冷泉麻子「モテ度測定メガネか」沙織「後には引けない戦いです」【安価・コンマ】 (608)

前回までのあらすじ

武部沙織はゼクシィの広告に載っていた『モテ度測定メガネ』を思わず衝動買いしてしまい、他校の生徒

も測定しながら遊んでいた


ちなみ大洗がひどいことになってる


基準

00~15 全くモテない 大丈夫なのか…?
16~30 ほとんどモテない 女子力磨こう!
31~45 あまりモテない でも好きな人はいるかも
46~60 普通 ありのままを見せれば1人や2人はできる
61~75 結構モテる 普通に過ごせば恋人は余裕
76~90 かなりモテる 歩くだけで最低1人は寄ってくる
91~99 もて四天王レベル 異性、同性問わずモテモテ




用語説明
非モテ十刃 
・主人公ながらモテ度1をたたき出してしまった西住殿が発案した
ちなみに3番がかぶっている


・大洗はモテない
これが現実

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1510754625


現在の測定状態

97:ローズヒップ(聖グロ)
95:ナオミ(サンダース)
93:ダージリン(聖グロ)、武部沙織(大洗)
92:ペパロニ(アンツィオ)
89:カチューシャ(プラウダ)、ケイ(サンダース)冷泉麻子(大洗)
88:アキ(継続)
85:アッサム(聖グロ)
84:小山柚子(大洗)
83:宇津木優季(大洗)
82:ねこにゃー(眼鏡有り)(大洗)
79:ねこにゃー(眼鏡無し)(大洗)
77:西住まほ(黒森峰)
76:オレンジペコ(聖グロ)
74:蝶野亜美(大人勢)島田千代(大人勢)アリサ(サンダース)
69:アンチョビ(アンツィオ)
64:秋山優花里(大洗)
53:西住しほ(大人勢)
46:赤星小梅(黒森峰)
34:逸見エリカ(黒森峰)
33:カエサル(大洗)
30:カルパッチョ(アンツィオ)
24:ミカ(継続)
21:角谷杏(大洗)
14:近藤妙子(大洗)
09:河嶋桃(大洗)
07:ルクリリ(聖グロ)
03:阪口桂利奈(大洗)ノンナ(プラウダ)
02:島田愛里寿(大学選抜)
01:西住みほ(大洗)
00:丸山紗希(大洗)

冷泉麻子「モテ度測定メガネ…?」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1508598728/l50)

前スレでーす

沙織「…そんなわけで3日目です」

麻子「今日の帰りは買い物だ」

華「楽しみですね」

みほ「やっぱり服が問題なのかも…」

優花里「スクミズで上がりましたからねぇ」


ねこにゃー「あ、どうだったゲーム」

優花里「ノンナ殿が怒ってましたよ」

ねこにゃー「えっ」

麻子「あれは秋山さんと私がマウス×5で攻めたからだろ」

ねこにゃー「うーん、レギュレーション決めなきゃいけないかも…」



36/40


麻子「それじゃあ、安価↓2さんを調べてみるか」

クラーラ「西住隊長」


みほ「わ、クラーラさん!?」

優花里「この流れは…」



クラーラ「『ゲコクジョウ』いい言葉だと思いませんか?」

麻子「左衛門佐さんが喜びそうだな」


クラーラ「とうとうカチューシャ様を肩車する役目が私になるときが来たんですよ」

華「ノンナさんは…」

クラーラ「ふっ…あのモテ度の低さでカチューシャ様を肩車するとは片腹痛い」

優花里「今更ですけど日本語ペラペラですね」



クラーラ「さあ、武部さん!お願いします!」

沙織「あ、うん」

みほ「クラーラさんは果たして頼れる同志になるかな…」

優花里「ノンナ殿と同じパターンでは?」

麻子「本当のロシア美少女だからな」




沙織「それじゃ逝きます!判定↓1!」

基準は>>1参照

クラーラ…判定 18 ほとんどモテない 女子力磨こう!


クラーラ「ふっ…ノンナ様に6倍もの差をつけるとは…我ながらさすがですね」


麻子「いや、どっちもどっちだろ」

華「カチューシャさんの人気が大きすぎるのでは?」

優花里「あー、それに嫉妬してお付きの2人の評価が落ちてるんですかね」

みほ「うーん、最低限1桁じゃないとね…頼れる同志とは言えないかも」

沙織「えらく限定的だね」




クラーラ「…ゲホァ!」

沙織「く、クラーラさーん!!」


クラーラ「地味に大ダメージです…ああ、死ぬ前にカチューシャ様を膝枕して『し、死なないで!クラーラ!』といってもらいながら…」

麻子「意外と余裕あるな」


クラーラ「プラウダもダメですよね…」

華「カチューシャさん全振りですからね」

クラーラ「ですが後悔はありません…プラウダ高校の約99%がカチューシャを敬愛していますし、100%の信奉を得ています」

優花里「プラウダ高校って独裁政治なんですかね…」

みほ「カチューシャさんのお昼寝が終わるまで午後の授業が始まらないとか…」



(ポチッ)


沙織「クラーラさんの低評価の理由は安価↓1・2・3です」

沙織「『喘ぎ声うるさそう』『カチューシャのことしか見てない人は…』『エロすぎて抜けない』」


華「げへへ、意味が分からないままエロいセリフを言わされてる沙織さんは最高だぜぇえええええ!!」

沙織「華!?」


クラーラ「なんてことでしょう…というかなぜそんなイメージが…そういうのはダージリン様やケイさんの役目では…」

麻子「否定はできないな」

みほ「でも、それだけそういう目で見られてるんだよ!…これ、フォローになってないよね」

優花里「間違いなくそうですね」

みほ「うーん、とりあえずいつもみたいに…」

沙織「そうだね」



沙織「1つ目!『喘ぎ声うるさそう』…」

クラーラ「これは恐らくプラウダ高校のイメージを落とそうとする者の陰謀ですね」

麻子「さすがはKGBの娘」


クラーラ「間違いありません。もしこれが事実なら桜の木の下に埋めてもらって構いません!」


(ポチッ)


プラウダ高校1年 Aさん『いづもうるさいです。隊長の事が好きなのはわかるけども、同室の私たちの気持ちを考えてください』

プラウダ高校1年 Nさん『声もうるさいけど内容も気持ち悪いです。なんでノンナさんが死んだ想定になってるんですか』


クラーラ「…」

沙織「…」

麻子「…桜の木、あっちにあるぞ」





\   \ ハハ   ヽ };:{:;:;ハハ:;:;:;{:;:;:{/  //     /   /
.   }Z}.{Z{.VV  }Z}.{Z{ ;:VV;:;:;:};:;:/  //   (ZZZZ) ハマ
\ ハV Vハ \.ハV Vハ;:;:(ZZZZZZZZZZZ)/   / ハV
  ハV  Vハ.  ハV {Vハ;:};:;:;:;:;:};:;:;}.       /   ハV
\{V \. V}  {V  .}:;:V};{:;:;:;:;:;{:;:;:{.       (ZZZZV/
  \    rrrn /:;:';:;: };:;:;:;:;:};:;:ヘ        r‐:、
       辷 ノ/:;:/:;:;:;:{:;:;:;:;:;{:;:;:;:ヽ   ――r‐ くソ:}}
        (:彡ヘ:;/:;:;:;:;ノ:;:;:;:;:;:、:;:;:;:;:)′ __|__}:_:リ
―――=ニV: : :ヘ:_;:/⌒\:;:;ヽー:/   /=―――――
/ ,;i; ;i,  i,∠V: : :ヘ   ,;ii, ,;i;,ヽ、:>/   / ,;iii;,;ii;ii;, ,;ii \
  /      r}: : : :}ュ.   ,;i,. ,;i;.r/   /ュ , ; ;.   \
/  /,i;, i;, ^^^^^   ,.; 、   ^^^^^     , ;i, \  \
  /  /  / 、 ,      ,;,. i;, i;,  ,. \   \
/  /,.;i,/ ,i;, /.;;. /,;. ;,,i;i   ,;, ヽ  \,;   \   \

沙織「次ね!『カチューシャのことしか見てない人は…』…ノンナさんもそうだよね」

優花里「確かにカチューシャ殿は優秀な隊長ですし、カリスマ性もあります。個人的には西住殿以外なら使えたいところです」

沙織「ゆかりん、カチューシャさんのことずいぶん買ってるよね」

麻子「ああいうのがいいのか?」

華「Mですもんね」

優花里「…否定はできませんね」



みほ「でも、一途に思うことはいい事じゃないかなぁ」

沙織「だよね!純愛だよ!やっぱり!」

優花里「純愛というか忠誠じゃないですかね」

華「いえ、これも愛の一つかと」




クラーラ「危ないところでした…!」

麻子「よく帰ってこれたな」


クラーラ「カチューシャ様は素晴らしい方です。どんな時も冷静に判断するだけでなく、隊を盛り上げ、鼓舞する…まさに完璧な隊長です」

華「ですが、私のみほさんも負けてませんよ」

優花里「冷静に判断するだけではありません、私たちを信じて、全力の策を常に考えてくれるんですよ!」

クラーラ「ええ、それはよくわかっています。あの大学選抜戦で」

みほ「クラーラさん…」



麻子「いい話だが土をはらえ」

沙織「最後ね!『エロすぎて抜けない』…抜けない?」

みほ「アイシールド21かな」



クラーラ「実際そういう目で見られることは多いみたいですね、戦車道女子は」

華「そうなんですか?」

優花里「まあ、一種の大和撫子ですからね。そういう目線で見られてもおかしくないですよ」

沙織「ほかのと比べてもかわいい子多いよね。華から見て華道とかより多いの?」

華「そうですね…直接お会いした方は少ないのですが…かわいい子は多いですね」

沙織「やっぱりそうなんだ…麻子書道とか見てみるとどう?」

麻子「知らん。1回も出てないし」

優花里「ええ!?」



麻子「ただ…雀士よりかわいい子は多いと思うぞ」

みほ「そうかなぁ…」

優花里「河嶋先輩、麻雀かなり強いらしいですよ」



クラーラ「カチューシャ様が抜くなら私もご一緒しましょうか」

麻子「やめておけ。いろいろな意味で」

クラーラ「そんな…」

華「そもそも何を抜くのですか?」

クラーラ「ちん優花里「ストォオオオオプ!!なんで!なんでそういうところは思い切りがいいんですか!?」

クラーラ「思い切りの良さはプラウダ女子のたしなみ」

優花里「プラウダ高校のイメージを落としてるのはあなたですよ!カチューシャ殿とニーナさん、アリーナさんに謝ってください!」



沙織「よくわかんないねー」

みほ「沙織さんはそのままきれいでいてほしいな」

クラーラ「プラウダ高校の問題点がよくわかりました」

華「もっと早めに気がつけばよかったですね」

クラーラ「ええ…しかし、ノンナ様に勝ったのも事実。今日をもって肩車は私の役目です。そして、来年も…」

麻子「…いや、カチューシャは卒業だろ」

クラーラ「…KGBの力を使って」

みほ「カチューシャさんならそれを叩き潰すくらいはできそうだけどね」

沙織「うん…」



クラーラ「…さすがはカチューシャ様ですね。私では到底及ばない…」

クラーラ「ですが、カチューシャ様の後継者として、私がプラウダ高校を再び栄冠へと導きます!」


優花里「あれ?プラウダ高校の次期隊長はニーナさんと聞いたのですが…」

クラーラ「…え?」




クラーラ「なんてこったい」

華「ロシア要素が0になりましたね」

クラーラ「とりあえずノンナ様に聞いてきます!」



(ダッ!)



みほ「元気な人だったね」

麻子「カチューシャ命、というやつだな


37/40


みほ「それじゃあ安価↓2さんは頼れる同志です!」

みほ「見つからないね…」

華「継続高校の3人は風来人ですからね…」

麻子「あの森のあたりにいそうだな」

沙織「えー、そんなムーミンじゃあるまいし…」


ミッコ「」

優花里「本当にいました!?」

麻子「でも泡吹いてるぞ!?」

みほ「助けないと!」



ミッコ「いやー助かった。とりあえず後でミカはボコる」

優花里「何があったんですか…あ、そのケーキは」

麻子「あああ…ウナギケーキ…」

華「少し苦みがありましたね…」

沙織「」

優花里「ああ、マズさがフラッシュバックしてます!」



ミッコ「何が『何時もがんばってるふ2人でおたべ』だよ!」

みほ「あはは…」

ミッコ「ん?それが例のモテ度測定の眼鏡?」

沙織「あ、はい」


ミッコ「それじゃあ私も見てよ。せっかくだし!」

沙織「いいんですか?」

ミッコ「大丈夫!ミカ以下にはならないでしょ!」


麻子「…フラグ」


(ポチッ)

沙織「それじゃミッコさんは判定↓1!」

基準は>>1参照

ミッコ …判定 88 かなりモテる 歩くだけで最低1人は寄ってくる


みほ「ゲホァ」

ミカ「ぐほぁ!」


華「みほさんがまたダメージを!?」

優花里「ミカ殿が木から落ちてきました!?」



ミッコ「あ、ミカ!とりあえずボコる!」

ミカ「待って待って」

ミッコ「?」

ミカ「刹那主義には賛成できないな」

ミッコ「わかったボコる」

ミカ「ごめんって!」



アキ「ミッコ、待って」

ミカ「ほら、アキは私の賛同者だ」

アキ「とりあえず残りはミカに食べさせよ?」

ミッコ「いいね。食べ物は粗末にしちゃいけないし」

ミカ「え」


ミカ「」


沙織「でも、ミッコさんもアキさんも88点って何かすごいですね」

アキ「ねー」

ミッコ「私らがモテないのはミカが悪いってことなの?」

沙織「…ひ、否定はできないです」


(ポチッ)

華「さて、よかった点は安価↓1・2・3です」

華「『アキと同じく妖精のような可愛らしさ』『匂い嗅ぎたい』『ハンドルさばき最高』」

ミッコ「おー、いい意見ばっかりじゃん」

アキ「真ん中はOKなの?」

ミッコ「…まあ、私もね、カレーとか伊勢海老とかの匂い好きだし」

沙織「おかしいですよ!?なんで食べモノと女の子のにおいが同等なんですか!?」

優花里「私が戦車のにおい好きなのと一緒かもしれません」

麻子「それもおかしいと思うが…」




華「まず…『アキと同じく妖精のような可愛らしさ』確かにかわいらしいです」

ミッコ「五十鈴さんは大人びてるよね。とても高2とは思えないよ」

優花里「五十鈴殿はしっかりしていますからね!」

みほ「うん、本当にあこがれちゃう」

華「まぁ…そんなに褒められても…」



ミッコ「妖精って…どんなイメージなんだろ」

アキ「ほら、あれじゃない?ハート6個分回復する」

沙織「ふしぎの木の実面白いですよ」

みほ「なんで今GBCのゲーム勧めたの!?」



ミッコ「でも、確かに私らのイメージには会うかもね」

アキ「なんかちっちゃいもんね、私」

ミカ「」


ミカ「ケッ…乳ばっかりデカくて頭はカンテレだよ」

アキ「本当にね!このスナフキン!」


優花里「な、仲が実は悪かったりするんですかね…?」

華「いえ…きっと強いきずながあるからこそああいう風に言い合えるんです。私と沙織さんのように」

沙織「あそこまで華はひどくないけどね」


ミッコ「とりあえず磔にしようか」

アキ「そうだね」


みほ「とんでもないこと言ってるよ!?」

華「絆があるんですよ、きっと」

華「次は…『匂い嗅ぎたい』」


ミッコ「先に言っておくけど基本ちゃんとお風呂には入ってるからね?それだけ!」

優花里「ですが、サバイバルの時とかはどうです?」

ミッコ「…まあ、どうしようもない時もあるよね」

優花里「女子としては控えの下着くらいは用意しておきたいですよね」

アキ「ミカの指示に従うと遭難するからね…」

沙織「そういえば前おりょうさんたちが言ってたね…」

みほ「継続高校の人達が遭難してたって」



麻子「サバイバルか…」

優花里「冷泉殿は頭がいいからサバイバル向きですよ!」

麻子「さすがに興味もないしな」


ミッコ「…私もミカに会う前まではそうだったなぁ」

麻子「えっ」

アキ「冷泉さんもミカについていくとわかるよ…ね?」

ミッコ「うん」

麻子「…継続高校恐るべし」

華「雪国は恐ろしいですね…」

優花里「資源が少ない以上、ほかから奪うしかないですからね」



華「さて、少し匂いを…」

ミッコ「どう?」



華「3年生のはずなのに…沙織さんより甘めの匂いですね」

ミッコ「そんな…糖尿病になるほど食べれてないのに!」

沙織「えぇ…」

華「最後ですね『ハンドルさばき最高』」

ミッコ「へへん、これが一番だね!」

麻子「あの片輪走行とかは驚いたぞ…」

アキ「継続高校はみんな運転がうまいからね。大洗もみんなうまいけど」

沙織「麻子がみんなに教えてますからね!」

麻子「それ以上にみんな才能があったんだと思うが…」

みほ「うん…阪口さんとか河西さんとか本当に半年前まで中学生?ってレベルだったよね」


ミッコ「正直河西さんと冷泉さんはライバル視してるよ」

麻子「えっ」

ミッコ「『大洗のキセキの世代』操縦手、冷泉麻子!いざ尋常に勝負!」

沙織「そんな呼ばれ方されてたの!?」



麻子「無理」

ミッコ「えー…」

麻子「どうせしばらくしたら本編で戦う機会もでるだろ」

ミッコ「どうかな?それまで10年くらいかかる可能性もあるんだよ?」

麻子「第一操縦士同士でなんの勝負をするんだ。レースならもっといい相手がいるぞ」

ミッコ「…冷たい!」

麻子「冷泉だけにな」



華「私たちも『キセキの世代』という風に言われてるんでしょうか?」

優花里「いいですね!」

沙織「『キセキの世代』って内部分裂するんだけどいいの?」

みほ「ええっ!?」

ミッコ「来年になったら全員バラバラとかはないと思うけどなぁ…」

アキ「そればっかりはね」



ミカ「大丈夫さ。君たちの絆ならそんなことはありえない。だからおろして…」

みほ「ミッコさん、アキさん」

ミッコ「はぁ…しょうがないなぁ」



ミカ「ふう、危なかったよ」

アキ「もうあんなことしないでね?」

ミカ「はい」

ミッコ「アレ本当にまずいでしょ?」

ミカ「イギリス料理をなめてたよ」




ダージリン「見つけたわ!ファミレス代をはらいなさい!」

オレンジペコ「私が代わりに出したんですよ!」


ミカ「それは、人生において必要なことかな?」

アキ「いらないよね。ミッコ!」

ミッコ「おっけー!」


優花里「BT-42!?」


カチューシャ「ついでにそれもプラウダに返しなさーい!!」

ノンナ「粛清の対象ですよ」


ミカ「戦車は拾った。戦車道はできる」

アキ「おい、戦車道しろよ」

ミッコ「ライディング戦車道!アクセラレーション!!」


カチューシャ「逃げられた!」

ダージリン「くっ!」





みほ「…すごい光景だったね」

優花里「楽しそうな、そうでないような…」

麻子「なんだかんだあの3人仲いいんだな…」



38/40


沙織「それじゃあ安価↓2さん!この人に期待!」

そど子「あんこうチーム!買い食い禁止よ!」

麻子「すまん許してくれそど子」

そど子「ダメなものはダメ!」



華「仕方ありませんね」

沙織「そうだね。みぽりんの家に荷物おいて…」

優花里「そこから買い物に行きましょうか」

みほ「そうだね」

麻子「ついでにそど子のモテ度も計るか」



そど子「モテ度…?あのね!不純異性交遊禁止!特に冷泉さん!あなたみたいなタイプは一番男におぼれやすいのよ!」

麻子「どこ調べだ」

そど子「普段興味なさそうにしておきながら実はラブラブ!とか言うのがいけないのよ!不純よ!校則違反よ!!」

沙織「そ、そど子さん…」

華「先生!不純同性交友はセーフですか?」

そど子「セーフよ!」

沙織「セーフなの!?」

優花里「いいこと聞きました…」

そど子「ストーカーはストーカー対策法で禁止よ」



みほ「でも、せっかくだし計りません?」

そど子「…まあ、気にならないこともないしね。ちょっとだけね」


(ポチッ)


沙織「そど子さんは判定↓1!」

基準は>>1参照

園 みどり子…判定 89 かなりモテる 歩くだけで最低1人は寄ってくる


そど子「あら、いい数字じゃない!」

沙織「麻子と同じ点数ですね」

麻子「絶対低いと思ったのに…」

そど子「いい?規則を守れる女はいい女なのよ!武部さんもモテたいなら…」

沙織「私は93点でしたよ?」

そど子「ええええええ!?」

優花里「地味にその反応もひどいですよね」



そど子「…けど、確かに武部さんもちゃんとルールは守ってるわね」

沙織「いつも完璧、じゃあないですけどね」

麻子「買い食いとかな」

そど子「ダメよ!太るわよ!」

沙織「そうなんですか!?」


そど子「食事は1日3食!お菓子は時間を決めて食べるの!しっかりかんでバランスのいい食事が大事なのよ!コンビニ弁当ばっかりなんてもってのほか!」

みほ「グフッ」

優花里「西住殿ぉおおおおおおお!!!」


そど子「…隊長も意外と不真面目な生活してるのね」

みほ「面目ないです…」

華「みほさんコンビニ好きですもんね…」


(ポチッ)

沙織「そど子さんの高評価の理由は安価↓1・2・3みたいです」

沙織「『尻に敷かれたい』『不純異性交遊禁止とか言いながら自分に彼氏が出来て一度性交したらドハマりしそうなところ 我慢出来ず自分からお願いしてそう』 『孫の嫁にほしい』…」

そど子「なんてことなの…これが世の中の男性の意見だというの!?人間なんて…汚い…!」

麻子「お前も人間だろ」

華「やはり男の人はいけませんね、沙織さん」

沙織「ちょ、手を放して…力つよっ!?」



みほ「でも、麻子さんとそど子さんが同じ点っていうのも不思議だよね」

優花里「運命的なものがあるんですかね?」

沙織「…ダージリンさんと?うーん…」

麻子「ユニークで頼りになって行動力もある、お金持ちの完璧超人だぞ?」

沙織「女の人じゃん!」



沙織「まず…『尻に敷かれたい』」

麻子「そど子はそんなにスタイルよくないし沙織のほうがいいぞ」

沙織「そういう意味じゃないでしょ!!」

そど子「まあ、そういうダメな人を引っ張るのもまた風紀委員の役目よ!」


そど子「こういう自分に自信がないけど自分を変えたい…そんな人に風紀委員よ!」

華「初期の私にもそういう声をかけてくださいよ」

そど子「ごめんなさい」


みほ「あ、皆様の風紀委員ってそういう意味なんですね」

そど子「そうよ。悩める乙女の味方でもあるわ!」


優花里「どうしたら西住殿は振り向いてくれますかね?」

麻子「どうして朝は来るんだ…」

華「沙織さんを誘拐するいい手段はありませんか?」

沙織「親友が怖い」

みほ「モテ度1でした」


そど子「…解決できそうにないわ…笑いなさい、この哀れな風紀委員を…」


優花里「今更ですけど、風紀委員って謎ですよね」

みほ「変な声の人が多かったり」

そど子「聞こえてるわよ!」

沙織「次!』『不純異性交遊禁止とか言いながら自分に彼氏が出来て一度性交したらドハマりしそうなところ 我慢出来ず自分からお願いしてそう』」

華「あー」

そど子「納得しないで五十鈴さん!」


麻子「でも、まじめな人ほどそうなりそうだな」

みほ「そうなのかなぁ」

優花里「そういう経験がありそうな人…」

沙織「…大洗にはいなさそうだね」

そど子「当り前よ!私たちまだ高校生よ!そんなはしたないことできるわけないじゃない!」


そど子「そういうことは結婚するまでダメよ!」

沙織「で、でも彼が求めてきたら…」

そど子「まだいないじゃない」

沙織「」



麻子「まあ、今回ばかりはそど子の言う通りだろ。妊娠したら卒業も…」

華「戦車道で取った単位が無駄になりますね」

優花里「それどころか戦車に乗れませんよ…」

みほ「うん…そうだよね」


そど子「そう、それでいいのよ。女子高生らしくしましょう!」

沙織「ううう、そうなのかなぁ…」

そど子「というかコレが世間の常識かもしれないわよ?」

沙織「…常識外れでも彼氏ほしーい!!」




麻子「まあ、そど子はもう卒業だしハメ外してもいい気はするがな」

そど子「いないわよ!相手が!」

沙織「最後ね!『孫の嫁にほしい』…麻子のおばあちゃん?」

麻子「やめろおばあ!せめてわがまま聞いてくれる沙織がいい!」

そど子「なによそれ!」



華「実際これは麻子さんの…?」


(ポチッ)


・いつも困ってるとき助けてくれるおかっぱの子はいい子だねぇ
・ウチの孫も見習ってほしいよ
・おはぎくうかい?
・今時珍しいまじめな子だよ


麻子「おばあの意見関係ないだろっ!!」

優花里「冷泉殿があらぶってます…」


そど子「…こんなふうに褒められたくてやってるわけじゃないけど改めて褒めらると…うれしいわね」

麻子「確かにそど子たちはうるさいが…感謝してる人もいるだろうな」

みほ「うん。いつも一生懸命だもん」

華「学園艦が平和なのも毎日そど子さんが頑張っているからでしょうね」

優花里「私も見習いたいものです」

沙織「いろんな人のために頑張れるってすごいよね!」


そど子「あ、あなたたち…あ、ありがとう…特に…冷泉さん」

麻子「…まあ、私は感謝はあんまりしていないが」

そど子「ちょっと!」



そど子「あと、スルーしちゃってたけどそど子じゃないから!園!みどり子!」

優花里「そうだったんですか…」

そど子「あゆ子ォ!」

優花里「あゆ子!?」


そど子「全く…でも、なんだかんだ言ってみんなちゃんと認めてくれてたのね」

みほ「はい!…あ、でも…」

そど子「廃校の時のことは言わないで。あれはもう…」

麻子「じゃあ暴走して黒髪強制してたのは?」

そど子「…やめてね」

優花里「じゃあ業者さんを役人と間違えて襲った話とか…」

そど子「あゆ子!!やめなさい!干し芋10日の刑に処すわよ!」

優花里「ひえええ」

華「カチューシャさんみたいになってますね…」



沙織「ちなみに上から『劇場版』『もっとらぶらぶ作戦です②』『戦車道ノススメ①』だよ!」

麻子「どれも面白いから見てない人は見ておくといいぞ」

華「11月22日には『もっとらぶらぶ作戦です⑨』と『戦車道ノススメ②』が発売しますので是非どうぞ」





39/40

華「それでは…次は安価↓2さんにしましょうか」

華さんはぶっちゃけおまけでやってもらえそう感あったけど

>>92
それは否定すまい…


華「私のターンと行きましょうか」


みほ「華さんは…私の友達だよね…?」

華「友達ですが…モテ度に関しては私にはどうにも…」



麻子「五十鈴さんも美人すぎて点が落ちそうだが」

優花里「あんこうチームは現在の平均点は61点…」

華「平均値を出せたらいいほうかもしれませんね」


沙織「でも、華だよ!?タカシが惚れてる華だよ!?」

華「それはスタッフが勝手に決めた設定では?」


沙織「華はモテる!親友の私が言うんだから間違いない!」

華「モテないなら沙織さんがお嫁さんになれば万事解決では…?」

優花里「五十鈴殿、何も解決になってません」


みほ「華さん…信じてるから」

麻子「がんばれ」

華「こんなにゆがんだ目のみほさん初めてみました…」



(ポチッ)


