アライさんのちょっと酷いのだ劇場 (296)

他所じゃ書きづらいアライさんのちょっと酷いSSを投稿していこうと思います。
*あまりエグイ描写はないと思いますが念のためこちらで
(内容があまりないようなので転載や拡散はご配慮お願いします。)

かばんちゃんたちのお陰でジャパリパークが見事復興し
人間たちも戻ってきた世界のお話。
「うううう…お腹が苦しいのだ…」
「どうしたのアライさーん?」
お腹を抱えてうずくまるアライさんを心配するフェネック。
「うううーーーなんか出てくる、出てくるのだあああああっ」
スポポポポーンッ!
アライさんの股から何匹もの小さなアライさんが出てきたのでした。
「…うわぁ…すごいやアライさーん」
「ち、小さいアライさんがいっぱいいるのだー!!!」
「まさか、フレンズが子供生むなんて始めてみたよぉ」
「ふはははーアライさんはすごいのだー!
 このチビどもをかわいがってやるのだぁー!!!」
本来なら祝福すべきであろう新しい生命の誕生がパークの存在を
脅かすことになろうとはこの時は誰もしなかったのである…

すごく酷くてもOKですよ!期待してます!!

アライさんの設定は他のSSなどを参考に真似してますのでご容赦ください…
読んでて面白いな―って思って自分も書いてみたくなったので。

>>3
ありがとうございます。
思いついたら書いてみる感じで進めてくので
気が向いた時にでも見てくれたらいいなと思います。

パークは空前絶後のアライさんブーム

本来、例外を除いては一種一体だったフレンズが
アライグマのフレンズだけは年々増えていって
村ひとつ分ぐらいの個体数まで増えていきました!

どんな所にでもいるアライさんはパークの人気ものになりました!

「あー、あそこにアライさんの赤ちゃんがいる―!」
「のあっのあっー!」
つぶらな瞳で少女を見つめる赤ちゃんアライさん
「ねえ、私この子と暮らしたい!」
と母親にせがむ少女。
「うーん…ちゃんとこの子の生活費稼ぐなら考えてあげてもいいわよ?」
「やったー!!私稼ぐよ!」
「にゃのあっー♪」

少女はどうやってアライさんの生活費を稼ぐか悩みました。
ジャパリパークではまず16歳以下はアルバイトが出来ません。
少女「よし、芸をやって稼ごう!」
少女は一瞬で決心しました!!!

ー人通りが多い場所ー
少女は道端に落ちてた赤ちゃんアライさんをさらに二匹拾って
合計三匹を使って何かやろうとしています。

赤ちゃんアライさん1「のあっー」ヨチヨチ
赤ちゃんアライさん2「のだのだっー」ヨチヨチ
赤ちゃんアライさん3「うー!うー!」ゴロゴロ

少女「よってらっしゃい、みてらっしゃい!
世にも珍しい赤ちゃんアライさんのサーカスだよ!」

モブ「へーサーカスだってさ?フレンズがするのって珍しいよね!」
可愛い赤ちゃんのアライさんたちにサーカスということで皆興味を持って集まってきました。

少女「赤ちゃんアライさん略してアライちゃん達
これが成功したら美味しいご飯いっぱい食べさせてあげるからね!」

人の言葉がわかるのか三匹とものあーっ♪と返事をします。

少女「それでは最初の芸はアライちゃんのお手玉です!」

モブおっさん「お手玉ってことはジャグリングかぁあんなに小さいフレンズなのに大丈夫なんだろうか!」
モブ雑魚「へっへっへ…旦那、フレンズを舐めちゃいけませんぜ…」
モブおっさん「そ、そうか…ところであの女の子もアライちゃんたちも何も持ってないんだが?」

少女「それでは行きます!!」
少女がキッと真剣な表情をした瞬間
アライちゃんを一匹掴み!

ポーイッ!と空中へ放り投げる。
アライちゃん1「の、のあああああああああ?」

更にもう一匹掴み

ポーイッ!と空中へ。
アライちゃん2「にゃっにゃのだー!!!」

三匹目もポーイッ!とアライちゃんを使ってお手玉を始めたのだった!
少女「世にも珍しい!アライちゃんの空中お手玉でござーい!!」

周りの観客たちは湧くどころか小さなフレンズをものみたいに扱う少女にドン引きしていた…

モブおっさん「お、おい、お嬢ちゃんやめなって…落ちたらその子死んじゃうよ…」

モブおっさんの心配は他所にお手玉にされてるアライちゃんは嬉しそうなご様子。
アライちゃん達「キャッキャッのあのあっ―♪」

少女「お代は見てのお帰りでぇー!!」

アライちゃんを回す手がどんどん早くなっていく。

モブおっさん「やめろ、やめてくれー!!落ちたら死んじまうだろうが!」
この蛮行をやめさせようと小銭を掴み少女の投げつける。

アライちゃん達「のあっ!」「ふにっ!」「ほげっ!」
小銭が全てアライちゃんたちにクリーンヒット!!!

高速で回っていたアライちゃんたちは全員地面に叩きつけられる…
少女「あああっアライちゃんたち…」
潰れたトマトのようになるアライちゃん…それを見て少女の顔色も悪くなる。

モブおっさん「ああああやっちまったおれ知らねぇ逃げろーーー!」

あまりの惨事にもうこれ以上関わりたくないと逃げ出す観客たち。

少女「あ…うん…えーと次の芸で最後になりまして…アライちゃんたちのアライグマ変身ショーです…」

フレンズは事故やセリルアンに食われるなどして体内のサンドスターを枯らしてしまうと
元のけものに戻ってしまうことを知っていた少女は責任を取って三匹のアライグマを養おう
次は火の輪くぐりだと決心したのだった…

おわり

アライさんブームは一瞬で終わってしまい。
世間は野良アライさんで溢れるようになってしましました。

野良アライさんたちは要領が悪く言うことも聞かず
行動がけものじみているのでパークのスタッフとして扱うことも出来ません。

「アライさんから生まれたアライさんはフレンズじゃなくて
別の新しい生き物ではないんだろうか…フレンズのルールを適用しなくていいのでは?」

といい出す人まで出てきました。

「いや待てよ、この出来損ないのアライさんからけもの成分を抜いたらに人間になるのでは?」
俺は握力には自信があるだと言わんばかりに手をにぎにぎする男。

「あうーひもじいのだぁ…」
捨ててあったアイスの棒をチュパチュパ
吸いながらフラフラしてる
痩せこけたアライさんを男は発見しました。

「おいそこのアライさん」
「あうー?なんなのだ?」
このアライさんは栄養が足りてないのか
目に生気が宿ってません。
「人間になりたいか?」
「???アライさんはアライさんなのだ?」

男は自分が説得や説明が苦手なタイプだったのを思い出すと。
アライさんの耳を掴み。

ベリベリベリベリベリッ!!

「の、のだぁーー!!いぎぃっ!」

髪の毛と頭皮を少し持ってきつつ
男は耳をちぎりました。

「うううー!お前何するのだぁ!!」

ムンズと次は尻尾を掴み。

ミリミリミリ
「やめ、やめろ、おまえなんなんだいだいいだいのだやめるのだっ!」

自慢の腕力で尻尾を根元から引っこ抜こうとします。

ぶっちィン!!

「うぎゃあーーーー!!」

鼻毛を抜く容量で一気に
尻尾を引っぱるときれいに抜けてしまいました。

あまりの痛みに血とけものプラズムを撒き散らしながらのたうち回る野良アライさん

「よーしっ、これでお前は人間だ!
今日から俺の会社で働けい!」

どうやら男は野良アライさんを人間にして従業員を増やそうとしたのでした。


シーン…


続く

アラ虐SSのアライさんと
小さなアライさん可愛いですので
表現したいのですが
SSだとうまくかけませんね

sage忘れたすみません

アライさんを人間にするため、耳と尻尾を引き違った
クレイジーサイコパス体育会系バカ。

バカ「よーしっ、これでお前は人間だ!
今日から俺の会社で働けい!」

と声をかけるも、出血多量でアライさんは動けない。

バカ「ほら、立たないか気合と根性が足りないぞおまえ!」

クレイジーサイコパス体育会系バカ特有の理屈で
アライさんを無理やり起こそうとするも、
全身に力が入らないアライさんは立つことができない!

アライさん「ううう…お前ひどすぎるのだ…お尻と頭がいたいのだ…」
声にも力がない。

バカ「そうか、傷の手当がまだだったなちょっと待ってろ!」

クサパバカはそういうとどこからか液体を調達してきて
それをアライさんにぶちまける!

アライさん「うぎゃあああああああああ!!」

液体が傷にしみる、独特の揮発集に顔をしかめる。

アライさん「こ、これはガソリンさんなのだ!」

そう、バカはガソリンも燃えるからアルコールと同じく
消毒作用があると思いこんでいるのだ!

バカ「さあ、立てアライさん!いや、今日からお前は美代子だ!」
昔、一方的に好意を寄せて裁判沙汰になった女の名前を呼び出すバカ。

と、そこに
マナー悪い人「すぱーすぱー、あそこに灰皿がある捨てよう」
灰皿めがけて吸い殻を投げ捨てるマナーが悪い人。

しかし、その吸い殻はアライさんたちの方に向かっていき…

ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

吸い殻の火がガソリンに引火してしまい燃えるアライさん、
一緒にいたバカも一緒に燃えてしまった。

アライさん、バカ「ぐわあああああああああああああ!!」

マナー悪い人「あ、やっべー逃げよーっと」
彼は二人を助けずには責任を負いたくないので速攻逃げた。

バカ「熱い熱いいいいいいいいいい!」
アライさん「のだああああああ、こうなったらおまえも道連れにしてやるのだああ」
最後の力を振り絞って馬鹿に抱きつくアライさん。

ガソリンとサンドスターが合わさったパワーで
ふたりとも灰になるまで燃え尽きたのでした。

アライさんがこの体育会系バカを道連れにしていなかったら
彼のパワハラ・セクハラ、あらゆる体育会理不尽行為によって
たくさんの被害者が生まれたことであろう!

沢山の命を救ったアライさんありがとう!!!

おわり

勢いで書いたので誤字脱字お許し下さい。
次ちゃんと見直します

ブリブリブリブリブリリリッ
アライさん「ウンチしたのだ!ここはアライさんのナワバリになったのだ!」

タヌキ「ううートイレ、トイレいつも使っているトイレはー」

タヌキは同じところに糞をする習性があり、タヌキちゃんはフレンズになっても決まったトイレでしか用が足せないのです。

タヌキ「はうっ!トイレの周りがウンチだらけ…一体誰がこんな。」

アライさん「誰だ!お前アライさんのおウチになんのようだ!」

トイレの入り口の前に立つアライさん。

タヌキ「うう、と、通してトイレ行きたいの!」
アライさん「だめなのだ!ここはアライさんのおウチなのだ!」
タヌキ「げ、限界なの…お願い!」
アライさんの「そうやってアライさんを騙してナワバリを奪う気だな!」
タヌキ「ううーー!」

タヌキの便意は限界でした。
その様子を見ていた心優しいスナイパーが…

ターンッ!

アライさん「?っ!」
ビクビクビクビク
脳天を撃ち抜かれて痙攣した後
生命活動を停止しました…

スナイパー(タヌキさん早くお入りなさい…)

タヌキちゃんはそう言われた気がして
脱糞する前に無事トイレで用を足すことが出来ました!

公共の施設を独り占めする
悪い人はスナイパーがお仕置きするかもしれません。

めでたしめでたし

書きながら内容を考えてるので
僕にもわかりません…

ありがとうございます、
しかし僕もなんでアタマとシッポを
とれば人間になると考えたのかわかりません。

読み返してみたら誤字だらけで
どうしょうもないですねこれ。

アライさんも人も普通の話

アライさん「うう…お腹空いたのだ、
チビ達もお腹空かせてるからお野菜とりに行くのだ」

トテトテトテと人里までおりていき
畑に侵入する。

アライさん「今日もお野菜頂きますなのだ、ごめんなさいなのだ」

人「こらーお前かー!野菜泥棒は!」

アライさん「ひーーごめんなさいなのだ!
就労権のないアライさんがちびを養うにはこうするしかないのだー!!」

人「なら、うちの畑で働くといい、
人手が足りないからアライさんみたいな奴でも労働力がほしい!!!」

アライさん「わ、わかったのだー!お前みたいな優しい人初めて見たのだー!」

こうしてアライさんは真面目に働き
チビ達も養うことができましたが…

アライさん保護団体略してアラ保護が
やってきました。

アラ保護「おまえかー!!アライさんを働かせてるやつはー!!」

人「何だお前らは!!」

アラ保護「問答無用だ、このアニマルフィリアめ!」

アラ保護団体の無慈悲な暴力が
農家の人を襲う!!

人「うぎゃぁー!!」

誰だって鉄棒で脳を破壊されれば
生命活動を停止するのだ。

アライさん「あー!農家のおじさんが!!」

アラ保護「さあ、あなたを虐待する危険な人物は滅びました。自然に帰るのですそれが一番です」

アライさん「うーー!お前らなのか!絶対に許さないのだ!」

アライさんとチビ達が怒って
アラ保護に襲いかかりました。

アラ保護「ぬぅ!アライさんと言えどもハエ害獣は駆逐しなければ!」

自分に襲いかかると
即害獣呼ばわりし反撃に移るアラ保護。

人より強いフレンズとは言え
数と道具の暴力に負け。

全員返り討ちに合いました…

おわり

自分では酷いネタ思いつかないので
お題募集します

ではそのネタで

俺「仕方ねえ、アライちゃんスキスキ可愛がってやろうじゃねえか!!」
アライちゃん「ヤッター嬉しいのだ」コスリコスリ

俺は携帯をかけ近所のガキ共を呼んだ。

ガキ「なんや、兄ちゃん?」
ガキ「ガスガン持ってこいって獲物か?」

俺「そうだ、アライちゃんたちがかりごっこを所望しているらしい!」

ガキ「ほう、レッツハンティングか?」

アライちゃん「わぁい、ヒトしゃんの友達もいっぱい来たのだースキスキ遊ぶのだー!」ヨチヨチヨチ

俺たちに近寄ってくるアライちゃんたち
ガキはそのアライちゃんたちにトリガーを引いた。

パァンッ

アライちゃん「うぎゃあっ」

アライちゃんの片腕が弾き飛ぶ。
ガスガンは改造してあって小さなアライさんの腕ぐらいは余裕で吹き飛ぶ。

俺「よし遊ぼう、狩りごっこだ!ルールはかんたん!先に全滅したほうが負け!」

アライちゃん「の、のだーー!!!」

つづく

アライちゃん「アライさんはヒトしゃんにズキズキしてもらいたかっただけなのに…のだっ」

頭を撃ち抜かれて、痙攣した後…生命が消えるアライちゃん。

俺「人はなぁ、法がなければいくらでも残酷になれるんだよぉ!やっちまえガキども1番駆除したやつになんとかスイッチ買ってやるぞ!」



ガキども「うおお
おー!」

パンッパンッパンッ
もらえる物がアスト○スイッチとは知らずに
アライちゃんめがけてガスガンを一斉連射するガキども。

次々と撃たれ倒れるアライちゃんタチ。

アライちゃん「ううー!こっちも飛び道具さえあればー!」

アライちゃん「ううー!!」プリプリプリプリ

突然脱糞しだすアライちゃんが現れた。

アライちゃん「オマエー!一体何を!!」
アライちゃん「ウンチ爆弾でお返しするのだ!」
アライちゃん「その手があったのだ!」プリリリリ

アライちゃん達はガキ共に対抗するため脱糞し、その糞を投げつける!

その糞がガキ共の顔面に当たる!!

ガキ「うわっばっちぃ、このゴミバエ共が」

怒ったガキが弾の切れたガスガンを投げつける。

ガキ「お前らなんかこうしてやる」

アライちゃん達を捕まえ地面に叩きつけたり、引き裂いたり、踏み潰す糞ガキ。

本当に残酷なのは人間の子供だ!

アライちゃん「も、もうやめるのだー!!」

ガキ共「うるせーのこの害獣!」

こうして、アライちゃんたちはガキ共に無残にも全滅させられました。

俺「よくやったなガキども!糞まみれだから、よく体を洗うんだぞ!」

ガキども「はーい!」

その後、アライさんのクソに住んでたアライさん回虫に寄生されてしまった俺とガキは全員生きることに対して引退を余儀なくされましたとさ。

終わり

他の正統派アラ虐SSの
更新待ちに酒飲みながら書いてるので
刺激が足りないぬるい方向で行きます

うんこするのだ!
うんこでたのだ!

フェネック―!畑に行ってきたのだ!

何しに行って来たのさぁ?

アライグマというヤツが荒らしてないか見に行ったのだ!
悪い奴らだと聞いたからアライさんが懲らしめてやろうと思ったのだ!
そうしたら、畑のオジサンに怒られたのだ!

そりゃ、アライさんがアライグマだしね
やってしまったねーアライさん!

アライさんが可哀想なのだ!
フェネック一緒にアライさんと畑に来てほしいのだ!
アライさんが悪いアライグマじゃないことを説明してほしいのだ!

仕方ないなぁ、それじゃあ畑に行こうか。

しかし、畑のオジサンが殴ったのは
この辺はフレンズに対して猟奇的な人間がいるということに対しての
注意だったので二人共酷い目に合わされましたとさ。

アライさんが可哀想なのだ!

オチが思いつかないときの突然出てくる猟奇的なオジサンに酷い目に合わされました。
深く考えてないので適当な解釈でお願いします。

「お兄さん、アライさんになんのようなのだ?」

アライさんはどこまでがアライさんなんだろうとちょっと気になったので、
どこまでがアライさんなのか試してみようと思った。

とりあえず、アライさんといえば「なのだ」なので
なのだと言えないようにすればアライさんじゃなくなると思い
喉を潰して舌を引き抜いた。

その時点でアライさんは動かなくなったけど、動かなくてもアライさんだった。

次は耳と尻尾を取ればアライさんじゃなくなるのではと思い、ノコギリで切り取った。

それでもなんだかアライさんにしか見えないので、頭と体の毛皮を引き剥がした。

目からアライさん感が漂うので、その目をアイスピックでくり抜いた。

鼻やもう一つの耳からアライさんを感じるのでそぎ取り焼いて穴を閉じた。

口元がすごくアライさんらしいのでハンマーで口を潰した。

それでもまだ、アライさんなので中身が問題なのではと思い
アライさんの中身を抜き出して、野良犬に食わせた。

それでも漂うアライさんの凄さに私は涙を流し、
その体にガソリンを撒いて燃やした。

アライさんからサンドスターが発生し、
世界がアライさんに満たされてしまった…

.
.
.
どこまでがアライさんかわからなくなってしまった。

オオカミさん「アライグマにもわかりやすいようにホラー探偵から探偵要素を抜いてみたんだけどどうかな?」
アライさん「ひ、ひええええええええええ、あばばばばば」

チョロチョロと失禁するアライさん。

アライさん「アライさんが可哀想なのだーーーーー!!!」

おわり

アライさんとトイレ掃除

タヌキちゃん「いつも使わせてもらってるトイレだからピカピカにしなきゃ…でもそろそろ用事が」

アライさん「アライさんにオマカセなのだ―!」

タヌキちゃん「ア、アライさん…」オドオド
前のエピソードと一切つながりはないのに無駄におどおどするタヌキ。

アライさん「その、トイレ掃除はアライさんがやるからお前は行くのだ―!」

タヌキちゃん「あ、ありがとうアライさん…」トコトコ

アライさん「それじゃあ掃除するのだー!!」
トイレ用の洗剤は塩素系と酸性タイプの2つがある。

アライさん「フェネックに聞いたのだ、洗剤は混ぜちゃだめ危険なんだと。
ようするに混ぜるな危険ということはそれほどすごい洗いさんパワーが期待できるのだ!」

レッツ・ラ・まぜまぜ!なのだーと2つの洗剤を混ぜ合わせるアライさん…

アライさん「ごっしごっしなっのだ~、アライさんがピカピカにするのだ―♪」

当然ながら塩素系と酸性タイプを混ぜると有毒なガスが出る。
更にアライさんには換気の概念がないのでトイレは閉めっぱなしだ。

アライさん「この混ぜた洗剤すごいパワーだからちょっとしみるのだ…うっ…ゴホッゴホッいきが…」

バタリ…ピクピク…アライさんは掃除の最中に
生きることから脱退してしまったのだ…

ということでみんなも気をつけようね!

