咲「野球って楽しいよね。安価でいっしょに楽しもうよ!!」 六十三本場 (335)




バカイヌクンポケットー(子供の声で)



京太郎「と、いうわけで始まりました、略称不明のこのスレッド!」

久「終わってなかったんだ」

審判「闖入者による試合中断が行われておりましたが、試合再開の運びとなりました」

猿野「誰だ今の」

憧「実写版が良かったのと、昨日の試合が面白かったから再開するんだってさ」

ちゃちゃのん「え、ええっと、スレタイに六十三本場ってある通り、パートスレじゃよー」

洋榎「のんびりスローペースで進んどるで」

穏乃「親切な人がwiki作ってくれたし、今までの大まかな流れを知りたい人やデータを見たい人はそっちもよろしくお願いしますっ!」

和「URLはhttp://www34.atwiki.jp/sakipokeです」

咲「更新は過去ログ以外止まっちゃってるけどね」

数絵「聞いてくれたら痛々しいくらい自己解説ぶちこむぞっ」

漫「原作から逸脱しすぎているし、そもそも新規さんには優しくないかもしれないですけどね」

恭子「まあ解説しても大分オリジナル展開やし、初見じゃ何が何だかかもしれへんけどな」

絹恵「まったりペースですけど、どーぞよろしくお付き合いください」

豊音「とりあえず、あらすじでも置いておくよー」

優希「ここだけ読んでおけばなんとかなるかもしれないじぇ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1502472468


咲「ここはスレタイからもわかるように、『咲-saki-』を原作にしたSSスレッドです」

猿野「空気雑用こと、どこぞのクソリア充野郎が主人公を務めているぞ死なねえかな」

京太郎「聞こえてんぞ」

和「それと、もうひとつの原作『パワプロクンポケット』のように、人と会ったり練習をしたりしながら甲子園を目指すスレッドです」

恭子「とはいえとっくに甲子園やけどな……」

漫「ですんで、原作の麻雀部員のほとんどは野球部員になっています」

由子「基本的に男女混合で野球をしてるのよー」

洋榎「女子は甲子園に行けないとか、身体能力がおかしいとか、そんなリアリティ追求したら命だったものがそこら中に転がるはめになるで!」

穏乃「ようするに、このスレはパラレルワールド設定です」

ムロ「阿知賀出身の方は原作より1学年ずつ上がっていますしね」

マホ「結構キャラや設定が変わってますから、そういうのが苦手な人は注意が必要です!」

数絵「特に原作で出番が少なかったキャラあたりはガラっと変わってるから注意が必要だな、私とか」

猿野「俺とかか……」

憧「アンタは、なんていうか、うん」

久「須賀くんも概ねただのパワポケクンだしね」

漫「そ、それ言うてまうんですね……」

ちゃちゃのん「皆で仲良く楽しくキャラ崩壊も笑って許してほのぼの野球ライフを楽しむけぇ!」

豊音「あ、このスレッドはフィクションだよー!」

優希「実際の団体、キャラクター、作品、スポーツ、及び常識や物理法則とは一切関係がないじぇ!」


久「あと、アレね。このスレの特徴といえば、安価」

数絵「別人28号が量産されてる原因だな」

猿野「お前は言うほど安価のせいじゃねーだろ」

和「主人公の性格も安価の蓄積で変わりますので、注意してくださいね」

漫「周囲の人の畜生度にも影響しますからねー」

晴絵「クール便はセーフ」

咲「自由安価は特に要注意です」

京太郎「捕手破壊」

和「咲さんに私を破壊しかねない技を会得させるのは絶対に許さない絶対にだです」

穏乃「基本的に再安価はしないから注意してくださいっ!」

憧「ksk、とかが踏んだら、さすがに安価下になるけどね」

灼「安価が近すぎての事故や、自己安価とか過去安価なんかも再安価対象……」

ちゃちゃのん「ちなみに、ムチャぶりどんとこい、なんじゃよー」

由子「そのかわり、どう解釈されても仕方がない、ということで了承してもらうのよー」

絹恵「荒れない程度に、『あちゃーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww』くらいの感覚で楽しくいきましょう」

洋榎「どうか安価でウチら清澄高校を甲子園に導いてくれ!」

咏「須賀が死んだり退部したらゲームオーバーだから注意しないといけないんじゃねーの、知らんけど」

豊音「他の人は死んでもゲームオーバーにならないから、安心して殺してもいいんだってー

優希「それにしても、清澄っも引き抜きで人数過多になってきたじぇ……」

灼「まぁ、それは仕方ないこと」

穏乃「5人でよかった麻雀と違い、野球は9人いるもんなあ」

憧「そりゃ(足りない4人の枠を埋めなきゃいけないんだから)そう(引きぬき行為も多発する)よ」

恭子「移籍は避けられない、ということやな……」

ちゃちゃのん「他校でも、原作キャラが他校に紛れちょるけえのう」

友子「あと、数合わせで別作品のキャラが出たりもするわ」

杏子「クソしょうもない理由や一発ネタで出てくる他作品キャラもいるしな」

ムロ「モブには適当に好きなキャラの名前使ってるだけなケースも多いから、そこまで深くは考えなくても大丈夫ですよ」

マホ「とりあえず簡単に清澄高校のメンバーを紹介していきましょうっ」


【清澄高校野球部】

須賀京太郎……主人公。おかげでときたま口調などがパワポケくんになる。しゃーない。ポジションはレフトだがライトも一応守れなくはない。

           主に安価で行動するせいでぐう聖になるもぐう畜になるも住人次第という有様である。
           なお、畜生化とラノベ主人公化がどんどん進行している模様。ぱんつは盗んではいけない(戒め)自称マッサージのプロ。マルチではない。
           荒川憩の投球により瀕死になり、入院。島根で治療していたが、ついに復活ッ!!二代目お薬野郎。最近は捕手練習にかまけてる。
           衣と添い遂げようとする等突然龍門渕の血筋相手に発情したりをするも、紆余曲折を経て洋榎と無事に結ばれた。

宮永咲…………ご存知原作主人公。このスレでは京太郎に主役の座を取って代わられた。ポジションはセカンドだが最近ピッチャーも始めた。
           「もいっこ、ボール」と四球を誘発したりエラーを誘発する回転を打球にかけたりが得意であり、
           『安打0なのに1塁到達率100%』とかいう舐めプを行う事もできる。卓上の代わりにグラウンドに(血の)花を咲かせる。
           姉・宮永照の使う黄金の回転を身につけつつある。京太郎とは中学時代からの付き合い。とある事情から、隠しパラメータを持っている。
           極度の方向音痴であり、ついでに六人組の無自覚なメンバーである。埼た……京ちゃんの指示で捕手破壊を身につけ、憧に披露したことも。「来ちゃった」わず。

原村和…………データに基づいたプレイングと堅実なリードで中学ベストナインに選ばれたこともある期待のキャッチャー。そのくせレフティ。最近は住人からも立派な戦力扱い。

           他に書くことが思い出せない程度に空気化してるが、一応スレの最初期は京太郎に原作レベルには想いを寄せられてたんやで……
           オカルトキャンセル能力を持つ。淫乱とか、ガチレズとか、そんなオカルトありえません。咲や優希を大事に思っています。ノンケだから(震え声)

片岡優希………元気が取り柄でタコス大好きなロリっ娘投手。スタミナが低く、序盤は神ピッチをするのに5回くらいに炎上するのが持ち味。

           部内で1・2を争う俊足にして、貴重なナックルボーラー。ただしサブポジを持っていないので終始俊足を披露できるのかどうかは……
           いつの間にか彼女候補として名前すら挙がらなくなった。代打で登場することもある程度には野手能力に優れている。

竹井久…………清澄高校野球部主将。割りと無茶なことをやったり言ったりしてくれる、試合直前までトーナメント表すら見せてくれないお方。

           タラシポジションは京太郎に持っていかれつつある。ポジションはサード。部長なのに練習内容を京太郎に丸投げしている。
           自由奔放だし、原作のように息をするが如く京ちゃんをパシリにするが、言うほど畜生ではない(震え声)

染谷まこ………センター。

原村穏乃………ジャージを着た猿。比喩でもなんでもなく猿。和が奈良にいたころ飼っていた(そして転校時動物園に引き取られた)猿。

           その猿がタコスを食って人間になった模様。自称であるので、ちゃんとした人間である可能性もまだワンチャン。ショート。
           合宿以来人間性を身につけた。永水に偵察に行って守備職人になって帰ってきたこともある。
           憧を心配していたが、すれ違ってしまったことがあり、それをちょっと気にしている。憧の変化の裏に京太郎の影があることに気がついている……?

猿野天国………パライソ。清澄の誇る(?)ミスターフルスイング。ポジションはファーストだがサードも叩き込まれた。溢れるパワーと糞すぎる守備が売り。
           コイツが中心になってギャグ会話が始まると大抵雰囲気が咲から逸脱し別作品の空気になる。おっぱい至上主義。ついに正式にレギュラーから降ろされた。

愛宕洋榎………愛宕ネキ。京太郎覚醒時に姫松高校からFAで獲得(と言う名の強奪)をして来た西の天才セサリスト。

           住人の愛を受けているため、彼女候補的なポジションでもあり、攻略される可能性もある。
           なお、現在はホームレスを脱出し京太郎の家に泊まっている模様。作中数少ないぱんつを履いている人物(ただしぱんつは荒川憩のもの)
           京太郎への恋心はもうほぼ確定的に明らか状態。この度ようやく想いが報われた。ぱんつ事件などを経て、享年17歳or18歳になりかけた末に助かる。

南浦数絵………ちんぽっぽ。バッセン王を目指していた所、近所のバッセンから獲得。バッセンでエアキャンプしてる無所属を取ることは世間では救済扱いなので転校させたが悲壮感はない。

           アニメで他校生と全然絡まなかったせいでキャラが固まらない迷惑な人でもある。ポジションはピッチャー。永水に偵察に行き無駄にオカルトな技を身につけ帰ってきた。
           数多の並行世界を生きてきたヒーローのブラックと繋がりがある。かつて『カタストロフ』を起こそうと企む集団からスカウトを受けたことも。憧を夫婦に指名している。
           新たな享年ウン歳間際キャラだったが回避し、現在入院中。なお、能力の反動でゲロを吐いて死にそうによくなっているし、六人組からは邪魔者として抹殺司令が出ている模様。

新子憧…………路地裏で色々やっていたが、京太郎により灼やレジェンドと再開し、清澄で再び野球をすることに。このスレでは2年生。元・おしっ娘。

           去年は阿知賀に通っており、晩成にボッコボコにやられた。ポジションはキャッチャーだが、もっぱらサブポジのライトを守る。生き残りを賭け、数絵と組んだ。
           誰だ、財布担当とか援交とか言った奴!! まだ確定はしてないやろ!! かろうじて享年17歳を回避、京太郎への恋心を自覚した。
           足かせの頭数要員みたいなものだったのに、住人の愛を集中して受けた結果、甲子園予想ボーナスで順調に強くなった。もはや別人。お薬やってますわこれ……


末原恭子………元姫松高校の劇場型クローザー。京太郎に滅多打ちにされたことと、それが原因でエースの洋榎を失ったのとがあり、野球部を退部していた。

           洋榎の説得により、清澄高校に移籍。漫を引っさげ長野に引っ越してくる。マッサージにトラウマが。なお、京太郎への好感度は……
           なお、漫のことは気に入っており、同居もしている。別にレズって明言されてはいないだろ、いい加減にしろ!!!
           色々あって、『京太郎に告白した』と京太郎に勘違いされている。

上重漫…………恭子の希望もあり、恭子達と野球をするため清澄高校に移籍。ポジションはファースト。

           爆発すれば強力な戦力であり、かつて荒川憩からホームランを打ったことがある。
           最近は使われまくっており、爆発率も高い。ノンケであり、人並みに色恋沙汰には興味がある。恭子と同居中。

佐々木いちご…元家老渡高校のアイドル的人気を誇ったピッチャーだったが、わけあって千里山高校に移籍していた。そこを清澄が更に奪取。

           昔から愛宕洋榎・荒川憩とは関係があったらしく、洋榎をライバル視している。なお戦績は全敗の模様。
           実際にアイドルだったことがあり、その頃の友人が島根にいた。でも多分、もう関わる機会はないので、開拓高校は甲子園でひっそりと姿を消すだろう。
           あと、佐々木じゃのうて、ちゃちゃのんの名前は佐々野じゃ!!

真瀬由子………姫松より移籍してきたセカンド。悪い子ではないのに、何故か一人だけ存在を住人から忘れられがち。
           姫松に居た頃はベンチに入れるかどうかの際どいところにいた。咲さんと仲良くなる。咲さん宅に居候中。

愛宕絹恵………お姉ちゃんが好きだから清澄に移籍してきた洋榎の妹。だがシスコンってほどではない(本人談)
           サッカー部と兼部している。運動能力は高いが、野球自体はド素人。しかし千里山のアミバをやぶったことがある。

姉帯豊音………元無所属のぼっちであり、トシさんと共に転校先を探して日本を旅していた。投手兼外野手。

           高校野球の大ファンであり、知識は豊富。千里山メンバーのサイン入りユニフォームを貰って大歓喜したことも。
           現在は清澄高校に入った。もうぼっちじゃないよー。しかもエースナンバーを託されたよー。ちょーうれしいよー。

森友子…………監督。主に特技の催眠術で転校手続きや転校生の大会参加をスムーズにさせるために暗躍。

           必殺の「みょみょみょみょみょ」で洗脳するのが得意。森C(ちゃん)
           自由を求め、チームを去る。ちなみに散々言われてた「殺す予定だった奴」はコイツ。いくらワイでも数絵とか咲キャラを殺す前提にはあんまりしないっつの。

三尋木咏………麻雀部であり野球部ではない。17歳の高3。部員ではないが友子とダベリによく遊びに来る半マネージャー。
           友子や豊音と仲がよく、友子の家や豊音の家や部室で対戦相手高の分析などを担当している。

レッド……………別名・佐倉杏子。河川敷で暮らしているホームレスであり、ホームレス仲間の憧や、一時期ホームレスだった洋榎とは面識がある。

           また願われて高遠原中学で野球をしていたこともあり、和や優希とは元チームメイトの関係。
           色々あって今は魔法少女に専念していたが、京太郎の説得でコーチとして清澄と関わることに。

鷺森灼…………赤土晴絵を慕うネクタイボーリング娘。レジェンドクリニックの実質的な運営者で、生活費を稼ぐためのアルバイトと真面目な手術を担当。

           瀕死に陥った京太郎を救った後、生徒でもないのに流れで島根の病院にいる京太郎と清澄メンバーとのパイプ役にもなることに。
           4人目の“享年候補”だったが、照のおかげで回避。憧ちゃんといい洋榎ちゃんといい京ちゃんといい、皆死にかけすぎじゃないですかね(震え声)

夢乃マホ………中学生なのに頭数に入れられてたこともあるセカンド。今は練習相手だったり留守番要因だったりの便利屋。

           咲さんが強敵と刺し違え姉一人を残してリタイアでもしない限りアルプス席が彼女のポジション。
           また、由子が洋榎を高地から逃がすべく雨の中足を止め敵を引き付けリタイアでもしない限りベンチ入りもできるか怪しい。
           なお、甲子園編が始まったが、結局上記のようなミラクルは起きずアルプスに幽閉された模様。残当。

室橋裕子………中学生なのに頭数に入れられてたこともあるショート。今は練習相手だったり留守番要因だったりの便利屋。

           穏乃が無敵の三人組の一角を落とすべく華麗なドリフトを決め相手と刺し違えない限りアルプス席が彼女のポジション。
           なお、甲子園編が始まったが、結局上記のようなミラクルは起きずアルプスに幽閉された模様。残当。


洋榎「まー他にもライバル校があったりするけど、その辺は割愛で」

恭子「いい加減書ききれないですからねー」

久「とりあえず他校としては、長野最大のライバルとして決勝で熱戦を繰り広げた龍門渕高校を覚えておけば大丈夫かな」

咲「長野なら、あとは風越とか……」

和「他にも鶴賀の方々がメインキャラクターでしょうか……」

数絵「人数の都合で学校が合併したり、他作品からのゲストが入っていたりするけど、そこは了承してほしい」

憧「学校や役職は変わっていることもあるしね」

穏乃(このくだり、さっきもやってたよーな)

絹恵「他県では奈良の晩成や私達永水、それと千里山などが登場済みです」

優希「永水はぶっ倒してやったけどな!」

豊音「臨海女子や白糸台なんかも出てきたし、有珠山もちょろっとだけ出てきたよー」

漫「それに島根の開拓高校やら、名前だけ登場の埼玉の麻帆良とか……」

由子「全国キャラについては、当時本編で出番が薄かった等の理由で結構キャラが変わっているが了承してほしいのよー」

晴絵「晩成はこのスレでは阿知賀に負けてないうえに、過疎で廃校になった阿知賀を吸収してるし……結構違ってたりするからねぇ」

灼「あとは三箇牧と練習試合をして、臨海のエイスリンとも戦って……」

ムロ「今宮女子と千曲東、それに東福寺を合併した学校と地方大会1回戦を戦って勝ったりしたんでしたねー」

マホ「ギバードっていうマホよりちっちゃい女の子がいるトコと試合して2回戦も突破、越谷ベースの長野越谷高校との3回戦にも勝利したんですね」

杏子「無事に近麻にも風越勝って、ベスト4進出。そして……」

友子「龍門渕高校を下し、甲子園行きの切符を手に入れた……」

ちゃちゃのん「四校合同合宿も終わって、レギュラーも決まりついに始まる甲子園大会」

京太郎「初戦の相手・強敵永水を下し、彼女も出来て、俺達の快進撃は続く!」

猿野「最後のあらすじでもなんでもなく自慢じゃねーーーか!」

京太郎「言っちゃったぜ」

猿野「殺してえ」

数絵「わざわざ殺さなくても、上手く行けばアカギが殺してくれるぞ。採血麻雀始めてるし」


久「そんなわけで前スレは麻雀してて須賀くんが飛ばされて」

久「おいおい保守いらずで更新しない大義名分くれるのかよって連投荒らしでスレが一旦落ちて」

久「予想の数倍面白い実写版が公開されて」

久「今に至るわ」

京太郎「全然あらすじでもなんでもない!!」

久「まあ、多分みんな忘れてるし、こっちも忘れてきてるから、ぼやっとでいいのよぼやっとで」

京太郎「ええ……」

久「ほら、さっさといくわよ!」

久「3、2、1!」

京太郎「ちょ、まだ心の準備が!」

久「はい、ぼかーん!」



ドカーーーーーーーーーーーーン



京太郎「うわああああああああああああああ」 ガバッ






千代子「あ、起きた」

京太郎「はあ……はあ……」

京太郎「……」

京太郎「こ、ここは……?」

千代子「え……」

千代子「まさか記憶が……」

京太郎「ええっと……」

千代子「……さっきまで、麻雀をしてたんだよ」

千代子「それで……」

京太郎「……」

京太郎「あっ……」

京太郎「思い出したっ……!」

京太郎「俺が振って、トんだんだっ……!」



【2回戦 南2局(親:アカギ)】
S選手  500
アカギ  93500(+24000)
千代子  8500
京太郎  -2500(-24000)


