未央「プロデューサー、デートしよ♪」武内P「!??」 (69)

アニメ基準ですが、キャラ崩壊、超展開、ガバガバ設定です。それでもよければ、よろしくお願いします。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1510535975

凛「未央、いい加減私の気持ちに気づいてるんでしょ?」ドンッ

未央「し、しぶりんそんなこと、急に言われても……」

凛「私さ、もう我慢するの嫌なんだ」ズイッ

未央「ダメ……そんなに迫られたら私……」

凛「未央……」

未央「しぶりん……」

凛「未央……」

未央「しぶりん……」

卯月「ふんふんっ!」ドキドキ

未央「……いや、やっぱ違うと思うこれ」

凛「ここまでやっといて……」

卯月「えー?止めちゃうんですか?」

凛「未央がドラマに出るっていうから練習に付き合ってあげたのに」

未央「ごめんごめん。まぁ、そもそもこんなシーンないんだけどさ」

凛「……今の小芝居完全に無駄な時間だったね」

未央「えへへ♪」

凛「笑顔で誤魔化さないで」

卯月「でも、どうするんですか?今後の仕事にも繋がるから頑張って練習したいんですよね?」

未央「うーん、だから撮影前にある程度キャラ掴めるようにしておきたいんだけどなぁ」

凛「そもそもさ、どんなキャラを演じるのか私聞いてないんだけど」

未央「うん?恋する女の子!」

凛「ならさ、やっぱり男の人に頼んだほうがいいと思うけど……」

卯月「でもそんなこと頼める男の人って……」

未央「うーん……」

ガチャ



武内P「みなさんおはようございます」




凛「あ」

卯月「あ」

未央「あ」

武内P「……?どうかしましたか?」

未央「プロデューサーちょっと頼みがあるんだけど――」

ガシィッ!

凛「……」

未央「何?しぶりん」

凛「未央。よく考えて、プロデューサーをそういうことに付き合わせるのってあんまりよくないんじゃない?」

卯月「そうですよ?やっぱりここはよく考えて……」

未央「うーん、それは言えるかも……」

凛「さすが未央。物分かりがいいね」スッ

未央「っだーっしゅ!!」ダダダダッ!

凛・卯月「「あぁっ!?」」





ダダダズザーッ!!




