【創作SS】オリジナルダンガンロンパ~RPG ver~【安価あり】 (1000)

初投稿です
前に見たエタってたスレの設定を参考にさせていただいてます

現実世界でのコロシアイは結構見ますが異世界とかでのコロシアイだったら?的なSSにしていこうと思います
キャラ設定とか行動選択とかはもちろん安価で行います。

こんな遅い時間とかに安価が集まるのか不安ですが何卒よろしくお願いします…

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1511887594

まずは主人公から決めていきます

ストーリーとかは安価でキャラが決まってから考えていきますが、異世界(RPGの世界)で“超高校級の??”ってのは不自然だとおもうので“超伝説級の??”という感じで安価してもらえれば幸いです

では早速安価↓1(誤安価だったり変な安価だったりしたらさらに安価↓1)

以下の内容を安価
・主人公の名前
※主人公は“超伝説級の勇者”で固定させてください
・設定
・見た目

初安価ありがとうございます!

~主人公~
名前:相戸 勇気(アイト ユウキ )
ジョブ:“超伝説級の勇者”?設定:暑苦しい熱血漢 ?見た目:どんなときでもハチマキ装着

でいきます!
バーンも捨てがたいですね

続いて仲間を決めていきますが、多すぎると管理が難しくなると思うのでダンガンロンパシリーズを参考に15人で行こうと思ってます!

なので15人集まったら終了とさせていただきます!時間制限とかはないです!
※ただしふざけた内容とかジョブ被りの場合は申し訳ないですが再安価とし、再安価↓1とさせていただきます。
例:名前モノクマ・デースはアウト
職業剣士と剣士 アウト
職業剣士と騎士 これはセーフ

・名前
・ジョブ“超伝説級の~~”
・設定
・見た目
それでは安価↓1からお願いします。安価たのしみに待ってます!

まだ途中経過ですが、5人の安価は確定です!
あと10人です!

age

>>17の「筆記」は「筆談」でした

>>19
了解です!
残り4人です

今のところ男女比は6:6っぽい?

>>21
集計した感じでは主人公含めて6:6ですね

>>1さん、>>25はできたら表向きは「超伝説級の???」にしてもらえますか?
急いで作ったらなんかバレたくないのに正体バレバレの矛盾になってしまったので…(無理だったらスルーしてください)

名前:銭鶏 小金(ゼニトリ コガネ)
・“超伝説級の遊び人”
・飄々としていて捉え所のない、酒と女をこよなく愛する男
カジノで一夜にして国家予算並みの稼ぎを出したと言う伝説と、その稼ぎをまた一夜にして失い莫大な借金を負うという波乱な人生を送っている
本人いわく「どちらかと言えばプラスの方が多い」とのこと
・金髪茶眼の売れないホストのような雰囲気を持ち、安物のタバコを愛用している

全員揃いましたね!
皆さま安価ありがとうございました!!
わざわざ男女比も揃えていただいて感謝です

>>26さんの要望承りました!

では、早速ストーリーなどの作成に入ります!
また更新するタイミングが分かりましたら報告します
エタらないようにゆっくり更新になる時も在りますが、何卒よろしくお願いします

了解。
こまめに生存報告はしておいた方がいいよ。期待している人のためにもね

>>30
ご意見ありがとうございます!

生存報告も兼ねて今週中に更新できそうです!
更新する前日にまた報告します!

生存報告です
明日夜更新します!


プロローグは安価で出会うキャラを決めるのかな?

>>39

プロローグは安価ほぼなしです
第1章からどんどんとっていこうと思ってます

【序章:世紀末から平穏な世界へ】

~魔王の城~

ーたたかうー
ー呪文ー←
ー持ち物ー
ー逃げるー

『ユウキはサンダーデインを唱えた!』

『魔王マークノモーに526のダメージを与えた!』

魔王「ぐ…ぐおお…!」

魔王「ゆ…勇者に…この僕が……敗れるとは……」

魔王「だが……これで終わったと思うなよ……魔王の力を侮るな…うぷ…」ドパッ

 魔王の口からピンク色の液体が飛び出た。

魔王「ぐおおおおおおおおおおお!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

 叫び声と共に魔王の体がジワリジワリと天へと消えていった。

『魔王マークノモーを倒した!』

『経験値35000手に入れた!』

『ユウキはレベル75になった!』

『他の仲間もレベルアップした!』

『魔王マークノモーが何か落としたようだ』

『ユウキは“平和のオーブ”を手に入れた!』

ユウキ「よっしゃあああああ!!!!」

 勇者の声は魔王の城中にこだました。

叶音「やりましたね勇者様!」

刀剣「オレ達の勝利だ!!」

セガール「オウイェーイ!」

小金「おい。とりあえず城を出ようぜ」

刀剣「おめでとうユウキ!!!」

トマ「おめでとうです」

クライン『おめでとう』←筆談

セレーニャ「……おめでとう」

フォリウム「おめでとう」

闇咲「おめっとさん」

紅葉「勇者様ありがとう…魔王バイバイ…そして全ての人類におめでとう」

ユウキ(何だろう…祝福されてるはずなのに心が傷つく…というかどこかで聞いた事あるなそのセリフ)

刀剣「ユウキ、とにかく王様に報告しに行こうぜ」

ユウキ「…あぁ!」

ユウキ(オレの名前は相戸 勇気。魔王を倒すために勇者になった男だ)


『相戸 勇気(アイト ユウキ) “超伝説級の勇者”』


ユウキ(いろんな困難を乗り越え15人の仲間達とついに魔王を倒す事に成功した)

ユウキ(振り返ればあれは2年前から始まった…)

ユウキ(2年前、“希望ヶ峰王国”は打倒魔王のために各地の実力者を王国に集めることにした)

ユウキ(その報せは各地に広まり、希望ヶ峰王国にはオレを含む16人が集まった)

ユウキ(集められた16人は秀でた能力を持っている事から“超伝説級の能力者”と呼ばれるようになり、全ての人間がオレ達に期待を寄せていた)

ユウキ(そしてついに…!)

ユウキ(魔王マークノモーを倒したんだ!)

















?「本当に…倒せたと思ってるの…?」















ユウキ「!!」

ユウキ「だ…誰だ!?」

叶音「どうしちゃったの勇者様ー?」

ユウキ「今誰か喋らなかったか?」

叶音「いやいや。誰も喋っちゃあございませんよ?」

フォリウム「疲れてんだろ?私の腕の中で寝るか?」

空牙「スケベ女!勇者を落とそうとすんな!」

フォリウム「ツッコむんなら人の目を見て話しなDT船長」

空牙「だ、だ、誰がDT船長じゃ!!」

トマ「まぁまぁ。いいじゃんかフォリ姐。クウガを虐めんのはそれぐらいにしといてやってくださいよ」

フォリウム「はいはい…」

空牙「た…助かったぜトマ」

トマ「構いませんよ」

ユウキ(この感じだと誰も喋ってないのか?)

ユウキ(いや…たしかに聞こえたぞ…)

?「本当に倒したと思ってるのかって?」

ユウキ(そうそう…って)

ユウキ「いや!今喋ったよね誰か!?」

ヴァレンティーナ「喋ってないですよー?あ!マヤ分かっちゃった!」

文「え?何をですか?」

ヴァレンティーナ「セレーニャちゃんの精霊がイタズラをしてるんだ!」

セレーニャ「……殺すぞババァ」

ヴァレンティーナ「あぁん?今私の事なんつったぁー?」

文「ケ、ケンカはやめてくださーい!」

ヴァレンティーナ「うっせー三文!!こうなったら皆殺しじゃー!!!」

セレーニャ「……殺す」

文「ひぇぇぇえ!」

影虎「マヤ。そこら辺でやめとかないとご褒美はなしだぞ」

ヴァレンティーナ「ほよよ!?影虎様!ご褒美だけは!ご褒美はくださいませ~!」

影虎「セレーニャ。お前はいい加減その口調はよせ。話す言葉は考えて言いなさい。そしたらまたナデナデしてあげるからさ」

セレーニャ「……はい。影虎様」

文「さすが影虎様です~」

?「魔王は…まだ生きています。気をつけて…」

ユウキ(げ…幻聴だな…そうに違いない!)

 その後、ユウキ御一行は希望ヶ峰王国に戻り、王様へと魔王討伐を報告した。
 王はその一方をすぐに国民に報告した。
 もちろん国民は喜び、その夜はそれはもう盛大な宴であった。
 “超伝説級の能力者”も今夜ばかりは宴で盛り上がっていた。

ユウキ(盛り上がってるなー…幻聴は聞こえるけど気にせず今日はオレも楽しもう!)

刀剣「おいユウキ!酒ちゃんと飲んでるか!」

ユウキ「おう!刀剣」


『貫 刀剣(ツラヌキ トウケン) “超伝説級の剣士”』


ユウキ(刀剣はオレが最初に仲良くなった男だ)

ユウキ(物腰の柔らかい紳士的な奴で気遣いもできる銀髪蒼眼の青年だ)

ユウキ(剣士としての腕も素晴らしく、世界に存在するありとあらゆる剣術をマスターしているので刃物であれば何でも扱えるらしい)

文「ウフフ…勇者様も酔ってらっしゃるのですかー?」

刀剣「文こそ酔いすぎだぞ。話しかけてるのユウキじゃなくて酒屋のおっさんだぞ」


『文文 文(あやふみ あや) “超伝説級の僧侶”』


ユウキ(文は刀剣とオレで最初にパーティーを組んだ内の1人だ)

ユウキ(ゴスロリ服にピンク髪、紅眼で腰まで伸びたロングヘアーの女の子なので遠くからでも見分けがつく)

ユウキ(どんな怪我や病気でも呪文で治す事ができ、回復系呪文はほぼ全て覚えている)

刀剣「こいつ酔うと変になるからなー」

刀剣「あ、そういえばあっちで叶音が呼んでたぞ」

ユウキ「じゃあ行ってる」

刀剣「おう。じゃまた明日」

文「シュワシュワ飲んでウィー!」

 2人と一旦別れを告げ、叶音の元へと向かう。

 しばらく歩くと何やら騒がしい酒場があった。

空牙「誰が酒に強いかはっきり決めようじゃねえかおう!!」

小金「海賊の坊ちゃんよぉ…お前は酒を飲んでるんじゃあねぇ…酒に飲まされてんだよ」

ユウキ「えぇと…何があったの?」

叶音「あ、やっと会えた勇者様!ねぇねぇ助けてよ!」


『祢葉 叶音(デイバ カノン) “超伝説級の歌姫”』


ユウキ(叶音は15人の中でも飛び抜けて行動が読めない不思議ちゃんでマイペース&ゴーイングマイウェイ。悩みなんかあれば三角コーナーにポイ捨てしそうだ)

ユウキ(グラデーションが美しい七色の髪を持つ小柄な女の子だが、その歌声は美しく人を魅了する)

ユウキ(人の話を聞かないわけではないが、自分の好奇心や興味が勝るとそちらを優先しようとしちゃうらしい)

叶音「何か2人が酒に強いアピールしてたからどっちの方が酒に強いのって聞いたらこうなった」

ユウキ(まぁこんな感じ)

叶音「でも、長すぎてつまんないからどっか行くね。バイバーイ」

ザッザッ

ユウキ(そして飽きも早い)

空牙「おい金持ち!びびってんのかよ!?」

小金「お前は酒を飲んでるんじゃあねえ…酒に飲まされてんだ」


『海原 空牙(うなばら くうが) “超伝説級の海賊”』


『:銭鶏 小金(ゼニトリ コガネ) “超伝説級の遊び人”』


ユウキ(伝説の海賊の息子とカジノで一夜にして国家予算並みの稼ぎを出したと言う伝説と、その稼ぎをまた一夜にして失い莫大な借金を負う伝説を持つ遊び人の争いだ)

ユウキ(この争いに手を突っ込んで良い事はあるだろうか、いや、ない)

ユウキ(見なかったことにしよう)

フラフラと逃げる事に成功した

 逃げるように入った薄暗い小屋。そこにはライトに照らされたテーブルの上にある料理を眺める3人の姿があった。

フォリウム「どうもこりゃ不味いわねぇ~…人肉でもこんな味しないよ」

クライン「…………」

セレーニャ「…………」

フォリウム「あら?今の渾身のギャグだったんだけど面白くなかったかしら?」

クライン「………」チラッ

セレーニャ「……クラインは面白かったと言ってるみたい」

フォリウム「そう。良かったわ」


『トーラ・クライン “超伝説級の言葉使い”』


『セレーニャ・ルーイン “超伝説級の精霊使い”』


『フォリウム・ウェントワース “超伝説級の邪教徒”』


ユウキ(何この組み合わせ。意外すぎるな)

ユウキ(フォリウム姉さんはまぁ…良い人だけど悪い人でもある)

ユウキ(実は元魔王軍の配下だったという噂もあるぐらい考えが邪悪な人。端正な顔立ちに長く腰元まで伸びた真っ直ぐな銀髪、中性的な顔立ちをした褐色肌に赤と金の瞳を有した尖り耳…まるで妖精のような人だ)

ユウキ(黒魔術を得意としており、モンスターを見つけては興味津々に黒魔術の実験台にしようとしている)

ユウキ(そんな人になぜこの無口な2人が一緒にいるんだろうか)

ユウキ(片目にモノクルをつけた緑髪の青年クライン。彼は言葉使いという特殊な職業で、その言葉で人を操ったり言った言葉を現実にする事もできる)

ユウキ(そのため普段はまったく喋らず、筆談や唯一コミュニケーションの取れるセレーニャに通訳を頼んだりしている)

ユウキ(その通訳係の水色目隠れショートの小柄の女の子セレーニャは引っ込み思案のため上手く言葉を発言できない)

ユウキ(しかし、精霊使いとしては最大で10体までなら同時に出せるらしい。普通は2体が限界なんだけど…)

ユウキ(そんなセレーニャとクラインは目を合わせるだけでコミュニケーションが取れるらしく、双子疑惑が浮上していたが、DNA鑑定の結果不一致だったため疑いは晴れた)

ユウキ(おそらく2人の事だ。きっとフォリウム姉さんの誘いを断りきれなかったのだろう)

フォリウム「そういや勇者様なかなか来ないわね~…来たら色々と試してみたい事があったのにー…」

クライン「……」チラッ

セレーニャ「……コホン」チラッ

ユウキ(2人がこちらをチラ見した。こちらに気づいてたみたいだ。おそらく逃げろという意味だろう。さすがのオレでもそれぐらいは分かった)

ユウキ(すまない2人とも…また今度何か埋め合わせするから!)

 コソッとその場を後にしたユウキは今夜宿泊する宿屋へと逃げ込んだ。

トマ「いらっしゃい。今日は疲れたろう。今夜はゆっくり泊まってきな」


『トマ・ティケヤ “超伝説級の宿屋”』


ユウキ(逃げ込んだ宿屋に何故かトマがいた)

ユウキ(村人の服装で老けて見えるため普通の宿主に見えてしまった…こう見えてオレと同い年くらいだったはずだ)

ユウキ(魔王討伐前はとある森奥の小さな宿屋を経営していたのだが、あまりの評判にありとあらゆる人が宿を訪れ、なんと魔王が名を偽り泊まりに来たほどの宿だったらしい)

ユウキ(しかもこの男。宿屋コンサルティングとしても有名であちこちの宿屋を一流の宿屋にする仕事もしている)

ユウキ「今度はこの宿をか?」

トマ「その通りで」

ユウキ「さすがだなぁ…冒険しながらコンサルティングとは恐れ入るぜ…」

トマ「ハハハハッ!あなたほどじゃありませんよ。勇者なんて尊敬します」

ユウキ「もう戻ってる仲間とかいるのか?」

紅葉「ここにいるよ勇者様!」

セガール「イヤッフー!」

ヴァレンティーナ「マヤ。勇者様をずっとお待ちしてたのですよー?」

まあさ「フン。早くトランプ抜いてくれないセガール」

セガール「あわわわわ!」


『マヤ・ヴァレンティーナ “超伝説級の魔法少女”』


『猫原 磨朝(ねこはら まあさ) “超伝説級の踊り子”』


『ミデオ・セガール “超伝説級の配管工”』


『紅葉 魔姫(くれは まき) “超伝説級の魔物使い”』

ユウキ(ヴァレンティーナは天才魔法使いで赤毛のツインテールと可愛らしい言動と服装をしている。本人は魔法少女と呼んでほしいそうだ)

ユウキ(しかし、年齢やセクシーな体型を見るとどうもその…魔法“少女”とは…)

ユウキ(あ…ちなみに彼女の目の前で年齢に関する事を触れると魔王討伐後のケンカのように怒るので気をつけないといけません)

ユウキ(まあさは踊り子)

ユウキ(男子ならばそこに目がいくし、踊り子という天職で魅力倍増!動く度に胸が揺れ…そこにツンデレときた!もう満点だな!)

ユウキ(…って小金が昨日酒飲みながら言っていたのをふと思い出した)

ユウキ(セガールさんはあまり触れない方が良い見た目をしている。なぜなら某配管工に憧れ、極めたからだ)

ユウキ(土管を見つけたらどの土管からでも出ることが出来る。某配管工を知っている方がいれば見た目や能力もそのまんまなので想像しやすいだろう)

ユウキ(紅葉は明るくて元気で誰とでも仲良くなれるボーイッシュな赤髪ショートの女の子だ)

ユウキ(彼女にかかればどんな危険なモンスターもペットにしてしまう。それに会話もできるらしいが…真相はわからない)

ユウキ(仲間内でも彼女の評価は高く、おそらくこのトランプゲームを主催したのは彼女の発案だろう)

ユウキ「あれ?影虎と闇咲は?」

トマ「そのお2人は城の周りの警備に当たっているそうです。魔王を倒したといえど残党が来ないように見張っているようですね」


『忍原 影虎(しのはら かげとら) “超伝説級の工作兵”』


『闇咲 舞(やみざき まい) “超伝説級の??”』


ユウキ(この2人に関してはあまり知らない。影虎は主に偵察や暗殺、諜報活動などの工作活動をしてもらっている)

ユウキ(あまり会う機会もなく、依頼する時と結果報告の時ぐらいしか会わないのだ)

ユウキ(ただ、噂によるとハニートラップが1番得意らしく男女は問わないそうで黒髪蒼眼の彼に見つめられると堕落してしまうとの事)

ユウキ(闇咲は主に町や王国などの復興活動や警護活動をしてもらっている)

ユウキ(子供達や一般市民などの面倒見がよい姉御肌な人で普段は生まれ育った孤児院で働いている)

ユウキ(冒険中は孤児院で働きながら復興活動と王国自体の警護活動をしてもらっていた)

ユウキ(しかし、彼女が何において超伝説級なのかは判明しておらず、いまだに謎だ)

ユウキ「頭が上がらないなあの2人には…」

紅葉「どう勇者様!一緒にトランプしません?」

ユウキ「どうしようかな…」

ヴァレンティーナ「勇者様のトランプの実力見てみたいなー」

セガール「イッツミーセガー…」

まあさ「早くトランプ引きなさいよセガール!!」ボコォ←セガールを殴る

セガール「マンマミーア!」バタン

トマ「…顔が疲れていますよ。もう今夜はお休みになられた方が良いかと」

ユウキ「そうだな。ありがとう。そうさせてもらうよ」

トマ「それでは102号室の鍵をお渡しします。ここをまっすぐ行って突き当たりのお部屋になります」

トマ「それではごゆっくり」

紅葉「また明日ね勇者様!」

ヴァレンティーナ「お休みなさいませ勇者様!」

まあさ「ゆっくり寝て疲れ取りなさいよまったく…」

セガール「………」チーン…

 トマに言われる通り歩き、部屋へと入った。
 部屋の間取りまでは説明しないが、至ってシンプルな部屋だった。

ユウキ(今日は疲れているみたいだ…幻聴も聞こえてたし…早めに一眠りするか…)

ユウキ(明日も平和が続きますように…)



………

……………………

…………………………………

?「起きてください勇者様」

ユウキ「あ、もう朝ですか?」

?「いいえ。ここはあなたの夢の中です。現実世界では私の姿は見えなかったようなので…」

ユウキ「はい?」

ユウキ(オレの目の前に天使の羽がつき、天使の輪をつけた真っ白な……クマのヌイグルミがいた)

ユウキ(夢の中と言ってたし、うん。変な夢だと思えばいいか)

?「私の名前はモノコ。貴方に忠告をしにきました」

ユウキ「忠告?」

モノコ「えぇ…」

モノコ「魔王マークノモーはまだ生きています」

ユウキ「……そういう夢…って事ですか?」

モノコ「これは現実です。魔王マークノモーは最後の力をふりしぼり、4つの魂を生み出しました」

ユウキ「……へぇ」

モノコ「どうやら信じていないようですね」

ユウキ(そりゃあ夢の中でクマのヌイグルミが変な事喋ってたら信じないだろう)

モノコ「では、もっと最悪の忠告をします。これを聞かなければあなたのパーティーは全滅します」

ユウキ「全滅…ねぇ…オレ達のパーティーはみんな個人でも強いんだよ?それはないかな」

モノコ「……“仲間に魔王の魂が宿った”としてもですか?」

ユウキ「!!!」

ユウキ「今なんて…?」

モノコ「…4つの魂は貴方達の仲間の体に宿りました。つまり仲間を倒さなければ魔王は倒せないのです」

ユウキ「ふざけるな!!何のためにその必要が…」

モノコ「生贄です」

モノコ「魔王は強大な力を持つ4体の生贄で完全復活を遂げようとしています。そのためには“超伝説級の能力者”が必要なのです」

ユウキ「…4体の生贄を捧げるためには4体の操り人形が必要…って事か…?」

モノコ「その通りです。最後の力で生贄を捧げるのは不可能と判断したのでしょう」

ユウキ「うそ…だろ…?」

ユウキ(さ…最悪だ……最悪だ最悪だ最悪だ最悪だ最悪だ!!!)

ユウキ(オレが…最後にしっかりとトドメをさしておけば…!)

モノコ「後悔することはありません。魔王マークノモーの力はあまりに強大だったと言う事なのですから」

ユウキ「……おい待てよ」

ユウキ「という事はお前はオレに仲間を殺せと言ってんのかよ?」

モノコ「いいえ。そういうわけではありません。その方法はあなた方にとって登ましくないでしょう」

ユウキ「じゃあどうすれば…」

モノコ「方法は1つです。あなた達が過去に訪れた4つのダンジョンの最奥地にそのダンジョンのボスが再出現しているはずです」

モノコ「私の力であれはそのボスに魔王マークノモーの魂を取り込む事ができます」

モノコ「そしてそのボスを倒せば魔王の復活を止める事ができるのです。それが仲間を救う手段です」

ユウキ「それしか…方法はないんだよな?」

モノコ「はい。そうしなけば世界は再び魔王マークノモーの手に落ちます。そうなっては2年の冒険も無駄になってしまうんです」

モノコ「魔王マークノモーの魂が宿った者は段々と魔王の邪悪オーラに飲み込まれ、自我を失うのです…自我を失ったら最後…もう仲間にトドメを刺すしか…」

ユウキ「ふざけんな!!仲間にトドメを刺す!?できるわけねえだろ!!お前にオレの気持ちが分かんのかよ!!」

モノコ「私はずっと貴方を見守ってきたのです。全て知っていますよ」

ユウキ「え?」

モノコ「生まれた時に伝説の格闘家の父からハチマキを譲り受け、ずっと装着してる事…仲間を誰よりも信じている事…そして…あなたを勇者として選んだのもこの私です」

ユウキ「ま…待てよ…勇者として選んだって…そんな事出来るのは…」

モノコ「いずれ私の正体は分かるでしょう。それよりも急いでください。魔王の4つの魂はすでに生贄を捧げる準備をしてるはずです」

モノコ「この事実はあなたの仲間にテレパシーで伝えておきます。もうまもなく朝が訪れます」

モノコ「朝を迎えたら“霧始めの森”に向かうのです」

モノコ「無事を祈っています勇者ユウキよ…」

………………

ユウキ(朝の目覚めは最悪だった)

ユウキ(いつもならトマが起こしに来るはずだが今朝はこなかった)

ユウキ(確かテレパシーで夢の中の情報が仲間のみんなにも伝わっているんだったな…)

ユウキ(扉を開けると紅葉が部屋の前に座っていた)

ユウキ(眠そうな顔だが、その顔はどこか悲しさが伺える)

紅葉「……勇者様は…違うよね…?」

ユウキ(その一言であらためて現実だと悟った)



“オレを含めた16人の中に裏切り者がいる”


ユウキ(もちろん皆疑心暗鬼になるのは当然だろう。だが、前日まではあんなに仲良く飲んでいたんだ)

ユウキ(ちゃんと話し合えば解決できるはずだ)

ユウキ「とにかくみんなと合流しよう。話し合わないと…」

紅葉「信じていいんだよね…?」

ユウキ「何を?」

紅葉「いや…何でもない…」

ユウキ(紅葉の顔に笑顔はない。いつものムードメーカーの彼女はどこへ消えてしまったのだろうか)

紅葉「みんな食堂に集まってる…一緒に行こ」

ユウキ(オレの手を掴む彼女の手は冷たかった。それに震えていた)

ユウキ(…オレに怯えているのか…それともどこから襲われるか分からない恐怖に怯えているのか…それとも…)

ユウキ(自分に魔王の魂が宿っているから…?)

ユウキ(……ダメだ。こんなんじゃ勇者失格だ)

ユウキ(正しい判断をしなきゃ…)

 ユウキが食堂に着いた時には仲間全員が集結していた。
 しかし、誰1人として喋っている者はいない。
 ユウキを見る仲間の目はモンスターを見る目と同じだった

フォリウム「で…誰を殺すんだい?」

空牙「おい…空気読めよ」

フォリウム「何さそんな暗い顔して。答えは簡単だろ。早いとこ魔王の魂の宿ったやつを殺せばいいんだ」

空牙「……確かにそうだ。だけどそれが真実だという保証はねえだろ?」

文「そ、そうですよ!たまたまみんなが同じ夢を見てたって可能性も…」

叶音「あるあるー!」

空牙「いや、そりゃねえだろ!?」

トマ「例えばみんなが同じ術や魔法、薬などにかかっていたらありえるんじゃないか?」

ヴァレンティーナ「そんな効果の魔法や術はマヤ聞いた事もないですねー?」

トマ「ヴァレンティーナが聞いた事がないか…文さんは?」

文「残念ながらないですね…」

空牙「マジかよ…それじゃあの夢は…」

フォリウム「いつまで遊んでんだい?早く仕事にかかろうじゃないか」

フォリウム「1人ずつ私の目の前に来な。1人ずつ黒魔術をかけてやるよ」

空牙「やってる事魔王と変わんねえじゃねえか!?」

刀剣「みんな落ち着け!疑いあっても何も生まれないだろ!!」

小金「はいはーい…とにかく酒持ってこーい…そしたら落ち着くからー」

叶音「あいあいさー!」ダダダ

まあさ「そっちトイレだよ!?」

ヴァレンティーナ「うーん…アホの子なんだねー」

セレーニャ「……お前もだろ」

ヴァレンティーナ「あんこらはぁ~ん?」

クライン「3秒間黙れ…」

…………

ユウキ(クラインの一言でみんな一斉に静かになった)

ユウキ(これがクラインの能力…敵には回したくない男だぜ…)

トマ「ありがとうクラインさん。それじゃあ勇者様。あなたが見た夢を教えてもらっていいですか?それで状況を整理しましょう」

ユウキ(こちらに視線が集まった。最終的に行動を決めるのはオレだ。冷静に発言しないと混乱を招くだけだ)

ユウキ「…オレ達16人の中にはどうやら魔王の魂が宿っている奴が4人いる…それは間違いないようだ」

フォリウム「通称“デビル”!悪魔界ではそう呼ばれてるわ」

セレーニャ「……酷い名前」

まあさ「まぁ呼びやすいからそっちの方がいいんじゃない」

ユウキ「…そのデビルは仲間の自我を徐々に奪い、4つの生贄を捧げ魔王を復活させるために行動すると言っていた」

トマ「みんなが見た夢と同じだね」

ユウキ(みんなが頷いているな…ここまでは共有出来てるみたいだな)

ユウキ「それを倒すには直接ではなく、まずは霧始めの森に向かい、その最奥地にいるボスに魔王の魂を取り込み、倒すって言ってた」

空牙「…どうやら大丈夫みたいだな」

紅葉「…ここにいたって何も始まらないね!じゃあ早速霧始めの森に行こう!」

ユウキ(紅葉の表情が明るくなった。さっきまでの彼女たちとは大違いだ。これが演技だとしたら相当無理をしているはずだ)

ユウキ(だけどこれが彼女なりの気遣いなのかもしれないな…)

空牙「待て待て!まだ何も準備できてねえだろ!」

影虎「霧始めの森に行く準備はもうしてある」

闇咲「馬車を用意した。食料や薬品、武器も積んである。チンタラしてたら自我がなくなるよ」

空牙「準備はえ!?」

空牙「いや、でもまだ心の準備が…」

影虎「舞」

闇咲「空牙…私の目を見なさい」

空牙「ふぇっ!?」

闇咲「…」ジィーーー

空牙「ぐぁ…」バダン

まあさ「容赦ねえなー…」

クライン『ここにいても意味がない。とにかく霧始めの森に行けば何か分かるかも』

トマ「その通り!それでいいですか勇者様?」

ユウキ「あぁ。それで行こう」

刀剣「それじゃあみんな!いつも通り…」

刀剣「とはいかないにしろギスギスだけはしないようにね!!」

ユウキ(おそらく誰も自分以外の仲間を信頼していない…そして誰がデビルかを探り合っているんだろう)

ユウキ(たとえ2年間冒険した仲間でも…殺されるぐらいなら殺す…その心が芽生えてきている…)

ユウキ(オレの目的は1つだ)

ユウキ(みんなを救う!!)

ユウキ(あのクマが言っていたはずだ。自我がなくなる前にボスに魔王の魂を取り込めば助けれるって!)

ユウキ(必ずみんなを救ってみせる…!希望を見つけるんだ!)

 勇者達を乗せた希望の馬車は霧始めの森へと向かった…

【序章:世紀末から平穏な世界へ:完】

プロローグ終了です!
一旦休憩させてください。

22時に一章を始めます
一章からは安価あるのでご安心を

【1章:始まりの森と悪魔の足音:(非)冒険編】

ユウキ(2時間馬車に揺られ、霧始めの森へとやって来た)

ユウキ(この森に来たのは16人が初めて集まった時だった)

ユウキ(まだお互いの事をあまり知らない時なので連携を取る事もコミュニケーション取る事も出来なかった)

ユウキ(だが、霧始めの森でランダムに起こる濃霧でコミュニケーションを取らざる得なくなったのが幸いし、お互いの事を知るきっかけとなった思い出深い森だ)

ユウキ(あの頃と比べればレベルはとてつもなく上がったが、ギスギス具合はあの頃に戻ってるかもしれない)

ユウキ(この森で再び仲良くなれればいいな…)

刀剣「着いたな。ここの森のボスは…何だったっけ?」

トマ「ゴブリンベアーです。私の宿のすぐ隣。おすすめですのでぜひお泊りください」

まあさ「さりげなく自分の宿の宣伝してるー!?」

闇咲「そう言えばトマの宿はここの最奥地だったね」

トマ「はい。そこで皆様に会ったのを今でも覚えています」

刀剣「それじゃあトマに案内してもらおうか」

トマ「濃霧が出る前に行きましょう。出てしまうといくら私でも案内が困難になります」

紅葉「それじゃあ出発進行!!」

刀剣「文はオレの後ろにいろよ。濃霧が出たら危険だ」

文「はい」

小金「濃霧が出たら危険だ…嬢ちゃんは後ろに隠れてな」

セガール「オーイェー」

小金「お前じゃねえよ!!?」

ユウキ(少しずつだが、昔のノリに戻って来ているな…早くボスに魂を取り込んで倒さないといけないぜ!)

【冒険開始】

安価↓1~3で戦闘パーティーを組んで最奥地を目指します。
ダンガンロンパで言う所の自由行動と同じです
被ったら安価↓

ユウキ「闇咲、セレーニャ、クライン。戦闘の準備してるか?」

闇咲「もちろん。さあ行くよ」

セレーニャ「……もち」

クライン『オーケー』

ユウキ「おっしゃ行くぞ!気合い入れてけー!エイエイ…」

闇咲「ちょいちょい」

ユウキ「え?」

闇咲「このメンツでそれやる?」

セレーニャ「……体育会系のノリやだ」

クライン『アカンでそれは!』

ユウキ「お前そんな口調じゃなかったろ!?」

『モンスターが現れた!』デケデン

闇咲「ほら。モンスター出て来たよ」

ユウキ「と、取り敢えずいくぞ!」

セレーニャ「……もう倒した」

闇咲「こっちも片付けたよ」

クライン『何してるの勇者様?』

ユウキ「どんなモンスターかまだ見てないけど!?」

闇咲「遅いわー…そらないわー」

セレーニャ「……ないわー」

クライン『そりゃないわ』

ユウキ「な…なんなんだこいつら…」

ユウキ(そういえばこの3人でパーティーを組むのは初めてか…いや…それにしてもなんてめんどくさいパーティーだよ)

ユウキ「しっかりとモンスター見させてくれ。何か冒険してる感ないからさ」

闇咲「はいよー。そんじゃクラインよろしくー」

クライン「出でよ中ボス」

中ボス「グワァァァァ!!!!」デケデン

ユウキ「いやいや!!!展開考えろよ!?まだ序盤だからこのダンジョンの!?」

クライン「…………」チラッ

セレーニャ「……ごめんちゃいだって」

ユウキ「許せるか!!!」

セレーニャ「……でも倒した」

闇咲「よっしゃー!」

ユウキ「何なのそのノリ!?」

 勇者が振り回されるものの何とかダンジョンを進む4人。

~好感度イベント~
3人の内の誰か1人と親睦を深めれるが誰にする?

安価↓1

セレーニャ「……ふぅ」

ユウキ「大丈夫か?休むか?」

セレーニャ「…!!」

 セレーニャはユウキが肩に手をかけたのを払いのけた。
 無意識の行動だったが、セレーニャの目は怯えていた。

ユウキ「セ、セレーニャ…?」

セレーニャ「……」

ユウキ「まだ…信じてないのか…?」

セレーニャ「……信じれるわけないでしょ?」

セレーニャ「……デビルが…いるんだよ…?」

ユウキ「…オレがデビルじゃない…って証拠はない」

ユウキ「だから信じなくていいからな。みんなオレが守ってやる」

ユウキ「それがオレにできる精一杯の証明だ」

セレーニャ「………」

ユウキ「行こうか。早くボスを倒そう」

セレーニャ「……勇者様」

ユウキ「?」

セレーニャ「ボスを全て倒したら謝らせて」

ユウキ「…謝らなくていいよ。だからいくぞ」

セレーニャ「…うん」

セレーニャの好感度が上がった

今日はここまで!
明日の夜に更新します!


これってクロや被害者はすでに決まってる?
あとモノクマは出るの?

>>81
ある程度クロと被害者は決まってます
モノクマは…内緒です

あと好感度とかあげておくといいことあるかとそういうのがある回数または頻度も知ることができたら知りたい

>>83
好感度について
先程ある程度クロと被害者は決まってると言いましたが、好感度によってそれは変動予定です
クロと被害者の組み合わせなどは20通りぐらいありますので好感度はこのssでは結構重要です

頻度
一章につき
パーティー3人で好感度大アップ
決めてからさらに1人好感度中アップ

にしようとおもいます

注意ですが好感度が高い順に生きやすいとかはないですよ!

捜査パート、裁判パートで説明はありますがまたその時に説明します。

21~22時に更新します!

トマ「着きましたよ。ここが私の宿です」

空牙「なんで先に宿案内しちゃうかなー」

まあさ「早くボス倒しに行こうよ!」

トマ「ですが雑魚モンスターにだいぶマジックポイントを消費したようなので一旦宿でアイテムを補充しようと思いまして」

影虎「確かにその通りだな」

叶音「お腹空いた~!!食料探しに行こ!」

空牙「今の話聞いてた!?」

影虎「それに食料はすでに調達しているぞ」

叶音「ご当地の物が食べたいの!」

まあさ「わがままガールね…」

叶音「てなわけでトマ兄!クライン!一緒に探しに行こう!」

空牙「おいおい。霧が濃くなったら危険なのにそのメンバーって…死ぬ気か…」

叶音「なんでよー。トマ兄はこの森の地形に詳しいし、クラインは生物に詳しいからベストな布陣だと思うなー」

トマ「叶音さんの言う通りですね。クラインさんと叶音さんなら私は安心して冒険できますよ」

 今の一言で一瞬場は静かになった。
 みんなも意識したのだろう。
 誰と過ごすのが安全なのかと…

叶音「それにすぐ戻ってくるよ?10分だけだから!」

トマ「何かあれば霧がMAXで濃くなる前にすぐ戻ってきます」

 叶音達が食料調達に行ってから徐々に仲間の姿がいなくなっていった。

フォリウム「こんなとこにいてられるかい。私は1人で行動するよ」

空牙「危険な香りがプンプンするぞその発言!」

セレーニャ「……ごめんだけど私もちよっと席外す」

影虎「舞…セガール…ここの地形調べるから手伝ってくれや」

闇咲「はいはーい。じゃあっち探してくるねー」

セガール「オケー」

空牙「おいおい!正気かよ!」

文「勝手に行動したら危険だよ!」

ユウキ(探索に出かける者や単独行動をする者…目的は違えど気づけば宿に残ったのはオレと空牙と刀剣に文だけだった)

空牙「何かみんなおかしいぜ…単独行動なんて…」

文「恐れてるんですよデビルを」

文「デビルと一緒にいるぐらいなら1人の方がいいって考えになってきてるんですよ…」

空牙「叶音達の行動も安心できるメンバーだけでいた方が安心って考えだろうし…」

ユウキ「暗くなっててもしょうがない。何か話題を変えないか?」

文「…って言ってもこの中にデビルがいたら…」

空牙「やめろよ文!!」

刀剣「落ち着け!!空牙!お前は少しは静かになれ!」

空牙「テメーこそ熱くなりすぎなんだよ!」

刀剣「なんだと!?」

文「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」

ユウキ「懐かしいなこの感じ」

文「え?」

ユウキ「2年前にここに来た時もこの4人で喧嘩したのを覚えてるんだ」

ユウキ「あの時は確か空牙が文をバカにして刀剣が怒ってたよな?」

空牙「いやー…そのー…あの時は悪かったよ確かに…」

刀剣「あの時はオレも怒りすぎだったし…」

文「私も確かにノロマだったし…」

空牙「今になって考えてみたらノロマじゃねえよ!しっかり仲間の体力とか考えて行動してるし!」

刀剣「空牙もよく仲間の行動見てるよな?誰が何してるかとか」

ユウキ「ちゃんとお互いの事分かって来てるって事だよ」

ユウキ「オレはそんな仲間を誰も傷つけたくない。仲間を探しに行ってくる」

空牙「…たく。お前には敵わねえよ」

刀剣「今のでお前がデビルじゃないって信じた。だからオレも探しに行く」

文「…怖がってちゃダメよね!あの頃とはレベルも変わったもん!」

ユウキ「よし。じゃあ手分けして探そう。オレと空牙。刀剣と文で別れよう」

ユウキ「もしこの4人の誰かがデビルだとしても、デビルに負けないとオレは信じてる」

ユウキ「頼んだぜみんな!」

空牙「おう!」

刀剣「文はオレが守るぜ!」

文「わ、私も頑張ります!」

 2組で手分けして仲間探しに出かけた。
 しばらく時間が経過したが、未だに仲間は見つからない。
 空牙とはぐれないように声を掛け合ってはいるが、次第に霧が濃くなっていく。

ユウキ(だけどいきなり霧が濃くなって来た)

ユウキ「そろそろ宿に戻るか。これ以上は危険だ」

シィーーーーン

ユウキ(あれ…?もう空牙とはぐれてるのオレ?)

ユウキ「おーーーーい!」

シィーーーーン

ユウキ(さっきまで一緒にいてたはずなのに…)

モノコ「気をつけて勇者様」

ユウキ「!」

ユウキ(モノコの声が聞こえた。姿は見えないが確かにあいつの声に間違いない)

モノコ「悪魔の足音が聞こえます」

ユウキ(悪魔の足音…?いや、そんな事より早く仲間と合流しないと…!)

ユウキ(しかし、こんな霧の深さでどうすれば…)

モノコ「私が悪魔の足音の方向へ案内します。だから急いで」

ユウキ(…くそ!信じるしかねえ!)

ユウキ「どっちだモノコ!」

モノコ「まっすぐ進んで」

 その後もモノコの言う通りに進んでいき数分が経った。
 だんだんと霧にも慣れて来たのか視界が見えるようになって来た。

モノコ「ここで悪魔の足跡が消えた…」

ユウキ「ここは。導きの木か…?」

ユウキ(2年前、仲間と誓いを立てた思い出の場所だ)

ユウキ(必ず魔王を討伐をする)

ユウキ(みんなの意思が1つになった場所だった)

ユウキ(霧が晴れてきた…導きの木がはっきりと分かる)

ユウキ(だが…)

ユウキ(目の前には思い出の場所にふさわしくない光景が広がっていた…)

ユウキ(腹が裂け、血まみれになった見るにも耐えない無残な姿の仲間…)

ユウキ(顔を確認するまでもなく、それは誰か分かった)

ユウキ(地面に突き刺さった武器は、この2年間で何度も助けられた武器だった)

ユウキ「…すまない……やくしそ」

ユウキ(オレの夢は早くも終わってしまった…)

 悲しみの勇者は地面に突き刺さったサーベルの前で、膝をついて泣き崩れていた。
 霧が晴れ、仲間も全員集まったが、誰も声を出す事は無かった…

【1章:始まりの森と悪魔の足音:(非)冒険編:完】

【???部屋?】

?「うぷぷぷぷ…ついに始まっちゃったみたいだね…コロシアイが」

?「まぁ今回はボクの出番はないけど、また出てくるから安心してよね」

?「なんかモノコとかいうパチモンが出しゃばってるみたいだから、モノミみたいに成敗しないとね!」

?「さてと…そろそろ準備しとかないとお母ちゃんに怒られちゃうよ」

?「それじゃあバイバーイ」

【残り15人】

>>98 訂正
やくしそ

くそ!!

15分だけ時間ください!
ちょっとだけお待ちを!

?もしかして書き溜めが消えてしまったの?
なら今日は休んだ方がいいよ

>>102
恥ずかしながら消えてしまいました…
すみませんが明日の夜まで時間ください!
楽しみにしてた方すみません!

了解。
消えたものは仕方がないからゆっくりしていって欲しい

あと聞きたいけど、ヒロインや刀剣について今後フォローとかある?
過去についてとかユウキとの関りとかそういうので

>>104
ヒロインについては一章を見ていただければ分かるようにしてます!

死んだ刀剣に関してもせっかく作ってくれた安価なので色んな方向でフォローしていく予定です

なんとか消えた文章を書きなおしました。
今日は21時に更新します!

