ちひろ「おはようございま……ん、んっ」
P「おはようございます。まだ喉の調子が戻ってないんですね」
ちひろ「はい、数日前に引いた風邪がこんなに続くなんて思ってもなかったです……まだ微熱気味なんですよ」
P「うわ、大変ですね……。最低限の仕事が終ったら、後は俺に任せて先に帰って下さい」
ちひろ「い、いえいえ!何日も休んでいる上に、またフォローしてもらうのは流石に申し訳ないです……」
P「大丈夫ですよ。困った時はお互い様じゃないですか」
ちひろ「ありがとうございます♪……それにしても、今日のPさんちょっと変じゃないですか?」
P「え?」
ちひろ「さっきからずっと汗かいてません?風邪引いてる私が言うのもなんですが、事務所そんなに暑いですか?」
P「あ、この汗は……ははは、実は暑がりなんで」
ちひろ「そうでしたっけ?」
P「まぁまぁ、さっさと仕事終らせて帰りましょう」
ちひろ(……怪しい)
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ちひろ「何か隠し事してません?」
P「い、いやぁ、まっt……」
P「……まぁいずれ分かることか……」ボソッ
ちひろ「え?」
P「ちょっと愚痴に付き合ってもらってもいいですか」
ちひろ「? えぇ、大丈夫ですよ」
P「いやぁ実はですね、ちひろさんがいない間にちょっとした面倒ごとに巻き込まれまして」
ちひろ「面倒ごと?」
P「アイドル達との距離感について、ちひろさんは前々から何度も注意してくれていたじゃないですか」
ちひろ「そうですね、傍目から見て近すぎると思っていたので……」
P「正直、自分自身ではそう思わなかったので特に改善しなかったんですが……」
P「どうしてちひろさんの言葉を信じなかったんだろうって……」
ちひろ「あー……私のいない間に何かやらかすとは思ってましたが……」
P「いろいろあったんですが」
ちひろ「いろいろ!?」
P「ええ、まずはちひろさんが休んだ初日に起こった>>5ですね」
どのアイドルと何が起こったか
グロは安価下でエロは描写無し。複数人指定有り
早耶に押し倒された
P「早耶に押し倒されまして」
ちひろ「あ、そうですか」
P「反応薄っ!俺としては結構衝撃的だったんですけど」
ちひろ「前からPさんのこと慕ってましたし、想定内の出来事ですね」
P「なるほど。状況を一から伝えるしかないようですね」
ちひろ「?」
P「実は早耶、滅茶苦茶可愛いんです」
ちひろ「……ん?のろけ話ですか?」
P「いや違います」
P「昔、早耶がマストレさんのレッスン修了後に『ご褒美に抱きしめてほしい』って言ったことがありまして」
P「マストレさんの指導って結構キツいじゃないですか。それに早耶は早耶は弱音を吐きやすい子でしたから、途中で止めてしまう可能性も十分にあったんですよ」
ちひろ「あー……早耶ちゃんが入ってきた最初の頃、Pさんはそのことで悩んでましたよね」
P「でもその日は『しんどい』『休憩したい』なんて愚痴を一切言わずにレッスンをやり遂げたんです。疲労が溜まってたはずなのに、『お疲れ』って言葉をかけると、早耶はにっこり笑った後、少し俯いて」
早耶『ごほうびに、Pさんが抱きしめてくれたら……』
P「すぐにハグしましたね。早耶も驚いたみたいで、『きゃんっ』って軽く悲鳴上げたあと顔を真っ赤にして上目遣いで見てきたんでもう可愛すぎて気が狂いそうでしたね、へへ」
ちひろ「何のろけてるんですか?違うって言ってましたよね?」
P「あっちひろさん目が怖い……」
P「とにかく。そんな可愛い早耶なんですが、最近は他の子との都合もありまして、あんまり話が出来てなかったんですが、それが早耶にとって不満だったようで」
ちひろ「うーん、仕方ないですよね。ウチにはたくさんのアイドルが在籍していますし……」
P「早耶の仕事にミスは無かったので、ストレスを抱え込んでしまっていたことに気づけなかったんです」
ちひろ「そのストレスが、Pさんを押し倒すきっかけになってしまったと」
