安価で魔王倒す (45)

安価で魔王を倒す物語となります

基本的にはよくある勇者ものに名前つけて安価取りまくって話にしようという感じです。

おもいっきり思いつき&見切り発車なので皆様暖かい目でお願いします。


まずは主人公である勇者の名前↓2

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1506267029

ラーンプラジャーシャですね、長いのでラーン・プラジャーシャ君でいきますね


【主人公】ラーン・プラジャーシャ


次に主人公の姉の名前を決めたいと思います

姉の名前↓2

フェンネル

姉の名前はフェンネルで決まりましたー


【主人公の姉】 フェンネル


そんじゃプロローグ的ななにかを始めます

間違えた

【主人公の姉】フェンネル・プラジャーシャ

に訂正>>6

もうひとつ忘れてたあと主人公の祖国の名前↓1

祖国はダキア帝国で決定ー

そんじゃ改めてプロローグ的ななにかを始めまーす

この世界は…


人間と魔族が長年に渡って争いを続けてきた世界…

かつて魔族によって人間はうち滅ぼされる寸前にまで追いやられていた…

しかし、人間の中に魔王を倒すだけの力を秘めた勇者が現れたことにより戦局は一変…

勇者の手によって魔王は封印され、人間界に平和が訪れた


その平和がつかの間のものであるとも知らずに……


ここはダキア帝国


巨大な軍事力を持った帝国である

魔王の脅威は無くなったとはいえ、人間同士での争いは絶えない…

ダキア帝国はそんな中で大きくなった国であった


今日はこの帝国の王と王妃の間に生まれた跡継ぎの3歳の誕生日

城中、大慌てであった……

王「わっはっはっ!ついに、我が息子の3歳の誕生日!こんなにめでたい日はないな王妃よ!」


王妃「本当に……」


王「うむ!これでようやく跡継ぎとしての教育にかかれるというものだ!我が帝国は繁栄間違いなし!」


王妃「……そうですね」


王「わっはっはっ!ダキア帝国ばんざーい!わっはっはっ!」


王妃「………」

ところ変わってここは王子と王女の部屋


部屋の中ではベッドで休んでいるかわいい男の子と、それを見守るこれまたかわいい女の子がいた


「すーっ…すーっ……」


フェンネル「フフッ…寝坊助ね、私の弟君は!」


「すーっ…すーっ……」


メイド「失礼します…王女様、王妃様がお呼びに…」


フェンネル「お母様が…?わかった、すぐにいく!」


メイド「ふふふ…ラーン様のことを見ててあげてらしたんですね?」


フェンネル「うん!私のほうが4つもお姉ちゃんなんだもん!」


フェンネル「弟は私が守ってあげるの!」


メイド「そうですか、偉いですね!」


フェンネル「えへへ…あ、お母様のところ行かなくちゃ!」


メイド「あ、王女様!走ると危ない……ふふふ、お姉ちゃんぶってらっしゃるけど、やっぱりまだ子どもよね」


メイド「……あら?なにやら東の空が…暗くなってる……?」

フェンネル「お母様!」


王妃「フェンネル…いらっしゃい」


フェンネル「お母様、どうしたの?」


王妃「…フェンネル、ラーンは今日で3つになります…あなたは4つ上のお姉ちゃんよね?」


フェンネル「うん、そうだよ?」


王妃「…ラーンはこれからきっと、辛い日々を送ることになるかもしれません…」


フェンネル「…え?」


王妃「どうかラーンのことを一緒に守ってあげてね…?」


フェンネル「?うん!任せて!」


王妃「…ありがとう、あなたはいい子ね…さぁ、部屋に戻ってラーンを見ててあげて?」


フェンネル「はーい!」


王妃「…私も、もう少しラーンについて王様と話しておこうかしら……」


玉座の間


王様「わっはっはっ!本当に今日は素晴らしい日だわい!」


王様「ラーンが育てばきっとこの帝国をより大きくしてくれるに違いない!」


王様「そうなればやがて世界中がこのダキア帝国に……!」


王様「わっはっはっ!」


兵士「た、大変でございますぅぅ!!!」


王様「わっはっ……なんだ騒々しい!!」


兵士「ま、魔物が……魔物の軍勢が…!!」


王様「…なに?魔物だと?」


王様「どうせスライムとかそんな雑魚どもだろう?そんな騒いでなにかと思えば……」


兵士「そ、それが…これまで見たことのないような魔物で…国内のあちこちで被害が!!」


王様「な、なんだと!?」


