卯月「デレマスで」凛「意味がわかると」未央「怖い話」 (43)

【未央の弟】

未央「うーん……今日は学校も仕事もないし、友達みんな用事あるからって誰も遊べないし、暇だな」

未央はその日、一人で家の中で過ごしていました。
すると、家の固定電話が鳴りました。

未央「はい、もしもし」

先生『あ、本田さんのお宅ですか?』

未央「そうですけど」

先生『あ、お姉さんですね。私は未央さんの弟くんの担任の先生です』


電話の相手は未央の弟の学校の担任からでした

先生『お姉さん、落ち着いて聞いてください。弟さんは実は女の子だったんです! ペニスと思われる部分は実は腫瘍がペニスのような形に発達してて、実は弟さんは女の子で妹さんということになるんですよ!』

未央「え、えぇぇぇ!?」


それを聞いて未央は愕然としました。
先生は続けました____

先生『このまま成長しては手遅れとなりますが、今ならまだ手術して間に合うようです。ご両親が不在ならすぐに連絡して、病院での手術の許可をお願いします』

未央「わ、わかりました!」


未央はすぐに両親に連絡し事情を伝え、弟は近くの病院で手術を受けました。

手術は無事に終了し、弟は妹として新たな人生を歩みました。

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【レンタルビデオ店】


ある日、休日の美嘉と莉嘉はレンタルビデオ店に行きました。


美嘉「どの映画を観ようかな」

莉嘉「ねえねえ、お姉ちゃん」

美嘉「うん? 何?」


莉嘉はある作品のパッケージを指差して言いました。

莉嘉「この人、お姉ちゃんに似てない?」


そのパッケージの人生は確かに美嘉に似ているように見えました。
美嘉と同じようにギャルっぽい見た目をしており、髪型も似ていました。

美嘉「いやいや、確かにギャルっぽいビジュアルだけどさ、そんなに似てる?」

莉嘉「むぅ……あ、そうだ。どうせならお店の中探してお姉ちゃんに似てるパッケージ見つけてくる」

美嘉「あ、こら! ……まったくもう…」


莉嘉はお店の中に探し回りました。

呆れた美嘉はどうせそのうち戻ってくるだろうと思い、映画の作品を見ていました。

すると、数分後に莉嘉が戻ってきて言いました。

莉嘉「お姉ちゃんみっけー!」

美嘉「えっ……」

莉嘉はある作品を手にし、それを美嘉に見せました。

莉嘉「どう、この人も似てるよね? てゆうかそっくりだよね?」

美嘉「あ、ああああああ……アンタねぇ!!」



美嘉は顔を真っ赤にして莉嘉を怒りました。


【凛への手紙】

凛「今日は店番か」

私の名前は渋谷凛。
今日は実家の花屋で一人で店番。両親は今は不在。
ちなみに、これでもアイドルをやっている。


郵便局員「渋谷さん、お届け物です」

凛「はい?」

郵便局員から封筒を受け取った。
見ると、それは私に宛てられたものだった。

すぐにその封筒を見ると、中には手紙が入っていた。

凛「何よ、これ……」

手紙には意味不明な文字が書かれている。

"まちからかやかめかひかつ"


凛「いたずら? まったく、やめて欲しいよね」


私もアイドルとして有名になって来た。
こういういたずらの手紙が来るのもある意味仕方がないかもしれない。

でも、迷惑だしやめて欲しいと思う。
とりあえず、明日プロデューサーに相談しようかな……。


しかし、私は次の日、死んでしまった____


【卯月の特技】


普通とよく言われる卯月ですが、文字通り普通の女の子ではあまりません。
プロデューサーも最近知ったのですが、卯月にはちょっと変わった特技があります。


卯月「あっ!」

P「うん? どうかしたのか?」

卯月は事務所のスタッフを見て「あっ!」と声を出しました。
そのスタッフは特に偉いわけでもなく、一般的な極々普通のスタッフです。

その次の日、事務所でそのスタッフのことが話題になりました。


スタッフa「なあ、聞いたか? あのスタッフ彼女がいるのに浮気してるらしいぞ」

スタッフb「マジかよ、最低だな」


そのスタッフが浮気をしていたのは本当のことでした。

別の日のことです。


卯月「あっ!」


卯月は休憩室で雑誌を読んでいました。
そのページにはあるお笑いタレントと書かれていました。

次の日、そのお笑いタレントの不倫報道がテレビ番組で取り上げられました。


そう……卯月には顔を見ただけでその人生が何か隠し事をしていることがわかり、それが次の日に他の人にも発覚するという変わった特技があったのです。

ある日、卯月とプロデューサーは待合室で二人で過ごしていました。


P「ただ待つのも暇だし、何かテレビでも観るか」

プロデューサーが待合室にあるテレビのチャンネルを取ろうとした時、卯月がまた「あっ!」と声を出しました。
テレビをつけると、そこにはある男性アイドルがインタビューを受けている姿がありました。



