【安価コンマ】領主「次男を独立させようと思うんだわ」 (275)

領主「うちね、辺境に新しい領地をもらうんよ」

領主「ここから直接統治するのには面倒な立地でさ」

領主「跡継ぎは長男がいるから、次男にそこを任せようと思って」

領主「とりあえず二人の兄弟仲はね」

↓直下コンマ

0:最悪
1:険悪
2:長男が次男を疎んじている
3:次男が長男に反発している
4~8:良好
9:ホモ疑惑

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1502940673

>>2
4~8:良好

領主「そうそう、仲は良いからね。きっと上手くやっていけるでしょう」

領主「東洋には三本の矢がどうこうって故事があるんでしょ?」

領主「助け合えばなんとかなるって、なんとか」

領主「ちなみに次男はこんな感じなんだけどね」

↓1 忠誠
↓2 野心
↓3 人望
↓4 統治
↓5 軍事
↓6 武芸

領主「あ、これから先特に何も言わなければコンマの下側で判定するからね」

領主「あー……0は特に言及しなければ10ね」

領主「つまり、次男はこういう子なわけだ」

忠誠:7 かなり高い
野心:3 あまりない
人望:10 崇められている
統治:4 最低限
軍事:5 悪くはない
武芸:8 領地じゃ敵なし

領主「お兄ちゃん子で、めっちゃ崇められてるのね」

領主「能力的には、武芸以外はそんなに秀でてないけど」

領主「長男大丈夫なんかねこれ」

↓1 人望
↓2 統治
↓3 軍事
↓4 武芸

長男
人望:3 あまりない
統治:10 神君
軍事:4 最低限
武芸:4 最低限

次男
人望:10 崇められている
統治:4 最低限
軍事:5 悪くはない
武芸:8 領地じゃ敵なし


領主「あっれ、独立させていいのかな本当に」

領主「長男と次男が逆だったらなあ」

領主「神輿とブレインって感じでちょうど良かったんだけど」

領主「だからって次男を手元に置いとくと長男をよく思わない奴らに担ぎ出されそうだし」

領主「……友好アピールは欠かすなって二人に言っとこ」

領主「まあ、それで次男を独立させるにあたってね」

領主「身一つで放り出すにもいかんから部下をつけてあげたいんだ」

領主「これを見てどんな人材を用意すればいいかね」

領主「執事とかメイドとか、護衛とか……料理人とか庭師とか音楽家とか?」

領主「ちょっと提案してみてほしいんだ」

↓1~3安価

領主「軍師! いいねえ軍師、悪くない止まりだからプロをつけてあげなきゃ」

領主「次男は統治も最低限だからね、内政担当も用意してあげよう」

領主「あと魔術師が生えたんでこの世界には魔法がある事にします」

領主「いやしかし、みんな真面目に提案してくれるね」

領主「長男に残すの以外で一番めぼしいのは……」


軍師
↓1 性別(奇数なら男、偶数なら女)
↓2 忠誠
↓3 好感
↓4 戦略眼
↓5 戦術眼

軍師♂
忠誠:8 忠犬
好感:5 まあ好き
戦略:10 千里眼
戦術:1 ボロボロ

領主「次男に盲目的でなく、かつ裏切って酷い目に遭わせることもない」

領主「戦略眼は抜群だから空気読まず長男に歯向かうこともないでしょ」

領主「でも実際の指揮はボロボロ……反乱抑止にはいいけど味方としてはなあ」

領主「まあ、内紛を防ぐことだけ考えればこれ以上ない人材かな」

領主「ハハハハ……はあ」

領主「ちなみに、こんなに先を見通せるのに戦場ではカカシになるのは」

↓直下コンマ

0:先を読み過ぎて今を見られない
1~3:手堅すぎて読み易い
4~6:エリートゆえ不測の事態に弱い
7~9:ビビったりテンパったり

軍師♂
忠誠:8 忠犬
好感:5 まあ好き
戦略:10 千里眼
戦術:1 手堅すぎてすぐ読まれる

領主「教科書戦法の鬼なんよ(それしかできないとも言う)」

領主「教養のない賊とか蛮族の討伐ならできるかねえ」

領主「うん、やっぱ反乱を抑止しつつ最低限身を守るには良い気がしてきた」

領主「この軍師をつけてあげよう」

領主「それで内政家の方はね」


内政
↓1 性別(奇数なら男、偶数なら女)
↓2 忠誠
↓3 好感
↓4 産業振興
↓5 民心制御

内政家♂
忠誠:5 あるよ
好感:7 けっこう慕っている
産業:9 ドル箱でできた頭脳
民心:1 人の心がわからない

領主「うちの人材、尖ってるのばっかだね……」

領主「産業のためだからって規制緩和でKAROUSHIとかさせないよね?」

領主「まあ、こっちも次男を裏切るようなことはしなそうだからいいでしょ」

領主「民心の方は次男が自分でひきつけられられるさ、はは……はあ」

領主「次行こう、次。やっぱ魔術師の一人くらいはつけてあげないとね」