すぐ終わるアラ虐

アライさん「アライさんたちは何もしてないのに酷いことはやめるのだアライさんが可哀想なのだ!」

俺「うるさい、オマエらのせいで農家のおじさんは首を吊ったんだ!ゆるさねえええーーうおおおー」

プチッ
俺はキレすぎて頭の血管が切れて
お亡くなり申しました。

アライさん「やった、肉ゲットなのだ!」

虐待要素なかったのでやり直します

すぐ終わるアラ虐

俺「俺たちは何もしてないのに酷いことはやめるのだ俺が可哀想なのだ!」

アライさん「うるさい、オマエらのせいで農家のおじさんは首を吊ったんだ!ゆるさねえええーーうおおおー」

プチッ
アライさんはキレすぎて頭の血管が切れて
お亡くなり申しました。

俺「やったのだ!」

と俺はアライさんの死体を蹴り上げる。

ネタ切れとアライさん

密室にて俺と拘束されたアライさんが二人座ってる。

俺「アライさんどんな死に方がいいと思う、もうネタが出なくってさ?」

アライさん「アライさんに自分の死に方を考えろとかいうのは酷なのだ」

俺「アライさんの首元の毛皮暖かそうだよね」

アライさん「ふわふわのもこもこでアライさんの自慢の一つなのだ」

実際はガサガサで汚いのだがスルーしておく。

俺「ガソリンとかめっちゃ吸い込みそうだよね、そこ」

アライさん「やめるのだ残酷なのだアライさんが可哀想なのだ!」

俺「じゃあ、甘いお菓子あるけど食べる?ダイナマイトに含まれるグリセリンってやつなんだけど」

アライさん「それぐらい、アライさんだってわかるからお断りなのだ。」

俺「じゃあ、今から俺を殴ってみろ。」

アライさん「そのネタはさっきやったのだ、アライさんに酷いことしないでほしいのだ。」

俺「しかし、アライさんの命は俺が握っているのだ逆らうことは出来ない。」

アライさん「どうするつもりなのだ?」

俺「それが考えつかなくて困ってる、Co2吸う?」

アライさん「そんなお水飲む?みたいに気軽に言わないでほしいのだ」

俺「他のアラ虐SS待ってる最中の暇つぶしに虐めてるだけだからもうネタがないんだよ」

アライさん「だったら、ホント助けてほしいのだ」

俺「人だったらなー暴行罪とか窃盗罪とか侵入罪で罰せられるんだろうけど、フレンズに法はないからな―」

アライさん「帰化するのだ」

俺「無理なのだ」

アライさん「こうなったら力づくで脱出してやるのだ」

俺「そうすると俺が死ぬんだよね」

アライさん「なんでなのだ?」

俺「頭のおかしい奴にここに監禁されてアライさんを面白おかしく残酷に殺さないとおまえが死ぬって脅されて」

アライさん「だったら、おまえが[ピーーー]なのだ人間の娯楽は理解できないのだ」

俺「よし、やるかすげー面白おかしい虐待を思いついた…ちょっと外出てくるわ。」

アライさん「監禁されてるんじゃなかったのか?」

俺「と毎日、虐待することだけ匂わせれば勝手にストレスで狂って死ぬと思ったけどアライさんはそこまで頭良くなかったわ」

アライさん「酷いのだ」

俺「ところでお腹すいてない?アライちゃんの乗ったピザ食べる?」

俺は皿を取り出し、アライちゃんの乗ったピザをこいつに見せつけ…

アライさん「チビしかいないのだ、ピザはどこ行ったのだ?」

俺「あら、アライちゃんがピザ全部食べちゃったみたい残念」

俺はアライちゃんの乗った皿を放り投げてから。

俺「さて、アライさんをやらないと俺が殺される設定なのでそろそろ駆除するか…」

アライさん「や、やめるのだ…アライさんは軽犯罪しかしてないのだ」

俺「軽犯罪も積もれば重犯罪で死刑だよ、金は命より重い!」

アライさん「人の理屈をけものに押し付けるのはやめるのだ」

俺「うるさい因果応報だ」

つづく

ネタ切れとアライさん 2

アライグマは害獣と言っても処分の仕方は一応安楽死の形をとっている。
しかし、人でもけものでもないアライさんにはそのルールが適用されないのでいろんな酷い目に合わされ命を落としていっている。
動画投稿サイトではアラ虐動画は大人気のジャンルだ。

俺「といっても俺が手を下すのはすごく気がひけるな…害獣と言ってもフレンズ、人間の姿をしている。」

アライさん「だったら、お前とアライさんで力を合わせてココを脱出するのだ」

俺「嫌なのだ、ゴミパンダと手を組んだら一生の恥なのだ」

アライさん「ムカー!」

俺「何か、良心が痛まずアライさんをステキに虐めて処分できる方法ないものか?」

さっき皿ごと投げ捨てたアライちゃんが俺のもとにやってくる。

アライちゃん「おなかちゅいたのだもっとうまうまよこすのら」ヨチヨチヨチ

俺「そうか、この手があったかアライさんの子供あと数匹いたっけ?」

自分の手を汚さすなおかつ画期的な処分法を思いつく俺。

アライさん「やめるのだ…チビ達には手を出しちゃだめなのだ!」

俺「大丈夫だってチビ達はまだ生かしておいてやるからさ」

アライちゃん「うまうま!うまうま!!よこちゅのら!」ペチペチ

俺「イラッ」

アライちゃんを蹴りたい衝動を抑えて他のアライちゃんたちもこの部屋に持ってくる。

アライちゃんたち「うまうまほちぃのだおなかちゅいたのだ!」ゴロゴロ

アライちゃんたちには何も食べさせていない、どうせ処分するから。

俺「さっき食べたピザ美味しかったか?」

アライちゃん「おいちかったのだ、それよこちぇなのだヒトしゃん!」ペシペシ

他のアライちゃんたち「こいつにだけずるいのら、あらいちゃんにもよこちぇなのら」ペチペチ

俺「美味しくていい匂いだったもんな、ほらココにもう一枚ピザが」

焼き立てとまではいかないがオイシイ匂いがするピザを取り出し…

俺「ほらよ!」

しっかりと拘束されてるアライさんにそのピザをぶつける!
ピザまみれになるアライさん。

アライさん「ウエッペッペッ…何するのだ…」

アライちゃんたち「さっきのうまうまなのだー!!」トコトコトコヨチヨチヨチ

ピザまみれになってるアライさんたちに群がるアライちゃんたち。

俺「それじゃあ、あとは家族仲良くしていてくれ。」

そうして、俺は部屋を出た。

つづく

ネタ切れとアライさん 3

ピザまみれになったアライさんに群がるアライちゃんたち。

アライちゃん「うまうまおいちいのだー」モグモグ
アライちゃん「すっごくのびーるのだー」モムモム

アライさんの体についたピザをむさぼり食べている。

アライさん「う―チビ達!アライさんにもピザをよこすのだー!!」グ~

拘束されてるアライさんの言うことなんて誰も聞かずに夢中でピザを食べ続けるアライちゃんたち。

ガブリッ
アライさん「痛いのだー!!」

アライちゃんの一人がピザと間違えてアライさんの足を噛んでしまう。

アライちゃん「うまうまおいちい、うまうまおいちい…」モギュモギュ

アライさん「チビ、そこはピザじゃなくてアライさんの足なのだ!」

アライちゃん「まんま、でもこのうまうまさっきのうまうまとおなじにおいがしておいしいのら!」

頭の弱いアライちゃんは匂いのせいでピザとアライさんの区別がついてないようだ。

アライちゃん「まんまもうまうまになったのら?」モギュモギュ

アライさん「ぐわああああなのだー!!」

アライちゃん「おいちい!まんまがうまうまになったのらすごいのだ!みんなたべるのら!」モギュモギュ

アライさんもピザになったんだと思い他のアライちゃんたちもアライさんの足を食べ始める。

アライちゃん「うまうまがふえたのら?もっとたべるのらー!」モギュモギュ

アライちゃん「うまうまはみんなあらいちゃんのものなのらー!」モギュモギュモギュモギュ

アライちゃんたち「うまうまおいちいうまうまおいちいのらー!」
モギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュ
アライさん「あががががいだいいだいやめるのだちびだししぬのだやめるのだうぎぎぎぎ」ビクンビクン
モギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュモギュ

アライさんの叫びを無視してひたすら足を食べ続けるアライちゃんたち
ピザの匂いで食欲が止まらなくなったのか食べるをやめない…そして

満腹アライちゃん「もうおなかいっぱいのらー」ポンポコポン

アライちゃんたちが満腹になるころにはアライさんの下半身は骨だけになっていた。

満腹アライちゃん「まんま?まんま?おねんねなのら?」ユサユサ

出血性のショックで眠るように死んでいるアライさんを揺さぶる満腹アライちゃんのもとへ
満腹になってない他のアライちゃんがやってきて…

アライちゃん「あらいちゃんはまだたべたりないのら…おまえからうまうまのにおいがするのら」

モギュッ

満腹アライちゃんのおなかをかじるアライちゃん。

満腹アライちゃん「いぎゃあああっなにするのら!」プンスカプンスカ

アライちゃん「おまえからもうまうまのにおいがするのら、あらいちゃんはたべるのだ!」ガブリ

ピザの匂いがするやつは食べてもいいという頭の悪い学習をしたアライちゃんが満腹アライちゃんに噛み付く。

他のアライちゃん「こいつもうまうまになったのならたべるのらー!」ワサワサ

今度はアライちゃん同士で共食いを始めた、アライちゃんは知力が低いが食欲だけは旺盛なので勢いが止まらない。

そして、数日後…

俺「ふむふむ…うまいこといってくれたかな。」

アライさんたちを監禁していた部屋に戻る俺。
そこには下半身が骨だけになってるのアライさんの死骸と体中食いちぎられた痕があるアライちゃんたちの死骸があるだけだった。

俺「食欲の凄さと頭の悪さが合わさったら共食いして死ぬんじゃって思ったけど成功だったな」

俺がやったのはピザをぶつけただけ、アライさんには一切の暴力をふるってない。
手を汚さずにアラ虐死させたのはいいがこの話のオチをどうしようか考えるべきなんだろうが、もうネタ切れだ誰か考えてくれ。

おわり

他のSSの更新待ちの時にこのSS書いてるのですがやらかしちゃいましたね、すみません。

実際そういうところがすこしあったんですが
書いてみると難しいですね。

あ、他のSSに不満なんてないですよ
酷い目に会うの見るの大好きなだけなので

>>64

他のスレだと大体はアライさんが害を出しているので、人間が反撃している展開だとと思うんだが。

かしこいアライさん

アライさんは森で毒味をしていた、毒性のある食べ物は粘膜を通して感じるので
一番薄い粘膜である唇で今日の食材を吟味していた。

何か異常があれば唇に異変があるのだ。

アライさん「この食べ物は安全なのだ…」

ヒトから盗んだ食べ物や森で採取したキノコなどを一つ一つ調べていく。

アライさん「最近はアライさんたちを一方的に悪者扱いするのだ、アライさんが可哀想なのだ」

と愚痴りながら自分の子供達が待つ住処へと戻るアライさん、しかし。

アライさん「も、燃えているのだ…一体誰がこんなひどいことを…」

誰かがアライさんたちのすみかである廃墟に火をつけたのだ。
ぱっと見回しても子どもたちが避難した形跡はない。

アライさん「チビ達を助けないといけないのだ!」

アライさんは水をためていた桶からバケツで水をすくい、それをかぶった。

アライさん「これでひとまず安心なのだ。」

水は酸素と水素で出来ている、燃え盛る住処の中に入るためにはそれが重要なのだ。

アライさん「待っていろチビ達!」

燃え盛るすみかに侵入するアライさん、本来ならば酸欠で死ぬはずなのだが
アライさんの体位含んだ水分が蒸発して酸素と水素に別れ酸素ボンベの役割を果たしたのだ。

アライさん「確かチビ達はここに…」

のだーのだーと普段はベッド代わりにしている毛布から声がする。

アライさん「無事だったのかチビ達!」

チビ達はとっさに毛布の中に避難して、熱と酸素不足から逃れたのだ。

アライさん「しかし、炎が大分回ったから戻れないのだ…」

アライさんは一つの決断をした。

アライさん「ちびたちを窓から投げ捨てようその後アライさんが飛び降りれば良いのだ!」

チビ達は体重が軽いからこの高さからでもゆっくり落ちるはず、その後重いアライさんが先に落ちて
チビ達を受け止めれば良いのだ。

アライさん「とりゃー!」

チビ達を二階から放り投げるアライさん。
軽いチビ達はふわふわと落ち始める。

アライさん「アライさんも飛び降りるのだ!」

チビ達より重いアライさんは二階から飛び降りるとチビ達より先に着地する。
そして、チビ達を全員吸湿することに成功したのだ。

アライさん「チビ達が無事で助かったのだ…でもおうちがなくなったのだ…」

続く…?

>>68
アライさんは悪いことしてないのに
駆除や虐待してくる人間にたいして反撃って意味で

人間からしたら被害を及ぼすアライさんに反撃してるんすけどね

かしこいアライさん2

悪い人間に住処を燃やされ
住むところを失ったアライさん達。

ここに居ては人間がやってくると思い
別の森へと移る。

アライさん「もう、お昼なのだ…」

夜行性のアライさんたちの就寝の時間だ。

アライさん「今日はここで野宿するしかないのだ…チビ達は危険だからここで寝るのだ。」

ブリブリブリブリ

突然、脱糞しだすアライゴミ。

アライさん「フルルの子供はうんちのお部屋に住んでるらしいから、チビ達もここに潜り込むのだ。」

フンボルトペンギンの巣はグアノと言って、
それが糞で出来ていることを知っているアライさんは自分の糞で即席のグアノを作り出したのだ。

アライさんの糞の中に潜り込む子どもたち。

アライさん「これでチビ達は安心なのだ、あとはアライさんの安全を確保なのだ。」

ジョボボボボボ

自分たちの周りに小便を撒き散らすアライバエ。

アライさん「これで他のけものは寄ってこないのだアライさんは天才なのだ!」

アライさんは尿の臭いが動物よけになることを知っていたのだ!

アライさん「夜になったらチビ達と新しい住処を探しに行くのだすやすや…」

その頃、焼け崩れたアライさんたちの元住居では

ハンター「アライさんたちの死骸がねえ、仕掛けた毒餌も食べた様子がないしこいつは逃げたな…」

続く?

※危険な毒餌は他のアライさんたちがきれいに食べました。

かしこいアライさんも後々酷い目にあうのでお待ち下さい

展開が思いつかないからウンチするのだ
ウンチしたのだー

かしこいアライさん3?

ハンター「アライさんはもうどこかの森に逃げてるだろうな、…」

???「こんなところで人間どうした?」

ボロボロの服に熊の手がついた武器を持った、
耳と尻尾を持つ女性…アニマルガール。
装いからおそらくクマのフレンズがハンターに話しかけてきた。

ハンター「あ、クマのフレンズさんだね?ちょうどよかった、俺と一緒にアライグマ退治に付き合ってくれないか?」

クマ?「アライグマ?何か悪さをしたのか?」

ハンター「ああ、アイツらは畑を荒らしたり家畜を食ったり、民家を糞まみれにしたり、更にフレンズのくせに繁殖もするって厄介なやつさ」

クマ?「ふーん、厄介なやつね…」

ジトっとした目でハンターを見つめるフレンズ。 

ハンター「なあ、頼むよ。クマのあんたがいてくれたら安心できる!」

クマ?「アライグマね…そろそろオレも遊び相手が欲しかったし、腹も減ってきた頃なんだ」

ハンター「じゃ、じゃあ……ッ…!」

クマ?「じゃあ、またな!」

ザクッ

ハンターの体が突然、横に裂かれる。
この世界へのお別れを言う前に彼の体は分断され肉塊となった。

確認のため、もう一度呟いた。

クマ?「アライグマね…オレ、エゾヒグマことウェンカムイにオマカセなのだってか、アイツラも人間だしな!」

モチャ…

裂いたハンターの肉片を噛りつく。

そう、このフレンズは人喰い熊がフレンズ化した珍しいケース。

エゾヒグマのウェンカムイ

カムイ「人も食い飽きたし次はアライグマのフレンズがいいかもな…」

次の標的に向かって歩みをすすめる。

ー一方その頃

???「おい、この辺りで人食い熊のフレンズが出たって本当か!」

頭頂部が白髪のマントを纏ったフレンズが問尋ねる。

???「そうか、ここのちほーの危機だな私が止めなきゃな!!」

といい、駆け足でその場を去っていく。

で、その頃アライさん達は。

ウンコまみれの子どもたちを川で洗い流して、次の住処について考えていた。

アライさん「うーん、寝るところがなければアライさんの危機なのだー!」

まだ、喋れることもできない子どもたちもアライさんを見つめてうるうる涙ぐんでいた。

つづく?

いっそのことやりたいはなしをやります

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●かしこいアライさん4と人喰いグマ

ーアライさんたちの住処が放火される少し前ー

ハンター「アライさん達は危険なフレンズらしいから燃やしとかないとな…」

アライさんの住処である廃墟の前でつぶやくハンター。

他所のちほーで農作物や家畜を荒らすアライさんたちを駆除するために森に送り込まれたハンター達がすべて惨殺死体で発見されたというニュースを見た
ハンターはこりゃまずいと思い、灯油を持ってアライさんの住処を燃やそうと決意したのだ。

ハンター「住処は燃やしたしあとはアライさんが食べそうな毒餌を撒けば完璧か」

ハンター「帰ってモンハンでもしよう」

ハンターはハンターでもそっちハンターの普通の一般人だった。

ーそして、エゾヒグマことウェンカムイのフレンズがハンターを殺した時間帯に戻るー

カムイ「やっぱし、大人の人間はまずいな…内臓は汚くてまともに食えないし、顔の皮も脂自体が汚いから旨くねぇ」

と言いつつちぎった足を齧りながら、アライさんたちを探すエゾヒグマことウェンカムイ。

さっきのハンター惨殺事件はウェンカムイが起こした事である。

カムイ「しまったな、さっきの人間食べる前にもうちょっと話を聞くべきだった」

オレの悪い癖だなと少し後悔をしていると…

雑魚アライさん「珍しいクマのフレンズなのだ、なんだか美味しそーなもの食べてるのだアライさんも欲しいのだ!」

ハンターの足を欲しがる雑魚のアライさんがやってきた。

カムイ「お?こいつが欲しいのか?」

雑魚アライさん「なんだか、いい匂いがするのだ、その食べ物わけてほしいのだ!」

多分、こいつがアライグマだろうよし殺すかと思ったが少し思いとどまって。

カムイ「そうかこいつが欲しいか?じゃあ、オレの質問に答えてくれるかな?」

雑魚アライさん「シツモンってなんだ?」

思った以上にアホだったが無視して。

カムイ「お前以外に仲間はいるか?」

雑魚アライさん「いないのだここにはアライさん一人だけなのだ、でもおうち燃やされたバカなアライさんが向かっていった森には他のアライさんたちがたくさんいるのだ!」

なる程、そこに行けばいいのかと思ったウェンカムイは…

カムイ「わかったよ、ありがとう」

雑魚アライさん「それほしいのだ、アライさんもウマウマしたいのだ!」コスリコスリ

カムイ「ほらよ、分けてやる」

ハンターの臭くて食べれない足先を千切り雑魚アライさんに渡そうとする。

雑魚アライさん「やった、もらったのだ!」

千切った足先ではなく、残った大きい足の方を奪い取りササッとその場を立ち去ろうとする雑魚アライさんだが、しかし。

カムイ「おい、それはオレの分だ」

ガシッと
雑魚アライさんの頭を鷲掴みにする。

アライさん「痛いのだはなすのだ!アライさんが可哀想なのだ!」

カムイ「味見するか」

もう片方の手で雑魚アライさんの鼻をつかみブチッと千切りとる。

雑魚アライさん「いぎぃあっ、な、なにずるのぶぁ!」

鼻腔と口腔が一気に血で満たされまともに発音できない雑魚アライさん。
あまりの激痛に振り解こうとするも爪が頭に食い込んでいて離れない。

カムイ「モグモグ…悪くは無いな次はここだな」

ぶちィッと今度は片耳を引きちぎる。
そして、味を確かめる。

雑魚アライさん「ばるぁあちざんのぎぎなのだあだっ!」

逃げられないのなら爪で反撃を試みるも腕を掴まれて食べられてしまう。

カムイ「なるほど、フレンズは人間と違って毛皮ごと食べられるんだな。」

と言いつつ、頭を掴んだまま肩にかぶりつく。

雑魚アライさん「あば…あばば…ひぼぉいのだ…」

なぜ、同じフレンズに食い殺されなければならないと思う雑魚アライさんだが。

パキッ、ぺろぺろ… 

カムイ「頭のミソは薄くてうまくねえな…カスカスだし」

それを主張する間もなく頭を割られ息絶えてしまった。

カムイ「うむアライグマ、思ったより悪くないな。あそこの森に沢山いるなら当分退屈しなくて済みそうだ…」

エゾヒグマことウェンカムイのフレンズはアライさんたちがいる森へと向かっていった。

つづく

一応オチは考えてますし、アライさんは死にますけど
途中で飽きてスナイパーが全員撃ち倒したらごめんなさい。

あと、路線変えたのでやろうと思ってたボツネタ。
アライさん「この腐ったみかんを食べるのだ!ペニシリンとかいうお薬の原料だから絶対に効くのだ!」
怪我アライさん「うう、助かったのだ…」

●かしこいアライさん4.5とチビ達

川で泥や汚れを落として新しい住処について考えるアライさんと不安で涙ぐむあるチビ達。

チビアライ「うう…おねんねできないとアライちゃんかわいそうなのだ!」プルプル

アライさん「オマエ喋れるようになったのか!」

突然喋りだす自分の子供に驚くアライさん。

チビアライ「まんまーはやくおうちさがすのだー!」

チビアライさんが次々と喋りだす。

アライさん「チビたち…アライさんは嬉しいのだ…」ウルウル

害獣フレンズであるアライさんの一番恐ろしいところは繁殖力と成長速度である。
生まれて数日で喋って会話ができるどころか小学生レベルの知能を持ち始めるのだ…
親であるアライさんも誕生して2年も経っていない個体である。

チビ達も1年後には新しい害獣を何匹も生み出す個体に成長するのだ!!!