【1章:始まりの森と悪魔の足音:非冒険編】

 刀剣の死体の周りにようやく仲間が集結していたが、沈黙が続いていた。
 しかし、空牙がその沈黙を破る。

空牙「ク…クソッタレーーーーーーーー!!!!!」

空牙「なんで死んでんだよーーーー!」

空牙「おい勇者!!お前が守ってくれんじゃなかったのかよ!!」

文「……うぅ…ごめんなさい…私が…」

ユウキ「…ごめん」

空牙「あん!?お前が仲間を守るって言ってたんじゃねえのか!!」

影虎「空牙!それぐらいにしとけ」

空牙「あん?お前なんでそんな冷静なんだよ?」

影虎「冷静な奴なんているわけねぇだろバカが」

空牙「ぐ…」

小金「さて…どうやら最初の生贄が出ちまったようだな」

ヴァレンティーナ「つ…つまり…仲間の誰かの自我がデビルに食われたって事…?」

叶音「裏切り者が現れたんだー!」

フォリウム「っていうかデビルって1人しか考えられないじゃん」

トマ「それは誰ですか?」

フォリウム「勇者」

 フォリウムの発言後、みんながユウキを見つめる。
 第一発見者のユウキは疑われて当然だろう。

ユウキ「オレは刀剣を殺していない。信じてくれ」

文「ほら!ユウキさんはデビルじゃないよ!」

フォリウム「その発言をデビルが言ってんなら相当演技が上手いんだねぇ…」

文「やめてください!勇者様はみんなを守るって言ってくれた人なんですよ!そんな方が仲間を殺すなんて…」

闇咲「普通なら…ね」

闇咲「デビルに自我を奪われたなら、そいつはもう仲間の意識はないはずさ」

文「私は勇者様を信じます」

紅葉「私もよ!私も勇者様を信じます!勇者様はデビルになんか屈しません!」

ヴァレンティーナ「出た出た。優等生キャラの紅葉ちゃんだー!」

ヴァレンティーナ「でも、デビルだったりして!」

紅葉「ち、違うよ!!」

まあさ「必死だねマキ…あんたもしかして…」

紅葉「違うって!そんな事言ってるまあさやマヤがデビルなんじゃないの!?」

セレーニャ「……クライン」

クライン「落ち着け」

…………

トマ「…ありがとうクラインさん、セレーニャさん。とにかくこのままだとマズイのは分かった。一刻も早くデビルを見つけるのが優先だ」

?「その通りだね!」

トマ「…誰?」

?「うぷぷぷぷ…」

?「どうもみなさんはじめましてー!この森のボスです」

空牙「ボ、ボ、ボスが出たゾーーー!!」

影虎「総員戦闘準備!」

セガール「ムムム!」

ヴァレンティーナ「魔法陣よーし」

小金「嬢ちゃん達は下がってな。ここは戦闘班の出番だ」

まあさ「アンタ後ろ下がりすぎだろ!?」

フォリウム「みんな待ちな。ゴブリンベアーに攻撃の気配が見えないよ」

影虎「たしかに…」

ゴブリンベアー「どうやら物分かりの良い生贄がいるみたいだねー!」

フォリウム「誰が生贄だクソクマ…!」

ゴブリンベアー「おぉ怖!これだから女は怖いんだ」

ユウキ「なんでゴブリンベアーが喋ってんだよ!」

ゴブリンベアー「うーん…これには製作者の深い意図があってだね…」

空牙「知らねえよそんなの!?」

ゴブリンベアー「そんな事よりさ。みんな誰が生贄を殺したのか気にならないの?」

ユウキ「!」

ユウキ(このボス…まさか…)

空牙「なんだよ!そんな事でオレ達を揺さぶる気か?」

ゴブリンベアー「ボクは知ってるんだなー。誰が生贄を殺したか」

全員「!!」

 全員が驚いた顔でボスを見た。

ユウキ「こいつはすでに倒されてヌイグルミ状態だ…中に誰か入ってる」

ゴブリンベアー「せいかーい!正解した勇者には銀の魔王様人形をプレゼントしまーす」

ユウキ「いらね」ポイッ

パリーン!

ゴブリンベアー「ギヤァーーーー!ボクのお小遣いを費やして作った人形がーー!」

紅葉「ゴブリンベアーって意外とかわいいね…」

まあさ「いやいや…冷静になってあれ見てみな。ゴブリンとクマのキメラだぞ?」

セレーニャ「……だがそれでいい」

まあさ「何が!?」

空牙「てか誰が入ってんの?」

小金「知るかそんなもん。神だろどうせ」

闇咲「何が何だか…」

ゴブリンベアー「もう怒ったぞ!こうなったら手短に話してやる!」

ユウキ「最初から喋れ!」

ゴブリンベアー「いいかい!この生贄はデビルによって殺された!そこでお前らには誰が生贄を殺したデビルかを魔女裁判方式で決めてもらう!」

ヴァレンティーナ「魔女!?あ、マヤは魔法少女だから関係ないや」

セレーニャ「……ババア無理すんな」

空牙「オーケー!とりあえずヴァレンティーナ様ー。右手の炎をしまいましょうか!」

ヴァレンティーナ「もしデビルだったら覚えとけよ…!」

ゴブリンベアー「あのー…脱線せずに聞いてもらってもいいっすか?」

トマ「あ、はいどうぞ」

クライン『きつく言っときます』

ゴブリンベアー「ゴホン…今からお前らは冒険という名の捜査でこの事件のデビルを見つけてもらう」

ゴブリンベアー「その後の裁判では最終的にクロ…つまりデビルを多数決で決めてもらうよ」

ゴブリンベアー「1時間後に再びここに集まれ。そうすればある場所に案内してやろう」

ゴブリンベアー「今からの1時間は自分の身の潔白を証明できる証拠を見つける貴重な時間だ。証明したければ証拠を見つけろ!」

ゴブリンベアー「あとは視聴者の人がよく分かってるシステムだから案内しませーん!この参加者達にはボクが説明したテイでお願いしやーす!」

影虎「まるでお前がこの事件を仕組んだみたいに物事が進むな」

ゴブリンベアー「…実はボク、未来から来たんだ」

ゴブリンベアー「だから、ボクは未来に帰らなくちゃいけない」

空牙「おい!なんだか知らねえけどお前の声でその発言はアウトな気がするぜ!?」

ゴブリンベアー「嘘だよお前ら!あたしゃあただのボスだよ」

まあさ「その声もアウトな気がするー!!」

ゴブリンベアー「とにかく早く探しなよ。お前らの仲間を殺したデビルはお前らの中にいるんだからさ…それじゃあバイバーイ!」

 そう言うとゴブリンベアーは本来の場所に戻っていった。

フォリウム「さて…それじゃあ早速デビル探しをしようかね」

闇咲「…そうだね。許すわけにはいかないさ」

フォリウム「あ。それから刀剣をいじくって分かった事があるからそれ報告しとくわ」

闇咲「あれ?フォリウムって医学持ちだっけ?」

フォリウム「一応ね。黒魔術するにはまず人体の仕組みから学ばなきゃいけないからね」

トマ「それでフォリ姐。刀剣さんはどうだったの?」

フォリウム「酷いね。切り刻んだと言うよりかは無理やり腹を切り裂いたって感じだね」

フォリウム「凶器は不明…こんな切り傷は見たこと無いね」



【生贄ファイル1(フォリウム調べ)GET】
フォリウムの調べによると、刀剣の腹は切り裂かれたような傷だった。凶器は不明。

※ここで獲得したアイテムはこの後の裁判パートで使えます。
色んなアイテムがありますが、中には使わないアイテムもあります。




ユウキ(……オレだけじゃ不安だ。誰かと行動しよう)

※各章の探偵パートでは誰かと行動を共に出来ます。好感度も上がります。
 各キャラによって得意分野や獲得するアイテムが違う場合があります。
 しかし、その相手がもしデビルだった場合はあまり勇者には協力しなかったり、邪魔をしたりするでしょう。

安価↓1

ザッザッ

クンカクンカ

闇咲「なーんだ。刀剣の匂い辿ってたら事件現場にもどっちゃった」

ユウキ「何してんの?」

闇咲「え?匂い嗅いでたけど?」

ユウキ「犬かよ!」

闇咲「いやー。私意外と鼻がいいのよ。だから刀剣の匂いを嗅いでたらデビルに辿り着くかなーって思ってたのよ」

ユウキ「今ここに全員集結してるのに意味ある?」

闇咲「ないね!あははは!」

ユウキ(頼り甲斐があるんだかないんだか…)

ユウキ「ちなみにアリバイを聞いてもいい?」

闇咲「私は周辺の地形を把握してたね。霧が出て来て匂い嗅ぎながら宿に戻ってたんだけど途中でなんだかアンモニア臭くなったから鼻をつまんで寝てたよ」

ユウキ「アンモニア?」

闇咲「まぁアリバイはないって事さ。だって1人だったからね」



【闇咲のアリバイGET】
仲間を探すため匂いを嗅いでいた。途中で何かアンモニアの匂いを感じた。

ユウキ(そうだ。頼り甲斐のある闇咲と行動してみるか)

ユウキ「闇咲。一緒に捜査してくれないか?」

闇咲「勇者様と?いいよ。別に暇だったし」

闇咲「勇者様が1番デビルの可能性ないと思うし安全でしょ!」

ユウキ「消去法ですか…?」

闇咲「そうね!でも私も気が楽だし頼りにしてるよ!」

闇咲「あと勇者様っての今日からなしね!今日からはユウキと呼んでやろう!」

ユウキ「お好きにどうぞ…」

ユウキ「そういえばアリバイを聞かなくて良い奴が3人いたね」

闇咲「そんなのいたっけ?」

ユウキ「3人はみんなの前でアリバイを見せつけてるんだ。その3人は…」

安価↓1に3人

ユウキ「空牙だ。あいつはオレと一緒に行動していたんだ」

ユウキ「あれ…だけど途中ではぐれたんだっけ…?」

闇咲「それに3人じゃなくないか?」

ユウキ「いや、間違えただけだよ!」

ユウキ「えーと…確かその3人は3人一緒に行動していたはずだ…それは…」

安価↓1に3人

ユウキ「トマと文とフォリウムだ!」

闇咲「…あれ?トマと一緒に行動してたのってそのふたりだっけ?」

ユウキ「グ…!違ったねそういや」

ユウキ「トマと一緒に行動してたのは…」

安価↓1トマと一緒に行動してた二人(食料調達に出てた二人です…安価わかりにくくてすみません!)

ユウキ「紅葉とセガール…」

闇咲「じゃないよね?」

ユウキ(うぅ…訂正されてしまった…)

ユウキ(何か>>92あたりに気配が…)

ユウキ「残りの二人は…」

安価↓1(答えは>>92にあるような…)

ト?と叶?とク???です…
分かりづらかったですかね

さらに安価↓1

ユウキ「叶音、クライン、トマの3人は現地食材を調達しに行っていたんだ。つまりこの3人はアリバイがあるって事だ」

闇咲「なるほどね。確かに見てたよ私も」

ユウキ「よっぽとの事がない限りこの3人には犯行は不可能だ」



【食料調達班GET】
クライン、トマ、カノンは食料調達のために3人で行動していた



ユウキ「それに事件現場の状況だ。フォリウム調べによると凶器は不明らしい。近くに刀剣のサーベルが地面に突き刺さっていた事から抵抗した可能性があるな」


【地面に突き刺さった刀剣のサーベルGET】
最後の抵抗をしていたのか、刀剣の剣は地面に突き刺さっていた



【凶器の存在GET】
トウケンを殺した凶器は不明。



ユウキ「あとは霧だ。あの霧が出るタイミングはランダムだ。それは誰にも予測は出来ない事から犯行は計画された物じゃなく、突発的に行われた可能性がある」



【霧についてGET】
霧が出ていたのは約30分間。それも予期せぬ出現だったため予測は不可能。

ユウキ「今わかるのはこれぐらいか」

闇咲「冷静ねユウキ。探偵になれんじゃない?」

ユウキ「褒め言葉ありがとう」

ユウキ(そうだ…絶対にアリバイを聞かないといけないのが2人いたな…)

ユウキ「文、空牙…2人のアリバイを教えてくれるか?」

空牙「確かに途中ではぐれちまったな。その後は…言えねえな」

ユウキ「え?アリバイは?」

空牙「ない。はぐれたからにはないな」

ユウキ(なんだろう…今の空牙の顔は…何か隠してるのか?)



【空牙のアリバイGET】
ユウキとはぐれた後のアリバイはない。だが、何かを隠してるようだ。


ユウキ「…聞かせてくれるか文?」

文「…私も一緒です…コケてしまって…それで刀剣様とはぐれてしまったんです…」

文「刀剣様は私の手をしっかりと両手で握ってくれてました…しかし、コケて前を見たらいなくなっていて…」

文「私があの時コケなければ刀剣様と一緒にいたんです…生贄になんてならなかったのに…」

闇咲「ったく…ほら。泣くなら男に顔は見せちゃダメだよ」

ユウキ「…自分を追い詰めるな文。刀剣を守れなかっとのはオレだ。自分を追い込むのはオレで充分だ」



【文の証言&アリバイGET】
最後にトウケンを見たのは文がコケる前。コケるまでは両手を握ってもらっていた。



ユウキ(この2人から聞けるのはこれぐらいか…空牙は裁判で詳しく聞くしかないな)

闇咲「ヴァレンティーナいるね…ここにいていい?」

ユウキ「どうしたの?」

闇咲「今日のヴァレンティーナなんか臭うのよ…」

ユウキ「詳しく聞かない方がいいね…」

闇咲「うん…」



【ヴァレンティーナ臭い?GET】
闇咲曰くヴァレンティーナは臭うらしい



ユウキ「おーいヴァレンティーナ。何してるの?」

ヴァレンティーナ「あー勇者様ー。別になんだってよろしくてですのよ?」

ユウキ「そう…」

ユウキ「刀剣殺害に繋がる呪文でも探してるかと思ったよ」

ヴァレンティーナ「…勘が鋭いのですね勇者様」

ユウキ「で、見つかったのか?」

ヴァレンティーナ「いいえ。見つかりません」

ヴァレンティーナ「私が知る限りであんな酷い殺し方が出来る呪文は見た事がないのです。一通り見たはずなのですが…」

ユウキ「ちなみにこの分厚い3冊の本か?」

ヴァレンティーナ「そうですわ!勇者様ならこの価値がわかってくれると思ってましたわ!」

ヴァレンティーナ「大好きです勇者様!」

ユウキ「興味あるな…」

ヴァレンティーナ「はい!全部教えて差し上げますー!」

ヴァレンティーナ「今、勇者様が持っているのは回復系呪文集ですの!三文…あ、失礼…文ちゃんがほとんど覚えているんですよ!」

ユウキ「見た所、関係なさそうだね」

ヴァレンティーナ「そうですねー。あくまで回復メインの書物なのであんな酷い殺し方はできないですわ!」



【回復系呪文集GET】
ヴァレンティーナが持っていた書物。主にアヤが覚えている呪文が載っている。



ヴァレンティーナ「これはマヤが覚えている最強の書物ですの!これを覚えるのには最短で30年と言われているんですがマヤは1年でおぼえてしまっちゃったんですー!」

ユウキ「凄いね!」

ヴァレンティーナ「はふっ!勇者様に褒められた…」

ユウキ「けど、その中に刀剣を殺した呪文がある可能性もあるんじゃないか?」

ヴァレンティーナ「疑われるのは当然ですわね。けど勇者様!マヤは嘘を言うのは嫌いなのではっきり言いますが、あのような呪文はございません」

ユウキ「だけど、呪文を全て覚えてるんだよな?だったら1つぐらい…」

ヴァレンティーナ「マヤを信じてください。マヤは嘘つきじゃありません」

ユウキ(ヴァレンティーナの目は本気に見える…信じてみるか)



【攻撃系呪文集GET】
ヴァレンティーナが持っていた書物。主にヴァレンティーナが覚えている呪文が載っている。だけど、ヴァレンティーナ曰く刀剣を殺すような呪文は1つもないとの事。


ユウキ「じゃあこれは?」

ヴァレンティーナ「それはちょっとだけ特殊なんですけど日常で使える便利な呪文本ですわ」

ユウキ「なんだよそのテレビで特集されそうな本は…」

ヴァレンティーナ「ふふふ…実はこの本!何を隠そうマヤの母が書いた大ベストセラー本なんですの!!」

ユウキ「え?そうなの!?」

ヴァレンティーナ「でもマヤはなぜか覚えれなくて…」

ユウキ「そ、そうなんだ…」

ユウキ(家事は苦手なのかな…)

ユウキ「ちなみに中身は?」

ヴァレンティーナ「どんな種でも一瞬で成長させる呪文、どんな物でも一瞬で乾く呪文、目に見えない物を発現させる呪文、猫がお使いに行く呪文…まぁ日常全般ですー!」

ユウキ「裏技みたいな内容の呪文だな…」

ヴァレンティーナ「ちなみに文ちゃんはこの書物が大好きで、誕生日にプレゼントしたら大喜びしてましたわ。そして一日で完コピしたらしいですの…恐ろしい子…!」



【日常系呪文集GET】
ヴァレンティーナが持っていた書物。戦闘時には使えない家事やガーデニングで使える呪文。ヴァレンティーナは使えないが、アヤは使えるらしい。



ユウキ「ちなみに聞いておきたいんだけどヴァレンティーナのアリバイはあるの?」

ヴァレンティーナ「単独行動したのは今考えれば愚策だったと認めます…周りにつられて外に出ましたがすごく怖くて泣いちゃったんですー!」

ヴァレンティーナ「そしたら霧が出てきたマヤ動けなくなっちゃいました!」

ユウキ「つまりアリバイはないって事だね」

ヴァレンティーナ「でも!あの時マヤは聞いたんです!獣の唸り声を!」

ユウキ「唸り声?」

ヴァレンティーナ「はい!あの時変な感触の岩に乗ってたら…威嚇するような声が…!他にも聞いた人はいるはずです」

ユウキ(獣の唸り声か…何かの手がかりになるか?)



【ヴァレンティーナのアリバイGET】
何か変な物の上に座り縮こまっていた。その時に獣の唸り声を聞いたらしい。



ヴァレンティーナ「マヤは真実を話しました!私もー…陰ながら勇者様を信じてますね!」

ユウキ「ありがとう」

ユウキ(日向で応援してよ…)

ユウキ「フォリウム。ちょっといいか?」

フォリウム「なんだいデビル?」

ユウキ「勇者です!」

ユウキ「刀剣の…体から何か手がかりとかはなかった?」

フォリウム「そうねぇ…手がかりかどうかは分からないけど植物のツタと豚肉が出てきたよ」

ユウキ「なんでそんな物が?」

フォリウム「体内からだから食ったんじゃない?腹が減ってたんだろ」

クンカクンカ

闇咲「この匂いはすでに調理された豚肉の匂いだね。ツタは未調理みたいね」



【体内のツタGET】
刀剣の体内から未調理の植物のツタが発見された。



【体内の豚肉GET】
刀剣の体内から調理済の豚肉が発見された。


ユウキ「ちなみにフォリウムのアリバイは?」

フォリウム「あそこに突っ立っている元気ハツラツオロナミンガールが知ってるはずだよ」

ユウキ(おそらく紅葉の事かな?)

紅葉「何ですか?」

フォリウム「デビルに聞きたい事があるんだって」

紅葉「違いますー!やめてください!」

闇咲「フォリウム!いじめんのはよしなさい」

フォリウム「はいはい…」

ユウキ「紅葉、アリバイ聞いていいか?」

紅葉「ア…アリバイ…?えーと…そうですね…」

紅葉「アリバイと言えるか微妙だけど霧が濃くなった時に怖くて走り回ってたの…」

闇咲「普通怖くて走り回るか?」

紅葉「走り回った方が何か気分が和らいだの!」

紅葉「そしたらフォリウム姉さんと影虎くんに会ったの!」

ユウキ「なるほど…つまり3人は一緒に行動していたのか」

闇咲「これは立派なアリバイね」



【紅葉の行動GET】
霧が出た後、とにかく走っていた紅葉はフォリウム、影虎と合流していた。



フォリウム「ちなみに元気ハツラツオロナミンガールと合流する前に私は刀剣を見たのさ」

闇咲「!!」

ユウキ「それは本当ですか!?」

フォリウム「チラっとね…」

フォリウム「後ろに文っ子がいたわ。彼は敵との遭遇を警戒していたわ。戦闘態勢だったしね」

ユウキ(確かに刀剣は文と行動していた。フォリウムの発言は正しいかも…)


【フォリウムの証言GET】
霧が手始めの時、トウケンは怯えながらも敵への警戒を怠っていけなかった。



フォリウム「あーあ…何かデビルわかっちゃったかも」

ユウキ「誰だと思うんですか?」

フォリウム「それは秘密よ」

ユウキ(楽しんでやがるなこの展開を…)

ユウキ「なぁセレーニャ。アリバイ聞いてもいいかい?」

セレーニャ「…疑うのね」

ユウキ「これもデビルを探すためだ…すまない」

セレーニャ「……クラインの帰りを待ってた…だから宿の近くに実はいたの」

ユウキ「え?そうだったの?」

セレーニャ「……宿の中は危険を感じた」

ユウキ「危険…か」

闇咲「確かに危険な匂いは感じたわね」

セレーニャ「……霧が晴れた後、クライン達とすぐ合流したわ。そして事件現場に向かったの」

クライン『そうだね。霧が晴れた後にすぐ合流したよ』

叶音「そうそう!間違いないよー!」

トマ「私もセレーニャさんの証言を立証できますよ」

ユウキ(…犯行時間は一応アリバイはない…だが、クライン達とすぐに合流したなら犯行現場からは距離があるな…)



【セレーニャのアリバイGET】
宿の近くで食料調達班の帰りを待っていた。霧が晴れた後は入り口ですぐに食料調達班と合流している。


クライン『そう言えば食料調達中にレアアイテムを見つけたんだ!』

セレーニャ「……クラインのテンションが高い…これは相当なレア物の予感」

ユウキ「何を見つけたんだい?」

クライン『“呪文開示の導き”と“疑いの芽”だよ!』

ユウキ「何そのアイテム?」

叶音「説明しよう!“呪文開示の導き”とは!対象の相手に対して使うと強制的に呪文が全て公開されるとても便利なアイテムである!」

トマ「そして“疑いの芽”は対象の相手に使うとその相手の行動を止めるとても良いアイテムだね!」

クライン『ボクの出番が…(ショボーン…)』

セレーニャ「……でも“疑いの芽”は普段は目に見えないはずでは?」

ユウキ「…そうなのかいクライン?」

クライン『その通り!“疑いの芽”は人間が疑いの目をしている時に特殊な呪文をかければ発現するレアアイテムなんだ』

クライン『その呪文をたまたま叶音が覚えてたからドロップしたんだよね!』

叶音「この万能スタンドのお陰だよー。ソードにもなるし、歌にも使えるし、呪文もいくつか入ってるしー!」



【呪文開示の導きGET】
対象の相手に対して使うと強制的に呪文が公開される



【人体の中にアイテム?GET】
人の体の中にはアイテムが存在しており、悩みのタネや邪悪な心、疑いの目などがある。普通は出現しないが呪文で発現する事もある。



【叶音の万能スタンドマイクGET】
叶音の武器のスタンドマイクは7変化できるらしい



ユウキ(この4人から聞ける情報はこれぐらいか)

【1時間が経過】

 導きの木に15人が集まった。

ユウキ(アリバイが聞けなかったのが何人かいるな…裁判で聞くしかないか)

ゴブリンベアー「やぁ!時間より少し遅いけどまぁいいや!」

フォリウム「おい!何が始まんだい!」

闇咲「アンタを倒したらいいのか?」

影虎「よし…」

ゴブリンベアー「お、落ち着けよお前ら!まずは喋らせて!」

トマ「で、何が起こるんだ?」

ゴブリンベアー「じゃあ行くよ!」

 そう言うとゴブリンベアーは導きの木を攻撃し始めた。
 次第に木は倒れていき、そのままトマの宿を潰すように倒れた。
 その先にはなんとゴブリンベアーが出現するエリアが現れたのだ。

ゴブリンベアー「あそこでデビルが誰か議論しようじゃないか!」

空牙「宿屋がーーーーーーーー!!」

まあさ「何してんの!?いやいや!えー!?」

トマ「……」

バタン

文「トマさーん!?」

セガール「ヤァ!」

ポコ

空牙「ドクターミデオはカプセルしか出せねえんだからしゃしゃり出んな!!」

闇咲「文。介抱をお願い」

文「はい!」

クライン『樹齢200歳の導きの木が…(涙目)』

セレーニャ「……なんて事を」

ゴブリンベアー「いやー。ついうっかりしてたよ。この導きの木がちょうどいいところにあったから倒してみたんだ。まさかあそこに宿があるなんてー。いやーしくじった」

叶音「確信犯だこいつー」

ヴァレンティーナ「さすが魔王の手下!やる事が汚い!」

影虎「えーと…まぁトマの宿は残念だったが、あそこに進めって事か?」

ゴブリンベアー「その通り!まずはそこまで歩いてきてくださーい」

 しばらく歩きボスの間に到着した。
 そこにはまるで円で囲むようにして並んだ椅子があった。

ゴブリンベアー「はーい!いらっしゃーい!」

ゴブリンベアー「ここはボクの部屋兼デビル裁判所です!」

ゴブリンベアー「まぁ時間ないしとりあえず名前が書いてある所に座ってよ!」

影虎「おかしいよなー?お前まるで準備してたみてえじゃねえか」

フォリウム「一体ナニモンだいアンタ?」

ゴブリンベアー「……………」

ゴブリンベアー「どうでもいいでしょそんな事」

闇咲「はい?」

ゴブリンベアー「とにかく!デビルを見つけてその魂をこのゴブリンベアーに入れないといけないんでしょ?だったら早く座れよ」

ユウキ「ちょっと待て。なんでお前がそれを知ってるんだ?」

ゴブリンベアー「座らないと殺すよ?」

トマ「みんな。ここはこいつに従おう」

ヴァレンティーナ「ウザいですー!このクマウザいー!」

セレーニャ「……でもそこに痺れる憧れる…!」

あまさ「あれの何があなたを惚れさせてんだよ!?」

小金「座ればいいんだろ座れば。力のないオレは座らせてもらうぜ」

セガール「イヤァ!」

ユウキ(刀剣…)

~2年前~

刀剣『おいユウキ!知ってるか?』

ユウキ『何が?』

刀剣『親から言われたんだけどさ。オレの家系って代々勇者をお守りする剣士の血筋らしいんだってよ』

ユウキ『へぇ。初耳だ』

刀剣『だけどオレは親と比べて精神は強くない。だからお前を守れないかもしれん…』

ユウキ『別にいいよ。だったら助け合いでいいだろ』

刀剣『助け合い?』

ユウキ『助け合わなきゃみんな気苦労が多くなる。だからオレはみんなを守るように頑張る。そしてみんなが死なずに魔王を倒す事を目指してるんだ』

ユウキ『それなら刀剣はオレを守れるような剣士を目指せばいい。血筋なんて気にするな』

刀剣『流石だなユウキ』

刀剣『よっしゃ!!オレは立派な剣士になってやる!!!どんな剣術や剣でも使いこなせるようになってやる!!』

ユウキ『その意気だ!オレも頑張るぜ!』

ユウキ(2年前に話したあの言葉…オレは守る事は出来なかった…だけど刀剣…お前は立派な剣士になる事ができたじゃないか)

ユウキ(お前の事は絶対に忘れない…絶対魔王の復活を阻止してやるからな…!)

ユウキ(この裁判…絶対に勝つ!!)

今回はここまで
今回は反省点があったので次からは改善できるように努めます…
次回更新日は今週中とさせてください。
それまでに裁判パートを作ります。

更新日前日にまた生存報告しますね!

生存報告!
日曜に開始予定でーす

今夜は20時更新します

【裁判開始】

ゴブリンベアー「じゃあ始めようか」

叶音「はいはーい!私は犯人じゃありませーん!」

空牙「はいそうですか…ってなるかー!!」

トマ「はいはい…それじゃあ仕切らないと議論が進まないから私が進めさせていただきます」

影虎「ショックは大丈夫か?」

トマ「はい。あれは夢ですから」

ヴァレンティーナ「嫌な予感がするのはマヤだけでしょーか?」

闇咲「いいのよ。彼の正気を取り戻すにはこれしかなかったの」

まあさ「何してんの舞さん!?」

闇咲「私は何もしていない。したのは文さ」

文「……これは仕方のない事なのです」

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トマ「犯人は私じゃありません。と言っても信じる人はいないはず。ならば事件の流れを追っていこうじゃないですか」

トマ「まず、宿に着いた後、みんなバラバラに単独行動を始めて、霧が濃くなってしまいましたね」

トマ「霧が晴れると導きの木で刀剣さんが亡くなっていたって流れでした」

トマ「そこで気になるのはみんなのアリバイ」

闇咲「霧が出てきた時に単独行動をしてなかった人は何人かいるねユウキ?」

ユウキ(単独行動をせず、複数で行動していたのは…)

※証拠のおさらい!

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~弾丸ジュモン一覧~

【生贄ファイル1(フォリウム調べ)】
【闇咲のアリバイ】
【食料調達班】
【地面に突き刺さった刀剣のサーベル】
【凶器の存在】
【霧について】
【空牙のアリバイ】
【文の証言&アリバイ】
【ヴァレンティーナ臭い?】
【回復系呪文集】
【攻撃系呪文集】
【日常系呪文集】
【ヴァレンティーナのアリバイ】
【体内のツタ】
【体内の豚肉】
【紅葉の行動】
【フォリウムの証言】
【セレーニャのアリバイ】
【呪文開示の導き】
【人体の中にアイテム?】
【叶音の万能スタンドマイク】

安価↓1で複数人で行動してたのを示す証拠2つは?

ユウキ「これだぁ!!」

ユウキ「トマ、クライン、叶音の3人は食料調達に出かけてたんだ」

ユウキ「それに紅葉は霧が出た時にフォリウムと影虎と合流している。この6人にはアリバイがあるんだ」

闇咲「つまり、私を入れた9人にはアリバイが無いって事ね」

ユウキ「それじゃあそれから議論しよう」

トマ「じゃあまずは小金さんとまあささん、セガールさんから聞いていきましょう」

トマ「小金さん。あなたは何をしてたんですか?」

小金「一人で酒を飲んでたよ。悲しみに濡れた酒をね…」

フォリウム「アリバイはねえってよ」

闇咲「カッコつけんなー」

ユウキ「まあさは?」

まあさ「…え?わ、私?私はー…1人だったよ」

ユウキ「セガールは?」

セガール「……x1」

影虎「一機って事は1人って意味だな」

空牙「なにその隠語!?」

ユウキ(今の発言…何かおかしかったような…)

ユウキ(もう少し集中して聞いてみるか)

【尋問】
※このモードでは怪しい発言をした複数の人から尋問をする事ができます。
ただし、普通の尋問ではありません。
ユウキは相手の言葉をどんどん質問で掘り下げて真実を見つけ出す事ができます。



例えば…
闇咲「私は“無実”です」

安価の答え【無実】

ユウキ「“無実”ってどういう意味だ?」

闇咲「いや…決まってるのよ…私は“生贄の事を知らない”んだから。“勇者には分からない”でしょ?“私の気持ち”なんて?」

安価の答え【生贄の事を知らない】

ユウキ「“生贄の事を知らない”?そんな事はありえない。なぜなら今日まで一緒に冒険していたはずだろ!」


このように“???”でカッコの中を安価して尋問をしていきます。
改善できそうなら改善していきます。

ユウキ「それじゃあ小金、セガール、まあさ…みんなにちょっと質問をさせてくれ」

【尋問開始】

ユウキ「本当に1人だったんだよな?」

まあさ「もちろんよ!“誰も頼りになんかできなかった”からね」

セガール「…………」

小金「ミデオ…お前ウソついてんな…お前は“何かを隠している”」

セガール「ワオ!?」

安価↓1で尋問する“???”を選べ!

連取りとかは特に気にしません
ルールは人ではなくキーワードを安価してもらいます。

今回の場合は

“誰も頼りになんかできなかった”
“何かを隠している”

のどちらかを安価してください!

再安価↓1

ユウキ「誰も頼りになんかできなかった…それはどういう意味だ?」

まあさ「え?いや、誰がデビルか分からなかったからそりゃそうなるでしょ?」

ユウキ「そうだけどさ。本当に頼りにできなかったのか?」

まあさ「うん」、

フォリウム「まあさは冷たいからねー。多分その通りだと思うよ」

ユウキ「あ…そう…?」

ユウキ(て事はもう1つの方か?)

再安価↓1

ユウキ「ちょっといいか!」

ユウキ「セガール…“何かを隠している”のか?」

セガール「ノウノウ!」

小金「オレは知ってんぜ…お前のウソを」

セガール「アウアウアウ…」

小金「ミデオ…本当の事を言った方が身のためだぜ?」

セガール「………」

トマ「つまりセガールさんが何か知ってる可能性があるって事だね」

闇咲「その発言で犯人が分かるかもしれない…」

空牙「どうなんだよ!」

セガール「………」

小金「ダンマリじゃ議論は進まねえな…」

ユウキ(こうなったらさらに尋問するしかないか…今の段階ではまだ議論するほどの証拠がないしな…)

【尋問開始】

ユウキ「なんで喋らないのか教えてくれるかセガール?」

セガール「…………」

小金「喋らない…つまり“それを言えば疑われる”って事だな?」

紅葉「ま、待ってよ!もしかしたら“恥ずかしいから言えない”とかは?」

まあさ「早く言いなさいよ!“実は私みたいに誰かと一緒にいた”みたいなれっきとしたアリバイをさー」

空牙「これじゃあもう“デビルは私です”って言ってるようなもんだぜ」

影虎「それより今おかしな発言がなかったか…?」

ヴァレンティーナ「えー?そんなのあったかなー?」

安価↓1で尋問する“???”を選べ!

ユウキ「ちょっといいか!」

ユウキ「まあさ…さっきまあさは1人でいたって言ってたよな?」

まあさ「うん。そうだけど何か?」

ユウキ「でも…今セガールを尋問してる時にお前は“実は私みたいに誰かと一緒にいた”と発言したな?」

まあさ「な!?」

影虎「矛盾してるな」

セレーニャ「……本当は誰といたの?」

クライン『早く答えないと無理やり言わすよ?』

まあさ「グニュニュ…」

セガール「……」

ユウキ(セガールのことも気になるが、まずはまあさのアリバイを解明しないとな)

※ここからは通常のダンガンロンパ と同様、議論でおかしな発言に対して証拠品の中から矛盾する証拠を突きつけてロンパするシステムになります。
この世界では証拠品をジュモンと言うことにします。

“???”に対してジュモンを唱えましょう。

【議論開始】

~弾丸ジュモン~

【生贄ファイル1(フォリウム調べ)】
【凶器の存在】
【霧について】
【ヴァレンティーナ臭い?】

まあさ「いやぁ…“つい失言”しちゃっただけだってー」

叶音「そうかー!じゃあ仕方ないねー!」

空牙「能天気だなおめーは…」

まあさ「もし仮に誰かといたとして…“あの時点でデビルじゃない1人が分かってたから行動していた”なんてありえないでしょ?」

セレーニャ「……それか“何かを企んでた”とか」

まあさ「ないない!こんな“霧がずっと出てた”んだから不可能でしょ!?」

影虎「確かにその通りだ」

紅葉「って事は“嘘はついてない”んだね!良かった~」

ユウキ(今の発言…一見おかしくは見えないがあの証拠品と食い違っているな…)

安価↓1で突きつけろ!

ユウキ「それは違う!!」

ユウキ「まあさ…霧がずっと出ていたなんて事はありえないんだ」

まあさ「え?」

ユウキ「オレ達が単独行動をしてからおよそ数分後に霧が現れ濃くなっていった…霧が出てから消えるまではおよそ30分しかないんだ」

まあさ「そ…そうだったの…?」

影虎「そうか…つまりまあさは嘘をついてたんだな?」

まあさ「う、嘘なんかついてないよ!」

トマ「嘘に嘘を重ねるのは良くないですよ。潔く認めないと…」

闇咲「そうとも限らないんじゃない?」

フォリウム「どういう意味だい?」

闇咲「霧がずっと出てた…そう発言したのには何か意味があるんじゃないかしら?」

ユウキ(それはもしかして…)

ー選択肢ー
・ずっと目を瞑っていた
・嘘をついていた
・まあさの目には霧がずっと出ていた

安価↓1選択肢から選べ!

ユウキ「これだ!」

ユウキ「まあさ…君はもしかしてずっと霧が見えてるんじゃないか?」

まあさ「!」

紅葉「え?でも霧が出てきたのってみんなが単独行動してしばらくしてからで、そこから30分後ぐらいには消えたじゃない」

闇咲「そうね。だけど彼女の目にはある瞬間から霧が見えていたんじゃない?」

闇咲「そして今もなお霧が見えていると思うわ」

紅葉「うーん…意味が分からないよ!」

空牙「説明してくれよ…その意味をさ」

まあさ「……ぐ…」

ユウキ(もう少しで何か聞き出せそうだ…尋問で聞いてみよう)

【尋問開始】

ユウキ「なぜまあさには霧が見えているのか…教えてくれるか?」

まあさ「別に…」

ユウキ「え?」

まあさ「別に何もないけど?“私の言い間違い”なだけだし…」

セレーニャ「……もしかして“呪い”とか?」

ヴァレンティーナ「“確かそんな呪文があった”ような…」

影虎「“アイテムを使った”とかか?」

小金「お前もしかして…“取引”でもしたのか?」

空牙「何のだよ!?」

ユウキ(…今の尋問だと情報が多すぎて尋問しきれないな…何か情報を絞れないかな…?)

闇咲「ユウキ…困ってる時は仲間の発言を冷静に思考してみなよ。そうすれば答えが出るよ」

ユウキ「冷静に?」

闇咲「そう!分かんなかったら冷静に考える…これが突破口になるからさ」

ユウキ(よし…考えてみるか…)

【思考開始】

ユウキ(さっき言ってた情報をまとめてみよう。まあさにはずっと霧が見えていたと思われる証拠は…)

・呪い
・呪文
・アイテム
・取引

ユウキ(この4つだ…じゃあそれぞれの可能性をまとめてみよう)

・呪い
霧始めの森には霧がずっと見えてしまう呪いが存在する
・呪文
呪文の中には霧がずっと見えてしまう呪文が存在する
・アイテム
アイテムの中には霧がずっと見えてしまうアイテムが存在する
・取引
取引で霧がずっと見えてしまう取引をした

ユウキ(こう見るとどれも可能性があるな…)

ユウキ(なら可能性を潰していくか!)

※ここからはハイスピード尋問になります。
ハイスピード尋問でいくつかの尋問を立て続けに行い、その中から答えを導く尋問です。

例えば…

・デビルの可能性
・何か隠してる
・実は被害者

ユウキ「まあさがデビルの可能性はない?」

まあさ「ないよ!」

ユウキ「じゃあ何か隠してるの?」

まあさ「あるかボケ!」

ユウキ「それとも…実は被害者とか?」

まあさ「…!」

安価の答え【実は被害者】

ユウキ「これだ!!」



のような感じで進めていきます。
まずはやってみて改善できるようであれば改善します!

【ハイスピード尋問開始】

・呪い
・呪文
・アイテム
・取引

ユウキ「呪いでずっと霧が見えるってありえるのか?」

フォリウム「呪いでずっと霧が見える…聞いた事ないね」

トマ「フォリ姐が聞いた事ないんならないんだろうね」

ユウキ「じゃあ呪文とかは?」

ヴァレンティーナ「本で調べてみたんだけど~…やっぱりなかったですー…勘違いでしたー」

文「私も見直してみましたがなさそうですね…」

ユウキ「アイテムは?」

闇咲「この辺のアイテムにそんな効果のアイテムはないね」

クライン『ちなみにそんなアイテム聞いた事ありませんよ』

ユウキ「じゃあ取引とか?」

小金「可能性はあるんじゃねーか?それ相応の対価があればよー…」

フォリウム「もしかしてさ…ゴブリンベアーと取引したとか?」

ゴブリンベアー「ギクー!」

ユウキ(今の中で可能性があったのは…)

安価↓1怪しかったのはどれ?

ユウキ「これだ!!」

ユウキ「ゴブリンベアー…今の反応は?」

ゴブリンベアー「な、何のこと?ボク分かんない」

フォリウム「しらばっくれんな!アンタの反応みんな見てんだよ」

闇咲「ゴブリンベアーとまあさは何かしらの取引をした…どうなのまあさ?」

まあさ「してない」

セレーニャ「……正直に話して欲しい…刀剣のためにも…」

まあさ「…し、してないよ」

空牙「くそー!こうなったら力づくでゴブリンベアーから聞くしかねえな!」

影虎「覚悟しろ」

ゴブリンベアー「やるかコラー!またぐなよ!またぐんじゃねえぞコラー!何コラタココラ!皆殺しにしちゃうぞー!」

ユウキ(もしかして…)

ユウキ「セガール…ちょっといいか?」

セガール「…ファ!?」

ユウキ「もしかしてだけどさ…まあさとセガールの2人はゴブリンベアーと取引をしたんじゃないか?」

セガール「!!」

まあさ「!!」

ゴブリンベアー「いやん!バレた!」

フォリウム「裏切ったのかいアンタら!!」

まあさ「ちが…違うの!裏切ってなんかいないの!」

空牙「じゃあ何なんだよ!ゴブリンベアーと取引なんかしやがって!裏切り以外に何があんだよ!」

小金「何とか言えよ…おい」

セガール「…………」

ユウキ(ゴブリンベアーと取引をしたまあさはずっと霧が見えている…となるとセガールも霧がずっと見えていた可能性がある)

ユウキ(もう少しだ…心苦しいけど尋問で全てを明らかにしよう)

【尋問開始】

ユウキ「何の取引だったか教えてくれ」

まあさ「それは…」

紅葉「裏切ってなんかいないよね?だったらお願い!本当の事を教えて欲しいの!」

セガール「……」

小金「いい加減喋ろうやミデオよー…まあさももう限界だぜ?」

セレーニャ「……“2人ともデビル”…かも」

クライン『言えないのか?だったらそれは“裏切り行為”だったんだね?」

まあさ「もう…やめて…お願いだから…」

影虎「“命乞い”か?オレ達を裏切ったから」

安価↓1で尋問する“???”を選べ!

ユウキ「裏切ったのか?」

まあさ「だから!!裏切ってなんかいないよ!!」

闇咲「言葉には気をつけなユウキ。ただでさえまあさは混乱してんだからさ」

ユウキ「わ、分かったよ…」

再安価↓1

ユウキ「2人ともデビルでもあるまいし…」

まあさ「……」

闇咲「空気読もっか」

ユウキ「精一杯気を使ってみたんですが…」

闇咲「モンスターに倒されればいいんじゃない?」

ユウキ「ぐほっ!」

ユウキ(この流れ…何か違う推理系の流れになってない…?)

