長富蓮実「みんなで名曲を歌いましょう!」 (11)

アイドルマスター・シンデレラガールズのノスタルジー担当、長富蓮実さんとお喋りします。ただ、それだけです。
少し口調とかが違っているかも知れませんが、適当に脳内補正していただければ幸いです。

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蓮実「出会いは~♪スローモーション~♪♪」
P「お、明菜さんか。」
蓮実「素敵ですよね~。あの細い体にしなやかなダンス、歌、ちょっぴり天然なトーク、まさにトップアイドル!」
P「またCD出してるしな。今後の活躍が楽しみだよ。」
蓮実「それでですね、昔のアイドルって、凄く個性的で素晴らしい曲が多いじゃないですか。みんなにもそれを知って欲しくて、もし、この曲をカバーするなら、このアイドルってのを考えてみました。」
P「それはまた面白そうだな。今後の参考にもなりそうだ。教えてくれ。」
蓮実「まずは、私達アイドルの神様的存在、山口百恵さんの曲からいきます。」
P「また随分とさかのぼったな~(越後吹雪とか美空ひばりとか言い出さなくてよかった)。」
蓮実「当然です!彼女抜きにしてアイドルを語ることはできません!」
P「まぁ、そうだな。百恵さんとなると、やっぱり『秋桜』か。」
蓮実「はい。結婚前日の女性の心境を歌った名曲です。明菜さんを含め、多くの方がカバーしていますが、私達の中からこれをカバーして似合うのは・・・やっぱり肇さんだと思います。」
P「あぁ。なんとなくわかる。『縁側でアルバムを~』とか、『母』呼びとか、少し田舎の、割と躾の厳しい家の女性って感じがあるしな。」
蓮実「あの、『ありがとうの言葉をかみしめながら』なんて、セリフ、肇さんにぴったりですよね。」
P「うんうん。で、次は?」
蓮実「次は『愛染橋』で、これはやっぱり・・・」
P・蓮実「紗枝(さん)!」
P「だよな~。『うちは淋しい女やからね~』『うちは愚かな~』の部分がこの曲の要だもんな。」
蓮実「はい。この部分で、どれだけキュンとさせられるかが、分かれ目ですよね。」
P「百恵さんの名曲だと、『ロックンロール・ウィドウ』とか、『いい日旅立ち』とかもあるな。」
蓮実「『ロックンロール・ウィドウ』はやっぱり夏樹さんじゃないでしょうか。」
P「いっそ炎陣でってのも有りだな。」
蓮実「あ、それ聞きたい!」
P「『いい日旅立ち』は・・・誰だろう?」
蓮実「周子さんなんてどうですか?」
P「なるほど。ミステリアスさの中に哀愁と孤独を織り交ぜて、か。」
蓮実「周子さんなら、また違った曲の魅力を出せると思うんですよね。百恵さんの曲だと、他にもプレイバックpart2、曼珠沙華、横須賀ストーリーと、沢山ありますが、限がないのでここまでにしましょう。」
P「改めて見てみると、凄い数の名曲だな。」
蓮実「それに加えて、『伊豆の踊子』での演技ですからね。同世代じゃなくて本当に良かったと思いますよ。」