京太郎「そうだ……それで……」

京太郎「三人分の負け分くらいくれてやらァ!して……」

千代子「一気に行ったせいで一時的に気を失ってたようね」

千代子「まあ、そんなに時間は経ってないけど」

千代子「トータルで1000CCくらい抜いてるし、まだ安静にしてた方が――」

京太郎「馬鹿っ……!」

京太郎「まだ致死量じゃないっ……!」

京太郎「まだ勝ってないし、死んでもいないっ……!」

京太郎「続行だっ……このまま終われるかっ……!」

千代子「えっ」

千代子「いや、でも、S選手は試合があるって行っちゃったし……」

千代子(私ももう勘弁……)

京太郎「ぐっ……」

京太郎「まあいいっ……所詮アカギとの差し馬が成立したらいいんだっ……」

京太郎「脇の人間などいくらでも……」

京太郎「……」

京太郎「あれ……アカギは……?」

千代子「いや……倒れてしばらく動かないのを見て帰っちゃったけど……」

京太郎「あっ……!?」 グニャァ~


京太郎「何で引き止めないっ……!?」

京太郎「何のために負け分を肩代わりしたと思ってるっ……!」

千代子「そ、そんなこと言われても……」

京太郎「ぐう~~~~~っ……!」

京太郎「探すっ……!」

京太郎「探すぞアカギをっ……!」

京太郎「まだ居るはずっ……この近辺っ……!」

千代子「あー……」

千代子「タクシーで新大阪までって言ってるの見たし、新幹線に乗ったんじゃあ……」

京太郎「なっ……!」

京太郎「馬鹿っ……許されるかそんなのっ……!」

京太郎「散々引っ張った挙句そんなオチっ……!」

京太郎「ふざけるなあ~~~~~っ!!」




京太郎(その後1日かけてアカギを探すも、アカギの姿は見つからなかった……)



 


【8月13日(日)】

京太郎「うう……」

京太郎「血を抜いたうえ歩き回った疲れのせいで昼間で寝ちまった……」

京太郎「試合までまだ3日もあるんだよな……」

どうする? >>16

ハンカチ王子も使ってた酸素カプセルで身体を休めよう


京太郎「酸素カプセルで体を休めるか」

京太郎「肩代わりしたお礼にって、少し小遣いも昨日の人に貰ったしな!」

京太郎「酸素カプセルって初めてだからワクワクするなあ」

京太郎「コールドスリープみたいな感じなのかな」

京太郎「目が覚めると数年くらい時が経っていたりして」

京太郎「……」

京太郎「なんだろう、洒落にならないことを言った気がする」


酸素カプセルで体を休めた……

京太郎「んん~!」

京太郎「昨日のマイナス分が全部チャラになった感あるなー」

京太郎「体が軽い!」

京太郎「くせになるなあ」

京太郎「そりゃハンカチ王子を始め、色んなアスリートが使うわけだよ」

京太郎「プロの選手や知ってる高校球児と会ってもおかしくないよな、もっと人気でもおかしくないし」 ウンウン

京太郎「……ん?」

京太郎「あそこにいるのは……」

ハンカチ王子御用達酸素カプセルに入りに来ていた人物 >>20

辻垣内さん


智葉「……」

京太郎「……」

京太郎「あー!」

智葉「……?」

京太郎「どこかで見たことがあると思ったら、あれか!」

京太郎「随分昔に咲と一級勝負師にきた外人さんの付き人」

智葉「……は?」 ジロリ

京太郎「うっ……」

京太郎(やだこの人目つきこわい……)


智葉「まったく……」

智葉「ようやく通訳の仕事から離れて静かに休めると思ったと言うのに……」

京太郎「え、あ、すみません……」

智葉「……」

智葉「確か清澄の副部長だったな」

京太郎「あ、はい……?」

京太郎(副部長……なのか……?)

智葉「何か用か?」

智葉「こちらも試合に備えて休みに来た身」

智葉「用がないのならさっさと休ませてもらいたいのだが」

京太郎「え、あ、その>>23

知ってる顔を見かけたから声を掛けただけです……。ほな、また……


京太郎「知ってる顔を見かけたから声を掛けただけです……。ほな、また……」

智葉「まったく……」

智葉「知ってる顔、というほどでもないだろ」

京太郎「いや、まあ、はい」

智葉「……私達が当たるとしたら、ベスト8以降」

智葉「それまで勝ち残っていて、対策を取るべき相手だと見なせたら――知った顔に入れておいてやる」

京太郎「生憎ですけど、優勝するつもりですから」

京太郎「ベスト8なんかを目標にするつもりはありませんよ!」

智葉「……ふん」

智葉「その大口、いつまで叩けるか見ものだな」

京太郎(絶対に、優勝してやるぞ……!)

京太郎(どうしよう、やる気が迸ってきたけど、夜は何をしようかな)

どうする? >>25

普通に野球の練習をしよう


京太郎「普通に野球の練習をしよう」

京太郎「ホテルに戻って素振りでもするか……」

▼経験値が上がった! ピローン


京太郎「ふう、こんなもんかな……」

ピトッ

京太郎「わひゃあ!?」

京太郎「び、びっくりした……」

京太郎「一体誰が――」

練習を目撃し、冷たい飲み物を差し入れにきてくれた人物 >>28

憧ちゃん

安価とっておいてなんですけど、もうちょっと人がいる時間の方が良いのでは……?

熱闘甲子園見てたらこんな時間になってしまった。
とりあえず復活したよということで30くらいまで進めるか感覚でやってたけど、まあこの時間人いなさそうだし甲子園に備えて仮眠したいし一旦セーブで。
コミケどんぴしゃだから夜も人いなさそうだけどな!

コミケ前で人少なそうですが、折角復活したばかりだし少し進めます


憧「やほ」

憧「珍しく精が出るじゃない」

京太郎「なんだよ、珍しくって」

憧「てっきり遊び歩いてるものかと思ったわ」

京太郎「いやいや、この大事な時期に遊んでばかりってわけいもいかないだろ」

憧「ま、私達なんて、甲子園出場いてる他のチームより、積み重ねたものがないもんね」

憧「他の球児が息抜きしてても、私たちにはそんな暇なんてないし」

京太郎「大体夏の高校球児なんて、野球の練習するか不祥事起こすかしかやることないからな」

憧「怒られるわよ」

京太郎「不祥事はこの前起こしたし、バランス的に練習もしなくちゃな」

憧「ちょっと」


京太郎「それに――次の相手は晩成だからな」

憧「……そうね」

憧「こっちには全国クラスの洋榎やいちご、豊音がいる」

憧「それと比べると、万年初戦敗退の晩成なんて弱い相手かもしれない」

憧「エースは故障明けだしね」

京太郎「……ま、永水や龍門渕より強いとは思えないよな」

憧「だけど――侮っていいわけじゃないわ」

憧「甲子園という母体で見れば弱い部類かもしれない」

憧「だけど、きっちりと県大会を勝ち上がるだけの実力はある」

憧「……そこらの野球選手より、よほどの努力を積み重ねてきてる」

憧「念願の初戦突破で勢いもあるわ」

京太郎「ある意味因縁もあるもんなあ」

憧「……本気で挑まないとね」

京太郎「……ああ」

京太郎「互いに本気をぶつけあって、最初で最後の戦い、いいものにしたいな」


憧「……ねえ」

京太郎「ん?」

憧「……ありがとね」

京太郎「え?」

憧「……初瀬達は初瀬達で奇跡みたいなことを起こしてて」

憧「清澄は清澄で、龍門渕や永水を倒すって奇跡を起こして」

憧「それで、今度の対戦が実現したわけだけどさ」

憧「……私の場合はそのずっと前、アンタに拾ってもらえたって奇跡があったから、初瀬達と立ち会える」

憧「アンタと会ってなかったら今頃ここには居なかっただろうし、それどころか、野球をやっていたかどうか」

憧「……もっと早くに野球に戻っていればって思えるのも、アンタと出会えたからなんだよね」

京太郎「憧ちゃん……」

憧「だから、まあ、あんまり恥ずかしいから言う機会そんなになかったけど……」

憧「ありがとね」


京太郎「俺の方こそありがとう」

京太郎「憧ちゃんが居てくれたから助かる場面、今まで何度もあったしな」

憧「はは」

憧「遠征費用を搾り取られたりね」 フフ

京太郎「うっ」

憧「ジョーダンよ」 クスクス

京太郎「はは……」

京太郎「……」

京太郎「そろそろ戻ろっか」

京太郎「危うく最終決戦前夜みたいな顔するところだったけど、次の試合すらまだ先だし」

憧「まあ、あんまり遅くなるとご飯なくなっちゃうだろうしね」

京太郎「猿野も部長も待つってことをしてくれないからなあ」

憧「ほら、それじゃあ行くわよ」

京太郎「ああ」


<清澄宿舎>

咲「あ、おかえり京ちゃ……」

京太郎「お、ちょうど飯が出てきてるとこか」

憧「間に合ったー」

洋榎「おー、こっち席空いてんでー」

恭子「付き合ってすぐに他の女と二人で登場、か……」

絹恵「別れた方がええでお姉ちゃん」

洋榎「ええ!?」

京太郎「いやいやいやそういうのじゃないから!」

憧「そ、そーだって!」

猿野「けえ~~~~っ!」

猿野「このクソジゴロ野郎があ~!」

猿野「テメーに食わせる夕食はねえ!」 バッ

京太郎「ンだよ! 自分の席に戻れ!」

数絵「はーっはっは! 無重力おかず奪取」 ババッ

憧「あいっかわらず謎技術の無駄遣いしてるわね……」

優希「タコの刺身は頂いたじぇ」 サッ

猿野「よっしゃ、そのまま全部食い尽くしたれえ!」

京太郎「な、なんだとー!」

洋榎「ふっふっふ……ええこと教えたる」

洋榎「狩りのチャンスってのはな――獲物が別の誰かを狩ってる時を指すんや!」 ダッ

優希「あっ、私達のテーブルのお肉が!」

洋榎「はーっはっは!」

京太郎「よっし、ナイスです!」

憧「まったく子供なんだから」

絹恵「でもちょっと楽しそうやなあ」 ヒョイパク

憧「しれっと唐揚げ持って行かないで」


久「いやー賑やかねえ」

まこ「全く、静かに食えんのかのう」

久「あら、いいじゃない」

久「賑やかに食べることすらできなかった時期を思えば」

まこ「……ほうじゃのう」

まこ「わしら二人で始まって、和と優希がきて」

久「優希がここまではっちゃけられるようになったのも、須賀くん達が増えてからだしね」

まこ「……まだ終わりでもなんでもないのに、少ししみじみしてまうわ」

久「……負けてたら、この時間はなかったものね」

久「それに、次からは試合と試合の間隔がぐっと短くなるし」

久「ここまでのんびりダラダラ出来るのって、今が最後みたいなものだから」

まこ「ほうじゃのう」

まこ「……それじゃ、おかずの奪い合いにでも混ざってくるか」 サッ

久「あらあら、眼鏡を外して気合充分ね」

久「それじゃあ私も混ぜてもらおうかしら」 ウデマクリー


<清澄宿舎・自分のベッド>


京太郎「あー疲れた」

京太郎「何で飯であんなに疲れなきゃならんのだ……」

京太郎「……まあ、その分楽しかったけども」

猿野「汗かいたら風呂!」

猿野「風呂行こうぜ風呂」

京太郎「お前はやたら元気だよな……」

猿野「いいから行こうぜ」

京太郎「そうだな……」

どうする? >>44
A:猿野と大浴場(男湯)に行く
B:猿野と大浴場(女湯)に行く
C:疲れてるので別々に大浴場(男湯)に行く
D:一人で大浴場(女湯)に行く
E:面倒だから部屋のシャワーで済ませる
F:面倒だから風呂はいいや
G:男は黙って!洗面台!!

Dで逝くぜ

D把握。明日も甲子園だし寝ます。

深夜は人がいなさそうですが、ちょいちょいやっていきます


京太郎「悪いけど、今日は疲れてるんだ」

猿野「ケーッ、ノリが悪ィ」

京太郎「お前と違って俺は野球だけでなく恋愛もやらなきゃいけないから大変なんだよ」

猿野「な、なんだとー!」

猿野「けーっ、猿のように盛りやがって」 カーッペ

京太郎「猿はお前だろ……」

猿野「けっ、いいさいいさ、こっちは大浴場で溺れるほど遊んできたらあ!」

京太郎「いや湯船で遊ぶなよ」

猿野「テメーは精々肉欲にでも溺れれてやがれ!」 ダダダダダ

京太郎「まったく……騒がしくて寂しい奴め」

京太郎「……」

京太郎「くくく……どうやらちゃあんと行ったようだな」 キュピーン


京太郎「愛しの彼女が入っているかもしれない大浴場にあんな猿は連れてはいけないからな」

京太郎「男のロマンは今、俺が完結させてやるっ!」

京太郎「……とはいえ、どうするかだな」


女湯突撃、どうする? >>49
A:男なら正面突破だ!
B:こそこそ隠れて風呂場に潜り込もう
C:覗きの基本は外部からの攻略だ!
D:女装すれば堂々と入れる!
E:ククク……協力者を雇うぜ!(人物名併記)


A

寝落ち申し訳ない。
深夜だと人少なさそうなのを学習したので、熱闘甲子園前後に改めて透過します。

熱闘甲子園あるのかわからないし、とりあえず投下します


京太郎「策を弄する……」

京太郎「それは確かに時に必要とされるだろう」

京太郎「だがしかし、その策に溺れてヤバイことになったのも事実!」

京太郎「リビドーに対して姑息な策など要らぬ!」

京太郎「今この時、ティーンエージャーの時にのみ許されたリビドーに忠実に動くことこそが鍵!」

京太郎「うおおおおおおおおおおおおお!」

京太郎「突撃いいいいいいいいいいい!!」 ズダダダダダダダダ


京太郎「ハッハー! ここが女子更衣室か!」

京太郎「んっん~! 芳しい匂いだ……」

京太郎「男子更衣室とは違う……ような気がする」

京太郎「まあだが待て待て」

京太郎「脱いだ服も魅力だが……」

京太郎「それは本塁打が必要な場面でバットを短く持つが愚行!」

京太郎「狙うは場外ホームランのみ!」

京太郎「脱衣カゴは漁るためではない!」

京太郎「俺の服を入れるためにあるッッ」 クロスアウツ

京太郎「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」

京太郎「行くぜッ、いざ神秘の欲情大浴場!!」 ズダダダダダ


ガラガラ

京太郎「ふう~~~~~」

京太郎「大浴場の匂いもたまらないな……」

京太郎「匂いだけで興奮出来るぞお……!」 グググ

京太郎「ふっふっふ」

京太郎「通報して出場取り消しにされたくないみんななら、通報は出来まい!」

京太郎「この大浴場に湯気規制などいらぬ!」

京太郎「さあ、おいでませ、女体の神秘!!!!!」



女風呂にいた人物(複数でも0でも可) >>55


久「…………」

京太郎「…………」

カポーーーーン

京太郎「……」

京太郎(や、やっべえ……よりにもよって一番やばそうな人が……)

久「……」

久「……」 スッ

京太郎「だあああああ、待って、ウェイト、無言で風呂桶を振りかぶらないで!」

久「安心して、これを投げつける気はないわ」

久「これはシャワー備え付けの鏡を割るのに使うだけ」

久「貴方に使うのは鏡の破片よ」

京太郎(殺られるッッ)


京太郎「ちょ、待ってくださいよ」

京太郎「あれですよ、ほら」

京太郎「猿野の悪ふざけで……」

久「これが少年誌ラブコメディでアンタが善人主人公ならそうだったかもしれないけどね」

久「聞いてたから、脱衣所で騒いでるの」

京太郎「……」 ダラダラダラ

久「おかげでバスタオルで体を隠すくらいの猶予が出来て助かったわ」

京太郎「……」

久「裸体しっかり見られてたら……この問答なく殺してたから」

京太郎「真顔が怖いです」

久「怖くさせてるのは誰かしら?」

京太郎「す、すみません……」


京太郎「……」

京太郎(それにしても……)

京太郎(タオル一枚だけで安心しきってるが……)

京太郎(これはこれでエロいな……!)

久「……ちょっと?」 ジトー

京太郎「な、なんでもないですよ、ええ」

久「じゃあなんで前かがみなのよ……」

久「まあいいわ」

久「実際こっちとしては出場停止になったら困るし、さっさと出て――」

ガヤガヤ

久「ま、まずい、誰か来た!」

久「身内ならいいけど、そうじゃなきゃ大問題よ!」

京太郎「ええ!? ど、どどどどうすれば!」

久「とにかくやりすごすのよ!」

京太郎「ええっと、ええっと……!」


どうする? >>60
A:サウナに隠れる
B:湯船に潜ろう!
C:部長と一緒に掃除ロッカーに隠れるか
D:むしろ仁王立ちすることで風景に溶け込む
E:ダッシュで出れば何とかなるかも!!
F:助けて部長~><
G:その他(併記)

B


京太郎「こういうときは湯船に潜るってラブコメが教えてくれたんだ!!」 ザッブーン

久「はあ!?」

久「それは協力者がいる前提なうえに、スケベハプニングを味わう前提の行動でしょ!」

京太郎「協力者なら目の前にいるじゃないですか」

京太郎「俺は部長のお色気サービスでも十分ですよ!」

京太郎「むしろウェルカム!!」 ギンギン

久「……」

ガッコーーーン

京太郎「い、痛い! 風呂桶って十分痛い!」

久「見事なストライク投球ね、ピッチャーやればよかったかしら」

ガラガラ

久「って、早く隠れて」

京太郎「わぷっ!」 ジャバッ

風呂場に来た人間(複数、「モブ」等可) >>63

豊音とシロ


豊音「おーふろー♪」

白望「……だる」

久「……!」

久(絶妙に部外者が……!)

