穂乃果「希ちゃんにレズ を挟み込まれた…だって…!?」(56)




※キャラ崩壊注意

ダラダラ書きます



私、高坂穂乃果が音ノ木坂学院に入学して1年とちょっと…

穂乃果の学校がまさか、廃校の危機に陥っていたなんて思いもしなかった。


穂乃果「雪穂がこの学校に入ることも無くなった…UTXに入学するんでしょ?」

雪穂「お姉ちゃんと同じ学校に行きたいけど、しょうがないじゃん。」

穂乃果「それはそうだけど…じゃあさ、もし…もしもだよ?」

雪穂「うん」

穂乃果「もし学校が廃校にならなくなったら、雪穂は来てくれる?」

雪穂「そんなの…当たり前じゃん」

穂乃果「そっか…」

だったら、早く何か考えないと…
来年入学してくる子を増やして廃校を止める。

でも、何となくわかってた
心の中で「そんなはずはない」と隅に追いやっていた…

廃校になる原因は理事長だ


ことりちゃんの親である理事長は何を思ったのか、自分で映画を撮ってそれを民放で流すという暴挙に出ているのだ。

まだ映画が面白いなら百歩譲ってもいい
今日も始まる映画の名前は…

『ツチノコ大作戦』

理事長『え~、今日は多摩川にやってきました。』

理事長『ツチノコをこれから探して捕まえます。アザラシもいるといいですねえ』

雪穂「ツチノコって本当にいるの?」

穂乃果「こんなの毎週流してればそりゃ廃校になるわけだよ…誰も来ないよ」


前回はおばけを捕まえるとか何とかの映画だった

今回もそんな感じで終わるだろう

永遠とツチノコを捜し続ける映像を見せられ気づけば1時間半も時間が経っていた

理事長『えー、ツチノコは捕まえられませんでしたがバッタを捕まえました。』ニコッ


ほらね

~翌日~

海未「昨日のツチノコ大作戦は面白かったですね」

穂乃果「ええ…」

ことり「お母さんが作った映画に文句を言うのもアレだけど趣味が悪いよ…」

海未「そうですか?」

穂乃果「ことりちゃんが居る前で言うのは悪いと思ってるけど、こんな事やってて生徒が集まるなんて事は絶対ないよ!」

海未「このままだと廃校…」

穂乃果「穂乃果は来年雪穂と一緒にこの学校を通いたかったのに…」

海未「穂乃果…」

ことり「穂乃果ちゃん…」

穂乃果「でも私達が落ち込んだって何も変わらない!前を向いて私達で何かをしなきゃ!」

海未「…そうですね。私達はともかく本当に辛いのは1年生」

ことり「卒業する時1学年しかないのは寂しいよね…」


ドンッ!

穂乃果「ん?」

「キャッ!!」ドサッ

「ごめんにゃぁぁぁぁぁぁ」タタタタ

「あなた!待ちなさい!!」

「怒られるから嫌にゃ」ピュー

「はぁ…お陰で書類が落ちちゃったじゃない…」ふぅ

穂乃果「はい!」がさっ

「!!」

ことり「大丈夫ですか?」

「ええ、拾ってくれてありがとう。助かったわ。…何かお礼をしたいのだけど…あ、チョコレートでも食べる?学校にこっそり持ってきているの」

穂乃果「え!?お礼なんて…そんなつもりで助けた訳じゃないからいいですよ!」

ことり「本当に大丈夫ですから」

「そんな遠慮しないでよ。せっかく助けてもらったのに…」


海未「これ以上は迷惑になりますし、行きますよ!」タタッ

穂乃果「あ、ちょっと待って!」

ことり「置いていかないで~」

「ちょっとあなた達!待ちなさい!」


……

「なんだ…意外と用心深いのね」



「高坂穂乃果」フフッ

~帰り道~

海未「私は少し用事がありますので、こちらから失礼します。」

穂乃果「ええ…寂しいなぁ。一緒に帰れると思ってたのに。」

ことり「穂乃果ちゃんわがまま言っちゃダメだよ?」

海未「すみません。この埋め合わせは必ずしますから」

穂乃果「ぶー」プクー

ことり「穂乃果ちゃん可愛いー♪」

海未「それでは皆さん学校で」

海未「ふぅ…穂乃果には少し悪いことをしました。この分だと何言われるかわかりませんね」

「…」スタスタ

海未「!!」バッ

今の制服は!?

