【アニメポケモンS&M】ミヅキ「大きなこえーで!アローラ!!」 (31)

ポケモンスクール

タッタッタ

サトシ「うわぁー!遅刻しちゃうよ!」

ロトム図鑑「サトシー!だからあれほど夜更かしはするなと言ったロトー」

サトシ「だって~」

ピカチュウ「ピカー」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1502350117

サトシ「まだ博士は来てないな!」

ガラッ

サトシ「みんな!アローラ!」

スイレン「サトシ、アローラ!」ニコッ

カキ「サトシ、遅いぞ!」

マオ「遅刻ギリギリだよ~?」

サトシ「へへへ、間に合ったしいいじゃん?」

ロトム図鑑「サトシ、これにこりたら夜更かしはもうやめるロト」

ピカチュウ「ピッカー」

サトシ「へへへ」

マーマネ「もう!サトシは!」

イリマ「サトシ、論理的結論から言いますと、夜更かしは体に良くないですよ?」

サトシ「だってさー」

サトシ「・・・・ん?」

ピカチュウ「ピ?」

サトシ「あの、君だれ?」

イリマ「え?」

サトシ「い、いや・・・転校生かな?」

イリマ「サトシ?」

マオ「サトシー!何言ってるの?」

マーマネ「夜更かしのしすぎで頭がボーッとしてるのかな?」

スイレン「サトシ、大丈夫?」

カキ「サトシ、そういうジョークはあまり良くないぞ?」

サトシ「え?」

サトシ(なに言ってんだよみんな・・・)

サトシ(俺、まだ夢でもみてんのかな?)

イリマ「大丈夫ですか?サトシ」スッ

サトシ「!」ビクッ

サトシ「あ、あのさ!そ、そうだ!」

サトシ「リーリエがまだ来てないみたいだけど・・・リーリエも遅刻かな?」

全員「?」

ザワザワ

サトシ「?」

ロトム図鑑「サトシー」

サトシ「な、なに?」

ロトム図鑑「リーリエって誰ロト?」

サトシ「・・・・・は?」

サトシ「お、おいロトムー?なに言ってんだよー?」

ロトム図鑑「なに言ってるはサトシの方ロト!」

サトシ「は?」

カキ「おいサトシ、今日は少しおかしいぞ?」

マオ「そうだよサトシ!保健室に言った方がいいんじゃない?」

スイレン「サトシ、私がつれて行こうか?」

サトシ「な、なに言ってんだよみんな!」

全員「!」ビクッ

サトシ「リーリエだよリーリエ!忘れちゃったのかよ!」

サトシ「頭が良くて・・・お嬢様でポケモンに触るのが苦手で・・」

サトシ「それで・・・いっつもシロンと一緒にいるリーリエだよ!」

ザワザワ

カキ「サトシ・・・・」

マオ「なにそれ?サトシの妄想上の女の子?」

サトシ「!?」

スイレン「今日のサトシ、ちょっと変」

サトシ「スイレン・・・」

カキ「イリマを知らないって言ったり、リーリエなんて女の子を妄想したり・・・」

カキ「本当に大丈夫か?サトシ」

サトシ「な・・・」

イリマ「サトシ、僕は気にしてませんから?」

サトシ「・・・・」

ピカチュウ「ピー・・・」

ガラッ

ククイ「みんなー、席につけー」

ザワザワ

ククイ「ん?どうしたんだ?」

サトシ「・・・・・・」

イリマ「い、いえ、なんでもありません」ニコッ

ククイ「そっか?」



ククイ「みんな!アローラ!」

全員「アローラ!」

ククイ「今日も1日、とびはねるぐらい元気にいこうぜ!」

全員「はーい!」

サトシ「・・・・・」

サトシ(博士もみんなもおかしいよ、まるでリーリエがいなかったみたいに・・)

サトシ(・・・おかしいのは俺の方なのか?)