再安価↓1

ユウキ「ちょっといいか!」

ユウキ「…命乞い……か」

ユウキ「もしかして2人はゴブリンベアーに命乞いをしたんじゃないか?」

空牙「モ、モンスターに命乞い!?」

フォリウム「そんな情けない事がある訳…」

闇咲「仲間の中にデビルがいて、いつ生贄にされるか分からない…そんな状況でもし…命を助けてくれると取引されたら?」

空牙「…取引するやつはいるかもしれないな…」

ユウキ「ここからはあくまで推測になるんだが、ゴブリンベアーは単独行動をしていたまあさとセガールに取引を持ちかけた」

ユウキ「命を助ける代わりに何かをよこせと…」

フォリウム「なるほどね…それが何かが重要だねー」

叶音「教えてください!!」

トマ「どうなんですか?」

まあさ「うぅ…うううう…」

セガール「…もういい。オレが話す」

ユウキ「!!」

叶音「ミ、ミデオくんが…」

空牙「喋ったーーーーー!?」

セガール「すまねえみんな。オレはお前らを裏切った。敵であるゴブリンベアーの取引に乗っちまったんだ」

影虎「ふ、普通に喋ってやがる…」

フォリウム「普段の姿は演じてたって訳ね…」

セガール「全てを話す。だが、まあさは許してやって欲しい。オレが全て悪いんだ」

ユウキ「聞かせてもらっていいか?」

セガール「オーケー…」

セガール「単独行動をしていたオレとまあさは偶然か分からねえがゴブリンベアーと再会した」

セガール「そこでこう言われたんだ」

ゴブリンベアー『力が欲しいか?』

セガール「もちろん信じなかった。最初はな。だけどどんどんゴブリンベアーは話を進めていった」

ゴブリンベアー『もしこの能力があれば君達の生存の可能性はグッと上がると思うなー。それともこのままデビルに殺されるのを待つの?もったいないよそんな人生』

ゴブリンベアー『それにこれは取引なんだよ?うぷぷぷ。大丈夫。そんなに重い内容じゃないからさ』

ゴブリンベアー『どうする?君達だけでも助けてあげようと思ったボクの親切心を無駄にするの?』

セガール「オレは…その取引に乗ることにした。それにまあさもな」

ユウキ「じゃあ…ゴブリンベアーの取引内容は…」

セガール「ゴブリンベアーはオレとまあさの2人におまじないをかけたと言っていた。だが、体にはなんの変哲もなかったから特に気にしてなかったんだ」

セガール「でも気づかなかったな…霧がずっと出てるんだと思い込んでいたよ」

フォリウム「そんなのあるはずがない!霧がずっと見える呪いなんて…」

ゴブリンベアー「呪いじゃないよ!お・ま・じ・な・い!おまじない!」

ゴブリンベアー「ボクがかけてあげたのは“霧が出ても誰がどこにいる分かる呪文”だよ!」

空牙「な、なんじゃそのおまじないは!!?」

フォリウム「へぇ~…知らなかったよ。そんな“おまじない”があるなんて」

闇咲「それが生存確率が上がるおまじないってわけね」

ゴブリンベアー「そう!だけど副作用がどんなのか分からなかったから試したかったんだよ」

ゴブリンベアー「2人は霧の中でも誰が誰だか分かる。そしてボクはそのおまじないの副作用が分かる」

ゴブリンベアー「それが取引の真相さ!」

トマ「生きたかった…その2人の心理をゴブリンベアーは取引に使ったんだね…」

ゴブリンベアー「その通り!そして実験は大成功!2人は無事生き残る事ができて、副作用も分かった!お互いwin-winだね!」

小金「ミデオ…お前らがやった事はオレ達を信頼してなかったのと一緒だぞ?つまり裏切りだ」

セガール「分かってる…だけど…助かりたかったんだ…」

セガール「生きたいと思って何が悪い…その時はただそれしか思ってなかったんだ!!」

セガール「だけど…刀剣が死んでからあらためて後悔したよ…オレとまあさのやってる事は裏切りだってね…」

まあさ「うぅ…」

セガール「まあさはオレが無理やり説得した。だから罪はない。許してやって欲しいんだ」

セガール「これが…全てだ…」

全員「………」

闇咲「ユウキ…この2人の処遇を決めて」

ユウキ「え!?」

闇咲「このパーティーのリーダーはユウキよ。それでスッキリしましょう」

ユウキ「……分かったよ」

ユウキ「…セガールとまあさの行為は許されることではないかもしれない。だけど、そうしてしまう気持ちも分かる」

ユウキ「だから今回は許そうと思う。みんなそれでいいか?」

紅葉「勇者様がそう言うんなら!」

影虎「賛成だ」

フォリウム「仕方ないねぇ…次裏切ったら許さないよ」

セガール「すまない…」

まあさ「ごめんなさい…」

小金「…ったく。勇者様は甘いねぇ~…」

叶音「これで一件落着だね!」

文「そうだね!」

空牙「うんうん!これで一件落着!…じゃねえよ!!!」

紅葉「え?スッキリしなかった?」

空牙「スッキリとかの問題じゃなくて刀剣殺した犯人は誰なんだよ!?」

叶音「あ!!忘れてた!」

空牙「忘れてたじゃねえだろ!?仲間が死んでるんだぞ!!?」

空牙「関係ない事件解決しちゃっただけじゃんか今までの時間!!」

ユウキ「関係ない事件ではないぞ空牙」

空牙「へ?」

ユウキ「この事実が分かったことによって新たな手がかりを手に入れたじゃないか」

トマ「手がかり?」

ユウキ「まあさとセガールはみんなが見えていたってね」

叶音「あ!そうか!2人なら他の人達の行動が分かるかもしれないんだね!」

文「なるほどー…」

ユウキ(やっと突破口を見つけたぞ…)

ユウキ(オレの他にアリバイがないのは小金、闇咲、セレーニャ、セガール、まあさ、文、空牙、ヴァレンティーナの8人…つまり…)

ユウキ(この中に刀剣を殺したデビルが潜んでいるんだ!!)

【一時閉廷】

【マークノモーの部屋】

マークノモー「皆様こんばんわ。マークノモーの部屋のお時間でございます」

マークノモー「今回のゲストは霧始めの森のボスとして序盤を盛り上げてくれたゴブリンベアーさんに来てもらいました」

ゴブリンベアー「どうも」

マークノモー「あなた大変だったんじゃないの?」

ゴブリンベアー「そうですねー…1度倒されてますから、その点はしっかり反省し改善に努めましたね」

マークノモー「だけどあなた。もう少しでみんなを騙せそうだったのになんであんなバレバレの演技をしたのかしら?」

ゴブリンベアー「そっちの方が面白いと思ったからですよ。デビルがどうやってこの状況を乗り切るかってね」

ゴブリンベアー「案の定デビルは冷や汗をかいてましたよ。嘘がバレるんじゃないかってね」

マークノモー「そろそろCMのお時間ですわね。では後半も頑張ってくださいね」

ゴブリンベアー「はい。頑張ります」

【後半へ続く…】

今回はここまで!
次回からは本格的な議論が展開されます。
一章はシステム紹介も兼ねてるのでペナルティなしです!
ペナルティの説明はまた二章で!

次回更新は一週間以内です!
また生存報告します!

意見とかは一章後半や二章以降も反映させていただきますね!

生存報告!
今週の土日のどちらかに更新します!!

生存報告!
明日夜に更新します

【再開】

ユウキ(後半戦での論点はアリバイになるだろう…アリバイが完全にない1人こそがデビルで間違いないはずだ)

ユウキ(デビルが分かればそこから犯行がわかる…とにかくアリバイを聞こう)

トマ「それじゃあらためて聞いてみようか。2人のアリバイを」

セガール「正直に言おう。オレは勇者の姿を見た」

叶音「おやおや?」

フォリウム「おお!唐突な爆弾発言!」

セレーニャ「………いきなりだね」

セガール「最初は空牙と一緒のようだったが途中で1人になっていた」

セガール「勇者がデビルと疑い追跡していたが結局違ったみたいだ」

セガール「オレは勇者の無実を証明できる。それがアリバイにならないか?」

ユウキ「セガールの言ってる事は正しいな。そうだよな空牙?」

空牙「お、おう…」

ユウキ(変な形でだが、これでオレとセガールのアリバイは証明されたはずだ)

トマ「まあささんは?」

まあさ「私は…怖くて誰かの近くにいたかったんです…」

まあさ「それで…周りの人の側にいようと…」

闇咲「で、さっき言ってたけど誰かと一緒にいたの?」

まあさ「いたと言うよりはこっそり近付いてたが正しいわね…霧があってバレないと思ったから」

フォリウム「で?誰といたんだい?」

まあさ「…そこの遊び人」

小金「え…?オレ?」

叶音「よりにもよって遊び人はねえなー!」

ヴァレンティーナ「吐き気を催す邪悪ですのーー!」

小金「まぁ…オレの魅力に惹かれたんだろ?」

まあさ「それはないけど…」

小金「おっふ…」

ヴァレンティーナ「ざまあないですわ!」

トマ「それじゃあどうして小金さんに?」

まあさ「こいつの近くには何人かの気配があったの…だから近くにいたら安全かなって…」

ユウキ「つまり小金とまあさにはアリバイがあったんだな」

影虎「だが、その近くにいた何人かの気配ってのは気になるな」

小金「それだったら…議論しねえか?まあさに語ってもらおう」

トマ「よし…それじゃあ発言してもらおうか」

ユウキ(まあさの発言からさらにアリバイがある仲間を見つけれるかもしれないな)

【議論開始】

~弾丸ジュモン~
【ヴァレンティーナ臭い?】
【闇咲のアリバイ】
【空牙のアリバイ】
【叶音の万能スタンドマイク】
【凶器の存在】
【セレーニャのアリバイ】

まあさ「あの時、はっきりと姿は見えなかったんだけど人影が何個かあったわ」

トマ「誰かまでは分からないんだね」

フォリウム「そんなの“嘘”かもしれねえぞー。“自分が犯人じゃない”っていう」

まあさ「う、嘘はついてない!」

クライン『はたして真実なのか!!』

影虎「何か証拠はないのか?」

まあさ「確実にわかるのはみんなが出て行ったはずの“宿に人影か1つあった”って事よ」

空牙「ちょっと待て。宿に人影が1つだと?」

空牙「それはおかしい。宿にはオレとユウキ、文に刀剣と“4人の人影”があるかないかしかありえないだろ」

空牙「つまり“オレ達が出て行った後”の…」

空牙「“宿の近くに人影はない”はずだ!」

ユウキ(つまりまあさが言ってるのはオレや空牙、文と刀剣が宿を出て行った後の事だろう…)

ユウキ(となると…あの発言は…)

安価↓1で“???”に対してジュモンを唱えろ!

ユウキ「それは違う!!」

ユウキ「宿の近くには人影がなかった…はたしてそうか?」

空牙「はぁ?ユウキお前なら知ってんだろ!あの後誰も宿に残ってなんかいなかったんだ!」

空牙「人影なんかあるわけねぇ!」

ユウキ「セレーニャ…君は食料調達班の帰りを待ってたんだよね?」

セレーニャ「…そう」

ユウキ「どこでだった?」

セレーニャ「…宿の近く」

空牙「にゃにーー!?」

叶音「猫ちゃんだ!!」

フォリウム「随分とオスオスしい猫だね~。可愛くないねェ~」

まあさ「ほら!私は嘘ついてないよ!」

ユウキ「じゃーまあさ。その宿の近くにあった人影は動いたか?」

まあさ「ううん。動かなかったよ!」

ユウキ「つまりセレーニャは1人でいたが、アリバイは立証される…そしてまあさは嘘をついていないのが分かったな!」

空牙「やるじゃない…」

紅葉「何か空牙が敵に見えてきたよ…」

ヴァレンティーナ「見た目が海賊だからね~。もうデビルでいいんじゃないですかー?」

空牙「まだだ!まだオレのターンは終わってない!」

小金「しつこい男は嫌われるぜ…」

ヴァレンティーナ「マヤは金持ちが嫌いだけどね!」

小金「ぐほっ!…良いドSっぷり…」

ユウキ(まさか空牙がこんなにつっこんで来るとは…やはり空牙にも隠し事があるのか…)

ユウキ(それなら正直に話してくれるまでロンパするまでだ…!)

【議論開始】

~弾丸ジュモン~
【ヴァレンティーナ臭い?】
【闇咲のアリバイ】
【空牙のアリバイ】
【叶音の万能スタンドマイク】
【凶器の存在】
【呪文開示の導き】

空牙「ならよぉ…他の人影について覚えてる事はあんのかよ!?」

まあさ「いや…あんまりはっきりとは…」

空牙「ほら見ろ!やっぱりはっきりとは覚えてねえんだ」

紅葉「他に何か覚えてない?“何か聞こえた”とかさ?」

フォリウム「“何か感じた”事とかはなかったのかい?冷たかったとか?」

空牙「ありえねえありえねえ!」

まあさ「ごめん…“何も聞こえなかった”し、“何も感じなかった”かも…」

ヴァレンティーナ「もう当たって砕けろじゃないかしらー?」

ヴァレンティーナ「“味がした”ーとかー…“匂いがした”ーとかー?」

叶音「ないなーい!だってあの森の物危険だからトマとクラインに聞かないと食べて良いものか分かりかねまするー」

空牙「そんな問題じゃねえよ!“味なんかするわけない”し、“匂いなんて絶対しない”んだよ!!」

ユウキ(手当たり次第探っていくのも良いが、証拠品を見直した時に手がかりになるような物があったはずだ…)

安価↓1で“???”に対してジュモンを唱えろ!

ユウキ「ヴァレンティーナの臭いがするだろ!!」

シィーーーン…

紅葉「それはひどくない?」

叶音「最低」

セレーニャ「…女の子にそれはない」

フォリウム「いっぺん死んでみる?」

闇咲「それストレートすぎて何の事か分かってないわよみんな…何の臭いかも知らないんでしょ?」

ユウキ(もう一度考え直してみるか…)

再安価↓1

>>122
安価↓1

ユウキ「それは違う!!」

ユウキ「1つだけ…手がかりになるかもしれない証言があるんだ」

トマ「え?誰の証言ですか?」

ユウキ「闇咲。お前は確か森の中でアンモニアの匂いがしたそうだな?」

闇咲「そうね。確かにしたわ」

影虎「匂い?そんなの感じなかったが…」

闇咲「私こう見えて鼻が良いのよ。犬と互角程度にはね」

叶音「すごーい!じゃあお手!」

闇咲「……」

叶音「もう!空気読めないなー舞姉様は!」

闇咲「後でお菓子あげよっか」

叶音「はーい!黙っときまーす!」

まあさ「素直!?」

闇咲「話戻るけどその匂いは確かにアンモニアだったわ」

トマ「アンモニアと言うとあまり良い匂いではないね」

小金「酔っ払いのおっさんの溜まり場はよくそんな臭いがするなぁ」

影虎「おい待てよ」

影虎「なんでそんな臭いがこの森で?」

ユウキ「そう。そこなんだ」

ユウキ「この森でそんな臭いがするって事は…」

~選択肢~
・誰かが酔っ払いを連れてきた
・誰かがおもらしした
・誰かが実験した

安価↓1で選択肢を選べ!

ユウキ「これだ!!」

ユウキ「言いにくいんだけど…誰かがおもらしをした可能性があると思うんだ」

小金「んなバカな!おもらしするお子ちゃまなんて…」

叶音「………」

フォリウム「よくうちの可愛い可愛い嬢ちゃんの布団を毎朝干してたわね舞ちゃん?」

闇咲「一応…ね」

クライン『小金…葬式は開いてあげるよ?』

セレーニャ「……なんまいだー」

叶音「最低だよ金持ち君…」

小金「すみませんでした!」シュッ!

まあさ「綺麗な土下座だー!!」

トマ「ゴホン…そのー…闇咲さん…あのー…おもらしの方は…?」

闇咲「今日はしてないみたいよ叶音は」

叶音「いつもしてないもん!たまたま出てるだけだし!」

小金「じゃあ今日は誰もしてねえってこった」

小金「おいヴァレンティーナ。お前もしてないよな?」

ヴァレンティーナ「してねぇわクソガキ!!」ボォ←呪文が空牙に放たれる

空牙「ぐべ!?な、なんかごめんなさい!」

クライン『誰も年齢の話してないのになんでキレてんの?』

セレーニャ「……まさか」

ヴァレンティーナ「してねぇって言ってんだろ!!あぁ!?」ボォ

空牙「ちょ!?オレ何も言ってないから呪文打たないで!!」

ユウキ(気は引けるが尋問をしなければいないな…)

【尋問開始】

まあさ「どうしたの一体?」

ヴァレンティーナ「どうしたもこうしたもねえよ!“勝手に疑われた”んだからイライラすんだろ!?」

小金「いや…オレは“聞いただけ”なんだけど…」

ヴァレンティーナ「あのねー!女の子に“おねしょやおもらし”なんて失礼なのよ!!」

叶音「そうだそうだー!」

闇咲「“女の子敵に回したら大変”よ~」

小金「そんなつもりはねえんだが…」

フォリウム「“香水”に“化粧”、あとは“ファッション”とかにも気を遣ってるんだからさ」

ユウキ(女の子を敵に回したらある意味魔王より恐ろしいな)

ユウキ(ここでの尋問はおねしょに関する事を聞くのが重要だ)

ユウキ(しかし、おねしょと関連付くワードが見当たらないな…)

闇咲「悩んでるようね?」

ユウキ「まぁ…な」

闇咲「原点に戻ってみなさいよ。元は私のアンモニアの匂いから始まったんでしょ?」

闇咲「何も答えを見つけ出せって言ってるわけじゃない…その尋問から展開させればいいの」

ユウキ「分かった。やってみるよ」

ユウキ(なぜヴァレンティーナはこんなに焦ってるのか…そこからだな)

安価↓1で尋問する“???”を選べ!

人ではなく“???”で囲われたキーワードを選んでくださあ

安価↓1

ユウキ「ちょっといいか!」

ユウキ「女性って香水してるんですか?」

紅葉「まぁ勇者様!なんて失礼な!」

闇咲「普通してるもんよ?」

ヴァレンティーナ「そ、そうよ!香水はしてて当然よ!」

ユウキ「へぇ~。そうなんだ」

小金「無知だな勇者よ…女性に気を遣えない男はモテんぜ」

女性全員「お前が言うな!!」

闇咲「…ねぇユウキ」

ユウキ「ん?どうした?」

闇咲「私今まで香水の匂いくらいでイヤになったりしなかったんだけどさ」

闇咲「イヤというほど香水をつけたら近づきたくない場合があるの」

ユウキ「それってもしかして…」

安価↓1で闇咲が嫌いになる件と関係のある証拠をつきつけろ!

ユウキ「これだ!!」

ユウキ「ヴァレンティーナの臭いがきつくて近づけなかったんだよね?」

闇咲「そう。いつも近付いてるけどあそこまできつくはなかったはずなの」

ユウキ「そうすると…」

ユウキ「ヴァレンティーナはとある臭いを隠すために香水をつけまくっていた事になる!」

空牙「ちょ、ちょっと待て!!」

空牙「それはあくまでも勇者の推測だろ?
証拠はねえんだから推測で物を語るのはどうかと…ねぇヴァレンティーナさん」

ヴァレンティーナ「そ、そうなのじゃー!たまには空牙も良い事を言うじゃないか!」

ユウキ「そう。これは推測だ。だが、アリバイのないのは闇咲、空牙、文、ヴァレンティーナの4人しかいない」

ユウキ「ここまで来たらウソを貫き通すのはデビルと疑われるのと一緒だ!」

文「もうやめてください!」

ユウキ「文?」

文「もう…私がデビルでいいです…だから…もうこれ以上皆さんをいじめないでください!」

文「もう…嫌…こんなの…」

文「仲間をもう失いたくないんです!!」

フォリウム「…それで解決したら裁判なんていらないのよ」

セガール「だが、文の気持ちは伝わって来たな」

空牙「これ以上続けても結論なんて出ねえって!!」

ヴァレンティーナ「そうよ!その通りよ!」

叶音「閉廷します!」

ユウキ(マズイ…!このままだと裁判がめちゃくちゃになる…)

ユウキ(ヴァレンティーナがおねしょの事実を隠す限り話は進まない…さらに空牙も黙秘を続けている…)

ユウキ(この2人のアリバイを成立させないと…)

闇咲「…ユウキ。目の前のことだけが答えじゃないのよ」

ユウキ「え…?」

闇咲「これ以上進まないと感じたなら違う選択肢を選ぶだけよ。これ。お姉さんからの忠告ね」

ユウキ「違う選択肢…?」

ユウキ(ん…待てよ)

ユウキ(そうだ…1つ頭の中で引っかかっていた証拠品があったんだ)

ユウキ(その証拠はある人の証言とある人のアリバイとで食い違っているんだ)

ユウキ(それは…)

【閃きパズル】












安価↓1で言葉を選択し、並べ替えて答えを導き出せ!

ユウキ(マインドバルサスターだ!!)

ユウキ(いや違う…何も全てのワードを選ばなくていいんだ…ある程度並べ替えればいけるはずだ…)

再安価↓1

ユウキ「そうか!!」

ユウキ(サーベルだ!)

ユウキ(このサーベル…刀剣が武器として愛用していたが、最終的には地面に突き刺さっていたんだ)

ユウキ(突き刺さっていたと考えれば刀剣はサーベルを持ちながら敵を警戒してた事が分かる)

ユウキ(しかし、冷静に考えればこのサーベルがとある矛盾を生む!)

ユウキ(食い違ってる2つは…)

>>163

安価↓1で食い違ってる【証言】と【アリバイ】を選択しろ!

ヒント
とある証言では???は戦闘態勢になっていたと言っていた

とあるアリバイでは???と両手をつないでいたと言っていた

再安価↓1

ユウキ「これだ!!」

ユウキ「フォリウム…ちょっといいか?」

フォリウム「なんだい?」

ユウキ「最後に刀剣を見た時の事をもう一度証言してくれないか?」

フォリウム「いいけど?それで何とかなるとは思えないけどね」

フォリウム「最後に刀剣を見た時はかなり怯えていたわね。だけど文っ子を守るように戦闘態勢にはなってたかしら」

ユウキ「そうだよね文?」

ユウキ「文は刀剣の両手を握ってたんだよね?」

文「え…えぇ…」

フォリウム「ム?そいつはおかしいねぇ~」

まあさ「何が?」

フォリウム「さっきも言ったけど刀剣は警戒してたんだよ。文っ子を守るように」

叶音「何かおかしいかなー?」

フォリウム「いや…だから」

フォリウム「両手を持ちながら戦闘態勢なんかとれるかって話」

空牙「そ、それってまさか…!」

フォリウム「刀剣はサーベルを持ちながら周囲を警戒してたんだよ」

文「ウ、嘘です!!私はしっかりと刀剣さんの両手を握ってたんです!!」

ユウキ「だけど文。事件現場に突き刺さったサーベルを見たら分かるけど、確かに刀剣は最後まで戦闘態勢だった可能性がある」

空牙「待てよ!それはデビルの偽装工作の可能性はあるだろ?文を疑ってるのかよおい!!」

ユウキ「確かにそうだけど…」

文「私は…私は…」

フォリウム「ちょっと待ちな」

文「!」

フォリウム「文っ子。アンタ…なんでそんな嘘をつくんだい?」

文「そんな…私は真実を…」

フォリウム「刀剣はサーベルを持っていた…仮にそれが嘘だとしようじゃないか」

フォリウム「じゃー聞くけど、あの時アンタが持っていた本は何なんだい?」

文「!?」

紅葉「本?そんなの文持ってたっけ?」

文「…持ってない」

ユウキ(これで2人の言い分が分かれた…ここで整理をしよう)

【思考開始】

ユウキ(まずは文側の言い分だ…)

ユウキ(文は刀剣と両手を握りながら歩いていた。そしてコケた後にはぐれしまったと発言している…)

ユウキ(対するフォリウム側の言い分だ…)

ユウキ(刀剣はサーベルを手に持ち、文を守るように警戒していた。そして文の手には本があった)

ユウキ(誰も嘘をついていないとオレは信じたい…だが、どちらかが確実に嘘をついている)

ユウキ(オレが嘘をついていると思うのは…)

安価↓1で文かフォリウムを選べ!

ユウキ(フォリウムが嘘をついているんだ)

ユウキ(だけど待てよ…フォリウムが嘘をついているのなら何のために…?)

ユウキ(フォリウムのアリバイがある。それなのに嘘をついてデビルの可能性を高めることはしないはずだ)

ユウキ(冷静に考えるとやっぱり文だ。サーベルの事などを考えると文が嘘をついている可能性はある)

ユウキ(しかし、なぜ文は嘘をつく必要があったんだろうか…)

【閃きダンジョン】

※ここではモンスター(選択肢)が現れるので正解だと思う選択肢を選んでモンスターを倒してください。
ここでは3問答えると報酬、つまり答えにたどり着きます!

『嘘とは何かの間』

『エリア1F』

『モンスターが現れた!』

Q.今回の事件で刀剣が手に持っていたのは何が有力か?
・本
・文の両手
・サーベル

『どれで攻撃する?』安価↓1

ユウキ(文が嘘でフォリウムが真実と考えれば文の両手ってのはおかしいか)

再安価↓1

ユウキ「くらえ!!」

『正解!モンスターを倒した!』

『エリア2F』

『モンスターが現れた!』

Q.ヴァレンティーナや空牙、闇咲がアリバイを言わない事でホッとしているのは誰?
・文
・セガール
・まあさ

『どれで攻撃する?』安価↓1

ユウキ「くらえ!!」

『モンスターを倒した!』

『最奥ダンジョン』

『ボスが現れた!』

Q.なぜ文は嘘をついたのか?
・慌てて間違ってしまったから
・何かを隠してるから
・誰かをかばっているから

『トドメをさせ!』安価↓1

ユウキ(誰かを庇うために両手を握っていたとウソをつくかな?)

ユウキ(もっと文に関する事のような気が…)

再安価↓1

ユウキ「くらえ!!」

『ボスを倒した!』

【報酬】

ユウキ「やっぱり刀剣は手にサーベルを持っていたんだと思うんだ」

ユウキ「そして、ヴァレンティーナや空牙、闇咲のアリバイがはっきりしない事から文はホッとしているはずだ。疑われるのは自分だけじゃなくなるからね」

ユウキ「そして文、君が嘘をついているのは何かを隠しているからだね」

ユウキ「それを教えてもらえるかな?」

文「………」

ユウキ(そりゃ黙るか)

フォリウム「さぁて。そろそろケリをつけようか」

紅葉「え?どうしたのいきなり?」

フォリウム「鯖読み魔法使い、dT海賊、嘘つきガール…アンタらは今疑われてるのは分かるねぇ?」

トマ「あれ?闇咲さんは?」

フォリウム「あ、ごめーん。言い忘れてたけど舞ちゃんの姿私見てたのよー」

ユウキ「え!?」

トマ「あ、あの~。フォリ姐?それ結構重要発言だと思うのですが…」

フォリウム「だって私はそっちが聞いてきたからそれに対して答えただけよ?何も私の方から喋ってるつもりはないのさ」

紅葉「何て身勝手な!」

セガール「それで…?」

フォリウム「霧が晴れる直前、舞ちゃんは匂いをずっと嗅いでたわ。何か一生懸命やってたから声はかけなかったけど、そのまま霧が晴れたから彼女はデビルじゃないと思うわ」

まあさ「野犬を見てる人感覚じゃん…」

闇咲「なんとか私の疑いは晴れたわね」

ユウキ「だけどこれではっきりして来たね。アリバイがないのは3人になった」

小金「疑われたくなかったら正直に話しな…」

空牙「ヴァレンティーナさん…オレ…話して…」

ヴァレンティーナ「だまらっしゃい!!このスカポンタン!!」

空牙「あ、あらほらさっさー!!」

文「………」

ユウキ(ここだ…ここで2人のアリバイを暴けば必然と最後の1人はデビルの可能性が高くなる)

ユウキ(いくぞ!!)

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【尋問開始】

小金「いい加減にしたらどうだ?」

叶音「どうなんだ!!」

ヴァレンティーナ「あのねー。マヤは“デビルじゃない”よ?だからもう話しかけないでー」

クライン『“偽証罪”は立派な罪だよ』

セレーニャ「……楽になろう」

紅葉「これ以上議論続けたくないよ…もう疑いたくない…」

フォリウム「ちなみにー。今正直に話したら“おしおきはなし”にしてあげようかなー」

影虎「正直に話したら“ご褒美”をあげよう」

叶音「マジでーーーー!?」

トマ「落ち着いてみなさーーーん!」

ユウキ(もっと集中して…畳み掛けなきゃアリバイを暴けない…デビルじゃない2人を動揺させれば何とか…よし!)

【ハイスピード尋問】

・デビルじゃない
・偽証罪
・おしおきはなし
・ご褒美

ユウキ「デビルじゃない証拠…そんなの3人はもってないよね?だったら証言しなきゃ証明なんてできないじゃないか」

空牙「それはー…そのー…」

ヴァレンティーナ「ないものはないよ!!!しばき倒すよ空牙!!」

空牙「あ…あぁ」

闇咲「なんか怪しいわね…」

ユウキ「偽証罪に問われてもいいのか?」

空牙「ま、待て…ちょっと落ちつかせてくれ…」

ヴァレンティーナ「そんなの嘘を言わなきゃいいだけじゃなーい?マヤ関係なーい」

文「私は正直に話したつもりです。そんなには問われません」

ユウキ「そういえばフォリウムのおしおきってのはなんなんだ?」

フォリウム「それはねぇ~…」

空牙「えーと!!それじゃあ次だな次!!」

文「そ、そうですね」

ヴァレンティーナ「そ、その通りですわね!!次の話題にいきましょう!」

ユウキ「え…?えーとじゃあ次はご褒美?」

闇咲「ご褒美もらえるんだから正直に話した方がいいんじゃないの?」

空牙「そ…それはそうだが…」

ヴァレンティーナ「別に嘘を言ってないんだからこのままでご褒美確定じゃーん」

文「さすがヴァレンティーナ様。答えがお見事ですわ」

ユウキ(今の尋問…空牙だけに論点を絞るならどのワードでも崩せそうだ)

ユウキ(だが、他の2人のガードが固くて尋問しても空牙を守るはずだ)

ユウキ(…けど1つだけ。3人が焦ったワードがあったな…それは…)

安価↓1で3人が焦ったワードを4つの中から答えろ!

ユウキ「ちょっといいか!」

ユウキ「おしおき…フォリウム。あらためて聞くよ」

フォリウム「聞くのが好きだねぇ~」

ユウキ「おしおきの内容を詳しく聞かせてください」

フォリウム「いいわよ。それはね…」

空牙「ちょ、ちょっと待てって!」

トマ「さっきからどうしたんですか?」

小金「まるで怯えてるみてえだ」

セガール「それに他の2人の顔も冴えないようだが…」

ヴァレンティーナ「ぐ…」

文「……」

フォリウム「よーし。まずはDT海賊ボーイのおしおきからだね。任せときな」

フォリウム「はじめにお前のケツを…」

空牙「あーーーー!分かったよッ!!!」

空牙「言えばいいんだろいえばッ!!」

紅葉「なんなのいきなり!?」

叶音「びっくらこいた!」

空牙「すまねぇユウキ!!オレは嘘をついていた!途中でヴァレンティーナに腕を引っ張られてお前とはぐれちまったんだ!」

まあさ「な、なんですってーー!?」

トマ「ど、どういう事ですかそれは!?」

影虎「こりゃ一気に動くぞ。流れが」

ヴァレンティーナ「やめなさい空牙!!それ以上は…」

空牙「ヴァレンティーナがおもらしをしたんだよ!!!それをオレは隠すために隠蔽工作をしていた…!」

空牙「こいつの部屋から同じ服を取ってきたり、香水を持ってきたり…だからオレはアリバイがある!!」

空牙「これが真実だ!!みんな!嘘をついててごめん…いや…すみませんでした!!」

ヴァレンティーナ「お…終わった…」

小金「こりゃまた…なんとも悲しい事件が起こってたんだな…」

セレーニャ「……なぜ隠してたの?」

空牙「ヴァレンティーナが口止めしてきたんだ…黙ってないと後で秘密をバラすぞ…って…」

クライン『脅迫だねそれは』

ヴァレンティーナ「しょうがないでしょ!!こんな美人がおもらししたら嫌われるじゃない!?だから隠したかったのよ!!」

ヴァレンティーナ「もういいわ!!約束は破棄よ!こうなったらテメーの秘密を…」

影虎「オレは可愛いと思うけどな。そのギャップ」

ヴァレンティーナ「え?」

影虎「完璧だと思ってたマヤにそんな秘密があったなんて…言ってくれないなんて酷いぜ…」

ヴァレンティーナ「そんな!!ごめんなさい影虎様!!だから見捨てないで!!」

影虎「もちろんさ…だから真実を話してくれマヤ」

ヴァレンティーナ「はい~!!!!」

ヴァレンティーナ「マヤはおもらしをしてしまいましたの。焦っちゃったマヤは空牙を脅迫しておもらしの事実を隠そうとしたんですぅー」

ヴァレンティーナ「香水もつけまくったり、まったく同じ服を着たりでバレないと思っていました」

ヴァレンティーナ「今まで嘘ついてごめんちゃい!許してね!」

…シィーーーーン…

トマ「…えーと…まぁ何というか潔いというか…」

トマ「とりあえず影虎さんありがとうございます」

影虎「構わん」

ユウキ「これではっきりした事があるね」

ユウキ「長時間の議論にはなったけど、ほとんどの仲間のアリバイは立証されていったんだ」

闇咲「“1人を除いて”ね」

ユウキ「信じたくなかったが、その1人は今まで嘘を貫き通してきたことになる…つまり…」

ユウキ「デビルである事を…!」

闇咲「ユウキ…ここまで来たらそのデビルの名前を言ってあげなさい」

ユウキ「あぁ」

ユウキ「そのデビルは…」

安価↓1デビルは誰?

ユウキ「霧の立ち込める森でアリバイを作りにくい事を利用して刀剣を残酷な殺し方で生贄に捧げた犯人…それは…!」

ユウキ「文…お前だよな?」

文「…何のことでしょうか?私分かりません」

文「正直に話してデビル扱いされるなんておかしいですわ」

文「アリバイが唯一ない私を疑うのは当然だと思うけど考え直した方がよろしいかと?」

紅葉「文…?何かさっきと違くない?」

まあさ「さっきは私がデビルでいいとか言ってたのにさ」

セレーニャ「……いつものが出て来てるのかも」

空牙「いつもの?」

セレーニャ「……聞かない方がいいよ」

空牙「お。じゃあ聞かないでおくぜ」

ユウキ(デビルはおそらく文で間違いない…ここで文の行動を再び整理しよう)

【思考開始】

ユウキ(まず…宿に残ったオレと空牙、刀剣、文の4人は2人1組のペアになって仲間を探しに行ったんだ)

ユウキ(そこで文は刀剣の両手を握っていたと証言しているがそれは嘘の可能性が高い)

ユウキ(実際は刀剣の手にはサーベルがあり、文の手には本があったとフォリウムか証言している)

ユウキ(その後、刀剣は導きの木で死体となって発見された…)

ユウキ(しかし、か弱い文だ…確か文に刀剣を殺すほどの戦闘能力はなかったはずだ)

ユウキ(回復系しか持っていない彼女に刀剣を殺害なんて出来るのか?)

ユウキ(もう少しで何かを閃きそうだ…今ある証拠で冷静に考えてみよう)

【閃きダンジョン】

『か弱き乙女の一撃の洞窟』

『エリア1F』

『モンスターが現れた!』

Q.刀剣の体内から発見された不思議なものとは何か?
・調理された豚肉
・未調理の植物のツタ
・内臓

安価↓1どれを攻撃する?

ユウキ「くらえ!」

『モンスターを倒した!』

『エリア2F』

『モンスターが現れた』

Q.もし力のない文が刀剣を殺すならどんな方法があるんだろうか?
・呪文
・特技
・格闘

安価↓1どれを攻撃する?

ユウキ「くらえ!」

『モンスターを倒した』

『最奥ダンジョン』

『ボスが現れた』

Q.では、文が持っていた本は一体何だったんだろう?
・攻撃系呪文集
・回復系呪文集
・日常系呪文集

安価↓1どれを攻撃する?

【攻撃系呪文集】
ヴァレンティーナが持っていた書物。主にヴァレンティーナが覚えている呪文が載っている。だけど、ヴァレンティーナ曰く刀剣を殺すような呪文は1つもないとの事

ユウキ(そうだ…確かにこれの可能性は高いが、これじゃないはずだ…)

>>139
>>140

再安価↓1


ユウキ「これだ!」

『ボスを倒した』

【報酬】

ユウキ「ここで考えるべきなのはもし文が刀剣を殺したとするならどうやって殺したかって事になってくる」

ユウキ「文は見ての通り女の子だ。力はこのパーティーで1番弱く、攻撃呪文も覚えていないやつだ」

ユウキ「そんな文が刀剣を殺すのはかなり無理があると思うんだ」

紅葉「言ってる事が無茶苦茶じゃない?それじゃあまるで文はデビルだとありえないって言いかただよ?」

ユウキ「そう…オレも信じたくない。だからもし殺せるとするならどんな方法があるかを探ってるんだ」

ユウキ「これは文をデビルと決めつけたからじゃない。デビルじゃないと信じたいから議論してるんだ」

文「勇者様…」

ユウキ「そこで、考えてみたんだ。もし、文が刀剣を殺すならどんな方法があるか…」

ユウキ「そこで手がかりになったのは刀剣の体内から発見された植物のツタだ」

フォリウム「それがどうかしたの?」

ユウキ「考えたんだよ。なんで刀剣は未調理の植物のツタなんか食べたのかって」

ユウキ「だけど考え方が間違ってたんだ」

叶音「ちょっと何言ってるか分からない」

紅葉「私も~」

クライン『どういう意味?』

ユウキ「もし植物のツタが“外部からではなく内部から”だとしたら?」

闇咲「!」

ユウキ「闇咲は気づいたようだね」

トマ「では教えてください。体内から植物のツタが出てくる手段を」

安価↓1で証拠を示せ!

証拠一覧
>>163
再安価↓1

ゴブリンベアー「惜しいね。でも違うと思うなー。ここで勇者が聞いてるのは体内にどうやったらツタが現れるかって話をしてるんだ」

ゴブリンベアー「だとすると、体内関連の話かな?うぷぷぷぷ…」

ユウキ(なんだこいつ…)

再安価↓1

ヒント
>>146
人は悩んだ時に必ず心に“???の種”を抱えると思います

再安価↓1

ユウキ「これだ!!」

ユウキ「食料調達班がレアアイテムを見つけたってのはみんな知ってると思うんだ」

クライン『呪文開示の導き~』

クライン『疑いの目~』

ゴブリンベアー「どこでもコプタ~」

トマ「久しぶりに喋りましたね…」

ゴブリンベアー「何かボクを呼んでる気がして喋りたくなっちゃったよトマ太くん」

トマ「名前変えないでもらえますか…?」

ユウキ「話に戻りたいんだけど…」

ゴブリンベアー「ほら!謝らないと!」

トマ「…無視していきますね」

ユウキ「えー…そう。疑いの目…体内にもアイテムが存在してるって話だ」

ユウキ「普段は目に見えないし存在もしないんだけど、呪文で発現する事があるらしい」

叶音「あー!それ私のスタンドマイクが覚えてた呪文だー!」

ユウキ「そう…呪文でそれらは発現する…」

ユウキ「もしそれが発現し、急成長したならば、どうなるか分かるか?」

ヴァレンティーナ「…例えば悩みのタネは心の中にあるアイテムで、もしそれが急成長したなら体を裂くように体から出てくるのじゃ」

文「でも、例え悩みのタネを発現させたとしても急成長なんか出来るはず…」

ユウキ「ヴァレンティーナ…日常系呪文集に対してこんな事を言っていたな?」




ヴァレンティーナ『どんな種でも一瞬で成長させる呪文、どんな物でも一瞬で乾く呪文、目に見えない物を発現させる呪文、猫がお使いに行く呪文…まぁ日常全般ですー!』





ユウキ「日常系呪文集には“目に見えない物を発現させる呪文”に“どんな種でも一瞬で成長させる呪文”が掲載されているんだと」

ユウキ「それにこうも発言してたはずだ」




ヴァレンティーナ『ちなみに文ちゃんはこの書物が大好きで、誕生日にプレゼントしたら大喜びしてましたわ。そして一日で完コピしたらしいですの…恐ろしい子…!』





ユウキ「文…これで終わりにしよう。君はこの呪文を完コピしてるんだよね?」

文「…最後に私に真実を述べますわ」

文「そんな呪文集…私は存じ上げません」

ユウキ「…もしそれが嘘なら…」

闇咲「デビルって事よ」

ユウキ(これでこの事件を終わらせる…!)

ユウキ「それじゃあ嘘かどうか証拠ではっきりさせよう」

ユウキ「それは…」

安価↓1で証拠を示せ!

ユウキ「これで終わりだ!!」

ユウキ「呪文開示の導き…これがあれば文の呪文が明らかになる」

ユウキ「無ければいいんだ…日常系呪文集の呪文がな」

文「……」

ユウキ「それじゃあ…使うよ」

文「………」

文「…もうええでガキンチョ」

ユウキ「…ガキンチョ…?」

文「うちの負けや。もう演技は疲れたわ」

空牙「ど、どうした文?これを使ってお前の無実を証明しないのか?」

文「うっさいわ!!!黙っとけ童貞が!」

空牙「は、はい!?」

トマ「本当に文さんなんですか?」

文「せや、これがおたくらが思ってる文様の本当の顔ですわ!」

紅葉「…いつもの出ちゃったね…」

セレーニャ「……男子の前でやるとは思わなかったわ」

セガール「何が起こってるんだ…?」

まあさ「あれは文が女子の前でしか見せない本当の顔よ。性格の悪い女へと変貌すんのよ」

文「バレてもうたらしゃーないやんかー。そや。うちが刀剣殺したんや」

ユウキ「!!」

ユウキ「…なぜ刀剣を…?」

文「デビルやからや」

小金「もう心までデビルになっちまったのか?」

文「いーや全然」

小金「なに?」

文「単純にデビルに選ばれたから仲間殺してみたかっただけやっちゅうねん。そしたらちょうどええ時に刀剣と2人っきりやがな。これはチャンスやと思ったね」

文「悩み聞いてみたら案の定や。悩みのタネ出てきよったから成長させたら気持ち悪いくらい腹の中から悩みのタネが成長して裂けて出てきよったわ」

文「あとはその成長した悩みのタネを回収して始末したら終わりやってんけどまさか残っとったとは…まだまだ甘いな~」

ユウキ「……信じたくなかったよ…まったく」

モノコ「勇者様…そろそろお時間です」

叶音「ぎゃーーー!可愛いーーーーー!」

紅葉「ぬいぐるみが喋った!?」

影虎「また新たなボスか!?」

ゴブリンベアー「やっとお出ましか…待ちすぎて足が痺れちゃったよ」

モノコ「私はあなた方にテレパシーでこの事態を伝えた張本人のモノコと言います」

ユウキ「モ、モノコ!?お前他の奴に見えるけどいいのか?」

モノコ「大丈夫です。どうやら向こうにも気づかれたようなのでもう出ても問題ないです。しかしどうやら手遅れのようですね」

トマ「な、何が…ですか?」

モノコ「彼女はどうやらデビルに魂を半分以上乗っ取られてます」

全員「!?」

ユウキ「って事はまさか…!」

モノコ「…彼女を救う事はもう出来ません。彼女ごとゴブリンベアーの中に取り込むしか…」

空牙「お、おい!!話が違うじゃねえか!」

闇咲「デビルに魂を乗っ取られる前にやれとか聞いてなかったのにね」

モノコ「…すみません。皆様のやる気を出させるために言いましたが、少しでもデビルに魂を乗っ取られれば救う事は出来ないのです」

フォリウム「まぁそうだろうね。そんな可能性の低い事言われても誰もやりたがらないだろうから正解だと思うね」

闇咲「…じゃあもう…」

文「覚悟ぐらい出来てるわい。仲間を殺したこの最低なうちをゴブリンベアーに取り込んだらええんや」

文「はよせんとまた誰か殺すで…?」

ユウキ(文……)

~1年前~

文『刀剣様。これ編んでみたんですけど着てくれませんか?』

刀剣『いいよ。これはなんだ?』

文『セーターです。冬は寒いと思ったので』

刀剣『ありがとう。大切に扱うよ』

空牙『仲良いな~。2人とも』

ユウキ『別にパーティー内での恋愛は好きにしてもらって構わないからな』

文『もう!勇者様!これ以上からかわないでください!』

ユウキ『悪いって!』

文『あと勇者様の分も編んで来たんです』

空牙『オレは!?』

文『ありません』

空牙『ウソ~!?』

文『はい。ウソです』

空牙『なに今のノリ…』

ユウキ『ありがとう!大切に使うよ』

文『はい!』

ユウキ『ん…?これはお守り?』

文『それは願いの叶うお守りなんです』

文『そこには私からのお願いを込めてます。なので気にしないでください』

刀剣『おいおい。オレのはねえのか?』

空牙『オレも!』

文『ダメです!うふふ!』

~現在~

ユウキ(今…モノコの力で文がゴブリンベアーへと取り込まれようとしていた)

ユウキ(もう彼女は戻ってこない…それだけでみんなのテンションはガタ落ちだった)

ユウキ(ちなみに1年前文からもらったあのお守りは装備している)

トマ「文さん。最後に言い残す言葉はありますか?」

文「ないからはよしてや。ゴブリンベアーになってアンタら全員皆殺しにしたるから」

空牙「文……」

紅葉「そんな…」

フォリウム「いくら最低な女でも仲間は仲間さ。最後はしっかり見送ってやるのが仲間の務めよ」

影虎「ゴブリンベアーに取り込まれた瞬間、そこに文はいねえ。いるのはデビルだけだ」

クライン『…絶対倒してやる!』

セレーニャ「……もちろんよ」

まあさ「よくも刀剣を…!」

セガール「……」

文「ほな…」

ユウキ「おい文」

文「ん?」

ユウキ「お前からもらったこのお守り…ずっと装備してるぞ」

ユウキ「そしてこれからも。お前の事を忘れないために装備しといてやる!だから安心してオレ達に倒されろ!」

文「ホンマにバカな男やわ勇者様は!!!」

文「女の気持ちも分からんくせに!!」

文「ホンマバカ…」

モノコ「それではこれで最後です。取り込みます」

小金「…もう嫌だぜこんな事毎回するのは…」

モノコ「でもやるしかないんです。魔王復活を阻止するためには…」

文「…ごめんなさい皆様…」

涙に濡れたその一言を最後に文はゴブリンベアーの中に取り込まれた。

ユウキ(文は最後までウソを貫き通した。文の魂はすでにデビルに乗り込まれていた。もしかしたら文はわざと悪女に見せてオレ達を悲しませまいとしたのかもしれない)

ユウキ(そうすればみんながボスを躊躇なく倒せるから…考え過ぎかもしれないが、そうとしか思えなかった)

ユウキ(その後、仲間を2人も失った怒りから14人の勇者一行はゴブリンベアーを瞬殺した)

ユウキ(一瞬だがオレ達の目にははっきりと文の姿が見えた…だが)

?「それじゃあ恒例のおしおきだよ!!」

ユウキ(謎の天の声が入ると、文はどんどん体力のステータスが上がっていき、なぜか体もどんどん大きくなっていった)

ユウキ(泣きながらこちらに“ごめん”と謝ったように見えたが、文の体は爆散し、紙くずのように天に昇華していった)

セガール「なんて事だ…!」

紅葉「ひどいよ…グス…うぅ…」

叶音「うえーーーーーーん!!!文ちゃんが死んじゃったーーーーーー」

フォリウム「エグいことをしてくるねえ…」

セレーニャ「……仲間が2人も…」

空牙「今のは何なんだよ…!あんなグロいの見せられて!!誰の仕業なんだ!!」

影虎「お前の仕業かぬいぐるみ?」

モノコ「私ではありません。おそらく魔王の力でしょう」

モノコ「奴の力は強大です。最後の力を振り絞りデビルはあんな事をさせたのでしょう」

トマ「魔王…へぇ…魔王か…」

トマ「じゃあ許せませんねー…!」

クライン「…許せないね」

セレーニャ「クライン…私も」

空牙「クソォ…クソォ!!!!」

空牙「オレはもうデビルを許さないぞ…!!」

小金「………」

影虎「落ち着け空牙。みんなそうだ。デビル以外のな」

闇咲「モノコって言ったっけ?あなたの事について色々聞きたいわ。一旦王国に帰ったら色々聞かせてもらえる?」

モノコ「もちろんです」

ユウキ(これでデビルは一体倒した事になる)

ユウキ(だが、誰1人としてスッキリした仲間はいないだろう)

ユウキ(刀剣と文…オレが最初にパーティーを組んだ仲間だった)

ユウキ(その2人はもういない…俺は何て情けないんだろうか)

ユウキ(誰1人として守れてないじゃないか)

ユウキ(オレは…勇者失格だ…)

勇者を含む14人は、刀剣の死体を導きの木の下に埋葬した。

そのまま王国へと一旦戻るのだが、かなりギスギスした関係になっていた。

なぜならまだデビルは3人も潜んでいるのだから…

【1章:始まりの森と悪魔の足音:非冒険編:完】

【行列の出来る???部屋」

?「愛ってのは深いね」

?「相手を愛するってのは難しいね」

?「そんな事を考えた事はありますか?」

?「僕はありません」

?「もし、愛がなんなのか分からなくなったら一度また来てください」

?「その時な答えを教えましょう」

?「たとえそれがあの世での再会だとしても…」

?「次回はテーマをガラッと変えて正義をお伝えしようと思います。果たして正義とは何なのか。乞うご期待」

今回はここまで!
今夜は皆様お疲れ様でした!
今回難易度を高くしすぎたと思うので二章への反省とします!
次回更新は一週間以内です
ではまた!


