【艦これ】提督「鎮守府・愛のエプロン」加古「その5!」【安価・コンマ】 (591)

こちらの続きになります。

【艦これ】提督「鎮守府・愛のエプロン」古鷹「その4ですね」【安価・コンマ】
【艦これ】提督「鎮守府・愛のエプロン」古鷹「その4ですね」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1504770544/)


注意事項

・本作品には元ネタがあります。ここが違うや元ネタでは大丈夫だった等、作者の記憶違いもあるかもしれません。
・料理は事前にクッ○パッド等を見て材料安価を決めています。また作者が作った事のある材料でも決めています。
・作る際の手順、材料等の間違いがあるかもしれません。

以上の事が我慢出来ない、無理だと思う方はブラウザバックをお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507294434

腕前表ver3.0

コンマ01~10【WARNING!!】テイスティングタイムの基本補正-10
※調理ミス大または極大の場合、テイスティングタイム時に00に限らずゾロ目が出れば珍味判定

コンマ11~30【微妙。味は美味くもなく、不味くもなく……】テイスティングタイムの基本補正-5
※食材選択もしくは調理時のコンマ数値を+10もしくは-10(発動するかどうかの判定有り&一度だけ)。

コンマ31~60【普通。人並み程度には出来る】テイスティングタイムの基本補正±0
※食材選択もしくは調理時に高コンマミスをした場合、どれかを再判定出来る……かもしれない(一度だけ)。

コンマ61~90【上手い。おかわり余裕です】テイスティングタイムの基本補正+5
※食材選択もしくは調理時に高コンマミスをした場合、どれかを再判定出来る(一度だけ)。

コンマ91~00【プロ並。新たなメシウマ勢の誕生か】テイスティングタイムの基本補正+10
※食材選択もしくは調理時に高コンマミスをした場合、どれかを確実に最良に出来る(一度だけ)。


どの腕前でも調理時にゾロ目を出した場合、ファインプレイ(二度揚げ等)でテイスティングタイムの基本補正+5

艦娘の食材選択または調理の際の選択肢によるテイスティングタイムの補正値 ver1.1


二択の場合 腕前が【プロ並】

低コンマ:very good +10
高コンマ:very bad -10


四択の場合 腕前が【微妙、普通、上手い】

低コンマ:very good +10
中コンマ:good +5
準高コンマ:bad -5
高コンマ:very bad -10


五択の場合 腕前が【WARNING!!】

低コンマ:very good+10
準低コンマ:good +5
中コンマ:bad -5
準高コンマ:very bad -10
高コンマ:HELL -20


調理ミス無:0以上 ~ -5
調理ミス小:-6 ~ -10
調理ミス中:-11 ~ -20
調理ミス大:-21 ~ -30
調理ミス極大:-31以上

第一回 スタミナ丼
参加者 神風、初霜、瑞鶴

第二回 クリームシチュー
参加者 飛龍、五十鈴、磯風

第三回 肉じゃが
参加者 如月、川内、ポーラ

第四回 鳥の唐揚げ
参加者 皐月、しおい、霧島

第五回 海鮮丼
参加者 龍田、占守、足柄

第六回 ハンバーグ
参加者 萩風、龍驤、比叡

第七回 麻婆豆腐
参加者 陽炎、日向、北上

第八回 ウナギのひつまぶし
参加者 大和、大鳳、金剛

第九回 デザート
参加者 ビスマルク、初月、山風

第十回(特番)
参加者 初霜、飛龍、五十鈴、磯風、川内、しおい、比叡

第十一回 太巻き&いなり寿司
参加者 大鷹、ザラ、吹雪、時雨

第十二回 マカロニグラタン
参加者 古鷹、那智、曙

第十三回 うどん ←今ここ
参加者 名取、隼鷹、朧

これまでの成績表

特エプ:神風、如月、ポーラ、皐月、大和、大鳳、飛龍、しおい、ザラ、曙

上エプ:龍田、足柄、萩風、日向、山風、初霜、大鷹

中エプ:瑞鶴、霧島、占守、龍驤、金剛、初月、川内、吹雪、時雨、古鷹

下エプ:陽炎、五十鈴、比叡、那智

ランク外:ビスマルク

ランク外(スタジオ外):北上

初代最凶女王:磯風

名取「みんなで作ったおうどん、提督には美味しく食べてもらいたい……」

名取「頑張らなきゃ!」

提督『普段大人しい名取がやる気を出している様子は新鮮だな』

衣笠『はてさて、何でこんなにやる気なのかなぁ?』

提督『ナンデダローナー(棒)』

名取「太さも丁度良い具合に切ることが出来たし、これを使って何を作ろうかな」


どんなうどんを作るか…… ↓安価

1【秋ならではの月見うどん】

2【身体ポカポカのカレーうどん】

3【サクサク天ぷらうどん】

3【サクサク天ぷらうどん】

名取「事前準備のおかげで時間には余裕があるし、天ぷらを作ってみようかな」

名取「天ぷらうどんなら、提督も喜んでくれる筈!」

提督『名取の作る物なら何でも良いんだけどなぁ』

衣笠『全くもう。その台詞は何人の娘に言ってるのかしら?』

提督『の、ノーコメントで……』

名取「揚げるのはエビと、青じそが身体に良いかな? あっ、海苔も良いかも」

名取「揚げ物じゃないけど、おうどんにはよく入ってるカマボコも選んで……」

アゲルジュンビチュウ…

名取「エビの下準備も出来ました。それでは揚げていきます!」


天ぷらの完成度 ↓コンマ

1~80 完璧

81~00 揚げ過ぎ

コンマ14 完璧 very good

名取「はい。出来ました」

名取「ちょっと不安でしたが、上手くいって良かったです」

名取「これなら提督と衣笠さんにも美味しく食べて頂けると思います」

衣笠『良い娘すぎる……』グスッ

提督『泣くの早いよ。料理食べてからでも遅くないぞ』

名取「次は重要なお汁ですね」

名取「醤油やみりんでも出来ますが、今回は昆布と鰹の削り節でやってみます」

名取「手打ちですから、お汁もちょっとだけ凝ってみたいですね」


お汁の完成度 ↓コンマ

1~80 完璧

81~00 形容し難い味

コンマ32 完璧 very good

名取「お出汁も上手く取れました」

名取「これに醤油とみりんを加えて……完成です」

提督『名取のはあれだな、安心してのほほんと見てられる』

衣笠『後はうどんを茹でるだけね』

名取「仕上げに掛かりますね。おうどんを茹でていきます」

名取「茹でるのは一見簡単そうですが、美味しく茹でるのは難しいんです」

名取「手打ちだと尚更ですね。切れないよう気をつけないと……」


うどんの茹で具合(事前準備で完璧のため、数値補正) ↓コンマ

1~90 完璧

91~00 切れまくり……

コンマ33 完璧 very good
※ゾロ目のため、ファインプレイで補正+5のボーナス!

名取「…………」

提督『名取のあんな真剣な表情初めて見たかもしれん』

衣笠『集中してるわね。うどんが千切れないように』

提督『料理に真剣に打ち込む娘の姿もまた可愛いな』

衣笠『そんなこと言ってると、また張り切る娘が出ちゃうんだけど……』

名取「……はっ! す、すみません! 私、ずっと黙ったままで……」アワアワ

名取「えっ? 特に問題無しですか?」

名取「あ、ありがとうございます。失敗したくないですから集中しちゃって……」

名取「あっ、そろそろ茹で上がりますね。出来は……」

カクニンチュウ……

名取「やりました! 千切れないで茹でることが出来ました!」

名取「後はお汁と天ぷらを乗せて、天ぷらうどんの完成です!」

名取「自信、あります!」

提督『これはもう安心だろう。食べるのが楽しみだな』

衣笠『さて次は隼鷹か。何だろう、ちょっと嫌な予感が……』

今回はここまでです。お待たせしてすみませんでした。

また仕事先でゴタゴタがありまして、更新が遅くなりそうです。
何とか早くしたいのですが……。

ありがとうございました。また次回お願い致します。

特エプ点数表
神風(96)、如月(80)、ポーラ(95)、皐月(105)、大和(94)、大鳳(151)、飛龍(14→74)、しおい(-18→76)、ザラ(143)、曙(153)

乙、マイペースでええんやで?
>>1が前に言ってた「 提督率いるボーイッシュ艦娘軍 」ってのは>>1がある程度艦娘を選出してから安価で決める感じ?それとも全部>>1の方で決めるのかな?

お久しぶりです。ただ今腰痛、鼻かぜ、中耳炎の三重苦を味わってます。

体調が万全になるまでもう暫くお待ちを。

飲む薬が十個以上ある…(白目)

気長にお待ちを…。
勤め先がデスマーチで修羅場でワロエナイ…

もう忘れられているかもしれませんが……これから少しずつ復活します。

見て下さっている方々、少しばかりお付き合い下さい。

隼鷹「うどんは問題無く出来たし、後も大丈夫だとは思うけどねえ」

隼鷹「何うどんを作ろうかな? 提督の好きな奴ってなんだったっけ?」

提督『俺基準で考えなくてもいいんだがな』

衣笠『またまたぁ、嬉しいくせに』

提督『…………否定はしない』

隼鷹「ん~と……」


どんなうどんを作るか…… ↓安価

1【秋ならではの月見うどん】

2【身体ポカポカのカレーうどん】

3【サクサク天ぷらうどん】

1【秋ならではの月見うどん】

隼鷹「う~ん、お手軽な奴で良いか。卵を乗っける月見うどんにしよう」

隼鷹「ホントは番組も無茶苦茶してくれた方が美味しいんだろうけど」

隼鷹「まっ、楽して作りたいあたしの気持ちを汲んでおくれよ」

衣笠『無茶とかしなくていいから!! 自分の実力に合った物を作ってお願い!』

提督『この必死さである』

隼鷹「卵は何にしよっかな~。普通のでも良いんだけどねえ」


隼鷹のチョイス(腕前により、数値変動) ↓コンマ

1~5 烏骨鶏の卵

6~10 普通の卵

11~20 うずらの卵

21~80 ダチョウの卵

81~00 ワ級の運んでいた補給物資の中にあった卵、のような物(黒色)

コンマ22 ダチョウの卵 very bad


隼鷹「やっぱ普通じゃつまらないよなぁ! ってわけでこれ!」

ダチョウの卵『…………』ドン!

衣笠『』

提督『おい馬鹿やめろ』

隼鷹「満月をイメージして大きいのにしてみるよ。大きい卵は美味しいよきっと」

提督『第一回……初霜……うっ、頭が……』

隼鷹「やっぱ普通に割れないなぁ。えっ? これ(ハンマー)使って良いの? サンキュー」

カーンカーンカーン!

