千歌「隣の家の女の子が寝取られる話」 (88)

千歌「ふわぁ……」

梨子「千歌ちゃん寝不足?」

千歌「うん、ちょっと漫画読んでたら止まらなくなっちゃって」

梨子「もう、寝不足は肌荒れの原因になるよ?」

千歌「そういう梨子ちゃんの肌はすべすべだね」プニプニ

梨子「ひゃっ!? もう、千歌ちゃん!」カアアアアアアア

千歌「うりうりー」プニプニ

梨子「もうやめてったら千歌ちゃん!」

曜「えっと、こほん」

千歌「あ、曜ちゃんおはよう」

曜「おはよう、じゃないよ。もう朝からいちゃついて……」

曜「挨拶してるのに全然気付かないんだもん」

梨子「あ、ごめんね曜ちゃん」

曜「妬けちゃうなー。私だけ蚊帳の外でいちゃいちゃとさ」ムスッ

曜「見てるこっちが恥ずかしいくらい」

梨子「も、もう! そんなんじゃないったら!」

千歌「あはは、ごめんね、曜ちゃん」

千歌(実はチカとしてはこんな風にからかわれるのは嫌じゃないんだよね)

千歌(チカは梨子ちゃんのことが好きで、でも今の関係が壊れるのが嫌だから告白なんてできない)

千歌(だから、まだしばらくはこのままでいいんだ)

――

果南「で、まだ想いを伝えられてないと」

千歌「だって、断られたらと思うと怖いから」

果南「大丈夫だと思うけどなー……」

果南「そんなうじうじ悩んでたら他の子に取られちゃうよ?」

千歌「他の子って例えば?」

果南「善子とか。ほら、善子って同じユニットってこともあって結構梨子に懐いてるじゃん」

千歌「善子ちゃんはなんていうか犬みたいに懐いてるだけだよ」

果南「犬って……」アハハ...

果南「善子を抜きにしても梨子って結構もてるんだよ?」

果南「ほら、ファンからのメッセージもこんなに」

千歌「うっ……」タジッ

果南「わかったら早く気持ち伝えなよ? じゃないと本当に取られちゃうよ」

千歌「はーい……」

千歌(今日の帰りにでも伝えようかな)

千歌(関係が壊れちゃうのは怖いけど果南ちゃんの言う通り他の人に取られちゃ元も子もないし――女は度胸だ!)

――
練習後

梨子「ふぅ、疲れた……」

曜「あ、梨子ちゃーん!」

梨子「曜ちゃん? どうしたの?」

曜「えっとさ、付き合ってほしいんだけど」

梨子「? いいよ?」

曜「ありがとう。じゃあ家にきて!」

梨子「うん、わかった」

千歌「梨子ちゃん、一緒に帰ろう」

梨子「あ、ごめん。曜ちゃんと約束しちゃって」

曜「ごめんね、梨子ちゃん借りるね」

千歌「そっかー……。チカも一緒に行っていい?」

曜「んー、ごめん。今日は梨子ちゃんと2人で」

曜「ほんとごめんね!」

千歌「……そっか。ううん、いいよ」

千歌(今日じゃなくても、明日伝えればいいよね……?)

――

梨子「お邪魔しまーす」

曜「今日誰もいないからかしこまらないでいいよ」

梨子「あ、そうなんだ」

曜「うん。何か持ってくるから部屋で待ってて」

梨子「うん、ありがとう曜ちゃん」

梨子(曜ちゃんの家ってことは多分衣装の相談かな?)

梨子(千歌ちゃんはダメってことは千歌ちゃんの衣装をサプライズで作るとか?)

