【安価】提督「夢?」 (270)

提督「えーと、これでいいのかな?」

大淀「はい、説明書では」

提督「......しっかしこんなテレビみたいなのがねぇ」

大淀「相変わらず明石さんの発明には驚かされますね」

提督「出来ればその技術力を武器とかに回してほしいんだがなぁ」

大淀「それについては私も以前言ったのですが......」

提督「ですが?」

大淀「出来るならもうやってる、だそうで」

提督「......ですよねー」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1505653851

ガチャッ

阿武隈「おはようございまーす」

提督「ん?おお、阿武隈。おはよう」

大淀「おはようございます。いいタイミングですね」

提督「だな」

阿武隈「いいタイミング?......って、あれ?提督、それなんですか?」

提督「お、これか?明石の最新作だ」

阿武隈「明石さんの?んー......テレビ......じゃないんですよね?」

大淀「映像を映すという点では正解ですね」

提督「なんでも皆が一番最近見た夢の一部を流してくれるとか」

阿武隈「......相変わらず謎の技術力ですね、明石さん」

提督「全くだ」

阿武隈「それでもうこれ、映るんですか?」

提督「おお、なんでもこれで見たいやつの名前を入れれば映るらしいぞ。まあこの鎮守府所属のやつ限定らしいが」

阿武隈「本当にスゴいですねこれ......」

大淀「ですが改めて考えると夢を見られるのは少し恥ずかしいですね」

提督「だな......夢って本人の欲望とかと直結してたりするし」

阿武隈「ですねぇ」

提督「......ま、とりあえず動かしてみるかね」カチカチ

阿武隈「あ、もうこれってテストとかしたんですか?」

提督「テスト?」

阿武隈「ほら、本当に見た夢が映るのか確認しておいた方があたし的にいいと思うんですけど」

提督「......なるほど、確かにそうだ。流石阿武隈だ」

阿武隈「えへへ」

提督「じゃあ発案者だし阿武隈、早速テストよろしく」

阿武隈「......え?」

提督「名前入力はここか?えっと、あぶくま......っと。よし、これで映るかな?」カチカチ

大淀「楽しみですね」

阿武隈「え?え?ええぇぇえ!?あたしからですかぁ!?」


↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【阿武隈の夢】

提督「というわけで阿武隈!俺、曙と結婚することになったわ!」

阿武隈「え?というわけってどういう......って結婚!?」

提督「いやぁーハネムーン楽しみだな曙!」

曙「ふ、ふん!へ、変なことしたら怒るから!」

提督「とかいって少し期待してるくせにぃ」ツンツン

曙「そ、そんなこと......」カァッ

阿武隈「え、ちょ、えぇっ!?け、結婚ですか!?か、カッコカリじゃなくてですかぁ!?」

提督「おうよ!これからハネムーンで温泉行ってくるからあとのこと、よろしくな!多分もう帰ってこないから!」

阿武隈「ちょ、本当に意味がわかんないんですけどぉ!?」

曙「こ、混浴だからって張り切りすぎよこのクソ提督!」

阿武隈「し、しかも混浴ぅ!?」

提督「はっはっはっ!結婚するんだから当たり前じゃないか!なぁ?」

曙「......まぁ、ね」マッカ

阿武隈「いやでも......やっぱりおかしいですよぉ!?」

提督「それじゃあな!阿武隈!」

阿武隈「ま、待ってください!い、行かないでくださいぃぃいい!」

阿武隈「......」

阿武隈「......な、なにがどうなって」

阿武隈「......」

阿武隈「......ていとくぅ」グスッ

【夢おしまい】

阿武隈「あ、あぁ......ああぁ......」

大淀「ここで終わりのようですね」

提督「さ、流石夢......全く意味不明な世界だ」

大淀「提督がいい感じに狂っていますね」

提督「俺がおかしいみたいな言い方は辞めろ......というかなんで俺、曙と結婚することになったんだ?」

大淀「さぁ......阿武隈さんの夢ですし阿武隈が提督と曙さんが結婚すると感じたからとかでしょうか?」

提督「......そんな風に思われるようなことあったっけな?」

大淀「阿武隈さん、何か心当たりとか......」

阿武隈「し、知りませんっ!」プイッ

提督「ありゃ、へそ曲げちゃった」

大淀「まあこの反応を見る限り、本当に阿武隈さんが見た夢のようですね」

阿武隈「うぅ......」

阿武隈(よ、よりにもよってこの夢だなんてぇ......最近曙ちゃんが提督に対して柔らかくなったからって何でこんな夢見ちゃったんだろ)

阿武隈(......それにあたし、最後提督が結婚しちゃうので泣いちゃってるところまで写ってるし......は、恥ずかしい......けど)チラッ

提督「?」

阿武隈(それを見てノーリアクションって......ノーリアクションってなんなんですかぁ!?)

阿武隈「むぅぅ!」ペチペチ

提督「ちょ、なに!?いたいいたい!?」

阿武隈「......」ムー

提督「わ、悪かったって。いきなりお前の夢見て......」

阿武隈「......もういいですっ!」プイッ

提督「......あー」

大淀「と、とりあえず正常に動くことが分かりましたし次の人を見てみませんか?」

提督「だ、だな!ほら阿武隈!次、選んでいいぞ!」

阿武隈「......↓2さんで」


誰か艦娘を

阿武隈「もうこうなったら北上さんの夢を見て弱みを握ってやります!」ウガー

提督「おおぅ......阿武隈が荒れてらっしゃる」

大淀「しかし北上さんですか......どんな夢を見てるんでしょうか?」

提督「普段の生活から何かよくわからんやつだからなぁ」

大淀「とらえどころがないといいますか」

阿武隈「これで恥ずかしい夢を見て!いつもの仕返しを!」

提督「......こんなにやる気のある阿武隈初めてみたかも」

大淀「やけくそ気味ですけどね」

阿武隈「ほら!提督、早く見ましょう!」

提督「あ、はい......えっときたかみ、っと」カチカチ


↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【北上の夢】

北上「あれ?なんでアタシ裸?」

北上「......んー?なんか体が......」

北上「......え、ちょ、何でこんなところに12cm単装砲が装備され......」ガチャガチャ

北上「......あ、あれ?外れない......」

球磨「き、北上!?こんなところで何をやってるクマ!?乙女がそんなところをいじっちゃダメクマ!!」

北上「あ、球磨ね......って、なんで球磨姉さんも裸なの!?しかも15.2cm単装砲がくっついてるし......」

球磨「クマ?なにおかしなこと言ってるクマ。いつも通りの格好クマ」

北上「え」

球磨「ほらさっさと出撃準備するクマ。皆が待ってるクマ」

北上「......皆?」

大井「北上さーん!大丈夫ですかー?」

北上「大井っち!......って大井っちまでおかしくなってる......」

大井「え?どういうことですか?」E.12cm単装砲

球磨「気にするなクマ」

北上「ぅあ......まさか皆......」

木曾「なんだ?どうかしたか」E.12cm単装砲

北上「......あ」

多摩「騒がしいにゃ」E.12.7cm単装砲

北上「皆......なんで」

多摩「にゃ?」

木曾「なんだ?」

北上「なんで......」

北上「なんで皆、胸から単装砲が生えてるのー!?」ガビーン

【夢おしまい】

提督「......」

大淀「......」

阿武隈「......」

提督「......裸だったね」

大淀「......えぇ」

阿武隈「......ですね」

提督「......男としてさ、裸見るのは嬉しいはずなんだけどさ」

大淀「はい」

提督「......こんな裸、見たくなかった」

阿武隈「あ、あはは......」

提督「......なんだろ、なんて言えばいいのかな?」

大淀「......とりあえず頭がおかしくなりそうでした」

阿武隈「です......」

提督「ほんと、どういう状態ならこんな夢を見るんだろ......」

大淀「......真面目に考えるなら」

提督「ん?」

大淀「単装砲はよく男性の......その......例えられるじゃないですか」

提督「......あぁ、まぁ」

阿武隈「?」ハテナ

大淀「それで皆さん裸ですし......欲求不満、とか」

提督「なるほど......まあそれだけじゃないことは確かだろうけど」

大淀「まあ夢ですしあまり真面目に考えると本当に頭がおかしくなりますよ」

提督「だな......っと、そろそろ次のやつ見るか」

阿武隈(単装砲......男性?......んー?)ムムム

提督「......阿武隈?次行くぞー?」

阿武隈「ふぇ?あ、は、はい!」

提督「......?まあいいか。それで次は誰にする?」

大淀「そうですね、↓2さん、なんてどうでしょうか」


誰か艦娘を

大淀「電さん、なんてどうでしょうか」

阿武隈「電ちゃんかぁ。普段真面目でいい子ですけど......」

提督「個人的なイメージでは電は可愛い夢を見てそうな気がする」

阿武隈「あ、あたし的にもそんな気がします!」

大淀「えぇ、私も同意見です」

提督「だよな。まあ、さっきの夢がかなり強烈だったから子供らしい夢だといいなぁ」

阿武隈「ですねぇ」

提督「......ちなみに阿武隈、さっきの夢で北上を弄るの?」

阿武隈「......なんかあたし的に触れちゃいけない気がするので止めておきます」

提督「いい判断だ」

大淀「提督、入力終わりましたよ」

提督「ん、それじゃ、見てみますか」


↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【電の夢】

電(ベーコンエッグ)

電(ワカメの味噌汁)

電(サンマの塩焼き)

電(山盛りのキャベツ)

電「ご機嫌な朝食なのです!」

電「......」モグ......モグ......

電「......」

電「ちょ、ちょっと多すぎたのです......」

電「さ、最後は素敵な女性になるために絞りたての牛乳を飲むのです!」

電「ホルスタインさん、今日も牛乳を......あっ!」

カサカサ......