隼鷹「うひょー! だいぶ濃そうだけど、美味しそうだねこれは」

衣笠『』

提督『しっかりしろ衣笠。量を調節すればまだワンチャンある』

隼鷹「さってと、次は汁か。これもパパッとやっちゃおうかね」

隼鷹「色々と美味しくする方法はあるみたいだけど、まあ簡単で良いよね」

提督『とことん楽する気かコイツは』


お汁の完成度 ↓コンマ

1~5 完璧

6~10 普通

11~20 薄味

21~80 濃い味

81~00 形容し難い味

もうだめだぁ……おしまいだぁ……

少しだけですが、コンマが決まりましたので今日はここまで。トドメは>>90さんがやってくれました。
これから少しずつ更新します。間がちょくちょく空いたりしますが、ご容赦下さい。

では、また次回。ありがとうございました。

久々の更新でやったー!と思ったら速攻で衣笠さんカミーユまっしぐらでやだー!

あ、一応ダチョウにはゾロ目ボーナス付かんのかね?

あれ?卵んときのコンマゾロ目だけど隼鷹さんスキルなかったんだっけ?

>>102 >>105 食材選択なので、ゾロ目ボーナスは無いですね。

少し更新し、最後にお報せがあります。

コンマ93 形容し難い味 HELL


隼鷹「お手軽に醤油とみりんでちょいちょいと」

隼鷹「でもこれで終わっちゃあ、あたしらしくないよねえ」

隼鷹「と言うわけでジャーン! 日本酒!」

衣笠『えっ』

提督『まさか……』

隼鷹「ふふ~ん、加える前に先ずは一口」ゴクゴク

隼鷹「かあー! やっぱ美味しいねえ! 日本酒最高!」

隼鷹「……もう一杯だけ。うへへへ」

提督『これもう放送事故だろ』

ノンベエ、ボウソウチュウ…

隼鷹「うへへ~、じゃあ加えていきますか~」← 酔っている

隼鷹「ほれほれ~」ドボドボ

衣笠『』

提督『』ミザルジョウタイ

隼鷹「そんで~、最後にはうどんを茹でて完成~」

隼鷹「うへへ、だいじょぶだいじょぶ。火ぐらい扱えるから~」


うどんの茹で具合(事前準備で完璧のため、数値補正) ↓コンマ

1~25 完璧

26~45 普通

46~65 固め

66~90 柔らかめ

91~00 切れまくり

コンマ28 普通 good


隼鷹「ん~、これぐらいかな~?」

隼鷹「うどんとお汁を入れて、後は卵だねえ」

提督『量を間違えんなよ、間違えんなよ!』

隼鷹「いよっと……!」


入れるダチョウの卵の量 ↓コンマ


1~5 適量

6~10 まだ許容範囲内

11~20 少なめ

21~80 大量

81~00 全部

コンマ5 適量 very good


隼鷹「ほい、これぐらいで良いでしょ」

提督『奇跡!』

衣笠『ッ!!』ハッ

隼鷹「んふふふ~、隼鷹さんはお酒が入ると本気出せるんだよねえ」

隼鷹「ってなわけで完成~。隼鷹さん特製の月見うどんさ~」

提督『月見って感じじゃないが、これは食べれる、か?』

衣笠『お願いだから奇跡起きて……!』

提督『さて、最後は朧か。あの娘ならまあ大丈夫だろう』

今日はここまでです。

お報せですが、第十三回を持ちまして……






腕前表を完全リニューアルします!
元ネタもリニューアルいっぱいしましたし、ご容赦を。

第十四回から以下のようにする予定です。


腕前表ver4.0

コンマ01~10【WARNING!!】テイスティングタイムの基本補正-10
※調理ミス大または極大の場合、テイスティングタイム時に00に限らずゾロ目が出れば珍味判定

コンマ11~30【微妙。味は美味くもなく、不味くもなく……】テイスティングタイムの基本補正-5

コンマ31~60【普通。人並み程度には出来る】テイスティングタイムの基本補正±0

コンマ61~90【上手い。おかわり余裕です】テイスティングタイムの基本補正+5

コンマ91~00【プロ並。新たなメシウマ勢の誕生か】テイスティングタイムの基本補正+20


どの腕前でも調理時にゾロ目を出した場合、ファインプレイ(二度揚げ等)でテイスティングタイムの基本補正+5

今までを読み返してテンポが悪くなってきたかな?と感じたのと、
コンマのハラハラドキドキが足りないと思ったので変更しました。

正直プロ並みは補正とスキル両方で安全過ぎるかな?とも思いましたので。
しおいのようになればぶっちゃけ美味しい、ですよね?

長々と失礼しました。これからも宜しくお願いします。

朧「曙は凄いなぁ。ここであんな美味しそうな物を作るんだから」

朧「緊張しないよう深呼吸して……ふう。よし! 頑張ろう」

提督『頑張れ~と応援したくなる光景だ』

衣笠『微笑ましいわよね』

朧「提督には美味しく食べてもらいたいけど……どんなうどんが良いんだろう」


どんなうどんを作るか…… ↓安価

1【秋ならではの月見うどん】

2【身体ポカポカのカレーうどん】

3【サクサク天ぷらうどん】

3【サクサク天ぷらうどん】

朧「天ぷらうどんにしてみようかな。提督、揚げ物好きって言ってたし」

朧「一般的にはエビだけど、朧の場合は……カニにしてみようかな」

朧「あっ、朧のカニさんは使いませんよ! 誤解しないで下さいね!」

提督『カニの天ぷらかぁ。名取はエビだったけど、これも美味しそうだ』

衣笠『天ぷらとは言え、カニなんて久しぶりに食べるわ』

アゲルジュンビチュウ…

朧「準備、出来ました。それでは揚げていきます」


天ぷらの完成度 ↓コンマ

1~30 完璧

31~60 普通

61~90 温度強め

91~00 揚げ過ぎ

>>142 腕前スキル発動可
※食材選択もしくは調理時に高コンマミスをした場合、どれかを再判定出来る……かもしれない(一度だけ)。

発動するか否か 安価↓

コンマ89 温度強め bad


朧「油の温度はこれぐらい、かな?」

朧「強めにしてしっかり揚げておいた方が良いよね。生モノは怖いし」

提督『う~ん、見た感じ火は強めか? しっかり揚げておくってのは正しいが』

衣笠『焦がさなければいいけど、大丈夫かしら』

ジュージュージュー

朧「うっ……ちょっと焦げちゃったかも。温度が強すぎたかな?」

提督『あ~、まあ許容範囲だろうなこれぐらいは』

朧「でも真っ黒コゲよりかはいいわよね。次のお汁で挽回しよう」

朧「材料を揃えて……っと」


お汁の完成度 ↓コンマ

1~30 完璧

31~60 普通

61~90 薄味

91~00 形容し難い味

てい

>>147 腕前スキル発動可
※食材選択もしくは調理時に高コンマミスをした場合、どれかを再判定出来る……かもしれない(一度だけ)。

発動するか否か 安価↓

腕前スキル発動!!
※食材選択もしくは調理時に高コンマミスをした場合、どれかを再判定出来る……かもしれない(一度だけ)。

朧『これじゃちょっと薄味かな?』

朧『天ぷらでやっちゃったし、もう失敗したくないなぁ』

朧『今ならまだ時間があるし、初めから作り直せるけど……』


作り直すか否か… ↓コンマ

1~50 もう失敗は嫌! 作り直す!
51~00 いや、自分の勘を信じてこのまま作る!

コンマ83 いや、自分の勘を信じてこのまま作る!


朧『ううん、これが正解だって事もありえるし』

朧『自分で最初に作った物を信じなきゃ! このままいこう』


コンマ71 薄味 bad


朧「よし。お汁も完成しました」

朧「後は朧とみんなで作ったうどんを茹でるだけですね」

朧「これが最後。キッチリとやりたいです!」

衣笠『頑張れ朧!』


うどんの茹で具合 ↓コンマ

1~30 完璧

31~60 普通

61~90 固め

91~00 切れまくり

コンマ74 固め bad


朧「茹でる時間は、これぐらいかな? ちょっと短め?」

朧「でも変に千切れたりしないし、大丈夫かも」

提督『むむっ、時間が長いような短いような。微妙なところだな』

衣笠『安心かと思ったけど、朧も少し不安な出来かな?』

朧「お汁と天ぷらを乗せて……出来ました! 朧の手作り、カニの天ぷらうどんです」

朧「上手に出来てると良いな」

今日はここまでにします。今週中には何とか終わらせたいですね。

コンマ神はロリコンではなかったのか! 何故朧に冷たくするのだ!

ありがとうございました!

―テイスティングタイム―

衣笠「みんな、お疲れ様!」

提督「さて運命の時間だ俺と衣笠が作ってくれた料理を食べていくぞ」

名取「よ、宜しくお願いします!」

隼鷹「うへへ~、お手柔らかに頼むよ~」カオマッカ

朧(何で隼鷹さん、酔っているんだろう……)

提督「約一名、今にも水をぶっ掛けて目を覚まさせてやりたいが……」

提督「せっかくの温かいうどんが冷めるから無しでいくぞ」

衣笠「ねえ提督、今回も食べる順番は衣笠さんが決めていいの?」

提督「構わないぞ」

衣笠「う~ん。それなら最初は……」


誰の料理から最初に食べる? 安価↓

衣笠「ヤバそうな物から先にいくわ。隼鷹で」

提督「好きな物を取って置く派だったなそう言えば」

衣笠「例外もあるけどね……」

隼鷹「おー、あたしが最初か~。へへへ、嬉しいねえ」

名取(おうどんと隼鷹さんからお酒の香りが凄い……)

朧(ずっと吸い込んでたらこっちも酔っちゃいそう……)

隼鷹「ほ~れ、隼鷹さん特製の月見うどんだよ~。日本酒もたっぷり入ってるからねえ」

衣笠「…………」クンクン

衣笠「うわぁ……」ドンビキ

提督「これ一杯食べたらこっちも酔いそうだな」

衣笠「水も手元に置いておきましょうよ……」

隼鷹「…………」ニヤニヤ

提督「ふう。それじゃあ食べるか」

衣笠「うん」

審査員『頂きます』


隼鷹作・日本酒たっぷり大人の月見うどんの評価 
コンマ↓(調理ミス中のため、補正-15)
※腕前が【WARNING!!】のため、調理ミス大または極大の場合、00に限らずゾロ目が出れば珍味判定

