P「最近溜まってるな…」 まゆ(!!!) (26)

P(まゆも売れて来て、仕事も順調に増え始めている…)

P(まゆが売れるのは嬉しい…けど、最近の忙しさは本当目が回るようだ…)

P(今も目の前に書類の束が山積みで、仕事が溜まりに溜まっているのだ…)

P(この仕事を明後日までに処理しなければいけないことを考えると気が重くなる…)

P(いかんいかん…俺が弱気でどうする!まゆは弱音も吐かず頑張っているというのに…)

P(でもなぁ…)

P「もう本当、溜まってるなぁ…」

まゆ「!!」

P「早く処理しないと…あぁ…辛い…」

まゆ「!!!」


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まゆ(今…プロデューサーさんが、た、溜まってる、処理しないとって…!)

まゆ(職場でポロっとあのようなことを口にするなんて…それはもう…凄い事になっているのでしょう…!)

まゆ(男性の方は"そういった感情"が溜まってしまうととても辛いと聞きます…)

まゆ(つまり…既成事実を作るなら今がチャンス!)

まゆ(押すのは今です!)

まゆ「あの…プロデューサーさん…"溜まっている"んですか…?」

P「あぁ…もう(スケジュールが)パンパンで辛いよ。色々溜まりすぎて処理が追いつかないね」

まゆ「"パンパン"だなんて…そんなに"溜まってる"んですか…///」

P「うーん…かれこれ(仕事が)一週間分くらい溜まってるかな?これから休日返上で働かなくちゃいけないから一息つく暇もないよ」

まゆ(一週間…!まゆは雑誌で読みました…男性の方は3日で一杯にになって、それ以上"溜まる"と辛いと…)

まゆ(それにこれから先も一息つく暇もないなんて…)

まゆ(雑誌で得た知識を使うのは今です!)

まゆ「あの…プロデューサーさん…まゆと一緒に一息つきませんか…?///)

まゆ(言っちゃいました!まゆはこれから大人の階段を上っちゃいます!)

P「うーん…それは魅力的な提案だなぁ…」

まゆ(!!!)

P「でも一息つくには(仕事の進行的に)ちょっと早いかな…」

まゆ(そうでした…時間はまだお昼、誰が来るかわからない状況ですし…)

まゆ(それにムードというものもあります…)

まゆ(やっぱりこういったことは夜にならないといけませんよね!)

まゆ「それなら、まゆはここで待っていますね」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まゆ(まゆがプロデューサーさんを待って数時間が経ちました)

まゆ(事務所の方は皆さん帰りましたし、日も暮れて雰囲気も完璧です)

まゆ(でもプロデューサーさんはまゆに見向きもしません…)

まゆ(少し恥ずかしいですけど、ここはまゆから積極的にいきます!)



まゆ「プロデューサーさん…あの…"溜まってる"のでしたらお手伝いしましょうか…///?」

P「あら…なんかごめんね。気を遣わせちゃって」

まゆ「いえ…謝ることはないと思います…だ、誰にだって…その…"そういう時"はあると思いますし///」

まゆ「それにプロデューサーさんはきっと辛いだろうなぁって…」

P (そんなに疲れが顔に出ていたのか…)

P「まゆは優しいんだね」

まゆ「いえ///」

P「でも、まゆに手伝わせるのは悪いし、気持ちだけ受け取っておくよ」

まゆ「そんな…遠慮なんてなさらずにいいんですよ…」

P「遠慮なんかじゃないさ。本当もう大丈夫だから。」

P「それにまゆが手伝ってくれるって言ってくれて凄い嬉しかった。それだけで十分だよ」

まゆ (やっぱりプロデューサーさんは堅物さんです)

P「まゆは昨日だって仕事で忙しかったんだし、今日はもうゆっくりしてていいと思うんだ」

まゆ「そうですか…」

P(気持ちは嬉しいけど手伝わせるのは申し訳ないしなぁ…諦めてもらうしかないな…)

P「それにさ、何時間も同じ体勢で、疲れて、腰が痛くなるしさ、もしかしたら明日の仕事にだって影響が出るかもしれないだろ?」

P「だからさ、明日のためにもまゆには休んでてほしいんだ」

まゆ(!!!)

