三船美優「Pさんは私が206歳だって言ったら信じてくれますか?」 (106)

モバP(以下P)「美優さん、シンデレラガールおめでとうございます」

美優「ありがとうございますPさん」

P「まだアイドルになって1年も経ってないのにシンデレラガールになるなんて凄いですよ」

美優「……1年ですか」

P「本当におめでとうございます」

P「ご褒美と言ったら何ですけど俺にできることなら何でもしますよ!」

美優「なんでも……ですか?」

P「はい!俺にできることなら何でも!」


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美優「じゃあ一度ゆっくりお話しする時間をくれませんか?」

美優「大切な話があるんです……」

P「……何か深刻そうですね」

P「わかりました」

P「明日の夜、ごはんでも食べながら話しましょう」

美優「ありがとうございます……」

翌日 夜

P「おまたせしました美優さん」

美優「いえ、大丈夫です……」

P「車、乗ってください」

美優「わかりました」

美優「今日はどんなお店なんですか?」

P「夜景が綺麗なレストランの個室です」

美優「素敵ですね……」

P「ぎりぎり予約取れたんですよ」

P「もうすこし遅かったらどうなったことか」

美優「間に合ってよかったです」

P「改めて美優さん、シンデレラガールおめでとうございます」

美優「ありがとうございます」

P「俺がスカウトしたときは死にそうな目をしていたのが嘘みたいだよ」

美優「あのときは色々あったんです……」

美優「……もしPさんにスカウトされなければ自殺していたかもしれません」

P「そんなにですか……」

P「今は俺はもちろん、事務所のみんなやファンの人達もいるんです」

P「絶対そんなことしないでください」

美優「わかっています」

美優「そんなこと……しません」

P「着きました」

P「ここの最上階です、行きましょう」

美優「はい」

最上階レストラン

美優「綺麗な夜景ですね」

P「でしょう?まだ誰にも言ったことのない秘密の場所なんです」

美優「そんなところに連れてきてくれたんですね……」

P「あっ、料理はコースです」

美優「わかりました」

食後

P美優「「ごちそうさまでした」」

美優「すごく美味しかったです」

P「それはよかった」

美優「……話聞いてもらってもいいですか」

P「はい、お願いします」

美優「驚かないでくださいね……」





美優「Pさんは私が206歳だって言ったら信じてくれますか?」

P「え……」

P「どういうことなんですか?」

美優「別に産まれたのが206年前ということじゃありません」

P「じゃあなんで……?」

美優「私は他の人の十倍の時間の速さの中で生きてるんです」

P「……それってどういうことですか?」

美優「他の人の十倍の速さで動いていると言ったらわかりやすいでしょうか……」

美優「今だってPさんにも聞き取れるようにゆっくり話してるんですよ」

P「……本当ですか?」

美優「……確かめてみますか?」

P「よければ是非」

美優「では……」

シュッ

P「えっ」

P「美優さんいつの間に後ろに……」

美優「Pさんにとっては1秒のことでも私にとっては10秒なんです」

美優「急いでPさんの後ろに移動しただけですよ」

P「美優さんが嘘つくはずないし本当のことなんですね……」

美優「はい」

P「産まれてからずっとそうなんですか?」

美優「いえ、こうなったのさ私が6歳のときです」

美優「6歳から今までは20年たってるので私の体感時間では200年経っていることになります」

美優「なので206歳ということになりますね」

P「そういうことですか……」

P「6歳のときいきなりそうなったんですか?」

美優「えっと……」

美優「話すと長くなりますが聞いてくれますか?」

P「もちろんです」

P「美優さんは大事な担当アイドルですから」

美優「……担当アイドルですか」

P「何かおかしいことでもありました?」

美優「いえ……」

とりあえずここまで
そんなに速く動いたら風が凄いことになるとかいろいろおかしいことがあると思いますがそこはご都合主義でお願いします
質問あれば何でもどうぞ

いつもスローで動いてるってこと?

肉体の老化も他の人の10倍の速さになるの?

>>15
そうですね
周りの人に合わせるためにスローで動いたり喋ったりします

>>19
老化は実年齢と同じ速さです
なので周りの人と変わりません

書き溜めして一気に投下するのとちまちま書けたらすぐ投下するかどっちがいいですかね?