曜「おまたせー」

梨子「あ、おかえり曜ちゃん」

曜「はい、やっぱり暑い夏は麦茶だよね」

梨子「ありがとう。喉かわいてたんだ」ゴクッ

曜「……」

梨子「曜ちゃん?」

曜「ううん、喉かわいてるならおかわりいる?」

梨子「んー、大丈夫」

曜「それでね、今日呼んだのには理由があって」

梨子「うん」

曜「えっとね、梨子ちゃん胸大きくなってない?」

梨子「え?」

曜「なんか大きくなった気がして、衣装作りのために測らせてもらいたいなって」

梨子「うーん、変わってないと思うけど」

曜「正確に測りたいからさ、その……。服脱いで?」

梨子「え!? ここで脱ぐの!?」

曜「だから千歌ちゃんは今日はダメって言ったんだよ?」

梨子「なるほど……」シュルッ

梨子「脱いだよ」

曜「ブラもはずして」

梨子「ブラも!? ま、まあ正確に測るんだったら確かに脱いだほうがいいけど……」

梨子「じゃ、じゃあ……」プチッ

梨子「あ、あんまりみないでね……?」

曜「うん、じゃあちょっと後ろから失礼して――」モミッ

梨子「ひゃうっ!?」

曜「梨子ちゃんのおっぱい柔らかい」モミモミ

梨子「ちょ、ちょっと曜ちゃん!?」アセアセ

曜「いいじゃん、恋人同士なんだから」モミモミ

梨子「恋人同士!? なんでそんなことになってるの!?」

曜「さっき付き合ってっていったらいいよって言ったよね?」

梨子「ちがっ! それはそういう意味じゃなくて!」

曜「……そっか」シュン

梨子「よ、曜ちゃん……?」

曜「ううん、ごめんね、私が早とちりしちゃっただけだから」

梨子「曜ちゃん……」

曜「……でも、お願い。一回だけして?」

梨子「一回だけって?」

曜「えっちなこと」ボソッ

梨子「ひゃっ……♡」

曜「ダメ……?」ボソッ

梨子「よ、曜ちゃん! 私耳弱いからっ!」

曜「ねえ、梨子ちゃん、一生のお願い」ボソッ

梨子「だ、ダメだよ! そういうのは好きな人とやらないと!」

曜「だから私は梨子ちゃんとしたいのに?」

梨子「あっ……」

曜「そうだよね、梨子ちゃんは違う人が好きなんだもんね」

梨子「そ、そんなこと――」

曜「千歌ちゃん、とかさ」ボソッ

梨子「っ!」ビクッ

曜「そうだよね、私の恋は叶わない恋」ススッ

曜「千歌ちゃんには敵わないなぁ」クチュッ

梨子「ひゃっ!?」

曜「梨子ちゃんのここ、こんなになってるのに、梨子ちゃんとはできないんだ」クチュクチュ

梨子「な、なんでこんなことするの!?」アセアセ

曜「梨子ちゃん、ほんとはさ、期待してたんじゃないの?」クチュクチュッ

梨子「そ、んなことぉっ♡」

曜「こんなにびしょびしょに濡らして、説得力ないよ?」クチュクチュ

梨子「んぅっ♡」

曜「いいよね? 準備できてるんだから」ボソッ

梨子「あっ♡」

梨子(なんだろう、頭の中にもやがかかったみたいで何も考えられない)

曜「ほら、おいしそうに私の指くわえ込んじゃった」ツプッ

梨子「あんっ♡」

曜「これって私を受け入れてくれたってことだよね?」

梨子「ち、ちがっ♡」

曜「こんなに締め付けて離さないのに?」クチュクチュッ

梨子「やだ、やめて曜ちゃん……!」

曜「乳首もこんなに立ってる」キュッ

梨子「んんぅっ♡」

梨子(なんでこんな声出ちゃうの……?)

曜「こんなに甘い声出してるのにいやなの?」クチュクチュ

梨子「なんか、変なのぉっ♡」

梨子「やなのに、変な声出ちゃって♡」

曜「じゃあ楽しんじゃおうよ、楽しまなきゃ」クチュクチュ

梨子「んっ♡」

梨子「あっ……! だめ、きちゃう!」アセアセ

曜「いいよ、梨子ちゃんの恥ずかしい姿見せて?」クチュクチュ

梨子「んんぅぅっ♡♡♡」ビクンビクン

梨子(その後も私は曜ちゃんにいいようにされました)

梨子(頭にはもやがかかって、身体はいつもよりも敏感になっているみたいで)

梨子(曜ちゃんが触れたところから快感の波が広がってきて)

梨子(いじられたり、なめられたり、えっちなお汁を吸われたりして)

梨子(何度も何度も絶頂させられました)

梨子(何時間経ったのか、もしかすると1時間も経っていなかったのかもしれないけど)

梨子(永遠のような、一瞬のような、苦痛のような、快感のような)

梨子(そんな不思議な時間が過ぎた頃――)

曜「あーあ、シーツびしょびしょだ」

梨子「ごめ、なさい……」ハァハァ

曜「ううん、梨子ちゃんが謝ることじゃないよ」

曜「さて、ちょっとごめんね」

曜「はい、ヨーソロー!」カシャッ

梨子「え……?」

曜「記念撮影、安心してどこかにあげるとかそういうのじゃないから」

曜「私が個人的に使うだけ♡」

曜「でも、梨子ちゃんが誰かにこのことを言ったりしたら、間違ってどこかにアップロードしちゃうかも」ボソッ

梨子「……っ!」サーッ

梨子「な、なんでそんな――」

曜「大丈夫、梨子ちゃんが誰にも言わなきゃいいだけだから」

曜「……また明日ね♡」ボソッ

梨子「っ!」ゾワッ

梨子(この日から私の日常は変わってしまいました)

――
数日後

千歌「梨子ちゃん一緒に帰ろう?」

梨子「あ、ごめん。ちょっと用事があるから」

千歌「今日も? 最近梨子ちゃん忙しいね」

梨子「ごめんね……」

千歌「ううん、仕方ないよ」

千歌(……結局あれから2人きりで梨子ちゃんとゆっくり話す機会も取れなくて進展はないまま)

千歌(……。よし!)