海未「居ない?」

周りを見渡しても、それらしい人はいません…
そんな直ぐに人が消えるなんて事が…

「…」スタスタ

電線の上を歩いてる?

誘っているのでしょうか。まぁ、もしそうだとしても絶対に…

海未「逃がしません!」タンッ



先程から、必死に追いかけているのですが…

海未「速すぎますね。人間の速度を遥かに超えています…」

それに先程から足元を見ていると着地の瞬間に光を出し、加速しているようにも見えます。

これではまるで…

海未「!!」

「反応が遅いやん」スッ

しまっ…後ろに!!


「本当にこれでいいん?ウチのスピリチュアルでレズ にした方がいいと思うんよ。」

「当たり前じゃない。勝ちが決まってる勝負なんて面白くないわ。だからこそ強力な乳首ローターで失神させてんじゃない。」スッ

「本当にやるん?」

「次はあなたのスピリチュアルを私にいれれば、これで私はただのノンケ」ニヤッ

「しょうがないな…」ふふっ


~園田家~

穂乃果「海未ちゃん!」

ことり「お見舞いにきたよ…」

海未「穂乃果…ことり…」

穂乃果「海未ちゃん…誰がこんな事を」

海未の母「海未さんのキレイなピンク色の乳首に付けられていた強力なローターは外し、園田家に伝わる医療用のローターを付けています。」

ことり「それじゃ、海未ちゃんは…」

海未の母「私が駆けつけた時には既にレズ に犯られた後でした。」

海未「穂乃果気をつけて下さい…私も良くなればすぐに学校に行きますから」

穂乃果「絶対に海未ちゃんの仇を討つよ!」グッ

海未の母「近くまで私が送って行きます。」


その帰り道色々聞かされた

今回海未ちゃんを襲ったのは音ノ木学院の生徒

一体誰に襲われたのかは、目隠し緊縛プレイによってわからなかった事

穂乃果は海未ちゃんの為に何が…



「動かないで、私はレズ よ」ガシッ

穂乃果「!!」



「ふふっ…なーんてね。冗談よ穂乃果さん。」

穂乃果「あなたは…」

絵里「私は絢瀬絵里。一応生徒会長よ♪」

穂乃果「絢瀬さん」

絵里「絵里でいいわよ。そんなに固くならないで?」

穂乃果「じゃ、あの…いきなり恥ずかしいですけど絵里ちゃんでいいですか?」

絵里「構わないわ。でも私は砕けても穂乃果ちゃんなんて言わないわよ?」ふふ

穂乃果「ええ!?」ガーン

絵里「じゃあ穂乃果でいいかしら?」

穂乃果「うーん…穂乃果でもいいんだけどなぁ…やっぱり穂乃果ちゃんの方が…」ぶつぶつ


絵里「それじゃ、穂乃果本題に移るわね?」

穂乃果「本題?」

絵里「ええ。あなたと同じクラスの園田さんがレズ に襲われた事についてよ。」

穂乃果「どうしてそれを?」

絵里「大体の調べはついてるわ。園田さんを襲った犯人もね」

穂乃果「本当ですか!?」

絵里「ええ…それはかつて生徒会副会長の席にいた…名前は東條希!」

穂乃果「!?」

絵里「最近ずっと生徒会に顔を出さないから、おかしいと思って尾行したのよ。」

穂乃果「…」ゴクリ

絵里「虎○穴で薄い本を漁っている希の姿がそこにはあったわ」

穂乃果「!!」


絵里「だからね穂乃果…明日からスクールアイドルを目指すの」

穂乃果「え?何で急にスクールアイドルが?」

絵里「希の目的はただ一つ、音ノ木坂学院を廃校にしてまでも手に入れたい全生徒レズ 化計画」

絵里「でも、スクールアイドルって同性だろうが異性だろうが恋愛禁止だから希は絶対に手を出せないはず!」

穂乃果「なるほど、ここから一生懸命練習して希ちゃんの手を封じ込めれば…」