魔術師
↓1 性別(奇数なら男、偶数なら女)
↓2 忠誠
↓3 好感
↓4 戦闘魔法
↓5 治癒魔法
↓6 便利魔法

魔術師♀
忠誠:1 まるでない
好感:5 まあ好き
戦闘:2 そんな魔法はほぼない
治癒:6 そこそこ治せる
便利:1 そんな魔法はない

領主「あーあれね、いわゆるヒーラーね」

領主「忠誠心がこれっぽっちもなさそうだけど大丈夫かねこの子」

領主「食客? パトロン…?」

領主「ま、まあ個人的な好感はあるみたいだし」

領主「次男のケガとか病気は治してくれるでしょ、たぶん」

領主「えーそれでハーレムね、うちの世界ではこんな感じね」

↓直下コンマ

0~2:厳格な一夫一妻
3~6:貴族なら妾くらいいるよ
7~9:一般庶民も経済力に応じて

3~6:貴族なら妾くらいいるよ

領主「そういうわけで、まあ本人たちが同意すれば妾はどうぞ自由に作って」

領主「ただし女に溺れて統治を怠らないようにね」

領主「ちなみにパパは何人いるかというと」

↓直下コンマ(0なら0人)

領主「5人います、妻を含めて日替わり・週休1日のローテ」

領主「次男はどんな家庭を築くかねえ、パパはここから見守っているよ」

領主「……あれ、そういや次男って」

↓直下コンマ

0~3:まだ良い人がいない
4~6:良い感じの正妻候補がいる
7~8:婚約者がいる
9:既に正妻がいる

領主「次男ねえ、まだ良い子がいないんよ」

領主「領主の家柄ともなると家格とか色々面倒でさ」

領主「まあ、崇められてるからそのうち見つかるでしょう」


領主「それより、大事な話に戻らなきゃ」

領主「とりあえずその治めにくい場所の領地なんだけどさ」


↓1 人口
↓2 富(資源や商業など)
↓3 敵国との近さ
↓4 盗賊やら一揆やら
↓5 中立的な異種族
↓6 敵対的な異種族

人口:10 ギチギチ
富  :3 あまりない
敵国:1 敵国との国境には掠りもしない
反乱:2 ヒャッハーはほぼいないしおとなしい
中異:6 中立的な異種族がそこそこいます
敵異:7 敵対的な異種族がかなりいます


領主「あー、コンマだから基本無視とかはしないよ。大丈夫」

領主「良い所としては、人と人との戦いはあんまりないね」

領主「ただ、異種族に対する突出部って感じだから平和とは言い難いかな」

領主「そして何かあれば、ただでさえ貧しい土地にいっぱい詰まってる人口が飢えます死にます」

領主「……こんな所に息子を放り出していいのか、パパ心配になってきたよ」

領主「異文化間交流とか、大丈夫かね」

領主「とりあえずそれぞれの種族についてだけど」

中立種族
↓1 人口
↓2 大きさ
↓3 戦闘力
↓4 頭脳
↓5 価値観一致度

中立種族
人口:10 ギチギチ
図体:8 明らかに人間よりでかい
戦闘:8 めっちゃ強い
頭脳:6 意外とある
価値:4 人間とは考え方がけっこう違う


領主「価値観の違うでっかくて強くて頭も弱くない異種族」

領主「怖っ!」

領主「……ちゅ、中立で良かったよこの種族」

領主「この種族何なんだろう」

領主「巨人? ドラゴンとか?」

領主「ちょっと噂を聞いてみよう」

↓直下安価

神族(中立)
人口:10 八百万の神々の住まう土地
御体:8 矮小なる人間ずっと大きい
戦闘:8 強き力をお持ち
頭脳:6 人間に合わせてくださっているが当然賢い
価値:4 神の視点は人類とは違う


領主「神々のおわす土地だったよここ!?」

領主「それもギッチギチ! 総本山か何か!?」

領主「ええ……もうそれだけでめっちゃ重要なんですけど……ええ……」

領主「じゃ、じゃあ敵対種族は……?」

敵対種族
↓1 人口
↓2 大きさ
↓3 戦闘力
↓4 頭脳
↓5 価値観一致度

敵対種族
人口:8 わらわらいる
図体:1 めちゃくちゃ小さい
戦闘:8 めっちゃ強い
頭脳:10 神算鬼謀
価値:9 人間とほぼ同じ価値観

領主「ちっさ!? 小さいのに強い!」

領主「しかもすごく小さいのにすごく頭いい!」

領主「防御陣地とか意味をなさないっぽいけど大丈夫?」

領主「家屋にも侵入され放題な気がするんだけど!」

領主「……これで同じ価値観なのが不思議だわ」

領主「どんな種族なんだこれ」

↓直下安価

妖精(敵対)
人口:8 わらわらいる
身体:1 めちゃくちゃ小さい
戦闘:8 めっちゃ強い
頭脳:10 神算鬼謀
価値:9 人間とほぼ同じ価値観


領主「妖精さん怖っ!」

領主「え、というかなんで揉めてんのこれ」

領主「もしかして人間側に責任が?」

領主「よくある図体のでかい人間が環境破壊とかそういう?」


↓直下コンマ(0ほど人間の有責、9ほど妖精の有責)