千歌(明日、梨子ちゃんに告白しよう)

千歌(それで、もしOKだったら今度の土日はAqoursの練習もないから梨子ちゃんといっぱいデートしよう!)

――

梨子「……曜ちゃんおまたせ」

曜「ふふ、今日も千歌ちゃんに一緒に帰ろうって誘われてたね」

曜「千歌ちゃんに愛されてるんだね」クスクス

梨子「………」

曜「さ、いこ?」

曜「今日もいっぱい楽しもうね?」ニコッ

梨子(今日もこれから曜ちゃんの家で犯される)

梨子(嫌なはずなのに、なんだか身体の奥がうずいてきちゃうんです)キュンッ

――
曜ルーム

曜「うわあ、もうびしょびしょ。パンツ糸引いてるよ?」

梨子「うぅ……」カアアアアアアア

曜「そんなに楽しみだった?」

梨子「そんなわけっ……!」

曜「んちゅっ」

梨子「んぅっ♡ そんなところにキスしちゃ、だめぇ♡」

曜「じゅるるっ、じゅるっ」

梨子「あああっ♡ 吸っちゃ、だめぇっ♡」

曜「梨子ちゃんのおいし♡ ちゅぷっ♡」

梨子「あぅっ♡ し、舌入れちゃだめぇ♡」

梨子「変になっちゃうからぁ♡」

曜「れろっ♡ じゅるじゅぷっ♡」

梨子「やだぁっ♡ イッちゃうからぁ♡」

梨子「んううううぅっ――♡♡♡♡」

曜「派手にイッちゃったね♡」

曜「梨子ちゃんのここ、大洪水だ♡」

梨子「はぁ、はぁ……♡」

曜「私の指、ほしいんでしょ?」

梨子「そ、そんなこと――」

曜「そんなこといって、こんなに簡単にくわえ込んじゃうよ?」ツプッ

曜「私の指がほしいほしいって膣内がうねってる♡」

梨子「や、あっ♡」

曜「梨子ちゃん、ここがいいんだよね?」クチュッ

梨子「ひゃうぅっ♡」

曜「梨子ちゃんの弱いところ、全部知ってるからね♡」

曜「耳をこう、甘噛みされると――」ハムッ

梨子「あんっ♡」キュッ

曜「こっちが締まるんだよね♡」

曜「それでいて、激しいほうが好き」グチュグチュッ

梨子「あぁっ♡ だめ、壊れちゃうぅ♡」

曜「それがいいんでしょ?」グチュグチュグチュッ

梨子「ひあぁんっ♡」

梨子「もっ♡ だめぇ♡」

曜「1回ストップ」

梨子「え……?」

曜「どうしたの? そんな物欲しそうな目をして」

梨子「なんでやめるの?」

曜「くすっ、梨子ちゃんはやめてほしくなかったんだ」

梨子「そ、そんなことはないけどっ!」アセアセ

曜「大丈夫、すぐイカせてあげるからね」クチュクチュッ

梨子「んおぉっ♡」

曜「ふふ、変な声♡」グチュグチュッ

梨子「イッちゃう、イッちゃうからぁっ♡」

曜「んー、今日はおしまい」

梨子「え?」

曜「手が疲れちゃった」

曜「今日はこれでおしまいにしよ?」

梨子「そ、そんな――」

曜「嫌だったんでしょ? じゃあよかったじゃん」

曜「じゃあまた明日学校でね」

梨子「……」

――
翌日

千歌「あれ、梨子ちゃんからメッセージだ」

千歌「風邪引いたので休みます? えぇっ!?」

千歌「梨子ちゃーん!」マドガラッ

千歌「風邪大丈夫ー!?」オーイ

梨子「……」カラカラッ

千歌「梨子ちゃ――」

梨子「千歌ちゃん……」ウルウル

梨子「ごめんね、ちょっと熱が出ちゃって」

千歌(わわ、熱のせいか顔が赤くて、目も潤んでて……)

千歌(なんていうか、色っぽい!)