絵里「つまりは私達の勝ちよ。」

穂乃果「わかった…穂乃果スクールアイドルやってみる!」

絵里「理解してくれて嬉しいわ。それじゃ明日から厳しいトレーニングを始めるから今日はもう帰って寝なさい。」

穂乃果「最後に一つ聞いていい?」

絵里「何?」

穂乃果「絵里ちゃんはどうしてこ私達の為に…」

絵里「それが学校の為でもあるからよ。ましてや希のせいで廃校になるのは嫌なのよ」

そう言って手をヒラヒラと振って闇の中に消えていった

今日はとりあえずここまでです


昨日絵里ちゃんはこんな事を言ってた

絵里『明日生徒会の部屋に来なさい。そこで待ち合わせよ』

穂乃果「ことりちゃんには悪いけど先に帰ってもらったし…」コンコン

「来たわね?」ポン

穂乃果「わっ」ビクッ

絵里「あら、驚かせたかしら」クスッ

穂乃果「てっきり中にいるかと…」

絵里「まぁいいわ。本当に用があるのはここじゃないの。」

絵里「ここはあくまで表の仕事。今まで部員が足りなくて全然こっちの仕事ができなかったのよ。さ、」

穂乃果「…」ゴクリ

絵里「ついてきなさい穂乃果」


絵里「着いたわ。」

一見して普通の扉に見えるけど…

穂乃果「ここが穂乃果に来て欲しかった場所」

絵里「そうよ。ここに入る為にはある呪文を唱えないといけないの」

穂乃果「呪文?」

絵里「エロイムエッサイムと三回唱える事で開く仕組みになってるのよ」

穂乃果「鍵がついてるように見えるけど?」

絵里「やらないの?やらないんだったら、この話はなかったことに…」

穂乃果「わかった!やるから!」

穂乃果は静かに深呼吸をして呼吸を整える


穂乃果「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、エロイムエッサイム!!」

よし、言い切った!これで扉が…

扉「すまんな」

開かないじゃん!!

穂乃果「えっと…」

絵里「さ、バカな事やってないで中に入るわよ」カチャッ

穂乃果「やっぱり鍵があるじゃん!」


絵里「待たせたわね…」ガチャ

穂乃果「!!」

絵里「ようこそアイドル研究部へ」

中には女の子が3人

赤髪の女の子と、ご飯を食べてる女の子…

そして、

「遅いわよ絵里!」

絵里「ごめんなさい。少しからかっちゃって」

穂乃果「やっぱりからかってたんだ…」

絵里「穂乃果紹介するわ。この子は1年生の西木野真姫。怒るとトマトみたいに真っ赤になるから気をつけてね」

真姫「何よその紹介は!」

絵里「同じく1年生、小泉花陽。大人しいけど、ご飯に関しては細かいわ」

花陽「よろしくお願いします。」

真姫「花陽も怒りなさいよ!バカにされてんのよ!?」


絵里「メンバーは以上よ」

「ちょっと待ちなさい!そんなお約束はいらないから!」

にこ「私は3年生の矢澤にこ!こう見えてあんたより年上なんだから敬いなさいよ!」

穂乃果「あ、うん」

にこ「なんかしっくり来ない返事ね」


絵里「さて、それぞれ自己紹介も済んだ事だし…」

一同「…」

絵里「特訓を始めるわよ」

にこ「いよいよね…」

絵里「わかってるとは思うけど、穂乃果。あんたはまず基礎トレーニングからよ」

穂乃果「ええ!?」

真姫「私達はあなたが来るまで練習してたのよ?」

穂乃果(花陽ちゃんはご飯食べてただけだと思うけど)

花陽「このご飯の炊き方だとお米本来の味わいがあって」うんたらかんたら

穂乃果(まだ食べてるし)


