【勇者ss】第2話 「サバイバーさん」 (10)

頑張って終わらせます


サバイバー「………」ジッー…

魔法使い「なっ、何?人の顔ジッと見てっ」アセアセ

魔法使い「もう、その…??ほら、セクハラ野郎だなんて思ってないから!」

サバイバー「……」

魔法使い「…ぁ」

魔法使い「さっきは…酷い事言って?ごめん…」ボソッ

サバイバー「…いえ、いいんです」

サバイバー「……」

----回想----


盗サバ??「ムシャムシャ…グチャグチャ?モグモグ…


別?魔法使い「…ハァ??…ハァ…?」


盗サバ「…魔法使い…頼む…キミも頑張って食べてくれ…」ハァ?ハァ‥

別?魔法使い「?…ハァ???…ハァ…?」

盗サバ「…少しでも?体力を回復しないと…この森からは抜け出せない…」

盗サバ「喰わなきゃ…?喰わなきゃ死ぬんだぞ…」


別?魔法使い「…ハァ…???ハァ…?」


盗サバ「…さぁ…早く…」スッ

別?魔法使い「…ハァ???…ハァ…」フルフル…

盗サバ「くっそ…?俺は喰う…俺は喰うぞ…」


盗サバ?「?ムシャムシャ?バクバク…??うっ…

盗サバ「おぇぇ…ゲロゲロ…ビチャビチャビチャ…


盗サバ「ハァ…??ハァ…

盗サバ(喰わなきゃ…森を抜けれない…喰わなきゃ死ぬ!)


盗サバ「ムシャムシャ??バクバク?グチャグチャ…

盗サバ「??ウッ…???????


盗サバ「 …?ゴクンッ

盗サバ「?ハァ??ハァ…」チラッ


別?魔法使い「?…ハァ‥???ハァ…?」


盗サバ(今の体力じゃ自分一人の身を守るのが精一杯…??どうする…)


盗サバ「?ハァ??ハァ…?」?ジッ…


別?魔法使い「?…お?ねが…い…」

別?魔法使い「お?いて…かない?で…」

別?魔法使い「…わたし?も…いっしょに…つれてっ…て…」

盗サバ「くっ…、分かった…なんとかする!」

別?魔法使い「…ありが…とう…」ポロポロ


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盗サバ「?ハァハァ…ゼイゼイ…

(くそうっ、重い…重い…重い…重い!)

(今の体力で…こんな険しい森の中を人をおぶって歩くなんて無理だ?)


盗サバ「ハァハァ…ゼイゼイ…ハァハァ…

別?魔法使い「盗賊さん…ごめん…ありがと…」ハァ…???ハァ…

盗サバ「……」ハァハァ…ゼイゼイ…


盗サバ(もう少し歩けば…この急斜面も終わ…)

盗サバ「!!!」ビクッ


魔物??ガルルル…???????のそっ…???のそっ…


盗サバ(まっ、魔物!!!)

(ぁあ‥???嘘だろ??おい…

よりによって…なんでこんな時に…)ブルッ…



別?魔法使い「…」ハァ…ハァ…


盗サバ「・・・・」ハァハァ?ハァハァ…


ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…


盗サバ「・・・・」ハァハァ…



重い… ハァ… ハァ…



重いんだよ… ハァ… ハァ…


重いんだって‥ ハァ… ハァ



重い…重い…重い…重い…重い??重荷だ…重荷


(今はもう魔法使いじゃない…??重荷??ただの重荷だ…)

盗サバ「・・・・」ハァ????????????ハァ


そうだ…?"これ"?はもう魔法使いじゃない…



盗サバ(‥ただの重荷だ?)


盗サバ「………」


スルッ…

別?魔法使い(…ぇ?)


ドサッ!!

盗サバ(俺はっ、俺は生きるっ!生きるぞ!!)ダッ

盗サバ(ぅおおおおおおおお…!!)ダダダダダッ…


…………マッテ…オネガイ……オイテ…イカナ…!!…キャァァァァ………


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サバイバー「……」

魔法使い「サバイバーさん??」

魔法使い「どうしたの???顔色が…」

サバイバー「…なんでもありません」

サバイバー「今日は少し疲れたみたいです。私は早めに寝る事にします」

勇者「あ、そうッスね!早く寝て朝から出発すれば明日の昼過ぎには街に着くと思うし、そうしようみんな!」

武道家「うむ」

僧侶「あっ、はい」

魔法使い「うん」


勇者「じゃあ、こっちの石の少ない所に…マット代わりの衣類やら柔らかい物を敷いて…みんなで雑魚寝だね」サッサッ


サバイバー(…命より重い物はある)

(…私がこのパーティーに入った本当の目的、それは…)


勇者「よしっ!完成!これで背中も痛くない!…と思う」

僧侶(疲れたぁ…)ポテッ

武道家「ではワタシも」ゴロッ

魔法使い「おやすみ」パタッ


勇者「おやすみー」ピタッ

魔法使い「ちょ、、えっ!?」ビクッ

サバイバー「みなさん、おやすみなさい」ピタッ

魔法使い「ひっ!!だだからっ///何で二人共あたしの隣に来る訳!?」

勇者「え?」スリッ

魔法使い「やだっ!ちょっとくっつかないでっ!!」

サバイバー「魔法使いさん、これにはしっかりとした理由があるんです…」

魔法使い「なんなの!?やっぱセクハラ野郎共じゃん!!!」

勇者「またそのくだりに戻るの?サバイバーさんの話長いよー?」

サバイバー「魔法使いさん、よく聞いて下さい。人間は寝てる間に体温を失うと非常に危険なんです。野外で寝る場合はこうやってお互いの体温で───」イキルタメデス

魔法使い「だからっ///あたし彼氏いるってば!もうやだっ!!」

------つづく------

たぶん続かないです。ごめんなさい

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