次からペナルティがあるなら喰らうばっかりのでせめて証拠とか説明の場所にリンク先を出してほしい
あと証拠に軽い説明を書いてほしい。期間が開くと説明とか忘れて一々調べないといけなくなる

>>302
意見ありがとうございます
次回からはリンク貼りや証拠の説明などを掲載します

それから刀剣と文の安価をしてくれた方へ
キャラ設定ありがとうございました
2人は一章で退場ですが、また登場はさせていただきます
残り13人の安価キャラも大切に扱っていくのでよろしくお願いします

生存報告!
明後日更新します!

>>308

出来たら質問に答えて欲しいけれど……時間がないのかな?

>>309
そうですね…
ある程度展開が終わった後に好感度などで被害者やデビルを考えて文を作ったりしてますし、安価などを確実に取れる時間なども取らないといけないので、確実に更新できるのは週2回ほどになりそうです…
すみません!

質問、文の関西弁みたいなもは演技?素?

>>311
そこについてはどっちとも取れるような書き方にしてます
犯行がばれて素になったのか、それとも悪女を演じるためにわざと素の演技をしたのか…どちらの捉え方でも良いと思います

このスレでは通信簿もなく交流のポイントが限られるけど、空気というかあまり掘り下げられなかったキャラの救済とかあるの?

>>313
今現在、その件についてはまた後に救済処理を取りたいと思います
せっかく安価していただいたキャラなので無駄にしたくないので

文の事件から1日が過ぎた…

街の人達は誰も文と刀剣が死んだ事を知らない。

そんな夜の出来事。

空牙「おいおい…ヴァレンティーナ…こんな夜に外を出歩くなんて危険だって…」

ヴァレンティーナ「うっさいわね。デビルといるよりマシよ」

空牙「もうオレの前じゃぶりっ子のフリもしなくなったなついに」

ヴァレンティーナ「おもらしバラした事は許さないから…」

空牙「根に持つなー…」

?「わーはっはっはっはっ!」

ヴァレンティーナ「な、何の声!?」

空牙「上からだぞ!?」

?「善良な市民よ!!夜に大声を出した事をお詫びしよう!」

?「だが!今日は定例報告をする!聞いて喜べ!見て驚け!我の悪事を笑って許せ!」

?「大悪党アグクゼニの館からみんなの金を取り戻したぞ!!」

市民「うおおおおおおお!」

空牙「真夜中なのに人多いと思ったらそういう事か」

?「改めて名乗らせていただこう…」

?「我が名は“ファントム”!!悪を憎み、正義を愛す大盗賊だ!!!」

ヴァレンティーナ「キャーーーーー!ファントム様お初にお目にかかりますーーーー!!」

ファントム「では…次の満月の時にまた会おう…さらば!!」

満月に飛び込んだファントムはそのまま光に包まれて消えた。

【2章:水の中の神秘にご用心:(非)冒険編】

ユウキ(世間は大盗賊ファントムの事で大はしゃぎしてるな…)

ユウキ(一方でオレたちはヒソヒソとデビルをいかに見つけ出すかで苦労しているのに…)

トントン

ユウキ「…誰だ?」

闇咲「聞いて喜べ。見て驚け。私の悪事を笑って許せ」

ユウキ「あー。闇咲?なんだ?」

ガチャ

闇咲「もう少し反応した方がモテると思うわよ」

ユウキ「巷で噂のファントムがお前だったらもっと反応してたかも」

ユウキ「で、用は何だ?」

闇咲「作戦会議をしたい。次のダンジョンに行くまでに」

モノコ「その通りです」

ユウキ「そういえばモノコといたんだな」

モノコ「デビルか否かは置いといて闇咲さんはかなり信頼はできる人だと思います」

ユウキ「確かに…あの森では随分と闇咲に助けられた…」

闇咲「次のダンジョンの行き先は、“深海竜宮城”よ」

ユウキ「懐かしいな…」

ユウキ(確か乙姫様にだいぶもてなされたけど、まさか乙姫様がボスだとは思わなかったなー…)

モノコ「そろそろ第2のデビルが魂を乗っ取ろうと必死に足掻いてるはずです。早めに行きましょう」

闇咲「だけどその前に、ユウキに忠告だけしに来たの」

ユウキ「忠告…?」

闇咲「次のダンジョンでは誰1人として素直に信じちゃダメよ。私も含めて」

モノコ「勇者以外の人達についてはデビルじゃなくても嘘をつくはずです。だから警戒してください」

ユウキ「はいそうですか…ってわけにはいかないかもな」

ユウキ「闇咲達を疑うってのはオレにとってかなり辛いんだ」

ユウキ「今まで共に戦って来た仲間なのに…」

闇咲「けど、この前の件を忘れちゃダメよ」

ユウキ(文か……)

ユウキ「…わかった。努力するよ」

闇咲「じゃ私はこれで。明朝に出発するから」

ユウキ「あぁ…」

ガチャ

バタン

ユウキ(努力するとは言ったが…やはり辛いな…)

ユウキ(オレは勇者として務めを果たせていないと思う…勇者ってなんなんだろうか…)

ユウキ(…考えてても終わらないな…今日は寝よう。次のダンジョンで事件が起こる前にデビルを見つけて仲間を救う!それが勇者としての務めだ!)

ユウキ(文や刀剣のためにも!!)

~明朝~

ヴァレンティーナ「でさー!昨日凄かったのー!マヤ感激!」

紅葉「いいなー。私も見たかったー」

セレーニャ「……羨ましい」

叶音「ねえねえ!どんなだった見た目?」

空牙「そうだな…まぁカッコいいと言えばカッコいいし、美しいと言えば美しかったかな…?」

小金「何騒いでんだ?」

叶音「あ!善良な市民から金を巻き上げる遊び人だ!」

ヴァレンティーナ「覚悟せよ悪人!」ポォ←魔法が小金に炸裂

小金「ぬはー!!!」

影虎「なにやってんだあいつら…?」

トマ「さしずめ世間を賑わせてる大盗賊ファントムの話題でしょう」

影虎「あー…そういえは昨日満月だったな」

トマ「満月の夜に現れ、悪人から金を取り戻す…性別不明の大盗賊ですから人気は出ますよ」

小金「怖えーよ…オレ今借金しかねえのに…」

クライン『昨日まで大儲けしてたんじゃ?』

小金「溶かした」

クライン『まさに遊び人!!』

闇咲「「おーい。もう深海竜宮城行き発車するって!」

深海竜宮城行きのタートルトレインに乗りこんだ14人。

2時間が経過するとようやく海の中へと潜り始めた。

さらに2時間が経過…

さらに2時間…

………

ユウキ(おそらく10時間ぐらい経過しただろう…ようやく竜宮城に着いた…)

叶音「ふぁ~…着いた?」

空牙「おう。着いたぞ」

紅葉「あー…腰痛いよー…長すぎだよー…」

影虎「この長さは久しぶりだな」

クライン『だなー』

闇咲「さて…敵に警戒しなよ」

セガール「オーイェイ!」

空牙「いつのまにか元のセガールに戻ってんな…」

深海竜宮城の入り口まで来るとさっそく乙ひ…いや…化け物が現れた

乙姫熊「うぷぷぷぷ!ようこそ竜宮城へ!ささ!中へどうぞ!」

熊魚「中へどうぞ!!!」

叶音「夢ぶち壊しダーー!!!!」

まあさ「改造されてるー!!乙姫様が熊のキメラになってるよー!!」

乙姫熊「あ、それ。あ、それ。あそれそれそれそれ!」

熊魚「あいやいやささー!」

乙姫熊「あれ?盛り上がらないの?」

空牙「盛り上がるか!!!」

紅葉「あのー。美しつつも強かったあの乙姫様はいずこに…?」

乙姫熊「…それはね。大人の事情なんだ。気にしたらそこで負けなんだよ」

小金「気にするしかねえだろ…」

影虎「おーいぬいぐるみ。こいつはとりあえずスルーしたらいいんだよな?」

モノコ「そうですね。ボスはデビルの魂を取り込むのに必要です。生かしておいてください」

乙姫熊「ボクをエサみたいに扱わないでよ!」

小金「ま、まーとにかくオレたちをもてなしてくれんだろ。えーと…」

乙姫熊「乙姫熊です。星座は射手座でーす!」

フォリウム「へぇ~…」

乙姫熊「射手座でーーーす!」

フォリウム「へぇ~…」

乙姫熊「冷たいねみんな…」

空牙「そりゃそうだろ。まぁ気にしたら負けだな。とにかく竜宮城に案内しろやクソクマ」

乙姫熊「そうだね…もてなしてあげるよ…」

乙姫熊「最強のダンジョンでね!」

そう言うと乙姫熊の姿は消え、奥へと続く竜宮城の扉が開いた。

ユウキ「さてと…いきますか」


※今回から非公開にしてた好感度ゲージを公開します。遅くなり申し訳無いです
これからは通信簿ではなく勲章バッジと呼びます

勲章バッジ(MAX5)

空牙0
トマ0
叶音0
紅葉0
セガール0
小金0
闇咲2
まあさ0
刀剣0(死亡)
影虎0
フォリウム0
ヴァレンティーナ0
セレーニャ2
クライン1
文0(死亡)

パーティーを組む3人を安価↓1~3
被ったらさらに安価↓1

ユウキ「いいかみんなー」

影虎「久しぶりに表舞台で暴れるか…」

紅葉「うぉっしゃー!頑張るぞー!」

セレーニャ「……ぞー」

熊魚「うおー!」

ユウキ「来た!や

紅葉「オーケー!任しといて!」

紅葉「争うのはやめよ…ね?」

熊魚「はいー!」



……

………

ユウキ「え?」

紅葉「もう大丈夫!私が手懐けたから!」

ユウキ「お…おう」

ユウキ(忘れてたー…紅葉がいたら敵を仲間にしちゃうから経験値入らないからレベル上げできないんだったー…)

影虎「安心しろよ。向こうに敵が沢山いるぜ」

ユウキ「よっしゃー!!!」

影虎「秘技…土髑髏…!」

熊魚「ぐはー!!!」

影虎「負けてられないなオレも…」

ユウキ

セレーニャ「……危ない!」

熊魚「ぐへー!!」

紅葉「うわ!助かったよー!ありがとセレーニャちゃん!」

セレーニャ「…うす」

ユウキ「……」

影虎「行くぜ子猫ちゃんたち…」ダダダ

紅葉「はいはーい!!」ダダダ

セレーニャ「…おー」ダダダ

ユウキ「……またこのパターンかよ…」

※良い子のみんなはケンカせずに仲良くしようね!

セレーニャ、影虎、紅葉勲章バッジGET!

さらに仲良くなるキャラ安価↓1

ユウキ「おい紅葉ー」

紅葉「どうしたの勇者様?」

ユウキ「途中で血が出てたろ?もう大丈夫か?」

紅葉「え…?よ、よく気づきましたねー!」

ユウキ「一応仲間の事は全員見てるつもりだからなー」

紅葉「へー…」

紅葉「……ねぇ勇者様」

ユウキ「どうした?」

紅葉「もし…私がデビルだったらその時は躊躇なく殺してくださいね」

ユウキ「…そんな事言うなバカ」

紅葉「バ、バカとはなんですかー!」

ユウキ「悪かったよ!」

ユウキ「だけど気安く殺してくださいなんて言うなよ?」

紅葉「ご、ごめんなさい…」

ユウキ「ったく…シンミリしちゃったなー…あ、そうだ!これあげるよ」

紅葉「え!?なんですか!」

ユウキ「誓いのアイ」

紅葉「ふぁぼ!?」

紅葉「ち、ち、誓いの愛!!!!????」

ユウキ「勘違いすんなよー。それ誓いの藍だからー」

紅葉「え…?」

ユウキ「告白だと思ったのか?」

紅葉「もう!!!!勇者様なんて大嫌い!!!」

ユウキ「いやいや!そんなつもりはなかったんだって!!!ごめんって!」

紅葉「もう知りません!」

ユウキ「…ちなみに効果は一度だけ死亡を回避できるってアイテムだ」

紅葉「…!!」

紅葉「これって確か…レアアイテムじゃ…?」

ユウキ「そうだ。手に入るのは難しかったな。それほど命って重いんだよ」

ユウキ「死ぬのは簡単だが、生き返るのは難しいんだ」

ユウキ「死ぬなんて簡単に言うなよ?紅葉」

紅葉「…もう…バカ…」

ユウキ(バカって言われるとたしかにイラってくるかも…)

紅葉勲章バッジGET

空牙「よっしゃ着いたぜ!」

トマ「ようこそトマの宿深海竜宮城店へ!」

まあさ「どこにでもあるわね!?」

トマ「1店舗見たら30店舗あると思ってください」

空牙「どこのGだよ!?」

トマ「一旦ここで休憩しましょう」

フォリウム「はいはーい。それじゃ私は部屋に籠らせていただくわねぇ~」

フォリウム「トマ、私は他のみんなとは少し離れた部屋用意してくれる?」

トマ「それなら102号室をお使いください」

フォリウム「ありがと。それから私の部屋には近づかない方が良いとだけ忠告しとくわ」

ザッザッ

まあさ「ま、また単独行動…」

トマ「フォリ姐はいつもあぁだから」

紅葉「トマはフォリ姐と仲良いわね」

トマ「昔からお世話になってるんで…」

叶音「でも、また1人だとちょっと怖いかも~…」

ヴァレンティーナ「そうよね~。マヤも怖ーい」

空牙「お前は魔法呪文使えんだろ!」

影虎「力のないやつからしたら単独行動は不安になりつつあるようだぜ」

セレーニャ「……それならクラインの出番ね」

空牙「どういうこった?」

セレーニャ「……クラインにこのダンジョンだけの効力を持つ特殊能力を唱えて貰えばいいと思う」

セレーニャ「ワォ!」

トマ「なるほど…影虎さんやユウキさん、闇咲さんみたいに戦闘能力が高い人は自分を守れるけど、あまり高くない人はその方が良いですね」

空牙「そうだな!トマ。お前かけてもらえよ」

トマ「そうですね。クラインさんお願いします」

まあさ「その話乗った!!」

叶音「じゃあ私もー!」

小金「しょうがねぇ…元から強いがその話に賭けてみよう」

影虎「それじゃあこの4人だな」

クライン『ここだとみんなに能力がかかっちゃうんで別部屋に移動しよう』

そう言うとクラインと4人は別部屋に行き、特殊能力をかけてもらった。

クライン『なんの能力をかけたかを言うとデビルにバレるので能力は内緒とさせていただきます』

影虎「それが得策だな」

紅葉「これでみんな平等だね!」

ユウキ(だけど、その4人の中にデビルがいる可能性もあるな…)

モノコ「皆さま、目的を忘れないでください」

モノコ「デビルはこの中に潜んでる事を」

ユウキ「…わかってるよ」

その後、とりあえず1人になる事にしたオレは部屋に戻り、ベッドに寝転んだ。

注意事項として1人になるときは部屋に鍵をかける事を徹底。

しかし、モノコはノーカウントとし、オレの部屋にいる。

ユウキ「モノコ、オレ考えたんだけどさ」

モノコ「はい」

ユウキ「デビルを見つける方法…それってデビルが誰かを殺すまで分からないよな?」

モノコ「……」

ユウキ「頑張って考えてはみたが、それ以外でデビルを見つけ出す方法ってないと思うんだ」

ユウキ「お前は最初、オレ達に希望を持たすためにあんな事を言ってたが、実際はどうなんだ?」

モノコ「…1%だけ希望はあります」

モノコ「勇者様、あなたの力を私は信じています」

モノコ「正直に言うと99%は確かにその方法しかデビルを見つけ出す事はできません。しかし私は勇者様の力というものがどれほどか計れないのです」

モノコ「その力があれば、私の予想を裏切ってくれると信じています」

ユウキ「…分かった。じゃあオレはお前の1%を信じる」

トントン

ユウキ(誰だ…?さっき部屋に入ったばかりなのに)

セレーニャ「……セレーニャです。紅葉と一緒にいますので開けてください」

紅葉「紅葉ですー!勇者様開けてください!」

ユウキ(セレーニャと紅葉か…一体どうしたんだろう?)

ガチャ

セレーニャ「……勇者様。この後私の部屋で劇をやるのですが見に来ませんか?」

ユウキ「劇?」

紅葉「セレーニャちゃんが不安になってるみんなを元気付けようと楽しい劇をしてくださるんです!」

セレーニャ「…それに、もしデビルの人が私の劇を見て正直に話してくれるかもしれないと思って…」

ユウキ(それはどうなんだろうか…)

紅葉「セレーニャちゃんの劇は楽しいんですよー!」

ユウキ(…まぁセレーニャらしいな)

ユウキ「分かった。参加するよ」

セレーニャ「…ありがとうございます」

紅葉「それではモノコちゃんをお借りしますね!」

モノコ「え?私ですか?」

紅葉「モノコちゃんも私達の仲間だからね!」

モノコ「仲間…ですか」

セレーニャ「…そうです」

モノコ「…ふふ」

ユウキ(モノコが笑ったの初めて見たな…まぁぬいぐるみが笑ったらそれはそれで怖い)

紅葉「それじゃー1時間後にセレーニャちゃんの部屋集合でお願いしまーす!」

ガチャ

ユウキ(オレも見習わないとな…これ以上犠牲は増やさせないためにも)

トントン

ユウキ(今度は誰だ?)

ガチャ

セガール「勇者よ。ちょっといいか?」

ユウキ「どうしたセガール」

ユウキ(ころころと喋り方が変わるなーセガール…)

セガール「実は話したい事があって…」

ユウキ「なんだ?」

セガール「いや…やはりこの話は用事が終わってから言う…気が変わった」

ユウキ(なんだそりゃ…)

セガール「……勇者…これだけは言っておく」

ユウキ「?」

セガール「誰も信じるな…いいな…?」

ザッザッ

ユウキ(なんだったんだ一体…?)

ユウキ(闇咲とまったく一緒の事を言っていたな…誰も信じるな…か…)

ユウキ(いや、気にしたら負けだ)

ユウキ(さて…これから1時間どうするか…)

【自由探索】
※勲章バッジが少ないのでここで2回だけ仲間交流イベント。

安価↓1まず誰と自由時間を過ごしますか?

トントン

ガチャ

ヴァレンティーナ「あら勇者様?マヤに何のようで?」

ユウキ「ずっと気になってたんだが…どうやぅて魔法覚えたんだ?」

ヴァレンティーナ「唐突ですがお答えします!マヤは天才なのでございますー!」

ヴァレンティーナ「そう…あれは8歳の頃…」

ユウキ「そうなんだありがとう」

バタン

ヴァレンティーナ「ひど!?」

ヴァレンティーナ勲章バッジGET

ヴァレンティーナ「え!?これだけマヤ!?」

気にせず次の方安価↓1

トントン

ガチャ

空牙「ん?どうした?」

ユウキ「ちょっと話したい事があってな」

空牙「なんだよ。オレなんかに相談するより闇咲とか影虎とかに相談した方がいいぜ?」

ユウキ「いや…空牙でいいや。気を使わなくていいし」

空牙「なんだそれ!」

空牙「で?」

ユウキ「…オレって勇者としてどう思う?」

空牙「そうだなー…まーお前以外の適任は居ねえって感じ?」

ユウキ「というと?」

空牙「それだけだよ!」

空牙「お前みたいにオレは責任感強くねえし、強くもねえ!ましてやみんなからの信頼度高くねえしな!」

空牙「だけどお前は仲間を信じれんだろ?そこが勇者としては評価できると思うけどな」

ユウキ「そうか…ありがとう。気持ちが楽になったよ」

空牙「これでお前がデビルだったらビックリだけどな」

ユウキ「ねえよ」

空牙「はいはーい」

ユウキ(相談して良かったな…)

空牙勲章バッジGET

その後1時間が経ち、セレーニャの部屋を訪れた

影虎「お。勇者じゃねーか」

紅葉「あー!やっぱり来てくれたんだね勇者様!」

ヴァレンティーナ「マヤは最初から信じてましたよ!」

まあさ「でも、これだけしか集まらなかったのね」

叶音「みんな用心深いねー!」

ユウキ(周りを見渡すと、影虎、紅葉、ヴァレンティーナ、まあさ、叶音の5人しかいなかった)

ユウキ(セレーニャは劇の開催者だから除くとしても闇咲、空牙、フォリウム、クライン、セガール、トマ、小金の7人は来なかったようだ)

ボカァーーーーーン

紅葉「な、なんの音ですか!?」

影虎「あの音はフォリウムが黒魔術失敗した音だ。でかい音だが気にすんな」

ユウキ「気になるけどな」

ダダダダダ

ユウキ(そうこうしているうちに劇の主催者が登場した)

セレーニャ「……エヘン」

セレーニャ「はーいみんなー!こんにちわー!」

紅葉・叶音・まあさ「こーんにーちわー!」

セレーニャ「あれれー?ノリが悪いのが3人もいるなー!元気よく行こうね。もう一回!」

影虎「…あいつは壊れたのか?」

ヴァレンティーナ「恥ずかしいのですが?」

ユウキ「これはどう言う事だい紅葉…?」

紅葉「みんなを元気付けるためにセレーニャちゃんが無理してくれてるんですよ!」

ユウキ「無理して…?」

叶音「ほら!早くやらないと劇のお姉さんが泣いちゃうよ!」

ユウキ(よく見るとセレーニャは涙目になっていた…)

ユウキ「わ、わかったよ」

影虎「う、うむ…」

ヴァレンティーナ「でもマヤは…」

まあさ「む!!」

ヴァレンティーナ「や、やればいいんでしょ!」

セレーニャ「よーし!それじゃーもう一回いくぞー!」

セレーニャ「こんにちわー!」

全員「こーんにーちわー!」

セレーニャ「よーし良い子達だね!」

影虎「もうやらねえぞ…」

ヴァレンティーナ「プ…プライドが…」

まあさ「おねしょしたらもうプライドもなにもないんじゃない!?」

セレーニャ「今日はー。みんなに精霊達の劇を見てもらうんだけど~…まずは主役に登場してもらわないとね!」

セレーニャ「みんなでモノコちゃーん!って呼んでみよう!」

影虎「勘弁してくれ…」

ヴァレンティーナ「ぐ…もう…イヤ…」

紅葉「影虎さん…」

影虎「…最後だぞ」

影虎「元気よく声出した可愛い魔法使いにはナデナデしてあげようかな?」

ヴァレンティーナ「!!」

セレーニャ「せーの!」

ヴァレンティーナ・他5人「モノコちゃーん!!」

モノコ「はーいでちゅー!」

モノコ「みなちゃん。元気にしてましたでちゅかー?」

ヴァレンティーナ「か…可愛いーーーー!!!」

叶音「その喋り方可愛いですー!私のぬいぐるみにしたいですー!」

まあさ「こんなに化けるとは…セレーニャ恐るべし!」

紅葉「ほら…おいで…」

モノコ「こ…怖いでちゅ」

セレーニャ「もう!モノコちゃんを怖がらせたらダメよ!」

影虎「ハハッ。何だか面白そうだな」

ユウキ「そうだね」

ユウキ(和んだこの雰囲気久しぶりだな…今だけデビルの事を忘れられる…)

ユウキ(モノコとセレーニャには後で感謝しないとな…)

セレーニャの精霊劇は思った以上に完成度が高く、モノコと精霊達との絆を描いた長編になった。

最初は期待せずに見ていたが、女子4人は釘付けになり、影虎とユウキも次第に劇に魅了されていた。

そして劇はフィナーレを迎えようとしていた。

セレーニャ「みんな…バイバイ…」

モノコ「また会える日を楽しみにしてますでちゅ」

精霊「ピギー!」

セレーニャ「こうして…精霊達とモノコは一生の友達になり、仲良く暮らしましたとさ…」

叶音「ぐすん…ぐす…」

ヴァレンティーナ「……」

紅葉「何だか昔を思い出したなー…」

まあさ「そうね…」

影虎「…おいユウキ」

ユウキ「…ん?」

影虎「今外から音がした…それも何回も…」

ユウキ「…それってもしかして…」

影虎「あぁ…」

バタン

ダダダダダダ

セレーニャの精霊劇は思った以上に完成度が高く、モノコと精霊達との絆を描いた長編になった。

最初は期待せずに見ていたが、女子4人は釘付けになり、影虎とユウキも次第に劇に魅了されていた。

そして劇はフィナーレを迎えようとしていた。

セレーニャ「みんな…バイバイ…」

モノコ「また会える日を楽しみにしてますでちゅ」

精霊「ピギー!」

セレーニャ「こうして…精霊達とモノコは一生の友達になり、仲良く暮らしましたとさ…」

叶音「ぐすん…ぐす…」

ヴァレンティーナ「……」

紅葉「何だか昔を思い出したなー…」

まあさ「そうね…」

影虎「…おいユウキ」

ユウキ「…ん?」

影虎「今外から音がした…それも何回も…」

ユウキ「…それってもしかして…」

影虎「あぁ…」

バタン

ダダダダダダ

紅葉「ふ、2人ともどうしたの!?」

セレーニャ「……嫌な予感」

モノコ「私達も急ぎましょう」

叶音「うー!モノコが元に戻った!!」

ヴァレンティーナ「マヤ、走れなーい」

まあさ「こいつら…!」

ユウキ(とにかく影虎が走る方向へついていく…まさか…そんなはずは…)

ユウキ(再び悪夢が訪れようとしているのか…!)

キュッ…

ユウキ(影虎が突然止まった…)

影虎「…オーケー……ユウキ。みんなを集めろ」

ユウキ「……そんな」

竜宮城の廊下はまるで水の中にいるかの様にガラスで透き通っていた。

そこには…大量の血と大量の弾痕が残されている。

そしてもちろん…

生贄になった“2人の死体”が…

その死体の近くに落ちていた紙には『裏切り』と書かれていた…

【2章:水の中の神秘にご用心:(非)冒険編:完】

【行列の出来る乙姫熊の部屋】

乙姫熊「ジャースティス!!」

マークノモー「えー…正義の反対は悪と思いがちだけど、ボクは違うと思うんだ」

マークノモー「正義の反対は裏切り…え?なんでかって?」

マークノモー「正義とは誰かを信じ助ける事、裏切りとは誰かを裏切り見放す事、ほら。反対になるでしょう?」

乙姫熊「無理やりじゃーん」

マークノモー「…まぁこれはあくまでもボク個人が思った事だから気にしないで欲しいんだ」

マークノモー「だけど…うぷぷぷぷ…正義って本当に存在するのかなー?」

【捜査パートへ続く】

今回はここまで!
今年はもう一回更新したいと思います!
何とかエタらずに2章まで来れました
ここまできたら何とか完結します!

>>1へ。キャラが多いので勲章が1つももらえないキャラもいるので自由探索は3つにしたらどうですか?
返事が出来たらお願いします

>>366
3章から3つにしてみます

あと質問、勲章が5つ集まると何かあったりしますか?

>>368
ストーリー上では何もありませんが、ダンガンロンパ恒例のアレがもらえます

訂正、勲章バッジの個数でクロや被害者を決めてる所もあるのでまったく無関係ではなかったです

あとできたら毎回、何時にやるとか何時にする予定とか言って下されると嬉しいです
今回は時間を言ってくださらなかったので……

>>371
そういえばそうでしたね…
次からは時間しっかり指定します

生存報告!
年内最後の更新は30日の夜とします!
時間は当日更新します

二時間後更新します

すみません
ちょっと諸事情で手が離せませんでしたので今から更新します

【2章:水の中の神秘にご用心:非冒険編】

2人の死体…

1人は床に落ちた紙のスケッチブックで分かった…

そこには裏切りと書いてあったが、それは間違いなくクラインが使っていたものだった。

もう1人はヒゲで分かった。

もう動く事はない…もう彼の元気な声を聞く事は2度とないとユウキは悟った。

ユウキ(クライン…セガール…すまない…)

セレーニャ「ク…クライーーーーーーーン!!!!!!」ダダダダダダ

ユウキ「落ち着けセレーニャ!」

セレーニャ「そんな…!そんな…!」

ユウキ「すまない紅葉。セレーニャを頼んでいいか」

紅葉「う…うん…」

ユウキ(クライン…なんで…)

影虎「ダメだ…こっちも死んでる」

ユウキ「セガール…」

叶音「影虎様~?ちょっとよろしいですか~?」

影虎「すまねぇが今はそれどころじゃ…」

叶音「大事なお話なんです!…例の」

影虎「!…わかった。すまない。ここは頼んだ」

ユウキ「あぁ」

まあさ「わ、私は他のみんなにお伝えを!」

ヴァレンティーナ「ちょ、ちょっと置いてかないでよ!!」

ダダダ

ユウキ(誰もいなくなっちゃった…)

乙姫熊「はいどうもー。みんな元気かなー?」

乙姫熊「って、2人死んでるやないかーい」

熊魚「ははははははは!」

乙姫熊「どうしたんだいそこのジェントルメン」

ユウキ「…殺すぞ」

乙姫熊「おぉ怖!」

熊魚「乙姫様…その発言は危険です」

乙姫熊「そうだね…知ってる人がいたら分かると思うけど某メガネニートテッテレーアラレちゃん帽子芸人だからね」

熊魚「逮捕ー!」

乙姫熊「てな訳で今度は1時間後に宴会広間まで来てください。そこで裁判しますので」

乙姫熊「ではバァーイ」

熊魚「お粗末様でした」

ユウキ(あいつらだけは信じれないな…)

ユウキ(そういえば闇咲やセガールが言っていたな…誰も信じるなって…)

ユウキ(もしかしたら今回の事件はそれが正解な気がして仕方がない…)

ユウキ(だが、気にするな。誰かと行動して何かを見つけれるかもしれないんだ!)

安価↓1で誰と行動しますか?

ユウキ「まあさを相棒にしてみるか」

まあさ「ゆ、勇者様!」

ユウキ「あ、ちょうどいいところに…」

まあさ「それどころじゃないですよ!」

ユウキ「どうしたの?」

まあさ「あ、あの熊が…」

乙姫熊「呼んだ~?」

まあさ「パァー!出た!!」

ユウキ「何の用だよ…!」

乙姫熊「みんなに報告をして行ってるんだ」

ユウキ「報告…?」

乙姫熊「ルールをしっかり説明しようと思ってね」

乙姫熊「この前の生贄の時は何も言ってなかったから今回は説明させてもらいます」

乙姫熊「では、後ろの熊魚達が文字になってくれるのでご覧ください」




~デビルルール~
・デビルの振り分けは必ず4人。
・凶器は何を使ってもOK。
・デビルがデビルによって殺された場合はまた違う人がデビルとなる。
・グロい殺し方はOKですので、生理的に受け付けない方は今のうちに退場お願いします。
・みんな死ねばいいのに。




まあさ「最後個人的恨み入ってるよね!?」

ユウキ「なんで今頃そんな説明を?」

乙姫熊「タイミングが良かったからね」

ユウキ「タイミング…?それはどういう意味?」

乙姫熊「ギクッ!」

乙姫熊「なんだこのヤロー!!」

まあさ「え!?何が!?」

乙姫熊「もういい。熊魚、帰ろう」

シュン…

まあさ「一瞬で消えちゃったよ…」

ユウキ(今のは結構重要なのかな…?)



【デビルルールGET】
ルール詳細>>386




ユウキ「ところでまあさ。君はクラインになんの能力をもらったんだ?」

まあさ「え…うーん…勇者様だから別に教えてもいいかな?」

まあさ「私は透明人間になれるようになりましたよ」

ユウキ「透明人間だって!?」

まあさ「はい。ですがもう能力を使ってしまったので今はないのですが…」

まあさ「しかし!今回はその能力でデビルが分かってしまったのですよ!」

ユウキ「本当かい!?それは誰なんだ!?」

まあさ「この後の裁判で話します…デビルを驚かしてやりたいので!」

ユウキ(わざわざ裁判でって事は相当な証言に違いない…裁判で詳しく聞いてみるか)





【まあさの能力GET】
透明人間になれる。





【まあさの切り札GET】
何か行き詰まったらまあさをあてにしよう

ユウキ「まあさ、ちょっとこの後行動しないか?」

まあさ「え!?勇者様とですか!?」

まあさは考えた…

勇者様がデビルかもしれないと…

しかし、そんな事考えてる暇があったら勇者様と仲良くなろうと思ったまあさだった

まあさ「喜んで!!」

まあさ勲章バッジGET

~数分後~

フォリウム「こいつは酷いね…どちらも体中穴だらけじゃないかい」

ユウキ「おいフォリウム。死体を調べて何かわかったか?」

フォリウム「そうねぇ…2人とも体中に弾痕…間違いなく多量の出血による出血死ね」

ユウキ「…そうか。ありがとう」

まあさ「うわー…むごいね」

ユウキ「死体は大丈夫なのか?」

まあさ「昔に色々あったので慣れてます」

ユウキ「それは頼もしいな…」



【2人の生贄の記録(フォリウム調べ)GET】
2人の死因は体中を銃弾を撃ち抜かれた事による出血死だと推測された。



フォリウム「まったく…こんなに適当に撃ったんじゃ避けれっこないってーの」

ユウキ「フォリウムから見てこの状況はどう思う?」

フォリウム「うーん…まぁ相打ちが濃厚だろうね。お互いに銃を持ってるし。どちらかがデビルで抵抗して相打ちに…これが正解でしょ」



【相打ちの可能性GET】
フォリウム曰く、今回は相打ちの可能性が高い。もしそうならばどちらが先に撃ったのだろうか。

ユウキ「ちなみにフォリウム。念のためアリバイを聞いてもいいか?」

フォリウム「残念だけど私にはアリバイがあるのよ。ねぇトマ?」

トマ「フォリ姐の言う通りですね」

フォリウム「あたいとトマは一緒の部屋にいたのさ。とある黒魔術をするのにどうしても協力者が必要でね」

ユウキ「事件発生まで2人は一緒だったって事だな」

トマ「はい。一緒に魔法陣を」

まあさ「新しいね…一緒に魔法陣ってアリバイ」



【フォリウムとトマのアリバイGET】
事件発生時、フォリウムはトマと魔法陣を作っていたという。



ユウキ「ちなみにその黒魔術というのは?」

フォリウム「…あんな恐ろしいのをあたいに言わすのかい?」

ユウキ(じゃあなんでそんな恐ろしい黒魔術の魔法陣を作ろうとしてたんだよ…)

ユウキ(そういえば劇をしている最中に聞こえた爆音…あれは確かフォリウムの黒魔術が失敗した音と影虎が言っていたな)



【フォリウムの黒魔術GET】
フォリウムは恐ろしい黒魔術で敵を一網打尽にするために魔法陣を作っていた。その魔法陣作成時に起きた爆音は遠くにいても聞こえてくるほどだった。近くにいれば耳が壊れるだろう。

ユウキ「協力ありがとう」

トマ「では…」

ユウキ「…ところで。トマがクラインにかけられた特殊な能力はなんだったんだ?」

トマ「……一度だけ確実に相手の急所を攻撃できる能力です」

フォリウム「へぇ~…それは便利だねぇ」

まあさ「いいなー…その能力」

フォリウム「あたいに使ってみてよ」

トマ「フォリ姐…これはもしもの時に…」

フォリウム「分かってるよ!ったく…トマは相変わらず面白いねぇ」

ユウキ(そういえばトマとフォリウムは昔からの顔見知りだったな…意外な組み合わせだけど…案外お似合いだ…)





【クラインの特殊能力GET】
クラインによって戦闘能力の低いトマ、叶音、まあさ、小金の4人は特殊能力をかけられた





【トマの能力GET】
一度だけ確実に攻撃が急所に当たる。




【トマとフォリウムの関係GET】
トマとフォリウムは互いに幼い時からの知り合いらしい。


ユウキ(冷静に事件現場を見直してみるとすごい銃撃戦だった事が想像できる)

ユウキ(透明なガラスに何個も銃弾が当たっていて、水がピロビローと出ている。もう少し振動を与えればガラスが割れて大惨事になりそうだ)

ユウキ(あとはこの紙だ…『裏切り』は一体どういう意味を現すのだろうか…)




【銃撃戦の跡GET】
現場は銃痕だらけ。クラインとセガールによる銃撃戦があったのか…





【『裏切り』】
クラインのスケッチブックに書かれた




ユウキ(事件現場はフォリウムの部屋のすぐ近くにある…だが、先ほどの話を聞く限りではどうやら2人とも気付かなかったようだな)

ユウキ(黒魔術にそれだけ集中していたんだろう)




【事件現場GET】
事件現場はフォリウムの部屋の近く。しかし、フォリウムとトマは発明品に集中していたので銃撃戦には気づかなかったと思われる。


ユウキ「うぅ…やはり死体を見るのはきついな…」

まあさ「なら代わりに私が見ます」

ユウキ(男らしいなおい…)

まあさ「2人とも体中穴だらけですけどどっちも心臓付近に穴が空いてます」

ユウキ「でもそれが死因じゃないんだろ?フォリウムが言ってたし」

まあさ「そうですね」

ユウキ(でも…関係ないとは言い切れないかも…)

ユウキ(よく見るとセガールは銃弾の跡が少ないが、クラインは多い気がするな…これは何か関係があるのか?)

ユウキ(それに銃だ。セガールが手に持ってる銃は何回か見た事があるが、クラインは見た事ない銃を持っている)

ユウキ(この日のためにクラインが調達したのか…?)




【2人の死体の特徴GET】
クラインは銃弾の跡が多いが、逆にセガールは銃弾の跡が少なかった。共通してるのは2人とも心臓付近に銃痕がある。




【使われた銃についてGET】
セガールは自前の銃、それに対してクラインは見た事ない銃だった。



ユウキ「さて…これからどうするか…」

まあさ「まずはアリバイのない人を探すのがいいかと」

ユウキ「アリバイか…それじゃあオレをのぞて、セレーニャ、影虎、叶音、まあさ、紅葉の6人は劇で集まってたわけだからアリバイがある。つまりそれ以外の仲間に聞き込みしないとな」

まあさ「はい!一緒に頑張りましょう!」




【セレーニャの精霊劇GET】
無理やりセレーニャの精霊劇に付き合わされてしまった。ユウキの他に叶音、影虎、まあさ、ヴァレンティーナ、紅葉がいた。





ユウキ「空牙、ちょっといいか?」

空牙「何だよ…先に言っとくけどアリバイはねえぞ」

ユウキ「直球だな」

空牙「ないもんはねえ」

小金「おいおい…嘘ついてんじゃあねえよ…テメー事件が起きる前に武器庫に行ってただろ」

空牙「へ…?あ…あぁ…そういえば行ってたな」

小金「あそこで何してたんだ…?」

空牙「別に…なんか良い物あるかと思ったけど何もなかっただけだよ。ガラクタだらけで使えっこねえ。それだけだ」

空牙「…オレはオレでちょいと調べたい事があるから失礼するぜ…」

ザッザッ

まあさ「怪しいなー…なんかいつもの突っ込みたそうな空牙が暗いねー…」

小金「実はあいつが事件発生前に武器庫から何か持ち出してたのを見ちまったんだ。何だか怪しいぜ」

ユウキ(でも確か武器庫は事件現場からはだいぶ離れていたな……時間的に間に合うのか?)