穂乃果「ひゃーーーーーーーーく!!」ググッ

もう何セット目だろう

本来体力のない穂乃果が腕立て伏せを何セットもやらされてる

穂乃果「きっついよこれ!こんな事で本当に大丈夫なの!?」はぁはぁ

絵里「まだ14セット目じゃない。ついでだから穂乃果の好きな物に合わせてもう1セットやっておきなさい」

穂乃果「でたよ!穂乃果そういうゴロ合わせみたいなの嫌いだよ!」

絵里「嘘つかないでよ。あなた『ほ』が入ったシャツが家にある事わかってるんだから。」

穂乃果「なんでそんな事知ってるの!?絵里ちゃんのその情報網は気持ち悪いよ!それよりもっ…!!」

穂乃果「いつまでこんな事やらなきゃいけないの!?」

真姫「確かに。さっきまで息もロクにできなかったのに、もう回復しているわ」

にこ「特訓は早い方がいいわね…」

絵里「そうね…花陽、穂乃果に合ったご飯を用意して。」

花陽「はい!」


花陽「お待たせしました…」コトッ

穂乃果「!?」

絵里「花陽が穂乃果に特別に仕立ててくれたの。そのご飯は、きっと穂乃果の力になるわ。」

穂乃果(確かに…おかずも何もないのにすごく美味しそうな匂い。)

にこ「そのままだと味気ないでしょ?ごはんですよいる?」

花陽「!!」ギロッ

にこ「じょ、冗談よ冗談!」


穂乃果「美味しい~」パァァァ

花陽「おかずがあっても美味しいですけど、まずは本来のお米の美味しさを味わってもらえてよかったです!」

穂乃果「パン派なんだけど、花陽ちゃんのご飯なら毎日でも食べたいなぁ」

花陽「ありがとうございます♪」

絵里「穂乃果、食べながら聞いてね。」

穂乃果「?」

絵里「最初に園田さんを襲った希は、次は南さんを襲うはずよ。」

穂乃果「そんな…」

絵里「だからこそあなたが希と戦わなきゃいけないの!」


「なるほどね…絵里ちはそんな事考えてたんやね」

穂乃果「!!」


絵里「希…どうしてここに…!!」

希「そんな怖い顔したら、可愛い顔が台無しやん」スリッ

絵里「離しなさい!」バッ

希「花陽ちゃん。相変わらずご飯ばっかり食べてるみたいやね。たまにはおかずも食べないとダメやで?」

花陽「大きなお世話です」

希「にこっちはちゃんと牛乳飲んだ方がええよ」

にこ「飲んでもこれなのよ!」

希「真姫ちゃんは…」

絵里「今日は随分と饒舌じゃない…それとも余裕がなくなったのかしら?」

希「余裕か…余裕が随分となくなっているのは絵里ちの方やない?」クスクス


希「それに…」

一瞬間を空けた希は無邪気な笑顔で語る

希「ここでこんな事してていいん?帰り遅くなると家族の方が心配するやん」ふふっ

一同「!!」

絵里「あなた…人の家族に何をしたの!?」

希「ウチに言えるのはすでに始まってるんやないかなぁ…」

絵里「…」ギリッ

にこ「今は落ち着きなさい絵里!早く亜里沙ちゃんの所へ!」


にこ「真姫、穂乃果…あんた達も早く帰るのよ…」

穂乃果「そんな!」

真姫「にこちゃん…」

にこ「何心配してんのよ…安心しなさい。私が希なんかにやられるわけないでしょ?」

真姫「わかったわ。穂乃果先輩!」

穂乃果「必ず戻ってきてね!」


~穂むら~

穂乃果「そんな…!!」

帰宅するとすでに穂乃果の母親と雪穂は少年誌では見せられない事を繰り広げていた!

穂乃果(そんな親子でキスなんて…それになんで2人とも裸なの!?)

雪穂「お姉ちゃん?」

穂乃果「くっ…」ダッ


穂乃果「はぁ…はぁ…」

何で…いつやられたの!?