0~-15 愛のバケツ行き
0~40 審査員が酔う
41~70 普通
71~90 美味
91~98 メシウマ勢の仲間入り

93-15=78 美味


審査員『…………』モグモグ

衣笠「最初凄い不安だったんだけど……」

提督「俺も……」

衣笠「美味しいねこれ」

提督「悔しいけど美味いな」

隼鷹「ひゃっはぁー! やったぜえ!」

名取・朧『ッ!?』

衣笠「お酒のおかげで失敗を全部かき消してるのはいいんだけどさ……」

提督「やっぱり酔うなこれは(苦笑)」

衣笠「ポーラや那智さん、千歳辺りなら喜んで食べそうよ」

隼鷹「まあ完食余裕だろうねえ。んふふ」

朧「お二人とも顔が若干赤いですけど、大丈夫ですか?」

提督「大丈夫、だと思う。多分」

衣笠「私も多分……」ホホソメ

名取(衣笠さん、何だか凄い色気が……)

ノコリハジュンヨウガタベマシタ

提督「衣笠、ホントに大丈夫か?」

衣笠「だいじょぶだいじょぶ~♪ ちょっと気分が良いだけだし、残る二人も食べれるって」

提督「なら良いんだが……それで誰にするんだ?」

衣笠「ん~と……」


次に誰の料理を食べる? 安価↓

衣笠「次は朧! いってみましょう!」

提督「酔うとテンション高くなるのなお前」

朧「ちょ、ちょっと緊張しますね……」

衣笠「大丈夫だって! 隼鷹のこともあるし、多少失敗しててもいけるから」

朧「は、はい」

提督「ごめんな朧。暫く付き合ってやってくれ」

朧「朧は大丈夫ですから」

朧「ではどうぞ。朧が一生懸命作った天ぷらうどんです」

衣笠「おお~、美味しそうだねこれは」

提督「見た目はそんなに悪くないな。問題は味だが……」

朧「………」ドキドキ

衣笠「それじゃあ」

審査員『頂きます』


朧作・カニの天ぷらうどんの評価 
コンマ↓(調理ミス小のため、補正-10)

0~-10 愛のバケツ行き(衣笠味覚麻痺のため、バケツには行かず)
0~35 ちょいマズ飯
36~65 普通
66~85 美味
86~00 メシウマ勢の仲間入り

98-10=88 メシウマ勢の仲間入り


審査員『…………』モグモグ

衣笠「ん~♪ 美味しい! これは美味しいよ!」

提督「カニの風味もあって確かに美味い。天ぷら自体もサクサクしてて実に良い」

提督「うどんもこれぐらいの固さで丁度いいな。箸がドンドン進む」

朧「あ、ありがとうございます! 朧、凄く嬉しいです!」

名取「おめでとう朧ちゃん」パチパチ

隼鷹「良いねえ、良い結果が続いてるねえ」

衣笠「んふふふ。提督ぅ、これは朧ちゃんにもあげなくちゃいけないんじゃない?」

衣笠「これだけ美味しい天ぷらうどんなんだしね。ね?」

提督「あっ……」

朧「…………」←期待の眼差し+頬染め

提督「うん。待っててくれるか朧」

朧「はい。朧はちゃんと待ってますから」

名取(私も欲しいな……)

ゼンインカンショク!!

提督「最後は名取だな」

名取「は、はい!」

衣笠「最後も良い結果で閉めたいわね」

名取「ううっ、プレッシャーをかけないで下さい……」

衣笠「ゴメンゴメン」

提督「今酔ってるからな。あまり気にしなくていいぞ」

衣笠「ひっどーい! 衣笠さんはもう全然酔ってないもーん」プンプン

提督「バリバリに酔ってんじゃねえか」

朧「隼鷹さん……」ジトメ

隼鷹「あはは……ちょっちやり過ぎたかなぁ(汗)」

提督「コホン。さあ名取、用意してくれるか?」

名取「わ、分かりました!」

名取「どうぞ。私も朧ちゃんと同じ天ぷらうどんですが、エビを使いました」

衣笠「エビも美味しそ~」

提督「確かに。これもサクサクしてて美味しそうだ」

審査員『頂きます』

名取「…………」ドキドキ


名取作・エビの天ぷらうどんの評価 
コンマ↓(補正+45)

45~80 美味
81~00 メシウマ勢の仲間入り

81+45=126 メシウマ勢の仲間入り


審査員『…………』モグモグ

衣笠「美味しい……(泣き)」

提督「何だよ、今回は天国回だったのかよ……(泣き)」

名取「あ、あわわわ。二人とも泣かないで下さいよ~」

隼鷹「ホントに美味しい物を食べると人って泣くんだねえ」

朧(名取さんには負けちゃったか。でも朧も頑張れば……!)

衣笠「やったわ私! 今までのは悪い偶然、厄介な物を引き寄せる体質じゃなかったのよ!」

提督「ああ、おめでとう衣笠! お前は大丈夫だ!」

衣笠「ありがとう提督! 私、明日から頑張れる!」

名取(ふええ……嬉しいけど、指輪のこと話しそびれちゃったよぉ……)

衣笠「天ぷら美味しい!」

提督「うどんもだ!」

ゼンインカンショク!!

―ジャッジメントタイム―

衣笠「お疲れ様でした。今日は良い日だったわ」

提督「酒もすっかり抜けたようだな」

衣笠「名取のうどんにやられたわ。良い意味で」

提督「良かったよ。あのまま酔ってたらお前を部屋まで送らにゃならんから」

衣笠「あら? 部屋まで連れてって衣笠さんをどうするつもりだったのかなぁ?」

提督「どうもしない」

衣笠「意気地なし」ブーブー

提督「お前な……俺の周囲の状況分かってる? 唐突に据え膳なんか食おうものなら……」ガクブル

衣笠(それでも男らしく言ってほしいのよね)

提督「はい、この話は終わり。ランク付けするぞ」

衣笠「と言っても隼鷹一人しかいないのよね」

提督「まあ名取と朧は決まってるからな」


名取:特エプ

朧:特エプ


衣笠「これは当然ね。とっても美味しかったもの」

提督「隼鷹はどうすべきか……」


隼鷹のランク 特エプ、上エプ、中エプ、下エプ、ランク外の内安価↓5までの多数決

提督「あの日本酒の量であれだけ美味い料理が出来たのは奇跡だ」

提督「だがあれはどう考えても、誰もが食べられる物じゃない。よって……」


隼鷹:中エプ


衣笠「中エプかぁ。確かに何処かで踏み外してれば悲惨な結果になったかも、だしね」

提督「料理って不思議だよなぁ(棒)」


成績表

特エプ:神風、如月、ポーラ、皐月、大和、大鳳、飛龍、しおい、ザラ、曙、名取、朧

上エプ:龍田、足柄、萩風、日向、山風、初霜、大鷹

中エプ:瑞鶴、霧島、占守、龍驤、金剛、初月、川内、吹雪、時雨、古鷹、隼鷹

下エプ:陽炎、五十鈴、比叡、那智

ランク外:ビスマルク

ランク外(スタジオ外):北上

初代最凶女王:磯風

提督「今回は衣笠の妙な噂も払拭することが出来た良い回だったな」

衣笠「美味しい物を沢山食べられたから満足したわ」

提督「また機会があれば呼んでも良いか?」

衣笠「勿論! じゃあ今回はここまで!」

提督「料理は愛だ! 愛があればLove is OK!!」

衣笠「バイバ~イ!!」

―次回予告―

提督と鳳翔、運命の対決――

二人の教え子達が師匠のために戦う――

   鎮守府・愛のエプロンスペシャル
   ~提督軍対鳳翔軍 弟子達の戦い~

提督「特番早いな!」

青葉「お待たせしてしまったお詫びだそうで」

提督軍【ボーイッシュ艦娘】
(僕っ娘、俺っ娘、イケメン等に限る)

>>209

>>212

>>215

しぐれ

てんりゅー

>>209 時雨は出演済みのため、再び安価

>>219

天霧

提督軍【ボーイッシュ艦娘】

・嵐
・天龍
・天霧


鳳翔軍【空母勢】
※未出演のみ

>>223

>>226

>>229

赤城

サラトガ

千歳

>>223 申し訳ありません。安価の嵐を取られているので、今回は無しとさせて下さい。

最安価 >>234

飛鷹

提督軍【ボーイッシュ艦娘】

・嵐
・天龍
・天霧


鳳翔軍【空母勢】

・サラトガ
・千歳
・飛鷹

今回はここまでです。安価のご協力、ありがとうございました。

長らくお待たせしてしまいましたが、勤め先のデスマーチが未だ終わらない状況です…。
ですが時間が取れ次第ゆっくり更新していきたいと思います。面白そうな面子になりましたし。

ではまた次回。ありがとうございました。

【第十四回:鎮守府・愛のエプロンスペシャル!!】

神風「料理はッ!」

皐月「愛ッ! だーッ!」

如月「うふふ。愛があればぁ」

龍田「Love is OKよぉ」

神風「始まったわ。愛のエプロンスペシャル!」

皐月「特エプになって以来、久しぶりにボク達の出演だね! しかも司会役!」

如月「私達に務まるかどうか不安ね。色々と」

龍田「大丈夫じゃないかしら? 今回は指導役がいるみたいだしね」

如月「…………そうですね。大丈夫ですよね」


神風「ところで何で龍田さんが? 私と皐月、如月は特エプ勢だけど……」

皐月「あっ、そう言えば龍田さんは上エプだったか」

如月「う~ん……やっぱり司会が駆逐艦だけだと不安だったのかしら?」

如月(出される料理的に)