みほ「それじゃあ華さんは判定↓1です!」


基準は>>1参照

五十鈴 華 …判定 96 もて四天王レベル 異性、同性問わずモテモテ



みほ「」


優花里「にっ…西住殿ぉおおおおおお!!!この3日間で何回息絶えたんですか!?」

麻子「予想はしてたがやっぱり高いか…」

沙織「大洗ナンバーワンモテ女の座が…」

華「びっくりですね…」


麻子「まあ、ある種想定どおり…か?」

優花里「私がは思った以上に高かったのかも」

麻子「それは私もだな」



みほ「もうだめだよ…黒森峰がすべての悪だぁ…」

優花里「西住殿…」

沙織「ま、まぁまぁ元気出して…」



みほ「だって、友達みんなが高得点連発だよ!?一番低い優花里さんでも64だよ!?」

みほ「1点って!ギャグだよ!1人だけサッカーだよ!」


沙織「みぽりん…」

華「大丈夫ですよ。ダージリンさんも言ってたじゃないですか」

みほ「それは…」

麻子「西住さんには仮があるからな。西住さんのモテ度を上げる手伝いならいくらでもする」

優花里「当然私もです!」


みほ「みんな…ありがとう…」



(ポチッ)


みほ「それじゃあ、華さんがよかった点は安価↓1・2・3・4・5です!」

沙織「『昼はおしとやか夜はアクティブ、イヤッホー最高だぜぇ!』 『ナイスバディ』 『女同士って良いよね』 『密かに百合なのがいい。みほさお派なので二人をくっつけてくれる様に動いてくれるとなお最高』『いっぱい食べる君が好き 』」

麻子「実に五十鈴さんみたいな意見が多いな」

華「こうして改めて褒められると嬉しいですね」



沙織「まず『昼はおしとやか夜はアクティブ、イヤッホー最高だぜぇ!』…夜はテンション上がるタイプなの?」

華「いえ…たぶんそういう意味じゃないかと」

麻子「だが、五十鈴さんなら…まあ、上手そうだな」

優花里「私たちの中で一番セクシーですもんね」

沙織「えー、私は?」

みほ「沙織さんは…母親感が」

沙織「まだ17なんだけど!?」



華「ですが、そど子さんやまほさんも言っていましたが、まだ高校生の私には早いですよ。ましてやまだ未熟者の私がそういったことにうつつはぬかせません」

優花里「五十鈴殿はしっかりしてますね」

麻子「メンタル面は大洗最高だからなあ」

みほ「私も見習わないと」




沙織「…華って二重人格なの?」

華「いえ…善の華と悪の華に分かれているんです」

沙織「そうなの!?」

華「モテ度が低ければ惡の華になってました」

優花里「恐ろしいですね」

華「ところではなゆかもいいと思いませんか?」

沙織「次ね!『ナイスバディ』…私も負けてないのに!」



麻子「五十鈴さんは細いからな」

優花里「スラっとした体ながら凹凸のはっきりした…うらやましいです!」

みほ「私も華さんみたいな体ならモテ度もっと上がったかなぁ…」


華「皆さんも素敵ですよ?特に沙織さん」

沙織「やめて目が怖すぎる」

麻子「あれだけ食べてなんで太らないんだ…沙織がいつも嘆いてるぞ」

優花里「全部胸に行ってるんじゃ…」

みほ「いいなぁ」


華「実はこれも華道のの効果なんです」

沙織「私も華道やるべき?」

華「はい!手取り足取り…」

沙織「あ、やっぱりいいです」



沙織「でも、華道もいいよね」

優花里「あれも大和撫子って感じです!」

麻子「自分の美意識に素直になる…とか言ってたな。もう正座はこりごりだが」

みほ「でも、華さんの華道も1つの答えを見つけたんでしょ?」

華「はい。ですが、まだ奥があると思うんです」

沙織「奥?」



華「心技体。それらがすべてそろってこそスタート地点に立てるんだと思います」

麻子「技は問題ないんじゃないか?」

優花里「心もこもってますし」

沙織「戦車道で生き生きとした力強さ…体もできたし、ダメなの?」


華「はい。心が一番大切だと思います」

みほ「心…?華さんは一番それがあるんじゃ…」

華「はい。ただ私の心をこめるだけじゃダメだと思うんです」

麻子「…なるほど」

優花里「へ?」


華「私たち…5人。いいえ、大洗…戦車道で出会ったすべての人の思いを込めてこそ真の心だと思います」

沙織「そっか…すごいよ華!そこまで考えてるんなんて!」

華「特に沙織さんの心を知りたいのですが」

沙織「いい話だったのに!」

すまん、寝る…

3位は…大洗の子です

あ、それと…選ばれなかった子全員は点数だけ取ります

評価をすると心折れるし


沙織「次―…『女同士って良いよね』…えぇ、ダメだよ非生産的な!」

華「そうでしょうか?」

沙織「私はイケメンの彼氏がほしいよ?それでいて優しくて、ちょっと意地悪だけど私のことをよくわかってくれてる…」

優花里「…冷泉殿ですかね?」

沙織「ちがーう!!」

麻子「そど子か沙織なら沙織で我慢するぞ」


みほ「でも、戦車道って女の子同士のそういうのも多いみたい」

沙織「…モテモテは嘘なの!?」

みほ「(男女問わず)モテモテってことじゃないかな…」



華「ですが…私自身、考えがあります」

優花里「どんな考えですか?」

華「iPS細胞…!」

麻子「なぜこっちをみるんだ」

華「麻子さんならきっとできるかと思って」

麻子「できないだろうし、できてもやりたくないが…」


みほ「でも女の子同士も気楽でいいかも」

優花里「わかります」

麻子「気を使って疲れそうだ…」

沙織「ダメだから!確かにみんなと一緒なのは楽しいけど!あと、麻子は気を使えるなら私にも使ってよ!」



華「女の子は女の子同士で、男の人は男の人同士で恋愛するつもりだと思うの」

沙織「とんでもない事言わないでよ!」

麻子「この世界は咲世界くらい男の存在は不要だからな」

沙織「あの世界にも男はいるでしょ!?」

沙織「『密かに百合なのがいい。みほさお派なので二人をくっつけてくれる様に動いてくれるとなお最高』…密かに?」

華「はい!奥ゆかしく、謙虚に!」

沙織「おかしいなぁ…私の知ってる華は密かってレベルじゃないような気がするんだけどなぁ」

華「あれは惡の華さんです」

沙織「そうだったの!?」



麻子「なるほど…みほさおか」

優花里「みほさおは武部殿がノンケアピール強いので影こそ薄いですが、シチュとしては最高だと思います!」

沙織「ゆかりんそれ褒めてるの?あとノンケアピールじゃないから!ノンケだから!」

華「みほさんはどんな相手でもいい関係になれますからね」

みほ「そうかな…」



優花里「ですが、私は五十鈴殿と武部殿の存在が西住殿にとっておおきかったんだと思います」

麻子「そうだな。もしこの2人がいなければ…」

みほ「どうなってたか想像もつかないや…」




華「ですが、みほさおを実行するとはなさおが…」

優花里「…簡単です!あんこうみほハーレムにすれば!」

華「なるほど!」

沙織「うん、何が『なるほど!』なの?」

麻子「なるほど…ハーレムにすることで後腐れをなくす作戦か」

優花里「はい!」

沙織「なんでそんなに理解が早いの麻子…」

沙織「最後ね!『いっぱい食べる君が好き』…ずるい!」

華「何がですか?」

沙織「私も食べるのに!華は褒められて!」

華「量が少ないんですよ」



麻子「沙織もなかなか食べるからな」

優花里「私は趣味に消えますからね、西住殿は…」

みほ「あんまりかな。お姉ちゃんはよく食べるんだけど…カレーを」

優花里「そういえば好きなんでしたよね、カレー」


華「普通たくさん食べるのははしたないといわれますが…」

沙織「華って量が多くても綺麗に食べるからぜんぜん汚く見えないんだよねー…うらやましい!」

麻子「沙織もおいしそうに食べるじゃないか」

優花里「食べた後、後悔するところまでデフォですけどね」

沙織「ひどい!というかコレが普通の女子高生なの!食べても食べても太らない華がおかしいの!」

みほ「でも、戦車道始めたら痩せたんだしいいんじゃないかな」

沙織「それでも買い食いしすぎると…そど子さんの言う通りなのかもぉ…」

麻子「気にしすぎだと思うがな…」

優花里「見せる相手もいませんしね」

沙織「ゆかりんー…」

華「いいえ!見せる相手はいます!」

沙織「は、華…!」




華「まずは一人!ここにいる!!」

沙織「いうと思ったし!それにそのセリフ、華は全く関係ないじゃん!?」

みほ「主人公の親友のセリフだから無関係とは…」

沙織「いや、こじつけすぎるから!」



みほ「ふぅ…ゲホァ」


優花里「時間差ですか!?」

麻子「しかし、本当にモテ度1ってダメージ大きいんだな」

沙織「ま、まあ周りが高いと特にショックかも…」

華「私たち3人が現状大洗トップ3ですからね…」

優花里「私も6割ありましたからねぇ」



みほ「ううう、何でなの…」

麻子「…実は許嫁がいるとか」

沙織「そうなの!?」

華「確かに名家西住家ならありえない話でもないですね…」

優花里「次女ですから政略結婚とか…嫌です!」

沙織「うん!女の子は好きな人といっしょにいる時が一番輝くんだよ!」

華「家のほうに抗議しましょう!」

麻子「お姉さんも協力してくれるかもしれない」

優花里「それです!」

みほ「…とりあえず、いないから…」


40/40


優花里「あ、もうこんな時間ですね!安価↓2殿を調べて買い物に行きましょうよ!」

麻子「えぇ…」

優花里「もう大部分調べましたし」

沙織「でも、テンション高い麻子みたいなものなんでしょ?…そう思うと高いかも」

華「テンションの高い麻子さん…」


麻子『ホラホラ西住さん!こっからどうすればいい?』

麻子『ケーキ!食べずにはいられないっ!』

麻子『お前みたいなやつが黒森峰の副隊長なんて世も末だ』



みほ「…今の麻子さんがいいかな」

麻子「私もそう思う」

沙織「っていうよりなんで真ん中ジョジョなの?」

華「アクティブなことをやりたかったのでしょう」



優花里「とは言うものの、大洗にいるかどうか…」

麻子「そういえばしばらく来るとか言ってたな」

沙織「あ、そうなの…?」




久子「…で、そんな理由で来たと?」

麻子「そうだ!」

久子「こんな年寄りのモテ度計ってなんの意味があるんだい!」

華「いえ…華はどんな時でも咲きます」

久子「もう華どころか根っこも千切れてるわ!」

沙織「…いい突っ込みだなぁ」


みほ「せっかくですし計ってみては?」

優花里「そうです!」

久子「さっきも言ったけどこんな年寄り計る意味あるのかい?」

みほ「わかりません…ですが、前に進む意志こそが大事なんだと思います!」

沙織「意味が分かんない」

久子「…まあ、別に暇だしね。今日は麻子はかえってこないんだろう?」

麻子「うん」


久子「暇つぶしはちょうどいい。さっさと計って買い物に行ってきな」



沙織「さて、判定↓1です!」

基準は>>1参照

冷泉 久子…73 結構モテる 普通に過ごせば恋人は余裕



みほ「」

優花里「にっ…西住殿ぉおおおおおお!!!今日3連続です!!」


麻子「こんなに高いとか日本は終わりだろ」

久子「全くだよ。麻子、あんたは何点だったんだい」

麻子「おばあの心配はいらない。89点だ」

久子「いつもテストは100点なのにこれは89点かい!」

麻子「別にテストは関係ない」


久子「それに、コレの判定は昔だろうねぇ」

華「昔…?」

久子「そう。私が熊本で…と、これは関係ないか」



みほ「そ、そうなんですか…」

優花里「写真とかあります?」

久子「そうだね…この辺りに…」

麻子「ちょっと待って。なんで私の家の押し入れに入ってるんだ」

久子「え?気が付いてなかったのかい?」

麻子「気が付くかっ!?」




(ポチッ)


沙織「さて、おばあちゃんがよかったのは安価↓1・2・3が理由です」

優花里「昔の冷泉殿のおばあさん、冷泉殿そっくりです…ん?」

みほ「…」

華「…5人、なぜか見覚えがあるような…」


沙織「ちなみに昔の写真も出回ってるからそういう意見もあるかも!」

沙織「『お孫さんを私に下さい』『元気すぎる』『にじみ出る美しさ(60年前の写真)』」


麻子「私の人気もあるのか」

久子「物好きもいるもんだねぇ」



沙織「まず『お孫さんを私にください』…どうですか?」

久子「まだ17だしさすがに難しいね」

麻子「まだ相手もいないしな」

沙織「おかしい…モテ度は私のほうが低いはずなのに…」

華「不思議ですね」



優花里「でも、冷泉殿がモテるのもわかります!いつも冷静ですし、頼りになりますし…あこがれてます!」

みほ「私の無茶であいまいな指示もすぐわかってくれるし…本当に頼りになるよ」

麻子「どうも」

久子「もっと愛想よくできないのかい!」


華「大丈夫です。麻子さんはいつもやさしいですから…沙織さん以外には」

沙織「だよね!?麻子が私にだけ冷たいのも気のせいじゃないよね!?」

麻子「気のせいだ」

みほ「沙織さんは幼馴染だから特に心を許してるんじゃないかな」



華「つまり、麻子さんは私のライバルなんです」

沙織「なんの!?」

華「恋のです!」

優花里「いや、その理屈はおかしいです」

ナカジマ:バブみ&小っちゃくてかわいい『別名大洗の副隊長(大嘘)』
ホシノ:露出狂&褐色美人       『別名 大洗で一番早い女』
スズキ:高身長褐色&夢がでかい    『影が薄い』
ホシノ:運転うまくて糸目そばかす ドリフトドリフトォ『別名ドリキン』


自動車部に関してはこういう風に覚えよう!
>>1も生まれ変わったらポルシェティーガーになるんだ…



沙織「次ね!『元気すぎる』…おいくつですか?」

久子「知らん」

麻子「そこまでボケたのか…」

久子「いいかい、麻子。存在しえないものを知ることはできないんだよ」

みほ「メタい発言ですね…」



久子「確か…19××年だったかね」

優花里「あ、ウチのおばあちゃんと同じです!」

華「私の家もそうですね…おばあ様がその年生まれだったかと」

みほ「私の家は1年遅いけど…早生まれだから同じ学年だ」


久子「…西住って聞いてたけど、まさか」

みほ「?」


久子「…いや、まさかね。そんな偶然できすぎだよ」

麻子「…」





優花里「ちなみに蝶野教官の生まれた年が20××だとか!」

沙織「最後です!『にじみ出る美しさ(60年前の写真)』…身長高い麻子みたいですね」

麻子「この5人の写真ってどこで取ったんだ?」

久子「大洗に決まってるだろうに」




みほ「でも、この5人楽しそうです」

優花里「この帽子をかぶっている人がリーダーですか?」

華「この方、すごい髪の量ですね…」

沙織「…これ、華のおばあちゃんじゃないよね?」

麻子「なんでそう思うんだ?」

沙織「ほら、頭のあたり…」



麻子「…このアホ毛は、五十鈴さんの一族だな」

華「それで判断しないでください」


みほ「じゃあ、この髪の毛の量は優花里さんの一族?」

優花里「そ、それで判断しますか…」


沙織「私のおばあちゃんは1つ下だけし、この中にはいないかなぁ」

麻子「だが、このモテなさそうな顔は沙織の…」

沙織「そこで判断するの!?」



みほ「私のおばあちゃんにも特徴があればなぁ…」

華「西住ホーンはないですもんね…」



久子「…ま、そんなこといまさら確かめることもできんし、するつもりもない」

優花里「そうなんですか…?」

久子「苗字も変わってるのがほとんどだろうしね」




みほ「でも、本当にこの人たちが私たちのおばあちゃんなら…」

華「運命的なものを感じますね」

優花里「私たち5人、運命で結ばれてます!」

沙織「それはうれしいけど男の人との運命もほしいよ~」

麻子「まあ、この写真が本当ならな。こんなかわいい子がおばあかどうかも怪しい」

久子「あんたは…!麻子!」

麻子「まずい、おばあがキレた」

優花里「冷泉殿が怒らせたのでは…」

麻子「行こう、みんな」

沙織「えええ…まあ、いいけどさ。ありがとうございました」

久子「まったく…ほら、さっさと行きな!」

優花里「そ、それでは失礼します」

みほ「ありがとうございました」

華「ありがとうございました」

麻子「あ、何かあったら電話すればいい」

久子「余計なお世話だよ!!」

麻子「はいはい」





優花里「しかし、運命ですねぇ…西住殿に出会えたこと。それにみんなに出会えたこと。戦車道があったからです!」

華「まさに人生はパンツァーですね」

麻子「そろそろ行かないと夜更かしできないぞ」

沙織「麻子はどちらにしても朝起きれないでしょ?」

麻子「早寝早起き無理するな、だ」


みほ「わたし、大洗にきてよかったよ。だって…」


みほ「みんなに出会えたんだもん!」




沙織「そうだね!…あとは私の高ぶる徹甲弾を受け止める男子がいてくれたらなー…」

華「沙織さん、一期一会ですよ。そういうのは」



ー完ー

おまけコーナー


梓「私たちも気になります!」

あゆみ「戦車道の効果が出てるか気になるよ~!」

あや「ググッって見たけど本物っぽいからぜひ!」


沙織「えー、まあいいけど」


(ポチッ)


沙織「澤ちゃんは判定↓1、山郷ちゃんは判定↓2、大野ちゃんは判定↓3だよ」

基準は>>1参照!

澤梓…87 山郷あゆみ…08 大野あや…28



梓「わあ、たかい!…あゆみ?あや?」


あゆみ「」←非モテ十刃確定

あや「28ってドンくらいなのかな…え?カエサル先輩より下なの!?普段着が甲冑の人に負けた…おろろ…」

梓「えぇ…」




みほ「ウサギさんチームは将来有望だね。これなら再来年も安心できるよ!」

沙織「そういう安心の仕方はよくないかな…」

優花里「やっぱり澤さんは高かったですね」
 
麻子「1桁が半数を占めるのか…」

華「やっぱり大人の魅力が重要、という事でしょうか」




「「待った――ーー!!」」

みほ「この声は…!」


典子「大洗女子バレー部キャプテン、磯辺典子!」

あけび「おなじく大洗女子バレー部佐々木あけび!」

忍「同じく河西忍!」



典子「ウサギさんチームと近藤の敵を取るぞ!!あとルクリリのも!」

あけび・忍「「おおーっ!!」」

典子「根性でモテるぞー!」

あけび・忍「「コンジョーー!!」」



典子「と、いうわけでお願い!」

沙織「あ、うん」



(ポチッ)


