ガヴリール「いちゃいちゃしたがるサターニャがベタベタしてくる」 (26)

ガヴリール「いちゃいちゃしたがるサターニャ」のつづき
ガヴリール「いちゃいちゃしたがるサターニャ」はガヴリール「サターニャの勝手な勝負」のつづき

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【深夜のサタニキア邸】


ガヴリール「ZZZ」

ガヴリール「ZZZ……んぅ」モゾ

ガヴリール「んぁ……おしっこ」ムクリ

グイ

ガヴリール「ん?」

サターニャ「ZZZ」ギュ-

ガヴリール「おいこらサターニャ……」

ガヴリール「手を離せ。トイレに行きたいんだよ」グググ

サターニャ「ゔ~~~」ギュゥゥゥ

ガヴリール「ゔ~じゃない!はなせって」グググ

サターニャ「ゔゔん!」グイッ

ガヴリール「おわっ!?」ドサッ

サターニャ「んふふふー……ZZZ」ギュ-

ガヴリール「だー!こら抱きつくなバカーニャ!」

ガヴリール「んぐぐぐぐ~~!」ジタバタ

サターニャ「ZZZ」ギュウウウウ

ガヴリール「お前ちから強すぎ……!」

サターニャ「ZZZ……ぐすっ、がゔりーるぅ……」グスグス

ガヴリール「あぁ!?」イラ

サターニャ「なんで行っちゃうのよぉ……そばにいてよぉ……」メソメソ

ガヴリール「トイレに行きたいんだよ!!」

サターニャ「私とメロンパンとどっちが大事なのよぉ……!」

ガヴリール「お前だよ!どんな夢見てんだ!わたし別にメロンパン好物じゃねーし!」

サターニャ「絶対離してあげないんだから……ZZZ」

ガヴリール「離して!お漏らししちゃうから!」

サターニャ「ガヴリールすきぃ……」ギュゥゥゥ

ガヴリール「ちょ、やば…………」


ガヴリール「あひん」

【学校】


ガヴリール「あのさぁ、サターニャ」

サターニャ「なに?」ギュ-

ガヴリール「お前ちょっと私に対してベタベタし過ぎじゃね?」

サターニャ「普通でしょ?」ギュ-

ヴィーネ「ベタベタしすぎよ」

ラフィエル「ベタベタしすぎですね」

サターニャ「なによあんたたち」

ラフィエル「最近サターニャさんが授業以外でガヴちゃんから離れてる所、見たことないです」

ヴィーネ「いっつも抱きついてるわよね」

サターニャ「こ、恋人なんだからいいじゃない……」

サターニャ「ガヴリールは私がくっついてたら嫌なの?」グス

ガヴリール「そんなことないよ。どちらかというと嬉しいけど」

サターニャ「んふふ」ギュ-

ガヴリール「でもたまにウザいかな」

サターニャ「んなっ」ガ-ン

ラフィエル「私も始めは微笑ましく見ていたんですが、着替えはいいにしてもトイレまで一緒に入ろうとするのは……」

ヴィーネ「ガヴはよく受け入れてあげてるなって思うわ……二人の関係だし、お互いが良いならいいんだけど」

ガヴリール「いや、私だって最近は支障が出てきたから困ってるよ。まさに四六時中だしな」