電「はわわっ!師匠なのです!」

電「お久しぶりなのです!」

電「師匠のお陰で電、とっても強くなれたのです!」

電「まだまだですけど......頑張ったのです!」

電「えっと、見ててほしいのです......破けちゃうから靴を脱いで......」

電「イメージ......体をドロドロに溶かして......」ドロォ

電「......今なのです!」ドッ

電「時速270km!ゴキブリダッシュなので......す?」

電「......ふあーーっ!?」

電「は、はわわっ!と、止まれないのです!!ほ、ホルスタインさん!よ、避けて......はにゃあーーっ!!?」ガッシャーン

【夢おしまい】

提督「......あー」

阿武隈「な、なんなんですかこれ?ゴキブリが師匠?」

提督「すまんこれ、多分俺のマンガのせいだ」

大淀「マンガ、ですか?」

提督「ストーリーがめちゃくちゃになってるがとあるマンガのキャラが電になってる感じだなこりゃ」

阿武隈「あー、でも夢だとよくありますよね。本とかそういうのが夢に出てくるの」

提督「昔から枕の下に見たい夢に合わせて本を置くといい、みたいなこと言われてるくらいだからな」

大淀「しかし、こんなにはっきり夢に出てくるってことはそのマンガのこと、かなり気に入ったということでしょうか」

提督「いやぁ、どうだろうな。格闘マンガだから電の性格には合わないだろうし......どっちかっていうとインパクト、かな?」

阿武隈「インパクト?」

提督「いや、かなり独特の表現とかあるマンガだし......ほら、このゴキブリ師匠とかインパクトスゴいだろ?」

阿武隈「......確かに」

大淀「なるほど......印象が強すぎて夢にということですか」

提督「多分だけどな......まぁ、しかしあれだな。夢の中でもちょっとドジというか」

阿武隈「ふふっ、最後のところとかとっても可愛かったですね」

提督「だな」

大淀「ちなみに元のマンガだとどうしてこんなダッシュを?」

提督「親子喧嘩のため」

大淀「......え?」

阿武隈「じょ、冗談ですよね?」

提督「いや、マジで」

大淀「......本当にすごいインパクトですね。そのマンガ」

阿武隈「......夢で見ちゃうのも分かるかも」

提督「はは、だろ?ま、気になるなら今度貸すよ。それで、だ。次は誰にするかなんだが......」

阿武隈「提督は誰か見たい人とかいないんですか?」

提督「ん?俺か?俺はそうだな、↓2とかどうかな?」

誰か艦娘を

天津風把握
今日はここまで

提督「天津風とかどうかな?」

阿武隈「天津風ちゃんですか?」

大淀「ふむ、理由を聞いても?」

提督「ん、まーそうだな、あいつって普段結構気が強い方じゃん?だから夢の中だとどうなのかなって」

阿武隈「あ、なるほど」

大淀「今のところ、現実の傾向と夢がかなりずれてますからね」

提督「そそ、普段じゃ絶対見れない姿とか見れそうかなと」

阿武隈「普段見られない天津風ちゃん......楽しみですね!」

提督「ああ。じゃ次は天津風でいいか?」

阿武隈「はい!オッケーです!」

提督「ん、じゃ見てみましょうかね」カチカチ


↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【天津風の夢】

天津風「......あら?」

そよそよ......

天津風「......ここ、いい風が吹くわね」

連装砲くん「?」

天津風「......そうね、ここでおやつにしましょ」

連装砲くん「!」パタパタ

天津風「あ、ちょ、もぅ。そんなに暴れないで。吹き流しが取れちゃう」

連装砲くん ペコペコ

天津風「もう......うん、大丈夫だから。はい、これおやつ。一緒に食べましょ?」

連装砲くん パァッ

天津風「ふふっ」

連装砲くん クイクイ

天津風「あら?なに?」

連装砲くん「キュイッ」スッ

天津風「え?連装砲くんも私にお菓子くれるの?」

連装砲くん コクコク

天津風「あら、ありがとう」

天津風(ふふっ、連装砲くん、やっぱり可愛い)

天津風(私にお菓子をくれるなん......て?)

天津風(......)

天津風(......も、もこもこモコレット?)

天津風(え、なにこれ......え?と、トイレの形をして......え、これお菓子なの!?)

天津風(......待って、私これを食べるの!?い、いくら連装砲くんがくれたものでも......)チラッ

連装砲くん「?」ジー

天津風(う、うぅ......でも......う、ぅうううう!......う?)

バシャッ

天津風「きゃっ!?」

天津風(な、なに!?いきなりお菓子から水が溢れてスカートに......あら?)

天津風(この水、冷たいというよりなんだかじんわり暖かいような......)