ユウキ「…ところでクラインにかけられた特殊能力って何だったんだ?」

小金「一定時間何でも回避できるって能力さ。まぁ使わなくても避けれるがね」

ユウキ(とりあえず小金に聞けるのはこれぐらいか)




【小金の証言GET】
空牙が武器庫で何かを見つけ、その場から持ち帰ったのを見たらしい。




【空牙の証言GET】
武器庫にあったのはガラクタばかりで使える物はなかったらしい。




【事件現場と武器庫の距離GET】
事件現場と武器庫には距離があり、短時間での移動は難しいだろう。




【小金の能力GET】
一定時間何でも回避できる。



ユウキ「あ、闇咲」

闇咲「何かしら?」

ユウキ「そのー…闇咲のアリバイ聞いてもいいか?」

闇咲「…事件発生時は誰とも会ってないわ。だけど発生直後なら私のアリバイを立証してくれる人がいるわ」

まあさ「発生直後なら?」

闇咲「空牙よ。事件発生直後、私は空牙と武器庫前の廊下でバッタリ会ってるのよ」

ユウキ「ちなみに空牙は何か持っていたか?」

闇咲「いいや。何も持ってなかったよ」

まあさ「それって…なんかおかしいような…」

ユウキ(さっきの小金との証言と食い違うな…この意味は一体…)




【闇咲のアリバイGET】
事件発生直後、武器庫の前の廊下で空牙とばったり出会う。その時、彼は何も持っていなかった。

ユウキ「他に何か気になることは?」

闇咲「そうねぇ…そういえば事件発生前にフォリウムの部屋の前を通ったらすごく怒られたわね」

ユウキ「怒られた…?」

闇咲「えぇ…フォリウムが扉から出てきて今から黒魔術するから部屋の前から離れなさい、さとないと耳が潰れるよって…」

闇咲「いつもはそんな事言わずに部屋の扉に張り紙だけしてるのに今日だけは口で注意してきたわ」

闇咲「あれは相当危ない黒魔術だったのかも…」

まあさ「なんでそれをここでやるんだよあのバカ!!」

ユウキ(なぜそんな危険な黒魔術をフォリウムが…?)




【フォリウムの注意喚起GET】
事件発生直前、発明が始まる前に廊下を通りかかった仲間に音がうるさいのでこの場からの撤退を命令した。

ユウキ(あとは叶音の能力を聞いてみるか)

影虎「……」

叶音「フンフンフフーン」

ユウキ「お、ちょうどいいところに…」

影虎「!」

ザッ

まあさ「ヒィッ!!」

影虎「何の用だ…?」

ユウキ「そ、そんな警戒しなくてもいいだろ」

まあさ「短剣突きつけないでくださーい…」

影虎「すまない…だが、お前らがデビルの可能性もゼロではない。警戒してもしょうがないだろ」

ユウキ「まぁそうだな」

影虎「……では」

ユウキ「いや、少し話聞きたいんだ」

影虎「は、話だと…?」

ユウキ「あぁ。叶音にちょっと」

叶音「え?こっち?」

影虎「そうか…」

まあさ「なんかいつもの影虎様とちがーう…」

ユウキ(何だろう…いつも冷静なはずの影虎に焦りが見えるな…)

影虎(それに影虎の肩にホコリがついてるな…深海竜宮城は湿気が高いからホコリが舞わないはず……さっきまではついてなかったはずだが…)





【影虎の焦りGET】
影虎は事件発生後、何故か汗が噴き出していた。言動もおかしかったが何か考え事をしていたのか…はたまた何かに焦っていたのか…





【影虎の服についてたホコリGET】
水中なのに影虎の肩にホコリがついていた。


ユウキ「叶音、クラインにかけられた特殊能力って何だったんだ?」

叶音「えー…言いたくないよー」

ユウキ「だけどその能力が今回の事件に関係してる可能性もあるんだ。だから話を…」

叶音「うーん…じゃあ勇者様だけだよ…?」ボソッ

ユウキ「あぁ」

叶音「実は銃が使えるようになっちゃったの」ボソッ

ユウキ「え!?」

叶音「秘密だからね…フフ…」

ユウキ(それって…もしかして…)

ユウキ(いや…深く考えるのは良くないな…)




【叶音の能力GET】
銃適正が増える

~1時間後~

乙姫熊「チャンチャカチャンチャンチャチャンチャチャンチャン」

乙姫熊「チャンチャカチャンチャンチャチャンチャチャンチャン」

乙姫熊「ダンガンロンパの舞園ちゃんに恋~したら~」

乙姫熊「最初に殺されま~し~た~」

乙姫熊「チックショーーーーーー!!」

熊魚「魂がこもりすぎてメタ発言だよ~」

トマ「早く裁判始めてくれませんか?」

空牙「こっちはもう4人もいなくなってんだぞ」

ヴァレンティーナ「それにまだデビルを助けれるかもしれませんわ!」

乙姫熊「はいはい…それじゃ開廷」

まあさ「適当かよ!!」

トマ「どうやら今回も座る位置が決められてるみたいですし、早く座って始めましょうか」

フォリウム「ほらほら。トマが仕切ってくれてんだからアンタら座りな」

闇咲「ほら。セレーニャちゃん…座るわよ」

セレーニャ「……はい」

紅葉「大丈夫よ…私がついてるから」

空牙「許さねえからな…俺は許す気ねえからな」

小金「……」

ヴァレンティーナ「あれれ~?今回はえらく静かだねぇ~金持ち先輩?」

小金「…そうか?俺はいつもクールだけどな」

影虎「……」

叶音「じゃー!今回のデビルを見つけましょうタイム!!」

ユウキ(クラインとセガール…あいつらに何回も助けられたな…)

~四年前~

ユウキ(四年前…占いの館の人気占い師だったクラインをオレは仲間にしようとしていた)

クライン『誰だお前は?』

ユウキ「勇者ユウキと申す者だ。君の能力を魔王のために役立てないか?」

クライン「立ち去れ」

ユウキ「…!!」

ユウキ「こ、これが…クラインの言葉の力か…!」

クライン『魔王になんて勝てるはずがない…それからお前は信じられない』

クライン『何度来ようと同じだ』

ユウキ「クライン!オレは意地でも立ち去らないぞ…!お前を仲間にするまでは…!」

クライン「!」

ユウキ「絶対に…諦めない…から…な!」

クライン「……」

ユウキ「うわ!!!」

ユウキ(四年前…今でもあの時の事は忘れないだろう…)

ユウキ(初めて会った時から数十回は立ち去れと言われたが何度でも会いに行った)

ユウキ(次第にクラインは力を強めていっていたが…)

ユウキ「ググ…グ…!」

クライン「…もういい」

ユウキ「グハッ」バタン

ユウキ「はぁ…はぁ…ク…クライン…?」

クライン「…仲間になるからには忠誠を誓う…裏切らない事を約束しよう」

ユウキ「!!」

クライン『それとオレが喋ると力を持っちゃうからこのスケッチブックで喋るからヨロピク!』

ユウキ(クラインは言葉の重みを知っている…だからあの時の事が嘘だとは思わない)

ユウキ(クラインは裏切ってなんかいない!それを信じるだけだ!!!!)

闇咲「ユウキ…これ渡しとくわ」

ユウキ「?…手紙?」

闇咲「セガールの部屋から見つかったあなた宛の手紙よ」

ユウキ「どうやって!?」

闇咲「こじ開けて」

ユウキ「無理やりだなー…どれどれ…」

ユウキ「!!!」

ペラッ

“勇者へ

この手紙を読んでいると言う事はオレはデビルに殺されたのだろう

勇者の部屋を訪れた時にお前だけは伝えようと思っていた事があったんだが結局伝えれなかったな…

すまない…

実は…デビルの正体が分かったから先に勇者に伝えようとしていたんだ

けどあの時、自分の中でカッコつけたかった自分がいたんだ

デビルを見つけてカッコつけようと思った自分が…

だから伝えきれなかった

オレは勇者を裏切った

だからもう…お前に会う資格はオレにはない

この手紙にこの後する事をこの文面に全て残しておく

これからオレはデビルをおびき寄せようと思う

だから、オレがもし死んだとしても…

必ず爪痕は残しておく

デビルが誰か必ず分かるはずだ

だから…

必ず世界を平和にしてくれ

魔王を倒してくれ

オレの分まで!

頼んだ勇者ユウキよ!

あまり喋った事はなかったけど…

生きていたらもっと喋りたかったぜ!!

じゃあな!

~ミデオ・セガールより~”

ユウキ「バカヤロウ…バカヤロウ…」

ユウキ「ちゃんと口で伝えろよバカヤロウ…!!!」

闇咲「……やるしかないよ。セガールのためにも」

ユウキ「…あぁ…!」

ユウキ(セガール…お前の最期のメッセージ…しかと受け止めた!)



【セガールの遺書GET】
熱い熱いセガールのメッセージ…
>>にて詳細が見れる



ユウキ(クライン…セガール…お前らの意志はオレが引き継いだぜ…!!!)

【裁判パートへ続く…】

今回はここまで
次の更新は年明けになります

今回は仕事でトラブりましたので更新遅れてしまいました…
楽しみに待ってた方すみませんでした…

また来年もよろしくお願いします
良いお年を!

あけましておめでとうございます
年明けは仕事とプライベートで忙しいのでお休みさせていただきますが、また生存報告します
今年もよろしくお願いします

生存報告

なんとか落ち着いてきたので今週日曜更新予定です
ただ、予定なのでもし変更の場合はずぐに報告します

今夜の22時に更新予定

証拠おさらい

【デビルルール】
ルール詳細>>386

【まあさの能力】?透明人間になれる

【まあさの切り札】?何か行き詰まったらまあさをあてにしよう

【2人の生贄の記録(フォリウム調べ)】?2人の死因は体中を銃弾を撃ち抜かれた事による出血死だと推測された

【相打ちの可能性】?フォリウム曰く、今回は相打ちの可能性が高い。もしそうならばどちらが先に撃ったのだろうか

【フォリウムとトマのアリバイ】?事件発生時、フォリウムはトマと魔法陣を作っていたという

【フォリウムの黒魔術】?フォリウムは恐ろしい黒魔術で敵を一網打尽にするために魔法陣を作っていた。その魔法陣作成時に起きた爆音は遠くにいても聞こえてくるほどだった。近くにいれば耳が壊れるだろう

【クラインの特殊能力】 ?クラインによって戦闘能力の低いトマ、叶音、まあさ、小金の4人は特殊能力をかけられた

【トマの能力】?一度だけ確実に攻撃が急所に当たる

【トマとフォリウムの関係】?トマとフォリウムは互いに幼い時からの知り合いらしい

【銃撃戦の跡】?現場は銃痕だらけ。クラインとセガールによる銃撃戦があったのか…

【『裏切り』】?クラインのスケッチブックに書かれた

【事件現場】?事件現場はフォリウムの部屋の近く。しかし、フォリウムとトマは発明品に集中していたので銃撃戦には気づかなかったと思われる。

【2人の死体の特徴】?クラインは銃弾の跡が多いが、逆にセガールは銃弾の跡が少なかった。共通してるのは2人とも心臓付近に銃痕がある。

【使われた銃について】?セガールは自前の銃、それに対してクラインは見た事ない銃だった。

【セレーニャの精霊劇】?無理やりセレーニャの精霊劇に付き合わされてしまった。ユウキの他に叶音、影虎、まあさ、ヴァレンティーナ、紅葉がいた。

【小金の証言】?空牙が武器庫で何かを見つけ、その場から持ち帰ったのを見たらしい。

【空牙の証言】?武器庫にあったのはガラクタばかりで使える物はなかったらしい。

【事件現場と武器庫の距離】?事件現場と武器庫には距離があり、短時間での移動は難しいだろう。

【小金の能力】?一定時間何でも回避できる

【闇咲のアリバイ】?事件発生直後、武器庫の前の廊下で空牙とばったり出会う。その時、彼は何も持っていなかった

【フォリウムの注意喚起】?事件発生直前、発明が始まる前に廊下を通りかかった仲間に音がうるさいのでこの場からの撤退を命令した

【影虎の焦り】?影虎は事件発生後、何故か汗が噴き出していた。言動もおかしかったが何か考え事をしていたのか…はたまた何かに焦っていたのか…

【影虎の服についてたホコリ】?水中なのに影虎の肩にホコリがついていた

【叶音の能力】?銃適正が増える

【セガールの遺書】?熱い熱いセガールのメッセージ…?>>402にて詳細が見れる

【裁判開始】

トマ「では…早速だけど議論を始めていこうと思います」

トマ「勇者様、何かありますか?」

ユウキ「そうだね…まずは今回の事件についておさらいをしていこう」

トマ「それでは事件の流れについては闇咲さんが説明してくれますか?」

闇咲「はいよ」

闇咲「事件現場はフォリウムの部屋の近くの渡り廊下で起こったわ。生贄となったのはクラインとセガールの2人ね」

闇咲「使われた凶器は状況から考えて銃でまちがいないわ。死体から銃弾も見つかったそうよ」

闇咲「そして死因は体中からの多量の出血死と見られ、見た状況で判断すると相打ちの可能性が高いと思うわ」

紅葉「うーん…相打ちかー…どちらかがデビルだったって事だよね?」

トマ「それはあると思うね」

小金「待て待て若いの」

まあさ「十分アンタも若いからな?」

小金「どちらかがデビル…?そんなの決まってんだろ…」

小金「クラインがデビルだったのさ」

空牙「マジで!?」

セレーニャ「……違う。クラインはデビルじゃない」

小金「という事はミデオがデビルと言いたいのか?」

セレーニャ「……そうよ」

ヴァレンティーナ「なんでー?マヤ分かんなーい」

叶音「先生ー!わからない生徒がいるのでしっかり教えてくださーい!」

小金「オーケー嬢ちゃん達…それじゃあオレの講義しかと聞いとけ」

セレーニャ「………」

ユウキ(まずはどちらがデビルだったかをはっきりさせないとな)

【議論開始】

~弾丸ジュモン~
【セガールの遺書】
【闇咲のアリバイ】
【事件現場】
【デビルルール】
【銃撃戦の跡】

小金「逆に聞きたいんだが、なんでミデオだとおもうんだ?」

セレーニャ「……“スケッチブック”よ」

紅葉「スケッチブック?」

セレーニャ「書かれてたの…“裏切り”って…」

紅葉「確かダイイングメッセージみたいに書かれてたね」

叶音「つまりそれは“ミデオくんが裏切った”って事?」

フォリウム「仲間を裏切りデビルになったって事ね」

セレーニャ「そう…それがこの裏切りの意味よ」

空牙「なるほどな…筋は通るな」

セレーニャ「…逆にセガールは“デビルじゃないと証明する証拠がない”の」

セレーニャ「……クラインにはスケッチブックがある…けどセガールにはないの」

セレーニャ「……これは決定的ね」

ユウキ(この流れだとセガールがデビルになるな…)

ユウキ(けど…本当にセガールがデビルなのか?クラインがデビルの可能性はないのだろうか…?)

安価↓1“???”に弾丸ジュモンを唱えよ!!
※ライフは10でミスすると1減ります

ユウキ「それは違う!!」

ユウキ「セレーニャ…セガールが裏切ったとは言い切れないかもしれないんだ」

セレーニャ「……証拠はあるんですか?」

ユウキ「ここにある」

ユウキ「これはセガールの部屋に置いてあった遺書だ」

紅葉「遺書!?」

トマ「ちょっと待ってください。確かセガールさんの部屋には鍵がかかってたのでは?」

闇咲「あ、私が開けましたー」

ヴァレンティーナ「わー。泥棒だー」

闇咲「ちゃんとノックはしたんでセーフよ」

まあさ「鍵開けて部屋に入ってる時点でアウトだからね!?」

ユウキ「それはそうと…」

まあさ「それはそうと!?」

ユウキ「その中に気になる一文があったんだ」

“これからオレはデビルをおびき寄せようと思う”

空牙「なんですかその文はァーーッ!?」

叶音「文と言っても文ちゃんの事ではないよ~」

空牙「はいはいそうですか」

ユウキ「この文をもし信じるならセガールはクラインを誘い出した事になる」

ユウキ「これならセガールがデビルじゃない証拠として立証できるかもしれない」

セレーニャ「……」

闇咲「それじゃあそれを元に仮説を立ててみるわね」

【議論開始】

~弾丸ジュモン~
【『裏切り』】
【相打ちの可能性】
【フォリウムの黒魔術】
【銃撃戦の跡】
【事件現場】

闇咲「この遺書が確かなら筋書きはこうね」

闇咲「セガールは“クラインがデビルである確証”があってそれを確かめようとした」

闇咲「そのために“クラインを誘い出し”、話を聞いたの」

闇咲「だけどそれはクラインもわかっていた」

闇咲「“セガールは返り討ちにあった”が、“最後の抵抗でクラインを殺した”」

闇咲「それが“文面に書いてあった爪痕”じゃないかしら?」

トマ「これはどうやら…事件は解決ですね…」

空牙「“辻褄が合わない証拠品はない”って事だな」

ヴァレンティーナ「デビルはクライン、被害者はミデオ・セガールで結果は相打ち…何とも悲しい事件だったねぇ…」

セレーニャ「……クライン」

ユウキ(今の話…あまりにも流れが綺麗だったためにスルーするところだった)

ユウキ(だけどよく考えると一つおかしい事がある)

ユウキ(これはあくまでもクラインがデビルだったとしたらの話だ…クラインが被害者なら納得だったのだが…)

安価↓1で“???”に弾丸ジュモンを唱えよ!

ヒント

辻褄が合わない証拠品はない
に何かを唱えます

再安価↓1

再ヒント
セガールがデビルなら納得するが
クラインがデビルなら意味が不明になる証拠品があります
>>418

再安価↓1

ユウキ「それは違う!!」

ユウキ「もし仮にクラインがデビルだとすると一つ謎になる証拠品があるんだ」

フォリウム「そんなのあったかい?」

ユウキ「この『裏切り』と書かれたスケッチブックだよ」

セレーニャ「!…そうよ。もしクラインがデビルだとしたら何でこんなのわざわざ書く必要があったのか分からないよ」

セレーニャ「……被害者だとしたら意味があってデビルだと意味がなくなるのよ」

闇咲「セレーニャが言ってる事は確かね。相打ちだった事を考えればダイイングメッセージを残す余裕があったなんて思えないわね」

紅葉「ですが、そうだとすると今度はこの遺書は一体…」

セレーニャ「……それは…」

ユウキ(これは一体どういう事なんだろうか…)

【思考開始】

ユウキ(ダイイングメッセージと遺書…どちらかが本当だと片方が嘘の証拠になる)

ユウキ(だけどそれが正解なのか…?)

ユウキ(オレはこれが正解じゃないと思う)

ユウキ(違う考えがあるはずだ)

【閃きダンジョン】

『真実か嘘かはたまた別の答えの間』

『エリア1F』

『モンスターが現れた』

Q.嘘の証拠はどれだろう?
・クラインのダイイングメッセージ
・セガールの遺書
・どちらでもない
安価↓1どれを攻撃する?

ユウキ「くらえ!」

『モンスターを倒した』

『エリア2F』

『モンスターが現れた』

Q.セガールの遺書が事実ならおびき出した相手は誰なのか?
・いない
・クライン
・クラインと第三者
安価↓1どれを攻撃する?

ユウキ「くらえ!」

『モンスターを倒した』

『最奥ダンジョン』

『ボスが現れた』

Q.クラインが残した『裏切り』とは誰を指しているのか?
・セガール
・クライン
・第三者
安価↓1どれを攻撃する?

ユウキ「これだ!」

『ボスを倒した』

【報酬】

ユウキ「まさか…!」

まあさ「どうしたの勇者様?」

ユウキ「…もしかしたら…違う答えを見つけたかもしれない…」

空牙「何だよそれ」

ユウキ「あくまでも可能性の話なんだ…だから落ち着いて聞いて欲しい」

小金「そんな事じゃオレたちは動揺、つまり驚きやしねえよ」

ユウキ「…分かった」

ユウキ「クラインが残したダイイングメッセージ…そしてセガールが残した遺書…さっきまではこのどちらかが嘘の証拠だとして話が進められてたよね」

フォリウム「そうだねぇ…じゃないと話が進まないじゃないかい」

ユウキ「そう…だけどもし…」

ユウキ「どちらも本当だとしたらどうだろうか?」

トマ「どちらも本当?」

叶音「それはその~…どういう事でしょうか~…」

ユウキ「セガールはデビルをおびき出し、クラインは裏切られた…もしこの2人以外の第三者がいたとすれば全て辻褄が合うんだよ」

小金「第三者ーーー!!!??」

空牙「お前やっぱり驚いてんじゃねえか!!」

トマ「つまり…セガールはクラインと第三者のデビル2人を誘い出した…しかしクラインと第三者に返り討ちにあった」

トマ「だかさらに、第三者はクラインを裏切り殺した…最後にクラインは『裏切り』とダイイングメッセージを残したって事かな?」

闇咲「第三者はあえてそのダイイングメッセージを残したんでしょうね…セガールがデビルで私達を『裏切ったんだ』と思わせるために…」

紅葉「そうか!その第三者にとってセガールの遺書は想定外だったんだね!」

ユウキ「だとすればこの2つの証拠の説明が合うんだ!!」

セレーニャ「……待って」

ユウキ「セレーニャ?」

セレーニャ「…それはあくまでも可能性の話…クラインがデビルなんて信じられないよ」

ユウキ「…もちろんさ。だから今からさらに議論を重ねていきたいんだ」

ユウキ「この事件の真実に辿り着ければそれが分かる…気持ちは分かるけどついてきてくれセレーニャ」

セレーニャ「……分かった」

フォリウム「それはそうと影虎…さっきからずっと黙ってるけど?」

影虎「え…!?」

トマ「どうかしたんですか?」

影虎「いや…少し考え事をしてたまでだ…議論を進めよう」

乙姫熊「あーあ…つまんねえの。なんか誰もボクに構ってくれないね」

空牙「うっせークソクマ。黙っとけ」

乙姫熊「ひどい…昔はそんなに厳しくなかったじゃない!」

空牙「お前にオレの事が分かるか!!」

乙姫熊「分かるよ」

空牙「え?」

乙姫熊「女性と目を合わせるためにエッチな写真集の写真の女性と目を合わせる特訓を夜な夜なやってる事だって…」

空牙「面舵いっぱーーーーーーーい!!!!」

まあさ「恥ずっ!!それはマジやばい!」

ヴァレンティーナ「DT海賊は今夜もエッチな写真集とにらめっこをするのでしたー!」

叶音「可愛いー!!目を合わせちゃお!」

空牙「やめろ!!!!オレに構うなーーー!!」

バゴォーーーーーン

全員「!?」

フォリウム「あらごめんなさい。あまりにうるさかったので皆様を魔法陣に入れてしまおうと思いましたの…オホホホホ…」

空牙「すみません…静かにします」

乙姫熊「そうだぞオマエラ!」

まあさ「お前のせいだろ!」

小金「それにしても黒魔術の失敗した時の音は耳に来るぜ…」

まあさ「うるさいのよねー本当…」

紅葉「あれ?トマさーん?どこへ行ったのですかー?」

叶音「めっちゃダッシュで向こうに逃げていったよ?」

ザッザッ

トマ「申し訳ありません…ちょっと魔法陣が怖くて逃げてしまいました」

叶音「ビビリだなートマちんはー!」

ヴァレンティーナ「爆弾の音も怖いんだー」

紅葉「昔から耳が弱かったですもんねー」

トマ「……そう…ですね」

フォリウム「トマ…話を進めな」

トマ「はい。では…話に戻ります」

影虎「……頼むぜ」

ユウキ「…………」

闇咲「どうしたのユウキ?」

ユウキ「いや…なんでもない」

トマ「勇者様のお話によれば第三者がクラインさんとセガールさんを殺した可能性が高くなりました」

トマ「そこで、改めて皆さんのアリバイを確認しようと思います」

ユウキ(そうだな…まずはオレのアリバイを証明するか…)

ユウキ「オレはセレーニャに劇に参加していたぜ。ほかに叶音、影虎、まあさ、ヴァレンティーナ、紅葉がいたからその仲間達のアリバイにもなるだろう」

トマ「それは確かなアリバイですね」

フォリウム「ちなみにアタイとトマもアリバイはあるよ。2人っきりで部屋にいたからねぇ」

トマ「つまり…残るは小金さん、闇咲さん、空牙さんの3人になりますね」

トマ「では、3人さんのアリバイを聞いていきましょう」

ユウキ(ここからは尋問になるだろう…だけど何か引っかかるんだ…)

ユウキ(このままじゃいけない…そんな気がしてならない…)

【尋問開始】

空牙「オレは“武器庫に寄ってた”んだ…何か武器ねえかなーって…」

小金「オレは1人でいたんだが、確かに“空牙が武器庫から出てきた”のは見たぜ」

闇咲「私も見たよ。“空牙が武器庫から出てきた”のをさ」

紅葉「えーと…これってつまり…」

ヴァレンティーナ「3人ともアリバイがあるんじゃありませんかー!?」

ユウキ(おかしい…そんなはずはない…)

ユウキ(前に聞いた証言と食い違っているぞ)

ユウキ(ちゃんと詳しく尋問しなければ…)

【ハイスピード尋問】

・空牙「武器庫に寄ってた」
・小金「空牙が武器庫から出てきた」
・闇咲「空牙が武器庫から出てきた」

ユウキ「空牙は武器庫にいつからいたんだ?」

空牙「確かフォリウムの黒魔術失敗までは確実にいたぜ。で、その後手ぶらで武器庫から出たんだ」

ユウキ(うーん…これだけでは事件の前後かは分からないな)

ユウキ「小金はいつ空牙を見たんだ?」

小金「事件発生前だ。レディー達の悲鳴が聞こえる前だから間違いねえ」

空牙「あのー!だからそのー…」

ユウキ「ちなみに闇咲は?」

闇咲「事件発生直後ね。セレーニャの悲鳴が聞こえたから間違い無いと思うわ」

闇咲「それに私とも目を合わせようとしたけど背けたわよね?」

空牙「いや…それはー…」

ヴァレンティーナ「うー!どっちが嘘ついてるんですかー!」

ユウキ(事件発生前に小金は空牙を見た…しかし闇咲は事件発生直後に闇咲を見たと言っている…これが意味するのは…)

~選択肢~
・空牙はどちらか1回しか訪れていない
・空牙は2回武器庫を訪れている
・空牙は2人に分身した

安価↓1で選択肢を選べ!

ユウキ「これだ!!」

ユウキ(今回も…オレにできるのは仲間を信じる事!それしかオレはできないんだ!!!)

ユウキ「…オレは誰も嘘をついてないと信じたい…だけど…」

ユウキ「もし可能性があるならそれを追求する!それが仲間のためだからだ!」

闇咲「それがユウキのやり方ってぐらいみんなわかってるよ」

ユウキ「空牙!今から言う事に間違いがあったらすぐ指摘してくれ!」

空牙「お、おう…」

ユウキ「小金が事件発生前に空牙を武器庫で見、闇咲が事件発生直後に空牙を武器庫で見た…これがもしどちらも事実ならば…」

ユウキ「空牙は2回武器庫を訪れてる事になる!!」

空牙「う!!」

叶音「今反応したよ!!」

トマ「訪れていたんですね…2回武器庫を!」

ユウキ「空牙…事実を教えてくれ…!」

空牙「ま…またオレかよ…!」

空牙「もうオレを疑うのはやめてくれよ!!!!」

フォリウム「容疑者が暴れ始めたよ!!!」

トマ「影虎さん!取り押さえてください!」

影虎「あ…あぁ」

空牙「クソーーー!!やっぱり今回もこんな立場かよー!!」

ユウキ(さっきからなんなんだこの違和感は…まるで誰かにこうなるように仕組まれてるみたいだ…)

ユウキ(このままで…本当にいいのだろうか…)

【一時閉廷】

【クマズキッチン】

乙姫熊「こんばんわ。今夜もクマズキッチンの時間になりました」

乙姫熊「今回はこの熊魚を使った煮魚を作りたいと思います」

乙姫熊「今回のポイントはオリーブオイルを…」

乙姫熊「おっと…料理の前に一言だけ…」

乙姫熊「信じるなんて簡単に思わない方が良いって事」

乙姫熊「それでは料理の続き…」

【クマズキッチン打ち切り】

裁判後半へ続く…

今回はここまで
今回は少し時間帯が遅かったですね…申し訳ない
次回からはもう少し早くしたいと思います


もし各キャラのプロフィールとか合ったら教えられる範囲で教えて欲しい所

>>445
普通のプロフィールならば皆様の安価を参考にしてますのでこのスレの最初らへんに書いてあります

10日の夕方ごろ更新予定デス

相戸 勇気(アイト ユウキ)
身長 175cm
体重 67kg
胸囲 60cm
血液型 A
誕生日 2/17
好きなもの 仲間
嫌いなもの 魔王
特記事項 超伝説級の勇者

祢葉 叶音(デイバ カノン)
身長 157cm
体重 47kg
胸囲 70cm
血液型 AB
誕生日 12/31
好きなもの 黒色
嫌いなもの 実は歌
特記事項 超伝説級の歌手

フォリウム・ウェントワース
身長 180cm
体重 61kg
胸囲 94cm
血液型 A
誕生日 6/3
好きなもの 黒魔術
嫌いなもの 仲間以外全員
特記事項 超伝説級の邪教徒

ミデオ・セガール
身長 155cm
体重 58kg
胸囲 70cm
血液型 A
誕生日 9/13
好きなもの キノコ
嫌いなもの 亀
特記事項 超伝説級の配管工

猫原 磨朝(ネコハラ マアサ)
身長 170cm
体重 59kg
胸囲 98cm
血液型 B
誕生日 5/23
好きなもの 可愛い物
嫌いなもの 怖い物
特記事項 超伝説級の踊り子

マヤ・ヴァレンティーナ
身長 168cm
体重 55kg
胸囲 92cm
血液型 O
誕生日 10/4
好きなもの 影虎様
嫌いなもの 年齢
特記事項 超伝説級の魔法少女

貫 刀剣(ツラヌキ トウケン)
身長 178cm
体重 63kg
胸囲 81cm
血液型 O
誕生日 11/1
好きなもの りんご
嫌いなもの 甘い食べ物
特記事項 超伝説級の剣士

紅葉 魔姫(クレハ マキ)
身長 160cm
体重 50kg
胸囲 88cm
血液型 A
誕生日 9/29
好きなもの 魔物
嫌いなもの 暗闇
特記事項 超伝説級の魔物使い

トマ・ティケア
身長 195cm
体重 84kg
胸囲 94cm
血液型 A
誕生日 3/3
好きなもの お客様
嫌いなもの G
特記事項 超伝説級の宿屋

トーク・クライン
身長 156cm
体重 50kg
胸囲 74cm
血液型 AB
誕生日 1/30
好きなもの スケッチブック
嫌いなもの 電話
特記事項 超伝説級の言葉使い

文文 文(アヤフミ アヤ)
身長 164cm
体重 58kg
胸囲 89cm
血液型 B
誕生日 7/5
好きなもの 秘密
嫌いなもの 秘密
特記事項 超伝説級の僧侶

忍原 影虎(シノハラ カゲトラ)
身長 185cm
体重 60kg
胸囲 80cm
血液型 A
誕生日 7/21
好きなもの チェリー
嫌いなもの 裏切り
特記事項 超伝説級の工作員

海原 空牙(ウナバラ クウガ)
身長 172cm
体重 64kg
胸囲 86cm
血液型 A
誕生日 8/16
好きなもの 海
嫌いなもの 空
特記事項 超伝説級の海賊

セレーニャ・ルーイン
身長 150cm
体重 48kg
胸囲 73cm
血液型
誕生日
好きなもの
嫌いなもの
特記事項 超伝説級の精霊使い

闇咲 舞(ヤミサキ マイ)
身長 170cm
体重 52kg
胸囲 75cm
血液型 A
誕生日 12/12
好きなもの 正義
嫌いなもの 悪
特記事項 超伝説級の???

銭鶏 小金(ゼニトリ コガネ)
身長 177cm
体重 69kg
胸囲 82cm
血液型 A
誕生日 3/3
好きなもの ギャンブル、酒、女
嫌いなもの 安定した収入
特記事項 超伝説級の遊び人

こちらの方がキャラの想像しやすいと思うので作りました!
全然プロフィール考えてなかったので時間がかかり申し訳ないです

ミスです!!
セレーニャは
血液型AB
誕生日5/5
好きなもの めんどくさくない事
嫌いなもの めんどくさい事

18時ごろ更新します

【裁判再開】

空牙「はぁ…はぁ…」

影虎「おとなしくしてるんだ」

トマ「空牙さん…あなたは2回武器庫を訪れた…それは一体なぜですか?」

空牙「ぶ…武器を探しに行っただけだ…1回目も2回目も特に何も必要なものがなかった…だからそのまま帰ったんだ」

トマ「それは嘘ですね?」

空牙「は?」

トマ「小金さん…あなたは空牙さんが何かを持ち帰ってるのを見ましたよね?」

小金「そうだな…確実に見させてもらったな」

トマ「つまり、空牙さんは嘘をついている」

トマ「ちなみにクラインさんが握っていた銃は武器庫にあった物と判明しました」

ヴァレンティーナ「ありゃま!?それマジなのですか!?」

影虎「オレが確認してる…ここの武器庫の品は全部目を通してる。間違いなくここの物だ」

まあさ「そんな…」

空牙「ぐ…!」

トマ「空牙さんはそれを知ってたから今まで黙っていたんじゃないんですか?」

小金「事件発生前に武器を持ち出し、それでクラインとミデオを射殺…その後武器庫に戻って来たってわけだ」

叶音「でも武器は事件現場にありましたよ?」

フォリウム「そこでしくじったのよ。このDT海賊はね」

まあさ「どういう事ですか?」

フォリウム「こいつの事よ。焦って2人を殺し、事件現場を工作した後に銃を武器庫に戻すはずだった」

フォリウム「だけどうっかり銃を事件現場に置いてきてしまったのさ」

闇咲「それが私の見た空牙って事か」

フォリウム「そう言う事」

トマ「これで終わりです空牙さん…いやデビル!」

空牙「違う!!オレはデビルなんかじゃねえ!!」

フォリウム「ならなぜ嘘をつく必要があるんだい!!」

空牙「それは…!」

小金「もう聞き飽きたぜ…嘘はよぉ…もっと味わい深い言葉を聞かせてくれや」

空牙「うぐ…」

ユウキ(なんだ…なぜ空牙は嘘をつく…?また誰かを庇ってるのか?)

ユウキ(いや違う…今回は誰かを庇ってるんじゃなくて何かを隠してるんじゃないか?)

ユウキ(このまま空牙に決めつけるのは何か嫌な予感がする)

ユウキ「すまないみんな。最後に空牙に質問させてくれないか?」

トマ「まだ何かあるんですか?」

ユウキ「少しな」

ユウキ(ここで間違えば空牙がデビルになる…質問は慎重にだな)

【尋問開始】

ユウキ「空牙…何点か質問させてくれ」

空牙「…何だよ」

ユウキ「2回目に武器庫に行った理由を教えてくれ」

空牙「……“再確認したい事があった”んだ…念のためにな」

ユウキ「そうか…あとなぜ嘘をついていたんだ?」

空牙「正直に話せばオレが疑われるのが分かってたからだ」

空牙「“クラインの銃が武器庫にあった銃ってのは分かってた”…となると“唯一事件前に武器庫に訪れたオレ”が疑われる」

空牙「これで十分な理由になるだろ?」

ユウキ(今の質問でさらに聞きたい事はないか?)

安価↓1で“???”を掘り下げてみよう

※ライフ消費なしなので安心してください
“再確認したい事があった”
“クラインの銃が武器庫にあった銃ってのは分かってた”
“唯一事件前に武器庫に訪れていたオレ”

ユウキ「再確認したい事ってのは何だったんだ?」

空牙「個数だよ。銃のな」

空牙「武器庫の在庫管理は影虎がしてた。だけどオレも少しだけ手伝っててな」

空牙「1回目行ったのは使える武器探しだったが、2回目は在庫の再確認に来たのさ」

ユウキ「で、在庫は合ってたのか?」

空牙「いや。銃が1つと減っていた」

ユウキ「やはりか」

空牙「そ。影虎、確かに減ってたよな?」

影虎「ん…?あ、あぁ。確かに減ってたようだ」

ユウキ「爆薬か…」



【消えた銃GET】
事件発生前と事件発生後で銃と1つ消えた



安価↓1で他の“???”を掘り下げてみよう
※ライフ消費なしなので安心してください

ユウキ「なぜクラインの銃が武器庫の物って分かったんだ?」

空牙「…それはオレが武器庫から持ち帰ったからだ」

叶音「なんですとー!!?」

空牙「実はだな…」

ヴァレンティーナ「これは重要な発言…いや…自首と見て間違いないありませんねー!」

空牙「あれは…」

セレーニャ「……お前がクラインを…!!」

空牙「話は最後まで聞けーーー!!」

空牙「クソ…これだから話したくなかったんだよ…」

空牙「そうさ。オレは嘘をついていた。1回目に武器庫に訪れた時に銃を持ち帰ったんだ。それは武器庫に一丁しかない貴重な物だ」

ユウキ「何のために?」

空牙「護身用さ。もしデビルに襲われた時のな」

空牙「まぁ持ち出したら影虎に絶対怒られると思ったから隠れて持ち帰ろうと思って白い袋に入れて持ち去ったんだよ」

まあさ「白い…袋…?」

トマ「その白い袋の中に銃が入っていたのか…?」

空牙「そうだ」

空牙「まさか小金に見られてたとは…迂闊だったぜ…」

フォリウム「それでそのままクライン達を射殺と…」

空牙「違うわ!!それに白い袋は盗まれたんだよ!」

まあさ「白い袋ォッ!?」

小金「盗まれただと?」

空牙「おうよ!普通に歩いてたらいきなり白い袋が引っ張られていったんだよ!何かに吸い込まれるように宙をよぉ!そして何もないはずなのに遠くへ消えていったんだ!」

叶音「ワオ!摩訶不思議アドベンチャーだね!」

ヴァレンティーナ「わぁ…まるで魔法みたいですの~…」

セレーニャ「……でも、そんな魔法はないんでしょ?」

ヴァレンティーナ「そう!だからまたこやつは嘘をついておるのじゃ!!」

空牙「違う!!もう嘘はついてねぇ!この目をかけてもいい!」

紅葉「もうメチャクチャです~!」

トマ「暴走してますね空牙さんは…」

まあさ「そ…そうだねぇ~…」

ユウキ(まあさがさっきから汗が噴き出てるな…)

ユウキ(もしかしてだけど…いきなり空中で吸い込まれるように白い袋が消えて行った理由って…)

安価↓1で白い袋が消えていった理由を示せれる証拠を答えてください
>>414
>>415

ユウキ「これだ!!」

ユウキ「まあさ…もしかしてなんだが…」

まあさ「はい!?」

ユウキ「確かまあさってトマから能力をもらってたよな?」

まあさ「そ、そうでしたっけ?」

ユウキ「うん…そうだったよ」

まあさ「すみません…どうやら記憶の書が全て消えてしまったようで忘れていました」

ユウキ「どんな言い訳だよそれ!?」

ユウキ「とにかく…その能力なんだが、透明人間になれるってことなんだよ」

空牙「透明人間…?…!!…おいおいまさか…」

ユウキ「そう…魔法でないとすれば白い袋が宙に浮いた理由は1つしかない」

ユウキ「まあさがその白い袋を盗んだからだッ!!」

まあさ「はぅぅあぁぁぁぁ!!!」

ザワザワザワザワ

トントン!!

トマ「!」ビクッ

叶音「静粛に!!静粛に!!」

空牙「どこからそのハンマー持ってきたんだよ!?」

叶音「私のスタンドマイクはハンマーにも変形出来るのですよ!」

空牙「万能だなおい!」

トマ「と…とにかくまあささん!透明人間になって空牙さんの白い袋を盗んだというのは本当なんですか!?」

まあさ「これはその…ね?勇者様?」チラッ

ユウキ「ま…まさかだとは思うけど…あの証拠品ってこの事だったのか…?」

安価↓1で白い袋を盗んだ事実の事を意味してるであろう証拠品をつきつけろ!

>>414
>>415

ヒント
>>414に答えはあります
まあさ関連です

再安価↓1

ユウキ「これなのか…?」

ユウキ「まあさが言っていた切り札ってのは…?」

まあさ「そうです!これがその切り札です!」

ユウキ「……もっと先に言えよ」

まあさ「ご、ごめんなさい」

ユウキ「で、なんで盗んだんだ?」

まあさ「透明人間になれるって分かってたからつい試してみたくなったんです。で、なってみるとすごく楽しくなってついイタズラ心が…」

闇咲「それで空牙の白い袋を盗んだの?」

まあさ「はいー…」

空牙「テメーが犯人かコラー!!」

空牙「よくも人を散々デビル呼ばわりしやがって!!」

叶音「次の容疑者はまあさちゃんに切り替わったようですー!」

ヴァレンティーナ「マヤは最初からわかってましたけどね!」

まあさ「ちょっと待って!私はデビルじゃないよ!」

紅葉「でも!その白い袋の中には凶器となった銃が入ってたんだよね?」

トマ「となると犯人候補は空牙さんからまあささんに変わったという事になります」

まあさ「中見てないもん私!!銃が入ってたなんて知らなかったんだよ!」

ヴァレンティーナ「嘘くさーい!」

セレーニャ「……でも、まあさちゃんは私の劇に参加してたよ」

まあさ「そう!さすがセレーニャちゃん分かってるー!」

紅葉「そうか。事件発生時に劇を見ていたまあさにはアリバイがあるんだ!」

まあさ「そうなんです!もう紅葉ちゃん大好き!」

ユウキ「それじゃその白い袋はどうしたんだ?」

まあさ「えーとね…それがー…」

まあさ「捨てたのよ」

ユウキ「……」

トマ・フォリウム「……」

その他全員「……」

……………

ユウキ「…ど…どこに?」

まあさ「えーと…確かクライン部屋の前に…だったかな?」

全員「!!」

まあさ「で、そのままセレーニャちゃんの劇を見に行ったんだ」

トマ「…………」

ヴァレンティーナ「ちょっと待ってね…マヤの脳じゃ理解できないんだけど…」

ユウキ(状況が…変わってきたぞ…!)

ユウキ(ここで冷静に考えるんだ…ここまでくればデビルまでもう少しで辿り着けるはずなんだ…)

【思考開始】

ユウキ(デビルは相当頭が回る人間のようだ…自分が犯人じゃないように議論を進め、さらには前もってクライン殺害の計画をしていたんだ…)

ユウキ(デビルであるクラインと今回の犯人は協力関係でクラインを裏切った…そう考えなら…)

ユウキ(とある結論に辿り着く…!)

【閃きダンジョン】

『誰が銃を手にしたのマウンテン』

ザッザッ

『エリア1』

デケデン

『モンスターが現れた』

Q.まあさが白い袋を捨ててから最初に回収できる可能性があるのは誰か?
・空牙
・クライン
・闇咲

安価↓1どこを攻撃する?

ユウキ「くらえ!!」

デュクシッ!

『モンスターを倒した』

ザッザッ

『エリア2』

デケデン

『モンスターが現れた』

Q.最初にクラインが銃を手にして、裏切られる流れとして正しいのは…
・クラインは協力者に銃を渡した
・クラインはそのままセガールを射殺
・クラインは銃を使わなかった

安価↓1どこを攻撃する?

モンスター「うああ!!」

デュクシ

ユウキ「うぐ!」

『勇者はダメージを受けた』

ユウキ(もしクラインがそのままセガールを射殺したとするなら銃をどうやって奪ったんだろう…セガールから奪うにしてもそれまでクラインにバレるだろうし…)

再安価↓1

ユウキ「くらえ!!」

デュクシッ

『モンスターを倒した』

ザッザッ

『エリア3』

デケデン

『モンスターが現れた』

Q.クラインはなぜ協力者に銃を渡したのか?
・信頼できる人だったから
・銃に自信がなかったから
・協力者もデビルで確実に人を殺せると分かっていたから

安価↓1

ユウキ「くらえ!!」

デュクシ

『モンスターを倒した』

ザッザッ

『最奥ダンジョン』

デケデン

『ボスが現れた』

Q.なぜ人を殺せると分かっていたのか?
・銃に自信がある人だと分かっていたから
・クラインがその能力を協力者に与えたから
・人を殺めるのに抵抗がないと分かっていたから

安価↓1どれを攻撃する?