梨子「実は昨日からちょっと熱っぽくて、曜ちゃんも休むってことなんだけどもしかしたらうつしちゃったのかも」

千歌「え? 曜ちゃんも? あ、ほんとだ、メッセージ来てる!」

千歌「曜ちゃんにもお大事にって返さなきゃ!」イソイソ

梨子「……」チラッ

曜「ふふ、その曜ちゃんもここにいるのにね?」クチュクチュ

梨子「んっ♡ だめ、千歌ちゃんが学校行くまで何もしないで」コソコソ

梨子(昨日、私はイカせてもらえなくて、おあずけされて、曜ちゃんにおねだりしてしまったんです)

梨子(おかしいっていうことはわかってた)

梨子(しちゃだめなことだったっていうのもわかってた)

梨子(けど曜ちゃんは私よりも私の気持ちいいところを知ってて)

梨子(寸止めを何回もされた私の頭は気持ちよくなりたいってことでいっぱいだったから)

梨子(そうしたら曜ちゃんが、じゃあ梨子ちゃん家にお泊りだって)

梨子(お母さんにバレないように家に招き入れて)

梨子(それで夜の間中ずっと犯されて、今に至るんです)

曜「梨子ちゃんのおしりかわいい♡」ペチッ

梨子「んぅっ♡」

千歌「梨子ちゃんどうしたの!? 大丈夫!?」

梨子「な、なんでもないよ! ちょっとくしゃみ出ちゃって!」

梨子「ちょっと、曜ちゃん……」コソコソ

曜「こっちに話しかけてくると私がいるってバレちゃうよ?」

曜「私は別にいいけど、梨子ちゃんは困るよね?」クスクス

梨子「……っ!」

曜「それっ♡」クチュクチュ

梨子「っ♡♡♡」

千歌「り、梨子ちゃん本当に大丈夫?」

千歌「顔真っ赤だし、息荒いよ?」

梨子「だ、大丈夫ぅ♡」

梨子「もしかしたら熱あがっちゃってるのかも♡」

曜「んちゅっ♡ れろっ♡」

梨子「ひぅっ♡」

千歌「そっか……。ゆっくり休んで早く元気になってね」

梨子「うん、ありがとう♡ ち、千歌ちゃん、もう行かないと遅刻しちゃうよ?」

曜「ちゅぷっ♡ じゅるるっ♡」

梨子(曜ちゃんにえっちな汁吸われちゃってる……)

梨子(千歌ちゃんに聞こえてないよね……?)

梨子(千歌ちゃん、もう行って……)

梨子(じゃないと、私、私……♡)

千歌「あ、うん。長話しちゃってごめんね!」

千歌「行ってきます!」

梨子「いってらっしゃいぃ♡」フリフリ

千歌(これじゃあ告白も出来ないし、土日デートに誘うのも無理か……)

千歌(月曜日、梨子ちゃんが元気になったら告白しよう!)グッ

千歌(今日の梨子ちゃん、病気っていうこともあったのかすごく色っぽくて――)

千歌(あんなの見せられたら誰だって好きになっちゃうもん! 早くしないと本当に誰かに取られちゃう!)

