【モバマス】モバP「杏ー」杏「んー?」 (21)

モバP(以下P)「杏ってさ…」

杏「ふぁに…?」モグモグ

P「物を食べるとき、ハムスターみたいにほっぺた膨らますよな」

杏「ゴクン…ちまちま食べるよりも一度に詰め込んでため込みたい」モグモグ

P「杏ちゃんまじげっ歯類。…こう、つつきたくなるよな」ツンツン

杏「ふぐー!」モグモグ

P「やわらけー」ツンツン

杏「むぐぐー!」ゴクッ

P「撫で心地もよいなー」スリスリ

杏「…Pとはもうハンバーグ食べに来ない」カァァ

P「え、さみしい」ピタッ

杏「…じゃあ追加でイチゴパフェね」プイッ

P「くっ、背に腹は変えられん…」ピンポーン

ウェイトレス「はーいご注文はいかがいたしましょうか?」

P「イチゴパフェ1つとコーヒー1つで」

ウェイトレス「かしこまりましたー」


・デレマス杏SSです
・キャラ崩壊注意
・デレてる杏ちゃんSSとなる予定です
・デレ杏SS普及活動…です。たぶん

読まなくてもいいと思われる前作
P「杏ー」杏「だりー」
P「杏ー」杏「だりー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456596629/)
モバP「杏ー」杏「ねみー」
モバP「杏ー」杏「ねみー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1464531029/)

関係があるようなないような前作
【モバマス】モバP「杏…」杏「P…」
【モバマス】モバP「杏…」杏「P…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1503846929/)


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杏「ふーっ、食べた食べた」ポンポン

P「ほんと普段からは考えられんくらい食べたな」

杏「Pのおごりでタダメシだからね。これはもう食いだめするしかない」キリッ

P「現金な奴め…。ほら、歩けるか?」

杏「んー、もうちょいゆっくりしたい」

P「オッケー、歩けそうになったら車に戻ろう」

杏「あーい。…しかし本当に珍しいよね。Pのおごりでしかも2人でご飯って」

P「まあ今日は遅くなっちまったしな。俺ももう今日はあがりだし、たまにはいいかと思ってな」

杏「一応?変装もしてるし?」

P「あぁ、メガネかけてるだけでもだいぶ印象は違うしな」

杏「見た目知力上がってる感じ?」

P「確かに賢そうだし、似合ってるぞ、杏」

杏「…えへへー、うん、くるしゅうないよ、P」ニヘラ

P「今度はメガネかけてプロデュースするのも…、いやしかし変装に手間が…悩ましい」


~ここではないどこか~

???「離してくださいっ!メガネが私を呼んでるんですっ!」

???「落ち着いてくださいっス!たぶんメガネは人を呼べないっスから!」

~車内~

P「でさ、こないだのバッグのCMとか、結構受け良かったんだよな。杏の雰囲気と合ってて」

杏「あー、確かにあれはかわいかったね」

P「お前はバッグとか…」

杏「いやさすがに杏もバッグの一つぐらい…持って…持ってたような?確か部屋の片隅に…」

P「まあほとんど持ってるとこ見た覚えないもんな」

杏「なんだかんだ、なんとかなるもんだよ」

P「ここまで来てるわけだしなぁ」

杏「そうそう」

P「ってところでとうちゃーく」

杏「おーうお疲れー」

P「おう、ほんじゃあまた明日な」

杏「…ねぇP、今日は杏の部屋でゲームしてこうよ?」

P「あー、心惹かれる提案だけども今日はちょっと疲れがなー、お前も早く休んで明日に備えなー」

杏「…うん、わかった。また明日ね」

P「おーうまた明日ー」

トコトコ

杏(なんか最近、たまにノリが悪いなー…なんか企んでるのかな?)