P「マジか……。この男性アイドル、今までスキャンダルとかなくて好感度高かったのにな……」


【みくにゃんは猫が好き】

P「なあ、みく?」

みく「何かにゃ、Pチャン?」

P「実は、俺の友達に猫飼ってる奴がいるんだけどさ、子猫がたくさん産まれて困ってるって言うんだ。だから一匹貰ってくれないか?」

みく「え、いいの!? ……って、みくは寮に住んでるから無理にゃ」

P「あ、そのへんは大丈夫だ。特別に許可を貰ったから」

みく「そんなことできるのかにゃ……。うーん、でも猫欲しいにゃ」

P「だろ? みくは猫キャラアイドルで売ってるわけだし、猫をもらうことでより磨きがかかると思うぞ」

みく「……よし、ありがたく猫をもらうにゃ!」


こうして、みくはPの知り合いから子猫を一匹貰いました。

それからしばらくして……、

P「みく、子猫は?」

みく「最高にゃ! 可愛いし、それに肉球やお腹の肉が最高にゃ!」

P「それは良かった。友人も喜ぶだろうな」

みく「ねえ、Pチャン?」

P「なんだ?」


みく「子猫、もっと欲しいにゃ!」

【双子の女の子】

プロデューサーと凛は結婚しました。
そして、二人の間には元気な一卵性の双子の女の子が産まれました。

女の子は問題なく成長し、3歳になりました。

しかし、3歳になってからしばらく経ったある日……、


凛「大変よあなた、二人とも行方不明なの!」

プロデューサー「な、なんだってぇぇーー!?」


すると、二人の元に電話がかかってきました。
恐る恐るそれを取ると、二人の子供を誘拐した犯人からの電話でした。


犯人『うふ……あなたのま……じゃなくて、あなたたちの双子の子供を誘拐した犯人ですよぉ~』

プロデューサー「子供たちは無事なんだろうな!?」

凛「そうよ、早く子供たちを返して!」

犯人『落ち着いてください。あなたたちが私の要求を飲めば子供たちには手は出しませんよぉ』

プロデューサー「要求はなんだ?」

犯人『うふ……それはまたあとでこちらから電話しますねぇ。では……』

プロデューサー「クソッ!」

凛「これって警察に連絡した方がいいよね?」

プロデューサー「……とにかく、犯人からの連絡を待とう」



その頃、犯人と双子の子供たちは……


姉「うえぇぇーーん、怖いよぉ~!」

妹「お父さんーー、お母さんーー!」

犯人「うふふっ……あまり騒がしくしてるともう二度とお父さんとお母さんに会えませんよぉ」


犯人は泣き叫ぶ双子の子供たちに不敵な笑みを浮かべ、言いました。

まず、姉の方の耳元で言いました。

犯人「あんまり騒がしくすると舌を抜き取っちゃいますよぉ~」

次に、妹の方の耳元で言いました。

犯人「おとなしくしていないと、耳を削ぎ通しちゃいますよぉ~」



双子は恐怖のあまり、黙りました……。

【卯月の家】

ある日、世田谷にある卯月の家にみんなで遊びに行きました。

卯月「みんな、いらっしゃい!」

みんな「「「お邪魔しますーーー!!!」」」


遊びに来たメンバーは、

NGと二人、
TPの二人、
PCSの二人、
それからまゆ、智絵里、ゆかり、
美嘉、フレデリカ、志希、
かな子、みりあ、莉嘉、
他には楓、瑞樹、美優さんたち大人もいます

卯月のママは大勢の人数をもてなすため、今は買い物に出ています。
卯月のパパは仕事のため不在です。

しかし、それでもみんなに満足してもらえるよう卯月は食べ物や飲み物をある程度用意していました。

お菓子におつまみ、お茶、ジュースなどです。
ちなみに冷蔵庫にはお酒も入っています。卯月のパパのものです。

大人数のため全員が長居をするわけではありませんが、何人かは一泊する予定です。
そのためお布団や歯磨きや替えの下着などがあります。

それと、プロデューサーも少し顔を出すようです。


卯月「今日は賑やかになりそうですね!」



卯月の言う通り、その日は賑やかとなりました……。

ここから解説


【未央の弟】

学校の先生はどうして未央の弟のペニスがそのような状態であることを知っていたのか……?

【レンタルビデオ店】

莉嘉が持って来たのはエッチな作品のパッケージ。

美嘉が顔を赤くしていたのは、ただ単にエッチなものを見て恥ずかしなかったからではない。

そのパッケージの人物が自分自身だから。


【凛への手紙】

このお話の語り手は凛本人。
そして、お話の中で残念ながら凛は死んでしまった。

それなのに、どうして凛は自分が死んだことを知っている!?

【卯月の特技】

卯月がプロデューサーと過ごしている時「あっ!」と言ったのはプロデューサーがテレビのリモコンを取ろうとした時。

つまり、まだリモコンはとっておらずテレビはついていない。

その時テレビの画面に映っていたのは男性アイドルではなく、プロデューサーの姿……


【みくにゃんは猫が好き】

みくが猫を飼うお話ではなく、みくが猫を食べるお話。

【双子の女の子】

双子の女の子たちはただの双子ではない。
一卵性の双子である。

一卵性の場合、実の両親でも見分けるのが困難だと言われている。

にもかかわらず、犯人は姉と妹が区別できた。

つまり、双子の女の子をよく知る親しい人物が犯人。










そして…………犯人はまゆ!

【卯月の家】


卯月の家は世田谷にあり、とてもいい家。
しかし、大人数を招くには狭い。

泊まるメンバーも何人かいるというのに、誰一人大人数で押し寄せることに疑問に感じなかったのだろうか。

さらに、メンバーの組み合わせが実にカオス。
そのうえ、ご丁寧にいろいろと用意までしてある。

そこに後からプロデューサーも訪れる。


つまり、卯月の家でとんでもないことが……!?


以上です。
ありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年09月02日 (土) 05:11:14   ID: pajE6IHb

解説見ても大半意味がわかりません

2 :  SS好きの774さん   2017年09月02日 (土) 05:54:06   ID: ZQuZHxIR

まゆが姉妹を判別している描写なくね?

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