サターニャ「そんなにしょっちゅうベタベタしてたっけ……」

ガヴリール「この前だって、ちょっかいかけてきたじゃんか」

ガヴリール『最近運動不足かな。お腹が……』ムニムニ

ガヴリール『WiiFitでもやるか』

ガヴリール『体重増えてたらラッパ吹こ……よいしょ』

WiiFit『ソクテイチュウ』

WiiFit『ソクテイチュウ』

サターニャ『あっ、ガヴリールー。だっこー』ギュ-

ガヴリール『おわああ!こら抱きつくな!』

WiiFit『フトリギミデス』ピコ-ン

ガヴリール『あーーーー!』

ガヴリール『お前なに邪魔してんだ!私の体重めっちゃ増えちゃったじゃん!!』

サターニャ『他人に迷惑をかけなくて何が悪魔よ』フフン

ガヴリール『自慢げに言うな! これ一日一回しか測れないんだぞ!』

サターニャ『んー?あんた体重なんて気にしてんの?』

サターニャ『よいしょっと』スッ

ガヴリール『ひゃっ』

サターニャ『余裕でお姫様抱っこできるじゃない。重くなんてないわよ』

ガヴリール『それお前が馬鹿力だからだよ……』

サターニャ『ん、あれ? いや……』

ガヴリール『?』

サターニャ『もしかしてこの前より太った?』

ガヴリール『ふんっ!』ペシ-ン

サターニャ『ふぎゃっ』

ガヴリール『ぐぅぅ……ちょっと外走ってこようかな』

サターニャ『私、ガヴリールがぷにリールでも好きよ?触り心地いいし』プニプニ

ガヴリール『お腹をつまむな』

サターニャ『やわらかーい』プニプニ

ラフィエル「私もぷにちゃん触りたいです!」

サターニャ「だめ!私のものだもの!」ギュゥゥゥ

ガヴリール「ぷにちゃんって誰だよ」

ヴィーネ「でも確かに、ガヴちょっと丸っこくなってるかも」

ガヴリール「うっ……」

ヴィーネ「幸せ太り?」ニヤニヤ

ガヴリール「茶化さないでよヴィーネ……」

ラフィエル「サターニャさんはきっと、ガヴちゃんにくっついていないと死んでしまう病にかかっていますね」ニコニコ

サターニャ「どんな病気よ」

ガヴリール「サターニャ、ちょっと離れてみ。お前がどれだけ耐えられるかテストしようぜ」

サターニャ「はぁ?いくらでも耐えられるに決まってんじゃない」

ヴィーネ「5分かな」

ラフィエル「私3分で」

サターニャ「そんな短くないわよ!!」

ガヴリール「2分だな。ジュース一本ね」

ラフィエル「恋人のガヴちゃんが参加するのはずるいですよぅ!」

サターニャ「私をネタに賭け事してんじゃないわよ!」

ガヴリール「じゃ、始めるか」スッ

サターニャ「…………っ」

サターニャ「…………」

サターニャ「…………」ソワソワ

サターニャ「…………」ソワソワ

サターニャ「……ガヴリール」ギュ

ガヴリール「いや早すぎるわ」


ラフィエル「20秒でしたね」

ヴィーネ「もう依存症じゃない……」

サターニャ「だってだってぇ!」ギュゥゥゥ

ガヴリール(かわいいなこいつ)