男女モノSSでも昔あったな
期待

キリのいいところまで書けたので投下します

美優「そのとき私は小学校から帰っているところです」

美優「その日は学校でいい事があったので母に話そうと思って走って帰ってました」

美優「私の家までは大きい交差点が1つあるんですがそこは車通りが多いんですね」

美優「それでその信号が赤だったんです」

美優「さすがに急いで帰っていた私もこの交差点は危ないとわかっていたのでちゃんと信号待ちしました」

美優「まだかまだかと待って青信号になった途端走り出しました」

美優「車で右折するときって車通りが多いとなかなかできないですよね?」

美優「そのときもそうで、交差点の真ん中まで言った車はなかなか右折できず信号が赤になってから曲がってきたんですね」

美優「私と車は今にもぶつかりそうでした」

美優「そのときです、周りがスローモーションに見えました」

美優「私は車にぶつからないように必死で走りました」

美優「そして私は事故にならずにすみました」

美優「ここまではよかったんですが私はおかしな点に気づいてしましました」

美優「周りがスローモーションのままだと」

美優「車の速さが私の歩く速さより少し速いくらいなんですね」

美優「あとで知りましたが人間の歩く速さは時速4kmらしいです」

美優「私は10倍なので時速40kmで歩いていたことになりますね」

美優「私は家に帰って周りがスローモーションになっていることを母に言いました」

美優「しかし普通の人の十倍の速さで喋ってるのでふざけてるだけと思われて相手にして貰えませんでした」

美優「そこからは大変です」

美優「聞こえる音は十分の一の速さなので聞き取るのも初めは苦労しました」

美優「お気に入りだった曲を何度も聞いて周りの声を聞き取れるようにして喋れるように練習しました」

美優「完璧に周りに合わせられるようになるまではふざけてると思われて何度も怒られました」

美優「特に大変なのが体育の時で普通に動くと速すぎるのでちょうどいいくらいにするのが苦労しました」

美優「なぜこうなったのかは以上です」

P「大変……だったんですね」

美優「はい……とても」

美優「私が1年も経たないうちにシンデレラガールになって凄いと言いましたよね?」

P「はい……」

美優「私には1年は10年なので凄いことではないです」

美優「私がダンスの振り付けや歌を1日で覚えるのはおかしいと思いませんでしたか?」

P「多少は思いましたが才能かと……」

美優「1日は10日ですから覚えて当たり前ですよね」

美優「私の体質というかわかって貰えましたか?」

P「……はい」

美優「こんな話をしているうちにここに来てから2時間もたってしまいましたね……」

P「美優さんからしたら20時間ですか……」

美優「……はい、そうですね」

美優「突然かもしれませんがもっと大切な話があります」

P「なんでしょうか?」

美優「驚かないでくださいね……」

P「こんな 話の後です、何を言われても驚きませんよ」





美優「Pさん、私はあなたが好きです。愛しています」

美優「私と結婚してください……!」

今日はここまでです
書き溜めして一気に投下していこうと思います

>>22
知っている人いましたか!
あれを参考にしているので被っている部分が多くあると思いますがよろしくお願いします

声帯が10倍の速度で振動しているとすれば、この三船さんは金朋みたいな声に…

普段より1/10低い音で話さないといけない気がするが、人間の声帯じゃそんなこと出来ない
まあ、細かいこと言い始めたらキリないか

>>36 >>38
確かにそうですね……

美優さんの喋る速さは十分の一で音の高さは他の人と同じということでお願いします

P「……え」

P「結婚ですか!?」

美優「はい……ダメ……だったでしょうか?」

P「いやいやプロデューサーとアイドルだし……」

美優「私はシンデレラガールになることができました……もうアイドルに悔いはありません」

P「そもそもいきなり結婚って……」

美優「Pさんにとっては1年足らずのことでも私には10年なんです……」

美優「この1年で私もPさんもお互いのことをよく理解したと思います」

美優「この1年が交際期間のようなものだと判断しました……」

P「そう言われるとそんな気が……」

美優「プロデューサーとアイドルとかそんな建て前はいいです」