P「本当だな。で、次は?」
蓮実「アイドル黄金時代の女王、明菜さんの曲でいきます。」
P「待ってました!」
蓮実「プロデューサーさん、もしかして明菜さんファンですか?」
P「おう!俺の初恋の人だ!」
蓮実「・・・まぁ、いいですよ。で、明菜さんの曲で『TATOO』。これは奏さんかな?と。」
P「やっぱり、あのクールさは奏向きだよな~。」
蓮実「奏さんは『飾りじゃないのよ涙は』とかも似合いそうですよね。」
P「ジャズっぽいアレンジの方な。」
蓮実「そうそう!」
P「っつーか、奏は明菜さんの曲なら大概似合いそうだがな。」
蓮実「でも、『十戒』はむしろ、凛さんの方が似合うと思うんですよ。」
P「あぁ、衣装も似てるしな。」
P・蓮実「『ハッパ~かけたげ~る~♪(エルボー!)』(笑)」
P「あの頃はまだ、明菜さんもふっくらしてたな~。」
蓮実「映像でしか見たことないですが、『可愛らしい』って感じでしたね。」
P「そうそう。ちょっと無理してツッパってる感じ。って、次!」
蓮実「はいはい。明菜さんのバラードの名曲中の名曲、『難破船』。」
P「この曲は難しいぞ。演技力が必要だからな。」
蓮実「ですから泰葉さんなんていかがでしょう?」
P「なるほど。加蓮も行けそうだよな。」
蓮実「加蓮さんには、あえて、『ミ・アモーレ』で。」
P「体力、大丈夫かな~。」
蓮実「そこは信じましょうよ。過保護通り越して、失礼ですよ。」
P「これは手厳しい。泰葉だと、「オフェリア」とか、「二人静」とかも聞いてみたいな。」
蓮実「闇属性の強い曲多いですね・・・。」
P「それだけ彼女の演技には期待してるってことさ。で、凛が出たから、他のニュージェネも聞いてみたいんだが。」
蓮実「卯月さんは『スローモーション』なんて合うんじゃないかと。」
P「王道だな。藍子がやったらネタにしかならないけど。」
蓮実「それに、卯月さんとシェパード、割と似合うと思いません?」
P「あぁ、本人が飼っているんじゃなくて、公園とかで会ってじゃれ合う感じ。」
蓮実「そうそう。で、連れているのは爽やかな男性。」
P・蓮実「出会いは~♪」
蓮実「卯月さんは、斉藤由貴なんかも似合うとは思うんですが、なんか普通すぎちゃってイマイチぱっとしなかったんですよね。だけど「スローモーション」なら・・・」
P「はい、次、次(笑)」

蓮実「未央さんは、明菜さんの曲ではなくて『はぐれそうな天使』とかが合うと思うんです。」
P「理由は?」
蓮実「友達と恋バナをして、からかわれて、『そんなことないよ~』と笑い飛ばそうとしたのに、ふと涙が出そうになったりとか、似合いそうじゃありませんか?」
P「目に浮かぶわ~(笑)」
蓮実「でしょ~。」
P「他のアイドルだと、どんなのがあるんだ?」
蓮実「美嘉さんだと、『六本木純情派』ですかね?」
P「見かけ~倒しで~ごめんね~♪」
蓮実「そこじゃなくて!まぁ、そこもなんですけど、あの曲って、あの時代のギャルの歌じゃないですか。そこはやっぱり、カリスマギャルである美嘉さんに、と。」
P「ギャルだけどウブ。そう言いたいんだろ?」
蓮実「そうです。もう!」
P「(笑)ごめんごめん。で、続けてくれ。」
蓮実「さっき、斉藤由貴さんが出たので、『悲しみにこんにちは』を関さんに。」
P「う~ん。有りかな?」
蓮実「笑顔になろうと頑張っている感じとか、関さんならいい感じに出してくれそうだと思いませんか?」
P「うん。確かに有りだな。」
蓮実「で、アイドルから離れるんですけど、茜さんには・・・」
P・蓮実「『世界で一番暑い夏』!!」
蓮実「やっぱりこの曲かと。」
P「真夏の太陽そのまんまだもんな~。」
蓮実「藍子さんには『海辺の避暑地に』とか。」
P「いいね~。ただ、あの曲は元々シャンソンだぞ。」
蓮実「だからカフェとか、レストランみたいな雰囲気があるんですね。」
P「そういう点も藍子に合いそうな理由の一つだよな。昭和の歌の背景にはシャンソンとか民謡がある曲が多いからな。その流れだと、『枯葉』なんかも歌わせたいかも。」
蓮実「そこまでさかのぼると、際限なくなりますので、ストップです。聞いてみたいけど。あと飛鳥さんには尾崎豊のLOVE WAYなんか合いそうですよね。」
P「お前さん、そっちもいけるのか。(っつーか、この子、どこまでさかのぼれるんだ?)」
蓮実「えっへん!」
P「『共同条理の原理の嘘』とか、飛鳥が喜びそうな歌詞だもんな~。」
蓮実「曲調もなんとなく、飛鳥さんっぽいですよね。あとは・・・夕美さんで、『オリビアを聴きながら』。アーニャさんで『異邦人』。」
P「どちらも納得だな。特にアーニャで異邦人は王道だろう。ロシア民謡の影響が強い曲だし。夕美のオリビア~はやっぱり『カトレア』か?」
蓮実「それもありますけど、あの曲って失恋歌なのにサラッとしていて、表に出さない激しさがあるじゃないですか。そういうところが、夕美さんっぽいな、って。」
P「あぁ。確かにな。ところで、お前さんが歌ってみたい曲ってなんだ?」