豊音「あ、部長だー」

久「やほ」

久「……珍しい組み合わせね?」

豊音「うん、さっきたまたまそこで会ってー」

白望「……」

豊音「龍門渕のみんなで応援に来てくれてるんだけど、皆で花火やってたらしくて」

豊音「終わった後元気がある人達でそのまま遊びに行ったんだけど、シロは留守番を選んだんだってー」

久「まあ、あの子供ノリは辛いわよね、うんうん」

久「……」

久(あの湯船に近付かれたら終わりね……)


久「……」 チラッ

白望「……」 ボー

久(あの娘は放っておいても大丈夫そうだけど……)

豊音「何度入っても大浴場って楽しくなっちゃうよー」 キョロキョロ

豊音「私の住んでた村にはこんな立派な設備なかったしー」

白望「大浴場自体はあったけど、基本周囲は木だったもんね……」

豊音「岩肌じゃなくてタイルのお風呂、感動するよー」

久「岩手の人に怒られるわよ」

久(……あの高さでキョロキョロされるとヤバイわね)

京太郎「」 ゴボゴボゴボゴボ

久(そして冷静に考えてそんなに息が続くはずがないうえに、浮力で普通に定期的に浮いてきている)

久(……)

久(何で私がこんなに頑張って擁護してあげなくちゃいけないのかしら)


京太郎「ゴボゴボゴボゴボ」

京太郎(お、おかしい! 全然息が続かない!!)

京太郎(っていうか、油断すると浮くぞおい!!)

京太郎(声を聞く限り、入ってきたのは姉帯さんとダンボーラーズのおもちの人!)

京太郎「……」

京太郎(水中からだとよく見えねえ……)

京太郎「……」

京太郎(っていうか、あの二人なら許されるんじゃないか……?)


どうする? >>68
A:もうダメだ!ダッシュで脱衣所に逃げ込もう!
B:様子を見て逃げ出そう
C:息が続かねえ!助けて部長!
D:堂々と姿を見せるか
E:裏声で女ぶれば意外といけるのでは???
F;その他(併記)

Bで逝こう


京太郎(と、とにかく様子を見よう)

京太郎(湯船に入る前にはシャワーを浴びるはず)

京太郎(そうなれば湯船には背を向ける形になるし、髪の毛を洗ってる時を狙えばいける……!)

久「……」

豊音「さ、体洗おー♪」

白望「……だる」

豊音「もー、ほら、洗ってあげるからー」

久「!」

久(不味い、ここで洗いっ子とかされたら、髪の毛を洗って顔を伏せるタイミングを狙うことが難しくなる……!)

久「た、たまには私が洗ってあげるわ」

久「応援とかいつもしてもらってるお礼に!」

豊音「えー、でも……」

久「いいっていいって、遠慮しないで」

久「ほら、トヨネは髪の毛長いし洗髪に時間がかかるだろうしさ」

久「一緒のタイミングで湯船に浸かるためにもね、ほら! ね!」

豊音「んー……じゃあ、お願いしようかなー」

久(……よし!) グッ


ジャーーーー

京太郎「……」

京太郎(よし今だ!) ザバァ

京太郎「……」 チラッ

京太郎(クソッ、タオル巻いてる部長が邪魔で巨大なおもちが見えねえ!!)

京太郎(姉帯さんは髪の毛の塊にしか見えないし……)

豊音「あ、シャンプー切れたよー」 クルッ

京太郎「ッ!」 ズザーーーーーー

久「ああ~~こっちの貸すから!」

京太郎(あ、あぶねえ~~……!) ドッキンバグバグ

京太郎(思わずヘッスラしちまった……)


京太郎「クソ、覗くだけのつもりでタオル持ってきてないぞ……!」

京太郎「……」

京太郎「とりあえず姉帯さんのタオルで股間をみっちり拭いておこう」

京太郎「……」

京太郎「これが姉帯さんの着替え、か……」

京太郎「今は遠い昔のように感じるけど、おもち、柔らかかったなあ……」

京太郎「……」

京太郎「ふふ……」 ウットリ


<ホテルの部屋>

猿野「あ、戻ってきた」

猿野「何処行ってたんだよおめー」

京太郎「ふっ……心の洗濯、かな」

猿野「はあ?」

猿野「それより……ククク、これを見ろォ!」 ババーン

京太郎「なんだそれ」

猿野「ビデオカードだよ、ビデオカード!」

猿野「これがアレば、ムフフな番組が見られるのよ!」

猿野「試合前日にゃさすがに見られねーしな!」

猿野「今こそチャンスってこった!」

京太郎「……ふっ」

京太郎「俺は遠慮しておくぜ」

猿野「な、何ィ!?」

京太郎「何せ俺は……画面越しではなく、本物のエロスを味わってきたからな」

猿野「な……!」

猿野「クソリア充が!」

猿野「てめーには絶対見せてやんねー!」

京太郎「けっ、構わねーよ!」

京太郎「でもここは俺が寝るんだから、見るなら他所で見ろよ」

猿野「ぐ、ぐぎぎぎぎ……!」


京太郎「優希達の部屋ででも見てこいよ」

京太郎「あいつらなら問題なく見せてくれるだろ」

猿野「いや、お前……」

猿野「お前が彼女とアレコレしてるから部屋でエロビデオ見せてくださいとか流石に言えねーだろ」

京太郎(彼女とアレコレ?)

京太郎「いや、まあ……」

京太郎「お前にそういう常識を説かれるとは思ってなかったよ」

猿野「てめー俺を何だと思ってやがる」

猿野「チッ、まあいい、これ映画も見れるみたいだし、タコス達と映画でも見るか……」

猿野「使わなきゃもったいねーしな」

京太郎「エロはいいんだ」

猿野「さすがに見れねーし、部屋行く前にトイレでさっとケータイエロ動画でも……」

京太郎「……」

京太郎「そこで生身にイケるかどうかが童貞と非童貞を分けるのだよ」 フッ

猿野「やっぱ殺す、ここで殺す!」

京太郎「上等だあ~やってみやがれ!」

ドッタンバッタン

まこ「……」

まこ「隣の部屋、やかましくて眠れんのう……」


【8月14日(月)】

京太郎「ふあ~、よく寝た」

京太郎「猿野は……あのまま優希達の部屋で寝たっぽいな」

京太郎「昨日はちらっとしか見れなかったけど、女湯の背徳感はよかったなあ」

京太郎「また今夜にでも……」

コンコン

京太郎「はい?」

ガチャ

久「やっほ」 ニッコリ

京太郎「……」 ダラダラ

久「何しに来たか……分かってるわよね?」 ニッコリ

京太郎「……はい」


▼こってりしぼられた! ブブー


京太郎「まさかここまで怒られるなんて……」

久「あのねえ」

久「年頃の女の子にとって、裸を見られるって結構な大事なんだからね?」

京太郎「うう……」

久「通報されないだけ感謝してほしいわ」

京太郎「……はい……」

久「ちなみに……」

久「その正座だけで許されたなんて思ってないわよね?」 ニッコリ

京太郎「……え?」



女子風呂突撃をかました京太郎に提示された示談の条件とは…… >>76

猿野と共に打撃開眼をめざせ

熱闘甲子園やってますが投下します


久「猿野クンと共に打撃開眼を目指してもらうわ」

京太郎「猿野と……」

久「ええ」

久「ちなみに猿野くんは深夜に女子部屋で騒ぎすぎたのでペナルティとして一緒に特訓することになってます」

京太郎「ちょ、懲罰……」

京太郎「しかし打撃開眼って、一体どうしろと……」

久「んー」

久「とりあえず>>80でもしてみたらいいんじゃない?」

近所の巨大な竹の木を葉が無くなるまで延々と振る


久「近所の巨大な竹の木を葉がなくなるまで延々と振るとか」

京太郎「それ同じことを島根でやったような」

久「あら、須賀くんが?」

京太郎「いや、俺はやってないんですけどね」

久「じゃあいいじゃない、やってみなさい」

京太郎「いや、そうは言いますけど……」

京太郎「この比較的都心部の近所のどこに竹が……」

久「……」

久「それを探すところから、修行は始まってるのよ!」

京太郎(り、理不尽だ……)


京太郎「そんなわけで、竹を探さなきゃならないんだけど……」

猿野「あ、アホくせー!」

猿野「何でこんな都会で竹なんて探さにゃならんのだ!」

京太郎「お前は女子部屋で騒ぐからだろ」

猿野「うっ……いやでも、騒いだのは俺よりタコス達の方だっつの」

猿野「くそっ、こんなことならギャースカ騒いで見る映画じゃなくて、普通のヤツ見りゃよかったぜ」

京太郎「何見たんだよお前は……」

猿野「つーか、そーいうお前こそ何やったんだよ」

京太郎「え?」

京太郎(さすがに猿野には言ってないのか)

京太郎「……」

京太郎「お前の巻き添えみたいなものだ」 ニッコリ


猿野「ぐっ……」

京太郎「付き合ってるんだから感謝してもらいたいものだな」

猿野「ぐぬぬぬぬ」

京太郎(まあ、多分俺の巻き添えが猿野なんだろうけど……)

京太郎「まあしかし、実際竹をどうするかだよな」

猿野「いや、探すだけ無駄だろ……」

京太郎「……一応誰かに聞くとかって手もあるけど」

猿野「花屋で聞くほうがマシなんじゃねーの」

京太郎「うーん……」

どうする? >>84
A:とりあえず竹を探して山にいこう
B:竹を目撃してないか聞き込みをしよう
C:お店で売ってないかな
D:Amazonで取り寄せるか
E:やったことにしてサボろうぜ
F:その他(併記)

A

熱闘甲子園の合間に投下します


京太郎「さて、そんなわけで山に来たわけだけど……」

猿野「……」

猿野「竹ってそこらじゅうに生えてるわけじゃねーな」

京太郎「うーん……」

京太郎「山に詳しい人間でも連れて来たらよかったな……」

猿野「……おっ?」

京太郎「どうした?」

猿野「あれ見ろよ」

京太郎「あれ……?」

猿野が発見した物or者 >>87

バスケのゴール


京太郎「何でこんなところにバスケットゴールが……」

猿野「誰かこれで遊んでるんじゃねーの」

京太郎「山にいそうなバスケットマン……」

京太郎「ゴリことアカギとか……」

猿野「いや長野からここまで通わねーだろ」

京太郎「それもそうか」

京太郎「……」

京太郎「どうしよう、このゴール」

どうする? >>90
A:バスケでもするか
B:竹の代わりにゴールネットが毟り取られるまでぶん回す
C:バスケットゴールを破壊する
D:その他(併記)

黒子のバスケの真似をする


京太郎「黒子のバスケの真似をしよう」

猿野「は?」

京太郎「ほら、黒子みたいなプレイスタイルの鶴賀に苦しめられただろ」

京太郎「つまり漫画をヒントにするってのは進化として間違ってないはず」

京太郎「それで打撃開眼したら結果オーライだ!」

猿野「つってもよお……」

猿野「俺のスター性じゃ黒子はできねーぜ」

京太郎「まあスター性云々はともかく、黒子は難しそうだよな」

京太郎「緑のスリーポイントも野球じゃ使えないし……」

京太郎「やっぱり此処は赤の転ばせる技を……」

猿野「えいっ」 ブンッ

京太郎「あっっっぶねえ!!」

猿野「ちっ……よけたか」

京太郎「ちっ、じゃねーよ! 刺さったらどうするんだ!」

猿野「どうするって……」

猿野「俺が代わりにレギュラーになる」 キュピーン

京太郎「や、野郎、親でも殺すつもりの気迫でいやがるっ……!」




久「あら、おかえり」

久「今日の夕飯は刺し身らしいわよ」

京太郎「……」

猿野「……」

久「随分ぼろぼろだけど……打撃開眼は出来たのかしら?」

京太郎「後出しに目覚めときゃよかった……」

猿野「バスケットゴールを壊せる破壊力は手に入れたけどな……」

久「は?」


数絵「ん、どうした二人共」

数絵「無駄に死にそうな顔しているぞ」

京太郎「無駄じゃない死にそうな顔ってなんだよ……」

猿野「無駄に疲れた……」

京太郎「バスケはうまくなったよな……」

優希「?」

洋榎「よう分からんけど、二人で楽しそうにしとったんやなあ」

猿野「けっ、野郎と楽しそうにしてもしょうがないっつーの」

京太郎「同感だ」

洋榎「ほーん」

洋榎「まあ、チームメイトと楽しく過ごすのも大事なことやと思うで」

京太郎「洋榎さんが言うならそうなのかもしれませんね」

京太郎「……」

京太郎(飯食ったらどうしようかな……誰かと何かするか……?)


どうする? >>94

愛宕姉に素振りを見てもらってコツを聞く

熱闘甲子園は最高だぜ。埼玉初優勝おめでとうございます。投下します。


京太郎「洋榎さん」

洋榎「ん?」

京太郎「あとで駐車場に来てもらえませんか?」

洋榎「?」

洋榎「もう暗くなるし、あんま出歩かん方がええんちゃう?」

京太郎「でもほら、ホテルの中だと人の目とかありますし……」

洋榎「あ、あー、せやな」

洋榎「と、とりあえずひとっ風呂浴びてからでええか?」

京太郎「え?」

京太郎「いやお風呂はよくないですか?」

京太郎「どうせ汗だくになる予定ですし……」

洋榎「っ///!」 ボンッ

京太郎「それじゃあ、先行ってますね!」

洋榎「お、おう……」 ドッキンバグバグ

恭子「……」

絹恵「な、なんや今の!」 ガルルルル

洋榎「ど、どどどどないしたらええ!?」

恭子「いや知らんがな……」


<駐車場>

洋榎「……」

京太郎「どうかしたんですか、そんなギャグシーンみたいな顔して」

洋榎「いや、別に……」

洋榎「ええねんけどね、薄々そんなことやろうと思っとったし……」

京太郎「?」

京太郎「あ、でも、そのスカート可愛いですね」

洋榎「!」

京太郎「でもそれだとあんまり動けないだろうし、折角可愛いのに汚すわけにもいかないか……」

洋榎「んー?」

洋榎「ええてええて、今は野球最優先やしな♪」

京太郎(何で急に上機嫌に……)


洋榎「んで、バット持っとるけど、何やんねん」

京太郎「えーっと、素振りするんで、見てもらっていいですか?」

洋榎「ほー、了解了解」

京太郎「ふっ! ふっ!」

ブンッ ブンッ

洋榎「……」

ブンッ ブンッ

京太郎「ふう……」

京太郎「どうです?」

洋榎「いやー、驚いたわ」

洋榎「めっっっっっっっっっっっっっちゃ、良うなっとるやん」

京太郎「ほんとですか!」

洋榎「合宿前後じゃ見るも無惨やったんに、どうやったねんってくらい成長しとるわ」 ハハ


京太郎「何かアドバイスはありますか?」

洋榎「うーん」

洋榎「ド下手時代は結構的確に指導できる自信あるねんけどなあ」

洋榎「ここまでベースができてると難しいっちゅーか」

洋榎「どっちかっちゅーと、バーンでズドーンみたいな説明の方が得意っちゅーか」

京太郎「ええ……」

洋榎「最低限は説明も出来るけど、ほら、ウチの世代、理論派は恭子がおるから……」

京太郎「なるほど……」

洋榎「うーん、どないするのが分かりやすいかなあ」

京太郎「そうですね……>>100


どうする? >>100

A:出来るだけ理論的に教えて下さい
B:感覚的でいいんで教えて下さい
C:理論的に説明してくれそうな人呼びますか
D:手取り足取り密着指導をお願いします
E:ちょっと素振りしてみてください
F:その他(併記)

バスケしようぜ


京太郎「バスケしようぜ!」

洋榎「なんて!?」

京太郎「いや、昼間猿野とバスケしたんですよ」

洋榎「へー、楽しそうやんけ」

京太郎「楽しかったですよ」

京太郎「最後は無事にバスケットゴールを破壊できましたし」

洋榎「……バスケやんな?」

京太郎「バスケですよ」

京太郎「部長に打撃開眼するよう言われて、必死にバスケしたんですよ」

洋榎「???????????」


京太郎「バスケットもバッティングも下半身が大事!」

洋榎「うーん……」

京太郎「そして両方『バ』から始まり、小さい『ッ』が入っている!」

洋榎「いやいやいや」

京太郎「両方球技!」

洋榎「そらそうやけども」

京太郎「そして両方楽しい!」

洋榎「それはそうやな」

京太郎「そしてバットと同様に、バスケボールもここにある!」

洋榎「ほう!」

京太郎「はっはっはっはっは」 ダムダムダムダム

洋榎「ふっふっふ」

洋榎「行かせへんでー!」 ディーフェンスディーフェンス


絹恵「うう……お姉ちゃんお姉ちゃん……」

漫「夜の密会……ええなあ~」

由子「もう……あんまり邪魔しちゃダメなのよー」

恭子「まあ、この大事な時期に出歯亀バレて揉めるわけにはいかんからな」

恭子「せやから覗き込むのはなしや、こっちが見られるリスクがある」

由子「深淵を覗いた時、深淵もまたこっちを覗いているのよー」

漫「ソレなんか違うんちゃいます?」

絹恵「お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん……」

恭子「とにかくこの一角で隠れることしか出来へん」

由子「ここならギリギリ邪魔にはならないしねー」

漫「うう、もっとガッツリ覗いてみたい……」

由子「それはだめよー」

恭子「まあ、目的はあまりに変なことを野外でして出場停止せんようにすることやからな」

恭子「変な声がここまで聴こえるボリュームで聴こえるようなら通りがかったふりをしてやめさせるんや」

漫「変な声かあ……」 ドキドキ

恭子「何や漫ちゃん、いやらしい想像でもしとるんか? ん?」 ススス

絹恵「お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん……」

由子「……」

由子(部屋に戻って寝たいのよー)


恭子「っと、車も通らんくなって静かになったし、黙っとくか」 ヒソヒソ

由子「なのよー」  ヒソヒソ

漫「あ、何か声が――」 ヒソヒソ

「おっ、なかなか、やるやんか!」

「ふっ! ほっ! なにせ! 中学の頃! 色々鍛えてましたからねっ!」

「力任せを予想しとったから、意外にテクニシャンで驚きやわ」

「はっはっは、洋榎さんも、もっとグッと腰を落とした方がイイですよ! 腰を使うもんですからねっ!」

「んっ、これ結構きっつない?」

「まあ最初はそんなもんですって!」

「ああ~腰っちゅーか足がしんどいわこれ」

「下半身の鍛え方が足りないんですよ」

「むっ、言うてくれるやんけ!」

「下半身には自信がありますからね! そーら、どうですか俺の下半身は!」

恭子「」

由子「」

漫「」

絹恵「」 ブクブクブクブクブク


京太郎「ふっふっふ、どうやらバスケなら俺の方が一枚上手のようですね!」

洋榎「そういうのは、うちを抜いてから言うんやな!」

京太郎「抜く――」

京太郎「と見せかけてシュート!」

洋榎「させるかーーーーっ!」 ピョイーン

京太郎「未だ!」 キュピーン

洋榎「なっ、フェイント――!?」

京太郎「待ってたぜェ……この瞬間(トキ)を……」

京太郎「スカートでバスケをしているのを忘れて飛び上がる、この瞬間(トキ)を!!」

洋榎「……っ///!」 バッ

京太郎「隠しても遅い!」

京太郎「男子は、パンチラが絡んだ時だけは、人知を超えた動きを出来るんですよ」

洋榎「ん、んなアホな!」

京太郎「そして照れてるところを悠々抜く!」

洋榎「あっ!」

京太郎「そしてゴールもないけど……シューーーート!!」


絹恵「むぐー! むぐー!」 ドッタンバッタン

漫「ちょ、あんま暴れたらアカンて!」

恭子「くそっ、絹ちゃん抑えるのが大変で向こうの会話聞いてられへん!」

漫「末原先輩それ私の胸です!!!」

ヒュルルルルルルル

ドガッ

恭子「ぐぎゃっ」 バタッ

漫「わっ、どこからともなくバスケットボールが……」

由子「脳天直撃なのよー」

恭子「きゅう……」 バタンキュー

由子「なんか校則緩んだ隙に姉を汚した男を殺すみたいな目してるし、私はこのまま抑えておくのよー」

由子「恭子から開放されて身軽になった漫ちゃん、悪いけど……」

漫「あ、はい、止めてきます!」 ダダダ


漫(まあ、言うてさすがにいきなり野外ってことはないやろ……)

漫(どうせ目薬とか、そういう勘違いオチにきまってるわ)

漫(とりあえず、何か理由をつけて通りすがらな)

漫「あ、あ~しまったあ~今日は路上プロレス山口VS警備員の回やったやんかあ~」 ボウヨミー

漫「しゃーない、駐車場をショートカットや~」 トテトテ

洋榎「うう……いきなりスカートん中とか、そういうのようないで!!」

京太郎「あはは……すみません……」

京太郎「でも、ほら、男の子ですし多少はね?」

洋榎「まったく……」

京太郎「おかげで下半身が色んな意味で凄いことになってますよ」 HAHAHAHAHA

洋榎「あ、アホかっ///」

洋榎「……まあでも、実際下半身っちゅーか腰の使い方はさすがやったな」

京太郎「結構技術には自信がありますからねっ」

京太郎「昼間に猿野とヤッた経験も生きてますし」

京太郎「おかげで無事に抜けましたし、気分いいですよ!」

洋榎「そらあんだけ豪快に抜いたら気持ちええやろ」

京太郎「すっきりした気分ですね」

洋榎「くっそー、うちは全然モヤモヤしたままやで!」

京太郎「おっ、じゃあもう一回戦やりますか?」

京太郎「こんな場所で何ですけども」

洋榎「上等や、足腰立たなくしたる!」

漫「」

安価までいきたかったですがめっちゃ眠たいのでセーブします

夜も遅いので、とりあえず安価までちょろっとだけ進めます


漫「うわっ……うわ、うわあああああああああああああああ!」

洋榎「うおっ、びっくりした」 ビク

洋榎「どうした漫、そないドラえもんのアスキーアートみたいなツラして」

漫「いや、いや、先輩達こそ何しとるんすかこんなとこで!!!」

洋榎「え、いや、何って……」

洋榎「バスケで対決やけど」

漫(ドスケベ対決!?!?)