ブウウウウン

P(杏には申し訳ないが…この埋め合わせは必ず…)

キィッ ガチャッ

P「すいませんっ、お待たせしました!」

ちひろ「いえいえ、大丈夫ですよ」ニッコリ

比奈「Pさんのおごりっスからね」ニッコリ

P「はい、喜んで出させていただきますっ!」

~数日後事務所~

P「あー確かにそういうのもやってるよなぁ」カタカタカタ

紗南「そうなんだよね。私も知らないゲーム結構あったりしてさぁ…」

紗南P「私もオススメされたりしてますねぇ…」

P「よし、事務処理もひと段落…と」カタカタカタッ

紗南「杏さんとこのPさんも大変だねー」ピコピコ

紗南P「私も結構大変頑張ってるんですけども…」

紗南「あ、わかってる、わかってるから。紗南Pさんも私のために頑張ってくれてることは私がよくわかってるから」

紗南P「ならいいですけど…」

紗南「ごめんてばー」ワタワタ

P「あはは、いや、二人とも忙しい中足を運んでもらってありがとうな」

紗南P「いえいえ、Pさんがお困りならばこれぐらいはさせていただきますよ」

紗南「そうそう、杏さんにもお世話になってるしね」

P「いや、助かったよ。おかげで少しずつターゲットを絞れそうなところだ」

紗南「私も何か用意しとかなきゃなー」

紗南P「私もお手伝いしますよ」

紗南「ありがとね、紗南Pさん!」

紗南P「いえいえ」ニッコリ

紗南「それじゃあね、明日オフだし…」ワイワイ

P「…さて、杏の様子でも見に行くかな…」

~仮眠室~

P「紗南Pと紗南ちゃんも中々お熱いねー…」

杏「むにゃー」

P「杏、寝てるかー?」

杏「ふがー」

P「…起きないと、いたずらしちゃうぞー?」

杏「…ぐー」

P「…最近付き合い悪くてすまんな…」

P「まぁ、もうちょいでなんとかなるから、ちょっと待っててくれな」

P「だから、まぁ、今はゆっくり休んでな…」

P「…」ググッ

杏「…んぅ」ピクッ

P「…」

杏「…」

P「…なんてな」スッ

杏「…ぐー」

P「また後でな…」

スタスタスタ ガチャッ スタスタスタ…

杏「…ふぅ」パッチリ

杏(…ドキドキした。Pの顔が、息が、すごい近くまで来てた気がする…。いたずら、されても…いやいや、落ち着こう、落ち着いてもうひと眠りしよう)

杏「一休み一休み…」

~その日の帰り~

杏「ふへへ…」ニヘラ

P「なんだ急にだらしない顔して」

杏「なんでもないよー」ニヘラ

P「んーまぁいいか…」

P(機嫌がいいのに越したこたぁないし…それにこれはこれで…悪くないしな…)