美優「Pさんの本心を言ってください」

P「……」

美優「……やっぱりこんな体質の人はダメでしょうか……」

P「……美優さん」

美優「はい」

P「俺も美優さんのことが好きです。俺と結婚して下さい!」

美優「Pさん……!」

P「俺も美優さんのことずっと前から好きでした」

P「思えば一目惚れだったのかもしれません」

P「初めて美優さんを見たとき死にそうな目をしてましたけどどこかピンときたんですよね」

P「そこから美優さんがアイドルになってくれて、仲良くなっていくうちにどんどん好きになっていきました」

P「あのときなんで死にそうな目をしてたか、今なら聞いてもいいですか?」

美優「はい……」

美優「あの前の日、そのとき仲のよかった男の人に私の体質についてお話したんです」

美優「そしたら突然距離を置かれるようになってしまって……」

P「そうだったんですか……」

美優「Pさんは大丈夫ですよね……?」

P「もちろんです、俺はどんな美優さんでも受け入れますよ」

P「もう夜も遅いですし詳しい話はまた今度にして今日はもう帰りましょうか」

美優「……私今日は帰りたくないです」

P「美優さん……」

1年後

美優「Pさーん起きてくださーい」

P「ん……もう朝か」

美優「はい、朝ですよ」

美優「もう朝ごはんできてるので用意できたら早く起きて来てくださいね」

P「うん……」

リビング
P「美優の朝ごはんはいつも美味しそうだな」

美優「もう、毎日そんなこと言ってますよ」

P「そうだっけ?まあいいや、それじゃあ」

P美優「いただきます」

食後

P「今日も美味しかったよ」

美優「ありがとうございます……」

P「今日はお得意先とどうしても外せない飲み会があるから帰るのが遅くなると思う」

美優「そうなんですか……」

P「じゃあいってくるよ」

美優「Pさんいつものお願いしてもいいですか?」

P「はいはい」

ちゅっ

美優「一回じゃダメです」

P「しょうがないなぁ……」

ちゅっ ちゅっ ちゅっ

美優「これで帰りが遅くてもなんとか耐えられそうです」

P「それじゃあいってくるよ」

美優「いってらっしゃい、Pさん」

バタッ

美優「いっちゃった……」

美優「寂しいなぁ……」

美優「そんなこといってないで先に家事を終わらせないと」

美優「まずは朝食の後片づけから……」

美優(あれからいろいろありました)

美優(シンデレラガールになってから仕事が大忙し)

美優(ひと段落ついたところで引退宣言)

美優(いろいろあって大変でした)

美優(それからPさんと結婚式)

美優(事務所のみんなもきてくれてとても幸せでした……)

美優(あっ、家事終わりました)

美優「今は……」

11時

美優(まだ11時……)

美優(何……しようかな)

今日はここまでです
グッドエンドとバッドエンド両方思いついたんですがどっちがいいですかね?

両方という声が多いので両方書くことにします

グッドとバッドどっちが先かいいですかね?

今日の文投下していきます

急展開注意

夜 11時

美優「Pさん遅いですね……」

12時

美優「Pさん……」

1時

P「ただいま!」

美優「Pさん!」

P「遅くなって本当にごめん」

美優「いえ、Pさんは急いで帰ってきてくれたとわかっています」

美優「でも……どうしても私、寂しいんです」

P「確かに最近早く帰ってこれること少ないもんな……」

P「よしっ、これからはお得意先相手でもなるべく断って早く帰ってこれるようにするよ」

それから

P「定時ですね、帰ります!」

ちひろ「あっ、ちょっと!」

ちひろ「まだ話さないといけないことあったのに……」

Pの家

P「ただいま!」

美優「Pさん!おかえりなさい」

美優「最近、定時で帰ってきてくれて私、嬉しいです……!」

P「当たり前だよ、美優より大切なものなんてないよ」

美優「なんで私とPさんはこんなに少ししか一緒にいられないんでしょうか……」

P「なんでだろうな……」

美優「そうです!仕事です!」

美優「仕事があるから一緒にいられないんですよ」

P「そうか!」

P「俺仕事やめてずっと美優と一緒にいるよ!」

美優「本当ですか!」

美優「私嬉しいです!」

事務所

ちひろ(最近のPさん何かおかしい……)

ちひろ(今日もいきなり帰っちゃうし……)

プルルルルル

ちひろ(あっ電話)

