【NEW GAME!】特別話「体調不良って、なんとかなりませんか?」(30)

「NewGame!」というアニメに最近ハマり、SSを考えました。
キャラの口調などに注意です。



青葉「うーん、昨日も遅かったから、眠くて眠くて・・・んっ!?」

青葉「イタタタッ!? お、お腹が・・・でも、今日はフェアリーズストーリー3のDLCの仕事があるから行かないと!」

電車

青葉(イタタタッ! まだ痛むよ。昨日食べた魚が古かったのか? 一応、胃腸薬飲んできたのにー!!)

イーグル・ジャンプ

はじめ「・・・」カタカタ

ゆん「・・・」カタカタ

ひふみ「・・・」カタカタ

コウ「・・・」カタカタ

青葉(うぅっ~~!!! が、我慢だぁー)グッ

はじめ「オイ、ゆん」ボソボソ

ゆん「何か用かいな?」ボソボソ

はじめ「なんかさぁ、青葉ちゃんの様子が変なんだよね?」

ゆん「あっ、そういえば、そうやな!」

ピコーン♪

はじめ「ん?」チラッ

メッセ ひふみ☆「気が付いた(・・?」

はじめ「ひ、ひふみ先輩っ!? も、もしかして、ひふみ先輩は最初から?!」

ひふみ「・・・」チラッ、コクッ

はじめ「マジでぇっ!?」

ゆん「流石はひふみ先輩、鋭いなあ!」

はじめ「それよりも青葉ちゃん、どうしたんだろ? 見る限り腹に力を入れてるような感じがするけど??」

ゆん「腹が減ってるんとちゃうの?」

はじめ「それだったら、お腹が鳴るはずだろ? 青葉ちゃんから空腹音が聞こえなかったぞ!」

ピコーン♪

はじめ「ひふみ先輩だな」

メッセ ひふみ☆「きっとお花を摘みたいんだよ(>_<)」

ゆん「そうかもしれんな。青葉ちゃんの様子がますます変になってるやさかい」

青葉「・・・」クネクネクネクネ

はじめ「はっきりトイレに行ってきますって言って、トイレに行けばいいのに、どうして言わないんだ?」

ゆん「アホか! デリカシーがあるやろ、デリカシーが!!」

はじめ「デリカシーって、男が女に対してその話をした時に使うキーワードだろ? それに私らは女だし」

ピコーン♪

メッセ ひふみ☆「どっちでもいいから、青葉ちゃんに手を差し伸べてあげて(´・ω・`)
        これ以上は見ていられないよ~(:_;)」

はじめ「・・・」

ゆん「・・・」

はじめ・ゆん「青bコウ「青葉ー、さっきからどうした?」

青葉「や、八神さんっ、な、何か用ですか!?」

コウ「いや、何か用って・・・さっきから青葉の動きが気になってさ」

青葉「えっ!?」

コウ「腹に力を入れるわ、体をクネクネさせるわ、気になって作業に集中できないんだよね!」

青葉「あっ、あぁ、ご、ごめんなさい///」

コウ「いや、別に怒ってるわけじゃないんだ!? ただ、何かあるのかなって心配になっただけだからさ!」

青葉「うぅー!」

はじめ「八神さんの言う通りだ、青葉ちゃん!」

ゆん「うちも同意やで!」

ひふみ「わ…私…も」

青葉「はじめ先輩、ゆん先輩、ひふみ先輩も!?」

コウ「どうやら皆も気になっていたようだな。じゃあ、青葉、正直に言ってみな?」

青葉「えっ?」

コウ「さっきから見せる変な動きの意味だよ!」

青葉「え、えっと、そ、それは・・・」

はじめ「正直に言ってよ、青葉ちゃん」

青葉「・・・・実は、うっ!?」ズキズキズキッ

ドサッ。

一同「!?」

青葉「うぅ~、い、イタタタタタッ!!!」

コウ「青葉っ!?」

はじめ「青葉が倒れたっ?!」

ゆん「なんや、腹痛かいな?!」

ひふみ「あわ…わっ!?」

↑はじめの台詞の訂正

はじめ「青葉ちゃんが倒れたっ?!」

すみませんでした。

コウ「と、とにかく救急車を・・・って、あれ、救急車ってどの番号だったっけ?」

ゆん「えぇっ!?」

はじめ「確か、あれです! 110番!!」

ひふみ「そ…れは…警察…」

はじめ「あっ、そうなんですかっ!」

ゆん「アホ、はじめ、のんきなこと、やっとる場合ちゃうやろ!」

コウ「えっと、えっと・・・」

りん「119番よ」

コウ「あっ、りん!!」

りん「あっ、りん、じゃないでしょ! 苦しむような声が聞こえるから何かあったのかと思って来てみたら、青葉ちゃんが。これはどういうこと?」

ひふみ「せ…説明…は…後で…」

りん「そうね。ひふみちゃんの言う通り、説明は後で詳しく。それよりも今は、青葉ちゃんね!!」