沙織「磯辺さんは判定↓1、佐々木ちゃんは判定↓2、河西ちゃんは判定3だよ」

磯辺 典子…判定66 佐々木あけび…判定78 河西忍…18


典子「これっていいほうなのかな」

優花里「私と同じくらいですから普通ぐらいですよ」


あけび「わーい!」

忍「やっぱり胸の差なの…!?確かに澤ちゃんも結構大きいけど…!」




華「バレー部はまちまちですね…」

麻子「やはりユニフォームが受けなかったのか?」

優花里「でも佐々木さんは高得点ですね…」

沙織「なんでもプロレス界から高評価だとか」

みほ「な、なんで…?」



「「まったー!!!」」



みほ「この声は!?」



エルヴィン「話は聞かせてもらった!地球は滅亡する!」

左衛門佐「織田信長の敵討ちをした豊臣秀吉のように、カエサルの仇をとる!」

おりょう「いいや、臼井六郎ぜよ!」

カエサル「いいや、コンスタンティウス2世だ!」

「「「「それだ!!」」」」



沙織「わ、わかんないよ!?織田信長以外!」

左衛門佐「よし!」

麻子「なにが、よし、なんだ」



エルヴィン「と、言うわけで計ってくれ」

左衛門佐「歴女の真の力を見せてやる」

おりょう「日本の夜明けぜよ」



沙織「…エルヴィンさんは判定↓1、左衛門佐さんは判定↓2、おりょうさんは判定↓3です!」

エルヴィン…14 左衛門佐…26 おりょう…60


エルヴィン「な、なぜだ…」

左衛門佐「知名度なら負けていないはずなのに…」



おりょう「カンタンぜよ」


おりょう「こっちには坂本龍馬がいた…ただそれだけぜよ」

エルヴィン「くっ…確かにWW2は戦争自体は知られていても人物は知られていない…がくっ」

左衛門佐「坂本龍馬…恐るべし…がくっ」




優花里「それでも私以下なんですけどね…」

沙織「歴女はやっぱり需要少ないのかな…」

麻子「マニアックな女はきついからな」

華「なんというか、私たちって相当モテるのかもしれませんね」

みほ「…ソウダネ」

華「ご、ごめんなさい!」



「待った―!!!」


そど子「大洗女子の風紀委員の測定もしてもらうわ!」

ゴモ代「い、いいよそど子~…」

パゾ美「自分が高かったからって…」




麻子「…今更だけど、下級生なのに敬語使ってないんだな」

そど子「?自分のこと言ってるの?」

麻子「いや、ゴモ代さんよパゾ美さんは2年生だし」

そど子「えっ」



ゴモ代「まずい、ばれたよ!」

パゾ美「適当に言っておけばごまかせますよ」

そど子「聞こえてるわよ!?」




沙織「…一応、ゴモ代さんが判定↓1、パゾ美さんが判定↓2ね」

ゴモ代…47 パゾ美…84


ゴモ代「な、なんで差が付くのー!?」

パゾ美「趣味の差ですかね」

そど子「というかあなたたち…3年生じゃなかったの!?」


ゴモ代「だって聞かれてないし…」

パゾ美「みんな見た目同じようなものだからわかりませんよ」

そど子「むきー!ってもしかしてほかにもいるの!?」




麻子「それでも47点なら悪くない気はするがな」

優花里「5割近くはありますからね」

沙織「映画鑑賞は強いのかなぁ…」

華「気軽なデートとして有効ですからね」

みほ「そうなの?」

華「はい。まず、無理して会話する必要ななくなりますし、終わった後の話には困りません。もちろん映画の好みをリサーチしておく必要がありますが」

麻子「…勉強になるな」

沙織「ど、どうしたの華!?」

華「こういうときは相手に『どのシーンがよかった?』と尋ね、相手の話を引き出してあげるとより効果的です」




「「まったー!!!」」

ナカジマ「戦車の修理終わりました!」

ホシノ「>>171も一番下はツチヤだ!」

スズキ「レオポンにステルス機能つけたけどこれ大丈夫でしたっけ!?」

ツチヤ「今日は金曜日!ドリンクバーに来る人この指とまれ!」



優花里「…ステルス機能!?ダメですよね!?」

みほ「んー、どうなんだろう…」

沙織「え!?いいの!?」

麻子「確かルールには『WW2終了時までに設計図ができている戦車およびエンジン』が使えるらしいが…」

華「…確認してみたほうがいいかもしれませんね」


ナカジマ「え?モテ度?」

ホシノ「いいね!負けた人が今日のドリンクバーおごりで!」

スズキ「面白そう」

ツチヤ「けど、つなぎだと点数激落ちしそうだけどいいかな」

ナカジマ「大丈夫大丈夫!一部界隈に需要がある!」


沙織「それでは、ナカジマさんが判定↓1、ホシノさんが判定↓2、スズキさんが判定↓3、ツチヤさんが判定↓4!」

あー、やっぱりナカジマ高いか…

ナカジマ…89 ホシノ…34 スズキ…23 ツチヤ…67


スズキ「負けた!?」

ホシノ「っていうかナカジマたっか!?みんな条件は同じじゃん!?」

ナカジマ「いや、ホシノは露出癖治さないと」

ツチヤ「どっちにしも今日はスズキのおごりだ!ゴチになります!スズキ先輩っ!」


ゴモ代「ゴチになります」

パゾ美「なります」

桂利奈「なりまーす!」

スズキ「自動車部じゃない人もいるじゃん!?いや、いいけど!」





みほ「やっぱり母性?」

優花里「ですねぇ…一部界隈では『俺もP虎になりたい』という人も多いとか」

華「えぇ…」

麻子「世も末だ…」

沙織「やっぱり母性が大事なんだよ!私も母性付けないと!」

麻子「十分あるはずなんだが…」

華「本当に不思議ですね…」



「「まったー!!!」」


ももがー「馬鹿め!二度もだまされるか!」

ぴよたん「ほんの少しの時間をいただければ必ず」


みほ「違う人だよ!」

沙織「似てるけど!」



ねこにゃー「と、というわけで大洗のオオトリとしてしてもらってもいいかな…?」

沙織「オッケーだよ!」


沙織「ももがーちゃんは判定↓1、ぴよたんさんは判定↓2!」

09でありながらワースト3位を回避したモモちゃんは有能


ももがー…74 ぴよたん…98



沙織「うそぉ!?私もネトゲする!」

麻子「1日1時間だぞ」

ももがー「世の中どうなっとるんかのぅ…」

ぴよたん「やったぜ」



みほ「アリクイさんチームの優勝です!」

優花里「おめでとうございます!」

ねこにゃー「あ、ありがとう…」

華「商品はありませんが…」


ねこにゃー「あ、じゃあやっぱりあのゲームのテストまた付き合ってくれる…?」

優花里「わかりました!」

沙織「オッケーだよ!」



ももがー「五十鈴先輩と西住隊長はゲームの操作感、冷泉先輩と秋山先輩はゲームバランス」

ぴよたん「武部さんには恋愛要素を監修してもらうってばよ」

麻子「沙織に恋愛要素任せて大丈夫なのか!?」




えーんたーえーんたーみっしょーん

ここまでくると00が100扱いじゃないのがもったいない気がしてくる

みほ「次回、ガールズ&パンツァー! 知波単モテモテです!」


カチューシャ「というわけで連れてきたわよ」


ニーナ「か、カチューシャ隊長…?」

アリーナ「まだわだしら何もしてませんー!」

ノンナ「ま、まだ…?」


カチューシャ「もしカチューシャより高かったらシベリア送り25ルーブルよ!」

ニーナ「ひええええ」

アリーナ「カチューシャ隊長はロリだしきっと低いべぇええええ…」


カチューシャ「ニーナもアリーナもロリじゃない」

アリーナ「え?私身長160㎝ありますよ?」

カチューシャ「えっ!?そうだったの!?」




沙織「何かもめてるみたいですけど…」

ノンナ「問題ありませんよ。お願いします」



沙織「それじゃあ…ニーナちゃんが判定↓1、アリーナちゃんが判定↓2だよ」

ニーナ…判定 98 アリーナ…判定 48



ニーナ「おお、高いべ!いやーモテモテは困るだ~」

アリーナ「悪くないべ!いや~よがっだ~」


ノンナ「…」

カチューシャ「…」


アリーナ「…あ」

ニーナ「へ?」



ノンナ「さて、同志ニーナ…」

カチューシャ「残念ね。期待してたんだけど」

ニーナ「あああああああ!!」

カチューシャ・ノンナ「「シベリア送り25ルーブル」」



カチューシャ『もしカチューシャより高かったらシベリア送り25ルーブルよ!』


ニーナ「やめでえええええええええええ!!!!」



アリーナ「まただべ…」

クラーラ「いつものですね」

沙織「え、いつもの光景なの!?」

アリーナ「少なくとも、1月に1かいは25ルーブルになってる気がするべ」

沙織「単位数大丈夫なの…?」



絹代「武部殿!お誘いいただきありがとうございます!」

沙織「あ、いいよぜんぜん気にしないで」

絹代「はいっ!」




絹代「ところで『もてど』なるものを計りたいのですが!」

沙織「あ、うん。大丈夫だよ」


絹代「それでは私と福田、細見の3人をお願いします!」

沙織「あれ?ほかの人はいいの?玉田さんとか、寺本さんとか、はまださんとか」

絹代「はい!いわゆる『きゃらがわからない』というものです!」

福田「大丈夫であります!細見さんもたぶん大半の人がわかりません!」

沙織「地味にひどいこと言ってる!?」

細見「とにかく計ってもらっても?」

絹代「お願いします!…ところで『もてど』とは?」

沙織「えっ、そこから!?」





沙織「…それじゃあ、西さんが判定↓1、福田ちゃんが判定↓2、細見さんが判定↓3ね」

西 絹代…判定75 福田…48 細見…63


絹代「おお!なかなか高得点です!」

細見「悪くはないな!」

福田「半分はほしかったであります…」



沙織「なんというか、大荒れがないね」

絹代「大荒れ…ですか?」

沙織「普通の高得点って感じで」

福田「むむ…」


絹代「…つまりは、結構な殿方が…私たちをそういう目で見ているということですよね」///

細見「隊長、女として誇れることです」

福田「そうであります!喜びましょう」

絹代「そうだな!バンザーイ!バンザーイ!」

細見「突撃バンザーイ!!」

福田「突撃バンザーイ!」

沙織「そっち!?」

愛里寿「武部さん…私よりモテなさそうな人を連れてきたよ。名付けて非モテ三銃士」

沙織「非モテ三銃士!?」



愛里寿「まず、清楚系お姉さんっぽい見た目だけど男には相手にされないメグミ」

メグミ「ひどいです隊長!?」

愛里寿「共学のサンダース出身でありながら彼氏できたこと0、合コンの撃破率は10%を下回る。別名、大学選抜の桃ちゃん」

沙織「ボロカスに言われてる…」


愛里寿「次に眼鏡で知的アピールしてるけどすぐ熱くなるルミ」

ルミ「否定できない…」

愛里寿「大洗のポルシェティーガーをなめていた結果、副官として1番はやくに脱落して、必殺技もできなくした戦犯」

沙織「大洗のポルシェティーガーはなんかよくわからない戦車になってるから…」

愛里寿「あと、常に眼鏡はモテない」



愛里寿「最後に露出狂のアズミ」

アズミ「そんなんじゃないですよ!?」

愛里寿「胸元出し続けてるとか恥ずかしくないのかな…男をとっかえひっかえしてそう…でも、それは男側にばれてそう」

アズミ「誰!?こんなことを隊長に教えたの!?」

沙織「アズミさんが自分で言ってたんじゃないですかね」



愛里寿「武部さん、お願い」

沙織「あ、はい…」



沙織「メグミさんは判定↓1、ルミさんは判定↓2、アズミさんは判定↓3です!」

メグミ…91 ルミ…72 アズミ…54

愛里寿「」



メグミ「ウソ!?91点!?なんで彼氏できないの私!?」

ルミ「72点…悪くないかも」

アズミ「54…うん…うん?」



沙織「まあ、それでもあんこうの平均点は5人で60超えてるんですけどね」

アズミ「うそぉ!?あんこうチームの平均値以下なの私!?」

メグミ「サンダースはモテる…間違いないわね」

ルミ「それでも撃破率は10%よ!状態だけど」

メグミ「言わないでぇ!」


メグミ「いい、武部さん!戦車道しててもモテないわよ!」

沙織「あ、それはなんとなく察していました」



愛里寿「…3人とも」

「「「ハ、はい!」」」


愛里寿「すこし特訓しない?そっち3人でいいから」

メグミ「えっ」

ルミ「ま、まあまぁ…」

アズミ「落ち着いてくださいね、たいちょ…」


愛里寿「ルールは超殲滅戦だから」

沙織「らぶらぶパンツァーネタ!?」


※超殲滅戦(戦車だけでなく乗員の戦闘力を奪うルール 当然非公式です)

後日…


沙織「えー、先月の大洗モテ度の乱ですが…簡単にランキングを作ってきました」

杏「や、やめようよ武部ちゃん」



みほ「大丈夫だよ、紗希ちゃん、桂利奈ちゃん」

紗希「…」

桂利奈「あいー!」



梓「なんで仲良くなってるの!?」

98:ぴよたん
96:五十鈴 華
93:武部 沙織
89:冷泉 麻子 園 みどり子 ナカジマ
87:澤 梓
84:小山 柚子 パゾ美
83:宇津木 優季
79:ねこにゃー(眼鏡有りで82)
78:佐々木 あけび
74:ももがー
67:ツチヤ
66:磯辺 典子
64:秋山 優花里(旧式スク水で84)
60:おりょう
47;ゴモ代
34:ホシノ
33:カエサル
28:大野 あや
26:左衛門佐
23:スズキ
21:角谷 杏
18:河西 忍
14:近藤 妙子 エルヴィン
09:河嶋 桃 
08:山郷 あゆみ
03:阪口 桂利奈
01:西住 みほ(絆創膏で81)
00:丸山 紗希


優花里「…50点台いなかったんですね」

麻子「なんというか両極端だな」

華「あんこうチームがそうですもんね…」

みほ「」


沙織「次に各チームで最もモテ度が高かったのは…」

あんこう:五十鈴華   96点

アヒル:佐々木あけび  78点
カバ:おりょう     60点
カメ:小山柚子     84点
ウサギ:澤 梓     87点

カモ:園 みどり子   89点
レオポン:ナカジマ   89点
アリクイ:ぴよたん   98点



沙織「と、なりました」


カエサル「…私たちだけ低い!?」

エルヴィン「くそっ!やはり回る砲塔がないからか!」

左衛門佐「下克上だ…下克上を起こすしかない!」

おりょう「無血開城ぜよ!」

「「「それだ!」」」


麻子「無血開城してどうするんだ…」

沙織「次に、各チームの平均値を発表します!」



あんこう:68
カメ:38
カバ:33
アヒル:44
ウサギ:34
カモ:72
レオポン:53
アリクイ:83

大洗平均:51点


亜美「優勝は…アリクイさんチーム!!」

優花里「どこから出てきたんですか!?」





みほ「ごめんね…私の1点がなければ優勝できたのに…」

麻子「別に気にすることはないと思うが…」

華「これは別に勝たなくてもいい戦いですし」

優花里「ですよね。優勝しないと廃校になっちゃうわけでもないですし」



杏「いやー、参ったねー」

桃「すいません、私があと80点くらいとれていれば…」

柚子「モモちゃん、それはもう少し惜しい時に使う言葉だよ?」



おりょう「…まあ、どっかに私の坂本龍馬がいるぜよ」

左衛門佐「そうだな…まあ、カエサルには彼女がいるからいいが…」

エルヴィン「そうだな…」

カエサル「ひなちゃんとはそういう関係じゃないから!」



優季「私たちのチーム格差はひどすぎるよぉ」

梓「80点台2人と1桁3人ってすごいよね…」

あゆみ「うう、何がいけないんだろう…」

桂利奈「やっぱり特撮、アニメスキはダメなのかな…」

紗希「クール系もダメ…」

あや「眼鏡もダメ…えーん!難しいよー!」



典子「モテ度が低い理由は根性が足りなかったからだ!まずはボールが恋人だ!」

忍「ハイ!」

妙子「こんじょー!」

あけび「たぶん、根性は関係ないんじゃ…」

そど子「いい!モテ度が高いという事はそれだけ女性として認められているという事よ!けど、不純異性交遊はダメ!」

ゴモ代「でも、告白されたら断れないかも…」

パゾ美「一緒に映画館行く人がほしいですね…」


ナカジマ「とりあえずホシノは服きよう?今に変質者扱いされるよ?」

ホシノ「女だしないだろ」

スズキ「ナカジマの数値が大きいのがびっくりだけどね」

ツチヤ「ナカジマは母性が受けたんじゃないかな?」


ねこにゃー「どどど、どうしよう…非リア充のボクたちが一番モテるチームだなんて…」

ももがー「ギャルゲーで経験を積みますもも!」

ぴよたん「どんなものでも経験だってばよ」




沙織「ちなみに他校はこんな感じです」

サンダース:86
プラウダ:51
黒森峰:52
聖グロ:71
アンツィオ:63
継続:66
知波単:62
大学選抜:54
大人勢:67


杏「はえー、サンダースはやっぱり共学だけあって強いねー」

そど子「プラウダはロシア組の低評価が響いたのね」

梓「ルクリリさんが7点でもほかが相当高いね…聖グロ」

ナカジマ「黒森峰は女子力低いのかも?」

カエサル「アンツィオは思った以上に伸びなかったのかな」

ねこにゃー「継続は88点2人もいたのに…」

典子「知波単は安定感があるね」

みほ「大学選抜もほかがそこそこあったのかな…」

沙織「大人勢がさすが…といいたいけど蝶野教官以外既婚者…」




えーんたーえーんたーみっしょーん かならずー

(コンコン)


ナカジマ「ナカジマでーす。西住隊長、どうかしましたか?」

みほ「じつはですね…」




ナカジマ「…え?>>1のお気に入りキャラ3位だから延長枠で?!いいの!?」

沙織「はい!高得点の理由を調べましょう!」


優花里「しかし、いいんですかね?」

華「1つくらい特別枠があっても大丈夫では?」

麻子「地味に結構当ててた人いたよな…驚きだ」




沙織「ナカジマさんの高評価な点は安価↓1・2・3です!」

というわけでまた次回

次は
カリナあゆみエルヴィン妙子アリス桃ちゃんの衣装チェンジ編です


よくナカジマ当てれた人いたなぁ…

次回が最終回です

あ、ルクリリもあります

>>225

もし00が100だったら……




沙織「あ、ごめん! 説明書見たら『00』は0じゃなくて100だったよ!」

愛里寿「じゃあ……私がトップ?」

みほ「」

優花里「西住殿ー!」

こうなりますね。

すみません!
>>274は愛里寿ではなく紗季ちゃんです!

モテ度90代チーム
車長:ダージリン 砲手:華 通信士:沙織 装填士:ぴよたん 操縦士:ローズヒップ
モテ度80代チーム
車長:カチューシャ 砲手:アッサム 通信士:優季 装填手:パゾ美 操縦士:アキ
モテ度70代チーム
車長:まほ 砲手:あけび 通信士:アリサ 装填手:オレンジペコ 操縦士:ももがー
モテ度60代チーム
車長:アンチョビ 砲手:優花里 通信士:おりょう 装填手:典子 操縦士:ツチヤ
モテ度50代チーム
車長:西住しほ 砲手:西住しほ 通信士:西住しほ 装填手:西住しほ 操縦士:アズミ
モテ度40代チーム
車長:小梅 砲手:アリーナ 通信士:小梅 装填手:福田 操縦士:ゴモ代
モテ度30代チーム
車長:エリカ 砲手:カエサル 通信士:カルパッチョ 装填手:カルパッチョ 操縦士:ホシノ
モテ度20代チーム
車長:ミカ 砲手:杏 通信士:あや 装填手:もんざ 操縦士スズキ
モテ度10代チーム
車長:エルヴィン 砲手:エルヴィン 通信士:妙子 装填手:妙子 操縦士:忍
非モテエスパーダ
車長:愛里寿 砲手:ノンナ 通信士:みほ 装填手桃ちゃん 操縦士:桂利奈

チームならこんな感じか

>>277
50代チームぇ……
もうしほさん一人で良いんじゃないかな。

モテ度90代チーム
車長:ダージリン 砲手:華 通信士:沙織 装填手:ぴよたん 操縦士:ぺパロニ
モテ度80代チーム
車長:カチューシャ 砲手:アッサム 通信士:優季 装填手:アキ 操縦士:ミッコ
モテ度70代チーム
車長:まほ 砲手:あけび 通信士:アリサ 装填手:オレンジペコ 操縦士:ももがー
モテ度60代チーム
車長:アンチョビ 砲手:優花里 通信士:おりょう 装填手:典子 操縦士:ツチヤ
モテ度50代チーム
車長:西住しほ 砲手:西住しほ 通信士:西住しほ 装填手:西住しほ 操縦士:アズミ
モテ度50代理チーム
車長:ケイ 砲手:ナオミ 通信士:ローズヒップ 装填手:ナカジマ 操縦士:麻子




モテ度40代チーム
車長:小梅 砲手:アリーナ 通信士:小梅 装填手:福田 操縦士:ゴモ代
モテ度30代チーム
車長:エリカ 砲手:カエサル 通信士:カルパッチョ 装填手:カルパッチョ 操縦士:ホシノ
モテ度20代チーム
車長:ミカ 砲手:杏 通信士:あや 装填手:もんざ 操縦士スズキ
モテ度10代チーム
車長:クラーラ 砲手:エルヴィン 通信士:妙子 装填手:妙子 操縦士:忍
非モテエスパーダ
車長:愛里寿 砲手:ノンナ 通信士:みほ 装填手桃ちゃん 操縦士:桂利奈



改良するならこんな感じかなー

これ試合すると下勝ちそうなんだよねー



上から
チャーチル T34/85 ティーガーⅠ Ⅳ号orP虎orP40 ファイアフライ

VS

パンターG型 ティーガーⅡ BT-42 T34/85 センチュリオン


だし… 

沙織「『抱きたいし抱かれたい』『ちびっこ整備士いい』 『なんかもう好きです』」

華「ありがとうございます、沙織さん」

沙織「いや、華に言ったわけじゃないから」



ナカジマ「しかし、世の中はよくわからないものだね。そんなに作業着がいいのかな?」

優花里「きっとナカジマ殿だからいいんですよ!」

麻子「いつも戦車の整備をしてくれて感謝してる。そど子とは違って本当に」

ナカジマ「園さん結構繊細なんだからもう少しやさしくね…」


みほ「…でも、前々から思ってましたけど、どんな修理してるんですか?」

ナカジマ「ん?」

みほ「だって、4号はまだしも、他は…特に3突とか完全にスクラップ状態ですよ?」

華「そういうものなんですか?」

麻子「私たちが生まれる前から沼に沈んでたんだぞ」

沙織「…そうだよね。よく考えたらおかしいよね」


みほ「あと…八九式のパーツは手に入らないとか…」

ナカジマ「西住隊長」

みほ「は、はい」



ナカジマ「恋と戦争ではあらゆることが正当化されるんです」

みほ「なんでダージリンさんなんですか!?」

沙織「せめてツチヤさんに言わせてくださいよ!?」


みほ「お父さんも驚いてたんです。自分でもあんなのしたことない、はっきり言っておかしい…と」

ナカジマ「できちゃうからね、仕方ありません」


優花里「…自動車部の皆さんが何か開発しようとしてたら大洗は廃校にならなかったのは?」

沙織「否定できないね…」

沙織「気を取り直して…『抱きたいし抱かれたい』…ナカジマさん、頼りになりますもんね」

みほ「うん。前のエキシビションマッチの時もポルシェティーガーだったのもあるけど、ナカジマさんだから守備隊を任せられるってのもあったの」

優花里「ナカジマ殿の指示にみんな従ってましたし、長らく大洗に不在だった副隊長枠が埋まった感じがありましたね」

麻子「そうだな」

華「副隊長がいれば柔軟に動けますからね」

沙織「みぽりんの負担も減るし!」



ナカジマ「あ、あのー…副隊長って河嶋さんだよね?」

みほ「そうですよね?」


優花里「えっ、そうだったんですか!?」

沙織「聖グロ戦まではそうだったけど、それから降りたんじゃなかったっけ」

麻子「覚えてない…」

華「ま、まあそれを置いておいてもナカジマさんは頼りになるという事で」

ナカジマ「そ、そうだね!ありがとう!」



沙織「そのうえで、小柄だから守ってあげたいオーラも出てるんだ…何この完璧超人」

ナカジマ「そういうオーラ出てる?」

麻子「私とそこまで変わらないからな…」

ナカジマ「そういう子はモテるのかもね」

沙織「華!身長を10センチくらい削る方法はないの!?」

華「沙織さんは今のママが素敵なのに…」

優花里「というかスプラッタですよ、それ」


みほ「私も削らなきゃ…」

優花里「身長的にモテ度って関係あるんですかね?」

沙織「少なくともこの3人がモテ度バラバラの時点で関係性はないとおもう」


ナカジマ「身長を縮めるか…骨を切って、謎カーボンで作った骨を入れて…いや、さすがに感染症リスクも高いし…そこをクリアできれば…ついでにエンジンもつけて…」

沙織「なにか怖いこと言ってる!?」

沙織「次!『ちびっこ整備士いい』…なるほど」


ナカジマ「まあ、周り結構大きいから余計に目立つんだよねー」

麻子「周りが大きいと余計に目立つんだよな」

優花里「冷泉殿も小柄ですからね」

麻子「特に秋山さんと西住さんが一緒にいる場合、私の横は沙織と五十鈴さんになるから余計にな」

沙織「華は背も高いからね」

華「でも、小柄な子が今ブームでは?」

ナカジマ「かもね?」



優花里「…ところで、来年から自動車部はどうなるんですか?」

ナカジマ「あー…レオポンが走れなくなるかも、ってこと?」

優花里「はい…戦力的以上にポルシェティーガーが走るなんて私にとっては夢みたいなものなんです…」

みほ「自動車部もツチヤさん一人になりますし…どうしましょう…」



ナカジマ「んー、一応あてはあるんだ」

華「そうなんですか?」

麻子「実は自動車部は4人じゃなかったとかか?」

ナカジマ「あ、そういうわけじゃないんだけどさ、中等部にすごい子らがたくさんいるんだよ」

沙織「すごい子!?」


ナカジマ「セナちゃんとか、ミエルちゃんとか…ルイスちゃんとか」

麻子「使い魔かな…」

沙織「アメフト部かな…」


優花里「…と、いう事は!?」

ナカジマ「当面はポルシェティーガーは問題ないと思うよ。最初は手を焼くかもしれないけど」

みほ「そうなんですか!よかったぁ…」

ナカジマ「ま、私らがレオポンってつけたのは後に継げないから…だと思ってたからだけど…」

沙織「それでは、最後です!『なんかもう好きです』」

ナカジマ「そんなに人気出る要素ない気がするんだけどなぁ…私」


優花里「何を言うんですか!」

沙織「初戦の黒森峰戦から大活躍、エキシビションマッチでは副隊長のように立ち回り!」

華「大学選抜でも最後5両まで残ったんですよ!?」


※ラスト5両は レオポン エリカ カチューシャ まほ あんこう


ナカジマ「そういわれると私たちすごいなぁ」

優花里「レオポンさん以外去年のファイナリストですからね、全員」

麻子「ホントいつも大活躍してるな」

みほ「黒森峰戦では本当に…本当に戦車道初心者なんですよね?」

ナカジマ「?そうですよ?車はよくいじってたけど」 

みほ「…大洗の部活動は戦車道のセンスを開花させる何かがあるのかなぁ」

優花里「実はそれが目的で廃校にしたがってたのかもしれませんね」



沙織「そして、ボクッ子なんですか?」

ナカジマ「どうなんだろうね…猫田さんとかぶるし私でいいんじゃない?」

麻子「アッサムお姉さんのいう限りでは『ボクッ子』の場合モテ度が1.3倍になるという」

沙織「マジで!?私もボクッ子になる!」

華「見た目的に合わないような…」




ルクリリ「ちなみに私はだいたい8人目まで残ってたんだぞ!」

アンチョビ「私は7人目まで残ってたぞ!」

そど子「実は6人目よ」


麻子「えっ、なんだこのショボいメンツ」

ルクリリ「おい!」

そど子「何よそれ!」

アンチョビ「私は実質MVPだぞ!」


>>1的ランキング

1位 優花里 64
2位 ダージリン 93
3位 ナカジマ 89
4位 みほ  01
5位 紗希  00
6位 オレンジペコ 76
7位 麻子  89
8位 沙織  93
9位 華   96
10位カチューシャ 89


>>1お気に入りキャラはゆかりんとオレンジペコ以外目立つ点数ですね



それでは…着せ替えタイムと行きますか

《負け組ルーム》


みほ「…なんで、ダメだったんだろう」

紗希「…」

桂利奈「おかしいよ!絶対!」

あゆみ「わたしなんて本編で選ばれないし、原作でもほとんどセリフないし…『リスだよー』とか『私たちのことはいいからアヒルさん守ろ』とかしか…」

桃「お前たち…元気だせ…はぁ…」

ルクリリ「はぁ…最終章に出番あるかなぁ」

愛里寿「ロリはウケが悪い…なんてウソだった」

ノンナ「カチューシャや冷泉さんが高いのが証明してますからね…」

妙子「えーん、私褒められてたのに~…」

エルヴィン「くっ…グデーリアンどころかボロボロじゃないか…というかカエサルがましなほうじゃないか…!」




沙織「え、えーと…元気出してください…」

華「いろいろ工夫すると点数が上がるみたいなので…」



桃「何!?本当か!?」


ノンナ「…」

みほ「…」


桃「もしやお前たちの点数がやけに高いのは裏技を使ったのか!?卑怯だぞ!」

沙織「いや、使ってませんから」

華「服装を変えたりするだけでみほさんは80点もあがったんですよ」

ルクリリ「80点!?」

妙子「教えてください!!」



華「では、まず丸山さんから行きましょう」


沙織「えーと、丸山ちゃんは安価↓2の格好だって」

沙織「はい、コレ」

紗希「?ばんそうこう…?」

妙子「ケガしたの?」



沙織「全部脱いで、大事なとこだけ張ってね」

紗希「」



桃「ちょっとまったああああ!!そんな方法で点数が上がるのか!?」

沙織「上がりはしましたよ?みぽりんは」



ノンナ「なぜカチューシャは高得点だったのでしょう…!」

愛里寿「私は大丈夫なの?」

華「…まあ、アグネスさんに見つからなければ…」




みほ「大丈夫、紗希ちゃん。私はそれで81倍になったんだよ」

紗希「隊長…」



(ぬぎっ)



沙織「…なんかいじめみたいでやだなー」

華「しかし、これは仕方ないのではないでしょうか」




紗希「…」

みほ「改めてみるとすごい格好だよね…」



(ポチッ)

沙織「と、とりあえず判定↓1です!」

丸山 紗希(ばんそうこう)…判定 34


紗希「上がんない…」

沙織「おっかしいなぁ…みぽりんの時は80も上がったのに…」

華「もしかして…」

沙織「?」


華「…丸山さんの判定は『全モくテない』ではなく『測定不能』なんですね」

沙織「…もしかして、0じゃなくてマイナスだったの?」

華「もしかしたら…ですが…」



紗希「…」


沙織「あ、もう着ていいよ!ごめんね!そんな格好させちゃって!」



妙子「あ、あんな恥ずかしい格好を…?」

エルヴィン「くっ、ここは河嶋先輩に犠牲になってもらうしか…」

妙子「それですエルヴィン先輩!」

桃「お前ら聞こえてるぞ!!」






沙織「それじゃあ、愛里寿ちゃん」

愛里寿「は、はい」



愛里寿「あの、お手柔らかに…」

みほ(愛里寿ちゃんが怯えてる…)



沙織「愛里寿ちゃんは安価↓2の格好をしてもらいます!」

沙織「はい、コレ」

愛里寿「大洗の制服…でも、少しサイズが大きいかも」

沙織「うん、それみぽりんのだから」

みほ「ええっ!?」


ノンナ「なるほど…私がカチューシャの制服を常に持ち歩いているのと同じと…」

華「私が沙織さんの制服を…」

沙織「何言ってるの華!?」



妙子「私がキャプテンの制服を常に持っているのと…」

桃「私が会長の制服を常に持っているのと同じか…」



沙織「…やだもー!大洗変態しかいないじゃん!?」

愛里寿「ちょっとぶかぶかだけど…」

沙織「わぁ、やっぱり似合うよ!大洗来てよー!!」

愛里寿「その…みほさんと戦えないから…」

沙織「そっか…」



(ポチッ)