イリマ「サトシ」ヒソッ

サトシ「!」

イリマ「本当に大丈夫ですか?なんなら博士に言って今日は早めに帰るとか・・・」

サトシ(誰だよお前・・・)

イリマ「無視・・・イリマはイリマせんって事ですか?悲しいですよサトシ」

サトシ(うるさいなコイツ)イラッ



ククイ「みんな!今日の授業はポケモンのゲットだ!」

ククイ「鐘が鳴るまでの間、好きにポケモンをゲットしに行ってくれ!」

全員「はーい!」

ワイワイ

サトシ「・・・・・・」チラッ

マーマネ「でさー?」

イリマ「ふむふむ」

サトシ「・・・・・・」

スイレン「サトシ!」

サトシ「!」

スイレン「さっきからイリマの方ばっかり見てどうしたの?」

サトシ「い、いや・・・」

スイレン「怪しい・・・」ジトー

サトシ「な、なんでもないって!」アセアセ

スイレン「ふーん、ま、いーや」

スイレン「ね!サトシ!良かったら一緒にまわらない?」ドキドキ

サトシ「え?あー・・・」

マオ「あ!サトシ、スイレン!私も一緒にいい?」

サトシ「ああ、いいぜ?」

ピカチュウ「ピカー」

マオ「スイレン!いい?」

スイレン「え?あ、うん・・・」

マオ(露骨に嫌そうな顔された・・・)



サトシ「ピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカー!」ビリビリ

アゴジムシ「ギャー」ビリビリ

スイレン「サトシ!今!」

マオ「そこだー!きめろー!ゲットだぜ!」グッ

サトシ「へへっ!よし!」

サトシ「いっけー!モンスターボール!」ポイー

アゴジムシ「・・・・」ブンッ

バシッ

サトシ「!?」

ゴツ

サトシ「ぎゃっ!」

スイレン「サトシ!」

アゴジムシ「・・・・」ホリホリ

ザザザ

マオ「あーあ、逃げちゃった」

サトシ「ちっくしょー」イテテ

ピカチュウ「ピッカー」

カーン

サトシ、スイレン、マオ「!」

スイレン「終了の鐘・・・・」



ククイ「お前らー揃いも揃ってゼロとは情けないぞー?」

サトシ「・・・もう少しだったのに」ガクッ

ピカチュウ「ピッカー」

スイレン「サトシ、仕方ないよ」

マオ「なに?カキもゼロだったの?」ニヤニヤ

カキ「う、うるさい!」

ククイ「たくー、少しはイリマを見習えよ?」

イリマ「ははは、たまたまですよ博士?」ドサッ

全員「!」

カキ「こ、これ全部イリマが捕まえたのか!?」

サトシ「ちぇっ」

ハプウ「やはりイリマは一味違うのう」

スイレン「イリマ、すごい!」

マオ「さすがイリマだね!」

イリマ「たいした事ないですよ」ハハハ

サトシ(だから誰だよお前・・・)

ピカチュウ「ピー」

ハプウ「なんじゃサトシ?イリマに負けて不貞腐れておるのか?」

サトシ「そ、そんなんじゃ・・・・」

サトシ「・・・ん?」

ハプウ「?」

サトシ「え?だれ?」

ハプウ「何を言っておるのじゃサトシ?」

カキ「サトシ、またその冗談か?」

マオ「サトシー、いい加減それ面白くないよ?」

サトシ「じょ、冗談じゃないよ!」

スイレン「サトシ・・・・」

イリマ「今日のサトシ・・やはり少しおかしいですね?」

サトシ「だ、だって俺、こんな人知らないよ!」

ハプウ「そ、そんな・・・」ガーン

マオ「ちょっとサトシ!ハプウにそんな言い方ないでしょ!」

カキ「サトシ!今のは無いぞ!」

ハプウ「わし、サトシに何か悪い事したかのう?」グスッ

イリマ「サトシ!ハプウに謝ってください!」

サトシ「な・・・・」

スイレン「サトシ・・・」

ククイ「どうしたー?」

ククイ「ん?ハプウが泣いてるようだが・・・・」

サトシ「・・・・」

ハプウ「な、なんでもないのじゃ!」

ククイ「?」

サトシ「なぁ、博士」

ククイ「なんだ?」

サトシ「マーマネ・・・まだ戻ってきてないみたいだけど」

ククイ「・・・・マーマネ?」

ロトム図鑑「マーマネ?いったい誰の事ロト?」

サトシ「!?」

サトシ「っ・・・・!」ダッ

ククイ「おい、サトシ!」

ピカチュウ「ピ!?」

ロトム図鑑「サトシー!どこに行くロトー?」




サトシ「おーい!マーマネー!リーリエー!何処言ったんだよー!」

ピカチュウ「ピッカー!」

サトシ(マーマネとリーリエ・・・何処行っちゃったんだよ・・・)