アライさん「ア、アライさんはチビ達の成長に感動して踊りたくなるのだ。」コスリコスリ

アライさんは嬉しさのあまりに人を馬鹿にしたようなニヤけた顔で
ハエのように手を擦り合わせながら尻をフリフリ振った。

これがアライさんの喜びのダンス「ハエガ○ジムーブ」である。

近くに人間がいたらあまりのウザさにイラつき蹴り飛ばしているであろう。

チビアライさんたち「ううう~アライちゃんもやるのだー!」コスリコスリ

コスリコスリコスリコスリコスコスコスとチビ達も踊りだす。

アライさん「アライさんはかしこいので文化的行動をとるのだ!」コスリコスリ

ウザいだけである。

アライさん&チビアライ「ふはははーてんかのとるのだー!」

新しい住処のことはいったん忘れて気持ち悪いダンスを続けるアライさんたちであった。



…一方その頃

マントを羽織ったフレンズは…

???「ひでえ…これをあの人食いグマが…」

アライさんの住処だった場所でハンターと雑魚アライさんの死骸を見てつぶやく。

???「アタシが早くやっつけないと、被害が広まる一方だ!うおおおおおおおおっ!!」

ウェンカムイを止めるべくマントを羽織ったフレンズは走り出した。


つづく

実はSSどころか文章自体普段ほとんど書かないので
小学生が夏休みに書いてるんだなぐらいの目で見ていただければ幸いです。

ちなみにかしこいアライさんに出てくるフレンズは全員公式のキャラとは違う別個体です。

●かしこいアライさん改め、アライさんと人喰いグマ

アライさん「はぁ、やっぱり穴ぐらが1番落ち着くのだ―」

チビアライ「あたらしいおうちなのだー」キャッキャッ

アライさんたちは森で洞穴を見つけ、そこを新しい住処にしたのだった。

チビアライ「ためふんすゆのだー」ボトボトボト
チビアライ「んんんーー」ブリブリブリ
アライさん「アライさんも出すのだ―!」ブリリリリボトトトッブビッ

新しい住処で早速脱糞しだす、ウンコグマ達


ガサッ…

???「あ、あの、私のおウチで一体…何を…」

アライさんたちの新しい住処にセーラー服を着たフレンズ?が入ってきた。

アライさん「オマエなんなのだ、ここはアライさんたちの住処なのだ!」

???「ち、ちがうよそこは私、タヌキのおうちだよ…?」

アライさんたちが新しい住処にした洞穴はタヌキちゃんの住処だったのだ。

タヌキ「だから、そこでウンチとかしないで欲しい…かな」

アライさん「違うのだここはアライさん達が先に見つけたのだ、だからアライさん達のおウチなのだ!」

タヌキ「ええ~…違うよ、私のおうちだよ…だから出ていって」

アライさん「ああ?ここがオマエのウチだって証拠はあるのか?」

チビアライ「あるのかー!ぷんすかー!」プンスカプンスカ

相手を威嚇するように足踏みをするアライさん達。

タヌキ「ひっ、そ、それは…」

恥ずかしそうにタヌキちゃんが小声で…

タヌキ「そ、外に私のトイレがあったでしょ…」

タヌキちゃんはため糞といって同じ場所で用を足す習性がある。
アライさんたちもため糞をするが糞を積み上げるタヌキと違い撒き散らすので汚い。

アライさん「あ―?そんなものどこにもなかったのだ。ウソをついてるんじゃないのか?」
チビアライ「このうそつきー!」ピョコピョコ

タヌキ「ウソなんてついてないもん!ほら、外を出て右側の木に…ア、アレ?」

トイレとして使っていた木の根元にあるタヌキちゃんのため糞がなくなっていた。

タヌキ「え、え…沢山積もってたのに…な、ないよぉ私のウンチないよぉ…」ブルブル

タヌキちゃんが毎日積み上げてきた、ため糞が綺麗サッパリ全部なくなっている。

アライさん「ほら、オマエのウンチなんてないじゃないか。オマエはアライさんから住処を奪おうとしてウソをついてだけなのだ!」
チビアライ「このうそつきー!!」ピョコピョコ

タヌキ「だ、誰かが私のトイレを…」

アライさん「はぁ?証拠はあるのか?ウソつきは泥棒の始まりなのだ!」

泥棒はアライさんの方である、タヌキの習性を知っていたアライさんはため糞を全部片付けてしまったのである。

タヌキ「でもここは私のおウチ…」

アライさん「お前はひどいのだ…アライさんたち家族を住処を奪うヤバンなやつなのだ」

カワイイタヌキちゃんをさらに追い詰めるようなことを言うアライさん

チビアライ「うそつきはでてけーどろぼー」ピョコピョコ

タヌキ「うわあああん、ツライよおおお!」トテトテトテ

反論することができないタヌキちゃんはアライさんたちの前から逃げ出した。

アライさん「アライさんは賢いのだ!新しい住処ゲットなのだ―フハハハハ―!!」

チビアライ「ろんぱしたのだー」キャッキャッ

ただのゴリ押しである。

チビアライ「おかあしゃんはすごいのだー」ヤンヤヤンヤ
チビアライ「あたらしいおうちすきすきなのだー!」コスリコスリ

普通のアライさんはこんな回りくどい真似はせず勝手に棲みつくだけなのだがこのアライさんはどこか違っていた…

-場面は変わりアライさん達を捕食しに森に入ったウェンカムイ。

カムイ「さて、アライさん達はどこにいるのかなと」

あたりを見回すウェンカムイ

???「ゴシゴシ、おててを洗うのだ―!」コスリコスリ

手を擦り合わせて汚い垢を延々出し続けるアライさんがいた。

手アライさん「手をいくらこすってもきれいにならないのだ―!」コスリコスリ

本来、アライグマのフレンズが手を擦るとフレンズの技で治癒力がある水が出てくるのだが
この個体は体を構成するけものプラズムがバグって垢が無限に出て来る能力になっていた。

カムイ「お、アライさんはっけーん」

手アライさんは擦ることに夢中で大柄のウェンカムイが近づいていることに気づかない。

カムイ「小腹ちょっと空いたからな…」

ヒョイッとアライさんの頭を掴み。

手アライさん「な、なんなのだ?!」

カムイ「何してるのかな?」

手アライさん「手を擦っておててをキレイにしているのだ!いきなりオマエは失礼なのだアライさんが可哀想なのだ!」

カムイ「出てからボロボロ垢を出してると…気持ち悪いなこいつ」

手アライさん「気持ち悪いとは失礼なのだ、アライさんはきれい好きなのだ!」

カムイ「手は食えないなコイツは」

手アライさん「えっ?…うぎっ」

ウェンカムイはボキンッと手アライさんのクビを簡単にへし折りブチッとクビをもぎ取る。
ビクンッビクンッ…ジョロロロジョボボホ手アライさんの筋肉が痙攣し糞尿を垂れ流す。

カムイ「んぐっんぐっ…もぐもぐ」

血をすすり、肉に食らいつくウェンカムイ。

カムイ「やっぱ、小さいやつは食べやすいな♪」

人喰いエゾヒグマのフレンズことウェンカムイにとってアライさんはお菓子や果物のように手軽に食べれる食料でしかなかった。

カムイ「よし、次に行くか。おもちゃになりそうなやつがいたら良いんだけどな。」

食事を終えたウェンカムイは次のターゲットを求めて歩き出す…

つづく

次回からアライさんたちが人喰いグマによってどんどん酷い目にあってきます。
マントを羽織ったフレンズはアライさんたちが全滅する前に人食いグマを止められるか。
タヌキちゃんは住処を取られてしまってどうなるのか。
どっちにしろ主人公のアライさん家族は全滅します。

わかりやすく矛盾がない様にSS書くってすごく難しいですね
他のアラ虐SS作家さんたちはすごいと思います。

タヌキちゃん可哀想ですね

●アライさんと人喰いグマ

かなり時間は遡って、ここはジャパリパークの北方地域

雪積もる世界にハンター二人とクマの死骸が一つ。

ハンターたちは数名のパーク職員を食い殺したというエゾヒグマの駆除を
依頼され、激闘の末に倒したところだった。

ハンター1「こいつが人喰いグマか…骨が折れそうだったよ」

ハンター2「手ごわかったな…どうするこれ?」

ハンター1「流石に人を食べたクマの毛皮や食用への利用は無理だろうな
それにここはジャパリパーク、他のクマ科のフレンズがあまりいい顔をしないだろう」

ハンター1「あと、人に危害をもたらしたクマはウェンカムイというらしい」

ハンター2「どういう意味だ?」

ハンター1「とある民族の言葉で悪神という意味だそうだ」

某コミックを知ってる方はすでにご存知だろうが、
とある民族は毛皮や肉を運んでくれるクマを神様だと崇めていたらしい。
そして、人を傷つけるクマは悪神だと…

ハンター2「じゃあ、オレたちもその悪神様に粗相のないように丁重に扱わないとな」

二人のハンターはパークのスタッフにこのクマを回収してもらおうと連絡を取ろうとした。

ハンター2「おい、何だアレ…」

上空から光る物体がこっちめがけて飛んでくる。

ハンター1「アレはサンドスターだ!」

ピッカーン!!

サンドスターはエゾヒグマの死骸にあたり…
発光とともに姿を変化させていった。

???「…ん…んん…?」

人間の姿でけものの耳と尻尾を持ったアニマルガールことフレンズの誕生である。

ハンター1「なんてこった…人食いグマがフレンズ化しやがった…」

ハンター2「ア、アレ、こいつって昔に資料で見たぞ」

そう、エゾヒグマのフレンズは昔「ラージラブズ」や「LLベアーズ」として
活動していたエゾヒグマのフレンズそっくりだったのだ。

ハンター1「この場合どうすれば良いんだ…とりあえずキミ何が起こったかわかる?」

フレンズに話しかけるハンター1だったが…

???「ああ、ずっと聞いていたさ…」

グチャリ…

突然エゾヒグマのフレンズの熊手に頭を潰されるハンター1。
砕けた頭蓋が脳みそを撒き散らし、痙攣した体はアライさん並みのゴキムーブをする。

ハンター2「ああがえごあえkごrほあえあ^????」

突然の出来事に声にならない叫び声を上げる。

???「話によると0オレは悪い神様らしいな…ウェンカムイかいい名前だな、
しかし、お前たちが散々邪魔したおかげで腹が減ってるんだ…とりあえずオマエも食い物になってくれ」

生まれたばかりでも普通に会話可能な知識レベルのフレンズ。

ハンター2「お、お、お前は何を言っているフレンズは人間の仲間だろ…なあ?」

突然の仲間の死に動揺しているがなんとかこの場は助かろうと相手をなだめようとするハンター2
しかし、このハンターもエゾヒグマの熊手によって頭を潰される。

???「何が仲間だよ、オレを殺したくせにこのウェンカムイ様をな」

カムイ「えっと、この姿だとどうやってこいつら食えば良いんだっけ…」

これが後々人間のハンターやアライさんたちを大量に殺害捕食する、
エゾヒグマのフレンズことウェンカムイの誕生だったのだ。

つづく

●アライさんと人喰いグマ

注:雑魚アライさんやモブアライさんはたくさんいます。

雑魚アライさん「のだのだ―今日もはたけのおやさいたべに行くのだ―!」

畑を目指し森を歩く雑魚アライさん。

雑魚アライさん「えいようたくさんのおやさいのおいしいところをたべるのだー!」

アライグマは畑に実る作物を全部ちょっとずつ齧っていくという習性があるので、
他の動物による作物被害と比べて被害がスゴイらしい。
(ほぼ憶測の決めつけで正確な情報ではありません。)

この雑魚アライさんもそういう食べ方をする個体のひとつだった。

ガシッ
何者かが雑魚アライさんの頭を掴んだ。

雑魚アライさん「いだいっいだいのだっ!」

頭を掴んだのはウェンカムイだった、頭を掴むのは趣味らしい。

カムイ「そういえば栄養ってやつを摂ってなかったな、栄養バランスは大事らしい」

ザクッ
障子を破るようにアライさんのお腹に手を突き刺し、ぐちゃぐちゃぼきぼきと目当ての物を探っていく。

雑魚アライさん「オボッ!ボオボッ!のだっっ!!」

お腹を破られ血を吐き出す雑魚アライさん。

ズボッ…とウェンカムイは雑魚アライさんのお腹から何かを抜き出す、肝臓だ。

カムイ「あったこれこれ。肉だけじゃなくて内臓も食わないとな、健康に悪いぜ」

抜きたて新鮮なブリッブリのアライさんレバーを貪り食べるウェンカムイ。
寄生虫や食中毒、感染症なんて気にもしていない。

雑魚アライさん「ぐはヘァッ…お、おやざいだべだがったのに…おぼっ」

雑魚アライさんは出血性ショックでそのまま絶命した。

カムイ「やっぱ、採りたては美味いな、他の部分はさっき食ったから別にいいか」

肝臓を抜いたアライさんを適当に投げ捨てる、美味しい所だけ食べてあとは捨てる…
このアライさんは自分が今までやってきたことをウェンカムイにされて死んだのだ。

カムイ「食事もちゃんととったし、次はおもちゃはどこかな~っと」

カムイ「ん、なんだあれ?」

少し、歩くと今度はしゃがみこんでキバッているアライさんが居た。

ウンコさん「うんこブリブリするのだーんんー」ブリブリブリリリッ

ウンコを大量に垂れ流すアライさん、いやウンコさん。

ウンコさん「美味しそうなウンコなのだ―全部食べるのだぁ~」モチャモチャ

自分の出したウンコをモグモグ食べだす。

ウンコさん「お腹いっぱいになったらウンコがしたくなったのだぁ、ああ~」ブリブリブリ

さっきの場所にまた大量のウンコを垂れ流すアライさん。

ウンコを食べて、食べ終えたらそれを排泄という行為をずっと繰り返している。
生まれてからずっとこの行動を繰り返しているらしい。

このウンコさんもアライさんの本来の能力とはかけ離れた技を持ってしまったのだ。
「マジカルウンコパワー」というウンコを出してウンコを食べて生きるという永久機関能力だ。

カムイ「え、流石にオレもドン引きするぞ…」

人喰いグマとは言えこの異常な行動をするウンコさんには流石に動揺する。

カムイ「オマエ一体何なんだ?」

ウンコさん「うんこブリブリするのだーんんー」ブリブリブリリリッ
ウンコさん「美味しそうなウンコなのだ―全部食べるのだぁ~」モチャモチャ
ウンコさん「お腹いっぱいになったらウンコがしたくなったのだぁ、ああ~」ブリブリブリ
ウンコさん「たくさん出したらお腹減ったからこのウンコを食べるのだぁ~」モチャモチャ
ウンコさん「うんこブリブリするのだーんんー」ブリブリブリリリッ

ウェンカムイの質問に一切答えずさっきから同じことを延々繰り返している。
このウンコさんは人格や知能と言った部分が完全に壊れているんだろう。

ブチンッ

カムイ「そうか、オマエはクソが好きなんだな。」

と武器である熊手を構えようとするが…一瞬躊躇し。

カムイ「クソがつくなこれ…まあいいか」

グチャリと熊手でウンコさんの体を豆腐のように潰し裂く
更にグッチャグッチャと肉や内臓、骨をクソと混ぜ合わせる。
完全に混ざったものを熊手で何かの形に形成していき。

カムイ「よし、これで完成だ」

ウンコさんとウンコを混ぜ合わせた巨大なミンチウンコさんの完成だ。
このウェンカムイは食べるために命を奪うだけではなく遊ぶためにも命を弄ぶのだ。

カムイ「遊びに使ったから流石にこれは食えねえな…あと、やっぱりクセェ」

クソと血と肉汁がべっとりくっついた熊手を見て
やっぱり後悔してしまいその場を去る。

カムイ「こいつを洗わねえとなぁ」

クソと血と肉汁まみれの熊手を洗うため水場を探すウェンカムイ
ザザーと水が流れる音を聞きその場所へと向かう。

カムイ「ここに水場があるのか…ってなんだこれ」

まっすぐピンと立っているアライさんがいた。

洗いさん「オボボボボボボーーー」ザザーーーー

この洗いさんは口から延々に水を吐き続けていた、またもや技が変質し暴走しているのである。
こういう個体はさっきのウンコさん同じくまともな人格や思考能力がない。

サンドスターによって生まれた個体と違い、
繁殖によって誕生したフレンズは不具合を持って生まれる個体が多いのだ。
繁殖によって生まれるフレンズはアライさんだけなのだが…

この森には普通のアライさんの他にこういった個体が多く生息していたのだ。

カムイ「えっと、この水で洗って良いんだよな…」

ウェンカムイは汚れた熊手を洗いさんの水でバシャバシャと洗った。

カムイ「ありがとうよ、これはお礼だ」

グチャッ

ウェンカムイの熊手が洗いさんの頭蓋を飴細工を壊すかのように叩き割る、
脳みそや目玉が飛び散り、頭がほとんど無くなるが無限に水を出す能力は発動したままで
血の混じった噴水がクビから噴き上がった。

カムイ「おお、良いもの見れたな」

赤い噴水が止まるまで見続けたカムイはその場を去る。


カムイ「しかし、なんだか思ってたのと違うな…」

ウェンカムイは人間のようなアライさんを捕食したり嬲ったりできると思っていた。
しかし、この森にいるアライさんは頭の悪い出来損ないや完全にぶっ壊れている個体ばかりしか居なかった。

カムイ「面白いの入れば良いんだがな…」


-場所は代わりアライさんたちの新しい住処では

アライさん「アライさんは食べ物をとってくるからお前たちはここでおとなしく遊んでまってるのだ。」

チビアライ達「はぁーい、なのだぁ!」ヨチヨチヨチ

アライさん「絶対、住処から離れてはいけないのだ!あとこれを渡しておくのだ。」

アライさんはチビアライさんたちに呼笛を渡す、ちなみに盗品である。

アライさん「何かあったら、これを思いっきり吹くのだそれ以外は吹いちゃダメなのだ!。」

チビアライ達「わかったのだーいってらっちゃいなのだー!!」

とアライさんは自分やチビ達のためにエサを探しに出かけた。

チビアライ「よーち、おうちであそぶのだー!」トテトテトテ
チビアライ「うう~たんけんしたいのだ―!」ヨチヨチヨチ
チビアライ「でもおそとはきけんっておかあしゃんが行ってたのだ―」プリプリ
チビアライ「まえみたいにおうちにいたらあちゅあちゅされちゃうかもなのだ!」
チビアライ「だったら、おうちのまえであしょぶのだー!」
チビアライたち「あしょぶのだー!!」

つづく

●アライさんと人喰いグマ

少しおさらい

場所はジャパリパークの人や動物やフレンズが共存しているちほーにある森
アライさん達は窃盗や暴行を行う害獣フレンズとして認定されている。

ハンターが最近起こっている惨殺事件をアライさんのせいだと思い
住処まで行って適当に放火する。

家を燃やされたアライさんは子どもたちを助け出し。
話の舞台である森に移り住処を探す。

タヌキちゃんはアライさんに住処を奪われ悲しくなって逃げ出した。

人喰いエゾヒグマのフレンズ、ウェンカムイ(カムイ)は
ハンターや雑魚アライさんの話を聞いて、森にいるアライさんを皆殺しにしようとしている。

マントを羽織ったフレンズは人殺しのウェンカムイを止めるために追っている。

こんなところです、アラ虐SSに別のエピソード混ぜちゃったのでメチャクチャです。

●アライさんと人喰いグマ

これはフレンズたちが楽しく暮らす森に移り住んだアライさん一家と
その森に遊びにやってきた人喰いグマのお話。

楽しい遊び相手を探して森を探索するエゾヒグマのフレンズのウェンカムイ、
そんなフレンズの鼻にミルクと土臭い匂いが風に乗ってやってくる。

ウェンカムイ「この匂いアライさんにちょっと近いような…あっちか」

匂いのする方向へ歩みをすすめるとウェンカムイはふしぎなものを見た。

子猫サイズのチビアライさんが7匹居たのだ。

ウェンカムイ「アライさんの子供か?しかし、そのまま小さくした感じだな」

チビアライさんは生まれた時からサイズ以外は
ほぼアライさんと同じ姿で生まれてくるのだ(気持ち悪い)。

ウェンカムイ「ちょっと様子を見るか…」

生まれてからフレンズを何度か見たことはあるが
幼獣のフレンズは見るのが初めてだったので少し観察することにした。

チビアライ「まてーまつのだー」トコトコトコ
チビアライ「うひゃうひゃ待たないのだ―」ヨチヨチキャッッキャ
チビアライ「つかまえたのだー!」ガシッ
チビアライ「かうんたーなのだ―」ポカッ
チビアライ「ウンコなのだ―」ブリブリブリ