未央「プロデューサーっ!!」ガシッ

武内P「は、はい。なんでしょうか?」











未央「デートしよっ♪」






武内P「!??」









武内P「……」

未央「プロデューサーごめん待った?」

武内P「本田さん、私も今来たところですよ」

未央「そう?……ありがと♪って、プロデューサーまたスーツ姿?」

武内P「一応何かあった時にこちらのほうが言い訳ができるといいますか……」

未央「いや、仕事中にアイドルといちゃついてたと思われるほうがまずくない?」

武内P「そ、それは、確かに……」 

未央「まぁ、そんなにべったりするつもりないし、大丈夫かな?それに……ほら」

武内P「……?」

未央「恰好!いつもと違うでしょ?」

武内P「ああ、確かに。今日はいつもと違って……その、何と言いますか」

未央「おしとやか?」

武内P「そう、ですが決して普段の本田さんがそうではないというわけではなくてですね」

未央「わかってるって。そんなに言い訳がましく言わないでよ」

武内P「……すみません」

未央「ん。今日のコーディネートはあーちゃんにしてもらったんだ♪帽子に眼鏡で変装もできてて、ワンピースなゆるふわ少女!ほめて♪」

武内P「ええ、とてもいいと思います」

未央「うーん、淡泊!そんなもんだと思ってたけどね」




武内P「あの、今日の予定は昨日話した通りでいいでしょうか?」

未央「え?うん。そのつもりだよ」

武内P「それでしたら早速、ショッピングに行きましょうか」

未央「うん!行こ行こ!」ギュッ

武内P「え?ほ、本田さん?」

未央「デートなんだから手を繋ぐ位いいでしょ?」

武内P「先ほどのあまりべったりするつもりはないというのは……?」

未央「そういうのは後で聞きます!!今は、楽しんだもの勝ち!!」ダッ

武内P「あ、あのっ!せめてゆっくりでっ!?」

武内P「ショッピングモールにつきましたが……何か目的の品があるのですか?」

未央「チッチッチ、わかってないなぁプロデューサー君は。女の子の買い物ってのは目的がないから楽しめるんだよ」

武内P「はぁ、そういうものですか」

未央「そうそう。ほら、この服とかどう?」

武内P「よく似合っていますよ」

未央「ありがと♪プロデューサーの服も一緒に探そっか」

武内P「いえ、私は……」

未央「よくよく考えたら私ってスーツ姿のプロデューサーしか見たことないなぁ。プロデューサーってどんな服が好みなの?」

武内P「え、そうですね……例えばこういったのが……」

未央「ほうほう、意外なファッションセンス……それじゃあ今度デートするときは私服で来てね?」

武内P「えっと……わかりました」

未央「そん時は私ももっと気合い入れてオシャレしてくるから」

武内P「それは、とても楽しみです」ニコッ

未央「……うん、頑張るよ」








未央「うん、まぁ満足かな?」

武内P「そうですか。それでしたら次はどうしますか?」

未央「行きたいところがあるからちょっと歩こ?」

武内P「わかりました」

未央「よしっ」ギュッ

武内P「……あの」

未央「また?デートなんだから手を繋ぐのは自然でしょ?」

武内P「………わかりました」

未央「お、素直になったねぇ」

武内P「断っても言いくるめられそうですから」

未央「言うようにもなったねぇ」







未央「やっぱデートと言えば食べ歩きだよねー」

武内P「そういうものですか」

未央「そうそう、ほらクレープって女子力高いしー、こうやって」スッ

武内P「なんでしょうか?」

未央「うん?あーん♪」

武内P「そ、それはちょっと……」

未央「そういえば前きらりんがやった時も断ったんだっけ?」

武内P「やはりアイドルとプロデューサーはしっかりと線引きをしておくべきかと……」

未央「ふーん、ならまぁ問題ないでしょ?はい♪」

武内P「いや、ですから……」

未央「だって今は仕事じゃないし、プロデューサーは私のデート相手でしょ?」

武内P「しかしそれは練習であって……」

未央「練習だからこそ本気でやらないと意味ないでしょ」

武内P「それは……そうかもしれませんが」

未央「わかったなら――――はい♪」

武内P「……」パクッ

未央「どう?」

武内P「……美味しいです」

未央「お、美味しいいただきましたーなるほどなるほどプロデューサー甘いの結構好きだね?」

武内P「そうですね、健康のためにあまり食べすぎないようにはしているのですが――――――どうかされましたか?」

未央「ん?何が?」

武内P「いえ、クレープを見つめているのに食べないので……」

未央「ああ、うんうん。食べるよ?ほら、ぱくっと」


武内P「どうですか?」

未央「……うん、おいしいよ?」

武内P「それは良かったですが………えっと何か?」

未央「ん?………鈍感!」

武内P「えぇ………?」

今日はここまでで残りは明日の18時ごろから投稿します。

久しぶりの投稿なので過去作置いておきます。

時間つぶしにどうぞ。




まゆ「妥協します」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52068135.html

モバP「菜々さんは永遠の17歳」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52068662.html

モバP「ウサミンパワーって何ですか?」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52069031.html

モバP「ネコネコるーみんにゃん・にゃん・にゃん」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52069903.html

モバP「愛海を止める」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52072171.html

モバP「えー今日から所属する佐藤「シュガーハァトでーす☆」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52074530.html

モバP「愛海とのこれまでとこれから」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52075581.html

凛「プロデューサー、くさいよ」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52076617.html

美優「Pさんは……ぶってほしいですか?」モバP「はい、とっても」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52077003.html

奈緒「Pさん。あたしを、ぶってくれないか?」モバP「嫌だよ!?」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52078074.html

モバP「花より瞳子」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52081221.html

モバP「脅迫された……」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52083941.html

モバP「麗奈が病んだ……」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52084217.html

こずえ「愛ってなぁにー?」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52087372.html

みく「PチャンPチャン」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52088885.html

モバP「のあさんがなんか近い……」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52090276.html

武内P「本田さん……消えるのですか……?」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52144715.html

未央「ラッキースケベの薬かぁー」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52145001.html

未央「まゆちゃんに演技指導してもらおう!!」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52145426.html