P『もしもし、ちひろさん?』

ちひろ『あっ、Pさん』

ちひろ『まだ仕事の話あったのになんですぐ帰っちゃうんですか!?』

P『ちひろさん、俺仕事やめます』

ちひろ『えっ、そんないきなり』

P『それじゃ』

ちひろ『え、ちょっ』

プープー

ちひろ「えぇ……」

それからPさんは仕事にこなくなりました

Pさんがいないと仕事は成り立たなくなり始めは私がプロデューサーの仕事もやっていましたがすぐに限界がきました

Pさんに戻ってきてもらうように家を訪ねるとそこには狂ったように愛しあうPさんと美優さんがいました

何をいっても相手にしてもらえず私は事務所に帰りました

仕事が成り立たなくなったのでアイドルたちは他の事務所にいくかやめていきました

どうしてこうなってしまったんでしょうか……


千川ちひろの日記より

バッドエンドです
短いですが今日はここまでです
本当は美優さんがPに見捨てられるエンドにしようと思ってたんですが書いてて辛くなったのでやめました
需要があるようなら頑張って書きます

需要あるようなのでもう1つの方も書きます

投下していきます
今更ですがPの事務所はアニメのように大きいところではなく765プロのような小さいところです

>>49から

夜 11時

美優「Pさん遅いですね……」

12時

美優「Pさん……」

1時

P「ただいま!」

美優「Pさん!」

P「遅くなって本当にごめん」

美優「いえ、Pさんは急いで帰ってきてくれたとわかっています」

美優「でも……どうしても私、寂しいんです」

P「確かに最近早く帰ってこれること少ないもんな……」

P「俺も早く帰ってきたいんだがどうしても仕事が忙しくてな……」

美優「そこをなんとか早く帰ってこれないんですか?」

P「ごめん、無理だ……」

美優「じゃあせめて家にいる間、ずっと一緒にいてください……!」

P「おう、わかった」

さらに半年後(結婚してから1年半後)
事務所

社長「Pくんはいるかい?」

P「はい、ここにいますが」

社長「突然で悪いが君には海外出張に行って貰う」

P「海外出張ですか?」

社長「あぁ、住むところは現地で向こうの人とルームシェアして貰う」

P「期間はどれぐらいでしょうか」

社長「1年だ」

P「1年……」

社長「出発日は1ヶ月後だ」

社長「詳しいことは追って連絡する」

P(海外出張か……)

Pの家

P「ただいまー」

美優「おかえりなさい、Pさん」

美優「今日もお疲れ様でした」

P「ご飯できてる?」

美優「もちろん出来てますよ」

P「よかったー、すっごく腹減ってるんだよ」

美優「フフッ、すぐ準備しますね」

P「ご飯の後に大事な話あるから」

美優「大事な話ですか……」

食後

P「それで話なんだけど」

P「俺、海外出張になった」

美優「えっ……」

美優「期間はどれぐらいですか?」

P「1年らしい」

美優「そんな長い間私耐えられません!」

美優「私が一緒に行くことは出来ないんですか?」

P「現地の人とルームシェアすることになるからそれは出来ない……」

美優「そんな……」

P「申し訳ないが1年たてばすぐ戻るから待っててくれ」

美優「嫌です!行かないでください!Pさん!」

美優「Pさんにとっては1年ですが私には10年なんです!耐えられません!」

P「それはわかってるよ……」

P「けど本当にごめん……行かないといけないんだ……」

P「社長命令だし、行かないと俺はクビになるかもしれない」

美優「それでもいいです!」

美優「私と新しい仕事を探しましょう!」

P「俺はプロデューサーの仕事が好きなんだ」

P「だから辞めたくない」

美優「だったら他の事務所にいけば!」

P「冷静になってくれ、美優」

P「どこの事務所がクビになったプロデューサーを雇ってくれるんだ?」

美優「……」

美優「……いつ出発なんですか?」

P「1ヶ月後だ」

美優「あと1ヶ月だけ……」

P「気を使ってくれたのかこの1ヶ月は休みが多い」

P「だから出来るだけ一緒にいよう」

美優「はい!もちろんです」

1ヶ月後

P「それじゃあ行ってくるよ」

美優「本当に行ってしまうんですね……」

P「ごめん……」

美優「私、待ってます、絶対帰ってきてくださいね」

P「おう、じゃ行ってくる」

美優「いってらっしゃいPさん」

美優「気を付けて」

海外

海外P「今日はここまでです」

海外P「あとは各自自由時間になります」

P(自由時間か……)

P(結婚してから暇かあれば美優と一緒にいたからすることないな)

P(明日も忙しいだろうしさっさと飯食って寝るか……)

P(何故か最近体の調子がいい)

P(することなくて早く寝てるからかな……)

P(美優さんといると昼間寂しかった分、夜ベッタリだからなかなか寝られなかったんだよなぁ)

P(美優さんといない方が楽かも……)

P(って何考えてるんだ俺!)

P(早く寝よ……)

1年後
Pの家

P「ただいまー」

美優「Pさん!」

ダキッ ギュー

P「そんな抱きつかなくても」

P「時々電話やメールしてたし」

美優「Pさんにとっては1年でも私にとっては10年なんです……!」

美優「私、寂しかった……」

P「そっか……そうだよな」

P「ごめんな」

美優「許しません」

P「どうしたら許してくれる?」

美優「今日1日このままギューといてくれたら許します」

P「美優は可愛いなぁ」

さらに半年後
事務所

ちひろ「最近忙しいですねー」

P「アイドルのみんなも軌道に乗り出してどんどん売れてきているからですね」

ちひろ「お仕事が忙しいのはいい事なんですがねぇ」

P「新しく事務員でも雇いますか?」

ちひろ「うーん、そうですねぇ」

ちひろ「それはまだ大丈夫ですかね」

P「それはどうして?」

ちひろ「私、今の事務所の雰囲気が大好きなんですよね」

ちひろ「もし新人の人が絡みにくい人だったら嫌じゃないですか?」

P「確かにそうですね」

ちひろ「まぁ、どうにもならなかったら雇うしかないですけど」

ちひろ「Pさんは大丈夫ですか?顔色悪いですよ?」

P「俺は大丈夫ですよ」

P「よっし、仕事終わり」

P「じゃあ俺は帰りますね」

ちひろ「はい、お疲れ様です、プロデューサーさん」

さらに半年後(結婚してから2年後)
事務所

P「おっと」

ちひろ「ちょ、Pさん本当に大丈夫ですか?」

P「大丈夫ですよ、ちょっと寝不足なだけですよ」

P(こうは行ったけど実際きつい)

P(もう無理か……)


Pの家

P「もう離婚しよう」

美優「え……」

P「もう疲れたんだ」

美優「私の……私のどこがダメだったんですか?」

P「毎日夜遅くまで一緒にいるだろ?」

P「それのせいで寝不足で体調が悪いんだよ」

美優「だったら寂しいですけど我慢します!」

P「いや帰りがちょっと遅いだけでもダメなんだ、そうしても美優はきっと我慢出来ないだろう」

美優「出来ます!私、どんなに寂しくても我慢しますから別れるのだけは……」

P「美優も大事だが仕事も大事なんだ」

美優「そんな……」

P「ごめん……慰謝料はたくさん払うから……」

美優「慰謝料なんていらないです!私にはPさんだけいれば!」

P「ごめん、それじゃ」

美優「そんな……待ってくださいPさん!」

美優「そんな!嫌……どうして……こんな……」

バッドエンド2ここまでです
何回も書き直したのでぐちゃぐちゃな部分があるかもしれません
最後急展開な気がするけどごめんなさい
非情になりきれなかった……
出張前の思い出作りの話しも書こうかと思いましたが長くなって今日に間に合わなくなりそうなのでやめました

今日は更新出来そうにありません
すいません
また明日以降よろしくお願いします

今日の分投下します

>>83の後から

ちひろ「Pさんは大丈夫ですか?」

P「正直寝不足でちょっときついです」

P「仕事もそうなんですが、美優さんと夜遅くまで一緒にいるからなかなか寝られないんですよ」

ちひろ「惚気ですか?」

P「ちがいますって」

P「実は……」

美優の体質について説明した

ちひろ「そうだったんですか……」

P「それで昼間寂しかった分夜一緒にいるんですよ」

ちひろ「でもそのせいで調子悪いんですよね?」

P「そうなんですよ……」

ちひろ「そういうことはお二人でしっかり話し合うべきだと思いますよ」

P「確かにそうですよね」

P「よっし、家に帰ったら話してみます」

ちひろ「是非そうしてください」

P「丁度俺の仕事終わったんで帰りますね」

ちひろ「はい、お疲れ様でした」

Pの家

P「ちょっと話があるんだけどいい?」

美優「何ですか?」

美優「もしかしたまた出張とか……」

P「ちがうって」

P「俺と美優って結構夜遅くまで一緒にいるだろ?」

美優「はい、そうですね」

P「それで最近俺の体の調子がよくないんだ」

美優「私のせいで……ごめんなさい」

P「別にいいって夫婦なんだし」

P「それでもうちょっと早めに寝るようにしないか?」

美優「Pさんのためですもんね、わかりました」

P「ありがとな」

美優「私、寂しいですけどしっかり耐えますね」

P(こうは言ってるけど実際寂しいだろうしどうしたものか……)