沙織「判定↓1!です!」

島田 愛里寿・・・判定 65 



愛里寿「すごく上がった…!」

桃「本当に効果が出るんだな…!」



紗希「出なかった…」


愛里寿「大洗の制服って可愛いからかな」

沙織「おお、ちゃんと評価してくれるなんて…うれしいなあ」

華「そうですね」


ルクリリ「実は聖グロでの大洗の制服は可愛いって評判だからな」

ノンナ「プラウダでもですね」





桂利奈「うれしいね!あゆみ!」

あゆみ「そうだね…けど、それ着て計った私たちって…」

紗希「…車長と通信士が吸い取ってる」

桂利奈・あゆみ「それだ!!」


エルヴィン「取られた!?」




愛里寿「けど、このブカブカさに意味があるとは思えないかも」

沙織「そうかな…」

華「そうかもしれないですね…愛里寿さんは普通に来ていたほうが点数が上がっていたかも…」

みほ「私の呪われた制服着てるからかもね…」

沙織「そ、そこまで卑下しないでみぽりん!」

紗希:00→34
愛里寿:02→65


桃「た、確かに結果は出ている…だが、これを認めていいのか…?」

ノンナ「考え方次第ですよ」

桃「やめろ!そのセリフは大洗の生徒にとってトラウマなんだ!」

ノンナ「す、すいません」




沙織「それじゃあ、次は…ルクリリさんで!」

ルクリリ「聖グロの恥状態を改善できるならまよいはない!さあ、何でも言えっ!」

華「ん?今なんでもするっていいましたよね?」



ルクリリ「…すいません」




みほ「でも、ルクリリさんは私の戦友だから」

ルクリリ「西住さん…」

みほ「きっと、来年は決勝で会えると思うの」

ルクリリ「…ああ、当然だ!」




沙織「…おなじ、『5人メンバ―』で『1人だけ低い』から親近感持ってる…」

華「みほさん…」



沙織「それでは、地味に聖グロで一番最後まで残ってたけど、特にアヒルさんチームと絡みもないまま終わったルクリリさんは、安価↓2の格好をお勧めします!」

ルクリリ「言葉の節々に毒があるな!」

沙織「…じゃあ、コレ」

ルクリリ「?何もないようにしか見えないが…」


沙織「ああ、コレ戦車道の実力のある、車長にしか見えない服なんだ。おバカにも見えないみたいなんだけど」

ルクリリ「嘘つけ!」


ノンナ「いいえ、私には見えますが…」

ルクリリ「うそぉ!?」




桃「み、見えん…」

愛里寿「わ、私は見えなくも…ないよ」

みほ「わ、私も!」

エルヴィン「WHY NOT…問題ない」




ルクリリ「…わ、私も見える気がしたなー!あはは!」


華「…気の毒に」

沙織「普通信じないと思うけど…」


ルクリリ「き、着たぞ…」



沙織「…速めに計っちゃうね。判定↓1!」

ルクリリ…判定36

ルクリリ「ざけんなぁあああああ!!!」


沙織「とりあえず着替えよ!?ね!?」


ルクリリ「うわああああああ!!!」





ルクリリ「もうお嫁にいけない…」

華「まあ、沙織さんと同じですね」

沙織「同じじゃないよ!?」




ルクリリ「だいたい、何が問題で、何が不満なんだ!」

沙織「髪型かなぁ」

華「守銭奴みたいな髪型ですもんね」



ノンナ「私は信頼できる方の髪型だと思いますが…」

みほ「あ、私もそう思います」

ルクリリ「二人とも…すまない!」




沙織「さて、346的な絆を感じましたが…」

華「河嶋先輩?」


桃「や、やめろ!私は犠牲になりたくないんだっ!!」

沙織「そんな河嶋先輩は安価↓2です。あと、モノクルを外すかどうかも書いてください」

華「書かれていない場合は外したものとして測定します」

沙織「これ、どうぞ!」

桃「ひいいいい!どんな服なんだ…いや、そもそも服なのか…実は新聞紙だとかごみ袋だとか…え?」

華「金ラメのドレス…ですね」


桃「ほ、本当か!?実は「はい、ウソでしたー!」とかじゃないよな!?」

ルクリリ「おい!不公平だぞー!!」

沙織「安価は重要なので…あ、モノクルは外してください」

桃「あ、ああ」




華「…」

沙織「?どうしたの華」

華「このモノクル…度が入ってません?」

沙織「え?!あ、本当だ!メガネみたいになってる!」


華「あの、河嶋先輩は視力どれだけでしょうか」

桃「なんだいきなり!両目とも1.5だ!っと、西住!手伝え!」

みほ「は、はーい!!」


沙織「…あの命中率の低さってまさか…」

華「…」


あゆみ「きゅうりうめえ」

桂利奈「いいの…スルーされたけどいいの…」




桃「ど、どうだ?」

ノンナ「素晴らしいです」

エルヴィン「馬子にも衣裳だな!」

妙子「どういう意味でしたっけ」

あゆみ「あれだよ、衣装が似合ってるって意味だよ!」

桃「ふふん、だろう?」




(ポチッ)

沙織「それじゃあ、判定↓1です…」

河嶋 桃 …66 


桃「…約7倍か」

沙織「いい感じじゃないですか!今までの中だと最高得点ですよ!」

華「はい。あと、このモノクルはやめたほうがいいかと」

桃「な、なぜだ!?」



みほ「ええっ!?これ度が入ってるの!?」

桂利奈「あ、アホだ…」

あゆみ「ありえないでしょ…」


桃「そ、そこまで言わなくてもいいだろ!」

華「あの…視力が悪くないのにこれをかけたら当然命中率は下がりますよ」

桃「だ、だがそれがないとおしゃれ感が!」




エルヴィン「普通に度が入っていないものもあったと思うが…」

みほ「そもそもモノクルっておしゃれアイテムなのかな…」

桃「うっ…」



沙織「とりあえず、河嶋先輩とって大洗のラインに流していいですか?」

桃「え…や、やめろ!この格好は恥ずかしいだろ!」

沙織「とりあえず、流しました!」

桃「武部ええええええ!!!」




華「それでは、阪口さん、お願いします」

桂利奈「あいー!!」


あゆみ「がんばって!」

桂利奈「承りっ!」


華「阪口さんは安価↓2の格好をお願いしますね」

華「こちらです」


桂利奈「おおおおお!!ゴズラの着ぐるみだっ!!」

あゆみ「着ぐるみっていうか…着ぐるみのパジャマ?」


みほ「ボコのパジャマみたいだね」


桂利奈「これ、2000年公開のゴズラですよ!」

華「違いが判るんですか?」

桂利奈「あいっ!サイズのバランスから見て、大きさが55mくらいなので!あと色とか形とか!」



(スっ)

桂利奈「見てください!コレが2000年公開で、こっちが2016年公開で、こっちが…」

あゆみ「よくわかるよね、桂利奈…まだ生まれてもない時代の映画なのに」

桂利奈「…でも、ゴズラには戦車がやられてるから、悲しい」

あゆみ「あー…」


妙子「でも八九式みたいな戦車は出てこないし…」

桂利奈「なんの慰めなの!?」




ノンナ「カチューシャに似合いそうです」




桃「とりあえず、消せ!武部!」

沙織「いやー、ラインってまだ消せなくて…」


(ピコン)


アヒルC:似合ってますよ!!

(ピコン)

卍解:桃ちゃん…モノクルを捨てるなんて…


(ピコン)

なでしこ:似合ってます!




桃「ああああ!!」




華「さて、この阪口さんは…判定↓1です」

阪口 桂利奈(着ぐるみパジャマ)…58


桂利奈「んー…河嶋先輩以下かぁ…」

あゆみ「そもそも、桂利奈の点が低かったのは子供っぽいから、っていう点だし…」

妙子「これ、むしろ逆効果なんじゃないの?」

桂利奈「あ、あいいいいいい!!!?」



華「いえ、これでいいんです」

桂利奈「五十鈴先輩?」

華「阪口さんはありのままを見せたんです。背伸びすることもいいですが、ありのまま、見せていくのが一番なんです。自分の美意識に素直になりましょう」

みほ「華さん、なんで私には言ってくれなかったの…」

桂利奈「…ありがとうございます!」



(ピコン)


グデーリアン:お似合いですよ!

(ピコン)

398:ほんとにぃ!モノクルは不要ですねぇ!

(ピコン)

ドリキン:その恰好で今度ドリンクバー行きます?河嶋先輩おごりで!




桃「武部…」

沙織「べ、別にみんながほめてるしいいんじゃないかな…」


桃「…今度、度の入っていないモノクルを買うのを手伝ってくれ…」

沙織「あ、はい」




華「次は、山郷さんですね」


あゆみ「うう、私だけ本編で出番なかったのに…」

華「山郷さんは安価↓2の格好をしましょうか」

華「ウルトラマイクロビキニ極小サイズ ショッキングピンクです」

あゆみ「え、もう一回お願いします」

華「ウルトラマイクロビキニ極小サイズ ショッキングピンクです」



あゆみ「こ、こんなの水着じゃないですよ!丸見えです!」

華「本当にそうでしょうか?」


ルクリリ「もっと丸見えなやつもいるんだぞ!」

紗希「そうだそうだ…」

あゆみ「はい」


華「いいですか?パンツァーフォー…戦車前進…つまり、前に進まなければ道はありません」

みほ「うん、そうだよね」


あゆみ「…確かに、前に進む勇気がないと…西住隊長も言ってた。『引き下がったら道はなくなります…』だっけ…」


あゆみ「『戦車に通れない道もない…』だったら!」


あゆみ「あの!」


みほ「!?」

華「!?」

沙織「!?」

桃「ああああ!既読がどんどんついていくううう!!!」


あゆみ「私!ウルトラマイクロビキニ極小サイズ ショッキングピンク道!やります!」

みほ「そんな道はないよ」

あゆみ「ひどいっ!?」



沙織「判定は↓1ねー」

山郷 あゆみ…判定49


あゆみ「えええー!?」

桂利奈「ゴズラ以下だね!」

あゆみ「桂利奈ぁ!!」



みほ「おかしいですね」

ノンナ「はい。私たちの時はかなり上がったのに…」




沙織「みぽりんとノンナさんに謎の絆ができてる…」

華「あとで試合ありますからね」

沙織「…えっ?」




妙子「さて…次は私の番ですかね」

桂利奈「がんばれ妙子ちゃんー!」

あゆみ「私たち1年生の仇を取ってー!」

妙子「任せて!」



ルクリリ「近藤…負けんなよ!」

妙子「…はい!」


華「ルクリリさんはバレー部にカウントしませんよ?」

妙子「はっきゅんは大丈夫ですか!?」

華「そうですね」

沙織「いいの!?」




沙織「…と、言うわけで近藤ちゃんは安価↓2の格好をしましょう」

妙子「…普通ですね」

桂利奈「妖怪の居場所がわかりそう!」

あゆみ「妖怪ウォッチ?」



妙子「むむむ…見えた!妖怪砲撃外し!」

桂利奈「えー、私たちにも見えるよ?」

あゆみ「ホントにねー」

桃「お前たち!!ケンカ売ってるのか!?」




ノンナ「ふふ、親しまれている副隊長でいいですね」

みほ「そ、そうですかね…」

エルヴィン「ノンナさんは尊敬されているのさ」



妙子「でも、こういう格好もいいかもしれませんね!」

桂利奈「なんでこれでモテ度14だったんだろうね」

妙子「もしかしてバレー部は-補正が…?」

沙織「否定はできないかも…バレー部結構低かったし」

華「ユニフォームが不評なのかもしれませんね」




(ポチッ)

沙織「そんな近藤ちゃんは判定↓1です」

近藤 妙子…41


妙子「あれ?このスコア間違ってね?」

桂利奈「点数が逆になったよ!」

あゆみ「やったねたえちゃん!」

妙子「おいやめろ」




桃「おい武部!あまり効果が出ていないぞ!」

沙織「おかしいなぁ…」

愛里寿「でも、元がみんな低いから仕方ないとおもう」

みほ「がふっ」

沙織「みぽりーん!!!」



エルヴィン「さて、最後はわたしか」

桂利奈「現状大洗のマイナス要素になってるカバさんチーム!」

エルヴィン「ウサギも大差ないだろ!!」



ノンナ「ロシア組もプラウダのマイナス要素になってますからね…」

華「ノンナさんは日本人では?」

みほ「ノンナさんってどんな漢字なんだろ…」



沙織「エルヴィンさんは安価↓2の格好で行きましょう」

エルヴィン「心得た!我ら2年生同盟の力を見せよう!西住隊長!」

みほ「磯辺さんは裏切ったけどね…66って数字をだして…」

沙織「はい、コレ」

エルヴィン「うおっと…なんだコレ…ウナギ?」

妙子「わ、おいしそう…」

華「食べてもいいですか?」


ルクリリ「私が料理を…」

みほ「止まってください!ルクリリさん!」

ルクリリ「はい!」



沙織「じゃ、脱いでこれ着て」

エルヴィン「おかしいな…私は魚を着ろ、という到底理解できないことを言われた気がする」

みほ「私たちの戦いはいつもそうでした」

エルヴィン「あの激戦と一緒にしないでくれ隊長!!」




愛里寿「島田流にこんな言葉がある…『為せば成る』」

エルヴィン「えぇ…」



ルクリリ「まあ、安心しろ…私よりかは絶対マシだ」

エルヴィン「…そうだな。これが、私の覚悟だ!」




エルヴィン「…ぬめぬめするし、コレ上は隠せてないよな…?」

ルクリリ「それがどうした!私は下も隠せなかった!」



ノンナ「ルクリリさん…立派になりましたね」

みほ「うん、来年はきっと強敵になる…」

沙織「この流れでそれを言うの?」



華「さて…判定↓1。これがエルヴィンさんの運命です」

エルヴィン…71

エルヴィン「よっし!…うれしくないなぁ」

沙織「でもゆかりんより上だよ?一応」

エルヴィン「ほぼ全裸+ウナギパワーでギリギリグデーリアンに勝てる…か」


エルヴィン「…喜んでいいのか?」

ルクリリ「いいじゃないか…70行けただけ…私は30止まりだぞ」

紗希「…」

エルヴィン「そ、そうだな…」




桃「さて、これで全員計り終えたな!これでもう私たちは負け犬じゃない!」

ノンナ「これでクラーラが最下位になりましたね」

桃「…気にするな!」




(ガチャ)


優花里「西住殿!準備できましたよ!」

みほ「うん、わかった」



沙織「…準備?」


まほ「ああ。今回モテ度で計算した…」



まほ「モテ女VS非モテ女!戦車道に女子力は関係あるのか作戦だ!」

沙織「えええっ!?」

まほ「先ほど秋山さんと簡単なルール調整をしていてな…」


まほ「まず、メンバーは原則>>297を参考にしてくれ」




沙織「ええ!?みぽりんが敵に回るの!?」

桃「そして、私もだ」

沙織「あ、そうなんですか…」

桃「反応が薄いぞ!?」


まほ「戦車は乗員が一度でも使った記録があるものだ」

優花里「つまり、私がルノーを使っても問題ないわけですね!」

麻子「一応私も…か?」



まほ「ついでに基本大人勢はなしだ。パーシングとかそういうの使われるときついし。だからモテ度50の代わりにモテ度の高いメンバーを集めた」

華「ほかにありますか?ルール」



まほ「戦車を盗むのと改造は禁止。紅茶、ケーキ、干し芋は許可される」

華「…明らかに1校を対象としたルールですね」


まほ「あとは…モテ度の都合上兼任が発生するがそこはがんばってほしい」

みほ「お姉ちゃん…私、負けないよ」

まほ「ああ。ちょうど全国大会のリベンジもさせてもらおうか」

杏「って、わけでー非モテ軍20代チーム砲手の角谷杏でーす。ただいまより簡単な状況、日程の説明をさせてもらうよー」


杏「まず、今日は各チームの車長で作戦会議及び内部でも交流会。ちゃんと授業だから公欠扱いだよー」

麻子「よし!」

沙織「今日日曜だけどね」


杏「んで、3日の合同生活→実践って感じ。舞台は決勝戦のあそこだよ」

まほ「!」



杏「そのうえで、今日中に各チームの使用戦車を決めたいと思う。とは言っても90、60代チーム以外はすぐに決まりそうだけど」



アンチョビ「なんで私たちが決まんないんだ?」

優花里「Ⅳ号」

おりょう「3突」

典子「八九式!」

ツチヤ「ポルシェティーガー」

アンチョビ「…あの、違う戦車は」


杏「ダメだよ」

アンチョビ「だって!明らかに!無理じゃん!」

優花里「えー、今や日本最強はⅣ号なのに…」

アンチョビ「それはみほが指揮してるからだろ!?」


典子「では八九式なら!」

アンチョビ「論外だ!」



アンチョビ「バランスのいいⅣ号か?だけど私が指揮してもとてもみほみたいに使えるとは思えないし…3突は破壊力こそあるがあの2人相手に市街地のまちぶせが効くとは思えない…P虎は万が一のエンジントラブルが…いや、でもかっこいいし…」

ペパロニ「アンチョビ姐さーん、もう適当に決めちゃいましょうよーP40でいいじゃないっすか」

アンチョビ「馬鹿!P虎だぞ!?あのP虎の指揮をとれるんだぞ!?ティーガーに乗れるんだぞ!?」

ペパロニ「じゃあCV33!」

アンチョビ「5人乗れるかぁ!」



ダージリン「私たちは…まあ、そこまで考慮する点もありませんね」

華「そうですね」

沙織「私たち2人がいるから選択肢が…」

ぴよたん「いいってばよ」

ペパロニ「少なくともCV33はないっすよね」

アンチョビ「ちょっと待て!」



忍「90代チームには負けられない…」

妙子「え?なんで?」


杏「あ、ちなみにかぶったら車長優先ねー」




杏「ほい、とりあえず、現時点で決まってるところから行くよー」


90:チャーチル歩兵戦車Mk.Ⅶ
80:T34/85(かーべーたんがよかった…byカチューシャ)
70:ティーガーⅠ
60:???
50:シャーマン・ファイアフライ

40:パンターG型
30:ティーガーⅡ
20:BT-42
10:T34/85
十刃:センチュリオン



アンチョビ「おい、どうするんだ秋山!」

優花里「えー、ノリと勢いと…」

典子「根性!」

ツチヤ「ドリンクバー!」

おりょう「幕末!」

アンチョビ「メンバーチェンジ!」

杏「じゃあ明日の朝までに決めてもらえばいいよー、それじゃかいさーん」

まほ「まだ商品を言ってないぞ」

杏「あ、そうだね。じゃあ…」


杏「勝ったチームは干し芋3日分」


「「え――ーー!?」」


杏「負けたチームはあんこう踊りね」



まほ「安斎、全力で勝ちに行くぞ」

ダージリン「こんな言葉知ってる?『勝てば官軍、負ければ賊軍』」

カチューシャ「いい!?この戦いにはすべてがかかってるのよ!」

ケイ「私はどちらにしても楽しみだけど…まあ、みんながそういうならね!」

アンチョビ「プレッシャーをかけるなー!!」




小梅「そ、そんな…」

エリカ「あんなの隊長に見られたら…」

クラーラ「勝てばカチューシャ様のあんこう踊りが…!」

ミカ「ああああ、あんこう踊り…それは人生において必要なことなのかなななな」

みほ「勝ちましょう…必ず!勝って大洗に帰りましょう!!」

桃「頼むぞ、島田!!」

《モテ軍チーム》


まほ「さて、とりあえず4両は決まったが…」

アンチョビ「いや、だってね。もう少しいい戦車があると思うじゃん?」

優花里「すいません、大洗にはマニアックな戦車しかないんです」

ダージリン「もう、ペパロニさんの言う通り適当でいいのでは?」

ケイ「そうね!」

アンチョビ「おい!負けたらあんこう踊りなんだぞ!?」


まほ「ああ。…現状だとポルシェティーガーが最有力なんだが…」

ダージリン「あの破壊力と装甲は魅力…」

ケイ「けど、いくらツチヤがいるとはいえ扱いこなせるかしら?」

優花里「最悪私が運転しますが…」

まほ「そんな余裕があるかどうかだな」




カチューシャ「…ところで隊長は誰なの?」

まほ「…私がやりたいんだが、いいか」

カチューシャ「ふぅん…」

ダージリン「珍しいわね、あなたが『自分からやりたい』なんて言うなんて」

ケイ「私は構わないわ」

アンチョビ「同じくだ!」



カチューシャ「それなら、ちゃんと私たちを勝たせなさいよ?マホ―シャ」

まほ「ああ、当然だ」


ダージリン「…これまた珍しいわね。『私が隊長でしょ!』とは言わないの?」

カチューシャ「カチューシャは心が広いのよ。だから今回ミホーシャを倒すのは譲ってあげるわ。カチューシャはもうリベンジは終わったもの」

ケイ「オッケー!それじゃ頼んだわよ、マホ!」

カチューシャ「その代わり、私が副隊長よ!前に言ったもの!『次でいいわよ』ってね!」

ダージリン「問題ないわ」


優花里「…モテ度が高いとコミュ力も上がるんですかね?」

アンチョビ「知らん」

まほ「…とりあえずポルシェティーガーとして作戦を考えるか」


まほ「まず、1番の脅威は間違いなくセンチュリオンだ」

ダージリン「はぁ…島田さんがモテ度90あれば乗れたのに…あこがれのセンチュリオン…」

ケイ「単純なスペックなら間違いなくトップクラスね」

カチューシャ「メンツ的にはあの選抜ほどすごくは…うーん」

優花里「阪口さんはまだしも、ノンナ殿と河嶋先輩の実力は間違いなく高校トップクラスです。そしてみほ殿の通信で間違いなく士気は上がるでしょうね」

まほ「秋山さんは大洗だ、阪口さんについて何か情報はあるか?」

優花里「単純な運転のうまさなら大洗でも下から数えたほうが早いですが…大洗1の『やればできる子』です」

まほ「違う、それはみほだ」

カチューシャ「それはどうでもいいのよ」


優花里「成長率もすごいですし、あの縦横無尽はできなくても、普通に運用できるレベルではあると思います。努力家ですし」

まほ「…そうか。砲手はノンナ」

カチューシャ「今回代表に選ばれたこの中では間違いなくトップよ。間違いないわ」


まほ「…ふむ」

ケイ「何か策があるの?」

ダージリン「紅茶でもいかが?」

アンチョビ「あ、パスタでもゆでようか?」

まほ「とりあえず紅茶もパスタもまだいらない」




まほ「…みんなはあの大学選抜戦の映像をあとで見たことがあるか?」

ケイ「一応ね」

ダージリン「ええ、問題なく」

カチューシャ「見たわよ。カチューシャの大活躍のシーンは学校で何回も流しているわ!」

アンチョビ「私の大活躍があったからなぁ!あれ流すとアンツィオにお金出ないかな」


まほ「それを見ていて気が付いたんだが、島田愛里寿にはある致命的弱点があるんだ」


「「「弱点!?」」」

《非モテチーム》


ミカ「さて…今回の会議は人生において必要かな?」

エリカ「必要に決まってるじゃない!あんた一人があんこう踊りするなら必要ないけど」

ミカ「隊長、何か策はあるかい?」

みほ「…」

ミカ「隊長?」


みほ「あ、あの…私今回は隊長じゃないんですけど」

愛里寿「私が隊長。ミカさん」

ミカ「…それはすまない」


ノンナ「どんな策がありますか?島田さん」

愛里寿「…あちらは間違いなくセンチュリオンを狙いに来る」

みほ「それは間違いないと思う」

小梅「指揮系統を狙いに来る、ということですかね」


愛里寿「それもあるけど、阪口先輩を狙いに来ると思う」

エリカ(先輩!?)

愛里寿「『やればできる子』…だからどちらかというとスロースターター。逆に言えばできるようになるまでを狙いに来る」

クラーラ「と、なると最初は守りに入るのですか?」


愛里寿「ううん、あえて普通に攻めていく」

みほ「私もそれがいいと思う」

エリカ「そうね。守りにはいるのは危険よ!」

愛里寿「…逸見さんはドラクエでいうライアン?」

エリカ「あんた何歳よ!?」

女子力低い人たちで固めた3日間の合同生活とか

愛里寿「センチュリオンにティーガーⅡと、パンターG型を付ける」

エリカ「さすがに守りすぎじゃないの?」

ノンナ「いえ、これでも少なすぎるくらいかと」

クラーラ「私も同意見です」

小梅「それだけ電撃戦に持ち込んでくるということですね」

桃(どうしよう、ついていけない)



愛里寿「T34/85とBT-42は遊撃隊として動いてもらう」

みほ「それがいいと思うよ」


クラーラ「頑張りましょう、ミカさん」

ミカ「そ、そうだね…」


ミカ(えええん…気まずいよぉ…愛里寿もノンナさんもいるとか地獄だよ…)



桃「はっ」

ミカ「えっ」


桃「…いいか!これは戦車道において…いや、我々の人生において重要なことだぞ!」

ミカ「ああ、もちろんわかっているよ」


ノンナ「自業自得…いい言葉だと思いませんか?ミカさん」


ミカ「そうかな…」

>>422
3日連続、3食ハンバーグだ!問題ない


《モテ軍》


優花里「確かにまほ殿の言う通りですね」

ダージリン「なるほど…」

ケイ「と、いう事はそこを突きに行くの?」


まほ「ああ。正確にはつくふりをする、だ」

カチューシャ「ふーん、なるほど」

ダージリン「ずいぶん柔軟になったというか…」

まほ「相手がみほだからな。おそらくこれも超えてくる」

ケイ「だろうね」

優花里「という事は…」

まほ「ああ。やはり60代チームには…」



アンチョビ「おーい、パスタできたぞー!」

ローズヒップ「おっ紅茶も入りましたわー!」


ダージリン「一息入れましょうか」

まほ「そうだな」

カチューシャ「ピロシキもほしいわね」

ケイ「ハンバーガーならあるわよ?」

カチューシャ「ぜんぜん違うじゃない!」

杏「そんじゃ、決まったみたいだね」

まほ「ああ。60代チームには…」



アンチョビ「ポルシェティーガーだ!」

杏「ん、りょうかーい」




みほ「本当にポルシェティーガーできたんだ…」

まほ「ああ。作戦会議の結果だ」

愛里寿「Ⅳ号で来るかと思ったけど…」


アンチョビ「いいか!きっと奴らは言っている!『ポルシェティーガーなんて試作品のポンコツ』だと!」

優花里「なんですって!」

ツチヤ「ふざけやがって!」

典子「根性で乗りこなすぞ!!」

おりょう「話聞く限りではポンコツで間違いないぜよ」



杏「ちなみにルールは殲滅戦ね」

みほ「『まったー!』はありですか?」

杏「なしだよ。5VS5ねー」




まほ「頼むぞ、安斎」

アンチョビ「おうよ!このドゥーチェに任せておけ!」




杏「そんじゃ、みんな大洗を楽しんでいってくれ!」

「「はーい!!」」



ルクリリ「どうしよう…」

杏「選考漏れした子も楽しめばいいよ」

柚子「授業だからレポート10枚だけど」

ルクリリ「うげぇ!?」

…どうしようかな


モテ度合戦は別スレでやったほうがいいかな…?