ユウキ「トドメだ!!」

デュクシッ

『ボスを倒した』

【報酬】

ユウキ「…そうだったのか!」

闇咲「どうやら真相に辿り着いたようねユウキ」

まあさ「え!?マジで!?」

ユウキ「あぁ」

ユウキ「おそらく最初に白い袋を見つけて銃を手にしたのはクラインだ」

紅葉「ええ!?クラインが!!」

ユウキ「そうだ。そうじゃないと今回の事件は説明がつかないんだ」

ユウキ「まずクラインと協力者はセガールに誘われていたんだ。向かおうとした時。部屋の前に落ちていた白い袋の中の銃を見つけた…」

ユウキ「セガールの遺書を見る限りでは話し合いで解決しない場合は戦闘を考えさせる内容だった。おそらくはクライン側にも同じような内容を伝えていたんだろう」

ユウキ「そこでクラインは思いついたんだ。セガールを返り討ちにする方法を…」

闇咲「なるほどね…それで協力者、つまり今回の犯人に銃を渡したのね」

紅葉「でも何でかしら。そんなに協力者を信頼してたの?」

ユウキ「信頼してたというよりは確実にセガールを殺せると分かっていたから銃を渡したんだ」

セレーニャ「……まさか!」

ユウキ「そのまさかだ」

ユウキ「クラインはとある4人に特殊な能力をかけていた」

ユウキ「まあさ、小金、叶音、トマの4人だ」

ユウキ「この4人のうち、まあさは透明人間になる能力、小金は一定時間何でも回避できる能力だったはずだ」

ヴァレンティーナ「でもー。そんな能力がセガールを殺せる能力とは思えないなー」

ユウキ「そう。そんな能力でクラインが安心して銃を渡すとは考えられない」

ユウキ「つまり…叶音かトマのどちらになるんだ」

叶音「えー!?そうなの!?」

空牙「自覚ないのかよ!!」

トマ「言いがかりも甚だしいですよ勇者様…」

闇咲「叶音は銃適正能力、トマは一度だけ急所に当てれる能力…確かにどちらも確実にセガールを殺せそうだね」

闇咲「だけど、どちらの仲間にもアリバイがあるじゃない…それはどう考えてるの?」

紅葉「叶音ちゃんのアリバイはセレーニャちゃん達が証明できるよ?」

フォリウム「もちろんトマのアリバイもアタイが証明してあげれるわ」

ユウキ(叶音かクライン…どちらがクラインを殺し、更にはセガールを殺したのか…)

ユウキ(そこにはアリバイという壁が現れるのだが…さっきから引っかかっている事がある…)

回想>>389

回想>>390

回想>>398

回想>>436

ユウキ(…!!…ずっと引っかかっていたのはあれだったのか…!)

ユウキ「それについて答えは分かってます…それは…」

~選択肢~
・犯人は分身してそれでアリバイを作った
・秘密のルートがあり、それで移動した
・犯人には協力者がいた

安価↓1で選べ!!

今現在ライフは9
ミスってもまだ大丈夫です

再安価↓1

ユウキ「これだ…!」

ユウキ「犯人にはクラインとは別に協力者がいたんです…アリバイを証明するための協力者が!」

叶音「おったまげー!!」

ヴァレンティーナ「それはまた奇怪な…!」

空牙「それは一体誰なんだ…!?」

ユウキ(今まで引っかかっていた矛盾から考えればこの2人で間違いないんだ!!」

安価↓1でデビルとデビルの協力者を答えよ!

ユウキ「セガールとクラインを殺したのはトマ、そしてそのアリバイ工作を手伝ったのはフォリウム!君たちだよね?」

トマ「……」

フォリウム「ちょっと待ちな!さっきから何おかしな事を…」

ユウキ「一見おかしな事を言ってるかもしれませんが、反論するならオレの意見を聞いてからにしてくれフォリウム!!」

フォリウム「!!…フン…なかなか良い目をするようになったじゃないかい…」

フォリウム「いいよ…聞いてやろうじゃないか…その意見を…!」

ユウキ「トマはフォリウムと一緒に黒魔術をしていたと言っていたんだよね?」

トマ「そうですね。その通りです」

フォリウム「そのアリバイをどう崩そうってんだい?」

ユウキ「叶音、そのハンマー貸してくれるかい?」

叶音「いいよー」

ユウキ「よいしょっ…と」

トーーーン!!

トマ「!!!!」ピョーーーン

まあさ「トマが飛んでったー!?」

トマ「…と、突然音を立てないでくださいよ!!」

ユウキ「ごめんごめん…だけどおかしいなー」

トマ「何がですか!!」

ユウキ「こんな音にも耐えられないトマがフォリウムと一緒に黒魔術なんか出来るわけないんだよ…」

ユウキ「確か事件発生直前に黒魔術の失敗した音がしたんだ」

ユウキ「離れていてもわかる爆音をトマは近くで聞いたんだよね?」

ユウキ「よく正気で入られたよね…?」

トマ「ハ…!?」

ユウキ「さっきもフォリウムが黒魔術を失敗してたけどその時も急いで逃げてたトマが…」

ユウキ「間近でフォリウムの黒魔術を手伝えるはずがないんだよ!!!!」

トマ「グハァーーーー!!!」

フォリウム「ちょ、ちょっと待ちな!」

フォリウム「黒魔術が失敗する前にはまだトマはいなかったのさ。失敗した後にトマと一緒に…」

ユウキ「フォリウムの部屋の近くにトマがいたって事か?」

フォリウム「そうさ。で、部屋の中に呼んで…う…!」

ユウキ「…それならばトマは目撃してるはずなんだよ…」

ユウキ「事件現場とフォリウムの部屋はすぐ近くにある…それなら…」

ユウキ「事件が起こる前のクラインかセガールをね!!!」

フォリウム「ググゥ…!!」

ザワザワザワザワ

セレーニャ「……でも、もしトマが犯人ならおかしな事もある」

紅葉「何かある?」

セレーニャ「……トマは一度だけしか急所に当てれない…となるとセガールかクラインのどちらかしか確実に殺せないと思うの」

紅葉「そういえばそうだねー…」

紅葉「それに確かフォリウム姉さんの記録によれば2人は出血死だったんだよね?」

紅葉「それが本当なのか嘘なのかもまだ分からないよ…トホホ…」

ユウキ(あともう少し…もう少しでトマとフォリウムを追い詰めれるのに…!)

ユウキ(手がかりがもうない…クソ…!)

闇咲「…もしかしたら犯人は2人も殺す予定はなかったんじゃないかしら…」

空牙「どういう意味だそれ?」

闇咲「トマの能力は一度だけなら急所に当てれる能力…だから1人を確実に殺せれば良いって計画だったんじゃない?」

闇咲「仮の話だけどトマは最初からセガールだけを殺そうとしてたけどついでにクラインも殺しちゃったみたいな感じ?」

ユウキ「…!」

ユウキ「いや、違う…答えはそれじゃないと思うんだ…」

闇咲「ふふ…気づいたようねユウキ」

ユウキ「あぁ…だけど…」

ユウキ「そうだとすればトマは…オレ達のためにクラインを殺し、とても残酷な結末を迎えたことになるんだ…」

まあさ「どういう事!?」

トマ「…説明してくれませんか?間違っていたら僕が訂正させていただきますよ」

フォリウム「トマ…!」

トマ「大丈夫です。分かるはずありませんよ。僕の苦労を…!」

ユウキ「分かった。じゃあいくよ…」

ユウキ「まずトマはクラインにセガールを殺す計画を持ちかけられたんだ。その時点でトマはクラインを殺す事を決意していた」

ユウキ「それは個人的な理由ではなく、オレ達仲間のためだった…」

ユウキ「クラインを殺す事によってデビルを減らそうとしていたんだ」

ユウキ「トマを含めて残りのデビルは3人…自分とクラインを殺せればデビルの残りはあと1人…そう考えてくれたんだよ…トマは…」

ユウキ「だけど後から発表されたあのデビルルールによってその計画はまったくの無駄になったんだ」

ユウキ「あらかじめトマをデビルと分かっていたクラインは特殊な能力をかける際に確実に生贄を殺せるように仕組んでいたんだ」

ユウキ「それを利用してセガールを殺すはずが逆に自分自身が殺されてしまった…だからスケッチブックに『裏切り』と残したんだろうね…」

ユウキ「本来のトマの計画はここで終了するはずだった…だけど事件現場に時間よりも早くセガールが現れてしまったんだ…」

ユウキ「殺す予定のなかったセガールに殺害現場を見られたトマは焦ったはずだ。そしてセガールはもちろん戦闘態勢に入る」

ユウキ「そこでトマは反射的に銃を乱射し、セガールを殺してしまったんだよ」

トマ「すごい発想力ですね勇者様は」

ユウキ「こうだとすればトマ…君はみんなのために…」

トマ「もしそうだとすればですけどね」

トマ「他にも解決出来ていない証拠品はいくらでもありますよね?」

ユウキ「もちろんそれもフォリウムが協力者なら納得がいくんですよ」

トマ「…!」

ユウキ「事件発生前にフォリウムは自分の部屋に近づかないように注意喚起をしていたんです」

ユウキ「それは工作をしやすいようにするため」

ユウキ「天井や壁、死体の体に銃痕を作ったのはあたかも銃撃戦があったように見せるため…死因を2人共出血死にしたのもそのためだ」

ユウキ「だけどクラインの体に銃を撃ちすぎてセガールと比べると不自然に数が違ったのはミスだったな…」

ユウキ「フォリウムがオレにさりげなく相打ちの可能性を提示したのはトマを犯人から遠ざけるため…」

ユウキ「セガールの心臓に銃を撃ったのももしバレてしまった時にトマが2人も急所を撃てないでしょ?と言い訳するために…」

トマ「もういいですよ。その通りなんで」

フォリウム「トマ!!!」

トマ「フォリ姐…ありがとう」

トマ「このままシラを切り続ければ僕の価値だったけどこれ以上フォリ姐に嘘をつかせるのはできないですね」

トマ「…すべて勇者様のおっしゃる通りです。さすがですね」

トマ「フォリ姐に説得されて嘘をついて生きてみようと考えましたが、バカな考えでした」

トマ「僕はデビルとはいえクラインさんと、何も悪くないセガールさんの2人を殺した殺人犯なんですから…死ぬのは当然ですよ」

undefined

フォリウム「……」

トマ「最後ぐらいいつもの調子で見送ってくれませんかねぇフォリ姐」

フォリウム「……分かってるよ」

~フォリウムとトマが幼い頃~

フォリウム「アンタずっと1人でいるね?ボッチなの?」

トマ「うん…一人っ子…父さんも母さんも全然僕に構ってくれないから1人で公園で遊ぶしかないんだ…」

フォリウム「可哀想ねぇ…アタイがお姉ちゃんやってあげようかい?」

トマ「え!?本当に!?」

フォリウム「いや…じょうだ…」

トマ「やった!やった!!名前はなんていうのお姉ちゃん!!」

フォリウム「フォ…フォリウムよ」

トマ「じゃあフォリ姐だね!!よろしくフォリ姐!」

フォリウム「…アンタ名前は?」

トマ「トマ!」

フォリウム「ふふふ…面白い名前ね…なんでも頼んなさいトマ」

トマ「もっちろん!」

フォリウム「それからあなたは敬語を覚えなさい敬語を」

トマ「敬語?」

フォリウム「目上の人には敬語を使うの。そしたら将来必ず仕事で成功するから」

トマ「分かった!」

フォリウム「分かりましたって言うの!」

トマ「わ、分かりました!」

フォリウム「よし!褒美にアタイの黒魔術を見せてやろう!」

トマ「何それー!!?」

フォリウム「アタイが他人に見せるのは初めてよ?」

トマ「わーい!!!フォリ姐大好きー!!」

フォリウム「それじゃあいくよ!」

ボォォォォォーーン

~回想終わり~

トマ(最初の黒魔術で気絶しちゃったんだっけ…懐かしいなぁ…)

乙姫熊「さぁかかってこいオマエ…」

ジジジジジ

乙姫熊「ラ…?ちょ…なにその黒い元気玉みたいなヤツは!?」

トマ(あれは…!)

フォリウム「懐かしいだろトマ…アンタに初めて見せた黒魔術さ…」

乙姫熊「ちょっと待って!?あの恒例のオシオキとか準備しないといけないからまだ倒されるわけには…」

フォリウム「うるせぇよ!!これがアタイなりのお別れさ!オシオキなんか見せられてたまるかバカ!」

フォリウム「おいトマ!聞こえてんだろ!」

フォリウム「2度と顔見せんじゃないよ。分かったかい?」

トマ「…分かったよフォリ姐」

フォリウム「ふふ…“分かりました”でしょ…」

ジジジジジ

乙姫熊「ギャァァァァァァァ」

トマ「はい…分かりまし……た…」

ユウキ(その後、フォリウムの黒魔術により乙姫熊はトマの魂ごと消え去ってしまった)

ユウキ(フォリウムはしばらくしてからオレ達一人一人に謝りに来た)

ユウキ(殺してくれとも言っていたが、それは出来ないと言うとなぜか泣き始めた)

ユウキ(フォリウムが泣くのを初めて見た…)

ユウキ(フォリウムが泣き止んでからオレ達はセガール達の死体を棺桶に入れ地上に持ち帰る事にした)

ユウキ(地上に帰った後は2人の死体を土に埋葬し、宿に戻った)

ユウキ(結果は違ったが、オレ達はトマの意思を無駄にしてはいけない…)

ユウキ(残るデビルは2体…これ以上の仲間の犠牲は…もうオレが持たないだろう…)

【残り11人】

【2章:水の中の神秘にご用心:非冒険編:終】

>>497 ミスです。すみません!

今すぐ投稿します!

>>497

トマ「それからフォリ姐はデビルじゃないので安心してください。たまたま私が銃を持っているのを見られて正直に話したら協力すると言われただけなんで」

トマ「だからフォリ姐は許してあげてください。悪いのは私だけでいいんですから」

トマ「しかし参りました…まさかデビルを殺してもノーカウントだなんてな~」

モノコ「皆さんそろそろ…」

トマ「そうですね。もうまもなくすれば私の自我は完全になくなりますからね。早めにお願いします」

空牙「またかよ…またデビルに魂を…」

セレーニャ「……クラインのバカ…」

小金「トマ…いらねえ心配だったぜそんなの…」

トマ「はい。だからバカな私を早く倒してくださいね」

紅葉「やるしか…ないの…?」

ヴァレンティーナ「…マヤはパスで…」

影虎「………」

叶音「うわぁぁぁぁん!!」

~???~

?「もう少しで勇者は闇に堕ちます」

??「よくやってるな…このまま闇に堕とせ…」

?「はい…ですが、やや不安です…なかなか堕ちないので…」

??「なぁに…もう堕ちる…勇者の心など木の枝のように容易く折れてしまうのだ」

ポキッ

?「…分かりました。次こそは良い報告を…」

??「うむ…」

サッ…

ファントム「………なるほどね…」

シュン…

続く…

今回は短いですがここまで!
ミスが続いてすみませんでした。
ちょっと頭冷やしてこれからは冷静に見直して書いていきます。


これは提案ですけど、三章だけ自由交流を5回とか無理ですかね?
1章がなかった分を寄せるとか……無理なら3回でお願いします

イッチがプロフィールを載せたのがイッチの策略じゃないかと疑うわ…
“フォリウム・ウェントワース 嫌いなもの 仲間以外全員”
ちなフォリウムさんを投稿したの自分だけどとても良いキャラに仕立てて貰えて嬉しいです。
この場を借りてお礼を申し上げます。

>>505
プロフィールを提案したのは俺だから偶然だよ
>>1は自分が指摘するまでプロフィールを勘違いしてきたし

>>504
では3章は自由行動5回でいきます!

>>505
こちらこそ安価ありがとうございます!
現在も見続けてくれて嬉しいです!

他の見てる皆様もご視聴ありがとうございます!

>>506
何度もご指摘ありがとうございます!
以後はミスないように努力していきます

生存報告!
更新明日の夜予定!!

20時に更新します

一夜明け、勇者御一行は人間不信に陥っていた。

そんな中、小金は1人カジノをして金儲けをしていた。

小金「21だ…」

ディーラー「さすがです…」

小金「当然だ。このオレ様を舐めてもらっては困るぜ…」

ザワザワ

ガヤ「おい見ろよ。今日も小金が稼いでんぞ…」

小金(一般市民には分からんのよぉ…このゲームの必勝法が…)

小金(仲間といたんじゃ暗くなっちまってオレ様の魅力が半減しちまう。オレはオレの気晴らしをさせてもらうぜ)

ディーラー「ところで小金様、さらにスリルがあるゲームがあるのですが…」

小金「…ほぉ…なんだそれは?」

ディーラー「では奥へ…」

言われるがままディーラーの後ろについていく小金。

しかし、そこはとんでもない場所だった…

ウオオオオオオオッ!!

男1「おいおい!!オレは紅葉がデビルに100マネーだ!!」

男2「ふざけんな!!紅葉はデビルじゃねえ!!!空牙に500マネーだ!!」

女「フン!どうせ女たらしの小金虫よ。1000マネー!!」

小金「な…なんだこりゃあ…」

ディーラー「ここは裏カジノ…現在はイベントで“デビル当て”を行っているんですよ…」

ディーラー「小金様達の活躍は、私達が把握しております…だから誰がデビルかをこうして賭けているのですよ」

小金「ふざけんのもいい加減にしとけ…!今オレ達はお前ら国民のために殺し合いしてんだぞ…?」

ディーラー「ふざけてなんかいませんよ。デビルが誰か予想して何が悪いんですか?」

ディーラー「こちとら真剣にカジノをやってるんです…舐めないでいただきたい」

小金「…お前ら…!」

ディーラー「さぁ…どうするんですか…?」

ディーラー「賭けるか賭けないか…」

小金「!…賭けようじゃねえか」

ディーラー「それでは…」

小金「ただし…取引がしたい」

ディーラー「…私達に取引を?」

小金「あぁ…例えばこんなのはどうだ?」

小金「誰がデビルかオレは知ってる…もちろんそいつにオレは賭けるわけだが、持ち分は全部お前らが持ってけよ」

ディーラー「!?」

小金「これじゃあオレにメリットがねえ…だからこうしたい訳だ…」

この小金の取引はこの章の大きな証拠になってくるのだった…

【3章:Night and Knight(夜と騎士):(非)冒険編】

ユウキ(眼が覚めるとそこは見知らぬ部屋だった)

ユウキ(確か寝る前は自分の部屋で寝てたはず…寝る前に愛用の枕だった事を確認したはずだ)

ユウキ(それなのになぜこんなところにいるんだ?)

ユウキ(部屋の構造は大きなテレビが1つと木の板で塞がれた窓がある)

ドンドン

影虎「おい!生きてるか!!」

ユウキ(影虎の声だ)

ユウキ「あぁ!」

ドンドン

ドガァーン

扉を蹴り破って入ってきた影虎

ユウキ「やりすぎだろ!?」

影虎「扉の外から木の板で塞がれてた…仕方がなかった」

影虎「そんな事より来い。みんなもう集まってる」

影虎に言われるがまま進むと、広い踊り場に仲間が集まっていた。

影虎「とにかく…状況を整理しよう」

影虎「昨日までは間違いなく王国にいたはずなのに目を覚ますとこの屋敷の部屋に隔離されていた…間違いないな?」

セレーニャ「……そうね」

空牙「何者かの仕業って訳だな」

紅葉「もしこれがデビルの仕業なら相当焦って来てるんじゃない?」

まあさ「たしかに…こうでもしないと残り2人しかいないものね…」

叶音「て事はもう既に2人ともデビルになってるって事!?」

闇咲「可能性はあるわ」

ヴァレンティーナ「マヤはデビルじゃないから!宣言しとくよ!!」

小金「そんな宣言無意味だぜ嬢ちゃん」

ユウキ「それよりここはどこなんだ?」

フォリウム「ここは暗黒屋敷…影虎、アンタが1番詳しいだろ?」

叶音「知っているの影虎様!?」

影虎「あぁ…」

影虎「暗黒屋敷はオレが暗殺の極意を師匠から教わった場所だ」

影虎「そしてその師匠を殺した場所でもある…因縁の場所さ…」

フォリウム「その師匠はアタイの知り合いだったわけ…まぁ死んでも仕方のないやつだったけどね」

紅葉「…なんか重いよ…」

まあさ「えーと…とにかくこれからどうすれば?」

空牙「もちろん脱出方法だぜ!こんなところにボスはいねえ!つまりデビル側の時間稼ぎだ!!」

紅葉「それはそうだけど…」

セレーニャ「……この中にデビルがいるんじゃ動きたくても動けない」

闇咲「無理に一緒に行動する必要はないさ」

ヴァレンティーナ「もう無理ですぅ~!影虎様助けてぇ~!!」

影虎「みんな落ち着け!!!!」

空牙「そんな事言って落ち着いてられっかよ!!」

小金「その通りだ…10人のうち2人はデビル…つまり5分の1はデビルと考えたらデビルを当てれる確率はかなり低い…つまりそれだけデビルが有利って事だ」

小金「たまたまデビル2人を連続で当てれたからいいが、今度は上手くいくか分からねえ…果たして何人が死ぬかな…?」

影虎「もういい…勝手にしろ!」

影虎「ったく…オレはまとめるのは苦手なんだよ…」

ユウキ(まとめ役のトマ、指揮がとれるクラインがいなくなった代償は思ったよりもデカイな…)

フォリウム「…アタイは失礼するよ…」

ザッザッ

空牙「唯一デビル側からデビルじゃないと宣言されてるからなー…次デビルが殺すんならフォリウムだろうぜ…」

小金「それじゃオレ様も1人で行動させてもらう」

空牙「オレもだぜ」

ザッザッ

紅葉「もう!仲間を疑うなんて最悪だよ!!」

セレーニャ「……少しは言葉を選べバカども」

ヴァレンティーナ「影虎様はバカじゃないわよ」

影虎「はいはい…」

闇咲「ねぇユウキ。この状況はマズイわよ」

ユウキ「あぁ。これじゃあ仲間同士で殺し合いが始まってもおかしくない…デビルの思うツボだ」

ユウキ「それはわかってる…だけどオレには何もできやしない…」

ユウキ「生贄が出てからでしかデビルを見つけれないオレは勇者失格なんだよ…」

闇咲「そう…分かった。じゃあ勇者やめれば?」

ユウキ「え…?」

闇咲「そんなあなたにみんなついてきたわけじゃないの。勇者として先頭を立ってきたあなたについてきたのよ」

闇咲「仲間のピンチの時こそ勇者は輝くのよ。それを忘れてるんじゃないかしら?」

ユウキ「…闇咲……」

闇咲「少し頭冷やしなさい…それから私の部屋に来るといいわ」

ユウキ「闇咲の?」

闇咲「デビルの手がかりとこの屋敷についての情報よ。じゃ」

ザッザッ

ユウキ「……そうだな…少し頭を冷やすか」

ユウキ(そういえばモノコの姿が見えないな。モノコまでは連れてこなかったのか?)

サササッ

紅葉「勇者様。ちょっといいですか?」

ユウキ「どうしたんだ?」

紅葉「後でよろしいので私の部屋に来て欲しいのですが?」

ユウキ「え?」

紅葉「2人きりで話したいので…そ、それでは!!」ダダダ

ユウキ(闇咲と紅葉…一体どうしたんだ?)

トントン…

セレーニャ「……ちょい」

ユウキ「へぁ…!?」

セレーニャ「……あとで私の部屋に来て…それだけです」

ザッザッ

ユウキ(な、なんなんだこの流れは…)

まあさ「あ…」

ユウキ(嫌な気がする…)

まあさ「わ、私は別に何もないからね!」

ユウキ「そ、そうか…」

ダダダ

ヴァレンティーナ「戸惑ってるまあさちゃんにはえい!!」

ポン

まあさ「がは!?」バタン

ヴァレンティーナ「マヤからご報告したい事がございます!」

ヴァレンティーナ「え~…マヤは勇者様に大切な用事があるので後でマヤの部屋に来てくださいね!勇者様!」

ダダダ

ユウキ「……」

叶音「…隙あり!」

シュバババ

ユウキ「え!?」

チュッ

叶音の唇はユウキの頬に触れた

その唇はとても柔らかく…しかし、その瞬間は一瞬だった

ユウキ「!!??」

まあさ「!?」

叶音「勇者様…大好き…」

ユウキ「えぇッ!?」

叶音「なんてね!!嘘嘘ぉ~!本気にしたらダメなんだぞ!」

叶音「みんななんか暗いから喜ばしてあげようと思っただけなんだから!勘違いしないでよね!」

まあさ「どこのおてんば天然ツンデレガールだよ!!!?」

叶音「もっと欲しいなら…部屋に来て…うふふ…」

ダダダ

ユウキ(この館の女の子ラッコ鍋でもしてんのかよ…)

まあさ「……私は別に呼んでないから…来ないでいいからね…」

ユウキ「あぁ…ありがとう…助かるよ」

まあさ「……本当に来なくていいから…それじゃ」

ザッザッ

ユウキ(なんだよ今の間は!!来いって意味かよ!!)

?「うぷぷぷぷ…レッツスタンバイ」

パチン

突然目の前が眩しくなるほど明るくなった

ユウキ「う…」

ジワァ…

次第に目が慣れていく…

影虎「どうやらときメモってるようだな!」

ユウキ「へ!?」

目の前には白いタキシードに身を包んだ影虎がいた。

こんな服装を絶対したがらない影虎に一体なにが…

影虎「みなさんよーうこそ!ここは暗黒屋敷改めラブラブハウスでございます」

影虎「司会兼説明をさせていただきますのはハニートラップの名人こと影虎先生、つまりオレです!うぷ!」

ユウキ(これ絶対影虎じゃなくていつもボスの中に入ってるやつだ…影虎になるなんて性格悪いぜ…)

影虎「今…女子はデビルが潜んでるこの状況で怯えている…皆が皆勇者に助け…つまり温もりを欲しがっているんだ」

影虎「だからこそお前の出番だ勇者!」

影虎「ちなみに全員の好感度はこんな感じだな」

(影虎が教える好感度ゲージ!!)
※勲章バッジ MAX5

叶音0
ヴァレンティーナ1
紅葉2
フォリウム0
闇咲2
セレーニャ3
まあさ1
文0(死亡)

影虎1
空牙1
小金0
刀剣0(死亡)
セガール0(死亡)
クライン1(死亡)
トマ0(死亡)

ユウキ「なにこのゲージ!?」

影虎「ラブゲージだ。今まで収集してきた勲章バッジ…実はそれは仮の姿であり、本当の名はラブと呼ぶ!」

影虎「あれもラブ、これもラブさ」

影虎「そして真のラブをラヴとも呼ぶ…そうなれば好きな女の子以外はいくら告られようと振り続けなればならないのだ!」

影虎「勇者とは一体何なのか…それは仲間が教えてくれるはずだ!」

影虎「ポチっとな」ポチ

『ダンガンロンパ RPGver
~勇敢な勇者と15人の仲間たち~』

【OP:愛と勇気と心強さと】
作詞・作曲:KAGETORA
歌:祢葉 叶音

愛と勇気と心強さと
いつも目指している 明るい未来へ
後悔などは恐れずに 進む俺たちへ
振り向かずに進んで 走っていく

青い空を 取り戻すために
あの頃の思い出も 温もりも そのままで
今はもうなき平和を 思い出しては泣く事
悔しくて 悲しくて
でも少しずつ成長して理解った 戦う事!!

負け続けて 涙流して 侮辱されても
明るい未来を信じて 前を見続ける
敵倒し 立ち止まらず 勝ち続けてく
魔王倒すその日まで この旅は終わらない!

ユウキ「唐突なオープニング!?」

影虎「生存メンバーはもちろん現在進行形でイベントなどが発展していくわけだが、死んでしまったメンバーが可哀想だって?」

影虎「安心しな。ちゃんと過去のお話って事で死んだメンバーにもイベント作ってきたぜフゥー!」

ユウキ「なにがなんだか…頭が痛くなってきた…」

影虎「それじゃ安価スタート!!それではドロン!」ポワン

ユウキ「なにがなんだか分からないけど自由時間って事か…きっと悪い夢なんだろう…頭冷やしも兼ねて適当にやるか」

【自由時間】

※5回ぐらいやります

安価↓1で仲間を選択!(2~3人の仲間選択でそのグループでのイベントもできます!もちろん1人選択も可)

トントン

ガチャ

闇咲「あらユウキいらっしゃい」

ユウキ「頭を冷やしてきたぜ」

闇咲「そう。じゃあ中に入って」

ユウキ「ああ」

ガチャリ

ユウキ「…なんで鍵を閉めた?」

闇咲「誰にも知られたくないからよ…ウフフ」

ユウキ「お、おい…」

闇咲「そろそろいいじゃない…この雰囲気なら…」

闇咲はユウキをベッドに押し倒した

闇咲の髪がユウキの顔を覆う。

その香りは女性らしいセクシーな香りだった

ユウキ「ま、待て闇咲…」

闇咲「嘘よ…そのままの体勢で聞いて…」

ユウキ「え…」

闇咲「誰かに見られるの…私達の部屋全部ね」

ユウキ「は…?」

闇咲「誰の仕業かは分からない…けどこれだけは言えるわ」

闇咲「デビル以外にも悪者がいるの」

闇咲「そしてこの屋敷にはボスがいる」

ユウキ「!!」

闇咲「なんで知ってるかは聞かないで。けどこれは事実」

闇咲「今度こそあなたが勇者としてみんなを守る番よ」

闇咲「さてと…このまま私を突き飛ばして出て行ってもらおうかしら?」

闇咲「演技しないと怪しまれるしね」

ユウキ「…」

闇咲「ほらほら!早くしないと…」

ユウキ「う…うおおおおおお!」

ドン

闇咲「う!」バタン

ガチャリ

ユウキ(すまん闇咲!!)ダダダ

ユウキ(しかし今のが本当なら…)ダダダ

闇咲「あーらら…振られちゃったぁ…ってね」

闇咲勲章…ラブゲット!

安価↓1次!

トントン

セレーニャ「……勇者様?」

ユウキ「そうだ」

ガチャ

セレーニャ「……勇者様…!」

ギュッ

セレーニャはユウキに抱きついた

ユウキ「!」

セレーニャ「どうしたら……いいのでしょう…」

セレーニャ「クライン以外の相談相手がいないの……」

セレーニャ「もう勇者様しか……」

セレーニャの目の涙。

それは抱きつく時間が長くなるほどに多くなっていた。

ユウキ「…わかった。右手に持ってるナイフをしまえセレーニャ」

セレーニャ「!」

ユウキ「もうなりふり構ってられない気持ちは分かる…だけど関係なしに仲間を殺すのはオレが許さねえ…」

セレーニャ「うぅ…うう…!」

セレーニャ「うーう!!うー!」

ユウキ「オレはみんなを守るって約束を守れなかった…だから謝らせてくれ…」

ユウキ「すまない…」

セレーニャの手にあったナイフを静かに取り、そのままセレーニャをベッドに座らせた。

ユウキはセレーニャの隣に座り、しばらくセレーニャの肩をポンポンと触っていた

セレーニャ「……1人にさせて…グス…」

ユウキ「あぁ…」

バタン…

ユウキ「…もう悲しい思いはさせたくねえな」

セレーニャのラブゲット!

安価↓1あと三回!!

トントン

ガチャ

紅葉「あ!勇者様だ!来てくれたんですね!」

ユウキ「おう」

紅葉「…一緒に話しませんか?」

ユウキ「何を話すんだ?」

紅葉「もちろん楽しい話ですよ!暗いのはなし!」

ユウキ「そうだな…じゃあ紅葉の好きな食べ物って何だ?」

紅葉「えーと…グレーリングライスですかね!」

ユウキ「なんだそれ?」

紅葉「川の魚をライスと一緒に炊いた料理なんですよ!」

ユウキ「魚臭そうだなそれ…」

紅葉「そんな事ないですよ!失礼だなー!」

ユウキ「悪いって」

紅葉「絶対思ってない!もう~…」

ユウキ「…ずっと無理させて悪かったな」

紅葉「な、なんですか突然」

ユウキ「明るいお前にいつも助けられて来た…今後も頼むぜ」

紅葉「もう!暗い話はなしって言ったじゃないですか!」

ユウキ「悪いな…そんじゃ失礼するわ」

紅葉「え?もうですか?」

ユウキ「あぁ…それからお前の涙は悲しくなるから拭いておけよ」

紅葉「え?」

バタン

紅葉「…もう…やっぱり隠せないか勇者様には…」

紅葉「そろそろ…かな…」ドキドキ

安価↓1あと二回!

忘れてましたが紅葉ラブゲット!

叶音「ていや!ていや!」ビシッ!バシッ!

小金「ぐはぁ!!」

フォリウム「なかなか上手くいかないねぇ~」

小金が宙に浮いて叶音の変形型スタンドマイク(ムチバージョン)によってしばかれていた。

ユウキ「何してんの!?」

フォリウム「何って実験」

ユウキ「は!?」

フォリウム「たまたま廊下で叶音と会ってねぇ…そこにたまたま実験台が歩いて来たのさ」

叶音「楽しいよ~」

小金「た…助け…」

フォリウム「アバラヤナヤネヒヌヤタナヤッ!!」

小金「や、やめてくれフォリウムーーー!!!」

スッ

ドーーーン!!

宙に浮いた小金はフォリウムが手を握った瞬間に爆発した

ユウキ「えーーーーーー!!!?」

フォリウム「安心しな…一応生かしておいた」

叶音「汚ねえ花火だな~」

ユウキ「はっ!?」ガバッ

フォリウム「やっと起きたかい?」

ユウキ「ゆ…夢か…」

フォリウム「いきなり廊下で倒れてたからビックリしたよまったく…」

ユウキ「す、すまない…」

フォリウム「疲労が溜まってたんだろうね…本当に頑張り屋だねアンタは」

フォリウム「それから叶音が心配してたから…はぁ…しっかりしなさい勇者なんだから」

ボイーン

ユウキ(胸が思いっきり顔に乗ってるんだが…)

ダダダダダダ

小金「おい!!!!そこどけ勇者さんヨォォォ!!!」

ユウキ「え?」

小金「その胸はオレの物だーー!!!」

フォリウム「叶音召喚!!!!」

ジワァ

魔法陣から叶音が現れた

ユウキ「黒魔術で呼べんの!?」

フォリウム「叶音!10万エレキ!!」

叶音「オーケーーーー!」

ビリビリビリビリ

小金「グヘェェェ!!!!マイクの電気が流れてくるぅぅぅ!?」ビリビリ

バタン

ジュぅぅぅ…

フォリウム「痺れたかい…?」

叶音「うっとり…」

小金「……」

ユウキ「これも夢かな…?」

小金、叶音、フォリウムラブゲット!

安価↓1ラスト!!

ザッザッ

まあさ「あ…」

ユウキ「おうまあさ」

まあさ「…何?別に勇者様と会いたくないんだけど?」

ユウキ「はいはいそうですか…」

ユウキ「じゃあ行くわ」

まあさ「ま、待ちなさい!」

ユウキ「何だ?オレと会いたくないんじゃなかったのか?」

まあさ「そ、そうだけど…」

ユウキ「分かったよ…それじゃあもっと嫌になるくらい近づいてやるよ…」

まあさ「な!?」

ユウキ「ほらほら?こんなに顔が近い所にあると嫌いになるだろう?」

まあさ「は、はん!そんなんでこの私が負けるとでも…」

ユウキ「もう…唇までこんな近くにあるぜ…」

まあさ「はぅ…」

まあさ(これは…そんな…)

まあさ(こんな事…夢みたい…勇者様と…)

まあさ(思えば長かった…ツンデレキャラを貫き通してここまで頑張って来たんだから…そろそろ報われてもいいよね)

まあさ(そして私は叶えるのよ!!)

まあさ「ユウキとまあさの愛のツンデレファンタジをぉぉぉぉーーーーー!!!!!!」

トン…

まあさ「は!!」

ユウキ(…今のは聞かなかった事にして帰ろう)ダダダ

ガチャ

まあさ「待って勇者様!!違うんです!これは誤解なんですーーーー!!!」

まあさ(あぁ…!勇者様とのファンタジーがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!)

まあさのラブゲット!

今回は番外編だけです!

短くなってごめんなさい!
次回からは本編になりますのでお楽しみに!

生存報告!
一応予定では22日の夜更新しますね!

>> 553
もちろん追加されます

16時ごろ更新予定です!
生存報告でした

生存報告
本日は16時更新予定

人がいるか心配な時間だな……

>>557
今回は安価なしの日です…
すみません

……

ユウキ「ハッ!!」ガバッ

ユウキ(あれ…?いつの間にか眠っていたのか…)

トントン

影虎「ちょっといいか…?」

ユウキ「あ、あぁ。影虎か」

ガチャ

ユウキ「どうした?」

影虎「セレーニャとまあさを見なかったか?」

ユウキ「あぁ。2人の部屋に行った時に会ったな」

影虎「それがどうやらいなくなったようなんだ」

ユウキ「なに?」

影虎「さっきヴァレンティーナが部屋へ確認に行った時には既にいなかったようなんだ」

ユウキ「…探さないといけないな」ザッ

影虎「待て。単独行動はダメだ。オレと行動としてもらうぞ」

ユウキ「なんでだ?」

影虎「この状況、単独行動を全員が取ればそれはつまりデビルを1人にさせてしまう事と同じになる」

ユウキ「…犯行を行うチャンスを与えるって事か」

影虎「そこでみんなには2人1組で行動してもらっている」

影虎「空牙とヴァレンティーナ、叶音と闇咲とフォリウムは特別に3人、小金と紅葉、そしてオレと勇者だ」

影虎「このペアはオレが決めた。ランダムにな。万が一残ったデビル同士がペアになったとしてもペア行動によって死亡のリスクを下げる事ができる」

ユウキ「…それにペアの片方が死んだ場合は残った片方がデビルになる…理にかなっているな」

影虎「その通り。これならデビルも動くに動けない」

影虎「早くしないと2人が危ないぜ」

ユウキ「急ごう」

ユウキ「ってあれ…」

影虎「どうした?」

ユウキ「お、オレの剣がない」

影虎「ん?」

ユウキ「勇者の剣が盗まれてるんだけど…?」

影虎「なに!?」

ユウキ「いや…でもとりあえず今はまあさとセレーニャを探しに行こう」

影虎「大丈夫なのか?」

ユウキ「勇者の剣より仲間の命の方がオレにとっては重要だ」

影虎「お、おう…」

ダダダダダダ

屋敷の中は思ったよりも広い。

がむしゃらに探しても見つかる可能性は低いだろう。

影虎「ちょっと待て…敵がいる…」

ユウキ「え?」

シュン

ダダダダダダ

デュクシ!

ドサ

シュン

影虎「待たせたな」

影虎は遠くにいた敵を倒してきたようだ。

ユウキ(どこにいるか分からなかったが、よく分かったな…さすが隠密行動のプロだ)

その時!

紅葉「ギャァァァァァァァ!!」

ユウキ「紅葉の声だ!」

影虎「今のは2階から聞こえたぞ!」

ダダダダダダ

全力で走り声のした方へ駆けつける。

そこは蜘蛛の糸のような物がたくさんあり、進むと絡まりそうな廊下だった。

紅葉は腰を抜かして地面に座っている。

ペアの小金はこちらを見ると静かに廊下の奥を指差した。

そこには…

廊下に倒れるセレーニャと…

蜘蛛の糸に絡まり、まるで操り人形のように吊られたまあさの姿があった…

【3章:Night and Knight(夜と騎士):(非)冒険編:終】

【???といっしょ!】

???「いつになったらボクは出たらいいんだろ」

???「あ、しまった。このダンジョンにボスがいることは内緒だったんだ」

???「スマホやPCの前のオマエラ。これはボクとオマエラだけの内緒だからな!指切りげんまんな!」

???「さてと…じゃあボクはステンバーイしないといけないからこれで…」

モノコ「………」

???「あ、あれ?どうしてオマエがここに?」

モノコ「………」スッ

???「何置いたのそこに?何?それ?」

モノコ「………」カチッ

???「そ、それは!?」

モノコ「………」ボボボボボボ

???「カ、カセットコンロォ!?」

【3章:Night and Knight(夜と騎士):非冒険編】

ユウキ「まあさ!!セレーニャ!!」ダダダ

蜘蛛の糸をかき分け2人の元へ向かうユウキ。

ユウキ「クソ!!絡まってて進めやしない…!」

影虎「どけ!勇者!」

プシューーーー

影虎は服の中からスプレーを取りだし、それを蜘蛛の糸に噴射した。

すると、蜘蛛の糸の粘着性がなくなり、毛糸のようにかき分けれるようになった。

サッサッ

ユウキ「セレーニャ!!!おい!セレーニャ!!」

セレーニャ「……ん…」

ユウキ「セレーニャ!大丈夫か!!」

セレーニャ「……勇者…様…?」

紅葉「良かった…無事のようですね!」

影虎「いや…」

影虎「どうやらまあさは…手遅れのようだ」

ユウキ「!!」

まあさの顔は青ざめており、苦しそうな顔で…死んでいた。

ユウキ「そんな…嘘だ!!!!」

小金「嘘じゃねえ…これは現実だぜ」

ユウキ「違う!!こんなの…こんなの!!」

影虎「小金、紅葉。お前らはみんなをここに集めろ。オレは勇者を抑えておく」

ユウキ「何…?」

影虎「2人と最後接触したのは勇者だけだ。一応デビルの可能性もある。下手に動かないでもらおうか」

ユウキ(ぐ…!!)

影虎「悪い…もちろん勇者がデビルじゃないとは思っている…けどもう誰も信じられないんだ…!」

ユウキ(…ここはおとなしくするしかない…か…)

次第にみんながあつまり、まあさを見て驚きと悲しみの表情を見せていた。

影虎「またデビルの犯行だろう…しかもここにはダンジョンボスもモノコもいない…デビルの魂を取り出してボスに入れる事ができないんだ」

フォリウム「デビルはこれを狙ってたのかい…最低のゲス野郎だねまったく…」

叶音「まあさちゃん…グスン…」

紅葉「叶音ちゃん…落ち着いて…ね?」

空牙「だが、デビルは決まってんじゃねえか…」

ユウキ「え?」

空牙「セレーニャ…お前確かまあさの目の前で倒れてたんだよな?」

セレーニャ「……はい」

空牙「そして、そこにたどり着くにはネバネバの蜘蛛の糸をかき分けなきゃならねぇ…となると答えはこうだ」

空牙「セレーニャ…お前がデビルだ」

セレーニャ「ち…違う!」

空牙「違くねぇ!!証拠が物語ってんだよ!」

フォリウム「よしな!まだ調べてないだろ!疑うならちゃんと調べてからにしな!」

空牙「へぇ~?デビルと協力した方がそんな事言うんだな?」

フォリウム「あ…?今なんて言ったのさ…?」

空牙「う…!」

フォリウム「今なんて言ったか聞いてんだよ?」

ヴァレンティーナ「それマヤの役目だよ!!」

紅葉「落ち着いてください!もう!何なのよ!!」

叶音「ウェェェェェン!!」

小金「ダメだこりゃ…」

闇咲「黙りな!!!!!!!」

全員「!!」

闇咲「…まだ捜査が終わってないわ。まずはこの事件を明らかにしましょ」

闇咲「ユウキ。あなたがしっかりしなきゃ誰がこのパーティーをまとめるのかしら?」

ユウキ「……あ、あぁ」

闇咲「いい?もう一度頭を冷やすの。頭を冷やして冷静になって…私が頼りにしてた勇者はどこにいったのかしら?」

ユウキ「…ここにいるに決まってるだろ」

闇咲「ふふ…それでこそ勇者ね」

ユウキ(…また被害者が出てしまった。けど、ここで立ち止まるわけにはいかない)

ユウキ(前に進まなければ終わりなどない!それは冒険と同じ!)