チビアライさん達は住処と思われる場所の前で、
かけっこしたりすもうをとったりと普通に可愛らしく遊んでるようだった。

ウェンカムイ「なるほどな、だいたいわかったぜ」

チビアライさんたちの前に姿を現すウェンカムイ。
成獣のアライさんの2倍はある姿はチビアライさんから見たらほぼ巨人だった。

チビアライ「うわあああああ、なんだなんなのだ!」
チビアライ「人間なのか!でも耳と尻尾があるのだ!」

ウェンカムイ「やあ、こんにちわ。何してるのかな?」

血の匂いがする上に馬鹿でかい姿のウェンカムイに動揺するチビ達。

チビアライ「あわわわ…アライちゃんたちの危機なのだ…」
チビアライ「おかーしゃん助けてなのだ…」

ウェンカムイ「怯えて無くて良いんだぜ、お姉さんはフレンズでみんなの友達なんだからな」

本人としては相手に警戒されないようになるべく優しく言ったつもりなんだろうが、
かなりドスが効いた声で脅してるようにしか聞こえなくとても怖い。

チビアライ「ああああわわわ…」

ウェンカムイ「はぁ…フレンズによって得意なことは違うもんななれないことはするもんじゃなかったな、っと」

チビアライさんの一人を掴み、ゴリッと頭を丸齧りにする、
下顎だけ残り舌がだらしなく垂れ下がり体は痙攣を起こす。

ウェンカムイ「もぐもぐ…うめぇなこれ、とってもクリーミーだ」

残りもバナナを食べるかのようにパクパク食べてしまった…残るは6匹

チビアライ達「!!!!」

突然、目の前で姉妹を食われ固まってしまっているチビアライさんたち。
あまりのショックに…

チビアライ「オエエエエエエエ」ビチャビチャビチャ
チビアライ「あああああおねえちゃんおねえちゃんきえちゃったのだ…」ガクガクガク
チビアライ「ああああああらいさんのききなのにげるのだ…」ヨチヨチヨチ

嘔吐したり固まったりしてる中まだまともに歩けないアライさんが逃げ出そうとした。

ウェンカムイ「おい、逃げんなよ」

チビアライ「プギッ!」

握られただけで肋骨がウエハースのようにもろく砕ける。

チビアライ「ああああしょしょうなのだ…おかあ…しゃんお……かあしゃんよぶのだ…っ」

握られたチビアライさんは力を振り絞り母親のアライさんに貰った呼笛を吹こうとするが…

ウェンカムイ「なんだそれ?」

ウェンカムイは呼笛を取り上げ、何を思ったか…

ズブッとチビアライさんの尻に笛を突き刺す。

チビアライ「いぎゃぁあっ」

肛門と腸は裂け、骨盤が砕ける音がする。
呼笛の吹き口からはどろりと血が流れ出す。

ウェンカムイ「えっと、吹くんだよなこれ?ぷっぷかぷーって♪」

ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
尻に刺さった笛を思いっきり吹き、そこからチビアライさんの中に大量の空気が送られる。

チビアライ「おごえおおほぼぼぼおごおぼおっおぼぼぼーーーー」

チビアライさんの中で「ブビイイイイイ」と汚い音がなりだす。

送り込まれた大量の空気によって中身が押し上げられチビアライさんの顔から目が飛び出し
鼻や口からは臓物や糞を吹き出して恐怖で固まっているチビアライさんたちに降り注ぐ。

中身を出しきってグチャグチャの何かになったチビアライさんはそのまま動かなくなった…残るは5匹。

ウェンカムイ「あ…もったいないことしたな、食えるとこが少なくなっちまった」

残った何かも口の中に入れて咀嚼し飲み込む。

ウェンカムイ「うーん、しまったな。あっという間に二匹食っちまった…もうちょっと楽しまなきゃな」

と言い、視線を5匹のアライさんに向ける。

ウェンカムイ「まだ遊び足りないんだから逃げるなよ…」

つづく

最初の方グダグダしちゃったので後半から仕切り直した感じにしました。
SSって難しいです。


笛はホイッスルくらいだと思ったけど刺したから縦笛くらいの大きさなのか
残りの5匹はオヤツかお弁当かな?持ち運び方法に期待

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>>118
とりあえず、アライちゃんがそんな感じになる細長い笛で

●アライさんと人食いグマ

ここはジャパリパーク・サファリの北方の森。

フレンズ(ほぼアライさん)やけものたちが共存して暮らしている。

ウンコさんや洗いさんみたいな例外は除き、普通のアライさんはここでほそぼそと獲物をとって暮らしたり、町に出てフレンズやスタッフその関係者の畑や食料を盗んで暮らしていた。

本来フレンズは例外を除き一種一体であるはずなのにアライさんだけは単性生殖や繁殖行為により数を増やしていきその数の多さと迷惑行為から人々から害獣フレンズのレッテルを受けたのだ。

ジャパリパークセントラルにあるジャパリ政府はそんなアライさんが邪魔だった…

???「おまえかぁ!タヌキの住処ぁ奪ったやつは!!」

ボカッ

アライさん「ふげぇっ!」

いきなりマントを羽織ったフレンズにぶん殴られるアライさん。

アライさん「な、何をするだぁ!アライさんが可哀想なのだぁ!」

???「うるさい!お前がタヌキから住処を奪ったって知ってるんだぞ!」

タヌキ「何も叩かなくても…」

いきなり、アライさんが殴られて少し動揺するタヌキちゃん。

アライさん「何を言ってるのだ、コイツがアライさんの住処を自分のものだって…ぷげぇ!」

また殴られるアライさん。

???「うるさい!!人の住処をだまし取ろうとするやつがあんな辛い顔するかよ!!このアタシ、ラーテルの目は誤魔化せないぞ!」

マントを羽織ったフレンズの名前はラーテル、イタチ科のフレンズだった。

タヌキ「ラ、ラーテルさんそんなに殴っちゃだめだよぉ…」

ラーテル「だって、こいつが…」

屁理屈は暴力にかなわなかった。

アライさん「ご、ごめんなさいなのだ…チビ達が大切であんな真似したのだ…」

このままだとラーテルに殴り殺されると思ったアライさんはあっさり折れた。

たぶん、どこかの誰かがいれば
また、やってしまったねえと呆れられただろう。

アライさん「タヌキの住処一旦返すのだ、酷いことしてごめんなさいなのだ」

それでもこの態度なのだ。

タヌキ「う、うん、わかってくれればいいんだよ?あと、おウチキレイにしてね…」

ラーテル「これでタヌキのことは解決か、所で二人共クマのフレンズは見なかったか?」

自分の目的を思い出し、二人に質問するラーテル。

タヌキ「クマさんのフレンズ?見てないですよ?」

アライさん「アライさんも見てないのだ?そいつがどうかしたのだ?」

ラーテル「いや見てないならいいけど、アライグマはマズイことになるぞ」

アライさん「のだ?」

ラーテルは話した。
ここ最近起きたアライさんを駆除(捕まえて施設に送ろうとした。)しようとしたハンターたちやスタッフの惨殺事件を全てアライさんがやったことにして、それを口実にオリジナル以外は殲滅しようという計画をジャパリ政府が計画してることを。

ラーテルは惨殺事件の犯人であるエゾヒグマ倒し、それを世間に公表しアライさん殲滅計画を阻止しようと人食いグマを追いかけこの森に来たことを。

アライさん「そ、そんなことが…アライさんの危機なのだ…」

ラーテル「アライグマだってアタシたちの仲間なのに酷いよな!」

アライさんの動物の特性は一種一体のフレンズなら個性で済むのだか数が多すぎて、ジャパリ政府にとっては排除の対象だった。

テーマパークとしてのジャパリパークに居るフレンズは純粋無垢な存在であってジャパリパークに害となる存在を許してはいけないのだった。

タヌキ「うう、ニンゲンは身勝手すぎるよぉ」

ラーテル「ということでアライグマがちゃんと住処返すの見届けたら、人食いグマ探索に戻るけどお前らも気をつけろよ!」

アライさん「わ、わかったのだ…チビ達が心配なのだ…」

タヌキ「怖いよぉ…」

こうして、三人のフレンズはアライさんの住処ではなくタヌキちゃんの住処へと戻るのだった。

しかし、この時アライさんのチビ達が凄惨な目に合ってるとは気づきもしなかったのだ。

つづく

アップロード手間取ってよそのスレに間違えて書き込んでたらごめんなさいですがやっとラーテル登場させました

●アライさんと人食いグマ

この話は厳しい世界を生きるアライさん達と人食いグマのエゾヒグマことウェンカムイ、
そしてその人食いグマを追いかける絶対無敵の熱血少女ラーテルの話である。

「逃げるなよ…殺すぞ」

ウェンカムイは残り五匹のチビアライさん達を威嚇した。

生まれて1ヶ月も経ってないチビアライさん達は初めての敵意に恐怖で動けない。

チビアライ「うう…おまえなんて、おかーしゃんがいればコテンパンなのだ!!」

チビアライ「お、お前なんかに負けないぞ!」

精一杯の虚勢を張るチビアライさん、母親の二倍もある体格の化物にアライさんが勝てるわけもない。

ウェンカムイ「そうかそうか、お前の母さんはすごいんだな」

と言ってさらに睨む。

ウェンカムイは生意気なチビアライさんをどうすれば楽しく遊べるのか考えた。
ハンターによって一度無くした命をフレンズとして生まれ変わることが出来たので
この人生を全力で楽しもうと思ったのだ。

ウェンカムイ「捏ねて遊ぶのはさっきしたからな…」

今ある知識で一生懸命考えるウェンカムイ
フレンズになったけものはサンドスターによりある程度の知識は与えられるのだ、
日常会話やトイレマナーはその代表的な知識だ。

サンドスターから生まれてないアライさんはそのへんの知識が欠如しているので
一般的な意思疎通や糞尿の垂れ流しが問題になっている。

ウェンカムイ「どうするか悩むなぁ?」

ウェンカムイはさらに悩んだ。
生まれてから食欲を優先していたので、遊び方が思いつかなかったのだ。

そこがアライさんを率先的に虐待する人間とウェンカムイの違いだった。

一番頭のいいチビアライさんはそれに気づき。

チビアライ「あああ、おなかいっぱいなんでちゅね、それでアライちゃん達と遊びたいのなら…」

ウェンカムイ「ああ???」

クソうざい話し方をされて少しカチンとくる、突然のアドバイス罪は死罪なのだ。

チビアライ「あ、あ、あ、アライしゃんのダンスを見るのだー、とっても満足するのだ―」ジョババ

恐怖のあまりに失禁するも、助かりたい一心で踊りを見ろと言うチビアライさん。

チビアライ「のだぁーー!!!!」

ウェンカムイの前に出て自分の記憶にある踊りをする。

その踊りでウェンカムイの興味を引いて助かろうという作戦だったのだが、
肝心のダンスがケツを振りながらのハエのような気持ち悪い動き。

コスコスコスコス…フリフリフリ

チビアライさんはPPPレベルのダンスと思い込んでるだろうが、
その動きは母親直伝の気持ち悪いハエガ○ジムーブ。

ウェンカムイ「…イラッ」

パァンッ

気持ち悪い踊りに反射的にデコピンをしてしまったウェンカムイ。

率先して踊りだしたチビアライさんはデコピンで弾かれ頭が吹き飛ばされた。

ビチャァ…頭の汚い中身がぶち撒かれる。
ビクンビクンッ頭を失った体が痙攣するがこっちのほうがまたマシなダンスを踊っていた。

チビアライ「お、おねーしゃん!!」

残るは4匹…


気持ち悪いダンスをするチビアライさんを指で吹き飛ばしたウェンカムイ。

ウェンカムイ「オレは遊びたいのになんで不快な気持ちにならなきゃいけないんだよ…」

何だそのダンスはひどく不愉快だ!オレはもっと、もっとこの世界で
楽しみたいと焦るような感じのウェンカムイ。

ウェンカムイ「ダンスならオレがやりたいのはこういうことだよ!」

かなり頭にきたウェンカムイはチビアライちゃん2匹の脚を掴み…

力を入れずに頭と頭をぶつけた。

チビアライ「うぎっ」

次は力を入れずに振り回す。

チビアライ「ひぎゃあーーーー」

遠心力に振り回されるチビアライさんたち。

ウェンカムイ「えっと、こうだっけ?」

次は2匹を空中に放り投げてキャッチすると更に放り投げる。

それを受け止めては放り投げる。

ウェンカムイ「ほっほっ、お手玉ダンスけっこうできるよなオレ」

しかし、一人は受け止められずに頭から落ちる。

ゴキン…

頭は砕けずとも首は折れビクビクと痙攣する。


ウェンカムイ「あーーーくそ、お前らが悪いんだぞ!」

落ちて再起不能になったチビアライさんを拾い…

ウェンカムイ「お前らなんてこうだもみくちゃにしてやる!」

2匹を言うとおりにもみくちゃにする。

チビアライ「ぎゅええーおぼあわえーほまぼ」
チビアライ「うぎゅい、おかあしゃたすけぼっ」

ウェンカムイの怪力で揉まれた二人は骨がバキバキに砕かれ、
内臓は破裂どころがぐちゃぐちゃにこねられて…

結果、姉妹二人の肉団子が出来上がる。

ウェンカムイ「クソがっ!」

ビュンッとそれを木に叩きつける!

ビチャッ…

二人が混ざった肉団子はだらしなく垂れ下がる…

残るは…2匹。

ウェンカムイ「ああ、またやっちまった…こいつらとその母親で今週は楽しめると思ったのに!」

地団駄を踏むウェンカムイ、その力強さはチビアライさんたちにとっては軽い地震だった。
自分の思い通りにいかなかった時のリアクションはとても幼い…

恐怖で死にそうなチビアライさんが自分より年上のチビアライさんに話しかけた。

チビアライ「うう…お姉ちゃん…アライしゃんは前に逃げるから後ろに逃げるのだ…」

チビアライ「そ、そんなことしたらお前が捕まってしまうのだ!!」

チビアライ「い、いいのだ…もしかしたらアライしゃんが助かるかもしれないのだ…」

二人共相手を気遣う。

チビアライ「そ、そうか、それなら」

ウェンカムイ「あああ?お前ら何を喋ってる?」

二人がコソコソ喋ってることに対して睨みつける。

チビアライ達「ひいっ」ジョババ

と驚きまた失禁するも二人は目を合わせ…

チビアライ達「逃げるのだー!!!」タタタタタタ

前と後ろに猛ダッシュしたのだ。

ウェンカムイ「はあっ、今更ようやく逃げるのかよ!」

恐怖のあまり今までヨチヨチトコトコ歩きだったチビアライさん達は成長して
走り出せるようになったがそれでもウェンカムイの方が何倍も早い、
普通のヒグマですら時速60キロ出せるのだからフレンズになった足の速さは
時速数百キロを超えていた。

後ろに逃げようとしたチビアライさんを一瞬で捕まえたのだ。

チビアライ「うぎゃぁっ」

ウェンカムイ「もう一人はっと?」

反対方向を振り向くともう一匹のチビアライさんはどこにもいなかった…
姉が捕まると思った瞬間、ウェンカムイの死角になる方向に逃げ出したのだ。

これは裏切りでも何でも無く助かる確率を上げるための決断だった…

ウェンカムイ「くそっ、逃したか…」

捕まえていた手を放しチビアライさんを地面に落とす。

チビアライ「ぷぎゃっ」

ウェンカムイ「もう、なれないことするのはやめるわ…お前オレを倒してみろ…」

自分の手のひらを一人残ったチビアライさんに向ける。

ウェンカムイ「この手をちょっとでも傷つけたらオマエは助けてやるよ。」

自分が一番得意な遊び、戦いごっこを手のひらでチビアライさんに持ちかけるのだった…

チビアライ「ああああああ…うわああああああああああ!!!」

最後の望みにかけて手のひらに向かっていくチビアライさん。

そして、闘争に成功したチビアライさんは。

チビアライ「うううううーー!!!あいちゅめ絶対に仕返してやるのだ…」

チビアライ「お姉ちゃんを食べたお返しにこっちも食べ食べしてやるのだ!!!!」

チビアライ「ううう…もっと大きくなって…うううう…もっともっとたくさん!!!」

逃げ出した、チビアライさんの目には明らかに復讐の炎が灯っていた…

つづく

●アライさんと人食いグマ

今より何十年も昔。

セルリアンの大量発生による、パークの危機は守護けものやフレンズたちによって阻止することができた。

そして、人間たちが戻ってきてパークをまた自分たちの管理下においたのだ。
?
人間社会のルールに適応できないものは管理区域であるジャパリパーク・サファリへと追いやられ…

アライさん「うううう…お腹が苦しいのだ…」?

???「どうしたのアライさーん?」?

お腹を抱えてうずくまるアライさんを心配するキツネっぽいフレンズ。
?
アライさん「うううーーー、なんか出てくる、出てくるのだあああああっ」?

スポポポポーンッ!?

アライさんの股から何匹もの小さなアライさんが出てきたのでした。?

???「…うわぁ…すごいやアライさーん」?

アライさん「ち、小さいアライさんがいっぱいいるのだー!!!」

???「まさか、フレンズが子供生むなんて始めてみたよぉ」

アライさん「ふはははーアライさんはすごいのだー!?
 このチビどもをかわいがってやるのだぁー!!!」?

チビアライたち「のだのだー!」バブバブ

この時、アライグマのフレンズは固有スキルの自己回復能力の上を行く自己繁殖能力を手に入れたのである。

本来なら祝福すべきであろう新しい生命の誕生だったが?
パークの人間たちにとって都合が悪い出来事だった。

人間側にとってはフレンズは一種一体であってほしかった、同じような個性は2つもいらないのだ。

さらに、繁殖で産まれたアライさんはもとの動物に近く制御できない性質だったので、
一部の個体が窃盗や暴行などを犯罪を犯しはじめたのだ。

頭を悩ましていたジャパリ政府だったがある日事件は起こった。

アライさんを捕獲しようとしたハンターたちの惨殺事件である。

政府はこれを人食いグマのフレンズによる犯行だと知っていた。

しかし、これを増えすぎたアライさんによる犯行にしようと思ったのだ。

「近年、数を増やしつつある繁殖型アライグマのフレンズですか大変なことが分かりました。」

「本来、フレンズが体内に保有しているサンドスターの性質が反転してセルリウ厶に変質していることがわかったのです。」

「そう、セルリウムそれはセルリアンを構成する物質。」

「繁殖型アライグマのフレンズは新種のセルリアンだったのです!」

「最近、起きたハンター惨殺事件もすべてアライグマ型セルリアンの犯行だったのです!」

「このまま放置していると殺害された人間だけではなく、過去に起きたセントラル襲撃やセルハーモニーの再現、セルリアン大発生に?がる恐れがあります」

「ジャパリ政府は特殊型セルリアン駆除法を制定してアライグマ型セルリアン一掃を実行に移します…」

ジャパリ政府はこれを機会にアライさん達を皆殺しにしようとしたのだ。

しかし…

ラーテル「ちょっと待て!なんでそうなるんだよ!」

事実を知ったラーテルはこう叫んだ。

ラーテル「なんでアライグマたちが死ななきゃいけないんだ!!アイツらだって生きている!」

ラーテル「ここはジャパリパークだ!ニンゲンのルールであいつらが殺されてたまるか!」

ラーテルはアライさん達のクソっぷりは知っている。

それでも自分たちの土地に来て自分たちの都合でアライさんを殲滅しようとする人間が許せなかったのだ。

ラーテル「要するに人食いグマのフレンズを捕まえて、こいつがやったって証明できればアライグマ達は死なずに済むんだよな」

そうして、絶対無敵の熱血少女は走り出したのだ。

この時ラーテルはその考えすらも間違いだったとは思いもしなかった…

つづく

自分がやろうと思ってたネタが更に広がるネタが入ってきたのでまた、アラ虐から離れる内容になりますがアライさんは酷い目にあいますので

●アライさんと人食いグマ

人喰いグマのフレンズによりアライさんの子供がが5人もこの世を去った…
一匹は逃げ出し、もう一匹は…
ウェンカムイは残ったチビアライさんに手のひらを突き出し、

ウェンカムイ「もう、なれないことするのはやめるわ…お前オレを倒してみろ…」

…そして

ボキッボキョッ

チビアライ「の、のだ…ァ、アライしゃんは…ま、まけないのら…ぼふゅっ」

折れた肋骨が内臓に刺さり血を吹きだす、
死にかけのチビアライさんはコスリコスリとその部分を擦る。

ウェンカムイに片手、しかも手のひらでの戦いを提案された
チビアライさんはボロボロの満身創痍だった…

顔はパンパンに腫れて、体じゅうアザだらけ…
いつ死んでもおかしくない状態だった。

チビアライ「う、う、のだぁ…」

ボロボロの体でウェンカムイの手を引っ掻こうとする。

ウェンカムイ「おらよっ」

デコピンで返す。

ボキョッ、イヤな音がする。

チビアライ「う、うううう…」

チビアライさんの手はぐちゃぐちゃに潰れた…、しかしぐちゃぐちゃになった手を擦ると…

傷は残るが動かせるまで回復する。
さっき折れた肋骨もいつの間にか治っている。
アライグマのフレンズの特有の治癒能力だ。

ウェンカムイ「スキありっと」

チビアライさんの両足にデコピンを軽くする。

ボキョキョッ、両足が簡単に折れその場にクチャッとへたり込む。

チビアライ「う、ううううーーー!!」

コスコスコスコスと殺されまいと必死で両足を擦って回復させる。

ウェンカムイ「こいつ楽しいな!おい、まだ一撃も入れられてないぞ!」

チビアライ「う、うう!!アライしゃんがもっと大きかったらお前なんて!!」

今度は噛みつこうと襲いかかるも、指先で顔面を潰される。

コスコスコスー!!それもチビアライさんは必死で顔を修復する。

チビアライ「ううううーーーー!!!」

チビアライさんの顔は傷は治るも凄まじく腫れあがってその上に血まみれだった。
ウェンカムイはチビアライさんのサンドスターが尽きるまで嬲り続ける気だ。

ウェンカムイ「オラ、早くオレの手に一発入れないと死ぬぞ」

チビアライ「ううーー!ううーー!!お母しゃん!お母しゃんさえいれば!!」

ウェンカムイ「うるせえよ。」

ボグッ

顎を捕まれ砕かれ外される。

チビアライ「アガッアガガッ!!」コスリコスリ

砕かれた顎も必死で擦るチビアライさん。

ウェンカムイ「あーはははは、オマエの母親が来たらそいつも食ってやるよ!」

チビアライ「うぶっ!!おがあひゃんはおまえなんて!!」ゲボッ

ゲボッと喉元に溜まっていた血を吐き出す。

チビアライさん「おまえなんてー!!」

バカの一つ覚えのように噛み付こうとする。

ドボォッ!