絵里「穂乃果!!」ガシッ

穂乃果「絵里…ちゃん…!?」

絵里「やられたわ…亜里沙もすでにやられてた!」

穂乃果「そんな…」

絵里「でもおかしいわ…希の言う通りただのレズ だったらここまでおかしくはなってない。これではまるでノンケも食ってしまうような…諭して性行為を避けるような事をしても無駄なの!」

穂乃果「!!」

絵里「あれではまるで…ガチレズ!」

穂乃果「…ッ」ギリッ


穂乃果「ことりちゃんも同じだった…ことりちゃんは理事長と…電話しても手遅れで…」ポロポロ

絵里「気にする事はないわ。誰のせいでもないのよ…」


穂乃果「ねぇ、絵里ちゃん…」

絵里「ん?」

穂乃果「どうすればみんな元に戻るの?」

絵里「確証はないけど、希をイかせる事ができれば元に戻るはずよ。」

穂乃果「!!」

絵里「穂乃果…あなたにそれができる?」

穂乃果「うん!」


~音ノ木坂学院~

穂乃果「決着をつけよう!」

絵里「気をつけて…罠があるかもしれないわ。」


希「また戻ってきたんやね。」

絵里「希…悪い事言わないわ。早くみんなを元に戻しなさい!」

穂乃果「じゃないと…」

希「やめてよ…ウチは別に争いたい訳じゃないんよ?ま、中に入って話でも…」ガチャッ


中に入り少し進んで私達は明かりのついた教室の中へ入っていった。

パーーン

すると歓迎されたようにクラッカーの音が教室中に鳴り響く

雪穂「おかえりお姉ちゃん!」

(・8・)「穂乃果ちゃんおかえり!」

穂乃果(1人2人じゃない!みんないる!)

絵里「そんなちょっとしか時間が経っていないのに、真姫やにこ、花陽までやられてたなんて!」

穂乃果「……ッ!!」ギリィ

絵里「落ち着きなさい穂乃果。仮にガチレズになっていたとしても、仲間だという気持ちも忘れてないからすぐには襲われる訳じゃないわ!」


「じゃ、これから乱行パーティーやろっか!」

ほのえり「!!」


真姫「そうね。せっかく戻ってきてくれたし」

にこ「穂乃果から脱ぎなさいよ」

穂乃果の母「穂乃果。人と話す時は全裸でっていつも言ってるでしょう?」

「そうよ脱ぎなさいよ」

「脱げ」「脱げ」「脱げ」「脱げ」「脱げ」「脱げ」「脱げ」「脱げ」「脱げ」「脱げ」

穂乃果「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」タタタッ

絵里(くっ…やっぱり耐えられなかった…)


屋上

穂乃果「絶対に許さないから!」

希「許してもらおうなんて最初から思ってないけどね」

絵里「穂乃果加勢するわ!」


「絵里ちゃんはこっちだにゃ」

絵里「あなたは…」

凛「1年生の星空凛だにゃ」


希「これで9人…この計画も終わりでいいんじゃない?」ボソッ

本日分はこれで終わります


ソフトバンク様日本一おめでとうございます。


穂乃果(希ちゃんはどういう理屈で能力が発動するのかわからない以上、勝手には動けない)

絵里「穂乃果…」

絵里(希の一撃には気をつけるのよ…能力はともかく原理は説明がつかないんだから…)

希「さて、始めようか穂乃果ちゃん。」

穂乃果「…」

意識を逸らさず、しっかりと目で相手を捉えていれば人が消えるなんて事は…

「服を脱いだ方がええよ?」

穂乃果「!?」

クチュ


穂乃果「!!」バッ

希「随分と反応がいいやん。特訓してて正解やったね」

穂乃果「一つ教えて欲しいの…」

希「ん?ウチのスリーサイズ?」

穂乃果「違うよ。どうしてこんな回りくどい事をするの?穂乃果を狙っているなら直接…」

希「んー…確かにね。でもね…」

希「こうすると喜んでくれる人がたくさん居るんよ」

穂乃果「どういう…」

希「おっと、多弁は銀、沈黙は金ってね。少々お喋りが過ぎたかもね。」フフッ


絵里「さっきからパンツが見えるだけで全然強くないじゃない。」

凛「にゃぁぁ!」

絵里「ねぇ、あなた花陽の幼馴染なんでしょ?なんで、希のところに居るのよ。」

凛「だって、だって希ちゃんはかよちんをレズ にしてくれるって言ったから…」

絵里「はぁ…」

凛「そしたら、かよちんとそういう事できるのかなって考えてたら。」

絵里「まったく…やりきれないわ。さて、穂乃果の様子は…」

絵里「!!」

希「穂乃果ちゃんには悪いけど、みんなと同じになれば怖くないよ?」スッ

穂乃果(そんな…穂乃果のファーストキスこんなところで奪われちゃうの!?)

