武内P「え、あっ……渋谷さん?」 渋谷凛「なに?」 (25)

モバマスで、渋谷凛の武内Pに対する親愛度が
針を振り切った設定のSSです。更新頻度はご了承下さい。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1508382312

ドア、ガチャ

武内P「今、戻って来たのですが。」

凛「そうなんだ、お疲れさま。」

武内P「はい、その……渋谷さんが」

武内P「手にされている、それは…?」

凛「私の家で使ってるアロマスプレー。」

武内P「そう、ですか……」

武内P「では、私の机上に置かれた」

凛「アロマディフューザー。」

武内P「……」

武内P「窓際」

凛「リードディフューザー。」

武内P「……はい。」

凛「いい香りでしょ。」

武内P「ええ、悪くないと思います。」

武内P「ただ……しぶ」

凛「私の好きな匂いなんだ。」

武内P「……」

凛「あのさ、プロデューサー。」

武内P「?」

凛「でも、一番はプロデューサーだから。」

武内P「」

凛「嬉しい?」

武内P「……、……」

武内P「渋谷さんが好まれる匂いは分かりました。」

武内P「仕事に差し支えなければ」

武内P「このままで、構いません。」

凛「ふーん……そう。」ニマァ

武内P「……この、アロマは」

武内P「以前まで使われてましたか?」

凛「そうだね。最近」

凛「志希に、少しだけ教わったの。」

武内P「(この元凶は、志希さん……)」

武内P「(と、呼ばれる方ですか)」フゥ

凛「……!」

凛「ねぇ。」

武内P「は、はい?」

凛「今、志希のこと名前で考えてなかった?」

武内P「……」

武内P「名字を存じ上げなかったもので。」

凛「私。」

武内P「?」

凛「……私は?」

武内P「! ……渋谷さ」

凛「そうじゃないでしょ?」

武内P「渋谷……凛さんですね。」

凛「もう一回、名前で言ってくれない?」

武内P「……その」サスサス

武内P「り、凛……さん。」

凛「ふ、ふーん……いいね。」

凛「……うん、プロデューサーなら」

凛「いつでも、いいよ。」

武内P「……これ以上は」

凛「そう? ……それじゃ」

凛「次は、いつでも呼べるように」

凛「特訓。出来るまで付き合うよ。」

武内P「えっ」

凛「ふふっ……二人、でね。」

武内P「それは……」

凛「……あっ、ごめん。この後」

凛「私、卯キチ達とレッスン、約束してるから」

凛「またね。」

武内P「はい、頑張って下さい……」

武内P「……」サスサス

――ガチャ、バタンッ

卯キチて

番外編

志希「~♪」トコトコ

武内P「! ……」

武内P「(あの白衣をまとった少女)」

武内P「(間違いない、一ノ瀬さんでしょう)」

武内P「……」スタスタ

志希「……?」スンスン

武内P「あのっ……」

志希「!! キ、キミ……」クルッ

武内P「はい?」

志希「にゃはぁ……」

志希「いいねぇ~ゾクゾクするよぉ。」

武内P「えっ……(まずは挨拶を)」

武内P「わ、私、こういう者です。」スッ

志希「なになに~? かんゆ~?」ジー

武内P「あっ、いえ。」

武内P「少々、お伺いしたいことが……」

武内P「その……一ノ瀬さん、ですか?」

志希「そうだよ~! なに訳アリ? 訳アリ?」

武内P「……実は、私が担当している」

武内P「渋谷凛という、アイドルのことで」

志希「! ああ~、キミが凛ちゃんの……」

志希「そっか、そっか。」

武内P「? それで、その……失礼ですが」

武内P「一ノ瀬さんの影響が、強く表れて」

志希「ナニ、大丈夫っ! そろそろだと思ったよ。」

武内P「なにがですか?」

志希「はいこれ、志希ちゃん特製のアロマ~!」ジャーン

武内P「ははぁ……」サスサス

志希「……う~ん。」

志希「ね、あたしちょうど退屈してて」

志希「キミは、誘発剤、そう。キッカケね!」

武内P「は、はい?」

志希「キミのところでぇ、働くことに決めた~!」

武内P「!?」

志希「うん。今、本能で決めたよ!」

武内P「」ポカーン

武内P「(なにが、どう……なぜ、こう……)」

武内P「(どこで、間違ったのでしょうか)」フゥ

番外編終了

今日は、ここまでです。続きは、また書き込みます。
読んでいただき、ありがとうございます。

>>11さん、卯キチ達じゃありませんね……
すみません!正しくは、卯月達です。失礼しました。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom