【メイドインアビス】ライザ「オーゼンは好きな人いないのか?」オーゼン「は?」 (12)

オーゼン「今、何て?」


ライザ「いやだから好きな人とかいないのかなって」


オーゼン「……師匠をからかうなんて良い度胸してるねぇ」


ライザ「別にからかってないよ。ふと思ってさ」


オーゼン「お前さん、私が幾つだか知ってる筈だが」



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ライザ「別に歳なんて関係無い」


オーゼン「小娘がよくいうねぇ……」


ライザ「それにオーゼンは美人じゃないか。独り身なんてもったいないよ」


オーゼン「…………はぁ」


オーゼン「あのなぁ、探窟家に伴侶なんていらないんだよ」


オーゼン「そんなもの枷になるだけさ」


ライザ「うーん……」

オーゼン「それに……そういう事をするには私は捻じ曲がり過ぎている」


オーゼン「ふふ……仮にいたとしても一週間と一緒にいれんだろうよ」


ライザ「そんな事ないだろう。私はずっといるじゃないか」


オーゼン「……」


オーゼン「……お前さんも頭がおかしいんだろうよ」


ライザ「えー、何だよそれ」


オーゼン「ま、探窟家はだいたいそうだから気にするな。特に深く潜る奴ほどねぇ」


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ボンドルド「ぶえくしょいっ」


プルシュカ「パパ、大丈夫?風邪?」


ボンドルド「んー、誰か噂でもしてるかもしれませんね」


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ライザ「なー、オーゼンって身長幾つなんだ?」


オーゼン「……そんなもん聞いてどうするんだい?」


ライザ「いやー、何となくさ。で、幾つ」


オーゼン「みりゃ大体分かるだろう」


ライザ「大体じゃダメなんだ。後、バスト、ウェスト、ヒップも……」


オーゼン「……どうやら、キツめの訓練がご所望みたいだねぇ。良い心がけだよ」


ライザ「ちょ、ちが……」

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オーゼン「……」


オーゼン「全く朝から訓練も放っぽり出してどこいったのかねぇ」


オーゼン「……」


ーー好きな人いないの?


オーゼン「……余計なお世話だよ」


ライザ「ただいまっ!」


オーゼン「……」

ライザ「どうした? そんな怖い顔して」


オーゼン「……何でもないよ……ん?」


オーゼン「何だいそのデカイ荷物は?」


ライザ「あっ、これ? これはなぁ……うーん、えへへー」


オーゼン「?」


ライザ「はいっ、あげる!」


オーゼン「は?」

ライザ「だからっ、あげるっていってんの。オーゼンに!」


オーゼン「……私にかい?」


オーゼン「いったい何を…………これは……服?」


ライザ「そうっ。特注の服。ほら、オーゼン大きいから……あんまり着れる服ないだろ」


オーゼン「……悪かったね」

ライザ「ほら、もし…好きな人ができて、着る服がなかったら困るだろ」


オーゼン「……」


ライザ「別に今着なくていいからさ、そん時まで持っててくれよ」


オーゼン「…………」


オーゼン「……余計なお世話だよ」

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ライザ「おーい、オーゼンまだかー」


ライザ「早く行かないと珍味売り切れちゃうぞー」


オーゼン「そう急かすな。そんな簡単に無くなりはしないさ」


ライザ「いやでもあれは人気で…………って、あれ……その服」


オーゼン「何だい?」


ライザ「別に今着なくても……いざという時に」


オーゼン「別に私が貰ったものをいつ着ようと勝手だろう」


ライザ「そうだけど……」

オーゼン「ほら、売り切れるんじゃないのかい?」


ライザ「あ、そうだ! 早く行こう!」


オーゼン「…………」


オーゼン「ふん……度し難い奴だ」


ーー完ーー

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