龍田「それもあるけどぉ、今日出演予定の娘達の中にね。分かるかしら?」

三人『あっ(察し)』

龍田「提督にお願いして出させてもらったのよぉ。うふふ~♪」

皐月(司令官、大丈夫だったかな?)トオイメ

神風「あっ……そ、それじゃあ司令官達を呼びましょうか!」

如月「そ、そうねえ。ではどうぞ!」

ナレーション【見た目は女の子、中身はイケメン! ボーイッシュ! オレッ娘ボクッ娘】

ナレーション【それでも自分達だって料理ぐらいは作れる! 俺達をナメるなよ!】

ナレーション【提督率いる東軍、ボーイッシュ艦娘達の入場だああああああ!】

提督「行くぞお前達! 特訓の成果を見せてやれ!」

嵐「よっしゃあ! 陽炎型駆逐艦、十六番艦嵐! 嵐巻き起こすぜ!」

天霧「綾波型駆逐艦五番艦の天霧だ! あたしの力を見せてやる!」

天龍「軽巡洋艦天龍だ。フフフ、オレが怖いか?」

ナレーション【みんなのお艦は言いました。意中の男性を射止めるなら胃袋を攻略すべし、と】

ナレーション【その難易度はまさに甲。だが彼女達は諦めない! お艦が見守っているから!】

ナレーション【鳳翔率いる西軍、正妻空母(仮)の入場だあああああああ!】

鳳翔「いいですか皆さん。緊張せず、いつも通りにやりましょう」

サラ「OK鳳翔。サラ、出撃します」

千歳「正妻空母になるなら千代田も一緒に……じゃないわ。千歳、抜錨します!」

飛鷹「こんなに早く出るだなんてね。飛鷹、出撃よ!」

神風「豪華な顔ぶれが揃ったわね司令官。流石だわ」

提督「ああ、お前達もありがとう。急な司会の仕事を受けてくれて」

如月「良いのよぉ。大事な貴方の為だもの」ホホソメ

提督「お、おう」

皐月「あああ、抜け駆けはズルイ! 司令官、ボクだってちゃんとやるからね!」

提督「分かった分かった」

神風「…………」ジーッ

提督「……神風も二人の事を頼むな?」

神風「ッ! ま、任せなさい! 一番初めに特エプになった神風がキチンと司会を務めてみせるから」

全員『…………』ジトメ

龍田「うふふ~。スケコマシでどうしよもない提督ねえ。全く」

提督「……頼むから言うな(涙目)」

嵐「あ~……ところでさ、今回は俺達と鳳翔さん達で戦うんだよな?」

提督「その通り。題して……」


鎮守府・愛のエプロンスペシャル
~提督軍対鳳翔軍 弟子達の戦い~


天龍「料理で対決ってのが何とも言えねえが、まあ勝負なら負けるわけにはいかねえな」

千歳「それはこっちだって同じよ」

飛鷹「そうね。やるからには勝つわよ」

天霧「へへっ、あたし達だって伊達に特訓してきたわけじゃないですよ」

嵐「そーそー」

如月(でもそう言うと大抵後で酷いことになるのよね……)


鳳翔「ところで提督、いつも司会を務めている青葉さんは?」

提督「あいつですか? あいつはまあ、今はちょっと……」

鳳翔「??」

神風「それじゃあみんな、今回のルールを説明するわね」

神風「司令官、鳳翔さんのチームでそれぞれ先鋒、副将、大将を決めて対決するわ」

神風「お題はそれぞれ違うものになっているから特訓の成果を存分に発揮してちょうだい」

神風「全ての対決終了後、ランク付けをしていって総合的に上だったチームが勝ちよ」

龍田「と言うことはぁ、酷い物が出来ても味が良ければ後の評価が良いかもってことよねえ」

飛鷹(隼鷹が前回作った物とか……?)

皐月「どんな物が出来るかその人の腕次第。という事で……」

如月「集まった人達の自信はどんなものかしら?」


各軍団の料理の腕前 コンマ(特訓のため、全員に+10の補正)

>>270

天霧 >>272

天龍 >>274

サラトガ >>276 (秘書艦料理経験有りのため+20)

千歳 >>278

飛鷹 >>280

イェア

ぽいっ

はい

やばい流れ

もいっちょ

へーい

腕前が決まったところで今日はここまで。

若干提督軍が不利ですが、スキル無しの新しい腕前表でやるのでコンマ神に期待ですね。

ではまた次回。気長にお待ち下さい。

今回から適用される腕前表は>>122を参照


【微妙。味は美味くもなく、不味くもなく……】テイスティングタイムの基本補正-5

嵐 17+10=27


嵐「はぎぃよりかは全然下手だと思うけどな。でも司令から付きっきりで指導してもらったから自信あるぜ!」

嵐「なっ? 司令」

提督「……おう」

龍田「どうしてちょっと微妙な表情なのかしら~?」

如月(付きっきりで指導……羨ましいわ)

神風「ちなみに万が一の物が出てきた場合は司令官も一緒に食べてもらうから」

提督「ッ!?」

龍田「まあ当然よね~」

【普通。人並み程度には出来る】テイスティングタイムの基本補正±0

天霧 32+10=42
千歳 35+10=45


天霧「あたしに任せとけって。少なくとも嵐よりかは上手いから」

嵐「うおい! 余計なこと言うなよ!」

皐月「うわ~、このやり取り見てると不安しかないよ……」

天霧「大丈夫、大丈夫だって」

如月「千歳さんはどうなのかしら?」

千歳「う~ん。私もそんなに威張って言う程の腕前じゃないのよね……」

千歳「鳳翔さんが見ててくれた時は上手く出来たけど、本番となると不安だわ」

飛鷹「そこは鳳翔さんの手前、自信あるって言いなさいよ……」

【上手い。おかわり余裕です】テイスティングタイムの基本補正+5

天龍 74+10=84
飛鷹 74+10=84


天龍「ここに来た時から感じてたんだがよ……」

飛鷹「奇遇ね。私もよ」

天龍「オレの最大のライバルはどうやらお前らしいな。飛鷹」

飛鷹「何だかよく分からないんだけど、私もそんな感じがしてしょうがないわ」

天龍「もし当たった時は遠慮無しだぜ?」

飛鷹「元よりそんな余裕なんか無いでしょ? こう言う料理勝負に限っては」

鳳翔「燃えてますねえ」ウフフフ

提督「ですね」

【プロ並。新たなメシウマ勢の誕生か】テイスティングタイムの基本補正+20

サラトガ 92+10+20=122


サラトガ「鳳翔に教えてもらったことはとても勉強になりました」

サラトガ「サラもこれで日本料理を作れます。うふふ」

提督「くっ……! この圧倒的な強者のオーラは……!」

提督「鳳翔さん、何て逸材を見つけたんですか」

鳳翔「料理術を身に付けたいという女の子の純粋な願いを叶えただけです」

鳳翔「彼女達の気持ちも分かりますからね。同じ艦娘で女ですから」

サラトガ「…………」ホホソメ

提督「…………えっ」

神風(これは……!)

皐月(新たな強敵の予感……!)

如月(今の私達三人じゃ色々な意味で敵わないわね……)

龍田(ほんとにスケコマシね~)

神風「意気込みを聞いたところで、そろそろ始めましょうか」

神風「それでは最初に対決する格チームの先鋒を決めてね」

皐月「最初は誰と誰かな~」

如月「ワクワクするわ」

龍田「天龍ちゃんが良いかな~」

提督「指名は受け付けておりません」

鳳翔「さて、どうしましょうか」


提督チーム 先鋒 安価↓

天龍「まあ良いじゃねえか提督。指名とありゃあ受けて立ってやるぜ!」

提督「いや、指名したの審査員の龍田……って、もういいや。天龍行け!」

天龍「おうよ! 初っ端からスゲェ物を作って敵の度肝を抜いてやるぜ!」

龍田(あ~、やらかしそうな天龍ちゃん可愛いわぁ♪)ニコニコ

神風(……って思ってるんだろうなぁ。今)

鳳翔「先鋒は天龍さんですか。それならこちらは……」


鳳翔チーム 先鋒 安価↓

鳳翔「サラトガさん。お願い出来ますか?」

サラトガ「OK。任せて下さい」

提督「えっ」

天龍「えっ」

龍田(あらあら~♪)

飛鷹(残念。けどこれはこれで面白いかも……)

提督「鳳翔さん、笑顔ですけどガチで勝ちに来てますね」

鳳翔「料理に関しては手を抜きたくないんです。うふふ」

千歳(鳳翔さん容赦ないなぁ)

今日はここまでです。最初からクライマックスな対決ですね。

果たして龍田メシウマな展開になるのか……。

ではまた次回。ありがとうございました。

生存報告です。勤め先がデスマーチのため、もう暫くお待ちを。

バックレは滅びれろ……

もう少し、もう少しで山場を越えられる筈……

お待たせして申し訳ないです。

神風「互いの先鋒が決まったところで、最初のお題を発表するわね!」

天龍「何だろうとやってやるぜ!」

サラトガ「ジャパニーズフード、作ってみせます」

神風「二人ともやる気満々ね。気になるお題はこちら」


【松茸ご飯】


皐月「松茸ッ!?」

如月「今が旬だものね。うふふ」

提督「良いな松茸。松茸ご飯も美味いが、焼いても美味い」

鳳翔「土瓶蒸しでも美味しいです」

提督「おおっ、良いですねえ」

鳳翔「うふふ、私のお店に来て下されば作ってあげますよ?」

提督「是非」


龍田「あら~、可愛い奥さん達を差し置いて堂々と浮気かしら?」

神風「司令官……」ジトー

提督「い、いやいやいや。これは浮気と違うねん。ただの食事のお誘いやねん」

皐月「む~! ボク達だって土瓶蒸しぐらい出来るもん!」

飛鷹「ちょっと、痴話喧嘩なら後でやってくれる?」

嵐「いや、もう完全に修羅場じゃん」

天龍「つーか早いとこやろうぜ。ったく」

―クッキングタイム―


天龍「世界水準軽く超えてる実力を見せてやるぜ」

サラトガ「サラの子達はいないけど、頑張ります!」


※他参加者は別部屋で待機


皐月「いよいよ始まったね」

如月「どんな結果になるかドキドキするわ」

龍田「天龍ちゃん、空回りしないといいんだけど」

提督「……ホントにそう思ってる?」

龍田「うふふ~」

提督(ハプニングが起こることを望んでらっしゃる!?)