P「……はい」
__________
_____
__
ちひろ『……というわけで、今日は休みます』
P「はい(絶望)」
【通話終了】
P「さて、ちひろさんの分まで仕事やらなきゃ……絶対帰れない、今日は事務所で寝るしかない」
P(今日のスケジュールも変えないと……早耶の見送りがあったけど、車を使う時間が惜しい。タクシー呼んで貰うか。金は俺の実費で)
P「……なんでプロダクションから交通費出ないんだろ!アハハ!」
ガチャ
早耶「おはようございまぁす♪」
P「おはよう。……何か楽しそうだな、いいことでもあったのか?」
早耶「うふふっ♪久しぶりにPさんと一緒にお仕事行けるからですよぉ☆」
P「あっ」
早耶「話したいこといっぱいあるなぁ、何話そっかなぁって考えてたから、昨晩はあんまり眠れなくてぇ、今朝起きたら目の下にクマができちゃってました♪隠すの大変でしたよ~☆」
P「あのな、早耶」
早耶「はいっ!」
P「今日はちひろさんが休みなんだ。その分仕事をこなさなくちゃいけないから、今日の送迎は出来なくなった。……ごめんな」
早耶「……え」
P「住所は伝えるから、タクシー呼んで向かってくれないか?」
早耶「……」
P「早耶?」
早耶「嫌、です」
荒らしだったのか……
とりあえず早耶は書き切る予定です
次から注意しますね
P「っ……嫌と言われても困るんだ」
早耶「……本当に楽しみにしてたんですよ?なのに……酷いですよぉ」
P「本当にすまない。この埋め合わせは必ずするから」
早耶「……」
P「そうだ、次レッスンが終わった後、新しく出来たカフェに行くか!気になってたんだろ?」
早耶「!いいっ……じゃなくてぇ、約束しても今日みたいにまた用事が入ったらどうするんですかぁ?」
P「それは……」
早耶「……約束を破られるのは本当に辛いんですよぉ……」
P「次は、必ず守るから」
早耶「うふふっ♪Pさんにそんなこと言われたらぁ、早耶信じそうになっちゃいます☆でも……」
早耶「もう、駄目なんですよぉ」
早耶「Pさんに会えない日が、ずっと続くって考えたら。甘えたくても甘えられない日が、ずーっと続くって考えたら」
早耶「毎日『かわいくなりたい!』って思ってたのに、いつの間にか別の願いに変わっちゃった」
早耶「みーんなから好かれるのは無理なのは分かってるんですぅ。でも、好きな人が早耶のこと見てくれてないのかなぁって思うと、胸が苦しくて……」
早耶「しんどかったけど、すっごく楽しかったレッスンもなんだか辛くなってきてぇ……。終わった後にしくしく泣いていても、誰も慰めてくれないんだぁ……」
早耶「Pさん、早耶のことちゃんと見てくれてますかぁ?」
P「あ、あぁ。この前のグラビアなんて可愛い笑顔でとれていたじゃないか」
早耶「そういうことじゃなくて、どうして……どうして一緒にお仕事へ行ってくれないんですかぁ?」
早耶「たまには車の中でおしゃべりして、見守られながらレッスンを受けたいんですぅ、そうじゃないと辛いんですよぉ……」
P「甘えたくなるのは分かる。けど、今日ばかりは許してくれ。仕事の量があまりにも多いんだ……」
早耶「そうですよねぇ。Pさん、ごめんなさぁい。……わがままばっかり言って、Pさんに迷惑かけて……」
早耶「……お仕事が大変なんだろうなって思ってるんですけど、本当は……早耶のこと、嫌いになっちゃったから、送りたくないのかなぁって……不安に……なってぇ……っ」ポロポロ
P「……ごめんな」スッ
早耶「っ」ビクッ!
ギュッ……
早耶「きゃっ!……え?」
P「こんなに早耶が追い詰められてたのに、仕事を優先するのはプロデューサー失格だな。……俺は絶対に早耶のことを嫌いにならないよ」
P「一緒の時間を過ごせる機会は減ったけど、今も昔も早耶への思いは変わらない。早耶が頑張っているのは知ってたし、頑張ってる人を嫌いになんかなれない。だろ?」
早耶「うんっ……っ!」コクコク
P「今までよく頑張ったな。えらいえらい」
ナデナデ
早耶「……~~っ」ボロボロ
ギューッ!
