藍子「私が全力でプロデューサーさんに甘える日です♪」 (22)

「全力で甘える」シリーズの第5弾ですね。
始めます。

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(事務所)

P「と、朝イチに宣言してからというものの。ずっとこんな感じなんだ」

藍子「♪」ギュ-

未央「へー」

藍子「…♪」スリスリ

未央「あーちゃん。プロデューサーに抱きつくのはどんな気持ちなの?」

藍子「とても幸せな気分です♪」ギュ-

未央「だってさ。おめでとう」

P「ありがとう」

藍子「♪」ギュ-

未央「じゃあ、私。レッスンに行ってくるから」

P「待ってくれ」ガシッ

未央「何さ」

P「え、本当にこのまま放置するつもり?」

未央「問題ないでしょ?」

P「んー」

藍子「えへへ…♪」コスリコスリ

P「ぐふぅ。可愛い」

未央「ほら。プロデューサーに頭をこすりつけたり、抱きついたりしてるだけじゃん」

P「それが問題なんだよ。このままだと幸福感で死にそうだ」

未央「そっか。それじゃあまた後でね」

スタスタスタ...パタン

P「あ、こら。薄情者め」

藍子「プロデューサーさん」

P「ん?」

藍子「プロデューサーさんも私のことを甘やかしてください♪」ギュ-

P「はい」ギュ-

(しばらくして)

藍子「♪」ギュ-

P「困った。ソファから一歩も動けない。そしていい匂いがする」ギュ-

藍子「プロデューサーさん」

P「何?」

藍子「最近、私はどうやったら調子が良くなるのか考えているんです。それがわかればライブで1番いいパフォーマンスを発揮できるはずなので」

P「ほうほう。それは素晴らしい」

藍子「ですが、どうやったら調子が良くなるのか一向にわからないんです」

P「うん」

藍子「なので、プロデューサーさん。私の背中を撫でたり、頬っぺたを撫でたり、抱きしめたり、色々と試してください。私をベストコンディションにするアクションがその中にあるかもしれませんので」キリッ

P「…」

藍子「早くしてください♪」ギュ-

P「あー、可愛い」ギュ-

P「では、背中から」

藍子「♪」ワクワク

ギュ-...サスサス...

藍子「♪」ムフ-

P「どうかな?」

藍子「まだよくわかりません♪  もっと優しくさすってください♪」ニコニコ

P「はい」サスリサスリ

藍子「♪」ギュ-

P「…」サスサス

藍子「エヘヘ...♪」ギュ-

P「…」サスサス

P「(急に撫でるのをやめたらどうなるんだろう…?)」

サスサス...ピタッ

P「…」

藍子「♪」ワクワク

P「…」

藍子「…」ソワソワ

P「…」

藍子「...あの、プロデューサーさん。早く続きをお願いします」ム-

P「ん」サスサスサス

藍子「〜♪」マンゾク-

P「(可愛い)」

(しばらくして)

藍子「ふむ…色々と試してもらいましたがまだベストコンディションには程遠いですね♪」ニコニコ

P「頬を撫でたし、正面から抱きしめたし、腕枕したし、背中もさすったし、もうやることがないんじゃない?」

藍子「いえ、まだあすなろ抱きが残ってます。後ろから私を抱きしめてください」キリッ

P「今度はそれをご所望なわけね。欲しがり屋さんめ」

藍子「いいえ。これはより良いライブのためなのです。そしてプロデューサーさんにはアイドルのパフォーマンスを良くするために努力をする義務があります」キリッ

P「なるほど。私情を一切挟まない理路整然とした説明だ」

藍子「というわけで、よろしくお願いします♪」

P「OK。では、そこにお座り」

藍子「わかりました。仮眠室に移動しましょう♪」ニコ-

P「うん。何もわかってないね」

(仮眠室)

