです!宇宙に出て悪さもしていない!何故惑星サザンを…!」

ビルス「美味しくなかったから」

フリーザ「は…?」

ビルス「僕が来たというのにサザンの奴ら、そこらへんにあるものでチャチャッと作ったものを僕に食べさせたからね、許そうと思ったけどやっぱり破壊することにする」

フリーザ「そんな私的な理由で…

バシュン!

フリーザ「……!」ビルスの気弾が頬をかする

ビルス「許されるに決まってるだろ?だって僕は神様なんだから」

ビルス「それじゃあ破壊してほしいリストは置いておくからよろしくね~」

ウィス「それではフリーザさん、ご機嫌よう~」

シュン!


フリーザ「……破壊神だと…そんなものがこの世に…」

フリーザ「あんなワガママな神がこの宇宙を統治しているなんて…いつこの宇宙が滅亡してもおかしくない…」



フリーザ「私が…私がこの宇宙を先に支配しなければ…!」








ーーーーーーーーーーーー

ザーボン「今さらなんですが何故惑星ベジータを破壊したのですか?野蛮ではあったもののよく働いてくれました。それにあの程度の者達の なら私が…

フリーザ「ザーボンさん、私達は組織なのです。ただ強ければいいというわけではダメなのです」

フリーザ「一部隊が強くなり過ぎると次は権力を欲する、そうなれば私や貴方方幹部陣は大丈夫でしょうが組織とは終わりです。」

フリーザ「それにザーボンさんにはサイヤ人の教育係を買ってもらっていました。貴方にこれ以上手を煩わすわけにはいきません…」

ザーボン「フリーザ様…!そこまで私や組織のことを想いになって…!」

フリーザ「ナッパ、ベジータ、ラディッツと減ったといえこれからもサイヤ人の教育係を任せてもよろしいですか?」

ザーボン「ハッ!喜んで!」

フリーザ「ありがとうございます」

ザーボン「それでは私はこれで…」ドアウィーン

フリーザ「……組織のことを想いになって…ですか」

サイヤ人『んなもんここにいる奴全員ぶっ殺してここに来たに決まってんだろ!まあ戦闘員じゃない奴も殺しちまったけどな!ギャーハッハッハッ!』


フリーザ「まあ復讐という私の私情を言い訳しているに過ぎないんですけどね」





ザーボン「今さらなんですが何故惑星ベジータを破壊したのですか?野蛮ではあったもののよく働いてくれました。それにあの程度の者達の なら私が…

ザーボン「今さらなんですが何故惑星ベジータを破壊したのですか?野蛮ではあったもののよく働いてくれました。それにあの程度の者達なら私が…


ドドリア「フリーザ様、部下がベジータのスカウターから面白い話があったそうな…」

フリーザ「面白い話…?」

ーーーーーーーーーーーー

フリーザ「なんでも願いが叶う願い玉!?」

ドドリア「どうやら7つ集めれば願いが叶うそうで…」

フリーザ「…!」

ドドリア「フ、フリーザ様?」

フリーザ「(ま、まさかそんなおとぎ話のようなアイテムがあるなんて…!これなら…!これなら私が不老不死になり永遠に宇宙を管理していくことができる…!)」

フリーザ「ドドリアさん!今すぐ地球に向かいますよ!」

ドドリア「いえ…それがドラゴンボールを作ったナメック星人が死んだらしく…地球にはドラゴンボールはもうないとのことです…」

フリーザ「なっ…!(クソォ…!サイヤ人どもめ…!)」

ドドリア「なのでナメック星に行けば同じようなものがあるかと…

フリーザ「…!その手です!早くナメック星に行きますよ!」

ドドリア「ギニュー特戦隊はどうしましょう?」

フリーザ「ギニュー特戦隊は不思議な術を使うヤードラット星の星に攻め込んでいる途中です。彼らの術を我が軍に搭載することができれば大きく戦力アップです。邪魔はしないでおきましょう!」