梨子「んんうううぅ♡♡♡♡」プシャアアアアアア

曜「わっ、潮吹き♡」

曜「顔、梨子ちゃんのお潮でびしょびしょになっちゃったよ♡」

梨子「はっ♡ はっ♡」

曜「あの様子だとバレてないみたいだよ、よく我慢したね、梨子ちゃん♡」ボソッ

梨子「んぅっ♡」

曜「梨子ちゃんのお母さん、今日夕方までいないんだよね?」

梨子「……うん」

曜「夕方まで2人っきりだね♡」

梨子「………うん」ゾクッ

眠いから続きは明日以降書きます

――
夕方

曜「時間的に次が最後かな?」

梨子「……」

曜「1日中犯されてもう声も出ない?」

曜「起きろー、梨子ちゃん」パァン

梨子「ひゃうっ♡」

曜「梨子ちゃんお尻叩かれるの好き? 朝千歌ちゃんと話してるときに叩いた時も反応よかったし」

梨子「そんなことぉ♡」

曜「梨子ちゃん激しくされるのも好きだし、ドMなんだね♡」パァン

梨子「んんぅ♡♡♡」

曜「じゃあ、最後は梨子ちゃんの大好きなここをいっぱいいじってあげるね♡」クリッ

梨子「ふああああぁっ♡」

曜「ふふ、いい反応♡」

曜「梨子ちゃんが気持ちよさそうで嬉しいなぁ♡」

梨子「もぉっ♡ 休ませてぇ♡」

曜「これで今日最後だからがんばろ?」クリクリクチュクチュッ

梨子「やだ♡ もう気持ちいいのやだぁ♡」

梨子「ああっ――♡♡♡♡」ビクンビクン

曜「12回目だね♡ じゃあ、今日のところはこれで終わりにしておこっか♡」

曜「あ、そうだ」

曜「実はね、私の家、明日から2日間お母さんいないんだ」

梨子「……」

曜「この土日、Aqoursの練習もないしうちに泊まりに来ない?」

曜「もし泊まりに来てくれたら、あの写メも消してこの関係を終わりにしてあげる」

曜「どうかな?」

梨子「……」

――
翌日

曜「あ、いらっしゃい梨子ちゃん♡」

梨子「本当にこれで終わりなんだよね?」

曜「うん、約束だからね」

曜「さ、部屋に入って」

梨子「……うん」

梨子(っ! なんだろう、このえっちな香り……)

曜「喉渇いたでしょ? 麦茶持ってくるね」

梨子「あ、ありがとう……」

曜「おまたせ。はい、どうぞ」

梨子「……いただきます」ゴクッ

曜「実はさ、昨日楽しみでずっと1人でしてたんだ」

曜「だからちょっと匂い残っちゃってるけどごめんね」

梨子(……だからこんなにえっちな匂いがしてたんだ)

曜「ふわぁ、そのせいで眠くてさ。梨子ちゃんにきてもらって悪いんだけどちょっと横になるね」

梨子「え?」

曜「ごめんね……」ゴロン

曜「漫画とか読んでていいから、すぅ……」

梨子「よ、曜ちゃん!?」

梨子(こんな濃厚なえっちな匂いが充満した部屋で)

梨子(それでいて曜ちゃんの匂いが充満した部屋で、私は1人取り残されて――)

梨子「ま、漫画読もう! 曜ちゃんも読んでていいって言ったし!」

梨子「あ、これ新刊出てたんだ――」

梨子「……」ペラッ

梨子(曜ちゃんの匂いはもう、私にとってえっちをする時の匂いになってる)

梨子(こんなに濃厚な曜ちゃんの、なおかつえっちな匂いのする部屋で――)

梨子「だ、ダメ! 漫画に集中!」ブンブン

――

梨子(私の理性は30分も持ちませんでした)

梨子(曜ちゃんの家にきたらすぐ犯されるって思ってて心の準備をしていて)

梨子(その上こんなにえっちな香りが充満していて)

梨子(我慢できるはずなんてなかったんです)

梨子「んっ……♡」クチュクチュ

梨子(私の手は、気付いたら自分の秘所をいじっていて)

梨子(匂いを嗅いでいただけなのにもうびしょびしょで、自分の指をあてがうといとも簡単に飲み込んでしまいました)

梨子「んぅっ♡」

梨子「……」

梨子(でも、ダメ)

梨子(私の身体は曜ちゃんを覚えてしまっていたから)

梨子(自分の指だと――)

梨子(曜ちゃんの指じゃないと、曜ちゃんの舌じゃないと、軽いイクことしかできなくて)

梨子(もっと大きく絶頂したいのに、全然できなくて)

梨子(曜ちゃんがそこにいるのに、どうして――)プツッ

梨子「……曜ちゃん、起きて」ユサユサ

曜「んん、どうしたの、梨子ちゃん?」コスリコスリ

梨子「イキたいの……」

曜「どこに?」

梨子「意地悪……」

曜「ちゃんと言ってくれないとわからないよ?」ニヤニヤ

梨子「よ、曜ちゃんに! 激しく犯して気持ちよくして欲しいのっ!」

曜「……」チラッ

曜「ふぅん、自分でいじって準備してたんだ?」ニヤニヤ

梨子「違うの、曜ちゃんじゃないとイケなくて!」

梨子「曜ちゃんがいいの! 曜ちゃんじゃなきゃダメなの!」

曜「……ふふ。そこまで言われちゃったらするしかないよね♡」

曜「眠いけど、梨子ちゃんが発情したままっていうのもかわいそうだし」

梨子「曜ちゃん、ありがとう♡」

曜「そのかわり、キスして?」

梨子「っ!」

曜「してくれないとしてあげないよ?」

梨子(キスは千歌ちゃんのために取っておいた最後の『はじめて』)

梨子(だから――)

梨子(ううん、だけど――)

梨子「キスするぅ♡ だからいっぱい気持ちよくして♡」

曜「うん、気持ちよくしてあげるね♡」チュッ

梨子「んちゅ♡ 曜ちゃぁん♡」

梨子(私は曜ちゃんがほしい、気持ちよくなりたい)