藍子「♪」ワクワク

P「では、失礼して」

スッ...ギュ-

藍子「わぁ…♪」キュ-ン

P「いかがでしょう」ギュ-

藍子「えへへへ…///」テレテレ

P「顔が緩みきってて可愛い」ギュ-

藍子「後ろから抱きしめられていると…すごく安心します♪」ニマニマ

P「なるほど。もしかしてこれで調子が良くなる?」

藍子「まだわかりません。しばらく続けてください」キリッ

P「かしこまりました」ギュ-

藍子「♪」エヘヘ-

P「ああ、たまらなく可愛い」ギュ-

(しばらくして)

藍子「今度は正面から抱きしめてください♪」

P「はい」ギュム-

藍子「♪」ムフ-

P「もうそろそろ夕方だけど、何が1番か決まった?」

藍子「いえ、どれも甲乙つけがたいです…///」ニマニマ

P「なるほど」ギュ-

藍子「…」

藍子「…」ハッ

P「どうしたんだ?」ギュ-

藍子「いえ、ライブ前に何をしてもらえばベストなのかわかってしまったんです♪」

P「8時間にも渡るハグの末にようやく判明したのか」

藍子「はい♪」

P「で、何をすればいいわけ?」

藍子「正面からのハグとあすなろ抱きと背中撫でと頬を撫でてもらうことと頭を撫でてもらうことと胸元への抱き寄せのコースです♪」

P「…」

P「それはつまり今日やったものを全てやれ、と?」

藍子「だ、駄目でしたか…?」

P「いいよ」ギュ-

藍子「…!」パァァァァ

藍子「♪」ギュ-スリスリスリ

P「嬉しそうな顔が可愛い」ギュ-

藍子「えへへ…///」ギュ-

P「…」ギュ-

藍子「♪」ギュ-コスリコスリ

P「ところで藍子。俺、この後から夜勤があるんだけど」

藍子「それは大変ですね。隣で応援します♪」ギュ-

P「いや、遠回しに『暗くなる前にお帰り』って言ってるんだけど」ギュ-

藍子「ヤです♪」ギュム-

P「なんてこった。さらに強く抱きつかれてしまった」ギュ-

藍子「いーやーでーすー♪」ギュ-スリスリ

P「ああ、可愛い。困る」ギュ-

藍子「というよりプロデューサーさん。約束は今日1日ですよね?」

P「そうだっけ?」ギュ-

藍子「そうです。なのでお仕事をしながら抱きしめていてください♪」スリスリ

P「致し方ない」ギュ-

(しばらくして)

藍子「♪」ギュ-

P「というわけなんです。これは仕方のないことなんです」ギュ-

ちひろ「…なるほど」

P「わかってくれましたか」

ちひろ「ええ、通報すればいいんですね」

P「は、話を聞いてください!」

藍子「♪」ギュ-

ちひろ「まったく…事情はわかりましたが、あんまり遅くまで残るのは駄目です。藍子ちゃんはもう帰らないとダメですよ」

P「だそうだ。藍子」

藍子「むー…」プク-

ちひろ「続きはまた明日でいいじゃないですか」

藍子「…」

P「なるほど」

藍子「…!」ピ-ン

P「じゃあ今日のところは帰」

藍子「ヤです♪」キッパリ

ちひろ「え?」

P「ん?」ギュ-

藍子「12時まではあと5時間も残っているんですよ♪」ギュ-

P「だから明日に回せばいいじゃん」ギュ-

ちひろ「ですね

藍子「今日がいいんです。もし明日に伸ばすというのなら少し時間を伸ばしてください♪」

P「少しって?」

藍子「♪」ニマリ

(1週間後)

P「…」ギュ-

藍子「♪」スリスリ

P「あと2時間だって?」

藍子「はい♪  でも、今日はあと1時間しか抱きついていられないので明日また3時間ですよ♪」ギュ-

P「明日、俺は出張なんだけど」

藍子「残念です…」シュ-ン

藍子「でも、2日後は5時間ですね…♪」ニマリ

P「あれ。これ終わりがないんじゃ…」ギュ-

藍子「どうなんでしょう♪」スリスリ

P「…まいっか。可愛いし」ギュ-

藍子「♪」コスリコスリ

終わり

以上です
お読みいただきありがとうございました

あいこすき(脳死)

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