天津風(......あれこの感覚ってもしかして私......!?)カアッ


【夢おしまい】

提督「......最初ほほえましかったのになぁ」

阿武隈「いきなりトイレが出てきた時はなにかと思いました......」

大淀「......あら、調べたら本当にあるお菓子のようですね」

提督「マジかよ」

阿武隈「そ、それならお菓子として渡してもおかしくない......のかな?」

提督「阿武隈は食べれるの?」

阿武隈「......あたし的にはなしかなぁ」

提督「ですよねー」

大淀「しかし天津風さん、連装砲くんのこと大好きですね」

提督「だなぁ。こんなに柔らかい天津風を見るのは初めてかもしれん」

阿武隈「ふふっ、予想通り普段と違う天津風ちゃんが見れましたね」

提督「あぁ」

阿武隈「でもなんで天津風ちゃん、トイレのお菓子の夢なんて見てたんだろ」

提督「......いやぁそれは多分、あれ、だよなぁ?」チラッ

大淀「え、えぇ......夢にトイレが出てきて、あそこだけ水に濡れたとなると......恐らく」

阿武隈「え?分かるんですか?」

提督「いや、むしろわからんの?」

大淀「寝てる最中に水に、それもトイレも関わることですよ」

阿武隈「......あー、そういう」

提督「ま、まぁあくまで予想だから......」

阿武隈「あ、あははは......」

大淀「と、とりあえず天津風さんの夢に関してはここまでにしましょう。これ以上は不味いです」

提督「あ、あぁそうだな。よし、次に行こうか。誰がいい?」

阿武隈「えっと、じゃあ↓2さんとか?」


誰か艦娘を

阿武隈「飛龍さんとかどうでしょうか?」

提督「飛龍か......やっぱり多聞丸?」

大淀「出てきそうですよね」

阿武隈「あたしも言ってて思いました......」

提督「むしろ出てこなかったらビックリだな」

大淀「本当に大好きですからね」

提督「......沢山多聞丸が出てくるとかかなぁ」

阿武隈「凄い映像になりそうですねそれ......」

提督「まあ流石にないだろうが......無いよな?」

大淀「......あり得そうじゃないですか?」

提督「......と、とりあえず見てみるか」カチカチ


↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【飛龍の夢】

飛龍「やれやれ......まさか本当に核戦争になっちゃうなんてねぇ」

蒼龍「本当にねぇ......それでまさか生き残ったのが私達艦娘と提督だけなんてね」

飛龍「はぁーまさか自分がアダムとイブの再現になるなんて思わなかったよ」

蒼龍「あはは、イブ沢山いるけどねぇ」

飛龍「......これからどうなるのかなぁ」

蒼龍「食料とかは特大発動艇の妖精さんたちが運んできてくれてるから......やっぱりイブしちゃう?」

飛龍「まぁそれくらいしかないもんね」

蒼龍「えっと、今は確か......秋月ちゃんだっけ?」

飛龍「んー、確かそうだった......ん?」 

ガチャッ

秋月「や、やりました!」ウルウル

蒼龍「秋月ちゃん?......ってそのお腹......」

秋月「はい!秋月、提督と今、建造終了しました!」カァッ

飛龍「おぉー!」

蒼龍「いいなぁ、次は私が行ってこよーっと♪」

飛龍「うん、蒼龍!頑張ってね!んっふふー、私はいつ行こうかなぁ」

【夢おしまい】

提督「ありゃ、多聞丸なしか。意外だな」

阿武隈「ですね、少しビックリかも」

提督「しかし......何かのゲームかマンガにでも影響されたかのような夢だなこりゃ......」

阿武隈「なんというか......夢らしい世界観ですねぇ」

大淀「そうですね。しかし提督と艦娘とのハーレムの夢ですか。それにこの感じは......」

提督「......まぁ、そういうことなのかな?いやでも......飛龍が?うおぉ......」カァッ

阿武隈「提督!あ、あくまで夢ですから!夢ですから!!」ズイッ

提督「お、おぉ。そうだよな......夢だから意識しすぎるのはよくないよな、うん」

阿武隈「そ、そうですよ!」

大淀「......まあそれはさておき」

提督「ん?まだなにか気になるのか?」

大淀「いえ......この夢を見るとその......一瞬で子供が出来てるじゃないですか」

提督「......確かに」

阿武隈「や、やっぱり変ですよねそこ」

大淀「......もしかして知らないんでしょうか?」

提督「どうだろう......そこは夢だからかもしれんし......」

大淀「まあそうですね......あら?」

提督「......」

阿武隈「提督?」

提督「......」

提督(......秋月の姿思い出しちまった......あの姿......夢とはいえ事後風でかつ妊婦とか......ヤバい......)モンモン

阿武隈「......提督ー?」

提督「おぅっ!?」ビクッ

阿武隈「どうしたんですか?そんな島風ちゃんみたいな声だして」

提督「い、いいいや?な、なんでも?」

阿武隈「??」

大淀 ジトー

提督「は、はははっ!さ、さぁ!次に行こうか!ほらっ!↓2なんてどうだ!?」


誰か艦娘を

提督「や、弥生なんかどうかな!?」

阿武隈「弥生ちゃんですか?」

提督「ほ、ほら!普段からあまり感情を表に出さないタイプだし!面白そうじゃないか!?」

阿武隈「確かに面白そうですけど......何でそんなに慌ててるんですか?」

提督「うっ!?それは......」

大淀「はぁ......とりあえず落ち着いてください」

提督「......すまん」

大淀「しかし弥生さんですか。確かに面白そうですね」

提督「あぁ、最近こそなんとなくわかるようになってきたがそれでもまだまだ感情を表に出すのが苦手みたいだからな」

阿武隈「ですね。そんな弥生ちゃんの夢......楽しみです!」

提督「よしじゃ、見てみるかね」カチカチ


↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【弥生の夢】

弥生「司令官、なに、してるの?」

提督「ん?おぉ、弥生。休憩中。テレビを見てる」

弥生「......テレビ」

提督「今落語を見てるんだが......そうだ、一緒に見ないか?」

弥生「え......?いい、の?」パアッ

提督「勿論だ。ほら......えっと演目は『ふたなり』?知らんな......知ってるか?」

弥生「えっ、あっ......知らない......です」ショボン

提督「だよな......どんなだろ......」

『......いいえ。宵にでたなりでございます』

提督「ぷっ!なるほどなぁ。やっぱり落語は面白いな。弥生は?」

弥生「ふふっ......面白い......です」ニコッ

提督「だよなぁ......っと他にはなにか......世界の面白兵器特集か」ピッピッ

弥生「......クスクス......すごい、です」

提督「あぁ、パンジャンドラム......なぜこんなものが産まれたんだ......」

弥生「不思議......です」

提督「だなぁ......ん、CMか。なにか他には......お、これは」ピッピッ

弥生「......結婚、特集」

提督「はぁ......憧れるよなぁ。結婚」

弥生「ウエディングドレス......」

提督「ん?着てみたいのか?」

弥生「......はい」ニコッ

提督「そっか、素敵な相手が見つかるといいな」

弥生「......はいっ」ポッ

【夢おしまい】

提督「これって......」

阿武隈「み、見ましたか!?や、弥生ちゃんが笑ってました!」

大淀「え、えぇ......初めてみました」

阿武隈「すっごく可愛かったですよね!ね、提督!」

提督「え?あ、あぁ......そうだな」

阿武隈「......提督?どうかしたんですか?」

提督「ん、あー、そのこの夢なんだがな」

大淀「夢がなにか?」

提督「......これ、この前本当にあったことだわ」

阿武隈「えぇっ!?」

提督「まぁ実際はこんなに表情豊かじゃなかったんだが......」

大淀「......なるほど。もしかしたら弥生さん、少し後悔をしてるのかもしれませんね」

阿武隈「後悔?」

大淀「えぇ、うまく感情を出せなかったことを引きずってしまって......」

提督「あー、夢で見たってわけか」

阿武隈「......弥生ちゃん」

提督「......まぁ、弥生らしいかもな。いつも怒ってるって間違えられるの気にしてるし」

大淀「えぇ......」

提督「......そんな不安がなくなるくらい、支えてやらないとな」

大淀「えぇ、そうですね」

阿武隈「はい!あたしももっと頼られるように頑張りますっ!」ムンッ

提督「ふふっ。ああ、頑張ろうな。さ、それじゃあ次に行きますかね......」

大淀「では次は↓2さんなんてどうでしょうか?」

誰か艦娘を

プリンツ把握
今日はここまで

大淀「プリンツさんなんてどうでしょうか」

提督「ふむ、プリンツか」

大淀「少し海外艦の方の夢を見てみたいと思いまして」

提督「......違うもんなのかね?」

大淀「それを確かめるため、ですよ」

提督「あー、なるほど」

阿武隈「うーん、プリンツさんの夢に出てきそうなのは......やっぱりビスマルクさん?」

提督「かなぁ」

大淀「かなり慕われてますからね」

提督「お姉様って呼んでるくらいだしなぁ......っと、入力完了」

大淀「さて、どんな夢でしょうか......」


↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【プリンツの夢】

ぽっぽーぽっぽーぽっぽー

ビスマルク「あら、もう三時なのね。プリンツ、一緒になにか甘いものでも食べましょうか」

プリンツ「はい、是非!」

ビスマルク「今日は何を......そういえば提督からこの間貰ったものがあったわね......それをいただきましょうか」

プリンツ「提督から?」

ビスマルク「えっと、これよ。プディングね」

プリンツ「あー、プッチンプリン」

ビスマルク「......ぷっちん?なにそれ?」

プリンツ「あ、えっと......こうやってやると......簡単にお皿に出すことが出来るんです!」プチッ......プルンッ

ビスマルク「!!......ふ、ふぅーん、やっぱり変な国ね」ソワソワ

プリンツ「じゃあこれはビスマルク姉様の分で」

ビスマルク「い、いいわ!自分の分は自分でやるから」

プリンツ「ふぇ?そうですか?」

ビスマルク「えぇ。えっとこれをこうやるのよね......これくらい簡単に」ヘニャッ

ビスマルク「......」ヘニャッヘニャッ

ビスマルク「......」

プリンツ「......び、ビスマルク姉様?やっぱりこれを」

ビスマルク「プリンツ!ちょっとトイレに行ってくるわね!」バッ

プリンツ「び、ビスマルク姉様!?待ってください!」ダッ

ビスマルク「も、もう!付いてこなくていいのよ!?」

プリンツ「だ、ダメですビスマルク姉様!落ち着いてください!そこのトイレに走り込んじゃダメです!」

ビスマルク「へ、平気よ!止めないで!」ガチャッ

プリンツ「だ、だって......そ、そこのトイレ!ワ・シーキですよ!?」

ビスマルク「......え?」ズルッ

キャー!?足がぁ!?
ビスマルク姉様ー!!?

【夢おしまい】

提督「予想通りビスマルクが出てきたけどさ......」

阿武隈「プリンツさんのイメージのビスマルクさんって一体......」

提督「まぁ普段レディな感じだけどどこか子供っぽいところあるからな」

大淀「そうなんですか?」

阿武隈「あたしもあんまりそんなイメージ無かったんですけど」

提督「あら、俺だけか?」

大淀「ですから結構この映像は衝撃的というか」

阿武隈「プリンツさんの夢なのにビスマルクさんのギャップでビックリしちゃいましたね」

提督「まぁ流石にここまでのビスマルクは見たことないから俺もビックリしたよ......本当に、あいつの中のビスマルクってどうなってるんだ......」

大淀「しかし嫌にリアルですけどこれもしかして本当にあったり......しないですよね?」

阿武隈「さ、流石にないんじゃないですか?」

提督「......でもさ」

阿武隈「ふぇ?」

提督「俺この前、確かにビスマルクにプッチンプリンあげたんだけど」

阿武隈「......」

大淀「......」

提督「......ま、まぁ多分偶然だと思うよ。うん」

阿武隈「そ、そうですね。さ、提督!次に行きましょうよ!」

提督「あ、あぁ!そうだな!えっと......誰がいい?」

阿武隈「......んー、↓2さんとか?」

誰か艦娘を

阿武隈「木曾さんとか?」

提督「木曾......うっ、何か変な格好が頭に......」

大淀「あれは忘れましょう......しかし木曾さんですか。普段かなりクールな方ですが夢だとどうなんでしょう?」

提督「......すまん、もう胸が単装砲の木曾しか頭に出てこない」

阿武隈「重症ですね......」

大淀「まあ確かにインパクトはかなりありましたからね」

提督「......しかし木曾か。あいつああ見えてこういっちゃ失礼だが......時々めっちゃ女らしいからなぁ。夢の中とかもしかして......」

阿武隈「もしかして?」

提督「......いや、なんでもない。ま、とりあえず見てみますかね」カチカチ

↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【木曾の夢】

木曾「フッ......まさか俺に勝負を挑む馬鹿がこんなにもいるなんてな」

木曾「しかしまさか......そんな魂の無い鉄の塊で勝つつもりなのか?」

バラバラバラ......

木曾「空を飛んでりゃ勝てると思ったみたいだが......」

木曾「......甘すぎるっ!」

ザンッ!

木曾「俺位になれば空の敵の懐にだって飛び込めるんだぜ?」フッ

木曾「......これで終わりじゃないだろ?いいぜ?もっとこい!」

木曾「......?この気配......後ろ......いや、上......っ!?」

木曾「ははっ......ヘリの次はロボットか。確かガンダムっていったか?いいぜ、やりあおうぜ」カチャッ

木曾「......本当の戦闘ってヤツを、教えてやるよ」バッ

木曾「ハァッ!!」

ガキンッ!!

木曾「ッ!?」

木曾(は、刃が通らねぇ!)

木曾「くっ、一旦退かないと......」

ブゥンッ!!バババッ!!

木曾「うおっ!?」

木曾(ちぃっ!ビームサーベルにバルカン......さらにはバズーカやらもありやがる)

木曾 ゾクゾクッ

木曾(寒気?......まさか負けることに恐怖してるのか?)