ドドリア「ハッ!それではこのままナメック星に向かいます!」

フリーザ「(これで…これで宇宙を永遠に見守ることができる…!ビルスにも殺されはしない…!)」




フリーザ「ギニュー特戦隊は不思議な術を使うヤードラット星の星に攻め込んでいる途中です。彼らの術を我が軍に搭載することができれば大きく戦力アップです。邪魔はしないでおきましょう!」

フリーザ「ギニュー特戦隊は不思議な術を使うヤードラット星人の星に攻め込んでいる最中です。彼らの術を我が軍に搭載することができれば大きく戦力アップです。邪魔はしないでおきましょう」


ナメック星

ナメック星人「な…なんだ貴様らは…!?」

フリーザ「唐突で申し訳ございませんがこちらの星にあるドラゴンボールとやらを私に譲ってもらえませんか?」

ナメック星人「何が目的だ」

フリーザ「この宇宙の支配です」

ナメック星人「そのような邪悪な心を持ったものに渡すわけにはいかん、帰りたまえ」

フリーザ「フフッ」

ピッ! ドゴーン!

フリーザ「貴方がドラゴンボールを渡すまでに一体いくつの家が壊れるでしょうかね?」

ナメック星人「なっ!?貴様…!」

フリーザ「わかったでしょう…?無駄な犠牲を出したくなければドラゴンボールを渡しなさい」

ナメック星人「命に代えても貴様にドラゴンボールを渡すわけにはいかん!」

フリーザ「やれやれ、ザーボンさん、ドドリアさん」


フリーザ「皆殺しです」


ーーーーーーーーーーーー

ナメック星人「」

ドドリア「ヘッ!フリーザ様に逆らうからこうなるんだ!」

ザーボン「フリーザ様!ここにドラゴンボールと思われるものが!」

フリーザ「……」

ザーボン「? フリーザ様?」

フリーザ「いえ、なんでもございません。次の村へ行きますよ」

フリーザ「(手荒らなマネですが仕方ないのです。ドラゴンボールの話がパパや兄さんに漏れていたら大変なことになる…その前に私がどうしても先に願いを叶えなければいけないのです…!)」



それから時間は経ち…

フリーザ「なっ!?ベジータがドラゴンボールを!?」

ザーボン「まさかあいつもドラゴンボールを狙って…!」

フリーザ「早く見つけるんですよザーボンさん!見つけることができなければ貴方を殺しますよ!」

ザーボン「は、はい!」

フリーザ「まさかベジータのやつが…!」

フリーザ「サイヤ人め…!こうなったらギニュー特戦隊を呼ぶしか…!」

ーーーーーーーーーーーー

フリーザ「私の戦闘力は53万です。戦いの参考にと思いましてね」

ネイル「ば…化け物め…!」

フリーザ「……」

フリーザ『やった…!ついにここまで…!力を完璧にコントロールできる!力もかなり弱まった!これで!これで!』

フリーザ「努力はしたんですけどね」

ネイル「?」

フリーザ「さあ!遊んであげましょう!」



フリーザ「このフリーザをよくもコケにしてくれたな…」ピキピキ

クリリン「フ、フリーザ!」

フリーザ「ここまでコケにされたのは初めてだ!ぜったいに許さんぞ!虫ケラども!ジワジワと嬲り殺してやる!」

フリーザ「(ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!不老不死よ夢が…!宇宙の平和が…!それを邪魔したコイツらは絶対に許さん!)」

ベジータ「ヘッ、確かに今までの俺じゃ勝てなかっただろうが、フリーザ!スカウターで俺様の戦闘力よく見やがるんだな…!」

フリーザ「……」ピピピピピピ ドガァン!

ベジータ「どうだ?今の俺ならこいつらチビと組めばお前を倒せる…!」

フリーザ「(まさかサイヤ人がここまで…!やはり危険だ…好んで闘争を行うサイヤ人は…!サイヤ人に私が負けるわけにはいかない!)」

ベジータ「さあ変身しろフリーザ!お前が変身型宇宙人ってことはザーボンの野郎から聞いている!」

フリーザ「おやおやザーボンさんが口を滑らしていましたか…(まさかもう…あの憎い形態に戻ることはないと思っていたのですが…)」

フリーザ「フンッ!」

メリメリメリメリ!