鳳翔「サラトガさんなら大丈夫でしょう。信じています」

神風「それじゃあ最初は自信満々の天龍から見ていきましょうか」

天龍「全員が見てるんだよな……下手な失敗出来ねえぞこりゃ」

天龍「特に龍田なんか長いことネタにしてきそうだ」

皐月『天龍がピンクのハート型エプロン着てると違和感ある』

龍田『あら~、とっても可愛いじゃない』

提督『絶対お前のチョイスだろ。まあギャップがあって可愛いけど』

天龍「最初は肝心の松茸選びだよな。ここから躓いていられないぜ」


天龍のチョイス(腕前により、数値変動) ↓コンマ

1~40 松茸(高級品)

41~70 松茸(安物)

71~90 松きのこ

91~00 深海松茸

コンマ72 松きのこ bad


天龍「ご丁寧に色々並べられてるが……」

天龍「オレの勘が囁いてる。正解はこれだ!」

提督『えっ、あれって……』

鳳翔『松茸に見た目も香りもそっくりな松きのこですね』

龍田『~~~~(笑)』バンバン

皐月『龍田さんが口を押さえながら机をバンバン叩いている……』

神風『これ以上ないぐらい爆笑してるわね……』

天龍「へへっ、これでとびきり美味い松茸ご飯を作ってやるぜ」ドヤァ

如月『間違ってるのに……』

天龍「先ずは準備しねえとな」

天龍「オレの包丁捌き、これを見てる奴等に見せ付けてやるぜ」フフン

天龍「おりゃ!」


松茸(松きのこ)の下処理 ↓コンマ

1~40 完璧

41~70 まあまあ

71~90 見てて危なかっしい

91~00 龍田さんメシウマ展開

コンマ23 完璧 very good


天龍「~♪」

神風『あら、かなりの腕前ね。一目見ただけで分かるわ』

皐月『これも司令官仕込み?』

提督『三人の中で天龍が一番飲み込みが早かったからな。見てて安心出来たよ』

龍田『前の天龍ちゃんはあんな上手じゃなかったわぁ。提督ったらホント仕込んだわねえ』

提督『中途半端は駄目だからな』

如月(私も司令官に色々教えてもらいたいわぁ)

鳳翔『これはこちらも負けていられませんね』

天龍「よっしゃ。松茸の準備よし、米の準備も完璧」

天龍「最後に出汁だな。これが無きゃ話にならねえ」

天龍「最後までしっかりと仕上げてやるぜ」


出汁の完成度 ↓コンマ

1~40 完璧

41~70 普通

71~90 薄味

91~00 龍田さんメシウマ展開

コンマ76 薄味 bad


天龍「これ、ぐらいか? あんまり濃過ぎるのもあれだよな……」

天龍「でも薄過ぎんも……くしょー、面倒だぜ」

如月『作り始めた時の勢いが嘘のように慎重ね』

提督『あいつ、あんまり悩み過ぎるなよって言っておいたのに……』

龍田『まあ天龍ちゃんはあんまり考え込まずに勢いで正解を選ぶタイプよねえ』

提督『そうなんだよ。料理修行の時も結構な確立で正解選んでたんだけどなぁ』

神風(それは単純に無鉄砲なだけじゃないの?)

天龍「これでやるぜ! もうこれ以上手を加えると変なことになりそうだしな!」

鳳翔『あれだと薄味ですね。もう少しお醤油や塩が欲しかったところです』

皐月(見ただけで分かる鳳翔さんは流石だなぁ。ボクは全然敵わないや)

天龍「松茸と米と出汁を炊飯器に入れて、後は炊くだけ! これで完成だ」

神風「天龍の方は出来上がったみたいね。それじゃあ次はサラトガさんを見ていきましょう」

サラトガ「この勝負は負けられませんね。勝って提督と……ふふ」

艦娘『…………』ジーッ

提督『その視線止めて!!』

サラトガ「先ずは食材を選ばないと駄目なんですよね」

サラトガ「重要な食材の松茸は……」


サラトガのチョイス(腕前により、数値変動) ↓コンマ

1~90 松茸(高級品)

91~00 深海松茸

申し訳有りません。眠気が半端ないので今日はここまでです。

遅くまでありがとうございました。明日もシゴト、シゴト……

別作品も進行中

【安価】提督「ドロドロ」【修羅場注意】
【安価】提督「ドロドロ」【修羅場注意】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1512744849/)

コンマ33 松茸(高級品) very good


サラトガ「これですね。香りも良いですし、間違いないと思います」

鳳翔『はい。大正解です』

提督『むむむ』

皐月『流石鳳翔さん。仕込みも完璧』

神風『これは天龍、不味いんじゃないかしら』

龍田『ワクワクするわねえ』

如月(龍田さんが凄いキラキラしてる)


サラトガ「ちゃんと下ごしらえは必要です」

サラトガ「そうでないとこんな美味しそうな食材に失礼ですからね」


松茸(高級)の下処理 ↓コンマ

1~90 完璧

91~00 わちゃわちゃ

コンマ96 わちゃわちゃ very bad


サラトガ「ん~……鳳翔のところで手解きを受けて自信をつけましたが」

サラトガ「やっぱり日本の料理。サラはまだまだ不得意と言う他はないですね」

神風『あれ? サラトガさん意外に苦戦してる?』

鳳翔『これは……私の不手際ですね。サラさんは悪くありませんよ』

皐月『まだ勉強し始めたばかりだもんね。仕方ないと思うよ』

如月『でも、やっぱりちょっと勿体無いわね』

提督『だがまだ挽回出来る。これからどう立て直すかはサラの腕次第だな』


サラトガ「何とか下ごしらえを終わらせましたが……」

サラトガ「これは大失敗かもしれません。不安です」

サラトガ「でもサラは諦めません。ここから立て直します」

サラトガ「炊飯器の使い方もバッチリですから!」


出汁の完成度 ↓コンマ

1~40 完璧

91~00 形容し難い味

※修正

出汁の完成度 ↓コンマ

1~90 完璧

91~00 形容し難い味

コンマ8 完璧 very good


サラトガ「ライスはちゃんと水で洗いますね」

サラトガ「調味料の配分はこれぐらいっと」

サラトガ「失敗しちゃった松茸を入れるのは心苦しいですが、サラもまた勉強し直しますので……」

サラトガ「スイッチを入れて。はい、完成です」

提督『ふむ。サラの工程を見て鳳翔さんの感想は?』

鳳翔『十分合格点だと思います。ちゃんと立て直しが出来てますから』

龍田『あら~、良かったわねえ』

皐月『どんなのが出来るんだろう』

神風『それはこの後すぐに分かるわよ』

―テイスティングタイム―

神風「さあお待ちかね、最初の実食よ!」

如月「いつも司令官と青葉さんだったから、ちょっと楽しみだわ」

天龍「おいおい、あんまり期待するんじゃねえよ」

龍田「私はとっても期待してるわ」

天龍「知ってた」

サラトガ「鳳翔、ゴメンなさい。貴女の教えを十分に発揮出来なかったです」

鳳翔「気にしないで下さい。寧ろ今回失敗したのなら次回に活かしましょう」

提督(鳳翔さん尊い……)

皐月「それでそれで? 最初は誰のから食べる?」


誰の料理から最初に食べる? 安価↓

提督「それは」チラッ

如月「勿論」チラッ

神風「決まっていると言うか」チラッ

龍田「うふふ~、天龍ちゃんで♪」

皐月「だよね~」

天龍「何でだよ!!」

皐月「いやだって、ねえ?」

神風(松きのこがどうなってるか気になるわよ)

天龍「ちっ、まあいいぜ。美味すぎるオレの料理を食べて悶絶しやがれ!」

龍田「…………!」プルプル

提督「既に悶絶している者が一人いるんだが」

天龍「だから何でだよ!!」

鳳翔「あはははは……」

サラトガ「???」

ハイゼンチュウ…

天龍「どうよ。これがオレの松茸ご飯だぜ」

神風「見た目は悪くないわね」

如月「香りも良いわぁ」

皐月「流石モドキ……いや松茸」

龍田(皐月ちゃん……!)プルプル

天龍「遠慮はいらないぜ。食って正直な感想聞かせてくれ」

神風「最初からそのつもりだから」

如月「それじゃあ手を合わせて……」

審査員『頂きます』

提督「…………」オイノリ

鳳翔「…………」ニコニコ

サラトガ「…………」ドキドキ


天龍作・世界水準超えの松茸ご飯の評価
コンマ↓(補正+5)

01~10 愛のバケツ行き
11~30 ちょいマズ飯
31~60 普通
61~80 美味
81~00 メシウマ勢の仲間入り

74+5=79 美味


皐月「美味しい!」

如月「ええ、とっても美味しいわ」

天龍「っしゃあ!!」

神風「天龍も司令官に教えてもらったとはいえ、中々やるわね。侮れないわ」

龍田「んも~! 駄目よ天龍ちゃん! ここは失敗しておかなきゃ!」

天龍「お前は姉妹艦なんだから素直に喜べよ!」

龍田「間違った物を使ってるのにこんな美味しくなっちゃ番組的に面白くなくなるわよ」

天龍「何を言って…………えっ?」

天龍「間違った食材を使った? オレが?」

提督「…………」コク

鳳翔「…………」コク

天龍「うわああああああああ! やめろおおお! そんな優しい目でオレを見るんじゃねえええ!」

龍田「やった♪」

サラトガ「龍田、それは喜んで良いのかしら?」

ゼンイン、カンショク!!

神風「天龍のを食べ終わって、次はサラトガさんね」

サラトガ「正直あまり自信はありませんが、正面から皆さんの感想を受け止めますね」

皐月「そ、そう言われると緊張するなあ」

如月「きっと大丈夫よ。だから安心して食べましょう」

龍田「天龍ちゃんでも美味しかったからんだから」

天龍「龍田うるせえ!」

サラトガ「えーっと、配りますね」

ハイゼンチュウ……

神風「成る程……」

皐月「松茸の形とか気になるけど、それ以外は特に気になるところはないね」

如月「そうね。香りも……うん。良いわ」

サラトガ「こうして立ってみると、皆さんに食べてもらうのは緊張しますね」

提督「今までは俺がサラにサンドイッチを作ってもらって食べてたからな」

サラトガ「はい。一人と大勢とでは全然違いますね」

神風「それじゃあ手を合わせて……」

審査員『頂きます』

鳳翔(きっと大丈夫……)オイノリ


サラトガ作・初めての日本料理『松茸ご飯』の評価
コンマ↓(+30の補正)

31~60 普通
61~90 美味
91~00 メシウマ勢の仲間入り

66+30=96 メシウマ勢の仲間入り


神風「ッ! お、美味しい……!」

皐月「ふわぁ~、とっても美味しいよこれ」キラキラ

如月「やだ、美味しくて食べすぎちゃう……!」キラキラ

龍田「あらあら~、これは天龍ちゃんよりも上手だわ」

天龍「ッんな!?」

サラトガ「ほ、本当ですか!」

皐月「嘘なんかつけないよ。これホントにとっても美味しい!」

如月「悔しいけど、如月も認めざるを得ないわ」

神風(最後の立て直しが良かったお陰ね。松茸も風味は失われてないから)

神風(くう~……司令官の周りに新しい娘がドンドン集まってくる)