P「お客さん、そろそろ着きますよー」

杏「はーい」

P「うっす、お忘れ物にお気をつけてくださいねー」

杏「…運転手さん」

P「なんでしょう?」

杏「お客さんが寝てるときに、いたずらしたりしたら、だめなんだからね?」

P「っ!?お前、起きて」

杏「じゃーねー」バタンッ

P「…まったく、あー、まじか、まあ、どうしようもないか!うん!今日は帰って寝よう!そうしよう!」

~その週の週末~

P「悪いね。付き合ってもらっちゃって」

きらり「ううん、だいじょぶだよ~!きらりも、ちょうどバッチシなタイミングだったし!」

P「そっか、ありがとね。よろしく頼むよ。ところで後ろの人は…」

きらりP「きらりの保護者です。怪しい成人男性がきらりをどこかへ連れて行こうとしていると聞いたので」

P「呼んでなかったのに来るとはさすがだよお前…。まあ人数いる方がありがたいし、いいか」

きらり「ごめんね?今日のこと話したら着いてくるってきかなくって…」

P「オッケーっス!そしたら早速行きましょうかー!」

きらり・きらりP「おー!」

きらりP「…ところで今日はなんの集まりなんです?」

P「俺がきらりちゃんとおでかけする、ってとこしか聞こえてなかったのなお前」

~あちこち歩き回りながら~

P「バッグとかもなぁ~、あいつ使わないかもしんないからな~」

きらり「Pちゃんからなら、そんこなことないと思うけどにぃ~?」

きらりP「そうですよ、Pさんからならちゃんと使ってくれると思いますよ?」

P「そうかなー?うーん…、まぁピンとは来てないんだけどさー…」

きらり「杏ちゃんの、好きなものから考えてみるのはどうかにぃ?」

P「杏の好きなものと言うと、まあ休み、金、飴は鉄板だよな」

きらり「うんうん、そうだねぇ」

P「あとはカレーとかアイスとかハンバーグとか好きだし、色で言うとピンクとか赤系も好きみたいだよなー。ゲームマンガアニメとかは割かし広範なんだよなぁ」

きらりP「さすが、ちゃんと見てますね」

P「まあな、そっちもそうだろ?」

きらりP「それは当然です!まずきらりが好きなものと言えば…」

きらり「きらりPちゃんストップスト~ップ!今は、きらりのはいいから、ね?」

きらりP「む、僕は語りたいですが…そうですね、今は」

きらり「あ!あそこの小物屋さんとか、どかな?」

P「行ってみますかー!」





P「お、これは…」






~とある日の事務所~

P「杏ー」

杏「なにー?」

P「ちょっとこっち来いよー」

杏「えー、めんどくさい…。おんぶを要求する」

P「…しょうがねーなぁ」

杏「よいしょっ」

P「よしじゃあしゅっぱーつ」

杏「どこ行くの?」

P「行ってみてのお楽しみでーす」

杏「ふーん?」

P「あ、そうだ杏、今度猫耳メガネキャラのお仕事取れそうだから、よろしくな」

杏「え?なにそれ」

P「なんか新ドラマの役なんだけど、俺が是非にって推しといたから」

杏「ちょっ、Pプロデューサー!仕事取ってくるなんて…!しかも属性盛ればいいってもんじゃないよ?」

P「だいじょーぶだいじょーぶ、ほら、ネコミミとメガネ」ヒョイッ

杏「え?」

P「ちょっと着けてみてよ」

杏「…」スチャッ

P「で、このカメラに向かってにゃあ、って言ってみて」スッ

杏「…」ベシッ

P「なぜ叩く」

杏「これ撮った写真をオーディション担当の人にでも送り付ける気でしょ?」

P「おー、察しがいいな」

杏「絶対にやらない」

P「まあビデオで撮ってるんだけど」

杏「なんだと…」

P「いやー自撮り棒って便利だな。その気になれば自分の背後まで写せるんだから」

杏「け、消せー!」

P「断る~♪」

杏「うおー」ジタバタ

P「お、落ちんなよー?…よし、パソコンに送信完了~」

杏「あぁ…、力及ばず…」

P「まあそんな落ち込むなって」

杏「…だいたいこの属性ならみくにゃんの仕事じゃない?」

P「俺は杏がこの役やってる姿が見たいんだよ」

杏「…そ、そんなこと言っても杏は自分を曲げないんだからねっ!」

P「はいはいっと、さて、いよいよ到着だぞ、っと…」ガチャッ

パァン!パンパンパァン!


