雪美「パパね………ヒップホップで…食べていこうって…思ってる……」

千枝「パパ……」

ありす「失礼ですけど流石に向いてなさすぎじゃないですか！？」

由愛「へいよーとーさんそんな弱気じゃノーさ倒産したなら素直に降参して次に行こーじゃん」

雪美「……やっぱり…ＦＸやる…」

ありす「ヒップホップへの熱意がなさ過ぎですよ！」

千枝「ち、千枝がヒップホッパーです」

雪美・由愛「ちぇけら〜」

千枝「誘うのランチあのメガネ男子〜」

ありす「それ以上はいけませんよ！」

由愛「独創性がありますね…」

雪美「流石……我が子…………」

ありす「独創性のかけらもないですよ！」

千枝「バンドガールのバントボールそれじゃ会場ほんとさがるからこのホームでキメていくぜリリックのホームラン」

ありす「良かった。今回は普通ですね」

由愛「野球ですか…友紀さんと被ってしまいますね」

雪美「独創性……ない………。勘当………」

ありす「判断基準おかしくないですか？しかもヒップホップできなかったら勘当ってヒップホップを重んじすぎです！！」

雪美「ノーライム……ノーライフ……それが…家訓…………」

ありす「家訓が現代的すぎる！」

千枝「勘当されてもめげない感動の仲直りめざして監督する私は私自身」

由愛「マイシスター教えてやるぜこの家のライムスターはこの私ただ一人のスター杜撰なフロウならＡＢＣからリスタートしな」

ありす「真面目にやればできるんですね」

千枝「勘違いしないでこの勘当は山道惨状叩きつけられてもすぐ頂上に参上するから首を洗って待ってな」

雪美「二人ともペロ……喧嘩はやめペロ………戦火から…戦果はないペロ……」

ありす「ペロはライムのおもちゃじゃありません！」

雪美「猫…ふんじゃった……なんてね…」

ありす「ダジャレじゃないですか！」

由愛「流石にパパです」

千枝「千枝達の負けですね」

ありす「誰がどう見ても10対0でお二人の勝ちですよ！」

由愛「だんだん楽しくなってきましたね」

千枝「千枝もです。これからはリトルリドルバンドガールでいきましょう」

ありす「またパクリじゃないですか！」

雪美「オリジナリティ…ある……。でも……何処かで聞いたような……懐かしさも……ある………」

ありす「この前のイベントで聞いたんですよ！」

由愛「私はブリリックライムノワールがいいかな…」

ありす「怒られますよ？」

雪美「私は……フリック川…千秋……」

ありす「怖いものが世の中に存在しないんですか？」

千枝「千枝はライムの翠です」

ありす「早くブリヤントノワールの二人に謝ってください！」

由愛「私はえっと…ピプ瀬ホプ紀です…」

ありす「もうそれほとんど原型を留めてないですよ」

雪美「やっぱり……手堅く……ギャンブル……」

ありす「わからない単語はギャンブルと手堅くのどちらですか！？」

由愛「派手に生きましょう…人生は一度きりだから…」

千枝「そうですよ、当たって砕けろです」

ありす「いやギャンブルで生計を立てようとするのは派手が過ぎてますよ！」

雪美「私……大黒柱………。だから…堅実に……」

ありす「もう突っ込みませんからね！」

千枝「お父さんがそこまで言うなら仕方ありませんね」

由愛「ヒップホップは諦めましょう運不運フリップフロップみたいに巡るでしょう」

ありす「全然諦める気ないですよね？」

雪美「ごめんにゃぁ……娘たちにゃあ……許してにゃあ……」

ありす「雪美さんはもう諦めたほうがいいですよ」

由愛「それにしても今日はありすちゃんよく吠えるね」

千枝「ちゃんとキャットフードは上げましたか？今日は由愛ちゃんの当番ですよ」

由愛「あっ…忘れてました…。すみませんありすちゃん……」

ありす「橘です！！！！」

おわり