フリーザ「気をつけろよ…こうなってしまったら前ほど優しくはないぞ…」




ーーーーーーーーーーーー

悟空「く…くそったれめ…」

フリーザ「……」ハァハァ…

フリーザ「(まさかこの姿でのボクがここまで傷付けられるなんて…!やはりサイヤ人達は危険だ…!サイヤ人は…!)」

フリーザ「今のはいたかった…」


フリーザ「今のは痛かったぞーーー!!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クリリン「あ…あわわ…」

クリリン「フリーザだ!」

フリーザ「……」ハァハァハァ…

フリーザ「さすがのオレも今のは死ぬかと思った…このフリーザ様が死にかけたんだぞ」

フリーザ「(死んでたまるか!まだオレにはやるべきことが沢山残っているんだ!)」

ピッ

クリリン「あ、あわわ…!」宙に浮く

悟空「ヤメローーー!!フリーザーーーー!!!」

フリーザ「ニッ」

クリリン「悟空ーーーー!!!」

ドゴーーーーーーン!

ーーーーーーーーーーーー

悟空SS 「どうやら星は壊せてもたった一人の人間は壊せないようだな「

フリーザ「チィ!!」

フリーザ「(完全に誤算だ…!まさかこのフリーザを超える者が現れるなんて…!)」

クウラ『お前も特訓くらいすればどうだ、身体が鈍るぞ』

フリーザ「(今ほど兄さんの言う通りにしておけばよかったと思うことはありませんよ…!)」












ーーーーーーーーーーーー

フリーザ「あれは…!ドラゴンボールから現れた龍!あの龍に不老不死を願えば!」

悟空SS「ま、まずい!」

フリーザ「このフリーザを不老不死にしろーーーーー!!!」

フリーザ「やった…!これで…!」

シーン…

フリーザ「何故だ!何故反応しない!」

悟空SS 「ナメック星のドラゴンボールがナメック星人の言葉でしか反応しなくて助かったぜ」

ーーーーーーーーーーーー

悟空SS「さあなれよ100%って奴によ」

フリーザ「…!」

フリーザ「(確かにこの形態で力を込めたことはない…この形態でフルパワーになれば兄さんのように変身できるかもしれない…!しかしそれよりもだ…!)」

フリーザ「(このまま戦えば勝てるというのに敢えてこのフリーザにパワーアップを要求…危険だ…こんな奴を野放しにしては宇宙が荒らされてしまう!)」

フリーザ「それでは見せてやろう!このフリーザの100%!フルパワーを!」

ムキムキッ!

フリーザ「(筋肉が肥大化しただけ…兄さんのようにはなれませんでしたか…しかしこれで充分!孫悟空!お前はオレが倒す!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フリーザ「ハァハァハァ…!」

悟空SS「ヤメだ」

フリーザ「なっ…!?」

悟空SS「今のお前はフルパワーの負荷で体力が消耗している。これ以上戦っても勝負は見えてる」

悟空SS「これからは悪させずヒッソリと生きていくんだな」

フリーザ「…!」

フリーザ「このフリーザが…このフリーザが…!」

フリーザ「(夢を捨てヒッソリと生きていくわけなど…)」

フリーザ「ちくしょょょう!!!!」気円斬のようなものを放つ

悟空SS「フッ、チンケな技だ」


ーーーーーーーーーーーー

フリーザ「助けて…助けてくれぇ…」

悟空SS「…ッ!お前はそうやって助けを求めた奴を何人殺してきたと思ってる!」

フリーザ「頼む…助けてくれぇぇ…!」

悟空SS「……ッ!」

フリーザ「(どれどけ浅ましくてもいい…!どれだけ愚かでもいい…!生きていれば…生きていれば…!そして…!)」

ボッ!