ユウキ(絶対にデビルを見つけてやる!!!)

【捜査開始】

※今回はストーリー上パートナー制度なしです

ユウキ(今はっきりしてる事はオレが勇者の剣を盗まれたという事だ…しかし、眠気はなかったはずなのに寝てしまったのは一体…その間に盗まれたんだ)

ユウキ(モンスターが盗んだと信じたいが…もしかしたらもあるのか…いや、ない!ないと信じるしかないぜ!)



【勇者の剣盗難事件GET】
ユウキが謎の眠気で寝てる間に剣を盗まれた。まだ影虎にしか言っていない。



フォリウム「とりあえず死因は首を絞められたことによる絞殺ね。吉川線はないから争った形跡はないようだわ」



【生贄の記録(フォリウム調べ)GET】
死体は特に争った形跡はなく、死因は首を絞められた事により絞殺だと推測。


フォリウム「それから、このうっとしい糸はガーディアンスパイダーの糸だわ」

ユウキ「ガーディアンスパイダー?」

フォリウム「この屋敷に生息する非攻撃的なモンスターね」

フォリウム「ガーディアンスパイダーの特徴はその糸にあるの」

フォリウム「ガーディアンスパイダーの糸には粘着性があって、一度つくとなかなか離れないのよ」

影虎「だが、それに耐性のあるアイテムなら別だ」

闇咲「影虎は持ってたわよね?」

影虎「…もちろんだ。持ってなきゃ偵察なんか出来ないからな」

影虎「特殊な加工を施した手袋なら毛糸のように触る事ができる」

影虎「それにさっき使った特殊な虫除けスプレーを使えばガーディアンスパイダーの糸を溶かす事も出来るぜ」

フォリウム「それから、このうっとしい糸はガーディアンスパイダーの糸だわ」

ユウキ「ガーディアンスパイダー?」

フォリウム「この屋敷に生息する非攻撃的なモンスターね」

フォリウム「ガーディアンスパイダーの特徴はその糸にあるの」

フォリウム「ガーディアンスパイダーの糸には粘着性があって、一度つくとなかなか離れないのよ」

影虎「だが、それに耐性のあるアイテムなら別だ」

闇咲「影虎は持ってたわよね?」

影虎「…もちろんだ。持ってなきゃ偵察なんか出来ないからな」

影虎「特殊な加工を施した手袋なら毛糸のように触る事ができる」

影虎「それにさっき使った特殊な虫除けスプレーを使えばガーディアンスパイダーの糸を溶かす事も出来るぜ」

ユウキ(つまり…そのアイテムがなければこの糸をくぐる事が難しいのか…)

ユウキ(行き止まりの廊下の奥に2人はいた…ほとんど密室と言ってもいいだろう)



【事故現場についてGET】
事件現場は行き止まりになった廊下。そこへ行くにはガーディアンスパイダーの糸をくぐらなければならない。



【ガーディアンスパイダーの糸GET】
頑丈で切れる事がない。だが、特殊な虫除けスプレーをかければ溶けたり、特殊加工手袋であれば触れる事ができる。




【特殊な虫除けスプレーGET】
影虎が持っていた特殊な虫除けスプレー。
暗いジメジメとした虫が湧きやすい場所にもってこい!虫系モンスターを一網打尽だ!
※市販で売ってる



【特殊加工手袋GET】
影虎が持っていた特殊加工手袋。
これがあれば粘着しやすい蜘蛛の巣も簡単に解体出来ちゃう代物!これがあれば蜘蛛の糸も毛糸のように編み込めちゃうんだ!
※市販で売ってる

フォリウム「ちょっと面白いモン見つけたよ」

ユウキ「どうしたフォリウム」

フォリウム「モンスターの焼死体。なかなかグロいわよ」

ユウキ「う…」

フォリウム「真っ黒ね…これじゃあ何のモンスターの死体か分からないわこりゃ」

闇咲「そうね…確かここは50%暗黒コウモリ、30%ドラキュラナイト、10%ガーディアンスパイダー、1%ドッペルゲンガー、9%超硬化スライムって出現配分だったね?」

フォリウム「そう!けどわざわざここまで焼き尽くすなんて相当恨みを持っていたのか、他の理由があるに違いないよ」

叶音「ちなみにね!暗黒コウモリは群れで行動するモンスター、超硬化スライムは経験値がすごく手に入るモンスター、ドラキュラナイトは騎士だけど牙で攻撃するモンスター、ドッペルゲンガーは相手に化けるモンスター、ガーディアンスパイダーは糸が凄いモンスターだよ!」

ユウキ「あ、ありがとう」





【謎のモンスターの焼死体GET】
捜索途中に見つけた謎のモンスターの死体。体は焼けていてモンスターの断定は不可能だ。



【暗黒屋敷の出現モンスターGET】
50%暗黒コウモリ、30%ドラキュラナイト、10%ガーディアンスパイダー、9%ドッペルゲンガー、1%超硬化スライム



【超硬化スライムGET】
経験値が凄く手に入るモンスター。ここでしか出ないレアモンスターだ。



【ドッペルゲンガーGET】
超絶レアモンスター。モンスターや人に化け、イタズラを仕掛けるモンスター。経験値がまったく入らず、一度化けるとその姿を変えずに行動する。



【ドラキュアナイトGET】
ドラキュラの姿をした暗黒の騎士。だが、攻撃手段は牙。



【暗黒コウモリGET】
暗黒屋敷にしか出現しないモンスター。ザコモンスターだが、群れで行動するので倒すのが厄介。


ユウキ「フォリウム、闇咲、叶音は3人で行動してたんだよな?」

フォリウム「あぁ。そうさ。アリバイはあるよ。今回はしっかりとしたやつな」

叶音「それに!ね?」

闇咲「まあさを目撃したんだよ」

ユウキ「なに!?」

叶音「見つけた!と思ったらダッシュで逃げてったの」

闇咲「それから10分後ぐらいに悲鳴が聞こえて駆けつけたの」

フォリウム「つまりまあさは10分の間に殺されたって事ね」

ユウキ(これは重要な発言だな…)



【班行動GET】
まあさとセレーニャがいなくなってからは2人1組(叶音、闇咲、フォリウムは3人1組)で行動していた。ユウキは影虎とペア。



【まあさの目撃条件GET】
紅葉の悲鳴の10分前。フォリウム達はまあさを見かけた。犯行が行われたのはその10分間とみられる。


ユウキ「ん?そういえば叶音ってそんな手袋してたか?」

叶音「あ、これ実は怪我しちゃったの…それ隠すためにやってるんだー!影虎ちゃんが渡してくれておそろいなんだぞ~」

闇咲「仲の良い事…」

フォリウム「アタイとトマみたいな関係はよしなよ」

叶音「はぁーい!」

ユウキ(今思い出せば影虎も手袋をしてたな…叶音は怪我をしたかららしいけど、影虎は何か理由があるのか?)



【おそろいの手袋GET】
影虎が叶音に渡したおそろいの手袋。
影虎から渡したらしく、2人とも装着している。
叶音は手に怪我をしたため装着。



ユウキ「それじゃあ他の仲間にも…」

闇咲「それだったらいらないと思うわ」

ユウキ「え?」

闇咲「さっき影虎が紅葉、空牙、小金、ヴァレンティーナ連れてアリバイを聞いてくれてるわ」

闇咲「これ以上勇者には負担をかけれないだって…頼もしいペアね」

ユウキ「…ああ。そうだな」

フォリウム「さて…それじゃあそろそろセレーニャちゃんに拷問しなきゃね」

ガチャ

ユウキ「お、おい!」

セレーニャ「…………」

フォリウム「全て教えてもらおうかしら?仔猫ちゃん」

セレーニャ「……私は殺してない」

叶音「素直に吐け!証拠は揃ってるんだ!」

ユウキ「おいお前ら。まずはセレーニャの話を聞け」

ユウキ「セレーニャ、全てを話してくれ」

セレーニャ「…私は……」

闇咲「そこの2人、ちょっと部屋を出ましょう」

フォリウム「なんでだい?ここから面白くなるのに」

叶音「そうだそうだ!」

闇咲「話したくても話せないでしょこんなんじゃ。ここはユウキに任せな」

フォリウム「…分かったよ」

叶音「渋々だからな!」

闇咲「じゃ、よろしく~」

ガチャ

ユウキ(ありがとう闇咲…)

ユウキ「話してくれセレーニャ」

セレーニャ「……まあさちゃんと2人で歩いてたの。廊下を」

セレーニャ「そしたら廊下の途中で変な扉を見つけたの」

ユウキ「変な扉?」

セレーニャ「うん…何もない場所にまるでどこでも扉のようにあった…開けてみたら中はとても暗かった……」

セレーニャ「で、しばらくしてると突然口を何かで覆われたわ…それで眠ってしまって気づいたら目の前でまあさちゃんが…」

ユウキ「…分かった…辛かったな」

ザッ

セレーニャ「…ひ…1人にしないで…!」

ユウキ「……」

サッ

裁判が始まるまでセレーニャの隣に座った

特に会話も生まれないが、セレーニャの顔は安堵に包まれていた。

しかし、2つ気になった事がある。

1つはセレーニャが見つけたという謎の扉の存在。

もう1つはセレーニャの手から若干虫除けスプレーの匂いがした事。

この2つが意味する事は一体…





【謎の扉GET】
セレーニャ曰く、何もないはずの場所に扉があったらしい。中は真っ暗。



【セレーニャの手の匂いGET】
セレーニャの手から若干の虫除けスプレーの匂いがした。



時間が経過し、裁判の時間となった。

とりあえずみんなで広間に集まったのだが…

モノコ「皆さん、ボスを連れて来ました」

ユウキ「モノコ!?」

熊伯爵「痛いって!ちょ、やめろよ!!」

ヴァレンティーナ「熊伯爵って別ダンジョンのボスじゃない!?」

モノコ「どうやらこのダンジョンに移住したみたいです。皆様のことを別室でカメラ観察してたので」

空牙「趣味が悪いなー…」

熊伯爵「ボクの趣味なんだよ!バカにするな!」

空牙「逆ギレかよ!?」

モノコ「つまり…誰がデビルか判明次第、このボスにデビルの魂を取り込まないといけません」

フォリウム「やらないといけないわけね」

モノコ「はい」

ユウキ(また始まってしまう…仲間を疑う時間が…)

ユウキ(証拠がまだ揃いきってない気がするが、果たして大丈夫なのだろうか…)

ユウキ(不安しか…残らないな…)

【裁判パートへと続く】

今回はここまで
次回からは安価ありの裁判パートなのですが、申し訳ないですが私がインフルにかかってしまい、更新が遅れそうです…
また生存報告兼更新予定日を報告しに参ります

楽しみにしてた方すみません…

インフルからの復活生存報告です!
一応2日更新予定です!

19時から20時に更新します!

【裁判開始】

影虎「よっしゃ始めるか」

空牙「1ついいか?」

ユウキ「どうした?」

空牙「勇者の剣どうしたんだ?」

叶音「あ!本当だ!」

ユウキ「…いつのまにかなくなってた。オレが寝てる間に…」

小金「そりゃ言い訳だぜ。お前がそれで嬢ちゃんを!」

闇咲「まあさの死因は絞殺よ。剣による刺殺ではないわ」

小金「……どうやらはやとちりしたみてえだな」

ヴァレンティーナ「一生黙っとく方がよろしいとマヤは思いますわ~」

紅葉「言い過ぎだけど私もちょっとはそう思う…」

小金「ぐほっ!」

空牙「小金も黙ったし、さっそくセレーニャに証言してもらおうぜ」

空牙「どうやってまあさを殺したかを…!」

セレーニャ「…!」

フォリウム「ストレートに聞くねぇ~…まぁそうなるだろうさ」

フォリウム「犯人じゃないってんなら証言してもらわないとねぇ…」

セレーニャ「……わかりました」

ユウキ(セレーニャは犯人じゃない…もしそうならばどこかおかしい箇所があるはずだ!)

【議論開始】

~弾丸ジュモン~
【班行動】
【まあさの目撃情報】
【ドラキュラナイト】
【特殊加工手袋】

セレーニャ「……私は殺していない」

叶音「証拠はー?」

フォリウム「ないんだよ。それが。だから証言に困ってんだ」

紅葉「で、でも!まだセレーニャちゃんが殺したっていう証拠もないよ!」

空牙「確かにな。今回のケースなら“誰にでもまあさは殺せた”んじゃないか?」

ヴァレンティーナ「ん~…まあさちゃんと容疑者さんがいなくなる前なら“みんなアリバイはない”もんね!」

セレーニャ「……誰が容疑者さんだ…!」

影虎「まだ“セレーニャが犯人じゃない可能性がある”って事だな」

ヴァレンティーナ「それはどうかな~」

ヴァレンティーナ「だって容疑者さんは“まあさちゃんと2人っきり”だったんだよね~?」

ヴァレンティーナ「どう考えても犯人じゃ~ん!!」

セレーニャ「……」

紅葉「抑えてセレーニャちゃん!ヴァレンティーナちゃんも!」

ユウキ(この議論は可能性を模索しなければならない…たとえそれが不利な状況になろうとも…)

安価↓1で矛盾する“???”にジュモンを唱えよ!

証拠一覧出すの忘れてました!!すみません!

弾丸ジュモン一覧

【勇者の剣盗難事件】
ユウキが謎の眠気で寝てる間に剣を盗まれた。まだ影虎にしか言っていない。

【生贄の記録(フォリウム調べ)】
死体は特に争った形跡はなく、死因は首を絞められた事により絞殺だと推測。

【事故現場について】
事件現場は行き止まりになった廊下。そこへ行くにはガーディアンスパイダーの糸をくぐらなければならない。

【ガーディアンスパイダーの糸】
頑丈で切れる事がない。だが、特殊な虫除けスプレーをかければ溶けたり、特殊加工手袋であれば触れる事ができる。

【特殊な虫除けスプレー】
影虎が持っていた特殊な虫除けスプレー。
暗いジメジメとした虫が湧きやすい場所にもってこい!虫系モンスターを一網打尽だ!
※市販で売ってる

【特殊加工手袋】
影虎が持っていた特殊加工手袋。
これがあれば粘着しやすい蜘蛛の巣も簡単に解体出来ちゃう代物!これがあれば蜘蛛の糸も毛糸のように編み込めちゃうんだ!
※市販で売ってる

【謎のモンスターの焼死体】
捜索途中に見つけた謎のモンスターの死体。体は焼けていてモンスターの断定は不可能だ。

【暗黒屋敷の出現モンスター】
50%暗黒コウモリ、30%ドラキュラナイト、10%ガーディアンスパイダー、9%ドッペルゲンガー、1%超硬化スライム

【超硬化スライム】
経験値が凄く手に入るモンスター。ここでしか出ないレアモンスターだ。

【ドッペルゲンガー】
超絶レアモンスター。モンスターや人に化け、イタズラを仕掛けるモンスター。経験値がまったく入らず、一度化けるとその姿を変えずに行動する。

【ドラキュアナイト】
ドラキュラの姿をした暗黒の騎士。だが、攻撃手段は牙。

【暗黒コウモリ】
暗黒屋敷にしか出現しないモンスター。ザコモンスターだが、群れで行動するので倒すのが厄介。

【班行動】
まあさとセレーニャがいなくなってからは2人1組(叶音、闇咲、フォリウムは3人1組)で行動していた。ユウキは影虎とペア。

【まあさの目撃条件】
紅葉の悲鳴の10分前。フォリウム達はまあさを見かけた。犯行が行われたのはその10分間とみられる。

【おそろいの手袋】
影虎が叶音に渡したおそろいの手袋。
影虎から渡したらしく、2人とも装着している。
叶音は手に怪我をしたため装着。

【謎の扉】
セレーニャ曰く、何もないはずの場所に扉があったらしい。中は真っ暗。

【セレーニャの手の匂い】
セレーニャの手から若干の虫除けスプレーの匂いがした。

ユウキ「それは違う!!」

ユウキ「誰にでもまあさを殺せた…そんなはずないんだ」

影虎「その通りだな」

セレーニャ「……どういう事?」

ユウキ「みんな班行動で行動していたんだよ」

セレーニャ「え?」

ユウキ「勝手に犯人が行動しないようにね」

セレーニャ「!」

ユウキ「それに決定的な目撃証言もある」

安価↓1で決定的な目撃証言を答えよ!

ユウキ「実はフォリウム、叶音、闇咲が見てるんだよ…まあさの姿を…」

影虎「しかも紅葉の悲鳴があった10分前にな」

セレーニャ「!!」

空牙「おいおいマジかよ!って事は…」

紅葉「その時点からセレーニャちゃん以外は班行動をしてたよね…?」

ヴァレンティーナ「つまり…必然的に容疑者さんしかアリバイがない仲間はいないの~。哀れな容疑者さん!」

闇咲「その10分間では犯行は不可能ね…セレーニャ以外は…」

空牙「決定的だな…」

影虎「まてよ」

小金「どうした?」

影虎「まだ語ってない証拠がある。アリバイや犯行時間は分かったが、それ以外は何も議論されてない」

影虎「セレーニャを犯人と決めつけるのはそれからでも遅くはないぜ」

セレーニャ「影虎様…」

ヴァレンティーナ「かっこいい…」

叶音「抱いて…」

空牙「なんかおかしな空気流れてんぞ!?」

ユウキ「じゃあ事件現場をもう一度見直してみようか」

【議論開始】

~弾丸ジュモン~
【ガーディアンスパイダーの糸】
【事件現場について】
【生贄の記録(フォリウム調べ)】
【ドラキュラナイト】
【まあさの目撃情報】

紅葉「事件現場にはガーディアンスパイダーの糸があって密室状態だったよね?」

空牙「けどよ、たかがクモの糸なんだから“簡単に侵入できる”だろ?」

空牙「それでセレーニャが犯人って決めつけすぎじゃね?」

ヴァレンティーナ「“別の侵入経路”があったかもしんないじゃ~ん?」

叶音「“事件現場が違う”かもかも。“死体を運んだ”かもかも?」

小金「“マジック”じゃあるまいし難しいだろ」

紅葉「セレーニャちゃんしか反応が行えないってわけじゃないんだね!」

ユウキ(紅葉…悪いがそういうわけにはいかない…)

安価↓1で矛盾する“???”にジュモンを唱えよ!

ユウキ「それは違う!!」

ユウキ「簡単に侵入…そうかな?」

空牙「どういう事だ?」

闇咲「普通のクモの糸なら簡単に侵入できるわ。けど普通のクモじゃないの」

ユウキ「ガーディアンスパイダー。そのクモが出す糸は簡単には切れないんだ」

影虎「オレが持ってる特殊加工手袋や特殊な虫除けスプレーがないと通る事は難しいだろうな」

ユウキ「オレと影虎は一緒に行動していた。つまり影虎に犯行は不可能だ」

ユウキ「他にそんな物を持ってるやつがいたら教えてくれないか?」

影虎「名乗り出たら犯人って事になる。名乗り出ねえだろうな。まぁ班行動をしていたんだから犯行はセレーニャ以外は不可能だ」

紅葉「で、でも!まだ凶器は見つかってませんよね!?」

紅葉「どうやってまあさちゃんを殺したかはまだ分からないはずです!」

熊伯爵「あ、ごめん。それボクが持ってるよ」

紅葉「え…!」

セレーニャ「!?」

熊伯爵「さっき暴露されてたけどボク別室でオマエラの行動を見てたから知ってるんだ!」

熊伯爵「誰が犯人かをね…!」

熊伯爵「けど、それを教えたら面白くないじゃん?だからオマエラが見逃してた証拠を持ってきてやったんだ!」

熊伯爵「どう?偉いでしょ!」

ユウキ「で、その凶器は?」

熊伯爵「もちろんガーディアンスパイダーの糸だよ!」

影虎「そうか…確かに簡単には切れないガーディアンスパイダーの糸なら首を絞めれる。それに周りには糸だらけだからその中に紛れ込ませれば証拠隠滅になる!」

フォリウム「つまり犯人は…」

セレーニャ「ち、違う!違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う…」

紅葉「落ち着いてセレーニャちゃん!!」

セレーニャ「お前も私を犯人と思ってるんでしょ!!!??もう近づくな!!」

紅葉「待ってセレーニャちゃん!!!」

ヴァレンティーナ「最後の悪あがきね容疑者さん」

セレーニャ「クソババア殺す!!!!!!!」

ヴァレンティーナ「上等だこらぁぁぁぁッ!!」

闇咲「ユウ…」

影虎「決まったなこれで」

闇咲「…!」

影虎「もう議論するまでもないだろ。あの動揺っぷり。完全にクロだ」

ユウキ「……」

影虎「今からオレがセレーニャを口説いて落ち着かせてくる。あとは推理でカタをつけてやってくれないか?」

影虎「…頼んだぜ」

ユウキ(影虎…お前もやりたくないんだよな…)

闇咲「………」

ユウキ(なら…オレは全てを終わらせるために戦うまでだ…!)

【閃きダンジョン】

『どうやってまあさを殺したかダンジョン』

ザッザッ

『エリア1』

デケデン

『モンスターが現れた』

Q.次の内、嘘はどれ?
・まあさを殺した可能性は全員にある
・まあさが殺されたのは10分間
・まあさはガーディアンスパイダーによる絞殺

安価↓1でどれを攻撃する?

ユウキ「くらえ!!」

デュクシッ!

『モンスターを倒した』

ザッザッ

『エリア2』

デケデン

『モンスターが現れた』

Q.次の内、嘘はどれ?
・凶器はガーディアンスパイダーの糸
・その糸を事件現場に紛れさせて証拠隠滅
・犯人はそのまま立ち去った

安価↓1でどれを攻撃する?

ユウキ「くらえ!!」

デュクシッ!

『モンスターを倒した』

ザッザッ

『最奥ダンジョン』

デケデン

『ボスが現れた』

Q.班行動をしてからまあさを殺せるとしたら誰か?
・ヴァレンティーナ
・セレーニャ
・紅葉

安価↓1でどれを攻撃する?

ユウキ「トドメだ!!

デュクシッ!

『ボスを倒した』

【報酬】

ユウキ「まあさ…あらゆる証言と証拠がお前をデビルだと示している」

ユウキ「まず、犯行時刻は紅葉が悲鳴をあげる前の10分間…その時間みんな班行動をしていた」

ユウキ「セレーニャを除いた全員な…」

ユウキ「そしてまあさはその10分間で殺された。あの密室のクモの糸の中でだ」

ユウキ「ガーディアンスパイダーの糸は特殊加工の物以外じゃ簡単には切れない。素手なんてもってのほか」

ユウキ「そしてセレーニャはその性質を利用しまあさを糸で殺害。証拠はその場に捨てればバレない…なぜならクモの糸に覆われてるからだ」

ユウキ「そしてセレーニャは被害者を装いその場に倒れる。そうすれば誰かが庇ってくれると思ったんだろう」

ユウキ「しかし、現実はそう甘くなかった。影虎が班行動を言っていなかったらセレーニャを庇っていたぜ」

ユウキ「まあさを殺した非情なデビルの正体…それはセレーニャ…お前だよな…?」

セレーニャ「勇者様まで…!!」

影虎「もう諦めろ。準備は出来てるんだ」

フォリウム「ほら。ぬいぐるみ!準備は?」

モノコ「出来ております」

熊伯爵「え!?もうやるの!!?」

空牙「当たり前だろ。デビルが決まったんだからな!」

叶音「しょうがないけど、これ、裁判なのよね」

ヴァレンティーナ「最後の悪あがき…立派な散り際だったわ容疑者さん」

セレーニャ「…………」

紅葉「セレーニャちゃん…」

小金「覚悟は決まったようだなお嬢ちゃん」

ユウキ(これでまた犯人が決まる…こうしてまた1人仲間が消える…また1人…)

ユウキ(オレのせいで…オレのせいで…)

?『お前なんか勇者なんかじゃない』

ユウキ(クソッタレェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェッ……!!!!!!!!!!!)

プツン

その時、ユウキは勇者としての役職を捨てた。

もうそこに勇者はいなかった。

闇に染まった男の姿を見るだった…

【3章:Night and Knight(夜と騎士):非冒険編:終】

闇咲「待った!!!!!!!!」

影虎「突然どうした?」

闇咲「まだこの裁判は終わってないよ」

フォリウム「何言ってんだい。もうデビルは決まったじゃないかい」

空牙「これ以上する事あるか?」

闇咲「さっきから何かおかしいの。場の雰囲気がまるで操られてるようにね…」

ユウキ「…うるさいぞ闇咲」

闇咲「え…?」

ユウキ「もうデビルは決まったんだ。これは俺が決めた事だ」

ユウキ「もし、歯向かうのならお前もデビルとみなす」

闇咲「!」

ユウキ「いいか?もう終わりにしよう。こんな争いを…」

闇咲(ユウキの中で何かが狂い始めている…!)

闇咲(こうなったら…)

闇崎「それならセレーニャがデビルじゃないと証明してみせるわ」

闇咲「まだ議論の余地は残されてるからね」

紅葉「…私も闇咲さんに賛成です」

空牙「お、おい!裏切るのかよ!」

紅葉「裏切る裏切らないじゃないです!まだセレーニャちゃんがデビルと私自身が信じられないんです!」

紅葉「だから…私は闇咲さんの意見に乗ります」

小金「たかが2人で何が出来るんだよ!」

闇咲「そこの熊だけじゃないのよ。盗んだやつは」

影虎「なに?」

闇咲「例えば私とかね」

闇咲は懐から写真を取り出した。

闇咲「この写真はまあさの服の中にあったわ」

叶音「泥棒だぁぁぁぁぁぁ!」

セレーニャ「!!」

セレーニャ「その写真は…!」

闇咲「そう…この写真はまあさのものじゃないの」

フォリウム「どういう事だい?」

闇咲「セレーニャ。あなたの物よね?」

セレーニャ「…そうです」

ヴァレンティーナ「嘘だ!なんでまあさちゃんが容疑者さんの写真を持ってるのよ!」

闇咲「確かに不思議よね。けど現実なの」

闇咲「ほら」

そこに写っていたのはセレーニャと精霊達が集まった集合写真、そして裏にはセレーニャと名前が書いてあった。

ヴァレンティーナ「ヴァカなぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!?」

紅葉「なんでまあさちゃんが…?」

闇咲「あと、この写真には僅かだけど虫除けスプレーの匂いがするの」

闇咲「あとセレーニャちゃんの手からもね」

セレーニャ「え?」

叶音「クンクン…確かに虫が嫌いそうな匂いだね!」

小金「何だよ…まったく意味がわからないぜ」

空牙「これじゃあ議論はまだ出来るって事だよな?」

闇咲「そう…まだ議論の余地はあるの」

ユウキ「…影虎。議論しよう。納得すれば彼女らも信じるだろう。この現実に」

影虎「それじゃあその写真が何なのかについて詳しく話してもらおうかセレーニャ」

闇咲(ユウキからは魔王と同じ匂いを感じる…なんでそうなったかは今はどうでもいい。あとで解決すれば)

闇咲(だけど目の前で困ってる人がいるならその子を助けるのが正義…)

闇咲(セレーニャをデビルに仕立て上げた悪を私は決して許しはしない!)

闇咲(そしてユウキを正気に戻させてあげよう!悪を憎み、正義を愛す…)

闇咲(今は正義の使者とでも名乗らせていただこうか)

【裁判パート後半に続く】

今回はここまで!
闇崎になってしまったのは誤変換でございました
闇咲ファンの皆様、申し訳ございませんでした!

そしてインフルで休みをいただいて申し訳ない!
体調は回復しましたので次回更新はできれば5日に更新しますが、予定とさせてください

すみません!
今夜急用が入りましたので8日の20時~21時に変更します。
楽しみにしてた方申し訳ございません…

生存報告
21時に更新します

【再開】

闇咲「まずはセレーニャちゃん。証言をお願い」

闇咲「この写真はなんなのかについてね」



【セレーニャの写真】
セレーニャと精霊達が映った写真。
うっすら虫除けスプレーの匂いがする。
裏にはセレーニャの名前が書いてある。



【セレーニャの手の匂い】
セレーニャの手から虫除けスプレーの匂いがする。

【議論開始?】

セレーニャ「その写真は私の思い出…初めて全ての精霊を出した時の…やつ」

空牙「そんなのがなぜまあさが?」

紅葉「“まあさちゃんが盗んだ”んじゃ…」

影虎「だが盗んだ証拠がない」

叶音「もしかしたら“偶然拾った”のかも!」

セレーニャ「…気づいたら無くなってた。“気を失ってから”だったよ」

紅葉「もしかしたら“別の人が間違えて入れた”とか?」

闇咲(今の証言には矛盾がない。つまり…)

【思考開始】
“まあさちゃんが盗んだ”
“偶然拾った”
“気を失ってから”
“別の人が間違えて入れた”

闇咲(一見バラバラに見えるキーワードだけど並べ替えれば気になる言葉になる)

1.“気を失ってから”“別の人が間違えて入れた”
2.“気を失ってから”“まあさちゃんが盗んだ”
3.“偶然拾った”“別の人が間違えて入れた”

闇咲(この3つの可能性を提示してみれば自然と綻びが出てくるはず)

【ハイスピード尋問開始(改)】

闇咲「なぜセレーニャの写真をまあさが持っていたか。それはいろんな可能性が考えられるわね」

紅葉「セレーニャちゃんが気を失った後に別の人がまあさちゃんに写真を入れたって可能性だよね」

空牙「おいおい待て。例えばよ、セレーニャが気を失った後にまあさが盗んだって可能性もあんじゃねえか」

ヴァレンティーナ「そ、それだったらまあさちゃんが犯人みたいな言い草だよねぇ~…」

叶音「偶然拾った誰かさんがそれをまあさちゃんに入れたんだよ!」

空牙「それ紅葉と一緒じゃねえか!」

叶音「あ!本当だ!」

闇咲「いや、違うわね」

紅葉「どう言う事ですか?」

ユウキ「偶然拾ったんじゃないとすれば、落ちるべくして落ちたって言いたいんだろ?」

闇咲「そう。第三者がそれを拾って間違えて入れたの」

闇咲(なぜ写真が落ちたのか…冷静に考えればわかるはず)

闇咲(セレーニャとまあさは見知らぬ扉を開いた後に気を失ってしまった…そして気付けば事件現場にいた…)

闇咲(どうやれば写真が落ちるべくして落ちるのか…答えは1つね)

選択肢
・まあさとセレーニャを運んでる最中に落ちた
・まあさを殺してる最中に落ちた
・まあさとセレーニャの体をまさぐってる最中に落ちた

安価↓1で選べ!

闇咲「例えば2人を運んでる最中に落ちたとかね」

影虎「なに!?」

ユウキ「待った!それでは事件現場と矛盾しているぞ!」

ヴァレンティーナ「事件現場は密室だったはずよ!」

フォリウム「ガーディアンスパイダーの糸によって事件現場は密室…あの2人を運んで来るのは難しいわね」

闇咲「その通り。けど、この答えは今回の事件の根本を覆すのよ」

闇咲「事件現場はガーディアンスパイダーの糸によって密室だった…だけどそれは第三者によって作られた工作だったの」

闇咲「あの事件現場は第三者によって作られた嘘の犯行現場だったのよ!」

ヴァレンティーナ「なんですってーーーーーーーーー!?」

小金「待てよ待てよ…その第三者はつまり…」

空牙「犯人って事か!?」

闇咲「そうね」

ユウキ「おかしい!!そんなの考えられない!犯行時間がそれだとズレるじゃないか!」

ユウキ「悲鳴が上がる10分前にフォリウム達がまあさを見てるんだ。闇咲も見ただろ!」

ユウキ「その10分間でその工作が出来る奴なんていないだろ!?」

闇咲(私達はこの10分間という時間に縛られてしまっていた…だけど…もうこの事件は犯人によって工作されたものだったとすれば!)

闇咲「私達が見たまあさは…」

フォリウム、叶音、闇咲が見たまあさとはなんなのか!?

選択肢
・幽体離脱
・偽物
・本物

安価↓1で選べ!

闇咲「これね!」

闇咲「偽物だったのよ。私達が見たまあさは」

ユウキ「…証拠はあるのか?」

闇咲「えぇ。可能性がかなり高い証拠はね」

ユウキ「出してみろよ…出せるものなら!」

闇咲達が見たまあさが偽物である可能性を提示しろ!

安価↓1でジュモンを唱えよ!
>>596
>>597
>>627

闇咲「これね!」

闇咲「ドッペルゲンガー。この館に出て来るモンスターよ」

闇咲「このモンスターの特徴は…知ってるわよね?」

叶音「誰かに化ける事ができるんだよね!勇者様に教えたよ!」

ユウキ「く…!」

闇咲「デビルはドッペルゲンガーにまあさを化けさせたのよ。そしてダンジョン内を適当に歩かせとけば目撃証言が勝手に取れる。それによって犯行時間をあたかもそれ以後と思わせたのよ!」

紅葉「実際の犯行時間はそれよりも前だったってわけね!」

ユウキ「ぐおおおお!」

影虎「待て待て!そんなの言いがかりじゃないか!」

空牙「いや!でも可能性は確かにあるな!」

叶音「じゃあ今からそのまあさちゃんに化けたドッペルゲンガーを探しに行こうよ!」

紅葉「いないんじゃないかな?もう…」

叶音「えー、なんでー?」

紅葉「デビルにとったらまあさの死体を見られた後にそのドッペルゲンガーが見つけられるのはかなりマズイと思うの…つまりもうすでにそのドッペルゲンガーはデビルによって倒されてるんじゃ…」

影虎「その通りだ。もう証拠は隠滅しているはずだ。探しても無駄だろう」

ユウキ「…そうだな」

闇咲「それはどうかしら」

ユウキ「今度はなんだ?」

闇咲「逆に考えるのよ。偽物のまあさを見つけて悲鳴が上がるまでの10分間しかドッペルゲンガーは倒せなかったの」

闇咲「その10分間でモンスターを倒した証拠隠滅までできるかしら?ペアで行動していたのにね」

ユウキ「…!」

闇咲「完全には証拠は消せてない。つまりまだ残ってるのよ。その痕跡は」

安価↓1残ってると思われる痕跡とは何か示せ!
>>596
>>597
>>627

闇咲「これね!」

闇咲「ユウキが見つけた謎のモンスターの焼死体…それこそがドッペルゲンガーだったんじゃないかしら」

フォリウム「あの死体は原型がわからないほどに焼かれたけど…そういう事なら納得だわ」

フォリウム「デビルは急いで焼き殺したんでしょうね。なんせ1人になる瞬間が長くなればなるほど相方に疑われるから必死だった事でしょう」

闇咲「そして誰か心当たりあるはずよね?ペアで行動していて相方がいなくなった瞬間があった人が…」

ユウキ「無茶苦茶だ…」

闇咲「無茶苦茶なんかじゃない。これは練りに練られた計画殺人なのよ」

闇咲「心当たりあるんでしょ?ユウキ」

ユウキ「…あぁ。1人だけな」

闇咲「その人の名前を言えるかしら?」

ユウキ「言えるかよ。言うんなら闇咲が言えばいい…勝手にしな」

闇咲「…分かったわ。けど、もうあなたを勇者としては見れないのが残念だわ」

ユウキ「…好き勝手に言えばいい。オレはもう…」

闇咲「……」

闇咲(なら私が闇を払うしかないわね)

安価↓1でデビルの可能性がある人物を選べ!

闇咲「あなたよね…影虎」

影虎「何の事だかさっぱりだ」

闇咲「なら分からせてあげるわ」

【議論開始】

~弾丸ジュモン~
【班行動】
【事件現場について】
【セレーニャの手の匂い】
【暗黒コウモリ】
【謎の扉】

ユウキ「そもそも影虎がデビルってのがおかしいんだ」

ユウキ「今まで影虎はオレ達のためにまとめ役をしてくれていた。そんな奴がデビルなんておかしいだろ」

空牙「“そんなやつこそデビル”ってのはトマで経験してるぜ」

ユウキ「“影虎とセレーニャを結びつける証拠はない”…だろ?」

紅葉「そ、それは…」

ユウキ「あるんなら出してくれ…」

影虎「“オレがデビルって証拠”を出してくれ」

叶音「“そんなものはない”!ってね!」

闇咲(もしかしたら…まだユウキは勇者の誇りを捨ててないのかもしれないわね)

闇咲(なら私が闇と悪を振り払うまでよ!)

安価↓1で矛盾する“???”にジュモンを唱えよ!

闇咲「それは違うわ!」

闇咲「セレーニャ、あなたの手からは虫除けスプレーの匂いがするけど何かしたのかしら?」

セレーニャ「……何もしてない」

闇咲「となると何でセレーニャの手に虫除けスプレーの匂いがしたと思う?」

紅葉「デビルはこの2つを使って現場を工作していたからじゃないですか…?」

安価↓1で工作に用いられたと思われるジュモンを2つ唱えよ!
>>596
>>597
>>627

闇咲「そう。ガーディアンスパイダーの糸を触ったり消したりするには特殊な虫除けスプレーと特殊加工手袋が必要不可欠なの」

闇咲「セレーニャを運ぶ途中に手にうっかりついてしまったと考えるのが普通ね」

紅葉「写真は落ちてしまった時に匂いが映ったんですね!」

闇咲「じゃあ聞くけどその2つを持っていたのは誰かしら?」

影虎「…オレだな」

ユウキ「待った!」

闇咲「…どうしたのユウキ?」

ユウキ「その推理切らせてもらうぜ」

ユウキ「確認したのか?その2つはあくまでも市販で売ってる品物だ」

ユウキ「それなら誰でも手に入れることが出来たはずだろ?」

ユウキ「影虎はその2つ以外にも色んな道具を持っている。たまたま持ってたからってデビル扱いはおかしいだろ!」

紅葉「た、確かに!」

空牙「やっぱり影虎はデビルじゃないんじゃ…」

小金「他に証拠があればな…」

闇咲(ここまでは想定内だったわ…影虎をデビルと確証づける証拠じゃないのは確か…でも…もう1つあるの)

>>397

闇咲(この時からすでに影虎は焦っていた…クラインが殺された事によって代わりにデビルになったのが影虎なのは間違いないはず…)

闇咲(いっけん完璧な工作に見えるけど焦ったまま犯行をした事によって影虎はミスを犯してしまった)

闇咲(焦り過ぎたあまりにね…)

【泥棒ネットワーク】

※思考の強化版

1.まあさとセレーニャを気を失わせる。

2.まあさを絞殺し、2人を運ぶ。

3.誰にも見られないように事件現場へと2人を運び、ガーディアンスパイダーの糸による密室空間を作る。(この時にセレーニャの手と写真に匂いがついた)

4.ドッペルゲンガーにまあさに化けさせる。

5.ペア行動を提案する。

6.ある程度経過してからドッペルゲンガーを急いで焼殺。

7.悲鳴で現場にかけつける。

闇咲(この中で既に3の時にミスを犯しているわけだけど、もう1つミスを犯した可能性のある箇所があるわね)

安価↓1で可能性のある数字を答えよ(3を除く)

闇咲(急いで焼殺したって事はミスを犯した可能性があるわね)

闇咲(まぁ目に見えてわかるけどね)

闇咲(影虎が犯人ならあの箇所に手がかりがあるはず)

安価↓1で影虎がミスを犯した可能性のある箇所を指摘できそうな証拠を示せ!

>>596
>>597
>>627

闇咲「これね!」

闇咲「影虎、その手袋取ってくれないかしら?」

影虎「!!」

叶音「ダメだよ~。せっかくお揃いなのに~」

闇咲「都合が良かったでしょうね。タイムングよく手を怪我した仲間が現れて…」

ヴァレンティーナ「そ、そんな!影虎様を疑うなんて最低よ!!」

空牙「おい!小金、手伝え!」

小金「あ、あぁ」

影虎「触れるな!!」

シュビ!

小金「うお!!」バタン

空牙「危ねぇっ!」シュッ

紅葉「な、何で攻撃を!?」

影虎「く…」

シュッ…

闇咲「隠せば隠すほど怪しくなるってあなたから教わったわね…」

影虎「!」

ガバ!

闇咲が背後から影虎の手袋を取った。

その手の甲には火傷の跡があった。

小金「やっぱり!」

空牙「よくもまあさを…!」

ユウキ「待てよ…!そんなので断定するなら叶音も手に怪我をしていたはずだ!」

ユウキ「おい!叶音!手を見せろ!!」

叶音「え…?」

ユウキ「いいから見せろ!!」

叶音「ちょっと…!」

ガシッ

ユウキ「なんだ紅葉」

紅葉「やり過ぎです勇者様…叶音ちゃんが嫌がってます」

ユウキ「うるさい!!そこをどけ!」ドス!

紅葉「キャッ!」バタン

セレーニャ「…勇者様やめて!」

ヴァレンティーナ「そ、そうよ!女の子相手に無理やりは良くないわよ無理やりは!」

ユウキ「だがこの手に怪我があるなら可能性が…」

影虎「やめな…もうそれ以上叶音に手を出すのはオレが我慢ならない」

影虎「俺がデビルだ。だから叶音の怪我を見るのはやめてくれ」

ユウキ「影虎…!?」

叶音「うぅ…うぅ…」

影虎「闇咲…お前の言う通りだ」

フォリウム「…アンタ、師匠と同じ道を辿っちまったんだね」

影虎「その通りだな」

影虎「オレの師匠は魔王側に寝返ったんだ…師匠はオレを誘ってきたが、オレは断った…すると師匠はオレを殺そうとした…」

影虎「今思えばあの時の師匠とオレはまったく同じだったんだな…」

闇咲「…いつからデビルに?」

影虎「クラインが死んでから突然な…デビルが囁いてきた…お前はデビルになったって…」

影虎「デビルになるまではみんなと協力してデビルを倒そうと思っていた…だが、実際なっちまうと死にたくなくなるんだ…」

影虎「気づけばオレはまあさの首を締めていた…あとは闇咲の推理通りだ」

闇咲「……」

影虎「ただ、1つ間違えてるな」

闇咲「え?」

影虎「オレは叶音が怪我をして都合が良いなんて思わなかった。最悪だと思ったよ」

影虎「オレのせいで叶音を巻き込んじまうと思ったからな」

影虎「フォリウムとトマほどじゃねえが叶音とは仲良かったから罪悪感が残っちまって仕方がねえ」

影虎「闇咲に暴かれて逆にスッキリしたぜ。こんな悪人早い所殺しちまえって…」

モノコ「そろそろ時間です」

叶音「待って!!やだよ~!やだやだ!」

ヴァレンティーナ「影虎様!!お願いだからマヤも連れてって!」

影虎「ハァ~…工作兵は嫌だぜ…裏切るなんてもう2度とやりたくねぇ」

影虎「ちょっと水を飲ましてくれ…ゴク…」

影虎「けど…これでもう裏切らなくて済むな…」

闇咲「…ごめんなさい」

影虎「オレの方こそ。すまなかったみんな。騙し続けた上にオレはまあさまで殺してしまった」

影虎「そんな男には…」

影虎「自害が似合うな…ゴホ!!!!」

影虎は口から大量の血を吐き出した。

セレーニャ「影虎様!!!!!」

ヴァレンティーナ「ギャァァァァァァァ!!」

空牙「毒だ!さっき水飲んだ時に飲みやがったな!?」

小金「工作兵は拷問された時用に自害用の毒を持っているとは聞いてたが…」

叶音「影虎様!!死なないで!!」

フォリウム「急いで薬を持ってくるから死ぬんじゃないよ!!」ダダダ

影虎「…こんなにも愛された事はねえな…仲間ってのは良いもんだな…」

影虎「勇者ユウキ…」

ユウキ「……」

影虎「オレを仲間に誘ってくれてありがとよ…」

ユウキ「……」

影虎「…フッ…お前まで闇に染まんじゃねえぞ…」ガク

影虎の生気が亡くなった瞬間、聞いたこともないような涙まじりの悲鳴がこだました。

影虎の魂は消えたがすぐさまデビルの魂は熊伯爵の中へと入れられた

もちろん瞬殺。

しかし、そこに影虎はいない。

何度目だろうか。

あと何度見ればいいんだろうか。

ダダダダダダ

闇咲「ユウキ!どこへ行くの!!?」

空牙「おい!!」

ダダダダダダ

何度!!