P「はは、ちょっと痛いかな……」
早耶「我慢してぇ!……もぉ~、大好きっ☆」
早耶「Pさんはやっぱり早耶の頑張らせ方わかってるなぁ……うふふっ♪」
P「機嫌は直ったか?」
早耶「うんっ☆今、すっごく幸せだよぉ♪」
P「そりゃよかった……ところで、そろそろ離れてもらってもいいか?仕事が……」
早耶「え~?早耶より仕事を優先するのはプロデューサー失格ですよねぇ?」
P「痛いところを突いてくるな……はは」
早耶「早耶の言葉を覚えてくれてたから、お返しですっ☆」
P「で、もう甘えるのに満足しただろ?」
早耶「満足してないですよぉ、むしろこれからですぅ♪」ギュッ
P「はいはい。とりあえずタクシ-呼ぶからな?」
早耶「えーっ、送ってくれないんですかぁ!?」
P「場所が遠いんだよ……」
早耶「むぅ……でもぉ、十分甘えさせてもらったしぃ、これ以上は甘えないっ!早耶、頑張るっ☆」
P「おう!偉いぞ!」
早耶「あ、でももうちょっとだけ……♪」ギュー
P「早速矛盾してるじゃないか……」
早耶「うふふっ♪」ニコッ
P(ああああああ超可愛いいいいいいいい!!!!)
早耶「……でもぉ、次Pさんに甘えられるまで時間空くよね……」
P「そうだな」
早耶「だったら……そうだっ!」
P「?」
早耶「Pさん、一緒にソファーの近くまで行こっ♪」
P「え?ハグしたまんまで?」
早耶「うんっ☆」
P「しょうがないなぁ……行くぞ」
トコトコ……
早耶「うふふっ、変な感じですねぇ♪」
P「二人三脚みたいだな。で、着いたけど、どうするんだ?」
早耶「じゃあ、いったん離れますぅ」スッ
P「ほう」
早耶「……えいっ」ドンッ
P「んっ?」
ドサッ
P「え?何故押し」
早耶「とぉ☆」
ガバッ!
早耶「……うふふっ♪Pさんの顔、近いよぉ……♪」
P「……え?」
P「……俺押し倒されたの?」
早耶「そうですよぉ♪」
P「へぇ!?」
早耶「びっくりしすぎじゃないですかぁ?」
P「そりゃそうだろ!?え、どうしたんだ一体」
早耶「どうしよぉ……Pさん、服脱いで貰ってもいいですかぁ?」
P「何言ってんだこの子!?」
早耶「Pさんのお仕事が大変そうだから、頑張るために元気をあげよぉ!って思ってぇ☆」
P「え、何するんだ本当に」
早耶「えーっと、むしろもらうのは早耶みたいなぁ?」
P「んん……もらう……?あっ」
早耶「あ、何を想像しましたぁ?」
P「それセクハラだからな!?」
早耶「うふふっ♪」
早耶「あ、でもそろそろタクシー呼ばないと駄目みたいですねぇ、残念~……」
P「し、心臓に悪いって……」
早耶「そう言えば、今回の埋め合わせの件なんですけどぉ」
P「うん?」
早耶「前から行きたかった場所があったんで、二人でそこに行きたいなぁ☆」
P「あぁ、いいぞ。で、どこなんだ?俺の車で行くし教えてもらえないか?」
早耶「ん~、直前まで知らないほうが良いと思うんですよぉ。Pさんを驚かせたいんでぇ」
P「そうか」
早耶「だからタクシー呼んで……お金はこっちが出しますぅ。Pさん、お金少ないんですよねぇ?」
P「そうなんだよなぁ……ありがとう」
早耶「いえいえ、そのかわりちゃんと付き合って下さいねぇ☆」
P「おう!」
早耶「前からPさんと行ってみたいと思ってたから楽しみですぅ☆お城みたいな雰囲気だしぃ、早耶もお姫様になれるのかなぁ……?」
P「お城?」
早耶「お風呂でいっぱいPさんに甘えて、それからベッドで……きゃっ♪」
P「へ?……もしかして、それってラ」
早耶「あ、タクシー来たみたいですねぇ」
P「いやまだ呼んでないだろ!?」
早耶「行ってきまぁす」シュタタタ
P「おいちょっと待」
ガチャバタン
P「早ぇって!?」
__________
_____
__
P「と、まあこんな感じで。あそこに行くことになりました」
ちひろ「」