木曾(......間違いない、俺はこいつを恐れてる)

木曾「......俺よりあいつの方が、強い、か」

木曾「......」

木曾「......だからって、辞められねぇよな」ニィ

木曾「『男なら、危険をかえりみず、死ぬと分かっていても行動しなくてはならない時がある。負けると分かっていても戦わなくてはならない時がある』だったな」

木曾「女だけど......変わらねぇ」

木曾「俺は、俺の信じるもの、俺の胸の中のもののために戦うぜ!キャプテン!」

木曾「アルカディア号は、俺が守る!」バッ

【夢おしまい】

提督「夢のコラボしとるがな」

大淀「今までで一番夢らしい夢ですね」

阿武隈「木曾さん、楽しそうでしたね」

提督「まあ現実ではあり得ない身体能力であり得ない相手と戦ってあり得ない仲間と旅してたからな......」

大淀「夢ここに極まれり、ですね」

提督「だな」

阿武隈「でも夢の中でも戦いですか。木曾さん、本当に戦うの好きなんですね」

提督「まぁこの夢の戦闘みたいなのは俺とかもよく妄想とかしたりするけどな」

大淀「え?そうなんですか?」

提督「いやだってさ、自分の好きな作品とかと戦うのと本当の戦いは別物だろ」

阿武隈「そういうものなんですかね?」

大淀「さぁ?」

提督「え、うそ?夢の対決とかってあるだろ?好きな漫画とか同士でどっちが強いかとかさ。そこに自分が入ったらって思うとさワクワクしてくるんだろ?」

阿武隈「......分かります?」

大淀「さっぱりですね」

提督「マジか......伝わらないのかなりショックだわ」

大淀「まあつまりあれですね。木曾さんは提督と趣味が合いそうということですか」

提督「ん、まぁそうなのかな?出てきた作品的にも多分な」

阿武隈「じゃあ今度、そういうお話ししてみたらどうですか?」

提督「だなぁ。そういや最近そういう話できる相手いなかったし......話通じるといいなぁ」

大淀「ふふっ、ではそろそろ次に行きませんか?」

提督「そうだな。えっと次は......↓2なんてどうだ?」

誰か艦娘を

加賀把握
今日はここまで

提督「加賀とかどうだろうか」

阿武隈「あ、面白そうかも!」

大淀「そうですね。普段とのギャップが楽しめそうです」

提督「あいつも弥生と同じで感情を表に出すの苦手だからなぁ」

阿武隈「もし加賀さんが弥生ちゃんみたいな夢を見てたら......」

提督「......ヤバいなそれ。めっちゃいい」

大淀「あとありそうな夢といえば赤城さんや瑞鶴さんなどの夢とかでしょうか」

提督「あー、確かにありそうだなぁ。うーむ、はてさてどんな夢なのやら」

阿武隈「提督、早く見ましょ!」

提督「はいはい、今入力しますよっと」カチカチ


↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【加賀の夢】

瑞鶴「加賀姉ぇ、早くー!ふてくされるぞー!」プンスコ

加賀「少し待ちなさい、今行くわ」

瑞鶴「はーい!」

加賀「いい子ね」

瑞鶴「ふふーん」エッヘン

加賀「ふふ......そうね、今日はあそこの岬から艦載機を飛ばす練習をしましょうか」

瑞鶴「分かった!」

加賀「そう。じゃあやってみなさい」

瑞鶴「うん!始めるわ!」

加賀「えぇ」

瑞鶴「むむ......ぜんきはっかん!」ポヨーン

加賀「......ダメね」

瑞鶴「うー......」ショボン

加賀「......でも平気よ。私が一から教えるわ」

瑞鶴「加賀姉ぇ!」パァッ

加賀「さ、続きをしましょう」

瑞鶴「あ、待って......その前にその」

加賀「?」

瑞鶴「......トイレ」モジモジ 

加賀「そぅ......なら、外すわね」

瑞鶴「うん」

加賀「......」カチャカチャ

瑞鶴「ねぇ、加賀姉ぇ。どーして私、こんなのつけなきゃいけないの?重いしちょっと食い込んで痛い......」

加賀「あなたを守るためよ」

瑞鶴「まもる?」

加賀「えぇ......これがあなたを悪い男から守ってくれるわ。だからこの貞操帯を外してはダメ......」

瑞鶴「か、加賀姉ぇ?」

加賀「瑞鶴、あなたは私が立派に育ててみせます」キリッ

【夢おしまい】

提督「......これは、そのどう捉えるべきなんだ?」

阿武隈「加賀さんなりの......愛情?」

大淀「のようですが......なんとも」

提督「ううむ......不器用なのかそれとも歪んでるのか......」

大淀「最後の表情を見る限り本気でやってそうですし前者では?」

提督「......後者よりはマシだけどなんだかなぁ。貞操帯って拷問器具としても使われてたものだし」

阿武隈「ま、まぁ加賀さんが瑞鶴さんとこと嫌ってなかったのがわかって良かったじゃないですか」

提督「楽観的だなぁ」

大淀「まあこの場合あまり深く追及しない方がよいかと」

提督「......まあね」

阿武隈「でもこの夢、加賀さんが翔鶴さんの代わりに姉をやってるって夢なんですかね?」

提督「かな。それで夢を見る限りいつも瑞鶴にキツく当たってるのはあいつなりの教育をしたいから......なのかな?」

大淀「恐らくそういうことかと」

提督「うーん......初めは小さい瑞鶴と加賀の可愛い夢かと思ったんだがなぁ」

阿武隈「あ、あはは......」

提督「......うんさっき大淀も言ってたがもうやめようか」

大淀「それがよろしいかと」

提督「んじゃ次にいきますか......誰にする?」

大淀「では↓2さんなんてどうですか?」

誰か艦娘を

大淀「ガングートさんなんてどうですか?」

提督「これはまた想像しにくいやつが来たな」

阿武隈「普段とっても真面目な方ですからね。変な夢を見てるところを想像しにくいですね......」

提督「......そういやこれ勝手にやってるけどさ」

大淀「今更ですね。それがなにか?」

提督「あいつにバレたら本当に銃殺刑にされる気がしてきた」

阿武隈「......や、辞めておきますか?」

提督「いや?気になるから普通にやるけど」カチャカチャ

大淀「流石です、提督」クスクス

提督「へいへい、ありがとよ......さ、見ましょうかね」

↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【ガングートの夢】

ガングート「ふぅ、暑い時期の風呂というのもなかなかいいものだな」

ガングート「さて、さっさと部屋に戻るか」

暁「あー!」

ガングート「む?」

暁「ガングートさん!一人前のレディとして見過ごせないわ!」

ガングート「な、なんだ?私がなにかしたか?」

暁「お風呂上がりにお肌の手入れをしないと!」

ガングート「て、手入れ?いや、私はそういうものは......」

暁「そんなのレディじゃないわ!プンスカ!」

ガングート「......むぅ」

ガングート(仕方ない......ここは従うか)

ガングート「分かった、いいだろう。ではどうすればいい」

暁「!あ、暁に任せて!さ、座って!」

ガングート「ふむ」ガタッ

暁「それで、これで......」

ガングート「それはなんだ?」

暁「これ?ふふん、レディのひちゅじゅひんのローション、化粧水よ!」

ガングート「ほぅ、聞いたことはあるな」

暁「それでこれをこうして......はい!」

ガングート「む、これで終わりか?......む?」

ガングート(......これは、肌がこんなに)ペタペタ

暁「スゴいでしょ!?」

ガングート「あ、あぁ......驚いた。こんなにも変わるとは」

ガングート(これが......私?信じられん......)

暁「ね?お肌の手入れは大切よね?」

ガングート「あぁ。СПАСИБО、これからはこんな風にお洒落をするのも悪くは......む?」ズッ

ガングート「なんだ?吸い込まれ......」ズズズッ

Верный「......同士」ガシッ

ガングート「あっ!?ち、ちっこいの!?」

Верный「粛清......Ура!!」

ガングート「うおおおおおおおお!!?」

ガシャーンッ!

【夢おしまい】

提督「うん、なんとも夢らしい夢だなこりゃ」

大淀「途中までは普通だったんですけどね」

阿武隈「でもガングートさんってお洒落とかしてないんでしょうか?」

提督「んー、夢の感じだとそうみたいだな」

大淀「やはりソ連時代の社会主義の名残、なのでしょうか」

提督「多分な。あの頃の艦の魂の生まれ変わりなわけだし抵抗あるだろ」

阿武隈「成る程......それで夢の中で響ちゃんを産み出したと」

提督「......うん、多分な」

大淀「見事な投げ技でしたね」

提督「......あれはまぁ、ロシアだからなのかね」

阿武隈「どう言うことですか?」

提督「いやな、最後の技、格闘ゲームの技なんだが......使用キャラがロシア人なんだよ」

大淀「あ、なるほど」

阿武隈「あれ?でもそうなるとガングートさん、そのゲームやったことあるってことなんでしょうか?」

提督「む、確かに......あいつの性格的にゲームとか相反するものの気もするが......」

大淀「案外夢に出てくるくらいですから響さんとゲームで遊んでたりするかもしれませんね」

提督「確かに響とセットで登場だもんな。あり得そうだなそれ」

阿武隈「暁ちゃんも夢に出てきてるし......もしかして六駆の皆と仲良いのかも?」

提督「成る程なぁ。あいつがここに来てまだ一年も経ってないが馴染んでるってことなのかね」

大淀「えぇ、恐らく」

提督「はは、まさか夢でこんなことがわかるなんてな......さて、そろそろ次に行くか」

阿武隈「次は......↓2さんなんてどうですか?」

誰か艦娘を

阿武隈「陽炎ちゃんなんてどうですか?」

提督「陽炎かー、あいつはまさにお姉ちゃんって感じがするし夢となるとやっぱ姉妹の夢とかかね?」

大淀「そうですね。普段から面倒見が良いですし」

阿武隈「ですねぇ。陽炎ちゃん、いいお姉さんですよね」

提督「大変そうだけどな。色々と」

阿武隈「うぅ......あたしもお姉ちゃん達によく迷惑かけてるから耳が痛い......」

大淀「まあ一概に妹と言っても沢山いますからね。果たしてどんな夢なのやら......」

提督「出てこない可能性も十分にあるしな。楽しみだ」カタカタ


↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【陽炎の夢】 

陽炎「......」カリカリ

陽炎「......」カリッ......