洋榎「まあ、言うてゴールなかったから簡単なやつやけどな」

漫(ゴムなかったからパンパンはケツやけどな!?!?!?!?!)

漫「わーん助けて末原先輩この人達私じゃ手におえません!」

洋榎「なんで!?」


絹恵「お姉ちゃん!!!!!!」

洋榎「うおっ、絹までおるんか」

絹恵「けっ、健全なおつきあいなら百歩譲って破局するまで見守れたけど!」

絹恵「そんな付き合って速攻不埒なことするようなら話は別やで!!」

洋榎「いやいやいや誤解やって」

洋榎「そんな不埒なことなんて……」

京太郎「そうですよ!」

京太郎「俺はただスカートの中を覗いたくらいですよ!」

絹恵「ボールを蹴られて死にたいか、ボールのように蹴られて死にたいかくらいは、選ばせたる」

洋榎「何で余計なこと言うねん!」

京太郎「いや、未来の妹に嘘をつくわけには……」

洋榎「えっ……み、未来の妹って……///」 トゥンク

絹恵「殺す! 今ここで!!!」

由子「……」

由子「カオスなのよー……」


洋榎「ふう……何とか振り切れたか?」

京太郎「まさかバスケから鬼ごっこになるとは……」

洋榎「絹はちょっとあまえんぼなとこあるからなあ」

京太郎「あれで『ちょっとあまえんぼ』とか洋榎さんの中で『あまえんぼ』にカテゴライズされるのどんなバケモンですか?」

洋榎「失礼な!」

洋榎「……しかしまあ、弁明が面倒なうえにちょいと時間かかってまいそうやなあ」

京太郎「ですねえ……」

京太郎(どーすっかなあ)


どうする? >>113
A:弁明は洋榎にまかせて別行動
B:一緒に弁明に乗り込む
C:むしろ俺一人で弁明にいく
D:このまま二人っきりで逃げ切るのを楽しむ
E:そんなことよりバスケットだ!!
F:その他(併記)

B

夏が終わる・・・投下します


京太郎「一緒に弁明に乗り込みましょう!」

洋榎「!」

京太郎「逃げ回るからダメなんだ」

京太郎「ここはこちらから攻める!」

京太郎「主導権を握るのが大事なのは、野球も弁明も同じはず!」

京太郎「すぴーでぃー、いず、ぱわー!」

洋榎「こ、言葉の意味は分からんがとにかく凄い自信だ!」

京太郎「と、いうわけで、部屋凸りましょう!」

洋榎「え、あー、でも、散らかっとるかも……」

京太郎「俺は気にしませんから、いきましょう!!!!」 ダッ

洋榎「ちょっ、ちょっとくらい掃除させてーや!」 ダッ


ドンッ

京太郎「あたっ」

恭子「いったた……」

恭子「すんませ――」

恭子「あっ!!」

京太郎「うわっ!」

洋榎「攻め込む前にばったり遭遇してもーたな」

京太郎「ぐっ……」

京太郎「えーっと、末原先輩はお一人で……?」

恭子「せやな」

恭子「さっきボールぶち当てられたとこ軽く治療してから、二人を探しとる漫ちゃん達に合流しよか思ってな」

京太郎「あ、あはは……」

京太郎「すんませんでした」


恭子「ったく……」

恭子「っていうか、ボールはまだええ」

恭子「球技してりゃ流れ弾くらい自分がやってまうこともあるからな」

恭子「それより、ナニを外でしとったのかや!」

京太郎「ナニって……」

恭子「あんな大声で変なことしとったらあかんで!」

洋榎「な、なんか誤解があるようやけど……」

洋榎(下手に口挟むより、任せた方がええかな)

京太郎(今この場で弁明するか、皆集めてもらうか、うーん)

京太郎(弁明するにしても、どう言うかだよな)

京太郎「えーっと、>>118

とりあえず集まって皆で(バスケを)やりませんか

おじいちゃんだから安価出してしばらく反応がないと寝落ちしてしまうんだ、すまんな。投下します。


京太郎「とりあえず集まって皆で(バスケを)やりませんか」

恭子「は?」

恭子「なんで?」

京太郎「な、なんでって……」

京太郎(まさかそんなこと言われるとは……)

京太郎「何でって、そりゃあ>>121

俺たちはキセキの世代ですよ?


京太郎「俺達はキセキの世代ですよ?」

恭子「ほんで何言うてんねん」

京太郎「咲といい俺といい、白糸台といい他校といい!」

京太郎「あれだけの逸材が集まるなんてそうそうないですよ」

洋榎「まあ、実際めちゃ褒められとる世代やな、今年は」

洋榎「ま、三年生様はその中でも飛び抜けとるんやけどな」

京太郎「だからバスケしましょう」

恭子「ほんま何を……」

京太郎「逃げるんですか?」

恭子「はあ?」

京太郎「俺達のようなキセキの世代は、その野球能力を他のことにも転用出来る」

京太郎「勿論バスケにだって」

京太郎「まさか末原先輩はそれが出来ないんですか?」

恭子「あのなあ、誰がそんな安い挑発に――」

京太郎「まあ、出来ないとしても、逃げるのはどうかと思いますよ」

京太郎「情報を得るために新たな道に飛び込めない末原先輩なんて、ただのスパッツですからね」

恭子「……」

恭子「やったろうやないか!」

洋榎(うちが言うのも何やけど、姫松出身チョロいヤツ多ない……?)


恭子「まあ、アンタらがどんなおつきあいをしようと、関係ないっちゃ関係ない」

恭子「ただそれで野球部に影響があると困るねん、こっちとしては」

洋榎「影響……?」

恭子「ハメ外しすぎたら活動停止もあるってこと」

恭子「そんなわけでこうしようやないか」

恭子「そっちが勝ったら、こっちも全面的に2人の関係性を認めて、隠蔽工作もちょっと手伝ったる」

洋榎「隠蔽て」

恭子「ただしこっちが勝ったら、問題を起こす可能性が0になるよう、この場で別れてもらうで!」

洋榎「なあ!?」

京太郎「いいだろう、受けて立つ!」

洋榎「ちょ、おま!?」

京太郎「大丈夫、勝てばいいんです」

京太郎「それに彼女を賭けての決闘は、リア充にとっては避けられないイベントの一つですからね!」

洋榎「せやろか……」


京太郎「それに――」

ザッ

絹恵「お姉ちゃん!」

絹恵「聞いたで……!」

絹恵「バスケで勝ったらそのどうしようもないモブみたいな顔の男と別れるんやて!?」

洋榎「えー……うーん」

京太郎「ああ、間違いない」

京太郎「ただし、俺達が勝ったら、今後はもう口出ししないでもらおうか!」

絹恵「……面白いやんか」

絹恵「このキャッチングでリバウンドを制することでバスケットを制し、そんでもってお姉ちゃんも制したるっ!」

京太郎「くっくっく……」

京太郎「これで飛び跳ねてバインバイン揺れるおもちが見られますね!」

洋榎「いや『見られますね!』言われても」


漫「すんません~、おまたせです」

恭子「ああ、ええでええで」

恭子「こっちも今スマホでバスケ出来るようなコート探しとったとこやし」

京太郎「……これで高身長のおっぱいと低身長のおっぱいも揃いましたね!」

洋榎「いや知らんがな」

洋榎「彼女に無いものを外に求めるにも限度ってもんがあるからな?」

恭子「そうやそうや」

恭子「それに、漫ちゃんを試合に出すんは、アンタのような奴に見せるためちゃうで」

絹恵「……」

絹恵(自分が見るためやろなあ……)



恭子「それで」

恭子「ちゃんと誘ってきたんやろな」

漫「ええ、勿論です」

豊音「やっほー」

京太郎「ッ!?」

豊音「なんかバスケやるっていうから、きたよー」

洋榎「う、うおお……いきなりマジの所連れてきおったな……」

京太郎「向こうめちゃくちゃマジで勝ちを拾いにきてますね……」

胡桃「まあ、バスケやるなら豊音は欲しいよね」

白望「だる……」

京太郎「あ、ダンボーラーズもついてきたんだ……」

胡桃「暇だしねっ」

豊音「うん、それに――」

純「よぉ」

純「バスケするんだって?」

純「楽しそうだな、入れてくれよ」

恭子「もっちろん、大歓迎やでぇ」 ニタリ

京太郎「ぐっ……のっぽツートップを……」

洋榎「これホンマに大丈夫なんやろな……」


胡桃「暇だし、私もやろうかなあ」

恭子「それなら、そっちのチームに入れてもらい」

恭子「私はこっちの監督やる予定やけど、もう一人、まだ来とらんけどチームに内定しとる子おるから……」

胡桃「そっか。その子と純と豊音と眼鏡ちゃんと油性ちゃんで5人か」

漫「ゆ、油性ちゃん……」

胡桃「じゃあ、混ぜて」

洋榎「え、あー」

洋榎「……ええか、良い子は寝る時間や、ババンババンバンバン歯ぁ磨けよ。そんで寝ろ」

胡桃「うるさいそこ」

胡桃「どうせ決定権を持ってるのはそっちの彼でしょ」

京太郎「ほほう、なかなかお目が高い」

胡桃「私もバスケしていい?」

京太郎「うーん」

京太郎(この身長、明らかに不利になるけど……)

京太郎(逆にチームメイトに穴がいるのに勝利するとめちゃ格好いいし、好感度ウナギ登りだよな)

京太郎(そにこれだけ小さければ競り合いにはいかせられないし、逆にリバウンドとかで競り合うのは自然と俺になる)

京太郎(つまりたくさん密着できるし、揺れるおもちも観察し放題ッ)

京太郎「採用」

胡桃「わーい」

洋榎「なんで!?」


京太郎「当チームはやる気を重視、身体能力は問いません」

京太郎「やる気さえあれば君も即戦力!」

胡桃「若いパワーですぐさま管理職になれるやつだ」

洋榎「単なる地雷求人やないか!」

とぉるるるるん

とぉるるるるん

ピッ

恭子「あ、由子か?」

恭子「今どこおんねん」

京太郎「あ、やっぱり五人目は真瀬先輩――」

恭子「はあ? バスケに興味を示さへん?」

恭子「想定内と言えば想定内や。しゃーない、こっちが勝ったときにどうなるのか、伝えたってや」

京太郎「お……?」

洋榎「あの口ぶり、ゆーこやないっぽいな……」

恭子「……大丈夫、伝えた方が皆のためや」

恭子「そう。そう。だって、絶対必要になるやつやで」

恭子「宮永咲っちゅーバケモンの持つ力は」

京太郎「――!?」

洋榎「きょ、恭子のやつ、あの女を使う気なんか!?」

京太郎「し、死人が出るぞっ!」

洋榎「ぐっ……本気や……本気でウチラを叩き潰しにきとるっ!」


洋榎(こ、これまずいんとちゃうか?)

洋榎(贔屓採用のスズはともかくとして、あののっぽコンビの高さは侮れへん)

洋榎(絹もキャッチングの腕ではサッカー界隈じゃそれなりに名が通っとった)

洋榎(そこに加えてあの回転キチガイが混ざるやと? 冗談やないで)

胡桃「塞もやろーよー」

塞「いや私は……だるがるシロのおもりとかあるし……」

胡桃「えー」

洋榎(あのチビは一度受け入れてしまった以上しゃーない)

洋榎(残り2枠や、そこを慎重にならなあかん)

胡桃「でも防塞やくに立つじゃん」

洋榎「……お話中悪いけど、誰誘うかの決定権持ってるのはさっき自分で言うたようにこいつや」

京太郎「どーも、“こいつ”です」

洋榎「残りの2人、どうするのか、もう決まったか?」

京太郎「ええ」

京太郎「チームメンバーは、俺、洋榎さん、胡桃さん、>>131>>132で考えてます」

緑間

アンチョビ

投下します(人おるかな)


京太郎「残りはそこらへんにいる人を勧誘します」

洋榎「なんやと!?」

京太郎「正直最長2人を抑えられた時点で、もう清澄から誰呼んできても勝てません」

洋榎「猿野は?」

京太郎「あんなの相手の頭にダンク決めて退場するのが目に見えてるでしょ」

京太郎「姉帯さんをダンクで退場させれば有利になるでしょうけど、心痛みますし……」

洋榎「……確かに」

京太郎「てなわけで、待っててください!」 ダッ

洋榎「あ……行ってもーた」

恭子「逃げたんじゃないですよね……」

洋榎「そ、そんなわけないやろ!」

洋榎「ガースーはどんなときでも男らしく、絶対に逃げない男や!」

恭子「……」

恭子(そうかあ?)


京太郎「すごい助っ人を連れてきたよ」

洋榎「凄い助っ人?」

京太郎「鉄板ナポリタンの専門家、ペパロニ」

ペパロニ「よっす、どうも」

京太郎「ピッツァの専門家、安斎」

アンチョビ「アンチョビだ!」

京太郎「クソレズの専門家、カルパッチョ」

カルパッチョ「たかちゃん」

洋榎「人数超えとるーーーーー!!」 ガビーン

ペパロニ「大丈夫、今日はドゥーチェの応援っすから」

恭子「ドゥーチェ……総統って意味やったな」

アンチョビ「ああ!」

アンチョビ「私達は戦車道をやっているんだが……どうやら皆野球以外はてんで興味がないらしくてなあ」

アンチョビ「有望そうな野球選手に、掛け持ちでやってみないか進めるためにやってきたんだ!」

ペパロニ「甲子園周辺だと、屋台も飛ぶように売れるっすもんねえ~」

アンチョビ「そんなわけで、なんかバスケで勝ったら龍門渕グループがスポンサーになって色々宣伝してくれると聞いてな」

純「おいおい」

塞「何勝手に……」

京太郎「え? 勝てばいいだけなのに、苦言呈するんですか???」

京太郎「勝てばいいだけなのに????」

京太郎「万が一負けても、軽く宣伝に協力するだけで、大金出せとも言ってないのに???」

アンチョビ「こう、軽く宣伝して、屋台のフード買ってくれるだけでいいからさ! なっ!」

純「しょうがねえなあ!」

純「そこまで喧嘩売られてスルーするわけにもいかねえもんな!」

胡桃「わあ、男らしい」

純「オレは女だっつーの!」


洋榎「ほんで、他のメンバーは……」

京太郎「洋榎さん」

京太郎「黒子のバスケって知ってますか?」

洋榎「ああ、バスケットの漫画やろ?」

洋榎「結構周りに読んどるヤツおったわ」

京太郎「そう、漫画です。猿野と話が通じる程度に有名な漫画です」

京太郎「いわば非実在の存在です」

京太郎「しかしもし実現していたら、誰が最強だと思いますか?」

洋榎「そら、優勝した黒か、ラスボスの赤なんちゃうか?」

京太郎「否!」

京太郎「自軍ゴールからでも3Pを決められる緑間こそ最強!」

京太郎「仮に黒や赤、青の力でゴールされても、再開速3Pで負けることはないんですよ!」

恭子「せやから何やねん」

京太郎「そんなわけで、緑間くんを用意しました」

恭子「は???」

京太郎「最強バスケットプレイヤー緑間真太郎をモデルに作られた最強バスケットロボット!」

京太郎「名付けて、緑マシーン太郎くんです!!」

マシン太郎「今日ノ らっきーあいてむハ 脅迫状」 ピピピピピ

洋榎「なんかおかしなロボット出たーーーーーっ」 ズガビーン


京太郎「運勢も占ってくれるし、完全に緑間真太郎くんと同じですよ」

マシン太郎「俺ノ 占イハ 三割 アタル」

恭子「別に占い師じゃなかったやろ緑間真太郎」

京太郎「それに、なんとブルートゥースで車載スピーカーにも繋げるらしいですよ」

恭子「その機能いる?」

洋榎「……」

洋榎(ちょっと使ってみたい……)

京太郎「さらにブルートゥース通信で無断で飛ばした通信衛星にアクセスし、レーザービームを撃つことが……」

恭子「危ないわ!! 捨ててこい緑間真太郎!!!」


ペパロニ「まだ始めないんっすか?」

アンチョビ「あんまり時間がかかると、屋台営業に差し支えるんだが……」

カルパッチョ「どうせなら、そこのコートで大々的にやりましょう」

ペパロニ「いいっすねー、屋台の宣伝にもなるし!」

洋榎「な、なあ、どんどん規模デカなってない?」

恭子「……」

恭子「まあいいでしょう」

恭子「問題さえ起こさなければいいですし、なにより目撃者が多ければ逃げられることもない」

恭子「……あんなダメな男とは別れさせてあげますよ」

洋榎「うーん、あいつ、ええとこいっぱいあるねんけどなあ……」

洋榎「なあ、スズ」

漫「死ぬほど返答しづらい振り勘弁してもらってええですか」


京太郎「ゲストもこう言ってますし、始めていいですか?」

京太郎「来るかも分からない咲を待ってて試合が遅くなり明日に差し支えると困るでしょう?」

恭子「……ええやろう」

恭子「その代わり、選手交代はありにしてもらうで」

京太郎「わかりました」

京太郎「それじゃあ、プレイボールです!!」



        洋榎との交際権利争奪!バスケットボール対決!