青葉「うぅ~」

りん「青葉ちゃん、私よ、遠山りん。」

青葉「あ、と、遠山さn・・・あっ、イタタタッ!」ズキズキッ

りん「青葉ちゃんしっかり。」

りん「コウちゃん、早く救急車を呼んで、番号は119番よ!」

コウ「分かった。あっ、もしもし・・・」

はじめ「遠山さん、私達も何か出来ることはありませんか?」

ゆん「うちも」

りん「そうね。それじゃあ、はじめちゃんは寝袋か何かを用意してもらえるかしら。なるべく床じゃなくて、安定させた所で青葉ちゃんを横にしたいから。」

はじめ「分かりました。用意して来ます」

ゆん「うちは?」

りん「ゆんちゃんは、コウちゃんと一緒に救急隊員が来たら、ここまでの案内をお願いできるかしら?」

ゆん「分かったで。うち、やりますわ」

ひふみ「…わ…私は…」

りん「ひふみちゃんは、私と一緒に青葉ちゃんの様子を見ましょう?」

ひふみ「うん…」

青葉「イタタタッ!」

りん「ごめんね青葉ちゃん、ちょっと確認するわね」

青葉「か、確認、ですか?」

りん「どこが痛むかを確認するの。救急隊員が駆け付けたら、身近な人が急患がどんな状態かを救急隊員にその場で伝える場合もあるのよ」

ひふみ「そう…なんだ…。初…耳」

りん「お腹を押してみるわね。ここは?」

青葉「痛くないです!」

りん「ここは?」

青葉「痛くないです。」

りん「じゃあ、下の方にさがって、ここは?」

青葉「!?、イタタタッ!?」

りん「!?、やっぱり・・・」

ひふみ「…え…っ?」

コウ「おい、りん。さっき、やっぱりって言ってたけど・・・何がやっぱりなんだよ!?」

りん「・・・青葉ちゃん、盲腸かもしれないわ」

ひふみ「え…えぇ…!?」

コウ「マジかよっ!?」

りん「詳しく検査しないと分からないけど、盲腸の可能性もあるわ。」

ひふみ「もし…りんちゃん…の…言う事が…本当なら…は…早く…しないと…」

コウ「青葉がねぇ・・・」

青葉「うぅ~」

ピーポーピーポー♪

コウ「おっ、着いたようだぞ! 案内に行ってくる」

ゆん「八神さん、うちも行きますわ」

青葉「う~ん」

ひふみ「青葉ちゃん・・・しっかり」

救急隊員が到着し・・・

隊員A「どのような状況で・・・」

りん「お腹の右下が痛そうだったので、もしかしたら、盲腸の可能性もありそうです」

隊員A「そうですか、分かりました。至急に搬送して、検査をしましょう!」

りん「よろしくお願いします」

隊員A「すみません、誰か一人付き添いでお願いします」

コウ「私が行くよ」

ひふみ「コウちゃん、私も…心配だから…行きたい」

はじめ「私も! 青葉ちゃんが心配だから、行きたいよ」

葉月「待ちたまえ。ここは私が行くとしよう!」

りん「葉月さん!」

葉月「私も上司として涼風君が心配だ。ここはディレクターの私に任せて。八神たちはここで待機してくれ」

コウ「でもっ!?」

葉月「涼風君のことは私に任せろ。これは、上司命令だ!!」

コウ「分かりました・・・」

ひふみ「・・・・」

はじめ「すみません、葉月さん」

葉月「うむ。では、行こうか!」

隊員A「では、乗ってください!」

ピーポーピーポー♪

ゆん「青葉ちゃん、大丈夫やろか?」

コウ「とりあえず、終わったら見舞いにでも行こうか!」

ひふみ「うん…。それがいいと…思う…よ」

しばらくして・・・。

プルルッ♪

りん「はい、こちらイーグルジャンプ、アートディレクターの遠山りんです! あっ、葉月さん」

コウ・はじめ・ゆん・ひふみ「「「「!?」」」」ガタッ

りん「はい、はい・・・そうですか! 分かりました、ありがとうございます!」

コウ「りん、今の電話は!?」

りん「うん、葉月さんからよ。青葉ちゃんの事で・・・」

はじめ「ど、どうなったんですかっ!?」

りん「私の読み通り、青葉ちゃん、盲腸だったらしいわ!」

ゆん「ホンマだったんですかっ!?」

りん「うん。けど、検査の後にすぐに緊急手術が行われてね。」

ひふみ「そ…それで…」

りん「手術は成功、今はベッドで安静になっているらしいわ!」

コウ「そうか! いやー、青葉が死ななくて良かったー!!」

はじめ「八神さん、縁起の悪い事言わないでくださいよ!」

ゆん「そうやな。でも、青葉ちゃん助かって、ホンマ嬉しいわあ♪」

ひふみ「良かった…」