兵士「す、すでにこの城内にも…ぎゃああーっ!!!」


王様「お、おいっ!?」


「フッフッフッ…お初にお目にかかりますな王様…」


王様「あ、あああ…き、貴様は……?」


「フッフッフッ…私は魔王様に遣える高貴なる魔族…」


「名を↓2と言う者ですよ」

ヒィッツカラルド「ヒィッツカラルドと言う者です…」


ヒィッツカラルド「以後お見知りおき……の必要はないですね、あなた方はここで死ぬのですから」


王様「ま、待て!今魔王と言ったのか!?」


王様「魔王なんていうのは何百年か前に勇者によって滅ぼされたと……」


ヒィッツカラルド「まったく…これだから…本当に人間どもは都合のいいように話をつくりますね」


ヒィッツカラルド「魔王様は死んでなどいませんよ、封印されていただけです」


ヒィッツカラルド「そして少し前に封印を自力で破り、我々に力を与えて命令をくださった…」


ヒィッツカラルド「人間界で最も力のある国を滅ぼし…魔王様の復活を人間どもに知らしめよ…とね」


王様「ば、ば、馬鹿な!?」


ヒィッツカラルド「で、人間界で一応一番軍事力というものがありそうなこの国を狙ったのですが……やはり所詮はただの人間、拍子抜けもいいところですね」


ヒィッツカラルド「…おしゃべりが過ぎました、そろそろ…死んでください」


王様「や、やめっ……!!」


ヒィッツカラルドが手をかざした瞬間、ヒィッツカラルドの頭に光線が命中する


王様「!?」


ヒィッツカラルド「……ほう?」


王妃「………」


光線が飛んできた方向には、王妃が両手を構えて立っていた

ヒィッツカラルド「…アッハッハッハッ!やはりいましたか、勇者の末裔が!」


王様「!?な、なななに!?勇者の末裔!?」


王妃「……私の家に伝わっていた言い伝えは本当だったのですね…」


王妃「やがて魔王は甦る…その時、人間に試練がやってくるだろう…と」


ヒィッツカラルド「ほほう…あの勇者め、我々を試練扱いとは…」


王妃「…あなた、死にたくなければ逃げてください」


王様「な、ななな…!?」


王妃「………仕方ないですね…さようなら、あなた…」


王妃が再び手をかざすと、まばゆい閃光が放たれる


王様「おわぁあ!?」


ヒィッツカラルド「っ……おやおや、逃げられましたね…」


魔物「キーッ!ヒィッツカラルド様、この城もそろそろ制圧完了です!キーッ!」


ヒィッツカラルド「それは素晴らしい…ですが、どうやらこの城の中に勇者の末裔がいるようです」


魔物「キーッ!?」


ヒィッツカラルド「城内の魔物たちに伝えなさい、この城の王妃を私の元に連れてこいと」


魔物「キーッ!」

変わって城内の廊下

城のあちこちで魔物が兵士と戦っている中、騒ぎに気づいたフェンネル王女が王子を連れて逃げていた


フェンネル「すごい揺れ……怖い…」


ラーン「えーんっ!えーんっ!」


フェンネル「!だ、大丈夫よラーン!お姉ちゃんがついてるから!」


王妃「ここにいたのね!フェンネル!ラーン!」


フェンネル「お母様っ!!」


王様「お、おおお前たち!」


王妃「無事でよかったわ……いい、フェンネル、よく聞いて」


フェンネル「…お母様?」


王妃「もうすぐこの城は陥落します…おそらく私たちも無事では済まないでしょう…」


フェンネル「お母様…!?」


王様「お、おい!王妃!?それはわしもか!?」


王妃「でも、あなたたちは死なせません…突然で驚くでしょうけど…私の子であるあなたたちには勇者の血が流れています」


フェンネル「勇……者…?」


王妃「そう…いつか魔なる者を滅ぼし、世界を救える力…今はまだ眠っているかもしれないけど、きっといつか目覚める日が来るでしょう」


王妃「その時になったら…あなたたちが世界を救うのです…!」


フェンネル「なにを…なにを言っているのお母様!?私、お母様がなにを言っているかわからないっ!!」


王様「わ、わしもなにがなんだか…!」


王妃「お願い聞いて!今はとにかく逃げるのです…ラーンと一緒に、どこか遠くに!」


フェンネル「お父様とお母様は…!?」


王妃「…私たちは少しでも魔物たちを引きつけます…その間に逃げるのです」


王様「いいっ!?わしもっ!?」


フェンネル「そんな…!お母様!!」


王妃「はぁっ!!」バシュウ!


魔物「ギギーッ!!!」ドカァン!