 チーム洋榎とチュッチュし隊   VS   おどれら絶対別れさせたる義勇軍

     PG:安斎千代美                 PG:末原恭子
    SG:緑マシーン太郎                SG:上重漫
     SF:愛宕洋榎                   SF:井上純
     PF:須賀京太郎                 PF:姉帯豊音
      C:鹿倉胡桃                    C:愛宕絹恵



洋榎「チーム名もっとどうにかならんかった?」


京太郎「さてと……」

京太郎(ほんとはポイントガードで格好いいとこ見せたいところだったけど……)

京太郎(安斎さんが指示出したり得意だって言うからな)

京太郎(予想通り身長の高い姉帯さんとキャッチング最強の妹さんはインサイド)

京太郎(狙うならインサイドで肘を張っての自己バストタッチ!!) クワッ

恭子(……)

恭子(センターに一番小さい鹿倉やと?)

恭子(ナメたことしとるの、後悔させたるわ) ヒュッ

漫(あ、井上さんにパス出した……)

漫(まあ、ここでこっちに贔屓パスされても困るし……)

恭子(漫ちゃんは不発の可能性も高い)

恭子(悪いがマジで勝ちに行くで!)


純「っしゃ、ガンガン攻め――」

京太郎「マシン太郎さん!!」

マシン太郎「……」 ボシュウウウウン

純「あいたーーーーーっ!!」 ドガン

京太郎「はーーーーっはっはっは!」

京太郎「緑マシーン太郎は、そのニトロエンジンにより高速タックルが出来るのだッ」

恭子「ふぁ、ファールやないか!!」

京太郎「はあ~?」

京太郎「笛は鳴りましたかあ~?」

恭子「んなっ……!」

京太郎「くっくっく……鳴ってませんよねえ?」

京太郎「何せこの試合に審判はいないんだからなあ~~~~~~~~!!」

アンチョビ「あ、悪魔かアイツは……」 ドンビキ


京太郎(悪いが俺も勝ちにいくッ)

京太郎(咲が来て末原先輩が審判に回ると厄介ッ)

京太郎(更にギャラリーが増えてもこちらに批判的になられたら困る)

京太郎(ギャラリーの少ないうちに、無法で点差をつけさせてもらうぜ!)

京太郎「マシン太郎さん!」

マシン太郎「すりーぽいんと」 シュボッ

バシュッ

京太郎「はーーーーっはっはっは!」

京太郎「オールレンジスリーポイントってすげえーーーーーーーーーーー!!」

京太郎(リバウンドでのπタッチを狙うなら終盤でいいッ)

京太郎(今はセーフティリードを作り上げるんだッ!)


塞「……さっきまでは審判じゃなかったから口出ししても有耶無耶にされると思って黙ってたけど……」

塞「さすがにアレだし、審判やるわ」

アンチョビ「あ、ああ」

アンチョビ「怪我とか大丈夫か?」

純「ってー……いや大丈夫だけどよお……」

恭子「ほんま助かるわ」

京太郎「大歓迎ですよ、末原先輩と違って中立な審判の登場はねえ」

恭子「あ?」 カチン

京太郎(くっくっく……要は先手さえ取れればそれでいい)

京太郎(あとは相手の攻撃を防いでマシン太郎で攻撃)

京太郎(失点しても、超至近距離でマシン太郎にパスを出すだけだ!)

京太郎(未来永劫、追いつかれることはないッ!)


恭子(くそっ、なんやねんあのロボットは!)

恭子(こっちが高さを活かして点を入れても離されていくッ)

恭子(豊音の先負も“点差”じゃ使えへんし……)

恭子(跳躍や高さはあっても、スリーポイントはなかなか決まらへん)

恭子(そのうえ向こうのスリーポイントは――)

純「クソッ、させるかよお!」

豊音「先に動いたら負けるんだよー!」

アンチョビ「ダブルチーム!?」

京太郎「いや――それをするのは、もう遅いッ」

ドジュウウウウ

純「あっちい!」

塞「!?」

マシン太郎「すりーぽいんと」 バシュッ

ボスッ

恭子「なっ、審判、あれは何かファールなんとちゃうんかい!?」

塞「お、おかしいな……接触は何も……」

京太郎「くっくっく……マシン太郎は機械」

京太郎「これだけフルパワーで稼働してたら熱を発するんですよ!」

京太郎「これで触れることは勿論近づくことすら出来ない!」

京太郎「俺達の勝ちだァ!!」


 チーム洋榎とチュッチュし隊 51 ― 39   おどれら絶対別れさせたる義勇軍



恭子「あかん、どんどん離される……!」

純「くそっ、止めらんねえ!」

京太郎「いえーーーーい!」  ハイターッチ

洋榎「はっはっは、なんやかんやで楽しくなってきたわ」 ハイターッチ

胡桃「ゴール下も結構やることあって楽しいしね!」 ハイターッチ

京太郎「そうそう、向こうのシュートのリバウンドでだけだけどな!」 ハイターッチ

恭子「くっ……」

アンチョビ「怪我には気をつけてくれよー?」 ハイターッチ

京太郎「モッチロンですよ!」 ハイターッチ

マシン太郎「圧勝ナノダヨ」 ハイターッチ

京太郎「あっづああああああああああああああああああああああ」 ドジュウウウウ


アンチョビ「お、おい大丈夫か!?」

京太郎「う、うう……」

京太郎(後遺症になるほどじゃないけど……)

京太郎(無理して出ておく必要もないし、すでに姉帯さんと妹さんのおもちはさんざん肘で突付いた……)

京太郎(おかげで妹さんや末原さんがゴミを見るような目をしてるが、それはそれとして……)

京太郎(大事を取って、一旦下がっておこうか……)

京太郎(どうせマシン太郎がいれば負けることはないしな)

京太郎(相手も粘り始めてるけど、結果としてこっちのスリーポイント機会が減ってるが向こうも点は入ってない)

京太郎(おかげで思ったより差が広がってないように見えるが、実際は詰み状態だ)

京太郎(このまま第三クオーターも第四クオーターも乗り切ってやる)

京太郎(第三クオーターで姉帯さんと妹さんのおもちを思い出してトイレにいって、第四クオーターから戻ってもいいしな!)

京太郎「ちょっと手を冷やして来たいし、選手交代!」

恭子「なんやと?」

京太郎「選手交代を認めさせたのはそっちですよ???」

京太郎「まさか選手交代はそちらだけ、なんてアンフェアなこと言いませんよね???」

恭子「くっ……」

洋榎「つっても、誰と変わるねん」

京太郎「それは、>>154

時間が時間だし、人いなさそうだし寝ます

赤司

眠れないので少しだけやります(明日早いから寝落ちたら申し訳ない)


京太郎「赤司さんです」

漫「また漫画のキャラですね」

恭子「また狂ったロボット持ってくるんやないやろな……」

京太郎「失礼な!」

京太郎「こちら、わざわざ北方の片田舎から来てくださった赤司(アカ・ツカサ)さんです」

司「熊肉最高」

漫「名前が同じだけで全然別の人来ちゃったーーーー!?」 ガビーン

京太郎「失礼な、確かに赤さんはバスケに関しちゃ黒バスの赤司の足元にも及ばないかもしれない」

京太郎「だが、黒バスの赤司よりも凄いところだってあるんだぞ!」

司「逆らったから親を殺した」

京太郎「仮釈放中だそうです」

恭子「元いた場所に返してこい」


恭子「くそっ、何もかもが異質なヤツ連れてきおってからに!」

純「いや、さすがに遊びのバスケでアレとマッチアップするのは無理だって」

豊音「ちょーこわいよー」

漫「目がイッちゃってますよ」

恭子「まあ、そんなリスクは犯せんか……」

恭子「まあええ」

恭子「どうせ相手は攻撃を機械にやらせるつもりや」

恭子「アイツに攻め込まれる心配はない」

恭子「となれば、あいつの守備エリアに攻め込まなければ関わらんで済む」

漫「て、敵チーム、こちらの策を読んでいるのか、赤司のパチもん除く全員が片面に集中してます!」

恭子「くっ……」

恭子(しかし弱点だからといって不用意に攻め込み一生後悔する結果を万が一にも生むわけには……)

恭子「くそっ、意外と策士やないか!」


マシーン太郎「ピピ・・・ガガ・・・」

恭子「ん?」

洋榎「お、おい……?」

マシーン太郎「ERROR……ERROR……」 ビーッビーッ

京太郎「げえーっ、しまった!」

京太郎「高度な電子頭脳を使っている緑マシーン太郎は、30分以上戦うと、回路がショートしてしまうんだーっ!」

洋榎「なんやて!?」

京太郎「くそっ、OSをMeから変えておいたのに、やはりこの弱点ばかりはどうにもならなかったか!!」

洋榎「ど、どないするねん!」

京太郎「と、とりあえず選手交代をしましょう!」

京太郎「赤司さんがいる限り、向こうはこのラインを攻められませんし、守りきれたら勝ちですから!」

京太郎「攻撃キチガイモンスターを失うのは惜しいが、仕方ないですからね」

マシーン太郎「コーホー」


京太郎「まあ、誰と変わっても試合展開に変わりはないだろうし、適当に……」

ブワッ

京太郎「ッ!」 ブワッ

洋榎「~~~~!!」 ゾゾゾゾゾ

マシーン太郎「ピピピピピピ」

ボゴーーーーン

京太郎「うわあああああああああああ」

京太郎「……って、夢から覚めない……?」

洋榎「何アホなこと言うとるねん!」

洋榎「フリーザ軍のスカウターばりに景気良く吹き飛んだで!?」

京太郎「で、でも、一体何故――――」

咲「…………」


恭子「おお!来てくれたんか!」

咲「ええ……」 チラ

咲「何だか凄いことになってるそうですから」 ゴッ

京太郎「――――――っ!」

京太郎(くっ……なんだこの圧倒的なまでの“圧”は……)

京太郎(弱い交代要員を出したら狩られそうだ……)

京太郎(ここは……)

京太郎「せ、選手交代!」

京太郎「>>161!!」

名選手次々引退してとてもつらい
投下します


京太郎「代打俺!」

咲「京ちゃん……」

京太郎「咲……」

京太郎「お前は運動が苦手だったよな……」

洋榎(ウソやろ……)

恭子(気のせいやろそれ……)

京太郎「悪いが、俺の幸せのために――」

京太郎「相手が誰であろうと、手は抜かねえぜ!」

咲「……うん」

咲「私も、それは同じだから」

洋榎「……!」 ブワッ

洋榎(何やこのプレッシャー……!)

咲「一緒に楽しもうよ」


恭子「……バスケの経験は?」

咲「絶無です」

咲「でも、バスケ漫画なら結構読んでました」

咲「ふぁいとの暁とか」

恭子「……」

恭子(全然知らんやつや……)

咲「あ、知らないですか?」

咲「じゃあ、ジャンプでやってた――」

恭子「ああ、黒子ならさすがに分か……」

咲「フープメンとか」

恭子「らんわ。それは知らんわ」

咲「そうですか……」 シュン

京太郎「はっはっは、遊んでる間に決めてやる!」 ダムダム

純「うわっ、きったねえ!」

京太郎「試合中にコントを始める方がわるーい!」 シュッ


バインッ

京太郎「ゲエーッ!」

咲「京ちゃんここで外す?」

豊音「ていっ!」

洋榎「くそっ、やっぱりリバウンドじゃこっちが圧倒的に不利や!」 ダダッ

京太郎「戻れ!」 ダダッ

咲「……姉帯先輩」

咲「パスもらえますか?」

豊音「?」

豊音「いいよー」 パスッ

咲「……バスケ漫画なら、黒子のバスケも当然読んでますよ」 キュフフ

咲「えーっと、こうすると、強いんですよね」 シュッ

京太郎「なっ!?」

洋榎「まさかアイツ、自軍のゴール下から――!?」

咲「見よう見まねだったけど……意外と上手く行ったかな」

バスッ

京太郎「ゲエーッ! マシン太郎と同じ超ロングスリーポイントッ!」

洋榎「くそっ、卑怯やぞ!」

恭子「どの口が」


京太郎「先生お願いします!」 シュッ

司「逆らうなら親でも殺す」

恭子「うげっ、あいつとうとう攻撃でも使いやがった」

司「……」 ズンズン

恭子「ぐおお、ドリブルすらせず堂々と歩いとる……!」

純「あまりのヤバさに観客含め誰もトラベリングを指摘出来ないからってやりたい放題を――」

咲「それ、ルール上反則ですよ」

恭子「!」

豊音「わわっ、突っ込んだよー!?」

司「あ? 逆らうなら親でも殺すぞ?」

漫「ちょ、こんなとこで怪我するわけにはいきませんし、大人しくここは見て見ぬふりを――」 コソッ

咲「本当に“ヤバイ”人物は……『ぶっ殺す』と心の中で思ったら、その時スデに行動を終えているもの……」

咲「殺す殺す言って威圧するだけのファッション狂人に負けるつもりはありません」

京太郎「咲……」

京太郎(昔はあんなに気弱だったのに、いつの間にかしっかりと意見を言えるようになって……)

京太郎「って、感慨深くなってる場合じゃねえ!」

京太郎「よせ咲、下手に突っかかるとそいつは――」

司「殺す!」

純「やべえ、ナイフだ!」

漫「もうバスケットのルールでもなんでもない!」

咲「……」

司「死ねよやあああああ!」

ドスッ


司「ぐ、ぐえ……」

豊音「ふえ……?」

胡桃「何で自分を刺して……」

咲「……」

京太郎「回転のエネルギー……か……?」

咲「命に別状はないはずです」

咲「警察と救急車を呼びましょう」

京太郎「あ、ああ……そうだな……」

咲「……」

咲「どうする、京ちゃん?」

京太郎「え?」

咲「私としては、まだ京ちゃんと、バスケを一緒に楽しみたいなあって、思うけど……」


京太郎「……」

京太郎(どうする……)

京太郎(点差はデカイ)

京太郎(咲を止められないとしても、上手く時間を稼げば勝機はまだまだある)

京太郎(だが……咲の回転の力を見くびって大丈夫か……?)

京太郎(今なら勝負を有耶無耶にもできそうだけど……)


どうする? >>170
A:勝負を続行する
B:救急車や警察を呼ぶ必要があるし、勝負はおあずけだ
C:返事をする前に野次馬やらでごたつき始め、結果として有耶無耶になってしまう

バスケとか全部ほっといて透華さんにプロポーズしに行こう

ソフトバンクおめでとうございます
正直あそこからワンチャンスあると思わせたベイスも凄かった
ちょろっと投下します


京太郎「救急車や警察を呼ぶ必要があるし、勝負はおあずけだ」

恭子「……ちっ」

恭子「まあ、こうなってもーたら、しゃーないやろな」

純「あんまり警察に拘束されてもアレだろうし、しょうがねえな」

胡桃「清澄の皆は帰ってていいよ」

咲「え?」

胡桃「こんなことで時間をとられて負けました、なんてことされても困るしね」

京太郎「すまない皆……」

京太郎「やっぱり龍門渕高校は最高だぜ……」

京太郎「皆のためにも、透華さんにプロポーズしに行ってくる!」

咲「…………」

咲「なんで!?」


京太郎「何せお前、逆玉だからな!」 キリッ

漫「なんという清々しいまでのクズ……」

洋榎「……」

洋榎「う、うちかて、それなりーに裕福な方の家庭やで?」

恭子「いや対抗せんでええですって」

咲「……馬鹿なこと言ってないで、ホテルに戻るよ」

京太郎「な、なんだ咲、顔が怖いぞ」

咲「油断するとすぐ変なことするんだから……」

咲「今日はもうホテルから出してあげないんだから」 ゴゴゴゴゴ

恭子「ああ、それは賛成やな……」

恭子「このアホには監視が必要やわ」

京太郎「え、ええ~……」


<その頃の晩成宿舎>

良子「そういえば、次当たる清澄の連中がなんかバスケで遊んでたけど」

初瀬「……?????」

やえ「ふむ……なるほどな」

初瀬「小走先輩……?」

やえ「この土壇場、下手に焦ってオーバーワークをしてしまい調子を崩すのは最悪」

やえ「さりとて休むだけで落ち着ける球児なんているはずがない……」

やえ「そこで普段の練習と異なるバスケを取り入れることで、メリハリをつけると共に肉体の一部にピンポイントのオーバーワークが発生することを避ける……」

やえ「過度な負担をかけず体を動かせるバスケを、練習の締めに取り入れたというところか」

初瀬「なるほど……」

初瀬「正直あんまりよくわかってませんが、なんだか凄い気がしてきました」

やえ「ふっ……初瀬よ」

やえ「清澄高校は強敵だ、私達も負けていられないな!」

初瀬「はいっ!」

初瀬「相手がどれだけ真剣に、かつ独創的な特訓を重ねているとしても、勝つのは私達晩成高校です!!」

やえ「うむ、よく言った!」


<清澄宿舎>

京太郎「くっそー、バスケで遊ぶのも中断させられるし、プロポーズもできないし……」

京太郎「何より、咲達が近くをウロウロしているせいで、覗きにもいけない……」

京太郎「幸い猿野は優希達と遊びに出てるから、部屋は静かでいい感じだけど……」

京太郎「はあ……」

京太郎「仕方ない、今日はゆっくり寝て体を休めるか」

京太郎「明日は二回戦前最後のまるっと一日空いてる日」

京太郎「有効活用するためにも、今から計画を立てておくか」

京太郎「明日は何をしようかなあ」

どうする? >>180

投手組と配球について話し合おうか

時間が時間なので安価出したら終わりになりそうですがちょろっとでも


【8月15日(火)】

京太郎「と、いうわけで」

京太郎「今日はちょっと皆さんに配球について論じ合ってもらいたいと思います」

恭子「……」

京太郎「はいそこ無言で『ハァ?』みたいな意思表明しない」

数絵「貴重な最後の休日を潰されると、ゲームが出来ずに困るんだが……」

京太郎「はいそこ声に出さないっていうか何遊ぼうとしてるんだ」

数絵「何を言う」

数絵「メリハリや緩急は投手にも戦う者にも必要なテクニックだぞ!」 クワッ

京太郎「ちょっと正論っぽいのがムカつくな……」

恭子「そればかりは同意やな……」

豊音「ま、まーまー」

豊音「私はずーっとぼっちで色々研究したりだったし、皆でこうしてワイワイやるのは楽しいよー」

恭子「……」

ちゃちゃのん「……それはちょっと分かるなあ」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんもアイドル活動の傍らで一人理論書読んだりビデオ研究すること多かったし……」