ウェンカムイが指をチビアライさんの口に突っ込む…
顎が砕け外れ、喉元まで指が入りこむ。

チビアライ「うぶううううーーー!!」

コスコスコスコスー!!

その状態で砕かれ外された顎の傷を修復するチビアライさん、
喉元まで突っ込んだウェンカムイの指をそのまま噛み砕こうとする!

グチッ…チビアライさんの牙が指に食い込む。

ウェンカムイ「っ!」

とっさにチビアライさんの口から指を離すウェンカムイ。

噛まれた指は出血はするが大した傷ではなかった。 

チビアライ「ふははは…きずちゅけてやったのだ!あらいしゃんのかちなのらー!!」

ちょっと、傷を付けただけで大喜びのチビアライさん。

ウェンカムイ「こ、この…」

ビキビキビキ…っ
まさか、こんな雑魚に噛まれるなんてと思わなかったウェンカムイは激怒した、

ウェンカムイ「このクソがぁっ!」

バァンンッ!

両手のひらでチビアライさんの下半身を思いっきり挟みつける。
グチャッ

チビアライ「アビュッ!」

下半身はぐちゃぐちゃに潰れ、残った上半身から腸がはみ出で
口から血を吐き出すチビアライさん。

チビアライ「アギギ…」

ウェンカムイ「おい、そこから回復してみせろよ…ゴミ虫…」

形を無くすほど潰された部位の再生が出来ないチビアライさん。

ウェンカムイ「どうしたっ、オラッ!オラッ!!」

ボキッボキッグチャッ!

チビアライさんを殺さないように指で全身を砕いていく。

チビアライ「うぎっ!いぎゃっ!ぐぎっ!」

想像を絶する痛みがチビアライさんを襲う。

ウェンカムイ「どうだ、オレのほうが強いだろ… ああっ!!」

ウェンカムイは見た目に反して精神は相当幼い。
手を傷つけられたせいで相当激昂しているようだ。

チビアライ「う、うう、あらいさゃんひゃまくぁくうあぉないのだ。」

負けを認めず折れないチビアライさん。
そう、アライグマは一度敵対した相手には絶対に逃げないのだ…

ウェンカムイ「あああああああああああああああ?????????」

ウェンカムイはその発言で更に激昂、逆上しグチャグチャのチビアライさんを捕まえ。

ウェンカムイ「し、死ねぇ…」

ゆっくり握りしめていった。

ボキュボキョボキャグキュクャ…

ウェンカムイ「死ねっゴミ虫!!このゴミ虫があああああああああ!!!

チビアライさんの体がゆっくり潰れて血が滴り落ちる。

チビアライ「うぶっおえええっぐぎっ」

目や鼻、耳、口から血を吹き出すチビアライさん。

ブチュンッ

チビアライさんの体はグチュグチュに潰れ、体から離れた首は地面に転がった。

ウェンカムイ「はあはあ…不快なゴミ無視め…殺すぞ…」

と吐き捨てた瞬間…

ゴッ!!

何者かの拳がウェンカムイの顔面に突き刺さる!

ウェンカムイ「オブッ…っ!!!」

ラーテル「お前が人食いグマかあぁぁーーー!!!」

アライさん殲滅を阻止するために立ち上がった絶対無敵の熱血少女のラーテルがやっと、
エゾヒグマのフレンズこと「ウェンカムイ」にたどり着いたのだ!

つづく

●アライさんと人食いグマ

アライさんが奪ったタヌキの住処を返してもらうために。
タヌキの住処を目指すラーテルたち。

ラーテル「ところでおまえが持ってる野菜、盗んできたやつじゃないだろうな?」

アライさんの手には白菜や大根が入った袋がにぎられていた。

アライ「違うのだ…これは元々捨てられるやつをアライさんがもらってきたのだ」

ラーテル「ホントかぁ?」

アライさん「本当なのだ!」

アライさんの言ってることは本当である、
森の近くにある畑から廃棄予定の野菜だけをくすねてきたのだ。
なんで廃棄野菜があるのかは深く考えてはいけない。

タヌキ「……」

アライさん「タヌキも悪かったのだ…お詫びに大根上げるのだ…」

タヌキ「あ、ありがとう…」

タヌキは明らかに美味しくない野菜をもらった気がするが、
大根はちゃんと料理すれば美味しい野菜である。

アライさん「他のアライさんたちも廃棄野菜からくすねてきて欲しいのだ…」ボソリ

アイツらは言うことを聞かないからなと…ボソリと呟いた。

タヌキ「そ、そろそろ私のおうち…んっ?」

タヌキの住処から尋常ではない悲鳴と血の匂いが漂ってくる。

アライさん「!!!!チビ達っ!!!」

自分の子供に何かあったに違いないと
アライさんは血相を変えて走り出す。

--------------------------------------------

アライさんは森の茂みを抜けて、タヌキの住処にたどり着くと…

タヌキの住処は悲惨な状況だった。

首がない死骸、グチャグチャになった何か、大量の血だまり…そして

タヌキの住処にやってきた人食いグマであるエゾヒグマのフレンズことウェンカムイが。

チビアライさんを両手で握りつぶそうとする。

ウェンカムイ「死ねっゴミ虫!!このゴミ虫があああああああああ!!!

チビアライ「うぶっおえええっぐぎっ」

ブシャアッ…ボトッ…

怪力によってチビアライさんの体が握り潰される…

アライさんの目の前で我が子の潰れた体から首がこぼれ落ちる…

アライさん「あ、あ、あああ!!ああああああああああ!!」

突然の惨劇にショックを受け固まり叫ぶアライさん。

ラーテル「ぎっ!!!」

ラーテル「ああああああああああっ!!!」

惨状を目の当たりにしたラーテルの目が光る、体内のサンドスターを大量に燃やし身体能力に
ブーストをかけるフレンズの力の一つ「野生開放」の発動だっ!!

ズダンッ!
能力を発動しラーテルの足元が爆ぜる、そして次の瞬間。

ゴッ!!
ラーテルの拳がウェンカムイの顔面に突き刺さる!

ウェンカムイ「オブッ…っ!!!」

ラーテル「お前が人食いグマかあぁぁーーー!!!」

いきなりのラーテルのパンチに仰け反るウェンカムイ。

ウェンカムイ「なっ…」

ラーテル「うおおおおおーーー!!」

ボゴォッ!

さらにウェンカムイのみぞおちに拳が突き刺さる!

ウェンカムイ「グブッ…おえええぁ」

ビチャビチャビチャ…
ウェンカムイの口から吐瀉物を吐き出す。

吐瀉物の内容物は明らかに二匹分のチビアライさんとわかる未消化物だ…

アライさん「っ!!……ああ……あああああ………あ…」 

それを見たアライさんの血の気が引き顔が真っ青になる。
自分の子供は全員コイツにやられたんだと理解した…一人は逃走中だが。

ウェンカムイ「ぐぼぁっ、ゴホッゴホッ…なんだおまぇ!」

ラーテルを掴もうとするウェンカムイ、しかしそれをバックステップで回避。

ラーテル「私はラーテル!!絶対無敵の熱血少女だ!!お前は絶対許さない!!!」

激怒するラーテルだが…

ウェンカムイ「ああ?なんでオレが飯食って遊んでるだけで許さないんだよ、吐いちまったじゃねえかオマエ…」

キョトンとした顔でなんでオレ殴られたの?みたいな感じで言うウェンカムイ。

ラーテル「ああ!!?飯食って遊んでただと…?同じフレンズだぞ!!!」

ウェンカムイ「同じフレンズ?なんで食い物と同じ扱いされなきゃなんねえんだよ、殺すぞ?」

フレンズも人間も同じように捕食対象として見てるウェンカムイにとって
牛丼を食ってる最中にぶん殴られて、仲間だぞと言われる感覚だったようだ…

ウェンカムイ「この体になってから、食い物の声が聞えるようになったからさっきまでは面白かったが…」

ウェンカムイが人喰いグマのけものだった時は捕食対象である人間の言葉は理解出来なかった。
しかし、フレンズ化した時に今まで襲って食べていた人間の言葉が理解できるようになったのだ。

さっきのチビアライさんたちの声を思い出し…

ウェンカムイ「今はもう只々不快でしかねぇ…食い物がオレと同じ目線で喋るな黙ってろ!」

ただ言葉が理解できるだけで、フレンズになってからも人間が捕食対象であることには変わりなかった…
チビアライさんを襲った時にあまりにも微妙だったのが彼女を苛つかせていたのだった。

ラーテル「????」

ラーテルは困惑した…このウェンカムイ、
人喰いグマのフレンズと自分は圧倒的なズレが有ると感じた。
ヤバイと思った瞬間…

ドガンッ

ウェンカムイの足元に鉄球のような物体がぶつかった。

アライさん「よくも…チビ達を…オマエえええええええええええええええ!」

アライさんの頭からのタックルが突き刺さっていたのだ。
ダメージはないが少しぐらつくウェンカムイ。

ウェンカムイ「コ、コイツ…っ!」

アライさんを捕まえようとするも即座に逃げられる。

アライさん「お前だけは絶対に許さないのだ!くそぉ!!良くもチビをチビ達を!!
アライさんの初めての子供なのだ!そのチビ達をオマエが殺したのだ!!!!オマエが!!」

お腹に子供がいると判明してから数ヶ月の思い出が激流のように湧き上がるアライさん、
この子のために人間を避け、誰もいない廃墟に移り住んだが誰とも知らぬ悪意ある人間によってその廃墟を燃やされ。
住処をなくしたアライさんは寝る時は子どもたちが襲われないように抱いて温め…

(ウンコ出してグアノーとか言ってたのは忘れてください、グアノは糞などが堆積してできた化石です。)

みんなで水浴びをした時、自分の子供が初めて喋ったこと。
タヌキから奪い取った新しい住処で一緒に鬼ごっこやかくれんぼをして遊んだこと。

自分の子供達が生まれて一ヶ月も満たないが、とにかく色んな思い出をこの人喰いグマに食い潰されたのだ!
怒りに怒るアライさんの目も光っていたこのアライさんは「野生開放」が使えたのだ!

ラーテル「アライグマ、やめとけ死ぬぞ!」

野生開放を使えたとしてもそれでもアライグマはアライグマ、
ウェンカムイのような人喰いグマに立ち向かっていっても無駄死にするだけだとアライさんを止めようとするラーテル。

アライさん「うるさいのだ!チビ達の仇を取るのだ!!
あんな奴…足ボキボキにへし折って食い殺してやるのだ!」

ラーテル「そうか、足か!」

エゾヒグマはフレンズとしては生まれたばかりでまだ二足歩行には慣れていない、
ラーテルはその足さえ攻めれば勝機があると思ったのだ!

ウェンカムイ「お前らが二人がかりで来ようとも無駄だ!」

今度はウェンカムイが攻める、リーチが長い熊手の一撃だ。

ブオンッ!ガキィーーン!!

ラーテル「その程度の爪、アタシには効かねぇ!」

マントを腕に巻きつけて熊手の一撃を止めるラーテル。

そう、ラーテルの毛皮であるマントは伸縮性が高くそれでいて硬い、
柔軟な装甲で大型肉食獣の攻撃すら通さないのだ。

フレンズ化することによりその防御力は更に上がっていた。

アライさん「お前はさっさと死ねなのだー!!」

ラーテルが攻撃を受け止めた瞬間にもう一度アライさんが頭突きタックルで同じ場所を狙う。

ウェンカムイ「二度も食らうか!」

ウェンカムイは二人と自分の体格差から足元の攻めてくると思った。
なので重心を落とし、アライさんのタックルを今度は膝で受けるウェンカムイ

ゴキンッ

強靭な膝に打ち負けて吹き飛ぶアライさん、更にラーテルを熊手で押し飛ばす。

アライさん「おぶぉっ…クソぉ負けないのだああああオマエなんかに!」

体制をすぐさま立て直し、ウェンカムイに向かっていくアライさん。
対抗できる武器はウェンカムイに遥かに劣る牙と爪しかない。

ラーテル「おい、いくな!!!」

グサッ!!

ウェンカムイの熊手がアライさんの腹部に突き刺さり…更に横薙ぎで割かれる。
裂けた部分からは内臓がこぼれ落ちた…

アライさん「ゴブゥッ…」ビクッコスリコスリ

つづく

アラ虐SSから急にアナザーフレンズのバトルものを混ぜちゃったので
虐待要素薄くてすみません…虐待より普通の暴力のほうが書きやすいんです。

ラーテルはウェンカムイを倒してアライさん殲滅を阻止できたらいいですね。

あと、ウェンカムイはダークエゾヒグマぐらいの意味で思ってください。
もとのエゾヒグマのフレンズの名前がカムイだったので…

アライさん達の最後は一応すでに描いてますが無残かはどうかはわかりません…
一兆円を手に入れてハワイで移り住んでたらどうしよう。

>>150にある
「なんで廃棄野菜があるのかは深く考えてはいけない」
ってどういう事?

>>157
用途不明の畑から廃棄野菜が出る理由をちゃんと考えるのめんどくさかったので…

もっと詳しく書くと廃棄野菜は森に住むフレンズや人間社会に馴染めないフレンズが持っていけるように
わざと捨ててあった野菜でアライさんだけでなくタヌキちゃんも実はこっそり利用していた。

でも他の雑魚アライさんは廃棄品なんて古い野菜は無視して
レストランやじゃぱりまん用に使う畑に実っている新鮮な野菜ばかり抜いてくでめっちゃ迷惑。

アライさんは雑魚アライさんたちに廃棄野菜の方を採ったほうが安全なのだって言うけど話を全く聞かない。
みたいな感じです。

>>159と言ってることが違うんですが・・・
後付け?

>>163
162みたいなことをちゃんと考えたけどもうちょっとわかりやすくまとめよう→
もうめんどくさいからいいや用途不明の畑からなんか廃棄野菜が勝手に出てくることにしよう→
でも突っ込まれるよな!!
よし、深く考えないでって注意書き入れようギャグになるよね?って感じです

でも、アライさんが人の畑から盗んでいることは変わりないよなあ
死ぬべき

>>168
やはり、盗んだことには変わらないのでそれでお願いします

もうちょっと更新しようと思いましたがもうちょっと中身詰めます…

●アライさんと人喰いグマ

フレンズの技にはジャパリパークセントラル研究所によるランク分けがあった。
動物としての優劣ではなく単純にフレンズとしての能力としてのランク。
アライさんの回復能力はランク2、ラーテルの強化能力はランク4。

ランクが高くて能力が強力な方がフレンズとして優れているわけではない。

アライさんのように日常社会を生きるフレンズにとっては回復能力が必要で。
ラーテルのように戦いを生きるフレンズにとっては強化能力が必要だっただけなのだ。
タヌキちゃんだってちゃんとフレンズの技を持っている。

フレンズにとって「技」とは生きるための力なのだ。

--------------------------------------------

アライさん「ゴブゥッ…ゲブッ」ビクッコスリコスリ

ウェンカムイの熊手により腹を割かれるアライさん。
割かれた部分から飛び出しそうになる内臓を手で押し戻そうとし…コスリコスリ擦る。

アライさん「そ、そんな攻撃アライさんにはきかないのだ…!」

致命傷だった傷が一瞬で塞がるが…

ウェンカムイ「そんなのオマエのガキで経験済みなんだよ!!」

ザクリッ

ウェンカムイはすでにチビアライさんで再生能力は知っていたので
今度はアライさんの肋骨を砕き肺と心臓を潰した、普通のアライさんならこれで死ぬ。

ラーテル「ア、アライグマ!!」

アライさん「ンギギギギイィッ!キュルルルルッ!」コス…コスリ

心臓と肺が潰れる痛みを我慢しながら、また自分の技でコスリ回復をするアライさん。
こんなの自分の子供が味わった痛みに比べればマシだという目つきで。

ウェンカムイ「ならっその腕が邪魔だあ!!!!」

次に裂かれるのは両腕、腕さえ封じてしまえば擦って再生はできないと思い
熊手でアライさんの両腕をもぐように裂く。

ブヂリッ

両腕の皮と肉が裂け骨が折れ…血が噴き出すが…
血が戻り…骨が繋がり肉と皮が元通りに戻る。

ウェンカムイ「な、何っ!!」

傷が治ると言うより逆再生のように体が元に戻る。
治癒効果のある水が血液として常に全身を巡っているからこそできる芸当で
アライさんの回復能力はランク5に匹敵する力だったのだ。

繁殖で増えるタイプのアライグマのフレンズは本来、ランク1以下の能力か
ウンコさんや洗いさんのようにスキルに不具合が起きて暴走する個体しかいない。

しかし、このアライさんはアライグマの技の能力を遥かに超えていた。

アライさん「そんな攻撃なんて効かないのだ!!よしっ捕まえたのだあっ!!」ガシリッ

ウェンカムイの熊手を捕まえるアライさん。

ラーテル「今だ!!」

ラーテルも熊手を掴まれスキが出来たウェンカムイに向かっていく。

ウェンカムイ「くそっ!」

熊手を振って、アライさんを振りほどくもラーテルの拳がまたウェンカムイを捉える。

ドゴッバキッボゴッ!

ウェンカムイ「グッ!」

ウェンカムイの体に何発も拳が入る、反撃する暇を与えない。

ラーテル「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

小さいラーテルの体がウェンカムイを打撃で押す。

アライさん「のだあああああああああああああああ!!!」

体制を立て直したアライさんもウェンカムイに突っ込んでいく。
ウェンカムイに攻めさせまいと二人とも押し攻める。

--------------------------------------------

タヌキ(す、すごい…これがフレンズたちの戦い…)

戦闘向きではないフレンズであるタヌキは少し離れ場所で
ラーテルたちを見守っていた。

タヌキ(…もう住めないよね、ここ。どうしよう…)

と同時にチビアライさんたちの死骸でメチャクチャになって住めなくなったので
新しい住処の心配していた、タヌキもやはりけものである。

--------------------------------------------

ウェンカムイは反撃しようともラーテルの毛皮に防御されてしまい、
アライさんは潰されても瞬時に回復して襲ってくるので反撃の糸口が見つからなかった。

ウェンカムイ「くそっ今まで食ってきたやつとは違う…が…!」

二人の野生開放を見て、こいつら如きができるならオレもできるだろうと。

ウェンカムイ「クソがっ…」

全身の筋肉が盛り上がり、カッとウェンカムイの目が光りだす。

ラーテル「なっ!こいつ自力で野生開放を発動したのか!!」

アライさん「そんなの関係ないのだああああああああああ!!」

ウェンカムイの喉笛を噛みちぎろうと襲いかかるアライさん。

グシャアアアア!

野生開放によって強化された力でアライさんをバラバラにする。

アライさん「うぎぎぎっ!」バラバラバラ

タヌキ「ヒイッ!」

地面にばらまかれるアライさん…タヌキはショックでタヌキ寝入りそうになる。

更にラーテルに攻撃を加えるウェンカムイ。

ガンッ!ガンッ!

パーク内でトップクラスと言われるラーテルの毛皮は
強化されたウェンカムイの攻撃をそれでも通さない。

ラーテル「それでもアタシの方が強い!!!!」

ウェンカムイの攻撃を振り払い、一撃を入れようとする…

ボギンッ…

ラーテルの突き出した腕がおかしな方向に曲がる。
ウェンカムイは自分が攻撃して防御されるなら、相手の攻撃に対して攻撃すればいいと思ったのだ。

ウェンカムイ「オレのほうが強かったようだな…」

ボギンッ…

もう片方の腕もマッチ棒をへし折るようにおる。

ラーテル「ぐわああああああああああっ!」

あまりの苦痛に叫ぶラーテル。

ウェンカムイ「食い物の真似して戦ってるオマエはオレに一生勝てやしねえよ」

ウェンカムイはとあるちほーの言葉で「悪神」
けものの姿をした神に人間のマネをするけものは勝てないのか…

ウェンカムイ「ふんっ!」

ブンッ!!!
ゴッ!!!