梨子(その一心でファーストキスを曜ちゃんに捧げてしまいました)

曜「最初は指がいい? 舌がいい?」

梨子「指ぃ♡ キスしながらしてぇ♡」

梨子(一度キスをしてしまうと――キスの快感を覚えてしまうとそれを求めてしまう)

梨子(我ながら醜いものだと思います)

曜「ふふ、梨子ちゃんかわいい♡」ナデナデ

梨子(けど、それも曜ちゃんがほめてくれるから、それでいいんだなって)

梨子(私は本当に千歌ちゃんが好きだったのか、今も好きなのか、今ではもうわかりません)

梨子(だって、私の中での曜ちゃんが大きくなりすぎているから)

梨子(曜ちゃんがほしいって、心の底からそう思っているから)

曜「ちゅぷっ♡ ちゅう♡」クチュクチュ

梨子「曜ちゃんの舌ぁ♡ 私の舌にすごく絡み付いてきてるぅ♡」

曜「んちゅっ♡ ちゅるっ♡」クチュクチュ

梨子「んっ♡ よだれ吸われちゃってるぅ♡」

曜「梨子ちゃんのよだれおいしい♡ ちゅるっ、ちゅぷぅ♡」クチュクチュ

梨子「私も、曜ちゃんのほしぃ♡ ちゅるるっ♡」

曜「もう、梨子ちゃんってば♡」クチュクチュ

梨子「……ねえ曜ちゃん、んぅ♡」

曜「どうしたの? もしかして気持ちよくない?」クチュクチュ

梨子「ううん、すごく気持ちいいよ?」

梨子「でも、これじゃ曜ちゃんが気持ちよくないよね?」

曜「私は梨子ちゃんが気持ちよければいいんだよ?」クチュクチュ

梨子「やだっ! 曜ちゃんにも気持ちよくなって欲しい!」

曜「梨子ちゃん……!」

曜「じゃあ2人で気持ちよくなろう♡」

梨子「うんっ♡」

梨子(曜ちゃんのことも気持ちよくしてあげたい、そう思った私は――)

梨子「ごめんね、私下手だから、んぅっ♡」

曜「そんなことないよ、梨子ちゃんの指、私は好き、あんっ♡」

梨子(お互いの秘所をいじりあったり)

梨子「よ、曜ちゃん、上でつらくない? じゅるっ、ちゅうっ♡」

曜「んぅっ♡ 大丈夫だよ、ありがとう梨子ちゃん♡ ちゅぷっ♡ じゅるるっ♡」

梨子(お互いの秘所を舐め合ったり)

梨子「んぅ♡ 曜ちゃんの汁と、私のが直接混ざり合ってぇ♡」

曜「あっ♡ 梨子ちゃんのと擦れてぇ♡ んうぅ♡」

梨子(お互いの秘所を擦りあわせり)

梨子(ありとあらゆる方法でお互いの身体を貪りあいました)

梨子(ご飯の時も、お風呂の時も、寝るときでさえも、お互いを求め合って――)

梨子(気付けば日曜日の夕方になっていました)

梨子「はぁ♡ はぁ♡」

曜「……」

曜「梨子ちゃん、これで最後だね」

梨子「え……?」

曜「もうお母さん帰ってきちゃうから」

曜「それに約束だったでしょ? これで終わりって」

梨子「あ……」

梨子(そうだった、私は曜ちゃんに脅されて、犯されて――)

曜「梨子ちゃん、ごめんね。他に好きな人がいるのに、こんなに強引なことしちゃって」

曜「本当に、ごめんなさい……」ポロポロ

梨子「……」ギュッ

曜「梨子ちゃん……?」

梨子「曜ちゃんのバカ」

曜「え……?」

梨子「私、もう曜ちゃんが好きなんだよ?」

曜「え、で、でも――」

梨子「変かもしれないけど、曜ちゃんに求められて、すごく嬉しかった」

梨子「曜ちゃんがほしいって、そう思った」

梨子「もう、曜ちゃんなしじゃ満足できないんだよ……?」

曜「違うよ、梨子ちゃんは私なんて好きじゃない」

梨子「……どうしてそう思うの?」

曜「私ね、薬盛ってたの」

梨子「え?」

曜「最初の日と、昨日」

曜「麦茶に媚薬入れてた……」

梨子「あー……。道理で……」

曜「だから私梨子ちゃんと付き合う資格なんて――」

梨子「……」スッ

曜「ちょ、ちょっと梨子ちゃん!? どうして急に手を取るの!?」

梨子「ここ、触ってみて?」スッ

曜「え……?」クチュッ

梨子「もう、媚薬なんてなくても曜ちゃんが触ってくれればびしょびしょに濡れちゃうんだよ?」

梨子「私をこんなにしておいていざとなったら逃げるの……?」

曜「……私でいいの?」

梨子「曜ちゃんがいいの」

曜「でも! 梨子ちゃんは千歌ちゃんのこと好きなんでしょ!?」

梨子「それよりも曜ちゃんが好き♡」

梨子「私をいっぱい求めてくれる曜ちゃんが好き♡」

曜「梨子ちゃんっ……♡♡♡」

――

梨子(結局、それから私達はホテルに行って朝までお互いを求め合いました)