とりあえず明日考えるか


というわけで日常を見たいチームを安価↓2

ダージリン「こんな格言をしってる?」

ペパロニ「何っすか!?ダー様!」

ダージリン「だ、ダー様…」

華「ペパロニさん、お代わりを」

ペパロニ「だー!あんたは前に言ったけど少しは遠慮しろってのー!!」

沙織「あはは、ごめんね。ペパロニさん」

ぴよたん「でも、このパスタ絶品だってばよ」

ペパロニ「どうもっす!」



沙織「ダージリンさんって大洗に来るのは初めてでしたっけ」

ダージリン「そうね…学生艦に来るのは初めてね」

華「いいところですよね。角谷さんが、必死で守ろうとした気持ちもわかります」

ダージリン「そうね…まあ、それが原因でモテ度は21になったみたいだけど」

ペパロニ「21ってヤバいっすよね?たぶん」

沙織「もっとやばい人が大洗にたくさんいるからね…」



ぴよたん「ダー様はゲームとかしないぴよ?」

ダージリン「したことないわ」

ぴよたん「実はこのゲームはセンチュリオンが使えるぴよ」

ダージリン「え!?そうなの!?」

ぴよたん「やってみるぴよ?」

ダージリン「ええ!もちろんよ!」




華「お代わりを」

ペパロニ「そんだけ食ってると太るぞ!?」

華「…」

沙織「なんでこっち見るの!?」

華「ペパロニさん…なぜ私が太らないか…気になりませんか?」

ペパロニ「なんかしてんの?運動とか?」



華「実は私が食べた余剰分の体重は、沙織さんに行ってます」

沙織「うそぉ!?」

ペパロニ「マジかよ…!?」

ダージリン「これ、なかなか楽しいわね」

ぴよたん「喜んでもらえてうれしいですわ」

ダージリン「でも、これ乗員が大洗の子なの?」

ぴよたん「そうでっす。名付けて『ギャルゲー&パンツァー』!」

ダージリン「ギャルゲー…?」


ぴよたん「現在はあんこう、かば、あひるしかないけど、これからカメ、ウサギ、カモ、レオポンも開発予定っす」

ペパロニ「へー…アリクイは?」

ぴよたん「自分らをヒロインにしたギャルゲーとかマジ勘弁っす」

沙織「確かに」

華「ナルシストでよろしいかと…」

沙織「何が!?」



ペパロニ「お、アンツィオバージョンもできてるんすか!?」

ぴよたん「まだ試作品っけどね」

沙織「ふふん、私も少し恋愛観に関して協力したからね」

華「ドロドロとした愛憎劇が…」

沙織「ないから!」

ダージリン「聖グロリアーナはないかしら?」

ぴよたん「少しデータが足りないナリ…教えてくれたらできるかも」



ペパロニ「ほほー…カルパッチョがメインヒロインみたいっすね」

ダージリン「見た目だけなら戦車道女子でも5指に入るわね」

ペパロニ「『見た目だけ』ってひどくないっすか?」

ダージリン「あの子もノリと勢いなところがあるもの」

ペパロニ「そりゃそうだ!確かに!!」




カルパッチョ『あなたは、私にとってかけがえのない存在です。…けれど、その思いを伝えることができないまま時間だけが過ぎてしまう…』


カルパッチョ『でも、それは嫌です…もし、あなたが私の王子様なら、この手を取って、引っ張ってくれませんか?』




ペパロニ「…なんでフルボイスなんすか?」

ぴよたん「がんばったぴよ!」

沙織「どうやって!?」

ぴよたん「…大洗女子のネームバリューってすごいよね」

華「えぇ…」

1.やさしくひっぱる
2.強くひっぱる
3.思いっきり引っ張る




沙織「しかも何!?この選択肢!?」

ペパロニ「よし、3っすね!」

ダージリン「お待ちなさいペパロニ。ここは淑女らしく1にすべきです」

華「いえ、ここでしか選択できないこともあります。2ですね」

沙織「どれだけ熱中してるの!?」

ぴよたん「あー、早く選ばないと…」



カルパッチョ『…そう、ですよね。あなたには、もっと大切な人がいる』

カルパッチョ『…いいえ。謝る必要なんてないんですよ。むしろ、うれしいです』

カルパッチョ『…だから、いまだけ…胸を…かして…』




ダージリン「ごめんなさいカルパッチョさん!!」

華「申し訳ありません!」

ペパロニ「カルパッチョ…私に遠慮なんかしないでいいんすよ!?」

沙織「これ、ゲームだから!」



《カルパッチョはサヨナラ男を手に入れた!》

沙織「何がサヨナラなの!?しかも男!?」

ぴよたん「あ、パワポケのデータのまんまぴよ…」



沙織「…ゲームは1日一時間です!はい、復唱!」

ダージリン「ふふ、まるでお母様みたいですね」

沙織「ダージリンさんのお母さんって考えるだけで恐ろしいんですけど」

華「どんな方なのでしょうか…」




《ぴよたんのゲームは楽しい エンド》

とりあえず全チーム1回は書きたいね、コレ…


次は安価↓2チームです


格のは明日だけど

この勝負はモテない女達がモテる女達を負かしてアンコウ踊りを踊らせモテ度を下げさせようとする陰謀だ

《非モテ十刃組》


ノンナ「…」

みほ「どうしたんですか?ノンナさん」

ノンナ「なんというか…誰かを肩車していないと不安で…」

桃「いつもカバンを片方で持っているとないとき不安になるアレか」

愛里寿「わたしか阪口先輩でよければ」

桂利奈「ええっ!?恥ずかしくない?」

ノンナ「ああ…誰か肩に乗りませんか…」


桃「ここまで強い母性があるのになぜモテ度が…やはりあの眼鏡の信憑性が薄いんじゃないか?」

みほ「そうなのかも…」

桂利奈「けど、河嶋先輩が低いのは納得ですよね」

桃「おい」



愛里寿「みほさんが『十刃』というし、白い机とかを用意してみた」

みほ「うん、どこに置くの?」

愛里寿「みほさんの家に」

みほ「えっ」



ノンナ「なかなかいい机ですね」

愛里寿「島田流の全精力をもって作ってもらった」

桂利奈「すごいね…」

桃「やっぱり大洗に来てくれ~!!」

>>441

聖グロの後あんこう踊りをしたメンツ

高い:華 沙織 麻子 柚子
普通:優花里
低い:会長 もも みほ


高いほうが多い…つまりあんこう踊りにはモテ度を増大させる効果がある!


ノンナ「さて…議題ですが」


『モテ度を上げるにはどうすればいいか』


桃「これだな」


桂利奈「私と愛里ちゃんは子供だからマイナスだと思いまーす!」

愛里寿「そうだとおもう」


みほ「…私は!?」

桃「軍神度を下げろ」

みほ「下げたら大洗廃校になってたじゃないですか!」


ノンナ「ふむ…」

桃「どうしたノンナ」

ノンナ「言われてみると…このメンバーは有名どころがそろってますね」

桃「そうだな。今年と去年の優勝校の副隊長に…」

桂利奈「えっ、副隊長!?私が!?」

桃「違う!」


愛里寿「大学選抜戦の両方の隊長」

みほ「…戦車道で有名になるのはモテ度に関係ないのかな」

桂利奈「私は地味ですけどねー…あいー…」



ノンナ「して、皆さん料理はできますか?」

桃「…ゆで卵なら」

愛里寿「パンはギリギリ焼けないこともない」

みほ「コンビニのお弁当っておいしいですよね」

桂利奈「食玩とかあっていいですよね!」

ノンナ「これはひどい…私もあまり人のことは言えませんが」

ノンナ「ちなみに私はボルシチなどのロシア料理しかできません」

みほ「すごい…!」

桃「料理ができるようとも今のご時世ではモテ度には関係ない!次だ次!!」



愛里寿「性格?」

ノンナ「…ドジっ子、クールはダメですか」

桃「そうかもしれないな。私みたいなクールビューティーでも点が低いんだ」

みほ「く、クール…」

桂利奈「ビューティー…?」

桃「なんだお前ら!」



ノンナ「ですが、前にも言いましたがそういう風に後輩とよく交流できている点は副隊長として素晴らしいと思います」

桃「の、ノンナ…なんていいやつなんだ…!」

愛里寿「私も隊長として、その部下と交流する点は見習わないといけないと思う。隊長、副官じゃなく仲間として動いたほうはいい時もあるから」

桃「し、島田…!」



桂利奈「まあ実際はヘタレな面もろ出しなんですよ、島田さん」

愛里寿「しってる」

ノンナ「ですよね」

桃「こらー!」




桃「全く大洗の生徒は私に対する敬意というものがないのか!」

みほ「わ、私は河嶋先輩のことは大事な同志と思ってますよ」

桃「西住…」


ノンナ「私もです、同志桃」

愛里寿「非モテ十刃として…モテる人達を殲滅する」

桂利奈「そう…このセンチュリオンで!」


愛里寿「…阪口先輩、運転はよろしく」

桂利奈「あいあいー!!」



《頼れる同志です! エンド》


杏「いい感じで盛り上がってんねー」



ルクリリ「…で、なぜ私を呼んだんですか」

杏「いや、今回結構選出から漏れた人いたでしょ?」

ルクリリ「そう、ですね」



杏「でも、それだけじゃ面白くないし、レポートにコレ、書いてほしいんだ」

ルクリリ「…どっちが勝つか?を?」

杏「うん。もし外したらその子はあんこう踊りね」

ルクリリ「げぇっ!?」



杏「ちなみに今回のルール、改めて簡単に説明させてもらうよー!秋山ちゃん!」

優花里「はいっ!」



1.ルールは殲滅戦 5VS5 使用できる戦車は全国大会と同じ 
2.使用できる戦車は、『1度でも乗った記録のあるもの』のみ(優花里、麻子、エルヴィン、あやちゃんはルノーOK)
3.負けたほうはあんこう踊り
4.全車両が動けなくなったチームの負け
5.参加できない人は勝敗を予測する。外れたらあんこう踊りに参加
6.戦車の鹵獲、窃盗、改造は禁止。紅茶、ケーキ、干し芋は原則OK



優花里「…なかなか面白いルールですよね」

杏「ちゃんととられないようになってるから安心してね」




杏「それじゃ、安価↓2チームを見てみようか」

《モテ度80チーム》

カチューシャ「さて、と…」


カチューシャ「このチームはほとんどが3年生ね」

アッサム「そうね」

アキ「それになんだかんだ顔見知りだよね、私たち」

ミッコ「そうそう」


カチューシャ「…まあ、今はいいわ。ただし、コレが終わったら覚えときなさい!」

アキ「はーい」

カチューシャ「全く…」


アッサム「カチューシャ、コレまとめていたデータです」

カチューシャ「ああ、ありがとう…ほら、大洗の1年!こっち来なさい!」


優季「はーい…あれ?でもみんなも1年生じゃないの~?」



アキ「ひどい!」

ミッコ「私たち小柄だけど…!」

カチューシャ「そうよ!ちゃんと3年生…って何言わせるのよ!」

アッサム「そうです!」



優季「あれぇ?でもみんな西住隊長よりすっごく小さくないですかぁ?」

カチューシャ「うっ…」

アッサム「…」←実は身長150㎝しかない



カチューシャ「い、いいのよ身長なんて!そんな小さなことにこだわるほうが小さいのよ!」

アキ「いい事いうね!」

ミッコ「よっ、大将!」

カチューシャ「とりあえずコレ見なさい」

アッサム「前回の会場だけど、西住隊長は市街地で勝負するつもりなのよ」



優季「あ、ここ私たちがエレファント倒したところだぁ」

アキ「あれね!いい発想だったよ!」

ミッコ「ヤークトティーガーの時もいい度胸してたよ!」

カチューシャ「そうね。ミホーシャの指示もそうだし、それを全員がしっかりと行動に移し、かつその先を考えられてたのもよかったわ」

優季「カチューシャさんに褒められるのって何か珍しいかも~」

カチューシャ「失礼な!」



アッサム「エレファントやヤークトティーガーが残っていればみほさんの策は90%、瓦解してましたからね」

アキ「だよね」

ミッコ「アレほんとインチキだよねー」


優季「やくときてぃが?」

カチューシャ「…もしかして戦車の名前も知らないの?」

優季「知ってますよ~?89式は中戦車だって」

アキ「そうなの!?」




カチューシャ「だ、大丈夫なのかしら…」

アッサム「そのために私たちがいるのよ」

優季「頼りにしてますぅ、先輩方!」

アキ「もう、調子いいんだから」




優季「ところでぇ、なんでエレファントとかやくときてぃががいるとダメだったんですかぁ?」

カチューシャ「道をふさいでたポルシェティーガーが簡単に突破されちゃうのよ」

優季「へぇ…」

アッサム「少なくとも、あれだけの時間を稼ぐことは難しかったわね」

ミッコ「あー、いっかいあのP虎乗ってみたかったなぁ」


カチューシャ「それで、今回の役目は相手の遊撃を封じることよ」

優季「ゆうげき…野球?」

アッサム「違います」



アキ「宇津木ちゃん、もしかしておバカ?」

優季「失礼なぁ!大洗の1年生の中では10指に入るんですよぉ」

ミッコ「うそ!?すごっ!?確か生徒9000人だよね!?単純計算して3000人だから…」

優季「あ、忘れてました。戦車道履修者、が付きます」

カチューシャ「当り前じゃない!大洗の1年生は10人しかいないんだから!」

アッサム「ふふ…」

カチューシャ「どうしたのよ、アッサム」


アッサム「彼女、不思議ですわ。さすがは大洗の生徒」

カチューシャ「そうね。普通これだけ上級生に囲まれたら萎縮するのに…」

アキ「度胸ってことなんじゃないの?」

ミッコ「ま、それならそれでいいよ。ビビッて黙っちゃうよりかは!」



優季「まあ、皆さんそんなに先輩っぽくないのでぇ…」


カチューシャ「何言うのよ!?」



《どんぐり小隊エンド》

柚子「会長が本格的にチーム20に入ったので、進行は私がさせてもらいますね」

梓「私たちも手伝いますよ!」

そど子「風紀を乱さないように!!」




《非モテチーム》

みほ「それでは、チーム名を決めていきたいと思います」

エリカ「何故かしら、嫌な予感しかしないわ。というか隊長が決めなくていいの?」

愛里寿「この点についてはみほさんに一任している」

エリカ「一番一任させちゃいけない子じゃない!」




みほ「まず、赤星さんはほしさんチームです」

小梅「はい!」


みほ「エリカさんはワニさんチーム!」

エリカ「だろうと思ったわよ!」


みほ「ミカさんはカンテレさんチーム!」

ミカ「その名前に意味があるとは思えないな…だが、副隊長の判断を信じよう」


みほ「クラーラさんはオオカミさんチームです」

クラーラ「かわいらしい名前ですね」



みほ「そして、愛里寿ちゃんを隊長とした私たちは」


みほ「『十刃』(エスパーダ)さんチームです」

エリカ「無駄にかっこいいじゃない…!」

《モテ軍チーム》


まほ「私たちもチーム名を決めたいな」

アンチョビ「そうだな」

カチューシャ「マホ―シャのネーミングセンスって大丈夫なの?」

ケイ「正直ミホのお姉さんがだからね…」

ダージリン「大丈夫です。きっとまほさんですし…」


まほ「私たちはとらさんチームだ!」

カチューシャ「いきなりひどい名前が!」


まほ「カチューシャはねずみさんチーム」

カチューシャ「マホ―シャケンカ売ってるの?」


まほ「ダージリンは紅茶さんチームだ」

ダージリン「直球ね」

まほ「ああ。西住流に交代の2文字はない」



まほ「ケイはホタルさんチームだ」

ケイ「オッケー!これはわかりやすいわね!」


まほ「最後、安斎!」

アンチョビ「アンチョビだ!」

まほ「お前たちはパスタ&レオポンチームだ!」

アンチョビ「なんで!?」


アンチョビ「どう考えてもパスタだけでいいだろ!レオポン要素はツチヤとP虎しかないだろ!?」

まほ「大丈夫だ。レオポンを信じろ」

アンチョビ「何を言ってるんだ!?」

柚子「みなさん楽しそう…」

梓「80代の運転手は激戦区でしたからねぇ…冷泉先輩にミッコさん、ナカジマ先輩もいましたし…」

ねこにゃー「車長枠も大変だったよね…」

梓「ほとんど主要人物は車長ですからね…今思ったらローズヒップさんよりねこにゃーさんが通信士したほうがよかったのかも?」

ねこにゃー「でも、ローズヒップさんのほうが点数高いから…仕方ない面はあると思う」

柚子「ローズヒップさんが通信士というのもイメージつかないけどね」





柚子「それじゃあ、次は安価↓2チームを見てみようか」

梓「賛成でーす!」

紗希ちゃん:無関心
愛里寿:執着
みほ:崇拝
ノンナ:偏愛
桂利奈:幼女
ルクリリ:油断
あゆみ:忘却
桃:厚顔

うーん、なんか違うかな…?

《モテ度50チーム》


アズミ「あの…」

しほ「何か?」


アズミ「いえ、何でもありません…」



アズミ(なんで私西住流の家元とコーヒーブレイクしてるのかしら…)

しほ「先に言っておきます」

アズミ「は、はい!」


しほ「この勝負…おそらく西住流が負けるでしょう」

アズミ「!?」



アズミ「どういうことですか…?」

しほ「これ以上は言う必要はありません」


アズミ「と、なると…私たちの隊長が勝つと!?」

しほ「これ以上は言えません」


(ぴらっ)


しほ「あなたもあの踊りはしたくはないでしょう?数少ない50代の仲間ゆえに、少しのアドバイスです」


アズミ「…え?」


しほ「今回は…モテ度を計測したすべての人に『勝敗を予測してもらう』らしいわ」

アズミ「え…」




※あんこう踊りをしてもらうのは『負けたチームの人』『予想を外した人』と、なります



アズミ「えええええーっ!?」

俺らもアンコウ踊り踊らなければいけないのか…

>>465
予想を当てればセーフ


アズミ「ウソでしょ!?そんな馬鹿な…!?」

しほ「もちろん外せば私や島田流の家元もすることになるわ」


アズミ「頭がおかしくなりそうです」

しほ「モテ度を計測するスレだったのになぜか試合が始まる>>1のようね」

アズミ「何を言ってるんですか!?」


アズミ「いやぁああああ!!!」

しほ「かくも世の中は残酷なのか…」



アズミ「と、とにかく!『西住流が負ける』!これが西住流家元の判断なんですね!」

しほ「その通りよ」



アズミ(落ち着いて…こういう時、どう考える…!?)



アズミ(嘘の可能性も…!?とは言うものの、私は西住流の家元に恨みを買われる覚えはない)

アズミ(あるとすれば、『島田流』だから恨んで…?)


しほ「それはありません」

アズミ「心を読まないでください!?」


しほ「仮にもあなたは大学選抜戦の副官…これ以上のヒントはいらないはずでは?」


アズミ「!」



アズミ(正直もっとヒントはほしいわ…でも彼氏いない歴2x年…そんな私の考えは…)


(キュッ)

アズミ「…これですね」

しほ「…」



アズミ:『勝利:非モテチーム』



アズミ「ともかくこれで安心できますね」

しほ「そうね」



《あんこう踊り回避エンド》


千代「…そうね」

亜美「私はこう思いますよ」

千代「ええ。これが間違いないわ」


千代「島田流が、負けるわ」

亜美「はい」

《代理モテ度50チーム》

ナカジマ「おーい、ケイさーん」

ケイ「OH、来てくれたわね!」


麻子「すまないナカジマさん…おんぶしてもらって…」

ナカジマ「別に気にしなくていいって」

麻子「この借りは必ず返す…」


ナオミ「んで、どう見る?このファイアフライ」

ナカジマ「よく手入れされてると思うよ?けど…あくまでナオミさんのチームようになってるんでしょ?」


(ぱかっ)


ナカジマ「冷泉さんが運転しやすいように少しいじっていい?」

ナオミ「問題ない」




ローズヒップ「ところで通信士って何をすればいいんですの?」

麻子「他チームとの連携と、状況把握…あとは彼氏ができないとか言っておけばいい」

ケイ「それ、サオリの話よね?」



ナカジマ「ふんふん…さすがはファイアフライ」

ナオミ「いじりやすいでしょ?」

ナカジマ「ホントにね。レオポンと比べるともう…」

ナオミ「あれは特殊すぎる逸品だしね…っていうかなんで大洗にあれがあったの?」

ナカジマ「君みたいな勘のいい砲撃士は嫌いだよ」

ナオミ「あっ、はい」

ケイ「それじゃ、簡単な作戦を立てるわよ!ガーっと行ってドーンとたたく!以上!」

麻子「わかった…」

ローズヒップ「お任せですわー!」


ナオミ「ケイ、それだけじゃ明らかにまずい。というか簡単にもほどがある」

ナカジマ「私の装填の問題もあるしね」

ケイ「え?そうなの?」

ナカジマ「一応私本職は車長と通信士だから…」

麻子「ナカジマさんは何でもできるから大丈夫だ」

ケイ「と、いう事よ!後輩からのお墨付きよ!」

ローズヒップ「さすがですわー!」

ナカジマ「えぇ…まあ、努力しますけど」




麻子「…ところで本当の策はなんだ」

ケイ「本来の策は…」




ナオミ「…まじか」

ナカジマ「さすがにそれは…いや、でもツチヤなら…」

麻子「が、あのセンチュリオンを止めるにはそれくらいしないといけないだろうな」

ローズヒップ「対戦した麻子さんがそういうなら間違いないですわね…!」

ケイ「全く、あの堅物のマホがこんな策練るのが一番のびっくりよね」

ケイ「ま、細かいことは気にしても仕方ないわ!私たちは私たちらしくいきましょ!」

ローズヒップ「なるほど…これがサンダース流なんですわね!」

ナオミ「むしろケイ流だな」



麻子「それじゃあ、すこし練習したい。マニュアルはあるか?」

ケイ「ないわ!」

ナカジマ「えぇ…」

ケイ「これは戦争じゃない!戦車道よ!マニュアルなんて読んだら戦車が泣くわ!」

ナオミ「単純においてきただけだろ」



麻子「仕方ない…睡眠学習だ」

ローズヒップ「お任せですわー!」

ナカジマ「何が!?」


ローズヒップ「麻子さんが寝ている間にぼそぼそと運転の仕方を伝えますの!」

ケイ「小さい声より大きい声のほうがよく伝わるんじゃないかしら」

ローズヒップ「!なるほど!」




ナカジマ「…大変なんですね」

ナオミ「まあ、あれもいいところだからね」




《ナオミ副隊長の憂鬱エンド》

柚子「どこも楽しそうだね」

梓「って、外したら私たちもあんこう踊りー!?」

園「こんな大人数あんこう踊りなんて…風紀がどうなることか…!」

ねこにゃー「うう、OVAの時にはいなかったからシーンがなかったのに…」

柚子「こんな格言を知ってる?『死なばもろとも』」

梓「怖いですよ!?」





柚子「そんなわけで、次は安価↓2チーム見てみましょうか」

《ワニさんチーム》


カエサル「夢のようだね、ひなちゃんと同じ戦車に乗れるなんて」

カルパッチョ「そうね、たかちゃん…!」



エリカ「イラつくわね」

カエサル「いやいや、ちゃんとやるから試合では!」

エリカ「本当よね…?っていうこ30代はメンバーが少なすぎなのよ!」


カルパッチョ「私とたかちゃんで装填手がかぶってますからね…」

エリカ「操縦士もいないし…」


ホシノ「私がいるじゃんか」

エリカ「ホシノ…さんは砲手よね?まあ大洗1速い女の異名を持つし…少なくとも私たちよりかは一番マシだと思うわ」

ホシノ「おお、黒森峰の副隊長から褒められたぞ、カエサル」

カエサル「さすがはホシノさんですね」

カルパッチョ「たかちゃーん…私だけを見てー…」

エリカ「怖い!」




エリカ「全く…いい!?負けたらあんこう踊りなのよ!?わかってるの!?」

ホシノ「…ところで1つ疑問なんだけど」

エリカ「何よ!」


ホシノ「なんであんこう踊り知ってるの?」


カエサル「言われてみれば」

カルパッチョ「なんででしょう?」



エリカ「え?ゆ、有名だからに決まってるじゃない!」

ホシノ「そうかぁ?大洗の学生艦は廃校まで追い込まれたんだぞ?逆に言えばそれだけ『何も実績がなかった』んだ」

カルパッチョ「ウチはパスタとかで有名ですからね。あよと服飾関係」

カエサル「ひなちゃ…カルパッチョは服飾関係のほうを?」

カルパッチョ「そうね。たか…カエサルはどっちが似合うと思う?」

カエサル「カルパッチョなら何でもできるさ」

カルパッチョ「カエサル…けど、横にあなたがいてほしいわ」

カエサル「ああ、お安い御用さ」



エリカ「…長ーい!なんで私が突っ込み役なのよ!そういうのは武部とかアンツィオの隊長にでも任せておけばいいのよ!」

カエサル「すいませーん」

カルパッチョ「総帥は突っ込み上手ですからねぇ」



ホシノ「…話を戻してもいいかい?」

エリカ「な、なんの話だったかしらね…」

カエサル「ほら、あんこう踊りをなんで知ってるか」




カルパッチョ「…みほさんを調べていて」

カエサル「あんこう踊りに行きついたと」

ホシノ「かわいらしい理由じゃん」

エリカ「」///


カルパッチョ「エリカさんも私みたいに素直になればいいのに」

エリカ「べ、別にみほのことなんてなんとも思ってないわよ!」

ホシノ「『べ、別にみほのことなんてなんとも思ってないわに!』」

カエサル「そっくりですね!ミモスみたいですよ」

エリカ「ワニって何よ!あとミモスって何…!?」


エリカ「うう、これだから大洗は…」

カルパッチョ(私はアンツィオなんですけどね…)

ホシノ「まあ、私らはエリカを信じて動くからさ」

カエサル「その通りだ」

カルパッチョ「エリカさんの指示を信頼して動きます!」

エリカ「そうね…とりあえず乗ってみようかしら」





ホシノ「なんだコレ!?おっそ!?レオポンのほうが早いぞ!?」

カルパッチョ「た、弾が重い…!」

カエサル「当たらんな…左衛門佐はすごいな…」


エリカ「どうしようかしら…いや、本当に」


カルパッチョ「私は練習すれば少しは…慣れていないだけですし」

ホシノ「改造してスピード上げていい?」

エリカ「改造禁止でしょ!?」


カエサル「よく考えたら砲手をするなんて初めてだ…」

エリカ「全く…借しなさい」



カルパッチョ「…なんだかんだ面倒見はいいんですね」

エリカ「あたりまえよ。いくらエキシビションみたいなものとは言え…負けたら癪だわ。それに…」

カエサル「西住隊長のためだな」

エリカ「…ええ」

カルパッチョ「コレが終わったら改めてゆっくしお話してみたらどうかしら?」

カエサル「それだ!」

エリカ「勝手に決めないでよ!…でも、考えてあげてもいいわ…」


ホシノ「とりあえず、モーターいじるか…」

エリカ「改造はやめなさい!」



《ツンデレワニエリカエンド》

柚子「意外と皆さん仲良くできてますね」



あゆみ「一番残念な私ですよー…モテ度は非モテ十刃、戦車道の試合もノンナさん相手じゃ勝てませーん…」

紗希「河嶋先輩より私のほうが目立つ…」

梓「紗希は書きにくいからね…あゆみはドンマイ。いろんな意味で」


ねこにゃー「ボクも70代チームのそうが厚いから…」

そど子「同じく80代もね…はぁ…」

パゾ美「出番がないのは仕方ないよね…大洗はネームド多いし…」


柚子「個人的にはもう少しケンカとかあるかなぁ、と思ったんだけど」

梓「一番そういうこと言いそうな逸見さんがおとなしいですからね」

そど子「あのメンツじゃね…」



柚子「さて、後2チーム見たら試合が始まる感じね」


梓「それでは、安価↓2です!」

《カンテレさんチーム》


(ポロロン…)

ミカ「この勝負…本当に意味のある試合なのかな?」

杏「あるある」

左衛門佐「左様。負けたら末代までネットにアップされてさらし者になるぞ」

あや「また男友達に逃げられちゃう~…」

スズキ「私には逃げる男友達もいないわよ?だから大丈夫」

あや「大丈夫な意味がわかりませんよ~!!」



ミカ「…会長さん、この試合の罰ゲームやめましょうよ」

杏「ダメだよー?あと私もう会長じゃないし」

ミカ「いや、まあ…勝てるかなぁ」

あや「愛里寿ちゃんいるし勝てるんじゃないのかな?桂利奈ちゃんの運転が心配だけど」

スズキ「やればできる子だし大丈夫でしょ」

左衛門佐「しかし、このチーム砲手率が高いな」


杏「そういえばそうだね」

あや「変わります?」

左衛門佐「いや、一番命中率の高いのは会長だ。ミカ殿も申し訳ないが車長に専念してほしい」

ミカ「ああ、わかったよ」


スズキ「とはい言うものの、私の運転大丈夫かな」

あや「え?自動車部だし大丈夫じゃないですか?」

スズキ「初めて乗る戦車だし、私あの4人の中では一番うまくないのよ」

左衛門佐「なるほど…織田四天王で一番知名度の薄い『滝川一益』のようなものか」


あや「『やつは四天王の中でも一番の小物…』ってやつだ!」

杏「だとしても私らの中だと一番運転うまいでしょ?」

ミカ「ああ。とりあえず、乗って確かめてみるかい?」

スズキ「そうだね」

スズキ「よっと…なんか無駄にたくさん…ナニコレ?自動車のハンドル?」

ミカ「ああ、それはもし履帯が壊されたときに使うんだ」

杏「天下のクリスティー式だからねぇ」

あや「アイスティー?」

左衛門佐「伴天連の言葉はわからんな…」





スズキ「なるほど…こういうシステムなんだ」

ミカ「ちなみに私はコレで指示出すからみんなついてきてくれるかい?」

杏「問題なーし」

左衛門佐「難しいが…車長命令だ」

あや「いやいや!絶対無理でしょ!?」

ミカ「考えるな、感じろ」

左衛門佐「おお、燃えよドラゴンか」

スズキ「一応指示にはのるよー」




(小一時間後…)



(ポロン)


あや「こっち回ります!敵はいません!」

左衛門佐「会長!入れたぞ!」

会長「りょーかーい!」



ミカ「トゥータ!」



(どおん!)