妖精(敵対)
人口:8 わらわらいる
身体:1 めちゃくちゃ小さい
戦闘:8 めっちゃ強い
頭脳:10 神算鬼謀
価値:9 人間とほぼ同じ価値観

有責度:5 どっちもどっち


領主「あ、これはもう生存競争だね」

領主「行くところまで行くやつだ」

領主「……え、そんな中に次男を放り込むの?」

領主「息子が一寸法師の鬼みたいにされたら可哀想過ぎるんですけど!」

領主「ち、ちなみに勢力争いの様子は……」

↓直下コンマ(9ほど妖精が押している、0ほど人間が押している)

妖精(敵対)
人口:8 わらわらいる
身体:1 めちゃくちゃ小さい
戦闘:8 めっちゃ強い
頭脳:10 神算鬼謀
価値:9 人間とほぼ同じ価値観

有責:5 どっちもどっち
勢力:5 バチバチに拮抗してる


領主「これって激戦区ってやつだと思うんですけど!」

領主「パパひっどい親だな!? 独立する息子にここあてがうの!?」

領主「ええ……ええ……」

領主「とりあえずサイズ差のある相手がこんなに強い理由は」

↓直下コンマ

0~2:進撃の巨人してくる
3~5:魔法がすごく優秀
6~7:BC兵器バンバン使う
8~9:精神操作で同士討ちさせてくる

妖精(敵対)
人口:8 わらわらいる
身体:1 めちゃくちゃ小さい
戦闘:8 めっちゃ強い魔術を使う
頭脳:10 神算鬼謀
価値:9 人間とほぼ同じ価値観

有責:5 どっちもどっち
勢力:5 バチバチに拮抗してる


領主「ま、まだなんとかファンタジーの範囲だ」

領主「攻撃魔法を使ってくるので注意が必要です」

領主「……これ、次男の武芸役に立つの?」

領主「どっちかというとインセクトの駆除的な対策が必要なんじゃないのサイズ的に」

領主「家屋侵入からのテロなんてお手の物な知能をお持ちだけど!」

↓直下コンマ(0ほど壮絶な殺し合いを人口で耐えている 9ほど魔法などでその辺は防げる)

妖精(敵対)
人口:8 わらわらいる
身体:1 めちゃくちゃ小さい
戦闘:8 めっちゃ強い魔術を使う
頭脳:10 神算鬼謀
価値:9 人間とほぼ同じ価値観

有責:5 どっちもどっち
勢力:5 バチバチに拮抗してる
対策:4 侵入対策も最低限できるが、犠牲者も多い


領主「パパ、自分がこんな土地に住んでたら気も休まらないよ……」

領主「せめてサイズ感の問題さえなければな、武芸も振るえたろうにな」

領主「でもごめんね、誰か治めないと妖精に侵攻されかねんのよ」

領主「そうなるとうちの領地、どころか国がやばいから」

領主「どうか次男の統治がうまく行きますように!」

メイキングが終わったんでいったん区切り
……どうしようかな、ここで終わりにしょうかな

妖精を踏み潰したり駆除したり、逆に魔法でテロられる日々って絵にならねえ(絶望)

安価は絶対

>>100-101
割と安価は絶対って考えだし、別に不満があるわけじゃないから再安価はしないつもり
単にどうすれば絵になるかなあと考えてる(白目)

それかもう、戦働きはあきらめてNAISEIにしようかな
妖精さんを駆逐できるように魔術を研究
領地を富ませて多すぎる人口を養うNAISEIにしよう


領主「……というかなんでこんな土地にギチギチになるまで人口が増えたし」

2桁コンマ

↓1 だって神々のおわす土地だし
↓2 だって辺境だし
↓3 どこもかしこもギチギチだぞ

領主「とりあえず、どこもかしこもギチギチなんてことは全然ないね」

領主「半分よりやや多い信徒と残り半分の開拓者によりギチギチになるまで人が詰まってます」

領主「そういや、貧乏でテロも頻発してるだろうに人同士の争いはなかったね」

領主「きっとそれぞれの使命感を大切にしている素晴らしい人たちなんだろうね」

領主「……逆にこれ、妖精はどうして集ってるんだろうね」

領主「どっちもどっちって事は別にこっちが侵略したわけじゃなさそうだし」

2桁コンマ

↓1 だって神々のおわす土地だし
↓2 だって人類の進出が気に食わないし
↓3 どこにでもわらわらいるぞ

領主「あ……これはもう妖精にとっては聖地なんだね」

領主「ここをとられちゃったらアイデンティティに関わるレベルの」

領主「聖地を犯す人類に対する聖戦のようだ」

領主「……もうここだけ引き揚げたら良い気がヒシヒシとするんだけど!」

領主「そうはいかない理由でもあるの?」

領主「とりあえず、富が集まってる土地じゃないみたいだけど……」

2桁コンマ

↓1 国王の拡張主義
↓2 宗教勢力の後押し
↓3 防衛上の要地
↓4~ その他(自由安価)

領主「ごめん、数を書いてなかった。とりあえずここまでね」

領主「つまりここは我々にとっても聖地、そして先祖伝来の地」

領主「宗教団体も騒ぐけれど、それ以上にアイデンティティが撤退を許しません」

領主「おまけに伝来の地だからね、すごい古代兵器も眠ってるんよ」

領主「それを妖精にとられたら大変なことになるわけ」


領主「泥沼じゃねーか!」

領主「そりゃ引きないよ!?」

領主「神々のおわす土地で生存競争!?」

領主「神の怒りとか買いそうですげー怖いんですけど!!」

神様に独立宣言してもらって漸次撤退しよう(提案)

領主「で、だ。これはもう次男は厄介払いなんかじゃないね」

領主「崇め称えられるレベルの人望で、使命感に燃える領民をまとめあげる」

領主「そして人類と妖精の生存競争の最前線に立つ」

領主「バックアップするのは神君レベルの長男が継ぐ予定の我が領地です」


領主「うちの次男、聖戦の旗頭にされるよ!」

領主「しかも、長男も長男で大変だよこれ!」

領主「パパも大変です、みんな大変です」

領主「どうしてうちだけこんな事に……いや、これ他の領主や陛下も大変そうだね……うん……」


領主「と、とりあえず神々のご機嫌だけでも伺っておこう」

↓直下コンマ

0~4:下界には干渉しない
5~7:おこ
8:激おこ
9:ノアの洪水一歩手前

もうこれ神様に収拾つけるための第三者になっていただくしかないな

領主「>>124 >>128 下界には干渉しないってさ、独立宣言してもらうの無理だってさ」

領主「神様だからね、領土欲なんてないよね」

領主「ま、まあ怒っていらっしゃらないらだいぶマシか」

領主「どうやらお互いにガチガチの聖地を穢す事は避けているらしい」

領主「うちの次男は強いけど、さすがに神に盾突くとか論外だし」

領主「……一周回って物語にはなりそうだね」


領主「神々の怒りを買うようなことを避けながら神算鬼謀の妖精と生存競争します」

領主「もっとも神々の価値観は人間や妖精とけっこう違うんでマインスイーパ的な所があります」

領主「土地自体は富んでないけどアイデンティティや宗教が絡んで人口ギチギチ、あっちもワラワラ」

領主「次男は人望は誰にも負けないけど、能力的にはそこそこ止まり」

領主「妖精相手に使えない武芸にだけは秀でてます」

領主「与えられる駒は戦略眼だけは妖精と互角な教科書戦法の軍師」

領主「人の心がまるでわからないドル箱メーカー、あとヒーラーです」


領主「……難易度いくつよこれ」

領主「絶対イージーやノーマルじゃないよ……」

メイキング的に、決めることは残ってないかな……
特になければ次男にバトンタッチだね

バトンタッチした後の英雄譚にこうご期待(なお相手はすごく小さくて神出鬼没のテロ屋)

どんな武芸を嗜んで居るかとか?かな

神族と妖精の統治者の個別の能力は?

長男のお助け係とか
いざという時にこっちに寄こしてくれる用の

領主「>>135 パパもね、そうやって勇猛な息子の活躍を楽しみにしてたんだ」

領主「でも、妖精相手じゃな……」

領主「まあ何かの役に立つかもしれない、様子を見てみよう」


↓1 剣
↓2 槍
↓3 斧・棍
↓4 馬術
↓5 弓
↓6 銃
↓7 魔法付与

剣術:1 からきし
槍術:4 最低限の嗜み
斧棍:2 そういうタイプじゃない
馬術:7 秀でている
弓術:8 領地じゃ敵なし
銃砲:5 まあ良い
魔法:8 馬上でも付与できる


領主「息子は弓の名手なんよ」

領主「火種要らずで火矢とか放てちゃうの」

領主「あと雷の矢ね、神話みたいでしょ」

領主「それらを馬上からバンバン放ちます」

領主「馬上弓術で放つ火の矢! 雷の矢!」

領主「これだけでも民のハートはがっしりよ」

領主「>>136 異種族の能力値を異種族基準で測るのは難しいからね」

領主「ざっくり、まとまり具合って形で見てみようか」

領主「すなわち個人主義が、集団として動いてるかだね」

↓1 神族
↓2 妖精

0ほど個人主義、9ほど統制的

神族(中立)
人口:10 八百万の神々の住まう土地
御体:8 矮小なる人間よりずっと大きい
戦闘:8 強き力をお持ち
頭脳:6 人間に合わせてくださっているが当然賢い
価値:4 神の視点は人類とは違う
統率:5 ゆるーく繋がって主神と従神は決まっているくらい

妖精(敵対)
人口:8 わらわらいる
身体:1 めちゃくちゃ小さい
戦闘:8 めっちゃ強い魔術を使う
頭脳:10 神算鬼謀
価値:9 人間とほぼ同じ価値観
有責:5 どっちもどっち
勢力:5 バチバチに拮抗してる
対策:4 侵入対策も最低限できるが、犠牲者も多い
統率:9 絶対的な統制を誇り集団で襲い掛かってくる


領主「はい上がったよ! 難易度が上がったよ!?」

ごめん…俺がコンマしなければ2だったのに……

領主「>>161 大丈夫大丈夫、難しくなって投げ出すようなことはしないから」

領主「むしろ物語の見せ場は増えたから……次男の負担も増えた気がするけど」

領主「>>138 そんで、次だ。長男というかこっちから出せる助けね」

領主「誰かいたっけ……あるいは何か」

領主「それでいて次男にはつけられない、普段はうちに残しときたい誰かか何か」

↓1~2 安価

領主「傭兵ね、まあ最前線だから戦力は集まってるだろうけど」

領主「プロがいると違うだろうね、戦術に穴があいてるのカバーできるかも」

領主「基本はうちを守ってていざって時に援軍に出す感じかな」

領主「それから諜報員ね、これまたこちらがメインの活動」

領主「妖精の活動の兆候を掴んだら、情報を渡すんだろうね」

領主「的確な人選に感謝するよ、次男も少しだけ楽になるかな……」


傭兵団
↓1 団長の性別(奇数なら男、偶数なら女)
↓2 質
↓3 数
↓4 戦術
↓5 お行儀

すみません、ちょっと再起動を挟んでました
再開します

傭兵団(団長:♂)

質 :5 悪くない
数 :8 大戦力
戦術:9 戦場のプロ
行儀:6 良い(略奪などはしない)

領主「うんうん、いざって時には頼もしい援軍になってくれるよ!」

領主「……そもそも、最前線なんだから戦略のプロと常時組み合わせるべきなんだけど」

領主「これだけの傭兵団を辺境に張り付かせっぱなしだと領民も不安かな」

領主「間違いなくうちの治安維持や防衛のメインだよね、この団」

領主「せめて普段ならどれだけ抽出できるか調べて、派兵ルートと輸送手段も決めておこう」

領主「次は諜報員だね」


↓諜報部
↓1 部長の性別(奇数なら男、偶数なら女)
↓2 情報収集
↓3 情報評価
↓4 防報
↓5 謀略

諜報部(部長:♂)
収集:10 彼らに知らない物などない
評価:10 手に入れた情報の処理は神域
防諜:10 情報の封じ込めも完璧
謀略:9 息を吐くように偽情報を掴ませ攪乱する

領主「うちの情報部つっよ!?」

領主「うちってそういう家系だったの?」

領主「……そういう家系なんだろうなあこのステータスは」

領主「とりあえずこれ自体はもう知られていることだから気にしないで」

領主「でも、どうやってるかは明かせないからよろしくね」

領主「こっちも、うん、普段から向こうにやることはできないね」

領主「その代わり情報が手に入ったら逐一報告させようHAHAHA」


領主「ど、どうしてこうなった」

領主「そういや最初から偽情報や曖昧な情報は一つも流れてこなかったね」

領主「君たちも諜報部員だったんかね」

領主「いつどこに紛れ込んでるかわかったもんじゃないんだこれが……」


領主「……とりあえず不幸な行き違いによる兄弟喧嘩はなさそうで良かった」

領主「神算鬼謀の妖精と渡り合えてる理由もこれなんだろうね」

領主「ちなみにこれ、敵はどんなもんなんだろう」

領主「人間より頭がいいからなあ」

直下コンマ 0ほどさす妖 9ほどさす諜報部

神族(中立)
人口:10 八百万の神々の住まう土地
御体:8 矮小なる人間よりずっと大きい
戦闘:8 強き力をお持ち
頭脳:6 人間に合わせてくださっているが当然賢い
価値:4 神の視点は人類とは違う
統率:5 ゆるーく繋がって主神と従神は決まっているくらい

妖精(敵対)
人口:8 わらわらいる
身体:1 めちゃくちゃ小さい
戦闘:8 めっちゃ強い魔術を使う
頭脳:10 神算鬼謀
価値:9 人間とほぼ同じ価値観
統率:9 絶対的な統制を誇り集団で襲い掛かってくる
有責:5 どっちもどっち
勢力:5 バチバチに拮抗してる
情報:5 情報戦もバチバチに拮抗
対策:4 侵入対策も最低限できるが、犠牲者も多い


領主「この諜報部をもってしても拮抗……」

領主「諜報部の分析室にテロでも遭ったら大変だ」

領主「ガチガチに守っておかなきゃ、それも目立たないように」

次男:
これから独立し、新領地……というか敵対的な妖精との最前線の統治を任される
為政者としての能力は平凡なのだが、崇められるほどの人望の持ち主
最前線の将兵や宗教家・開拓者をまとめ盛り上げる事を期待されているのだろう
また、魔法を宿した馬上弓術を得意として戦場では自ら指揮を上げるスタイル
貴族の務めの一環として結婚を望まれているがそれどころじゃないかもしれない

