光「なーなー」

麗奈「なによ」

光「暑い」

麗奈「そうね」

光「エアコンつけてもいいかな」

麗奈「知らないわ」

光「暑いー」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

麗奈「ヒーローなら地球のために我慢しなさい」

光「…」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

光「ヒーローはもっと分かりやすい敵と戦うんだ」

麗奈「それでいいの」

光「ところで」

麗奈「なによ」

光「レイナサマは地球を大切にするのか？」

麗奈「…」

麗奈「違うのよ。地球なんてどうでもよくて。私は事務所の電気代を心配したの」

光「レイナサマは庶民派なんだなー」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

麗奈「……みたいね」

光「…」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

光「なあ」ｺﾞﾛﾝ

麗奈「…今度はなによ」

光「レイナは涼しそうでいいな」

麗奈「どこ見て言ったのよ」

光「お、…こほん。髪の毛といえば」

麗奈「いまなんと言いかけたのかしら」

光「梅雨だと寝癖がひどくて大変なんだ」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

麗奈「ちゃんと整えて来なさいよってだから前髪を見るんじゃないわよいま前髪は関係ないでしょ」

光「おでこを見てた」

麗奈「おい」

光「なーなー」

麗奈「なによ」

光「ジャンケンで負けた方がアイスを買って来るのはどうだ」

麗奈「なんでアタシが」

光「さいしょは」

麗奈「ぐー」

光「…」ﾊﾟｰ

麗奈「…」

光「…」ﾊﾟｰ

光「よし。よろしく頼む」

麗奈「ヒーローそれでいいの」

ｶﾞｻ


光「ありがとう」

麗奈「…」ﾊｱ

麗奈「このレイナサマをぱしらせるとはいい度胸よ」

光「あ、これスイカバーじゃなくてメロンバーじゃないか。もお」ｶﾞｻ

麗奈「ごめん」

麗奈「それしかなかったのよ。我慢しなさい」

光「分かった」ﾓｸﾞ

麗奈「…」ﾎｯ

麗奈「…」ｶﾞｻ

光「レイナー」

麗奈「なによ」

光「ありがとう」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

麗奈「…。はいはい」

光「なーなー」

麗奈「…」ﾍﾟﾗ

光「…」ｸﾞｲｸﾞｲ

麗奈「…」ｲﾗ

麗奈「…」ﾍﾟﾗ

光「なーなー、なーなー」ｸﾞｲｸﾞｲ

麗奈「なによ。鬱陶しいわね」

光「退屈なんだ」

麗奈「本でも読んでなさいよ」

光「ヒーローごっこしよう」

麗奈「頑張って」

光「レイナはピンクでー」

麗奈「勝手に配役しないで」

光「ごめん。なにがよかった？」

麗奈「話を聞いてちょうだい」

光「なーなー」

麗奈「なによ」

光「今日のレイナは機嫌が悪いのか？」

麗奈「いまさら？」

光「悪いのか？」

麗奈「…べつに。ただ、梅雨だから、ちょっとブルーな気分なのよ」

光「そうか。ブルーがよかったのか」

麗奈「やってしまったわ」

麗奈「ジメジメするから過ごしにくくって、憂鬱だなってことよ」

光「ああ。分かったぞ」ｺｸﾝ

麗奈「そう。まあアンタもいつもよりテンション低そうだしね」

光「○ンツの中とか蒸れるよな」

麗奈「ヒーローである前にアンタは一人の女の子よ」

光「なーなー」

麗奈「なによ」

光「なーなーレイナサマー」

麗奈「だからなに」

光「レイナサマー」

麗奈「……」

光「レイナサマー」

麗奈「…」ﾊｱ

麗奈「仕方ないわね。一回だけよ」

光「おう。…へへ」

麗奈「なによ」

光「ううん。レイナは優しいなー」

麗奈「…。知らない」

ｶﾞﾁｬ


Ｐ「ただいまー」

麗奈「……」

光「お。おかえり、Ｐ」

Ｐ「おう。なにしてたんだ？」

光「レイナと一緒にヒーローごっこだ！」

Ｐ「へえ」ﾆﾔﾆﾔ

麗奈「なによ」

Ｐ「なんでも？」

麗奈「ふん」

光「なーなーレイナー」

麗奈「なによ…光」

光「…、へへ」

光「また一緒にやろうなー」ﾆﾊﾟｯ

麗奈「…」ﾌﾝ

麗奈「知らない」

終わりです。

雑談スレに報告してくれた人ありがとう。レスも感謝。
この二人はほんといいコンビだと思う。