何度経験すればいいんだよ!!!

ダダダダダダ

?「もう終わりさ」

ユウキ「だ、誰だ!?」

?「こっちに来るんだ…ユウキよ」

ユウキ「や、やめろ!!!」

?「闇の世界へようこそ…!」

【3章:Night and Knight(夜と騎士):非冒険編:終】

今回はここまで

難易度を上げすぎてしまい申し訳ありません!
物語自体は終盤ですので最後までお付き合いください!
また生存報告しますが、一週間以内更新予定です


次は4章だと思うけど終盤?

>>659
もちろん4章では終わりません
5章まで予定しています

間宮くるみ

原作:ダンガンロンパ
タグ:R-15 オリ主 残酷な描写 ダンガンロンパ オリジナルキャラ 創作論破 やや恋愛要素あり

 ――「才壊学園」。
 名高い名門校「希望ヶ峰学園」の姉妹校。
 その学園でも全国から"超高校級"の才能を持つ生徒をスカウトし、入学させている。「卒業すれば人生の成功が約束される」といううたい文句も、「希望ヶ峰学園」と同じだ。
 その学校に"超高校級の優等生"として入学した国崎翔は、他の15人の生徒ともに入学式が執り行われる体育館へと向かった。
 だが、学園長を名乗るモノクマから告げられたのは信じ難い言葉だった。

「オマエラには今から、この学校で無期限の共同生活をしてもらいます。卒業したければ、誰にもバレずに他の生徒を殺さなければなりません」。

 そんな残酷な現実を突き付けられた国崎たちは、脱出の手掛かりを探すが――。

 彼らの、絶望に塗れた「コロシアイ学園生活」が幕を開ける。

 外へ出た俺は目を細める。
 今までずっと地下にいたからか、外の日差しが眩しく感じる。昨日校舎の外に出た時と同じだ。
 目が慣れるまでは周りを見渡すことが出来ない。だが隣にいた闇条が途方に暮れたように呟いた。
 
「……やっぱり、昨日のあれは見間違いじゃなかったんだ……」
 
 闇条の言葉に、俺はなんとか目を見開いて外の様子を伺う。
 空は青く澄み渡っており、明るい太陽が学校ごと俺達を照らしている。だがその日差しと俺達を隔てるように黒い線がいくつも伸びている。
 檻だ。
 紛れもない漆黒の檻が、学園の敷地を丸ごと囲っている。
 その事実を再確認させられた俺は、思わず溜息をついてしまう。
 
「……見間違いなら、良かったんだけどな」
「うん。でもこれは何なんだろう?」
 
 闇条が首を傾げる。
 今更この学園に常識を求めるのは意味がないが、そこを追求せずにはいられない。
 この学校を覆う漆黒の檻。これは一体なんなのか。
 俺達をここから逃さないためのものだろうが……。

@badi_badi_2? だれでも
全章狼は2人説がさっそく崩壊してしまったうおおおおおお!!!!コウくんが怪しく見えたのはリツちゃんが罪をなすりつけようとしたせいだったのかな?だけどリツちゃん視点でのコウくんも行動が他の章と違って捜索に集中してない感じなんだよな…

@badi_badi_2? だれでも
いやしかし、一歩間違えたら監視部屋にいたミサキちゃんも危なかったんだね…

?「はぁはぁ…。」


女性「やめて…ど、どうか助けてください…。この子たちだけは…。」




二人の会話が聞こえる





ドアの向こうには羊たち



その中に私もいる

必死にドアを開けようとしても羊たちに止められていた






ドガッ!! グフッ…。

バンッ!




嫌な音が聞こえたのと同時に私はドアを開ける



















そこでいつも目が覚める___

由佳子

有野

しかも前回のワンピースコラボに続けての出演であるが前回も一番手で確保されており、
逃走中史上初の二回連続出演二回連続一番手確保となった。

味する5/4東7ご32b
@ajiiys
推し(上,爆,切)と右爆寄りでド雑食 何でも口に入れてしまう / 成人腐 / 本誌即時 / ?

自己満足の夢小説です。

作品色々消したけど評価とか閲覧とかしてくれた人には感謝してますよ本当に。ただ自分が嫌なだけなので気にしないでください。

で、狼ゲーム。ようやくトゥルーエンドを迎えたので書こうかと思いまして。
勿論題名通りリンタロウ推しです。(聞いてない)
女子軍ではリツ推し。(だから聞いてない)

なんか、もう、尊すぎて何が何やら……。

ツイッタでタグやった際に狼ゲームうちの子作ったんでその子を使いたくって……。
ちなみにまた消すかもしれませんけど、よろしくお願いします……

本編通りに進めるっちゃ進めるけどわかんない((

推しが一緒の人がいたら嬉しいなあーってノリで書いていきます

主人公


これです↑

これツイッタで載せた奴です。
見づらいかもだけど、全体絵とかもあるんで一応載せます。




見づらかったらすみません。

チヨちゃんは追加設定だけど、割と格闘技系できたらいいなあって思った。空手的な……?
分かんないけど((
ナイフとかも割と使いこなしそう……。

気配消すのとか……狼になった時とか有利かもなあって思いましたすみません


その他は全部本編通り。

本編の主人公はあんまり目立たないよ☆

朝比奈チヨ

おおありがとうございます!夢小説は普通の小説書く事の練習として書いているのでそう言っていただけると嬉しいです~!更新頑張りますね!

自分のオリキャラと狼ゲームのリンタロウがなんか似てるなあって思ったので描きました。

ミスミソウ

「(名前)ちゃんってホントに勇敢だよね!!」

「わあ!正義感強い!!!」


皆が口を揃えて言う。勇敢。強い。でも、私は強くない。
自分の事しか考えてないただのクズだ。





結晶桜です。狼ゲームにどハマリしました。いや、ね?キヨさんの実況見てたら見事にハマリましたよ。

推しはリンタロウとリツです。可愛い。

コメント気軽にd((殴
評価してくれたら嬉s((蹴

キャラの口調が違う場合があります。
多分、リンタロウ落ちです。okな人はどうぞ。

私は弱い。なのに、世間は私を持ち上げる。

あの事件の時にもっと早く動いていればあの人たちは死ななかった。私が強ければ。世間は大丈夫だよ、よくやったと私に言う。

違う。そんなんじゃない。私は、そんなことを言われる為に動いたんじゃない。

私は、笑われるのが怖い。だから弱い自分を偽って生きる。だから逃げて逃げて逃げて_________。


仮にあの人たちが怒っていて[ピーーー]と言うのなら。









私は、喜んでこの身を滅ぼそう。

緋山 (名前)

狼ゲームの参加者。19歳。割りと有名なマジシャン。芸名 『哀』

容姿
黒髪で肩辺りまで、伸びてる。先の方が青い。目は赤色。左目に包帯をしている。


※追加する可能性あり

此処は、何処だ?


いつも通りショーが終わって家に帰るところだった筈だが?

考えるのは後にしよう。まずは、灯りを確保しなくちゃだな。

私が立ち上がろうとした時に背後から女の子の声が聞こえた。


?「貴方は弱い。貴方は見捨てたでしょう?」


咄嗟に後ろに振り返る。しかし、誰もいなかった。暗いな・・・・。早く電気を探そう。


あった。私はスイッチを押した。すると、天井から吊るされている、電気がついた。


辺りを見回しても誰もいない。なんだったんだ・・・・?

とりあえず、ここから出よう。扉の前に鍵がある。それを使い扉を開けた。


そこは、外だと思っていたが違った。不思議な部屋で、年齢もバラバラであろう、男女が数人いた。


その全員の視線が私が注がれていた。

え?何?

隅田安奈

「うぷぷぷぷぷ!!!大大大せいかーーーーーーーーい!!!オマエラお見事です!!今回、“超高校級のサーファー”茅ヶ崎真波サンを殺したのは、“超高校級の運び屋”須磨倉陽人クンだったのでしたあ!!!景気よくまずは第一関門クリアだね!!!」

山下大輝
@DaiKing_boy
新人声優です!! 今よりもっと!を胸に毎日楽しく全力で駆け抜けていきます!!!肉が好きです。

2012年10月21日、AM6:24 試合開始――

 

No.013

 

2009年10月21日、AM5:54――

クラスメイトが唐突に頭部を殴打され、殺された。
教室の中は、不気味な静寂に包まれた。

「え、えみ…ちゃ――」

隣という特等席で隅田映美子(女子八番)が撲殺される様を目撃した英賀保光里(女子一番)は、魂が抜けたような声で映美子の名を呼び、そのまま、ぐらりと身体を傾けた。
光里の後ろの席に座る塩屋凌(男子五番)が、床に倒れそうになった光里を慌てて抱き留めた。
目覚めた頃には光里に触れたことで大騒ぎしていた凌だったが、今は気を失った光里を抱いたまま、机と椅子の脚の合間から見えている映美子の変わり果てた姿を茫然と見ていた。

 

No.013

 

2009年10月21日、AM5:54――

クラスメイトが唐突に頭部を殴打され、殺された。
教室の中は、不気味な静寂に包まれた。

「え、えみ…ちゃ――」

隣という特等席で隅田映美子(女子八番)が撲殺される様を目撃した英賀保光里(女子一番)は、魂が抜けたような声で映美子の名を呼び、そのまま、ぐらりと身体を傾けた。
光里の後ろの席に座る塩屋凌(男子五番)が、床に倒れそうになった光里を慌てて抱き留めた。
目覚めた頃には光里に触れたことで大騒ぎしていた凌だったが、今は気を失った光里を抱いたまま、机と椅子の脚の合間から見えている映美子の変わり果てた姿を茫然と見ていた。

鼻腔に届いたアンモニア臭は、椅子ごと床に倒れていた瀬田陽一郎(男子七番)が失禁したことによるものだった。
床に倒れてしまったが故に、映美子の頭がへしゃげていき息絶えていく様を目の当たりにしてしまったのだから、誰も責めもからかいもできないだろう。

omake01.gif
 

担当教官・坂ノ下愛鈴(さかのした・あいりん)
29歳 159cm/48kg

まったりというか今時というか…語尾が伸びる口調。
声は結構高い感じ。
細かいところは話の中で出てくるので書きません。

 

軍人・野田浩毅(のだ・ひろき)
34歳 176cm/68kg

見ての通り、話の中の通り、無愛想で冷徹。
低い声でボソボソ喋るので、結構聞き取りにくいかも。
ワリと筋肉質。 元・野球少年。
好きな食べ物は実は甘いもの。
表には出さないが、可愛いものも好き(出してますね、少し/汗)

 

軍人・木下亨(きのした・とおる)
28歳 172cm/63kg

真面目に責務をこなす人。
仕事中は声を作っているが、普段はやんわりとした声。
いつも冷静で、常に周りを見ることができる。
趣味の読書が祟って(?)、やや近眼、コンタクトは目に合わないのでできない。
こう見えても軍人、運動能力は高い。

 

軍人・渡部響也(わたなべ・きょうや)
27歳 180cm/73kg

大阪生まれの大阪育ち、高校を卒業して関東に出てきた。
明朗活発で、精神年齢は恐らく中学生と大差ない。
あまり低くない声だが、いつもテンションが高いので高く聞こえる。
野田は大の苦手、木下は良い友人。
最も体格がいい、元ラグビー部。

男子6番・瀬戸口北斗(せとぐち・ほくと)

バスケットボール部。幼稚園組。
容姿の良さ・無邪気さなどから異性からの人気が高い。
外見とは裏腹にいたって温厚な性格。

身長/174cm
愛称/北斗、北斗くん、せっちゃん
特記/相模晶(女子6番)とは近所に住む幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

なし
kill:

なし
killed:

坂ノ下愛鈴(教官)
死亡話数:

3話
凶器:

拳銃(名称不明)
 

晶に恋心を抱いている。

プログラム開催の事実に衝撃を受け、愛鈴のルール説明に堪忍袋の緒が切れた。政府を罵った為、反政府的発言をしたと見なされ、全身被弾の上に頭部被弾により死亡。<第3話>

 

最初の犠牲者はやっぱり北斗でした。
改稿前よりは彼の晶に対する気持ちを出せたかなぁと思っています。
こんな最初に退場させていますが、北斗の事は大好きですよ。

女子9番・津和野早苗(つわの・さなえ)

吹奏楽部。女子主流派グループ。
生真面目な優等生で、大人しい性格。
グループ内では騒ぎすぎる面々を抑える存在。

身長/159cm
愛称/早苗、早苗ちゃん、さなちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★★

★☆☆☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

グロック19
kill:

なし
killed:

滝川渉(男子8番)
死亡話数:

5話
凶器:

マシンガン(名称不明)
 

学校を出た直後、渉に襲われ全身被弾。 次に出てきた手塚直樹(男子10番)に助けを求めるも、再び頭部に被弾、死亡。<第5話>

 

犠牲者第二号も変わらずさなちゃんでした。
たっきの大量殺戮の幕切れになるのか、話が変わるのか、その辺はヒミツです。
相変わらず深く書く事の出来ない子でした、ごめんね、さなちゃん。

女子18番・松田由梨子(まつだ・ゆりこ)

テニス部。女子主流派グループ。
気弱で、1人でいる事を何よりも嫌う。
甘えん坊で、グループ内の妹的存在。

身長/147cm
愛称/由梨子、由梨子ちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

S&W M10 ミリタリーポリス
kill:

なし
killed:

上総真央子(女子4番)
死亡話数:

11話
凶器:

S&W M36 チーフススペシャル
 

因幡彰人(男子2番)に恋心を抱いている。

D=05エリアに潜伏していたが、真央子と遭遇。恐怖で発砲した事が真央子の癇に障り、逆に腹部と頭部に被弾し死亡。<第11話>

 

由梨子ちゃんもあんま変わってませんね。
受け身な女の子ですよね、この子は・・・
運が悪いとしか言いようがないですね、相手が悪かったです。

女子18番・松田由梨子(まつだ・ゆりこ)

テニス部。女子主流派グループ。
気弱で、1人でいる事を何よりも嫌う。
甘えん坊で、グループ内の妹的存在。

身長/147cm
愛称/由梨子、由梨子ちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

S&W M10 ミリタリーポリス
kill:

なし
killed:

上総真央子(女子4番)
死亡話数:

11話
凶器:

S&W M36 チーフススペシャル
 

因幡彰人(男子2番)に恋心を抱いている。

D=05エリアに潜伏していたが、真央子と遭遇。恐怖で発砲した事が真央子の癇に障り、逆に腹部と頭部に被弾し死亡。<第11話>

 

由梨子ちゃんもあんま変わってませんね。
受け身な女の子ですよね、この子は・・・
運が悪いとしか言いようがないですね、相手が悪かったです。

10周年の次の更新が11周年て\(^o^)/
しかも結構過ぎてる\(^o^)/
1月に男の子産みました。
時間なかなか取れませんが、
完結はさせるんだぜ…!


女子9番 桜木 絢香

美術部。他人の悪口を言ったり、あげ足を取ったりするので、仲の良い友達はいない。家は医者で、裕福な暮らしをしている。

支給武器:None
kill:None
be killed:末広恭子(担任)
死因:額を銃で撃たれ、死亡
近況:出発前に担当教官の末広恭子に逆らい、銃(種類は不明)で額を撃たれ、即死。
いますよねぇ、こーゆー子。いましたよ、こーゆー子(笑)。友達いない可哀相な子でした。ナイスハブ!(違)
名前は好きだったんだけどなぁ、「桜木絢香」。


女子15番 林 真理

バスケ部。旭澪(F1)、平山円(F16)、松尾彩(F18)と仲が良い。少々閉鎖的。仲の良い子としか殆ど話さない。

支給武器:泡立て器
kill:None
be killed:松尾彩(F18)
死因:左胸をワルサーPPK/Sで撃たれ、死亡
近況:C=03で、円、彩と合流したところで、やる気になった彩に撃たれ、即死。
やられ役その1。ごめんなさい。顔は私の友人をイメージしてかきました(笑)。


女子16番 平山 円

水泳部。旭澪(F1)、林真理(F15)、松尾彩(F18)と仲が良い。明るい性格で、友達は多い。

支給武器:ワルサーPPK/S
kill:None
be killed:松尾彩(F18)
死因:包丁で腹部を刺され、死亡
近況:C=03で、真理、彩と合流したところで、やる気になった彩に刺され、即死。
やられ役その2。ごめんなさい。同じ水泳部の俊くんのことが好きだったとかそうでもないとか…。


男子22番 村上 優介

バスケ部。飯山満(M3)、香取晋吾(M7)、千葉有二(M13)と仲が良い。ぽーっとしている。しかし、ノリはかなり良い。

支給武器:---
kill:None
be killed:旭澪(F1)
死因:ダイヴァーズ・ナイフで背中を刺され、失血死
近況:D=04で、旭澪(F1)に背中を刺される。
その後、満に運ばれるが、その途中で失血死。
こーゆー子、私は好きです。プリンス越川よりも、こんなタイプのがモテるんじゃないかと思うんだがなぁ。
…と、自分で作った設定に文句を言ってみたりする(笑)。


男子11番 鈴木 琢磨

野球部。秋山要(M1)、誉田光一(M20)、湯浅崇(M23)らと仲が良い。野球部のキャプテンを務める。文武両道。

支給武器:デザートイーグル50AE
kill:None
be killed:渡辺麻衣子(F22)
死因:ベレッタM1919で胸を撃たれ、死亡
近況:E=04で、光一、崇、渡辺麻衣子(F22)に奇襲を仕掛けるが、麻衣子に返り討ちにされ、即死。
どこにもそんな描写はないけど、メガネくんだったりします。だから結構好きでした(笑)。
悪人になる予定じゃなかったんだけどな…。

幽々子

404 Not Found: ページが見つかりません


▼【重要】ホームページ開設者の方へ▼

@homepageは2016年11月10日(木)15時をもちましてサービス提供を終了させていただいたため、ホームページの表示ができません。

詳しくはこちらをご確認ください。

どうでもいいことだが、正式名称は「国立雄英高等学校」

紀世子
潔子
清子
貴代子


なにこれ…

朝普通に登校してきたはずなのに…


クラスの人気者…鈴木健太(すずき けんた)が外傷は見当たらないが泡を吹いて…


死んでいた


クラスの女子は叫び声をあげ、失神するものも…


や、やっぱり私のせいだ…
でも…酷い…許せない…


私がこの呪いを断ち切らないと皆が死んじゃう!!!


その日は1人の死者が出て終わった


なにこれ…

朝普通に登校してきたはずなのに…


クラスの人気者…鈴木健太(すずき けんた)が外傷は見当たらないが泡を吹いて…


死んでいた


クラスの女子は叫び声をあげ、失神するものも…


や、やっぱり私のせいだ…
でも…酷い…許せない…


私がこの呪いを断ち切らないと皆が死んじゃう!!!


その日は1人の死者が出て終わった

貴子

女子18番・水上朱里(みずがみ・あかり)

ソフト部。女子運動部グループ。
元気いっぱいのクラスノムードメーカー的存在。
人に甘える事がうまい。

身長/150cm
愛称/朱里、朱里ちゃん
特記/卜部かりん(女子4番)とは幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

なし
kill:

なし
killed:

岸田総司(担当教官補佐)
死亡話数:

8話
凶器:


 

ルール説明中に、両親が政府の人間によって殺害された事を知り、激怒。怒りに任せて暴走しようとしたが、岸田に斬殺される。<8話>

 

最初の犠牲者は女の子でした。実は説明中に女の子が殺害されたのは初。
どうしてあそこまで逆上してしまったのかは、後ほど出てきます。

女子17番・畠山和華(はたけやま・わか)

茶道部。女子文化部グループ。
お花・お茶が趣味のおしとやかなお嬢様。
自己主張をせず、相手の言う事を鵜呑みにしてしまいがち。

身長/153cm
愛称/和華、和華ちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

バスケットボール
kill:

なし
killed:

出雲淑仁(男子1番)
死亡話数:

30話
凶器:

ワルサーPPK
 

淑仁に想いを寄せている。

E=04エリアにて潜伏していたが、そこに淑仁がやってきた。そのことに喜びを感じたのも束の間、淑仁によって心臓・顔面を撃たれ死亡。<30話>

 

和華様ご退場です。始まる前に少し人気のあったこのコ、出番は一瞬でした(>_<)
わけがわからないまま・・・っていうのは、ある意味幸せなのかも。
何も知らないままだから。

女子17番・畠山和華子(はたけやま・わかこ)

茶道部。女子文化部グループ。
お花・お茶が趣味のおしとやかなお嬢様。
自己主張をせず、相手の言う事を鵜呑みにしてしまいがち。

身長/153cm
愛称/和華子、和華子ちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

バスケットボール
kill:

なし
killed:

出雲淑仁(男子1番)
死亡話数:

30話
凶器:

ワルサーPPK
 

淑仁に想いを寄せている。

E=04エリアにて潜伏していたが、そこに淑仁がやってきた。そのことに喜びを感じたのも束の間、淑仁によって心臓・顔面を撃たれ死亡。<30話>

 

和華子様ご退場です。始まる前に少し人気のあったこのコ、出番は一瞬でした(>_<)
わけがわからないまま・・・っていうのは、ある意味幸せなのかも。
何も知らないままだから。

梨々子

幽々子

牛尾まどか

三田彩音

高原

鈴子


 

禁 止 エ リ ア

1日目(5/27)

2日目(5/28)

3日目(5/29)

AM7:16~ E=05

PM1:00~ E=02

PM3:00~ B=08

PM5:00~ H=03

PM7:00~ D=04

PM9:00~ G=02

PM11:00~ B=09

AM1:00~ E=06

AM3:00~ H=01

AM5:00~ E=09

AM7:00~ D=06

AM9:00~ H=05

AM11:00~ F=03

PM1:00~ B=03

PM3:00~ C=06

PM5:00~ G=05

PM7:00~ H=07

PM9:00~ F=07

PM11:00~ C=09

AM1:00~ E=08

AM3:00~ H=06

AM5:00~ D=02

廊下側の1番後ろの席で、苦笑いを浮かべながら頭を掻いていたのは、手塚直樹(男子10番)。

女子2番・有馬怜江(ありま・さとえ)

卓球部。女子運動部グループ。
臆病で、1人でいることを嫌う。
特に志摩早智子(女子11番)になついている。

身長/146cm
愛称/怜江、怜江ちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

USSR マカロフ
kill:

なし
killed:

出雲淑仁(男子1番)
死亡話数:

49話
凶器:

ワルサーPPK
 

早智子に近づく人に殺意を抱く。

E=09エリアに潜伏していたが、出雲淑仁(男子1番)に発見される。早智子を探すために手を組むが、内心殺意を抱いている。<42話>

D=04エリアで早智子・北王子馨(男子5番)に会う。発砲。2人に説得されていたが、その後ろから淑仁に撃たれ、胸部に被弾し死亡。<48~49話>

 

中盤戦ラストを締める出来事の引き金となった怜江ちゃんでした。
ルール上2人が残るのは不可能だけど、そんなことは関係なく、ただ親友の側にいたかったという望みの結果が、こんなことに。書きにくい子でした。

女子19番・薮内桃子(やぶうち・ももこ)

家庭科部。女子文化部グループ。
内気な性格でいつももじもじしている。
病弱で、入院沙汰になる事もしばしばある。

身長/147cm
愛称/桃子、桃子ちゃん、桃ちゃん
特記/津村翔平(男子12番)とは幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

メガホン
kill:

なし
killed:

逢坂珠尚(女子1番)
死亡話数:

17話
凶器:

S&W M686
 

プログラムにショックを受けて体調を崩す。翔平と共に行動していたが、珠尚に襲われる。胸部に被弾し、失血死。最期まで翔平が生きる事を望んだ。<17話>

 

桃ちゃん視点で書けなかったのが後悔・・・。
多分、桃ちゃんにとって翔ちゃんはお兄ちゃんのような人で、恋愛感情とかはなかったんじゃないかなぁと思います。

 

FATED CHILDREN Ⅳ

~誰が為に生きる~

 

コンテンツ


モノクマ「ひゃっほーう! 見事大正解!」

モノクマ「今回佐倉梢さんを殺した犯人は……」

モノクマ「玄鐘忌一郎クンでしたー!!」


モノクマ「えーとですね……結論を言わせていただきますと……」

モノクマ「大 正 解 ! !」

モノクマ「そう! 今回涼川氷さんを殺した犯人は神楽栄吉クンでしたー!」




モノクマ「大正解! 今回多和良伍クンを殺した花笠千景クンを殺害したクロは……」

モノクマ「荒巻凪沙さんでしたー!!」




モノクマ「えー……大正解です。今回超高校級のプリマドンナ、香澄伊里亜さんを殺したのは……」

モノクマ「超高校級の剣道家、撫斬村正クンでしたー!!」ヒャッホイ

黒鷹銀三
白神音松
白神黄介・逮捕
白神左紺・Dead
白神蓮月・Dead
姫小路蒼葉
姫小路鏡花・Dead

荒巻凪沙・DEAD
有府修二・DEAD
神楽栄吉・DEAD
香澄伊里亜・DEAD
神代真琴
神原陽菜
花笠千景・DEAD
首括くるり
玄鐘忌壱郎・DEAD
声伽学
佐倉梢・DEAD
涼川氷・DEAD
多和良伍・DEAD
撫斬村正・DEAD
御門ノノ
御陵書乃

雨野晴海

被害者は『超高校級の幸運』雨野林檎。

東矢怜

被害者は"超高校級の図書委員"緋音沙桜。

美恵子

モノクマ「パンパカパーン!!大せーーかい!!超高校級のデザイナー、久我鳴海サンを殺したのは超高校級の幸運、里見四葉サンでしたーーーー!!初めてだけどオマエラ!!良くできました!学園長は嬉しいです…花丸あげちゃう!!」

モノクマ「いやっほーーーーーー?だいせーーーーかーーーーーい?今回超高校級の探検家、鏑木穂積クンを殺したのは超高校級の学級委員、柄沙誠志郎クンでしたーーーーー?」

『パンパカパーーン!!! 今回有馬頼人クンを殺したクロは目白木咲夜さんでした!! 初回だから簡単だったかな?』

『じゃじゃじゃーん!!! 今回氷屋圭介クンを殺したクロは弥生冥子さんでした!! 犯人以外の人間が手出ししたせいで、前回よりだいぶ難易度があがっちゃったけど、まあ面白かったので嬉しい誤算ってやつですね!!』

『ヒューヒュー!!! 今回夕映早苗さんと蝶番エンジクンを殺害したクロは高橋甘美也さんでした!! 二人も[ピーーー]なんてずいぶんとやる気を感じられますね! まあそのせいでばれちゃったってのもあるんだけど』

監禁した高校生たちに殺し合いをさせ、生き残った者には1億円が与えられる“殺戮ゲーム”。人呼んで<人狼ゲーム>。気を失った私は、9人の高校生たちと共にバンに揺られていた。今回の参加者は、村人側:2人(用心棒1人、予言者1人)、人狼側:1人、その他:狂人7人という【狂人村】。狂人の生存条件は、人狼の勝利。村人が生き残るには、多数決の投票に頼るしかない…。人狼側圧倒的有利なこのルールの中、私は、勝利を目指して「殺り」まくる―。

岡村桜子
岡村

小田
小野寺
柿沢

門下秀太郎

笹森裕貴

うの

やみこ

ちよこ


モノクマ「あらあら!大正解っ!!」

モノクマ「今回、細河琉彌さんを殺したクロは…」

モノクマ「岩淵竜太郎クンでしたー!!」

梨々子

奈良敬子

男子19番・山峡和哉(やまかい・かずや)

バスケットボール部。男子主流派グループ。
いつもぼーっとしており、眠たそうにしている。
部活中もそれは変わらず、頭にボールを喰らう事もしばしば。

身長/169cm
愛称/和哉、かっちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ピッケル
kill:

なし
killed:

滝川渉(男子8番)
死亡話数:

37話
凶器:

時限爆弾
 

G=03エリアで三名川万世(女子19番)と遭遇するが、気にせず睡眠をとる。渉が襲ってきた音で目が覚め、追い払おうとしたが、足に被弾。時限爆弾のスイッチが入った時点で生きることを諦め、万世と共に爆死。<第37話>

 

なんか何考えてるんだか・・・って子ですね。
次の話でもまた少し出そうとは思います、実は・・・なのですよ☆
ちなみに話の中の授業中のことは、うちの父の実話だそうです(笑)

女子8番・谷口まどか(たにぐち・まどか)

バスケットボール部部長。女子主流派グループ。
明朗活発で、曲がった事は嫌い。
信頼を得る事が上手く、リーダーに向いている。

身長/165cm
愛称/まどか、まどかちゃん、まどちゃん、ぐっさん
特記/近原公孝(男子9番)とは恋仲

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★★★

★★★★★

★★★★★

★★★☆☆

★★★★★
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ぬいぐるみ
kill:

なし
killed:

上総真央(女子4番)
死亡話数:

52話
凶器:

Vz61 “スコーピオン”
 

F=03エリアにて潜伏していたが、滝川渉(男子8番)に襲われる。白鳥里子(女子7番)・野島三奈子(女子15番)を失うが、公孝と共にF=04エリアの中学校に逃げ延びた。<19話>

F=04エリアにて松浦亮介(男子16番)の亡骸を発見し、ショックを受ける。その後園田茂樹(男子7番)に襲われるが、公孝が倒した。<29話>

F=06エリアで安藤悌吾(男子1番)・久保田篤史(男子5番)に会う。2人の作戦のことを知るが、別れる。<38話>

I=05エリアで上田昌美(女子2番)を発見、声を掛けたところ突然襲われる。しかし、公孝との話で落ち着いた様子。和やかになったところを、背後から真央に襲われる。公孝に言われ昌美と共に逃げようとするが、真央が発砲。避けようとしたが、昌美に盾にされ、全身被弾し死亡。<51・52話>

 

改稿前より生き延びてくれました、ぐっさん。
最期は、こういう人もいるかもしれないということで・・・気の毒です(>_<)
ちなみに“ぐっさん”は私の高校の時の友だちのあだ名です^^;;

女子10番・天道千夏(てんどう・ちなつ)

テニス部。女子主流派グループ。
有力議員の父と有名デザイナーの母を持つお嬢様。
内気だが温厚な優しい性格。

身長/156cm
愛称/千夏、千夏ちゃん、ちなっちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ドッヂボール
kill:

なし
killed:

上田昌美(女子2番)
死亡話数:

45話
凶器:

小刀
 

校舎を出てすぐに滝川渉(男子8番)に襲われ右足負傷。相模晶(女子6番)に救われる。死を覚悟して瀬戸口北斗(男子6番)の仇を討とうとする晶を止め、共に行動する。<6・7話>

F=05エリアで浜本謙太(男子14番)と合流。謙太の探し人が見つかるまで行動を共にすることに。<20話>

G=04エリアで沼井千尋(女子14番)の死を目撃、悲鳴を上げた為に渉に発見される。晶の攻撃、謙太の機転により逃走成功。ブローニング・ベビー入手。その後手塚直樹(男子10番)、加賀光留(女子3番)、幸田真菜(女子5番)と会い、謙太と別れる。<24~25話>

偶然親友たちが殺し合う様を見、I=05エリアで夏生初音(女子13番)の最期を看取る。死を望むが、晶に叱られ立ち直る。1人になった隙に上田昌美(女子2番)の襲撃を受け、胸部を刺され死亡。<43~45話>

 

改稿前よりはしっかり書けたかな、と思います、ちなっちゃん。
晶の途中までのサポート役として、頑張ってくれたと思います。

女子7番・白鳥里子(しらとり・さとこ)

バスケットボール部。女子主流派グループ。
陽気な性格で、クラスのムードメーカー。
特技は早食いで、その結果ぽっちゃり体型になってしまった。

身長/160cm
愛称/里子、里子ちゃん、しらちゃん、しら子

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★★★

★★★☆☆

★★★☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

Vz61(スコーピオン)
kill:

なし
killed:

滝川渉(男子8番)
死亡話数:

19話
凶器:

ミニウージー
 

安藤悌吾(男子1番)のことが好き。

F=03にて潜伏していたが、渉に襲われる。野島三奈子(女子15番)が殺害されたことにより腰が抜ける。谷口まどか(女子8番)・近原公孝(男子9番)と共に逃げようとするが、頭部に被弾。<第19話>

 

陽気な子のはずなのに、晶嫌いっ子になってました。
いや、そのつもりではありましたが。
裏話として、部活ではレギュラーになれず、それも含めて晶に嫉妬していました。

相模晶

女子15番・野島三奈子(のじま・みなこ)

バスケットボール部。女子主流派グループ。
口調はきついが、性格が悪いわけではない。
時に後先考えずに行動してしまう事もある。

身長/163cm
愛称/三奈子、三奈子ちゃん、三奈ちゃん、みぃちゃん、みぃ子

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★★

★★★☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ブーメラン
kill:

なし
killed:

滝川渉(男子8番)
死亡話数:

19話
凶器:

ミニウージー
 

瀬戸口北斗(男子6番)が好き。

F=03エリアにて潜伏していたが、渉に襲われる。運悪く全身に被弾し死亡。<第19話>

 

この子も性格が悪くないワリには悪さしかでてない・・・
まぁね、皆1人くらいはそういう子がいるんじゃないですかね(ヤな話だなぁ)。
改稿前に比べたら、里子と順番が入れ替わった&まどかを巻き込まなかった感じ。

女子12番・中田智江子(なかだ・ちえこ)

ゲーム部。ゲーム組。
卑屈な性格で、いつも人の悪口を言っている。
3度の飯よりゲームが好きなほどのゲームオタク。

身長/152cm
愛称/智江ちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★☆☆☆☆

★★☆☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

小刀
kill:

なし
killed:

上田昌美(女子2番)
死亡話数:

12話
凶器:

小刀
 

G=04エリアで潜伏。優勝しようと企み、遭遇した昌美を盾にしようとするが、企みがばれて小刀で刺殺される。<第12話>

 

悪口っ子登場です。
改稿前から思っていましたが、この子書きにくい!!
悪口いっぱい言わせるのは難しいです(>_<)

女子14番・沼井千尋(ぬまい・ちひろ)

陸上部。女子主流派グループ。
冷静沈着で、グループ内の姉的存在。
普段は穏やかな空気を纏っているが、本気になると一変するらしい。

身長/161cm
愛称/千尋、千尋ちゃん、千尋サン
特記/二松千彰(男子15番)とは幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★★

★★★★☆

★★★★☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ブローニング・ベビー
kill:

なし
killed:

滝川渉(男子8番)
死亡話数:

23話
凶器:

ミニウージー
 

安藤悌吾(男子1番)に恋心を抱いている。

G=04エリアにて潜伏していた。悌吾に会いたいと願う。茂みの中にいた人物とコンタクトを取ろうとしたが、背後から渉に襲われる。逃げようとするが全身に被弾、死亡。<23話>

 

おっとりさんのはずが、あんまりおっとりしていなかったかな、と後悔。
色んな人を羨ましがりながら死んでしまったけど、人のことが羨ましく感じるのは人の性かな、と思います。

女子15番・野島三奈子(のじま・みなこ)

バスケットボール部。女子主流派グループ。
口調はきついが、性格が悪いわけではない。
時に後先考えずに行動してしまう事もある。

身長/163cm
愛称/三奈子、三奈子ちゃん、三奈ちゃん、みぃちゃん、みぃ子

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★★

★★★☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ブーメラン
kill:

なし
killed:

滝川渉(男子8番)
死亡話数:

19話
凶器:

ミニウージー
 

瀬戸口北斗(男子6番)が好き。

F=03エリアにて潜伏していたが、渉に襲われる。運悪く全身に被弾し死亡。<第19話>

 

この子も性格が悪くないワリには悪さしかでてない・・・
まぁね、皆1人くらいはそういう子がいるんじゃないですかね(ヤな話だなぁ)。
改稿前に比べたら、里子と順番が入れ替わった&まどかを巻き込まなかった感じ。

男子3番・岡哲平(おか・てっぺい)

 

テニス部。男子委員長グループ。
笑い声が大きいのが特徴。
武田紘乃(女子10番)の彼氏。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

鎖鎌
kill:

武田紘乃(女子10番)
killed:

天条野恵(女子12番)
死亡話数:

12話
凶器:

ベレッタM8000
 

H=03エリアで紘乃に会う。油断した隙に鎌で首を刺して殺害するが、それを野恵に見られ、カッターで首を刺された後腹・額に被弾。死亡。

女子1番・飛鳥都(あすか・みやこ)

 

部活は無所属。小夜グループ。
クラス1の低身長で見た目は幼いが、しっかり者。
成績はそこそこ優秀。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

大東亜広辞苑
kill:

なし
killed:

瀬川小夜(女子8番)
凶器:

ブローニングハイパワー9ミリ
死亡話数:

39話
 

出発後、小夜グループメンバーに出会うが、良元礼(男子16番)に襲われる。荒川素子(女子2番)、大野迪子(女子3番)と共に逃走。
その後熱を出し、迪子たちに連れられてB=06の診療所へ。そこでずっと潜伏していたが、小夜が現れる。素子が殺害されたことで逆上し、小夜と銃撃戦を繰り広げるが、迪子がそれを止め、都自身も小夜を止めようとしたが失敗。迪子を貫いた弾が心臓部に着弾し、死亡。

女子2番・荒川素子(あらかわ・もとこ)

 

陸上部。小夜グループ。
大人びていて無口だが、喋るときつい口調。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ヌンチャク
kill:

なし
killed:

瀬川小夜(女子8番)
死亡話数:

B=06
凶器:

ブローニングハイパワー9ミリ
 

出発後、小夜グループメンバーに出会うが、良元礼(男子16番)に襲われる。飛鳥都(女子1番)、大野迪子(女子3番)と共に逃走。
その後都が熱を出したため、3人でB=06エリアの診療所へ。そこでずっと潜伏していたが、小夜が現れる。小夜を中に入れようとしたとき、銃を向けられ、頭部に被弾し死亡。

女子3番・大野迪子(おおの・ゆうこ)

 

コーラス部。小夜グループ。
ボーイッシュでハキハキしている。
瀬川小夜(女子8番)と最も仲が良い。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

グロック17
kill:

瀬川小夜(女子8番)
killed:

瀬川小夜(女子8番)
死亡話数:

39話
凶器:

ブローニングハイパワー9ミリ
 

出発後、小夜グループメンバーに出会うが、良元礼(男子16番)に襲われる。飛鳥都(女子1番)、荒川素子(女子2番)と共に逃走。
その後都が熱を出したため、3人でB=06エリアの診療所へ。そこでずっと潜伏していたが、小夜が現れる。素子が殺されたことにショックを受けるが小夜を止めようとする。失敗し都を殺害され、迪子自身も全身に被弾。薄れ行く意識の中で小夜に致命傷を与えるが、そこで息絶える。

男子18番・和久瑛介(わく・えいすけ)

 

軽楽部。一見真面目そうだが、実はサボリ魔。
ロックが好きで、将来はロッカーになるのが夢。
佐々川多希(女子6番)に恋心を抱いている。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

グロック19
kill:

佐々川多希(女子6番)
killed:

良元礼(男子16番)
死亡話数:

54話
凶器:

ベレッタM93R
 

I=08エリアで滞在、多希と瀧野槙子(女子9番)に会う。一度は生きる希望を無くしていたが、2人に喝を入れられ立ち直る。2人に情報を提供し、見送る。考えた末、残っている生徒に停戦を呼びかけることを決意する。
F=09エリアで天条野恵(女子12番)に会う。多希・槙子の身の危険を感じた野恵と共に中学校方向へ。
G=05エリアで瀕死の多希を発見。楽にしてやるために、多希も同意した上で心臓部を撃ち抜いた。その場を後にしようとしたとき、礼に襲われる。重傷を負うが、野恵を逃がす。もう長くないと思い、条件を出して礼に殺害された。全身被弾。

男子17番・李星弥(り・せいや)

 

バスケットボール部。男子委員長グループ。
大東亜人と中国人のハーフ。クラス1長身で女子受けが良い。
近藤楓(女子5番)に恋心を抱いている。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ヘルメット
kill:

なし
killed:

良元礼(男子16番)
死亡話数:

21話
凶器:

ベレッタM93R
 

D=08エリアで礼に襲われる。背中に被弾するが逃げる。D=09エリアの商店街に入ったところで倒れるが、神田輪(男子5番)、関克哉(男子8番)、平野辰紀(男子12番)に手当て(?)されるが失血死。

男子14番・真木頼和(まき・よりかず)

 

テニス部エース。男子運動部グループ。
音楽鑑賞(ロック含)が趣味。
三木総一郎(男子15番)と親友。佐々川多希(女子6番)に片思いしている。

 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

スプーン
kill:

なし
killed:

三木総一郎(男子15番)
死亡話数:

26話
凶器:

コルトガバメント
 

C=03エリアで月野郁江(女子11番)の死体を発見。弔っている所を総一郎に目撃される。郁江を殺害したと勘違いされ襲われる。全身被弾が原因の失血死。

女子1番・東ちとせ(あずま・ちとせ)

部活は無所属。女子不良組。
いつもぼーっとしていて何事にもやる気が感じられない。
普段はまったり口調だが、キレると口調が一気に変わる。

身長/159cm
愛称/ちとせ、ちとせちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★☆☆☆☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

フライパン
kill:

なし
killed:

上総真央(女子4番)
死亡話数:

33話
凶器:

S&W M36 チーフススペシャル
 

G=03エリアでやる気なくぼーっとしていたところに荒れている真央が現れる。普段見たことのないような真央の様子に興味を持ち、真央の神経を逆撫でた。結果、全身に被弾し死亡。

 

しかし人の不幸に興味を持つとはいけない子ですね、この子は。
改稿前よりも早い退場になってしまいましたが、ちとせ好きですよ。
暴れさせられなかったのがちょっと残念ですが・・・

女子2番・上田昌美(うえだ・まさみ)

家庭科部。ゲーム組。
内気な性格で、人と関わる事が苦手。
クラス1小柄で目立たない。

身長/146cm
愛称/昌美

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

アイスピック
kill:

中田智江子(女子12番)
天道千夏(女子10番)
killed:

近原公孝(男子9番)
死亡話数:

52話
凶器:

Vz61 “スコーピオン”
 

因幡彰人(男子2番)に恋心を抱いている。

G=04エリアで智江子と遭遇。智江子の小刀で刺殺。小刀入手。<12話>

D=06エリアに潜伏していたところに、彰人・大塚豊(男子3番)に発見される。自分のことを何とも思っていない彰人に怒り攻撃するが、彰人の態度に殺害を断念。別れた後、自分のやり方に疑問をもつ。<35・36話>

I=05エリアで恐怖に駆られ背後から千夏を襲撃、殺害する。相模晶(女子6番)にそのことを詰問された。<44・45話>

自分の今までのことを悩んでいたが、「自分は悪くない」という決断を下す。そこを近原公孝(男子9番)・谷口まどか(女子8番)に発見され、襲い掛かるが、公孝に諭され、生き続けることを決意。しかし、突然上総真央(女子4番)に襲われる。逃げる途中で真央に撃たれそうになったが、まどかを盾にして凌いだ。しかし、それが公孝の怒りに触れ、全身を撃たれて死亡。<51・52話>

 

改稿前に比べて考えをつなげた・・・つもりです。悩みがうまく表現できていればいいなぁ。
最後は、人を庇うシーンはよく見るので、逆に人を盾にして死を逃れようとするという行動を書いてみました、いかがでしょう。

野崎

完結

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