亜美「お菓子ちょうだい!」真美「ちょうだい!」冬馬「ねぇよ」 (13)

亜美「えー!なんでないの!」


真美「今日は何の日なのかわかんないの!?」


冬馬「いやわかるしさっきまで持ってたぞ、ただ全部配ってなくなっただけだぜ」


亜美「ちぇー、どうやら間に合わなかったみたいだね真美」


真美「そうだね亜美、あまとうの作ったお菓子はおいしいって地味にアイドル業界で有名なのに」


冬馬「なんだ?そんなに食いたかったら作ってやってもいいぞ?」


真美「本当!?」


亜美「本当に本当!?」


冬馬「ああ、だが今はもう時間ないしお前たちに渡すのは来週の土日あたりになるが」


真美「それじゃあハロウィン終わっちゃうじゃん!」


亜美「ハロウィンにお菓子もらわなきゃ意味ないよー!」


冬馬「んなこと言われてもなぁ…」

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真美「亜美、これはもういたずらしかないね」ジリッ


亜美「そうだね真美、これもお菓子を切らしたあまとうのじごーじとくだもんね」ジリッ


冬馬「ちょ、お前ら…何を…!」


亜美・真美「どりゃー!」


冬馬「どわっ!」


ドスン!


亜美・真美「それこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!!」こちょこちょ


冬馬「ぐわっ!やめ…ははっ……」


亜美・真美「それこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!!」こちょこちょ


冬馬「わはははははは!はははははっ!」ゲラゲラ!

真美「どうだ参ったか!」


亜美「降参する?」


冬馬「ははは!わ、わかった!わかったからやめてくれ!」


真美「じゃあお菓子くれる?」


冬馬「だからねぇってば!」


真美「なら仕方ないね、こちょこちょこちょ!」


亜美「こちょこちょこちょ!」こちょこちょ


冬馬「わはははやめろって!お前らただ俺にいたずらしたくてやってるだけだろ!ははははは!」


真美・亜美「こちょこちょこちょ!」


伊織「あんたたち!いい加減にしなさい!」


真美・亜美「げっ!いおりん!」

伊織「まったく、どこほっつき歩いているのかと思ったら、こんなところで何してるの!」


亜美「あまとうにくすぐり攻撃をしてただけだけど…」


伊織「何バカなことやってるのよ、今すぐやめなさいよ!」


真美「ちぇー、わかったよ」


冬馬「はぁ…はぁ…水瀬伊織か…助かったぜ」


伊織「悪かったわね、二人がアンタを弄りまくったみたいで」


冬馬「全く、お前らは限度ってものを知らないのか」


亜美「あまとうも兄ちゃんと同じこと言ってるね」


真美「言ってるね」


冬馬(あいつもやられたのか)

伊織「まったく、それじゃあ冬馬、はい」


冬馬「えっ?」


伊織「えっ?じゃないわよ、今日はハロウィンでしょ!だからお菓子渡しなさいよ!」


冬馬「お前まで何言ってるんだよ!ねぇよ!大体あったらこいつらからくすぐり攻撃されてねぇはずだろ!」


伊織「そう、お菓子ないのね、それじゃあ…」ジリッ


亜美・真美「んっふっふ~♪」


冬馬「お、おい何を…!ちょっと待て!後で菓子なら渡してやるから!だからやめ…!」


三人「うりゃあ!」ガバッ!


アァアアアアアアアアア!!!






亜美「ちょっとあまとう顔赤くなりすぎだよ?」


真美「真美たちそんなにあまとうに激しいいたずらしたかな~?フゥ~…」


冬馬「っ…!///」ビクッ!


伊織「ちょっと何耳に息吹きかけられたくらいで顔真っ赤になってるのよ!この変態!」


冬馬「お、お前らが…ふざけるから…あとやめろ…!そこはマジでやめろ!」


伊織「やめろと言われてやめる人なんていないわよ!えい!」ツツー…!


冬馬「ひっ!」ビクン!


伊織「ちょっと何よ!目元が潤ってきてるわよ!泣きそうなの?」


冬馬「な、泣いてなんか…///」グスン…


伊織(こ、こいつ…こんな可愛い顔もするのね…なんか危ないことしてるみたい)

冬馬「や、やめ…///」グスン…


伊織「ふん!やめるわけないでしょ!これでも食らいなさいよ!」グリグリ!


冬馬「ぐっ!」


真美「おお、いおりんの足踏みぐりぐり攻撃だ!」


亜美「いおりんノリノリだね~」


冬馬「や、やめ………!」


伊織「やめてほしかったら、ちゃんと私たちにお菓子を渡し…」


ドックン!


伊織「…え?」

冬馬「っ………………………!!!」


亜美「あれ?何この臭い」


真美「プールでたまにする臭いだね」


伊織「アンタ…まさか…!」


冬馬「…!」


ガバッ!


伊織「きゃあ!」


冬馬「っ…!」ダッ!


亜美「うわっ!びっくりした!」


真美「あまとういきなりどうしちゃったの!?」


伊織「や…やりすぎちゃったみたいね……」


亜美「どうしたのいおりん、顔真っ青だよ?」


真美「具合でも悪いの?」


伊織「な、なんでもないわよ!さ、帰りましょ!」


亜美真美「うん……?」


伊織(今日のことは、忘れましょ…、うん、そうしましょ)

冬馬「はぁ…はぁ……」ダッ!


冬馬(やっちまった…!イッちまった…!俺が…あんなことで…!)


冬馬「はぁ…はぁ……」ダッ!


冬馬(吹きかけられて…くすぐられて…踏まれて…あんな女子たちに…俺は…!)


ピタッ


冬馬「はぁ…はぁ……」


冬馬「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」


伊織『これでも食らいなさいよ!』グリグリ!


冬馬「はは…///」




北斗「さて、第二回戦のハロウィンに行くとしようか」


翔太「お姉さんたち喜んでくれるかな?」


冬馬「…」ガチャ


翔太「あれ?冬馬君、お菓子もっていかないの?」


冬馬「ああ、まあな」


北斗「それじゃあエンジェルちゃんきっとがっかりするよ、俺たちからお菓子もらえるの期待しているだろうに」


翔太「あ!ひょっとしていたずら狙いとか?」


冬馬「まあな、菓子より身体を張ったほうがファンも喜ぶだろ?」


北斗「なるほど、だけど冬馬がそれをやるなんて意外だな」


翔太「なんでもいいけどあんまりやりすぎないようにしてよね?男の人が女性アイドルにいたずらという名の犯罪行為をする人もいるし、逆もいるかもよ」


北斗「こら翔太、それは不謹慎だぞ、ネタにするものじゃないよ」


翔太「あ、そうだね。ごめん」

冬馬「それじゃあ、行ってくるぜ」


北斗「引き留めて悪かったね、いってらっしゃい」


翔太「頑張っていたずらされにきてね~♪」


冬馬「ああ、わかってる」


ジワッ…


冬馬「いたずら、されまくってやるぜ///」


終わり

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