予告通り18時から再開します。





未央「もう暗くなってきちゃったね」

武内P「そうですね、日が沈むのが早いです」

未央「………最後にさ、行きたいところがあるんだけど」

武内P「どこでしょうか?」

未央「おー星が見える見えるー」

武内P「あのっ、あまり乗り出しては危ないですよ」

未央「おっとっと………ふふ、景色が良すぎて舞い上がっちゃった」

武内P「気をつけてください」

未央「でもさ、ほら見て?一面に広がる海と夜空。そしてそれを彩る星々!ロマンチックでしょうがないじゃん!」

武内P「………ええ、そうですね。とても、素敵です」

未央「………そのセリフは、私には言ってくれないの?」

武内P「え?」

未央「ううん、なんでもない」

武内P「そう、ですか」

未央「プロデューサーはさ、今日楽しかった?」

武内P「……ええ、とても楽しい時間でした」

未央「そっか。なら良かった」

武内P「本田さんこそ私が相手で練習になりましたか?」

未央「……?あ、ああそうだね。うん、練習になったよ!」

武内P「それなら良かったです」

未央「ねぇ、プロデューサーから見て今日の私は魅力的だった?」

武内P「……今日の本田さんは素敵だった、というと正確ではないですね」

未央「え……ど、どうして?私、何かやっちゃった……?」

武内P「違いますよ。本田さん、私は――――初めて会った時から貴女は魅力的な女性だと思っていますから」

未央「ッ!?」

武内P「今日だけではなくずっと貴女は私が見込んだ通りの笑顔の――――素敵な人です」

未央「……聞こえてたんじゃん——――ずるいなぁ」

武内P「ずるい、ですか?」

未央「うん、ずるい。鈍感。朴念仁。馬鹿真面目。そんでもってずるい人………なので私もズルしちゃいます。プロデューサー、ちょっとそこのベンチに座ってくれる?」

武内P「は、はい。」ストッ

未央「うんうん。それじゃあ……えい♪」





ギュッ




武内P「ッ!!?あ、あの本田さん!?」

未央「あっ♪もう、動かないで。くすぐったいってば」

武内P「で、ですがこれはさすがに……」

未央「静かに。……ねぇ聞こえる?」

武内P「な、なにが―――――」










武内P「——――これは……」

未央「すっごくドキドキしてるでしょ?私ね、デートを申し込んだときすっごく緊張してたんだよ?」

武内P「……」

未央「家に帰って、約束したことを思い返しては足をバタバタさせて、眠れなくて、だから今日ちょっと寝不足なんだ」

未央「だけど、貴方に会えたらそんなの吹っ飛んじゃって、代わりにまたドキドキが止まらなくて」






未央「服を見ているときも」







貴方の横顔ばかり見ていた











未央「手をつないだ時も」








手の大きさと暖かさに胸が高鳴ってしょうがなかった















未央「クレープ食べてる時も」













間接キス……だったのに気づかない貴方にちょっとムッとした







未央「ずっとずっと緊張とドキドキが止まらなくて」

未央「だけど、嫌じゃなかった。このドキドキがずっと続けばいいのにだなんて思っちゃった」

武内P「本田さん……」

未央「貴方が隣にいるとずっと私はドキドキし続けられるのかな?それとも貴方の優しさに、暖かさに包まれて穏やかでいられるのかな?」

未央「どちらでも構わない。どちらでもあって欲しい。私も貴方にドキドキと優しさを、暖かさを伝えたいから」


未央「……だから」










未央「プロデューサー……私、本田未央は……貴方のことが――――――」















prrrrrrr……







未央「……」

武内P「……で、出ないのですか?」

未央「……はぁ」


pi!






未央「もしもし?……うん、大丈夫。もう帰るから心配しなくていいよ。じゃ………え?別に怒ってないよ。じゃ!」



pi!