鳳翔「良かったですねサラトガさん。おめでとうございます」

サラトガ「ありがとうございます鳳翔。頑張った甲斐がありました」

天龍「ちくしょう……(泣)」

提督「まあまあ、お前も力を出し切ったんだから。な?」

天龍「それでも悔しいんだよおおお!!」

今日はここまで。最後に副将対決を決めて終了です。

ありがとうございました。天龍とサラ、ドキドキする接戦でしたね。


提督チーム 副将 安価↓3
鳳翔チーム 副将 安価↓6

神風「先鋒の対決が終わったところで、次は副将同士の対決ね」

提督「こちらはもう決めてあるぞ」

鳳翔「私もです」

皐月「それじゃあ二人とも、発表どうぞ!」

提督「お前の番だぞ嵐! 嵐巻き起こせ!」

嵐「っしゃあ! 俺に任せろ司令!」

鳳翔「飛鷹さん、お願いしますね」

飛鷹「嵐が相手かぁ。まあでも油断するつもりもないけどね」

如月「次にお題ね」

龍田「二人に料理してもらう食材はこちらよぉ」


【秋刀魚】


皐月「鎮守府でも沢山捕った秋刀魚だ!」

神風「秋と言えばこれは外せないわよね」

嵐「秋刀魚か……多分大丈夫だぜ! 司令から捌き方を習ったからな!」

飛鷹「これって秋刀魚を使った料理なら何でも良いの?」

神風「ええ。シンプルに焼くだけでも良いわよ」

飛鷹「う~ん。それでもその後の味付けが重要になりそうね」

提督(例え焼くだけでも鎮守府を壊滅させそうな奴もいるしな)

鳳翔(磯風ちゃん……)

―クッキングタイム―


嵐「いっちょやってやるぜ!」

飛鷹「隼鷹みたいに奇跡じゃなくて、実力で認めさせてみせるわ」


※他参加者は別部屋で待機


提督「良い嵐が巻き起こると信じてるぞ」

龍田「良い嵐って何かしら?」

皐月「波……的な何かかな?」

如月「極端に荒れなければ良いけどねえ」

鳳翔「飛鷹さんも自分の腕を信じてやって頂ければ十分な実力を発揮出来る筈ですから」

神風「それじゃあ最初は嵐からね」

嵐「いざここに立つと緊張するな……」

嵐「司令と一緒にやった時はこんな感じにならなかったのに、くそっ」

嵐「けどここまで来たら引き下がれねえ。やってやるぜ」

龍田『一体どんな指導をしたのかしらねえ』ニヤニヤ

提督『変に勘ぐるな。マンツーマンで練習しただけだって』

嵐「秋刀魚を使った料理か。ただ焼くだけでも良いとも言ってたな」

嵐(けど司令と一緒に練習した魚の捌きをやってみたい気もする)

嵐「…………」


秋刀魚の調理法 安価↓

・秋刀魚を焼いて調理する。
・提督から習った魚捌きで調理する。

嵐「そうだ。安易に焼いて調理するのは逃げだ」

嵐「司令が料理下手な俺にせっかく教えてくれたんだ。披露しなきゃ失礼ってもんだぜ」

嵐「捌いてやる! 秋刀魚ぐらい俺の手に掛かればチョロいもんだってとこを見せてやるからな!」

皐月『盛大な自滅フラグにしか聞こえないなぁ』

如月『ま、まあまあ。嵐ちゃんも司令官に教わったんだし。ねえ?』

提督『俺はもう応援しか出来ないが、嵐を信じてるぞ』

嵐「…………」ドキドキ

嵐「よしっ! やるぜ!」


秋刀魚の捌き具合 コンマ↓

1~20 プロ顔負け

21~40 少し手間取った

41~60 普通

61~80 見てて危なかっしい

81~00 わちゃわちゃ

失礼しました。間違いがあったのでコンマの再判定をします。

秋刀魚の捌き具合 コンマ↓

1~20 プロ顔負け

21~40 少し手間取った

41~80 見てて危なかっしい

81~00 わちゃわちゃ

コンマ45 見てて危なかっしい bad


嵐「思い出せ、思い出せよ俺……」

嵐「最初に包丁を……」

皐月『うへえ。見てるだけでハラハラするよこれ』

如月『すぐ治せるとはいえ、指も一緒に切っちゃいそうなのは駄目ねえ』

提督『う~む。これでも結構修正効かせた方なんだがなぁ』

神風『えっ? 最初の方ってどんな感じだったの?』

提督『こう、まな板ごと叩き切る感じ?』

鳳翔『調理器具は大切にして下さいね』ニコッ

提督『ハイ……』


アンマリジョウズニキレマセンデシター……


嵐「はあ。これで何とか大丈夫だろ」

嵐「ウロコも落としたし、内臓も出したし……うん。大丈夫だ」

嵐「せっかく捌けたしなぁ。ここは蒲焼にでもしてみるか」

嵐「料理に迷ったら揚げたり焼いたりするのも手だって司令も言ってたしな!」

皐月『司令官って所々大雑把だね』

提督『あいつ等にはああ言った方が簡単に理解してくれると思ったからな』

嵐「小麦粉をしっかり塗して、油をフライパンに入れてと……」

嵐「皮も美味しくなるようパリッパリに焼くぜ」


秋刀魚の焼き具合 コンマ↓

1~20 完璧

21~40 普通

41~80 弱め

81~00 黒コゲ

コンマ22 普通 good
※ゾロ目のため、ファインプレイで補正+5のボーナス!


嵐「油をちゃんと熱したから焼けるのも調子が良いな」

嵐「うん。良い具合に焼けてきたな。皮もパリパリだ」

嵐「おっといけねえ。タレも作っておかなきゃ駄目だよな」

如月『危ない危ない。思い出せて良かったわ』

龍田『タレを入れて一緒に焼かないと風味が出ないものねえ』

嵐「フライパンの様子を見つつ、タレを作らねえと」


タレの味 ↓コンマ

1~20 甘辛

21~40 甘め

41~80 辛め

81~00 激辛

嵐の最後のコンマが決まったところで本日はここまで。

やはりコンマ神は駆逐艦にはイージーモードのようですな。

ありがとうございました。

私 は 帰 っ て き た !

お待たせしてすみません。思い出しながら書いていきます。

覚えてる方がいらっしゃるか不安ですが、またよろしくお願いします。

ちょっと手直しに時間が掛かりそうなので明日、また投稿します。

覚えてくれている人が意外にいて感激……。

コンマ29 甘め good


嵐「材料は砂糖、醤油、みりん……」

嵐「配分はこれぐらい、か?」

嵐(面倒だけど、やっぱり大雑把じゃないかって司令に思われたくねえし)

提督『いいぞいいぞ。面倒だからってドバーッと入れるな』

神風『と言うことは、今までそんな感じだったのね』

嵐「完成したタレと一緒に焼いて……」

嵐「しゃあ出来た!! 嵐巻き起こす秋刀魚の蒲焼だぜ!」

皐月『美味しそう!』

如月『これは期待出来るかしら?』

龍田『だと良いわね~』

飛鷹「さってと、いっちょやりますか」

飛鷹「秋刀魚だから凝った物でも作ってみたくなるけど……」

飛鷹「ここはシンプルかつ王道。秋刀魚の塩焼きでいくわ!」

飛鷹「簡単そうだけど、意外にやることが結構あるのよね」

提督『ふむふむ。飛鷹は隼鷹と違ってレシピは頭に入ってるみたいだ』

龍田『隼鷹がアレな感じだったものね~』

飛鷹「秋刀魚を水で洗って、半分に切ってと」

飛鷹「そうそう。グリル内を空焼きをしておかなくちゃ駄目だわ」

鳳翔『良いですね。お魚を美味しく焼くには必要不可欠な作業です』

神風『秋刀魚の塩焼きなら尚更ね』

飛鷹「空焼きは良し。塩をふっていきましょうか」


塩の量 ↓コンマ

1~40 完璧

41~70 まあまあ

71~90 塩辛い

91~00 高血圧注意!

コンマ58 まあまあ good


飛鷹「あまりかけすぎると塩辛くなっちゃうから、量を丁度良く……」

飛鷹「これぐらいかしら?」

皐月『多すぎず、少なすぎずって感じかな?』

提督『だな。でもこれぐらいが案外良いかもだぞ』

飛鷹「網に油をちょっと塗って、よく焼けるようにしましょう」

飛鷹「さあ、焼いていくわ」


秋刀魚の焼き具合(表) コンマ↓

1~40 完璧

41~70 普通

71~90 弱め

91~00 黒コゲ

コンマ90 弱め bad


飛鷹「…………」

飛鷹「うん。表はこれで良い気がするわ」

飛鷹「裏返しにして、そのまま焼くわよ」

如月『ちょっと時間が短いかしら?』

鳳翔『そうですねえ。映像からですと焼き具合が見えませんから何とも言えませんが……』

提督「飛鷹の感覚を信じるしかないな」


秋刀魚の焼き具合(裏) コンマ↓

1~40 完璧

41~70 普通

71~90 弱め

91~00 黒コゲ

コンマ65 普通 good


飛鷹「良い具合ね」

飛鷹「この間に大根おろしを作って、すだちも切っておきましょう」

ヤケマシター!

飛鷹「出来たわ。王道! 秋刀魚の塩焼き」

飛鷹「我ながらよく出来たと思うわ。勿論味付けも」

飛鷹「少なくとも隼鷹よりかはマシの筈……うん」

提督『あれと比べたらアカン』

神風『二人とも完成したみたいね。次は実食よ!』

本日はここまで。リハビリがてらなのでゆっくり更新していきます。

待っていてくれた方々、とてもありがたいです。終わりまでどうかお付き合い願います。

ありがとうございました。

―テイスティングタイム―

皐月「お待ちかねの実食、行ってみよー!」

神風(私の台詞……)

嵐「なかなかの出来だと思うぜ。自信はかなりある」

飛鷹「それは私だって同じよ。負けられないわ」

如月「火花散らしてるわねえ」

龍田「提督側はここで負けたら終わりだもの。それはそうなるわ」

鳳翔「結果はどうあれ、最後まで対決は進めるべきだと思いますよ」

提督「ええ。俺も同じ意見ですよ」

神風「それじゃあ最初は……」


どちらの料理から最初に食べる? 安価↓

神風「自信満々の嵐から!」

嵐「しゃあ! 分かってるじゃねえか」

飛鷹「むっ……残念」

嵐「それじゃあみんな、勢いよく食べてくれよ!」

嵐「これが俺の作った秋刀魚の蒲焼だ!」

皐月「うひゃ~! 画面で見た時よりも美味しそう」

如月「秋刀魚が新鮮ってところを差し引いても確かにそう見えるわ」

龍田「けど重要なのは味よねえ」

嵐「だ、大丈夫な筈だぜ!」

神風「そこは最後まで自信たっぷりに言いなさいよ」

提督(嵐……信じてるぞ)

鳳翔「…………」

神風「それじゃあ手を合わせて……」

審査員『頂きます』


嵐作・嵐巻き起こす秋刀魚の蒲焼の評価
コンマ↓(補正0)

01~10 愛のバケツ行き
11~30 ちょいマズ飯
31~60 普通
61~80 美味
81~00 メシウマ勢の仲間入り

14 ちょいマズ飯


審査員『…………』モグモグ

皐月「えっ」

神風「…………」ミケンオサエ

嵐「えっ……何だよそのみんなのリアクション」

如月「えっとねえ、そのぉ……」

龍田「ハッキリ言っちゃうと不味いわね」ニッコリ

嵐「」ガーン

皐月(た、龍田さーん!?)