りん「青葉ちゃんが助かって嬉しいのはいいけど、皆手が止まってるわよ。青葉ちゃんの事は仕事が終わるまで、おあずけよ!」

病院

青葉「う、う~ん…」

葉月「おっ、目が覚めたね、涼風君♪」

青葉「あっ、葉月さんっ!? どうして、ここはっ!?」

葉月「安心したまえ、ここは病院で、君はベッドの上だよ!」

青葉「い、いつの間に、病院へ?!」

葉月「あれ、気付いてなかったのかね?」

青葉「はい。痛みが酷かったので、何が何だかで…」

葉月「そうか。まぁ、とにかく助かって良かったよ! 私も君のような可愛くて期待できる部下を失ったら、大変悲しいからな! 本当に良かったよ!」

青葉「っ/////」

葉月「それにしても、涼風君。次、具合が悪くなった時は休みを取っても構わないから、早めに病院に行くことが大切だ」

青葉「はい…」

葉月「今回は本当に危なかったのだぞ? 医師の話によれば、搬送された時には破裂寸前だったとかで、もう少し遅かったら重症だったそうだ!」

青葉「破裂寸前…重症…??」

葉月「ふふふっ、と言っても病名を知らない君には分からないようだね!」

青葉「???」

葉月「おっと、悪いが、私は至急、社に戻らなければならなくなってな! これで失礼するよ!」

青葉「あっ、その、葉月さん、ありがとうございます!!」

葉月「別に構わないよ。では、涼風君、またお見舞いに来るからね!!」

青葉「はい!!!」

そして夕方・・・。

青葉「…病室で過ごすのって、意外に退屈だな。」

トントン♪

青葉「はーい!」

ガチャッ♪

はじめ「青葉ちゃーん!」

ゆん「元気にしとったか?」

ひふみ「お…お見舞い…に…き…来た…よ」

青葉「ひふみ先輩にはじめ先輩、それにゆんさんも!?」

はじめ「これ、お見舞いの品だよ!」

青葉「これはムーンレンジャーの…!!」

はじめ「そうだよ。暇な時はこうやって「メガ粒子レクイエムシュート」って叫んでみてよ!」

青葉「あ、ありがとうございます」

ゆん「これはウチとひふみ先輩からや!」

青葉「わぁー、これって入院した人に対して持ってくるっ!?」

ひふみ「フルーツバスケット…だよ」

青葉「ありがとうございます♪ 嬉しいです!!」

はじめ「ちょっと私も少し、出したじゃん!? 名前を入れてよ!!」

ゆん「出したって言っても、はじめは500円だけやん!!」

はじめ「うっ!? だって、今週発売のフィギュア買ったから、あまり持ちあわせがなくてさ…」

ゆん「そんなもんに無駄遣いすんなや!」

はじめ「そんなもんって何だよっ!? 限定のフィギュアなんだぞ!!」

ひふみ「まぁまぁ…ゆんちゃん…はじめちゃん…」

青葉「ふふふっ♪」

ひふみ「青葉…ちゃん?」

青葉「いえ、こうやって、ひふみ先輩たちを見ていると、いつものようだなって、なんだか元気になってきまして!」

ひふみ「っ/////」

はじめ「まぁ、こう嬉しい事、言ってくれるのは」

ゆん「青葉ちゃんらしい、なあ」

ひふみ先輩たちが帰った後・・・

トントン♪

青葉「はーい!」

ガチャッ♪

ねね「あおっちーーー!!!」

青葉「ね、ねねっちっ!?」

ねね「わぁー、良かった、あおっちー!! 無事でー。」

青葉「ねねっち、来てくれたのっ!?」

ねね「当たり前だよ! あおっちが病院に運ばれたって聞いて、本当はすぐにでも行きたかったんだけど、うみこさんが近くにいたから中々行けなくてぇ~」

青葉「そうだったんだ。それで、今になって」

ねね「うん。でも、本当に無事で良かったー、あおっちが死んじゃったら、私どうしようかって思ったよぉ~」

青葉「ふふっ、ありがとう、ねねっち♪」

ガチャッ♪

うみこ「桜さん、病院ではお静かに! 涼風さんにもですが、他の患者さんにも迷惑が掛かりますので…」

青葉「あっ、うみこさん!」

うみこ「涼風さん、聞きましたが、手術なさったとかで、お加減はいかがですか?」

青葉「あっ、大丈夫です!」

うみこ「そうですか。安心しました!! 早くお元気になってください!」

青葉「ありがとうございます!!」

うみこ「いいえ。あっ、これは私からのお見舞いの品です。受け取ってください!」

青葉「あっ、どうも!(モデルガン…。うみこさんらしい、お見舞いの品…)」

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