ちゃちゃのん「皆でやるって、楽しいけぇ」

恭子「……はー、分かった、分かりましたわ」

恭子「ここは友達おらん二人に免じて付き合ったる」

京太郎「わぁおスーパーストレート」

洋榎「すまんな、大阪人ってこういうとこあんねん」

京太郎「大阪の人に怒られますよ」


京太郎「ほらほら、朝から美味しいパスタを食べられますし」

京太郎「ちなみに提供はアンツィオ高校の方々です」

洋榎「色々巻き込んだお詫びっちゅーやつやな」 チュルチュル

恭子「ようこんなに買うお金あったな……」

京太郎「それが信じられない程安かったんですよ」

恭子「……いくら?」

京太郎「大体こんなもんっす」 レシートピラー

恭子「……!」

恭子「……」 パシャコーン

恭子「値段は写メったし忘れんうちに名前もメモっとこ、アンツィオ高校やったな」

恭子「……ホームページは……」 カタカタ

京太郎「始める前から脱線しそうなんですけど」

洋榎「すまんな、大阪人ってこういうとこあんねん」

京太郎「大阪の人に怒られた方がいいですよ」


豊音「わー、ピザもあるよー」

ちゃちゃのん「あつあつでトロトロじゃあ~」

京太郎「……」 ピローン

洋榎「なんで今写メったん?」

京太郎「いやあ、チーズを口から垂らす可愛らしい姿を思い出の一枚にって……」

洋榎「何でそんな興奮しとんねん」

京太郎「すみません、大阪人ってこういうとこあるんですよ」

洋榎「なんでや! 大阪関係ないやろ!」

数絵「遊んでないで本題入った方がよくないか?」

優希「うわ、まさかのまともな発言……」

数絵「早く終わらせて、昨日のリベンジをしたいからな」

ちゃちゃのん「そういえば、二人は猿野君と三人でようゲームしとるんやっけ」

数絵「たまに穏乃や憧も混ざるぞ」

優希「昨日はみんなでたまごっちワールドを3回やったじぇ」

恭子(なんでそんなクソゲーを……)

ちゃちゃのん「へー。なんか知らんけど面白そうじゃなー」

豊音「だねー」

恭子(やめとけって言いたいけど、あの二人友達おらんからボードゲームやったことないんやろうなあと思うと……)

優希「あ、じゃあ今夜ちょっとやるか?」

豊音「!」

ちゃちゃのん「!」

数絵「明日に響かない程度だがな」

ちゃちゃのん「も、も、もちろんじゃ!」 パァァァァ

豊音「うん、ちょー楽しみだよー」 ニコニコ

恭子(やさしいせかい)


恭子「ほんで……」

恭子「本題は配球っつーことやけど……」

恭子「何でこの二人がおんねん」

洋榎「いやー、ここまでガッツリ会話しといて今更かーい! っちゅー話やねんけどな」

咲「……」

京太郎「いや、この二人も、激しい延長線とかになったら投げる可能性もあるわけだからさ」

洋榎「いやー、本職連中に任せた方がええんとちゃう?」

咲「……」

恭子「さすがに甲子園の大舞台で野手本職の人間に出番はないんとちゃうか?」

京太郎「野球に絶対なんてない」

京太郎「野手がマウンドに上がる可能性だって否定できないはずです!」

恭子「いやいや物には限度っちゅーもんが……」

京太郎「地方大会で猿野が投げたくらいですよ」

ちゃちゃのん「ああ……」

優希「あー……」

恭子「一瞬で全員が表情曇らせて反論せんくなる前例持ち出すのずるいわ……」


洋榎「猿野はさすがに呼ばへんかったんやな」

京太郎「一応、優希達と一緒に居たから、渋々声はかけたんですけど……」

優希「何で投手をやりたくもない俺がそんなもんに参加しなくちゃいけないんだボケーって言ってどっか行っちゃったじぇ」

恭子「それに関しては100パー猿野が正しいわ……」

京太郎「あの野郎、女子がいないからって、ペイチャンネル見まくるつもりみたいだからな」

京太郎「無理に連れ出すのは可哀想だろ」

豊音「ペイチャンネル……?」

ちゃちゃのん「映画とか見るやつじゃよー、ほら、ホテルの廊下とかでカードが売ってる」

豊音「あー」

咲「……」

恭子「……あんまそういうことを女子の前で言うのはどうかと思うで」

恭子「一応、猿野の名誉のためにもな」

数絵「あ、一応名誉のためにフォローしとくと、多分口ではそう言ってたけど、多分実際は真面目にバットを振ってるんじゃあないか?」

数絵「結構隠れて努力してるみたいだし」

恭子「バットを振る、ねえ……そらまあ、どっちのパターンでも握っとるやろうけども」

洋榎「セクハラ親父みたいな目になっとんで」


洋榎「まあでも、そういうのは理解してやるのが女っちゅーもんや」

京太郎「そういうのってのは……」

洋榎「いやペイチャンネルやのうて、陰でこっそり特訓ってとこな?」

洋榎「そういう細かないいたいこと、うちだって理解してほしいねんで???」

洋榎「……まあそれはさておき」

洋榎「男っちゅーのは、格好つけたがるもんやねん」

洋榎「気付いてやるのは大事や」

洋榎「でも、その見栄を尊重して、気付いとらんフリもしたらなあかん」

数絵「なるほど……」

優希「お、奥が深いじぇ……さすが野球部の彼氏持ち……」

洋榎「ふっふー」

洋榎「まあウチかて、本人が照れるやろうから言うとらんけど、ちゃんと気付いとるねんからな」

京太郎「え?」

洋榎「最近変なことだったり遊びだったりが多いように見えて、陰で努力しとることを、や」

洋榎「具体的には秘密特訓やろうから、決して深くは聞いたりせーへん」

洋榎「本当はホントにそのまま遊んどるわけないって分かっとるけど、額面通りに受け取るのがええ女っちゅーもんやからな!」

恭子「いやこいつ多分本当に遊び歩いたりトチ狂った行動取っとるだけやと思うし目ぇ覚ませ洋榎」




咲「……」

咲「……」 グッ

恭子「どうしたん突然親指上げおってからに」

洋榎「っていうか、さっきから一言も発しとらんぞコイツ」

京太郎「ああ……」

京太郎「先は元々コミュ障ですからね」

京太郎「大人数の会議とかだと、基本的に喋らないんですよ」

恭子「じゃあ何で連れてきたん!?」

京太郎「ちなみに料理あたりのグダグダトークをあと3分続けてたら、多分黙ってラノベを読むかケータイいじり始めてましたね新着なんて一つもないのに」

恭子「もう自分の部屋帰したれや!!」


咲「あ……ィジョブデス……」

恭子「目ぇ泳ぎ倒しとるやないか!!」

ちゃちゃのん「あ、ポテトこっち余っとるからどうぞ」

恭子「こっちはこっちで会話に困ってでも沈黙が気まずい時の飲み会コミュ障ムーブ始めとるし!」

洋榎「はあ~ポテト冷めきっとるわ~誰かさんがくれるの遅いから~~~~」

ちゃちゃのん「もー! そんなに言うなら自分で取ったらええんじゃよー!」

豊音「あ、えと、どこかのお部屋でレンジ借りてこよっか?」

数絵「貸してくれるところないんじゃないか?」

豊音「あ、えと、じゃあ、電気屋サンとかで……」

恭子「こっちはこっちでコミュニケーション慣れしとらんから訳わからんこと言い出し始めとるし!」

優希「ところでイタリアンにはタコスってないのか?」

恭子「自由か!!!」

数絵「イタリアンと言えばワインだと思うんだが」

恭子「未成年が飲むならせめて大会終わってからにせーや!!」

京太郎「しょうがないですね、俺が人肌温めてあげますよ」

洋榎「えっ……」 トゥンク

恭子「なあ大丈夫? ほんまにこれ会ちゃんと成立するん??????」


京太郎「とりあえずポテトでポッキーゲームしてから真面目に話し合うとして」

恭子「今すぐやれや」

咲「そ、そういうことするなら、会のスムーズな進行のためにも全員とやるべきじゃ……!」 ガタッ

恭子「ほんで急に饒舌になるなや!」

優希「さ、さすがにそれはちょっと申し訳ないじぇ……か、彼女サンだって目の前にいるんだし……///」 モジモジ

恭子「まんざらでもなさそうな顔やめーや!!」

数絵「ソレやらせるなら、猿野は居た方がよかったかもしれないな」

咲「きゅふふ……」

恭子「きしょい話するのやめーや」

数絵「いや、きしょくて笑うが取れる方向にしない方がまずいかなと」

恭子「そらそうやけども……」

咲「!」

咲「そんな……腐ってるってわけじゃ……」

数絵「?」

数絵「食べた感じ、別にどの料理も傷んでなさそうだぞ?」

咲「う、裏切られた……!」


ちゃちゃのん「……」 ヌリヌリ

洋榎「……ほんでお前は何やっとるねん」

ちゃちゃのん「い、いや、その、ポッキーゲームするなら、リップくらいは……って///」 テレテレ

洋榎「お前はシャカシャカポテトでフレーバー青酸カリな」 シャカシャカシャカ

数絵「まさに釈迦釈迦ポテトってか」

恭子「やかましいわ!」

恭子「あー……くそ、何やねんこの会、ツッコミ不在か!」

恭子「何で呼び出した奴が取りまとめへんねん……ったく……」

恭子「ツッコミすぎてノドにポリープ出来そうやわ」

京太郎「ノドにポリープ楽しいな……っと」 メモメモ

恭子「楽しくないわ!!」

恭子「っていうか何メモっとんねん!!」

京太郎「いや、一応言い出しっぺとして、議事録つけとこうかなと」

恭子「付け始めるタイミングぅ!!」



洋榎「さて、悪ふざけはこのくらいにしてそろそろ始めるか」

京太郎「それもそうですね」

京太郎「早速配球についてなんだけど……」

数絵「私は基本憧の指示通りに投げてるだけだぞ!」 キリッ

優希「のどちゃんに従うのが一番確実だもんなー」 タコスムシャー

京太郎「うーんこの二軍」

洋榎「言うてまあ、ウチも考えて投げるタイプやなかったかもな」

洋榎「餅は餅屋っちゅーし、ウチも多少は考えるけど、捕手の方が上手い組み立て出来るからなあ」

京太郎「どうせ考えて投げてそうな末原先輩はあとに回して……」

恭子「おい」

京太郎「いやまあ、大トリお願いしますよ大トリ」

京太郎「今の流れで発表されると、『いつもピッチング中は頭まっちろ!』とか言われかねませんし」

恭子「お前絶対ナメとるやろ」


京太郎「ちなみに……」

ちゃちゃのん「あ、ちゃちゃのん?」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんは一応、配球に関する本もある程度読んぢょるけど……」

洋榎「ほーん」

洋榎「その割には首振らんし言いなりやん」

ちゃちゃのん「むー……」

ちゃちゃのん「……そりゃ、やっぱり本職はキャッチャーさんって分かっちょるし……」

ちゃちゃのん「それなのに首振ると、キャッチャーさんも気分を害してまうけえ」

洋榎「はあ?」

洋榎「んなアホなとこに気を回す奴があるかい」

ちゃちゃのん「で、でもでも!」

ちゃちゃのん「昔はそれで舌打ちされたりハブにされたりスパイクを捨てられたりしたし……」

恭子「重い重い重い重い重い」

京太郎「つ、次! 次の人誰か!」

豊音「人間相手に投球する機会あんまりなかったし、壁のどの位置に投げたら手元に戻ってくるかくらいしか考えたことなかったかなー」

恭子「重ーーーーーーーーーーい!!」

恭子「こんなんばっかか清澄高校!!」

咲「ちなみに私は黄金の回転をかけることしか」

恭子「もうええっちゅーねんそういうのは!!」


京太郎「結局ほとんどただの講演会になりそうだなあ」 ハァ

恭子「何でアンタがクソデカ溜息ついとるねん」

恭子「溜息つきたいのはこっちやわ」

京太郎「まあそうかもですけどぉー」

恭子「……そないに不満そうなら、まずは自分に配球を語ってもらおか」

京太郎「え?」

恭子「主催したからには、それなりに語ることくらいあるんやろ?」

京太郎「え、ええと……」

豊音「えー、なんだろー、気になるよー」

優希「確かに聞いてみたいじぇ」

数絵「わかる」

京太郎「えーっと……>>198

緩急って意識したことあるか?
打者としては嫌だと思うけど


京太郎「緩急って意識したことあるか?」

京太郎「打者としては嫌だと思うけど」

数絵「パンティをつける?」

恭子「何で聞き間違えンねんさっき自分で緩急云々言うとったやろ」

数絵「はっはっは、緩急か。緩急なら任せろ」

数絵「清澄において、私ほど緩い球に長けた者はいないぞ」

京太郎「緩だけならな……」

恭子「課題なんは急やねんな……」

豊音「私もあんまり意識したことないかも……」

豊音「何かフルパワーのストレート投げ込むだけでよかったから……」

京太郎(化物……)

恭子(化物……)

咲「私も……」

咲「黄金の回転で打者ごと消し去ればよかったから……」

京太郎(化物……)

恭子(比喩でもなんでもなく化物……)


ちゃちゃのん「ちゃちゃのんは一応技巧派じゃけえ、多少は意識しちょるよー」

ちゃちゃのん「どんなもん出来ちょるかはわからんけど……」

洋榎「まあ、うちで緩急意識しとるのは、確かに佐々木と恭子やろうな」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんは佐々木じゃのうて佐々野じゃ」

恭子「ここまで意識せんとやれとる連中がおったことが不思議やけどな」

優希「何せ考えることは全部のどちゃんに任せてたからな!」

洋榎「そこまで捕手に全幅の信頼をおいとるんもそれはそれですごいな」

洋榎「ハサドみたいにただビビって服従しとるわけともちゃうようやし」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんはアラブの旋風じゃなくて佐々野じゃ!!!」

恭子「甲子園二回戦前日にすることちゃう気はするけど、マジで一回緩急つけさす練習した方がええんかもわからんなあこれ……」

京太郎「ですねえ……」

洋榎「ちゅーても、具体的にどんな練習さすかやけどなあ」

京太郎「うーん」

京太郎「例えば>>201とか」

多田野数人選手のビデオを見て研究、マネする

ビデオ(意味深)

珍しく安価出してすぐ取られるくらい人がいますが、なにせ7時なので、一旦セーブさせてもらいます

ちょっとだけ更新します


京太郎「多田野数人選手のビデオを見て研究、マネするとか」

洋榎「あー。メジャー経験者やもんなあ」

咲「え、TDNさんって凄い野球選手だったんですか?」

恭子「ああ……低打率の高校を甲子園に導いたり、大学時代はそらもう大車輪の活躍やったんやで」

優希「ほえー、メジャーにまで行くなんて凄いじぇ」

咲「そうだったんだ……」

京太郎「むしろ凄い野球選手って知らないのに、よく知ってたな」

咲「えっ」

京太郎「多田野数人選手を知ってるからこその発言だろ?」

咲「え、えーっと……」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんもあんまり詳しくはないのう」

ちゃちゃのん「日本球界じゃあ日ハムじゃったけえ」

洋榎「お前ンとこは広島ばっかやもんな」 ハン

ちゃちゃのん「おっサンにだけは言われとうないんじゃけど!?」


数絵「多田野選手はすごいんだぞう!」

優希「うわ、びっくりした」

数絵「何せあの超スローボールの使い手だからな!」

数絵「効果的にリズムを狂わすイーファスピッチ……」

数絵「私の目指す姿の一つと言えるかもしれない」

京太郎「数人を目指す数絵か……」

豊音「でもでも、目指す気持ちも分かるよー」

豊音「私サイン持ってるもんー」

咲「たまげたなあ……」

豊音「?」

咲「なんでもありません」


洋榎「っていうか、ビデオなんて持っとるんか?」

洋榎「そんなん持ってきてたようには思えへんけど……」

豊音「あー、でもでも資料ならたくさんありそうだし、誰かから借りてきたのかも」

京太郎「いや、そんなコネ俺にはないよ」

京太郎「でも、今は情報社会」

京太郎「赤土さんだって、パソコン機器を使った分析を薦めてくれていた……」

京太郎「ネットで検索したら動画はいっぱい見つかるはずです」

咲「そ、それはやめた方がいいんじゃ……」

京太郎「?」

京太郎「なんでだ?」

咲「え、ええと、著作権とかあるし……」


京太郎「何言ってるんだ」

京太郎「俺達は手段を選んでいられるような立場じゃない」

京太郎「泥をすする覚悟だって必要な圧倒的挑戦者だって憧ちゃんも言ってたじゃないか!」

恭子「お前の言葉で言わんかい」

京太郎「大体俺達、これまでだってどちらかというとヒールだったし」

一同「……」

一同(たしかに……)

京太郎「まあでも、動画は削除されてるかもしれないよなあ、著作権の問題で」

洋榎「とりあえず検索してみたらええんちゃう?」

咲「う……あの……」

恭子「しゃあないな、プロジェクターセッティングしたるわ」

優希「うおっ、なんだじぇこの巨大スクリーン!」

豊音「たまに作戦会議や分析で使うスクリーンだよー」

京太郎「え、そんなのしてたの?」

豊音「部長とかとねー」

恭子「まあ、見ても分からなさそうかつ存在を知ると遊びそうな奴らには黙っとったけど」

京太郎「ぐぬぬ……」

優希「確かに今アマゾンプライム見たくなってたから否定できないじぇ……」


恭子「よし、セット完了や」

京太郎「そんじゃ、この借りてきたノートパソコンで――と」

カタカタカタ

ッターーーーン

京太郎「さーて、どんな動画が出てきたかなっと」

>>219のコンマで判定
00~39:アッー!
40~69:削除されていて役立つものが見つからない
70~89:普通に参考になる映像が出てくる
90~99:何かめちゃくちゃ参考になるすげえのが引っかかる

それ


京太郎「あ、たくさん引っかかった」

咲「!!!!!!」

京太郎「とりあえずこれでいいか」

恭子「まあ、一番上に出てきたわけやからな」

数絵「このティーディーエヌってどういうことだ?」

優希「知らないのかー?」

優希「ジェーケーの間じゃ、単語をアルファベット表記したりするんだじょ」

ちゃちゃのん「ほえー。そうなんじゃねえ」

咲「で、でも、野球の動画でそうなってるのって何かおかしいかなー、なんて……」 アセアセ

京太郎「?」

洋榎「そうかあ?」

咲「あ、あはは……」

咲(だ、ダメ……止められない……)

咲(止めたら京ちゃんに私がゲイビデオでゲラゲラ笑う趣味があった時期が存在するって気づかれちゃう……)

咲「う、うう……」

京太郎「?」

京太郎「変な咲だなあ」

恭子「ほんなら再生するでえ」

 









アッーーーーーーーー!!