部下その1 軍師♂:
千里を見通す戦略眼の持ち主、なのだが戦略を実行するための戦術はからきし
そのあまりに手堅すぎる教科書戦法がIQの塊である妖精には読み易いのだろう
次男には多少好感を覚える程度だが、部下としては忠実

部下その2 内政家♂:
ドル箱でできた頭脳の持ち主、なのだが民心はまるでわからず制御は不可能
おそらく経済効率のためなら人を駒として扱うことになんら躊躇がない
忠心は可もなく不可もなくだが、それ以上に次男の人柄を好んでいる

部下その3 魔術師♀:
いわゆるヒーラー、それなりの治癒魔法を用いるが他はさっぱり
まだ一言たりとも喋っていないのにポンコツ認定を受けつつある

次男領:
・八百万の神々が御座す聖地
・人間にとっては先祖伝来の地でもあり、アイデンティティとすら言える
・また古代兵器の眠る地でもあり、撤退して妖精に渡す事はあり得ない
・一方、妖精にとっては神々を崇拝する場であり撤退するくらいなら自死する
・神々は下界に干渉しない主義なので、調停も期待できない底なし沼

神族:
緩い上下関係を持つ、次男領に集まっている八百万の神々
はっきりそれとわかる人間より大きな御体と戦闘力をお持ち
頭脳は人間レベルに見える(合わせてくださっているのか素なのかは不明)

妖精:
敵対種族、わらわらいるしめちゃくちゃ小さいのに強い魔術を使う
敵地に浸透してのテロもお手の物だが本当に恐るべきはその頭脳と統率力
知らぬものなどない諜報部と互角に渡り合い、絶対的な統率で襲い来る
人間とほぼ同じ価値観を持つだけに、泥沼の生存競争から決して引こうとしない

領主:
主人公の父親、最前線に息子を放り込むことについて色々葛藤している
奥さんに加えて妾が5人の週休1日ローテを回しているんだとか

長男:
軍事や武芸については最低限、人望もあまりないが統治能力は突出している
若くして神君と呼ばれるその手腕に人がついてこられていないのだろうか
ただし兄弟仲は良好な模様

傭兵団(団長♂):
戦場のプロ、大人数だがそれなりにお行儀もよく略奪も心配しなくて良い
悪くない止まりの質さえ向上すれば近衛団になれそうな実力
普段は本家の治安維持と防衛を担っているが、いざとなれば援軍として駆けつけてくれる

諜報部(部長♂):
彼らに知らぬ者などなく、彼らが漏らす情報などなく、情報処理は完璧で偽情報も流す
明らかに近衛というか王宮にいるべき人材、というか国から頼られてるよねこれ
しかしこの諜報部をもってしても妖精との情報戦は拮抗止まりである




























次男「……Oh」

次男「次男です」

次男「独立と同時に修羅場へ放り込まれようとしています」

次男「本当は……こんな人生を送りたかったんだけど」

↓1 0ほど平穏に、9ほど名を立てたい
↓2 0ほど面白く、9ほど人類のために
↓3 0ほど清貧に、9ほど贅沢に
↓4 9ほど食欲が強い
↓5 9ほどモテたい

贅沢に食べたいのかwwwww
[ピザ]じゃなければいいが……

5:人並みの名誉欲
1:人類のため等の使命感はないに等しい
7:貴族らしい金銭感覚
9:大変な美食家
2:異性? 必要最低限でいいかな


次男「人類の存亡をかけてとか言われても、全っ然実感が湧かないよ!?」

次男「人並みにちょっと褒められたら良いなあとは思ってたけど!」

次男「英雄か死かなんて人生は望んじゃいないよ!?」

次男「贅沢してた罰があたったのかな……世界中の食材を集めてみたいって」

次男「でもそれだけなんです、ついでに女を集めるぜグヘヘなんて絶対言ってませんから」

次男「>>209 馬で駆け回れる体型も維持してますから」

次男「神様許して……って神様のお膝元にこれから行くんだった」

次男「…………Oh」

↓1 食材調達
↓2 調理力
↓3 ついでに経営の才能

材調達:10 既知の食材は全て把握し、流通も整備
調理力:1 こいつを厨房に立たせてはいけない
経営力:4 仮に店を開いたら細々ってところ

次男「これでもあの家の息子だからね」

次男「食材に関する情報は完璧に整理してあるよ」

次男「……自分で捌いたり作った事はほぼないね、やってみたけど大失敗した」

次男「貴族の次男だからね、それは許してよ」

次男「ああ……これから舌を肥えさせた実家の厨房ともしばらくおさらばだ」

次男「せめて、料理が上手い部下でもついてきてないかな」

↓1~4

一番高いのが同伴するコック
その他は早い順に軍師、内政家、魔術師

モブ料理人:5 家庭的な味です

軍師:3 そんな期待をされましても

内政家:1 こいつを厨房に立たせてはいけない

魔術師:4 料理人とほぼ同等だよ!(なお)