未央「家から。もう帰ってこいだってさ」

武内P「そ、そうですか」

未央「あーあ……言い出すのを躊躇してたペナルティかなこれは……」

武内P「あ、あの……本田さん」

未央「プロデューサー、さっきのこと全部忘れて。聞かなかったことにして」

武内P「えぇ……?」

未央「次のデートでキッチリと決めるからそれまで保留!!」

武内P「次のって……これは練習だったのでは?」

未央「だから、次なの。いつになるかわからないけど」

武内P「そ、そうですか」

未央「やっぱ、勢いって大事だね……もう帰ろっか。送ってくれるよね?」

武内P「ええ、もちろんです」

未央「――――ん♪なら、今日はよく寝れそう」





卯月「未央ちゃん、ドラマすっごく良かったですよ!」

凛「うん、凄く可愛かったよ」

未央「あははは……嬉しいけど、恥ずかしいな……」

凛「大女優本田未央さんがそんなんじゃだめでしょ?もっと胸を張らなきゃ」

卯月「そうです!」

未央「も、もう、茶化さないでよー……」

凛「それにしても、デートの芝居はずいぶんと自然な感じだったね?——―――練習の成果?」

卯月「プロデューサーさんとは何もなかったって言ってましたけど……」

未央「だから、何もなかったって。まぁ、できなかったって言うのが正しいかもだけど……」ボソッ

凛「へぇ?その話詳しく」

卯月「私も。未央ちゃんどういうことですか?」

未央「やばっ」

卯月「逃がしません!!」ガシッ

凛「いったいあの日に何があったか事細かに聞かせてもらうよ!」

未央「ぐあああっ!?ユニットメンバーのかつてないがっつき具合に戸惑いを隠せないー!!」

ガチャ


武内P「みなさん、おはようございます」

未央「あ!プロデューサー!!」スルッ

凛「あ、逃げられた」

卯月「アイドル活動の中で磨かれた柔軟性でにげられてしまいましたー」

未央「プロデューサー!」ズザーッ!!

武内P「は、はい。何でしょうか本田さん」

未央「え?いや、おはよー!って」

武内P「あ、ああ。そうですね、おはようございます」

凛「プロデューサー、おはよう」

卯月「プロデューサーさん、おはようございます♪」

武内P「渋谷さんも島村さんもおはようございます。それでは今日のスケジュールについてですが――――――」





武内P「——―――といった事で今日はよろしくお願いいたします」

未央「はーい!」

凛「ん」

卯月「今日も一日頑張ります!!」

武内P「ああ、それと本田さんには別の連絡があるので少し時間をいただけますか?」

未央「ん?いいよ」

凛「じゃあ、私たちは先にレッスン行ってるね」

卯月「未央ちゃんも早く来てください」

未央「はーい」

未央「んでんで?未央ちゃんに何の用?」

武内P「本田さんに舞台のオファーが来たのですが」

未央「え!?やったー!どんな役?」

武内P「……恋する少女です」

未央「……へぇー」

武内P「先方が先日のドラマに出た際の本田さんの演技を気に入ったようでして」

未央「そっかーなるほどなるほど。いやー未央ちゃん引っ張りだこですなぁー」

武内P「本田さんが頑張った結果です。胸を張ってください」

未央「………頑張った結果か。なら、その話も受けたい」

武内P「わかりました」

未央「それにしても、こないだのドラマそんなにいい演技できてたんだ?あんまり実感ないなぁ」

武内P「

未央「うーんでも、そんなに期待してくれてるならもっと練習しないとなー」チラッ

武内P「な、なんでしょうか?」

未央「いや、やっぱ恋愛ものの練習となると男の人がいたほうがいいなーって」

武内P「そ、それはそうかもしれませんね」

未央「でしょ?じゃあプロデューサー手伝って♪」

武内P「わ、私でなくとも……」

未央「プロデューサーが一番私のこと知ってるんだから。それとも、嫌?」

武内P「………断れると思いますか?」

未央「断っても押し通すつもりだったよ?」

武内P「………はぁ、わかりました」

未央「ん!それじゃあさ、プロデューサー」

未央「それにしても、こないだのドラマそんなにいい演技できてたんだ?あんまり実感ないなぁ」

武内P「とてもいい演技でしたよ。だからこそ、先方も本田さんを指名してくれたのですから」

未央「うーんでも、そんなに期待してくれてるならもっと練習しないとなー」チラッ

武内P「な、なんでしょうか?」

未央「いや、やっぱ恋愛ものの練習となると男の人がいたほうがいいなーって」

武内P「そ、それはそうかもしれませんね」

未央「でしょ?じゃあプロデューサー手伝って♪」

武内P「わ、私でなくとも……」

未央「プロデューサーが一番私のこと知ってるんだから。それとも、嫌?」

武内P「………断れると思いますか?」

未央「断っても押し通すつもりだったよ?」

武内P「………はぁ、わかりました」

未央「ん!それじゃあさ、プロデューサー」










未央「次のデートはどこにしよっか?」











―終―

リハビリを兼ねた習作でしたが、とりあえずこれで終わりです。

読んでくれた方ありがとうございました。

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