サトシ「何で誰もマーマネとリーリエを覚えてないんだ?」

サトシ「・・・・あいつら・・誰なんだよ・・・・・」

ピカチュウ「ピー」

サトシー

サトシ「!」

ロトム図鑑「サトシー!」ヒュー

ククイ「サトシ!いったいどうしたんだ!」

サトシ「博士・・・ロトム・・・」

スイレン「サトシ、どうしちゃったの!」グスッ

カキ「・・・本当に今日はおかしいぞ?」

サトシ「スイレン・・・カキ・・」

イリマ「サトシ、あまり心配かけないでくださいね?」

ハプウ「わしならもう気にしてないからの?」

サトシ「・・・・・・」

マツリカ「さ、帰ろうよ?」

サトシ「・・・・・・」

サトシ「何処行っちゃったんだよ・・マオ・・・」

翌日

どっかの屋敷

サトシ「・・・・」

ピカチュウ「ピー」

ロトム図鑑「サトシー、スクールはいいロト?」

サトシ「今日は休む!」

ロトム図鑑「サボりはいけないロトよ?それにここは・・・・」

サトシ「うるさいなぁ!」ピンポーン

ガチャッ

ジェイムズ「なんでございますか?」

サトシ「ジェイムズさん!」

ジェイムズ「君は?」

サトシ「ねえジェイムズさん!リーリエいる?」

ジェイムズ「・・・・・リーリエ?」

ジェイムズ「そのような方はいませんが・・・・」

サトシ「・・・・え!?」

ジェイムズ「だいたい君は・・・」

サトシ「い、いないって・・・」

サトシ「そんな訳ないだろ!リーリエがいないなんて!」

サトシ「リーリエに会わせてくれよ!」グイッ

ジェイムズ「ちょ、ちょっと君・・・」

「何をしている」

サトシ「!」

ピカチュウ「ピ・・・」

グラジオ「ジェイムズから手を離せ」

サトシ「・・・・・」スッ

ジェイムズ「グラジオ様・・・」

サトシ「なぁ、リーリエは何処だ?」

グラジオ「リーリエ?」

サトシ「そうだよ!お前の妹だよ!」

ロトム図鑑「さ、サトシー・・・」

グラジオ「・・・・」

グラジオ「訳のわからない事を」

サトシ「え!?」

グラジオ「・・・お前が誰だかは知らないが・・・」

グラジオ「これ以上喚くなら容赦はしない」スッ

ルガルガン「ガルッ」ギロッ

サトシ「・・・・・」

ロトム図鑑「さ、サトシ!ヤバいロト!」

ピカチュウ「ピカピ・・・」

サトシ「・・・行こう・・」クルッ

グラジオ「・・・・・」

カー カー

サトシ「・・・・」トボトボ

ロトム図鑑「サトシー、もう夕方ロトよ?」ヒュー

ピカチュウ「ピー」チョコチョコ

サトシ「・・・・」トボトボ

「サトシ」

サトシ「!」

カキ「たくっ、こんなとこで何やってんだ?」

サトシ「カキ・・・」

カキ「・・・ちょっと付き合え」

サトシ「?」




サトシ「なぁ、カキ、こんなとこにつれてきて何を・・・」

カキ「・・・・いけっ!バクガメス!」

バクガメス「ガメー!」

サトシ「!」

カキ「サトシ、バトルしようぜ?」ニッ

サトシ「カキ・・・」

カキ「バクガメス!火炎放射!」

バクガメス「ガメー!」ボー

サトシ「ピカチュウ!かわしてアイアンテール!」

ピカチュウ「ピ!」ヒュッ

ピカチュウ「ピカチュウ!」スパッ

バクガメス「ガメ!」ガシッ

カキ「やるな?サトシ!」ニッ

サトシ「へへっ!カキこそ!」