 


京太郎「……」

恭子「なんてことやなんてことや」

優希「い、いいい、今のって……」

豊音「多田野……数人選手で間違いないよー……」

数絵「なんだこれは……たまげたなあ……」

洋榎「……ちょっと気分悪なってきたから部屋に戻ってええ?」

ちゃちゃのん「確かにちょっと……こう、インパクトが強すぎてのう……」

優希「他の動画を見てみる勇気はないじぇ……」

京太郎「……そうっすね……」

京太郎「一旦解散しましょうか……」

咲(皆のトラウマになってる……)


京太郎「はあ……ゲッソリする……」

京太郎「何が悲しくて男と男のプレイを見にゃならんのだ……」

京太郎(どうしよう……皆バラバラと解散したけど……)

京太郎(一応原因は俺にあるし、誤りにでもいくか……?)

京太郎(それか一旦一人で皆頭を切り替えたいだろうし、男は近づかない方がいいかな……)

京太郎(その場合俺だけで何か息抜きしたり違うヤツに会うのもありだけど……)

京太郎「……」

京太郎「どうしようかな」


どうする?  >>225

バスケしよう


京太郎「もう一度バスケだ……バスケットには大切なことが詰まっているんだ……」

京太郎「ピッチングの研究?」

京太郎「それは本当に大切なことなのかな」

ダムダムダム

京太郎「しかし一人でドリブルしててもつまらんな……」

京太郎「適当に声をかけようかな」

バスケに巻き込む人間 >>228

豊田議員

連続取得云々はもうこの人数だし無視ってことで豊田議員把握、今日はこれにてセーブです

あけましておめでとうございます。僕だってもう今年じゃ終わらない予感に打ち震えてます。数レスだけでも進めておきますわ


京太郎「あれは……」

豊田議員「このハゲー!」

京太郎「ちょww和田がHYOUGOに!?ww」

京太郎「和田選手に声をかければ何かヒントが得られるはず……!」

豊田議員「ちーがーうーだーろー!」

京太郎「……なんなんだあの人?」

京太郎「あのWADAさんに苦言を呈する事ができる人なんて……」

京太郎「も、もしや伝説の選手なのか!?」

京太郎「そうと決まれば、あの人と仲良くなってみよう!」

京太郎「すみませーん」

京太郎「一緒にバスケをしませんか?」

豊田議員「鉄パイプで頭を殴り殺してやろうか」

京太郎「なんて物騒なんだ……」

京太郎(どう勧誘したら一緒に交流してくれるかな……)

京太郎「ええと、>>236

バスケに興味はありませんか?


京太郎(そういえば聞いたことがある……)

京太郎(うちの学校で野球でなくバスケをやってるゴリラみたいなキャプテンの妹が、救世主を連れてきたと……)

京太郎(その時の決め台詞が、確か――)

京太郎「バスケに興味はありませんか?」

京太郎(こんなやつだったはず!!)

京太郎(これでおばさんの心のドアをノックしてバスケをやるんだ!)


豊田議員の反応 >>240のコンマで決定
00~39:お前が馬鹿な勧誘するせいで、どんどんどんどんやるべき仕事ができなくなってる
41~70:ちーがーうーだーろー!
71~85:あるんでちゅかぁ!
86~99:お前は私の心を叩いている

ほい


豊田議員「あるんでちゅかぁ!!」

京太郎「はい、僕はあります!」

豊田議員「やるの? はぁ、やるんでちゅか~」

京太郎「ええ、やりたいなと」

京太郎(なんで赤ちゃん言葉なんだろう……)

豊田議員「この場でー!」

京太郎「はい、ここの駐車場でやるつもりです」

豊田議員「そんなつもりじゃなくっても~お前の娘を轢き殺して~」

京太郎「娘はいないんですけど……」

京太郎「立派なムスコなら持ってますけどね」 HAHAHAHAHA

京太郎「まあ、ムスコはただの者の例えであって、人数じゃないから、あと3人必要なんですけどね」

豊田議員「秘書にやらせましょう」

京太郎「えっ」

豊田議員「さっさと来い! これ以上支持者を怒らせるな!!!」

京太郎「あ、あの、そこまで罵倒しなくても……」



連れてこられた豊田議員の秘書(キャラクター指定、3名まで) >>243

智葉、ダヴァン、森重(スラムダンク)

森重ちょっとキャラ覚えないな……何でか人いるけど、ちょっと振り返らないと書けそうにないのでセーブします

作業をしながらなのでゆっくりですが、進めます(安価止まったら値落ちします)


智葉「……すみませんね」 スタスタ

ダヴァン「ソーリーソーリー」

豊田議員「ちーがーうーだーろー! まだ総理じゃない!!!」

京太郎「あっ、臨海の……」

智葉「……?」

京太郎「あ、ええと、覚えてないですかね」

京太郎「長野の清澄高校の……」

智葉「……ああ」

智葉「すまないな、一応全国に出てくる他校のチェックはしているのだが……」

智葉「清澄はインパクトの強い者が多いうえに、確か途中からの出場だったせいで記憶がな」

京太郎「はは……」

京太郎「ところでこんな所で何を?」

智葉「……お守りだ」 ゲッソリ




京太郎「お守りって……秘書扱いされてましたよね?」

智葉「……ウチの家業柄、政治家センセーとの繋がりは多いんだ」

京太郎「家業?」

京太郎「辻垣内さんのお家って、何やってるお家なんですか?」

智葉(……口が滑ったか)

智葉(あのクソ政治家に心をやられたせいか……くそ……)

智葉「あー……まあ、所謂フィクサーってやつだ」

京太郎(フィクサー?)

京太郎(フィクション作家のことかな)

智葉「腕は立つ代わりに日本語がまともに出来ないアホに日本語を覚えさせるため一緒に手伝い作業をしろとのことでな」

ダヴァン「甲子園ニィー、駐車場ハァー、アリマセーーーーン」

豊田議員「このハゲー! 降りてこいーーーー!」

京太郎「って、政治家先生がどっかに向かって喋ってるけど……」

智葉「ああ……」

智葉「同じく敏腕プレイヤーだけど性格に難のあるバスケ選手が性格なんとかするためって理由で広告塔代わりに政治家先生の秘書体験をしてるんだ……」

智葉「マイナースポーツとはいえ、愛好家を引き入れたいのだろうが……」

森重「上から見下ろすのが好きなんだ」 ユッサユッサ

京太郎「政治家向きじゃない?」

智葉「怒られろ」


智葉「それで、私達を呼んでたが何をさせるつもりなんだ?」

京太郎「直接本人に聞いてくださいよ」

智葉「会話にならないだろ」

智葉「折角森重をゴールから下ろそうと向こう行っててくれてるんだから、羽くらい伸ばさせてくれ」

京太郎(この人も大変なんだなあ……)

京太郎「バスケをしようってなりまして……」

智葉「……」

京太郎「うわあ心底嫌そうな顔」

智葉「森重はバスケをしていたらしいし、ダヴァンもアメリカ人だし、あと一人見つかるといいな」

京太郎「逃しませんからね」


智葉「大体相手はどうするつもりだ」

智葉「今の大野球時代にそうそうバスケプレイヤーなんていないぞ?」

智葉「お前たち四人で2on2でもやればいいだろ」

京太郎「えー」

智葉「審判くらいならしてやる」

智葉「……というか、そもそも5人同士でやるほどの人脈なんてあるのか?」

京太郎「……」

京太郎(うーん、2VS2で妥協するか、5VS5に拘るか……)

京太郎(拘るなら、どうやって揃えるか……また適当に声をかけるか探すかツテを使うか……難しいな……)

京太郎「……よし」


どうする? >>251

久々すぎて間違えた、再安価>>253

2vs2で妥協する

スレが終わるのと速報が終わるのどちらが早いかな


京太郎「まあ、今から他のメンツ揃えるのも面倒ですし、さくっと2VS2で妥協しますか」

豊田議員「このハゲー! 妥協してぇ政策をぉー」

智葉「面倒だからあいつは放置したいんだが……」

京太郎「まあまあ……」

京太郎「そうしたらそうしたで面倒でしょうし……」

智葉「さっさと試合を終わらせて解散したいものだな」

京太郎「じゃあオレ審判やりますね」

智葉「待て」


智葉「私が審判をやる」

智葉「と、いうか、他に適任者はいないだろう」

京太郎「いやー、でも、一番まともな人間に抜けられても困るっていうか……」

智葉「ムカつくことに私視点でもそうなんだよ」

京太郎「えー……」

ユッサユッサユッサ

智葉「早くしないとバスケゴールがへし折れそうだ」

京太郎「じゃあとりあえずグッパーでチームつくります?」

智葉「ぐっぱー……?」

京太郎「ほら、グーとパーでじゃんけんする……」

智葉「……ああ、『グッとっパー』か」

豊田議員「ちーがーうーだーろー!」

豊田議員「グーとちょきで『グッチー』だろー!」

京太郎「なにそれしらない……」

森重「クッピーラムネ……」

京太郎「何それ!? ほんとにそれで分かれるの!? マジで!?」

智葉「ぐっぴー……? グーとピー……?」

ダヴァン「ちょきヲぴート呼ブ地域モアルソウデスネ」

智葉「それにしても……なんでクッピーラムネ……」


京太郎「クッピーラムネ作ってる会社が愛知県に……って、どんどん話がそれてきましたね……」

智葉「たかが組分けでここまで難航するとは……」

京太郎「もういっそ、普通にじゃんけんしますか」

智葉「ほう?」

京太郎「で、一人だけになった人が審判で、あとは同じ手を出した人間同士がペアってことで」

智葉「それがいいか……」

智葉「通常のジャンケンなら掛け声が分かれることもないだろうしな」

京太郎「ですね」

京太郎「あ、さいしょはグー!から始めますからね」

智葉「ああ、それでいい」

京太郎「ここをきちんと決めておかないとここで揉めかねませんからね」

智葉「そこまで考えているとは……大したやつだ……」

智葉「せっかくだ、タイミングがずれても困るし、掛け声はまとめ役になってるお前がやるといい」

京太郎「おまかせあれ!」

智葉「テンポよくさっさとやりたいしな!」

京太郎「ですね!」

京太郎「それじゃあ行きますよ!」

京太郎「最初はグー!」

智葉(じゃんけ――)

京太郎「まったまたグー!」

京太郎「いかりや長介あったまっはパー!」

京太郎「正義は――」

智葉「待て待て待て待て待て」


智葉「待て」

京太郎「なんですか、もう」

智葉「なにそれ」

京太郎「え?」

京太郎「何って……じゃんけんの掛け声じゃないですか」

智葉「いや知らない、そんな長いのまるで知らない」

京太郎「ええ、ご存知、ないのですか!?」

ダヴァン「じゃんけんノ掛ケ声ヲ全国的ニ統一シタトサレルSHIMURA-KEN」

ダヴァン「カツテ仲本工事トノ決闘(デュエル)こんとニオイテ披露サレタノガ起源トサレマス」

ダヴァン「今デハ省略サレ『最初はぐー』ノミガ使用サレマスガ、元々ハ」

智葉「お前はお前で意味の分からない日本知識だけバカスカ仕入れてわけわからないことになってるしよォ!」

京太郎(めっちゃキレてる普段ストレス溜め込んでたんだろうなあ)


京太郎「とにかくもう一回やりますよ!」

京太郎「混乱を避けるために、俺が声をかけますから、じゃんけんぽんって言ったら出してくださいね!」

京太郎「特別に最初はグーでは手を出してなくてもセーフにしますから」

智葉(釈然としないな……何でこっちが無知みたいになってんだ……)

京太郎「はい、最初はグー!」

京太郎「まったまったグー!」

京太郎「いっかりっやチョーすけ!」

京太郎「あったまっはパー!」

京太郎「正義は勝つ!」

豊田議員「じゃんけ――」

京太郎「とーは限らな……あーもう、豊田議員フライングですよ」

智葉「なあもう前フリなしでじゃんけんぽんにしないか??????」


京太郎「しょうがないにゃあ……」

京太郎「ストレスが溜まってる、ってやつなのかな?」

智葉「……」 イラァ

京太郎「そんじゃ、いっきまっすよー!」

京太郎「じゃーんけーん――」

結果生まれたチーム分け >>264

智葉京太郎

気付いたら春の甲子園も佳境なので少しだけ投下します


京太郎「オレと同じチームですね」

智葉「……それはいいが……」

智葉「綺麗にわかれたせいで審判がいなくなってしまったな……」

京太郎「うーん」

京太郎「こういう時に通りすがりの審判とかが現れてくれれば……」

智葉「審判がそう簡単に通り過ぎるわけないだろ」

京太郎「まあそうなんですけど」

京太郎「でも河原で勝負とかするときは大体審判というか見物人は現れますし……」

智葉「そうか……?」

京太郎「きっとバスケの審判だって通りすがってくれるはず……」

ミスターうるち「合意と見てよろしいですね!?」

智葉「!?」

京太郎「やりましたね、通り過ぎがりの審判ですよ!」

智葉「いやいやいや誰だそいつ」


京太郎「知らないんですか?」

京太郎「何かしら賭けて勝負する時にどこからともなく現れてくれる謎の審判さんですよ」

ミスターうるち「しんけんロボトルの賭けパーツを確実に取り立てる、それが賭郎です」

智葉(ウチの組にも微妙に噂が流れてきてるせいでツッコミにくいな……)

ダヴァン「ワォ、賭け? ギャンボー?」

ダヴァン「エキサイティング!!」

智葉「……そうか、賭けか」

智葉「それはありだな」 ニヤリ

豊田議員「賭けごとぉ~?」

豊田議員「そんなスキャンダルになりかねないことを――」

智葉「自信がないのですか?」

豊田議員「……あ?」

智葉「こちらは人数が少ないうえ、そちらには馬鹿でかい奴とアメリカ人がいる」

智葉「その状況で、よもや負けるのが怖いのですか?」

豊田議員「……」 ピクッ


智葉「クックック……」

智葉「アンタには、うんざりしていたんだ……」

智葉「こちらが勝ったら、金輪際私には関わらないでおいてもらいたい」

智葉「しかしそれだけだと困るからな」

智葉「父上には良い評価を伝えておいてもらいたいし、今後も組とは“良いお付き合い”を続けてもらおう」

京太郎「ちょ、あの、辻垣内さん……?」

豊田議員「このガキッ……」

豊田議員「車に轢かれないように注意しやがれェェーーーーッ」

智葉「ああ、車は事故が怖いですからね」

智葉「切符買っておいてあげますよ」

智葉「これから一人で帰るんだろ?」

豊田議員「どチビが……ッ!」


京太郎「それ、オレに何のメリットもなくないですか?」

智葉「あー」

智葉「お前の活躍に応じて、私から何か礼をしてやる」

京太郎「なるほど……」

京太郎「あのオバサン達をボコればボコるほど良い目を見れるのか……」 ゴクリ

豊田議員「ああ~~!?」

豊田議員「その言葉聞いたら、他の人が『豊田って弱いんや』って思ってまうやろーーーーー!!」

豊田議員「上等だーっ、その代わりこっちが勝った時を覚えておけよーーーー!!」

智葉「やる前から負けることを考えるアホがいるかよ」

京太郎「よっしゃ、ボコボコにしてやりましょう!!」


京太郎チームの得点 >>277のコンマの数値
豊田議員チームの得点 >>278のコンマの数値

更新きてるぅ~! ひゃっはー取るぜ~!

やっぱり桐蔭は強いですね
少しだけ投下します


智葉『いいか、作戦はシンプルだ』

京太郎「――なあんて言ってたけど……」

京太郎「とりあえずシュートを決める前提なんて無茶言ってくれるよなぁ」 ダムダム

ダヴァン「HAHAHA」

ダヴァン「人数的ニハ圧倒的有利!」

ダヴァン「ソウ簡単ニ抜カセハ――」

京太郎「……」 ダムッ

ダヴァン「!?」

ダヴァン(WHAT!? 今、一瞬、消エ――――)

京太郎「クックック……これでも一時期ハンドボールをやっていたんだ」

京太郎「ハンドリングには自信があるし、陰の薄さも利用できる」

京太郎「何より、謝罪やら何やらで低い姿勢になれた俺が、タッパも態度もでかいやつらにそう簡単に負けるわけないだろ!」

京太郎「この地を這うようなドリブルで100点差をつけてやる!」

智葉(そーだ、相手もこちらも初戦シロート)

智葉(シュートの成功率なんて元々そう高くはないんだ)

智葉(後は煽って心を乱してやれば、ディフェンスはなんとかなる)

豊田議員「何やってんだこのニガー!!!」

ダヴァン「!?」

智葉(あいつすごいな……普通にやってたら私達でも躊躇う煽りを平然と……)


京太郎「はっはっは、どうです、見事な庶民シュートだったでしょう!」

智葉「いいからさっさと戻れ金髪」

智葉(豊田のバカがそのまま一人で突っ込んでくるならそれでもいい)

智葉(だが――)

ダヴァン「Hey!」 ヒュッ

森重「ほっ」 パシッ

智葉(ダヴァンとて、あのアホにそう易易とボールを渡すはずがない)

智葉(おかげで実質2VS2だが――)

京太郎「うおおおおお、バスケットはデカさだけじゃないことを教えてやるぜ!」

智葉「油断するな、来るぞ!」

京太郎「教えて……や……」

京太郎「おおおおおおお!?」

京太郎(な、なんだこの威圧感――――!!)