神風(ズバッと斬り込んだわこの人)

提督(ひ、飛龍現象だとぉぉぉぉぉぉ!)


※飛龍現象とは

一見問題なさそうな調理過程で出来上がった料理が不味くなってしまうこと。

しかしバケツに駆け込む程ではなく、食べる人によってはおかわりも有。青汁感覚。

対義語として瑞鶴現象がある。

鳳翔「失礼しますね……」モグモグ

鳳翔「…………あらあら」ニガワライ

鳳翔(最初は躓きましたけど、後の過程は特に問題なかったのに。どうしてかしら)

神風「……どうするのよ。鳳翔さんもコメントに困ってるじゃない」

嵐「う~……俺にだって分からねえよ」

提督「あ~ほら、泣くなよ。後で俺もちゃんと食べるから」

嵐「無理して食わなくてもいいよ……」

皐月「拗ねちゃった」

飛鷹「何してるのよもう」

龍田「うふふふ」

飛鷹「原因の人は笑ってるし」

イチブカンショク!

皐月「食べ終わった! 次は飛鷹さんだね!」

嵐「もう駄目だぁ……お終いだぁ……」

飛鷹「ちょっともう。まだ結果は分からないでしょ」

龍田「そうそう。まだ落ち込むには早いわよぉ」

如月(龍田さんて本当にドSなのねえ)

神風「あー、ともかく実食よ。飛鷹さんお願いします」

飛鷹「それじゃあどうぞ。私の作った秋刀魚の塩焼きよ」

皐月「これも美味しそう! ……見た目は」

如月「見た目とか言わない」

飛鷹「まあさっきの件があれば無理ないわよ」

龍田「うふふ~。貴女のはどうかしらねえ」

神風「それじゃあ手を合わせて……」

審査員『頂きます』

提督「…………」ドキドキ

嵐「…………」オイノリ

鳳翔「…………」ニコニコ


飛鷹作・王道、秋刀魚の塩焼きの評価
コンマ↓(補正+10)

01~10 愛のバケツ行き
11~30 ちょいマズ飯
31~60 普通
61~80 美味
81~00 メシウマ勢の仲間入り

88+10=98 メシウマ勢の仲間入り


皐月「んまーい!!」

如月「作り方はシンプル。けどこんなにも美味しい」

龍田「あら~。ちょっとつまらないけど、美味しいからいいわ」

神風「これは……お手本にしたいわね」

飛鷹「やった! 隼鷹見た? お酒に頼らなくてもいけるのよ私は」

提督(気にしてたんだ……)

嵐「うわー!! 負けたー!?」

嵐「ちくしょー……ちくしょー……」

提督「落ち込むな嵐。この悔しさをバネに力を付けるんだ」

嵐「ううっ……でもよ司令、俺の料理よりも飛鷹さんの方が断然……」

提督「言っただろ。後で俺も食べるからって。だから食べさせてくれ」

嵐「…………」カオマッカ

龍田「スケコマシね~ホントに」ビシビシビシ

提督「痛ッ! 脇腹を突くな龍田! 地味に痛いからそれ!」

嫁艦s「…………」ジリジリジリ

提督「お前達も無言で近づかないで怖い!」

鳳翔「あらあら」

飛鷹(私の後で食べてもらおっと)

本日はここまで。次回が最終戦ですね。

だんだん感覚を取り戻せていけばいいんですが。

ありがとうございました。またよろしくお願いします。

神風「さて司令官への制裁が終わったところで、次が最後の対決よ!」

提督「めっちゃ脇腹突かれた……」

天霧「とうとうあたしの出番か!」

如月「結果はもう何となく分かってるけど、最後までやりたいわよね」

千歳(私としてはこれで終わりでも良かったんだけど……)

龍田「何か逆転要素でもつける?」

皐月「最後に勝った方に一万点!」

神風「ポイント制じゃないんだけど……」

千歳「やめて! もしそれで万が一が起こったら私、空母のみんなに顔向け出来ない!」

天霧「滅茶苦茶必死だ……」

鳳翔「え~……そろそろ最後のお題を発表しませんか?」

提督「ですね。神風頼む」

神風「任せて。最後のお題はこれ!」


【さつまいも】


皐月「みんな大好きさつまいも!」

如月「焼き芋はとっても美味しいわよねえ」

龍田「食べすぎには要注意よぉ」

神風「このさつまいもを使って二人にはデザートを作ってもらうわ」

天霧「最後はデザートかぁ。あたしに出来るかな?」

天龍「弱気になるな! もう後がねえんだぞ!」

嵐「そうだそうだ! 勝ったら一万点で大逆転だぞ!」

千歳「その話無かった事になったんじゃないの!?」

サラトガ「もうあちら側はその気になってしまってますね……」

飛鷹「千歳、応援してるわ。負けたら許さないわよ」

千歳「」シロメ

提督「哀れな……」

鳳翔「うふふふ」

―クッキングタイム―


天霧「最後ぐらいパーッと勝ちたいねえ!」

千歳「……絶対に勝つ!」


※他参加者は別部屋で待機


提督「最後の勝負……果たしてどうなるか」

鳳翔「勝っても負けても、教え子の成長を喜びましょう提督」

提督「勿論ですよ鳳翔さん」

皐月(むむっ……何だか司令官と鳳翔さん、良い雰囲気)

如月(私達駆逐艦にはまだ出せそうにない雰囲気だわ)

神風「気になる事はあるけど、最初は天霧からね!」

天霧「さつまいもを使ったデザートと言ったら……」

天霧「思いつくのは大学芋!」

天霧「おかずにも良いけど、ハチミツとか多めにしたら立派なデザートになるよな」

天霧「早速作るぞ!」

皐月『ボク最初に思いついたのスイートポテトだよ』

如月『ま、まあ大学芋もデザートにカウントされる事もあるから』

天霧「それじゃ最初はさつまいもを切ってかないとな」


さつまいもの切った形 ↓コンマ

1~30 大きさ均等

31~60 大きめ

61~90 小さめ

91~00 デコボコ

コンマ24 大きさ均等 very good


天霧「提督に習ったネコの手で、なるべく均等に……」

龍田『あら~、だいぶ綺麗に切れてますね』

提督『ギャップが凄いだろ? 俺も上達に驚いたもんさ』

鳳翔『はい。あれだけ均等に切るのは見習いたくなりますね』

天霧「出来た! 完璧じゃねえのこれ」

天霧「フライパンに油を入れて……」

天霧「さつまいもを炒めるぞ!」


さつまいもの炒め具合 ↓コンマ

1~30 完璧

31~60 まずまず

61~90 足りない

91~00 コゲコゲ

コンマ22 完璧 very good
※ゾロ目のため、ファインプレイ!(補正+5)


天霧「炒める時間はこれぐらいかな?」

天霧「串を刺してと……うん。すんなり入ったな」

天霧「おっとそうだ。余分な油をキッチンペーパーで拭いておこう」

神風『ここまでは順調ね。怖いぐらいに』

皐月『うん。失敗らしい失敗はしてないね』

龍田『でもまだ油断は禁物よぉ。何が起こるか分からないもの』

如月『流石にここまでくればもう……』

天霧「仕上げといきますか!」

天霧「塩、醤油、そしてハチミツを入れるぜ!「」


ハチミツの量 ↓コンマ

1~30 適量

31~60 ちょっと多め

61~90 少なめ

91~00 豪快にドバーッと

本日はここまで。天霧が順調で良いですね。

千歳の運命やいかに。盛大なオチ担当になってしまうのか。

ありがとうございました。次回も宜しくお願い致します。

コンマ65 少なめ bad


天霧「入れすぎるとハチミツの味に染まっちまうよな」

天霧「ここはちょっと気持ち少なめにして……」

皐月『んん? 気持ちどころか少なすぎじゃない?』

如月『この番組は基本味見は禁止だもの。ここら辺が難しいのよねえ』

提督『吉と出るか凶と出るか、だな』

天霧「完成! 天霧お手製の大学芋だぜ!」

天霧「これはもう一万点間違いなしだろ! うん」

龍田『飛龍現象があるから油断は禁物ねえ』

神風『流石に二度は無いでしょう……さて次は千歳さんね』

千歳「……何だか天霧が大成功してそうな気がする」

千歳「もしも負けたら……」



飛鷹『やっちゃったのね千歳……』ジトメ

瑞鳳『どうして、どたん場で負けるんですか!』

龍驤『やっぱり乳が大きいだけの軽空母はアカンかったな!』プークスクス

千代田『お姉……』

加賀『頭にきました』

赤木『とりあえず味見させて下さい!』

隼鷹『まあ飲んで忘れようぜえ』



千歳「ま、負けられない! 絶対に!!」


千歳「さつまいもを使ったデザートなら、定番はスイートポテトよ」

千歳「これなら何とか出来る筈!」

提督『燃えてるなあ』

鳳翔『色々とプレッシャーがかかってますから』

千歳「先ずはサツマイモをレンジで加熱。柔らかくして……」

ジョウズニヤケマシター!