悟空SS「オレの気を少し分けてやった、きさまならその身体でも充分に動けるだろう、後は勝手にしろ」

悟空その場を後にしようとする

フリーザ「生きていればまたオレが帝王に返り咲ける…!そしてなによりもこの宇宙に害をもたらすサイヤ人の…」



フリーザ「お前はオレに殺されるべきなんだーーーー!!」



悟空「馬鹿野郎ーーーーーー!!」



今日はこの辺で


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フリーザ「こ・・ここは・・・?」

コルド「おお!やっと目を覚ましたか・・・!」

フリーザ「(そうか・・・ボクは孫悟空に負けて・・・」

コルド「お前の身体を修復するには骨が折れたぞ」

フリーザ「(身体・・・?)」

ムクリ

フリーザ「・・・(なんだこの身体はほぼ機械ではないか!?これでは帝王の威厳が・・・!)」

コルド「しかし安心しろフリーザ、お前の体内にスカウターを搭載さらには・・・

フリーザ「そんなことよりパパ・・・」



フリーザ「地球へ向かおう」


フリーザ「地球に着くまでに何年かは掛かる・・・それまで今回は修行を・・・」

クウラ「意味はないぞ」

フリーザ「・・・兄さん!?」

クウラ「お前の膨大な力を機械如きで抑えるのにどれだけ骨が折れたか・・・」

フリーザ「(・・・!?そういえば第一形態にも第三形態にすらなれない・・・!?」

クウラ「お前は半分以上は機械なのだ。機会が成長できるわけなかろう」

フリーザ「そんな・・・!?それでは・・・!?」

フリーザ「兄さん・・・!?地球には伝説のスーパーサイヤ人がいるんだ・・・そうだ!兄さんもどうだい・・・!?兄さんは変身形態で戦える相手がいないし丁度いい相手に・・・

クウラ「見苦しいぞ、弟よ」

クウラ「自分の尻拭いくらい自分でできないのか?」

フリーザ「・・・」

クウラ「それに勘違いするんじゃない、わざわざ父上がお前を助けたのはお前の力ではなくお前の頭脳が必要だからだ。地球に着くまではお前は父上の頭脳係だ」

クウラ「それじゃあ俺は別の星に行くとする。お前と父上の二人掛かりでもそのスーパーサイヤ人が倒せない場合が俺が倒してやろう」ドアウィーン

フリーザ「(自分の尻拭いは自分で・・・今回はパパもいるのです・・・!負けるわけありません・・・!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フリーザ「ここが地球・・・」

コルド「ほう中々懐かしい星だな」

フリーザ「孫悟空がくるまで暇だしそれまで地球人を皆殺しにしてようか」

コルド「ククク・・・わが息子ながら残忍な奴よ・・・」

フリーザ「(この地でスーパーサイヤ人は誕生した・・・!地球は危険だ・・!破壊しなくては・・・!」

ザッザッザッ

兵士「誰だ・・・!」



トランクス「フリーザ・・・お前を殺しにきた・・・」




クウラ「お前は半分以上は機械なのだ。機会が成長できるわけなかろう」

クウラ「お前は半分以上は機械なのだ。機械が成長できるわけなかろう」

フリーザ「兄さん・・・!?地球には伝説のスーパーサイヤ人がいるんだ・・・そうだ!兄さんもどうだい・・・!?兄さんは変身形態で戦える相手がいないし丁度いい相手に・・・

フリーザ「兄さん・・・!?地球には伝説のスーパーサイヤ人がいるんだ・・・そうだ!兄さんもどうだい・・・!?兄さんは変身形態で戦える相手がいないって言ってたし丁度いい相手に・・・

クウラ「それじゃあ俺は別の星に行くとする。お前と父上の二人掛かりでもそのスーパーサイヤ人が倒せない場合が俺が倒してやろう

クウラ「それじゃあ俺は別の星に行くとする。お前と父上の二人掛かりでもそのスーパーサイヤ人が倒せない場合は俺が倒してやろう


ーーーーーーーーーーーーーーーー

トランクス「スーパーサイヤ人は孫悟空さん一人じゃない、ここにもいたということだ」

フリーザ「・・・?」

トランクス「ハァァァァ!!!!!!」

バシュン!