陽炎「......か」

陽炎「書けたー!」

陽炎「......やったぁー!やっと終わった!」

ガチャッ

陽炎「ん?あ、おかえり!」

皐月「うっふふふふ♪たっだいまー」

陽炎「なぁに皐月?どうしたの?上機嫌だけど」

皐月「それがね、さっき司令官に僕のポールダンスを見せてあげたんだよ」

陽炎「......うん、いきなりスゴいわね」

皐月「そしたら司令官が『はしたないからやめなさい』って顔を赤くして注意してきてね」

陽炎「まあそうなるわよね」

皐月「ふふっ、でもそこでポールダンスって普通の競技だよって言ったら......ふふっ、司令官、可愛かったなぁ」

陽炎「......皐月、一応言っておくけどね」

皐月「?」

陽炎「競技でもあなたの格好が際どいのには代わり無いわよ?」

皐月「......」

皐月「!」カァッ

陽炎「や、やっぱ気づいてなかった......」

皐月「わ、わわっ......た、確かによく考えたら司令官のあの視線って......」アワワ

陽炎「ほら落ち着く!もぅ、自業自得だし」

皐月「うぅ......ん?」

陽炎「どうかした?」

皐月「なんだか陽炎、機嫌良さそうだけどなにかあったの?」

陽炎「......よく聞いてくれたわ!」

皐月「へ?」

陽炎「皐月!ついに私が書いた!陽炎型ネームシップの小説が完成したの!」

皐月「え?あんなにいつも書けない書けないって言ってたのに?」

陽炎「何だかよくわかんないけどいきなり書き終えることが出来たのよ!」

皐月「へぇ!おめでとう!」

陽炎「さーんきゅっ!それで、どう?読みたい?私が書いた世紀の傑作!『陽炎、抜錨します!』」

【夢おしまい】

提督「こりゃまた現実にあったことの夢だな」

大淀「まさか、皐月さんの?」

提督「まぁ、うん......」ポリポリ

大淀「......」ハァ

阿武隈(......ポールダンスってなんだろ?)ウーン

提督「ははは......まあそれは置いておいてだ。わりと陽炎と皐月、夢の中とはいえ仲良さそうだな」

大淀「そうですね。お互いに雰囲気で相手の感情が分かってるみたいですし」

阿武隈「仲のいい友達みたいですよね」

提督「だな、あえて姉妹とかと離した部屋分けにしてたが良かったのかもな」

大淀「ですね」

提督「で、だ......この夢の最後についてなんだが」

阿武隈「陽炎ちゃん、なにか小説を書いてたんですね。知らなかった」

提督「ああ、そこはいいんだが......」

大淀「なにか?」

提督「いやこれ夢じゃん?つまりさ、これ現実だと......」

大淀「......あー」

阿武隈「......か、悲しくなってきました」

提督「まさに夢落ちってやつだなこりゃ......何だか会話的に現実では行き詰まってるみたいだし」

大淀「完成するのはいったい何時のことになるのやら......」

提督「まあ頑張って欲しいものだな。さ、陽炎の夢はここら辺で終わりにするかね」

大淀「次に行きますか?」

提督「ああ。それで次なんだが↓2なんてどうだ?」

誰か艦娘を

初霜把握
今日はここまで
次の投下は多分金曜か土曜の夜になりそうです

提督「初霜なんてどうかな?」

阿武隈「初霜ちゃんですか!あたしも見たいです!」

提督「ん、阿武隈も?」

阿武隈「はい!初霜ちゃんっていっつも真面目じゃないですか」

大淀「えぇ、そうですが......それが?」

阿武隈「だから夢の中くらい、羽を伸ばしてるんじゃないかなーってあたし的に思うわけですよ!」

提督「ふむ、そんな普段と違う初霜が見たいと」

阿武隈「はい!」

大淀「なるほど......ちなみに提督も似た理由で?」

提督「ああ、一緒だ。気が合うな」

阿武隈「えへへ......」テレテレ

提督「ま、ということで......見てみますか」カチカチ


↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【初霜の夢】

初霜「ねぇお父さん?」

提督「ん?なんだい?」カタカタ

初霜「どうしてこの女の人は皆に可哀想って言われてるの?」

提督「あー......昔の悲しいネットの事件に巻き込まれた被害者なんだよ」

初霜「そうなんですか......インターネットってスゴいわね」

提督「あぁ。だから初霜、インターネットは本当に怖いから注意するんだぞ?」

初霜「うん!分かったわ!」

提督「ん、いい子だ」ヨシヨシ

初霜「えへへへ......へ」ファ

阿武隈「ふふ、初霜ちゃん、頭撫でられて眠そう」

提督「パソコン一緒に見て目も疲れただろうからな。俺たちの結婚指輪を一緒に選ぶんだーって張り切ってたし」

阿武隈「......それなのになんで今は違うサイトを見てるんですかー?」ジトー

提督「ま、まぁまぁ......あはは」

初霜「んー......」ゴシゴシ

提督「っとと、もう本当に眠そうだな」

阿武隈「んー、初霜ちゃん。お母さんの膝枕でお昼寝します?」

初霜「......うん」コク

阿武隈「じゃあ......はい、どうぞ!」

初霜「うん、ありがとう......お母さん」ゴロン

阿武隈「んー?」

初霜「......大好きです!」ニコッ

【夢おしまい】

提督「......」

阿武隈「......」

大淀「ご結婚おめでとうございます」

提督「ゆ、夢だからな?」

大淀「ふふ、そうですね......しかしあれですね」

提督「あれって?」

大淀「初霜さんくらい大きい子供がいて結婚指輪を渡してない......何か訳ありですか?」

提督「だからそんなこと聞かれても夢だから知らんわ!なぁ?」

阿武隈「......」

提督「あ、阿武隈?おーい、どうし......」

阿武隈 プシュー

提督「あ、阿武隈!?大丈夫か!?」

大淀「妙に静かだと思ったらオーバーヒートしてますね」

大淀(夢とはいえそんなにも嬉しかったんでしょうか?)

提督「阿武隈ー!戻ってこーい!」

阿武隈「......はっ!?あたし、何を......」

提督「お、おぉ。やっと戻ってきたか。阿武隈、もう平気か?」

阿武隈「あ、はい......落ち着きました」マッカ

提督「そ、そぅ......まあしかし初霜がこんな夢を見るとはなぁ」

大淀「それだけお二人がお似合いということでは?」

阿武隈「お、大淀さぁん!!」カァァ

大淀「ふふっ」

提督「......次行くぞー」プイッ

大淀「はい、そうしましょうか」ニコニコ

提督「......なんだよ」

大淀「いえ、なにも?」ニコニコ

提督「......そうかい」

大淀「クスクス......それで次に誰を見るかですよね?それでしたら↓2さんなんてどうですか?」

誰か艦娘を

大淀「先ほどは色々とやりすぎてしまいすみませんでした」

提督「......まぁもういいさ。あれくらいなら」ムスッ

大淀「それなら良かったです。では次は北上さんの夢にも出てきた多摩さんにしましょう」

提督「......プッ」プルプル

阿武隈「......ふふっ」プルプル

大淀「笑ってくれて良かったです」

提督「ここで胸単装砲を思い出させるのは卑怯だわ......」

阿武隈「......完敗ですね」

提督「だな、今日の大淀に勝てる気がしない」

大淀「あら、そうですか?」

提督「ああ。それで多摩だっけか?んー、あいつの夢ねぇ」

阿武隈「変わった人ですからねぇ。全く分かんない......」

提督「だな。まあだからこそある意味楽しみだな。さ、見てみようか」カチカチ


↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【多摩の夢】 

多摩「にゃあ♪今日は何かお酒でも飲みたい気分だにゃあ......?」ピクッ

多摩「......にゃ。嫌な気配が」

多摩「向こうの方から......にゃ?」

エラー猫「......」ザッザッザッザッ

多摩「にゃ!?まずいにゃ......待つにゃ!」

エラー猫「......?」ピタッ

多摩「そこで止まるにゃ!こっちに来ちゃダメにゃ!」

エラー猫「......」

多摩「......やる気にゃ?」

エラー猫「......」

多摩「......」

エラー猫「......ふしゃー!!」ピョン

多摩「にゃあぁ!!」バッ

ガシィッ!!

エラー猫「にゃあぁあ......」グググ

多摩「にゃにゃ......なかなかやるにゃ」グググ

エラー猫「にゃにゃにゃ......にゃ?」ググ

多摩「闘争本能、全開......にゃ!」ググググ

エラー猫「にゃ!?」

多摩「このままこの世界から押し出してやるにゃ!にゃあぁ!!」

エラー猫「にゃにゃ!?にゃ、にゃあぁぁぁ......」ヒューン

多摩「......悪は滅んだにゃ」

多摩「......あれ?多摩、さっきまで何かしてたような気が......」

多摩「そうにゃ!お酒にゃ!勝利の美酒をいただくにゃあ♪」

多摩「......にゃ!高そうなの発見......これにするにゃ!」

多摩「......!これ、おいしい!」

多摩「もっとにゃ!もっと飲むにゃ!」

多摩「にゃ~♪勝利の美酒は美味しいにぁあ♪」

多摩「......はれ?なんだか暑くなってきたにゃ......」

多摩「それに......なんか......」

多摩「変な......気分......にゃあ」ハァハァ

多摩「......もう、我慢できないにゃ」シュルシュル

多摩「......多摩は、猫じゃ、ないのに」ハァハァ

【夢おしまい】

大淀「あ、危ないところでしたね」

提督「......これ以上はマジで見ちゃいけないことになりそうだったな」

阿武隈「で、ですね......」

大淀「本当に良いところで映像が切れてくれました......」

提督「......うん」

提督「......」

提督(うぉおおおおい!!そこで終わりかよぉおおおおおお!!!?)

提督(あそこで!?あんな中途半端なところで!?)