まゆ(何時間も、同じ体勢で、突かれて、腰が痛くなるだなんて///)

まゆ(プロデュースさんはそんなに激しいのでしょうか…?///)

まゆ(まゆ、わかりません///)

P(うーん…これなら流石に諦めてくれるかな…?)

まゆ(でも、まゆは負けません!)

まゆ(たとえプロデュースさんがどんなに激しくても、まゆは全てを受け止めてみせます…!)

まゆ「まゆはプロデューサーにお願いされたら…ど、どんなことでもしますし…///」

まゆ「プロデュースさんはそんな事気にしなくて良いんですよ…///」

P(まゆはやっぱり頑固だな…)

P(それにまゆにここまで言われて断るだなんて出来ない…こんなに良い子が俺を慕っていてくれているなんて…)

P(俺はなんて恵まれているんだ…!)

P「じゃあ、まゆにはちょっとお手伝いしてもらおうかな」



まゆ(まゆ、やりました!)

まゆ(これでプロデュースさんと結ばれることは間違いなしです!)

まゆ(まゆは今日、大人の階段を上っちゃいます///)

まゆ「不束者ものですがよろしくお願いします///」

P(不束者…?)

P「じゃあ荷物と道具とって来るからまゆは座って待っててくれないか?すぐ戻って来るからさ」

まゆ「はい///」

まゆ(プロデュースさんは荷物と道具を取って来るとい言ました…)

まゆ(まゆは一体何をされてしまうのでしょう…!///)

P「そうだ、ついでにアイマスクも買ってこよっと」

まゆ(アイマスク…!)

まゆ(もしかしてプロデューサーさんは特殊なプレイがお好きなのでしょうか…///)

まゆ(それでもプロデューサーさんが求めるのなら、まゆは…///)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P「とりあえず、この書類に誤字脱字がないか目を通してもらって、それが終わったら次のイベント用にそこのダンボールのCDにサインしてって」

まゆ「あの…プロデュースさん…溜まってるんでしたんですよね…?

P「あぁ、仕事が溜まってるな」

P「ただ手伝ってもらうって言っても、まゆに手伝ってもらえるような仕事は少ないし、それなら予定を前倒ししちゃおうかなって」

まゆ「そうですか…」

まゆ「そのつけてるアイマスクは…?」

P「これ?蒸気で○ットアイマスク」

P「疲れ目に効くんだよ、これがさ」

P「気持ちいぞ。まゆも試してみるか?」

まゆ(まゆはとんでもない勘違いをしてしまっていたようです…)

まゆ(まゆはなんていけない娘なのでしょう…)

P「これが終わったら何処かでご飯でも食べに行くか」

P「まゆは何か食べたいものある?」

まゆ「いえ…とくにはないです…」

まゆ(ですが、まゆは諦めません…!)

まゆ(いつの日か必ずプロデューサーさんのハートを手に入れて見せます…!)

まゆ(そのためにはまず…)

P「そうだ!夕飯といえばさ、今度の休みホテルのディナーにでも行かないか?」

P「今年の誕生日は忙しくて何も祝ってやれなかったからさ、その代わりってことで」

P「どうだ?」

まゆ(はっ…!)

まゆ(困りました…考え事をしていて全然聞いてませんでした…)

まゆ(聞こえた内容は確かプロデューサーさんが"今度の休みにホテルに行こう"と…)

まゆ(……ホテルに行こう…………?)

まゆ(!!!)

まゆ「不束者ですがよろしくお願いします///」

P(不束者…?)

P「それじゃあ次の休みの日に予約入れとくから、予定空けといてね」

まゆ「わかりました///」



おわり

50:名無しNIPPER[sage]
2017/11/22(水) 17:42:33.39 ID:xVkkQw4A0
モバPと表記しろや!常識無いんか

思いついたネタを書いてみましたがネタ被りしてたらすいません

読んでくださった方は本当にありがとうございます

>>12
以後気を付けます
すみません


>P「それじゃあ次の休みの日に予約入れとくから、予定空けといてね」
「予定空けといてね」を「(ゴムに穴)開けといてね」と誤変換しないだけまだまゆはマトモ

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