勇者「魔王の電話番号?」 (29)



勇者「いや、要らないです…」


王「まぁそう言うな勇者よ」ゼロハチゼロ…


勇者「えぇ…」メモメモ




ー 勇者 は 魔王の電話番号 を 手に入れた!ー







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勇者「初めてのアイテムが電話番号とは…」


勇者「連絡先登録しとくか、魔王っと…」


勇者「さて…仲間は後々探すとして、行くか!」



< 勇者の装備・アイテム >

E : 始まりの剣
銅の鎧

アイテム : 薬草×5 せいすい キメラのつばさ
魔王の電話番号←NEW!!



~道中~


勇者「ファイヤーボール!」ボッ


ゴブリン「ぐがっ?!」


勇者「ん…弱い上に数が少ないな」


勇者「まぁいい、村まで突っ切ろう!」



~ タマヤシの村 ~


村人「おぉ、タマヤシの村へようこそ」


勇者「どうも。ここの村の宿屋は…」


村人「あそこにある木造の家が宿屋さ」



~ 宿屋 ~


主人「長旅お疲れでしょう、あの部屋です」


勇者「…ありがとう」




勇者「さて、問題の電話番号な訳だけど」


勇者「やはり掛けてみるべきなのか」


掛ける?掛けない? >>5

賭ける

>>5


勇者「一応王様のイタズラの可能性もあるしな、掛けるか」ゼロハチゼロ…


prrrrr、prrrrr







pi



勇者「えっ」







魔王『もしもし』


勇者「も、もしもし?」


魔王『掛けてきたのはそちらであろう…誰だ』


勇者「…勇者です」


魔王『勇者…?あのクソ王の仕業か』


勇者「お知り合いなんでしょうか」


魔王『知り合いも何も、数年前に我を倒したのはアイツだ』


魔王『最も、今では電話する仲ではあるがな』


勇者(なんで倒しに行くんだろうか)


魔王『何故か、と思ったろう?なんせ暇でな』


魔王『王に話を持ちかけたら、勇者だろとなってな』


勇者「俺の敵は王様だったのですね」



魔王『しかし、貴様に電話番号を渡すのは想定外だ』


魔王『これでは雰囲気も何もないではないか』


勇者「全く…それと、一つ聞きたいのですが」


勇者「敵が、少ないのです、訳があるのでしょうか」


魔王『スライムは我の風呂のために集合している』


魔王『ぷにぷにで気持ち良いものでな』


勇者「貴方も敵なのですね」



魔王『スライム風呂を愚弄しているのか!!』ドンッ


勇者「そっちじゃないです!!」


魔王『そうか…ところで、今は何処にいる』


勇者「今ですか?今はヤシタマの村です」


魔王『あ。その村は我が全人間を魔物とすり替えておいたぞ』


勇者「もうおかしいですよね、いや普通なのか魔王だし」


魔王『聞いて慄くがよい。なぜそのような事をしたのか』


勇者「恐らく暇つぶしだと思うので切りますね」


魔王『せいか Pi♪



勇者「あの王二人は信用するべきではないな」





勇者「さーて、この村は全員魔物だったんだよなー」


勇者「…やりますかっ!!」





~ 王様サイド ~


王「仕事は終わった…暇だな。つまり魔王だな」

pr Pi♪


魔王『どうしたクソ王』


王「随分出るのが早い… そっちもひと段落ついたらしいな」


魔王『あぁ、そしてお前に電話番号は渡すべきではなかった』


王「勇者のことか?まぁ気にするな」


魔王『しかし、何度思い出しても腹が立つ…あの時の貴様は』




◆ 魔王城 過去 ◆


勇者「ライジングサーペント!!」


バンッ


勇者「」



勇者(現:王様)「跳ね返ってくるとは反則な」


勇者「はぁ、かっこいい俺の見せ場が」


勇者「ゆっくーり開けよう、ゆっくりな」


ギギギギギギ



魔王「よく来たな、勇者よ」


勇者「初めまして、勇者です。差し支えなければ電話番号など…」


魔王「見た目で判断するとは愚弄しているようだな」


魔王 「「「「 災厄 ノ 極冷」」」」ギュオオオ


勇者「効かねぇっ!!」反射


魔王「跳ね返すとは何と卑怯な!」





………


魔王『と言った感じで、最低の事をしてくれたな』


王「貴様もだ魔王よ。扉にちんけな小細工かけよって」


魔王『ちんけとは馬鹿にしておるのか?!!』バンッ


王「あの鎧の反射こそ卑怯だと馬鹿にしよった癖に…」


魔王『もう許さぬぞ…戦争だ』


王「あぁ、受けて立つわ!!」



~ 勇者サイド ~


勇者「聞いてたお陰で随分早く片付いたな」


勇者「殆どがスライムだったのは驚いたが…風呂にするくらいだしな」


prrrrr prrrrr



勇者「また電話…しかも王様…?」


勇者「いつ追加されたのだろうか。出るか」


Pi♪


勇者「はい」


王『勇者よ。戦争が始まることになった』


勇者「戦争…!妖精の国ですかっ?」


王「」

コテ付け+間違えました。再投します




~ 勇者サイド ~


勇者「聞いてたお陰で随分早く片付いたな」


勇者「殆どがスライムだったのは驚いたが…風呂にするくらいだしな」


prrrrr prrrrr



勇者「また電話…しかも王様…?」


勇者「いつ追加されたのだろうか。出るか」


Pi♪


勇者「はい」


王『勇者よ。戦争が始まることになった』


勇者「戦争…!妖精の国ですかっ?」


王『いいや、魔族側だ』


勇者「…まさかとは思いますが、魔王と喧嘩でもしましたか?」


王『そのまさかだ』


Pi♪


勇者「付き合ってられるかっ!ぁぁぁああああ?!!」シュウウウン


勇者「体が消えてく?!」


バシルーラじゃー バシルーラじゃー バシルーラじゃー………


勇者「くっ…!許すまじ王よ!!」



バシュン!!