絵里「穂乃果危ない!!」


チュッ


絵里「んっ…」

希「ん…」

穂乃果「え、絵里ちゃん?」

絵里「くっ」バッ

穂乃果「大丈夫絵里ちゃん!?」

絵里「ええ、今のところ…何ともないわ。」

絵里「今の私は高坂さんの事を仲間だと思っているし、私のこともノンケだと思ってる…」

穂乃果「よかった…」ほっ

絵里「今度は一緒に戦うわよ。希を早く倒して…」


「穂乃果!早くその場から離れなさい!」


穂乃果「海未ちゃん…」

海未「早く、私の側へ…」

穂乃果「嫌だよ…」

海未「何故ですか!?」

穂乃果「だって、海未ちゃんが頭に被っているの穂乃果のパンツじゃん!」

海未「…わからないのですか……」ギリッ

海未「私を襲ったのは後ろの生徒会長ですよ!!」

絵里「…」スッ

穂乃果「!?」

海未「穂乃果!」バシュッ


バシンッ!

海未「弾かれた!?」

絵里「もらうわよ。あなたのファーストキス」ニヤッ

ズキュウウウウウン


絵里「見てよ希!スクールアイドルのファーストキスを同じスクールアイドルが奪っただけでとんでもない再生数よ!笑いが止まらないわ!」

希「これで予選突破も確実やね」

穂乃果「そんな…穂乃果のファーストキス……どうして絵里ちゃん…?」

絵里「スクールアイドルっていうのはね。とても難しいのよ。単に踊って歌えるだけじゃ、話にならないわ。生き残る為にはどうすればいいと思う?」

海未「穂乃果…」

絵里「そう!ようつべの再生数を上げればいいのよ!キスをするだけですぐに1万2万も再生数が上がっていくわ!」

穂乃果「あっ…あ…何で…信じてたのに…!!」ポロポロ

希「絵里ち、ちょっとやりすぎやん…穂乃果ちゃん泣いてるよ?」

絵里「処女を奪わなかっただけでも感謝して欲しいわね。」ふふっ


そんな…こんな事ってないよ。

穂乃果はただ、信じていただけなのに!!

穂乃果「絶対に許さない!!」

ドンッ!!

のぞえり「!?」

絵里(な、何なのよこれは!?)

絵里「何だっていうのよこの感じは!?」

穂乃果「そんなに再生数が気になるなら、上げさせてあげるよ。」スッ

希「!?」


チュッ


希「ふわぁぁ…ッ」ビクッビクッ

希(ウチ、自分からするのは好きやけど…されるのが初めてなのにこんなに気持ちいいなんて…!!)


穂乃果「今ので確信したよ。希ちゃんのキスで直接レズ を叩き込んだんだね」

絵里「くっ…」

絵里(今は態勢を立て直すしかないわ!このままだと…)

穂乃果「…」スッ

絵里「そんな…!!」


チュウゥゥゥゥゥゥゥ


絵里「はぁ…はぁ…軽くイきかけたわ…」はぁ

絵里「でも残念だったわね。今の全力のキスでも私を…」

穂乃果「今のは全力じゃないよ。穂乃果にとってはいわゆるフレンチキスっていう、ただのキスだよ。」

絵里「!?」

穂乃果「動かないで…ジッとしてればすぐにイかせてあげるから」


絵里「はぁ…はぁ…」グッタリ

穂乃果「…」

絵里「何よその目…同情のつもり?」

穂乃果「同情なんてしてないよ」

絵里「私は、私と希は最初からあの学校がこうなる事なんて見えていたのよ!」

穂乃果「…」

絵里「私は小さい頃にバレエをやっていたノウハウを生かしてスクールアイドルを目指した…!!でも、それだけじゃダメだったのよ!」

穂乃果「それでこんな事を始めたんだ」

絵里「もっと私達の事を知って欲しかったの!みんなに見てもらえば学校の人気も良くなると思ったの…」

絵里「穂乃果…私は…」

穂乃果「もういいよ…」ギュッ

絵里(穂乃果…)

穂乃果「それに廃校を何とかしたいって気持ちも同じだから」

本当に優しいのね…あなたは知らないだろうけど、あなたの事入学してきた時からずっと見てきたのよ?

