深海棲艦「テイトク……テイトク……ソウダ……テイトクノモトヘカエラナクチャ」


深海棲艦「オモイダシタ……ヤクソク……シタンダ………」


深海棲艦「ヤクソク……カエル………チンジュフニ……」


深海棲艦「テイトク……ミンナ……イマ……カエルヨ……」

深海棲艦「……カナラズカエル……ヤクソク……」


深海棲艦「……ン」


深海棲艦「ナンカ……イル」


安価下出会った者

深海棲艦「ナンデ……コンナトコロニニンゲン……」


深海棲艦「アブナイ……モシ、シンカイセイカンニミツカッタラ……」


深海棲艦「……ナンカ、サワイデル？」


深海棲艦「ネェ、アナナタチアブナイヨ……」


「ひっ……なーー深ーー艦が」


「奴やーー滅ーーじゃ……」


「もーーーー20年ーーーーなのに」


深海棲艦「？」

深海棲艦「ナニヲイッテルノ？」


深海棲艦「アレ……カエッチャッタ……」


深海棲艦「ダイジョウブカナ……」


深海棲艦「マアイイカ……カエロウ」

ーーーー
ーー


深海棲艦「テイトク……マッテル……」


深海棲艦「モウスグ……カエルカラ……」


深海棲艦「……ン？　ナンダ？　タクサンノカンエイガ……カンムスメ……？」


深海棲艦「ナンダ……ミタコトナイ……コタチダ……？」


深海棲艦「……ッ。ウッテキタ？！」


深海棲艦「ヤ、ヤメテ？！　ナンデウツノ！」

深海棲艦「イ、イタイ……シズンジャウ」


深海棲艦「ニ、ニゲナキャ……」


ーーーー
ーー


深海棲艦「ニゲ……レタ……」


深海棲艦「ウウッ……イタイ……」


深海棲艦「……ナンデ……ワタシヲ……」


深海棲艦「……ウグッ……カエルンダ……カナラズ……」


深海棲艦「……ヤクソク……テイトク……」

ーーーー
ーー


深海棲艦「……ッ。イタイヨォ……ナンデウッテクルノ……」


深海棲艦「コノママジャシズンジャウ……」


深海棲艦「……ッ。ダメ……カエラナキャ……ヤクソク……」


深海棲艦「……ア、アレハ……」


安価下

深海棲艦「……パーツ……ガ」


深海棲艦「ウウッ……チョットモラウネ……」


ｷﾞｷﾞ……ﾊﾟｷﾊﾟｷ……ﾒｷｯ


深海棲艦「ンンッ……グッ……」


ｶﾞｷﾞﾝｯ


深海棲艦「クッツイタ……ｶﾞｶﾞｯ…ツカエ…ｶﾞｶﾞｯ…ソウ」


深海棲艦「チョット……ｶﾞｶﾞｯ…ノイズ……ｶﾞｶﾞｯ」


深海棲艦「ダイジョｶﾞｶﾞｯ…ウブ……カエル……ｶﾞｶﾞｯ」

ーーーー
ーー


「ヤツを止めろっ」


「これ以上地上に近づけるな！」


深海棲艦「フウゥ……イタイｶﾞｶﾞｯ…ｶﾞｶﾞｯ…」


深海棲艦「デモ……ｶﾞｶﾞｯモウスコシ……ｶﾞｶﾞｯ」


深海棲艦「アア……ｶﾞｶﾞｯ……ミエタ……ｶﾞｶﾞｯ……ワタシ……ｶﾞｶﾞｯ…ノ……チンジュフ……」


深海棲艦「…………カエッテ……ｶﾞｶﾞｯ……キタ……」

「だ、ダメだ……上陸される……」


深海棲艦「アア……ｶﾞｶﾞｯ……モドッ……ｶﾞｶﾞｯテキタ……」


深海棲艦「ミンナ……ｶﾞｶﾞｯ……ドコ……テイトク………」


深海棲艦「…………！」


深海棲艦「テイ……ｶﾞｶﾞｯ…トク……イタ！」


深海棲艦「マッテテ……ｶﾞｶﾞｯ……クレタ……ンダネ」


深海棲艦「ゴメン……ｶﾞｶﾞｯ……オソク……ｶﾞｶﾞｯ……ナッタ」


深海棲艦「デモ…………ｶﾞｶﾞｯ……ヤクソク……マモッタ……」


深海棲艦「カエッテ……ｶﾞｶﾞｯ…キタヨ…」


深海棲艦「……タダイマ……テイトク」


深海棲艦「アレ……ｶﾞｶﾞｯ……チョットツカレタカナ…………」


深海棲艦「オヤ….…スミ……」

ーーーー
ーーーー


「恨み辛みで20年ぶりに襲来！　謎の深海棲艦！」


「品がねぇタイトルだなぁ」


「何ですかもう！　新聞は見出しが重要なんですよ！」


「はいはい」


「しっかし凄い執念ですよねー」


「執念？」


「だって、砲撃に晒されながらも上陸したんですよ！」


「………」


「何の偶然か元鎮守府に。そして、そこの責任者だった提督像まで辿り着く……凄い執念ですよ～敵ながら」