ピカチュウ「ピー!」ギリギリ

バクガメス「ガメー」

カキ「なあサトシ」

サトシ「?」

カキ「何か悩んでるんだったら遠慮なく相談してくれないか?」

サトシ「・・・・え?」

カキ「ウジウジ悩んでるのはお前らしくないぜ?それに・・・」

カキ「・・・なんてゆーか・・友達だからな」ポリッ

サトシ「カキ・・・・」

サトシ「・・・ごめんカキ・・」

カキ「べ、別に謝る事じゃあ・・・」アセアセ

サトシ「なんてゆーか・・・まだ頭の中の整理が・・・」

カキ「・・・・・・」

カキ「わかった、ならサトシの話したいタイミングでいいさ」ニッ

サトシ「カキ・・・」

カキ「サトシ、明日はスクールこいよ?」

カキ「ハプウやイリマやマツリカも心配してたぞ?」

カキ「スイレンなんかサトシが心配って泣いてたしな?」

サトシ「・・・・・・」

カキ「サトシ・・・」

サトシ「・・・わかった、明日はちゃんと行くさ」

カキ「ああ!」

サトシ「心配かけてごめんなカキ?」

カキ「気にするな」フッ

カキ「じゃあ、また明日スクールでな?」

サトシ「ああ!」

サトシ「カキ!また明日な!」



翌日

ポケモンスクール

ザワザワ

スイレン「サトシ!心配したんだから!」

サトシ「ごめんな、スイレン?」

イリマ「まったく、サトシは・・・」

ハプウ「まぁまぁ、今はいいじゃろ?イリマ」

マツリカ「そうだよ~」

サトシ「・・・・・」

サトシ「なぁ、スイレン、カキは?」

スイレン「え?」

サトシ「・・・・・」

ハウ「あっ!サトシきたんだねー、よかったー」

サトシ「・・・・誰だ?」

ハウ「おれねー、ハウ」

サトシ「・・・そっか・・」

スイレン「サトシ?」

ハウ「ねーみんなー!サトシも来たし、今日帰りにマラサダ食べに行こうよー!」

マツリカ「いいね~」

イリマ「寄り道はよくないですよ?」

ハプウ「固い事はいいっこなしじゃよイリマ」

ワイワイ

サトシ「・・・・」

放課後

スイレン「さ、サトシ・・・話ってなに?」ドキドキ

サトシ「スイレン・・・」

サトシ「呼び出してごめんな?」

スイレン「ぜ、全然いい!」ドキドキ

サトシ「スイレン俺・・」

スイレン「ま、待ってサトシ!こ、心の準備が!」ドキドキ

サトシ「は?」


スイレン「い、いいよ!」ドキドキ

サトシ「・・・・リーリエにマーマネ、カキとマオ」

スイレン「・・・え?」

サトシ「・・・覚えてないか?スイレン」

スイレン「サトシ・・・」

スイレン「・・・・ごめん」

サトシ「・・いいよ」

サトシ「なあスイレン、俺、おかしいのかな?」

スイレン「え?」

サトシ「・・・みんながリーリエ達の事知らないって言うんだ」

サトシ「でもさ、俺は今でも覚えてるよ」

サトシ「みんな、とっても大切な友達だから・・・・」

サトシ「みんなとの思いでは忘れようたって忘れられないよ」

スイレン「サトシ・・・」

スイレン「・・・・・」グッ

スイレン「ごめんね、私、その人達の事は知らない・・」

サトシ「・・・・」

スイレン「でも、サトシがその人達はいるって言うなら信じるよ!」

サトシ「スイレン・・・!」

スイレン「だって・・・」

スイレン(大好きだから!)

