リーリエ「サトシとスターウォーズを鑑賞します」 (6)

サトシ「リーリエもスターウォーズが好きなんだな」

リーリエ「はい!1番はEP7です!」

サトシ「そ、そっか...もしかして最近、嵌ったのか?」

リーリエ「いけませんか?」

サトシ「いや...そんなつもりはないけど」


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内心、サトシは隣の席に座っているリーリエの喉笛を絞めあげようと考えていた。何故、自分がこんなニワカとスターウォーズを観なければならないのか...?

リーリエ「サトシはどのキャラが好きなんですか?」

サトシ「おれ?俺は...ボバ・フェットかな」

リーリエ「...そんなキャラって居ましたか?」

サトシ「はぁ?」

リーリエ「サトシはきっと別の作品のキャラと勘違いしているのですよ!ボバ・フェットなんてスターウォーズには居ません」

このムカつくニワカ女を殴りそうになる手を押さえてサトシはイライラしていた。...こんな時にタケシがいれば...この苦痛から逃れるのに...

リーリエ「あれ...あれは!」

映画の上映中にデカイ声をだすなと言いたげにサトシはリーリエを睨みつける。しかし、リーリエは気にする様子も見せずにこちらに近づいてくるダースベイダーのコスプレをした者に驚いていた。

リーリエ「なにかのサービスで...!?」

まるで映画から出てきたかの様にダースベイダーはリーリエの首をフォースで縛ると、機械で加工された声をあげた。

???「滅びろ...ニワカ女め」

ダースベイダーは腕を振り払うと、その動作と同時にリーリエはスクリーンに吹き飛んだ。

サトシ「ま、まるで...映画みたいだ」

???「このマスクを外してくれないか?」

サトシ「俺でよければ...」

EP6のルークを思い出しならサトシはダースベイダーのマスクを取り外す。その下から現れた顔を見てサトシは息を飲む。...自分の親友のタケシだったのだ。

タケシ「邪魔ものは消した...サトシ!共に数時間後にリバイバル上映されるEP5を鑑賞しよう」

サトシ「...あぁ!!」

2人は抱きつくとその場で互いの唇にキスを交わした。他の観客は戸惑いながらもサトシとタケシに拍手を送った。

ハッピーエンド

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