フリーザ「そ・・そんな・・・馬鹿な・・・」

コルド「どうしたフリーザ?」

フリーザ「あの眼・・・あの眼だ・・・間違いない・・・スーパーサイヤ人だ・・・」

フリーザ「(まさか孫悟空以外にもスーパーサイヤ人が・・・!?やはり地球に来て正解だった・・・!地球は破壊しなくては・・・!)」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

トランクス「フリーーーーザァァァァァァァァ!!!!!」気弾を撃つ

フリーザ「こんなもの!」避ける

フリーザ「・・・!」

トランクス「デェェェェアアアアアア!!」

ザシュン!

フリーザ「(なんだ・・・!身体が・・・!?)」

ザシュザシュザシュザシュ!

フリーザ「(そんな・・・!そんな・・・!嫌だ!死にたくない!この世界を!宇宙を・・・!)

トランクス「ハァァァァ!」

フリーザ「(ちくしょう!ちくしょう1ちくしょおおおおおおおおおおお!)」




あの世

フリーザ「・・・!ここは・・・!?」

閻魔大王「宇宙の帝王フリーザ、なんとまあ大層な客が来たことやら・・・」

フリーザ「あなたは誰ですか!」

閻魔大王「見てわからんか、閻魔大王じゃよ」

フリーザ「閻魔大王・・・!?それではここはあの世・・・!?」

閻魔大王「ほう察しが良いな」

フリーザ「ふざけるな!私は現世に戻らなければ・・・!」

ガンッ!

フリーザ「ガハァ!」

閻魔大王「あの世ではワシがルールじゃ、いかに現世で強かろうが意味はない」

フリーザ「ち、ちくしょう・・・!」

閻魔大王「それではお前に審判を下す・・・!」

フリーザ「(審判・・・?天国か地獄行きを決めるんでしょうか・・・ん・・・?地獄・・・?ということは・・・)」

フリーザ「(ここはあの世・・・そして閻魔大王や鬼共がいることから死者は全員ここに来ている・・・つまり!)」

フリーザ「(このフリーザが地獄の者共を使役し地獄を支配・・・!そしてあの世の秩序を乱すことができれば閻魔大王との取引次第で生き返ることも・・・!ドラゴンボールなんてものがあるのです・・!それくらい可能なはず・・・!)」

フリーザ「(そうと決まれば・・・!)さあ早く私を地獄に連れて行きなさい!」

閻魔大王「流石悪のカリスマ、諦めがいいな・・・・ん?」

閻魔帳ペラペラ

閻魔大王「(なるほどこいつ・・・このような目的があって悪事を・・・)」

フリーザ「さあ!私を地獄に連れて行くのです!」

閻魔大王「お望み通り地獄に送ってやろう」

フリーザ「・・・!(よしこれで・・・!地獄には私より強いものがいるかもしれない・・・!いや私ならできる・・・!地獄を支配し現世に戻ることも・・!)」

閻魔大王「地獄といっても極楽地獄だがな」ニコッ

フリーザ「は・・・?」

シュン!

フリーザ「うわああああああああああああ!」フリーザ突如空いた穴に落ちる

閻魔大王「フリーザ、お前はよく頑張った、ゆっくり休むがいい」






フリーザがイモムシになってたところ

フリーザ「ここは・・・?」

妖精「遊ぼうよ~!」

クマさん「踊ろうよ~!」

フリーザ「なんだこいつたちは・・・それに身体が動かない・・・!」

ブリキ「君はよく頑張ったよお~だからもう休んでいいんだよ~」

フリーザ「ふざけるな!こうしている間にも我がフリーザ軍が壊滅したことにより宇宙の均衡が崩れ争いが始まっているのだぞ!休んでいる暇など・・・!」

妖精「いいじゃんそんなことは~死んだんだし楽しもうよ~」

フリーザ「だから私は地獄を支配し閻魔大王に交渉素材を・・・!」

クマさん「あはははははは!そんなのないよ~いるのは僕たちだけだよ~」

フリーザ「そんな・・・それでは・・・!」

ブリキ「フリーザはね、これから僕たちのショーをずーーーーっと見てるだけ!」

妖精「何も考えず楽しむだけ!」

クマさん「だから笑おうよ!」

皆「「「アハハハハハハハハハ!!!!」」」

フリーザ「クソォ!したいことがあるのに・・・!なすべきことがあるのに・・・!何もできず私だけ道楽に興じろと・・・!?まるで生き地獄だ・・・!こんなに辛いのは初めてだ・・・!憎い!私を殺したサイヤ人が憎い・・・!こんな目に合わせた孫悟空が憎い・・・!」

