NEW GAME SS 「ダイエット大作戦!」 (18)

ある日のイーグルジャンプ キャラデザ班のブース

ゆん「皆ー、休憩してお茶にせえへんか?」

はじめ「おぉ~いいねぇ!! 実は私さ、バウムクーヘン買ってあるからお茶と一緒に食べようよ!」

ゆん「えっ?」

青葉「バウムクーヘンですかっ!? 実は私もアップルパイを・・」

ゆん「えぇっ?」

ひふみ「奇遇・・かな? 私も・・クッキーの詰め合わせ・・を」

ゆん「えぇっ、ひふみ先輩もですかぁっ!?」

ひふみ「も・・と言う・・と?」

ゆん「実はウチも紅茶と一緒に出そうとワッフルを・・」

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青葉「驚きましたね・・。まさかお茶菓子を四人同時に買ってくるとは」

はじめ「私はいつもひふみ先輩とか青葉ちゃんにお菓子をごちそうになるのは悪いかなって思って・・たまにはと」

ひふみ「私は・・・今日、持って行こうかなって・・思って・・・」

ゆん「ウチはお茶だけやのーて、お菓子だってちゃんと持ってこなアカンと思ってな・・それでや」

青葉「私もたまにはっと思いまして・・」

コウ「おぅ、休憩か?」

青葉「あっ、八神さん!」

コウ「ちょうど良かった。これ、皆で食べようぜ!」

ゆん「八神さんそれって!?」

コウ「ケーキだよ! さっき外に出たら美味しそうなケーキ屋を見つけてさぁ、立ち寄って買って来たんだよ!!」

ひふみ「コウちゃん・・・まで・・」

コウ「なんだ・・・青葉たちも全員お菓子買って来たのか」

はじめ「はい!」

りん「皆ー、休憩かしら?」

青葉「遠山さん!」

りん「ちょうど良かったわ♪ さっきお客様が来られて・・これ、皆で召し上がって下さいって頂いたのよ!」

ひふみ「りんちゃん・・・の・・それって・・」

りん「スコーンよ! 本場のだから美味しいんですって」

コウ「あちゃ~、りんもか!」

りん「あらっ、どうしたの?」

青葉「あ、あのですね・・・カクカクシカジカ」

りん「そう・・。皆もそれぞれお菓子をねぇ・・」

ゆん「でも残す事は出来るやろ? 賞味期限があれば」

はじめ「いや、私の買ったバウムクーヘン早めに食べないとだめみたいでさぁ・・」

青葉「私が買ったアップルパイだって今日中に召し上がって下さいって表記が・・」

ひふみ「私のも・・・そう」

コウ「おいおい、私が買ったケーキだって一緒だよ・・早めに食べないと!」

りん「このスコーンもなのよ・・」

ゆん「あぁ・・・実はウチのワッフルも」

一同「・・・・・・」

はじめ「どうします?」

コウ「どうするもこうするも皆で手分けして全部食べるしかないだろ!」

青葉「でも量がかなりありますよ? 食べ切れますでしょうか?」

ゆん「ウチはこんなに食べれませんわ。(絶対に太る!!! それだけは勘忍や・・)」

りん「私も自信がないわ。」

ひふみ「でも・・・早めだったら・・・」

はじめ「食べるしかありませんよね?」

で、結局・・・。

青葉「うぷっ!!」

コウ「はぁー、もうダメ!」

はじめ「食べた食べたぁ~」

ひふみ「うぅ・・・きつい」

りん「苦しいわね・・」

ゆん「うぅ~(涙)」

はじめ「なんとか食べ切りましたね」

青葉「量が量だけにきついですけど!」

コウ「あぁ~もう甘いもんはたくさんだぁー!」

りん「そうね。しばらくはいらないわね」

ひふみ「ゆんちゃん・・大丈夫・・・?」

ゆん「大丈夫です・・(うぅ~、なんやかんやで食べてもうた~! せっかくの減量がぁ~・・(涙))」

葉月「やぁ、今は休憩中かい?」

青葉「は・・葉月さん」

葉月「休憩中ならちょうど良かった! 貰い物のどら焼きがあったから君たちに持ってきたところなんだよ!!」

一同「えっ!?」

うみこ「葉月さん、またサボりですか?」

葉月「おっ、うみこくんじゃないか!」

うみこ「忙しいんですからあまりフラフラしないでください!」

葉月「フラフラとかサボっていた訳じゃないよ! 今、八神たち班に貰い物のどら焼きを持ってきたところでね」