ズドンッ

智葉「……ッ」

この衝撃の野良試合デビューより1ヶ月後

日本は森重寛を知ることとなる


智葉(しかし、まあ……)

智葉(目立ちすぎたな、あの男)

智葉(……) ヒュッ

ダヴァン「!?」

智葉(所詮素人の集団、パスくらいなら簡単に通る)

智葉(ディフェンスだってまともじゃないし、普通にやればシュートの成功率を競うだけの試合)

智葉(そこにあのダンクバカを投入されたら私達に勝ち目はない)

智葉(が――――)

智葉「お返し決めてやれ」

京太郎「うおおおおおおおおおおお!」

豊田議員「させるかああああああ!」

智葉(無駄にフィジカルが高く、身長と跳躍力だけでいえばダンクが出来るやつならこちらにもいる)

智葉(そして、自分本位で一番良いところを取ろうとするヤツが、向こうにはいるッ)

智葉(雑務と認識していたら奥に引っ込んでいるだろうが、アホに乗せられてやる気になっている今なら、間違いなく自分本位で前線に出てくるッ)

ズドン

京太郎「お、おおおおおお!」

京太郎「すげー! 決まった! 決まったわダンク! わーっはっはっは! やはり天才!!」

智葉(あのバスケバカに任せていればいい場面で、黙っていることが出来ないとはな……)

智葉(バスケバカを有効活用できないとは、まったく愚かだ)

豊田議員「ぐう~~~~~~!!」 ギリギリ

京太郎「ボボォン!! どんどんどんどん入れまっせぇ~~~~!!」

智葉(……アイツ他人を煽る才能すごいな……)


豊田議員「クソォォォ、よこせぇぇぇぇ!」

ダヴァン「oops!」

智葉(しまいには仲間から奪って一人ドリブル、か……)

智葉(終わりだな……最初の志を忘れて、一人暴走した時点で……)

京太郎「はいカーーーーット!」

京太郎「カウンター!」

智葉(いかにデカブツがブロックが巧みであろうと、勝負しなければいい)

智葉(ダヴァン相手に勝てる保証もないが――)

智葉(アホが勝手に攻撃チャンスを潰してくれるんだ、勝率なんて0でなければ問題がない)

豊田議員「ぐっ、こ、このハゲェ~~~~~!!」

森重「……」

智葉(あのデカブツも馬鹿の暴走にうんざりしたのか目に見えて飽きてきている)

智葉(……終わりだな)

ダヴァン「……」

ダヴァン(知ラナカッタ……ウチノちーむ、ばらばらヤナイカ……!)


豊田議員「……」 ハァ・・・ハァ・・・

豊田議員(ライシュ先生……)

豊田議員(いつかの先生の言葉が今、よく頭に浮かびます)

豊田議員(お前のために政治があるんじゃねえ 政治のためにお前がいるんだ)

豊田議員(今では誰も僕にパスをくれません)

豊田議員(……先生やみんなに迷惑をかけておきながら、今おめおめと帰るわけには行きません)

豊田議員(いつか私の政策でみんなに借りを返せるようになるまで、無所属で頑張るつもりです)

豊田議員「……」 ゼェー・・・ゼェー・・・

豊田議員(政治の国永田町の――)

豊田議員(その空気を吸うだけで、私は高く飛べると思っていたのかなぁ……)

ミスターうるち「試合終了ー!」

ミスターうるち「74対29で、チーム・スガイトの勝利!」

智葉(そんな名前だったのか……)


京太郎「はっはっは、天才の勝利!!」

智葉「……約束は、覚えていますよね?」

豊田議員「……」 スッ

京太郎「うおっ、やる気か?」

豊田議員「…・…」 スタスタスタ

ダヴァン「真ッ直グ、歩イテイッタ……」

智葉「……」

智葉「去り際くらいはわきまえている、か」

京太郎「あのデカブツも試合終了と共にさっさと帰ったしなあ」

京太郎「まあ何にせよ、よかったですね」

智葉「ああ」

京太郎「……つまりこれで、ご褒美は貰えるんですよね」 ニコニコ

智葉「……可能な範囲で、な?」

京太郎「それじゃあ早速なんですけど、>>286


勝利の報酬として智葉にねだるもの >>286

捕手のリード理論を教えて下さい、あとお二人のサインも

合間に少しだけ投下します


京太郎「捕手のリード理論を教えて下さい、あとお二人のサインも」

智葉「捕手……?」

京太郎「はい」

京太郎「ちょっと事情があって、捕手をやらなくちゃならないので……」

智葉「……清澄には原村和がいたと思うがな」

京太郎「そうなんですけど……」

京太郎「咲が俺とバッテリーを組んで投手やりたいって言うもんで」

智葉「……!」

智葉(宮永照の妹、か……)

智葉「……」


智葉「エイスリンを抑えるようなヤツを登板しやすくするメリットなど、うちにはないな」

京太郎「うっ……」

智葉「……」

智葉「くく……」

京太郎「?」

智葉「……私はな、さっきの政治家先生もだが、あんまり留学生が好きじゃないんだ」

京太郎「はい?」

智葉「知らなかった、うちの事務所はこんなにぼろぼろだったのか――なんてようなこと、さっきダヴァンは言っていたが……」

智葉「臨海女子の内情だってボロボロさ」

京太郎「そうなんだ……」

智葉「清澄はどうか知らないが、強豪校なんて大体どこかしら闇を抱えているんだ」

智葉「……だけど、私は野球は好きだ」

智葉「……グラウンドの上でなら、気に入らない留学生達ともやれている」

智葉「私にとっての聖域だ」


智葉「お前もオカルトを使うんだろう?」

京太郎「えっ」 ギクッ

智葉「隠さなくてもいい」

智葉「先程不自然にダンクがハズレていたのは、ボールに何らかをしていたからだろう」

智葉「過ぎたオカルトは、日常でも応用が効くからな」

京太郎「あはは……」

智葉「……逆に言えば、日常で使えてしまう異能が、グラウンドの上では、野球というルールの元でのびのびと振るわれている」

智葉「恐れられ、気味悪がられても仕方のない連中が、あの土の上では、何にも臆することなく好きに生きられる」

智葉「……化物であろうとヤクザであろうと、今のあのグラウンドじゃ関係ない」

智葉「良くも悪くもな」

智葉「……だから、教えてやる」

京太郎「えっ」

智葉「私にたいそれた知識なんてないが……」

智葉「どうせなら、あの面白くなさそうにプレイする妹にも、本気でぶつかる楽しさというものを教えてやる」

智葉「……」

智葉「それに、全力で来てもらえないのは、勝っても負けても後味の悪いものを残すからな」


智葉「リード理論とはいえ、色々あるが……」

智葉「基本中の基本を簡単に教えるでもいいし」

智葉「投手のスタミナをあまり減少させないためのリードもあれば」

智葉「相手の嫌な所を突くやり方もある」

智葉「一朝一夕で身につけるならどれか一つになるだろうが……どうする?」

京太郎「そうですね……」

どれにする? >>296

嫌なところを突こう(ゲス顔)

また少しだけ投下します


京太郎「嫌なところを突こう(ゲス顔)」

智葉「なんって顔しやがる」

京太郎「実際、嫌なところを突くってめちゃくちゃ有効ですからね」

京太郎(咲がコントロールに自信があるなら尚更だよな)

智葉「……いいだろう」

智葉「嫌なところを突くには、当然相手の嫌なところを知らなくてはならない」

智葉「……さあ、地獄のお勉強タイムを始めようか……」

京太郎「え、えーっと……」

京太郎「優しく手取り足取りしてくれたりなんかは……」

智葉「そんなものはない」 スチャッ

京太郎「ぎゃーーーーっ、なんで刀……!」

京太郎「ひええええええええ!!」

その後、鬼のような特訓が遅くまで続いた……



▼疲れがたまった! ブッブー
▼リード○がみについた! ピローン


京太郎「なんだろう……数年ぶりくらいに、パワーアップした気がする……」

智葉「?」

智葉「よくわからんが……」

ダヴァン「HAHAHA」

ダヴァン「壊レタ?」

智葉「いや、壊すまではしてないが……」

智葉「まあムリも禁物か」

智葉「……お前は明日試合だものな」

京太郎「そ、そういえば……」

智葉(こいつ、まさか忘れてたのか……?)

京太郎「まだまだ熱闘甲子園の扱いは小さいですが、負けるつもりは更々ないですからね!」

京太郎「……臨海にだって、負けませんよ!」

智葉「ふっ……威勢だけは一人前だな」

智葉「当たる時を楽しみにしておこう」

智葉「……それまでそちらが負けていなければ、だけどな」


京太郎「……臨海女子、か」

京太郎「改めて、絶対に負けられないな」

京太郎「よーし、ホテルまで走って帰るぞ!」

タッタッタッタッタッ

ドン!

京太郎「あたた……」

???「ああ、すまない、大丈夫だったか?」

京太郎「あっ……」

やえ「むっ、久しぶりだな」


京太郎「そうですか?」

京太郎「割と最近会ったような……」

やえ「はは、そうかもな」

やえ「……最近はめっきり時間の感覚がなくてな」

やえ「まるで一生にも相当するような濃密な時間を過ごしている」

京太郎「俺もです」

京太郎(バスケしたり、楽しい時間をすごせてるよなー改めて)

やえ(そうか、やはり、野球バカといて濃密な夏を……)

やえ「……このままずっと時間が止まればいいのにな」

やえ「なんて言ったら、嘲笑われるかな」

京太郎「笑いませんよ」

京太郎「それに、俺が嘲笑わせるものか、です」

やえ「ふふ、そうか……」 クク

やえ「……でも……」

京太郎「ええ……」

京太郎「時間は止まらないし、永遠じゃない」

やえ「……どちらかの夏は、明日終わる――か」


やえ「……私には、奈良県王者の意地がある」

やえ「去年まで万年初戦敗退とされたわが校を二回戦にまで進めさせたことで、歴代最強の自負もある」

やえ「……それでも不思議と、今だけは挑戦者の気分だ」

やえ「ようやく、戦える」

やえ「私と、晩成を、ここまで引っ張り上げてくれた相手と」

京太郎「……買いかぶりですよ」

やえ「……かもな」

やえ「だとしても、重要な一戦だよ」

やえ「……絶対に、負けられない」

やえ「勝って、強い姿を見せつけたい」

京太郎「……俺もですよ」

京太郎「あの時、神社で初めて会った時」

京太郎「俺は弱かったしチームだってまだガタガタだったけど」

京太郎「あれから強くなったんですよ、俺だって。俺達だって」

京太郎「それを明日、グラウンドで証明します」 キリッ


やえ「……ふっ」

やえ「やはり……前日に会うものではないな」

やえ「私達に、余計な言葉なんて要らない」

やえ「その方が、ドラマチックともいえるし、やる気だってあがる」

やえ「だというのに……」

やえ「どこかで会えることを期待し、ランニングをしてしまうとはな」 フフ

京太郎「えっ……」 トゥンク

やえ「……本当は、せっかくだから一球勝負といきたかったが……」

やえ「もう空が黒いし、決着は試合で付けようじゃないか」

京太郎「……そう、ですね」

京太郎「絶対、絶対に負けませんよっ!」

やえ「ああ」

やえ「こちらこそ――何がなんでも、負けてやらないからな」 ニッ


【ホテル】

京太郎「……長い長いオフだったな……」

京太郎「まるで何年も試合をしてこなかったかのようだ……」

京太郎「さて、それはさておき――」

京太郎「もう夕飯も満喫したし、あとは寝るだけだが……」

京太郎「ちょっとくらい、誰かと話そうかな」

誰と話す? >>306

豊音

雑談があるくらい人がいたのが懐かしいですね
今は安価出して終わりでのんびり残った人間が安価とってまた後日、くらいのペースですがのんびり続けていきます


豊音「はー」

豊音「本当にご飯が美味しいよー」

豊音「野球のお話もいっぱいできるし……」

豊音「ちょー楽しいよー」 ウキウキ

京太郎「姉帯さん!」

豊音「わわっ!」

豊音「びっくりしたー」

豊音「どうかしたのー?」

京太郎「ええと、少しお話したいなーって」

豊音「?」

豊音「いいよー、明日試合あるし、お話して緊張ほぐしておかないとだよねー」 ニコニコ

京太郎(さて、何の話をしようか……)

京太郎「>>311

個性的な方法で精神統一をする人っていますよね

意外と落ちなくてビックリ。またちょろちょろやります


京太郎「個性的な方法で精神統一をする人っていますよね」

豊音「んー」

豊音「確かにそうだねー」

豊音「プロの選手なんかは独自のルーティーンを持ってる人多いしねー」

京太郎「ネクストバッターズサークルで腕立て伏せしたりとかですよね」

豊音「そうそう」

豊音「他にも死に装束を着て卒塔婆を持つとかも有名だよねー」

京太郎「それはちょっと何言ってるのかわからないですね」


豊音「他にも滝行に勤しんだり、いろいろとあるんだよー」

京太郎「そうなんですか……」

豊音「……もしかして、緊張してるのー?」

京太郎「え、あ、まあ、その……」

京太郎「そうかもしれません」

京太郎「初戦も、まあ、緊張はしましたけど、相手も永水で良くも悪くも負けて元々だったというか……」

京太郎「……それに、次の試合では、格好悪いところを見せられませんから」

豊音「……お友達がいるんだっけ」

京太郎「ええ」

京太郎「……何か向こうは俺をめちゃくちゃ過大評価してくれてるみたいなんですよね」

京太郎「まあ、俺も多少見栄を張りすぎてきたってのもあるんですけど……」

京太郎「……失望させたくないし、格好つけていたいなって、思うんです」


豊音「それは……うん。少し、わかるかも」 フフ

豊音「私も……宮守の――龍門渕に行ってたみんなとの戦いの前は、ちょー興奮したよー」

京太郎「いつも興奮してるイメージですけどね」

豊音「もー! そんなことないよー!」 プンプン

京太郎「でもどこと戦うときでも相手の選手に大興奮してますよね」

豊音「……うう、そうかもしれないけどー……」

豊音「でもやっぱり、お友達と戦うっていうのは、特別だし……」

京太郎「……ええ。そうですね……」

京太郎「普段以上に緊張しちゃって、ついつい先輩をいじっちゃいました」

豊音「もお~!!」

豊音「そういうことすると、精神統一のアドバイス、してあげないよー」


京太郎「ええ~。そう言わないでくださいよー」

豊音「んー、どうしよっかなー」 ンフフ

京太郎「可愛い後輩には優しくしましょう、ねっ?」

豊音「でも……セクハラされたこともあるしなあ……」

京太郎「うっ!!」

豊音「あはは、冗談冗談」

豊音「アレも悪意があったわけじゃないだろうしね」

京太郎「あ、あはは……」

豊音「……」

豊音「なかったんだよね、悪意?」

京太郎「も、もももちろんですよっ!!」


豊音「ほんとにー?」

京太郎「ほ、本当です!!」

豊音「じゃあ、もうあんなことしない?」

京太郎「……しませんっ!」

豊音「……」

豊音(なんでちょっと間が空いたんだろー……)

京太郎(くっ……あのおもちがもう揉めなくなるなんて……)

豊音「そっか……じゃあ、はいっ」

京太郎「はい?」

豊音「膝のうえ、どーぞ」 ポンポン

京太郎「ええと……」

豊音「充電、っていうやつだよー」

豊音「精神統一方法、どれが向いてるとかわからないし……」

豊音「大事なお友達に教えてもらった方法を試すのが一番かなーって」


京太郎「で、ではお邪魔して……」 ストン

豊音「……」

京太郎「……」

豊音「あはは、何か照れくさいねー」

京太郎「はは、そうですね……」

京太郎(背中におもちの感触が……)

京太郎「……」

京太郎(いかんいかん、クールになれ、ここで弾道を上げたら今度こそ死ぬっ……!)


京太郎「……」

京太郎(あれ……震えてる……?)

豊音「んー?」

豊音「どうしたの?」

豊音「充電しながら精神統一していいんだよー」 ニコニコ

京太郎「……」

京太郎(まあ、この密着で落ち着けたらそりゃ精神統一になるだろうけど……)

京太郎(……)

京太郎(震えてる姉帯さんに声をかけるべきかな……)

どうする? >>324(声をかけるなら、内容も併記)

膝から降りて背中から抱きしめる
そして姉帯さんの良さを褒めて無理なら俺を頼ってくださいと励ます

平成最後の夏に名電が平成初勝利をあげていて嬉しいですね
感想もありがとうございます
少しだけでも投下します


京太郎「……」 スタッ

豊音「あ、もういいのー?」

京太郎「……姉帯さんっ」

ぎゅうっ

豊音「わ、わわっ!?///」

京太郎「……俺、姉帯さんがすごい人だって知ってます」

豊音「ふえ?」

京太郎「姉帯さんの速球のすごさも、変化球の豊富さも……」

京太郎「それに、誰より研究熱心で、知識がすごいことも」

京太郎「……それに、どんな名監督がいたとしても、姉帯さんの身長を伸ばすことなんてできないし

京太郎「身長という才能があって、それをきちんと努力をあわせて活かしていることも」

京太郎「全部全部、知ってますよ」

京太郎「だから――そんなに不安になることないですよ」

豊音「……うん」 エヘヘ


京太郎「それでも無理なら、俺を頼ってください」

豊音「頼る……」

京太郎「ええ」

京太郎「まあ、俺なんて大したもんじゃないですけど……」

京太郎「でも、みんなのサポートは、マジで入部したときからずっとやってきましたから!」

豊音「……ふふ、ありがとう」

豊音「……」

豊音「本当に、みんな、優しくて……」

豊音「良い部だなーって、思うよー」

京太郎「……ですね」

豊音「だからかなあ」

豊音「一緒に野球をやれているのが楽しくて」

豊音「……でも、途中参加だから、全然一緒にやれてなくて」

豊音「せめて少しでも沢山一緒にプレイしたいなって思うんだー……」

豊音「……」

豊音「だからかなあ」

豊音「試合が近づくと、少し怖いなーって」

豊音「……負けたら、もう、皆と野球できないんだなって」

豊音「そしたら……皆バラバラになっちゃって、一緒にいる意味、なくなっちゃうのかなあ……って」


京太郎「……そんなことありませんよ」

京太郎「この夏が終わっても、きっと――」

豊音「……うん」

豊音「本当は分かってるんだと思う」

豊音「でも……ちょっとだけ、不安だなーって」

京太郎「……」

京太郎「じゃあ……勝たなきゃいけませんね」

京太郎「勝って、勝って、勝ちまくって、日本で一番長く夏をすごさないと」

京太郎「そうしたら――今よりもっと積み重ねることができるし、少しは不安も和らぐんじゃないかなー、なんて」

豊音「……ふふ」

豊音「そうだねー、がんろうねー!」 ニコニコ

京太郎「ええ。がんばりましょう!」


豊音「さて……それじゃあそろそろお部屋に戻ろうかなー」

豊音「明日もあるし……」

豊音「一応、晩生の映像はもう一回見ておきたいしねー」

京太郎「……お付き合いしたいところですけど、俺も戻っておいた方がいいかな……」

豊音「そうだよー」

豊音「明日もバンバン打ってもらわなくちゃだしー」

豊音「ゆっくり寝て、しっかり疲れをとってもらわないと!」

京太郎「じゃあ――そうします」

京太郎「おやすみなさい!」

豊音「うん……おやすみー」 ニコニコ


【8月15日(火)】

京太郎「くあ……」

京太郎「やっぱり朝8時試合開始ってきっついよな……」

久「おはよう」

久「みんな、昨日は良く眠れたかしら?」

久「寝不足に加えて腰を痛めたりはしてない?」

久「それじゃ、球場に行くわよ!」

京太郎「……」

京太郎(ぼーっと待つのも何だし、移動バスで横のヤツにでも話しかけるか)



隣に座っていて声をかける相手 >>333
話しかける内容 >>334

ゆーき

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