次男「やっぱり罰が当たったんだ……」

次男「狩りでも調子よく射て、捌くところからは使用人任せだったし」

次男「きっと罰が当たったんだ」




次男「」ズーン

次男「……ふう、へこんでばかりでもいられない」

次男「内政が捗れば良い料理人でも集まってくるかもしれない」

次男「まずは新しい領地を治めることに集中しよう」


次男「それにしても、僕ってやたら過大評価されてるような」

次男「あっちにいる使命感の塊みたいな人たちになんて思われてるんだろう」


↓1 9ほど功名心が強そう
↓2 9ほど使命感が強そう
↓3 9ほど美食ならお任せを
↓4 9ほど嫁探しならお任せを

7:きっと名を上げたいでしょう、お任せください!
4:まあ最低限の使命感はお持ちに違いない
7:いきなり辺境にきて辛いでしょう、現地の食材でもどうぞ
3:嫁探しはまあ、最低限で大丈夫そうだ


次男「良かった、かなり理解されてた……」

次男「ちょっとずつ丸められてる気もするけど、それでも良かった」

次男「それだけに己の使命感の欠如が申し訳ないです、はい」

次男「独立するからには、統治の責任だけでも考えなくちゃね」

次男「兄さんみたいにはいかないだろうけれど、味方はいるし!」

次男「……とりあえず三人と話しておかなきゃ」


↓1 軍師「事態を打開する戦略ですか……」 9ほどある、0で千里眼発動
↓2 内政「富んでいない領地のポテンシャル?」 9ほどある、0であり過ぎる
↓3 魔術「治癒魔法で人々を救えるかって?」 9ほど救える、0で……