うみこ「もらい物ですか。あっ、そういえば、私もですが、昨日私の実家から沖縄のお菓子「ちんすこう」が送られてきまして・・。よければ、コウさんたちもどうぞ!!」

一同「えぇっーー!?」

葉月「なにっ、「ちんすこう」だとっ!? うみこくん、私の分はないのか?」

うみこ「サボっている人の分なんてありませんよ・・」

葉月「な・ん・だとっ?!」

うみこ「というのは冗談です。ちゃんと差し上げますよ!」

葉月「おぉ~、それは安心したよ♪」

うみこ「ただし、ちゃんと仕事をすればですがね・・。」

葉月「うむ。分かったよ! 私とていつまでも油を売っている暇はないからね。」

青葉「あ、あの・・・」

葉月「おっと一つ忠告しておこう!」

ゆん「忠告?」

葉月「そのどら焼きはあまり持たないから、今日中に食べてくれたまえ!」

ゆん「えぇっ!?」

葉月「以上だ。では!!」タッタッタ

うみこ「行ってしまいましたが、そのまま仕事に戻ってくれるでしょうか・・。おっと、私からも伝えたい事があります!」

コウ「なんだ?」

うみこ「ちんすこうはすぐ食べると一番美味しいと言われておりますので、今すぐに食べてください!」

コウ「なんだってぇ~!?」

うみこ「では私もこれで!」タッタッタ

一同「・・・・・・」

はじめ「どうします、また?」

コウ「甘いものはもううんざりだ! 誰でもいいから今か後で食べるか・・それとも家に持って帰るかしてくれー!!」

りん「私は甘いものはもういいわ」

ゆん「ウチも断固拒否です」

ひふみ「いっぱい食べた・・から・・私も・・・いらない・・」

青葉「でも今日中食べないといけないんですよね? だとすれば手をつけないのはもったいないですよ!」

はじめ「私も青葉ちゃんに同意です」

コウ「じゃあ、青葉かはじめが食べるなり持ち帰るなりすればいいじゃん!」

はじめ「じゃあ持ち帰r青葉「食べます!!」

はじめ「青葉ちゃん!?」

ゆん「ちょっ、正気かいなっ!?」

ひふみ「さっき・・・うぷって苦しそう・・だったし・・・それにきついって・・」

りん「無理しなくていいのよ、青葉ちゃん?」

青葉「いえ、食べます! 貰った物を食べないなんて・・せっかく持ってきてくれた人に申し訳ないと思います。それに食べられる為に作られた物を食べたくないのも・・作った人や食べ物に対しても失礼過ぎますっ!!」

ひふみ「青葉ちゃん・・・。わ、私も・・食べる・・・よ!」

青葉「ひふみ先輩!」

りん「そうねぇ・・青葉ちゃんの言う通りだわ。食べないなんてせっかく作った人・持ってきてくれた人に失礼よね!」

コウ「はぁ~、分かった! 私も一緒に食べるよ!!」

はじめ「私も!」

青葉「遠山さん、八神さん、はじめさんも・・ありがとうございます!」

ゆん「・・・・・・。(なんやこれ!? たかがお菓子の事やのに・・なぜドラマ風のおおごとになったんやっ?!)」

はじめ「ゆんも食べるよな?」

ゆん「えっ・・・あ、えぇと?!」

コウ「はい。迷うなら私の方で決断するよ! ゆん、食べるで・・決定な!!」

ゆん「そんなぁ~!?」

コウ「もう本当にいらないよ・・甘いもの!」

りん「食べ飽きるほど食べたのは初めてだわ」

ひふみ「美味しかった・・けど・・また・・苦しい」

はじめ「どら焼きもだけど、ちんすこうってお菓子も美味かったなぁ~」

青葉「そうですね。(うぅ~、あんな事を言ったばかりに食べる事になりましたが・・量が量で今度は胃がパンパンになりました!)」

ゆん「・・・・。(また食べてもうた・・・こんだけ食べ続けるとなんだか減量してる自分がむなしくてたまらんわっ!!)」

青葉のスマホ「~♪」

青葉「誰だろう・・・あっ、ねねっちからだ!」

コウ「ねねちゃんから?」

青葉「ラインですよ! どれどれ・・・」

ねね『あおっちー、懸賞でお食事券当たったんだけど、今日の夜・・一緒に行かない? あっ、実はお食事券は何人かで来ても使えるようだから・・八神さんたちを誘っても大丈夫だからね♪ それと場所は○○ホテルで、待ち合わせはそのホテル前だよ・・忘れないでねー!』