あや「いやー、意外とわかるもんですねぇ」

杏「だねぇ。あ、干し芋くうかい?」

ミカ「いただくよ。もって帰ってもいいかい?」

杏「痛みはしないけどすぐ食べたほうがおいしいよ?」




左衛門佐「しかし、あのように楽器を奏でるのは面白い試みだな」

スズキ「そうね。ウサギさんチームもどう?」

あや「梓にできそうな楽器…」



あや「!リコーダー!」

左衛門佐「それだ!」

スズキ「指示ができないじゃない」



梓『ピー…ピー…ピー!!』




あや「面白いからありじゃないです?」

左衛門佐「以前は我らもまねたのだがな…不協和音になってしまったんだ」

杏「私も河嶋先輩になんかやらせようかなー」


ミカ「これは難しいからね。人数が少ないチームは1人の負担が多くなる」

杏「あー、そっか」

左衛門佐「現状乗員に達しているチームはあんこうだけか…」

スズキ「今回はミカさんの音楽に乗る程度ね」




あや「…あれ?おかしくない?」

杏「なぜか河嶋先輩になってるよ…河嶋ねー」



ミカ「何がだい?」

あや「前継続さんのチームメイト見たけど3人しかいなかったような…」

ミカ「…」



杏「…前々から思ってたけど、砲手ってできるの?カンテレ弾きながら」

ミカ「違う、風が導いてくれたんだよ」

左衛門佐「意味が分からんぞ…」




ミカ「…ま、まあ確かにアキの負担が大きいと前々から継続高校では問題になっているんだ」

あや「ですよねー」

左衛門佐「学校で問題になっているのか…」

杏「でもいいんじゃない?かーしまと違ってできる子だし」

スズキ「楽器でモチベーション上げてるからね」



ミカ「今回も楽器をさせてもらうよ、禁止にはされていないしね」



《ミカさんは謎が多い エンド》



柚子「みんなー、予想は立てたー?」


「「はーい!」」


柚子「それじゃあ発表していくねー」



モテチームの勝ち
・柚子、ルクリリ、そど子、ニーナ、細見、ルミ etc…



非モテチームの勝ち
・梓、ねこにゃー、あゆみ、絹代、アズミ、メグミ etc…


梓「あれ?こんなたくさんいましたっけ?」

柚子「8校の戦車道受講者全員が投票してるからね。直下さんとかマウス子さんとかも入ってるし」

そど子「なんだかとんでもないことになりそうね…」

ねこにゃー「どっちが負けても30人以上のあんこう踊り…」





メグミ「ええ?!なんでモテチームに勝つって入れたの!?」

ルミ「なんとなく!こういう勝負事は適当が面白いっ!」

アズミ「『狂気の沙汰こそ面白い…』ってことね」




ルミ(なーんてね!私は蝶野教官と家元の話を聞いちゃったの!『島田流が負ける』ってね!意外だけど、あの二人が言うんだもの!間違いない!)

アズミ(西住流の家元が『西住流が負ける』って言ってたのに…ギャンブル弱いわねぇ)

メグミ(隊長に勝ってほしいなぁ)




柚子「それじゃあ、安価↓2チームのチームを最後に見ましょう!」

《パスタ&レオポンチーム》


アンチョビ「…と、いう事だ。マカロニ作戦なんてショボい作戦じゃないぞ!」



優花里「と、いうよりまほ殿も相当なギャンブラーですねぇ」

おりょう「我らにそのような役目を託すとは…まさに坂本龍馬ぜよ」

典子「でも、燃えるよね」

ツチヤ「おうよ!…あと、アンチョビさん、そういう作戦立案とかちゃんとできるんですね」

アンチョビ「ちゃんと、ってなんだ!」

優花里「正直ノリと勢いだけの人だと思ってる人いますからねぇ」

アンチョビ「ひどくないか!?」



優花里「だって『ドゥーチェ!ドゥーチェ!』ってすごい笑顔だったんですし」

アンチョビ「なんで知ってるんだ!?」

典子「そういえば前偵察動画で見たね」

おりょう「あれはノリと勢いしか頭にない顔ぜよ…」

ツチヤ「マジでか!?見たかったなー…」

優花里「ありますよ、ここに!」

ツチヤ「よし、でかした!」

アンチョビ「じゃなーい!なんで持ってるんだよ!!」



『ドゥーチェ!!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!』



ツチヤ「うわー、すごいいい笑顔」

アンチョビ「チクショウ!」



典子「でも、この笑顔をつぶしたのが私たちなんだよね…」

優花里「…はい」

おりょう「悲劇、ぜよ…」


アンチョビ「なんで暗くなるんだよ!?」

アンチョビ「いいか!今は私たちは『パスタ&レオポンチーム』なんだ!過去のしがらみは捨てろ!」

典子「まあそこまで気にしてないですけど」

優花里「2回戦はおいておいて…」

おりょう「でも、突撃砲どうしのぶつかり合いは熱かったぜよ?」

ツチヤ「アレ見れなかったんだよねー…レオポンの修理のために」

アンチョビ「お前らアンツィオに恨みでもあるのか!?」



アンチョビ「うう、私に威厳がないからか…?」

優花里「威厳がある隊長なんてまほ殿しかいないと思いますが…」

典子「西住隊長は『威厳っ!!』ってわけじゃないしねー」

おりょう「他も面白外人みたいなもんぜよ」

ツチヤ「日本人なのにねー」

アンチョビ「言われてみればそれもそうだな…」



優花里「実際アンツィオを1人で立て直し、1回戦突破を果たしたアンチョビ殿は結構有名ですよ?」

アンチョビ「お、おお!そうなのか!?」

優花里「ただ、完全に0だった大洗を率いて優勝した西住殿のせいで完全に影が薄くなってますが」

アンチョビ「だよなぁ!!みほのほうがめっちゃすごいもんなぁ!」



アンチョビ「歴女はまだわかる」

おりょう「ありがたいぜよ」

アンチョビ「自動車部もわかる」

ツチヤ「ありがとうございます」

アンチョビ「戦車マニアもわかる」

優花里「そうですね!」



アンチョビ「バレー部!お前ら何なんだ!」

典子「バレー部です!」


アンチョビ「おかしいだろ!お前ら昔戦車道の有力選手だったのか!?」

典子「いえ、まったく!素人でした!」

アンチョビ「天才かよ!?」

典子「いえ!根性です!」



アンチョビ「…来年のアンツィオはノリと勢いと根性にしよう」

アンチョビ「実際うちの子らも悪い子だとかダメな子じゃないんだよなぁ…けど、頭が…」

典子「いえ!それ以上に戦車のスペックが足りないと思います!」

アンチョビ「八九式に乗ってるやつに言われた!?」



優花里「実際、現状では厳しいのは間違いないかと…戦力の大半が軽戦車ですからね…」

おりょう「ウチですら『M3』『Ⅳ号』『3突』と火力はそこそこそろってたしの」

アンチョビ「でも、アンツィオにはP40があるから…」

ツチヤ「あれってスペック的にはⅣ号と大差ないらしいですね」

アンチョビ「言うな!」



優花里「仮に今のウチと試合したとしたら…」

アンチョビ「P虎が抜けん、ルノーも固い…手の内はばれてる…」


おりょう「積みだな」

典子「ゲームセットです!」

ツチヤ「ドリンクバードヨウビだね!」


アンチョビ「そう思うと、みほもそうだが大洗は化け物だらけだな…」

優花里「けど、そんなことばっかり言ってられませんよ?なにせ…」


優花里「明日の相手は西住殿なんですから…」

アンチョビ「…だな。よし、もう少しみほのエピソードをチェックだ!」

「「オーっ!!!」」



アンチョビ「…レベルが違いすぎるな」

優花里「確かにそうですね。隊長や車長としての…」



アンチョビ「そこじゃない。単純に思考のスピードだ」

おりょう「思考のスピード?」

アンチョビ「ああ。みほの経歴を調べたが…みほって隊長の経験は大洗に来る前はないんだ」

典子「え?でも副隊長はしてたんじゃ…」

アンチョビ「いや、副隊長と隊長の役割は違う。ピザとピッツァくらい違う」

ツチヤ「ち、違いがわからない…」



アンチョビ「副隊長はただ隊長のサポートだけじゃなく、隊長と真逆の視点がいるんだ」

典子「ふむふむ…」


アンチョビ「基本は、隊長が話を決め、他でサポートする…そのうえで副隊長には柔軟な対応が迫られるからな」

ツチヤ「本当にノリと勢いだけの人じゃなかったんだ…」

アンチョビ「おいっ!?」




アンチョビ「例えば別動隊に副隊長をリーダーとした3両の編成を作るとする…しかし、大洗なら八九式、3突、三式だとしよう」

優花里「フムフム…」

アンチョビ「指示は『偵察および状況において攻撃』相手の戦車…そうだな、M4シャーマンを1両を発見した。さて、これをどうする、というものだ」



おりょう「明らかにこっちが有利だし攻めに行くのが定石…」

ツチヤ「まあ、間違いなく攻撃!だよねぇ」

典子「いや、問題はなぜM4シャーマンが1両だけ、って点だと思う」

優花里「そうですね。相手も偵察なのか、それとも釣りのためのおとりなのか…」


アンチョビ「バレー部ぅ!!うちに来てくれえええ!!!」

典子「いやですよ!?」

アンチョビ「ちなみにうちでこのテストをやったら全員攻撃だ!!!って意見だった」

典子「ですよねー」

おりょう「ん?ひなちゃんもか?」

アンチョビ「ああ…カルパッチョは見た目から誤解されやすいが…ペパロニより熱くなりやすい」

ツチヤ「あの見た目で…想像できない…」

優花里「よく雑誌に載るレベルですからねぇ」





典子「あの、ところでコレの答えは?」

アンチョビ「ん?ないよ?」

典子「ええっ!?」


アンチョビ「それこそ本当に偵察なのかもしれないし、釣るための囮かもしれない」

おりょう「これが囮教育か…」

ツチヤ「サスケェ!」

アンチョビ「お前ら仲いいな!?」



アンチョビ「ただ、断言できるのは、みほならシャーマンが見えて1秒以下で答えを出せる」

優花里「それは間違いないです」

アンチョビ「隊長に必要なのは決断力だ。副隊長に必要なのは柔軟な発想だ。そして…みほにはその両方がある」



おりょう「確かにそれはそうぜよ…」

典子「前、黒森峰戦を見たけど、西住隊長が想定外だったのは『黒森峰の電撃戦』と『マウス』だけだったんだって…ほかは全部想定の範囲内だったって」

ツチヤ「うそん…」

優花里「確かにそういってましたね…」


アンチョビ「…よし、逃げるか」

優花里「何を言ってるんですか!?」

アンチョビ「いやだってあんこう踊りしたくないし」

典子「それは根性が足りませんよ!!」

おりょう「我らはもはや薩長同盟ぜよ…!」

ツチヤ「P40チューンアップするから!」

アンチョビ「…お前たち」


優花里「はい」

典子「なんでしょう!」

おりょう「何ぜよ?」

ツチヤ「なんですか?」



アンチョビ「明日の試合、頼むぞ」

おりょう「当然ぜよ」

ツチヤ「レオポンを一番使えるのは私ってことを証明してやる!」

優花里「もちろんです!勝ちましょう!」

典子「私たちにはすべてがあります!メカニック!幕末!戦車!パスタ!そして根性!!」



アンチョビ「…いい言葉だな。根性」




アンチョビ「よーし、みんな!このノリと勢いと根性を試合にもっていくぞ!!」



「「「「おーーーっ!!!!」」」」




《大事なのはノリと勢いと根性 エンド》

もう試合の流れは大方組んであるのかな。それとも運要素あり?

沙織「あ、みぽりーん」

みほ「どうしたの沙織さん」

桃「白昼堂々偵察とはいい度胸だな!我々『十刃』さんチームは偵察されようと困ることはないが…」

ノンナ「放置するのも士気にかかわりますね」


沙織「ひえええ・・そ、そういうわけじゃないんです!みぽりん、コレ!」

みほ「あ、私のパンツァージャケット」

沙織「前は制服で計測したからああなったのかもしれないからさ、こっちならどうかなって」

みほ「わかったよ!」





沙織「それじゃあ計ってみるね!」


みほ「うん、よろしくね!」



沙織「判定↓1です!」

西住 みほ(パンツァージャケット)…判定51


みほ「わぁ!50も上がったよ!!」

桃「うん…」

ノンナ「非常に反応に困りますね…」

みほ「え?」



桃「母親に勝ててないからな…」

みほ「」


愛里寿「それは私もだから…」

沙織「なんというか、女子力の問題な気がしてきたよ…この試合終わったら鍛えてあげようか?」

みほ「お願いします…」



桂利奈「なんで沙織先輩彼氏ができないんだろう…」

沙織「うるさいそこ!」


ノンナ「家事万能、性格は女神、顔もカチューシャには及びませんがかわいらしく、頭も悪くない。そのうえでスタイル…スタイル?」

桃「武部は…まあ…その…」

沙織「別に太くないもん!」


ノンナ「…ですが、それでも魅力になる程度に肉付きもいい。運動はそこそこですが、それも男子にとってはちょうどいいくらい…」

沙織「ノンナさんに褒められるとなんだか不思議かも…」

ノンナ「…ガツガツいきすぎなのでは?」

沙織「それだ!」



>>510 

試合展開は決めてます

みんなも予想してね!

外れたらシベリア送り25ルーブルかあんこう踊りです



モテチーム
ティーガーⅠ(とらさんチーム)T34/85(ねずみさんチーム)チャーチル歩兵戦車MK.Ⅶ(紅茶さんチーム)シャーマン・ファイアフライ(ホタルさんチーム)
ポルシェティーガー(パスタ&レオポンチーム)


非モテチーム
センチュリオン(『十刃』さんチーム)パンターG型(ほしさんチーム)ティーガーⅡ(ワニさんチーム)BT-42(カンテレさんチーム)T34/85(オオカミさんチーム)



それではまた明日

遅くても月曜には終わりそうだね…


長くなって申し訳ない


とりあえずあんこうチームは制覇したし、次はうさぎさんチーム主体にするかねえ…

非安価なら
副隊長・ウォー!か大洗対策大会議か彼岸島×ガルパンか…

安価なら
戦車魔改造かみんな転校です!か学年対抗戦です!

のどれかだなぁ

《試合当日です!》



亜美「それでは、ただいまより世界戦への選抜を目標とした、エキシビションマッチを開始します!」


亜美「Aチームは島田愛里寿を中心としたチーム!Bチームは名門校の隊長、特に黒森峰を中心としたチームとします!」





柚子「解説の小山柚子です」

そど子「同じく園みどり子よ」

梓「同じく澤梓です」


そど子「モテ軍VS非モテ軍じゃないの?」

柚子「公式でそんなこと言ったら非モテ軍が悲惨すぎるでしょ?」

梓「でも、なんだかんだみんなモテますよね?…あゆみと紗希はおいておくとして」






あゆみ「どうなるかな?」

紗希「…」

ねこにゃー「非リア充のボク的には非モテ軍に勝ってほしい…」

あゆみ「モテ度70代のくせに…!」






亜美「それでは、各チーム隊長、副隊長!前へ!」



愛里寿「…」

エリカ「…」


そど子「え?逸見さんが副隊長なの?」

柚子「一応隊長車に副隊長が乗るのはあんまり適切じゃないみたいだし万が一の場合の指揮は逸見さんがするみたいよ」

梓「そうなんですか…」


まほ「…」

カチューシャ「…」



そど子「こっちは妥当ね」

柚子「そうだね。いったいどんな作戦を立てるのかな…」

梓「参考にしないと!」

柚子(勉強もそれくらいがんばればいいのに…)




亜美「両者!礼!」


「「「「よろしくお願いします!!」」」」

愛里寿「逸見さん」

エリカ「何よ」

愛里寿「今日は煽らなくていいの?」

エリカ「ひどっ!?というか人がいつも煽ってるみたいに言わないでよ!?」



まほ「いいのか?」

エリカ「隊長もノらないでください!」

カチューシャ「ほら、行くわよマホ―シャ。こんなことして遊んでる場合じゃないでしょ」

エリカ(カチューシャに突っ込まれたわ…)



まほ「カチューシャもいいのか?煽らなくて」

カチューシャ「あなたが肩車してくれたら考えてあげてもいいわ」

まほ「ふっ…そうか」






そど子「仲いいのかしらね?」

柚子「普通は煽っちゃだめだよ!」

梓「でも、私たちアンツィオ以外全員にあおられてましたよね?」

柚子「だとしてもダメ!自分がやられて嫌なことは人にもやらないでね」

そど子「そうね。これは戦車道なんだから」





愛里寿「挨拶は終わった」

桃「さて、いよいよ試合が始まるぞ!」



小梅「みほさんだけじゃありません。皆さんの力になれるよう全力を尽くします」

エリカ「当然勝つわよ。こんな試合でも負けるのは嫌だもの」

ミカ「あんこう踊り…か。それに意味があるとは思えないな」

クラーラ「いえ?可愛いいのですからカチューシャ様に踊ってもらう必要があります」



愛里寿「…前に言ってあるけど、私は…」

みほ「大丈夫。そのためにわたしたちがいるんだから」

桃「島田は自分の仕事に専念してくれればいい」

ノンナ「その通りです」

桂利奈「絶対勝とう!モテ度が戦車道に関係ないことを教えてやるんだ!」

まほ「さて…先に言おう」


まほ「私たちはみな、みほに煮え湯を飲まされたメンバーだ」


ケイ「そうね。エキサイティングな試合だったけど…」

カチューシャ「負けていい気持ちになる趣味もないわね」

アンチョビ「ああ。リベンジの機会はそう多くない」

ダージリン「私は負けていませんけどね」


まほ「…紅茶をこぼしたり、みほ1人に追い詰められて何も思わないのであればな」

ダージリン「…」



ダージリン「やはり、意地悪ですね」

まほ「お前ほどじゃないさ」



まほ「いいか!敗北を知らないものはいない!だが、真の敗者は負けた後立ち上がれないものだ!」


まほ「我々はそうでない!みほとの試合での敗北!それを糧にさらに成長を遂げた!」



まほ「勝つぞ!!」


「「おおーっ!!!」」



あけび「す、すごい気迫だよ…」

ももがー「さすがは黒森峰の隊長ですな…」

オレンジペコ「ですが、まほさんの言う通りです」

アリサ「そうね。勝ちたいのは事実だもの」


アリサ「と、言うわけだから、大洗の1年コンビ。あんたらにかかってんのよ?」


あけび「は、はいいい!」

ももがー「こういうプレッシャーかけられるとやばいもも」


絹代「どちらが勝ちますかね?アリクイ殿、ウサギ殿」

福田「アヒルチームが2分割に…どちらを応援すればいいのか…」



ねこにゃー「単純なスペックならセンチュリオン抱えてるほうが有利だけど…」

あゆみ「あれってそんなにヤバい一品なんですか?」

ねこにゃー「もうぶっ壊れだよ。そもそもレギュレーションギリギリの一品ともいえるし…」

あゆみ「レギュレーションギリギリ?」


ねこにゃー「か、簡単に言うと、戦後の戦車なんだよ」

あゆみ「?」


絹代「な、何ですとおおおお!?そんなルール違反を!?」

福田「それはいけません!」

細見「抗議しましょう!」



ねこにゃー「い、いや。それは問題ないから…」

絹代「ど、どういうことなんですか!?」


ねこにゃー「戦車道はWW2終了時の時点で、開発済みもしくは設計図ができているもののみ許可されているんだ」

あゆみ「あ、そっか!本体ができていなくても設計図があるからOKなんだ!」



ねこにゃー「けれど、相手もそれは把握してるし、そのうえで作戦を立ててくる…と、思う」

絹代「おおお!さすがはアリクイ殿ですね!」

あゆみ「ねこにゃー先輩すっごい!!」


ねこにゃー「えへへ、ありがとう…」




優花里「ちなみに10式戦車はセンチュリオンがまっすぐ立っていれば4~5台くらい貫通するとか…恐ろしいですね」

亜美「特殊なカーボンを信じましょう!」

亜美「試合開始!!」



まほ「仕掛けるぞ」

ダージリン「そうですわね」

カチューシャ「当然よ!」

ケイ「異存ないわ!」

アンチョビ「私たちは最後尾でいいのか?」

まほ「ああ。ポルシェティーガーは今回の作戦でもっとも重要な部分を占める。足回りの貧弱性もあるしできる限り早く引ける体制を作れ」

アンチョビ「了解!」







愛里寿「それじゃあ、みほさんお願い」

みほ「うん、任せて」



桃「いいかお前たち!この試合にはお前たちの働きに勝負がかかってるんだぞ!」


エリカ「言われなくてもわかってるわよ!あんたはあんたの仕事しなさい!今回は平の装填士でしょ!」

桃「はーい…」



みほ「カンテレさん、オオカミさんは先遣隊として進んでください。敵を見つけたら無理をせず101地点に引き付けてください」


みほ「ほしさん、ワニさんはセンチュリオンの護衛を。特にティーガーⅡは注意してください」



カルパッチョ『なぜでしょう?』


みほ「お姉ちゃ…西住まほ選手はエリカさんの実力を一番わかっています。そのうえでエリカさんを落とすメリット、重要性を理解しています」




カエサル「よく言われてるじゃないか」

エリカ「…そうね」



みほ「センチュリオンが最大の武器である以上、相手はいかにしてそれを切り崩すかを考えると思います」


ミカ「それは間違いないだろうね」

(ポロン)

あや『それは間違いないだろうね…ポロン!って言ってます!』



みほ「え?ポロン…?」


杏「大野ちゃん、それはいいから」

クラーラ「妙子さん」

妙子「はい、ハーフタイムですね!」

忍「早くない!?」



クラーラ『島田隊長。もしカチューシャ様と対面したら1対1に持ち込んでもいいでしょうか?』

みほ『それは…』



愛里寿「…さすがに容認できない。確かにカチューシャさんは身長127㎝のロリ…ううん、ペドだけど、指揮能力は抜群。クラーラさん1人ではこちらが不利になるのは間違いない」






アズミ「誰!?隊長にあんな言葉教えたの!?」

ルミ「許せん!」

メグミ「隊長もロリだからね…」



みほ『ですが、逆に言えばカチューシャさんの撃退は私たちの勝利への大きな1ポイントになると思います』

愛里寿「うん。勝ちに行く状況を作るか、それとも…」


みほ『まずは、先遣隊としてお願いします。』


桃「…」

ノンナ「緊張していますか?」

桃「いや、練習では何回かもったし大丈夫だ。だが…」

ノンナ「そうですね。同じチームで戦う事はあっても、同じ戦車に乗るという点では不思議な感覚です」



桂利奈「私たちもノンナさんに撃破されてましたからね…」

桃「だが、身をもって同志ノンナの実力はわかっている。頼もしい限りだ」






あや『こちらカンテレ!前方にポルシェティーガーを発見しました!森の中で待機しています!』

みほ『距離はどれくらいでしょうか?』

あや『5分もあれば到着します!』


杏「…ちょい待って」

あや「へ?」



杏『西住ちゃん、聞こえてる?』

みほ『はい、何でしょう?』


杏『砲撃許可、もらっていい?』

みほ『…わかりました、ですが、撃破は狙う必要はありません。威嚇射撃として、お願いします』

(どぉん!!!)



あや「あれ?動かないのかな…?」

杏「いいや、これは…!」



杏『西住ちゃん!マカロニ作戦だ!』

みほ『やはりそうですか!』



クラーラ「マカロニ?」

エルヴィン「以前アンツィオが得意としていた作戦だ。張りぼてを立てて陽動する作戦だが…」




あや「でも、よくあんなのわかりましたね…」

杏「相手がチョビ子だからね。頭の片隅にはおいておいたのと…西住ちゃんのお姉ちゃんがあんなアブナイ策は立てないでしょ」




カルパッチョ「私たちの作ったものよりスペックが高いです…!」

カエサル「しかし、あの大きさの…ポルシェティーガーの張りぼてを作るとは…」





ケイ『チョビ子!マカロニ作戦ばれたみたいね』

アンチョビ『そうか。さすがにばれるなぁ…せっかく作ってもらったのに申し訳ない』


ナカジマ『気にしないでくださいよ。しかし、ケイさん、なんであんなグッズ持ってたんです?』

ケイ『いやー、最初はホタルさん書こうと思ったのよー』

ナオミ「ホタル…!?」

麻子「アレが、か!?」

ローズヒップ「え!?あれホタルでしたの!?てっきりガムラかと!?」


ケイ「…ナオミはあとで反省会ね」

ナオミ「なんで私だけ!?」




まほ「だが、時間は稼げた。ティーガーⅡのスピードに合わせるなら十分間に合う」

ダージリン「奇襲ね。作戦名は?」

まほ「ああ。『みほみほ作戦』だ!」

カチューシャ『マホ―シャが言っていた「島田愛里寿の弱点」ね』

まほ「ああ。そこを突く。もし万が一それが放置されているならそのまま叩く」


アリサ『全隊、森に入るわ!』

優季『りょうかぁい!』

沙織『砲撃からすると相手はBT-42だと思います!おそらく先ほどは威嚇射撃ですが十分注意しましょう!』

ローズヒップ『全速りょっくで行きますわよー!!!』

おりょう『当然ぜよ!』






エリカ「…来たわね!」



(どぉん!!)


小梅『こちらほしさんチーム!ティーガーⅠ、T34/85、ファイアフライが奇襲を仕掛けてきました!』

みほ『撃退を狙わず、隊列の維持に徹して下さい!』




まほ「島田愛里寿の弱点…それは…」


まほ「島田愛里寿は、全体の指揮と、センチュリオンの指示を同時には行えない!」




ケイ「さあ、ガンガン行きなさい!」

ナオミ「イエスマム!」



カチューシャ「いい!?戦力を少しでも削るわよ!HS地点にあの状況に持ち込ませるわ!」




愛里寿「桂利奈、前進を。ノンナは北30度に砲身を向けて」


桂利奈「あ、あいー!!」

ノンナ「はい」

桃「腕の見せ所だな」




みほ「…ワニさんチームは反対側から来る戦力に注意しつつ、カチューシャさんを狙ってください!」


みほ(うまくいけば挟み撃ちにできるけど…)



みほ(とにかくカチューシャさん。そこを止める!)