立場が違っても私と似ているから同じ道を歩んでくれる…ってずっと思ってた

穂乃果…私は正しいとも思わない。でも、私達には時間がなかったの…

穂乃果…何で…

絵里「何であなたは私達が間違っているって言わないのよ…!!」

穂乃果「私達って似てると思うから…」

絵里「え?」

穂乃果「えっとね?穂乃果もよく間違ったりするし…あっ、もちろんその時は海未ちゃんに怒られるから一概に似てるとは言わないか…」あはは

絵里「…」

絵里「ごめんね穂乃果。もうあなたは自由よ…これから先は…」

穂乃果「穂乃果はスクールアイドルやりたいな…」

絵里「え?」


穂乃果「だって、絵里ちゃんが考えたんだもん。穂乃果はバカだから近道か遠回りかわからないけど…」

穂乃果「絵里ちゃんが決めたんだもん!例え遅くなっても絶対叶うよ!」

絵里「らしいわね…」

穂乃果「あ、そうだ!スクールアイドルやるって言っても、人数は少なくていいのかな?」

希「その必要はないよ?」

絵里「希…」

希「実はもう決めてあるんよ。ウチを入れて9人や。」

穂乃果「9人…」

希「名前はμ'sや!」

穂乃果「カッコいい!!」

絵里「希ったら名前まで決めてたのね…」


希「でも、問題が一つあってな?」

穂乃果「問題?」

絵里「そ、残り2人までは決まっているんだけど、後の2人が問題なのよね。」

穂乃果「その2人って…まさか!」

絵里「そうよ。聞いていたでしょお二人さん」

ことうみ「…」

海未「残念ですが私達は…」

ことり「ことりはスクールアイドルやってみたい!」

絵里「ありがとう1人は決まりね。後は…」チラッ

海未「…ッ!!わかりました!こうなっては腹を括ります!穂乃果とことりがやるのでしたら、私も2人に付いていきます!」

希「よかった!」

絵里「これで最後のメンバーが決まったわね♪そうと決まればグズグズしていられないわ。早速練習を始めましょう!」


あの時、アップしていた動画のタイトルには

『μ'sの軌跡』

って名前が付いてた。希ちゃんは最初からこうなる事が分かってたかもしれない。


海未「穂乃果!また練習をサボって…」

穂乃果「ち、違うよ!休憩だよ休憩!それににこちゃんだって…」

にこ「ちょっと!何バラしてんのよ!」

真姫「相変わらずねあの2人は…」はぁ

凛「穂乃果ちゃん隠れる場所がいつも同じだから、すぐバレるにゃ」

希「絵里ちは穂乃果ちゃんに似てるって言ってたけど、これじゃ全然似てないね」クスッ

絵里「本当ね…」ふふっ


花陽「…」モグモグ

希(変わらないと言ったら、花陽ちゃんも変わらんなぁ)


海未「まったく…ラブライブも控えていると言うのに…ことりも何とか言ってください!」

ことり「穂乃果ちゃんも練習頑張ってるし、ちょっと休憩してるだけだから…ね?」

穂乃果「そのとーり!そうだよ海未ちゃん穂乃果も色々と大変なんだから…」

海未「今すぐ帰りたいですか?」ギロッ

穂乃果「あはは…」たじっ


理事長は相変わらずだけど私達の活動もあって、今では進学希望してくれる子もたくさん集まったので廃校は中止になりました。


高坂穂乃果 / 16歳
髪の色 / オレンジ
瞳の色 / ブルー
職業 / 高校生・ スクールアイドル


叶え私達の夢ー


以上になります。

大変失礼を致しました

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