カズマ（どうしてこんなことになったか考えてみよう。確か昨日は……ああ、駄目だ、昨日の記憶がうまく思い出せない。飲みすぎたか？……まさか俺は酔った勢いで）

アクア「ｚｚｚ」

カズマ（いや、ない！ないないない！世間ではクズマとかカスマとかいろいろ言われてる俺だけど、酔った勢いでなんてしないって。）

カズマ（それになんでよりにもよってアクアなんだよ！もしそういう気分になったとしても、ちょっと押せばやらせてくれそうなめぐみんが居るだろ！もし俺にロリに反応しなかったとしても俺にメロメロで身体が最高なダクネスもいる。ペット枠のアクアとやるわけがない！）

カズマ（ほら、これはギャグマンガとかでよくある勘違い。布団をめくったら結局は何もなかったってそういう落ち……）（ガバッ

カズマ「……布団をめくったらお互い裸だったんですけど」

カズマ「シーツに血がついてるんですけど！！」

カズマ（いいや、まだだ。なんか八割方状況証拠がでそろっちまった気がするが、まだ勘違いの可能性もある）

アクア「？？おはよう、カズマ……」

カズマ「あ、ああ、つい声が出ちまった。起こしちまったか？」

アクア「……別にいいけど」

カズマ（じゃねえだろ！もっと他に話すべきことがあるだろ！）

カズマ「あのさ、アクア、実は」

アクア「カズマ、ちょっと着替えるから後ろ向いててくれる」

カズマ「わ、悪い」

カズマ（衣擦れの音が聞こえる。やっべドキドキ……しないな。まあ、アクアだもんな、うん。でも気まずい）

アクア「もういいわよ」

カズマ「お、おお、それじゃアクア、昨日何が」

アクア「カズマさん」

カズマ「ん？」

アクア「昨日のことは忘れましょう。お互いどうかしてたのよ」