晶葉「できてないぞ!夏休みの宿題が!」 (9)

晶葉「以前君は言ったな…『困ったことがあれば助けに行く』と」

モバP「言ったけどさあ…」

晶葉「頼む!宿題手伝ってくれ!」

モバP「なんで今言うんだよ!」

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晶葉「頼む!一生のお願い!」

モバP「いや良いけどさあ…せめてもう少し早く言えよ…」

晶葉「すまない…最近忙しそうだったから…」

モバP「あー、いや、こっちこそ気を遣わせて悪いな」

晶葉「だが安心してくれ。実はもうほとんど終わらせている。残りは2つだけだ」

モバP「おお、じゃあさっさとやっちゃおうぜ。何が残ってるんだ?」

晶葉「自由研究と読書感想文」

モバP「一番面倒くさいやつじゃねーか!」

モバP「…ん?いや、自由研究はそうでもないか…?」

晶葉「本当か!?」

モバP「お前が作ったロボを出せばそれで終わるんじゃねーか?作り方とかレポートに書いて」

晶葉「おお…そうか、それでよかったのか」

モバP「むしろ今まではどうしてたんだよ」

晶葉「あー、なんか水がどうとか、太陽がどうとか書いた気がする」

モバP「適当だなあ」

モバP「で、あとは読書感想文だけなんだが…」

モバP「なんか本読んだか?」

晶葉「読んでない…」

モバP「マジか…どうすんだよ」

晶葉「それが分からないからこうして君を頼ってるんじゃないか!助けてくれ!」

モバP「逆切れかよ…んー…じゃあ、桃太郎とかで何とかするしかないんじゃね?」

晶葉「なんとか?」

モバP「もう本を読んでる時間はない。だから知ってる話で読書感想文を書く。それしか方法はない」

晶葉「なるほど!じゃあ早速書いてみよう!君も文を考えるのを手伝ってくれ!」

モバP「了解」

―――数時間後

晶葉「終わった…」

モバP「終わったな…」

晶葉「かなり時間がかかったな…」

モバP「…いや当たり前だろ…ただでさえ読書感想文で時間かかったのに自由研究用に新しくロボを作るとかやってんだから…」

晶葉「…」

モバP「…おい聞いてるか?」

晶葉「…すぅ…すぅ」

モバP「寝たか…じゃあ俺も帰って寝るか…その前にこいつをベッドに運ばなきゃだけど」

モバP「よっこらせっと」

晶葉「…すぅ…すぅ…」

モバP「天才博士も、こうしてみるとまだ子供だな」

モバP「よっ…と」

晶葉「…んん…ありがと……すぅ…」

モバP「どういたしまして。おやすみ」

終わりです。

宿題ネタでなんか書けるかと思ったら全然ネタが浮かばなくて大遅刻してしまいました。ごめんなさい。
あとデレステ晶葉SR実装おめでとう!これからもずっと晶葉の担当でいます!

次回は9/18の予定です。依頼出してきます。

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