みんな「誕生日おめでとう!杏ちゃーん(さーん)!!」

杏「お、おおー…!」

P「おっ?ちょっとびっくりしたか?」

杏「うん、なんかあるかもとは思ったけど、こんな盛大にやってくれるとは思ってなかったから…」

きらり「杏ちゃん、誕生日、おめでとー!!!」

紗南「杏さん、誕生日おめでとーだよ!」

比奈「杏ちゃん、誕生日おめでとうっス!」

きらり「みんなでプレゼント用意したから、開けてみて?」

杏「み、みんな…ありがとう。じゃあこれから…」ガサゴソ

杏「こ、これはっ!」

比奈「それは私のプレゼントっス!とりあえずジョ〇ョ3部までセットっス!杏ちゃんなんだかんだまだ持ってないって言ってたんでとりあえずここまでプレセントするっス」

杏「比奈…ありがとう。ちゃんと全部読むよ」

比奈「長いっスけど、面白いっスから楽しみにしてくださいねっ」

杏「うん!…じゃあ次は…これだっ!」

紗南「あ、それは私からだよっ!」

杏「スラ〇ムビッグクッションじゃないかっ!」

紗南「ふふー!ゲームと悩んだけど、杏さんにはこっちのがいいかなーって思って!」

杏「紗南、ありがとう。杏の自堕落ライフがおかげでさらに加速するよ。ありがとう」

紗南「どういたしましてっ!」

きらり「ではではぁ…」

杏「最後の包みを開けさせていただきますっ!」

きらり「どうぞっ!」

杏「こ、これは…服?すごいかわいい!」

きらり「えへへっ~、きらりからは、お手製のお洋服をプレゼントですっ!」

杏「お手製?きらりが作ってくれたの?」

きらり「杏ちゃんに似合う、かわいいお洋服探してたんだけど、ちょっと、見つからなくてぇ…えへへっ」

杏「きらり、きらりっ、大好きっ!」ぎゅううう

きらり「んん~!杏ちゃん、きらりも大好きだよぉ~!」ぎゅううう

P「プレゼントも無事に渡せたみたいだし、良かった良かった。それじゃあケーキも用意してるしみんなで…」

杏「…じーっ」

P「ん?なんだ?どうした?」

杏「…Pプロデューサーからはプレゼント、ないの?」

P「…あー、後でこっそり渡そうかと思ってたんだが…」

杏「今でしょっ!」

P「ははっ、ちょっとこっぱずかしいんだけどな」スッ

杏「…これ」

P「ネックレスだ、キャンディモチーフの。最近あれだろ?お菓子とかモチーフにしたアクセサリーがあるって知ってさ?ネックレス着けるのめんどくさいかもしれないから、ほら、あれだ、部屋にでも飾っといてくれればそれでいいからさ」

杏「ううん、Pプロデューサー、大事にするよ。ちゃんと使う。だから、良く見ててね?」

P「お、おう!ありがとな」

杏「杏こそありがとうだよ。ありがとうね、Pプロデューサー」

比奈「よし、じゃあそろそろケーキの方に行くっス!」

紗南「おなかすいちゃったよー!」

きらり「はいはーい持ってきたにぃ!ローソクに火を着けてくださいなー♪」

ワイワイガヤガヤ

杏「ふふっ、みんなありがとね」

~後日~

杏「Pー」

P「んー?」

杏「ぐー」

P「なんだ、寝言か…。きらりちゃんの誕生日会もやったしなぁ。まあお疲れだよなぁ」

杏「ぐぉー」

P「杏、お疲れ」

杏「…」パッチリ

P「…いつから起きてたんだよまったく」

杏「…つづき」

P「ん?」

杏「こないだの続き、しないの?」

P「…しません。いたずらするなって言われたし」

杏「バレなきゃ犯罪じゃないんだよ?」

P「バレバレじゃねーか」

杏「…しょうがないなぁ。P、これは夢だよ。夢。現実じゃないの」

P「…お、おう」

杏「だからね、杏が何を言っても、何か起こっても、それは幻なの。夢オチなの」

杏「…私はね、Pがいてくれれば、それでいいよ?だから、ちょっとぐらいいたずらされてもね、むしろどんとこいだよ?」

P「…」

杏「…なんちゃってね」

P「杏は乙女座だろ?」

杏「?そうだね」

P「そんで俺は山羊座なんだけど」

杏「へーそうなんだ」

P「カップルとして最も相性のいい組み合わせらしいぞ」

杏「…ほ、ほーう」

P「ま、これも夢の中の話だ。だから、現実に戻ったら関係ない。俺がそんなこと気になるぐらい意識してるってことも」

P「だからこれも…ただの夢だ」チュッ

杏「…」

P「おやすみっ!」ダダダッ ガチャッ バタンッ

杏「…」カァァァァァ

杏「眠れないや…」

オワリ

書き溜め投下完了にてこれで終了です。
駄文失礼いたしました。

杏ちゃん、誕生日おめでとう!
スレ立てだけは…なんとか間に合わせたから許して…
きらりちゃんも誕生日おめでとうございます!
そっち方向で書いてる余裕なんてなかった…

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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