梨子(明け方、一旦家に帰って制服に着替えて登校)

梨子(本当は、身体中悲鳴をあげてるけど、休んだらまた曜ちゃんとしてしまう気がするから)

千歌「梨子ちゃん! おはよう! 風邪はもう大丈夫?」

梨子「うん、大丈夫だよ、ありがとう」ニコッ

千歌「あ、あのさ! ちょっと梨子ちゃんに伝えたいことがあるんだけど――」

梨子「うん?」

千歌「私ね、実は梨子ちゃんのことが――」

梨子「……ダメだよ千歌ちゃん」

千歌「え?」

梨子「そういうのはね、本当に好きな人に取っておかないと」

梨子「私達はただ家がお隣のお友達なんだから」

千歌「……え?」

千歌(私はきっと今振られたんだろう)

千歌(……梨子ちゃんは週末で何かあったのかってくらい別人に見えて)

千歌(振られたショックよりもあまりの変化に対する戸惑いで呆然と立ち尽くしてしまった)

梨子「ほら、早く行こう。曜ちゃん待ってるよ」ニコッ

千歌「う、うん……」

――

曜「おはヨーソロー!」

梨子「おはよう、曜ちゃん」

千歌「……おはよう」

曜「あれ? 千歌ちゃん元気ないけどどうしたの?」

梨子「あ、もしかして風邪? うつしちゃったのかな?」

曜「もう、無理しちゃだめだよ?」

千歌「大丈夫、そういうんじゃないから……。っ!」

千歌(その時、チカは気付いちゃったんだ)

千歌(2人の距離がすごく近くなってることに)

千歌(曜ちゃんが来た途端、梨子ちゃんの目は曜ちゃんばかりをうつしていることに)

千歌(そっか、果南ちゃんの言う通りだった)

千歌(本当に、梨子ちゃん取られちゃったんだ)

千歌(チカがもたもたしてるから……)ジワッ

千歌「……やっぱり、千歌帰るね」

曜「うん、顔色悪いからそうした方がいいよ」

梨子「家まで送ろうか?」

千歌「ううん、平気。そんなことしたら2人とも遅刻しちゃうよ?」

曜「お大事にね」

梨子「お大事に」

――

千歌(その後は、どうやって家に帰ったのか覚えてない)

千歌(けど、気付いたら家にいて、枕に顔をうずめて号泣してた)

千歌(それで、いつのまにか寝ちゃってて――)

~♪

千歌「スマホが鳴ってる……」

千歌「梨子ちゃんから電話……?」ピッ

千歌「もしもし……?」

梨子『もしもし、千歌ちゃん大丈夫?』

梨子『朝すごく顔色悪かったから心配してたんだよ?』

千歌(梨子ちゃん、心配してくれてたんだって思うと嬉しいけど、それと同時に――)

千歌(『私達はただ家がお隣ののお友達なんだから』っていう言葉がフラッシュバックしてくる)

千歌(梨子ちゃんはチカのことを友達としか思ってないんだよね)

千歌「ありがとう、今まで寝てたんだけど大分楽になったから」

梨子『そっか、よかった、んぅっ♡』

千歌「……? 梨子ちゃんまたくしゃみ?」

梨子『え? あ、う、うん! そう! またぶり返してきちゃったのかなー』アセアセ

梨子『――曜ちゃ――うからっ!』コソコソ

千歌「……曜ちゃんもいるの?」

梨子『え?』

千歌「今曜ちゃんって聞こえたけど」

梨子『あ、う、うん! 曜ちゃんも心配してるんだよ?』

曜『千歌ちゃーん、大丈夫?』

千歌「……うん、へーき。ありがとう」

梨子『今からお見舞いにいっても大丈夫? んっ♡』

千歌「もう治ったから、お見舞いなんていいよ」

梨子『曜ちゃんも一緒に私の部屋にいるんだけど、行っちゃダメ? ふ、ぅっ♡』

千歌「梨子ちゃんの部屋にいるんだ」

千歌「……」ソッ

千歌(カーテンの隙間からそっと覗いてみると窓ごしに見えたのはスマホを耳元に当てながら曜ちゃんに後ろから抱きつかれた梨子ちゃん)