P「早耶の話をちゃんと聞いたところ『ちょっと見てみたいだけだからぁ☆』とのことなんで、まぁ他意は無いと思いますよ」
ちひろ「え、なんで他意がないと思ってるんですか、馬鹿なんですか」
P「未成年を連れて行くのでちょっとアレなんですけど……早耶の希望は叶えたいんで、頑張ります」
ちひろ「あ、叶えちゃうんですねー……へー……」
早耶かわいいっすね……(デレステwiki見た感想)
雰囲気こんな感じです。時間がかかりますのでご了承下さい。
次の安価↓3
どのアイドルと何が起こったか
グロ、一度安価を取ったアイドルは安価下。エロは描写無し(解釈を曲げるかも)
複数人指定(ユニット等)有り
ちひろ「私の忠告、やっぱり意味ないですよねー……」
P「い、いえいえ!?そんなことはないですよ?」
ちひろ「押し倒されたのは親密すぎた結果ですよ!ホテルでも何されるか分からないじゃないですか……」
P「いやあ、そうかな?お父さんへのちょっかいみたいな感じだと思うんですよ。俺もそこまで慕われてたとは思ってなかったんで……」
ちひろ「ん?……距離感って恋愛的な意味じゃなかったんですか?」
P「へ?何言ってるんですか?そんなわけないですよ!」
ちひろ「え」
P「俺にとって彼女達は娘で、彼女達にとって俺は父みたいなもんですから。恋愛なんて、ねぇ?」
ちひろ「いいこと言ってますけれど、アイドル達の想いはどうでしょう……その認識のズレが、いずれ悲劇を招きそうですね……」
P「はは、まさか」
P「で、次に起こったのがフリスクの内部崩壊ですね」
ちひろ「あの癒やし系ユニット内で、ですか!?これこそ意外です」
P「しかも内部崩壊の原因が俺にあるんですよ」
ちひろ「うーん……Pさんの取り合いとか、それに近いですか?」
P「あー……流石です。『誰が一番Pに優しくしてもらえてるか』って口論になったんですよ」
ちひろ「こ、答え辛いですね……」
P「ええ。それに優しくすると言っても、常に優しく振る舞うんじゃなくて場面や相手に合わせて臨機応変に対応するじゃないですか、そうなると人によって差が表れちゃうんですけど……
P「かと言ってはっきり伝えると余計仲がこじれちゃうんで、難しい問題ですよね」
ちひろ「本当に……ちなみに問題は解決出来ましたか……?」
P「それが……」
__________
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>>53 訂正
ちひろ「私の忠告、やっぱり意味ないですよねー……」
P「い、いえいえ!?そんなことはないですよ?」
ちひろ「そもそもホテル行くって、パパラッチや記者に見つかったらどうするんですか!?
一瞬で職無くしちゃいますよ!」
P「そこに関しては大丈夫です、ちゃんとプランを建ててますから。見ます?」スッ
ちひろ「んー……うわっ凄い、これならバレずにホテルへ出入り出来ますね」
P「ええ。今回はただの見学ですが、世間の目には配慮しなきゃいけませんからね。
やましいことはないんですけど」
ちひろ「それです、それ!Pさんにやましい気持ちはなくても、
早耶ちゃんにはあるかもしれないじゃないですか!押し倒しなんて良い例です!」
P「いやあ、そうかな?お父さんへのちょっかいみたいな感じだと思うんですよ。
俺もそこまで慕われてたとは思ってなかったんでびっくりしましたね……」
ちひろ「ん?……距離感って恋愛的な意味じゃ……?」
P「へ?何言ってるんですか?そんなわけないですよ!」
ちひろ「え」
P「俺にとって彼女達は娘で、彼女達にとって俺は父みたいなもんですから。恋愛なんて、ねぇ?」
ちひろ「いいこと言ってますけれど、アイドル達の想いはどうでしょう……
その認識のズレが、いずれ悲劇を招きそうですね……」
P「はは、まさか」
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