【ガルパン】みほ「ギアス……ですか?」 (14)

※隊長たちがギアス能力を手に入れる話です。クロスではないです。
設定の粗さ+キャラ崩壊注意です


みほ「ギアス……ですか?」

杏「うん。今年から、大会に特殊ルールが加わってね。各校の隊長に特殊な能力が付与されるみたいなんだよね」

みほ「そんなことが可能なんですか?」

杏「まあ、詳しいことは良く知らないけどね。できるみたいだよ」

みほ「へえ~」

杏「それで、西住ちゃんに隊長をお願いしたいと思ってね」

みほ「え?」

杏「それじゃギアス能力の受け取りよろしくね~」

みほ「ええ~!?」

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役人「私はg.g.。ツージーとでも呼んでくれたまえ」

みほ「はあ……」

役人「ふっ。まあ、名前なんてなんでもいいさ」

役人「それでは君に王の力を与えよう」

役人「絶対遵守のギアス。有効に活用するといい」

――――――――――――プツン

戦車道大会数週間前


ピピピピ ピピピピ

みほ「もう朝かあ……」

みほ「(体がダルい……)」

みほ「風邪……かな」


………………
………


優花里「さあ、今日も頑張りましょう!」

沙織「うん!」

華「本日はどのような練習を?」

みほ「走行間射撃を……」ピクッ

麻子「うん?どうかしたか?」

みほ「(戦車に真新しいキズが付いてる)」

みほ「(誰かがこっそり特訓したのかな……?)」

みほ「ん。なんでもないよ」

みほ「それでは聖グロリアーナとの練習試合に向けて頑張りましょう!」

「「「「おおーっ!」」」」

数日後 聖グロリアーナと練習試合当日

みほ「よろしくお願いします」

ダージリン「ええ。よろしく」

みほ「(今、ギアスの力を使えば……)」ジーッ

みほ「(……ダメ。あの力じゃ強く縛り過ぎちゃう)」ジーッ

ダージリン「?」ニコリ

みほ「あ、すいません、ジロジロ見ちゃったりして……」

ダージリン「ふふ、構わないわ。貴方みたいな子に見蕩れられるなら悪くないもの」

みほ「え!?いえ、その、あの」アタフタ

ダージリン「ふふ」

審判「それでは試合を開始します!」

「「よろしくお願いします!」」

………………
………


桃「それで、どう戦うつもりなんだ?」

みほ「囮を使って、待ち伏せをしようと思います」

梓「囮!なんかカッコイイ~」

カエサル「昨晩の夕飯が豪華だった理由はそれか」

みほ「あはは……」

――――――
―――


試合開始から数分後


ダージリン「『人間には幸福のほかに、それとまったく同じだけの不幸がつねに必要である』」

オレンジペコ「…………」

ダージリン「ふふ。では砲撃を」

ドンドーンドーン


ドッガアーン ガツッ ガガガ

みほ「!?」

杏「……完全に後ろを取られたね」

優花里「これは……」

麻子「どうにもならないな。完全に作戦を読まれた。退路もない」

みほ「そんな……」

みほ「あり得ない……。ここまで完璧に作戦を看破してくるなんて……」ハッ

みほ「(まさか……ギアス能力?)」

みほ「(例えば”心を読めるギアス”なんてものがあれば……)」

桃「ど、どうするんだ!?西住!」

みほ「……すみません。今回は……完敗です」

ドガッ シュポ


審判「聖グロリアーナ女学院の勝利!」

ダージリン「お疲れ様」

みほ「お疲れ様です」

みほ「(今、絶対遵守のギアスを使って、隊長さんを縛り付けてしまえば大会ではおそらく勝てる……)」

みほ「(でも……)」

みほ「…………」ウツムキ

ダージリン「良い試合だったわ」

みほ「そう、でしょうか。私たちは手も足も出せず……」

ダージリン「ふふ、いえ、良い試合だったわ」

みほ「…………」

ダージリン「みんなに自信をつけさせる良い試合になったわ。貴方たち、とっても弱いんですもの」ニコリ

みほ「……!」

ダージリン「怒ったかしら。でも事実よ?私たちにとって、これは大会前の調整に過ぎないの」クスクス

ダージリン「ギアスすら使おうとしない臆病者に勝つ資格はないわ」

みほ「っ!」

ダージリン「遊びも終わって暇なの。少しは楽しませて?」

みほ「遊び……?」

ダージリン「そう、遊びよ?こんなの……試合ですらないわ」

ダージリン「本当くだらない……」

みほ「!」

みほ「ギアスを持って命じます!もう静かにして下さい!」

ダージリン「…………」

ダージリン「ふふ、随分とぬるい命令ね……」

みほ「!?」

みほ「(ギアスが効いていない……?)」

ダージリン「でも、やっと貴方にギアスを使おうとさせることが出来たわ」

みほ「(どういうことなの?私は何か大きな間違いを……)」

ダージリン「西住みほさん……。きっと、貴方はまほさんとは全然違う子なんでしょうね」フッ

みほ「(思考が…まとまらな……)」グラッ



ダージリン「ギアスを持ってると思い込んでるあなた、なかなか楽しかったわよ」シュイーン

ダージリン「それでは御機嫌よう」ニコッ

――――――――プツン



first turn ダージリン
――記憶改竄のギアス――


各高校のギアス能力と試合展開はおおよそ考えてあるので
時間がある時に続きを書いていこうと思います

今回は流石に断片的にし過ぎた感があるので、次からはもうちょい文章量を増やす予定です

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