王妃「時間がありません!さぁ、早く!」


王妃「ラーンのこと、頼んだわよ…フェンネル」


王妃「私はあなたたちを愛してるわ…」


王様「も、もちろんわしも愛しておるぞ!」


フェンネル「お母様……お父様…!」


王妃「さぁ、いきなさい!!」


フェンネル「…っ!!」


ラーン「えーんっ!えーんっ!」


タタタタッ……


王妃「…ごめんなさい、あなたまで…」


王様「…正直まだ混乱しておるが…こうなったら仕方ない!わしも腹を括ったわい!」


王妃「…ありがとう」


魔物「キーッ!王妃発見!」


魔物「キキーッ!ヒィッツカラルド様をお呼びしろーッ!」


王妃「はぁっ!!」バシュウ


魔物「「ギギャアアアアッ!!」」


王妃「はぁ…はぁ……」


ヒィッツカラルド「ハッハッハッハッ…!どうやら勇者の末裔とはいえ大したことないようですね…息があがってますよ、王妃様?」


王様「き、来おった!!」


王妃「ええ…私は戦いには慣れてないからね……」ハァハァ


王妃「でも…あなたは刺し違えてでも倒すっ!」バシュウ


ヒィッツカラルド「フンッ…!」バシィン


王妃「なっ…!?弾かれた…!」


ヒィッツカラルド「さらばだ…」


王様「ぬおおおおっ!!!」


王妃「…っ!!」


王妃(フェンネル…ラーン……無事に逃げて……!!)

フェンネル「はぁ…はぁ……」


ラーン「えーんっ!お姉ちゃん、怖いよーっ!」


フェンネル「こっちよ!」


タタタタッ……


魔物「キーッ!ガキがいやがる!食っちまえーッ!」


フェンネル「!きゃーっ!!」


兵士「王女様ーっ!!」


馬車「ヒヒーンッ!」


魔物「ギーッ!!」バキッ


フェンネル「あ、あなたは…」


兵士「王妃様に馬車で王女様と王子様を連れて脱出するように申し付けられました!」


兵士「さぁ、早くお乗りください!」


フェンネル「あ、ありがとうございます!」


フェンネル「さ、ラーン!乗って!」


ラーン「う、うん……」グスッ


兵士「いきますっ!!」


馬車「ヒヒーンッ!」


ダダダダダッ……


魔物「キーッ!ヒィッツカラルド様にお伝えせねばッ!」

ダキア帝国はおびただしい数の魔物たちによって攻め落とされ、陥落した


フェンネルとラーンを連れた馬車は大陸の西へと走り、港街へと向かっていった


港街


ダキア帝国陥落より5日後


兵士「ここからは船に乗り、別の大陸へ行きます…」


フェンネル「……お城には…」


ラーン「すーっ…すーっ……」


兵士「……残念ですが…」


フェンネル「……わかりました」


兵士「…そろそろ出港のお時間です…」


フェンネル「…はい」





フェンネル「……お母様…お父様…」トボトボ


兵士「あ、王女様!少しお待ちを…」


フェンネル「…?」


「おお、兵士…久しぶりじゃないか」


「急に手紙をよこすからなにかと思ったよ…それより本当なのかい…?」


兵士「…ああ、頼む」


「……他ならぬお前の頼みだ、この子はしっかり面倒を見よう」


「…ええ、任せてちょうだい」


兵士「…ありがとう、本当にすまない」


フェンネル「…あ、あの…?」


兵士「フェンネル様…こちらは私の古い友人夫婦です…」


兵士「ラーン様を彼らに預けようと思うのです」


フェンネル「!?私は…!?」


兵士「フェンネル様にはまた別の大陸の私の父と母のいるところで暮らしてもらいます…」


フェンネル「そんな…!?嫌ですっ!ラーンと一緒に…!」


兵士「王妃様より勇者の血のことを聞きました…二人が一緒に暮らすよりも別れて暮らすほうが魔物どもの目をごまかせるのです!」


フェンネル「そんな…!?そんなの知りませんっ!私はラーンとっ!!」


兵士「……ご無礼をお許しくださいっ!」


フェンネル「きゃっ…!下ろしてっ!ラーンっ!ラーンっ!!」


兵士「行ってくれ!!」


「…わかった」


「いくよ、ラーン君……」


フェンネル「いやーっ!!ラーンっ!!ラーンっ!!」


フェンネル「ラーーーーンっ!!」

こうして勇者の血はそれぞれ別の大陸へと移り渡った…


フェンネルとラーンの姉弟は果たして再び出会える日が来るのだろうか…


そして、二人の勇者の末裔は魔王を倒すことはできるのか…


すべては神(安価)のみぞ知る……

プロローグ的ななにか終わり

続きは明日やります


これから安価増えると思われるのでよろしくです


おやすみなさい

あ、まだ始めないけど安価ー


戦闘描写的なのは…


1 >>22-23みたいな地の文挿入的なのがいい

2 >>25みたいな効果音とかでやったほうがいい

3 どっちでもいい


意見多いやつにしますー

3かな
あまり重要ではない雑魚戦とかは2、ボス戦は1みたいな感じでどうでっしゃろ

断続的にだけど始めまーす

あと戦闘描写的なのは>>35を採用したいと思いまーす


安価ありがとうございましたー

そうだ、ラーンを引き取った夫婦の名前と王妃と王様の名前安価ー

ただし王妃と王様はファミリーネーム決まってるのでその辺よろしくー


王様↓2
王妃↓3
父親↓4
母親↓5

寝てた…すいませんー

名前決まったので明日続きやりますー

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