提督「......はぁ、生殺しだ」ズーン

阿武隈(......なんか提督、落ち込んでる?)ハテナ

提督「......しかしなぜだ?」

大淀「どうかされたんですか?」

提督「いや......この夢の猫、見たことないはずなのに見てるとなんか......」

阿武隈「なんか?」

提督「苛立ちというか......殺意がわいてくる」

阿武隈「え、えぇ!?こんなにかわいいのにですか!?」

提督「......なんでだろ」

大淀「昔猫と何かあったとか......」

提督「ないはずなんだが......うーむ」

阿武隈「だ、ダメですよ!猫をいじめたら!」

提督「わ、分かってるよ!それに猫は普通に好きだよ。こいつが例外なだけで」

大淀「謎ですね......」

提督「ま、まぁいいさ。そのうちわかるだろ。さ、次にいこう。次は......どうするかな」

阿武隈「あ、でしたら↓2さんの夢を見たいです!」

誰か艦娘を

鈴谷把握
今日はここまで
初霜にお父さんといわせるかパパといわせるか悩んだ

阿武隈「鈴谷さんとか面白そうじゃないですか?」

提督「ん、鈴谷か?」

大淀「鈴谷さんといえば提督と仲いいですよね」

提督「ん、そうか?」

大淀「普段からかなり砕けた話し方ですし」

提督「あー、まぁそれを言われれば確かに。あいつとはなんというか......友達みたいな感じだしなぁ」

阿武隈「......友達」ホッ

提督「まぁしかしあいつの夢か」

阿武隈「?」

提督「普段から明るく軽い性格で隠し事とかも無さそうだからなぁ......ギャップに驚くとか無さそうだよな」

大淀「まあそうですね」

提督「ま、あいつの夢は気になるし......見てみますか」カチカチ

↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【鈴谷の夢】

鈴谷「じゃじゃーん!とうちゃーく!」

提督「......ここか?」

鈴谷「そ、ここが鈴谷たちの新居!もち、ここのことは他の誰も知らないよ!」

提督「はぁ、用意周到なことで」

鈴谷「にっひひー」

提督「しかしお前と駆け落ちすることになるなんてな......」

鈴谷「......イヤだった?」

提督「まさか。イヤどころか......お前と一緒になれて嬉しいよ」

鈴谷「ふ、ふぅーん......そ、か」カァァ

提督「しかし金を持ってこられるだけ持ってきたが......アタッシュケース一杯の万札とか初めてみたわ。ま、これだけあれば当分は困らないはずだ」

鈴谷「じゃあしばらくは二人っきりで誰にも邪魔されないね!ひひっ、二人でナニする?なーんて......」

提督「おいおい、二人っきりじゃないだろ?」

鈴谷「へ?......あ」

提督「......三人、だろ?」

鈴谷「......うん」

提督「愛してるよ、鈴谷」スッ

鈴谷「......やだ、恥ずかしいよ」

提督「ダメか?」

鈴谷「......ダメ、じゃない」

提督「......鈴谷」

鈴谷「......ん」

提督「一生、一緒にいような」

鈴谷「......うん」

チュッ

【夢おしまい】

提督「......」

阿武隈「......」

大淀「ご結婚おめでとうございます」

提督「いやだから夢だからね?」

大淀「しかしこの夢、つまりそういうことでは?」

提督「......やっぱりそうなの?」

大淀「少なくとも気がなければこんな夢を見ませんよ」

提督「......マジかぁ」

大淀「提督にそういう気は?」

提督「少なくとも今まであいつのことは友達として見てたからな......」

大淀「あぁ、そういえばそうでしたね......」

提督「だから今のところはないな」

大淀「......ふふっ、今のところは、ですか」

提督「......まぁ、いいやつだしな。鈴谷は。まあそれは置いておくとして......」

大淀「なにか?」

提督「......こいつはどうしたんだ?」

阿武隈 チーン

大淀「気にしないであげてください。持病です」

提督「......阿武隈に持病なんてあったか?」

大淀「ええ、不治の病です」

提督「マジかよ......」

大淀(恋の、ですが)

提督「阿武隈ー、大丈夫かー?」

阿武隈「......ふぇ?提督?あれ......鈴谷さんと駆け落ちしたんじゃ......」グスッ

提督「いやあれ夢だからな?」

阿武隈「あ......で、ですよね!」

提督「......本当に大丈夫か?」

阿武隈「は、はい!オッケーです!」グッ

提督「ならいいけど......ま、大丈夫なら次にいこうか。次は↓2とかどうかな?」

誰か艦娘を

提督「大和を見てみようじゃないか」

大淀「大和さん、ですか?」

提督「ああ。普段穏やかでお淑やかな大和の見る夢......カオスな夢の中でどんな反応をしてるのかを見てみたい」

大淀「ふむ......なるほど」

提督「面白そうだろ?」

大淀「そうですね。興味深いです」

提督「だよな......で、だ」

阿武隈「大和さんは違う......大和さんは違うはず......でも」ブツブツ

提督「......本当に大丈夫なのあいつ」

大淀「......恐らく」

提督「まあいいけどさ......阿武隈ー、見るぞー?」カチカチ

↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【大和の夢】

大和「飛龍さん、そろそろ出来ますよー」トントン

飛龍「いやー、ほんと本格的......流石大和ホテルだねぇ」

大和「も、もぉ!ホテルって言わないでください!」

飛龍「あぁ、ごめん!つい......」

大和「......もう、次は本当に怒りますからね?」

飛龍「はーい!うーん、それにしてもいい匂い......いいねぇ!」

大和「ふふ、では召し上が......」

大和「......あれ?」

飛龍「ん?どうかしましたか?」

大和「えっと......なんで大和と飛龍さんはここにいるんでしたっけ......いえ、そもそもここはどこで......」

飛龍「やれやれ、そんなことも忘れちゃったの?」

大和「わ、忘れたというか......あ、あれ?」

飛龍「ほら、私は原子力潜水艦の操縦係で大和は料理とホテル担当だったてしょ?」

大和「だからホテルって......え?せ、潜水艦って......え!?や、大和たちが!?」

飛龍「そうだよ?」

大和「そんな......ええ?こんなこと......あれ?でも......」アタマカカエ

飛龍「......あっ、ヤバい!操縦ほったらかしだった!」

大和「え......えぇ!?それだ、大丈夫なんですか!?......って飛龍さん!前!壁!壁!」

飛龍「くお~!! ぶつかる~!!ここでアクセル全開!」

大和「飛龍さん!?何してるんですか!?ブレーキ!ブレーキ!」

飛龍「インド人を右に!」

大和「飛龍さん!?なにして......ああ!?も、もうだめです!こ、こんなところで大和は......大和はぁぁあああ!」

【夢おしまい】

提督「何だこのカオスは」

大淀「でもまさに提督が見たがっていたものでは?」

提督「まぁ確かに。しかしこの夢、理解しようとすると頭がおかしくなりそうだが」

大淀「ええ、本当に......」

阿武隈(普通の夢で良かった......)ホッ

提督「それにしても、大和のここまで必死な顔と声は初めて聞いたかも」

大淀「そうですね......最後の大和さんの叫びなんてそうそう聞けるものではないですよ」

阿武隈「その前までの大和さんの混乱する姿もなかなか見られませんよね」

提督「普段は完璧な大和撫子だからな......いやぁ、いいもんを見させてもらった」

大淀「まさになんでもありの夢だからこそ見られる姿、ですね」

阿武隈「ですねぇ」

大淀「しかし......なぜ原子力潜水艦なんでしょうか?それにインド人は一体......」

提督「んー......これは予想なんだがまず原子力潜水艦についてはマンガに『やまと』って名前で登場するものがあるんだ」

阿武隈「あ、同じ名前......」

提督「んでインド人についてだがそれはとある雑誌の誤植のネタでな......」

大淀「ふむ、それで?」

提督「大和がその2つのネタを知ってたということはその2つのネタを両方知っててそれを教えた人物がいるはずなんだ」

阿武隈「......あ、もしかしてそれ」

提督「そ。多分、飛龍」

大淀「なるほど......なぜ飛龍さんが出てきたかも謎でしたがそれなら納得できますね」

提督「あくまでも俺の想像だがな。あいつがそもそもこの2つのネタを知ってるかもわからんし......ま、この夢から分かることはこれくらいかね」

阿武隈「それじゃあ次にいきますか?」

提督「だな......さて、誰にする?」

大淀「そうですね......↓2さんなんてどうですか?」

誰か艦娘を

嵐把握
今日はここまで
そろそろ終わる予定

大淀「嵐さんなんてどうでしょうか」

阿武隈「嵐ちゃんですか?」

提督「これまたなんでだ?」

大淀「いえ、確か嵐さん、夜が苦手ですよね?」

提督「......そう言われれば」

阿武隈「そうでしたね......」

大淀「ですからどんな夢を見てるのか......」

提督「......ふむ」

阿武隈「もしかして昔のことを夢に見てたり、とか?」

大淀「可能性は大いにあるかと」

提督「まぁ普段の様子からしてそこまで深刻な夢は見てないとは思うが......確かに気になるな」

大淀「では、次は」

提督「ああ、嵐の夢を見てみるか」カチカチ

↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【嵐の夢】

嵐「出たなショッカー!」

提督「イーッ!イーッ!」

萩風「あ、嵐!助けて!」

嵐「任せろ!いくぜ!」

ガシィイイン!!

嵐「変......身!!」

カッ!!

嵐「さぁ、やってやるぜ!嵐を巻き起こせ!」バァァン!

