穂乃果「お願いがあります」

にこ「お願い？何よ？」

凛「それは…」

にこ「それは？」

希「弟子にして下さい」

穂乃果「お願いします」

にこ「弟子？何よそれ？」

凛「お願いします、師匠！」

にこ「師匠………なかなかいい響きね」

希「そうやろ？」

にこ「で？にこから何を教わりたいのよ？アイドル道？」

希「お笑い！」

凛「ツッコミとリアクション」

にこ「は？」

穂乃果「え？」

にこ「お笑い？」

希「うん。お笑い」

凛「にこちゃんのツッコミとかリアクションを伝授して欲しいにゃ」

穂乃果「え？え？」

にこ「いや…身に覚えがないんだけど」

希「またまた～。μ’sのお笑い担当なのに」

にこ「担当した覚えがないんだけど。それと穂乃果は何なの？」

穂乃果「いや、穂乃果も聞いてないんだけど」

にこ「じゃあ、どう言うつもりで来たのよ」

穂乃果「………さあ？」

希「まあ、穂乃果ちゃんは置いといて」

穂乃果「え？置いとくの？」

凛「お願いします。弟子にして下さい」

にこ「いや…だから…」

希「もしかして…弟子はとってないとか？」

にこ「弟子も何もお笑いなんかやってないって言ってるでしょ？」

凛「でも、いつも一発ギャグやってるにゃ」

穂乃果「あ～確かに」

にこ「やった事ないわよ」

希「またまた～いつもやってるじゃないですか～」

にこ「いや、本当に知らないんですけど」

凛「え～あの自己紹介ギャグですよ～」

にこ「自己紹介ギャグ？もしかして…にっこにっこに～あなたのハートににこにこに～」

希「あ～それです。そのギャグって保険適用するんですか？」

穂乃果「なるほど！流石です！」

凛「夏の必需品ですね」

にこ「あのねぇ…」

凛「はい、師匠！」

希「メモや。メモの用意や」

穂乃果「ご指導ご鞭…たち？…ごべん…ごべ……お願いします」

にこ「ギャグじゃないのよ。わかる？アイドルの自己紹介なの。事故ってないから保険は使う必要ないしにこは人間クーラーじゃないから」

希「いや～保険はかけといた方が良いと思うけど…」

凛「師匠と真姫ちゃんは冷房暖房コンビだと思ってたにゃ」