熊手の強烈な一撃がラーテルの腹部に入りタヌキちゃんがいる方向まで吹き飛ばされて木に叩きつけられる。

野生開放で強化されたウェンカムイの一撃は強力で毛皮の防御がなかったら
その場でアライさんと一緒に地面に撒かれていたであろう…すごくイヤである。

ラーテル「グフッ!…ゴホッ!!」

防御したとしてもラーテルは重症を追ったさっきの一撃で肋骨は折れ一部の内臓は潰れかかっている。
両腕も折れているのでほぼ再起不能…放っておけば死んでしまう。

タヌキ「どうしよう…このままじゃ死んじゃう…」

タヌキちゃんはラーテルの手を握った…

タヌキ「うう…逃げたいよぉ、辛いよぉ、でも死んじゃうよぉ」

タヌキちゃんはウェンカムイと戦う理由がないのでここにいる必要はなかったすぐさま逃げても良かったのだ。
けものとしては正しい行動だがフレンズとしての人間性がそれを許さなかった…

つづく

やっぱ、ちょっとだけ更新しました ガイドブックやコンセプト展の新情報を色々盛り込みました。
謎のアライさんプッシュが続きますがアラ虐SSとしてスレ立てしたのは忘れてませんよ。

現在の状況
アライさん バラバラになった
ラーテル 両腕と肋骨折られてタヌキちゃんの方にふっとばされた
ウェンカムイ 野生開放を覚えて強くなった
タヌキ 遠くで見てたけどラーテルが自分のところに吹っ飛んできた
チビアライさんたち ほとんど死んだけど一匹逃走した。

続きは明日以降更新します

ありがとうございます、
SSとしてはまだ書き始めで未熟ですが
最後まで書ききることができるように
ゆっくり頑張ります。

いやー、他の方のアラ虐SS最高ですね!!
楽しすぎてワクワクします、そして今夜も更新します。

●アライさんと人喰いグマ

野生開放を発動したウェンカムイにより、
アライさんはバラバラに砕け散り、ラーテルは瀕死の重傷を追った。

ウェンカムイ「まだ、生きてるな……」

ラーテルにとどめを刺そうと向かっていくがガシッと誰かが足をつかむ…

アライさん「ま、まてなのだ…アライさんはまだ死んでないのだ…」

なんとバラバラの状態からでもアライさんは再生し生き返ったのだ。
サンドスターとけものプラズムの力である。

ウェンカムイ「…なるほどな害獣だな…こいつを人間が嫌うのもわかる…」

誰に言われたわけでもなくアライさんの執拗さを見て害獣という言葉が浮かぶウェンカムイ。

アライさん「うるさいのだ…害獣、害獣…人間が勝手につけた名前で呼ぶな!アライさんが可哀想なのだ!!」

自分の仲間がどれだけ窃盗や暴行などの迷惑行為を行っていたのか知りながらも叫ばずにはいられなかった…

それは人間の勝手な理屈によって「害獣フレンズ」のレッテルを貼られて虐げられたアライさん達の代表としてではなく、
単純に自分や子どもたちは他の愚かなアライさんどもとは違うのだという言う自己中心的な考えであったが…
自分の子供を残虐に殺した悪魔にだけは言われたくなかった。

アライさん「お前のような悪魔はぜった…っ」ガクンッビクビクビク

ウェンカムイに人が作った価値観や言葉は届かない、
もう雑音にしか聞こえなかったアライさんの声はウェンカムイの一撃で頭をスイカのように潰されて止まってしまった。

脳を完全に破壊されたアライさんの体が死にたてのゴキブリのように痙攣する…
もう二度と立ち上がることはない。

ウェンカムイ「こいつは食物じゃなくてエサの目線だな…つまらねぇ…」

ラーテルの方向へ歩き出すウェンカムイ。

野生開放を発動したウェンカムイに重症を負わされて瀕死のラーテル。

タヌキはラーテルを見捨てて逃げるべきだったが、
フレンズの人間部分の良心が許さず…ラーテルの手を掴み何か呪文のようなものをブツブツ呟いた!

タヌキ「ポンポコポンッ!ポコポンポコポンッ!」

ボワンっ…とタヌキとラーテルは煙に包まれる。

タヌキ「ラ、ラーテルさんもう大丈夫…だよ」

なんと、ラーテルの折れた腕や肋骨が再生している。
タヌキの治癒能力か?それは違う、タヌキの変化能力だ。

体を構成するけものプラズムを変化させて
いろんなものに化けれる能力をラーテルの傷の修復に活かしたのだ!

要するにラーテルの傷を治したのではなく、無傷の状態にタヌキが変化させたのだ。

アライさんとは別ベクトルの強力な治癒能力であった。

ラーテル「そ、そうか…ありがとう、それじゃあ行かなくちゃな…」

タヌキの手を振りほどこうとしてウェンカムイの元へ向かおうとしたが…

タヌキ「手を離しちゃだめ…ラーテルさん死んじゃう、私の技が解けて傷が開いちゃう…」

残念ながらタヌキの変化能力はタヌキが触れているものにしか効果がない、
ラーテルがタヌキの手を解くと、技の効果が解けて重症の体に戻るのだ。

ラーテルが受けた傷を完全に治すにはこの状態で治癒能力を持つフレンズに治してもらうか、
病院で手当を受けるしかなかったのだ。

ラーテル「アタシが手を離したとしてこの状態は何秒持つんだ…?」

アタシが行かなきゃ…あの人喰いグマは人を食べ続けるし、
人食いグマを倒さないとアライグマは政府に全員殺される…。

ラーテル「それにアイツにアタシの方が強いけものだって、正義は絶対勝つんだって教えてやるんだ!」

タヌキ「ラーテルさん…」

しかし、もう遅かった…

ウェンカムイ「…こいつも傷が治ってやがる…頭を潰さねえとダメか」

目の前までウェンカムイがやってきたのだ。

ウェンカムイ「お前らの息の根を止めて、食ったらこんなところさっさと去るか…」

ブォン!

強烈な熊手の一撃がラーテルとタヌキちゃんをおそう!

ガキキィン!

タヌキ「ううううううううう!!!!」

タヌキはとっさに自分たちの体を岩に変化させた。

ウェンカムイ「はあ?岩になったぞこいつ…関係ねえがな!」

ガキン!!ガキン!ガキイイイン!

何度も岩に熊手の一撃を叩き込む、
ちょっとでもヒビが入ってしまえばタヌキちゃんやラーテルは重症を負ってしまう。

ウェンカムイ「でかいのお見舞いしてやる!!!」

ウェンカムイは熊手に自分のけものプラズムの力を込める、
自分の力を9倍の力で叩き込む技の発動準備だ!

ただでさえ人間を豆腐のように引き裂く力を野生開放でブーストし、更に技で9倍にする。
ただの岩なんて、砂糖菓子のように粉々に砕け散るであろう…

ラーテル(タ、タヌキもう技を解いて逃げてくれ!!死んでしまう!!!)

タヌキ(う、ううう!!嫌ですうううううううううううううう!!!)

タヌキちゃんも、岩を鉄塊に変えて防ごうと力を込める…

ウェンカムイ「くらえええええええええええええええええええええ!!!!!!!」

パッカアアアアアアアアアアアアアアン!!

超常的な一撃が放たれた…しかし
攻撃が岩から逸れてしまい地面を大きく割っただけなのだ!

ウェンカムイ「あ…なんだこれ?」

ウェンカムイ最強の技が逸らされた…何故だと思った、そして、自分の手元を見た…

カムイ「!!!!」

???「キュルルルルルウウウウウウウウウウ!!」ガブガブウッ!!

自分の手首に小さなライグマが噛み付いていたのだ!
攻撃の瞬間にウェンカムイの手首にアライグマが噛み付いたのだ!!

アライグマ「キュウウウウウウウウウウウアアアアアアアアアアア!!!」ガブガブッ!

ガブブブブブッ!

フレンズはサンドスターを失うか、事故によって元のけものの姿に戻る。
このアライグマはさっき頭を潰されて死んだアライさんだったのだ!

アライさんの体が死んで「元のアライグマの姿」に戻り反撃を開始したのだ!!

しかし、アライさんから生まれた繁殖型のアライさんは、
本来死亡しても元の姿に戻らず死体が汚らしく残るはずだったのだが…

このアライさんは死んでサンドスターが尽きると元の姿に戻ったのだ。
そう、このアライさんはサンドスターで生まれた「アライグマのフレンズ」だったのだ!!!

ウェンカムイ「この、くそっ離れろ!!」

アライグマ「キュルルルッキュルルルルッーーー!!」ガブガブガジガジ!!

ウェンカムイの体を駆け回り、何度も引っ掻き噛み付くアライグマ。

アライグマ「キュルウルルルルルキエエエエエエエエエエエエエ!!」ガガガガガガッ

ウェンカムイ「くそおおおおおおおおおおおおお!!!!」

アライグマの異常な速さに翻弄されるウェンカムイ、しかしなぜこのアライグマがウェンカムイを攻撃するのか?

本来はけものの姿に戻ると、フレンズとしての記憶や経験は全て失うのだ。

しかし、アライさんは死ぬ前にウェンカムイに対して相当の強い怒りと憎しみを持った!その怨念がアライグマに意思として宿ったのだ!!

アライグマは一度、敵対した相手にはどんな姿になっても絶対に逃げないのだ!!!

その様子を見てラーテルはもうチャンスはここしかないと思った、自分の体がどうなってもかまわないし
アライさんのことは少し心残りだが今はこの人喰いグマを倒す…いや、殺すことが先決だった。

ラーテル「ごめんタヌキ、アタシは手を離す」

タヌキちゃんから手を離したラーテルは岩から元の重症の体に戻った。

ラーテル「ぐっ…今度は息の根を止める絶対に!!!!」

「絶対無敵の熱血少女」としてではなく「野生のけものラーテル」としての決意。

瀕死の体で野生開放を再発動し渾身の力を足に込め、
ウェンカムイに飛びかかるラーテル。

カムイ「クソッ!邪魔だこの害獣がっ!!」

ガシィッ、ギギギギ…グチャッ!!

アライグマ「ピギッ」ビクビクビクッ

やっと、アライグマの頭を掴みそれを握りつぶすウェンカムイ、
豆腐のような灰色の脳みそがはみ出て再度ゴキブリのような痙攣を起こしアライさんは今度こそ本当に死んでしまった…

ガブリッ

そのスキを突きラーテルの牙がウェンカムイの首に食い込む!

ラーテル「ぐうううおあああああああああああああああああ」

口から血を吹き出しながら、ウェンカムイの首を噛みちぎろうと踏ん張るラーテル。

ウェンカムイ「クソックソッ!くそがっ!はなれろぉっくそがぁあああああああ」

ウェンカムイの怪力で殴り、引き剥がそうとするが…
ラーテルの足が折れた両腕の代わりにウェンカムイにがっしり食い込み離さない!!

ラーテル(あああああーーーこれがワタシのけもパワーだああああああ!!)

ギチチチチチッブヂンッ

ラーテルの牙はウェンカムイの首を噛みちぎる、…そしてラーテルはその場に力尽き倒れてしまう…

ビュウウウウウウウと噛みちぎられた首から大量に血が吹き出す。

ウェンカムイ「グ…ウグッ…ぐぞっごろす・・・ぐちゃぐちゃにじてごろず!」

傷を手で抑えなんとか止血しようとする。

ウェンカムイ「ゴ、ゴボッ…」

このまま失血死で倒れそうなウェンカムイだが、ラーテルの命なら奪えるウェンカムイ。

タヌキ「だ、だめえええええええええ!!!」

ラーテルを守るべくタヌキちゃんも身を乗り出そうとするが…またもや何者かがウェンカムイに飛びついた!!!

???「の、のだあああああああああああああああ!」ピョーン

カプリッ

ウェンカムイ「ヴァッ????」

チビアライ「うううううううう、おかあしゃんまでよくもよくもー!あらいしゃんがたべたべしてやるのらー!」カプカプ

先程ウェンカムイから逃げ出した、チビアライさんだった。

つづく

フレンズがけものに戻る云々の設定はガイドブック3巻の説明を
都合よく改変して使ってますが…そろそろ話のクライマックスに入ります。
ラーテルたちとアライちゃんはどうなるんでしょうね?
アライさんはもうサンドスターが当たっても蘇ることはありません、かわいそうに。

アライグマに戻ってもサンドスターをまた浴びればアライさんになるの?

>>208
その部分はガイドブックの設定でぼかしてあるので自由に考えていいのかなと。
自分は同じ個体の再フレンズ化はない方向で書いてます。

急に路線変更したので
最初からこの路線にして
別スレで書けばよかったと今更…

●アライさんと人食いグマー番外編ー

ここはジャパリパークセントラル。
パークの都市部でいわゆる観光都市。

スタッフやフレンズたちと一緒に動物の素晴らしさや尊さ学ぶことができるのだ。
その中央公園ではアライさん保護団体によるデモ活動が行われていた。

アラ保護1「アライさんはセルリアンじゃない!新しく進化した新しい人類だー!」
アラ保護2「そうだそうだー!アライさんを守れー!」

たった二人のアライさん保護団体の話に誰も耳をかさない。

都市アライさん「なんだ、なんなのだお前ら?」
 
アラ保護1「あ、アライさん君もデモに参加してくれ!」

都市アライさん「デモ?なんだかよく知らないからめんどくさいのだ」

アラ保護2「大丈夫!立ってるだけでいいから!」

都市アライさん「嫌なのだ、アライさんが良い物やるからとっとと帰るのだ」

アラ保護はかわいいアライさんが何かをくれると思い期待して手を出す。

ぶりりりりぃ!ぼとととっ!

都市アライさん「ウンコなのだ」

ウンコをアラ保護たちに手渡す都市アライさん。

アラ保護2「こ、こいつはハクビシンだ!!」

アラ保護1「いや、こいつはウンコのフレンズだ!!叩き殺せ!!」

都市アライさん「うぎゃあーーー」

セントラルは今日も平和だった、おわり。

●アライグマと人食いグマ

ラーテルとタヌキちゃんの命がウェンカムイに砕かれる……
とおもったがその瞬間アライさんの子供であるチビアライさんが飛び込み噛み付いたのだ。

ウェンカムイに「あ"あ"あ"あ"???」

チビアライ「カプカプおいちいのだ!おいちいのだ!
こんなおいちいおにくあらいしゃんがひとりじめしてやるのだ!」ハムハム!!

ウェンカムイに噛みつきながら叫ぶチビアライさん、その姿は先程より大きく成長していた…
逃げてから数時間も経ってないのに凄まじい成長速度である。

その叫びを聞いて、森の茂みから…

雑魚アライさん「うまいメシがあるってついてきたけど、そいつほんとにおいしいのか―フレンズなのだ―?」
雑魚アライさん「でも首筋からいい匂いがするのだぁ~」
雑魚アライさん「アライさんはカタキをとってほしいって言われたぞ―?」
雑魚アライさん「そのお肉はアライさんのものなのだ!アライさんが最初に見つけたのだー!」
雑魚アライさん「うううう!アライさんのお肉の危機なのだー!!」
雑魚アライさん「漏れるからウンチするのだ―!」ブリブリブリ
雑魚アライさん「おにくたべたいのだ」

森に住むアライさんたちが続々現れたのだ。

チビアライさんは逃げながら食料を摂取して自分の体を強化すると同時に
ウェンカムイを倒すために他の準備もしていた。

チビアライさんは森を駆け回りながら
「この森にごちそうがやってきたのだ!食べないやつはバカなのだ!」と
他のアライさんたちに吹聴して回ったのだ!

チビアライさんのごちそうがやってきたという声にいつの間にか
100匹近いアライさんの大群がエゾヒグマことウェンカムイの周りに集まっていた。

雑魚アライさん「活きが良いからきっと美味しいのだー!!」
雑魚アライさん「アライさんは強いから食い尽くしてやるのだ!!」
雑魚アライさん「アライさんのものなのだ―!!!」
雑魚アライさん「チビが困ってるらしいからやっつけるのだ!!」
雑魚アライさん「うう、おしっこしたいのだ!」ジョロジョロジョロ

こんな雑魚何百と集まっても自分の敵ではないとウェンカムイは…

ウェンカムイ「ああああ??ががってごいやあああああああああああ!!!」

瀕死の体で叫んだ。

一斉にウェンカムイに襲いかかる雑魚アライさんたち。
しかし、オリジナルのアライさんに比べて非力な雑魚アライさん。

グチャッグチャッグチャッ!

雑魚アライさん「ぐげっ」グチャッ!
雑魚アライさん「うぎゃぁ」グチャッ!
雑魚アライさん「ぶげゃっ」グチャッ!
雑魚アライさん「あびゃあっ」グチャッ!

ウェンカムイは襲い掛かってくる雑魚アライさんを片手で次々、豆腐のように潰していく。

雑魚アライさん「こんなやつよりアライさんのほうが強いのだぁあああブギャッ」グチャッ!
雑魚アライさん「アライさんは強いだああああグギャァ」グチャッ!
雑魚アライさん「晩御飯なのだあああああグギョ」グチャッ!

ウェンカムイの力で潰されていく雑魚アライさん達
それでも自分のほうが強い、こんな雑魚とは違うという気持ちでどんどん立ち向かっていく。

ウェンカムイ(こ、こいつらなんだ…なんでオレに立ち向かってくる!!!)

人喰いグマの狂ったフレンズ、ウェンカムイそんな存在でも恐怖という存在を知っている。
だから、アライさんの群れを数匹潰せば恐怖でスキができるだろうと思っていた。

しかしこのアライさん達は違った。

雑魚アライさん「アライさんにオマカセなのだー!!うぎゃあっ」グチャッ!
雑魚アライさん「お腹減ったのだーウボァッ!」グチャッ!
雑魚アライさん「コスコスコスコス ぐげっ」グチャッ!

目の前の雑魚アライさん達が何度も潰され、裂かれ、砕かれても怯まず襲ってくるのだ。

雑魚アライさん「うう―ー、仲間がやられたのだ!!許さな、ウギャッ」グチャッ!
雑魚アライさん「今度はアライさんの出番なのだーグゲッ」グチャッ!
雑魚アライさん「ヤッター、アライさんが減れば独り占めなぐぎゃぁ」グチャッ!
雑魚アライさん「アライさんがやっつけるのだーあびゃぁ」グチャッ!

噛み千切られた、首を押さえながら片手で熊手を使いアライさんたちを潰していく…

ウェンカムイ「な、なんだごいづら…っ!」

ひたすら襲ってくるアライさんを潰すウェンカムイ…その数はすでに百匹を超えていた。
百匹を超えていたのだ…それなのに襲ってくるアライさんの勢いは止まらない。

そう、最初にウェンカムイを囲んだアライさん達の数をすでに超えていたのだ…

ウェンカムイ「な…なんだごいづら…」

ウェンカムイは信じられないものを見た…

沢山のアライさんがウェンカムイを襲っている間に
タヌキちゃんは死にかけてるラーテルを掴み、また岩に変化した。

絶対壊れぬように硬く硬く壊れぬ岩に変化した。

瀕死だったラーテルは意識が戻り、タヌキと一緒に信じられない光景をみた…

ウェンカムイに襲いかかってバラバラに砕かれたアライさんの死骸から

チビアライ「のだのだー」ヨチヨチヨチ
チビアライ「のだのだー」ブリブリ
チビアライ「のだのだー」ヨチヨチヨチ
チビアライ「のだのだー」ヨチヨチヨチ
チビアライ「のだのだー」ヨチヨチヨチ
チビアライ「のだのだー」ヨチヨチヨチ

大量の小さなアライさんが出てきたのだ…
そして、自分たちが出てきたアライさんの死骸を…

チビアライ「おいしそうなのだーたべたべするのだぁ」モグモグ
チビアライ「おいしそうなのだーたべたべするのだぁ」モグモグ
チビアライ「おいしそうなのだーたべたべするのだぁ」モグモグ
チビアライ「おいしそうなのだーでも先にウンチなのだぁ」ブリブリ
チビアライ「おいしそうなのだーたべたべするのだぁ」モグモグ
チビアライ「おいしそうなのだーたべたべするのだぁ」モグモグ

食べ始めた、親の死骸を。
その勢いはとても早かった…そして骨も残らず食い尽くした。
するとチビアライさんたちのけものプラズムが活性化し一気に生長して…

増殖アライさん「大きくなったからアイツをやっつけるのだ!
増殖アライさん「おかあしゃんのカタキなのだ!」
増殖アライさん「あんな雑魚よりアライさんのほうが強いのだ!」
増殖アライさん「ううう~!!食べたらうんちしたくなったのだ」ブリブリブリ
増殖アライさん「あ、まだ食物落ちてるのらぁ!」モグモグ
ウェンカムイに殺されたアライグマの死骸を食べる増殖アライさん。
増殖アライさん「みんなかかるのだー!」トテトテトテ

雑魚アライさんから生まれたチビアライさんが即座に成長してウェンカムイに一斉に襲いかかった。

ウェンカムイ「!!!!!!!!!!!!!!」

それでもどんどんウェンカムイに潰されていく…潰された死体からまたチビアライさんが大量に生まれ
親の死骸を食べて大きくなってまた襲いかかる。

さっき、果敢に向かっていったアライグマの死骸もその子供達の死骸もすでに
新しく生まれたチビアライさんたちに食い尽くされていた。

タヌキ、ラーテル「…………!!!」

その異様な光景に二人は絶句した…
この二人も変化の術で岩に化けてなければアライさんたちのエサになっていただろう。

ウェンカムイ「このクソ雑魚共があああああああああああああああ!!」

首筋の大出血をかばいながら大量のアライさんたちすり潰していくウェンカムイ。

潰して増えて潰して増えてついにアライさんの数は数百から数千ほど増えて森を埋め尽くすほどだった。

フレンズの技は生きるための力。

そして、アライさんの力は再生治癒能力と繁殖能力。

最初に噛み付いたチビアライさんの恨みや悲しみの思いの力が!
輝きとなってすべてのアライさんたちの能力を全力以上にフルブーストさせていたのだ。

この力は過去セルリアンによるセントラル襲撃事件でとあるけものが起こした奇跡に似ている。
その奇跡は「けもハーモニー」と呼ばれていた。

そして、その後セントラルを襲撃したセルリアン達が起こそうとしていた奇跡があった。
それは「セルハーモニー」と呼ばれていた。

そう、チビアライさんが起こした奇跡はこれらと同じ現象
名付けるなら「アラハーモニー」なのだ!!!