蓮実「私は・・・やっぱり松田聖子さんの「赤いスイートピー」かな?」
P「理由は?」
蓮実「あの時代を代表するアイドル・ソングですし。それを今のアイドルで、古き良きものの伝道師である私が歌ってみたいんです。」
P「王道ソングだけに、自分のものにするとなると難しいぞ、あの曲は。」
蓮実「それこそ、カバーの醍醐味じゃないですか。他にも、「風立ちぬ」も歌ってみたいです!」
P「『いざ生きめやも』、か・・・。」
蓮実「???」
P「堀辰雄の『風立ちぬ』は読んだか?」
蓮実「いえ、まだ読んだことはないです。」
P「そうか。あの曲は、作詞者の松本隆さんが26歳という若さで急逝された妹さんにあてて書かれたものなんだよ。
そして、そのことと、堀辰雄の小説『風立ちぬ』を重ね合わせて書かれたんだ。生まれつき心臓が弱くて、3か月しか生きられないと言われていたらしい。」
蓮実「そんな背景が・・・」
P「うん。そして、そんな妹さんをずっと看てきたから、それ以前の歌謡曲で書かれる女性像に対して、『女性はそんなにヤワじゃない。もっと強くてしたたかだ』っていう気持ちがずっとあったらしいよ。」
蓮実「それが形になったのが、『風立ちぬ』なんですね。」
P「他にも、松本隆さんが作詞した曲だと、『Sweet Memories』とか、『木綿のハンカチーフ』などなど、数えきれないほどの名作が並ぶよ。」
蓮実「確かにどの曲も前向きですね。過去を懐かしんだり、恋人が変わってしまったことを悲しんだりはしているけれど、そこに固執していないというか・・・。」
P「昔の曲をカバーする際に気をつけないといけないのは、やはりオリジナルや、その時代に対するリスペクトと、しっかりとした解釈、そこに現代的な音作りというスパイスだよな。いくら失恋歌でも、前向きな曲に情念込めちゃあ、いけないよな。」
蓮実「そうですね。曲の背景とか、もっともっと知りたくなりました!」
P「今度、『名曲・名作の故郷を訪ねる旅』ってのを文香と組んで考えてみるかな?文香だったら詞の解釈とかも面白いのが沢山出てきそうだし。それを検証する旅、なんて良いかも。可能なら、作詞家さんや作曲者さんに会ってみるのも面白いね。」
蓮実「やったーーーー!!是非是非!!」
P「他には?他には??」
蓮実「え~っと、他にはですね~。」

ちひろ「Pさん、アイデアを仕入れるのも結構ですが、ね。」
P「やべ!仕事忘れてた!蓮実、また後で。」
蓮実「はい。」

以上です。蓮実と70~80年代ソングで盛り上がりたい・・・彼女は意外と、あの時代の邦楽限定なら夏樹と対等に話せるくらいにロックも詳しい気がします。

ありがとうございました。

30~40年代のJ-POPが好きな人としては、80年代ですらにゅーじぇねれーしょんだからなぁ

加蓮「♪~希望かがやくしののめの、富士よ誓うてやまとだま~」

「こんな感じかな?」


奈緒「そうそうそんなんだな(何で日映の主題歌なんだ?)」

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