愛里寿「砲塔を38度回して、森に1度打つ!そのうえでバックのフェイントを一瞬かけて全速でティーガーⅠに!」


まほ「…やはりか!」


カチューシャ「奇襲をかけても指示が乱れない…という事は!」





みほ『カンテレさんは戻ってください!挟みます!オオカミさんチームは相手のT34/85と一騎打ちの状況を作りますのでカンテレさんの後ろに!』

愛里寿「ティーガーⅠをたたけ。すべての攻撃をティーガーⅠに集中」

みほ『カンテレさん+オオカミさんで1VS2の状況に持ち込みます!ワニさん、ほしさんはファイアフライを狙ってください!』




ケイ「全体への指示はミホ、センチュリオンへの指示はアリス、という事ね!」




まほ(できたらパンターG型は撃破しておきたかったが…)

まほ(各個撃破を徹底的に狙ってくるか)



まほ「全車後退!」


カチューシャ「マホ―シャ!あとは任せるわよ!」

まほ「ああ。任せたぞ」





優花里「アンチョビ殿!砲撃はできますか!?」

アンチョビ「問題ない!F43地点を狙えば問題なさそうだ!」


おりょう「秋山さんの砲撃技術はそれこそ本職顔負けぜよ」

典子「根性で狙ってください!」



クラーラ「島田隊長!」

ミカ「風に流されて戻ってきたよ」


みほ(この状況で挟撃は難しい…陣形を整えなおして…)



(どぉん!!)


カチューシャ「クラーラ!」

クラーラ「っ…!」


みほ(カチューシャさんがクラーラさんを誘導した!?)

クラーラ「島田隊長!追わせてください!」

ミカ「もっとも、私も行くことになるけどね」


みほ『…わかりました。必ず1VS2になるようにお願いします』

クラーラ『わかりました!』




小梅『3隊のほうがよくありませんか?』

みほ『…わかりました。ほしさんチームも…』


(どぉん!!)


桃「88ミリ砲!?」

ノンナ「ポルシェティーガー…!」



優花里「ツチヤ殿!引きます!」

ツチヤ「はいよ!!」


アンチョビ「マカロニはどうだ!?」

典子「おいてきました!1秒の時間稼ぎにはなるかと!」

アンチョビ「よし、HS地点に急ぐぞ!」


おりょう「こちらパスタ&レオポンチーム!市街地に向かうぜよ!」


みほ『ポルシェティーガーを深追いする必要はありません。相手はこちらの望む展開に持ち込んでくれています』

桃「こちらの望む展開だと?」

みほ「はい。ティーガーⅠとセンチュリオンが相打ちですら、こちらが大幅に有利です」



みほ『オオカミさんチーム、カンテレさんチームは、数的優位を崩さず、かつチャーチルの存在に注意して動いてください』


みほ『ワニさんチーム、ほしさんチーム、そして『十刃』チームはこのまま市街地に向かいます』


愛里寿「このままいけば市街地での決戦を…?」

桂利奈「まるで西住隊長みたいだぁ!」




みほ「…市街地に?マウスはないし…」

みほ「…おそらく、ファイアフライの砲撃を利用した策を打ってきます。注意しましょう」

なんで俺、試合書いてるんだろう…


まあ、いいや


明日でたぶん終わります

アリサ『こちらとらさんチーム。ネズミさんチームはどうかしら?』



優季『2両が追いかけてきてまあぁす!継続さんのところと、私たちと同じやつでぇす!』

アリサ『もう少しひきつけなさい。ファイアフライで装甲を抜いてあげるわ!』



ローズヒップ『おっ任せですわー!』

麻子「少しスピードを出したほうがよさそうだ」

ナカジマ「スピード出せるようにもチューンアップしたし、問題ないよ」

ナオミ「…まあ、加速装置はまだいいんだが…『VTOL』とか『STEAJTH』って…」

ケイ「あとで外してもらわないとね」



沙織『2両の相打ちを計算していると?』

アリサ『隊長の案としてはそういう形みたいね。特に継続は何をしてくるかわかんないし』



まほ「そうなれば数的には3対3…」

あけび「でも、相手にはあのセンチュリオンがいます…」

ももがー「いくらティーガーⅠとはいえ…同数ならこちらが不利…」

まほ「ではない」

オレンジペコ「ハイ?」


まほ「こんな言葉を知っているか?『同じ力であろうとも、信念や鍛え方で実際に反映される力は変わる』」

まほ「このとらさんチーム…いや、私たち全員は自分の力を信じられているはずだ」


まほ「相手の戦車のスペックが高かろうと、互角に戦えるメンバーがそろっている。それが私たちだ」





オレンジペコ「なるほど…ところで誰の言葉なんです?」

まほ「アシュラマンだ」

オレンジペコ「漫画ですか…」

みほ「…この展開は…」


桂利奈「んー、なにか見覚えのあるような…?」



杏「…いくら自分に自信があろうと、1VS2は無茶が過ぎるけど…」

ミカ「どちらにしても、我々の役目は遊撃隊…まずは北国の淑女をたたくのも悪くない」




カチューシャ「ミッコ!スピードはそのままでいいわ!」

アッサム「撃ちますか?カチューシャ」

カチューシャ「行進間射撃じゃ撃破はあんまり期待できないわ。下手に履帯を破壊しても有利な盤面には持ち込めないし、威嚇射撃だけでいいわ」


(どぉん!)




クラーラ「外した…?」

忍「この射撃…明らかに外してますね」

妙子「フェイクからのBクイックかな…?」

エルヴィン「いや、完全に意識をこっちに向けるための射撃だ。近藤さん、カンテレにと通信をつないでくれ」

妙子「はい!」



妙子『あやちゃん!これはFクイックからのクイックスルーみたい!』

あや『何言ってるかわかんないよ!?』


杏「なるほど、陽動ね…」

スズキ「かといって今引くのもどうかしら」

左衛門佐「陽動に乗ってくるかどうかで相手の動きも変わるか…」


ミカ『…私たちカンテレさんチームはこのままT34/85を追う。オオカミさんチームも同様だ。問題ないかい?『十刃』さんチーム』

みほ『…』


みほ(陽動…?カチューシャさんを倒したいのはこちらも同じ…いい方は悪いけどオオカミさんチームでカチューシャさんを落とせるならそのメリットが大きい…)


みほ(カンテレさんチームも落としたい…?お姉ちゃんならファイアフライ、ポルシェティーガー、ティーガーⅠで市街戦に持ち込みたいはず…)



みほ『…問題ありません。そのままT34/85の撃破を目指してください。ですが、相手も何かしら策を打っています。数的な優位がなくなりましたら退却も考慮に入れてもらうようにお願いします』

ミカ(助かるね…これで愛里寿の近くにいなくて済む…!)



クラーラ「このまま行くと…山岳地帯ですね」

妙子「…あ!決勝戦の!?」

忍「懐かしいね…!まだ3か月もたってないはずなのに…」

妙子「私たちの猛烈サーブでバッタバッタと黒森峰を撃破した…!」

エルヴィン「嘘をつくな」



あや「これって例の場所ですか?」

杏「んー、この速さならそこまで行けないと思う」

左衛門佐「となると、その前の平地で勝負する気か?」

スズキ「坂道で重戦車はスピードが落ちる…まあレオポンみたいな問題の車両はないけど…」

ミカ「…このまま前進。あえて策に乗ってみようじゃないか」






優花里「…市街地に後10分もあれば到着します!」

ツチヤ「よっし!もうちょっとでドリフトドリフトォ!」

典子「秋山さん、ドリフト中の装填って何を気を付ければいいの!?」

優花里「装填口がぶれますが、それでも焦らず確実にお願いします!そして1番大事なのは…」

典子「大事なのは…?」

優花里「根性!です!」

典子「…!オッケー!!」


おりょう「こちらパスタ&レオポンチーム!まもなく森林地帯ぜよ!」

みほ「…」

桃「どうした?西住」



みほ「いえ、この策の意図を少し考えていたんです」

桃「意図だと?」



みほ「戦力で劣るなら、勝てる点を見つけて勝負するのが奇策の基本です」

ノンナ「ですが、むしろ今回は逆…クラーラをカチューシャの元に誘導し、かつミカさんも誘導した…」

愛里寿「単純に考えたらミカさんも含む2両相手ではかなり不利…下手するとT34/85だけを失うリスクもある」

ノンナ「想定通りにT34/85同士の相打ち、チャーチルとBT-42が相打ちだろうと…センチュリオン、パンターG型、ティーガーⅡが残ります」


ノンナ「これをティーガーⅠ、ファイアフライ、ポルシェティーガーで先に撃破する…それこそ難易度が高い」

ノンナ「単純な勝負なら、ポルシェティーガーを吶喊させ、ファイアフライやチャーチルで隊列を乱し、攻めに行くほうが勝てる可能性は高い…」



桃「確かにそうだな」

ノンナ「…西住さん、どう思いますか」

みほ「思い当たる節がないとは言えませんが…」

桃「何!?あるのか!?」

みほ「い、いえ!そういうわけじゃないんですが…」


みほ「もしかたら、お姉ちゃんは決勝戦の再現をしたいのかもしれません」


みほ「あの学校内での1対1の勝負に…」

カチューシャ「もうすぐね…」


ローズヒップ『おっまたせですわー!!』

優季『あ、ローズヒップさんだぁ』



カチューシャ『そのまま森で待機していて。BT-42のほうを頼むわ』

ケイ『オーケイ!ケイだけに!』

カチューシャ『シベリアより寒いわね』

ケイ『いったことないくせに…』




優季『あと30秒です!』

カチューシャ『砲塔回して!』



(ウィイイン)



クラーラ「!」

忍「今度は本気で狙ってますね…!」
 
クラーラ「河西さん、集中してください」

忍「ハイ!」


エルヴィン「こちらも準備完了だ」


妙子『こちらオオカミ!あちらが攻撃準備に入りました!』


あや『了解!』


ミカ「…どうやら、火遊びをする予定みたいだね」

杏「だね…」



(どぉん!!!)



あや『アレって…サンダースの!?』




あや『こちらカンテレ!相手はT34/85だけでなくファイアフライもです!』


みほ「ファイアフライをあちらに向けた…?」

ノンナ「ますます不可解ですね…ポルシェティーガーを長期運用するには自動車部が必要なはず…ツチヤさん一人では万が一の場合にどうしようもありませんし」

桃「なんにせよ、こちらが有利なら問題ないはずだ!」

みほ『…わかりました。まず、連携でT34/85をたたいてください。ファイアフライは逃がしても構いません』


あや・妙子『『了解!』』

カチューシャ「加速よ!」

ミッコ「あいよっ!」



ケイ「問題ないわよね、ナオミ?」

ナオミ「イエスマム」



(どぉん!!)


あや「うわっ!?こっち狙ってきてるよ!?」

杏「んー、こりゃ西住ちゃんの策通りに進めるのは難しいかも」

ミカ「北国の淑女をたたくのは難しいかもしれないね…」

左衛門佐「もう一度西住さんに指示を仰ぐか?」


ミカ「…クラーラさんに伝えてくれないかい?」

あや「はいっ!」





クラーラ「…わかりました」



クラーラ「河西さん、エルヴィンさん、近藤さん…私たちで、カチューシャ様を倒します」

妙子「はい!」

エルヴィン「問題ない!」

忍「運転はどうしますか?サーブは…」


クラーラ「サーブ権は渡しても問題ありません。どちらにしても、勝負は一瞬…」


クラーラ「エルヴィンさん、頼みます」

エルヴィン「心得た!」


(ゴっ!!)


アキ「ええっ!?加速した!?」

カチューシャ「すんでのところで右旋回、そのまま打ち抜くわ!」

ミッコ「了解!」

優季「はぁい!」

アッサム「まずは1番目の重要なポイント…ここですわね」



クラーラ「カチューシャ様は右に旋回します!準備を!」

忍「はいっ!」

エルヴィン「ここだ…!」

妙子「はい…!」




((ぐわっ))






カチューシャ「アッサム!打ちなさい!」

クラーラ「エルヴィン!ファイア!」



((ドォン!!!))




カチューシャ(っ…!)


クラーラ「今です!河西さん!」

忍「はいっ!」



(ギュルルルッ!!)






梓「あれは!?」

そど子「冷泉さん、いえあんこうチームの!?」

柚子「戦車ドリフト!?」




忍「たああああああ!!!」



(ガチャっ)


カチューシャ「間に合わなっ…ミッコ!」




(ドォン!!)



忍「やった!カチューシャさんを…」

クラーラ「いえ、片輪だけです!今の一瞬でずらされた…」

エルヴィン「片輪だけ…?しまった!河西さん!」

忍「えっ?」




ミッコ「天下の継続高校なめんなよー!!!」

カチューシャ「クリスティ式じゃあないけれど、天下のソ連式よ!」

アキ「アッサムさん砲撃はできますか?」

アッサム「問題ありませんわ。この角度での砲撃も…計算済みです!」



忍「っ!」

クラーラ「後退…」


カチューシャ「遅いわよっ!!クラーラっ!!」




(ドォン!!!)




(パスっ)




亜美「Aチーム、T34/85、走行不能!」




梓「す、すごい攻防…!メモしないと…」

そど子「今のは片輪走行を狙ってたのかしら?」

柚子「おそらくは…たぶん最初からそこまで計算済みだったんだよ…」

そど子「同じ戦車でも、相手も優秀な戦車乗りだから、片輪走行に賭けた…!」

梓「それに加えて…」




(ドォン!!)


麻子「いい機動力だ…」

ナカジマ「いやー、難しいね…」



(ドォン!)


杏「さすがは冷泉ちゃんだよ…」

スズキ「まともにぶつかると終わるわね…」

ローズヒップ「後ろから片輪走行のT34/85が向かってますわ!」

左衛門佐「大洗のキセキの世代は伊達ではないか…」


スズキ「むむ…どうするの、ミカさん」

ミカ「問題ないよ。いくらミッコとはいえ…T34/85で片輪走行は長時間はできない。まずはファイアフライをしとめよう」



妙子『こちらオオカミさんチーム、すいません、やられてしまいました…』

みほ『わかりました、他の状況はどうなってますか?』

妙子『えっと…カチューシャさんのT34/85は片輪走行中です。BT-42とファイアフライが交戦中でT34/85が向かっています…』

みほ『…と、なるとほとんど相打ちの状態ですね。ありがとうございます』

妙子『いえ、すいませんでした!』




ノンナ「クラーラがやられましたか」

桃「だが、相手の1角を落とした。これは大きいぞ」

愛里寿「カチューシャさんの存在は本当に厄介だったけど…少なくとも市街戦戦には参入できない…」

みほ(これもお姉ちゃんの策の内…?)



桂利奈「むむむ…重戦車難しい…ポルティーよりはマシだけど…」

麻子「来たぞ」

 
ケイ「おっけー!マコは『連携して相手を仕留めようとしている』ように動いて!」

麻子「りょうかぁい」

ケイ「ナオミ!」

ナオミ「なんだ」

ケイ「3発で、決めなさい」

ナオミ「イエスマム」

ケイ「ナカジマは装填早めて!ローズヒップは装填を手伝ってスピード上げてもらって構わないわ!」



杏「逆に2VS1になっちゃったね…どうすんの?」

ミカ「連携して攻めてくる…風ではないね」

あや「えー?なんでですか?」

ミカ「風が教えてくれるのさ」

左衛門佐「風か…」



(ドォン!!)

ミカ「まずは様子を見よう。回避に専念だ。ファイアフライは命中率に劣る…致命傷を避け続ければ次第に1VS1の状況になる」




カチューシャ「あとどれぐらい持ちそうなの?」

ミッコ「えーっと、カチューシャの身長位?」

優季「じゃあだいたい2分だぁ」

カチューシャ「なんでそういう計算だけ早いのよ!?」


アッサム「…と、なると…ミカさんは回避に専念しそうですね」

カチューシャ「優季!ケイに連絡しなさい!」

優季「はぁい」




アキ「えええっ!?」

カチューシャ「マホ―シャは今回ミホーシャの作戦をまねてるんでしょ!?なら私たちもそうするだけよ!」

アッサム「フラフラ作戦…ですわね」


アッサム(あとは任せました…ダージリン!)

(ドォン!!)


ミカ「っ…さすがはアッサムさんだ…」



ケイ「ナオミ」

ナオミ「ああ」




(ドォン!)



あや「わわわっ!?」

左衛門佐「落ち着け。今は明鏡止水の心で戦局を見極める番だ」

あや「あ、それ知ってます!クリアマインドってやつですね!」

左衛門佐「…たぶん違う」





ミッコ「さすがに…そろそろ限界か…!」

カチューシャ「!アキ、アッサム!」


(ガチャン)



ミカ「左だ!」

スズキ「はいっ!」




(ドォン!!)


あや「あ、あぶなかったぁあああ…」

左衛門佐「イタチの最後っ屁、というやつだな…」

杏「…」




(パスっ)



亜美「Bチーム、T34/85、走行不能!!」


柚子「1VS2の体制にしたのに…」

そど子「さすがは継続高校の隊長ね…モテ度24だけど」

梓「それは言わない約束です」

柚子「それでも、最後までミカさんを狙いに行った…すごいです…」



優季『すいませんまほ隊長ぉ…やられてしまいましたぁ』

アリサ『問題ないわ。けど、BT-42が残ってるのよね…』


ローズヒップ『それは問題ありませんわー!!もう、布石は打った!とのことですわ!』

アリサ『うるさっ!?』

ローズヒップ『とにかく、こちらは問題ないですわ!市街地でのご武運を期待していますわー!』

アリサ『来れないつもりなの…?』





(ドォン!!)


杏「っー…あの運転ウソでしょー…」

あや「冷泉先輩は天才ですもんね…!」

左衛門佐「ああ。大洗№1…いわば真田幸村だ」

スズキ(それは左衛門佐の個人的な感想では…)




麻子「…あの地点まで、後5メートルだ」

ナオミ「マコ!残りはクイックで打つ。微調整は任せたよ」

麻子「了解」




ミカ(撃ってこないね…それはそれで助かるが…)

ミカ「会長さん」

杏「もう元、だけどね…ん、了解」


ケイ「撃て!」

(ドォン!)


ミカ(この状況なら…右に回るのはその流れで狙われやすい…なら、バックだ!)

ミカ「後退!」

スズキ「はいっ!」




(がごっ!)


ミカ「!?」

スズキ「これって…」

あや「T34/85!?」



ナオミ「終わりだ…!」


ミカ「こっちか…会長さん」

杏「はいよっ!!」



麻子「っ!?こっちを狙っていた!?」

ケイ「だけど!」



((ドォン!!!))




(パスっ)


(パスっ)



亜美「Aチーム、BT-42!Bチーム、シャーマン・ファイアフライ。走行不能!!」



ケイ「まったく…まさかあの砲撃にはあんな意図があるとは…」

杏「だはー…ファイアフライが誘導しやすいように砲撃で微調整してたんだね…」

あや「カチューシャさん恐るべし…」

左衛門佐「人は見かけによらない…ということだ」

スズキ「そうだね…って、通信通信!」




麻子「まさかあんこうで私が一番目に脱落か…」

ケイ「最後、読まれてたわね…」

ナオミ「あればっかりは仕方ないさ。むしろあの状況でこの結末まで読んでた継続の隊長かおかしい」


ローズヒップ「ご武運を…!」

ナカジマ「とりあえず、通信しようよ」

ミカ「まったく…まさかあの砲撃にはあんな意図があるとは…」

杏「だはー…ファイアフライが誘導しやすいように砲撃で微調整してたんだね…」

あや「カチューシャさん恐るべし…」

左衛門佐「人は見かけによらない…ということだ」

スズキ「そうだね…って、通信通信!」


ここケイじゃなくてミカですね…すいません

みほ『…わかりました。ケガはありませんね?…はい…え?木を隠すなら森の中…?はい、ありがとうございます、ミカさん』


みほ「ミカさんがやられましたね」

ノンナ「…そうですか」

桃「とは言うものの相打ちに近い形なんだろう?」

愛里寿「残りはこの3両…相手も3両」

桃「だが、チャーチルはそこまでの脅威ではないし、私たちの勝利が見えてきたぞ!」

桂利奈「桃ちゃんせんぱーい、そういうのフラグっていいません?」

桃「黙れ!お前は運転に集中しろ!!」




まほ『そうか…よくやってくれた。あとは任せてくれ』


まほ『ねずみさん、ホタルさんがやられた』

ダージリン『あらあら…ピンチですわね』


まほ『チャーチルは優雅さとはかけ離れた戦術を要求することになるが…』


ペパロニ『問題ないっすよ!ね!』

ダージリン「紅茶がこぼれない程度の戦術でお願いしたいですわね」




ー退避エリアー


クラーラ「はぁ…惜しかったですね」

エルヴィン「だが、胸をはればいい」

妙子「ですよね。いい勝負でしたし…」

忍「あの時、少しでも早く動いていればっ!!」

エルヴィン「どちらにしても履帯は切れていた。あの重戦車であれだけのことができたのは見事だ」

クラーラ「その通りですね。結果として、カチューシャ様を撃破したのは私たちなんですから」





柚子「残り3両…お互いに…」

 

アンチョビ「おりょう、まほにつないでくれ」

おりょう「了解ゼよ」



アンチョビ『まほ、HS地点についたぞ』

まほ『わかった。マカロニ作戦ツヴァイ…いや、ドライを実行してくれ』

アンチョビ『ああ…あんな作戦いいのかぁ?』

まほ『問題ない…『兵は詭道なり』だ』




ダージリン『さて、まほさん、作戦の途中で撃破されないようにお願いしますね』

アンチョビ『何なら私たちが…』


まほ『いや、速度があるのは間違いなくティーガーだ。だからこそ、この策を打つ』


まほ「最後の作戦だ!『みほまほ作戦』を開始する!!」




杏「いやー、やられちゃったね」

ミカ「さて、私は風に流されて失礼するよ」

杏「まぁまぁ…島田ちゃんのこと、そんなに信頼できないのかな?」

ミカ「勘弁してほしいよ…会長さん」

杏「元、ね」



カチューシャ「まあ、事実上の2両撃破。さすが私ね」

ミッコ「本当にね…」

アキ「ただのちびっ子じゃなかったんだ」

優季「びっくりぃ!」

カチューシャ「あなたたちね…!」

アッサム「…がんばりなさい、ダージリン、オレンジペコ…!」

 

あや「そういえば、今回って戦車の乗り換えOKなんでしたっけ?」

杏「いいや、ダメだよ。ここだけ普段の戦車道とは違うね。役職の変更はいいけど…する意味ありそうなところないしね」

左衛門佐「確かに…」

杏「しいて言えばポルシェティーガーかな?秋山ちゃんは装填手として超一流だし…でも、あの中じゃ誰が砲手するのかな、ってなるしね」


麻子「通信士もアリだったな…」

ケイ「それはダメよ!あなたの運転はエキサイティングだったもの!」

ナオミ「本当にな」

ナカジマ「それじゃ、修理に入りまーす」

ケイ「とりあえず、怪しげなボタンは外してね」

ローズヒップ「」←エネルギー切れ

小梅『…エリカさん』

エリカ『なによ、小梅』

小梅『おそらく西住隊長は、前の大洗戦のような策を売っているわ』

エリカ『そうね。それで?』


小梅『…あの廃校を舞台にするなら、エリカさんならどう考える?』

エリカ『前みたいに1VS1…かしら』

小梅『今回は殲滅戦だから、それをするメリットはあまりないわ。あるなら…』

エリカ『3両でのまちぶせ?』

小梅『うん』


みほ(そう、それは考えていた…なんで、今回もあの学校を舞台にするのか…私が前にあそこを舞台にしたのは『1VS1』の場所があそこしかなかったから)

みほ(けど、今回は違う。仮に私たちがやられても、エリカさん、小梅さんがいる…)

みほ(同じようにポルシェティーガーを壁にする?そうなるとチャーチルVSパンター+ティーガーⅡ勝負になる)

みほ(お姉ちゃんがそんな分の悪い策を立てるとは思えない…!)




福田「むむ…考えすぎて頭が痛くなってきたであります…」

アリーナ「小梅さん、どうすんだべ?」

ゴモ代「わ、私たちがんばります!」



小梅『…みほさん、私の考えを言っていいですか?』

みほ『は、はい』

小梅『おそらく、相手の狙いはセンチュリオンを1対多数の状況でまちぶせすることだと思います。そのためには私たちを切り離す策を考えています』

みほ『うん』

小梅『そのための策を、あの学校に仕込んでいるのかもしれません』



みほ「…だとしても、引くつもりはないよね?」

愛里寿「それは当然」



小梅『ですから、私がまず先行します』

みほ『ええっ!?』

エリカ『別に問題ないと思うわよ?パンターはこの中では一番スピードがある…先遣隊には最適よ』



みほ『…わかりました!ほしさんチームは先遣隊をお願いします。ティーガーⅠにあったならできる限り退避を。それ以外なら撃破を狙ってください』

小梅『はい!』


小梅「全員集中!相手の動きに全神経を向けて!」


「「「はい!!」」」


福田「むむむ…」

アリーナ「小梅さん、相手は何がくると思うべ?」

小梅「おそらく西住隊長のティーガーⅠ。数的優位を崩したくないなら、それしかない…!」

ゴモ代「ぽ、ポルシェティーガーはどうなんでしょう…?」

小梅「私の読みだけど、西住隊長はポルシェティーガーに何かしら重要な役目を置いている…そうでないなら別の戦車でもいいもの」

ゴモ代「と、いう事は…」


小梅「ポルシェティーガー、チャーチルは来ない…!」





(ドォン!!)


小梅「来た!ティーガーⅠ!」


ゴモ代「ひ、引きます!」

小梅「島田隊長のセンチュリオンまで誘導します!砲撃は履帯を狙って!」



(ドォン!!)


ももがー「ひええええ!!?」

オレンジペコ「返しますか!?引いていきますが…」

まほ「…追う必要はない。市街地のA206へ向かうぞ。あの動きは…」

小梅『こちらほしさんチーム!ティーガーⅠに遭遇しました!退却していますが、追ってくる様子はありません!』

みほ『ありがとうございます!』



カルパッチョ『これなら向かっても問題ないですね』

みほ『はい…あ』

カルパッチョ『どうしました?』


みほ『カルパッチョさん、マカロニ作戦ドライというものはありますか?』

カルパッチョ『案だけは出ています。張りぼての建物を作り、それに溶け込ませる…あ!』

みほ『学校に、チャーチルとポルシェティーガーを隠したかも…!』




エリカ『不自然な逃げの策もそういうことね…!』

カエサル「しかし、あの西住隊長のお姉さんにそんな策を取らせるとは…」

ホシノ「恐るべしあんこう踊りだな」




愛里寿「…!桂利奈2ブロック退避!」

桂利奈「あいー!」



(ドォン!!)