【サタニキア邸】


サターニャ「ただいまー」

ガヴリール「ただいまー」

サターニャ「おかえりガヴリール」

ガヴリール「おかえりサターニャ」

サターニャ「よしガヴリール抱っ……」

ガヴリール「さって、ゲームしよ」トテトテ

サターニャ「…………」ムッ

サターニャ「…………」

サターニャ「んなーっはっはっは!よく来たわねガヴリール!」

サターニャ「この大悪魔サタニキア様の城に足を踏み入れたからにはただじゃ済まないわよ!」

ガヴリール「はぁ?」

サターニャ「飛んで火にいる秋の虫!あんたをめっためたに打ち負かしてやるわ!」

サターニャ「勝負よ!!」

ガヴリール「お前定期的に勝負仕掛けてくるのやめない?」

ガヴリール「んじゃ、マリオカートで勝負するか」

サターニャ「いやよ!あんた私にこうら当てるためにわざと待ってるじゃない!」

サターニャ「ちっちゃくなっちゃった時踏みつけてくるし!」

ガヴリール「周回遅れしてるサターニャを踏みつけると泣きそうな顔してて可愛いんだよなー」

サターニャ「いじわる天使!」

サターニャ「ゲームじゃなくて腕ずもうで勝負よ!」

ガヴリール「それ私が嫌だよ」

ガヴリール「お前、踏ん張ってる私のこと見てニヤニヤ笑うもん」

サターニャ「両手使っても1ミリすら動かせないガヴリールが可愛いんだもの」

ガヴリール「むかつく!」

ガヴリール「ていうか、いつになったら私に勝負しかけるのやめてくれるんだよ。わたしお前の彼女だぞ」

サターニャ「恋人だからって関係ないわよ。それに一緒に住んでるからこそ主導権はハッキリさせておくべきでしょ?」

ガヴリール「どうでもいいよそんなん。構って欲しいだけだろお前」

サターニャ「とにかく!勝負するの!ガヴリール!」

ガヴリール「あースキルポイントどうやって振ろっかなー」ピコピコ

サターニャ「ゲームするなーーー!!」

サターニャの携帯「」ヴヴヴヴ

サターニャ「なによ!?」

サターニャ「もしもし!ちょっとヴィネット!?いまガヴリールといちゃいちゃしてるとこなんだから……」

サターニャ「え?魔界の?なにそれ」

サターニャ「は!?聞いてないわよ!」

サターニャ「明日の23時まで!?うそ!」

サターニャ「ゔぃ、ゔぃねっと、写させ───」

サターニャ「ゔぃねっと? ゔぃねっと!」



サターニャ「……魔界の課題がある事すっかり忘れてた」グス

ガヴリール「うん……なんか雰囲気は伝わってきた」

サターニャ「仕方ないわ、勝負はおあずけね!」

ガヴリール「やらないけどな」

サターニャ「ううう……」カキカキ

サターニャ「課題が全く終わらない」

サターニャ「なにこれ難しいじゃない……!」

ガヴリール「おー、悪魔の課題ってそんなのなんだ」

ガヴリール「頑張れ」ピコピコ

サターニャ「ゲームしてないで手伝ってよぅ~」メソメソ

ガヴリール「天使が悪魔の課題やったらダメだろ」

サターニャ「駄天した分は助けてくれたっていいじゃない!」

ガヴリール「駄目天使に助けを求めるな」

サターニャ「あ~~~~」

ガヴリール「…………」ピコピコ

サターニャ「う~~~~」

ガヴリール「…………」ピコピコ

サターニャ「んぐぐぐぐぐ」


ガヴリール「…………」

サターニャ「全然わかんない……」

ガヴリール「サターニャ」スッ

サターニャ「ん?」

ガヴリール「構って」ギュッ

サターニャ「ふあっ!?」

サターニャ「ど、どどどうしたのよ急に抱きついたりしてっ!」

ガヴリール「別に」プイ

ガヴリール「なんとなく、くっつきたくなっただけだし」スリスリ

サターニャ「いや、私、課題やらないとっ」

ガヴリール「早く終わらせてよ」ギュ-

ガヴリール「さたーにゃの胸きもちいいー」フニフニ

サターニャ「こ、こら!」

ガヴリール「かまってかまってー」チュッチュ

ガヴリール「さたーにゃー」スリスリ

サターニャ「うぐぐぐぐぐ……!」

ガヴリール「あむあむ」チュ-

サターニャ「あー!もう!あんたかわいすぎ!!」

サターニャ「ガヴリール!!」ガバッ

【翌日】


ヴィーネ「で、結局課題もやってないわけね」

サターニャ「私がベタベタしてるのってガヴリールのせいだと思うわ」ギュウウ-

ガヴリール「私のせいにすんなよ」

ラフィエル「結局のろけ話になっちゃいましたねー」ニコニコ

ヴィーネ「ガヴもサターニャと同じでベタベタしてたいって事ね」

サターニャ「かわいいやつめ!」ギュ-

ガヴリール「んー」

ヴィーネ「あーもう、ごちそうさまです」



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