ウェンカムイの視線の先はすべてアライさんで埋まっていた。
増えに増えたアライさんたち、どこかの誰かが勘違いで言った言葉をみんなで叫んだ!

群れアライさん「誰かが言ったのだ!!困難は群れで分け合えと!!」

絶対的な自信を持った言葉をみんなで叫んだ!

群れアライさん「アライさんたちにオマカセなのだあああああああああああ!!!」

その数千のけものの群れがウェンカムイに襲いかかる!!

ウェンカムイ「それがどおおおおおおおおおおおおおしたああああああああああ!!!」

首から手を放し、両腕で全力で潰しにかかるウェンカムイ。
潰されてもガンガン増えて増殖し足元に絡みつくように襲いかかる群れアライさん達!!

ガジガジガジガジッガジガジガジガジッガジガジガジガジッ

群れアライさん「噛みごたえあるのだ」ガジガジ
群れアライさん「うーんうまみぃ!」ガジガジ
群れアライさん「パークの危機を守るのだ―!」ガジガジ
群れアライさん「おいしいおにくなのだー!」ガジガジ

ガジガジガジガジッガジガジガジガジッガジガジガジガジッ

悪神の強靭な足が何千もの牙により皮膚を齧られ、
肉や筋を齧られ骨だけになっていく…ついに膝をつくウェンカムイ。

ウェンカムイ「あああああああああああああああああくそおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

手放したウェンカムイの熊手を群れのアライさんたちが数人がかりで持ち上げる。
そして、ウェンカムイの負傷した首めがけて突き出した!

群れアライさん「アライさんスペシャルなのだー!!」

この瞬間、ウェンカムイは死を悟った…これはもう無理だ、自分は死ぬ負けたと…
パークのスタッフに冬眠から無理やり起こされ、イラついて食い殺したら美味かった…
自分を襲いに来る人間はみんな殺して食ったら美味かったそして遂に自分も殺された…
しかし、サンドスターでフレンズとして蘇った…そのあと殺したやつらを逆に食い殺したら美味かった…
森で食べたやつも肉は美味かった、森に住むアライさんたちも美味かった…
食い物が言葉を喋ることにイラついた…自分と同等の力を持つやつがいるのもわかった…
そして、自分にも限界があることを知った…この生命はイラつくことが多かったが…

ウェンカムイ「とりあえず色々美味かったから楽しかったな…帰るか…」

ウェンカムイの負傷した首に熊手のツメが突き刺さる。
ゴキン…首が嫌な方向に曲がる…動けなくなったウェンカムイにアライさんたちが群がる。

全身をアライさんたちに貪り食われ、骨だけになっても砕かれ齧られ脳を啜られ…
姿を無くそうとしたが…食い残された骨が光りだした!

そう、フレンズは事故などで死んでサンドスターを失うと元のけものに戻るのだ。

エゾヒグマ「グワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

ウェンカムイが神の世界へと帰り、人喰いのエゾヒグマが無傷で姿を現した!
しかし…

群れアライさん「おにくのおかわりなのだー!」モグモグ
群れアライさん「あああー!アライさんのお肉なのだ!」モグモグ
群れアライさん「食べられないのだ―!ガジガジするのだ!」
群れアライさん「それはアライさんのお尻なのだやめるのだ!」
群れアライさん「暴れるのはやめるのだ、アライさんのお肉なのだ!」モグモグ
群れアライさん「うんこするのだ―!」ブリブリ

エゾヒグマの姿に戻るも反撃が出来ずに囲まれたアライさんに全て食い尽くされてしまったのだ…

群れアライさん「もう、食べつくしちゃったのだ…」
群れアライさん「アライさんは何も食べてないのだ可哀想なのだ…」
群れアライさん「おなかへったのだ―!」
群れアライさん「草食べるのだ!」モグモグ
群れアライさん「動物ゲットなのだ肉なのだ」モグモグ
群れアライさん「死んだアライさん美味しいのだ」モグモグ
群れアライさん「食べるものなくなったのだ…」シクシク
群れアライさん「食物なければウンチ食べれば良いのだ」ブリブリ
群れアライさん「いい匂いなのだぁ~」モグモグ
群れアライさん「人しゃんの畑に行こうなのだ!」
群れアライさん「それが良いのだ!フレンズもウマウマなら人しゃんもウマウマなのだ!」
群れアライさん「はたけのまんまるもぐもぐするのだー!」

アラハーモニーで増えたアライさん達はウェンカムイを食い殺し、エゾヒグマも食い尽くし、
仲間の死骸や森に住む生き物や草木をすべて食べ尽くした。
空腹を訴える数千ものアライさん達…誰かの発言により次は人や畑を襲おうとし始める

つづく

次で最終回です、アライさんの群れはどうなるんでしょうね…助けて!!

●人食いグマとアライさん

「害獣フレンズ」

増え続け迷惑行為の酷さから政府から一掃されそうになった
アライグマのフレンズにつけられた蔑称。

それは本当だった。

アラハーモニーによって過剰繁殖した数千匹のアライさんが
森を出て田畑や家畜、人間やフレンズを襲おうとしているのだ。

その様子を見てラーテルがまた飛び出そうとしたが
今度こそ本当に死んでしまうとタヌキが必死に止める。

群れアライさん「アライさんたちが天下を取るのだ―!」
群れアライさん「おやさいをいっぱい食べるのだ―!」
群れアライさん「人しゃんもモグモグしてやるのだ―!」
群れアライさん「行く前にうんこするのだ―」ブリブリブリ
群れアライさん「アライさんたちの力を見せてやるのだ―!」
群れアライさん「ま、また生まれるのだ―」スポポポポーン
群れアライさん「よーしいくのだー!」
群れアライさん「おまえ―体が透けているのだ―!」
群れアライさん「なにーウスイさんなのだ―?」

フレンズの体を構成しているのはけものプラズムという物質。

群れアライさん「ああああーアライさんの体が消えていくのだ!」
群れアライさん「なんでなのだあ、あああ~」
群れアライさん「んっー!!ウンコも透明なのだ!」ブリブリブリ
群れアライさん「それでもいい匂いなのだ~」モグモグ
群れアライさん「ああああこれじゃあ天下が取れないのだぁ~」
群れアライさん「ああ、アライさんが消えたのだ~」
群れアライさん「あああああああ~~~~~~~」

けものプラズムの維持にはサンドスターという物質が必要だった。

アライさん達はアラハーモニーによる能力の過剰ブーストによって
そのサンドスターをほとんど使い果たしていたのだ。

能力によって大量に繁殖したアライさん達の殆どが消えかかってしまっている。

群れアライさん達「消えるのいやなのだぁ~~~~」フワアアアァァァ

数千匹いたアライさん達は体の維持が出来ず一人残らず消えてしまい…
消えたアライさんたちが食べ尽くした、森に住むアライさん百匹分の死骸に戻ってしまった…

繁殖型アライさんは死んでもけものに戻ること無く汚い死骸が残るだけなのだ。

アラハーモニーによるパークの壊滅はアライさん達の自滅により避けられた。

今、森の中で生き残ってるのはラーテルとタヌキだけだった。

命あるものはほとんどエゾヒグマとアライさんたちが食い尽くしたのだ。

ラーテル「助かったぜ、ありがとう…」

あの異常な光景を目の当たりにしてなんとか自分を保とうとしたラーテル。
自分は正義の味方なんだと何度も自分に言いきかせる。
手はまだタヌキと繋いでいる、そうしていないと技が解けて死ぬからだ。

タヌキ「………………」

地面いっぱいのアライさんの死骸を見て
タヌキは声を失っている。

ラーテル「くそ…結局ほとんど死んじまった、アタシは何やってるんだ」

自分がもっと強ければ、ここまでの惨状にはならなかったのではと強い自責の念にかられるラーテル。
それに、エゾヒグマの死骸も無ければジャパリ政府によるアライさん一掃政策が始まってしまう。

声が出ないタヌキはそんなことないよと握っている手に強く力を込める。

ラーテル「はは…ありがとな」

ガサゴソガサゴソ…

茂みから何か音がする、他に生きてるけものやフレンズがいたのかと二人は振り向く?

チビアライ「のだぁ、おかーしゃんのかたきがとれたのだ!てんかをとったのだー!!」

チビアライさんだった、生きていたのだ!

チビアライ「そこのオマエー!あらいしゃんをやしなうのだ!
おかあしゃんをうしなったあらいしゃんはひとりでいきてゆけないのだ!
アライしゃんはさいきょーだけどこどもなのだ!
だから、おまえたちがはたけのおやさいとってこいなのだ!うまうまでもいいぞ!!
アライしゃんはいのちのおんじんだからそれぐらいされてとうぜんなのだふははははー」

エゾヒグマを倒した事によってかなり気が大きくなっている
チビアライさんがかなり早口でまくし立てる。

ラーテル「っ…!」

ラーテルはアライさんが生き残っていた安心感よりあの異常な繁殖力となんでも喰らい尽くす食欲を思い出していた。
タヌキの変化の術がなければ、あの時2人とも食われていたのかもしれないのだ。

チビアライ「んーなんだおまえたちはやくはたけにいって
あらいしゃんにおやさいとってこいなのだ!そうかさきにすきすきしたいのか!
いいぞさいきょーのアライしゃんのあたまをなでですきすきするのだ!」

ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチモゾモゾモゾ

不快につり上がった目の汚い色したアライグマではない「何か」が芋虫のように這いずって近寄る…

チビアライ「おまえなでなですきすきするのだーなんだかおかあしゃんににてるのだ!」

タヌキ「!!!うぷっ…!!」

何かに凄まじく不快なことを言われ吐きそうになる。

チビアライ「よじのぼるのだー!!」

何かはタヌキの足によじ登ろうとする…
ウェンカムイの足が齧られ貪り食いつくされたシーンがフラッシュバックする。

タヌキ「いやぁあああああーー!!!」

反射的に何かを足で踏みつけていたタヌキ。
何度も何度もそのおぞましい何かを踏みつける。

チビアライ「ごぼっ、な、なにしゅるのだいのちのおんじんなんだぞ…
あ、あらいしゃんがかわいそうなのだふみふみするのをやめるのだ!」ゴボッゴボッ…

踏みつけられ、折れた肋骨が内臓に刺さり血を吐き出す何か。

チビアライ「うううーおまえーーー!
またさっきみたいにふえておまえもたべたべしてやるのだ…げぼっ」

自分もあのウェンカムイや他の生命のように貪り食われてしまうのか…
そう思うとタヌキちゃんはショックで。

タヌキ「オ、オエエエエッ」ゲロロロロロービチャビチャビチャビチャ

タヌキの吐瀉物が瀕死の何かに降り注ぐ。
ゲロまみれになるチビアライさ…じゃなかった、何か。

チビアライ「うっ、う…ちょっとすっぱいけどこれおいしいのだピチャピチャ」

自分にかけられた吐瀉物を美味しそうに食べる何か。

チビアライ「もっとよこすのだ、ごぼっ」 

自分がさっき踏みつけられたことも忘れてタヌキの吐瀉物を欲しがる…
吐瀉物と血まみれで気持ち悪くうごめく何か…

そんな何かにラーテルは無言のまま。

グシャ…

頭を潰し黙らせた……

ラーテル「……タヌキ、大丈夫か?」

何事もなかったかのように嘔吐してうずくまるタヌキを気遣うラーテル。

タヌキ「………………」コクコク…

ラーテル「もう大丈夫だ、害獣の生き残りはアタシがやっつけたから」

ラーテル「だから、森を出よう」

精神的ショックで喋れず動けないタヌキを支えながらラーテルは森を出た…

・エピローグ

森を出た二人はパークの救出ヘリによって助かった。

ジャパリ病院へと搬送されたラーテルは治療が終わり、病室でタヌキと一緒にいる。

タヌキ「………」

やはり、ショックで声が出ないタヌキちゃん。
そんなタヌキちゃんにラーテルは。

ラーテル「なあ、お前ハチミツ好きか?」

タヌキ「………?」

ラーテル「いや、ハチミツ好きだったら気があうなって思ってさ」

恥ずかしそうに鼻をかくラーテル。

ラーテル「行くとこないなら、俺の住処に来ないかって思ってさ…」

タヌキ「………っ!」

今回の事件で何も出来なかったラーテルはせめてタヌキちゃんだけは守ろうと思ったのだ。 

正義の味方を名乗っておきながら、
恐怖に負けて生き残ったチビアライさんを踏み潰したことは一生後悔するだろうと思った。

恐怖に負けた…でもこのフレンズだけは守りたいと。

それにラーテルは代々パートナーのフレンズが居たのだ。
しかし、このラーテルにはそのパートナーがいなかった。

ラーテル「イヤだったらいいんだ…」

タヌキ「ううん…」

かすれた声で返事をするタヌキ。

タヌキ「うれしいけど…タヌキは一度決めた相手と一生暮らすんだよ…?」

ラーテル「だったら、正義の味方なんてやめて一生守ってやるよ!」

タヌキ「うん!」

手を取り合うタヌキとラーテル。

病室のカーテンから日差しが降り注ぐ。

今回の惨劇は忘れることなんて無理だろうけど、
この恐怖は一生忘れることはないだろう。

しかし、辛いことは分け合って半分にすればいい。
楽しいことは二人で楽しめば二倍だ。

タヌキとラーテルは二人で支え合って生きて行くことを誓うのだった。

そして、画面が暗転しエンディングテーマである
「純情ぽんぽこ音頭」が流れスタッフロールが上がってくる。

今回のことで他所のちほーのアライさんたちがどうなったのかは
わからない、しかしこの話はこれで終わったのだ…

-完-

ということでかしこいアライさんあらためアライさんと人喰いグマ終わりました。
まさか、アライさん全滅するなんて
最初に考えてたネタはラーテルとタヌキちゃんも食べられます。
SS書くの楽しかったですがネタがないので当分読む専に戻ります。

お付き合いありがとうございました!

●長い夢の終わり

アライさん「おい、起きるのだ!」

???「ん、ん??なんだ???」

カプッと寝起きにアライさんに噛み付くフレンズ。

アライさん「うぎゃあーーー!」

???「あ、すまん…おいしいものたくさん食べる夢みててな、なんか色々すごかったな覚えてないけど」

アライさん「い、痛いのだ…それよりカムチャマとコヒマがお前を呼んでるのだ」

???「あ、いけね。俺としたことが寝過ごしてた」

アライさん「早く行ったほうがいいのだ」

そうだなと言いつつアライさんを眺めるフレンズ。

???「…なんだかわからんけど、お前ちっちゃいけどデカイやつだな!」

アライさん「ん???そうなのだ!アライさんはビッグなのだ!天下を取るのだ!」

???「まあ、起こしてくれたお礼だ。このエゾヒグマことカムイになんかあったら頼ってくれ!じゃあな!」

と言ってエゾヒグマのフレンズは去っていった。

ーRESETー

ーNEXT STORYー

●アライさんと???

・プロローグ1

アラハーモニー事件で生き残ったのはラーテルとタヌキの二人だけ。

しかし、目撃者が他にもいた。

???「うわぁー、すげーなぁ。地上こんなに楽しい事なってるのか!オイラも混ざりたい!こいつらビリビリさせたらすごく面白そう!」

楽しさのあまり体が放電するフレンズ。

???「と言っても、一度落ちちゃうと戻るの大変だからなぁ」

その目撃者は雲の上にいた。

???「え、あれどうなってんの?また増えてクマにすげー群がってるんだけど…すごいすごい」

謎のフレンズはもっと正確に見ようと身を乗り出し…

ズルッ

???「あっ…」

ヒューーーーーー

???「うわぁ、晴れなのにやっちまったー!!」

雲から足を滑らし
そのまま地上へと落ちていった。

・プロローグ2

アラハーモニー事件はジャパリパーク・サファリの森の中で起こったためセントラルに住む人間には届くことはなかった。

それと唯一の目撃者である、
ラーテルとタヌキの二人は森に散らばったアライさんの死骸はすべて人食いグマがやったとしか言わなかったからだ。

そして、最近アライさんたちが大人しく目立った行動をしなかったのとアライさん保護団体の面倒なデモ活動により。

ジャパリ政府の「アライさん殲滅法」こと「特殊型セルリアン駆除法案」はなかなか通らなかったのだった。

観光客やパークに住む人間たちのアライさんに対する評価はそこまで酷くなかったのだ。

それでもアライさん達はパークから一匹残らず殲滅しておきたい。
あのようなコントールの効かないのけものの害獣フレンズはジャパリ政府が理想とするジャパリパークには不要なのだ。

そこで政府は考えた。

殲滅は我々人間ではなくフレンズたちに任せようと。

-謎の地下室-

人間「おはよう、オオカミさんたち」

黒いスーツにパークのピンバッジ、ジャパリ政府の人間だ。

地下室にはオオカミのフレンズたちが集められていた。

人間社会に馴染めず、サファリで徒党を組み好き勝手に生きてきたフレンズたちだ。
そんなフレンズたちを人間は薬で眠らせ地下室に集めたのだった。

タイリク「こんなところに私達を閉じ込めて何をするつもりなの?」

タイリクはその名の通りタイリクオオカミのフレンズ、オオカミたちのリーダーだ。

イタリア「そ、そうですよ!!お姉様の言うとおりだわ!!」

イタリアオオカミのフレンズもタイリクに同意する。

人間「君たちにわざわざここまで来てもらったのは、お願いしたいことがあってね」

タイリク「お願い?私達を眠らせ無理やり連れてきたのに?そんな事が許されるわけ…はっ!」 

タイリクは自分の首に違和感を感じ、周りの仲間達を見回した。
オオカミたちの首には全員大き目の首輪がつけられていた。

それがどのようなものかはなんとなく理解した。

人間「そうです、爆弾付き首輪ですよこれは。人間があなた達と対等に話すにはこうするしかなかったのですよ」

これはお願いではなく人間による命令だ、スイッチひとつでいつでもお前たちを駆除できるんだぞという意味だった。

タイリク「クッ…何をすればいいのよ…?」

自分の命一つなら良い…仲間の命もかかっているのでお願いに応じた。

人間「簡単です、貴方たち群れの力でパーク中にいるアライグマを殲滅、駆除してほしいのです。動物、フレンズに限らずね」

イタリア「アライグマたちを殲滅?そんな酷いことを!!」

人間「貴方達はアライグマも捕食対象でしょうに」

タイリク「しかし、それは!」

???「ほほう、あたし達がイヤだといったら?」

大きなオオカミのフレンズが話に割って入る。

タイリク「な、なんでここに貴方が…」

このオオカミはダイアウルフ、とっくの昔に絶滅した伝説的なオオカミである。

人間「えーっと、あなたは確かダイアウルフさん…そうですね、断った場合は善良なパーク市民殺害の件で全員処分されます。」

貴方達が死んでも新しいフレンズが代わりに生まれますからねと。

そして、オオカミたちが殺したという人間は善良でもない人間たちだった。
サファリにいる人間社会に馴染めなかったフレンズたちをトロフィー的なハンティングしようとした人間だ。
オオカミたちはそのような人間をフレンズから守りたまに殺してしまうのだ。

ダイア「そうかそうか、ならあたしの首輪をためしに爆発させるが良いさ。」

ダイアは人間に近づこうとする。

ダイア「さあ早くそのスイッチを押すがいい。早くしないとお前の首が飛ぶぞ」

人間「そうですか交渉決裂ですか…残念です、では処分ということで」

カチッと即座にスイッチを押す。
ボンッと首輪が爆ぜて胴と頭を分断させるほどの衝撃が起きる…が

ダイアウルフは全くの無傷であった。

ダイア「ふむ…火薬をケチったのではないか?」

フレンズの技などではなく異常な耐久性によるものであった。

人間「なんとまあ…フレンズと人間はここまで違うということですね、今後の参考にさせていただきます」

ダイア「はぁ、タイリク…お前らが人間どもに連れて行かれるから興味本位でついてきてみたがこの程度かつまらん」

情けないぞお前らとオオカミたちの方を見て、ダイアは少し考えてから…

ダイア「いいことを思いついたからあたしについていく者は首輪を破壊しろ、この人間についていく者も首輪を破壊しろ」

要するにこの程度で死ぬようなやつは諦めろということでいつもの無茶振りにため息をつくタイリクオオカミ。

タイリク「はあ…また始まったわ」ボンッ

イタリア「うふふ…この程度の痛みタイリクお姉様のことを思えば」ボンッ

オオカミたちは次々と首輪を破壊していき爆発に耐えていく。
しかし、全員が全員この威力に耐えられるわけではない。

アード「あわわ…こんなの無理ですよぉ…」

自分の体では絶対に耐えられないと首輪をコツコツ叩き尻込みをするアリ大好きアードウルフ。

タイリク「あの人の無茶振りにはいつも参るわね…」

スパッと自慢の爪で首輪を分断する、無理に外すと爆発する仕組みではないようだ。

アード「うう…タイリクさんありがとうございますぅ」

人間「ああ…他のオオカミの方も耐えられましたか、参りましたね…」

ダイヤ「さて人間ここからはこちらがお願いする番だ。あたし達はお前らの言うとおりにアライグマを食い尽くしてやろう」

人間「殺されても文句を言えない真似をしたのにこの要件を飲んでくれると?…それで一体何が望みなのですか?」

ダイヤ「ああ飲んでやろう、そのかわりジャパリパークの土地を一つよこせ。あたし達オオカミが安心して暮らせる土地をな!」

人間「なるほど…土地ですか私一人の判断では難しいですね…」

ダイヤ「交渉が難しいなら命令だ。アライグマを全滅させたら土地をよこせ、無理ならセントラルをいただく。」

タイリクオオカミが横から割って入る。

タイリク「この人は話が強引すぎるわ…人間さん、私達はアライグマの殲滅に力を貸すわ。
その代わりに土地は無理でも私達が今までやってきたことについては目をつむって欲しいの。
それと、もう二度とフレンズたちを狩るような真似はやめてほしいの…私からのお願いはそれだけ。」