千歌(ううん、違う、曜ちゃんの手は梨子ちゃんの足の付け根に伸びてる)

梨子『う、んっ♡ 曜ちゃんとお見舞いに行こうって♡ でも千歌ちゃんに連絡してからの方がいいよねって一旦私の部屋にきたの、んっ♡』

千歌(そういう知識に疎いチカでもわかった、曜ちゃんは梨子ちゃんの秘部をいじってるんだって)

千歌(それでチカにバレないように、電話をしながらしてるんだ、って)

梨子『だから、ぁ♡』

千歌「……ごめん、今日は無理」

梨子『そっか、お大事にね、んんぅっ♡』

千歌「うん、明日は学校いけると思うから。また明日ね」

梨子『うん、また明日、ああっ♡』

千歌(梨子ちゃんの隠す気のない喘ぎ声とともに通話は切れた)

千歌(通話が切れると同時にチカはカーテンの隙間から梨子ちゃんの部屋を覗く)

千歌(梨子ちゃんは曜ちゃんを怒ってるみたい、きっと電話中に曜ちゃんが梨子ちゃんの秘部をいじってたからだよね)

千歌(けど、それすらも楽しそうで、いちゃついているようにしか見えない)

千歌(曜ちゃんの愛撫に気持ちよさそうに乱れる梨子ちゃん)

千歌(そんな2人を見ていて出てくるのは嫌悪感とか嫉妬とかそういうのじゃなくて、興奮だった)

千歌(私の好きな人が、小さい頃から一緒だった幼馴染にいいようにされてる)

千歌(まるでちょっとえっちな少女漫画を見ているみたいに、窓ごしの2人は現実感がなくてただチカを興奮させる)

千歌「んっ……♡」

千歌(気付けば手は吸い込まれるように自分の秘部をいじってた)

千歌「ふぅ、んっ♡」グチュグチュッ

千歌(曜ちゃんが手を激しく動かせば、チカも手を早める)

千歌「んぅ♡」モミモミ

千歌(曜ちゃんが胸をもめば胸を揉む)

千歌(すると、梨子ちゃんと一緒の感覚を味わっていることに更に興奮する)

千歌(それで――)

千歌「ん、ぅぅっ♡♡♡」

千歌(梨子ちゃんの身体がはねると同時にチカも絶頂した)

千歌「はあ♡ はあ♡ えへへ、梨子ちゃん、一緒だね……♡」

千歌(ほどよい脱力感と、梨子ちゃんと一緒に絶頂することができた充足感で心がいっぱいになって)

千歌(もう一度カーテンの隙間から梨子ちゃんの部屋の様子を覗いてみる)

千歌「……え?」

千歌(梨子ちゃんは、曜ちゃんの秘部をなめてる様子が目に入る)

千歌「なんで、梨子ちゃん……?」

千歌(梨子ちゃんも曜ちゃんのことが好きなんだろうから当然なのに、なんだか裏切られたような気がした)

千歌「なんで、なんで梨子ちゃん!」クチュクチュッ

千歌(それでもチカの手は自分の秘部をいじってた)

千歌(さっきまで現実感がなかった2人の行為が急に現実感を帯びて見えてきて、涙がこみ上げてくる)

千歌「やだよ、やだよ梨子ちゃん!」グチュグチュッ

千歌(ぽたぽたと、足元を愛液と涙が濡らしていく)

千歌「チカも梨子ちゃんが好きなのに! なんで!」グチュグチュグチュッ

千歌(なんだかさっきまで一緒にいた梨子ちゃんが、チカとひとつだった梨子ちゃんが離れて行ってしまったような気がする)

千歌(チカは今、梨子ちゃんと同じ感覚を味わえない。チカが1人で自分を慰めてるだけ)

千歌(悲しいのに、涙はとめどなく溢れてくるのに……。手が止まらない――)

千歌(それどころかチカの身体はどんどん気持ちよくなっていく)

千歌「梨子ちゃん……あ、んぅ♡」グチュグチュッ

千歌「ああああああああっ――♡」プシャアアアアアアアア

千歌「はぁ、はぁ……♡」

千歌(今まで感じたことのない、大きな絶頂)

千歌(好きな人が他の人に取られてしまった姿を見て、自分の秘部をいじって、絶頂して――)

千歌「チカ、最低だ……。んぅっ♡」クチュッ

千歌(それでも、チカは手を止めることができなかった)

おわり

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