サイヤ人『んなもんここにいる奴全員ぶっ殺してここに来たに決まってんだろ!まあ戦闘員じゃない奴も殺しちまったけどな!ギャーハッハッハッ!』

孫悟空『どうやら星は壊せてもたった一人の人間は壊せないようだな』

フリーザ「いつもいつもサイヤ人・・・!サイヤ人さえいなければ・・・!」



フリーザ「覚えていろよ孫悟空!、もし、もし私が生き返ったならば真っ先にお前を殺してやる・・・!」








フリーザ「覚えていろよ孫悟空!、もし、もし私が生き返ったならば真っ先にお前を殺してやる・・・!」

フリーザ「覚えていろよ孫悟空!もし、もし私が生き返ったならば真っ先にお前を殺してやる・・・!」

undefined

 
復活のF

タゴマ「ソルベ様!フリーザ様が・・・!」

フリーザ「(ん?ここは・・・?)」

ソルベ「何をしている・・・!早くマシンに入れろ!」

タゴマ「ハイッ!」

フリーザ「(まさか・・・まさか・・・!私は・・・!)」

ソルベ「せっかくフリーザ様が生き返ったのぞ!死なれては困る!」

フリーザ「(生き返ったのですね・・・!長かった・・・!ドラゴンボールの存在を知ってからこうなる可能性も予見していた・・・しかし思ったより長かったですね・・・しかしこれでまた・・・)」


フリーザ「宇宙の平和を守れる・・・!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ソルベ「生き返るぞ・・・!」

プシューーー!!

フリーザ「・・・・」

フリーザ「(メカではない・・・生身で・・・!やった・・・!これなら・・・!)」

ソルベ「おかえりなさいフリーザ様・・・!」

フリーザ「・・・」キョロキョロ

フリーザ「(この戦力・・・わかっていましたが大分フリーザ軍は弱ってしまいましたか・・・)」




シサミ「シサミです」

タゴマ「タゴマです」

フリーザ「この者達は?」

ソルベ「今は亡きザーボン様やドドリア様に代わって参謀を勤めている者達です・・・!」

フリーザ「それはご苦労なこと(ザーボンさん達が優秀だったのは戦闘力ではありません・・・組織としての統率力・・・今のフリーザ軍を見ればザーボンさん達と比べてはるかに劣っているのは明らか・・・)」

フリーザ「さあ孫悟空に復讐しに行くとしますか」

ソルベ「地球に向かうのですか・・・?」

フリーザ「ええ当たり前です」

ソルベ「申し上げにくのですがフリーザ様・・・あの後孫悟空はさらに強くなりあの魔神ブウも倒したほどです」

フリーザ「パパが破壊神ビルス、魔人ブウには手を出すなと言っていましたがあの魔人ブウがですか?」

ソルベ「は・・・はい・・・その後は調べていませんが・・・」

フリーザ「(まさか魔人ブウも倒してしまうとは・・・!やはり野放しにしてはいけない・・・!)」

タゴマ「そんなことよりフリーザ様、まずはフリーザ軍の拡大を

バシュン!

タゴマ「ガッ・・・!」

フリーザ「そんなことよりですって・・・!」

バシュン!バシュン!バシュン!

フリーザ「この私を倒した者がこの宇宙に存在するのだぞ!井の中の蛙のままでいろと言うのか!」

タゴマ「そ・・・そういうわけでは・・・」

フリーザ「祖先のチルドののように海賊被れの頃に戻れというのか!」

バシュン!バシュン!バシュン!

タゴマ「も・・申し訳ございま・・・

バタッ

ソルベ「タゴマ!」




フリーザ「野放しにはできない!私はならなければいけない!宇宙最強に!」






今日はこの辺で

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