人間「その程度なら私の権限でもなんとか出来るでしょう…それではよろしくお願いします」

ダイア「ふむ、タイリクオオカミは考えることが小さいな行くぞお前たち、アライグマ狩りだ!!」

そう、これが各ちほーのアライさんたちと狼の激しい戦いの始まりだったのだ…

●アライさんとオオカミ連盟

つづく

ということで続編ですかこっちはラーテルとエゾヒグマの時と違ってオチを考えていません。
もうちょっとライトな方向になると思うのでゆっくり描いていきます。

まとめ
アラハーモニーは記録に残らなかった大事件。

雲の上から謎のフレンズがそれを眺めていて落っこちた。

ラーテルとタヌキはアラハーモニーの事を話しても誰も信じてくれないだろうし
この事件の記憶を一刻も早く忘れたいので嘘をついた。

ジャパリ政府もなんだかんだでアライさん殲滅に踏み切れないので
フレンズはフレンズをぶつけることにした。

オオカミのグループを眠らせて拉致。

なんだかんだでオオカミたちは自分たちが安心して住める土地の用意を
条件にアライさん退治に出掛けましたとさ。

舞台はアニメ版より数十年先のジャパリパーク
タイリクオオカミ達はどっちかというとアプリよりの性格だけど別個体。

アラ虐要素が足んないのは
どうしようか考えておきます

●アライさんとオオカミ連盟

-旧富士山頂上-

ここはサンカイちほーのとある火山、
キョウシュウちほーにある火山と同じくサンドスターを噴出させる火山である。

そこに一人のフレンズがやってきた。

イヌガミ「はぁ…お前らまで封印の礎になる必要なかろうに…」

そう言いながらタヌキのフレンズであるイヌガミは山頂にある2つの石像にお供え物をおいた。
一つはお稲荷様の像、もう一つは九尾の狐の像だ。

イヌガミ「ほら、お前たちの好きないなり寿司だ…後この酒はわしが飲む、はあ。」

大徳利に入った酒を飲みため息をつくイヌガミ。

イヌガミ「他の守護けものはみんないなくなってわしは寂しいよ…また、キュウビとのんびり釣りがしたいわい…はあ」

今のパークの平和はこの守護けものたちのおかげというのに人間は…と思いながら更に大きなため息をつくイヌガミ。

イヌガミ「更に真ん中のキツネのフレンズ…そんなに耳を大きくしても聴こえないないじゃろうが…」

火口の中央には耳がとてつもなく大きい少し変わったキツネのフレンズが結晶に包まれている、
何故そうなっているかはわからない。

イヌガミ「お前の願いのような呪いは大切な人を苦しめておるぞ…」

-----------------------------

???「や、やめるのだ…!!!」

キツネのフレンズ「でもこれでみんな助かるなら…」

???「子どもたちはどうするのだ!!」

キツネのフレンズ「それは任せるよだから…」

-私の好きな人で世界をいっぱい埋めて欲しいな-

???「やめるのだ、フェネックうううううううううううううう!!!!!!!!!」

-----------------------------

大昔にフェネックというキツネのフレンズはパークを救うために犠牲になったのだ…
だから、今のパークにはフェネックのフレンズはいない。

イヌガミ「オマエがそんな願いをしなければ、アイツは忌み嫌われる存在にならなかっただろうに」

謎の地下室から出来てたオオカミたち。

ダイア「よーし、お前ら無事だなじゃあ解散!」

いきなりの解散命令に驚くオオカミたち。

タイリク「ちょっと、アライグマを殲滅しに行くんじゃないの???」

ダイア「ああ?あんなの出まかせに決まってるだろ、捕まったお前らを助けるために方便だ」

ほら、散った散ったと手を振るダイアウルフ。

タイリク「そんな…」

頭を抱えるタイリクオオカミ…そこをなあなあにして解散しても自分たちが人間を殺した事実は消えないと言うのに。

タイリク「わかったわ…それじゃあ、アライグマ殲滅は私一人でもやる」

イタリア「わ、私もお姉さまについていきますわ!」

ダイア「何だやる気だったのか?」

真面目なやつだなタイリクはとダイアウルフ。

タイリク「どっちにしろやらなきゃ私達の未来はないのよ…」

そう、どういう理由があろうと人に危害を加えるフレンズにミライはない。
今のジャパリパークは人間が支配する世界なのだ。

コヨーテ「私は辞退するよ…お前たちには関わりたくない」

トロフィーハンター殺害に関与していない他のフレンズは乗り気ではなかった…
オオカミのフレンズは人間から見れば同じ穴のアライさんなのだろうが。

タイリク「あいつらを殲滅すれば私達の世界が手に入るのよ!」

それでも首を振るコヨーテ。

コヨーテ「そこにアイツはいないからな…」

アード「わ、私もそんな乱暴無理ですぅ」

他のオオカミも種族は違えと同じフレンズを駆除することにためらってるようだ。

タイリク「…仕方ないわね…明日この場所にもう一度来るわ、覚悟を決めたものだけ来なさい…」

他のオオカミの仲間達に考える猶予を与えたタイリクオオカミだったのだ。

ダイア「タイリクの真面目さが仇にならなければいいのだがな…」

-翌日-

コヨーテ「あ、あいつら!!!私のロードランナーを絶対許さん!!」

大切仲間をアライさんにやられたコヨーテ!

アード「あああああああ!!!私の家とられちゃった上にバットでいっぱい叩かれちゃいました―!」

アナグマさんの住処だった場所を借りてたアードウルフ、
アライさん一家に取られた上に金属バットでいっぱい叩かれたらしい。

リカオン「あいつら酷すぎますよ!!」

リカオンは理由は話さなかったが酷かったらしい。

エゾオオカミ「謎の組織よりヒデェ!」

なんかヒデェらしい。

オオカミたちはアライさん達の蛮行に怒り心頭だった。

オオカミたち「あいつら全員やっつけよう!!!」

オオカミたちの意見が全員一致した、
昨夜は迷っていたが翌日即決するほど繁殖で増えたアライさんたちの行動は酷かったのだ。

タイリク「……全員の気持ちは決まったようね…それじゃあ」

タイリク「アライグマ狩りの始まりよ!!」

ウオオオオオオオォォォンと全員遠吠えする。

場所は代わりサンカイちほーの森。

???「迷っちまった…あのいっぱい増える面白いフレンズに会えたらいいな」

雲から落ちた謎のフレンズはこの森に落ちてしまった、アライさんに会えることを楽しみながら迷っている。

ガサゴソガサゴソ…

アライさん「あ、アライさんは一体何者なのだ―!」

茂みからちょうどよくアライさんが現れた、けものみーつけものである。

???「お、この前見たアイツだ!!!」

ひゃっほーーーいとアライさんに飛びかかる謎のフレンズ。

ドッターン、バッターン!

アライさん「う、うぎゃーーーー食べないのでほしいのだー!!!」

???「がおおおおお、食っちまうぞおおおおおお!!」

うぎゃーうぎゃーと叫び慌てまくるアライさん。
謎のフレンズはあの時と同じように増えるかと期待したが……

アライさん「うう…何なのだ…アライさんは何もしてないのだ……それにここは何処なのだぁ…」

怯えて泣け叫ぶばかりだった…その姿を見て流石に可哀想と思ったのか。

???「ご、ごめんよ、食べないから安心しなよ…ほらこれやるよぉ」

スカートに挿していたキャンディーを渡す。
昔、自分と似たフレンズにもらったものだった。

アライさん「あ、ありがとうなのだ…ペロペロ…お、おいしいのだああああ!」ペロペロ…

???「そ、そうか良かったな」

アライさん「うう…そういえばアライさんは自分が何なのかわからないのだ…気づいたらこの森にいたのだ!」ペロペロ…

???「自分がわからない?ここはどこ?ってことはお前、最近生まれたフレンズだな?」

今は人間が管理するようになったジャパリパークだが、
サンドスターについては謎が多く人間には手が出せないのであった。
なので今でもフレンズは自然発生でしか生まれないのである。

アライさん「フ、フレンズ…?」ペロペロ…

パキッ…ともらったキャンディーを割る。

アライさん「な、なんなのだフレンズって!半分返すから教えてほしいのだ!」ペロペロ…

???「お、おう…とりあえずこれ舐めるか…ペロペロ…う、うめぇ!!!」ペロペロ…

割ったキャンディーを謎のフレンズに渡すアライさん、二人で仲良くアメを舐ながらフレンズについて教えてもらう。

アライさん「そ、そうだったのか…アライさんはフレンズになったのか…」ペロペロ…

???「ああ、オマエがなんのフレンズはオイラもよくわかってないんだ人間がいるところか図書館に行けば何かわかるんじゃないのか?」ペロペロ…

アライさん「そうなのか!それじゃあアライさんがなんのフレンズか教えてもらいに行くのだ!」ペロペロ…

???「まあ、せっかくの縁だしオイラもついていってやるよ!」ペロペロ…
(もしかしたら、あの時と同じようなことが起こるかもしれないしな!)

アライさん「ありがとうなのだ―!甘いものくれる…え、えーっと」ペロペロ…

謎のフレンズは本来の名前を名乗らずに、昔出会った自分と似たフレンズの名前を名乗る。

???「オイラはハクビシンっていうんだ、よろしくなアライさん!」ペロペロ…

そう、ハクビシン。とあるちほーではアライさんと並ぶ害獣と呼ばれるけもの…ペロペロ…
二人の冒険がいま始まる。

つづく

アライさんが増えるようになった理由を適当にでっち上げました。
タイリクオオカミたちの部分は省力しすぎましたが各ちほーを回りながら
アライさん殲滅の旅に出ます。
そして、もう一組アライさんとハクビシンの害獣コンビが旅をします。
どうなるかは考えていません。

●○ルコアライサン

ここは○ルコひろしまちほー店
ここに新種のアライさんが誕生した。

その名も○ルコアライサンだ!(以下ウンコさん)

ウンコさん「うう…美味しそうなコアラみたいなの食べたら全身が真っ白なのだ、アライさんが可哀想なのだ」

しくしく気持ち悪く泣くウンコさん。

ウンコさん「さっきのコアラ食べたせいでウンコしたくなったのだ」ブリブリブリブリ

白い糞を豪快にひねり出すウンコさん。

ウンコさん「ふぅ、スッキリしたのだぁ。出すもの出したらお腹が空いたのだ」

自分の出した白いウンコを見て…

ウンコさん「ラッキーなのだソフトクリームが落ちてたのだムシャムシャ美味しいのだぁ」

自分が出した白ウンコをムシャムシャ食べるバカっぷり、とても気持ち悪い。

○ルコ店員「○ルコアライがいない…なんだこの気持ち悪いやつは!」

ウンコさん「あ、オマエもソフトクリーム食べたいのか?でもこれはアライさんのモノなのだ!」

○ルコ店員「うわぁーウンコ食ってる!発砲!発砲だぁー!!」

バンッバンッ!

身分相応という言葉があるように、アライさんにマスコットキャラは無理だったようです、おしまい。

○ルコ店員「○ルコアライがいない…なんだこの気持ち悪いやつは!」
じゃなくて
○ルコ店員「○ルコアラちゃんがいない…なんだこの気持ち悪いやつは!」

●アライさんとオオカミ連盟

ーアラネード編ー

タイリク「着いたわ、ここがアライグマの生息地の一つアルパカ農園よ」

ジャパリ政府の人間が言うにはアライさんの生息地は7箇所。
オオカミたちはそれを1つずつ潰していくことにしたのだ。

リカオン「農園の皆さんが無事ならいいですけど…」

アルパカ農園はもふもふなフレンズ達が経営する癒やしの場所だ。
こんなところまでアライさん達の魔の手が及んでいたのだ。

ワカイヤ「た、たすけてぇー」
スリ「とりあえず逃げよう」

モコモコとサラサラの毛をした二人のフレンズが何かから逃げようとしている。

それは不愉快な叫び声とともにやってきた。

アラネード「のだのだのだのだのだぁーーー」
雑魚アライさん「のだぁーーーー!」
雑魚アライさん「のっだぁーーー!!」

アライさんが回転しながら大きな竜巻を起こしている。
アラネードさんだ!
更に竜巻のに乗ってアライさんが数匹空を飛んでいるのだった。

アラネード「ふはははー!おやさいをいただきなのだ―!」

強力な竜巻で空に巻き上げられる野菜、竜巻の中にいるアライさんはその野菜をキャッチしていく。

雑魚アライさん「おやさいいただきなのだー!」
雑魚アライさん「おいしいとこだけもぐもぐなのだ!」
アラネード「つまみ食いはやめるのだ!」
雑魚アライさん「いっぱいしゅうかくなのだー!」

タイリク「畑が襲われている、なんとかしないと!」

リカオン「タイリクさん危ないですよ、竜巻に飲まれて吹き飛んじゃいますよ!」

タイリクを止めようとするリカオン、オオカミの中ではかなり冷静なフレンズだ。

イタリア「ああ、お姉様と竜巻の中でランデブー!」

フラフラと竜巻の中に吸い込まれそうになるイタリアオオカミだがなんとかとどまる。

アラネード「よし、退却するのだ―!」
雑魚アライさん「のだー!」
雑魚アライさん「のだー!」

野菜を採り尽くすとアラネードは去っていった。
竜巻が通り過ぎたあとの畑はぼろぼろになってしまっていた…

スリ「ああ…また、あいつらにやられてしまった…」
ワカイヤ「ううう…ひどいよぉ…」

タイリク「ねえ、あなた達。あのアライグマは何者なの?」

タイリクは自分はアライさんたちを退治するためにやってきた
オオカミのチームだという説明をしてから、あのアライさんたちが何者か訪ねてみた。

話によるとアルパカのフレンズであるスリとワカイヤはずっとこの農園を経営していて、
ある程度のアライさん対策もとっていたのだが、ある日突然あのアラネードさんがやってきて
畑を無茶苦茶にしながら野菜を略奪していくようになったのだ。

ワカイヤ「うう、ひっくひっく…スリやヒツジたちと一所懸命育てた野菜なのに…」
スリ「みんなが無事なら、野菜はまた育てれば…と言いたいところなんだが…」

畑は無茶苦茶なのだ…無事な場所はもう殆どなくなっていた。

タイリク「なんてひどい…」

イタリア「お姉さま一刻も早くあのアライグマを退治しましょう!」

普通のアライグマならオオカミたちの力で簡単に退治できるのだが、
アラネードさんはほとんど竜巻、自然災害なのだ。

ニホン「ちょっと…お腹が減ってきちゃったな」

リカオン「ニホンオオカミさんこんな時に何を…」

スリ「本当なら…アルパカ特性おでんをごちそうしてあげたいんだが、生憎ちくわぶしかなくてね…」

タイリク「おでん…ちくわぶ…竜巻…アライグマそれだわ!」

タイリクが何かとんでもない作戦を思いついたようだ。

イタリア「流石ですわお姉さまもう、作戦が浮かんだのですね!」

リカオン「え、え?どういうことですか?」

タイリク「みんなでこの畑をキレイにおでんパーティーをするわよ!」

みんな「えええええーーーーーーー????」

つづく

この畑をキレイにおでん→この畑をキレイにしてからおでん

もう、アライグマと人喰いグマで
終わらせておけばよかったかのような内容ですが
もうちょっとがんばりますね…

●番外編
ーアラ信とアライさんー

アライさんがパーク中に増えに増えまくった世界のお話。

ーとあるテレビ番組

芸能人「今日のフレンズのおうち突貫はこちらのお宅に来ております」

アラ信「どうも、はじめしてー♪ほら、アライさんも挨拶」

アライさん「は、は、はひへまひて…」

芸能人「なんと今日はアライさんと同居している方のおうちに来ています。」

フレンズのおうちを訪問する番組に自己中心的で凶暴なアライさんとアラ信が出ていたのだ。

芸能人「どうして、アライグマのフレンズと一緒に住もうと思ったんですか?」

アラ信「それはもう、アライさんが素晴らしいフレンズだからです。かつて人間が住めなくなったパークをたった一人で救った偉大なフレンズの末裔なんですよ!」

アラ信達の間ではそうなっているらしい。

芸能人「は、はあ…しかし最近は繁殖で増え続けるアライさんはセルリアンだという話が出ていますが大丈夫なのでしょうか?」

アラ信「はぁ??こんな天使がセルリアンだなんで頭がおか…セルリアンだなんてとんでもないデマです。アライさん達は純粋でピュアなので少し行き過ぎたところがありますが素晴らしいフレンズなのです」

芸能人「…はいそうですね」(スポンサーの頼みとは言えやな仕事を受けちゃった、殴りてぇ)

アライさん「ひとしゃんおなかすいはゃのだ…」
アライさんはアライさんで目が虚ろで呂律が回っていなかった、そして腕にはたくさんの注射痕が…

アラ信「ああ、これですか!アライさんがいくら偉大なフレンズと言っても感染病とか怖いですからその予防です、当然私もしていますよ!」

アライさんがそれとおちゅうしゃほしいのらと言っていたがそれは放送にはのらなかった。

アラ信「ほーら、アライさんの好きなじゃぱりまんですよぉ」

今はもうフレンズですら人の価値観に合わせて肉や魚を食べている時代にじゃぱりまんを差し出すアラ信

アライさん「マグまぐまぐ。。、うむぁいのらうむぁいのら」モグモグ
口からぼろぼろ汚らしく食べかすを落としながら食べるアライさん。

アライさん「ひゃべたら、ふんちなのだ」ブビブリブリブリ

その場で脱糞しだす。

芸能人「随分、やんちゃなんですね…うっクサ」

臭いという言葉にアラ信が睨みつけるも。

アラ信「そうなんです、愛情込めて育ててるのでアライさんの好きにさせてるんですよぉ」

ヤクでもウンコは躾けられなかったんだな…と。

芸能人「普段どういった生活を二人で過ごしているんでしょうか?」

アラ信「ご飯になったらご飯を上げて、あとは体を洗ったりお部屋を掃除ですかね」

芸能人「二人で一緒に寝たりなどは?」

アラ信「アライさんが子供の頃はよく一緒に寝てたんですがある時期になって恥ずかしがるようになってねぇ…でも今でも一緒に寝てます!」

アラ信の体をよく見ると引っかき傷や噛み傷だらけだった、アライさんの手首や足首にはロープで縛ったような…

アライさん「あばばばばばうぎににおくすりきれたのだおくすりほしいのだくるしいのだしぬのだーあばばばばばー」

突然発狂しだすアライさん。

アラ信「あ、あ、行けない…」
泡を吹いて暴れだすアライさんを押さえつけながら。

アラ信「ちょっと、お前あの棚にある黒い箱取ってこいや!!」

いきなり命令口調になるアラ信。

芸能人は黒い箱を手にとって…

アラ信「その中にある注射器こいつにうて!ただの持病の発作だから!!」

芸能人「あ、あ、はいっ」

注射器を暴れるアライさんに一気にうつ。

アラ信「あ、バカちょっとでいいんだよ!」

アライさん「アギッアギッアガガガ」ビクビクビクビク

アライさんは痙攣したあと動かなくなってしまった、どうやら心停止だ。

芸能人「あ…あ…」

アライさんは見た目はコスプレ少女なので自分のやってしまったことに青ざめる芸能人。

アラ信「うう、かわいそうに寿命だったんですよ…でも大丈夫です。」ドガッ

アライさんの死骸を蹴り飛ばして済みにやる。

アラ信「どうせ見分けつかないんですし、地下室で飼ってる新しい子に変えて撮影続けましょう。クソがまた湿気やり直しかよお前上に掛け合うからクビな」

芸能人「ひええぇ…」

そう、これがアラ信の本性であり闇なのだ。
アライさんを信じ切ってるくせに
都合の悪いことはすべてもみ消そうとするのがアラ信なのだ!

おわり

●アラ信の躾

アラ信「ううー、アライさん子供の頃は素直で良い子だったのに。今はちょっと注意するだけで引っ掻くわ噛み付くわと…あの頃のピュアなアライさんに戻ってくれー」

プスッ
拘束したアライさんに注射を打つ、思考を奪いつつ快楽性と中毒性もある特別ブレンドだ。

アライさん「ああああ、のだぁ~」ピクピクジョロロー

恍惚の表情で漏らすアライさん。

アラ信「アライさんこれからは僕の言うことちゃんと聞かないとこれあげないからね。まずはちゃんとトイレでうんちすること!」

アライ「わ、わかったのらぁー」ビクビクビクビク

ブリリリリリ

アラ信「糞の躾だけは無理だったか」

おわり

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