青葉「おぉっ!? 皆さん、これを見てください!」

一同「どれどれ・・・えぇっ!?」

青葉「ねねっちが皆さんをお食事にご招待してくれるそうですよ!」

はじめ「もちろん行くーー!! ねねちゃんには感謝だよ!」

コウ「そうだな・・・せっかくだし、私も行こうかな! それにねねちゃんがご馳走してくれるなら尚更!」

りん「ちょっとコウちゃん!?」

ひふみ「・・・楽しそう・・・。わ、私も・・行って・・いいの?」

青葉「もちろんですよ!」

ゆん「ウチはパsはじめ「ゆんも行くよな!」

ゆん「言葉を遮るなや! ウチは行かnコウ「ゆんも行くって事で決定な!」

ゆん「またですかぁっ、八神さんっ!?」

~そして夜 ホテル内のレストラン~

はじめ「あー美味い!!! それにしてもホテルのレストラン・・しかもビュッフェだから最高だよ!」モグモグ

コウ「ほんとだな! こんなにも美味いもん食べたのは初めてだ!!! おかわり持ってこよっと!」モグモグ

りん「ちょっとコウちゃん!? いくらなんでも意地汚いわよっ!!」

コウ「まぁそう言うなって・・りんも食べてみろ? ほら、あーん!」

りん「っ!?///」ドキッ、アーン

りん「」パクッ

りん「あらっ、美味しいわね~♪」

コウ「だろ?」

ひふみ「美味しいっ///」

ゆん「皆、良く食べれますねー。ウチは喉を通らへんわ(本当は太りそうだからやけど・・・)」

ひふみ「ゆんちゃん・・・美味しい・・よ? 一口だけでも・・いいから・・はい・・」

ゆん「ひふみ先輩から貰えるなら、一口だけ食べます。・・・・んっ!?」パクッ、モグモグ

ゆん「う・・美味い!?(なんやこれっ!? これがレストランの料理の味かいなっ!? も、もっとや! もっと食べたい・・・食べとうなってきたわぁーー!!!)」

ひふみ「どう・・・?」

ゆん「ちょ、ちょっとだけ食べますわ! 料理取りに行ってきますー!!」タッタッタ

ねね「どう、あおっち?」

青葉「うん! 美味しいよ、ねねっち♪」モグモグ

青葉「誘ってくれてありがとう♪」

ねね「私とあおっちの仲なんだから誘うのは当たり前でしょ! それに八神さんたちも喜んでくれたみたいだしね。」

青葉「そういえば、うみこさんと葉月さんは誘わなかったの?」

ねね「うみこさん・・・忙しいって理由で断られちゃったんだ。葉月さんも同じ理由でさ!」

青葉「そうなんだ。(相変わらず真面目ですね、うみこさん・・。葉月さんは来てもおかしくないと思いましたが、やっぱり真面目な時は真面目なんですね・・)」

~翌日~

コウ「う~ん・・」

青葉「どうしたんですか、八神さん?」

コウ「なんか太ったような気がしてさあ・・」

青葉「えっ!?」

ゆん「八神さんが太ったっ!?」

ひふみ「本当・・なの・・・コウちゃん?」

コウ「あぁ!」

はじめ「でも・・そんな風には見えませんが?」

コウ「朝起きて腕と腹をつまんだら・・なんだかいつも以上に肉がついてるような感じがするんだよ。」

青葉「う~ん。でも八神さん、スレンダーにしか見えませんから大丈夫だと思いますよ。」

りん「でも一応気を付けた方がいいわね。昨日、甘いものとビュッフェで食べ過ぎたしね」

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