勇者「ここは…?」


魔王「うおっ?!貴様は…どこから!」


勇者「その声は魔王!!」


魔王「声で判別するとは、愚弄しておるの」パキパキ


勇者「この装備で魔王に決闘を挑ませるとは…っ」

E: 始まりの剣 銅の鎧 王様のお守り←NEW!!


魔王「戦争に貴様がいると戦力が傾くのでな!!」


魔王「全力で行くぞ… 災厄 ノ 獄炎 !!」ボッ


勇者「うっ…!!」反射


魔王「なっ?!」ゴオオオオ




魔王「反射。とはな…勇者は何故皆それを使うのか」


勇者「…」(なんで弾かれたのか…)


魔王「勇者よ、そのお守りはどこで手に入れた」


勇者「これは…知らない間に王様が…?」


魔王「ということは来るか」



お守り が 光り輝いた!!!



王「…待たせたな」シューーー



魔王「…またも反射を使うとは、やはりクソ王か」


王「美人の癖して姑息な手ばかり使いよって…」


魔王「永き闘いに…終止符を打とうぞ!」


勇者「ガンバレー」




魔王『Lv:???』「 災厄 ノ 魔槍 !!」シュン


王『Lv:99』「ライジングバレット!!」ババババ


勇者『Lv:13』「槍と雷の刃が相殺…これが最強の闘いか…」


魔王「戦慄ナル龍息!!」


王「くっ…!」


勇者「お、王様っ!!」



王「ライジングストーム!!」ヒュゥウウウ


魔王「衰えたな、クソ王…」バシルーラ


王 勇者 「「なっ!!」」


魔王「今…貴様らを潰す必要はもうない…消えうせい」


勇者「せめて一発でも…ファイヤーボール!!」ボッ


魔王 「ふん」反射


王「また反射か!!!………」ドヒュン



魔王「いやはや、疲れたな。スライムよ」パチッ


スライム が 集まって スライム風呂 に 変化した!!


魔王「やはりこれに限るな!」フハハハハ







王「すまぬ勇者、やはりもう一度旅に出てくれ」


王「そうだ、次はメールアドレスを教えよう」


mao2525@gmail.com


勇者(gmail…)


勇者 は キメラのつばさを使った!!


勇者「またタマヤシの村だ」


主人「あぁ、旅人さん。今、こんな料金になってしまっているよ」


勇者「料金が…」


勇者「王様につけておいてください。勇者です」





勇者「さて、魔王にメールを送るべきなのか?」


送る、送らない >>22


送ろう

>>22


勇者「一応送るか…」

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宛先 : mao2525@gmail.com

件名 : 勇者です

経験値稼ぎしたいのでスライム戻して頂けませんか?

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勇者「送信っと」Pi♪

piron♪


勇者「…早いな?」


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宛先 : yusha4649@icloud.com

件名 : [ピーーー]ぞ

却下
iPhone信者に手助けの必要無し
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勇者「」



勇者「魔王と王のダブルコンビに関わらずに行こう」


ガヤガヤ


勇者「…ん、喧嘩、か?」


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カマ「なによぉ!オカマ馬鹿にすると死ぬわよ!」


ゴリラ「ただ性別にあった生き方をせいと言っただけじゃ!」




勇者「濃いなぁ…避けようか」


カマ「あ!そこのア・ナ・タ?ちょーっと来てちょ?」


勇者「魔王討伐の任務があるのですみません!!!」ダダダッ


カマ「ノンノン!時間あるでしょー?」ガシッ


ゴリラ「じゃから女を好めとあれほど!!」


勇者「せ、せめてメールアドレスだけで許してください…」


カマ「おっけー♪ん、アナタ、iPhone勢なんだ」


勇者「えぇ…好きなもので」


カマ「Appleかぁ…もういいわ、ありがと?」



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勇者「iPhoneの何がいけねぇってんだ!!!」パリーン


Prrrrr


勇者「電話、か…とても出たくないな」


魔王『よぉ信者!』


勇者「じゃあ切りますね?」


魔王『すまぬ、お主に相談があっての』


勇者「ほんとに魔王なんですか…」ハァ


魔王『キングスライムというものがおってな』


魔王『捕獲してきてくれ』ヨロシク


勇者「嫌です!!…ハァ…またバシルーラですか…」ババババ


魔王『そゆこと(o´・ω-)b』グッ


勇者「顔文字使ってんじゃねえぇぇぇぇぇ………」




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【神殿らしき建物】


ドサッ


勇者「痛っ…くない?柔らかいぞ?それに青い…」


勇者「えっこれ全部スライム?」


勇者「」デケェ


キンスラ「」ナニコイツ

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