サトシ「?」

スイレン「な、なんでもない////」

スイレン「ほらっ!そうと決まったら早く何か手掛かりでも探そうよ!」

サトシ「ほ、本当に信じてくれるのか?」

スイレン「だからサトシを信じるって言ったでしょ!嘘じゃないよ!」

サトシ「スイレン・・・」グスッ

スイレン「えへへ、それじゃあ早速帰る用意してくるから待ってて!」

スイレン「帰ってサトシの家で作戦会議だ!」オー

タッタッタ

サトシ「スイレン・・・・」

サトシ「ありがとう・・・スイレン・・・」

「おまたせー」

サトシ「大丈夫!待ってないよ!」

ピカチュウ「ピカー」

アセロラ「えへへー?じゃあ、早速サトシの家いこ?」ニコッ

サトシ「・・・え?」

サトシ「ご、ごめん・・君誰?」

サトシ「す、スイレンは?」

アセロラ「もうー!スイレンって誰?アセロラちゃんといる時は他の女の話は禁止だよー!」プンプン

サトシ「な、なに言ってんだよ!スイレンは何処だよ!」

アセロラ「・・・どうしちゃったのサトシ・・・まさかアセロラの事嫌いになっちゃった?」ウルッ

サトシ「・・・・スイレン・・・」

アセロラ「・・・・」

アセロラ「サトシ・・・」スッ

サトシ「!?」ビクッ

アセロラ「ねえサトシ・・・アセロラの事嫌いにならないでよぉ」

サトシ「う、うぁ・・・」ガタガタ

アセロラ「サトシー?」

サトシ「来るなーっ!」ダッ

アセロラ「!」

ピカチュウ「ピカピ!」ダッ

アセロラ「あっ!待ってよサトシ!」

ククイの家

ククイ「・・・・・帰ってくるなりいきなり部屋に引きこもっちまって・・いったいどうしたんだサトシ?」

ロトム図鑑「ロー」


サトシの部屋

サトシ「み、みんな何処行っちゃったんだよ・・・」ガタガタ

サトシ「あの子誰なんだよ、もうわけわかんないよ!」ガタガタ

サトシ「リーリエ・・・マーマネ、マオ・・・カキ・・・スイレン・・・」ガタガタ

ピカチュウ「ピカピ・・・」

サトシー

コンコン

サトシ「!」

サトシ「博士・・・」

ククイ『どうしたんだサトシー?何かあったのか?』

サトシ「そうだ・・博士に相談して・・」

サトシ「なあ、博士!」

ククイ『?』

ククイ『入るぞ?』

ガチャッ

サトシ「博士!あのさ!」

サトシ「・・・・!?」

ピカチュウ「ピ・・・」

ククイ「? どうした?」

サトシ「・・・・なんで」

アセロラ「バァ!」

サトシ「ひっ・・・」ガタガタ

ククイ「サトシ、アセロラが折角お前を心配して来てくれたってのにどうしたんだ?」

サトシ「な、なんで・・・・」

アセロラ「サトシ・・・大丈夫?」

サトシ「く、来るなよ!」

ククイ「・・・ケンカでもしたのか?」

アセロラ「博士、ごめんなさい、サトシと二人にしてくれる?」

ククイ「・・・わかった」スッ

サトシ「やめて博士!いかないで!」

バタン

サトシ「博士・・・・」

アセロラ「・・・・ねーサトシ」

サトシ「!?」ビクッ

アセロラ「サトシ、アセロラちゃんの事嫌いになっちゃったの?」ウルッ

アセロラ「アセロラの悪いところがあったら言ってよ!直すからさ!」グスッ

サトシ「うるさい!お前誰だよ!」

アセロラ「サトシ・・・」グスッ

ピカチュウ「ピカピ・・・」

サトシ「リーリエを・・・マーマネを!マオを!カキを・・・スイレンを返せよ!」

アセロラ「・・・・・」

アセロラ「サトシィ」

サトシ「な、なんだよ・・・」

アセロラ「アセロラと一緒にいる時はさぁ?アセロラちゃんの事だけ見てよ」

アセロラ「アセロラちゃん、ちょっとアングリー」

サトシ「・・・君の言ってること、全然わかんないよ・・・」

サトシ「君、誰なんだよ・・・」

アセロラ「・・・・・」

アセロラ「おしおきだね」ニコッ

サトシ「!?」

ピカチュウ「ピカピ!」

チュンチュン

サトシ「・・・・ん?」パチッ

サトシ「あれ?」ムクリ

サトシ「・・・朝?」

ピカチュウ「・・・・・」



ククイ「おっ!おはよっ!サトシ!」

ロトム図鑑「サトシー?今日は早起きロトねー?」

サトシ「・・・・・」

サトシ「あのさ博士、昨日夜さ・・・」

ククイ「昨日の夜?」

ロトム図鑑「なにかあったロトか?」

サトシ「・・・・いや・・」

サトシ(夢か・・・)

ククイ「サトシ、そんな事より早く朝飯食べないと遅刻するぞ?」

サトシ「あっ!やべっ!」

ピカチュウ「ピカ!」



サトシ「いってきまーす!」

ロトム図鑑「ロトー!」

ピカチュウ「ピー!」

ククイ「あとでスクールでなー?」

ポケモンスクール

ワイワイ

アセロラ「ふふふ」ニコニコ

マツリカ「あれー?どうしたのアセロラ?ずいぶん機嫌いいね?」

ハプウ「レアなポケモンでもゲットしたのか?」

アセロラ「ないしょー」ニコニコ

マツリカ、ハプウ「?」

ハウ「なんの話ー?俺もまぜてよー!」

ハプウ「ハウよ、ガールズトークに入ってくるとはデリカシーがないのじゃ!」

イリマ「やれやれ」

イリマ「・・それにしても・・・遅いですね」

チコクチコクー

ロトー

ピカー

イリマ「噂をすれば・・・」

「まだ博士は来てないよね!」

ガラッ

ミヅキ「みんな!アローラ!」

アセロラ「ミヅキ、アローラ!」ニコッ

ハウ「ミヅキ、遅いよー!」

マツリカ「遅刻ギリギリだよ~?」

ミヅキ「えへへ、間に合ったしいいじゃん?」

ロトム図鑑「ミヅキ、これにこりたら夜更かしはもうやめるロト」

ピカチュウ「・・・・」

ミヅキ「へへへ」

ハプウ「まったく!ミヅキは!」

イリマ「ミヅキ、論理的結論から言いますと、夜更かしは体に良くないですよ?」

ミヅキ「だってさー」

ククイ「こらー、席につけー」ポンッ

ミヅキ「博士・・・」

ククイ「おっ、ミヅキ!何とか間に合ったんだな?」

ミヅキ「えへへ」

ワイワイ

ククイ「よーしみんな!今日も1日、とびはねるように元気にいこうぜ!」

ククイ「アローラ!」

ミヅキ、アセロラ、マツリカ、ハプウ、ハウ、イリマ「アローラ!!」





ピカチュウ「ピカピ・・・」







短いけど終わりです
ありがとうございました

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