千歳「潰してペースト状にしてっと」

提督(千歳が動く度に胸が揺れておる……)デレデレ

神風「むっ」アシヲフミツケ

皐月「やあ」オシリツネリ

如月「えい」メヲフサギ

龍田「うふふ」ワキバラツツキ

提督『』チーン

鳳翔「あらあら」


千歳「次に【↓コンマ】と【↓2コンマ】を入れて混ぜ合わせるわよ」


材料一つ目 ↓コンマ

1~30 生クリーム

31~60 生クリーム(少量)

61~90 練乳

91~00 生クリーム(深海)


材料二つ目 ↓2コンマ

1~30 卵黄

31~60 卵黄(少量)

61~90 うずらの卵

91~00 卵(深海産)

材料一つ目 コンマ76 練乳 bad
材料二つ目 コンマ11 卵黄 very good


千歳「生クリームと卵黄を入れて……」

鳳翔『あらあら……練乳と卵黄ですねあれは』

神風『千歳さーん!?』

龍田『~~~~(笑)』バンバン

皐月『龍田さんがまた口を押さえながら机をバンバン叩いてる……』

提督『すっげー甘いスイートポテトになりそうだ』

如月『まさに文字通りになりそうね』

千歳「最後にバターとと【↓コンマ】を入れて混ぜるわ」


入れる材料 ↓コンマ

1~30 グラニュー糖

31~60 砂糖

61~90 塩

91~00 ワ級の運んでいた補給物資にあった岩塩からとった塩

コンマ51 砂糖 good


千歳「バターとグラニュー糖を入れて混ぜて……」

鳳翔『惜しいですね。あれは砂糖です』

神風『ああ。けどまあ代用にはなるから』

提督『う~む。どんな変化が起こるかだな』

龍田『入れたの練乳だものねえ』

千歳「うん。これで大丈夫な筈」

千歳「後は食べやすいように形作って、卵黄を表面に塗ってと……」

千歳「オーブンで焼けば完成よ!」

皐月『完成かぁ。どんな味になってるのかな』

―テイスティングタイム―

如月「お待ちかね、テイスティングタイムね~」

神風(また私の台詞が……)

天霧「へっへーん。あたしのこれは今までの料理の中でも最高傑作だと思うぜ」

千歳「自信満々ね。だけど私だって自信はあるわよ」

天霧「最初に言った通り、勝った方に一万点な!」

千歳「だからそれはやめて本当に!」

龍田「もうそれで良いんじゃな~いのぉ。面白そうだし」

千歳「人の気も知らないで貴女は本当に……」

神風「はいはい。争いはそこまでにして早く食べましょうよ」

皐月「それじゃあ最初に食べるのは……」


どちらの料理から最初に食べる? 安価↓

皐月「千歳さん!」

千歳「私!?」

皐月「いやもう早く済ませてプレッシャーから開放してあげようかと」

千歳(駆逐艦の娘に気遣われてる私って一体……)

如月「それにどうなってるのか気になってるのよねえ」

千歳「?」

龍田「うふふ~」

提督(まあ凄い甘そうって事は分かるけどな)

千歳「何だか皆の反応が気になるけど、配っていくわよ」

ハイゼンチュウ…

千歳「どうぞ。千歳の作ったスイートポテトです」

神風「見た目は完璧なスイートポテトね」

千歳「味も完璧な筈よ。……きっと」

皐月「不安になるからやめてったら」

神風「それじゃあ手を合わせて……」

審査員『頂きます』


千歳作・甘~いスイートポテトの評価
コンマ↓(補正+10)

01~10 愛のバケツ行き
11~30 ちょいマズ飯
31~60 普通
61~80 美味
81~00 メシウマ勢の仲間入り

本日はここまで。千歳お姉がホントにデオチに……?

ありがとうございました。またよろしくお願いします。

8+10=18 ちょいマズ飯


審査員『…………』モグモグ

審査員『あみゃ~い……(苦笑)』

千歳「」ガーン

提督「どれどれ」パクリ

鳳翔「頂きます」パクリ

提督「……甘ッ!? すげぇ甘いなコレは」

鳳翔「…………」ミズデナガシコミ

千歳「ど、どどどどどどうして!? 調理に問題は無かった筈なのに……!」

千歳「まさか、飛龍現象が私にも!?」

皐月「いやいや千歳さん。今回はその現象起きてないよ」

神風「生クリームだと思って入れたのは、練乳よ……」ウエ

千歳「何……だと……」

龍田「練乳付けた物を食べたら、その中にまた練乳が入ってたぐらいに甘いわねえ」

如月「二、三個食べたら太るか病気になりそうだわ……」

千歳「」チーン

天霧「これはもう、勝っただろ!」

※スイートポテトはスタッフに配られました。

神風「トリは天霧ね」

天霧「いやあ、最後にあたしにこんな見せ場が来るなんて思わなかったよ」

天霧「絶望的だったけど、あたしのが美味ければあたし等の勝ちなんだよな?」

千歳「もう、それでいいわ……」ズーン

皐月「今にも沈みそうなぐらい落ち込んでる……」

龍田「まあ最後にあれだけやらかせばねえ」

提督「今頃控え室が荒れに荒れてそうだ」

鳳翔「提督も落ち着かせるのを手伝って下さいね?」

提督「頑張りま~す」

天霧「そいじゃあ味わえ! あたしのお手製、大学芋だあ!」

神風「千歳さんの後だと、結構躊躇うわね」

皐月「強烈だったしね」

天霧「んな事言わずにさあ、食べて審査してくれよな!」

神風「分かってるわよ。それじゃあ手を合わせて……」

審査員『頂きます』


天霧作・お手製大学芋の評価
コンマ↓(補正+20)

01~10 愛のバケツ行き
11~30 ちょいマズ飯
31~60 普通
61~80 美味
81~00 メシウマ勢の仲間入り

43+20=63 美味


皐月「美味しい! ……美味しいんだけど」

如月「千歳さんの後で食べたかったわねえ……」

龍田「甘いのに抵抗が出来ちゃってるからねえ。惜しいわ」

天霧「ちょっと千歳さん! 何しちゃってくれるんですかあ!」

千歳「ホントゴメンなさい……」ズーン

神風「まあでも良いじゃない。美味しいのはホントよ」

天霧「ぐぬぬぬ……何かスッキリしない」

提督「俺が後で食べてやるから機嫌直せよ」

天霧「むう……分かった。嵐のよりも先に食べてくれよな」

提督「揉めそうだからそういう事言わないの」

鳳翔「微笑ましいですね。うふふ」

―ジャッジメントタイム―

神風「みんな、お疲れ様でした!」

皐月「気になる結果だけど……」

如月「一万点獲得した司令官側の勝利……で、良いのかしら?」


【提督軍の勝利(?)】勝利BGM


龍田「オメデトー、天龍ちゃん」パチパチ

天龍・嵐・天霧「「「よっしゃあ!!」」」

飛鷹「納得いくかあああああ!!(怒)」

提督「まあ、そうなるな」

鳳翔「当然でしょう」

サラトガ「い、いつの間にこんな事に?」オロオロ

千歳「」ズーン

神風「冗談はこれぐらいにして、各チーム一人ひとりのランク付けをしていくわよ」

如月「総合的に高かったチームの勝利。最初の予定通りね」

天龍「ちぇ~……」

嵐「勝ったと思ったのに……」

天霧「一万点……」

飛鷹「当たり前でしょうが。頑張ったのに理不尽すぎるでしょう」

サラトガ「良かったです」ホッ

神風「最初は司令官チームのランク付けからいくわよ」

提督「ドキドキするなぁ」


天龍のランク 特エプ、上エプ、中エプ、下エプ、ランク外↓5までの多数決

嵐のランク 特エプ、上エプ、中エプ、下エプ、ランク外↓5までの多数決

天霧のランク 特エプ、上エプ、中エプ、下エプ、ランク外↓5までの多数決

神風「審査の結果、こうなったわ」


天龍 上エプ

嵐 下エプ

天霧 上エプ


皐月「うん。納得」

嵐「ちっくしょー……天霧に負けた」

天霧「まっ、あたしの方が女子力が上ってこったな」ニシシ

嵐「いつか個人的にリベンジ申し込むからな」

天霧「ああ、受けて立ってやるぜ」

提督「場外で争わないの」

天龍「ったく、ガキ共はこれだから」

如月(二人とも保護者みたいだわ)

神風「さあ、お次は運命を決める鳳翔さんチームのランク付けよ」

鳳翔「私は皆さんを信じるだけです」

飛鷹「お願い!」

サラトガ「勝ちます!」

千歳「どうか!」


サラトガのランク 特エプ、上エプ、中エプ、下エプ、ランク外↓5までの多数決

飛鷹のランク 特エプ、上エプ、中エプ、下エプ、ランク外↓5までの多数決

千歳のランク 特エプ、上エプ、中エプ、下エプ、ランク外↓5までの多数決

神風「審査の結果、鳳翔さんチームは……こちら!」


サラトガ 特エプ

飛鷹 特エプ

千歳 中エプ


サラトガ「Very great!」

飛鷹「これは勝ちね! 勝ったでしょ!!」

千歳「私、中エプだああああああ!!」←興奮し過ぎ

皐月(正直千歳さんのあれは、まあ可愛そうなのも入ってるよね)

如月(練乳と生クリームさえ間違えなければ良かったものね)

龍田(まあ私の中では下エプよぉ)

神風(まさに情け……)

神風「と、言うわけで結果はまあご覧の通り」

神風「鳳翔さんチームの勝利!」

鳳翔「ありがとうございます。うふふ」ニコニコ


【鳳翔軍の勝利】勝利BGM

成績表

特エプ:神風、如月、ポーラ、皐月、大和、大鳳、飛龍、しおい、ザラ、曙、名取、朧、サラトガ、飛鷹

上エプ:龍田、足柄、萩風、日向、山風、初霜、大鷹、天龍、天霧

中エプ:瑞鶴、霧島、占守、龍驤、金剛、初月、川内、吹雪、時雨、古鷹、隼鷹、千歳

下エプ:陽炎、五十鈴、比叡、那智、嵐

ランク外:ビスマルク

ランク外(スタジオ外):北上

初代最凶女王:磯風

提督「これは仕方がない。甘んじて受け入れよう」

天龍「悪ぃ。負けちまった」

嵐「司令……」

天霧「くっそぉ……すげぇ悔しい」

提督「落ち込むなよ。寧ろ最初の頃と比べたらだいぶ上達してぞ」

提督「その成長が俺にとっちゃ嬉しいよ」

提督「また改めて俺に作ってくれ。お前達の料理をさ」

天龍・嵐・天霧「「「提督(司令)……」」」ジーン

鳳翔「て・い・と・く? こちらも忘れないであげて下さいね?」

サラトガ・飛鷹「「…………」」ホホソメ

提督「あっ……(察し)」

提督「アイテム屋行ってきて良いでしょうか?」

皐月「これは、ねえ」

如月「ええ。要相談ね」

神風「緊急嫁会議よ! 司令官、良いわね?」

提督「はい」


龍田「あらら、連れてかれちゃったわねえ。それじゃあ閉めましょうか」

鳳翔「そうですね。私達でやりましょうか」

龍田「料理は愛だ。愛があれば」

鳳翔「Love is OK♪」

龍田「さよなら~」

千歳「中エプ……中エプで良かったぁ」ホッ

これにて特別編終了です。

長い間お付き合い、そしてお待たせしてすみませんでした。

キリも良いので一旦ここでHTML依頼を出し、次回スレで改めてエプロンガールズを決めたいと思います。

次回作品も宜しくお願い致します。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年10月08日 (日) 00:19:11   ID: j8opHr7u

うどんでもそばでも手打ちが茹でるときに切れるのは。
基本的には茹での問題じゃなくて、大部分は生地を打つ時点の問題なんだがなぁ。

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