P「そうだ!」

美優「どうしたんですか?」

P「美優、また事務所にこないか?」

美優「え……でも私アイドルは引退して……」

P「事務員だよ!」

P「美優は元OLだから事務作業できるだろうし最近人手不足で大変だったんだ」

P「事務員になれば俺と一緒にいられる時間も増えるし人手が足り不足も解消できて一石二鳥だ!」

美優「そうですね!」

美優「私、事務員頑張ります!」

P「明日ちひろさんに聞いてみるよ」

翌日 事務所

P「ちひろさん、ちょっといいですか?」

ちひろ「どうしました?」

P「新しい事務員のことなんですけど」

ちひろ「昨日絡みにくい人だったら嫌だなって言ったじゃないですか」

P「絶対大丈夫な人を見つけました!」

ちひろ「本当ですか?」

P「はい!絶対大丈夫です」

ちひろ「じゃあ明日その人にここに来てもらうことは出来ますか?」

P「多分大丈夫です」

ちひろ「それでその人はどんな人なんですか?」

P「やべっ、もうこんな時間だ」

P「打ち合わせ行って来ますね!」

ちひろ「もう……あの人は……」

さらに翌日
事務所

P「ちひろさんつれて来ました!」

ちひろ「はじめまして、千川ちひ……って美優さんじゃないですか!」

ちひろ「美優さんどうしたんですか?」

美優「えっと……私が新しい事務員です」

ちひろ「え!!」

P「あれ、俺言ってませんでしたっけ」

ちひろ「聞いてませんよ!あの後いろいろあって聞くタイミングなかったんです!」

P「そういえばそうだった」


P「それで大丈夫ですか?」

ちひろ「美優さんなら仕事もできるだろうし大歓迎ですよ!」

美優「ちひろさん、これからまたよろしくお願いします」

ちひろ「こちらこそよろしくお願いします」

ちひろ「今日は時間大丈夫ですか?」

美優「はい、大丈夫ですよ」

ちひろ「それじゃさっそく仕事教えますね」

P「俺も営業いってきます」

ちひろ「はい」

美優「いってらっしゃいPさん」

P「おう、いってくるよ、美優」

ちひろ(何かこれからいちゃいちゃしそう…)

P「戻りましたー」

美優「おかえりなさい、Pさん」

P「事務所に帰ってきたら美優さんに会えるとか最高だな」

美優「もうっ、Pさんたら」

ちひろ(砂糖吐きそう)

ちひろ「っとPさん!」

P「どうしたんですか?」

ちひろ「どうしたんですか?じゃないですよ!」

ちひろ「美優さんめちゃくちゃ仕事出来ますね!」

美優「いえ、そんな……」

P「俺の嫁ですからね」

ちひろ「あ、そういうのいいです」

美優「もう///」

ちひろ(この人もこの人ですね……)

P「美優さんって人の10倍早く動けるじゃないですか?」

P「だからだと思いますよ」

ちひろ「ああそういえば」

美優「いつもは周りに合わせて動いてるんですけど事務仕事はパパっと終わらせた方がいいと思ったんです」

ちひろ「美優さん凄いですね!」

美優「いえいえちょっと動きが速いだけで仕事はそんなに出来ませんよ」

ちひろ「いやいや美優さんがいるだけで私達の仕事だいぶ楽になりますよ」

P「美優、これからも一緒に頑張ろうな」

美優「はい!」

ちひろ(あれ私は……?)

おわり

ルートまとめ

ルート1
>>1から>>66まで

ルート2
>>1から>>49>>73から>>87まで

ルート3
>>1から>>49>>73から>>83>>95から>>103まで

以上で完結です
読みにくくなってしまいましたが楽しんで頂けたら幸いです
感想くれたら作者が飛んで喜びます

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