カルパッチョ「ティーガーⅠ!?」


小梅『まさか…私たちの退却経路をから場所を予想したの!?』




(ギュル)



桃「去っていく…!」

小梅「これは…」


みほ『全員で追います!HS地点で決着を付けましょう!!』


『『はい!』』

ねこにゃー「しかし、ももがーさん運転うまくなったなぁ…」

杏「そだね。最初はひどかったのに…」

絹代「そうなんですか?」

ねこにゃー「う、うん…まるで別人が運転してるみたいだよ」


あゆみ「ううう、がんばれ!西住隊長ー!!!」

紗希「…」

ルクリリ「ダージリン様…オレンジペコ…!」



梓「市街地に持っていきながら速さに優れるティーガーⅠで奇襲をかける…」

そど子「やるわね…でも、ゴモ代もいい運転してるわ」

柚子「奇襲をかけられればさすがに防衛の2台もやられかねない…それを見越しての…」

絹代「突撃!でありますね!!」




アリサ『こちらとらさんチーム!誘導に成功したわ!マカロニ作戦ドライおよび…紅茶さんチーム!』


沙織『はい!』


アリサ『パンターG型とティーガーⅡ、任せたわ!』

沙織『うっ…は、はい!!』



ダージリン『こんな格言を知ってる?』

アリサ『?』

ダージリン『喧嘩両成敗』

アリサ『それ格言でもなんでもないじゃない!!!』



アリサ『パスタ&レオポンチーム!例の作戦、任せたわよ!』

ツチヤ「オッケーイ!!ドリフトドリフトォおおおおおおおおおおお!!!!」

小梅『こちらほしさんチーム、ポルシェティーガー、チャーチルは見えません』


福田「!ティーガーⅠを発見しましたであります!」


みほ『ティーガーⅠ…!』


桃「西住」

みほ「は、はい」


桃「お前の判断に任せる。今回の全隊の指揮権はお前にあるからな」

ノンナ「その通りです」

愛里寿「私も隊長として意見は出すけど…基本はみほさんの判断に一任してる」

桂利奈「どこへでも乗せていきます!」


みほ『…あえて、誘いに乗ります!『十刃』が先行、ほしさん、ワニさんは周りに注意し、ついてきてください』



『『はい!』』




まほ「きたか…」


ダージリン「それでは、期待していますね」

まほ「ああ。お前もな」


ダージリン「とはいうのものの骨が折れますわね」

沙織「大丈夫です!ダージリンさんの指示なら!」

ぴよたん「もちろんぴよ!」

華「ええ。それに、私たちにもいますから」

ペパロニ「私たちのドゥーチェがね!」

沙織「それに、ゆかりんも!」

(ドォン!!!)



エリカ「この砲撃…!」

小梅「チャーチル!」




みほ(やっぱり隠れていた!じゃあ…ポルシェティーガーは…!?)


(ドォン!!)


桃「おあああー!!!」

桂利奈「あいーーー!!!」

(ぎゅいんッ)



梓「何あの運転!?」



あゆみ「やればできる子…!」

優季「桂利奈ちゃんすごぉい!」

あや「あの大きさの戦車であの動きなんて…!」

紗希「…」





カルパッチョ『みほさん!私たちはチャーチルを止めます!』

小梅『ここは私に任せて先に行ってください!』

エリカ『そういうの死亡フラグって言うのよ!?』




ダージリン「こんな格言を知ってる?」


ダージリン『できれば、人より賢くなりなさい。しかし、それを人に知らせてはいけない』


ダージリン「さて、賢くなったあなたの力、見せてもらうわ」


まほ「…」


愛里寿「ここは、前にみほさんとあなたが最後の決戦をした場所ね」

まほ「ああ。みほにとってのスタートで、私にとってのゴールだ」

愛里寿「戦いの前に1つだけ…なぜ、あなたはこの場所を選んだの?」

まほ「なぜ…か」


まほ「ここが、ゴールかどうか、確かめに来た」

愛里寿「そう…なら、容赦はしない」




((ドォン!!))






愛里寿「みほさん、外の指示をお願い」

みほ「うん、わかったよ」




みほ『外はどうなっていますか!?』


カルパッチョ『こちらが優位に進んでいます!』

小梅『こちらが終わりしだい、そちらに向かいます!!』


みほ(あとは、ポルシェティーガー…!どこに、どこに隠す…!?)





あけび「っ…」


(ドォン!!)



妙子「あけびちゃん…」

忍「敵だけど…がんばれ…!」



(ガチャン!)


(ガチャン!)



オレンジペコ(装填速度が速い…!今までの相手だと、秋山さん以外なら最速だわ…!)



桃「さすがはダージリンの右腕だが…」




((ドォン!!))



ノンナ「砲撃のセンスも認めます…大洗でも1,2を争うセンスですね」

ノンナ「ですが…」



桃「私たちのほうがはやく…」

ノンナ「より、正確に当てられる」


桂利奈(あれ、桃ちゃん先輩かっこすぎない!?)



愛里寿「90度転換!」


まほ「全速前進!」



(ドゴぉ!!)


桂利奈「あいい…けど、まだ負けないっ!」


ももがー「友達だけど、負けれないモモ…!」


(ドォン!)



エリカ「このっ…いい加減落ちなさい!」

ダージリン「それは困るわね。まだ主賓が到着していないのに」



(ドォン!!)


小梅(この戦車でこれだけの動き…!ペパロニさんってすごい人だ…!)



ペパロニ「わはは、ノリと勢い!これに紅茶が加われば無敵ってこと!」

エリカ「カルパッチョ、小梅につなげなさい」

カルパッチョ「は、はいっ!」


エリカ『小梅、一気に決めるわよ』

小梅『そうね…時間をかけるとまた不利になる…』

エリカ『どちらにしても、ここでそれだけの時間をかけるわけにはいかないのよ!』





ダージリン「さて、新しいあなたを見せてほしいわ」



(ドォン!!)


エリカ「なっ…行進間射撃!?」


エリカ(データによれば、五十鈴は行進間射撃の命中率は低い…それを知らないのなら!)




(ギュルッ!!)


小梅『学校側に向かっているわ!!』


エリカ『何が何でも止めるわよ!!!』


ダージリン「ペパロニ、Uターン」

ペパロニ「あいよっ!!」



(クルっ!)



小梅『同時に撃てば!』


エリカ『ティーガーⅡを抜けると思わないことね!!』


((((ドォン!!!!))))




まほ「…よし!」



(ドォン!)


みほ「?!壁に砲撃を!?」


桃「外しただけだ!私にはわかる!」


 

(パスっ)


(パスっ)




亜美「Aチーム、パンターG型。Bチームチャーチル歩兵戦車Mk.Ⅶ…走行不能!!」



エリカ「っ…あぶなかったわ…でも…」


カルパッチョ「エリカさん、早く履帯をなおして島田隊長のところに向かいましょう!」

エリカ「そうね!」




アンチョビ「それはどうかな?」



(ドォン!!!)




(パスっ)


カエサル「な、なんだ!?何が起きたんだ!?」


ホシノ「やってくれるね…ツチヤ…!」

エリカ「88ミリ砲…!?」



亜美「え、Aチーム…ティーガーⅡ、走行不能!!」



エリカ「が、学校に…隠していたというの!?ポルシェティーガーを!?」

カルパッチョ「学校の一部分をくりぬいて…そこにポルシェティーガーを…!?」

カエサル「しかも、できのいい張りぼて…!マカロニ作戦ドライか…!!」




アンチョビ「こんな言葉を知っているか?『能ある鷹は爪を隠す』…ってな!」


アンチョビ「さあ、仕上げだぞ、ツチヤ!!」


ツチヤ「おうよ!!」

みほ『…残り、1両…』

桃「な、なにーっ!?もう終わりだ…おしまいだぁ…」

桂利奈「あきらめるのはやっ!?」


ノンナ「何も慌てる必要はありません、同志桃」


愛里寿「正面口からは離れている…」




まほ「…ももがー」

ももがー「ん、了解ナリよ!」

まほ「すまない…」

ももがー「何を誤る必要があるモモ!」

あけび「隊長の判断に従います」


ももがー「この筋肉で、装填スピードを3倍にするも!」



愛里寿「止まってる…!」
 

(ごぉん!!)



みほ「ティーガーⅠが突撃!?」




絹代「おお!突撃ですか!?」



(ブィイイイイイイイ…)


みほ(ポルシェティーガーのモーター音!だけど、まだ余裕があるはず…!)


まほ「運転しながら指示を出す!だが、もうほとんどない!」


まほ「オレンジペコ、ももがー、アリサ!お前たち3人で装填速度を限界まではやめろ!」

「「「はい!!!」」」


まほ「あけび!お前にすべてを託す!!ポルシェティーガーとの連携で行くぞ!!」

あけび「…はい!!」




おりょう『あと20秒で黒船来航ぜよ!!』

みほ「河嶋先輩!私も装填を!」

桃「頼むぞ!!」



愛里寿「砲塔25度!砲撃!」



(ドォン!)



ももがー「外した…?」


オレンジペコ「いえ、瓦礫です!!」



(ドドド)



愛里寿「突撃!!」


まほ「あけび!」

あけび「はい!!」



(ドォン!)


愛里寿「43度ターン!」

桂利奈「あいーっ!!!」


愛里寿「装填後即射撃!右に動くからそれを狙って!!」




(ぼごぉ!ぼごぉ!!)



優花里「ひええええ…まさか戦車が…」

典子「廊下を走るなんてね…!」




アンチョビ「さあイケー!!フルスピードで…!!」


ツチヤ「ドリフトォおおおおお!!!」



(ギュンっ!!)

みほ「…!桂利奈ちゃん、前進!」

愛里寿「!?」



(ギュンっ!!)


アンチョビ「いけえええ!!!」



(ドォン!!!)


桂利奈「あ、危なかった…!」

愛里寿「まさか、さっき外したのは…!?」

ノンナ「ポルシェティーガーが校内を通った後の出口…!?」

桃「…すまない」



まほ「外した…!」


まほ「アリサ、最後に伝えてくれ」




おりょう「…了解ぜよ」

優花里「しかし、この展開は燃えますね!!王たる戦車、ティーガーⅠと…もう一両のティーガー…ポルシェティーガーが…」

優花里「現代戦車の原点とも言われるセンチュリオンを相手にするんですから!」




愛里寿「…2台並んで来たら要注意ね」

みほ「さすがにそれはないかな…」




ツチヤ「行くぞ…!」


まほ「…あけび。狙うぞ」

あけび「…はい!!」




まほ「…突撃だ!!」



愛里寿「また、2台並んできた…!」


桃「スリップストリームか…!?だが、この距離なら…!」



愛里寿「全速前進!!ポルシェティーガーを弾き飛ばす!!」

桂利奈「あいーっ!!!」



(ゴっ!!!)



ツチヤ「いけ!」

ナカジマ「超音速の貴公子!」



(ポチッ)




(ゴッ!!!!)



(がごんんっ…パスっ)



愛里寿「砲塔を4…95度回転!ノンナ!回ってくる!」


みほ「麻子さんの!?」



まほ「おおおおお!!!」


(ギュルルルウウ!!!)




あけび「狙う…っ」

ノンナ「…今度は、あなたたちに勝たせてもらいます!」



まほ・愛里寿「「撃て!」」




((ドォン!!!!))

((パスっ))



愛里寿「…」

まほ「…」




亜美「…Aチーム、センチュリオン、Bチーム、ティーガーⅠ。走行不能!!」





麻子「と、いうことは…」

ケイ「ふぅー…」

カチューシャ「ま、当然の結果よね。このカチューシャ様がいるんだもの」

ダージリン「…」




亜美「ただいま、映像で確認しております!しばらくお待ちください!」




「「「「なにーっ!!!???」」」」


カチューシャ「ちょっと、どういうことよ!ポルシェティーガーが残ってるんじゃ…」



アンチョビ「…今思うとさ、コレ使うと脱落だったよな!」

ツチヤ「いやあ、ノリと勢いでつい…」

優花里「気持ちはわかりますよ…」

典子「でも、いい根性だったよ!!」

おりょう「ああ。最高の走りぜよ」




カチューシャ「パスタ&レオポンーーーー!!!何してんのよ――ーーー!!!」

亜美「協議の結果が出ました」



亜美「協議の結果…同時という事になりました!よって、この選抜戦は…」


亜美「引き分けとします!!」



「「なにーーーっ!?」」




みほ「で、でも…引き分けならいいんじゃないのかな…」

優花里「それもそうですね。あんこう踊りは無しという事で…」



杏「それはいけないよ?秋山ちゃん」

優花里「ふへ?」



杏「これ、もう一回見てね」


1.ルールは殲滅戦 5VS5 使用できる戦車は全国大会と同じ 
2.使用できる戦車は、『1度でも乗った記録のあるもの』のみ(優花里、麻子、エルヴィン、あやちゃんはルノーOK)
3.負けたほうはあんこう踊り
4.全車両が動けなくなったチームの負け ←
5.参加できない人は勝敗を予測する。外れたらあんこう踊りに参加
6.戦車の鹵獲、窃盗、改造は禁止。紅茶、ケーキ、干し芋は原則OK




杏「今回のルールだと『どちらも動けなくなったチーム』…つまり、両方負けだよ」



「「ええええーっ!?」」


杏「それにさ、この結果当てた人もいるしさ」




しほ「予想通り、『西住流が負け』」

千代「『島田流が負け』ましたね」



柚子「え、えーっと…今回は4名が『引き分け』という結果を当てましたので…」


柚子「それ以外の、全員のあんこう踊りーーーー!!??」

と、いうわけで明日、あんこう踊り編で終了です



いやー、この結果しか思い浮かばなかった…


みほ「そ、そんなぁ…」

優花里「またしてもあんこう踊りなんて…」

杏「ま、大丈夫でしょ。今回はなんと総勢400人を超えるあんこう踊り!大洗の名物になるぞー!!」





沙織「ああ、また彼氏が遠のくよぉ…」

麻子「モテ度は高いんだから問題ないだろ」

華「ダメなら私がいますよ?」



ノンナ「し、身長176㎝に合うものはありませんね。私は残念ですが観客として…」

柚子「ちゃんと用意してありますよ?」

ノンナ「」



カチューシャ「わ、私は少し身長が低いから無理ね!」

桃「ほら、おまえ用の特注だ」

カチューシャ「」




杏「そんじゃ、各校受け取りの準備してね。大洗、アンツィオ、継続は私が」

柚子「プラウダ、グロリアーナ、知波単は私が」

桃「サンダース、黒森峰は私が配布する」




エリカ「ナニコレ…」

小梅「ボディラインが…」

まほ「まあ、赤星はスタイルがいい。問題ないだろう」




ケイ「オー!ナイスデザイン!」

ナオミ「なんだこれは…!?」

アリサ「あり得ないでしょ…タカシに見られたら…!?」



ダージリン「こんな格言を知ってる?『逃げるが勝ち』」

杏「あ、街は特殊なカーボンでおおわれてるから出れないよ?」

ダージリン「」

アンチョビ「…いいかお前たち!こうなったらいつもあれだ!」

ペパロニ「私たち最大の武器!!」

カルパッチョ「そう!


「「ノリと勢い---!!!」」


アンチョビ「このノリと勢いをあんこう踊りに持っていくぞ!」






ミカ「助けて」

アキ「私はもうあきらめたよ?終わったらパーティーだし」

ミッコ「もうやるだけやって楽しもうよ。旅の恥は搔き捨てって言うしね」





絹代「これがあんこうスーツ…素晴らしいできですね!」

杏「だろ?今回の収益の3/5を突っ込んだから」

福田「いい判断であります!!」

細見「これも突撃の精神でありますね!」





ナカジマ「…これはひどいよ」

ホシノ「まあ、みんなこの格好だし大丈夫だろ?」

スズキ「そうねー」

ツチヤ「そうそう!楽しめるかもよ?卒業前の思い出として…」


「「「なるか―!!」」」

愛里寿「あの…」

杏「ああ、はい。島田ちゃんのもあるよ」

愛里寿「ありがとう…」



ルミ「まったー!!」

アズミ「隊長にあんな不埒な格好させられるわけないじゃない!!」

メグミ「再審を要求するわ!!」

杏「あ、ちょうどよかったです。どうぞ」


杏「副官さんたちも、予想外してましたからね?」





千代「ふふ…」

しほ「どうしたの」

千代「いいえ…愛里寿は飛び級できる天才だけど…人付き合いにおいては心配しかなかった…」

しほ「…」


千代「けど、あの子には、いろいろな友達もできた…きっと、もっと成長できるわ」

しほ「あの子たちも、ここで止まるつもりもないわ」

千代「そうね…」



杏「それではお待たせしました!!総勢400人を超える戦車道履修者による、あんこう踊りです!!」



(アアアン アン アアアン アン)



みほ「何回やっても恥ずかしいよぉ!!」

優花里「ですが、西住殿と一緒なら!」

麻子「普通に恥ずかしいぞ…」

沙織「えーん!結婚が遠のくよ!」

華「心頭滅却すれば火もまた涼し…ですが、恥ずかしいものは恥ずかしいです!!」



(アアアン アアアン アン アン アン)

典子「いいか!恥ずかしさも根性さえあれば!…無理だー!!」

あけび「なんでこのスーツなのぉ!?」

妙子「みんなと一緒なら!ここが東京体育館!」

忍「または代々木第一体育館!…ってそんなわけないよね!?」



(あの子 あいたや あの海越えて)


エルヴィン「WHY NOT…そんなわけない!問題しかないぞ…!」

カエサル「ひなちゃんも同じ踊りをしているのがせめてもの救いだ…!」

左衛門佐「うう、前は太鼓だったが…」

おりょう「今回は全員参加ぜよ…!」


(あたまの灯は 愛の証)


梓「ううう、でも、バニースーツよりかはましだよね!?」

あや「どっちも変わんないと思う!」

あゆみ「今回一番私が不幸だよね!?」

桂利奈「あいあいー!!!」

優季「セクシーに踊っちゃぉ!」


(燃やして 焦がして ゆーらゆら)

桃「会長!なんかすごい大盛り上がりですよ!?」

柚子「戦車道とあんこう踊りが名物になりそうですか!?」

杏「あっはっはっは!わっかんないねー!とりあえず、踊っとけー!」


(燃やして 焦がして ゆーらゆら)

そど子「なによこの格好!踊り!風紀がもうボロボロよ!」

ゴモ代「けど、今はコレが正装だよ!?」

パゾ美「どちらにしてもクレイジー…だよね」



(こっち来て アンアン)

ねこにゃー「鍛えた筋肉を発揮するときがきたね…!」

ももがー「これには関係ない気がするんナリよ!?」

ぴよたん「けど、私には筋肉という肉体美が!」


(逃げないでアンアン)


ナカジマ「ひー!1日で全戦車レストアするよりきついよ!?」

ホシノ「あっつい!!脱いでいいか!?」

スズキ「ダメだって!?」

ホシノ「ドリフト…あんこう踊りっ!!」



(波に揺られてアンアンアン)

ダージリン「ああ、淑女として…あ、でもちゃんとオレンジペコのところは録画しているから安心してね?」

オレンジペコ「何が安心なんですか!?」

アッサム「あなたたち、踊りに集中なさい。こういうときはローズヒップやルクリリが元気よ」

ローズヒップ「あんこう踊りでも最速は譲れませんわ―!」

ルクリリ「馬鹿め!この程度の格好で恥ずかしいと思うルクリリだと思ったか!」


(あした会いましょ あの浜近く)

ケイ「さあ、このダンスも楽しむわよー!!あと100回は余裕よ!」

ナオミ「勘弁してくれよ…!?」

アリサ「逆に考えるわ…タカシがこの踊りを見て、好きになってくれるかもしれない!」



(あなたの灯は 恋の光)

アンチョビ「あっはっはっは!!これが総帥のあんこう踊りだー!!」

ペパロニ「さあ、みんな!ドゥーチェコールっすよ!」

ペパロニ「みんな声をそろえて!」



「「ドゥーチェ!!ドゥーチェ!!」」



(誘って じらして ぴっかぴか)


カチューシャ「もう、何なのよ格好!」

ニーナ「カチューシャ隊長が着るとほんと小学生みたいだべ」

クラーラ「はい、シベリア送り25ルーブルですね」

アリーナ「いい加減学習するべ…」

ノンナ「っ…目立って恥ずかしい…!」


(誘って じらして ぴっかぴか)


まほ「いい踊りだ、みほ…!」

エリカ「そんなこと言ってる場合じゃないですよね!?」

小梅「私はみほさんと同じ舞台にまた立ってるっていうことで楽しいわよ?」



脇にヘッツァー子「ああもう!ヘッツァーめ!」

直下さん「あのヘッツァーがすべての原因よぉ!!」

マウス子「八九式とヘッツァー!!!」

3号車長「結局誰の砲撃だったの!?」

(愛して アンアン)


ミカ「この踊りに意味があるとは思えないな…いや、本当に」

アキ「いえーい!」

ミッコ「波が呼んでるぜぇ!」


(泣かさないで アンアン)


絹代「泣かさないでアンアン!」

福田「キレを出しましょう!」

細見「そうです!そのうえでとつげきぃ!!」



(いやよいいわよ アンアンアン)

愛里寿「難しい…けど、みんなと踊るのは楽しいかも」

メグミ「もう無理…彼氏とか絶望的じゃん…!」

ルミ「撃破率は0%よ!」

アズミ「もうヤケよ!戦車道以外ではヤケが許されるのよ!!」





「わああああああああ!!!」



みほ「はぁはぁ…」


優花里「お、終わりですかね…?」



杏「それじゃ、3番いっくよー!!」


杏「学年別に集合っ!!」


「「助けてー!!!」」

(熱い あったか あなたのからだ)


杏「西住ちゃんのお姉ちゃん、楽しんでる?」

まほ「ああ。こういうものも悪くない」

ケイ「そうね!テンション上げていくわよー!」

ナオミ「ええい、やけだ!サンダースのエースの力を見せてやる!」

カチューシャ「むむ…負けてられないわよ、ノンナ!」

ノンナ「そ、そうですね!」



(あたまの 灯は ちょっとじゃまね)

桃「自動車部!テンション上げろ!そど子もだ!」

そど子「そど子って呼ばないでよ!」

柚子「桃ちゃん、そんなに怒鳴らなくても…」

ナカジマ「なんでこの格好なんだろう…本当に…!」

ホシノ「でも、通気性はいい事がわかったぞナカジマ!今度からこれで整備しよう!」

スズキ「いやだよ!?そんな狂気の沙汰!?」

ぴよたん「ゲームには向いてるかも…!?」



(炒めて 煮込んで ほっかほか)

ミカ「カンテレ…カンテレはどこだい…!?」

アキ「踊れ踊れー!!ミッコ!コンビネーションだよ!」

ミッコ「天下の継続高校の踊りを視ろー!!」

アンチョビ「私も混ぜろー!!」



(炒めて 煮込んで ほっかほか)

エリカ「この踊りでも協力してあげるわ!感謝なさい!」

優花里「ああっ!ダメです!西住殿がセンターなんです!」

沙織「そんなのどっちでもいいじゃん!?」

麻子「私は後ろがいい…」

ねこにゃー「横に同意…!」

典子「ダメです!見えなくなりますよ!?」

小梅「さりげなくみほさんの横はいただきますね」

華「さりげなくないですよ…?」

みほ「あはは…」


(おなべはアツアツ)

ペパロニ「ヒャッハー!テンション上がるぜぇ!!」

エルヴィン「うおわぁ!?」

カルパッチョ「ペパロニ、エルヴィンさんをジャイアントスイングしないでね!?」

ゴモ代「風紀が乱れてる?突っ込まなくてもいいかな…」

パゾ美「今の私たちは風紀委員じゃなくてただのゴモ代とパゾ美よ」

左衛門佐「この異国情緒…まさに混沌っ!これこそが戦国時代!」

おりょう「いや、長崎の出島ぜよ!」

カエサル「いいや、暴君ネロによる暗黒の時代だ!」

「「「それだ!!」」」

カルパッチョ「暗黒の時代というよりかはあんこうの時代じゃないかしら?」


(おいしくってアツアツ)

クラーラ「カチューシャ様はちゃんと録画できているでしょうか…」

アリサ「何よそれ!?」

ツチヤ「ドリキンの踊りをみよっ!!」

ルクリリ「はっ!その程度か!今の私に恥ずかしいものなどないっ!!」

絹代「なんと!聖グロの優雅さ持ちながそれほどの胆力…見習いたいものであります!」

細見「我々も突撃を見せましょう!もう突撃を我慢できません!!」




(味噌で しょうゆで アッツアツ)

梓「西住先輩みたいにうまくできたかな…?」

あゆみ「あんまり上手じゃないけどね、西住隊長」

あや「なぜか眼鏡割れたっ!?」

優季「あやはバカだなぁ~」

桂利奈「…あれ?紗希ちゃんは?」


ダージリン「よく取れてますわね!」

アッサム「私のデータもなかなかのものでしょう?」

オレンジペコ「まさかすべて録画しているなんて…」

福田「大変でありますね…」

ローズヒップ「燃え尽きましたわ…真っ白に…あと、ダージリン様達も…」

ニーナ「あー、スッキリだべ!」

アリーナ「この後25ルーブルだけどね」




典子「今だよ!」


妙子「みなさーん!!」

あけび「大洗女子バレー部は部員募集中です!」

忍「八九式に興味があるかたもぜひ!いらしてくださーい!!」

ももがー「このタイミングで!?」

桃「こら!お前たち!!」


杏「あー、いいからいいから!それじゃ撤収ー!!」




千代「愛里寿…楽しそうだったわ…!」

しほ「ツチヤという子に振り回されていたようなだけ気が…」

亜美「お疲れ様でした。あの子たちは祝賀会するみたいですけど…」

千代「私たちみたいなおばさんがじゃましちゃ悪いわ」

しほ「そうね。それに…」

しほ・千代「「酒がない!」」

亜美「それと、島田流家元…ありがとうございました。おかげであんこう踊りから逃げられましたよ…」




紗希「…」

桂利奈「あー!」

梓「どこいたの!?紗希!」

あゆみ「あれ?あんこうスーツは?」

紗希「いらなかった…」

あや「えー?どういうこと?」

優季「まあ、いいんじゃない?おなかすいたし、行こ行こ!!」




丸山紗希『予想:引き分け』







長くなってごめんねー!

これで終わりです!!


次は何を書こうか…



最後に1つ…

カルパッチョ「それにしてもドゥーチェ、よくマカロニ作戦ドライをしながら砲撃できましたね」

アンチョビ「ああ、沙織の通信で連絡貰ってたんだ。完璧なタイミングだよ…沙織はムードメーカーだけじゃない…通信士としても超一流だ」

ペパロニ「華も相当なレベルだったよなー…私のあの荒い運転でも相手に的確に当ててたし、最後なんてもうまともに見えてたか怪しいレベルだったのにキッチリワニチームの履帯まで破壊しててな」

カルパッチョ「大洗恐るべしね…」



>>584
>>ペパロニ「さあ、みんな!ドゥーチェコールっすよ!」

>>ペパロニ「みんな声をそろえて!」


下のペパロニは本当はカルパッチョ?

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom