苗木「君が超高校級の番長、鳴上悠君だね」(26)

苗木「よ、よろしく」

鳴上「こちらこそ」

苗木(番長ってぐらいだから、どんな怖い人かと思ったけど)

鳴上「お互い協力して頑張ろう」

苗木(すごくいい人そうだ!)

てな感じでおなしゃす!
番長のステータスはイザナミ討伐後のオールマックスで(゚∀゚)

~数週間後~

苗木(モノクマの度重なる動機作りを乗り越えて、ボクたちは何事もなく過ごしてきた)

苗木(だけどこのまま閉じ込められた状態が続けば……)

苗木「駄目だ!もっと前向きに考えなきゃ!」

鳴上「おはよう誠」

苗木「ゆ、悠君!おはよう!」

鳴上「顔色が優れないけど、具合でも悪いのか?」

苗木「これからのことを考えてたら、ちょっと不安になっちゃったんだ」

鳴上「そうか…」

苗木「ご、ごめんね!朝からこんな辛気臭い話して!それより朝御飯食べよっか!」

鳴上「別にいいよ。仲間なんだからもっと頼ってくれていいんだ」

苗木「悠君…」

鳴上「俺以外の仲間もきっとそう思ってる」

苗木「うん!そうだね!」



セレス(ここ最近ずっと苗木君を独り占めして!男だからと大目にみていましたが、もう我慢なりませんわ!)

舞園(鳴上君は四六時中苗木君にべったり…ひょっとして苗木君のストーカーさんなのかもしれませんね…)

舞園(ふ、ふふふ…!少しばかりお灸をすえる必要があるようです…!)

霧切(今日の朝食は何にしようかしら……)

苗木「ご馳走様でした」

鳴上「ご馳走様」

苗木「ゆ、悠君」

鳴上「ん?」

苗木「この後の予定なんだけどさ、よかったらボクの部屋にこない?」

鳴上「誠の部屋に?」

苗木「い、嫌だったらいいんだ!その、今後のことか、話し合えたらいいなと思って」

鳴上「……」

苗木「どう、かな?」

鳴上「お邪魔するよ」

苗木「うん!!」

セレス(朝食を食べ終え二人仲良く食堂を後に…)

舞園(とても嫌な予感がします…もしや…)

セレス&舞園(このまま苗木君の部屋に!?)

セレス「こうしてはいられなませんわ!」ガタタ

舞園「私だってまだ呼ばれことないのに!許せません!」ガタタ

桑田「な、なんだあいつら?」

山田「慌てて出て行ってしまいましたな。これは何やらきな臭いですな」

葉隠「まさかぁ~。きっともよおしたんだべ」

石丸「葉隠君!食事の席でそのような話題は慎みたまえ!」

霧切「……!」ガタタ

大和田「ああん?オメーも便所か?」

石丸「兄弟!女性に対して失礼であろう!すまない霧切君!兄弟に悪気はないのだ、どうか許してやってくれ」

霧切「おいしい」

石丸「……は?」

霧切(目玉焼きにソース……あり得ない組み合わせだと思ったけど意外と合うのね…)

石丸「霧切君?」

霧切(これは大発見だわ。早速苗木君にも教えてあげましょう)キョロキョロ

霧切「苗木君がいない…」

石丸「彼なら先ほど出て行ったが」

霧切「……そう」

不二崎「あっ…」

苗木「不二崎クン!おはよう」

鳴上「おはよう」

不二崎「お、おはよう…」

苗木「そうだ!不二崎クンも誘っていいかな?」

鳴上「いいんじゃないか」

不二崎「……え?」

~苗木の部屋~

セレス「……」

舞園「……」

鳴上「……」

不二崎「……」オドオド

苗木(三人で話し合うつもりだったのに、舞園さんたちまで押し掛けてくるなんて…)

セレス「さて、本日はどういった議題でしたかしら」

苗木「えと、今後のことについて話し合おうって集まったんだけど」

舞園「(苗木君と鳴上君の)今後のこと!?」ガタタ

不二崎「ひぇっ…!」

セレス「舞園さん、話し合いはあくまでクールにいたしましょう」

舞園「そ、そうですね。すみません」

セレス「ここで研ぎ澄ました刃を抜くのは早計。切り札はここぞというときにとっておくものですわ」

苗木(セレスさん物騒だなぁ)

不二崎(うぅ…か、帰りたい…)

鳴上(この空気…懐かしい気分になるのはなぜだろう…)

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