【俺ガイル×デレマス】小町がトップアイドル目指す (7)

初投稿です
批判コメ等お手柔らかにお願いします
更新ペースは遅くなると思います




恋愛とは嘘であり無である。

青春を謳歌せし者たちは「誰と付き合っているか」が自分のスペックになると考えている。

顔、スタイル、全てを兼ねそろえた者が青春の頂点に君臨する。

「顔なんて関係ない、内面が一番大事」と言う者もいるが、大抵のイケメンは心に余裕があるため相手に優しく接

することが出来るため、人当たりが良くなる。例えばシンデレラの世界の王子様が心優しいキモデブだったとしたら

舞踏会の参加者は激減していただろう。結局のところ見た目こそが全てなのだ。

しかしそれれは他人に見せるための「表向きの顔」、いわばアイドルのような偶像でしかないのだ。

よって他人との間に真実の愛なんてものは存在しない。身内こそが全て。身内こそが正義なのだ。

つまり何が言いたいのかというと・・・











八幡「小町が可愛すぎてヤバい」





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507131183

小町「お兄ちゃん、誰と話してるの」

八幡「おぉ、マイスウィートエンジェル小町ちゃんじゃないか」

小町「最近お兄ちゃんのシスコンっぷりが加速しててきm…心配なんだけど」

そう言う小町の目がすごく冷たい。昔はあんなにお兄ちゃんにべったりだったのに…

ていうかキモいっていいかけなかったか?思春期なの?反抗期なの?

小町「あ!お兄ちゃんと馬鹿なこと話してたらM○テ始まっちゃったじゃん!」

馬鹿なこととか言わないで、泣きたくなちゃう

八幡「お前Mス○なんか毎週見てたか?」

今日はあの346プロの楓さんが出演するんだよ!」

346プロダクション、略して346プロ。芸能プロダクションとして古い歴史を持っていて、

最近アイドル活動を始めた大手プロダクションだ。

小町「楓さん綺麗だなー。歌も上手いし、大人の女性って感じで。きっとすごい上品で駄洒落なんて

口が裂けても言えないような人なんだろうなー。」

小町はそう言うが俺はその意見に賛成できない。アイドルなんてものはファンが生み出した偶像であり、幻想だ。

裏でどんな汚いことをやっているかもわからない連中を応援する気になんてなれない。


八幡ていうか小町の容姿ならアイドルだって敵じゃないと思うぞ。音楽の成績もいいんだし」

小町「はぁ、これだからゴミぃちゃんは…」

これ見よがしにため息をつく我が妹。そんな目で見ないでください。死にたくなっちゃう。

小町「アイドルはテレビ越しでしか見れないから魅力が伝えきれてないだけで一般人が敵うような相手じゃ

ないの。それに小町はお兄ちゃんだけのアイドルだから。あ、今の小町的にポイント高い♪」

やだ可愛い。そんな事を言いながら小町は「おやすみー」と言ってベッドへ向かっていった。

八幡「さて、金曜の深夜アニメはっと…」

比企谷八幡の夜は長い。

~翌日~


小町「お兄ちゃん、ただでさえ腐ってる目がクマと合わさって大変なことになってるよ」

眠い。眠すぎる。明らかに睡眠時間が足りてない。つーか今日土曜日だぞ。なんでこんな朝っぱらに起こされ

たんだ、俺。

小町「もしかしてだけどお兄ちゃん、今日東京に買い物に行く忘れてないよね?」

八幡「ヤダナーソンナハズナイジャナイデスカアハハハハ」

ごめんなさい完全に忘れてました。

小町「罰として今日1日小町の荷物持ちになること」

八幡「任せろ。専業主夫志望の俺にできない雑用なんてない。」

小町「それ専業主夫じゃなくてヒモの発言じゃない?」

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