次男「軍師はこの状況をどう見てる?」

軍師「ふむ、泥沼の消耗戦となっているのは否めませんな」

次男「やっぱりそうだよね、戦死者の数だけでも……」

軍師「故に、相手の生態に合わせた戦略を練り直すべきです」

次男「ど、どういう事!?」

軍師「ご覧ください次男様、これが妖精の生態です」

↓1 0ほど少産で寿命が長い、9ほど短命で多産
↓2 消費する資源
↓3 輸送力・流通網

4:人間と比べて繁殖力は僅かに弱く、少しだけ長生き
9:本来は肥沃な土地に生きる種族
7:小回りの利く流通網を持っている

軍師「次男様、彼らは大食らいです。この痩せた土地に、本来は好んで住み着きません」

次男「それは聞いたことがあるね、でも聖地なんでしょう?」

軍師「その通り、あ奴らは信仰心のために無理をしてここに侵攻している」

次男「じゃ、じゃあ意外と限界が近かったり……」

軍師「そのような事はありません、敵はとても頭の回転が速い」

軍師「我々が思いつく問題点は向こうも考えています、流通網も整えてある」

次男「その流通網を乱せばいいの?」

軍師「絶え間ない通商破壊が必要となります。それも長期間、継続的な」

次男「ちょ、長期間!?」

軍師「次男様、彼らは我々より遥かに小回りが利くのです。新たなルートもすぐ作る」

軍師「我々はそのルートを一つ一つ虱潰しに叩き、彼らを飢えさせ続ける」

軍師「そうすれば、相対的に我々人類よりも希少性が高い彼らが先に力尽きます」

次男「それってつまり、消耗戦なんじゃ……」

軍師「とても小さく奇襲戦法をとる彼らに一大決戦を挑むのは困難ですからな」

軍師「消耗戦を続ければ先に相手を擦り潰せる、と分析できるだけでも救いです」

次男「でも、人がたくさん死んでるんだよね」

軍師「その通りです、短期的に終わらせる策が見つかればすぐ実行すべきでしょう」

軍師「ただし、消耗戦を続ければ勝てるこちらと違い敵方のほうが必死に打破を考えてくるでしょう」

軍師「いつ大量破壊兵器や大規模テロが起きるかわかりません、実行する余裕を与えてはいけません」

次男「長期的な消耗戦をしつつ、考える余裕は与えるなってこと……?」

軍師「はい、そして相手も同じことを考えるでしょう」

軍師「彼らは奇襲と集団戦法、毎日のテロ行為で我々の日常を圧迫してきています」

軍師「より多くいるこちらの人口にも危機感を持っているでしょうね」

次男「誰も幸せになれない……」

軍師「次男様、アイデンティティと宗教の絡んだ戦場とはそういうものです」

軍師「毎日互いに生きた心地をさせず、考えさせない。先に打開策を考え付いた方が勝つ」

軍師「どちらも考え付かなければ共倒れ一歩手前でこちらが勝つ、そういった戦いになります」

次男「……」

軍師「そして短期決戦とは、彼らの種としての根絶に限りなく近くなる事をお忘れなきよう」

次男「聞いた限りだと、戦略の練り直しにはなっていないような」

軍師「いいえ、もっと計画的な消耗戦をすべきなのです」

次男「どういう事?」

軍師「我々はテロを恐れて、その対策にリソースを割き過ぎている」

軍師「故に補給線を断ち切れず、彼らの持久力は落ちていません」

軍師「こちらから彼らの食卓へテロをし返す勢いで、破壊に力を入れねばなりません」

次男「攻撃は最大の防御、とは言うけれど」

軍師「そのためには少ない人・手間・資金で妖精を警戒する手段が必要です」

軍師「いつ爆殺されるかわからないまま勇敢に消耗し続けろ、と言われてやれる者はとても少ない」

次男「わかった、良い方策を考えてくれた者への報酬は惜しまず研究資金も出さなきゃ」

軍師「そのためにも領地を富ませてください、そしてその富を妖精に盗まれぬよう」

軍師「彼らを決して肥えさせず、骨と皮のまま倒れるまで消耗させましょう」

次男「……残酷な戦いになりそうだね」

軍師「彼らが狂信者である以上、絶滅させる勢いで駆除するか絶滅するまで干し殺すかとなりますな」

軍師「あるいは狂信者の納得する講和条件を探るかですが――人類がこの地に留まる事すら許さぬでしょうな」

次男「最初から気が滅入りそうだ、あんな戦いを僕が率いるんだね」

次男「必要なのは、攻撃に回る余裕を作るための最小限で最大効率の防御」

次男「その攻撃も傭兵団の活躍するような戦場より、効率的な"駆除"の方法が先か」


次男「……それを研究する資金、どうしよう」

内政家「次男様、この土地は金の生る木ですよ。お金がほしいだけならどうとでもなります」

次男「どうとでも? ここ、富がそんなになかったんじゃ……」

内政家「他にないものがたくさんあるじゃないですか。まず古代兵器」

次男「古代兵器をお金に!?」


↓1 0ほど不動産、0ほど動産
↓2 9ほど産業に転用できそうなものが
↓3 9ほど研究需要が
↓4 9ほどコレクターが

重複してない?

古代兵器
3:大半が不動産
8:元々産業機械だった可能性すらある
8:研究者たちの注目の的
0:そんなガチな物コレクションするだけでどうすんの


内政家「>>254 すみません、9ほど動産ですね。いやー金の生る木を前に興奮しちゃって」

次男「でも動かせないなら売れないし、研究ならむしろもっとお金が必要なんじゃ」

内政家「古代兵器としてそのまま使うなら、そうでしょうね」

次男「他に使い道があるの?」

内政家「次男様、古代兵器を見ていてお気づきになられませんか。あれの本懐は物の大量生産です」

次男「あ、ああ……確かにたくさん生み出すね」

内政家「我々が手工や魔法でしているモノづくりを速く、大量に、均質に、自動で行う」

内政家「本来はそういう使い方をすべきなんです、あの古代兵器……いや古代装置は」

内政家「それを作っては戦場で消費してばかり、これじゃ金にならなくて当然ですよ」

次男「でも、そうしないとお金儲けの前に負けちゃうよ?」

内政家「そこで研究者たちの出番です」

内政家「ここに来てもらってちゃっちゃと研究して、効率の良いラインづくりをしてもらいましょう」

内政家「一つでも浮かせてくれたら商機、いえ失礼勝機です」

内政家「民生品を大量生産して売りさばいてしまいましょう」

次男「最前線で研究したり、最前線で兵器以外の工場に勤めたい人たちをお金をかけずに集めるのか」

内政家「計画を立てて種銭をお父様から借りるのも手ですよ、または使命感だなんだと煽ればいいでしょう」

次男「自分に使命感がないのに、気が咎めるなあ」

内政家「次男様、ビジネスですよ。ビ・ジ・ネ・ス! そういう所が好きなんですけど」

次男「……まあそのお金で、人が救えるなら」

内政家「ただしお父様へ説明するにしろ研究者の使命感を煽るにしろ、ポテンシャル全部を知らせちゃだめですよ」

次男「え、そうやってやる気になってもらうんじゃないの?」

内政家「はっきりと申しますと、あの古代装置を全部産業に転換するとこの国の産業を独占しかねません」

次男「そんなに!?」

内政家「国中の原材料がここへ集めれ、古代装置が全て加工し、国中の需要を支える」

内政家「全国に失業者が溢れかえる事でしょうな」

次男「あわわわわわわ」

内政家「私ゃ人の心はありませんが、そんな社会不安を煽って景気が良くなるはずはない事ぐらいわかります」

次男「わ、わかった。その気になればできる事を隠してちょっとずつお金に換えるんだね」

内政家「そういう事です、世の中全てを正直語れば良いってもんじゃありませんからね」

内政家「本当は戦後にどう調整しながら儲けることを中心に考えたいんですがね、あー戦争なんてくだらない」

次男(人が死ぬから、じゃなくて儲けられないからなんだろうなあ……)

いけない、キリが悪いけれどそろそろ寝る準備しなきゃ

今日はここまで
明日は内政家と話し込む続きから
その次は魔術師のターンということで

……本気の部下で地獄の泥沼が効率的な消耗戦に変わりました、とかいうフレーズ

安価もコンマもありがとう

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