提督「......」

萩風「......」

嵐「......ん?なんだ?そんなにじっと見て」

萩風「......あ、嵐......その格好......」

嵐「ん?ああ!カッコいいだろ?オレのライダーすが......た?」

嵐「......」E.すけすけのネグリジェ+ニーソ

嵐「......な」

嵐「なんじゃこりゃあああぁぁぁああああ!!?」ガーン

提督「......イーッ!!!」バッ

嵐「ぐぁっ!?な、なんだ!?」

提督「イーッ!イーッ!イーッ!!!!」ハァハァハァ

嵐「お、おい!?や、やめ......ちょ、やめ!?」

提督「イーッ!!!!」カクカク

嵐「な......なんなんだああああああああ!!?」

【夢おしまい】

提督「......死んでくる」

大淀「お、落ち着いてください」

提督「いやだってこれもうあれじゃん......俺完全に変態だって思われてるじゃん......」

阿武隈「......まぁ、否定はできないですけど」

大淀「ゆ、夢ですから。たまたまですよ」

提督「うぅ......だといいんだけど」

阿武隈「でもそういう風に思われる原因ってなにか心当たりってあるんですか?」

提督「......ありすぎて困る」

阿武隈「えぇ......」

大淀「......ま、まぁ男性の方ですから仕方ないと思いますよ」

提督「......これからは真面目に生きよう」

大淀「しかしこの変身ポーズ......確か仮面ライダー、でしたっけ?」

提督「ん、だな」

阿武隈「あ、あたしもそれ聞いたことあります!」

大淀「私も見たことはないので何も言えませんが有名ですよね。嵐さん、好きだったんですね」

提督「まー、腰のベルト的にもそうなんじゃないかなとは思ってたけどな。変身ベルトそっくりだし」

阿武隈「へぇー」

大淀「しかしなぜそこからあんな姿に......」

提督「......俺の本です。この間隠してたのを見つけられました」シクシク

大淀「......な、なるほど。心当たりがあるとはそういうことでしたか」

阿武隈「......ああいうのが好きなんですか?」

提督「やめて聞かないで恥ずかしくて死にたくなる」

阿武隈(......覚えておこう)

提督「......辛いからそろそろ次行っていいですか?」

阿武隈「あ、はい......じゃあ次は↓2さんの夢を見ませんか?」

誰か艦娘を

阿武隈「えっとじゃあ......あっ、山風ちゃんにしましょう!」

提督「山風?」

大淀「えっと、どうしてでしょうか?」

阿武隈「......漢字?」アハハ

提督「......あぁ」

大淀「嵐......山風......なるほど」

阿武隈「で、でもほら!いつも構わないでって言ってる山風ちゃんが夢の中でどうなのかとか気になりますよね!」

提督「まあ」

大淀「確かに、ですね」

阿武隈「ですよね!」

提督「うん、言われると何か気になってきた......山風にするか」

大淀「えぇ、そうしましょう」

提督「ん、ではでは......山風の夢はどんなかなっと」カタカタ

↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【山風の夢】

夕立「最近、なんだか下着がなくなる事件が起きてるっぽい!」

吹雪「ほ、本当に起きてるんだ......誰が犯人なんだろ......」

山風「......」

山風(......思考、盗撮)チラッ

提督(下着拾っちまった......どうしよう、そのままにはできんからって拾ったのは不味かった......こんなの見つかったら皆に......)ガタガタ

山風「......」

叢雲「あら?山風、どうかしたの?」

山風「......犯人」スッ

叢雲「え?」

提督「へ?」

叢雲「......アンタ、まさか」

提督「ち、違うぞ!?叢雲!誤解なんだ!俺は下着泥棒じゃ......」ズルッ

山風「......ポケット」

提督「え?......あ」

叢雲「アンタ......」

提督「あ、あぁ......ああぁ......」ガタガタ

叢雲「喰らいなさい!」ピコーン

叢雲<無双三段

ドガァッ!!

ギュアッ!!

ブゥルワアアアアア.........!

ズムゥゥゥウウウゥン.........

提督「グフッ!?」

山風「っ!」ビクッ

提督「......み、皆......違うんだぁ......聞いてくれぇ......」

山風「......」

提督「......や、山風......違うんだ......この下着は拾っただけで......頼む、信じてくれぇ......」

山風「......いいけど」

提督「ダメだよな......って、え?」

山風「......提督を、信じる」

提督「や、山風......お前、お前!」ギュッ

山風「......あ、手......」

提督「ありがとう......山風、ありがとう!」

山風「......」

山風(本当に、思った、通りになった......!)

山風(......この剣と、能力があれば......)

山風(......ずっと、一緒に、いられる)

山風(......ずっと)

山風「......提督」

提督「え?」

山風「手を離さないでね......ずっと」ギュッ

【夢おしまい】

提督「山風......俺を犯人だと思い込まずに信じてくれるなんて......なんていいやつなんだ!!」

阿武隈「ですねぇ。他の人が信じなくても信じて......提督、山風ちゃんに信頼されてるんですね!」

提督「いやぁ、いつも構わないでって言われるから嫌われてるんじゃないかと心配してたけど良かった良かった!」

大淀「......」

提督「大淀?どうかしたのか?」

大淀「あ、いえ......」

大淀(なんでしょうか、この違和感は......)

提督「何か気になることでもあったか?」

大淀「......いえ、なにも」

大淀(気のせい、ですよね)

提督「しかしまた俺は変態扱いか......」

阿武隈「......本当にしてたりしませんよね?」

提督「してたら少なくともここにはいないだろうな」

大淀「まあ流石に下着泥棒は冗談ではすみませんからね」

提督「いくら変態になろうともそこら辺の分別はついてる」

阿武隈「......変態なのは否定しなくなったんですか」

提督「まあそう言われても仕方ないと思うからな......」ズーン

大淀「そ、その話はやめておきましょう。どうですか?そろそろ次に」

提督「あ、あぁ......だな。それじゃあ次は↓2なんてどうだ?」

誰か艦娘を

提督「うーん、飛鷹なんてどうかな?」

大淀「飛鷹さんですか?」

提督「うん、ちょっと......なんて言うかあいつに見ててほしい夢があるんだ」

阿武隈「どういうことですか?」

提督「あー、その説明しづらいんだが......ほら、あいつって元々客船として作られるはずだっただろ?」

大淀「ああ、出雲丸のことですね」

提督「そう。それで何だろうがいつか平和になったサンフランシスコの海のことをよく話すからさ」

阿武隈「......」

提督「夢の中だけでも平和なサンフランシスコの海をあいつに......って思ってな」

大淀「......えぇ、そうですね」

提督「ま、仮に見てるとしてもいつも見てるわけじゃないだろうしこれに写るかなんて分からんがな」

阿武隈「でも......いつかは夢じゃなく現実になるといいですね」

提督「あぁ......勿論だ。さ、話はこれくらいにして見ましょうか」カタカタ

↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【飛鷹の夢】

隼鷹「ひゃっはぁー!いやぁー!今日の酒は格別だなぁ!!」

ポーラ「はーい、最高ですー。どんどん呑んじゃいましょー」

千歳「今日はとことん、呑みましょうか」

那智「ああ!......ところで今日は何の祝いだ?」

隼鷹「え?今日は何の日だって?」

伊14「んっふふー!子の日だよー!」

飛鷹「......もう、どんだけ呑んでるのよ。服も脱ぎ散らかしてるし......」

隼鷹「そりゃもう、いっぱいだよ!」

千歳「ふふっ」

飛鷹「はぁ......上手いこと言ったつもり?面白くないわよ」

隼鷹「かぁー......冷たいなぁ」

那智「......む?酒が切れたな」

飛鷹「あら、ならちょうどいいわね。今日のお酒はこれくらいに」

ポーラ「やだやだ!もっとのみますー!」

伊14「お酒また買ってこないとねー」

千歳「そうですねぇ......あ、提督の原付をお借りしましょう!」

那智「お、ゴリラか。ちょうどいいな」

飛鷹「え、ちょ、い、飲酒運転はダメよ!?」

ポーラ「えっへへー、平気平気ー。ポーラ、酔っぱらってませんよー」

飛鷹「しかもよりによって運転するのポーラさん!?」

ポーラ「ポーラ、出撃しま~」ブーン

飛鷹「ちょっと、ま」

ガッシャーーン!!

飛鷹「ぽ、ポーラさん!?まだ走って一秒も経ってないのに!?」

グラグラグラ......

飛鷹「ん?地震?」

隼鷹「あっやばい。今の衝撃で鎮守府が崩れそうだ......」

飛鷹「崩れそうなの!?」

那智「実はこの鎮守府、急いで適当に作ったから柱とかゆるゆるなんだよ」

飛鷹「ゆるゆるなの!?」

伊14「あー畜生!こんなことなら、買い出しなんかに提督の原付使わなきゃよかった!」

飛鷹「それより皆、早く外ににげ......」

ペシャッ

【夢おしまい】

提督「うん、まずサンフランシスコより鎮守府の平和だな」

阿武隈「ですね......」

大淀「はぁ......夢の中でもこの人たちは......」

提督「......しかしなんだこの最後。どこの法隆寺だよこの鎮守府」

阿武隈「え?」

大淀「え?」

提督「......うん、そりゃ伝わらないよね」

阿武隈「何か元があるんですか?」

提督「ああ、マンガでな。しかしそうなると飛鷹があのマンガ読んでるのか......」

大淀「そんなに意外なんですか?」

提督「いやぁそもそもマンガを読まなそうだしそれでさらにガッチガチのギャグマンガだからなぁ」

阿武隈「......確かにイメージにないかも」

提督「だろ?」

大淀「しかし夢の中ですら酒のみ達に振り回されるとは......」

提督「夢に出るほど大変なんだろうな......」

阿武隈「あ、アタシ達はほどほどにしましょうね」

提督「だな......気を付けよう」

大淀「提督はたまに彼女達と呑んで荒れますからね......」

提督「いやぁ、ノリって怖いよな」

大淀「......本来止めるべき立場の人が乗ってはダメかと」

提督「......正論過ぎて耳がいたい」

阿武隈「あ、あはは......そろそろ次にいきましょうか?」

提督「ああ。それで次は......」

大淀「↓2さんなんてどうでしょうか?」

誰か艦娘を

レーベ把握
今日はここまで
カオヘよく知らないから山風のやつ合ってるか分からない
そもそも山風のキャラが違う気もするけど

大淀「レーベさんなんてどうでしょうか?」

提督「ん、今度はレーベか」

大淀「今度は?」

提督「いやさっき大淀、プリンツが見たいって」

大淀「あぁ、そういえば」

提督「海外艦が気になるのか?」

大淀「無意識のうちにきになっているのかもしれません。ふと思いついた名前がレーベさんでしたので」

提督「ふぅん。しかしレーベか。うちに来た初めての海外艦だがもう何年目だっけか?」

阿武隈「結構長いですよねぇ」

大淀「初めは色々と勘違いなどがありましたね」

提督「あぁ、あったなぁ。今じゃだいぶ慣れたけど。しかしずっと日本にいるがドイツとか恋しくなったりしてるのだろうか」

阿武隈「もしかしたら夢で見てたりして......」

提督「あー、ありそうかも......ま、見てみるかね」カタカタ

↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【レーベの夢】

レーベ「あれ?こんなところに本棚?なんで隠されてるんだろ?」

レーベ「『同人誌コーナー』?同人誌......ってなんだっけ?」

レーベ「......うん、退屈してたところだし少し、本でも読もうかな」

レーベ「えっと......これとかどうかな?」スッ

レーベ「随分薄いけど......」

レーベ「えっとオータムクラウド先生作『阿武隈せんせーと賑やかな駆逐艦達』?」

レーベ「阿武隈せんせー......ってあの阿武隈さんのことだよね?」

レーベ「どんな本なんだろ」

レーベ「......あ、これ漫画なんだ。読んだことないけど......面白いのかな?」ペラペラ

レーベ「......へぇ......ふふっ」

レーベ「必死な阿武隈さん、可愛いなぁ」

レーベ「......ぼ、僕もこの本の皆みたいに甘えてもいいのかな?」

レーベ「......なんてね」

レーベ「うん、同人誌、面白いね。他には何かないのかな?えっと......あれ?」

レーベ「この表紙、僕?作者は......さっきと違う人のか」

レーベ「えっと、これは何の本だろ」ペラペラ

レーベ「......」

レーベ「......あ」

レーベ「......この本、僕が男に......」

レーベ「......」

レーベ(......前なら落ち込んでたかな。もしかしたら泣いていたかも。女の子なのにって)

レーベ(でも、今は大丈夫)

レーベ(僕をちゃんと見て、女の子として見てくれる人達が、仲間がいるから)

レーベ(皆のおかげで僕は、強くなれたみたいだ)

レーベ「......提督、皆、Danke」フフッ

【夢おしまい】

提督「......これは、レーベの悩みか」

大淀「確かに中性的な方ですが......」

阿武隈「失礼なお話ですね!レーベちゃん、女の子なのに......」

提督「だな......しかし漫画ね」

大淀「提督?」

提督「ん、いやもしかして本当にそういう漫画を見たせいで夢に見たのかもって思ってな」

阿武隈「あ、なるほど」

大淀「......そういえば近頃、鎮守府の外で我々を元にした本が描かれてるという話を耳にしたことがありますね」

提督「それが原因か......全く、失礼なやつがいたもんだな」

大淀「......しかし気になるのはその割に最後、笑っていませんでしたか?」

提督「ん?そうだったか?」

阿武隈「あ、アタシもそう見えました」

提督「マジで?......なんでだ?」

大淀「そこまでは流石に分かりませんが......」

提督「うーん、もう悩んでないってことなのかね?」

阿武隈「ですかね?」

提督「......まぁあれだな、少し様子見かな。阿武隈、頼んでいいか?」

阿武隈「あ、はい!阿武隈せんせーとして、頑張ります!」ムンッ

提督「ふふっ。ああ、頼んだぞ」

大淀「ではそろそろ次にいきましょうか」

阿武隈「え?もうですか?何か予定とかですか?」

大淀「確か提督がこのあと外に出られるんでしたよね?」

提督「あーそういやそうか。んー、時間的にもうちょっとだから......次で最後がちょうどいいかな?」

阿武隈「じゃあ最後は......↓2さんにしましょう!」

誰か艦娘を

阿武隈「最後は鹿島さんにしましょう!」

提督「鹿島か。毎日演習とかでお世話になってるが......なぜ鹿島?」

阿武隈「......ライバルですから!」

提督「へ?」

大淀「ああ、なるほど」クスッ

提督「......大淀は分かったの?」

大淀「えぇ、まあ」

提督「マジか......まあなら鹿島にするか」

阿武隈「はい!」

提督「しかし鹿島の夢ねぇ......何が写るのやら」

阿武隈「......」ジー

大淀「......」チラッ

提督「ん?なんだ?二人して俺を見て」

阿武隈「あ、いえ」

大淀「なんでもありませんよ」

提督「?まあいいけど......じゃあ最後だ。一体何が写るかなっと」カタカタ

↓1~3 夢に出てくる物とか色々

【鹿島の夢】

鹿島「提督さんとケッコンするのは私です!」

阿武隈「ふふーん!鹿島さん!あたしの方が練度が上ですから先にケッコンするのはアタシです!」

鹿島「......甘くみないで!この演習で阿武隈さん!あなたの練度を超えます!」

阿武隈「え?そ、そんなことできるわけ......」

鹿島「香取ねぇ!」

香取「鹿島!力を貸すわ!」

阿武隈「練巡に......二刀流」

鹿島「10%ボーナスと10%ボーナスを合わせて20%ボーナス!!」

鹿島「いつもの2倍の砲撃が加わわって20%×2の40%ボーナス!!」

鹿島「そしていつもの3倍の雷撃を加えれば40%×3倍の」

鹿島「阿武隈さん!あなたを上回る120%ボーナスです!!」ピカッ

阿武隈「嘘でしょ!?きゃー!?」

鹿島「......はぁ、はぁ......嘘、本当に鹿島、勝てたの?」

提督「そうだ、鹿島。お前の勝ちだよ」

鹿島「て、提督さん!?」

提督「見てたよ鹿島......そして最高練度、おめでとう。この日をずっと待ってたんだ。お前と、ケッコンできる日を」

鹿島「え、え?」

提督「さ、鹿島......指を出して......」

鹿島「......はい」ポッ

提督「......鹿島、俺、幸せだ」

鹿島「鹿島もです......提督さん」

提督「さ、鹿島。行こうか。俺たちの愛の巣へ」

鹿島「......はい」ポッ

提督「......さ、ここだ」

ガチャッ

鹿島「ここが......って、だ、ダブルベッド!?」

提督「ん?何か変か?」

鹿島「い、いえ!」

鹿島(そ、そうよね。ケッコンしたから普通なのよね。実感がまだ沸かないけど私が提督と......)カアッ

鹿島(......鹿島、本当に提督さんと......)

提督「じゃあ鹿島、一緒に寝ようか?」

鹿島「......はい♪」

鹿島(......幸せです♪)

【夢おしまい】

阿武隈「なんで負けてるんですか夢のアタシぃ!!」バンバン

提督「そ、そりゃ鹿島の夢だからだろ......てかこれって」

大淀「まあ予想通りでしたね」

提督「......なるほど、それで選んだのね。はぁ、鈴谷といい俺のどこがいいんだか」

大淀「そうですね、どこなんですか?」チラッ

阿武隈「ええっ!?あ、あたしに聞かないでくださいよ!」アタフタ

大淀「あらそうでしたか」クスクス

阿武隈「......むー!!」カアッ

提督「......何してるんだ?」

大淀「いえ、なにも?」

阿武隈「なんでもないです!」

提督「......なんなんだ?」

大淀「しかし......謎の展開に謎の理論、まさに夢でしたね」

提督「あぁ、ここまで夢らしい夢はなかなかなかったな」

阿武隈「ですねぇ。本当に皆さん、いろんな夢を見てるんですね」

提督「だな。阿武隈から始まって......これで20人くらいだっけか?」

大淀「恐らくそのくらいですね」

提督「それだけ見てもこんだけ人によって違うんだからな......まだまだ見足りないな」

大淀「ではまた今度見ましょうか」

提督「まー、出掛けるのは俺だけだし二人で見ててもいいぞ?ま、バレないようにな?」

阿武隈「はい!」

提督「んじゃ、留守番よろしく」

バタン......

大淀「さて、どうしましょうか?誰かのを見てみますか?」

阿武隈「......大淀さん、確か提督、この機械はこの鎮守府所属の人なら誰でも見れるって言ってましたよね?」

大淀「え?えぇ、名前を入力すれば見れるようですね」

阿武隈「それならいちばん見たい人が残ってるじゃないですか!!」

大淀「え?どなたでしょうか?」

阿武隈「もう!そんなの決まってるじゃないですか!!」

大淀「......まさか」

阿武隈「はい!提督です!」

大淀「......なるほど。確かにそれは面白そうですね」

阿武隈「あたし的に一番気になってたんです......それがまさかこんな簡単に見られるとは思いませんでした!」

大淀「もしかしたら提督の想い人が見られるかもしれませんからね」

阿武隈「うっ、それを言われると見たいような見たくないような......」

大淀「辞めておきますか?」

阿武隈「んぅぅ......やっぱり見ます!」

大淀「ふふっ、ですよね。では名前をお願いしますね」

阿武隈「はい!じゃあ......」ワクワク

大淀「......」

阿武隈「......」

大淀「......」

阿武隈「......」

大淀「......阿武隈さん?」

阿武隈「......あ、あれ?」

大淀「どうかされましたか?」

阿武隈「......その大淀さん」

大淀「はい?」





阿武隈「......名前、なんでしたっけ?」

大淀「......えぇ?」





【安価】提督「夢?」

おしまい

久しぶりの阿武隈系SSなのでオチは初心に帰ってみました

こちら過去作です
よかったらどうぞ

【安価】提督「名前?」
【安価】提督「名前?」 - SSまとめ速報
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【安価】提督「学力?」
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提督「山城?」
提督「山城?」 - SSまとめ速報
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あとブーン系いっぱい
ブーン系紅白祭りって祭りにも参加してきたよボロボロにされたけど

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年08月05日 (日) 08:48:57   ID: DdV8ZOYT

面白かった。

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